JPH10109277A - ねじ締め方法及びねじ締め装置 - Google Patents
ねじ締め方法及びねじ締め装置Info
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- JPH10109277A JPH10109277A JP28172996A JP28172996A JPH10109277A JP H10109277 A JPH10109277 A JP H10109277A JP 28172996 A JP28172996 A JP 28172996A JP 28172996 A JP28172996 A JP 28172996A JP H10109277 A JPH10109277 A JP H10109277A
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- bit
- screw
- inertial body
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- Details Of Spanners, Wrenches, And Screw Drivers And Accessories (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 締めつけ時のショックを可及的に抑えること
ができるとともに、締付力(トルク)をきめ細かく調整
することができ、しかも比較的大きな締付トルクを発生
することができる。 【解決手段】 モータ100の出力軸100Aと直結し
た所定質量の慣性体1を設け、この慣性体1をモータ1
00の回転力で強制的に回転させ、慣性体1が所定の回
転数に達したところでモータ100への給電を停止させ
たのち、慣性体1の慣性モーメントによってねじを締め
付ける。
ができるとともに、締付力(トルク)をきめ細かく調整
することができ、しかも比較的大きな締付トルクを発生
することができる。 【解決手段】 モータ100の出力軸100Aと直結し
た所定質量の慣性体1を設け、この慣性体1をモータ1
00の回転力で強制的に回転させ、慣性体1が所定の回
転数に達したところでモータ100への給電を停止させ
たのち、慣性体1の慣性モーメントによってねじを締め
付ける。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、モータの駆動力
によってビットを回転し、このビットの回転力によって
ねじを締めつけていくねじ締め方法及びねじ締め装置に
関するものである。
によってビットを回転し、このビットの回転力によって
ねじを締めつけていくねじ締め方法及びねじ締め装置に
関するものである。
【0002】
【従来の技術】電動ドライバ、インパクトレンチ、オイ
ルパルスドライバ等のねじ締め装置が各種開発されてい
る。
ルパルスドライバ等のねじ締め装置が各種開発されてい
る。
【0003】例えば図6に示すように、電動ドライバに
あっては、後述するビット103にねじを取り付けたの
ち、締め付けるねじの方向に向けて本体を押し込むこと
によってスイッチが入り、モータ100が回転して、こ
のモータ100の回転力が歯車列101及びクラッチ1
02を介してビット103に伝達するものが知られてい
る。このようにして、ビット103の先端に設けたねじ
が締め付けられていく。
あっては、後述するビット103にねじを取り付けたの
ち、締め付けるねじの方向に向けて本体を押し込むこと
によってスイッチが入り、モータ100が回転して、こ
のモータ100の回転力が歯車列101及びクラッチ1
02を介してビット103に伝達するものが知られてい
る。このようにして、ビット103の先端に設けたねじ
が締め付けられていく。
【0004】また、着座したねじを完全に締めつけたと
ころでビット103側には反力が作用するから、この反
力の作用によってクラッチ102が切れ、モータ100
の回転力がビット103に伝達するのを阻止する。さら
にまた、このねじ締め作業の完了にともない、本体の押
し込み動作を停止すると、このねじ締め作業が終了した
ことを検出したねじ締め検出部104から、所定の検出
信号が出力され、制御部105の制御でモータ100の
作動も自動的に停止する
ころでビット103側には反力が作用するから、この反
力の作用によってクラッチ102が切れ、モータ100
の回転力がビット103に伝達するのを阻止する。さら
にまた、このねじ締め作業の完了にともない、本体の押
し込み動作を停止すると、このねじ締め作業が終了した
ことを検出したねじ締め検出部104から、所定の検出
信号が出力され、制御部105の制御でモータ100の
作動も自動的に停止する
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、このよ
うなねじ締め装置にあっては、ねじの締めつけ時にねじ
側から作用する反力が作業者の把持する手や腕等に一定
の衝撃力を及ぼすから、特に多くのねじ締めを行う場合
には腕などへの負担が大きくなる場合もある。
うなねじ締め装置にあっては、ねじの締めつけ時にねじ
側から作用する反力が作業者の把持する手や腕等に一定
の衝撃力を及ぼすから、特に多くのねじ締めを行う場合
には腕などへの負担が大きくなる場合もある。
【0006】また、このようなねじ締め装置にあって
は、ねじを締め付けていく材質が異なると、締めつけ力
も微妙に変化するが、通常これに応じた締付力(トル
ク)の微妙な調整をきめ細かく行うことは殆ど行われて
いない。
は、ねじを締め付けていく材質が異なると、締めつけ力
も微妙に変化するが、通常これに応じた締付力(トル
ク)の微妙な調整をきめ細かく行うことは殆ど行われて
いない。
【0007】そこで、この発明は、上記した事情に鑑
み、締めつけ時のショックを可及的に抑えることができ
るとともに、締付力(トルク)をきめ細かく調整するこ
とができ、しかも比較的大きな締付トルクを発生するこ
とができるねじ締め方法及びねじ締め装置を提供するこ
とを目的とするものである。
み、締めつけ時のショックを可及的に抑えることができ
るとともに、締付力(トルク)をきめ細かく調整するこ
とができ、しかも比較的大きな締付トルクを発生するこ
とができるねじ締め方法及びねじ締め装置を提供するこ
とを目的とするものである。
【0008】
【課題を解決するための手段】即ち、この請求項1に記
載の発明は、モータの駆動力によってビットを回転し、
このビットの回転力によってねじを締めつけていくねじ
締め装置において、前記モータの出力軸と直結した所定
質量の慣性体を設け、この慣性体を前記モータの回転力
で強制的に回転させ、前記慣性体が所定の回転数に達し
たところで前記モータへの給電を停止させたのち、前記
慣性体の慣性モーメントによってねじを締め付けるもの
である。
載の発明は、モータの駆動力によってビットを回転し、
このビットの回転力によってねじを締めつけていくねじ
締め装置において、前記モータの出力軸と直結した所定
質量の慣性体を設け、この慣性体を前記モータの回転力
で強制的に回転させ、前記慣性体が所定の回転数に達し
たところで前記モータへの給電を停止させたのち、前記
慣性体の慣性モーメントによってねじを締め付けるもの
である。
【0009】また、この請求項2に記載の発明は、停止
信号を入力すると、慣性体が有効回転速度に達したこと
を外部に表示する表示手段を設け、この表示手段による
表示を確認後にビットにねじをセットしてねじ締めを行
うものである。
信号を入力すると、慣性体が有効回転速度に達したこと
を外部に表示する表示手段を設け、この表示手段による
表示を確認後にビットにねじをセットしてねじ締めを行
うものである。
【0010】また、この請求項3に記載の発明は、特定
の質量及び直径を有し、モータの回転力により回転する
慣性体と、この慣性体の回転慣性力をビット側へ伝達す
る電磁クラッチと、前記慣性体が所定の有効回転速度に
達したこと及び一定の再駆動回転速度まで低下したこと
を検出してそれぞれ停止信号及び再開信号を出力する回
転速度検出手段と、前記停止信号を入力することによっ
てモータの作動を停止するとともに前記電磁クラッチを
接続して慣性体の回転慣性力をビットへ伝達し、ねじ締
めが完了したのち電磁クラッチを遮断して慣性体からビ
ットへの回転慣性力の伝達を断ち、前記再開信号を入力
することによってモータを再始動する制御部とを備えた
ものである。
の質量及び直径を有し、モータの回転力により回転する
慣性体と、この慣性体の回転慣性力をビット側へ伝達す
る電磁クラッチと、前記慣性体が所定の有効回転速度に
達したこと及び一定の再駆動回転速度まで低下したこと
を検出してそれぞれ停止信号及び再開信号を出力する回
転速度検出手段と、前記停止信号を入力することによっ
てモータの作動を停止するとともに前記電磁クラッチを
接続して慣性体の回転慣性力をビットへ伝達し、ねじ締
めが完了したのち電磁クラッチを遮断して慣性体からビ
ットへの回転慣性力の伝達を断ち、前記再開信号を入力
することによってモータを再始動する制御部とを備えた
ものである。
【0011】また、この請求項4に記載の発明は、装置
本体のケーシングを先端側へ押し込む動作によってモー
タの作動を停止するとともに電磁クラッチを作動して慣
性体とビットとを繋ぎ、ケーシングの押し込み動作の解
除によって電磁クラッチの作動を停止して慣性体とビッ
トとの間の接続を切る制御部の制御動作を代わりに行う
ビットスイッチを設けたものである。
本体のケーシングを先端側へ押し込む動作によってモー
タの作動を停止するとともに電磁クラッチを作動して慣
性体とビットとを繋ぎ、ケーシングの押し込み動作の解
除によって電磁クラッチの作動を停止して慣性体とビッ
トとの間の接続を切る制御部の制御動作を代わりに行う
ビットスイッチを設けたものである。
【0012】また、この請求項5に記載の発明は、停止
信号を入力すると、慣性体が有効回転速度に達したこと
を外部に表示する表示手段を設けたものである。
信号を入力すると、慣性体が有効回転速度に達したこと
を外部に表示する表示手段を設けたものである。
【0013】
【発明の実施の形態】以下、この発明の好適な実施例に
ついて添付図面を参照しながら説明する。
ついて添付図面を参照しながら説明する。
【0014】図1はこの発明に係るねじ締め装置を示す
ものであり、この電動ドライバは、モータ100と、慣
性体であるフライホイール1と、クラッチ2と、歯車列
3と、回転速度検出部4と、ねじ締め検出部5と、制御
部6と、表示部7とを備えている。なお、この図1にお
いて、符号8はビットを示すものであり、モータ100
を始動するために始動スイッチ(図略)が設けられてい
る。
ものであり、この電動ドライバは、モータ100と、慣
性体であるフライホイール1と、クラッチ2と、歯車列
3と、回転速度検出部4と、ねじ締め検出部5と、制御
部6と、表示部7とを備えている。なお、この図1にお
いて、符号8はビットを示すものであり、モータ100
を始動するために始動スイッチ(図略)が設けられてい
る。
【0015】フライホイール1は、出力軸100Aを介
したモータ100の駆動力によって回転するようになっ
ており、この実施例では適宜の質量wのもの、例えば直
径がD、厚さがL,密度がγの円柱状のものが使用さ
れ、所定の角速度ωで回転するときには、次式で示すよ
うな慣性エネルギーE E=(1/2)I・ω2 (ここで、Iは慣性モーメント) が発生している。
したモータ100の駆動力によって回転するようになっ
ており、この実施例では適宜の質量wのもの、例えば直
径がD、厚さがL,密度がγの円柱状のものが使用さ
れ、所定の角速度ωで回転するときには、次式で示すよ
うな慣性エネルギーE E=(1/2)I・ω2 (ここで、Iは慣性モーメント) が発生している。
【0016】またこの場合、ねじ締めトルクTは、次
式、即ち、 T=I・(dω/dt) (ここで、dω/dtは角加速度) で決定されるから、角速度ωを適宜変更することによっ
て慣性エネルギ−とともにねじ締めトルクも自由に変更
・調節することができるようになっている。
式、即ち、 T=I・(dω/dt) (ここで、dω/dtは角加速度) で決定されるから、角速度ωを適宜変更することによっ
て慣性エネルギ−とともにねじ締めトルクも自由に変更
・調節することができるようになっている。
【0017】しかもこのフライホイール1の慣性モーメ
ントIは、直径Dの4乗に比例(効いてくる)するか
ら、それほど大きな直径でなくとも、大きな慣性モーメ
ントIが得られるようになっている。
ントIは、直径Dの4乗に比例(効いてくる)するか
ら、それほど大きな直径でなくとも、大きな慣性モーメ
ントIが得られるようになっている。
【0018】電磁クラッチ2は、モータ100と一体に
回転するフライホイール1に固着した駆動軸1Aとギア
列3に設けた回転軸3Aとの接続を行い、フライホイー
ル1の回転慣性力をビット8側へ伝達するものであり、
制御部6によって断接を行うようになっている。即ちこ
の実施例の電磁クラッチ2では、 モータ100が所定の最大設定角加速度(有効回転速
度)ω1に達したときに、モータ100への通電を停止
したのち、制御部6により(若しくは適宜のマイクロス
イッチ等のオン動作によって)電磁クラッチ2を接続状
態にするとともに、 ねじ締め動作が完了するときのねじ側からの反力を検
出するねじ締め検出部5からの停止信号によって、制御
部6により電磁クラッチ2を遮断状態にするように構成
されている。そのため、この電磁クラッチ2は、制御部
6の出力と接続されている。
回転するフライホイール1に固着した駆動軸1Aとギア
列3に設けた回転軸3Aとの接続を行い、フライホイー
ル1の回転慣性力をビット8側へ伝達するものであり、
制御部6によって断接を行うようになっている。即ちこ
の実施例の電磁クラッチ2では、 モータ100が所定の最大設定角加速度(有効回転速
度)ω1に達したときに、モータ100への通電を停止
したのち、制御部6により(若しくは適宜のマイクロス
イッチ等のオン動作によって)電磁クラッチ2を接続状
態にするとともに、 ねじ締め動作が完了するときのねじ側からの反力を検
出するねじ締め検出部5からの停止信号によって、制御
部6により電磁クラッチ2を遮断状態にするように構成
されている。そのため、この電磁クラッチ2は、制御部
6の出力と接続されている。
【0019】回転速度検出部4は、フライホイール1が
所定の最大設定角加速度ω1に達したこと及び所定の最
低設定角速度(再駆動回転速度)ω2まで低下したこと
を検出してそれぞれ停止信号及び再開信号を出力するも
のであって、モータ100の出力軸100Aの回転速度
を検出するようになっており、出力が制御部6の入力に
接続されている。
所定の最大設定角加速度ω1に達したこと及び所定の最
低設定角速度(再駆動回転速度)ω2まで低下したこと
を検出してそれぞれ停止信号及び再開信号を出力するも
のであって、モータ100の出力軸100Aの回転速度
を検出するようになっており、出力が制御部6の入力に
接続されている。
【0020】ねじ締め検出部5は、ねじを最終的に所定
の状態まで締め付けたところで、ねじを締めつけた被締
付部材側からそのねじを介してビット103側に伝達す
る反力を検出するものであって、適宜のセンサ(例えば
トルクセンサ)が使用されており、このとき出力する検
出信号(停止信号)を制御部6に入力させるため、出力
が制御部6の入力に接続されている。
の状態まで締め付けたところで、ねじを締めつけた被締
付部材側からそのねじを介してビット103側に伝達す
る反力を検出するものであって、適宜のセンサ(例えば
トルクセンサ)が使用されており、このとき出力する検
出信号(停止信号)を制御部6に入力させるため、出力
が制御部6の入力に接続されている。
【0021】制御部6は、停止信号を入力することによ
ってモータの作動を停止するとともに電磁クラッチ2を
接続してフライホイール1の回転慣性力をビット8へ伝
達するため、モータ100と電源9との間のリレースイ
ッチ100B及び電磁クラッチ2へそれぞれ第1、第2
の制御信号を出力するようになっている。また、この制
御部6は、ねじ締めが完了したのち電磁クラッチ2を遮
断してフライホイール1からビット8への回転慣性力の
伝達を断つため、第3制御信号を電磁クラッチ2へ出力
するようになっている。さらにまた、この制御部6は、
回転速度検出部4から再開信号を入力することによって
モータを再始動するため、第4制御信号をリレースイッ
チ100Bへ出力するようになっている。
ってモータの作動を停止するとともに電磁クラッチ2を
接続してフライホイール1の回転慣性力をビット8へ伝
達するため、モータ100と電源9との間のリレースイ
ッチ100B及び電磁クラッチ2へそれぞれ第1、第2
の制御信号を出力するようになっている。また、この制
御部6は、ねじ締めが完了したのち電磁クラッチ2を遮
断してフライホイール1からビット8への回転慣性力の
伝達を断つため、第3制御信号を電磁クラッチ2へ出力
するようになっている。さらにまた、この制御部6は、
回転速度検出部4から再開信号を入力することによって
モータを再始動するため、第4制御信号をリレースイッ
チ100Bへ出力するようになっている。
【0022】表示部7は、制御部6が停止信号を入力す
ると、この制御部6から出力する第5制御信号によって
フライホイール1が最大設定角加速度ω1に達したこと
を外部に点灯するものであり、適宜のランプ(ブザーな
どでもよい)などが使用されている。これによって、最
適なトルクを発生したことを確認した後にねじ締め動作
を行うことができるようになっている。
ると、この制御部6から出力する第5制御信号によって
フライホイール1が最大設定角加速度ω1に達したこと
を外部に点灯するものであり、適宜のランプ(ブザーな
どでもよい)などが使用されている。これによって、最
適なトルクを発生したことを確認した後にねじ締め動作
を行うことができるようになっている。
【0023】次に、この実施例の動作について図2のフ
ローチャートを参照しながら説明する。
ローチャートを参照しながら説明する。
【0024】先ず、例えばパワースイッチをオンして電
動工具のモータ100を立ち上げる(第1ステップS
1)。
動工具のモータ100を立ち上げる(第1ステップS
1)。
【0025】これによって、モータ100の出力軸10
0Aが回転を開始するとともに、この出力軸100Aを
固着したフライホイール1が回転を開始する(第2ステ
ップS2)。
0Aが回転を開始するとともに、この出力軸100Aを
固着したフライホイール1が回転を開始する(第2ステ
ップS2)。
【0026】次に、フライホイール1が所定の最大設定
角加速度ω1に達したか否かを、回転速度検出部4から
の信号によって制御部6が判断する(第3ステップS
3)。ここで、最大設定角加速度ω1に達していないき
には、第2ステップS2に戻る。
角加速度ω1に達したか否かを、回転速度検出部4から
の信号によって制御部6が判断する(第3ステップS
3)。ここで、最大設定角加速度ω1に達していないき
には、第2ステップS2に戻る。
【0027】また、この制御部6がフライホイール1が
最大設定角加速度ω1に達したと判断すると、モータ1
00の通電を停止するとともに、表示部7のランプを点
灯する(第4ステップS4)。
最大設定角加速度ω1に達したと判断すると、モータ1
00の通電を停止するとともに、表示部7のランプを点
灯する(第4ステップS4)。
【0028】次に、ビットをねじの頭に嵌めて押し込む
と、制御部6によって電磁クラッチ2が接続状態にな
り、フライホイール1の慣性モーメントがビット8に伝
達される。これによって、このビット8からねじにトル
クを伝達してねじを締め付けることができる(第5ステ
ップS5)。
と、制御部6によって電磁クラッチ2が接続状態にな
り、フライホイール1の慣性モーメントがビット8に伝
達される。これによって、このビット8からねじにトル
クを伝達してねじを締め付けることができる(第5ステ
ップS5)。
【0029】ねじの締め付け動作が完了したか否かを、
ねじ締め検出部5からの信号によって制御部6が判断す
る(第6ステップS6)。
ねじ締め検出部5からの信号によって制御部6が判断す
る(第6ステップS6)。
【0030】そして、このねじ締め動作が完了している
と判断した場合には、制御部6によって電磁クラッチ2
が遮断状態になる(第7ステップS7)。
と判断した場合には、制御部6によって電磁クラッチ2
が遮断状態になる(第7ステップS7)。
【0031】次ぎに、ねじの締めつけ作業が最終的に全
て終了しているが否かを制御部6が判断する(第8ステ
ップS8)。そして、ねじの締めつけ作業が最終的に全
て終了していると判断した(例えば一定時間以上ネジ締
め動作が開始されないなど)場合には、モータ100の
再始動を行わない(第9ステップS9)。また、ねじの
締めつけ作業が最終的に終了していないと判断した場合
には、モータ100を再始動して第3ステップS3に戻
る。
て終了しているが否かを制御部6が判断する(第8ステ
ップS8)。そして、ねじの締めつけ作業が最終的に全
て終了していると判断した(例えば一定時間以上ネジ締
め動作が開始されないなど)場合には、モータ100の
再始動を行わない(第9ステップS9)。また、ねじの
締めつけ作業が最終的に終了していないと判断した場合
には、モータ100を再始動して第3ステップS3に戻
る。
【0032】次ぎに、この発明に係る他のネジ締め装置
について、図3乃至図5を参照しながら説明する。な
お、先の実施例と同一部材には同一符号を付して重複説
明を避ける。
について、図3乃至図5を参照しながら説明する。な
お、先の実施例と同一部材には同一符号を付して重複説
明を避ける。
【0033】図3及び図4に示すこの実施例のねじ締め
装置では、第1実施例の制御部6の制御の一部を行うマ
イクロスイッチ60が使用されている。
装置では、第1実施例の制御部6の制御の一部を行うマ
イクロスイッチ60が使用されている。
【0034】このマイクロスイッチ60は、装置本体の
ハウジング80をビット8のある先端側に押し込むと、
ばね8Cの弾性力に抗して、回転軸8Aの一部に設けた
作動板8Bと接触して作動する構成のものであり、ハウ
ジング80の裏面に固設されている。
ハウジング80をビット8のある先端側に押し込むと、
ばね8Cの弾性力に抗して、回転軸8Aの一部に設けた
作動板8Bと接触して作動する構成のものであり、ハウ
ジング80の裏面に固設されている。
【0035】そしてこのマイクロスイッチ60は、図5
に示すように、普段はモータ100への給電を行うため
に電源9側とモータ100との回路を閉じるように構成
されており、作動板8Bとの接触動作中は電磁クラッチ
2と電源9との回路が閉じ,モータ100への通電は停
止するとともに、電磁クラッチ2が接続状態となって、
フライホイール1の慣性モーメントがビット8へ伝達し
て回転するようになっている。
に示すように、普段はモータ100への給電を行うため
に電源9側とモータ100との回路を閉じるように構成
されており、作動板8Bとの接触動作中は電磁クラッチ
2と電源9との回路が閉じ,モータ100への通電は停
止するとともに、電磁クラッチ2が接続状態となって、
フライホイール1の慣性モーメントがビット8へ伝達し
て回転するようになっている。
【0036】なお、この実施例の制御部6′は、回転速
度検出部4からの再開信号モータ100への給電を行う
リレースイッチ100Bを閉じるための制御信号を出力
するだけの構成となっている。また、この実施例でも先
の実施例に設けたねじ締め検出部や表示部を付設してあ
るが、図5において説明の都合上省略してある。
度検出部4からの再開信号モータ100への給電を行う
リレースイッチ100Bを閉じるための制御信号を出力
するだけの構成となっている。また、この実施例でも先
の実施例に設けたねじ締め検出部や表示部を付設してあ
るが、図5において説明の都合上省略してある。
【0037】従って、この実施例によれば、手で持つ装
置本体のハウジング80には締めつけ完了時の反動をフ
ライホイール1で有効に吸収することができるから、手
にかかるショックを可及的に抑えることができる。
置本体のハウジング80には締めつけ完了時の反動をフ
ライホイール1で有効に吸収することができるから、手
にかかるショックを可及的に抑えることができる。
【0038】さらに、この実施例によれば、フライホイ
ール1の慣性モーメントIは直径Dの4乗に比例(効い
てくる)するから、このフライホイール1を大径にする
ことなく大きな慣性モーメントを発揮することができ、
その分工具本体の外径寸法も最小限に抑えることがで
き、握り部等も小さく握り易いものが提供できる。
ール1の慣性モーメントIは直径Dの4乗に比例(効い
てくる)するから、このフライホイール1を大径にする
ことなく大きな慣性モーメントを発揮することができ、
その分工具本体の外径寸法も最小限に抑えることがで
き、握り部等も小さく握り易いものが提供できる。
【0039】
【発明の効果】以上説明してきたようにこの発明によれ
ば、モータの出力軸と直結した所定質量の慣性体を設
け、この慣性体をモータの回転力で強制的に回転させ、
慣性体が所定の回転数に達したところでモータへの給電
を停止させたのち、慣性体の慣性モーメントによってね
じを締め付けるようになってているから、ねじを締め付
ける前にはモータで慣性体に運動(回転)エネルギーを
蓄えておき、ねじの締めつけを行うのに先立ってモータ
への給電を絶ち、その後に慣性体(モータのロータ側の
慣性エネルギーも付加させることができる)のエネルギ
ーを利用してねじ締めを行うので、節電効果がもたらさ
れることは言うまでもなく、さらに手へのショックが少
ない、静かで安全なねじ締め作業が実現できるようにな
る。
ば、モータの出力軸と直結した所定質量の慣性体を設
け、この慣性体をモータの回転力で強制的に回転させ、
慣性体が所定の回転数に達したところでモータへの給電
を停止させたのち、慣性体の慣性モーメントによってね
じを締め付けるようになってているから、ねじを締め付
ける前にはモータで慣性体に運動(回転)エネルギーを
蓄えておき、ねじの締めつけを行うのに先立ってモータ
への給電を絶ち、その後に慣性体(モータのロータ側の
慣性エネルギーも付加させることができる)のエネルギ
ーを利用してねじ締めを行うので、節電効果がもたらさ
れることは言うまでもなく、さらに手へのショックが少
ない、静かで安全なねじ締め作業が実現できるようにな
る。
【0040】また、この発明によれば、慣性体の角速度
をモータへの給電時間調整によって自由に制御すること
ができ、ねじ締めつけ時のトルクを自由に、しかも精度
良く調整できるから、使用するねじの種類や大きさ、さ
らに締め付ける対象の材質・硬度などに応じてきめ細か
くトルク調整でき、延いては高品質のねじ締め作業を実
現できる。
をモータへの給電時間調整によって自由に制御すること
ができ、ねじ締めつけ時のトルクを自由に、しかも精度
良く調整できるから、使用するねじの種類や大きさ、さ
らに締め付ける対象の材質・硬度などに応じてきめ細か
くトルク調整でき、延いては高品質のねじ締め作業を実
現できる。
【0041】さらに、この発明によれば、慣性体の慣性
モーメントはその直径の4乗に比例しているから、外径
寸法がそれほど大きくないハンデイ型のものでも、比較
的大きな締めつけトルクを実現することができる。
モーメントはその直径の4乗に比例しているから、外径
寸法がそれほど大きくないハンデイ型のものでも、比較
的大きな締めつけトルクを実現することができる。
【図1】この発明に係るねじ締め装置を示すブロック
図。
図。
【図2】この発明に係るねじ締め方法を示すフローチャ
ート。
ート。
【図3】この発明の他の実施例を示す概略構成図。
【図4】図3に示す他のねじ締め装置の要部拡大図。
【図5】図3に示す他のねじ締め装置の概略ブロック
図。
図。
【図6】従来例を示す概略ブロック図。
1 フライホイール 2 電磁クラッチ 4 回転速度検出部 6,6′ 制御部 60 リミットスイッチ 7 表示部 8 ビット
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 佐野 幸雄 東京都墨田区堤通1丁目19番9号 日本電 気精器株式会社内
Claims (5)
- 【請求項1】 モータの駆動力によってビットを回転
し、このビットの回転力によってねじを締めつけていく
ねじ締め装置において、 前記モータの出力軸と直結した所定質量の慣性体を設
け、 この慣性体を前記モータの回転力で強制的に回転させ、 前記慣性体が所定の回転数に達したところで前記モータ
への給電を停止させたのち、 前記慣性体の慣性モーメントによってねじを締め付ける
ことを特徴とするねじ締め方法。 - 【請求項2】 停止信号を入力すると、慣性体が有効回
転速度に達したことを外部に表示する表示手段を設け、 この表示手段による表示を確認後にビットにねじをセッ
トしてねじ締めを行うことを特徴とする請求項1に記載
のねじ締め方法。 - 【請求項3】 特定の質量及び直径を有し、モータの回
転力により回転する慣性体と、 この慣性体の回転慣性力をビット側へ伝達する電磁クラ
ッチと、 前記慣性体が所定の有効回転速度に達したこと及び一定
の再駆動回転速度まで低下したことを検出してそれぞれ
停止信号及び再開信号を出力する回転速度検出手段と、 前記停止信号を入力することによってモータの作動を停
止するとともに前記電磁クラッチを接続して慣性体の回
転慣性力をビットへ伝達し、ねじ締めが完了したのち電
磁クラッチを遮断して慣性体からビットへの回転慣性力
の伝達を断ち、前記再開信号を入力することによってモ
ータを再始動する制御部とを備えたことを特徴とするね
じ締め装置。 - 【請求項4】 装置本体のケーシングを先端側へ押し込
む動作によってモータの作動を停止するとともに電磁ク
ラッチを作動して慣性体とビットとを繋ぎ、ケーシング
の押し込み動作の解除によって電磁クラッチの作動を停
止して慣性体とビットとの間の接続を切る制御部の制御
動作を代わりに行うビットスイッチを設けたことを特徴
とする請求項3に記載のねじ締め装置。 - 【請求項5】 停止信号を入力すると、慣性体が有効回
転速度に達したことを外部に表示する表示手段を設けた
ことを特徴とする請求項3に記載のねじ締め装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP28172996A JPH10109277A (ja) | 1996-10-03 | 1996-10-03 | ねじ締め方法及びねじ締め装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP28172996A JPH10109277A (ja) | 1996-10-03 | 1996-10-03 | ねじ締め方法及びねじ締め装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH10109277A true JPH10109277A (ja) | 1998-04-28 |
Family
ID=17643176
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP28172996A Pending JPH10109277A (ja) | 1996-10-03 | 1996-10-03 | ねじ締め方法及びねじ締め装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH10109277A (ja) |
Cited By (6)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2001246573A (ja) * | 2000-03-03 | 2001-09-11 | Matsushita Electric Works Ltd | インパクト締め付け工具 |
| JP2002354886A (ja) * | 2001-05-28 | 2002-12-06 | Matsushita Electric Works Ltd | 手持ち式電動工具 |
| JP2005279865A (ja) * | 2004-03-30 | 2005-10-13 | Yokota Kogyo Kk | 衝撃式締付工具 |
| JP2007050488A (ja) * | 2005-08-19 | 2007-03-01 | Uryu Seisaku Ltd | 電動ドライバ |
| EP1930123A1 (en) * | 2006-12-07 | 2008-06-11 | Uryu Seisaku Ltd. | Electric Screwdriver |
| WO2012091172A1 (en) * | 2010-12-28 | 2012-07-05 | Hitachi Koki Co., Ltd. | Driving tool |
-
1996
- 1996-10-03 JP JP28172996A patent/JPH10109277A/ja active Pending
Cited By (6)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2001246573A (ja) * | 2000-03-03 | 2001-09-11 | Matsushita Electric Works Ltd | インパクト締め付け工具 |
| JP2002354886A (ja) * | 2001-05-28 | 2002-12-06 | Matsushita Electric Works Ltd | 手持ち式電動工具 |
| JP2005279865A (ja) * | 2004-03-30 | 2005-10-13 | Yokota Kogyo Kk | 衝撃式締付工具 |
| JP2007050488A (ja) * | 2005-08-19 | 2007-03-01 | Uryu Seisaku Ltd | 電動ドライバ |
| EP1930123A1 (en) * | 2006-12-07 | 2008-06-11 | Uryu Seisaku Ltd. | Electric Screwdriver |
| WO2012091172A1 (en) * | 2010-12-28 | 2012-07-05 | Hitachi Koki Co., Ltd. | Driving tool |
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