JPH10110207A - 高炉へのTiO2 含有原料装入方法 - Google Patents
高炉へのTiO2 含有原料装入方法Info
- Publication number
- JPH10110207A JPH10110207A JP26720596A JP26720596A JPH10110207A JP H10110207 A JPH10110207 A JP H10110207A JP 26720596 A JP26720596 A JP 26720596A JP 26720596 A JP26720596 A JP 26720596A JP H10110207 A JPH10110207 A JP H10110207A
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- JP
- Japan
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- furnace
- tio
- raw material
- blast furnace
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 高炉炉底保護のために装入するTiO2 含有
原料の量を少なくできる高炉へのTiO2 含有原料装入
方法を提供する。 【解決手段】 高炉炉中心部にコークスを装入するとと
もに、TiO2 含有原料を炉中心部に装入する高炉への
TiO2 含有原料装入方法であり、下から上に、第1コ
ークス層C1 ,その上に第2コークス層C2 、その上の
炉中心部にコークスとTiO2 含有原料の混合層T1 、
その上に第1鉄原料層O1 、その上の炉中心部にコーク
スとTiO2 含有原料の混合層T2 、その上に第2原料
層O2 を形成する。
原料の量を少なくできる高炉へのTiO2 含有原料装入
方法を提供する。 【解決手段】 高炉炉中心部にコークスを装入するとと
もに、TiO2 含有原料を炉中心部に装入する高炉への
TiO2 含有原料装入方法であり、下から上に、第1コ
ークス層C1 ,その上に第2コークス層C2 、その上の
炉中心部にコークスとTiO2 含有原料の混合層T1 、
その上に第1鉄原料層O1 、その上の炉中心部にコーク
スとTiO2 含有原料の混合層T2 、その上に第2原料
層O2 を形成する。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、高炉の炉底耐火物
の損耗を防止するためのTiO2 含有原料装入方法に関
するものである。
の損耗を防止するためのTiO2 含有原料装入方法に関
するものである。
【0002】
【従来の技術】高炉の寿命は、主として炉内耐火物の損
耗により決定される。シャフト部、ベリー部、ボッシュ
部については、長時間休風あるいは、1ケ月程度の中間
改修により、損耗部の補修が可能であるが、羽口レベル
より下の炉底部においては、耐火物の補修を完全に行う
ことはできない。
耗により決定される。シャフト部、ベリー部、ボッシュ
部については、長時間休風あるいは、1ケ月程度の中間
改修により、損耗部の補修が可能であるが、羽口レベル
より下の炉底部においては、耐火物の補修を完全に行う
ことはできない。
【0003】そこで、炉底部耐火物の残存厚さを知るこ
とが極めて重要であり、実操業においては、炉底各部に
温度計を設置しその温度およびその推移により、残存厚
さを推定している。日常管理としては、温度計を設置し
た各部位の温度パターンにより、炉底部耐火物の損耗が
確認された場合、損耗部の冷却を強化すると共に、高炉
装入原料中のTiO2 量を増加する方法が行われてい
る。
とが極めて重要であり、実操業においては、炉底各部に
温度計を設置しその温度およびその推移により、残存厚
さを推定している。日常管理としては、温度計を設置し
た各部位の温度パターンにより、炉底部耐火物の損耗が
確認された場合、損耗部の冷却を強化すると共に、高炉
装入原料中のTiO2 量を増加する方法が行われてい
る。
【0004】この方法は、通常、TiO2 含有量の高い
砂鉄等の配合を高くして焼成した焼結鉱(高TiO2 焼
結鉱)やTiO2 含有鉱石を炉頂部から装入するもので
ある。通常の高炉操業におけるTiO2 装入量は、3〜
5kg/t−pigであるが、炉底耐火物の損耗が認め
られる場合、TiO2 装入量を10〜20kg/t−p
igまで増量する。
砂鉄等の配合を高くして焼成した焼結鉱(高TiO2 焼
結鉱)やTiO2 含有鉱石を炉頂部から装入するもので
ある。通常の高炉操業におけるTiO2 装入量は、3〜
5kg/t−pigであるが、炉底耐火物の損耗が認め
られる場合、TiO2 装入量を10〜20kg/t−p
igまで増量する。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】従来方法においては、
炉頂から炉内に装入された原料中のTiO2 濃度が、炉
の半径方向において略均一であり、一方、CO/CO2
は、炉中心部が高く、炉周辺部が小さいため、TiO2
からのTiへの還元性が悪い。このため、TiN,Ti
Cの固溶体、いわゆる炉底を保護するチタンベアの生成
率が低く、炉底部の温度が通常値の250℃に低下する
までには、高TiO2 装入操業を長期間継続する必要が
あった。
炉頂から炉内に装入された原料中のTiO2 濃度が、炉
の半径方向において略均一であり、一方、CO/CO2
は、炉中心部が高く、炉周辺部が小さいため、TiO2
からのTiへの還元性が悪い。このため、TiN,Ti
Cの固溶体、いわゆる炉底を保護するチタンベアの生成
率が低く、炉底部の温度が通常値の250℃に低下する
までには、高TiO2 装入操業を長期間継続する必要が
あった。
【0006】本発明は、高炉炉底保護のために装入する
TiO2 含有原料の量を少なくできる高炉へのTiO2
含有原料装入方法を提供することを目的とする。
TiO2 含有原料の量を少なくできる高炉へのTiO2
含有原料装入方法を提供することを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明は、上記目的を、
高炉炉中心部にコークスを装入するとともに、TiO 2
含有原料を炉中心部に装入する高炉へのTiO2 含有原
料装入方法によって達成する。
高炉炉中心部にコークスを装入するとともに、TiO 2
含有原料を炉中心部に装入する高炉へのTiO2 含有原
料装入方法によって達成する。
【0008】「作用」高炉中心部へコークスを装入する
と炉中心部は、鉱石量にたいするコークスの比率が高い
分布となる。このため、炉中心部は通気性が良好とな
り、また鉱石量が少ないから、コークスのソリューショ
ンロス反応を受ける割合が低下する。これにより、炉中
心部に装入されたコークスの粒径は、炉の中間〜周辺に
装入されたコークスの粒径よりも粒径の減少量が少な
い。すなわち、炉中心部に装入されたコークスは、粒径
の大きい状態で炉芯に供給され、炉下部の通気性、通液
性は向上する。このため、中心部においては、通気性、
通液性が良好な上、CO/CO2 も高い。すなわち、炉
中心部においては、羽口レベルより上方において高炉内
では最も還元ポテンシャルが高く、TiO2 の還元が中
間〜周辺部に比べより多く進行する。本発明では、炉中
心部にTiO2 含有原料を装入するため、TiO2 の還
元率が従来方法に比べて高く、炉底を保護するTiN,
TiCの固溶体の生成率が高い。このため、従来方法に
比べ少ないTiO2 装入量で炉底耐火物の保護が可能と
なる。
と炉中心部は、鉱石量にたいするコークスの比率が高い
分布となる。このため、炉中心部は通気性が良好とな
り、また鉱石量が少ないから、コークスのソリューショ
ンロス反応を受ける割合が低下する。これにより、炉中
心部に装入されたコークスの粒径は、炉の中間〜周辺に
装入されたコークスの粒径よりも粒径の減少量が少な
い。すなわち、炉中心部に装入されたコークスは、粒径
の大きい状態で炉芯に供給され、炉下部の通気性、通液
性は向上する。このため、中心部においては、通気性、
通液性が良好な上、CO/CO2 も高い。すなわち、炉
中心部においては、羽口レベルより上方において高炉内
では最も還元ポテンシャルが高く、TiO2 の還元が中
間〜周辺部に比べより多く進行する。本発明では、炉中
心部にTiO2 含有原料を装入するため、TiO2 の還
元率が従来方法に比べて高く、炉底を保護するTiN,
TiCの固溶体の生成率が高い。このため、従来方法に
比べ少ないTiO2 装入量で炉底耐火物の保護が可能と
なる。
【0009】
【発明の実施の形態】本発明の実施の形態を図面に基づ
いて以下に説明する。図1は、本発明に係るコークスと
TiO2 含有原料を高炉炉中心に装入するための装置を
示す図である。1は高炉炉頂部、2は大ベル、3はムー
バブルアーマーである。4は、大ベル2の上に貯留され
たコークスまたは焼結鉱等の鉄原料であり、5は高炉炉
頂部に装入された鉄原料層およびコークス層である。本
発明では、炉頂部の炉中心部にコークスとTiO2 含有
原料を装入するために、ホッパー6とホッパー6に貯留
したコークスとTiO2 含有原料を炉中心部に装入する
ためのシュート7を設けている。
いて以下に説明する。図1は、本発明に係るコークスと
TiO2 含有原料を高炉炉中心に装入するための装置を
示す図である。1は高炉炉頂部、2は大ベル、3はムー
バブルアーマーである。4は、大ベル2の上に貯留され
たコークスまたは焼結鉱等の鉄原料であり、5は高炉炉
頂部に装入された鉄原料層およびコークス層である。本
発明では、炉頂部の炉中心部にコークスとTiO2 含有
原料を装入するために、ホッパー6とホッパー6に貯留
したコークスとTiO2 含有原料を炉中心部に装入する
ためのシュート7を設けている。
【0010】図2は、本発明方法により高炉炉頂部に装
入された原料層の断面の一例を示す図である。本発明に
おいては、下から上に、第1コークス層C1 ,その上に
第2コークス層C2 、その上の炉中心部にコークスとT
iO2 含有原料の混合層T1、その上に第1鉄原料層O
1 、その上の炉中心部にコークスとTiO2 含有原料の
混合層T2 、その上に第2原料層O2 を形成する。この
装入方法は、炉底温度が上限温度値(例:345℃)を
越えるときに開始され、炉底温度が通常値(例:250
℃)に低下するまで継続して行われる。
入された原料層の断面の一例を示す図である。本発明に
おいては、下から上に、第1コークス層C1 ,その上に
第2コークス層C2 、その上の炉中心部にコークスとT
iO2 含有原料の混合層T1、その上に第1鉄原料層O
1 、その上の炉中心部にコークスとTiO2 含有原料の
混合層T2 、その上に第2原料層O2 を形成する。この
装入方法は、炉底温度が上限温度値(例:345℃)を
越えるときに開始され、炉底温度が通常値(例:250
℃)に低下するまで継続して行われる。
【0011】なお、コークス層C1 、C2 および鉄原料
層O1 、O2 は、炉内全面にわたり形成される。
層O1 、O2 は、炉内全面にわたり形成される。
【0012】
【実施例】表1に示す成分のTiO2 含有原料を使用し
て従来方法と本発明方法の比較を行った。
て従来方法と本発明方法の比較を行った。
【0013】
【表1】
【0014】表2は、TiO2 含有原料の装入を行った
ときの本発明方法と従来方法の操業諸元を示したもので
ある。
ときの本発明方法と従来方法の操業諸元を示したもので
ある。
【0015】
【表2】
【0016】従来方法: 炉底温度が、345℃になっ
たので、TiO2 装入量を4.1kg/t−pigから
10.2kg/t−pigまで増加して操業し、TiO
2 装入量を増加開始してから14日後に炉底温度を通常
温度に戻すことができた。
たので、TiO2 装入量を4.1kg/t−pigから
10.2kg/t−pigまで増加して操業し、TiO
2 装入量を増加開始してから14日後に炉底温度を通常
温度に戻すことができた。
【0017】本発明方法; 炉底温度が、350℃にな
ったので、TiO2 装入量を4.1kg/t−pigか
ら7.0kg/t−pigまで増加して操業し、TiO
2 装入量を増加開始してから6日後に炉底温度を通常温
度に戻すことができた。
ったので、TiO2 装入量を4.1kg/t−pigか
ら7.0kg/t−pigまで増加して操業し、TiO
2 装入量を増加開始してから6日後に炉底温度を通常温
度に戻すことができた。
【0018】また、従来方法の実施中、出銑比が通常時
(出銑比:2.00)より低下したが、本発明方法の実
施中、出銑比および燃料比とも通常時のそれに維持でき
た。
(出銑比:2.00)より低下したが、本発明方法の実
施中、出銑比および燃料比とも通常時のそれに維持でき
た。
【0019】
【発明の効果】本発明によれば、高炉操業に悪影響を与
えるとなく、TiO2 原料の装入量を少なくし、短期間
に炉底温度を通常値に戻すことができる。
えるとなく、TiO2 原料の装入量を少なくし、短期間
に炉底温度を通常値に戻すことができる。
【図1】本発明に係るコークスとTiO2 含有原料を高
炉炉中心に装入するための装置を示す図である。
炉炉中心に装入するための装置を示す図である。
【図2】本発明方法により高炉炉頂部に装入された原料
層の断面を示す図である。
層の断面を示す図である。
1 高炉炉頂部 2 大ベル 3 ムーバブルアーマー 6 ホッパー 7 シュート
Claims (1)
- 【請求項1】 高炉炉中心部にコークスを装入するとと
もに、TiO2 含有原料を炉中心部に装入することを特
徴とする高炉へのTiO2 含有原料装入方法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP26720596A JPH10110207A (ja) | 1996-10-08 | 1996-10-08 | 高炉へのTiO2 含有原料装入方法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP26720596A JPH10110207A (ja) | 1996-10-08 | 1996-10-08 | 高炉へのTiO2 含有原料装入方法 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH10110207A true JPH10110207A (ja) | 1998-04-28 |
Family
ID=17441597
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP26720596A Pending JPH10110207A (ja) | 1996-10-08 | 1996-10-08 | 高炉へのTiO2 含有原料装入方法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH10110207A (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2008231511A (ja) * | 2007-03-20 | 2008-10-02 | Sumitomo Metal Ind Ltd | 高炉炉底部耐火物の保護方法 |
-
1996
- 1996-10-08 JP JP26720596A patent/JPH10110207A/ja active Pending
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2008231511A (ja) * | 2007-03-20 | 2008-10-02 | Sumitomo Metal Ind Ltd | 高炉炉底部耐火物の保護方法 |
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