JPH101092A - 折畳式防舷物およびその取扱い方法 - Google Patents
折畳式防舷物およびその取扱い方法Info
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- JPH101092A JPH101092A JP15228896A JP15228896A JPH101092A JP H101092 A JPH101092 A JP H101092A JP 15228896 A JP15228896 A JP 15228896A JP 15228896 A JP15228896 A JP 15228896A JP H101092 A JPH101092 A JP H101092A
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- folded
- foldable fender
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 取扱いが容易で耐波性に優れた折畳式防舷物
の提供。 【解決手段】 この折畳式防舷物10は、折り返えせる
ように互いに連接されたマット形状の第1および第2防
舷部材12および14を以って構成されている。第1防
舷部材と第2防舷部材とは、各防舷材の縁に沿ってそれ
ぞれ一列に設けられたハトメ18どうしをロープ20で
互いに連結することによって連接されている。第1防舷
部材12の上端を船体のガンネル付近に係止して、折畳
式防舷物10を航走の際に2つ折りに畳んでおき、接舷
または接岸の際に展開することができる。
の提供。 【解決手段】 この折畳式防舷物10は、折り返えせる
ように互いに連接されたマット形状の第1および第2防
舷部材12および14を以って構成されている。第1防
舷部材と第2防舷部材とは、各防舷材の縁に沿ってそれ
ぞれ一列に設けられたハトメ18どうしをロープ20で
互いに連結することによって連接されている。第1防舷
部材12の上端を船体のガンネル付近に係止して、折畳
式防舷物10を航走の際に2つ折りに畳んでおき、接舷
または接岸の際に展開することができる。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、防舷物およびそ
の取扱い方法に関する。
の取扱い方法に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、艦船(小型船、汽船、帆船、櫓櫂
船を含む)の接岸または接舷に際し、岸壁や船体の損傷
を回避するために、防舷物(防舷材、フェンダ、Fende
r)が使用されている。この防舷物としては、船殻に直
接溶接された防舷材の他に、取外し可能な衝撃吸収材
が、舷側をはじめ、岸壁、桟橋、水中構造物に取付けら
れている。この衝撃吸収材には、例えば俵形状に成形さ
れた発泡体やゴム状弾性体が広く用いられている。
船を含む)の接岸または接舷に際し、岸壁や船体の損傷
を回避するために、防舷物(防舷材、フェンダ、Fende
r)が使用されている。この防舷物としては、船殻に直
接溶接された防舷材の他に、取外し可能な衝撃吸収材
が、舷側をはじめ、岸壁、桟橋、水中構造物に取付けら
れている。この衝撃吸収材には、例えば俵形状に成形さ
れた発泡体やゴム状弾性体が広く用いられている。
【0003】また、例えば、密漁船等の臨検に際して強
行接舷を行うことがある巡視艇では、船首付近の舷側に
マット形状の防舷物が用いられている。防舷物の形状を
マット形状とするのは、強行接舷においては接舷部位が
一定でないため、広い範囲の舷側を連続して覆うことに
よって、船体どうしの直接接触による船体外板(船殻)
等の破損を回避するためである。
行接舷を行うことがある巡視艇では、船首付近の舷側に
マット形状の防舷物が用いられている。防舷物の形状を
マット形状とするのは、強行接舷においては接舷部位が
一定でないため、広い範囲の舷側を連続して覆うことに
よって、船体どうしの直接接触による船体外板(船殻)
等の破損を回避するためである。
【0004】さらに、巡視艇が強行接舷する相手の船の
舷側は、巡視艇の舷側よりも低い場合がある。このた
め、この防舷物は、舷縁(ガンネル、Gunwale )付近だ
けを覆うのではなく、舷側の上縁近から水切りライン付
近までを覆うことが好ましい。
舷側は、巡視艇の舷側よりも低い場合がある。このた
め、この防舷物は、舷縁(ガンネル、Gunwale )付近だ
けを覆うのではなく、舷側の上縁近から水切りライン付
近までを覆うことが好ましい。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、舷側に
防舷物を装着したまま航走すると、特に荒天時に防舷物
が波によってもぎ取られたり、さらには、防舷物の係止
金具が引きちぎられたりして防舷物が破損することがあ
るという問題点があった。
防舷物を装着したまま航走すると、特に荒天時に防舷物
が波によってもぎ取られたり、さらには、防舷物の係止
金具が引きちぎられたりして防舷物が破損することがあ
るという問題点があった。
【0006】特に、俵形状の防舷物よりも面積の広いマ
ット形状の防舷物においては、防舷物と船体との間に廻
り込んだ波によって、防舷物に、当該防舷物を船体から
引き離そうとする力が加わる。このため、マット形状の
防舷物では、俵形状の防舷物よりも波による破損が発生
し易くなる。
ット形状の防舷物においては、防舷物と船体との間に廻
り込んだ波によって、防舷物に、当該防舷物を船体から
引き離そうとする力が加わる。このため、マット形状の
防舷物では、俵形状の防舷物よりも波による破損が発生
し易くなる。
【0007】一方、波による防舷物の破損を回避するた
めに、航走時に防舷物を甲板に引き揚げておき、接岸ま
たは接舷の度に防舷物を舷側に装着していたのでは、防
舷物の脱着に多大の労力および時間を要することにな
る。
めに、航走時に防舷物を甲板に引き揚げておき、接岸ま
たは接舷の度に防舷物を舷側に装着していたのでは、防
舷物の脱着に多大の労力および時間を要することにな
る。
【0008】このため、取扱いが容易で耐波性に優れた
防舷物およびその取扱い方法の実現が望まれていた。
防舷物およびその取扱い方法の実現が望まれていた。
【0009】
(第1の発明)この出願に係る第1の発明の折畳式防舷
物によれば、折り返せるように互いに連接された複数の
マット形状の防舷部材を以って構成されてなることを特
徴とする。
物によれば、折り返せるように互いに連接された複数の
マット形状の防舷部材を以って構成されてなることを特
徴とする。
【0010】但し、ここで防舷部材とは、例えば発泡体
やゴム状弾性体(以下、発泡体等)が袋状または筒状の
収納体に収納されて用いられている場合は、この発泡体
等だけではなく収納体をも含む。
やゴム状弾性体(以下、発泡体等)が袋状または筒状の
収納体に収納されて用いられている場合は、この発泡体
等だけではなく収納体をも含む。
【0011】(第2の発明)この出願に係る第2の発明
の折畳式防舷物によれば、第1の発明の折畳式防舷物を
取扱うにあたり、この折畳式防舷物の上端部付近を、船
体の舷縁付近に係止しておき、航走の際には、この折畳
式防舷物が折り畳まれた状態で、固縛手段によってこの
折畳式防舷物を舷側に固縛しておき、接岸または接舷の
際には、固縛手段を弛めることによって、折り畳まれて
いた折畳式防舷物を展開させることを特徴とする。
の折畳式防舷物によれば、第1の発明の折畳式防舷物を
取扱うにあたり、この折畳式防舷物の上端部付近を、船
体の舷縁付近に係止しておき、航走の際には、この折畳
式防舷物が折り畳まれた状態で、固縛手段によってこの
折畳式防舷物を舷側に固縛しておき、接岸または接舷の
際には、固縛手段を弛めることによって、折り畳まれて
いた折畳式防舷物を展開させることを特徴とする。
【0012】また、好ましくは、この折畳式防舷物の下
端部付近に、収納ロープを取りつけておき、この収納ロ
ープを引きあげることによって、展開された折畳式防舷
物を折り畳むことが望ましい。
端部付近に、収納ロープを取りつけておき、この収納ロ
ープを引きあげることによって、展開された折畳式防舷
物を折り畳むことが望ましい。
【0013】尚、固縛手段には、例えばロープ、ワイ
ヤ、テープ、ベルトといった従来周知のものを適宜用い
ることができる。
ヤ、テープ、ベルトといった従来周知のものを適宜用い
ることができる。
【0014】
【発明の実施の形態】以下、図面を参照して、この出願
に係る第1の発明の折畳式防舷物および第2の発明の折
畳式防舷物の取扱い方法の例について合わせて説明す
る。尚、参照する図面はこれらの発明が理解できる程度
の各構成成分の大きさ、形状および配置関係を概略的に
示しているに過ぎない。従って、これらの発明は図示例
にのみ限定されるものではない。
に係る第1の発明の折畳式防舷物および第2の発明の折
畳式防舷物の取扱い方法の例について合わせて説明す
る。尚、参照する図面はこれらの発明が理解できる程度
の各構成成分の大きさ、形状および配置関係を概略的に
示しているに過ぎない。従って、これらの発明は図示例
にのみ限定されるものではない。
【0015】(第1の実施の形態)図1に、第1の発明
の折畳式防舷物の一例を示す。図1の(A)は、折畳式
防舷物を折り畳んだ状態を示す斜視図であり、図1の
(B)は、折畳式防舷物を展開した状態を示す斜視図で
ある。
の折畳式防舷物の一例を示す。図1の(A)は、折畳式
防舷物を折り畳んだ状態を示す斜視図であり、図1の
(B)は、折畳式防舷物を展開した状態を示す斜視図で
ある。
【0016】図1に示すように、第1の実施の形態の折
畳式防舷物10は、折り返せるように互いに連接された
マット形状の第1および第2防舷部材12および14を
以って構成されている。第1および第2の防舷部材12
および14は、板状の発泡体(図示せず)と、この発泡
体を収納している袋状の収納体16とを以って構成され
ている。そして、各防舷材の寸法は、いずれも、縦90
cm程度、横120cm程度、厚さ25cm程度であ
る。第1防舷部材と第2防舷部材とは、各防舷部材の縁
に沿ってそれぞれ一列に設けられたハトメ18どうしを
ロープ20で互いに連結することによって連接されてい
る。
畳式防舷物10は、折り返せるように互いに連接された
マット形状の第1および第2防舷部材12および14を
以って構成されている。第1および第2の防舷部材12
および14は、板状の発泡体(図示せず)と、この発泡
体を収納している袋状の収納体16とを以って構成され
ている。そして、各防舷材の寸法は、いずれも、縦90
cm程度、横120cm程度、厚さ25cm程度であ
る。第1防舷部材と第2防舷部材とは、各防舷部材の縁
に沿ってそれぞれ一列に設けられたハトメ18どうしを
ロープ20で互いに連結することによって連接されてい
る。
【0017】また、各防舷部材の収納体16の表面に
は、縦方向および横方向に沿って、それぞれ補強用ベル
ト22が取付けられている。また、この補強用ベルト2
2の一端を第1の防舷部材12の上端12aより上へ延
長させて、例えばガンネル周辺に結びつければ、折畳式
防舷物10を船体に係止することができる。
は、縦方向および横方向に沿って、それぞれ補強用ベル
ト22が取付けられている。また、この補強用ベルト2
2の一端を第1の防舷部材12の上端12aより上へ延
長させて、例えばガンネル周辺に結びつければ、折畳式
防舷物10を船体に係止することができる。
【0018】(第2の実施の形態)第2の実施の形態で
は、第2の発明の折畳式防舷物の取扱い方法の例につい
て説明する。図2に、上述した第1の実施の形態の折畳
式防舷物10を船舶の舷側に取付けた様子を示す。図2
の(A)は、折り畳まれた状態の折畳式防舷物10の断
面図であり、図2の(B)は、展開した状態の折畳式防
舷物の断面図である。これらの断面図は、船体の船首と
船尾とを結ぶ線に垂直な切り口に沿った断面の一部分を
模式的に示している。尚、図2では、防舷部材12およ
び14を構成する発泡体および収納体を一体のものとし
て示す。また、図2では、断面を表すハッチングを一部
省略して示す。
は、第2の発明の折畳式防舷物の取扱い方法の例につい
て説明する。図2に、上述した第1の実施の形態の折畳
式防舷物10を船舶の舷側に取付けた様子を示す。図2
の(A)は、折り畳まれた状態の折畳式防舷物10の断
面図であり、図2の(B)は、展開した状態の折畳式防
舷物の断面図である。これらの断面図は、船体の船首と
船尾とを結ぶ線に垂直な切り口に沿った断面の一部分を
模式的に示している。尚、図2では、防舷部材12およ
び14を構成する発泡体および収納体を一体のものとし
て示す。また、図2では、断面を表すハッチングを一部
省略して示す。
【0019】航走の際には、図2の(A)に示すよう
に、折畳式防舷物10を折り畳んだ状態で、固縛手段2
4によってこの折畳式防舷物10を舷側26に固縛して
おく。尚、図2では図示はしないが、第1防舷部材12
の上端12a付近は、補強用ベルト22等によってガン
ネル付近に係止されている。尚、折畳式防舷物10を係
止する箇所は、例えば、舷縁28のガンネル部材30付
近、舷墻(ブルワーク、Bulwark )32周辺、スタンシ
ョン等、舷縁付近の甲板31上の艤装各部の任意適当な
箇所とすることができる。
に、折畳式防舷物10を折り畳んだ状態で、固縛手段2
4によってこの折畳式防舷物10を舷側26に固縛して
おく。尚、図2では図示はしないが、第1防舷部材12
の上端12a付近は、補強用ベルト22等によってガン
ネル付近に係止されている。尚、折畳式防舷物10を係
止する箇所は、例えば、舷縁28のガンネル部材30付
近、舷墻(ブルワーク、Bulwark )32周辺、スタンシ
ョン等、舷縁付近の甲板31上の艤装各部の任意適当な
箇所とすることができる。
【0020】また、折り畳まれた状態では、折畳式防舷
物10の下端12bは、水切りライン(チェインライ
ン、波切りラインともいう。)34よりも高い位置にあ
る。そして、折畳式防舷物10を展開した場合よりも折
畳式防舷物10と水面との距離が離れているため、航走
中の折畳式防舷物10に対する波の影響を低減すること
が出来る。従って、折畳式防舷物10を折り畳んだ状態
で固縛することにより、結果的に航走中の折畳式防舷物
10の耐波性の向上を図ることができる。
物10の下端12bは、水切りライン(チェインライ
ン、波切りラインともいう。)34よりも高い位置にあ
る。そして、折畳式防舷物10を展開した場合よりも折
畳式防舷物10と水面との距離が離れているため、航走
中の折畳式防舷物10に対する波の影響を低減すること
が出来る。従って、折畳式防舷物10を折り畳んだ状態
で固縛することにより、結果的に航走中の折畳式防舷物
10の耐波性の向上を図ることができる。
【0021】また、固縛手段としての固縛ベルト24
は、舷側の波切りライン34に取付けられた固定金具3
6と、舷縁26のブルワーク32に取付けられた固定金
具38との間に渡してある。この固縛ベルト24は、波
切りライン34の固定金具36のリングを通して、両端
をブルワーク32の固定金具38に留めても良い。尚、
図2では、図面の理解を容易にするために、固縛ベルト
24を折畳式防舷物10から離間して示しているが、実
際には、固縛ベルト24は折畳式防舷物10やガンネル
部材30に接している。
は、舷側の波切りライン34に取付けられた固定金具3
6と、舷縁26のブルワーク32に取付けられた固定金
具38との間に渡してある。この固縛ベルト24は、波
切りライン34の固定金具36のリングを通して、両端
をブルワーク32の固定金具38に留めても良い。尚、
図2では、図面の理解を容易にするために、固縛ベルト
24を折畳式防舷物10から離間して示しているが、実
際には、固縛ベルト24は折畳式防舷物10やガンネル
部材30に接している。
【0022】また、接岸または接舷の際には、固縛手段
24を弛めることによって、図2の(B)に示すよう
に、折り畳まれていた折畳式防舷物10を展開させる。
固縛ベルト24を弛めると、通常、折畳式防舷物10は
自重によって展開する。このため、折畳式防舷物を簡易
に、かつ、迅速に展開することができる。そして、固縛
ベルト24を再び引き締めれば、折畳式防舷物10を展
開させた状態で固縛することができる。
24を弛めることによって、図2の(B)に示すよう
に、折り畳まれていた折畳式防舷物10を展開させる。
固縛ベルト24を弛めると、通常、折畳式防舷物10は
自重によって展開する。このため、折畳式防舷物を簡易
に、かつ、迅速に展開することができる。そして、固縛
ベルト24を再び引き締めれば、折畳式防舷物10を展
開させた状態で固縛することができる。
【0023】また、折畳式防舷物10を展開した状態で
下端となる、第2防舷部材14の先端14a付近に、収
納ロープ(図示せず)を取りつけておけば、この収納ロ
ープを引きあげることによって、展開された折畳式防舷
物10を折り畳むことができる。そして、折畳式防舷物
10が折り畳まれた後に、固縛ベルト24を引き締めて
折畳式防舷物10を折り畳んだ状態で固縛することがで
きる。
下端となる、第2防舷部材14の先端14a付近に、収
納ロープ(図示せず)を取りつけておけば、この収納ロ
ープを引きあげることによって、展開された折畳式防舷
物10を折り畳むことができる。そして、折畳式防舷物
10が折り畳まれた後に、固縛ベルト24を引き締めて
折畳式防舷物10を折り畳んだ状態で固縛することがで
きる。
【0024】(第3の実施の形態)また、上述した第1
の実施の形態において説明した折畳式防舷物10は、例
えば、第1防舷部材の上端12aをガンネル28付近に
係止したまま、甲板31に引き揚げることも可能であ
る。図3に、折畳式防舷物10を甲板31に引き揚げた
例を示す。図3は、舷縁28付近の一部断面図である。
ここでは、甲板31に引き上げた折畳式防舷物10を折
り返したまま舷縁28のスタンション40に、このスタ
ンション40を跨いでかけた状態を示す。
の実施の形態において説明した折畳式防舷物10は、例
えば、第1防舷部材の上端12aをガンネル28付近に
係止したまま、甲板31に引き揚げることも可能であ
る。図3に、折畳式防舷物10を甲板31に引き揚げた
例を示す。図3は、舷縁28付近の一部断面図である。
ここでは、甲板31に引き上げた折畳式防舷物10を折
り返したまま舷縁28のスタンション40に、このスタ
ンション40を跨いでかけた状態を示す。
【0025】(第4の実施の形態)図4に、船舶の舷側
に、この発明の折畳式防舷物10を3個並べて展開させ
て固縛してある様子を示す。複数の折畳式防舷物10を
並べることにより、船首寄りの舷側の広い部分を覆うこ
とができる。第4の実施の形態では、展開した状態の折
畳式防舷物10の第2防舷部材14の先端14aは、波
切りライン34よりも下に達している。また、各折畳式
防舷物10をそれぞれ固縛する固縛ベルト24は、ガン
ネル28付近と水切りライン34の固定金具との間に、
図4に示すように、折畳式防舷物上にV字状に渡されて
いる。
に、この発明の折畳式防舷物10を3個並べて展開させ
て固縛してある様子を示す。複数の折畳式防舷物10を
並べることにより、船首寄りの舷側の広い部分を覆うこ
とができる。第4の実施の形態では、展開した状態の折
畳式防舷物10の第2防舷部材14の先端14aは、波
切りライン34よりも下に達している。また、各折畳式
防舷物10をそれぞれ固縛する固縛ベルト24は、ガン
ネル28付近と水切りライン34の固定金具との間に、
図4に示すように、折畳式防舷物上にV字状に渡されて
いる。
【0026】また、図4では、船体の右舷に折畳式防舷
物を取付けた状態を示しているが、左舷にも同様に折畳
式防舷物が取付けられている。
物を取付けた状態を示しているが、左舷にも同様に折畳
式防舷物が取付けられている。
【0027】上述した各実施の形態では、これらの発明
を特定の条件で構成した例についてのみ説明したが、こ
れらの発明は多くの変更および変形を行うことができ
る。例えば、上述した実施の形態では、防舷部材どうし
をロープで連結したものについて説明したが、防舷部材
どうしを連接する方法はこれに限定されるものではな
く、例えば、複数の発泡体またはゴム状弾性体を、1つ
の収納体に並べて収納して、発泡体の切れ目で折り返す
ようにしても良い。また、防舷部材どうしを金具を用い
て連接することもできる。
を特定の条件で構成した例についてのみ説明したが、こ
れらの発明は多くの変更および変形を行うことができ
る。例えば、上述した実施の形態では、防舷部材どうし
をロープで連結したものについて説明したが、防舷部材
どうしを連接する方法はこれに限定されるものではな
く、例えば、複数の発泡体またはゴム状弾性体を、1つ
の収納体に並べて収納して、発泡体の切れ目で折り返す
ようにしても良い。また、防舷部材どうしを金具を用い
て連接することもできる。
【0028】また、上述した各実施例では、二つ折りと
なる折畳式防舷物の例について説明したが、この発明の
折畳式防舷物は、3連以上の防舷部材を以って構成して
も良い。そして、折畳式防舷物を、二つ折りに限らず、
例えば三つ折りにして固縛しても良い。
なる折畳式防舷物の例について説明したが、この発明の
折畳式防舷物は、3連以上の防舷部材を以って構成して
も良い。そして、折畳式防舷物を、二つ折りに限らず、
例えば三つ折りにして固縛しても良い。
【0029】また、この出願に係る第1の発明の折畳式
防舷物および第2の発明の折畳式防舷物の取扱い方法
は、強行接舷をするためだけでなく、通常の接岸または
接舷の際に用いても好適である。
防舷物および第2の発明の折畳式防舷物の取扱い方法
は、強行接舷をするためだけでなく、通常の接岸または
接舷の際に用いても好適である。
【0030】また、上述した実施例では、第1の発明の
折畳式防舷物を船舶に装着した例についてのみ説明した
が、第1の発明は、船舶以外の岸壁や水中構造物に取付
けて用いることもできる。
折畳式防舷物を船舶に装着した例についてのみ説明した
が、第1の発明は、船舶以外の岸壁や水中構造物に取付
けて用いることもできる。
【0031】
【発明の効果】この出願にかかる第1および第2の発明
の折畳式防舷物およびその防舷部材の取扱い方法によれ
ば、折り返えせるように互いに連接された複数のマット
形状の防舷部材を以って構成された折畳式防舷物を、折
り畳んだ状態で固縛手段によって舷側に固縛しておき、
接岸等の際に折畳式防舷物を展開するため、耐波性に優
れた常時装着可能な折畳式防舷物を提供することができ
る。
の折畳式防舷物およびその防舷部材の取扱い方法によれ
ば、折り返えせるように互いに連接された複数のマット
形状の防舷部材を以って構成された折畳式防舷物を、折
り畳んだ状態で固縛手段によって舷側に固縛しておき、
接岸等の際に折畳式防舷物を展開するため、耐波性に優
れた常時装着可能な折畳式防舷物を提供することができ
る。
【図1】(A)および(B)は、第1の実施の形態の説
明に供する斜視図である。
明に供する斜視図である。
【図2】(A)および(B)は、第2の実施の形態の説
明に供する断面図である。
明に供する断面図である。
【図3】第3の実施の形態の説明に供する図である。
【図4】第4の実施の形態の説明に供する図である。
10:折畳式防舷物 12:第1防舷部材 12a:第1防舷部材の上端 12b:防舷物の下端 14:第2防舷部材 14a:第2防舷部材の先端 16:収納体 18:ハトメ 20:ロープ 22:補強用ベルト 24:固縛手段(固縛ベルト) 26:舷側 28:舷縁(ガンネル) 30:ガンネル部材 32:舷墻(ブルワーク) 34:水切りライン(チェインライン) 36、38:固定金具 40:スタンション
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 井上 竜宏 福岡県北九州市門司区西海岸1丁目3番10 号 第七管区海上保安本部内 (72)発明者 新井 大樹 東京都江東区冬木10番13号 小川テント株 式会社内
Claims (2)
- 【請求項1】 折り返せるように互いに連接された複数
のマット形状の防舷部材を以って構成されてなることを
特徴とする折畳式防舷物。 - 【請求項2】 請求項1に記載の折畳式防舷物を取扱う
にあたり、 該折畳式防舷物の上端部付近を、船体の舷縁付近に係止
しておき、 航走の際には、前記折畳式防舷物が折り畳まれた状態
で、固縛手段によって該折畳式防舷物を前記舷側に固縛
しておき、 接岸または接舷の際には、前記固縛手段を弛めることに
よって、折り畳まれていた前記折畳式防舷物を展開させ
ることを特徴とする折畳式防舷物の取扱い方法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP15228896A JPH101092A (ja) | 1996-06-13 | 1996-06-13 | 折畳式防舷物およびその取扱い方法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP15228896A JPH101092A (ja) | 1996-06-13 | 1996-06-13 | 折畳式防舷物およびその取扱い方法 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH101092A true JPH101092A (ja) | 1998-01-06 |
Family
ID=15537255
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP15228896A Pending JPH101092A (ja) | 1996-06-13 | 1996-06-13 | 折畳式防舷物およびその取扱い方法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH101092A (ja) |
Cited By (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2009190509A (ja) * | 2008-02-13 | 2009-08-27 | Masahiro Fukuniwa | フェンダーフロートを利用した船舶用のフェンダーフロート装置 |
| JP2018095240A (ja) * | 2016-12-08 | 2018-06-21 | 積水化成品工業株式会社 | 防舷体 |
| KR20190058096A (ko) * | 2017-11-21 | 2019-05-29 | 김나정 | 다용도 펜더 |
| CN120517547A (zh) * | 2025-06-29 | 2025-08-22 | 山东万泽丰海洋开发集团有限公司 | 一种具有防护功能的远洋渔船抗撞平台 |
-
1996
- 1996-06-13 JP JP15228896A patent/JPH101092A/ja active Pending
Cited By (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2009190509A (ja) * | 2008-02-13 | 2009-08-27 | Masahiro Fukuniwa | フェンダーフロートを利用した船舶用のフェンダーフロート装置 |
| JP2018095240A (ja) * | 2016-12-08 | 2018-06-21 | 積水化成品工業株式会社 | 防舷体 |
| KR20190058096A (ko) * | 2017-11-21 | 2019-05-29 | 김나정 | 다용도 펜더 |
| CN120517547A (zh) * | 2025-06-29 | 2025-08-22 | 山东万泽丰海洋开发集团有限公司 | 一种具有防护功能的远洋渔船抗撞平台 |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| A02 | Decision of refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02 Effective date: 20021126 |