JPH10111392A - ドレンポンプアップシステム制御装置 - Google Patents

ドレンポンプアップシステム制御装置

Info

Publication number
JPH10111392A
JPH10111392A JP8285892A JP28589296A JPH10111392A JP H10111392 A JPH10111392 A JP H10111392A JP 8285892 A JP8285892 A JP 8285892A JP 28589296 A JP28589296 A JP 28589296A JP H10111392 A JPH10111392 A JP H10111392A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
drain
signal
drain pump
flow rate
drain tank
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP8285892A
Other languages
English (en)
Inventor
Kazuo Segawa
和夫 瀬川
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Toshiba Corp
Original Assignee
Toshiba Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Toshiba Corp filed Critical Toshiba Corp
Priority to JP8285892A priority Critical patent/JPH10111392A/ja
Publication of JPH10111392A publication Critical patent/JPH10111392A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Classifications

    • Y—GENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y02—TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
    • Y02E—REDUCTION OF GREENHOUSE GAS [GHG] EMISSIONS, RELATED TO ENERGY GENERATION, TRANSMISSION OR DISTRIBUTION
    • Y02E30/00—Energy generation of nuclear origin

Landscapes

  • Control Of Non-Electrical Variables (AREA)
  • Feedback Control In General (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 応答に優れ、安定した制御をする。 【解決手段】 ドレンタンクレベル検出手段45により
レベルPV値81が検出され、ドレンタンクレベル設定
手段44によって設定されるレベルSV値82とレベル
PV値81とが偏差算出手段92によって算出がされ、
得られる偏差から、ドレンポンプ流量設定演算手段38
により流量SV値84が算出される。流量検出手段42
により流量PV値83が検出され、流量PV値83と流
量SV値84とが偏差算出手段92によって偏差の算出
がされ得られる偏差からドレンポンプ流量制御手段43
へ出力され、流量PV値83と流量SV値84との偏差
を制御演算して得られるバルブ操作出力値91を操作値
出力手段40へ出力してドレンバルブ25、28を制御
する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、発電プラントの給
水加熱器において生じたドレンを効率的に上流側で回収
するドレンポンプアップシステムを制御するドレンポン
プアップシステム制御装置に関する。
【0002】
【従来の技術】発電プラントのプラント熱効率を上げる
ことは、単位燃料当たりの仕事量を増せるため、従来の
発電設備においても、数種の手法が用いられている。
【0003】例えば、火力発電所のボイラーへの給水温
度を上昇させることは、同一熱量の蒸気を発生させるた
めの、ボイラー内の発生熱量を低く押さえることができ
るため、従来から使用されている手法である。
【0004】従来の原子力発電所の給水系統の構成例を
図10に示す。
【0005】原子炉1で発生した主蒸気2が高圧タービ
ン3を回転させ、高圧タービン3を回転させた後の高圧
排気4が低圧タービン5を回転させ、高圧タービン3と
低圧タービン5の回転が発電機6に作用し、発電を行
う。
【0006】低圧タービン5を回転させた高圧排気4は
復水器7で水に戻され、復水8として、低圧復水ポンプ
9、復水ろ過装置10、復水脱塩装置11、高圧復水ポ
ンプ12を通過して低圧給水加熱器13に入る。
【0007】低圧給水加熱器13は、低圧タービン5を
回転させた高圧排気4を低圧タービン抽気14として取
り込み、加熱されている。このため、復水8は低圧給水
加熱器13を通過する毎に、加熱され徐々に温度が高く
なる。
【0008】復水8を加熱した低圧タービン抽気14は
低圧ドレン15となり、下段の低圧給水加熱器13を低
圧給水加熱器13のドレンレベルを制御するバルブ30
を介して通過した後、最終段のバルブ31を通過しドレ
ンタンク16に蓄えられ、最終的に復水器7に戻され
る。さらに、復水8は給水ポンプ17を通過して給水1
8になり、高圧給水加熱器19に入る。
【0009】高圧給水加熱器19は、高圧タービン3を
回転させた主蒸気2を高圧タービン抽気20として取り
込み、加熱されている。給水18は、高圧給水加熱器1
9を通過する毎に、加熱され、さらに温度が高くなった
状態で、原子炉1に給水される。給水18を加熱した高
圧タービン抽気20は高圧ドレン21となり、高圧給水
加熱器19のドレンレベルを制御するバルブ32を介し
て通過した後に低圧給水加熱器13のドレンレベルを制
御する最終段のバルブ33を通過した後、ドレンタンク
16に蓄えられ、最終的に復水器7に戻される。
【0010】前述のごと〈、原子炉1で発生した主蒸気
2が、復水器7で復水8に戻された後、低圧給水加熱器
13、高圧給水加熱器19を通過することで、加熱され
原子炉1に給水されるため、プラントの熱効率を上げる
ことができた。
【0011】
【発明が解決しようとする課題】ところで、図10で説
明した従来技術においては、プラントの熱効率を上げる
工夫はなされているものの、給水加熱器で発生した熱カ
ロリーの高い排水ドレンが有効に利用されていなかっ
た、この場合、排水を復水器の出口側に戻すなどの熱効
率の改善の余地が考えられる。
【0012】かかる新たな熱効率改善手段を実現する場
合、設計上の要求から給水加熱器で発生したドレン専用
貯水タンクのレベル制御や給復水系統にドレンを注水す
るためのポンプ流量制御など、新たな調節制御方法の開
発が急務である。この場合、前述した新たな調節制御方
法が適当でないと、新たな熱効率改善手段がプラントの
中で外乱を発生する発生源となり、最悪の場合は原子炉
水位への外乱要素となるおそれがある。
【0013】そこで、本発明は、プラント熱効率を向上
させるドレンポンプアップ設備のドレンタンクレベル制
御とドレン流量制御とを協調して制御する制御性に優れ
たドレンポンプアップシステム制御装置を提供すること
を目的とする。
【0014】
【課題を解決するための手段】請求項1の発明は、発電
プラントに設けられる給水加熱器により生じる排水ドレ
ンをドレンタンクへ回収し、このドレンタンクから前記
排水ドレンをドレンバルブを介してドレンポンプによっ
て前記給水加熱器の上流側に注入するドレンポンプアッ
プシステムを制御するドレンポンプアップシステム制御
装置であって、ドレンタンクのドレンタンクレベル検出
信号とドレンタンク設定信号との偏差信号に基づいて生
成されるドレンポンプ流量設定信号にドレンポンプ流量
検出信号が追従するようにドレンバルブの開度を増減さ
せる制御手段を設けるようにしたものである。この手段
によれば、ドレンタンクレベル検出信号とドレンタンク
設定信号との偏差に基づいてドレンポンプ流量設定信号
が生成され、ドレンポンプ流量設定信号にドレンボンプ
流量検出信号が追従制御がされる。これによって、ドレ
ンタンクレベルに変動があったときドレンタンクレベル
が所定値となるように流量を確保するように制御され、
ドレンタンクレベルが安定となると、ドレンポンプ流量
が変動しないように安定に制御がされる。
【0015】請求項2の発明は、請求項1記載のドレン
ポンプアップシステム制御装置において、制御手段は、
発電機出力信号とドレンタンクのドレンの流入流出量と
の関係を予測するデータに基づいて、発電機出力信号の
大きさに応じてドレンタンクレベル流量設定信号を増減
させる手段を付加するようにしたものである。この手段
によれば、ドレンタンクレベル検出信号とドレンタンク
設定信号との偏差に基づいてドレンポンプ流量設定信号
が生成され、ドレンポンプ流量設定信号にドレンボンプ
流量検出信号が追従制御がされる。これによって、ドレ
ンタンクレベルに変動があったときドレンタンクレベル
が所定値となるように流量を確保するように制御され、
ドレンタンクレベルが安定となると、ドレンポンプ流量
が変動しないように安定に制御がされる。この場合に、
予め発電機出力値とドレンタンクへの流入量が考慮され
ドレンポンプ流量設定信号が算出される。これによっ
て、ドレンタンクへの流入量が先行的にドレンポンプ流
量設定信号に考慮して定められるので、ドレンタンクレ
ベルの急変に対応してドレンタンクレベルを即座に所定
値に維持することができ、ドレンレベルが安定した後に
ドレンポンプ流量が安定するように制御される。
【0016】請求項3の発明は、発電プラントに設けら
れる給水加熱器により生じる排水ドレンをドレンタンク
へ回収し、このドレンタンクから前記排水ドレンをドレ
ンバルブを介してドレンポンプによって前記給水加熱器
の上流側に注入するドレンポンプアップシステムを制御
するドレンポンプアップシステム制御装置であって、ド
レンタンクのドレンタンクレベル検出信号とドレンタン
クレベル設定信号との偏差信号に基づいてドレンタンク
レベル制御信号を生成するドレンレベル制御手段と、ド
レンポンプ流量検出信号とドレンポンプ流量設定信号と
の偏差信号に基づくドレンポンプ流量制御信号を生成す
るドレンポンプ流量制御手段と、ドレンタンクレベル制
御信号とドレンポンプ流量制御信号とにそれぞれ所定の
比率分担を施す比率分担手段と、この比率分担手段によ
ってそれぞれ比率分担を重み付けとして施された各制御
信号を合成した信号によってドレンバルブの開度を増減
させる信号合成手段とを有する制御手段を設けるように
したものである。この手段によれば、予めドレンタンク
レベル制御とドレンポンプ流量制御との所定の分担を定
めておき、ドレンタンクレベル制御とドレンポンプ流量
制御への重み付けがされる。例えば、ドレンレベルとド
レンレベル設定値の差が大きいとき、主にドレンレベル
制御をするようにする。
【0017】請求項4の発明は、請求項3記載のドレン
ポンプアップシステム制御装置において、比率分担手段
は、発電機出力信号とドレンタンクへのドレンの流入流
出量との関係を予測するデータに基づいて、発電機出力
信号に応じて所定の各比率分担をそれぞれ重み付けとし
てドレンタンクレベル制御信号およびドレンポンプ流量
制御信号に施すようにしたものである。この手段によれ
ば、発電機出力値に対してドレンタンクへの流入量が増
減することに着目して、予めドレンタンクレベル制御と
ドレンポンプ流量制御とへの分担を発電機出力値に応じ
て定めておき、発電機出力値に応じてドレンタンクレベ
ル制御とドレンポンプ流量制御への重み付けがされる。
例えば、発電機出力値が小さいとき、ドレンレベルが低
いとしてドレンタンクレベル制御に対して重み付けを大
きくしてドレンタンクレベル低低等のドレンポンプトリ
ップが回避できる。また、発電機出力値が大きくなって
安定した後、給水流量を原子炉へ供給する必要があり、
主に、分担として重みをドレンポンプ流量制御に大きく
割当て安定した流量がされる。
【0018】請求項5の発明は、請求項3記載のドレン
ポンプアップシステム制御装置において、比率分担手段
は、ドレンタンクレベル検出信号に応じて所定の各比率
分担をそれぞれ重み付けとしてドレンタンクレベル制御
信号およびドレンポンプ流量制御信号に施すようにした
ものである。この手段によれば、ドレンタンクレベルが
大きいとき、ドレンタンクレベル制御による制御信号に
重み付けを大きくして主にドレンタンクレベル制御がさ
れる。また、ドレンタンクレベルが小さいとき、ドレン
ポンプ流量制御による制御信号に重み付けを大きくして
主にドレンポンプ流量制御がされる。これによって、ド
レンタンクレベルが過渡的に変動してもドレンタンク低
低によるドレンポンプトリップを回避することができ
る。
【0019】請求項6の発明は、請求項3記載のドレン
ポンプアップシステム制御装置において、比率分担手段
は、ドレンタンクレベル検出信号とドレンタンクレベル
設定信号の偏差信号に応じて所定の各比率分担をそれぞ
れ重み付けとしてドレンタンクレベル制御信号およびド
レンポンプ流量制御信号に施すようにしたものである。
この手段によれば、ドレンタンクレベルとドレンタンク
レベル設定との偏差が大きいとき、ドレンタンクレベル
制御による制御信号に重み付けを大きくして主にドレン
タンクレベル制御がされる。また、ドレンタンクレベル
とドレンタンクレベル設定との偏差が小さいとき、ドレ
ンポンプ流量制御による制御信号に重み付けを大きくし
て主にドレンポンプ流量制御がされる。これによって、
ドレンタンクレベルが過渡的に変動してもドレンタンク
低低によるドレンポンプトリップを回避することができ
る。
【0020】請求項7の発明は、発電プラントに設けら
れる給水加熱器により生じる排水ドレンをドレンタンク
へ回収し、このドレンタンクから前記排水ドレンをドレ
ンバルブを介してドレンポンプによって前記給水加熱器
の上流側に注入するドレンポンプアップシステムを制御
するドレンポンプアップシステム制御装置であって、ド
レンタンクのドレンタンクレベル検出信号とドレンタン
クレベル設定信号との偏差信号に基づくドレンタンクレ
ベル制御信号を生成するドレンタンクレベル制御手段
と、発電機出力信号とドレンタンクへのドレンの流入流
出量との関係を予測するデータに基づいて、発電機出力
信号に対するドレンタンクレベル制御信号を増減して修
正するフィードフォワード制御信号を生成出力するフィ
ードフォワード制御手段と、ドレンタンクレベル制御信
号とフィードフォワード制御信号とを合成した制御信号
によってドレンバルブを制御する信号合成手段とを設け
るようにしたものである。この手段によれば、発電機出
力値に対するドレンタンクのドレンの流入流出量を予測
したデータに基づいてドレンタンクレベル制御信号を修
正する信号が出力される。この信号とドレンタンクレベ
ル制御信号とが合成されてドレンバルブが制御される。
これによって、単一にドレンタンクレベル制御がされる
のに比べ、外乱に対して応答が速く、安定することがで
きる。
【0021】請求項8の発明は、発電プラントに設けら
れる給水加熱器により生じる排水ドレンをドレンタンク
へ回収し、このドレンタンクから前記排水ドレンをドレ
ンバルブを介してドレンポンプによって前記給水加熱器
の上流側に注入するドレンポンプアップシステムを制御
するドレンポンプアップシステム制御装置であって、ド
レンポンプ流量検出信号とドレンポンプ流量設定信号と
の偏差信号に基づくドレンポンプ流量制御信号を生成す
るドレンポンプ流量制御手段と、発電機出力信号とドレ
ンタンクへのドレンの流入流出量との関係を予測するデ
ータに基づいて、発電機出力信号に対するドレンポンプ
流量制御信号を増減して修正するフィードフォワード制
御信号を生成するフィードフォワード制御手段と、ドレ
ンポンプ流量制御信号とフィードフォワード制御信号と
を合成した制御信号によってドレンバルブを制御する信
号合成手段とを設けるようにしたものである。この手段
によれば、予め発電機出力値に対するドレンタンクのド
レンの流入流出量を定めたデータに基づいてドレンポン
プ流量制御に対する修正量としての信号が出力されてド
レンポンプ流量制御信号に合成される。これにより、単
なるドレンポンプ流量制御に比べ外乱に対する応答が速
く、過渡的な変化に対してドレンタンクレベル低低の発
生によるドレンポンプトリップを回避できる。
【0022】請求項9の発明は、発電プラントに設けら
れる給水加熱器により生じる排水ドレンをドレンタンク
へ回収し、このドレンタンクから前記排水ドレンをドレ
ンバルブを介してドレンポンプによって前記給水加熱器
の上流側に注入するドレンポンプアップシステムを制御
するドレンポンプアップシステム制御装置であって、発
電機出力信号とドレンタンクへのドレンの流入流出量と
の関係を予測するデータに基づいて、発電機出力信号に
応じてドレンポンプ流量設定信号を生成するドレンポン
プ流量設定手段と、ドレンポンプ流量検出信号がドレン
ポンプ設定信号となるようにドレンバルブを制御する制
御信号を出力する流量制御手段とを設けるようにしたも
のである。この手段によれば、予め定めた発電機出力値
に対するドレンタンクへのドレンの流入流出量のデータ
に基づいてドレンポンプ流量設定値が設定され、制御が
される。従って、ドレンポンプ流量制御が外乱に対して
迅速に応答し、安定へ移行する。
【0023】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態につい
て図面を参照して説明する。
【0024】図1は、本発明の第1実施の形態を示すド
レンポンプアップ設備を採用した原子力発電所の給水系
統の構成図であり、図2はドレンポンプアップシステム
制御装置の構成図である。
【0025】ドレンポンプアップ設備22は、図示鎖線
内に配置されており、低圧ドレン15を低圧ドレンタン
ク23に一時蓄え、復水器7には戻さずに低圧ドレンポ
ンプ24と低圧ドレンバルブ25によって上流側である
復水ろ過装置10と復水脱塩装置11の間に復水29と
して流込む。
【0026】また、高圧ドレン21も高圧ドレンタンク
26に一時蓄え、高圧ドレンポンプ27と高圧ドレンバ
ルブ28によって、上流側である給水ポンプ17の吸込
み側へ復水29として流込む。そして、低圧ドレンタン
ク23のレベルがタンクレベルセンサ36によって検出
され低圧ドレンバルブ25の開閉により所定値に制御さ
れる一方、高圧ドレンタンク26のレベルがタンクレベ
ルセンサ37によって検出され、高圧ドレンバルブ28
の開閉によって所定値に制御される。
【0027】前述ドレンポンプアップ設備22の採用に
より、高温の低圧ドレン15および高圧ドレン21を復
水29として復水系統へ戻すため、復水29の温度が上
昇し結果としてプラント熱効率を大幅に向上させること
ができる。
【0028】次に、図1に示すドレンポンプアップ設備
を制御するドレンポンプアップシステム制御装置につい
て図2を参照して説明する。
【0029】まず、ドレンタンクレベルセンサ36また
はドレンタンクレベルセンサ37を介してドレンタンク
レベル検出手段45によりレベルPV値81が検出され
る。そして、ドレンタンクレベル設定手段44によって
設定されるレベルSV値82とレベルPV値81とが偏
差算出手段92によって算出がされ、得られる偏差か
ら、ドレンポンプ流量設定演算手段38により流量SV
値84が算出される。
【0030】一方、ドレンポンプ流量センサ34または
ドレンポンプ流量センサ35を介してドレンボンプ流量
検出手段42により流量PV値83が検出される。そし
て、流量PV値83と流量SV値84とが偏差算出手段
93によって偏差の算出がされ得られる偏差からドレン
ポンプ流量制御手段43へ出力される。ドレンポンプ流
量制御手段43では、流量PV値83と流量SV値84
との偏差を制御演算して得られるバルブ操作出力値91
を操作値出力手段40へ出力し、低圧ドレンバルブ25
または高圧ドレンバルブ28を制御する。例えば、今、
低圧ドレンタンク23または高圧ドレンタンク26のド
レンレベルが急低下したとき、まず、ドレンポンプ流量
設定演算手段38によって低圧ドレンバルブ25または
高圧ドレンバルブ28を閉方向とするように流量SV値
84を減少させる。これによって、流量PV値83が流
量SV値84へ追従するように低圧ドレンバルブ25ま
たは高圧ドレンバルブ28の開度が減少される。
【0031】また、逆にドレンレベルが急上昇したと
き、まず、ドレンポンプ流量設定演算手段38によって
低圧ドレンバルブ25または高圧ドレンバルブ28を開
方向とするように流量SV値84を増加させる。これに
よって、流量PV値83が流量SV値84へ追従するよ
うに低圧ドレンバルブ25または高圧ドレンバルブ28
の開度が増加される。従って、ドレンレベルの急激な変
化に対して即座に追従してレベルSV値82に近づける
と共に、ドレン流量の変化も最小限に抑えることができ
る。
【0032】このように第1実施の形態によれば、ドレ
ンタンクレベルとドレンタンクレベル設定値をパラメー
タとしてドレンポンプ流量設定値を算出し、ドレンポン
プ流量とドレンポンプ流量設定値をもとにドレンポンプ
流量制御を行い、バルブ操作出力値を算出する。これに
よれば、ドレンタンクレベルの変動分がドレンポンプ流
量設定値のパラメータとして求め、ドレンタンクレベル
の変動量からドレンポンプ流量を調整する。従って、タ
ンクレベルの変化に対して時間遅れなしで流量変化に置
き換え、ドレンポンプ流量制御を行うことができる。こ
のため流量変動が小さくてすみ、また、水位が一定にな
るために必要な流量でバルブが制御されることから、水
位の一定制御がされる。
【0033】図3に本発明による第2実施の形態の構成
を示す。
【0034】第2実施の形態は図2に示す第1実施の形
態に発電機出力検出手段48を追従して発電機出力値8
5に応じて流量SV値84を増減させるようにした点に
特徴を有する。
【0035】まず、ドレンタンクレベルセンサ36また
はタンクレベルセンサ37を介してドレンタンクレベル
検出手段45によりレベルPV値81が検出される。そ
して、ドレンタンクレベル設定手段44によって設定さ
れるレベルSV値82とレベルPV値81との偏差とが
偏差算出手段92によって算出され、得られる偏差がド
レンポンプ流量設定演算手段38へ出力される。また、
発電機出力47が発電機出力検出手段48により検出さ
れ発電機出力値85がドレンポンプ流量設定演算手段3
8へ入力される。ドレンポンプ流量設定演算手段38で
は、入力された偏差に対して発電機出力値85を加え
て、予め定めた発電機出力47の変化と低圧ドレンタン
ク23または高圧ドレンタンク26のドレンの流入流出
量との関係式によって発電機出力47に応じた流量SV
値84を演算して偏差算出手段93へ出力する。
【0036】一方、ドレンポンプ流量センサ34または
ドレンポンプ流量センサ35を介してドレンボンプ流量
検出手段42により流量PV値83が検出され、この流
量PV値83と流量SV値84の偏差が偏差算出手段9
3によって算出される。ドレンポンプ流量制御手段43
ではバルブ操作出力値91を算出し、操作値出力手段4
0から低圧ドレンバルブ25または高圧ドレンバルブ2
8に信号が渡される。
【0037】このように第2実施の形態によれば、ドレ
ンポンプ流量設定値を算出するときに、プラント状態を
表すパラメータの1つである発電機出力をドレンポンプ
流量設定値のパラメータとして付加することにより、最
適なドレンポンプ流量設定値とすることが可能である。
つまり、プラント起動時等の発電機出力が低いときはド
レンタンクへのドレンの流入量が少ないため、ドレンポ
ンプ流量設定値を手動で小さくする必要があり、また定
格運転時等の発電機出力が大きいときは、タンクへのド
レンの注入量が多いためドレンポンプ流量設定値を手動
で大きくする必要があったが、発電機出力を用いればプ
ラント状態を考慮したドレンポンプ流量設定値の設定を
自動で行うことが可能であり、安定的なドレンポンプア
ップシステムの制御が可能となる。
【0038】図4に本発明による第3実施の形態の構成
を示す。
【0039】まず、ドレンタンクレベルセンサ36また
はドレンタンクレベルセンサ37を介してドレンタンク
レベル検出手段45によりレベルPV値81が検出さ
れ、また、ドレンポンプ流量センサ34またはドレンポ
ンプ流量センサ35を介してドレンポンプ流量検出手段
42により流量PV値83が検出される。
【0040】次に、ドレンタンクレベル設定手段44に
よって設定されるレベルSV値82とレベルPV値81
との偏差が偏差算出手段94によって算出される。ドレ
ンタンク水位制御手段46では、偏差算出手段94から
の偏差に対して制御演算がされ得られる制御出力71が
信号合成手段61へ出力される。一方、発電機出力47
が発電機出力検出手段48により検出され発電機出力値
85をもとに比率分担手段50によって比率分担50a
が算出される。信号合成手段61では、比率分担50a
とドレンタンク水位制御手段46からの偏差とを入力し
て偏差に対して比率分担50aを加味する所定の演算を
行いMV値52を出力する。
【0041】ドレンポンプ流量設定手段41によって設
定される流量SV値84と流量PV値83との偏差が偏
差算出手段95によって算出される。ドレンポンプ流量
制御手段43では、偏差算出手段95からの偏差に対し
て制御演算され得られる制御出力72とが信号合成手段
62へ出力される。信号合成手段62では、発電機出力
値85をもとに比率分担手段51で算出される比率分担
51aを制御出力72へ加味して合成しMV値54が算
出される。
【0042】次に、MV値52とMV値54とは信号合
成手段60により合成され、操作値出力手段40から低
圧ドレンバルブ25または高圧ドレンバルブ28に信号
が渡される。
【0043】このように第3実施の形態によれば、ドレ
ンポンプアッブシステムが、ドレンポンプ流量制御とド
レンタンク水位制御の2要素から制御されたときは、ド
レンポンプ流量制御またはドレンタンク水位制御の単一
制御に比べて、より安定した制御が可能である。しか
し、単純にドレンポンプ流量制御とドレンタンク水位制
御の2要素から制御されると、過渡的変化が発生した
際、ドレンタンクレベル及びドレンポンプ流量が不安定
となる場合がある。これは、ドレンタンク水位制御出力
とドレンポンプ流量制御出力が互いに背反な出力となる
ことで、一過的にバルブ操作出力値が保持あるいはハン
チングするためである。前述の不安定を小さくするため
単純なドレンポンプ流量制御とドレンタンク水位制御の
2要素制御ではなく、発電機出力によってドレンタンク
水位制御出力とドレンポンプ流量制御出力の重み付けを
行うことで、プラント状態に応じてバルブ操作出力値に
占める割合を決め、バルブ操作出力値が不安定状態にな
らない様にできる。つまり、定格出力(発電機出力10
0%)の時は、流量を原子炉に常に供給することが必要
であるからドレンポンプ流量制御をメインにし、また、
プラント起動時,プラント停止時はドレンタンク水位制
御をメインにすることで、ドレンポンプアップシステム
をより安定に制御することができる。
【0044】図5に本発明による第4実施の形態の構成
を示す。
【0045】ドレンタンクレベルセンサ36またはドレ
ンタンクレベルセンサ37を介してドレンタンクレベル
検出手段45によりレベルPV値81が検出され、ま
た、ドレンポンプ流量センサ34またはドレンポンプ流
量センサ35を介してドレンポンプ流量検出手段42に
より流量PV値83が検出される。
【0046】次に、ドレンタンクレベル設定手段44に
よって設定されるレベルSV値82とレベルPV値81
との偏差が偏差算出手段94により算出され、ドレンタ
ンク水位制御手段46へ入力され、ドレンタンク水位制
御手段46の制御出力71が信号合成手段61へ入力さ
れる。比率分担手段50では、レベルPV値81をもと
に比率分担50aが算出され信号合成手段61で合成さ
れMV値52が算出される。
【0047】一方、ドレンポンプ流量設定手段41によ
って設定される流量SV値84と流量PV値83との偏
差が偏差算出手段95により算出されドレンポンプ流量
制御手段43へ入力されドレンポンプ流量制御手段43
の制御出力72が信号合成手段62へ入力される。比率
分担手段51では、レベルPV値81をもとに比率分担
51aを信号合成手段62で合成しMV値54が算出さ
れる。
【0048】MV値52とMV値54とは信号合成手段
60により合成され、操作値出力手段40から低圧ドレ
ンバルブ25または高圧ドレンバルブ28に信号が渡さ
れる。
【0049】このように第4実施の形態によれば、ドレ
ンタンク水位制御出力とドレンポンプ流量制御出力の重
み付けを行う条件として、ドレンタンクレベルをもとに
重み付けを行うことにより過渡変化時のドレンタンクレ
ベルを安定に保てるようにする。つまり、ドレンタンク
レベルが大きいときはドレンタンク水位制御により算出
したMV値52をバルブ操作出力値とし、また、ドレン
タンクレベルが小さいときはドレンポンプ流量制御によ
り算出したMV値54をバルブ操作出力値になるように
重み付けを行う。前述の動作により、ドレンタンクレベ
ルに過渡的な変動が生じたときにおいても、ドレンタン
クレベル低の警報及びドレンタンクレベル低低によるド
レンポンプトリツプを回避できる。
【0050】図6に本発明による第5実施の形態の構成
を示す。
【0051】まず、ドレンタンクレベルセンサ36また
はドレンタンクレベルセンサ37を介してドレンタンク
レベル検出手段45によりレベルPV値81が検出さ
れ、また、ドレンポンプ流量センサ34またはドレンポ
ンプ流量センサ35を介してドレンポンプ流量検出手段
42により流量PV値83が検出される。
【0052】ドレンタンクレベル設定手段44によって
設定されるレベルSV値82とレベルPV値81との偏
差が偏差算出手段94によって算出され、ドレンタンク
水位制御手段46へ入力され、ドレンタンク水位制御手
段46の制御出力71が信号合成手段61へ入力され
る。比率分担手段50では、レベル偏差信号86をもと
に比率分担50aが算出され信号合成手段61で合成さ
れMV値52が算出される。
【0053】ドレンポンプ流量設定手段41によって設
定される流量SV値84と流量PV値83との偏差が偏
差算出手段95によって算出されドレンポンプ流量制御
手段43へ入力され、ドレンポンプ流量制御手段43の
制御出力72が信号合成手段62へ入力される。比率分
担手段51では、レベル偏差信号86をもとに比率分担
51aが算出され信号合成手段62で合成されMV値5
4が算出される。
【0054】MV値52とMV値54とは信号合成手段
60により合成され、操作値出力手段40から低圧ドレ
ンバルフ25または高圧ドレンバルブ28に信号が渡さ
れる。
【0055】このように第5実施の形態によれば、ドレ
ンタンク水位制御出力とドレンポンプ流量制御出力の重
み付けを行う条件として、ドレンタンクレベルとドレン
タンクレベル設定値との偏差をもとに重み付けを行うこ
とにより過渡変化時のドレンタンクレベルを安定に保て
るようにする。つまり、ドレンタンクレベルとドレンタ
ンクレベル設定値との差が大きいときはドレンタンク水
位制御により算出したMV値52をバルブ操作出力値と
し、また、ドレンタンクレベルとドレンタンクレベル設
定値との差が小さいときはドレンポンプ流量制御により
算出したMV値54をバルブ操作出力値になるように重
み付けを行う。前述の動作により、ドレンタンクレベル
に過渡的な変動が生じたときにおいても、ドレンタンク
レベル低の警報及びドレンタンクレベル低低によるドレ
ンポンプトリップを回避できる。
【0056】図7に本発明による第6実施の形態の構成
を示す。
【0057】まず、ドレンタンクレベルセンサ36また
はドレンタンクレベルセンサ37を介してドレンタンク
レベル検出手段45によりレベルPV値81が検出さ
れ、ドレンタンクレベル設定手段44によって設定され
るレベルSV値82とレベルPV値81との偏差が偏差
算出手段96によって算出されドレンタンク水位制御手
段46へ出力される。ドレンタンク水位制御手段46で
は、MV値52が算出される。
【0058】発電機出力47が発電機出力検出手段48
により発電機出力値85として検出され、発電機出力値
85からフィードフォワード制御手段49によりMV値
57が算出される。フィードフォワード制御手段49
は、予め発電機出力値85に対するドレンタンクへの流
入流出を予測して設定しており、発電機出力値85に対
してMV値57を出力する。
【0059】MV値52とMV値57とが信号合成手段
60により合成され、操作値出力手段40から低圧ドレ
ンバルブ25または高圧ドレンバルブ28に信号が渡さ
れる。
【0060】このように第6実施の形態によれば、ドレ
ンタンクレベルとドレンタンクレベル設定値からドレン
タンク水位制御を行い、MV値52を算出し、また、プ
ラント状態を表すパラメータの1つである発電機出力か
らドレンタンクへの流入出量を予測しMV値57を算出
し、MV値52とMV値57を合成することで、バルブ
操作出力値とする。従って、単なるドレンタンク水位制
御の単一制御に比べて、外乱に対する応答性が高まり、
過渡現象発生時においても、ドレンタンクレベル低の警
報及びドレンタンクレベル低低によるドレンポンプトリ
ップを回避できる。つまり、プラント起動時等の発電機
出力値が低いときはドレンタンクへのドレンの流入出量
が少なく、また、定格運転時等の発電機出力が大きいと
きはドレンタンクへのドレンの流入出量が多いことを予
測した制御が可能であり、ドレンタンク水位制御の単一
制御より優れたドレンポンプアップシステムの制御が可
能となる。
【0061】図8に本発明による第7実施の形態の構成
を示す。
【0062】まず、ドレンポンプ流量センサ34または
ドレンボンプ流量センサ35を介してドレンポンプ流量
検出手段42により流量PV値83が検出され、ドレン
ポンプ流量設定手段41によって設定される流量SV値
84と流量PV値83との偏差が偏差算出手段97によ
って算出されドレンポンプ流量制御手段43へ出力され
る。ドレンポンプ流量制御手段43では、MV値54を
算出して信号合成手段60へ出力する。
【0063】発電機出力47が発電機出力検出手段48
により発電機出力値85として検出され、発電機出力値
85からフィードフォワード制御手段49によりMV値
57が算出される。
【0064】MV値54とMV値57とが信号合成手段
60により合成され操作値出力手段40から低圧ドレン
バルブ25または高圧ドレンバルブ28に信号が渡され
る。
【0065】このように第7実施の形態によれば、ドレ
ンポンプ流量とドレンポンプ流量設定値からドレンポン
プ流量制御を行い、MV値54を算出し、また、プラン
ト状態を表すパラメータの1つである発電機出力からド
レンタンクへの流入出量を予測しMV値57を算出し、
MV値54とMV値57を合成することで、バルブ操作
出力値する。前述動作によれば単なるドレンポンプ流量
制御の単一制御に比べて、外乱に対する応答性が高ま
り、過渡現象発生時においてもドレンボンプ流量の変動
幅を小さくすることができる。このため、復水29がよ
り安定的に制御され、原子炉水位への外乱要素を抑える
ことができる。
【0066】図9に本発明による第8実施の形態の構成
を示す。
【0067】まず、ドレンポンプ流量センサ34または
ドレンポンプ流量センサ35を介してドレンボンプ流量
検出手段42により流量PV値83が検出される。そし
て、発電機出力47が発電機出力検出手段48により発
電機出力値85として検出される。発電機出力値85が
ドレンポンプ流量設定手段41へ出力され、発電機出力
値85に応じてドレンポンプ流量設定手段41の流量S
V値84を増減させる。流量SV値84と流量PV値8
3とが偏差算出手段98へ入力され、得られる偏差がド
レンポンプ流量制御手段43へ出力される。
【0068】このように第8実施の形態によれば、ドレ
ンポンプアップシステムに用いられるドレンポンプ流量
制御において、プラント状態を表すパラメータの1つで
ある発電機出力からドレンポンブ流量設定値を算出し、
ドレンポンプ流量とドレンポンプ流量設定値をもとにド
レンポンプ流量制御を行いバルブ操作出力値を求める。
発電機出力値によってドレンタンクへのドレンの流入出
量が異なることを予め予測し、ドレンポンプ流量設定値
を定めることが可能である。つまり、プラント起動時等
の発電機出力が低いときはドレンタンクへのドレンの流
入量が少ないため、ドレンポンプ流量設定値を手動で小
さくする必要があり、また定格運転時等の発電機出力が
大きいときは、タンクへのドレンの注入量が多いためド
レンポンプ流量設定値を手動で大きくする必要があった
が、発電機出力を用いればプラント状態を考慮したドレ
ンポンプ流量設定値の設定を自動で行うことが可能であ
り、安定的なドレンポンプアップシステムの制御が可能
となる。
【0069】なお、本発明は、原子力発電所や発電プラ
ント設備に限らず、タンクに排出用のポンプを付加した
設備において、ドレンタンクレベルとドレンポンプ流量
の2つのパラメータで排出用のバルブを制御する設備
に、本発明を適用することにより、従来制御以上に制御
応答性を向上させることができる。また、本発明は、低
圧側あるいは高圧側のドレンアップシステム設備の一方
または双方のいずれにも適用して以上の効果得ることが
できる。
【0070】
【発明の効果】以上説明したように請求項1の発明によ
れば、ドレンタンクレベル検出信号とドレンタンク設定
信号との偏差に基づくドレンポンプ流量設定信号にドレ
ンボンプ流量検出信号を追従制御させるようにしたの
で、ドレンタンクレベルに変動があったときドレンタン
クレベルが所定値となるように流量を確保するように制
御でき、ドレンタンクレベルが安定となると、ドレンポ
ンプ流量が変動しないように安定に制御することができ
る。
【0071】請求項2の発明によれば、発電機出力値と
ドレンタンクへの流入流出量に基づく予測データによっ
てドレンポンプ流量設定信号が算出されるので、ドレン
タンクレベルの急変に対応してドレンタンクレベルを即
座に所定値に維持することができ、ドレンレベルが安定
した後にドレンポンプ流量が安定するように制御するこ
とができる。
【0072】請求項3の発明によれば、予めドレンタン
クレベル制御とドレンポンプ流量制御との所定の分担を
定めておき、ドレンタンクレベル制御とドレンポンプ流
量制御への重み付けがされ、ドレンレベルとドレンレベ
ル設定値の差が大きいとき、主にドレンレベル制御をす
るようにすることができる。
【0073】請求項4の発明によれば、発電機出力値に
対してドレンタンクへの流入流出量が増減することに着
目して、発電機出力値に応じてドレンタンクレベル制御
とドレンポンプ流量制御への重み付けがされ、発電機出
力値が小さいとき、ドレンレベルが低いとしてドレンタ
ンクレベル制御に対して重み付けを大きくしてドレンタ
ンクレベル低低等のドレンポンプトリップを回避するこ
とができ、また、発電機出力値が大きくなって安定した
後、給水流量を原子炉へ供給する必要があり、主に、分
担として重みをドレンポンプ流量制御に大きく割当て安
定した流量制御をすることができる。
【0074】請求項5の発明によれば、ドレンタンクレ
ベルが大きいとき、ドレンタンクレベル制御による制御
信号に重み付けを大きくして主にドレンタンクレベル制
御がされ、ドレンタンクレベルが小さいとき、ドレンポ
ンプ流量制御による制御信号に重み付けを大きくして主
にドレンポンプ流量制御がされ、ドレンタンクレベルが
過渡的に変動してもドレンタンク低低によるドレンポン
プトリップを回避することができる。
【0075】請求項6の発明によれば、ドレンタンクレ
ベルとドレンタンクレベル設定との偏差が大きいとき、
ドレンタンクレベル制御による制御信号に重み付けを大
きくして主にドレンタンクレベル制御がされ、また、ド
レンタンクレベルとドレンタンクレベル設定との偏差が
小さいとき、ドレンポンプ流量制御による制御信号に重
み付けを大きくして主にドレンポンプ流量制御がされる
ので、ドレンタンクレベルが過渡的に変動してもドレン
タンク低低によるドレンポンプトリップを回避すること
ができる。
【0076】請求項7の発明によれば、発電機出力値に
対するドレンタンクのドレンの流入流出量を予測したデ
ータに基づいてドレンタンクレベル制御信号を修正する
信号が出力されるので、単一にドレンタンクレベル制御
をするのに比べ、外乱に対して応答が速く、安定するこ
とができる。
【0077】請求項8の発明によれば、予め発電機出力
値に対するドレンタンクのドレンの流入流出量を定めた
データに基づいてドレンポンプ流量制御に対する修正量
としての信号が出力されてドレンポンプ流量制御信号に
合成されるので、単なるドレンポンプ流量制御に比べ外
乱に対する応答が速く、過渡的な変化に対してドレンタ
ンクレベル低低の発生によるドレンポンプトリップを回
避できる。
【0078】請求項9の発明によれば、予め定めた発電
機出力信号とドレンタンクの流入流出量のデータに基づ
きドレンポンプ流量設定値が設定され、制御ができるの
で、ドレンポンプ流量制御が外乱に対して迅速に応答
し、安定へ移行する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明を適用する原子力発電所のドレンポンプ
アップ設備の系統図である。
【図2】本発明の第1実施の形態を示すドレンポンプア
ップシステム制御装置の構成図である。
【図3】本発明の第2実施の形態を示すドレンポンプア
ップシステム制御装置の構成図である。
【図4】本発明の第3実施の形態を示すドレンポンプア
ップシステム制御装置の構成図である。
【図5】本発明の第4実施の形態を示すドレンポンプア
ップシステム制御装置の構成図である。
【図6】本発明の第5実施の形態を示すドレンポンプア
ップシステム制御装置の構成図である。
【図7】本発明の第6実施の形態を示すドレンポンプア
ップシステム制御装置の構成図である。
【図8】本発明の第7実施の形態を示すドレンポンプア
ップシステム制御装置の構成図である。
【図9】本発明の第8実施の形態を示すドレンポンプア
ップシステム制御装置の構成図である。
【図10】従来の原子力発電所の給水系統図である。
【符号の説明】
1 原子炉 3 高圧タービン 5 低圧タービン 7 復水器 9 低圧復水ポンプ 10 復水ろ過装置 11 復水脱塩装置 12 高圧復水ポンプ 13 低圧給水加熱器 14 低圧タービン抽気 15 低圧ドレン 16 ドレンタンク 17 給水ポンプ 18 給水 19 高圧給水加熱器 20 高圧タービン抽気 21 高圧ドレン 22 ドレンポンプアップ設備 23 低圧ドレンタンク 24 低圧ドレンポンプ 25 低圧ドレンバルブ 26 高圧ドレンタンク 27 高圧ドレンポンプ 28 高圧ドレンバルブ 29 復水 34,35 ドレンポンプ流量センサ 36,37 ドレンタンクレベルセンサ 38 ドレンポンプ流量設定演算手段 40 操作値出力手段 41 ドレンポンプ流量設定手段 42 ドレンボンプ流量検出手段 43 ドレンポンプ流量制御手段 44 ドレンタンクレベル設定手段 45 ドレンタンクレベル検出手段 46 ドレンタンク水位制御手段 48 発電機出力検出手段 49 フィードフォワード制御手段 50,51 比率分担手段 60,61,62 信号合成手段 92,93,94,95,96,97,98 偏差算出
手段

Claims (9)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 発電プラントに設けられる給水加熱器に
    より生じる排水ドレンをドレンタンクへ回収し、このド
    レンタンクから前記排水ドレンをドレンバルブを介して
    ドレンポンプによって前記給水加熱器の上流側に注入す
    るドレンポンプアップシステムを制御するドレンポンプ
    アップシステム制御装置であって、 前記ドレンタンクのドレンタンクレベル検出信号とドレ
    ンタンク設定信号との偏差信号に基づいて生成されるド
    レンポンプ流量設定信号にドレンポンプ流量検出信号が
    追従するように前記ドレンバルブの開度を増減させる制
    御手段を備えることを特徴とするドレンポンプアップシ
    ステム制御装置。
  2. 【請求項2】 前記制御手段は、発電機出力信号と前記
    ドレンタンクのドレンの流入流出量との関係を予測する
    データに基づいて、発電機出力信号の大きさに応じて前
    記ドレンタンクレベル流量設定信号を増減させる手段を
    付加することを特徴とする請求項1記載のドレンポンプ
    アップシステム制御装置。
  3. 【請求項3】 発電プラントに設けられる給水加熱器に
    より生じる排水ドレンをドレンタンクへ回収し、このド
    レンタンクから前記排水ドレンをドレンバルブを介して
    ドレンポンプによって前記給水加熱器の上流側に注入す
    るドレンポンプアップシステムを制御するドレンポンプ
    アップシステム制御装置であって、 前記ドレンタンクのドレンタンクレベル検出信号とドレ
    ンタンクレベル設定信号との偏差信号に基づいてドレン
    タンクレベル制御信号を生成するドレンレベル制御手段
    と、 ドレンポンプ流量検出信号とドレンポンプ流量設定信号
    との偏差信号に基づくドレンポンプ流量制御信号を生成
    するドレンポンプ流量制御手段と、 前記ドレンタンクレベル制御信号と前記ドレンポンプ流
    量制御信号とにそれぞれ所定の比率分担を施す比率分担
    手段と、 この比率分担手段によってそれぞれ比率分担を重み付け
    として施された各制御信号を合成した信号によって前記
    ドレンバルブの開度を増減させる信号合成手段とを有す
    る制御手段を備えることを特徴とするドレンポンプアッ
    プシステム制御装置。
  4. 【請求項4】 前記比率分担手段は、発電機出力信号と
    前記ドレンタンクへのドレンの流入流出量との関係を予
    測するデータに基づいて、発電機出力信号に応じて前記
    所定の各比率分担をそれぞれ重み付けとして前記ドレン
    タンクレベル制御信号および前記ドレンポンプ流量制御
    信号に施すことを特徴とする請求項3記載のドレンポン
    プアップシステム制御装置。
  5. 【請求項5】 前記比率分担手段は、ドレンタンクレベ
    ル検出信号に応じて前記所定の各比率分担をそれぞれ重
    み付けとして前記ドレンタンクレベル制御信号および前
    記ドレンポンプ流量制御信号に施すことを特徴とする請
    求項3記載のドレンポンプアップシステム制御装置。
  6. 【請求項6】 前記比率分担手段は、ドレンタンクレベ
    ル検出信号とドレンタンクレベル設定信号の偏差信号に
    応じて前記所定の各比率分担をそれぞれ重み付けとして
    前記ドレンタンクレベル制御信号および前記ドレンポン
    プ流量制御信号に施すことを特徴とする請求項3記載の
    ドレンポンプアップシステム制御装置。
  7. 【請求項7】 発電プラントに設けられる給水加熱器に
    より生じる排水ドレンをドレンタンクへ回収し、このド
    レンタンクから前記排水ドレンをドレンバルブを介して
    ドレンポンプによって前記給水加熱器の上流側に注入す
    るドレンポンプアップシステムを制御するドレンポンプ
    アップシステム制御装置であって、 前記ドレンタンクのドレンタンクレベル検出信号とドレ
    ンタンクレベル設定信号との偏差信号に基づくドレンタ
    ンクレベル制御信号を生成するドレンタンクレベル制御
    手段と、 発電機出力信号と前記ドレンタンクへのドレンの流入流
    出量との関係を予測するデータに基づいて、発電機出力
    信号に対する前記ドレンタンクレベル制御信号を増減し
    て修正するフィードフォワード制御信号を生成出力する
    フィードフォワード制御手段と、 前記ドレンタンクレベル制御信号と前記フィードフォワ
    ード制御信号とを合成した制御信号によって前記ドレン
    バルブを制御する信号合成手段とを備えることを特徴と
    するドレンポンプアップシステム制御装置。
  8. 【請求項8】 発電プラントに設けられる給水加熱器に
    より生じる排水ドレンをドレンタンクへ回収し、このド
    レンタンクから前記排水ドレンをドレンバルブを介して
    ドレンポンプによって前記給水加熱器の上流側に注入す
    るドレンポンプアップシステムを制御するドレンポンプ
    アップシステム制御装置であって、 ドレンポンプ流量検出信号とドレンポンプ流量設定信号
    との偏差信号に基づくドレンポンプ流量制御信号を生成
    するドレンポンプ流量制御手段と、 発電機出力信号と前記ドレンタンクへのドレンの流入流
    出量との関係を予測するデータに基づいて、発電機出力
    信号に対する前記ドレンポンプ流量制御信号を増減して
    修正するフィードフォワード制御信号を生成するフィー
    ドフォワード制御手段と、 前記ドレンポンプ流量制御信号と前記フィードフォワー
    ド制御信号とを合成した制御信号によって前記ドレンバ
    ルブを制御する信号合成手段とを備えることを特徴とす
    るドレンポンプアップシステム制御装置。
  9. 【請求項9】 発電プラントに設けられる給水加熱器に
    より生じる排水ドレンをドレンタンクへ回収し、このド
    レンタンクから前記排水ドレンをドレンバルブを介して
    ドレンポンプによって前記給水加熱器の上流側に注入す
    るドレンポンプアップシステムを制御するドレンポンプ
    アップシステム制御装置であって、 発電機出力信号と前記ドレンタンクへのドレンの流入流
    出量との関係を予測するデータに基づいて、発電機出力
    信号に応じてドレンポンプ流量設定信号を生成するドレ
    ンポンプ流量設定手段と、 ドレンポンプ流量検出信号が前記ドレンポンプ設定信号
    となるように前記ドレンバルブを制御する制御信号を出
    力する流量制御手段とを備えることを特徴とするドレン
    ポンプアップシステム制御装置。
JP8285892A 1996-10-09 1996-10-09 ドレンポンプアップシステム制御装置 Pending JPH10111392A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP8285892A JPH10111392A (ja) 1996-10-09 1996-10-09 ドレンポンプアップシステム制御装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP8285892A JPH10111392A (ja) 1996-10-09 1996-10-09 ドレンポンプアップシステム制御装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH10111392A true JPH10111392A (ja) 1998-04-28

Family

ID=17697382

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP8285892A Pending JPH10111392A (ja) 1996-10-09 1996-10-09 ドレンポンプアップシステム制御装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH10111392A (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2007132714A (ja) * 2005-11-08 2007-05-31 Hitachi Ltd 給水加熱器ドレンポンプアップシステム
JP2009008617A (ja) * 2007-06-29 2009-01-15 Hitachi Ltd 原子力発電プラント

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2007132714A (ja) * 2005-11-08 2007-05-31 Hitachi Ltd 給水加熱器ドレンポンプアップシステム
JP2009008617A (ja) * 2007-06-29 2009-01-15 Hitachi Ltd 原子力発電プラント

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US4651533A (en) Protection-driving method of a feedwater heater and the device thereof
KR20130115281A (ko) 가스 및 증기 터빈 복합 발전 설비의 작동 방법과, 이 방법을 실행하기 위해 제공된 가스 및 증기 터빈 복합 발전 설비와, 상응하는 조절 장치
JPH0353525B2 (ja)
EP0093724A1 (en) SLIDING PRESSURE HUNTING TANK.
JP3132834B2 (ja) ガスタービン燃焼器蒸気冷却装置
JP2007071416A (ja) ボイラの再熱蒸気系と再熱蒸気温度の制御方法
JP5276973B2 (ja) 貫流式排熱回収ボイラ
JPH11270305A (ja) タービンバイパス弁制御装置
JPS6027883B2 (ja) ボイラ昇温制御方式
JPH09145004A (ja) 加圧流動層ボイラの緊急停止時制御装置
JP3112579B2 (ja) 圧力制御装置
JP2554704B2 (ja) タービン制御装置
JP2504939Y2 (ja) ボイラのレベル制御装置
JPS6032082B2 (ja) 給水温度制御装置
JPH0979508A (ja) 蒸気発生プラントの給水制御装置
JPS6225921B2 (ja)
JPH11351503A (ja) ボイラの圧力制御方法とその装置
JPS642762B2 (ja)
JPH0861605A (ja) タービンバイパス蒸気温度制御装置
JP2557930B2 (ja) 蒸気タービン排気冷却用循環水ポンプ翼開度制御装置
WO2025163826A1 (ja) 蒸気タービン発電プラントの運転方法及び記憶媒体
JPS6228362B2 (ja)
JPS6218803B2 (ja)
JPH0462305A (ja) 給水加熱器のドレン水位制御装置
JPS63194108A (ja) 給水加熱器水位制御装置