JPH10110013A - 結晶性ポリプロピレン - Google Patents
結晶性ポリプロピレンInfo
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- JPH10110013A JPH10110013A JP28593196A JP28593196A JPH10110013A JP H10110013 A JPH10110013 A JP H10110013A JP 28593196 A JP28593196 A JP 28593196A JP 28593196 A JP28593196 A JP 28593196A JP H10110013 A JPH10110013 A JP H10110013A
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Abstract
ポリプロピレンを提供する。 【解決手段】 0.5 <MFR(メルトフローレート)<
200 、90<HI(ヘプタン不溶分含有率)であり、かつ
MFRと、130 ℃で等温結晶化させたときの球晶の成長
過程における球晶成長速度Gとが、下記式(I)を満た
す結晶性ポリプロピレン。 【化1】 log(G)>0.0532・log(MFR)+ 0.987 (I) (Gは1分間当たりの球晶半径(μm)の増加率(μm
/分)として表す)
Description
レンに関する。
であり、かつ剛性、耐熱性等に優れているため、各種容
器、日用品、自動車部品、電気部品など各種の分野で広
く使用されている。しかしながら、これらの性質も、使
用目的によっては、未だ不十分である。剛性を改良する
方法は種々提案されているが、それらの多くは添加剤等
を用いて後処理を施す方法(例えば特開平6-329726号公
報)であり、プロセス面でコスト高になってしまう。重
合方法を工夫することにより剛性を改良する方法も知ら
れている(特開平6-329726公報)が、現時点では不十分
である。
途によっては成形性および剛性のバランスが不十分であ
る。
ランスに優れた結晶性ポリプロピレンを提供することを
目的とする。
ローレートMFRが、0.5 <MFR<200 を満たし、
(2) 改良ソックスレー抽出器で沸騰n-ヘプタンにより6
時間抽出した後の残渣の、重合体全体に対する重量比率
HIが、90<HIを満たし、かつ(3) 前記MFRと、13
0 ℃で等温結晶化させたときの球晶の成長過程における
球晶成長速度Gとが、次式(I):
加率(μm/分)として表す)の関係を満たすことを特
徴とする結晶性ポリプロピレンを提供する。好ましい態
様として、次のものを挙げることができる: MFRが、0.7 <MFR<150 を満たす上記の結晶性
ポリプロピレン。 MFRが、1.0 <MFR<100 を満たす上記の結晶性
ポリプロピレン。 HIが、92<HIを満たす上記のいずれかの結晶性ポ
リプロピレン。 HIが、94<HIを満たす上記のいずれかの結晶性ポ
リプロピレン。 MFRとGとが、次式(II):
記のいずれかの結晶性ポリプロピレン。 MFRとGとが、次式(III):
記のいずれかの結晶性ポリプロピレン。
は、そのメルトフローレートMFRが、0.5 <MFR<
200 を満たすことが必要である。MFRは、好ましくは
0.7 より大きく、より好ましくは1.0 より大きい。また
MFRは、好ましくは150 より小さく、より好ましくは
100 より小さい。MFRが0.5 以下の場合には流動性お
よび成形性が悪くなり、200 以上の場合には強度、特に
耐衝撃性が低下する。ここで、メルトフローレート(M
FR)は、ASTM D1238に従い、230 ℃、荷重
2.16 kg の条件で測定したものであり、単位はg/10分
である(以下でも同様)。
Iが、90<HIを満たすことが必要である。HIは、好
ましくは92<HI、より好ましくは94<HIを満たす。
HIが90以下の場合には、剛性が低下する。ここで、H
Iとはヘプタン不溶分含有率であり、結晶性ポリプロピ
レンを、改良ソックスレー抽出器で沸騰n-ヘプタンによ
り6時間抽出した後の残渣(すなわちヘプタン不溶分)
の、結晶性ポリプロピレン全体に対する重量比率であ
る。
で等温結晶化させたときに、球晶の成長過程における球
晶成長速度Gの値(単位:μm/分)が、該結晶性ポリ
プロピレンのMFR値と特定の関係、すなわち次式
(I):
とが必要である。好ましくは、次式(II):
さらに好ましくは、次式(III):
ようにして求めたものである。すなわち、本発明の結晶
性ポリプロピレンを130 ℃にて等温結晶化して、球晶の
成長過程を観測し、経過時間に対して成長した球晶の半
径をプロットして得られる直線の傾きを、単位時間
(分)当たりの球晶半径増加量(μm)として表したも
のである。GとMFRとが、上記(I)の関係を満たさ
ないと、剛性と成形性がバランスよく優れた結晶性ポリ
プロピレンが得られない。
は特に限定されないが、例えば特開平7-133319号公報に
詳細に記載された方法、すなわち塩化マグネシウム担持
型立体規則性触媒を用い、これに適当なシラン添加予備
重合、シラン添加本重合を組合せる方法により製造する
のが好ましい。この方法は具体的には、(a)マグネシ
ウム、チタン、ハロゲンおよび電子供与性化合物を必須
成分とする固体成分を、(b)有機アルミニウム化合物
および(c)有機ケイ素化合物の存在下で、(d)オレ
フィンと接触させる(予備重合)ことにより得られる触
媒成分を用いて、プロピレンを重合する(本重合)こと
により行う。
ム化合物、チタン化合物および電子供与性化合物を接触
させて調製する。なお、前記化合物のいずれもハロゲン
原子を含有しない場合には、これにハロゲン化合物を加
えて接触させる。マグネシウム化合物としては、例えば
Mg(CH3 )2 等のジアルキルマグネシウム;Mg
(C6 H5 )2 等のジアリールマグネシウム;Mg(O
C4 H9 )2 等のジアルコキシマグネシウム;Mg(O
C6 H5 )2 等のジアリールオキシマグネシウム;C2
H5 MgBr等のハロゲン化アルキルマグネシウム;C
6 H5 MgCl等のハロゲン化アリールマグネシウム;
(C4 H9 O)MgBr等のハロゲン化アルコキシマグ
ネシウム;(C6 H5 O)MgCl等のハロゲン化アリ
ールオキシマグネシウム;MgCl2 等のハロゲン化マ
グネシウムなどが挙げられる。マグネシウム化合物は、
(a)固体成分調製の際に、金属マグネシウムから調製
することもできる。チタン化合物は、二価、三価または
四価のチタン化合物が使用でき、好ましい具体例として
は、四塩化チタン、トリクロロエトキシチタン、ジクロ
ロジブトキシチタン、ジクロロジフェノキシチタン等が
挙げられる。電子供与性化合物としては、例えばカルボ
ン酸およびその誘導体(無水物、エステル、ハライド
等)、アルコール類、フェノール類、エーテル類、ケト
ン類、アミン類、アミド類、ニトリル類、アルデヒド
類、アルコレート類等が挙げられる。ハロゲン化合物と
しては、例えばメチルクロリド等のハロゲン化炭化水
素;クロロエタノール等のハロゲン化アルコール;ブロ
モフェノール等のハロゲン化フェノール;HSiCl3
等のハロゲン化ケイ素化合物;金属ハライドなどが挙げ
られる。
ヘキサン、ヘプタン、シクロヘキサン、ベンゼン、トル
エン等)の存在下または不存在下で、混合撹拌するか、
機械的に共粉砕することにより行われ、また40〜150 ℃
の加熱下で行うことができる。(a)固体成分の調製
は、特開昭63-264607 号公報、特開昭58-198503 号公報
および特開昭62-146904 号公報に詳細に開示されている
方法を用いるのが好ましい。より詳細には、 (イ)金属マグネシウム、(ロ)ハロゲン化炭化水
素、(ハ)一般式Xn M(OR)m-n の化合物(Xは水
素原子、ハロゲン原子またはC1 〜C20炭化水素;Mは
B、C、Al、SiまたはP;RはC1 〜C20炭化水
素;mはMの原子価、m>n≧0)を接触させることに
より得られるマグネシウム含有固体を(ニ)ハロゲン含
有アルコールと接触させ、次いで(ホ)電子供与性化合
物及び(ヘ)チタン化合物と接触させる方法(特開昭63
-264607 号公報)、 (イ)マグネシウムジアルコキシドと(ロ)水素‐ケ
イ素結合を有するハロゲン化ケイ素化合物を接触させた
後、(ハ)ハロゲン化チタン化合物を接触させ、次いで
(ニ)電子供与性化合物と接触させる(必要に応じて更
にハロゲン化チタン化合物を接触させる)方法(特開昭
62-146904 号公報)、 (イ)マグネシウムジアルコキシドと(ロ)水素‐ケ
イ素結合を有するハロゲン化ケイ素化合物を接触させた
後、(ハ)電子供与性化合物と接触させ、次いで(ニ)
チタン化合物を接触させる方法(特開昭58-198503 号公
報)である。
い。
(b)有機アルミニウム化合物および(c)有機ケイ素
化合物の存在下で、(d)オレフィン(例えばエチレ
ン、プロピレン、ブテン等のα‐オレフィン)と接触さ
せる。有機アルミニウム化合物としては、例えばトリメ
チルアルミニウム、トリエチルアルミニウム、トリイソ
ブチルアルミニウム、トリヘキシルアルミニウム等が挙
げられる。有機ケイ素化合物としては、例えばビス(オ
キサシクロペント-3- イル)ジメトキシシラン、ジメト
キシメチル-2- オキサシクロヘキシルシラン、2,3,4-ト
リメチル-3- アザシクロペンチルトリメトキシシラン、
イソプロポキシシクロペンチルジメトキシシラン、sec-
ブトキシシクロペンチルジメトキシシラン、シクロヘキ
シルメチルジメトキシシラン、ジシクロペンチルジメト
キシシラン、t-ブトキシシクロペンチルジメトキシシラ
ン、t-アミロキシシクロペンチルジメトキシシラン、ジ
-sec- ブトキシプロピルジメトキシシラン等を挙げるこ
とができる。また、必要に応じて、電子供与性化合物を
予備重合時に加えるのが好ましい。そのような電子供与
性化合物としては、例えばテトラメトキシシラン、テト
ラフェノキシシラン、ビニルトリエトキシシラン等の有
機ケイ素化合物が好ましい。
が好ましく、通常100 ℃以下の温度で行う。重合方式
は、バッチ式でも連続式でもよく、また1段で行って
も、2段以上の多段で行ってもよい。好ましくは、予備
重合系での(b)有機アルミニウム化合物の濃度は、10
〜500 ミリモル/リットルとなるように用いられ、
(a)固体成分中のチタン1g原子当たり1〜50,000モ
ルとなるように用いられる。(c)有機ケイ素化合物
は、予備重合系での濃度が5〜1000ミリモル/リットル
になるように用いられる。予備重合により(a)固体成
分中にオレフィンポリマーが取り込まれるが、そのポリ
マー量を(a)固体成分1g当たり0.1 〜200 gとする
のが好ましい。
媒体で希釈または洗浄することができる。洗浄後、乾燥
してもよい。
において、さらに金属酸化物が含まれている触媒を使用
することもできる。金属酸化物は、元素の周期表第II族
〜第IV族の元素の群から選ばれる元素の酸化物であり、
それらを例示すると、B2 O3 、MgO、Al2 O3 、
SiO2 、CaO、TiO2 、ZnO、ZrO2 、Sn
O2 、BaO、ThO2 等が挙げられる。これらの中で
もB2 O3 、MgO、Al2 O3 、SiO2 、Ti
O2 、ZrO2 が好ましく、特にSiO2 が好ましい。
さらに、これら金属酸化物を含む複合酸化物、例えばS
iO2 ‐MgO、SiO2 ‐Al2 O3 、SiO2 ‐T
iO2 、SiO2 ‐V2 O5 、SiO2 ‐Cr2 O3 、
SiO2 ‐TiO2 ‐MgO等を使用することもでき
る。
使用される。粉末の大きさおよび形状等の形態は、得ら
れるオレフィン重合体の形態に影響を及ぼすことが多い
ので、適宜調節することが望ましい。金属酸化物は、使
用にあたって被毒物質を除去する等の目的から、可能な
限り高温で焼成し、さらに大気と直接接触しないように
取り扱うのが望ましい。
しい調製法としては、特開昭58-162607 号公報、同55-9
4909号公報、同55-115405 号公報、同57-108107 号公
報、同61-21109号公報、同61-174204 号公報、同61-174
205 号公報、同61-174206 号公報、同62-7706 号公報等
に開示されている方法が挙げられる。より詳細には、 金属酸化物とマグネシウムジアルコキシドとの反応生
成物を、電子供与性化合物および4価のハロゲン化チタ
ンと接触させる方法(特開昭58-162607 号公報)、 無機酸化物とマグネシウムヒドロカルビルハライド化
合物との反応生成物を、ルイス塩基化合物および四塩化
チタンと接触させる方法(特開昭55-94909号公報)、 シリカ等の多孔質担体とアルキルマグネシウム化合物
との反応生成物を、チタン化合物と接触させる前に電子
供与性化合物およびハロゲン化ケイ素化合物と接触させ
る方法(特開昭55-115405 号公報、同57-108107 号公
報)、 金属酸化物、アルコキシ基含有マグネシウム化合物、
オルト位にカルボキシル基を持つ芳香族多価カルボン酸
もしくはその誘導体およびチタン化合物を接触させる方
法(特開昭61-174204 号公報)、 金属酸化物、アルコキシ基含有マグネシウム化合物、
水素‐ケイ素結合を有するケイ素化合物、電子供与性化
合物およびチタン化合物を接触させる方法(特開昭61-1
74205 号公報) 金属酸化物、アルコキシ基含有マグネシウム化合物、
ハロゲン元素もしくはハロゲン含有化合物、電子供与性
化合物およびチタン化合物を接触させる方法(特開昭61
-174206 公報)、 金属酸化物、ジヒドロカルビルマグネシウムおよびハ
ロゲン含有アルコールを接触させることによって得られ
る反応生成物を、電子供与性化合物およびチタン化合物
と接触させる方法(特開昭61-21109号公報)、 金属酸化物、ヒドロカルビルマグネシウムおよびヒド
ロカルビルオキシ基含有化合物(前記アルコキシ基含有
化合物に相当)を接触させることによって得られる固体
をハロゲン含有アルコールと接触させ、さらに電子供与
性化合物およびチタン化合物と接触させる方法(特開昭
62-7706 号公報)である。これらの中でも〜の方法
が、特におよびの方法が望ましい。
に応じて有機金属化合物および/または電子供与性化合
物と組合せて、プロピレンの重合(本重合反応)を行
う。有機金属化合物としては、Li、Mg、Ca、Z
n、Alの有機化合物を使用できる。中でも特に、有機
アルミニウム化合物が好ましく、例えばトリメチルアル
ミニウム、トリエチルアルミニウム、トリイソブチルア
ルミニウム等のトリアルキルアルミニウム;ジエチルア
ルミニウムクロリド等のジアルキルアルミニウムモノハ
ライド;エチルアルミニウムジブロミド等のモノアルキ
ルアルミニウムジハライド;メチルアルミニウムセスキ
クロリド等のアルキルアルミニウムセスキハライド;ジ
メチルアルミニウムメトキシド等のジアルキルアルミニ
ウムモノアルコキシド;ジイソブチルアルミニウムハイ
ドライド等のジアルキルアルミニウムハイドライド等が
挙げられる。電子供与性化合物としては、例えばジメト
キシメチル-2- オキサシクロヘキシルシラン、2,3,4-ト
リメチル-3- アザシクロペンチルトリメトキシシラン、
ビス(オキサシクロペント-3- イル)ジメトキシシラ
ン、イソプロポキシシクロペンタジエニルジメトキシシ
ラン、t-ブトキシシクロペンタジエニルジメトキシシラ
ン、イソプロポキシシクロペンチルジメトキシシラン、
sec-ブトキシシクロペンチルジメトキシシラン、シクロ
ヘキシルメチルジメトキシシラン、ジシクロペンチルジ
メトキシシラン、t-ブトキシシクロペンチルジメトキシ
シラン、t-アミロキシシクロペンチルジメトキシシラ
ン、ジ-sec- ブトキシプロピルジメトキシシラン等の有
機ケイ素化合物が挙げられる。
ブタン、イソブタン、シクロヘキサン、ベンゼン、トル
エン等の不活性炭化水素中および液状モノマー中)で、
重合温度-80 〜+150℃で、重合圧力1〜60気圧で行うこ
とができる。重合反応はバッチ式でも連続式でもよく、
また1段で行っても、2段以上の多段で行ってもよい。
生成するポリマーの分子量を調節するために、重合反応
系に、水素等公知の分子量調節剤を存在させることがで
きる。分子量調節剤の種類および量を変えることによっ
て、所望のMFRを有するポリプロピレンを得ることが
できる。
添加剤を共に含む組成物として使用できる。併用できる
慣用の添加剤としては、酸化防止剤、熱安定剤、光安定
剤、難燃剤、可塑剤、帯電防止剤、滑剤、離型剤、核
剤、充填剤等が挙げられる。
明する。なお%は、特に断らない限り重量%である。
従い、230 ℃、荷重2.16 kg の条件で測定した。HI
(ヘプタン不溶分)は、試料を改良ソックスレー抽出器
で沸騰n-ヘプタンにより6時間抽出した後の残渣の、試
料全体に対する重量比率として求めた。曲げ弾性率は、
JIS K−6758に従い、測定した。また、130 ℃
での等温結晶化による球晶の成長過程における球晶成長
速度Gは次のようにして測定した:約5mgの試料をカ
バーグラスに挟み、装置1において220 ℃で15分間保持
した後急冷し、130 ℃に保持した。130 ℃に保持したま
まで装置1を装置2に挿入し、装置2によって球晶の成
長過程を観測し、球晶の半径方向の増加量を測定し、1
分間当たりの増加量(μm/分)として、球晶成長速度
Gを求めた。なお、装置1および装置2は、以下のもの
を使用した。装置1:ホットステージ装置METTLE
R FP80HT、温度制御±0.1 ℃;装置2:光学顕
微鏡、測定倍率200倍、透過型、偏光なし。
雰囲気下、チップ状の金属マグネシウム(純度99.5%、
平均粒径1.6 mm)8.3 gおよびn-ヘキサン250mlを入
れ、68℃で1時間撹拌後、金属マグネシウムを取り出
し、65℃で減圧乾燥するという方法で予備活性化した金
属マグネシウムを得た。
エーテル140 mlおよびn-ブチルマグネシウムクロリド
のn-ブチルエーテル溶液(1.75モル/リットル)を0.5
ml加えた懸濁液を55℃に保持し、さらにn-ブチルエー
テル50mlにn-ブチルクロリド38.5mlを溶解した溶液
を50分間かけて滴下した。撹拌下70℃で4時間反応を行
った後、反応液を25℃に保持した。
2 H5 )3 55.7mlを1時間かけて滴下した。滴下終
了後、60℃で15分間反応を行い、反応生成固体をn-ヘキ
サン各300mlで6回洗浄し、室温で1時間減圧乾燥
し、マグネシウム19.0%、塩素28.9%を含むマグネシウ
ム含有固体31.6gを回収した。
り付けた300 mlの反応容器に、窒素ガス雰囲気下、マ
グネシウム含有固体6.3 gおよびn-ヘプタン50mlを入
れ、懸濁液とし、室温で撹拌しながら、2,2,2-トリクロ
ロエタノール20ml(0.02ミリモル)とn-ヘプタン11m
lの混合溶液を滴下ロートから30分間かけて滴下し、さ
らに80℃で1時間撹拌した。得られた固体を濾別し、室
温のn-ヘキサン各100mlで4回洗浄し、さらにトルエ
ン各100 mlで2回洗浄して、固体成分を得た。
さらに四塩化チタン/トルエンの体積比が3/2になる
ように四塩化チタンを加えて90℃に昇温した。撹拌下
に、フタル酸ジn-ブチル2mlとトルエン5mlの混合
溶液を5分間で滴下した後、120 ℃で2時間撹拌した。
得られた固体状物質を90℃で濾別し、トルエン各100 m
lで2回、90℃で洗浄した。さらに、四塩化チタン/ト
ルエンの体積比が3/2になるように四塩化チタンを加
え、120 ℃で2時間撹拌した。得られた固体物質を110
℃で濾別し、室温の各100 mlのn-ヘキサンにて7回洗
浄して成分A15.5gを得た。予備重合 窒素で置換して十分に乾燥した200 mlの反応器に、窒
素ガス雰囲気下で、上記で得られた成分A1 2.5 gお
よびn-ヘキサン100 mlを入れ、撹拌しながら0℃に冷
却した。次に、撹拌下で、トリエチルアルミニウム5ミ
リモルおよびイソプロポキシシクロペンチルジメトキシ
シラン1ミリモルを入れた。同温度で10分間撹拌を続け
た後、プロピレンガスを連続的に供給した。プロピレン
の消費量が7.5 gになった時点で、プロピレンガスの供
給を止めた。その後、10分間撹拌を続けた後、撹拌を停
止し、80mlのヘキサンにてデカンテーションによる洗
浄を5回行い、重合触媒成分A1′のスラリーを得た。本重合 十分に窒素置換した1.5リットルのオートクレーブ
に、窒素雰囲気下で、上記で得られた重合触媒成分A
1′ 24.1mg、トリエチルアルミニウムのn-ヘプタン
溶液(0.2 モル/リットル)2mlおよびイソプロポキ
シシクロペンタジエニルジメトキシシランのn-ヘプタン
溶液(0.04モル/リットル)2mlを混合して5分間保
持したものを入れた。次いで、分子量調節剤としての水
素ガス0.5 リットルおよび液体プロピレン1リットルを
圧入した後、オートクレーブの内温を70℃にして1時間
重合を行った。重合終了後、水素および未反応のプロピ
レンをパージし、オートクレーブ内のポリマーを取り出
した。ポリマーが285.3 g得られ、そのMFRは0.5 g
/10分であった。このポリマーのHIを測定したとこ
ろ、98.5であった。
し、また曲げ弾性率を測定した。結果を表2に示す。
よび分子量調節剤(水素)量を表1に示すように変更し
た以外は実施例1と同様にして、ポリプロピレンを得
た。得られたポリプロピレンのMFR、HI、球晶成長
速度Gおよび曲げ弾性率を測定した。結果を表2に示
す。
いて、表1に示すシラン化合物を使用し、かつ分子量調
節剤(水素)量を表1に示すように変更した以外は実施
例1と同様にして、ポリプロピレンを得た。得られたポ
リプロピレンのMFR、HI、球晶成長速度Gおよび曲
げ弾性率を測定した。結果を表2に示す。
コを窒素で置換した。このフラスコに、酸化ケイ素(D
AVISON社製、商品名:G−952)を窒素気流中
において200 ℃で2時間、さらに700 ℃で5時間焼成し
たもの5gおよびn-ヘプタン40mlを入れた。さらに、
n-ブチルエチルマグネシウム(以下、BEMという)の
20%n-ヘプタン溶液(テキサスアルキルズ社製、商品
名:MAGARA BEM)20mlを加え、90℃で1時
間撹拌した。
に、テトラエトキシシラン11.2gをn-ヘプタン20mlに
溶解した溶液を、滴下ロートから30分間かけて滴下し
た。滴下終了後、2時間かけて50℃に昇温し、50℃で1
時間撹拌を続けた。反応終了後、デカンテーションによ
り、上澄液を除去し、生成した固体を、60mlのn-ヘプ
タンを用いて室温で洗浄し、更にデカンテーションによ
り上澄液を除去した。このn-ヘプタンによる洗浄処理を
さらに4回行った。
えて懸濁液とし、これに2,2,2-トリクロルエタノール8.
0 gを10mlのn-ヘプタンに溶解した溶液を、滴下ロー
トから25℃において15分間かけて滴下した。滴下終了
後、25℃で30分間撹拌を続けた。反応終了後、室温にお
いて、60mlのn-ヘプタンにて2回、60mlのトルエン
にて3回それぞれ洗浄を行った。得られた固体(固体成
分I)を分析したところ、SiO2 36.6%、Mg 5.1
%およびCl 38.5%を含んでいた。
10mlおよび四塩化チタン40mlを加え、90℃まで昇温
し、n-ヘプタン5mlに溶解したフタル酸ジn-ブチル0.
6 gを5分間かけて添加した。その後、115 ℃に昇温
し、2時間反応させた。90℃に降温した後、デカンテー
ションにより上澄液を除き、n-ヘプタン70mlで2回洗
浄を行った。更に、n-ヘプタン15mlと四塩化チタン40
mlを加え、115 ℃で2時間反応させた。反応終了後、
得られた固体成分を60mlのn-ヘキサンにて室温で8回
洗浄を行った。次いで、減圧下、室温にて1時間乾燥を
行い、8.3 gの触媒成分(成分A2)を得た。この成分
A2には、Tiが3.1 %の他に、酸化ケイ素、Clおよ
びフタル酸ジn-ブチルが含まれていた。予備重合 窒素で置換して十分に乾燥した200 mlの反応器に、窒
素ガス雰囲気下で、上記で得られた成分A2 2.5 gお
よびn-ヘキサン100 mlを入れ、撹拌しながら0℃に冷
却した。次に、撹拌下で、トリエチルアルミニウム5ミ
リモルおよびsec-ブトキシシクロペンチルジメトキシシ
ラン1ミリモルを入れた。同温度で10分間撹拌を続けた
後、プロピレンガスを連続的に供給した。プロピレンの
消費量が7.5 gになった時点で、プロピレンガスの供給
を止めた。その後、10分間撹拌を続けた後、撹拌を停止
し、80mlのヘキサンにてデカンテーションによる洗浄
を5回行い、重合触媒成分A2′のスラリーを得た。本重合 十分に窒素置換した1.5リットルのオートクレーブ
に、窒素雰囲気下で、上記で得られた重合触媒成分A
2′ 80.1mg、トリエチルアルミニウムのn-ヘプタン
溶液(0.2 モル/リットル)2mlおよびt-ブトキシシ
クロペンタジエニルジメトキシシランのn-ヘプタン溶液
(0.04モル/リットル)2mlを混合して5分間保持し
たものを入れた。次いで、分子量調節剤としての水素ガ
ス8リットルおよび液体プロピレン1リットルを圧入し
た後、オートクレーブの内温を70℃にして1時間重合を
行った。重合終了後、水素および未反応のプロピレンを
パージし、オートクレーブ内のポリマーを取り出した。
ポリマーが241.8 g得られ、そのMFRは76.6g/10分
であった。このポリマーのHIを測定したところ、95.8
であった。
し、また曲げ弾性率を測定した。結果を表2に示す。
キシシランの代わりにテトラエトキシシランを使用し、
本重合において、t-ブトキシシクロペンタジエニルジメ
トキシシランの代わりにシクロヘキシルメチルジメチル
シランを使用し、かつ分子量調節剤としての水素ガスの
量を2.3 リットルに変更した以外は、実施例4と同様に
してポリプロピレンを得た。得られたポリプロピレンの
MFR、HI、球晶成長速度Gおよび曲げ弾性率を測定
した。結果を表2に示す。
性および剛性のバランスに優れているので、広い用途に
使用できる。特に、射出成形用途に好適である。
使用した装置2およびそれに挿入された装置1を示す。
Claims (1)
- 【請求項1】 (1) メルトフローレートMFRが、0.5
<MFR<200 を満たし、(2) 改良ソックスレー抽出器
で沸騰n-ヘプタンにより6時間抽出した後の残渣の、重
合体全体に対する重量比率HIが、90<HIを満たし、
かつ(3) 前記MFRと、130 ℃で等温結晶化させたとき
の球晶の成長過程における球晶成長速度Gとが、次式
(I): 【化1】 log(G)>0.0532・log(MFR)+ 0.987 (I) (上記式中、Gは1分間当たりの球晶半径(μm)の増
加率(μm/分)として表す)の関係を満たすことを特
徴とする結晶性ポリプロピレン。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP28593196A JP3469009B2 (ja) | 1996-10-09 | 1996-10-09 | 結晶性ポリプロピレン |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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| JP28593196A JP3469009B2 (ja) | 1996-10-09 | 1996-10-09 | 結晶性ポリプロピレン |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH10110013A true JPH10110013A (ja) | 1998-04-28 |
| JP3469009B2 JP3469009B2 (ja) | 2003-11-25 |
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ID=17697856
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
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Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP3469009B2 (ja) |
-
1996
- 1996-10-09 JP JP28593196A patent/JP3469009B2/ja not_active Expired - Fee Related
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| JP3469009B2 (ja) | 2003-11-25 |
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