JPH10111203A - 静電容量式半導体センサ及びその製造方法 - Google Patents
静電容量式半導体センサ及びその製造方法Info
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- JPH10111203A JPH10111203A JP26736796A JP26736796A JPH10111203A JP H10111203 A JPH10111203 A JP H10111203A JP 26736796 A JP26736796 A JP 26736796A JP 26736796 A JP26736796 A JP 26736796A JP H10111203 A JPH10111203 A JP H10111203A
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 電極間の距離の精度が高く、センサ特性が安
定しており、一般の半導体装置の製造装置を共用するこ
とができ、更に集積回路もセンサチップ上に形成するこ
とができ、チップの小型化も可能な静電容量式半導体セ
ンサ及びその製造方法を提供する。 【解決手段】 シリコン基板11と、このシリコン基板
11上に中央部を欠落して形成された酸化膜12と、こ
の酸化膜上に形成されたシリコン膜14とを有する。そ
して、酸化膜12の欠落部分において、シリコン基板1
1とシリコン膜14との間に空隙13が形成されてい
る。
定しており、一般の半導体装置の製造装置を共用するこ
とができ、更に集積回路もセンサチップ上に形成するこ
とができ、チップの小型化も可能な静電容量式半導体セ
ンサ及びその製造方法を提供する。 【解決手段】 シリコン基板11と、このシリコン基板
11上に中央部を欠落して形成された酸化膜12と、こ
の酸化膜上に形成されたシリコン膜14とを有する。そ
して、酸化膜12の欠落部分において、シリコン基板1
1とシリコン膜14との間に空隙13が形成されてい
る。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は静電容量式の加速度
センサ及び圧力センサ等の静電容量式半導体センサ及び
その製造方法に関し、特に、センサ特性のバランスが少
なく、且つアルカリ系のエッチング液を使用することな
く形成することができる静電容量式半導体センサ及びそ
の製造方法に関する。
センサ及び圧力センサ等の静電容量式半導体センサ及び
その製造方法に関し、特に、センサ特性のバランスが少
なく、且つアルカリ系のエッチング液を使用することな
く形成することができる静電容量式半導体センサ及びそ
の製造方法に関する。
【0002】
【従来の技術】図7は従来の静電容量式半導体圧力セン
サを示す図である。シリコン基板1の下面はその中央部
がKOH等のエッチング液によりエッチングされて凹部
3が形成されており、下面中央部に所定の厚さのダイヤ
フラム2が形成されている。一方、ガラス基板4はエッ
チング液によりエッチングされてその下面中央部に凹部
5が形成されている。そして、ガラス基板4の下面凹部
5内には、電極7が形成されており、ダイヤフラム2の
上面には拡散層6が形成されている。そして、ガラス基
板4とシリコン基板1とが相互に陽極接合されて静電容
量式半導体圧力センサが組み立てられている。また、電
極7と、拡散層6とは、ガラス基板4及びシリコン基板
1に形成された配線により、外部の電気回路まで導出さ
れている。
サを示す図である。シリコン基板1の下面はその中央部
がKOH等のエッチング液によりエッチングされて凹部
3が形成されており、下面中央部に所定の厚さのダイヤ
フラム2が形成されている。一方、ガラス基板4はエッ
チング液によりエッチングされてその下面中央部に凹部
5が形成されている。そして、ガラス基板4の下面凹部
5内には、電極7が形成されており、ダイヤフラム2の
上面には拡散層6が形成されている。そして、ガラス基
板4とシリコン基板1とが相互に陽極接合されて静電容
量式半導体圧力センサが組み立てられている。また、電
極7と、拡散層6とは、ガラス基板4及びシリコン基板
1に形成された配線により、外部の電気回路まで導出さ
れている。
【0003】この静電容量式半導体圧力センサにおいて
は、圧力が常圧から変化すると、ガラス基板4上の電極
7と、シリコン基板1上の拡散層6との間の距離が変化
し、それによって、電極7と拡散層6との間の容量が変
化する。この容量の変化を電気信号として取り出す。
は、圧力が常圧から変化すると、ガラス基板4上の電極
7と、シリコン基板1上の拡散層6との間の距離が変化
し、それによって、電極7と拡散層6との間の容量が変
化する。この容量の変化を電気信号として取り出す。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上述の
従来の静電容量式半導体圧力センサにおいては、ガラス
基板4とシリコン基板1とを貼り合わせることにより組
み立てられるため、電極7と拡散層6とが位置ずれを起
こしやすい。また、ガラス基板4をエッチングして凹部
5を形成し、その凹部内面に電極7を形成するため、電
極7と拡散層6との間の距離はエッチング深さにより決
まる。このため、エッチングのばらつきにより、電極間
距離が変動するため、エッチング精度により圧力センサ
特性が変動してしまうという欠点がある。
従来の静電容量式半導体圧力センサにおいては、ガラス
基板4とシリコン基板1とを貼り合わせることにより組
み立てられるため、電極7と拡散層6とが位置ずれを起
こしやすい。また、ガラス基板4をエッチングして凹部
5を形成し、その凹部内面に電極7を形成するため、電
極7と拡散層6との間の距離はエッチング深さにより決
まる。このため、エッチングのばらつきにより、電極間
距離が変動するため、エッチング精度により圧力センサ
特性が変動してしまうという欠点がある。
【0005】また、従来の半導体圧力センサの製造方法
においては、アルカリ系のエッチング液を使用する湿式
エッチングにより、シリコン基板1及びガラス基板4に
凹部3、5を形成するため、この圧力センサの製造工程
を半導体装置の製造工程と混在させることができず、専
用の装置を使用することが必要であるという難点があ
る。また、このアルカリ液を使用した湿式エッチングに
より形成するため、チップ上に微細な集積回路等を形成
することは歩留の点で困難であり、またチップの小型化
も限界がある。
においては、アルカリ系のエッチング液を使用する湿式
エッチングにより、シリコン基板1及びガラス基板4に
凹部3、5を形成するため、この圧力センサの製造工程
を半導体装置の製造工程と混在させることができず、専
用の装置を使用することが必要であるという難点があ
る。また、このアルカリ液を使用した湿式エッチングに
より形成するため、チップ上に微細な集積回路等を形成
することは歩留の点で困難であり、またチップの小型化
も限界がある。
【0006】本発明はかかる問題点に鑑みてなされたも
のであって、電極間の距離の精度が高く、センサ特性が
安定しており、一般の半導体装置の製造装置を共用する
ことができ、更に微細な集積回路もセンサチップ上に形
成することができ、チップの小型化も可能な静電容量式
半導体センサ及びその製造方法を提供することを目的と
する。
のであって、電極間の距離の精度が高く、センサ特性が
安定しており、一般の半導体装置の製造装置を共用する
ことができ、更に微細な集積回路もセンサチップ上に形
成することができ、チップの小型化も可能な静電容量式
半導体センサ及びその製造方法を提供することを目的と
する。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明に係る静電容量式
半導体センサは、シリコン基板と、このシリコン基板上
に中央部を欠落して形成された酸化膜と、この酸化膜上
に形成されたシリコン膜とを有し、前記酸化膜の欠落部
分において前記シリコン基板とシリコン膜との間に空隙
が形成されていることを特徴とする。
半導体センサは、シリコン基板と、このシリコン基板上
に中央部を欠落して形成された酸化膜と、この酸化膜上
に形成されたシリコン膜とを有し、前記酸化膜の欠落部
分において前記シリコン基板とシリコン膜との間に空隙
が形成されていることを特徴とする。
【0008】この静電容量式半導体センサにおいては、
前記シリコン基板及びシリコン膜の抵抗値は0.1Ωc
m以下であることが好ましい。
前記シリコン基板及びシリコン膜の抵抗値は0.1Ωc
m以下であることが好ましい。
【0009】本発明に係る他の静電容量式半導体センサ
は、前記シリコン基板と、シリコン膜とが対向する面
に、不純物濃度(ボロン、リン等)が1×1018ato
ms・cm-3以上の高濃度拡散層を有する。
は、前記シリコン基板と、シリコン膜とが対向する面
に、不純物濃度(ボロン、リン等)が1×1018ato
ms・cm-3以上の高濃度拡散層を有する。
【0010】本発明に係る静電容量式半導体センサの製
造方法は、シリコン基板を酸化して表面に酸化層を形成
する工程と、フォトリソエッチングにより前記酸化層を
エッチングして所定部分が欠落した酸化膜を形成する工
程と、前記酸化膜上に他のシリコン基板を貼り合わせる
工程と、この他のシリコン基板を研磨して所定の厚さの
シリコン膜を形成する工程と、を有することを特徴とす
る。
造方法は、シリコン基板を酸化して表面に酸化層を形成
する工程と、フォトリソエッチングにより前記酸化層を
エッチングして所定部分が欠落した酸化膜を形成する工
程と、前記酸化膜上に他のシリコン基板を貼り合わせる
工程と、この他のシリコン基板を研磨して所定の厚さの
シリコン膜を形成する工程と、を有することを特徴とす
る。
【0011】この静電容量式半導体センサの製造方法に
おいては、更に、前記シリコン膜の上に、金属配線層を
形成することができる。
おいては、更に、前記シリコン膜の上に、金属配線層を
形成することができる。
【0012】本発明においては、シリコン基板とシリコ
ン膜とが酸化膜をスペーサとして積層されており、酸化
膜の欠落部分において、シリコン基板とシリコン膜とに
挟まれた空隙が形成されている。そして、シリコン基板
とシリコン膜との間の電位を印加し、両者間の容量を検
出すると、圧力が印加されたときにシリコン膜が変形
し、シリコン基板とシリコン膜との間の容量が変化す
る。この容量変化を電気的に検出することにより圧力又
は圧力変化が検出される。
ン膜とが酸化膜をスペーサとして積層されており、酸化
膜の欠落部分において、シリコン基板とシリコン膜とに
挟まれた空隙が形成されている。そして、シリコン基板
とシリコン膜との間の電位を印加し、両者間の容量を検
出すると、圧力が印加されたときにシリコン膜が変形
し、シリコン基板とシリコン膜との間の容量が変化す
る。この容量変化を電気的に検出することにより圧力又
は圧力変化が検出される。
【0013】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施例について添
付の図面を参照して具体的に説明する。図1は本発明の
実施例に係る静電容量式半導体圧力センサを示す断面
図、図2は同じくその平面図である。なお、図1は図2
のA−A線による断面図である。シリコン基板11の上
に、中央部に円形の欠落部を有するSiO2酸化膜12
が形成されている。そして、この酸化膜12上にシリコ
ン膜14が積層されており、酸化膜12の欠落部に、こ
の酸化膜12に囲まれ、シリコン基板11及びシリコン
膜14に挟まれた空隙13形成されている。また、シリ
コン基板11の裏面に電極15が形成されており、シリ
コン膜14上に電極16が形成されている。シリコン基
板11及びシリコン膜14は、抵抗値が0.1Ω・cm
以下である。これにより、シリコン基板11及びシリコ
ン膜14は十分に高い導電性を具備する。
付の図面を参照して具体的に説明する。図1は本発明の
実施例に係る静電容量式半導体圧力センサを示す断面
図、図2は同じくその平面図である。なお、図1は図2
のA−A線による断面図である。シリコン基板11の上
に、中央部に円形の欠落部を有するSiO2酸化膜12
が形成されている。そして、この酸化膜12上にシリコ
ン膜14が積層されており、酸化膜12の欠落部に、こ
の酸化膜12に囲まれ、シリコン基板11及びシリコン
膜14に挟まれた空隙13形成されている。また、シリ
コン基板11の裏面に電極15が形成されており、シリ
コン膜14上に電極16が形成されている。シリコン基
板11及びシリコン膜14は、抵抗値が0.1Ω・cm
以下である。これにより、シリコン基板11及びシリコ
ン膜14は十分に高い導電性を具備する。
【0014】次に、上述の静電容量式半導体圧力センサ
の製造方法について説明する。図3は本実施例の製造方
法を工程順に示す断面図である。図3(a)に示すよう
に、シリコン基板(シリコンウエハ)11を酸化して、
その表裏両面に酸化層21、22を形成する。
の製造方法について説明する。図3は本実施例の製造方
法を工程順に示す断面図である。図3(a)に示すよう
に、シリコン基板(シリコンウエハ)11を酸化して、
その表裏両面に酸化層21、22を形成する。
【0015】次いで、図3(b)に示すように、酸化膜
21上に、図4(a)に示すような中央部に円形の欠落
部を有するパターンのレジスト23を形成し、これをフ
ッ酸系エッチング液中に浸漬する。これにより、シリコ
ン基板11の裏面上の酸化膜22と、レジスト23によ
り被覆されていない酸化膜21の部分とがエッチングさ
れて除去される。これにより、酸化膜21が存在してい
た部分に、図4(b)に示すような中央部に円形の欠落
部25を有する酸化膜12が形成される。
21上に、図4(a)に示すような中央部に円形の欠落
部を有するパターンのレジスト23を形成し、これをフ
ッ酸系エッチング液中に浸漬する。これにより、シリコ
ン基板11の裏面上の酸化膜22と、レジスト23によ
り被覆されていない酸化膜21の部分とがエッチングさ
れて除去される。これにより、酸化膜21が存在してい
た部分に、図4(b)に示すような中央部に円形の欠落
部25を有する酸化膜12が形成される。
【0016】その後、図3(c)に示すように、レジス
ト23を除去した後、他のシリコン基板24を酸化膜1
2上に貼り合わせる。これは、酸化膜12とシリコン基
板24とを重ね、適宜の荷重で両者を挟圧しつつ、窒素
雰囲気中で約1000℃に2時間加熱することにより、
酸化膜12とシリコン層24とが接合される。
ト23を除去した後、他のシリコン基板24を酸化膜1
2上に貼り合わせる。これは、酸化膜12とシリコン基
板24とを重ね、適宜の荷重で両者を挟圧しつつ、窒素
雰囲気中で約1000℃に2時間加熱することにより、
酸化膜12とシリコン層24とが接合される。
【0017】次いで、図3(d)に示すように、シリコ
ン層24の表面を研磨することにより、所定の厚さのシ
リコン膜14を形成する。これにより、シリコン膜1
4、シリコン基板11及び酸化膜12に囲まれた空隙1
3が形成される。
ン層24の表面を研磨することにより、所定の厚さのシ
リコン膜14を形成する。これにより、シリコン膜1
4、シリコン基板11及び酸化膜12に囲まれた空隙1
3が形成される。
【0018】その後、シリコン膜14上にアルミニウム
電極16を形成し、シリコン基板11の裏面にアルミニ
ウム電極15を形成する。このようにして、静電容量式
半導体圧力センサが製造される。電極15、16は外部
に導出されて、シリコン膜14とシリコン基板11との
間の静電容量が測定される。
電極16を形成し、シリコン基板11の裏面にアルミニ
ウム電極15を形成する。このようにして、静電容量式
半導体圧力センサが製造される。電極15、16は外部
に導出されて、シリコン膜14とシリコン基板11との
間の静電容量が測定される。
【0019】このように構成された静電容量式半導体圧
力センサにおいては、圧力がシリコン膜14に作用して
シリコン膜14が変形すると、シリコン膜14とシリコ
ン基板11との間隔が変化し、両者の間の静電容量が変
化する。この静電容量の変化は電極15、16を介して
検出され、圧力又は圧力の変化が検出される。
力センサにおいては、圧力がシリコン膜14に作用して
シリコン膜14が変形すると、シリコン膜14とシリコ
ン基板11との間隔が変化し、両者の間の静電容量が変
化する。この静電容量の変化は電極15、16を介して
検出され、圧力又は圧力の変化が検出される。
【0020】本実施例においては、シリコン膜14とシ
リコン基板11との間の静電容量は酸化膜12の厚さに
より決まるが、この酸化膜12はシリコンウエハの熱酸
化により形成されるので、高精度で膜厚を制御すること
ができる。このため、空隙の間隔を高精度で制御するこ
とができる。また、シリコン膜14とシリコン基板11
との対向領域は酸化膜12に遮られていない領域として
決められるので、電極同士の位置ずれが生じることはな
い。従って、圧力センサとしてその特性が安定してい
る。また、本実施例においては、酸化膜のエッチングに
フッ酸系のエッチング液を使用し、アルカリ系のエッチ
ング液を使用しなくても、本実施例のセンサを製造でき
るため、通常の半導体装置の製造装置をそのまま流用す
ることができる。このため、本実施例のセンサは専用の
装置によらず、製造することができる。
リコン基板11との間の静電容量は酸化膜12の厚さに
より決まるが、この酸化膜12はシリコンウエハの熱酸
化により形成されるので、高精度で膜厚を制御すること
ができる。このため、空隙の間隔を高精度で制御するこ
とができる。また、シリコン膜14とシリコン基板11
との対向領域は酸化膜12に遮られていない領域として
決められるので、電極同士の位置ずれが生じることはな
い。従って、圧力センサとしてその特性が安定してい
る。また、本実施例においては、酸化膜のエッチングに
フッ酸系のエッチング液を使用し、アルカリ系のエッチ
ング液を使用しなくても、本実施例のセンサを製造でき
るため、通常の半導体装置の製造装置をそのまま流用す
ることができる。このため、本実施例のセンサは専用の
装置によらず、製造することができる。
【0021】なお、酸化膜12として、図4(a)に示
すように、円形の欠落部25を有するものに限らず、図
4(c)に示すように、円形の欠落部と、この円形欠落
部から一方の縁部までに至る直線部を有する形状とする
ことにより、図3(c)の工程で形成される空隙13
は、密閉されず、外部に連通するものとなる。これによ
り、差圧タイプのセンサを得ることができる。
すように、円形の欠落部25を有するものに限らず、図
4(c)に示すように、円形の欠落部と、この円形欠落
部から一方の縁部までに至る直線部を有する形状とする
ことにより、図3(c)の工程で形成される空隙13
は、密閉されず、外部に連通するものとなる。これによ
り、差圧タイプのセンサを得ることができる。
【0022】図5は本発明の第2の実施例に係る静電容
量式半導体圧力センサを示す断面図である。シリコン膜
34とシリコン基板31との間に、中央部に欠落部を有
する酸化膜32が形成されている。そして、シリコン基
板31及びシリコン膜34の相互に対向する面に夫々高
濃度拡散層35、36が形成されている。また、高濃度
拡散層35に接続され、シリコン基板31を厚さ方向に
貫通する高濃度拡散層であるリード部37がシリコン基
板31に形成されており、高濃度拡散層36からシリコ
ン膜34をその厚さ方向に延びるリード部38がシリコ
ン膜34に形成されている。なお、拡散層35、36及
びリード37、38は1×1018cm-3以上の高濃度の
不純物(ボロン、リン等)ドーピング濃度を有する。こ
れにより、拡散層35、36及びリード37、38は十
分に高い導電性を具備する。
量式半導体圧力センサを示す断面図である。シリコン膜
34とシリコン基板31との間に、中央部に欠落部を有
する酸化膜32が形成されている。そして、シリコン基
板31及びシリコン膜34の相互に対向する面に夫々高
濃度拡散層35、36が形成されている。また、高濃度
拡散層35に接続され、シリコン基板31を厚さ方向に
貫通する高濃度拡散層であるリード部37がシリコン基
板31に形成されており、高濃度拡散層36からシリコ
ン膜34をその厚さ方向に延びるリード部38がシリコ
ン膜34に形成されている。なお、拡散層35、36及
びリード37、38は1×1018cm-3以上の高濃度の
不純物(ボロン、リン等)ドーピング濃度を有する。こ
れにより、拡散層35、36及びリード37、38は十
分に高い導電性を具備する。
【0023】このように構成された静電容量式半導体圧
力センサにおいては、リード37、38を介して拡散層
35、36間の静電容量が測定される。本実施例におい
ても、図1に示す実施例と同様に、圧力変化を静電容量
の変化により測定することができる。
力センサにおいては、リード37、38を介して拡散層
35、36間の静電容量が測定される。本実施例におい
ても、図1に示す実施例と同様に、圧力変化を静電容量
の変化により測定することができる。
【0024】なお、本実施例の圧力センサも図3に示す
薄膜形成技術により製造することができ、その容量値の
精度は高い。
薄膜形成技術により製造することができ、その容量値の
精度は高い。
【0025】図6は上述の本実施例の圧力センサを組み
込んだデバイスを示す断面図である。モールド41は底
部42と、中間段部43とを有し、圧力センサチップ4
0は底部42上に設置されている。そして、チップ40
の上面の電極は、ボンディングワイヤ46を介して、モ
ールド41の中間段部43上に形成された配線層45に
接続されており、チップ40の下面の電極はモールド4
1の底部42に形成された配線層44に直接接触して接
続されている。このようにして、チップ40の各電極は
配線層44、45を介して外部に導出されている。
込んだデバイスを示す断面図である。モールド41は底
部42と、中間段部43とを有し、圧力センサチップ4
0は底部42上に設置されている。そして、チップ40
の上面の電極は、ボンディングワイヤ46を介して、モ
ールド41の中間段部43上に形成された配線層45に
接続されており、チップ40の下面の電極はモールド4
1の底部42に形成された配線層44に直接接触して接
続されている。このようにして、チップ40の各電極は
配線層44、45を介して外部に導出されている。
【0026】なお、上記各実施例は本発明を絶対圧を測
定する圧力センサについて適用されたものであるが、前
述の如く、空隙の形状を図4(c)に示すようにするこ
とにより、差圧を測定することもできる。更に、本発明
を加速度センサ等の圧力センサ以外の半導体センサに適
用することもできる。
定する圧力センサについて適用されたものであるが、前
述の如く、空隙の形状を図4(c)に示すようにするこ
とにより、差圧を測定することもできる。更に、本発明
を加速度センサ等の圧力センサ以外の半導体センサに適
用することもできる。
【0027】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
空隙の間隔の精度は酸化膜の厚さの精度で決まり、この
間隔に直交する方向の空隙の距離、即ち対向電極の大き
さの精度はフォトリソグラフィの精度で決まるため、そ
の容量値の精度は極めて高く、特性が安定した半導体セ
ンサを得ることができる。
空隙の間隔の精度は酸化膜の厚さの精度で決まり、この
間隔に直交する方向の空隙の距離、即ち対向電極の大き
さの精度はフォトリソグラフィの精度で決まるため、そ
の容量値の精度は極めて高く、特性が安定した半導体セ
ンサを得ることができる。
【0028】そして、その製造工程においては、KOH
等のアルカリ系エッチング液を使用しないため、通常の
半導体装置の製造装置を共用することができ、専用の装
置を必要としないので、新たな設備投資が不要である。
また、アルカリ系エッチング液を使用しないため、LS
Iと同様にアルカリイオンによる汚染を嫌う集積回路等
もセンサチップ上に搭載することができる。また、シリ
コン基板の異方性エッチングを行わないので、厚いウエ
ハを使用できるため、工程を移動する間に破損が生じる
ことが抑制され、歩留を向上できると共に、チップを小
型化することもできる。
等のアルカリ系エッチング液を使用しないため、通常の
半導体装置の製造装置を共用することができ、専用の装
置を必要としないので、新たな設備投資が不要である。
また、アルカリ系エッチング液を使用しないため、LS
Iと同様にアルカリイオンによる汚染を嫌う集積回路等
もセンサチップ上に搭載することができる。また、シリ
コン基板の異方性エッチングを行わないので、厚いウエ
ハを使用できるため、工程を移動する間に破損が生じる
ことが抑制され、歩留を向上できると共に、チップを小
型化することもできる。
【図1】本発明の実施例に係る静電容量式半導体圧力セ
ンサを示す断面図である。
ンサを示す断面図である。
【図2】同じくその平面図である。
【図3】同じくその製造方法を工程順に示す断面図であ
る。
る。
【図4】同じくその製造方法における一工程の平面図で
ある。
ある。
【図5】本発明の他の実施例に係る静電容量式半導体圧
力センサを示す断面図である。
力センサを示す断面図である。
【図6】本発明の実施例に係る圧力センサを組み込んだ
装置を示す図である。
装置を示す図である。
【図7】従来の静電容量式半導体圧力センサを示す断面
図である。
図である。
11、31:シリコン基板 12、32:酸化膜 13、33:空隙 14、34:シリコン膜 15、16:電極 35、36:高濃度拡散層 37、38:リード
Claims (5)
- 【請求項1】 シリコン基板と、このシリコン基板上に
中央部を欠落して形成された酸化膜と、この酸化膜上に
形成されたシリコン膜とを有し、前記酸化膜の欠落部分
において前記シリコン基板とシリコン膜との間に空隙が
形成されていることを特徴とする静電容量式半導体セン
サ。 - 【請求項2】 前記シリコン基板及びシリコン膜の抵抗
値は0.1Ωcm以下であることを特徴とする請求項1
に記載の静電容量式半導体センサ。 - 【請求項3】 前記シリコン基板と、シリコン膜との対
向する面に、不純物濃度がドーズ量1×1018atom
s・cm-3以上の高濃度拡散層を有することを特徴とす
る請求項1に記載の静電容量式半導体センサ。 - 【請求項4】 シリコン基板を酸化して表面に酸化層を
形成する工程と、フォトリソエッチングにより前記酸化
層をエッチングして所定部分が欠落した酸化膜を形成す
る工程と、前記酸化膜上に他のシリコン基板を貼り合わ
せる工程と、この他のシリコン基板を研磨して所定の厚
さのシリコン膜を形成する工程と、を有することを特徴
とする静電容量式半導体センサの製造方法。 - 【請求項5】 シリコン基板を酸化して表面に酸化層を
形成する工程と、フォトリソエッチングにより前記酸化
層をエッチングして所定部分が欠落した酸化膜を形成す
る工程と、前記酸化膜上に所定の厚さのシリコン膜を貼
り合わせる工程と、を有することを特徴とする静電容量
式半導体センサの製造方法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP26736796A JPH10111203A (ja) | 1996-10-08 | 1996-10-08 | 静電容量式半導体センサ及びその製造方法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP26736796A JPH10111203A (ja) | 1996-10-08 | 1996-10-08 | 静電容量式半導体センサ及びその製造方法 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH10111203A true JPH10111203A (ja) | 1998-04-28 |
Family
ID=17443853
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP26736796A Pending JPH10111203A (ja) | 1996-10-08 | 1996-10-08 | 静電容量式半導体センサ及びその製造方法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH10111203A (ja) |
Cited By (8)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| EP1128175A1 (en) * | 2000-02-23 | 2001-08-29 | Ethniko Kentro Erevnas Fisikon Epistimon "Dimokritos" | Long-term stable capacitive pressure sensor made with self-aligned process |
| US6704185B2 (en) | 2000-02-23 | 2004-03-09 | National Center For Scientific Research | Capacitive pressure-responsive devices and their fabrication |
| JP2006047279A (ja) * | 2004-07-02 | 2006-02-16 | Alps Electric Co Ltd | ガラス基板及びそれを用いた静電容量型圧力センサ |
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| JP2009300098A (ja) * | 2008-06-10 | 2009-12-24 | Alps Electric Co Ltd | 容量センサ |
| WO2014148248A1 (ja) * | 2013-03-19 | 2014-09-25 | オムロン株式会社 | 静電容量型圧力センサ及び入力装置 |
-
1996
- 1996-10-08 JP JP26736796A patent/JPH10111203A/ja active Pending
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| US8336381B2 (en) | 2006-12-04 | 2012-12-25 | Canon Kabushiki Kaisha | Sensor and method of manufacturing the same |
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