JPH1140820A - 半導体力学量センサの製造方法 - Google Patents
半導体力学量センサの製造方法Info
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- JPH1140820A JPH1140820A JP9194387A JP19438797A JPH1140820A JP H1140820 A JPH1140820 A JP H1140820A JP 9194387 A JP9194387 A JP 9194387A JP 19438797 A JP19438797 A JP 19438797A JP H1140820 A JPH1140820 A JP H1140820A
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- semiconductor substrate
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 凹部を有する第1の半導体基板に第2の半導
体基板を貼り合わせ、凹部上にダイヤフラム等を構成す
る半導体力学量センサを製造する場合に、凹部上の第1
半導体基板の厚さを均一にする。 【解決手段】 SIMOX基板1上にエピタキシャルS
i層2を形成し、マスク合わせ用のトレンチ溝(第1の
凹部)3をトレンチ加工により形成し、このトレンチ溝
3に絶縁膜4を埋め戻み、さらにトレンチ溝(第2の凹
部)5をトレンチ加工により形成する。そして、第2の
半導体基板としてのSi基板6をSIMOX基板1に貼
り合わせる。この後、SIMOX基板1における貼り合
わせ面と反対側の面をエッチングし、Si基板1aおよ
び絶縁膜1bまでをエッチング除去する。このことによ
って、基準圧力室7の上にダイヤフラムが形成される。
そして、そのダイヤフラム上に圧力検出素子を形成す
る。
体基板を貼り合わせ、凹部上にダイヤフラム等を構成す
る半導体力学量センサを製造する場合に、凹部上の第1
半導体基板の厚さを均一にする。 【解決手段】 SIMOX基板1上にエピタキシャルS
i層2を形成し、マスク合わせ用のトレンチ溝(第1の
凹部)3をトレンチ加工により形成し、このトレンチ溝
3に絶縁膜4を埋め戻み、さらにトレンチ溝(第2の凹
部)5をトレンチ加工により形成する。そして、第2の
半導体基板としてのSi基板6をSIMOX基板1に貼
り合わせる。この後、SIMOX基板1における貼り合
わせ面と反対側の面をエッチングし、Si基板1aおよ
び絶縁膜1bまでをエッチング除去する。このことによ
って、基準圧力室7の上にダイヤフラムが形成される。
そして、そのダイヤフラム上に圧力検出素子を形成す
る。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、圧力センサや加速
度センサ等の半導体力学量センサの製造方法に関する。
度センサ等の半導体力学量センサの製造方法に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、半導体圧力センサの製造方法とし
て、特開平8−236788号公報に示されるものがあ
る。このものの製造方法の概要を図8に示す。まず、図
8(a)に示すように、第1の半導体基板100の一方
面に、ダイヤフラム用の凹部102と、この凹部102
より深いマスク合わせ用の凹部101を形成し、この凹
部101内を絶縁膜103で埋める。そして、図8
(b)に示すように、第1の半導体基板100の一方面
に第2の半導体基板104を貼り合わせ、この後、図8
(c)に示すように、第1の半導体基板100の他方面
側をマスク合わせ用の凹部101が露出するまで研磨す
る。この後、露出したマスク合わせ用の凹部101の位
置を基準としてダイヤフラム用の凹部102に対応する
位置に圧力検出素子を形成するようにしている。
て、特開平8−236788号公報に示されるものがあ
る。このものの製造方法の概要を図8に示す。まず、図
8(a)に示すように、第1の半導体基板100の一方
面に、ダイヤフラム用の凹部102と、この凹部102
より深いマスク合わせ用の凹部101を形成し、この凹
部101内を絶縁膜103で埋める。そして、図8
(b)に示すように、第1の半導体基板100の一方面
に第2の半導体基板104を貼り合わせ、この後、図8
(c)に示すように、第1の半導体基板100の他方面
側をマスク合わせ用の凹部101が露出するまで研磨す
る。この後、露出したマスク合わせ用の凹部101の位
置を基準としてダイヤフラム用の凹部102に対応する
位置に圧力検出素子を形成するようにしている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、このも
のでは、マスク合わせ用の凹部101が露出するまで研
磨しているため、オーバー研磨が必要となり、その際、
ダイヤフラム用の凹部102が存在しているため、この
凹部102上の第1の半導体基板100に研磨だれが生
じる。すなわち、研磨の際に凹部102上の第1の半導
体基板100がたわみながら研磨されるため、図8
(c)に示すように、凹部102上の第1の半導体基板
100において凹部の中央で厚く凹部の周辺部で薄くな
り、厚さが不均一になり、センサ精度が悪くなる。
のでは、マスク合わせ用の凹部101が露出するまで研
磨しているため、オーバー研磨が必要となり、その際、
ダイヤフラム用の凹部102が存在しているため、この
凹部102上の第1の半導体基板100に研磨だれが生
じる。すなわち、研磨の際に凹部102上の第1の半導
体基板100がたわみながら研磨されるため、図8
(c)に示すように、凹部102上の第1の半導体基板
100において凹部の中央で厚く凹部の周辺部で薄くな
り、厚さが不均一になり、センサ精度が悪くなる。
【0004】本発明は上記問題に鑑みたもので、第1、
第2の半導体基板の貼り合わせを用いて半導体力学量セ
ンサを製造する場合に、凹部上の第1半導体基板の厚さ
を均一にすることを目的とする。
第2の半導体基板の貼り合わせを用いて半導体力学量セ
ンサを製造する場合に、凹部上の第1半導体基板の厚さ
を均一にすることを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、請求項1に記載の発明においては、第1の半導体基
板(1、2、41、42)として、絶縁膜(1b、41
b)上にシリコン膜(1c、2、41c、42)を有す
るものを用い、この第1半導体基板のシリコン膜に、前
記絶縁膜に達しない深さの第1の凹部(5、5’45)
と前記絶縁膜に達する深さの第2の凹部(3、43)を
形成し、この後、第1の半導体基板を第2の半導体基板
(6、20)と貼り合わせ、その貼り合わせ面と反対側
の第1の半導体基板の面を第2の凹部が露出するまでエ
ッチング除去し、第1の凹部上のシリコン膜を力学量を
受けて変位する構造体とすることを特徴としている。
め、請求項1に記載の発明においては、第1の半導体基
板(1、2、41、42)として、絶縁膜(1b、41
b)上にシリコン膜(1c、2、41c、42)を有す
るものを用い、この第1半導体基板のシリコン膜に、前
記絶縁膜に達しない深さの第1の凹部(5、5’45)
と前記絶縁膜に達する深さの第2の凹部(3、43)を
形成し、この後、第1の半導体基板を第2の半導体基板
(6、20)と貼り合わせ、その貼り合わせ面と反対側
の第1の半導体基板の面を第2の凹部が露出するまでエ
ッチング除去し、第1の凹部上のシリコン膜を力学量を
受けて変位する構造体とすることを特徴としている。
【0006】このようにエッチング工程を用いることに
よって、第2の凹部上の第1半導体基板の厚さを均一に
することができる。この場合、第1の半導体基板として
絶縁膜上のシリコン膜を有するものを用いているため、
第2の凹部が露出するまで、すなわち絶縁膜までをエッ
チング除去することによって、第1の凹部上の第1半導
体基板の厚さを所望の厚さにすることができる。
よって、第2の凹部上の第1半導体基板の厚さを均一に
することができる。この場合、第1の半導体基板として
絶縁膜上のシリコン膜を有するものを用いているため、
第2の凹部が露出するまで、すなわち絶縁膜までをエッ
チング除去することによって、第1の凹部上の第1半導
体基板の厚さを所望の厚さにすることができる。
【0007】なお、第1の半導体基板として、内部に絶
縁膜を有する半導体基板を用いる場合、請求項2に記載
の発明のように、エッチング工程として、第1の半導体
基板を絶縁膜までエッチング除去する第1工程と、絶縁
膜をエッチング除去する第2工程を用いれば、第1の凹
部上の第1半導体基板の厚さを所望の厚さに容易に設定
することができる。
縁膜を有する半導体基板を用いる場合、請求項2に記載
の発明のように、エッチング工程として、第1の半導体
基板を絶縁膜までエッチング除去する第1工程と、絶縁
膜をエッチング除去する第2工程を用いれば、第1の凹
部上の第1半導体基板の厚さを所望の厚さに容易に設定
することができる。
【0008】また、第1の半導体基板としては、請求項
3に記載の発明のように、SIMOX基板(1、41)
上にエピタキシャル層(2、42)を形成したものを用
いれば、SIMOX基板の内部に形成された絶縁膜を利
用して、第1の凹部上の第1半導体基板の厚さを所望の
厚さに容易に設定することができる。
3に記載の発明のように、SIMOX基板(1、41)
上にエピタキシャル層(2、42)を形成したものを用
いれば、SIMOX基板の内部に形成された絶縁膜を利
用して、第1の凹部上の第1半導体基板の厚さを所望の
厚さに容易に設定することができる。
【0009】 〔発明の詳細な説明〕
【0010】
【発明の実施の形態】 (第1実施形態)図1に本発明の第1実施形態に係る半
導体圧力センサの製造方法を示す。まず、図1(a)に
示すように、第1の半導体基板としてSIMOX(Se
paretion by Implated Oxge
n)基板1を用意する。このSIMOX基板1は、シリ
コン(Si)基板に酸素を高濃度にイオン注入し、その
後、熱処理することで、Si基板中に酸化膜を形成し、
SOI構造としたもので、図に示すように、Si基板1
aと、絶縁膜としての酸化膜1bと、酸化膜1b上の極
薄Si層1cにて構成されている。
導体圧力センサの製造方法を示す。まず、図1(a)に
示すように、第1の半導体基板としてSIMOX(Se
paretion by Implated Oxge
n)基板1を用意する。このSIMOX基板1は、シリ
コン(Si)基板に酸素を高濃度にイオン注入し、その
後、熱処理することで、Si基板中に酸化膜を形成し、
SOI構造としたもので、図に示すように、Si基板1
aと、絶縁膜としての酸化膜1bと、酸化膜1b上の極
薄Si層1cにて構成されている。
【0011】そして、図1(b)に示すように、SIM
OX基板1の極薄Si層1c上にエピタキシャルSi層
2を形成し、この後、図1(c)に示すように、マスク
合わせ用のトレンチ溝(第1の凹部)3をトレンチ加工
により形成する。この場合、トレンチ溝3は、エピタキ
シャルSi層2を貫通して酸化膜1bに達する深さとす
る。そして、図1(d)に示すように、トレンチ溝3を
絶縁膜4で埋め戻し、平坦化研磨により平坦化する。な
お、トレンチ溝3を絶縁膜4で埋める場合、熱酸化を行
った後にポリシリコンで埋めるようにしてもよい。
OX基板1の極薄Si層1c上にエピタキシャルSi層
2を形成し、この後、図1(c)に示すように、マスク
合わせ用のトレンチ溝(第1の凹部)3をトレンチ加工
により形成する。この場合、トレンチ溝3は、エピタキ
シャルSi層2を貫通して酸化膜1bに達する深さとす
る。そして、図1(d)に示すように、トレンチ溝3を
絶縁膜4で埋め戻し、平坦化研磨により平坦化する。な
お、トレンチ溝3を絶縁膜4で埋める場合、熱酸化を行
った後にポリシリコンで埋めるようにしてもよい。
【0012】さらに、図1(e)に示すように、トレン
チ溝(第2の凹部)5をトレンチ加工により形成する。
次に、第2の半導体基板としてのSi基板6を用意し、
図1(f)に示すように、Si基板6をSIMOX基板
1のトレンチ溝5が形成されている面と貼り合わせる。
この貼り合わせにより、トレンチ溝5が形成されている
領域においてSi基板6とSIMOX基板1間に基準圧
力室7が形成される。
チ溝(第2の凹部)5をトレンチ加工により形成する。
次に、第2の半導体基板としてのSi基板6を用意し、
図1(f)に示すように、Si基板6をSIMOX基板
1のトレンチ溝5が形成されている面と貼り合わせる。
この貼り合わせにより、トレンチ溝5が形成されている
領域においてSi基板6とSIMOX基板1間に基準圧
力室7が形成される。
【0013】この後、図2(a)に示すように、SIM
OX基板1における貼り合わせ面と反対側の面をエッチ
ングする。このエッチングにおいては、まずKOHを用
いてSi基板1aまでをエッチング除去し、続いてフッ
酸を用いて絶縁膜1bまでをエッチング除去する。この
ことによって、基準圧力室7の上にダイヤフラムが形成
される。また、このエッチング工程によって、トレンチ
溝3内の絶縁膜4が露出する。この露出したトレンチ溝
3内の絶縁膜4の位置を基準として、以下の工程におけ
るマスク合わせが行われる。
OX基板1における貼り合わせ面と反対側の面をエッチ
ングする。このエッチングにおいては、まずKOHを用
いてSi基板1aまでをエッチング除去し、続いてフッ
酸を用いて絶縁膜1bまでをエッチング除去する。この
ことによって、基準圧力室7の上にダイヤフラムが形成
される。また、このエッチング工程によって、トレンチ
溝3内の絶縁膜4が露出する。この露出したトレンチ溝
3内の絶縁膜4の位置を基準として、以下の工程におけ
るマスク合わせが行われる。
【0014】そして、上記したエッチング工程の後、図
2(b)に示すように、ダイヤフラム上(またはダイヤ
フラムの周辺)に、圧力検出を行う素子として拡散ゲー
ジ(歪ゲージ)8を形成する。次に、図2(c)に示す
ように、絶縁膜9を成膜し、拡散ゲージ8の上にコンタ
クト用の窓を開け、図2(d)に示すように、配線用の
Al電極10を成膜し、パターニングする。そして、図
2(e)に示すように、パッシベーション膜11を成膜
し、パッド用の窓を開ける。このようにして、半導体圧
力センサが製造される。
2(b)に示すように、ダイヤフラム上(またはダイヤ
フラムの周辺)に、圧力検出を行う素子として拡散ゲー
ジ(歪ゲージ)8を形成する。次に、図2(c)に示す
ように、絶縁膜9を成膜し、拡散ゲージ8の上にコンタ
クト用の窓を開け、図2(d)に示すように、配線用の
Al電極10を成膜し、パターニングする。そして、図
2(e)に示すように、パッシベーション膜11を成膜
し、パッド用の窓を開ける。このようにして、半導体圧
力センサが製造される。
【0015】なお、上記した実施形態では、トレンチ加
工を用いて基準圧力室形成用のトレンチ溝5を形成する
ものを示したが、エッチングにより基準圧力室形成用の
溝を形成するようにしてもよい。この場合の製造工程を
図3に示す。まず、図3(a)に示すように、SIMO
X基板1を用意し、次に、図3(b)に示すように、S
IMOX基板1の極薄Si層1c上にp型のエピタキシ
ャルSi層2aとn型のエピタキシャルSi層2bを積
層形成する。この後、図3(c)に示すように、トレン
チ溝3を形成し、図3(d)に示すように、トレンチ溝
3を絶縁膜4で埋め戻し、平坦化する。
工を用いて基準圧力室形成用のトレンチ溝5を形成する
ものを示したが、エッチングにより基準圧力室形成用の
溝を形成するようにしてもよい。この場合の製造工程を
図3に示す。まず、図3(a)に示すように、SIMO
X基板1を用意し、次に、図3(b)に示すように、S
IMOX基板1の極薄Si層1c上にp型のエピタキシ
ャルSi層2aとn型のエピタキシャルSi層2bを積
層形成する。この後、図3(c)に示すように、トレン
チ溝3を形成し、図3(d)に示すように、トレンチ溝
3を絶縁膜4で埋め戻し、平坦化する。
【0016】次に、図3(e)に示すように、濃度差エ
ッチングまたは電気化学エッチングで、n型のエピタキ
シャルSi層2bのみをエッチングして、溝(第2の凹
部)5’を形成する。この溝5’により基準圧力室が形
成される。この後は、図1(f)以降と同じ工程を行
う。この実施形態においては、濃度差エッチングまたは
電気化学エッチングにより溝5を形成しているため、ダ
イヤフラムの膜厚精度を高くすることができる。
ッチングまたは電気化学エッチングで、n型のエピタキ
シャルSi層2bのみをエッチングして、溝(第2の凹
部)5’を形成する。この溝5’により基準圧力室が形
成される。この後は、図1(f)以降と同じ工程を行
う。この実施形態においては、濃度差エッチングまたは
電気化学エッチングにより溝5を形成しているため、ダ
イヤフラムの膜厚精度を高くすることができる。
【0017】なお、上記した半導体圧力センサとして
は、絶対圧を検出するものに限らず、相対圧を検出する
ように構成してもよい。 (第2実施形態)この第2実施形態は、半導体力学量セ
ンサとして半導体加速度センサに適用したものである。
は、絶対圧を検出するものに限らず、相対圧を検出する
ように構成してもよい。 (第2実施形態)この第2実施形態は、半導体力学量セ
ンサとして半導体加速度センサに適用したものである。
【0018】図4に半導体加速度センサの斜視的構成を
示す。図に示すように、半導体基板20の上面に半導体
基板21が貼り合わされ、この半導体基板21に梁構造
体(可動構造体)22および固定電極23、24が形成
されている。梁構造体22は、基板20側から突出する
4つのアンカー部25と、このアンカー部25により梁
部26を介して支持され、基板20の上面において所定
間隔を隔てた位置に配置された質量部(マス部)27
と、この質量部27に設けられた可動電極28、29か
ら構成されている。
示す。図に示すように、半導体基板20の上面に半導体
基板21が貼り合わされ、この半導体基板21に梁構造
体(可動構造体)22および固定電極23、24が形成
されている。梁構造体22は、基板20側から突出する
4つのアンカー部25と、このアンカー部25により梁
部26を介して支持され、基板20の上面において所定
間隔を隔てた位置に配置された質量部(マス部)27
と、この質量部27に設けられた可動電極28、29か
ら構成されている。
【0019】固定電極23、24は、基板20上に固定
され、可動電極28、29と対向する櫛歯状の形状をし
ている。また、固定電極23は、基板20に形成された
配線30によりパッド31に電気的に接続され、固定電
極24も同様に、基板20に形成された配線32により
パッド33に電気的に接続されている。また、アンカー
部25は、基板20に形成された配線34によりパッド
35に電気的に接続されている。なお、この図4には示
されていないが、梁構造体22の直下の基板20には下
部電極が形成されている。
され、可動電極28、29と対向する櫛歯状の形状をし
ている。また、固定電極23は、基板20に形成された
配線30によりパッド31に電気的に接続され、固定電
極24も同様に、基板20に形成された配線32により
パッド33に電気的に接続されている。また、アンカー
部25は、基板20に形成された配線34によりパッド
35に電気的に接続されている。なお、この図4には示
されていないが、梁構造体22の直下の基板20には下
部電極が形成されている。
【0020】上記した構成において、半導体基板21の
面内で梁部26に対して垂直方向に質量部27が加速度
を受けると、質量部27が加速度を受けた方向に変位
し、質量部27に配置されている可動電極28、29
と、半導体基板21に固定されている固定電極23、2
4の間の距離が変化する。可動電極28、29と固定電
極23、24はキャパシタを形成しているため、加速度
を受けると、結果として、キャパシタは変化し、従来回
路による検出回路で加速度に変換される。
面内で梁部26に対して垂直方向に質量部27が加速度
を受けると、質量部27が加速度を受けた方向に変位
し、質量部27に配置されている可動電極28、29
と、半導体基板21に固定されている固定電極23、2
4の間の距離が変化する。可動電極28、29と固定電
極23、24はキャパシタを形成しているため、加速度
を受けると、結果として、キャパシタは変化し、従来回
路による検出回路で加速度に変換される。
【0021】次に、上記した半導体加速度センサの製造
方法を図5を用いて説明する。まず、図5(a)に示す
ように、第1の半導体基板としてのSIMOX基板41
を用意する。このSIMOX基板41は、Si基板41
aと、絶縁膜としての酸化膜41bと、酸化膜41b上
の極薄Si層41cにて構成されている。そして、図5
(b)に示すように、SIMOX基板41の極薄Si層
41c上にエピタキシャルSi層42を形成し、この
後、図5(c)に示すように、マスク合わせ用のトレン
チ溝(第1の凹部)43をトレンチ加工により形成す
る。この場合、トレンチ溝43は、エピタキシャルSi
層42を貫通して酸化膜41bに達する深さとする。そ
して、図5(d)に示すように、トレンチ溝3を絶縁膜
4で埋め戻し、平坦化研磨により平坦化する。
方法を図5を用いて説明する。まず、図5(a)に示す
ように、第1の半導体基板としてのSIMOX基板41
を用意する。このSIMOX基板41は、Si基板41
aと、絶縁膜としての酸化膜41bと、酸化膜41b上
の極薄Si層41cにて構成されている。そして、図5
(b)に示すように、SIMOX基板41の極薄Si層
41c上にエピタキシャルSi層42を形成し、この
後、図5(c)に示すように、マスク合わせ用のトレン
チ溝(第1の凹部)43をトレンチ加工により形成す
る。この場合、トレンチ溝43は、エピタキシャルSi
層42を貫通して酸化膜41bに達する深さとする。そ
して、図5(d)に示すように、トレンチ溝3を絶縁膜
4で埋め戻し、平坦化研磨により平坦化する。
【0022】さらに、図5(e)に示すように、トレン
チ溝(第2の凹部)45をトレンチ加工により形成す
る。次に、貼り合わせ用の第2の半導体基板20を用意
する。この場合、まず、図6(a)に示すように、Si
基板51上に絶縁膜52を形成し、次に、図6(b)に
示すように、上記した配線30、32、34および下部
電極を形成するとともにアンカー部23および固定電極
23、24を基板20上に固定するためのポリシリコン
薄膜53を成膜し、パターニングする。さらに、図6
(c)に示すように、貼り合わせ用の絶縁膜54を成膜
し、平坦化研磨する。このようにして第2の半導体基板
20が形成される。なお、この第2の半導体基板20は
図4に示す基板20になるものである。
チ溝(第2の凹部)45をトレンチ加工により形成す
る。次に、貼り合わせ用の第2の半導体基板20を用意
する。この場合、まず、図6(a)に示すように、Si
基板51上に絶縁膜52を形成し、次に、図6(b)に
示すように、上記した配線30、32、34および下部
電極を形成するとともにアンカー部23および固定電極
23、24を基板20上に固定するためのポリシリコン
薄膜53を成膜し、パターニングする。さらに、図6
(c)に示すように、貼り合わせ用の絶縁膜54を成膜
し、平坦化研磨する。このようにして第2の半導体基板
20が形成される。なお、この第2の半導体基板20は
図4に示す基板20になるものである。
【0023】この後、図7(a)に示すように、第2の
半導体基板20をSIMOX基板41のトレンチ溝45
が形成されている面と貼り合わせる。そして、図7
(b)に示すように、表裏逆にして、SIMOX基板4
1における貼り合わせ面と反対側の面をエッチングす
る。このエッチングにおいては、まずKOHを用いてS
i基板41aまでをエッチング除去し、続いてフッ酸を
用いて絶縁膜41bまでをエッチング除去する。このエ
ッチング工程によって、トレンチ溝43内の絶縁膜44
が露出する。この露出したトレンチ溝43内の絶縁膜4
4を基準として、以下の工程におけるマスク合わせが行
われる。
半導体基板20をSIMOX基板41のトレンチ溝45
が形成されている面と貼り合わせる。そして、図7
(b)に示すように、表裏逆にして、SIMOX基板4
1における貼り合わせ面と反対側の面をエッチングす
る。このエッチングにおいては、まずKOHを用いてS
i基板41aまでをエッチング除去し、続いてフッ酸を
用いて絶縁膜41bまでをエッチング除去する。このエ
ッチング工程によって、トレンチ溝43内の絶縁膜44
が露出する。この露出したトレンチ溝43内の絶縁膜4
4を基準として、以下の工程におけるマスク合わせが行
われる。
【0024】次に、図7(c)に示すように、配線用の
Al電極60を成膜しパターニングする。そして、図7
(d)に示すように、SIMOX基板41の極薄Si層
41cおよびエピタキシャルSi層42をトレンチエッ
チングして、梁構造体22および固定電極23、24を
画定するための溝61を形成する。このようにして、図
4に示す半導体加速度センサが製造される。
Al電極60を成膜しパターニングする。そして、図7
(d)に示すように、SIMOX基板41の極薄Si層
41cおよびエピタキシャルSi層42をトレンチエッ
チングして、梁構造体22および固定電極23、24を
画定するための溝61を形成する。このようにして、図
4に示す半導体加速度センサが製造される。
【0025】なお、上記した第1、第2実施形態におい
て、第1の凹部としての溝3、43と第2の凹部として
の溝5、45の形成順序は逆であってもよい。また、第
1の半導体基板としては、絶縁膜上にSi膜を有するも
のであればよく、SIMOX基板1を用いるもの以外
に、例えばSOS(Silicon On Sapph
ire)基板あるいはSi/CaF2 /Si基板を用い
ることができる。
て、第1の凹部としての溝3、43と第2の凹部として
の溝5、45の形成順序は逆であってもよい。また、第
1の半導体基板としては、絶縁膜上にSi膜を有するも
のであればよく、SIMOX基板1を用いるもの以外
に、例えばSOS(Silicon On Sapph
ire)基板あるいはSi/CaF2 /Si基板を用い
ることができる。
【図1】本発明の第1実施形態に係る半導体圧力センサ
の製造方法を示す工程図である。
の製造方法を示す工程図である。
【図2】図1に続く製造工程を示す工程図である。
【図3】本発明の第1実施形態に係る半導体圧力センサ
の他の製造方法を示す工程図である。
の他の製造方法を示す工程図である。
【図4】本発明の第2実施形態によって製造された半導
体加速度センサの斜視構成を示す図である。
体加速度センサの斜視構成を示す図である。
【図5】図4に示す半導体加速度センサの製造方法にお
いて、第1の半導体基板にトレンチ溝45を形成するま
での工程を示す工程図である。
いて、第1の半導体基板にトレンチ溝45を形成するま
での工程を示す工程図である。
【図6】図4に示す半導体加速度センサの製造方法にお
いて、第2の半導体基板を用意する工程を示す工程図で
ある。
いて、第2の半導体基板を用意する工程を示す工程図で
ある。
【図7】図4に示す半導体加速度センサの製造方法にお
いて、第1、第2の半導体基板の貼り合わせ以降の工程
を示す工程図である。
いて、第1、第2の半導体基板の貼り合わせ以降の工程
を示す工程図である。
【図8】従来の半導体圧力センサの製造方法を示す工程
図である。
図である。
1、41…SIMOX基板、2、42…エピタキシャル
Si層、3、43…トレンチ溝、4、44…埋め込み絶
縁膜、5、45…トレンチ溝、6、20…第2の半導体
基板、8…拡散ゲージ。
Si層、3、43…トレンチ溝、4、44…埋め込み絶
縁膜、5、45…トレンチ溝、6、20…第2の半導体
基板、8…拡散ゲージ。
Claims (3)
- 【請求項1】 絶縁膜(1b、41b)上にシリコン膜
(1c、2、41c、42)を有する第1の半導体基板
(1、2、41、42)を用意する工程と、 前記シリコン膜に前記絶縁膜に達しない深さの第1の凹
部(5、5’、45)と前記絶縁膜に達する深さの第2
の凹部(3、43)を形成する工程と、 前記第1、第2の凹部が形成された前記第1の半導体基
板の前記シリコン膜の表面と第2の半導体基板(6、2
0)を貼り合わせる工程と、 前記第1の半導体基板の貼り合わせ面と反対側の面を前
記第2の凹部が露出するまでエッチング除去する工程を
有し、 前記第1の凹部上のシリコン膜を力学量を受けて変位す
る構造体とすることを特徴とする半導体力学量センサの
製造方法。 - 【請求項2】 前記第1の半導体基板は、内部に前記絶
縁膜を有する半導体基板であって、 前記エッチング工程は、前記第1の半導体基板を前記絶
縁膜までエッチング除去する第1工程と、前記絶縁膜を
エッチング除去する第2工程を有することを特徴とする
請求項1に記載の半導体力学量センサの製造方法。 - 【請求項3】 前記第1の半導体基板は、内部に前記絶
縁膜を有するSIMOX基板(1、41)上にエピタキ
シャル層(2、42)を形成したものであって、 前記第1の凹部を前記エピタキシャル層に形成し、前記
第2の凹部を前記エピタキシャル層を貫通して前記絶縁
膜に達する深さで形成することを特徴とする請求項2に
記載の半導体力学量センサの製造方法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP9194387A JPH1140820A (ja) | 1997-07-18 | 1997-07-18 | 半導体力学量センサの製造方法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP9194387A JPH1140820A (ja) | 1997-07-18 | 1997-07-18 | 半導体力学量センサの製造方法 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH1140820A true JPH1140820A (ja) | 1999-02-12 |
Family
ID=16323761
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP9194387A Pending JPH1140820A (ja) | 1997-07-18 | 1997-07-18 | 半導体力学量センサの製造方法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH1140820A (ja) |
Cited By (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2003510194A (ja) * | 1999-09-27 | 2003-03-18 | インプット/アウトプット,インコーポレーテッド | マイクロ加工構造用テンポラリーブリッジ |
| US7465599B2 (en) * | 2004-07-06 | 2008-12-16 | Denso Corporation | Method for manufacturing physical quantity sensor |
| CN102297737A (zh) * | 2010-06-24 | 2011-12-28 | 上海华虹Nec电子有限公司 | 压力传感器空腔结构及其制作方法 |
| JP2023037783A (ja) * | 2021-09-06 | 2023-03-16 | セイコーエプソン株式会社 | 慣性センサー、慣性センサーの製造方法、および慣性計測装置 |
-
1997
- 1997-07-18 JP JP9194387A patent/JPH1140820A/ja active Pending
Cited By (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2003510194A (ja) * | 1999-09-27 | 2003-03-18 | インプット/アウトプット,インコーポレーテッド | マイクロ加工構造用テンポラリーブリッジ |
| US7465599B2 (en) * | 2004-07-06 | 2008-12-16 | Denso Corporation | Method for manufacturing physical quantity sensor |
| CN102297737A (zh) * | 2010-06-24 | 2011-12-28 | 上海华虹Nec电子有限公司 | 压力传感器空腔结构及其制作方法 |
| JP2023037783A (ja) * | 2021-09-06 | 2023-03-16 | セイコーエプソン株式会社 | 慣性センサー、慣性センサーの製造方法、および慣性計測装置 |
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