JPH10109546A - デフレクタを備えたサンルーフ装置 - Google Patents

デフレクタを備えたサンルーフ装置

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JPH10109546A
JPH10109546A JP26465796A JP26465796A JPH10109546A JP H10109546 A JPH10109546 A JP H10109546A JP 26465796 A JP26465796 A JP 26465796A JP 26465796 A JP26465796 A JP 26465796A JP H10109546 A JPH10109546 A JP H10109546A
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JP
Japan
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panel
deflector
guide rail
slider
roof opening
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JP26465796A
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Hiroyuki Shimizu
弘之 志水
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Daikyo Webasto Co Ltd
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Daikyo Webasto Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 パネルが前後動することでルーフ開口部を開
閉するサンルーフ装置において、パネル開度に関係な
く、ルーフ開口部内への空気吹き込みを防止可能なデフ
レクタを設ける。 【解決手段】 パネル7のスライダ8へ前後駆動を伝え
るケーブルに対し、このスライダ8より前位置に、枢支
部を介してデフレクタ14を揺動自在に設けた。このデ
フレクタ14は、パネル7と同伴移動可能で、且つ上端
部をパネル7の下面に当接付勢されており、常に、パネ
ル7の前縁部下面と、スライダ8の摺動を案内するガイ
ドレール10の設置レベルとの上下間で、風整流作用を
奏する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、デフレクタを備え
たサンルーフ装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、自動車等の乗り物の屋根等に設け
られるサンルーフ装置には、パネルを開いたときにルー
フ開口部内へ空気が吹き込むのを防止して、車内の静音
化や乱流の発生防止等を図るものとして、ルーフ開口部
の後縁寄りにデフレクタを設ける技術(実公昭59−9
78号公報参照、以下「第1従来例」と言う)や、ルー
フ開口部の前縁寄りにデフレクタを設ける技術(特公平
6−88499号公報や実開昭64−29017号公報
参照、以下、それぞれ「第2従来例」、「第3従来例」
と言う)等が知られている。
【0003】一方、パネルに対してデフレクタを設ける
ことで、デフレクタをパネルと同伴移動させるようにし
た技術(実開平2−105015号公報や実公平1−4
3933号公報参照、以下、それぞれ「第4従来例」、
「第5従来例」と言う)も知られている。なお、いずれ
の従来例でも、デフレクタは、パネルを開閉移動又はチ
ルト動作させるための駆動力からリンク機構やカム機構
等により取り出した作動力で、風整流作用位置(傾斜姿
勢)とパネル下部への収納位置(傾斜角度を緩くするか
又は水平にした姿勢)とに切り替わるようになってい
る。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】第1従来例では、パネ
ルが全開状態にならないとデフレクタが風整流作用位置
へセットされないため、パネル開度を中間的なものとし
たときの風整流ができないという欠点があった。第2、
第3従来例では、パネルが開くと同時にデフレクタが風
整流作用位置にセットされるものの、パネル開度が大き
くなればなる程、ルーフ開口部の前縁、即ち、デフレク
タからパネルの前縁部までが離れるようになるので、こ
の離れた部分から空気流れが車内に吹き込んでしまうと
いう欠点があった。
【0005】これらに対し、第4従来例や第5従来例で
はデフレクタがパネルと同伴移動するので、パネルの開
度に関係なく所定の風整流作用を得られることになる。
しかし、第4従来例において、デフレクタはパネルの上
面レベルよりも上側に設けられていたため、パネルとそ
の下方でパネルの移動を案内するガイドレールとの上下
間に、デフレクタの及ばない空間が形成されることにな
っていた。従って、この空間から空気が車内に吹き込ん
でしまうという欠点があった。
【0006】なお、この第4従来例は、その構造上、開
いたパネルをルーフ下部へ収納するインナータイプのサ
ンルーフ装置へ適用することが限定されているが、一般
に、このインナータイプのサンルーフ装置に比べてアウ
タースライドサンルーフではパネルとガイドレールとの
上下間が一層大きくなるため、そもそも、この第4従来
例の技術をアウタースライドサンルーフに適用すること
は無意味であった。
【0007】また、第5従来例において、パネルには、
その前縁の中央部に大きな長方形状の切欠部が設けら
れ、この切欠部内に同大・同形状をしたデフレクタが取
り付けられる構造になっている。そのため、パネルを全
閉状態にしたときに、この切欠部内で面一状に嵌まるよ
うになるデフレクタの外周縁と切欠部の内周縁との間の
シール性が問題となっていた。また、この第5従来例で
も、パネルとその下方のガイドレールとの上下間にデフ
レクタの及ばない空間が形成されることがあり、風整流
作用としては不十分であった。
【0008】本発明は、上記事情に鑑みてなされたもの
であって、パネルが少しでも開いた状態になればパネル
開度に関係なくデフレクタによる所定の風整流作用が得
られるようにし、またこの風整流作用はパネルの前縁部
下面からガイドレールに至る広範囲において確実に奏さ
れるものとし、更に適用可能とするサンルーフ装置の形
式が限定されることがないようにしたデフレクタを備え
たサンルーフ装置を提供することを目的とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】本発明では、上記目的を
達成するために、次の技術的手段を講じた。即ち、本発
明において、デフレクタはパネルと同伴移動可能に設け
られている。そして、常に、パネルの前縁部下面とガイ
ドレール上部との上下間で、ルーフ開口部内へ吹き込も
うとする空気流れを防ぐようになっている。すなわち、
デフレクタがパネルと同伴移動するので、ルーフ開口部
に対してパネルが少しでも開いた状態になれば、パネル
開度に関係なく、デフレクタは常に風整流作用を奏する
ようになる。
【0010】また、デフレクタは、パネル開度に関係な
く、パネルの前縁部下面に対する位置関係や、ガイドレ
ールに対する位置関係が保持されるようになっているの
で、パネルの下面とデフレクタの上端部との間、及びデ
フレクタの下端部レベルとガイドレールの設置レベルと
の間に空間が生じることがないようになっている。従っ
て、ルーフ開口部から車内への無用な空気の吹き込みは
生じない。
【0011】デフレクタは、その下部側に設けられる下
部枢軸により、パネルを前後動させるためのスライダ又
は伝動部材に対して前後揺動自在に保持させ、その上端
部を、例えばバネ付勢する等して、パネルの前縁部下面
に当接保持させるようにすればよい。なお、この場合の
スライダとは、パネルに固定されるブラケットだけでな
く、リフト機構等においてシュー側に固定される各種ブ
ラケット等をも含むものとする。また伝動部材は、駆動
用のケーブルや、このケーブルをスライダへ接続するた
めの接続部品等を含むものとする。従って、上記ガイド
レールとしても、スライダ用のもの及び伝動部材用のも
ののいずれをも含むものとなる。
【0012】デフレクタの上端部に摺接部材を設けてお
けば、デフレクタとパネルとが相対移動するときに、パ
ネルに対する傷付きや擦過音を防止できると共に、両者
の馴染みをよくして、風の通りを防止し易くできる利点
がある。この摺接部材としては、樹脂やゴム等で形成し
たローラ状のものやパッド状のものとすることができ
る。
【0013】また、上記とは異なるデフレクタの取付構
造としては、デフレクタの上部側に設けられる上部枢軸
により、パネルの前縁部下面に対して前後揺動自在に保
持させ、その下端部を、例えばバネ付勢する等して、ガ
イドレールに当接保持させるようにすればよい。なお、
デフレクタの上部枢軸をパネルの前縁部下面に対して前
後揺動自在に保持させると共に、デフレクタの下部枢軸
をスライダに対して前後揺動自在に保持させるようにし
てもよい。
【0014】
【発明の実施の形態】以下、図面に基づいて本発明の実
施の形態を説明する。図1は、本発明に係る第1実施形
態のサンルーフ装置1を、ワンボックスカータイプの自
動車(乗り物)の屋根2に設けた状況を示したものであ
る。なお、この自動車屋根2には、運転席や助手席に対
応する前部ルーフ部3にも、チルト方式により開閉可能
とされたルーフパネル4が設けられている。
【0015】本実施形態のサンルーフ装置1は、自動車
屋根2に設けられたルーフ開口部5からその上部後方へ
向けてパネル7が前後動するようになされた、いわゆる
アウタースライドサンルーフとして実施されている。従
って、パネル7には前スライダ8と後スライダ9とが設
けられ、このうち前スライダ8が、ルーフ開口部5の両
側を挟むようにルーフ内側に設けられた前部ガイドレー
ル10に沿って摺動自在に保持され、また後スライダ9
が、前部ガイドレール10に後続するかたちでルーフ外
側に設けられた後部ガイドレール11に沿って摺動自在
に保持されている。
【0016】そして、パネル7の前縁部下面と前部ガイ
ドレール10の設置レベルとの上下間に、パネル7と同
伴移動しつつルーフ開口部5内への空気吹き込みを防ぐ
デフレクタ14が設けられている。図2乃至図4に示す
ように、前スライダ8は、パネル7の下面に取付金具1
6等を介して固定されるL型のブラケット17と、この
ブラケット17の垂下部17aから外向きに突設された
楕円体状のシュー18とを有している。なお、ブラケッ
ト17の垂下部17aには2本の縦長孔20,21が設
けられており、これら縦長孔20,21に対して、モー
タ等の駆動装置(図示略)からの駆動力が、伝動部材2
4を介して伝えられるようになっている。
【0017】この伝動部材24は、可撓性を有するケー
ブル25と、このケーブル25の中途部に固定された接
続部品26とを有している。そして、この接続部品26
に、前スライダ8の上記縦長孔20,21へ上下動自在
に嵌まる係合ピン27及び突起部28が設けられてい
る。前部ガイドレール10は、ルーフ開口部5の内方へ
向けてコ字状に開口するシュー案内溝30と、これより
内側で上部へ向けて開口するケーブル案内溝31とを有
している。そして、シュー案内溝30に対して前スライ
ダ8のシュー18が嵌められ、ケーブル案内溝31に対
して伝動部材24のケーブル25及び接続部品26の一
部が嵌められている。
【0018】この前部ガイドレール10において、シュ
ー案内溝30の前端部は斜め下方へ傾斜しており、パネ
ル7がルーフ開口部5を全閉状態にするときに、前スラ
イダ8を下方へ引き下げてパネル7の密閉度及びシール
性を高めることができるようになっている。また、前部
ガイドレール10のケーブル案内溝31は、シュー案内
溝30よりも更に前方へ延びている。そして、このケー
ブル案内溝31には、伝動部材24の接続部品26より
も前方に、デフレクタ14用の支持部材33が摺動自在
に嵌められている。この支持部材33は、接続部品26
に対して所定だけ離れた位置で、伝動部材24のケーブ
ル25に固定されている。従って、支持部材33と接続
部品26との相互間隔、即ち、デフレクタ14の下部位
置と前スライダ8との位置関係は、互いに固定されたも
のであり、ケーブル25の移動と共に、これらデフレク
タ14と前スライダ8、即ち、デフレクタ14とパネル
7とが同伴移動することになる。
【0019】デフレクタ14は、好ましくは透明乃至着
色透明の樹脂板等によって形成されており、その両端部
の下部には、図5及び図6に示すようにボス部35が形
成されている。そして、このボス部35と上記支持部材
33とが、植え込みピン等により形成された下部枢軸3
6によって互いに回動自在に連結されている。従って、
デフレクタ14は、下部枢軸36を中心としてその上端
部側が前後方向へ揺動自在となっている。
【0020】なお、下部枢軸36まわりには、支持部材
33及びデフレクタ14のボス部35との間に、デフレ
クタ14を前倒し方向へ付勢する巻きバネ37が嵌めら
れている。従ってデフレクタ14は、その上端部をパネ
ル7の下面に当接させる状態が、常に保持されることに
なる。デフレクタ14の上縁部には、互いに所定間隔を
おいて複数本の摺接部材38が設けられている。この摺
接部材38は、パネル7の下面に対してデフレクタ14
の上端部が擦過するときの円滑性を高めるためのもの
で、図例のものは、デフレクタ14の長手方向へ向けた
中心軸まわりで回転自在とされたフリーローラとなって
いる。この摺接部材38は、樹脂やゴム、或いはスポン
ジ等、パネル7に対する接触時に引掻き傷や擦過音を生
じることなく、且つ馴染み性が良好となる素材によって
形成するのが好適である。
【0021】なお、前記した後スライダ9(図1参照)
についても、その図示は省略するが前スライダ8と略同
様なブラケット及びシュー(図4参照)を具備したもの
であり、このシューが後部ガイドレール11に設けられ
たシュー案内溝を移動するようになっている。また、こ
の後部ガイドレール11の前端部も、前部ガイドレール
10におけるシュー案内溝30(図3参照)の場合と同
様に、斜め下方へ傾斜しており、パネル7がルーフ開口
部5を全閉状態にするときに、後スライダ9を下方へ引
き下げてパネル7の密閉度及びシール性を高めることが
できるようになっている。
【0022】次に、前記構成のサンルーフ装置1の稼働
状況を説明する。パネル7がルーフ開口部5を全閉にし
ている状態から、伝動部材24により前スライダ8を後
方へ移動させると、前部ガイドレール10におけるシュ
ー案内溝30の前端部(傾斜部分)に位置していたシュ
ー18が後方の水平部分へと抜け出す。また同様に、後
部ガイドレール11の前端部(傾斜部分)に位置してい
た後スライダ9のシューも、その後方の水平部分へと抜
け出す。
【0023】そのため、パネル7は、ルーフ開口部5か
らその斜め後方へ押し上げられるようになる。このと
き、デフレクタ14は、巻きバネ37のバネ力を受けて
いるので、下部枢軸36を中心としつつその上端部が上
方乃至前方へ向けて揺動するようになり、その結果、パ
ネル7の前縁部下面への当接状態が維持される(図1参
照)。
【0024】従って、デフレクタ14は、パネル7の下
面と前部ガイドレール10の設置レベルとの上下間か
ら、車内へ向けて空気が吹き込むのを防止すべく、整流
作用を奏する。この後は、パネル7の開度をどのように
変化させようとも、移動するパネル7に対してデフレク
タ14が同伴移動することになるので、上記効果は、常
に安定して得られるものとなる。
【0025】なお、パネル7を閉方向へ移動させてゆ
き、ルーフ開口部5を全閉させる時点において、デフレ
クタ14は、下降するパネル7によって上記と略逆の動
作、即ち、上端部が押し下げられる方向へ揺動して、そ
の傾斜度合を緩めるようになる。図7は、本発明に係る
第2実施形態のサンルーフ装置1に関するものであっ
て、デフレクタ14の取付状況を示している。この第2
実施形態において、デフレクタ14の揺動を保持する下
部枢軸36は、前スライダ8のブラケット17から前方
へ突出して固定された支持枠40によって保持されてい
る。
【0026】このような構造であると、デフレクタ14
と前スライダ8との前後間隔が、ケーブル25の切断や
撓み等に影響されないため、デフレクタ14の前後動
が、パネル7と同様に常に俊敏で確実なものとなる利点
がある。なお、本第2実施形態では、デフレクタ14の
上端部に設ける摺接部材38を軟質の樹脂やゴム等から
なるパッド状のものとした。
【0027】図8及び図9は、本発明に係る第3実施形
態のサンルーフ装置1を示しており、この第3実施形態
では、パネル7の前縁部下面とデフレクタ14の上端部
とが上部枢軸43を介して連結されており、従ってデフ
レクタ14は、その下端部を前後方向へ揺動自在となっ
ている。また、デフレクタ14の下端部には、その幅方
向両側へ突出する係合杆44が設けられており、この係
合杆44が、前部ガイドレール10においてケーブル案
内溝を形成させる前方延長部分10a上に係合可能とな
っている。
【0028】上部枢軸43まわりには、パネル7及びデ
フレクタ14との間に、デフレクタ14を下方乃至後方
へ向けて付勢する巻きバネ45が嵌められている。従っ
てデフレクタ14は、その下端部を前部ガイドレール1
0の前方延長部分10a上へ当接させる状態が、常に保
持されることになる。この第3実施形態では、パネル7
の前後動に応じてデフレクタ14が上部枢軸43を中心
として揺動し、その下端部が前部ガイドレール10に対
する当接状態を保持させる点において、第1実施形態と
異なるだけであり、その他、基本的作用効果は第1実施
形態と同じである。
【0029】ところで、本発明は上記実施形態に限定さ
れるものではない。例えば、第1実施形態において、デ
フレクタ14の下部枢軸36を有する支持部材33は、
前部ガイドレール10のシュー案内溝30に対して嵌め
るようにしてもよい。また、この支持部材33が、パネ
ル7を全閉させることによって前部ガイドレール10に
対して最も前方へ移動したときに、デフレクタ14に対
して緩衝作用を得られるようにするため、前部ガイドレ
ール10の該当位置又は支持部材33の前部にダンパー
を設けるのが好適である。
【0030】第1及び第2実施形態において、パネル7
の前縁部下面に、デフレクタ14の上端部が前後動する
のを案内するようなガイドレールを設けてもよい。第3
実施形態において、デフレクタ14の下端部に設けられ
た係合杆44を前部ガイドレール10に対して当接させ
る位置は、レール上面に限らず、例えば前部ガイドレー
ル10に横溝等を設ける場合にこの横溝内へ嵌めるよう
にしてもよい。
【0031】ガイドレールが前部のもの(10)と後部
のもの(11)とに分けられている点、及びガイドレー
ル(10,11)が有する溝構造等は、何ら限定される
ものではない。本発明は、アウタースライドサンルーフ
への適用に限定されるものではなく、パネル7をチルト
ダウン後に後方移動させるチルトインナースライダ方
式、パネル7をチルトアップ後に後方移動させるチルト
アウタースライダ方式、幌(キャンバストップ)方式
等、あらゆるタイプのサンルーフ装置に適用可能であ
る。また手動式のサンルーフ装置にも適用することがで
きる。
【0032】
【発明の効果】以上の説明で明らかなように、本発明に
係るサンルーフ装置では、デフレクタがパネルと同伴移
動可能になされ、そして、常に、パネルの前縁部下面と
ガイドレール上部との上下間で、ルーフ開口部内へ吹き
込もうとする空気流れを防ぐようになっているので、ル
ーフ開口部に対してパネルが少しでも開いた状態になれ
ば、パネル開度に関係なく、デフレクタによって常に風
整流作用が得られるだけでなく、パネルの下面とデフレ
クタの上端部との間、及びデフレクタの下端部レベルと
ガイドレールの設置レベルとの間に、無用な空間が生じ
ず、従って、ルーフ開口部から車内への無用な空気の吹
き込みは生じない。
【0033】そのため、車内の静音化等が確実に得られ
るものとなる。デフレクタは、下部枢軸を中心として前
後揺動する構造にしたり、上部枢軸を中心として前後揺
動する構造にしたりでき、いずれも、リンク機構やカム
機構等を設ける必要がないので、構造の簡潔化、故障等
の抑制化、コストの低廉化等が図れる。
【0034】なお、デフレクタが下部枢軸を中心として
前後揺動するものであって、その上端部に摺接部材を設
けた場合には、デフレクタとパネルとが相対移動すると
きに、パネルに対する傷付きや擦過音を防止できると共
に、両者の馴染みをよくして、風の通りを防止し易くで
きる利点がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る第1実施形態のサンルーフ装置を
ワンボックスカータイプの自動車屋根に設けた状況を示
す側断面図である。
【図2】図1のA−A線に対応した拡大断面図である。
【図3】図2のB−B線矢視図である。
【図4】前スライダのブラケット及びシューを示す斜視
図である。
【図5】図3のC−C線矢視図である。
【図6】デフレクタの中間省略斜視図である。
【図7】本発明に係る第2実施形態のサンルーフ装置の
デフレクタ取付構造を示す要部斜視図である。
【図8】本発明に係る第3実施形態のサンルーフ装置を
示す概略側断面図である。
【図9】本発明に係る第3実施形態のサンルーフ装置の
デフレクタ取付構造を示す要部側断面図である。
【符号の説明】
1 サンルーフ装置 5 ルーフ開口部 7 パネル 8 前スライダ 9 後スライダ 10 前部ガイドレール 11 後部ガイドレール 14 デフレクタ 24 伝動部材 36 下部枢軸 38 摺接部材 43 上部枢軸

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ルーフ開口部(5)を形成した乗り物屋
    根(2)に設けられるガイドレールと、該ガイドレール
    に移動自在に保持されるスライダと、該スライダに連結
    されていてルーフ開口部(5)を開閉するパネル(7)
    と、上記スライダをガイドレールに沿って駆動する伝動
    部材(24)とを有し、前記パネル(7)の前縁部下面
    とガイドレール(10)の設置レベルとの上下間に、パ
    ネル(7)と同伴移動しつつルーフ開口部(5)内への
    空気流れを防ぐデフレクタ(14)が設けられているこ
    とを特徴とするデフレクタを備えたサンルーフ装置。
  2. 【請求項2】 ルーフ開口部(5)を形成した乗り物屋
    根(2)に設けられるガイドレールと、該ガイドレール
    に移動自在に保持されるスライダと、該スライダに連結
    されていてルーフ開口部(5)を開閉するパネル(7)
    と、上記スライダをガイドレールに沿って駆動する伝動
    部材(24)とを有し、前記スライダ(8)又は伝動部
    材(24)に対して下部枢軸(36)を中心として前後
    揺動自在にデフレクタ(14)が設けられ、該デフレク
    タ(14)の上端部が前記パネル(7)の前縁部下面に
    当接状態を保持されていることを特徴とするデフレクタ
    を備えたサンルーフ装置。
  3. 【請求項3】 前記デフレクタ(14)の上端部にパネ
    ル(7)の下面との当接を円滑化する摺接部材(38)
    が設けられていることを特徴とする請求項1又は請求項
    2記載のデフレクタを備えたサンルーフ装置。
  4. 【請求項4】 ルーフ開口部(5)を形成した乗り物屋
    根(2)に設けられるガイドレールと、該ガイドレール
    に移動自在に保持されるスライダと、該スライダに連結
    されていてルーフ開口部(5)を開閉するパネル(7)
    と、上記スライダをガイドレールに沿って駆動する伝動
    部材(24)とを有し、前記パネル(7)の前縁部下面
    に対して上部枢軸(43)を中心として前後揺動自在に
    デフレクタ(14)が設けられ、該デフレクタ(14)
    の下端部が前記ガイドレール(10)に当接状態を保持
    されていることを特徴とするデフレクタを備えたサンル
    ーフ装置。
JP26465796A 1996-10-04 1996-10-04 デフレクタを備えたサンルーフ装置 Pending JPH10109546A (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2003518462A (ja) * 1999-12-13 2003-06-10 イナルファ・インドゥストゥリース・ベーフェー 車両用オープンルーフ構造
JP2016120769A (ja) * 2014-12-24 2016-07-07 マツダ株式会社 開閉ルーフ車の整流構造

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