JPH1010710A - 写真フィルムを使用しない感光性樹脂凸版の製版方 法 - Google Patents
写真フィルムを使用しない感光性樹脂凸版の製版方 法Info
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- JPH1010710A JPH1010710A JP19518096A JP19518096A JPH1010710A JP H1010710 A JPH1010710 A JP H1010710A JP 19518096 A JP19518096 A JP 19518096A JP 19518096 A JP19518096 A JP 19518096A JP H1010710 A JPH1010710 A JP H1010710A
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- Japan
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- image
- photosensitive resin
- thin film
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- plate
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- Preparing Plates And Mask In Photomechanical Process (AREA)
- Photosensitive Polymer And Photoresist Processing (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 感光性樹脂凸版の製版に際して、写真ネガチ
ブフィルムが不要な製版方法を提供する。 【解決手段】 予め感光性樹脂版面に設けられた薄膜
上、あるいは感光性樹脂版面に密着させた薄膜上に、印
刷しようとする画像を液体インキあるいは粉体インキを
用いて印写させた後、常法通りの露光、溶出工程を経て
凸版印刷用刷版を製作する。
ブフィルムが不要な製版方法を提供する。 【解決手段】 予め感光性樹脂版面に設けられた薄膜
上、あるいは感光性樹脂版面に密着させた薄膜上に、印
刷しようとする画像を液体インキあるいは粉体インキを
用いて印写させた後、常法通りの露光、溶出工程を経て
凸版印刷用刷版を製作する。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、感光性樹脂凸版の製版
方法に関し、特に、写真ネガチブフィルムを使用しない
製版方法に関するものである。
方法に関し、特に、写真ネガチブフィルムを使用しない
製版方法に関するものである。
【0002】
【従来の技術】印刷刷版を製版するにあたっては、版
下、手描き、CAD、あるいは画像統合システムなどの
各種方法で得られた画像を焼き付けた写真ネガチブフィ
ルムを感光性樹脂版上に密着させ、その上面から紫外線
あるいは可視光などの活性光線を照射した後、所定の溶
出液で、非露光部位の感光性樹脂層を溶出除去すること
によって印刷用凹凸画像を形成させている。この方法は
凸版、平版、グラビア版など各種版式に適するように開
発されたものであって、今も感光性版材の製作の主流を
占めている。このような印刷刷版の製作方法は写真製版
法略して製版といわれている。凸版、平版、グラビア
版、あるいはスクリーン印刷などの各種版式に適用され
ており、コンピューターを利用する各種製版方法が開発
され、実用化されている今日でも、まだ製版方法の主流
である。なお、写真ネガチブフィルムは銀塩および非銀
塩の感光性フィルムを含む。
下、手描き、CAD、あるいは画像統合システムなどの
各種方法で得られた画像を焼き付けた写真ネガチブフィ
ルムを感光性樹脂版上に密着させ、その上面から紫外線
あるいは可視光などの活性光線を照射した後、所定の溶
出液で、非露光部位の感光性樹脂層を溶出除去すること
によって印刷用凹凸画像を形成させている。この方法は
凸版、平版、グラビア版など各種版式に適するように開
発されたものであって、今も感光性版材の製作の主流を
占めている。このような印刷刷版の製作方法は写真製版
法略して製版といわれている。凸版、平版、グラビア
版、あるいはスクリーン印刷などの各種版式に適用され
ており、コンピューターを利用する各種製版方法が開発
され、実用化されている今日でも、まだ製版方法の主流
である。なお、写真ネガチブフィルムは銀塩および非銀
塩の感光性フィルムを含む。
【0003】ところが、印刷市場の形態は大きく変わり
つつある。すなわち市場の多様化、小ロット・多品種
化、オンデマンド化、環境規制の強化あるいは印刷コス
トの低減化による利益追求など業界を取り巻く環境が大
きくかわりつつあるためである。これらの諸問題を解決
するにあたって検討されている項目のなかで写真ネガチ
ブフィルムの占める割合は極めて高い。ネガチブフィル
ムの製作工程で発生する品質低下の防止と安定化、ある
いはネガチブフィルムを介在させずに製版する方法が検
討されている。ネガチブフィルムを介在させずに製版す
る方法についてはすでに平版、グラビア印刷版の製版に
利用されており、井口恵介印刷雑誌、第77巻,No.
12(1994)、33〜40頁に技術動向が記されて
いる。同書には平版刷版を製版する手段として画像信号
に応じてレーザー光を記録層に照射した後に、照射部位
の記録層を除去するかあるいはトナーを用いる電子写真
的方法で現像することによって、該部位に親水性あるい
は親油性を付与する事例が記載されている。
つつある。すなわち市場の多様化、小ロット・多品種
化、オンデマンド化、環境規制の強化あるいは印刷コス
トの低減化による利益追求など業界を取り巻く環境が大
きくかわりつつあるためである。これらの諸問題を解決
するにあたって検討されている項目のなかで写真ネガチ
ブフィルムの占める割合は極めて高い。ネガチブフィル
ムの製作工程で発生する品質低下の防止と安定化、ある
いはネガチブフィルムを介在させずに製版する方法が検
討されている。ネガチブフィルムを介在させずに製版す
る方法についてはすでに平版、グラビア印刷版の製版に
利用されており、井口恵介印刷雑誌、第77巻,No.
12(1994)、33〜40頁に技術動向が記されて
いる。同書には平版刷版を製版する手段として画像信号
に応じてレーザー光を記録層に照射した後に、照射部位
の記録層を除去するかあるいはトナーを用いる電子写真
的方法で現像することによって、該部位に親水性あるい
は親油性を付与する事例が記載されている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】製版工程で写真ネガチ
ブフィルムが使用しなくてすむようになれば、その技術
開発がもたらす経済的効果は著しく大きい。従来のネガ
チブフィルムの問題点は調製時にピンホールの発生、ゴ
ミの付着、濃度不足、カブリなどのトラブルが発生する
ことが多い。これらの現象は慎重に作業しても避けるこ
とは困難であり、刷版の品質を著しく低下させる主な要
因になっている。ネガチブフィルムを介在させない製版
方法は平版、グラビア版では実用化されているが感光性
樹脂凸版の製版ではまだ実用化するに至っていない。そ
の理由は平版材の場合は記録層は通常3μm以下であっ
て、しかも記録層には液体成分が含まれていない。たと
え含まれていたとしても僅少であって、親水性あるいは
油性成分が含まれているトナーやインキなどの色材と接
触しても記録層へ色材の成分は殆ど移行することはな
い。これに引き替え、感光性樹脂凸版材は記録層、具体
的には感光性樹脂層の厚さは薄いものでも600μmで
厚いものでは10mmに達する。しかも層内には少なく
とも10%以上の液体成分を含んでいる。このような感
光性樹脂層に親油性成分が含まれているトナーやインキ
などの色材を接触させると、該樹脂層への色材の成分の
移行が極めて起こりやすい。該樹脂層への色材の成分の
移行が起こると、画像部と非画像部の境界が不鮮明にな
り、かつ画像部の黒化濃度が著しく低下する。その結
果、画像の再現性、解像性が低下し、印刷刷版として使
えなくなる。発明者らは平版刷版材と比べて感光層の厚
い感光性樹脂凸版材を写真ネガチブフィルムを介在させ
ないで製版する方法について研究した結果、本発明に到
達した。
ブフィルムが使用しなくてすむようになれば、その技術
開発がもたらす経済的効果は著しく大きい。従来のネガ
チブフィルムの問題点は調製時にピンホールの発生、ゴ
ミの付着、濃度不足、カブリなどのトラブルが発生する
ことが多い。これらの現象は慎重に作業しても避けるこ
とは困難であり、刷版の品質を著しく低下させる主な要
因になっている。ネガチブフィルムを介在させない製版
方法は平版、グラビア版では実用化されているが感光性
樹脂凸版の製版ではまだ実用化するに至っていない。そ
の理由は平版材の場合は記録層は通常3μm以下であっ
て、しかも記録層には液体成分が含まれていない。たと
え含まれていたとしても僅少であって、親水性あるいは
油性成分が含まれているトナーやインキなどの色材と接
触しても記録層へ色材の成分は殆ど移行することはな
い。これに引き替え、感光性樹脂凸版材は記録層、具体
的には感光性樹脂層の厚さは薄いものでも600μmで
厚いものでは10mmに達する。しかも層内には少なく
とも10%以上の液体成分を含んでいる。このような感
光性樹脂層に親油性成分が含まれているトナーやインキ
などの色材を接触させると、該樹脂層への色材の成分の
移行が極めて起こりやすい。該樹脂層への色材の成分の
移行が起こると、画像部と非画像部の境界が不鮮明にな
り、かつ画像部の黒化濃度が著しく低下する。その結
果、画像の再現性、解像性が低下し、印刷刷版として使
えなくなる。発明者らは平版刷版材と比べて感光層の厚
い感光性樹脂凸版材を写真ネガチブフィルムを介在させ
ないで製版する方法について研究した結果、本発明に到
達した。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明は、液体あるいは
粉体インキをにじみのおそれがある感光性樹脂層の表面
に形成させるのでなく、感光性樹脂層の表面に設けた極
めて薄い高分子フィルムの表面に形成させることによ
り、すなわち色材と該樹脂層を遮断することによってに
じみを完全に防止するものである。この手段をとること
によって、画像の再現性、解像性を確保できた。
粉体インキをにじみのおそれがある感光性樹脂層の表面
に形成させるのでなく、感光性樹脂層の表面に設けた極
めて薄い高分子フィルムの表面に形成させることによ
り、すなわち色材と該樹脂層を遮断することによってに
じみを完全に防止するものである。この手段をとること
によって、画像の再現性、解像性を確保できた。
【0006】さらに、写真ネガチブフィルムによる画像
は、非画像部の濃度は2.7以上、カブリを発生させな
いためには画像部の濃度は0.05以下であることが必
要だが、本発明のトナーやインキなどの色材による画像
は、非画像部の濃度が2.7以上でさえあれば、カブリ
は発生する必要はない。すなわち、非画像部の濃度を規
定するだけで、画像部の濃度は考えなくてもよい。透明
薄膜の濃度が0.05を上回ることはありえないからで
ある。本発明によって、透明薄膜上の付与されたトナー
やインキなどの色材による画像を利用して感光性樹脂凸
版の製版が可能になった。
は、非画像部の濃度は2.7以上、カブリを発生させな
いためには画像部の濃度は0.05以下であることが必
要だが、本発明のトナーやインキなどの色材による画像
は、非画像部の濃度が2.7以上でさえあれば、カブリ
は発生する必要はない。すなわち、非画像部の濃度を規
定するだけで、画像部の濃度は考えなくてもよい。透明
薄膜の濃度が0.05を上回ることはありえないからで
ある。本発明によって、透明薄膜上の付与されたトナー
やインキなどの色材による画像を利用して感光性樹脂凸
版の製版が可能になった。
【0007】
【発明の実施の形態】本発明の製版に供する画像形成に
あたっては手描き原稿、従来から使用されている版下、
あるいは文字、図形、写真を統合して得られる画像デー
タと、その信号を受けて印刷用画像を薄膜上へ印写する
装置が使用される。前記の印写装置は印写する色材の種
類によってインクジェット装置、レーザープリンター、
熱転写装置のいずれも使用できる。これらの装置はいず
れもポシ画像が得られるように設計されているが、本発
明ではネガ画像へ反転しなければならない。画像を反転
させるにはそれぞれの装置の回路の変更が必要である
が、電子写真装置では反転現像方式を採用した装置を適
用することができる。
あたっては手描き原稿、従来から使用されている版下、
あるいは文字、図形、写真を統合して得られる画像デー
タと、その信号を受けて印刷用画像を薄膜上へ印写する
装置が使用される。前記の印写装置は印写する色材の種
類によってインクジェット装置、レーザープリンター、
熱転写装置のいずれも使用できる。これらの装置はいず
れもポシ画像が得られるように設計されているが、本発
明ではネガ画像へ反転しなければならない。画像を反転
させるにはそれぞれの装置の回路の変更が必要である
が、電子写真装置では反転現像方式を採用した装置を適
用することができる。
【0008】色材はインクジェット方式、電子写真方式
ともに高分子薄膜との接着性を勘案すると親油性組成物
であることが望ましい。トナーは液体、粉体トナーのい
ずれも使用できる。本発明では感光性樹脂凸版材は固態
版であれば凸版印刷用およびフレキソ印刷用版材のいず
れをも製版することができる。
ともに高分子薄膜との接着性を勘案すると親油性組成物
であることが望ましい。トナーは液体、粉体トナーのい
ずれも使用できる。本発明では感光性樹脂凸版材は固態
版であれば凸版印刷用およびフレキソ印刷用版材のいず
れをも製版することができる。
【0009】印刷画像形成のために必要な高分子薄膜
は、本発明の製版を行うために設けるものであるが、版
材の構成要素として予め版材に組み込まれた薄膜を援用
することができる。薄膜を感光性樹脂層上に設ける方法
は、市販のローラーたとえば印刷用インキの絞りローラ
ーで薄膜と樹脂層を密着させる手動方法と薄膜と感光性
樹脂凸版版材とを予め間隙幅を設定した二本ロール間を
通過させて加圧密着させる機械的方法が利用できる。前
記機械的方法による場合、薄膜は予め感光性樹脂凸版版
材の寸法に合わせて切断した状態、あるいはコイル状の
連続した状態で供給することができる。コイル状の連続
した状態で供給すると活性光線照射後に薄膜を巻取り、
面上の液体あるいは粉体インキを除去すると繰り返し使
用できる。このほかに、予め印刷画像が付与されている
透明高分子フィルムを、透明薄膜上に重ねて、活性光線
を照射してから非画像部を溶出除去して印刷用刷版を製
版することができる。
は、本発明の製版を行うために設けるものであるが、版
材の構成要素として予め版材に組み込まれた薄膜を援用
することができる。薄膜を感光性樹脂層上に設ける方法
は、市販のローラーたとえば印刷用インキの絞りローラ
ーで薄膜と樹脂層を密着させる手動方法と薄膜と感光性
樹脂凸版版材とを予め間隙幅を設定した二本ロール間を
通過させて加圧密着させる機械的方法が利用できる。前
記機械的方法による場合、薄膜は予め感光性樹脂凸版版
材の寸法に合わせて切断した状態、あるいはコイル状の
連続した状態で供給することができる。コイル状の連続
した状態で供給すると活性光線照射後に薄膜を巻取り、
面上の液体あるいは粉体インキを除去すると繰り返し使
用できる。このほかに、予め印刷画像が付与されている
透明高分子フィルムを、透明薄膜上に重ねて、活性光線
を照射してから非画像部を溶出除去して印刷用刷版を製
版することができる。
【0010】透明な薄膜あるいはフィルムは市販の高分
子フィルム、あるいは市販の高分子に適宜添加剤を加え
た混合物からの製造した薄膜が使用される。具体的には
ポリエステル(PET)、ポリエチレン、ポリプロピレ
ン、ポリカーボネート、ポリアミド、ポリビニール、ア
ルコールなどのフィルム、あるいはこれらの高分子にD
OP、DBP、DCPなどの可塑剤、マイカ、シリカな
どの体質顔料、あるいは紫外線吸収剤などが適宜添加さ
れる。薄膜を活性光線照射後の溶出工程で使用する溶出
液に溶解するように設計しておけば、溶出に先だって薄
膜を剥離する手間を省くことができ、薄膜厚さは0.5
〜15μmであることが好ましい。薄膜の厚さが0.5
μmを下回ると密着工程管理が難しくなる。15μmを
越えると印刷版の解像性、レリーフ形状が不良になる。
画像付与材の成分、配合は画像形成装置によって決ま
る。本発明では展色剤としては重合油、アクリル樹脂、
アルキド樹脂、エポキシアクリル樹脂、ウレタンアクリ
ル樹脂など主として熱可塑性の高分子材料が適してい
る。熱可塑性の配合物は材料の選択が容易であり、しか
も活性光線照射後の薄膜からの剥離、破棄が容易であ
る。画像付与材の黒化濃度値は画線部では前述のように
少なくとも2.5以上が好ましい。濃度これが2.5よ
りも低ければ、写真カブリを引き起こし、版面上の画像
の再現性、レリーフ形状が極端に低下する。上記の黒化
濃度値を得るには黒色顔料カーボンブラックが適してい
る。
子フィルム、あるいは市販の高分子に適宜添加剤を加え
た混合物からの製造した薄膜が使用される。具体的には
ポリエステル(PET)、ポリエチレン、ポリプロピレ
ン、ポリカーボネート、ポリアミド、ポリビニール、ア
ルコールなどのフィルム、あるいはこれらの高分子にD
OP、DBP、DCPなどの可塑剤、マイカ、シリカな
どの体質顔料、あるいは紫外線吸収剤などが適宜添加さ
れる。薄膜を活性光線照射後の溶出工程で使用する溶出
液に溶解するように設計しておけば、溶出に先だって薄
膜を剥離する手間を省くことができ、薄膜厚さは0.5
〜15μmであることが好ましい。薄膜の厚さが0.5
μmを下回ると密着工程管理が難しくなる。15μmを
越えると印刷版の解像性、レリーフ形状が不良になる。
画像付与材の成分、配合は画像形成装置によって決ま
る。本発明では展色剤としては重合油、アクリル樹脂、
アルキド樹脂、エポキシアクリル樹脂、ウレタンアクリ
ル樹脂など主として熱可塑性の高分子材料が適してい
る。熱可塑性の配合物は材料の選択が容易であり、しか
も活性光線照射後の薄膜からの剥離、破棄が容易であ
る。画像付与材の黒化濃度値は画線部では前述のように
少なくとも2.5以上が好ましい。濃度これが2.5よ
りも低ければ、写真カブリを引き起こし、版面上の画像
の再現性、レリーフ形状が極端に低下する。上記の黒化
濃度値を得るには黒色顔料カーボンブラックが適してい
る。
【0011】
【作用と実施例】本発明の実施方法と製版試験結果を説
明する。
明する。
【0012】本発明は、手描き原稿、従来から使用され
ている版下、あるいは文字、図形、写真を統合して得ら
れる画像データーを透明薄膜上に印写する工程、活性光
線を該画像を通して感光性樹脂層へ照射して照射部位の
樹脂を光硬化させる工程から構成されている。画像を薄
膜上に形成するには、市販のインクジェット装置、レー
ザープリンター、熱転写装置などを使用して適性黒化濃
度の画像を薄膜上へ付与する。光硬化および凹凸像を形
成するには市販の露光装置で活性光線を照射して感光性
樹脂層を光硬化させた後、必要に応じて薄膜を剥離した
後、非照射部の樹脂を溶出除去して印刷刷版を製作す
る。これらの工程を組み合わせることにより、銀塩およ
び非銀塩系の写真ネガチブフィルムを使用することなく
感光性樹脂凸版の製版ができる。
ている版下、あるいは文字、図形、写真を統合して得ら
れる画像データーを透明薄膜上に印写する工程、活性光
線を該画像を通して感光性樹脂層へ照射して照射部位の
樹脂を光硬化させる工程から構成されている。画像を薄
膜上に形成するには、市販のインクジェット装置、レー
ザープリンター、熱転写装置などを使用して適性黒化濃
度の画像を薄膜上へ付与する。光硬化および凹凸像を形
成するには市販の露光装置で活性光線を照射して感光性
樹脂層を光硬化させた後、必要に応じて薄膜を剥離した
後、非照射部の樹脂を溶出除去して印刷刷版を製作す
る。これらの工程を組み合わせることにより、銀塩およ
び非銀塩系の写真ネガチブフィルムを使用することなく
感光性樹脂凸版の製版ができる。
【0013】実施例1写真ネガチブフィルム製作用に準
備したミルクカートン用の版下をレーザープリンター
(アルプス電機製パーソナルプリンターMQ−2000
S/J)を用いて、厚さ125μmのポリカーボナート
フィルム上へ複写する。フレキソ製版用露光機(日本電
子精機社製JE−A0−HSH)の定盤上で該復写済み
フィルムと感光性樹脂フレキソ版材(日本電子精機社製
ジェムプレートH28:感光性樹脂層厚2.8mmであ
って感光性樹脂層の上部にスリップ層と称する透明薄膜
層が設けられている)を重ねて、減圧(10cmHg)
で露光量が3200mj/cm2に達するまで露光す
る。露光後、溶出装置(日本電子精機社製JW−A0−
RJ)中で、所定の溶出液(日本電子精機社製ジェムソ
ルブで溶出すると凹凸画像が得られる。その後、80℃
で60分間加熱し、残存する溶出液を除き、フレキソ製
版用露光機で10分間前面露光するとフレキソ印刷用刷
版が得られる。
備したミルクカートン用の版下をレーザープリンター
(アルプス電機製パーソナルプリンターMQ−2000
S/J)を用いて、厚さ125μmのポリカーボナート
フィルム上へ複写する。フレキソ製版用露光機(日本電
子精機社製JE−A0−HSH)の定盤上で該復写済み
フィルムと感光性樹脂フレキソ版材(日本電子精機社製
ジェムプレートH28:感光性樹脂層厚2.8mmであ
って感光性樹脂層の上部にスリップ層と称する透明薄膜
層が設けられている)を重ねて、減圧(10cmHg)
で露光量が3200mj/cm2に達するまで露光す
る。露光後、溶出装置(日本電子精機社製JW−A0−
RJ)中で、所定の溶出液(日本電子精機社製ジェムソ
ルブで溶出すると凹凸画像が得られる。その後、80℃
で60分間加熱し、残存する溶出液を除き、フレキソ製
版用露光機で10分間前面露光するとフレキソ印刷用刷
版が得られる。
【0014】実施例2 解性力が400dpiであるレーザープリンターの転写
部分に厚さ1〜10mmの感光性フレキソ版材が挿入で
きるように設計されたレーザープリンターを用いて感光
ドラム上のトナー画像を感光性樹脂フレキソ版材のスリ
ップ層上へ転写する。転写後は実施例1と同様に処理す
るとフレキソ印刷用刷版が得られる。
部分に厚さ1〜10mmの感光性フレキソ版材が挿入で
きるように設計されたレーザープリンターを用いて感光
ドラム上のトナー画像を感光性樹脂フレキソ版材のスリ
ップ層上へ転写する。転写後は実施例1と同様に処理す
るとフレキソ印刷用刷版が得られる。
【0015】実施例3 予めネガ画像が出力するように調製されたインクジェッ
ト装置を用いて、液体インキによる画像を厚さ μm
のポリカーボナートフィルム上へ複写すること以外は実
施例1と同様に処理するとフレキソ印刷用刷版が得られ
る。
ト装置を用いて、液体インキによる画像を厚さ μm
のポリカーボナートフィルム上へ複写すること以外は実
施例1と同様に処理するとフレキソ印刷用刷版が得られ
る。
【0016】
【発明の効果】本発明は、写真ネガチブフィルムを必要
としない感光性樹脂凸版材の製版に役立つものである。
平版製版業界では、すでに実用化されているが凸版の製
版では実用化されていない、いわゆるフィルムレス製版
を凸版の製版にも適用できるようにしたものであって、
凸版製版工程の省力化、製版環境のクリーン化、小ロッ
ト・多品種化に対応できるなどの効果をもたらす。
としない感光性樹脂凸版材の製版に役立つものである。
平版製版業界では、すでに実用化されているが凸版の製
版では実用化されていない、いわゆるフィルムレス製版
を凸版の製版にも適用できるようにしたものであって、
凸版製版工程の省力化、製版環境のクリーン化、小ロッ
ト・多品種化に対応できるなどの効果をもたらす。
Claims (4)
- 【請求項1】 印刷用凸版画像を形成し得る感光性樹脂
層を有する感光性樹脂凸版材において、写真ネガチブフ
ィルムの代わりに該感光性樹脂層の表面に設けられた透
明な薄膜上に付与された画像を利用することを特徴と
し、該画像の上面から活性光線を照射し、非画像部を溶
出除去することによって凸版印刷用刷版を製版する方
法。 - 【請求項2】 薄膜が高分子を含有する厚さが0.5〜
15μmである請求項1記載の凸版印刷用刷版を製版す
る方法。 - 【請求項3】 画像付与材が親油性物質を含有し、黒化
濃度が2.7以上である液体インキあるいは粉体インキ
から選択された少なくとも一種である請求項1記載の凸
版印刷用刷版を製版する方法。 - 【請求項4】 請求項1記載の凸版印刷用刷版の感光性
樹脂層の表面に付着した凸版印刷インキを被印刷体へ転
移させる工程を包含する凸版印刷方法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP19518096A JPH1010710A (ja) | 1996-06-19 | 1996-06-19 | 写真フィルムを使用しない感光性樹脂凸版の製版方 法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP19518096A JPH1010710A (ja) | 1996-06-19 | 1996-06-19 | 写真フィルムを使用しない感光性樹脂凸版の製版方 法 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH1010710A true JPH1010710A (ja) | 1998-01-16 |
Family
ID=16336788
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP19518096A Pending JPH1010710A (ja) | 1996-06-19 | 1996-06-19 | 写真フィルムを使用しない感光性樹脂凸版の製版方 法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH1010710A (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2006113310A (ja) * | 2004-10-15 | 2006-04-27 | Union Chemicar Co Ltd | フレキソ印刷用刷版および製版方法 |
-
1996
- 1996-06-19 JP JP19518096A patent/JPH1010710A/ja active Pending
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2006113310A (ja) * | 2004-10-15 | 2006-04-27 | Union Chemicar Co Ltd | フレキソ印刷用刷版および製版方法 |
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