JPH10111293A - 免疫測定装置 - Google Patents
免疫測定装置Info
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- JPH10111293A JPH10111293A JP26405896A JP26405896A JPH10111293A JP H10111293 A JPH10111293 A JP H10111293A JP 26405896 A JP26405896 A JP 26405896A JP 26405896 A JP26405896 A JP 26405896A JP H10111293 A JPH10111293 A JP H10111293A
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- antigen
- antibody
- immobilized
- labeled antibody
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- Automatic Analysis And Handling Materials Therefor (AREA)
- Investigating Or Analysing Materials By The Use Of Chemical Reactions (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】免疫測定における標識抗体の非特異的な吸着を
簡易に低減する。 【解決手段】反応槽中に、標識抗体に対応する抗原決定
基を持つ分子を固定化した膜を設置し、上記分子を介し
て膜表面に非特異吸着の原因となる遊離型の標識抗体を
固定化させる。
簡易に低減する。 【解決手段】反応槽中に、標識抗体に対応する抗原決定
基を持つ分子を固定化した膜を設置し、上記分子を介し
て膜表面に非特異吸着の原因となる遊離型の標識抗体を
固定化させる。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は液体中の化学成分を
免疫反応によって分析する医療装置に関し、特に結合型
抗体と遊離型抗体を分離するB/F分離機構に関する。
免疫反応によって分析する医療装置に関し、特に結合型
抗体と遊離型抗体を分離するB/F分離機構に関する。
【0002】
【従来の技術】現在免疫測定法には、標識試薬として放
射性同位元素を用いる放射免疫測定法(RIA法)や酵
素を用いる酵素免疫測定法(EIA法),金属錯体を用
いる電気化学発光免疫測定法(ECL法)等がある。こ
れらの測定法では、標識試薬と、その標識の検出方法は
異なるが、標識試薬を固定化した抗体を測定対象である
抗原に免疫反応により結合させ、その結合型の標識抗体
の濃度を種々の検出法により測定することは共通してい
る。
射性同位元素を用いる放射免疫測定法(RIA法)や酵
素を用いる酵素免疫測定法(EIA法),金属錯体を用
いる電気化学発光免疫測定法(ECL法)等がある。こ
れらの測定法では、標識試薬と、その標識の検出方法は
異なるが、標識試薬を固定化した抗体を測定対象である
抗原に免疫反応により結合させ、その結合型の標識抗体
の濃度を種々の検出法により測定することは共通してい
る。
【0003】その標識抗体と抗原の結合方法は、たとえ
ば、蛋白質 核酸 試薬 別冊31巻(1987)第1
3頁から第18頁で述べられている。ここでは免疫測定
法は一般的な手法であるEIA法での測定系における結
合型(bound ;B型)抗原あるいは抗体と遊離型(fre
e;F型)抗原あるいは抗体の分離(B/F分離)につ
いて述べられている。これらの手法では、液相中で抗原
と標識抗体を結合させた複合体を遠心分離して取り出す
方式や、固相に直接あるいは間接的に固定化した標識抗
体と抗原を結合させ、標識抗体あるいは抗原に結合して
いない遊離型の抗原あるいは標識抗体は、洗浄によって
除去する方式がとられている。また別の方法では、試料
中の抗原と標識抗体とを反応させ、その後F型の標識抗
体をアフィニティクロマトにより吸収除去する方式もあ
る。
ば、蛋白質 核酸 試薬 別冊31巻(1987)第1
3頁から第18頁で述べられている。ここでは免疫測定
法は一般的な手法であるEIA法での測定系における結
合型(bound ;B型)抗原あるいは抗体と遊離型(fre
e;F型)抗原あるいは抗体の分離(B/F分離)につ
いて述べられている。これらの手法では、液相中で抗原
と標識抗体を結合させた複合体を遠心分離して取り出す
方式や、固相に直接あるいは間接的に固定化した標識抗
体と抗原を結合させ、標識抗体あるいは抗原に結合して
いない遊離型の抗原あるいは標識抗体は、洗浄によって
除去する方式がとられている。また別の方法では、試料
中の抗原と標識抗体とを反応させ、その後F型の標識抗
体をアフィニティクロマトにより吸収除去する方式もあ
る。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】上述したB/F分離法
は、洗浄を用いたり、遠心分離を必要とするため、操作
が煩雑であり、自動化が困難であった。また、固定化抗
原を用いて遊離型の標識抗体を分離する手法は、カラム
を使用する方法であり、時間を要する。しかしB/F分
離法を用いないと、固相や検出セルに標識抗体が非特異
的に吸着するため、ブランクの値が一定せず、感度が落
ちるという影響があった。
は、洗浄を用いたり、遠心分離を必要とするため、操作
が煩雑であり、自動化が困難であった。また、固定化抗
原を用いて遊離型の標識抗体を分離する手法は、カラム
を使用する方法であり、時間を要する。しかしB/F分
離法を用いないと、固相や検出セルに標識抗体が非特異
的に吸着するため、ブランクの値が一定せず、感度が落
ちるという影響があった。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記の問題を解決するた
めに、反応槽中に抗原を固定化した膜を設置し、F型の
標識抗体を膜に結合させ、B型の標識抗体のみを検出器
に導入する構成とした。
めに、反応槽中に抗原を固定化した膜を設置し、F型の
標識抗体を膜に結合させ、B型の標識抗体のみを検出器
に導入する構成とした。
【0006】
【発明の実施の形態】以下、本発明を実施例に基づいて
説明する。まず本発明の免疫測定の検出法は、標識試薬
に酵素を用いる酵素免疫測定法(EIA法),金属錯体
を用いる電気化学発光免疫測定法(ECL法)などが望
ましい。
説明する。まず本発明の免疫測定の検出法は、標識試薬
に酵素を用いる酵素免疫測定法(EIA法),金属錯体
を用いる電気化学発光免疫測定法(ECL法)などが望
ましい。
【0007】図1は、本発明の第一の実施例である免疫
測定装置の抗原抗体反応の説明図である。反応方式は、
免疫測定では一般的な方法であるヘテロジニアス非競合
法に基づいている。第一固相である微粒子1に固定化し
た抗体2と測定対象である抗原3及び標識試薬4を固定
化した抗体5を反応槽中で免疫反応させ、微粒子固定化
抗体2−抗原3−標識抗体4のサンドイッチ構造の複合
体6を形成させる。
測定装置の抗原抗体反応の説明図である。反応方式は、
免疫測定では一般的な方法であるヘテロジニアス非競合
法に基づいている。第一固相である微粒子1に固定化し
た抗体2と測定対象である抗原3及び標識試薬4を固定
化した抗体5を反応槽中で免疫反応させ、微粒子固定化
抗体2−抗原3−標識抗体4のサンドイッチ構造の複合
体6を形成させる。
【0008】この際用いる抗体2と抗体5は、抗原3へ
の競合反応を回避するため、それぞれ異なる抗原決定基
を認識する2種類のモノクローン抗体を用いるのが望ま
しい。また抗体5に固定化する標識試薬は、たとえばE
IA法で検出を行う場合は、グルコース−6−リン酸脱
水素酵素やあるいはリンゴ酸脱水素酵素を用いる。また
ECL法で検出を行う場合は、ルテニウム(II)トリス
ビピリジルを標識試薬として用いる。また抗体2を固定
化する微粒子1には、ポリスチレンビーズや磁性微粒子
などを用いる。
の競合反応を回避するため、それぞれ異なる抗原決定基
を認識する2種類のモノクローン抗体を用いるのが望ま
しい。また抗体5に固定化する標識試薬は、たとえばE
IA法で検出を行う場合は、グルコース−6−リン酸脱
水素酵素やあるいはリンゴ酸脱水素酵素を用いる。また
ECL法で検出を行う場合は、ルテニウム(II)トリス
ビピリジルを標識試薬として用いる。また抗体2を固定
化する微粒子1には、ポリスチレンビーズや磁性微粒子
などを用いる。
【0009】複合体6が免疫反応により形成されると、
反応槽中に抗原3に対して過剰に存在していた標識抗体
7が遊離したまま残存する。この遊離標識抗体7は残存
したまま放置すると、微粒子1や、検出器中の測定セル
に非特異的に吸着するため、ブランクの信号値が安定せ
ず、検出下限に影響を与える。
反応槽中に抗原3に対して過剰に存在していた標識抗体
7が遊離したまま残存する。この遊離標識抗体7は残存
したまま放置すると、微粒子1や、検出器中の測定セル
に非特異的に吸着するため、ブランクの信号値が安定せ
ず、検出下限に影響を与える。
【0010】従来は、プレートやチューブ等、液相の吸
引などの変動に不動な固相を用い、遊離標識抗体7は吸
引除去によって反応槽中から除かれていた。しかし、プ
レートやチューブでは抗体を固定化する表面積に限りが
あるため、感度に限界があり、高感度化のためには抗体
の固定化面積を大きくできる微粒子が望ましい。微粒子
を固相として使用する際には、遠心分離によって標識抗
体が結合した微粒子を沈殿させ、上澄みに浮遊している
遊離標識抗体を吸引除去するが、この手法では、自動化
が困難である。
引などの変動に不動な固相を用い、遊離標識抗体7は吸
引除去によって反応槽中から除かれていた。しかし、プ
レートやチューブでは抗体を固定化する表面積に限りが
あるため、感度に限界があり、高感度化のためには抗体
の固定化面積を大きくできる微粒子が望ましい。微粒子
を固相として使用する際には、遠心分離によって標識抗
体が結合した微粒子を沈殿させ、上澄みに浮遊している
遊離標識抗体を吸引除去するが、この手法では、自動化
が困難である。
【0011】そこで本実施例では高感度測定が可能な微
粒子を用い、かつ自動化を行い、効率の良いB/F分離
を行うために、膜8に固定化した抗原9を反応槽10中
に複合体6形成後に反応槽10中に導入する構成とし
た。膜8には、セルロース,セルロースアセテート,セ
ルロースエステル,ポリカーボネート,ポリテトラフル
オロエチレン,ガラス繊維などの水浸透性の良い多孔質
構造のものを用い、予め反応用の緩衝液などで含水させ
ておく。膜8に固定化する分子は抗原でなくても標識抗
体に対応する抗原決定基を持つハプテンでも構わない。
粒子を用い、かつ自動化を行い、効率の良いB/F分離
を行うために、膜8に固定化した抗原9を反応槽10中
に複合体6形成後に反応槽10中に導入する構成とし
た。膜8には、セルロース,セルロースアセテート,セ
ルロースエステル,ポリカーボネート,ポリテトラフル
オロエチレン,ガラス繊維などの水浸透性の良い多孔質
構造のものを用い、予め反応用の緩衝液などで含水させ
ておく。膜8に固定化する分子は抗原でなくても標識抗
体に対応する抗原決定基を持つハプテンでも構わない。
【0012】遊離標識抗体7は、反応槽10中に導入さ
れた固定化抗原9を介して膜8に間接的に固定される。
その後、複合体6のみを含む反応液を検出器11に送液
し、液中の標識抗体量を測定する。検出は、EIA法の
場合は、グルコース−6−リン酸脱水素酵素やあるいは
リンゴ酸脱水素酵素によるNAD(P)Hの生成を34
0nmの吸光度で測定する。一方、ECL法では、微粒
子1に磁性体を用い、複合体6が結合した微粒子1を電
極表面上に磁石によって捕集し、電極に電圧を印加す
る。標識試薬であるルテニウム(II)トリスビピリジル
は二価の状態で固定化されているが、電荷がかかると酸
化還元反応により三価になり、電極上の液中に電子供与
体として過剰に存在するトリプロピルアミンラジカルが
三価のルテニウムから電子を受け取り、ルテニウムは基
底状態に戻る。この基底状態に戻る際にエネルギがフォ
トンとして放出し、620nmで発光する。この発光を
光電子倍増管によって測定する。
れた固定化抗原9を介して膜8に間接的に固定される。
その後、複合体6のみを含む反応液を検出器11に送液
し、液中の標識抗体量を測定する。検出は、EIA法の
場合は、グルコース−6−リン酸脱水素酵素やあるいは
リンゴ酸脱水素酵素によるNAD(P)Hの生成を34
0nmの吸光度で測定する。一方、ECL法では、微粒
子1に磁性体を用い、複合体6が結合した微粒子1を電
極表面上に磁石によって捕集し、電極に電圧を印加す
る。標識試薬であるルテニウム(II)トリスビピリジル
は二価の状態で固定化されているが、電荷がかかると酸
化還元反応により三価になり、電極上の液中に電子供与
体として過剰に存在するトリプロピルアミンラジカルが
三価のルテニウムから電子を受け取り、ルテニウムは基
底状態に戻る。この基底状態に戻る際にエネルギがフォ
トンとして放出し、620nmで発光する。この発光を
光電子倍増管によって測定する。
【0013】図2は本発明の第一の実施例の免疫反応装
置の構成図である。本装置は、サンプルカップ12,試
薬ボトル13,14,反応槽15,16,検出器11,
ピペッタ17,撹拌棒18,シッパ19,廃液ボトル2
0からなる検出部21と、制御部22,計算機23,操
作部24,出力部25,インターフェース26からなる
システム部27より構成される。
置の構成図である。本装置は、サンプルカップ12,試
薬ボトル13,14,反応槽15,16,検出器11,
ピペッタ17,撹拌棒18,シッパ19,廃液ボトル2
0からなる検出部21と、制御部22,計算機23,操
作部24,出力部25,インターフェース26からなる
システム部27より構成される。
【0014】サンプルカップ12には測定対象である抗
原3を含む試料、試薬ボトル13には抗体2を固定化し
た微粒子1をけん濁した溶液、試薬ボトル14には標識
抗体5が溶解した溶液がそれぞれ入っている。これらの
試料及び試薬溶液は、可動式のピペッタ17によって反
応槽15中に送液される。反応槽15中で複合体6が免
疫反応により形成された後、ピペッタ17によって反応
槽15中の溶液は、抗原9を固定化した膜8が設置され
た反応槽16に送液される。
原3を含む試料、試薬ボトル13には抗体2を固定化し
た微粒子1をけん濁した溶液、試薬ボトル14には標識
抗体5が溶解した溶液がそれぞれ入っている。これらの
試料及び試薬溶液は、可動式のピペッタ17によって反
応槽15中に送液される。反応槽15中で複合体6が免
疫反応により形成された後、ピペッタ17によって反応
槽15中の溶液は、抗原9を固定化した膜8が設置され
た反応槽16に送液される。
【0015】反応槽16では、抗原9と遊離標識抗体7
の免疫反応を促進するため、撹拌棒18によって、溶液
の撹拌が行われる。遊離標識抗体7が抗原9を介して膜
8に固定化された後、シッパ19によって検出器11中
の試料セル28に反応槽16中の溶液が送液される。試
料セル28中の標識抗体からの信号は検出器11によっ
て検知され、インターフェース20を介して、計算機2
3に入力される。計算機23では取り込まれた標識抗体
からの信号をもとに試料中の抗原濃度を算出し、その値
は出力部25に出力される。
の免疫反応を促進するため、撹拌棒18によって、溶液
の撹拌が行われる。遊離標識抗体7が抗原9を介して膜
8に固定化された後、シッパ19によって検出器11中
の試料セル28に反応槽16中の溶液が送液される。試
料セル28中の標識抗体からの信号は検出器11によっ
て検知され、インターフェース20を介して、計算機2
3に入力される。計算機23では取り込まれた標識抗体
からの信号をもとに試料中の抗原濃度を算出し、その値
は出力部25に出力される。
【0016】図3は、本発明の第二の実施例である免疫
測定装置の抗原抗体反応の説明図である。図1に示した
第一の実施例とは異なり、ビオチン29を固定化した抗
体30を測定対象となる抗原3に結合させ、更に抗原3
に標識試薬4を固定化した抗体5を結合させ、サンドイ
ッチ構造の複合体31を反応槽10中で形成させる。そ
の後、反応槽中に抗原9を固定化した膜8と、ビオチン
に強い結合能を示すストレプトアビジンを被覆した微粒
子32を導入する。遊離標識抗体7は、膜8に固定化し
た抗原9に結合することによって膜8に固定され、微粒
子32を被覆するストレプトアビジンに結合した複合体
31のみが浮遊する溶液は、検出器に送液され、標識抗
体からの信号が測定される。
測定装置の抗原抗体反応の説明図である。図1に示した
第一の実施例とは異なり、ビオチン29を固定化した抗
体30を測定対象となる抗原3に結合させ、更に抗原3
に標識試薬4を固定化した抗体5を結合させ、サンドイ
ッチ構造の複合体31を反応槽10中で形成させる。そ
の後、反応槽中に抗原9を固定化した膜8と、ビオチン
に強い結合能を示すストレプトアビジンを被覆した微粒
子32を導入する。遊離標識抗体7は、膜8に固定化し
た抗原9に結合することによって膜8に固定され、微粒
子32を被覆するストレプトアビジンに結合した複合体
31のみが浮遊する溶液は、検出器に送液され、標識抗
体からの信号が測定される。
【0017】本実施例での検出法、膜8,微粒子32の
材質、標識試薬4,抗体30,5の種類などは第一の実
施例で述べたものと同様である。
材質、標識試薬4,抗体30,5の種類などは第一の実
施例で述べたものと同様である。
【0018】図4は本発明の第二の実施例の免疫反応装
置の構成図である。本装置は、サンプルカップ12,試
薬ボトル33,34,35,反応槽15,16,検出器
11、ピペッタ17,撹拌棒18,シッパ19,廃液ボ
トル20からなる検出部21と、制御部22,計算機2
3,操作部24,出力部25,インターフェース26か
らなるシステム部27より構成される。
置の構成図である。本装置は、サンプルカップ12,試
薬ボトル33,34,35,反応槽15,16,検出器
11、ピペッタ17,撹拌棒18,シッパ19,廃液ボ
トル20からなる検出部21と、制御部22,計算機2
3,操作部24,出力部25,インターフェース26か
らなるシステム部27より構成される。
【0019】サンプルカップ12には測定対象である抗
原3を含む試料、試薬ボトル33にはビオチンを固定化
した抗体30,試薬ボトル34には標識抗体5が溶解し
た溶液、試薬ボトル35には、ストレプトアビジンを被
覆した微粒子32がけん濁した溶液がそれぞれ入ってい
る。これらの試料及び試薬溶液は、可動式のピペッタ1
7によって反応槽15中に送液される。
原3を含む試料、試薬ボトル33にはビオチンを固定化
した抗体30,試薬ボトル34には標識抗体5が溶解し
た溶液、試薬ボトル35には、ストレプトアビジンを被
覆した微粒子32がけん濁した溶液がそれぞれ入ってい
る。これらの試料及び試薬溶液は、可動式のピペッタ1
7によって反応槽15中に送液される。
【0020】まず反応槽15にサンプルカップ12,試
薬ボトル33,試薬ボトル34から試料と試薬溶液がそ
れぞれ送液される。反応槽15中では、ビオチン固定化
抗体−抗原−標識抗体からなる複合体31が形成され
る。その後ピペッタ17によって反応槽15中の溶液が
膜8を設置した反応槽16に送液される。更に反応槽1
6中には、試薬ボトル35から微粒子32をけん濁した
溶液が送液される。反応槽16中では、複合体31が微
粒子32に結合し、複合体31とともに反応槽15から
導入された遊離標識抗体7は、抗原9を介して膜8に結
合する。これらの免疫反応を促進するため、撹拌棒18
によって反応槽16中を撹拌する。免疫反応が終了した
後、遊離標識抗体が除去された反応槽16中の溶液は、
シッパ19によって検出器11に送液される。
薬ボトル33,試薬ボトル34から試料と試薬溶液がそ
れぞれ送液される。反応槽15中では、ビオチン固定化
抗体−抗原−標識抗体からなる複合体31が形成され
る。その後ピペッタ17によって反応槽15中の溶液が
膜8を設置した反応槽16に送液される。更に反応槽1
6中には、試薬ボトル35から微粒子32をけん濁した
溶液が送液される。反応槽16中では、複合体31が微
粒子32に結合し、複合体31とともに反応槽15から
導入された遊離標識抗体7は、抗原9を介して膜8に結
合する。これらの免疫反応を促進するため、撹拌棒18
によって反応槽16中を撹拌する。免疫反応が終了した
後、遊離標識抗体が除去された反応槽16中の溶液は、
シッパ19によって検出器11に送液される。
【0021】試料セル28中の標識抗体からの信号は検
出器11によって検知され、インターフェース20を介
して、計算機23に入力される。計算機23では取り込
まれた標識抗体からの信号をもとに試料中の抗原濃度を
算出し、その値は出力部25に出力される。
出器11によって検知され、インターフェース20を介
して、計算機23に入力される。計算機23では取り込
まれた標識抗体からの信号をもとに試料中の抗原濃度を
算出し、その値は出力部25に出力される。
【0022】
【発明の効果】本発明によれば、標識抗体の非特異な吸
着を低減し、再現性の良い測定を行うことができる。
着を低減し、再現性の良い測定を行うことができる。
【図1】本発明の第一の実施例の反応の説明図。
【図2】本発明の第一の実施例の免疫測定装置のブロッ
ク図。
ク図。
【図3】本発明の第二の実施例の反応の説明図。
【図4】本発明の第二の実施例の免疫測定装置のブロッ
ク図。
ク図。
1…微粒子、2…抗体、3…抗原、4…標識試薬、5…
抗体、6…複合体、7…遊離標識抗体、8…膜、9…抗
原、10…反応槽、11…検出器。
抗体、6…複合体、7…遊離標識抗体、8…膜、9…抗
原、10…反応槽、11…検出器。
Claims (6)
- 【請求項1】少なくとも測定対象物である抗原と、標識
試薬を固定化した抗体とから免疫反応によって得られる
複合体を反応槽から検出器に導入する機構を有し、上記
複合体の標識抗体からの信号を上記検出器によって測定
することにより試料中の抗原濃度を測定する装置におい
て、上記標識抗体に対応する抗原決定基を有する分子を
固定化した膜を上記反応槽中に設置したことを特徴とす
る免疫測定装置。 - 【請求項2】測定対象物である抗原と固相に固定化され
た抗体と、標識試薬を固定化した抗体とから生成する固
定化抗体−抗原−標識抗体の複合体を反応槽から検出器
に導入する機構を有し、上記複合体の標識抗体からの信
号を上記検出器によって測定することにより試料中の抗
原濃度を測定する装置において、上記標識抗体に対応す
る抗原決定基を有する分子を固定化した膜を反応槽中に
有することを特徴とする免疫測定装置。 - 【請求項3】請求項2に記載の上記固相がポリスチレン
ビーズあるいは磁性微粒子である免疫測定装置。 - 【請求項4】請求項1または2に記載の上記膜が表面親
水性が高くかつ水に不溶で、多孔質構造を有する膜であ
って、セルロース,セルロースアセテート,セルロース
エステル,ポリカーボネート,ポリテトラフルオロエチ
レン,ガラス繊維からなる免疫測定装置。 - 【請求項5】請求項1または2に記載の上記標識抗体の
信号の検出法が酵素免疫測定法あるいは電気化学発光法
である免疫測定装置。 - 【請求項6】請求項1または2に記載の上記標識抗体に
対応する抗原決定基を有する分子は、測定対象の抗原あ
るいは、ハプテンである免疫測定装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP26405896A JPH10111293A (ja) | 1996-10-04 | 1996-10-04 | 免疫測定装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP26405896A JPH10111293A (ja) | 1996-10-04 | 1996-10-04 | 免疫測定装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH10111293A true JPH10111293A (ja) | 1998-04-28 |
Family
ID=17397959
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP26405896A Pending JPH10111293A (ja) | 1996-10-04 | 1996-10-04 | 免疫測定装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH10111293A (ja) |
Cited By (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2008232766A (ja) * | 2007-03-19 | 2008-10-02 | Central Res Inst Of Electric Power Ind | 金属の免疫学的定量方法及び免疫学的定量装置、並びに、それらに用いる金属錯体固定化膜 |
| JP2009222533A (ja) * | 2008-03-17 | 2009-10-01 | Hitachi High-Technologies Corp | 自動分析装置 |
| JP2010032360A (ja) * | 2008-07-29 | 2010-02-12 | Chisso Corp | 磁性粒子を用いた測定対象物質の濃度測定法 |
| WO2024203970A1 (ja) | 2023-03-24 | 2024-10-03 | 剛志 渡辺 | 透明導電膜および多孔質膜を含む積層体、積層体を含むバイオチップ、および、それらの製造方法 |
-
1996
- 1996-10-04 JP JP26405896A patent/JPH10111293A/ja active Pending
Cited By (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2008232766A (ja) * | 2007-03-19 | 2008-10-02 | Central Res Inst Of Electric Power Ind | 金属の免疫学的定量方法及び免疫学的定量装置、並びに、それらに用いる金属錯体固定化膜 |
| JP2009222533A (ja) * | 2008-03-17 | 2009-10-01 | Hitachi High-Technologies Corp | 自動分析装置 |
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| WO2024203970A1 (ja) | 2023-03-24 | 2024-10-03 | 剛志 渡辺 | 透明導電膜および多孔質膜を含む積層体、積層体を含むバイオチップ、および、それらの製造方法 |
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