JPH10112220A - ワイヤーハーネスの構造 - Google Patents
ワイヤーハーネスの構造Info
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- JPH10112220A JPH10112220A JP26744396A JP26744396A JPH10112220A JP H10112220 A JPH10112220 A JP H10112220A JP 26744396 A JP26744396 A JP 26744396A JP 26744396 A JP26744396 A JP 26744396A JP H10112220 A JPH10112220 A JP H10112220A
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- wiring
- resin layer
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Landscapes
- Insulated Conductors (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 樹脂層に配線材が埋設された形態のワイヤー
ハーネスにおいて、電気配線回路の新設、樹脂部の配線
材に断線があった際の検査、修理が可能なようにするこ
とにある。 【解決手段】 発泡樹脂層4内に、ワイヤーハーネスW
1 実装当初に必須配線材11と、予備配線材12を設け
る。また、発泡樹脂層4の一部に、内部の配線材2に達
する深さのスリット5を設け、配線材2が発泡樹脂層4
の表面に露出するようにする。発泡樹脂層4の部分の配
線材2に断線が生じた時には、そのスリット5から検査
端子を挿入して露出部分2cに接続させて検査する。検
査端子10を圧接端子6aにすれば、配線材2の露出部
分2cに圧接接続することにより、復旧用の分岐回路や
新設の分岐回路を簡単に形成することができる。
ハーネスにおいて、電気配線回路の新設、樹脂部の配線
材に断線があった際の検査、修理が可能なようにするこ
とにある。 【解決手段】 発泡樹脂層4内に、ワイヤーハーネスW
1 実装当初に必須配線材11と、予備配線材12を設け
る。また、発泡樹脂層4の一部に、内部の配線材2に達
する深さのスリット5を設け、配線材2が発泡樹脂層4
の表面に露出するようにする。発泡樹脂層4の部分の配
線材2に断線が生じた時には、そのスリット5から検査
端子を挿入して露出部分2cに接続させて検査する。検
査端子10を圧接端子6aにすれば、配線材2の露出部
分2cに圧接接続することにより、復旧用の分岐回路や
新設の分岐回路を簡単に形成することができる。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、保護用の樹脂層
に埋設されたワイヤーハーネスにおいて、電気配線の新
設が可能、その樹脂部の配線材の断線の検出が可能、そ
の断線の修理が可能とするための構造に関する。
に埋設されたワイヤーハーネスにおいて、電気配線の新
設が可能、その樹脂部の配線材の断線の検出が可能、そ
の断線の修理が可能とするための構造に関する。
【0002】
【従来の技術】近年、自動車には、メータ類、スイッチ
類、接続用ボックス、センサ類等の電気機器部品からカ
ーステレオ、カークーラー等の完成品にいたる多種、多
様の多くの電装品が搭載され、これら電装品と電源とを
接続する駆動回路および制御回路が増加し、それに伴っ
て、車内に配索される電線数も増加の一途にある。
類、接続用ボックス、センサ類等の電気機器部品からカ
ーステレオ、カークーラー等の完成品にいたる多種、多
様の多くの電装品が搭載され、これら電装品と電源とを
接続する駆動回路および制御回路が増加し、それに伴っ
て、車内に配索される電線数も増加の一途にある。
【0003】従来、これら多数の電線は、複数をひとま
とめにしたものをテープ巻きで結束してワイヤーハーネ
スを構成し、各ワイヤーハーネスをクランプを介して車
体に固定している。
とめにしたものをテープ巻きで結束してワイヤーハーネ
スを構成し、各ワイヤーハーネスをクランプを介して車
体に固定している。
【0004】このワイヤーハーネスは、例えば、車内の
インストゥルメントパネルの裏面等に配索され、従来、
クリップ等を用いてパネル面に固定されているが、この
種のワイヤーハーネスは、前記したように、単に電線を
テープで束ねただけの結束の弱いものであるので、一定
形状を保持することができず、自重により変形し、走行
中の振動でこの変形が反復、増幅されると、電線に亀
裂、断線が生じたりするおそれがある。
インストゥルメントパネルの裏面等に配索され、従来、
クリップ等を用いてパネル面に固定されているが、この
種のワイヤーハーネスは、前記したように、単に電線を
テープで束ねただけの結束の弱いものであるので、一定
形状を保持することができず、自重により変形し、走行
中の振動でこの変形が反復、増幅されると、電線に亀
裂、断線が生じたりするおそれがある。
【0005】そこで、これに対処すべく、ワイヤーハー
ネスにコルゲートチューブや樹脂製プロテクタなどの保
護部品を取付けて一定形状を保つようにし、変形や、そ
の変形による他の部品との接触を防いだりしている。
ネスにコルゲートチューブや樹脂製プロテクタなどの保
護部品を取付けて一定形状を保つようにし、変形や、そ
の変形による他の部品との接触を防いだりしている。
【0006】しかしながら、保護部品を多数使用するこ
とは、ワイヤーハーネスが肥大化して収まりが悪くなっ
たり、組み付け作業が煩雑となったり、コストアップに
なったりと、種々の問題がある。
とは、ワイヤーハーネスが肥大化して収まりが悪くなっ
たり、組み付け作業が煩雑となったり、コストアップに
なったりと、種々の問題がある。
【0007】これらの問題に対し、特開昭62−285
315号、特開昭62−285136号、特開昭63−
111715号等の公報では、扁平状に配列した電線
や、束ねた電線をケースに収容したものを、樹脂で固め
て配線形状を保ち、同時に他部品との直接の接触を避け
た技術が開示されている。
315号、特開昭62−285136号、特開昭63−
111715号等の公報では、扁平状に配列した電線
や、束ねた電線をケースに収容したものを、樹脂で固め
て配線形状を保ち、同時に他部品との直接の接触を避け
た技術が開示されている。
【0008】また、実開昭58−196521号、実開
昭62−138630号、特開昭62−113634
号、実開平7−26231号等の公報では、インストゥ
ルメントパネルを樹脂で形成し、そこにワイヤーハーネ
スを埋設することにより、取付け部品や保護部品を削減
しつつ、ワイヤーハーネスを確実に固定するようにした
技術が開示されている。
昭62−138630号、特開昭62−113634
号、実開平7−26231号等の公報では、インストゥ
ルメントパネルを樹脂で形成し、そこにワイヤーハーネ
スを埋設することにより、取付け部品や保護部品を削減
しつつ、ワイヤーハーネスを確実に固定するようにした
技術が開示されている。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記の
ように、樹脂で電線の束を固めたものや、パネルに一体
成形された樹脂層に埋設された形態のワイヤーハーネス
において、新たな電装品を装備する際には、予備配線が
成されていないため、その電装品用の配線を別途にしな
ければならず、その新線の配線は、既存の樹脂で固めた
ものと同様の機能を担保することは不可能に近い。ワイ
ヤーハーネスの配索後において、同様な樹脂被覆は車体
内では不可能に近いからである。
ように、樹脂で電線の束を固めたものや、パネルに一体
成形された樹脂層に埋設された形態のワイヤーハーネス
において、新たな電装品を装備する際には、予備配線が
成されていないため、その電装品用の配線を別途にしな
ければならず、その新線の配線は、既存の樹脂で固めた
ものと同様の機能を担保することは不可能に近い。ワイ
ヤーハーネスの配索後において、同様な樹脂被覆は車体
内では不可能に近いからである。
【0010】また、樹脂で固めたワイヤーハーネスは、
各配線材が樹脂層内に存在するので、一部が断線したり
すると、その樹脂が邪魔になり、樹脂層内の配線材の検
査や診断、修理が困難になるという新たな問題が生ず
る。
各配線材が樹脂層内に存在するので、一部が断線したり
すると、その樹脂が邪魔になり、樹脂層内の配線材の検
査や診断、修理が困難になるという新たな問題が生ず
る。
【0011】例えば、図13に示すように、樹脂層4の
保護部を設けたワイヤーハーネスW1 が、複数の配線材
2、……が並置され、それが熱融着テープ3でまとめら
れ、その一部が樹脂層4内に埋設された形態のものであ
って、その複数の配線材2、……の内、どの配線材2が
断線したかを検出するには、各配線材2に対し、樹脂層
4の両側の樹脂層4の無い区間2a’、2b’にテスタ
ーのプローバーを当てれば断線の有無は検出できる。
保護部を設けたワイヤーハーネスW1 が、複数の配線材
2、……が並置され、それが熱融着テープ3でまとめら
れ、その一部が樹脂層4内に埋設された形態のものであ
って、その複数の配線材2、……の内、どの配線材2が
断線したかを検出するには、各配線材2に対し、樹脂層
4の両側の樹脂層4の無い区間2a’、2b’にテスタ
ーのプローバーを当てれば断線の有無は検出できる。
【0012】しかし、断線が検出された配線材2につい
て、その長さ方向に沿ってどの位置で断線が起こってい
るかのおおよその位置を検出する必要がある場合、その
断線位置が樹脂層4の存在する部分にある場合には、そ
の樹脂層4の部分の配線材2にプローバーを当てなけれ
ば断線を検出することができないが、樹脂層4があるた
め、それが邪魔になってプローバーを配線材2に当てる
ことができないという問題がある。
て、その長さ方向に沿ってどの位置で断線が起こってい
るかのおおよその位置を検出する必要がある場合、その
断線位置が樹脂層4の存在する部分にある場合には、そ
の樹脂層4の部分の配線材2にプローバーを当てなけれ
ば断線を検出することができないが、樹脂層4があるた
め、それが邪魔になってプローバーを配線材2に当てる
ことができないという問題がある。
【0013】そのような、おおよその断線位置を知る必
要がある場合とは、例えば、以下のような場合である。
要がある場合とは、例えば、以下のような場合である。
【0014】すなわち、断線があった際の修理の形態と
しては、断線が生じている配線材2を新規のものに取り
替える態様と、その断線位置の前後に新線を分岐接続し
て断線の生じた配線材2の断線のない部分を継続利用す
る態様がある。配線材2を新規のものに取り替える方法
では、配線の新設のため上述の問題がある。このため、
手間やコスト、資源の有効利用を考えて後者の方法を採
ることが多い。そのため分岐配線を形成するのに、どう
してもおおよその断線位置を知る必要が生じるのであ
る。
しては、断線が生じている配線材2を新規のものに取り
替える態様と、その断線位置の前後に新線を分岐接続し
て断線の生じた配線材2の断線のない部分を継続利用す
る態様がある。配線材2を新規のものに取り替える方法
では、配線の新設のため上述の問題がある。このため、
手間やコスト、資源の有効利用を考えて後者の方法を採
ることが多い。そのため分岐配線を形成するのに、どう
してもおおよその断線位置を知る必要が生じるのであ
る。
【0015】その際、上記したように、樹脂層4が邪魔
になって断線位置の検出が行えないということととも
に、その断線修理のための樹脂層4内の配線材2と外部
の新設電線との接続が行えないという問題がある。
になって断線位置の検出が行えないということととも
に、その断線修理のための樹脂層4内の配線材2と外部
の新設電線との接続が行えないという問題がある。
【0016】この発明は、電装品の新設を、その配線を
樹脂層埋設の機能の利点を担保して行ない得るようにす
ることを第1の課題とし、樹脂層埋設の配線材の一部に
断線が生じた際、その検査が容易に行え、また、その修
理に関連し、その樹脂部の配線に新たに分岐配線を接続
することが容易に行えるようにすることを第2の課題と
する。
樹脂層埋設の機能の利点を担保して行ない得るようにす
ることを第1の課題とし、樹脂層埋設の配線材の一部に
断線が生じた際、その検査が容易に行え、また、その修
理に関連し、その樹脂部の配線に新たに分岐配線を接続
することが容易に行えるようにすることを第2の課題と
する。
【0017】
【課題を解決するための手段】上記第1の課題を解決す
るために、この発明は、上記樹脂層埋設の配線材とし
て、必須配線材と、その必須配線材が断線等して機能停
止となった際に、その必須配線材の代替を果たしたり、
回路変更等で追加の配線が必要になった際に、追加配線
の役割を果たしたりする予備配線材を設けたのである
(請求項1)。
るために、この発明は、上記樹脂層埋設の配線材とし
て、必須配線材と、その必須配線材が断線等して機能停
止となった際に、その必須配線材の代替を果たしたり、
回路変更等で追加の配線が必要になった際に、追加配線
の役割を果たしたりする予備配線材を設けたのである
(請求項1)。
【0018】そのようにしたことにより、電装品を新設
する時、その配線を予備配線材でもって行うことができ
る。また、必須配線材に機能停止が起こっても、予備配
線材が必須配線材の代替配線となるので、直ちに機能を
復旧することができ、追加配線が必要になっても、新た
に追加配線を加える必要がない。
する時、その配線を予備配線材でもって行うことができ
る。また、必須配線材に機能停止が起こっても、予備配
線材が必須配線材の代替配線となるので、直ちに機能を
復旧することができ、追加配線が必要になっても、新た
に追加配線を加える必要がない。
【0019】上記発明において、複数の配線材はフラッ
ト配線材、例えば、フラットケーブルを採用でき(請求
項2)、上記樹脂層は発泡樹脂層とし得る(請求項
3)。発泡樹脂層であれば、圧接端子をその樹脂層に挿
入して電気接続が行える。このため、断線検知、新規配
線に有利となる。
ト配線材、例えば、フラットケーブルを採用でき(請求
項2)、上記樹脂層は発泡樹脂層とし得る(請求項
3)。発泡樹脂層であれば、圧接端子をその樹脂層に挿
入して電気接続が行える。このため、断線検知、新規配
線に有利となる。
【0020】上記各発明において、上記樹脂層に、上記
配線材の長さ方向所要間隔で、その配線材に至るスリッ
トを形成して配線材を露出させ、そのスリットを介して
外部から電気接続端子が接続可能なようにした構成とす
ることができる(請求項4、5)。
配線材の長さ方向所要間隔で、その配線材に至るスリッ
トを形成して配線材を露出させ、そのスリットを介して
外部から電気接続端子が接続可能なようにした構成とす
ることができる(請求項4、5)。
【0021】そのようにしたことにより、配線材の樹脂
層の存在する部分に断線が生じた際、その部分の断線検
査が、前記配線材の露出した部分に外部から電気接続端
子を当接させるだけで容易に行える。また、電気接続も
容易にでき、断線の復旧を図ることができる。
層の存在する部分に断線が生じた際、その部分の断線検
査が、前記配線材の露出した部分に外部から電気接続端
子を当接させるだけで容易に行える。また、電気接続も
容易にでき、断線の復旧を図ることができる。
【0022】上記各発明において、上記樹脂層を伴う配
線材のその樹脂層が車体のパネル表面に一体成形されて
なる構成とすることができる(請求項6)。このように
すれば、車体パネルの製作と同時に、この発明に係るワ
イヤーハーネス配線を得ることができる。
線材のその樹脂層が車体のパネル表面に一体成形されて
なる構成とすることができる(請求項6)。このように
すれば、車体パネルの製作と同時に、この発明に係るワ
イヤーハーネス配線を得ることができる。
【0023】
【発明の実施の形態】以下、この発明の実施の形態を添
付図面に基づいて説明する。 (第1の実施形態)図1に示すこの実施形態のワイヤー
ハーネスW1 は、複数(図では仮に11本としたが、勿
論この本数に限られるものではない)の車載用被覆電線
2a、2b、……、2kを並置し、それを熱融着テープ
3で一体化して平面状に形成したリボンジャンパー線を
上記配線材2とし、この配線材2の一部を発泡樹脂層4
で覆った形にしたものである。この電線2a〜2kの並
び、幅方向内寄りの数本、例えば、図1における2c〜
2iの電線は、最初に車体に配索された時から使用され
る必須配線材11である。
付図面に基づいて説明する。 (第1の実施形態)図1に示すこの実施形態のワイヤー
ハーネスW1 は、複数(図では仮に11本としたが、勿
論この本数に限られるものではない)の車載用被覆電線
2a、2b、……、2kを並置し、それを熱融着テープ
3で一体化して平面状に形成したリボンジャンパー線を
上記配線材2とし、この配線材2の一部を発泡樹脂層4
で覆った形にしたものである。この電線2a〜2kの並
び、幅方向内寄りの数本、例えば、図1における2c〜
2iの電線は、最初に車体に配索された時から使用され
る必須配線材11である。
【0024】他方、同じ図1における、幅方向、両外寄
りの、2a、2b、2j、2kの電線は、最初に車体に
取り付けた段階では使用せず、前記必須配線材11に断
線等の支障が生じてそれが機能停止状態になった際、そ
の必須配線材11に替わって代替機能を果たすため、お
よび新線配設のための予備配線材12である。
りの、2a、2b、2j、2kの電線は、最初に車体に
取り付けた段階では使用せず、前記必須配線材11に断
線等の支障が生じてそれが機能停止状態になった際、そ
の必須配線材11に替わって代替機能を果たすため、お
よび新線配設のための予備配線材12である。
【0025】このような構成のワイヤーハーネスW1 で
は、前記予備配線材12が必須配線材11の代替配線の
役割を果たすとともに、設計変更等で新たに回路を増設
する必要が生じた場合等に、この予備配線材12を増設
用に充当することができる。
は、前記予備配線材12が必須配線材11の代替配線の
役割を果たすとともに、設計変更等で新たに回路を増設
する必要が生じた場合等に、この予備配線材12を増設
用に充当することができる。
【0026】また、分岐回路が必要になった時には、図
2に示すように、前記各配線材2の導体直径より僅かに
小さい寸法の幅の溝6b(例えばU字型圧接スロット)
を有する圧接端子6aに新線6c(図3参照)を接続し
たものを用意し、図3に示すように、その圧接端子6a
の部分を発泡樹脂層4の前記予備配線材12が配設され
ている部分に突き刺して接続すれば、分岐配線6cを形
成することができる。そして、この分岐配線6cをオプ
ションの電装品に接続すれば、オプションの電装品を追
加することができる。
2に示すように、前記各配線材2の導体直径より僅かに
小さい寸法の幅の溝6b(例えばU字型圧接スロット)
を有する圧接端子6aに新線6c(図3参照)を接続し
たものを用意し、図3に示すように、その圧接端子6a
の部分を発泡樹脂層4の前記予備配線材12が配設され
ている部分に突き刺して接続すれば、分岐配線6cを形
成することができる。そして、この分岐配線6cをオプ
ションの電装品に接続すれば、オプションの電装品を追
加することができる。
【0027】こうして樹脂層4内に予備配線材12を埋
設しておけば、従来例のように必須配線材11だけが発
泡樹脂層4に埋め込まれていた場合には、必須配線材1
1の入替えを行うのに、発泡樹脂層4を剥がし取らねば
ならなかったが、この実施形態では、必須配線材11を
入れ替えるにせよ、新配線を増設するにせよ、そのよう
な作業が、発泡樹脂層4を剥がし取ることなく手間なく
簡単に行える。
設しておけば、従来例のように必須配線材11だけが発
泡樹脂層4に埋め込まれていた場合には、必須配線材1
1の入替えを行うのに、発泡樹脂層4を剥がし取らねば
ならなかったが、この実施形態では、必須配線材11を
入れ替えるにせよ、新配線を増設するにせよ、そのよう
な作業が、発泡樹脂層4を剥がし取ることなく手間なく
簡単に行える。
【0028】また、樹脂部の配線材2の検査が容易に行
えるように、この実施形態では、前記ワイヤーハーネス
W1 に、図4に示すように、前記発泡樹脂層4の一部に
厚み方向両側から発泡樹脂層4内部の配線材2に達する
ような深さのスリット5を設け、発泡樹脂層4内部の配
線材2が発泡樹脂層4の表面に露出するようにもした。
スリット5は厚み方向片側だけでもよい。スリット5の
間隔は、ワイヤーハーネスW1 の長さ方向に適宜間隔と
する。
えるように、この実施形態では、前記ワイヤーハーネス
W1 に、図4に示すように、前記発泡樹脂層4の一部に
厚み方向両側から発泡樹脂層4内部の配線材2に達する
ような深さのスリット5を設け、発泡樹脂層4内部の配
線材2が発泡樹脂層4の表面に露出するようにもした。
スリット5は厚み方向片側だけでもよい。スリット5の
間隔は、ワイヤーハーネスW1 の長さ方向に適宜間隔と
する。
【0029】このスリット5に検査端子を挿入し、スリ
ット5の部分で露出している配線材に検査端子を接触さ
せて断線検査を行うものであるが、図5に示すように、
その検査端子10として、この実施形態では、前記図2
で示した圧接端子6aを、樹脂で形成された矩形の支持
部材7に、その長さ方向に沿って、前記各配線材2の配
設ピッチに等しいピッチで設けたものを用意した。図で
は検査用の配線は省略している。
ット5の部分で露出している配線材に検査端子を接触さ
せて断線検査を行うものであるが、図5に示すように、
その検査端子10として、この実施形態では、前記図2
で示した圧接端子6aを、樹脂で形成された矩形の支持
部材7に、その長さ方向に沿って、前記各配線材2の配
設ピッチに等しいピッチで設けたものを用意した。図で
は検査用の配線は省略している。
【0030】他方、図6に示すように、前記支持部材7
とともに、発泡樹脂層4のスリット5部を発泡樹脂層4
の厚み方向で挟み込み、スリット5内の圧接端子6aと
配線材2との接続部を保護するための受け部材8を用意
した。
とともに、発泡樹脂層4のスリット5部を発泡樹脂層4
の厚み方向で挟み込み、スリット5内の圧接端子6aと
配線材2との接続部を保護するための受け部材8を用意
した。
【0031】この受け部材8は、樹脂で形成された矩形
形状のものに、その長さ方向に沿って、前記各圧接端子
6aが挿嵌できる断面形状の貫通穴8bが支持部材7に
おける圧接端子6aの並びに等しいピッチで配設されて
いる。そして、前記支持部材7と、この受け部材8の対
応する長手方向端部には、両者を互いに係合させる係止
爪7aとその係止爪7aの受け8aを設けている。
形状のものに、その長さ方向に沿って、前記各圧接端子
6aが挿嵌できる断面形状の貫通穴8bが支持部材7に
おける圧接端子6aの並びに等しいピッチで配設されて
いる。そして、前記支持部材7と、この受け部材8の対
応する長手方向端部には、両者を互いに係合させる係止
爪7aとその係止爪7aの受け8aを設けている。
【0032】こうして、図6に示すように、検査をする
際にその圧接端子6aをスリット5から挿入し、露出し
ている配線材2に接続し、支持部材7と受け部材8で検
査部を固定すれば安定した形で導通検査を行うことがで
きる。その断線検査は以下のようにして行われる。
際にその圧接端子6aをスリット5から挿入し、露出し
ている配線材2に接続し、支持部材7と受け部材8で検
査部を固定すれば安定した形で導通検査を行うことがで
きる。その断線検査は以下のようにして行われる。
【0033】先ず、最初の断線検査では、配線材2を構
成する複数の配線材2、……の内、どの配線材2が断線
したかを検出する。これは、配線材2の発泡樹脂層4の
ない区間2a’、2b’の端部近傍それぞれに検査端子
10を接触させ、その導通をみる。
成する複数の配線材2、……の内、どの配線材2が断線
したかを検出する。これは、配線材2の発泡樹脂層4の
ない区間2a’、2b’の端部近傍それぞれに検査端子
10を接触させ、その導通をみる。
【0034】そして、断線が検出された配線材2につい
て、その配線材2のどの位置に断線が存在するかを検出
するが、そのため、その配線材2の前記発泡樹脂層4の
ない区間2a’、2b’のそれぞれにおいて、各区間2
a’、2b’の発泡樹脂層4との境界近傍に検査端子1
0を当て、各区間の発泡樹脂層4とは反対側の端部との
間での断線の有無を検出する。これで断線が検出されな
かった場合には、発泡樹脂層4の部分に断線が存在する
ことになるので、次に、配線材2の発泡樹脂層4の部分
について断線検査を行う。
て、その配線材2のどの位置に断線が存在するかを検出
するが、そのため、その配線材2の前記発泡樹脂層4の
ない区間2a’、2b’のそれぞれにおいて、各区間2
a’、2b’の発泡樹脂層4との境界近傍に検査端子1
0を当て、各区間の発泡樹脂層4とは反対側の端部との
間での断線の有無を検出する。これで断線が検出されな
かった場合には、発泡樹脂層4の部分に断線が存在する
ことになるので、次に、配線材2の発泡樹脂層4の部分
について断線検査を行う。
【0035】この発泡樹脂層4の部分の断線検査の時
に、前記検査端子10を、発泡樹脂層4の検査用のスリ
ット5に挿入し、その先端の圧接端子6aを配線材2の
スリット5内の露出した部分2cに圧接させ、配線材2
の発泡樹脂層4が設けられていない区間2a’、2b’
との間で導通をみる。
に、前記検査端子10を、発泡樹脂層4の検査用のスリ
ット5に挿入し、その先端の圧接端子6aを配線材2の
スリット5内の露出した部分2cに圧接させ、配線材2
の発泡樹脂層4が設けられていない区間2a’、2b’
との間で導通をみる。
【0036】この時、例えば、発泡樹脂層4のスリット
5の部分と、発泡樹脂層4が存在しない区間2a’、2
b’の内、区間2a’との間で導通がなく、図の区間2
b’との間で導通があれば、断線は、図の区間2a’寄
りの発泡樹脂層4の部分の配線材2に存在することにな
る。
5の部分と、発泡樹脂層4が存在しない区間2a’、2
b’の内、区間2a’との間で導通がなく、図の区間2
b’との間で導通があれば、断線は、図の区間2a’寄
りの発泡樹脂層4の部分の配線材2に存在することにな
る。
【0037】そして、それに対する復旧処置として、図
7に示すように、前記圧接端子6aを先端に設けた新電
線6cを用意しておき、その新電線6cの圧接端子6a
を発泡樹脂層4のスリット5の部分で露出している配線
材2cに圧接して接続すれば、新電線6cと配線材2の
区間2b’側とで導通可能となり、ワイヤーハーネスW
1 の断線の修理をすることができる。
7に示すように、前記圧接端子6aを先端に設けた新電
線6cを用意しておき、その新電線6cの圧接端子6a
を発泡樹脂層4のスリット5の部分で露出している配線
材2cに圧接して接続すれば、新電線6cと配線材2の
区間2b’側とで導通可能となり、ワイヤーハーネスW
1 の断線の修理をすることができる。
【0038】以上のような、発泡樹脂層4に埋設された
形態のワイヤーハーネスW1 は、配線材2を発泡樹脂成
形型内に配置し、そこに発泡樹脂を充填することによっ
て、形成されるが、以下にその作製方法を説明する。
形態のワイヤーハーネスW1 は、配線材2を発泡樹脂成
形型内に配置し、そこに発泡樹脂を充填することによっ
て、形成されるが、以下にその作製方法を説明する。
【0039】先ず、配線材2として、前記予備配線材1
2と必須配線材11とが並置されたものを熱融着テープ
3で一体化して平面状に形成したリボンジャンパー線を
用意し、それを発泡樹脂成形型内に配置する。この型内
には、配線材2の周囲にむらなく発泡樹脂を形成すると
ともに、型内でのワイヤーハーネスW1 の保持のため、
上下の型に、配線材2の厚み方向に突出し、配線材2の
幅寸法を有する突条を数カ所設けておき、この突条で、
配線材2を、その厚み方向で挟み込んで支持するように
する。
2と必須配線材11とが並置されたものを熱融着テープ
3で一体化して平面状に形成したリボンジャンパー線を
用意し、それを発泡樹脂成形型内に配置する。この型内
には、配線材2の周囲にむらなく発泡樹脂を形成すると
ともに、型内でのワイヤーハーネスW1 の保持のため、
上下の型に、配線材2の厚み方向に突出し、配線材2の
幅寸法を有する突条を数カ所設けておき、この突条で、
配線材2を、その厚み方向で挟み込んで支持するように
する。
【0040】そうした状態で型内に発泡樹脂を充填する
と、その樹脂部に、前記発泡成形型の突条に対応する形
状のスリット5が形成される。しかも、そのスリット5
は、前記突条が配線材2の表裏両面に当接して挟み込ん
で形成されたものであるので、樹脂成形後はこの部分の
配線材2には樹脂は残らず、配線材2が露出した形にな
る。こうして、樹脂層4に予備配線材12を含み、その
樹脂層4にスリット5が形成された形態のワイヤーハー
ネスW1 を得ることができる。
と、その樹脂部に、前記発泡成形型の突条に対応する形
状のスリット5が形成される。しかも、そのスリット5
は、前記突条が配線材2の表裏両面に当接して挟み込ん
で形成されたものであるので、樹脂成形後はこの部分の
配線材2には樹脂は残らず、配線材2が露出した形にな
る。こうして、樹脂層4に予備配線材12を含み、その
樹脂層4にスリット5が形成された形態のワイヤーハー
ネスW1 を得ることができる。
【0041】(第2の実施形態)第1の実施形態では、
樹脂層に埋設される形態のワイヤーハーネスとして、そ
の樹脂層が空間的に単独に存在する仕様のものを取り挙
げて説明を進めてきたが、この発明は、前記配線材が埋
設される発泡樹脂層が図8に示すような、インストゥル
メントパネルP等の車体のパネルと一体化して形成され
ている形態のワイヤーハーネスW2 にも応用できる。
樹脂層に埋設される形態のワイヤーハーネスとして、そ
の樹脂層が空間的に単独に存在する仕様のものを取り挙
げて説明を進めてきたが、この発明は、前記配線材が埋
設される発泡樹脂層が図8に示すような、インストゥル
メントパネルP等の車体のパネルと一体化して形成され
ている形態のワイヤーハーネスW2 にも応用できる。
【0042】第2の実施形態におけるインストゥルメン
トパネルPは、図8に示すように、芯材層1aに発泡樹
脂層1bを積層し、発泡樹脂層1bの表面に表皮1cを
設けたものであり、表皮1cは、表面にレザー等の装飾
模様を施した合成樹脂シート等からなっている。ワイヤ
ーハーネスW2 の配線材2は、このインストゥルメント
パネルPの裏側(図のBで示す)の発泡樹脂層1dの部
分に埋設されているが、その配線材2自体の仕様は、前
記第1の実施形態と同様、必須配線材11と予備配線材
12を有している。この、樹脂層1dがインストゥルメ
ントパネルPと一体となったワイヤーハーネスW2 も、
必須配線材11が断線した場合に、予備配線材12を使
用して代替の回路を構成することができる。
トパネルPは、図8に示すように、芯材層1aに発泡樹
脂層1bを積層し、発泡樹脂層1bの表面に表皮1cを
設けたものであり、表皮1cは、表面にレザー等の装飾
模様を施した合成樹脂シート等からなっている。ワイヤ
ーハーネスW2 の配線材2は、このインストゥルメント
パネルPの裏側(図のBで示す)の発泡樹脂層1dの部
分に埋設されているが、その配線材2自体の仕様は、前
記第1の実施形態と同様、必須配線材11と予備配線材
12を有している。この、樹脂層1dがインストゥルメ
ントパネルPと一体となったワイヤーハーネスW2 も、
必須配線材11が断線した場合に、予備配線材12を使
用して代替の回路を構成することができる。
【0043】また、設計変更により回路数が増加した場
合には、これらの予備配線材12で新たに回路を構成す
ることにより対応が可能である。分岐回路が必要になっ
た時は、前記第1の実施形態と同様、図9に示すよう
に、先端に圧接端子を有する分岐配線6c(新線)を用
意して、その圧接端子の部分で予備配線12と分岐配線
6cを接続すれば、発泡樹脂層1dを剥がし取ることな
く、手間なく、分岐回路を形成することができる。
合には、これらの予備配線材12で新たに回路を構成す
ることにより対応が可能である。分岐回路が必要になっ
た時は、前記第1の実施形態と同様、図9に示すよう
に、先端に圧接端子を有する分岐配線6c(新線)を用
意して、その圧接端子の部分で予備配線12と分岐配線
6cを接続すれば、発泡樹脂層1dを剥がし取ることな
く、手間なく、分岐回路を形成することができる。
【0044】さらに、図10に示すように、前記発泡樹
脂層1dに第1の実施形態と同様のスリット5を設けて
おけば、そのスリット5の部分で露出している部分2c
に検査用の電気的接続端子、例えば、前述の圧接端子形
状のものを挿入すれば、樹脂部1dの配線材の断線位置
の検知が、樹脂層1dを剥がし取ることなく可能とな
る。
脂層1dに第1の実施形態と同様のスリット5を設けて
おけば、そのスリット5の部分で露出している部分2c
に検査用の電気的接続端子、例えば、前述の圧接端子形
状のものを挿入すれば、樹脂部1dの配線材の断線位置
の検知が、樹脂層1dを剥がし取ることなく可能とな
る。
【0045】ただし、この場合、分岐配線を形成した際
の検査端子10の支持部材7は、前記第1の実施形態の
ワイヤーハーネスW1 が単独で存在する場合のような受
け部材8と係合するのではなく、図10に示すように、
検査端子10の支持部材7に設けられた係止爪7aが、
インストゥルメントパネルPの芯材層1aの表面に係止
孔9を設け、この係止孔9に挿入・係止させて検査端子
10を固定する。このような形態のワイヤーハーネスW
2 は、以下のようにして作製される。
の検査端子10の支持部材7は、前記第1の実施形態の
ワイヤーハーネスW1 が単独で存在する場合のような受
け部材8と係合するのではなく、図10に示すように、
検査端子10の支持部材7に設けられた係止爪7aが、
インストゥルメントパネルPの芯材層1aの表面に係止
孔9を設け、この係止孔9に挿入・係止させて検査端子
10を固定する。このような形態のワイヤーハーネスW
2 は、以下のようにして作製される。
【0046】先ず、発泡成形型枠内において、芯材層1
aの裏側(図のBで示す)表面のワイヤーハーネスW2
の配索経路に沿って、正規の回路を成す必須配線材と、
この発明の予備配線材が並置されたワイヤーハーネスW
2 を配置する。
aの裏側(図のBで示す)表面のワイヤーハーネスW2
の配索経路に沿って、正規の回路を成す必須配線材と、
この発明の予備配線材が並置されたワイヤーハーネスW
2 を配置する。
【0047】しかる後に、発泡樹脂の充填を行ない、発
泡樹脂層1dの部分でワイヤーハーネスW2 を埋設す
る。この時、前記第1の実施形態で示したように、型内
でのワイヤーハーネスW2 の保持のため、上下の型に、
配線材2の厚み方向に突出し、配線材2の幅寸法を有す
る突条を数カ所設けておき、この突条で、配線材2を、
その厚み方向で挟み込んで支持するようにする。
泡樹脂層1dの部分でワイヤーハーネスW2 を埋設す
る。この時、前記第1の実施形態で示したように、型内
でのワイヤーハーネスW2 の保持のため、上下の型に、
配線材2の厚み方向に突出し、配線材2の幅寸法を有す
る突条を数カ所設けておき、この突条で、配線材2を、
その厚み方向で挟み込んで支持するようにする。
【0048】そうした状態で型内に発泡樹脂を充填する
と、その樹脂部に、前記発泡成形型の突条に対応する形
状のスリット5が形成される。
と、その樹脂部に、前記発泡成形型の突条に対応する形
状のスリット5が形成される。
【0049】発泡樹脂層は、1b、1dの両層とも、比
較的柔らかい、例えば、ウレタン発泡とし、温度変化に
よって樹脂が膨張・収縮した際に発生する応力がワイヤ
ーハーネスW2 に及ぼす影響を抑制するようにしてい
る。
較的柔らかい、例えば、ウレタン発泡とし、温度変化に
よって樹脂が膨張・収縮した際に発生する応力がワイヤ
ーハーネスW2 に及ぼす影響を抑制するようにしてい
る。
【0050】この、芯材層1aの裏面にワイヤーハーネ
スW2 が埋設された発泡樹脂層1dを形成するにあた
り、図11に示すように、芯材層1a裏側(B)表面の
ワイヤーハーネスW2 の配索経路に沿って数箇所、芯材
層1aの表側(図のAで示す)に達する貫通穴1eを開
けておけば、表皮1c面に対応する発泡成形型枠と、ワ
イヤーハーネスW2 の型枠を伴った芯材層1aとを対向
配置して発泡樹脂の充填を行えば、芯材層1a両側の両
発泡樹脂層1b、1dが同時に成形できる。
スW2 が埋設された発泡樹脂層1dを形成するにあた
り、図11に示すように、芯材層1a裏側(B)表面の
ワイヤーハーネスW2 の配索経路に沿って数箇所、芯材
層1aの表側(図のAで示す)に達する貫通穴1eを開
けておけば、表皮1c面に対応する発泡成形型枠と、ワ
イヤーハーネスW2 の型枠を伴った芯材層1aとを対向
配置して発泡樹脂の充填を行えば、芯材層1a両側の両
発泡樹脂層1b、1dが同時に成形できる。
【0051】こうして、発泡樹脂層1dに予備配線材1
2を含み、その発泡樹脂層1dがインストゥルメントパ
ネルPと一体となった形態のワイヤーハーネスW2 を得
ることができる。
2を含み、その発泡樹脂層1dがインストゥルメントパ
ネルPと一体となった形態のワイヤーハーネスW2 を得
ることができる。
【0052】なお、この実施形態では、ワイヤーハーネ
スW2 の埋設される発泡樹脂層1dが一体化される車体
パネルとしてインストゥルメントパネルPを取り挙げた
が、車体の他のパネル、例えば、ドアパネル、ルーフパ
ネル、リアトレイパネル等にも適用し得ることは言うま
でもない。
スW2 の埋設される発泡樹脂層1dが一体化される車体
パネルとしてインストゥルメントパネルPを取り挙げた
が、車体の他のパネル、例えば、ドアパネル、ルーフパ
ネル、リアトレイパネル等にも適用し得ることは言うま
でもない。
【0053】ここで、この発明を用いた、発泡樹脂層4
(第1の実施形態)、1d(第2の実施形態)を有する
ワイヤーハーネスW1 、W2 (以下、両者をWで代表す
る)に新しい配線を接続する場合の例として、オプショ
ン仕様であるところの衝突防止警告装置を取付ける場合
を説明しておく。図12はその回路例であり、図中、そ
のワイヤーハーネスWは、W3 が図4に示す構成のもの
であり、W4 は同図4において必須配線材11が4本の
ものである。また、16は標準仕様の電装品、17が衝
突防止警告装置である。20はワイヤーハーネスWの配
線材であり、その内、11が必須配線材、12a、12
b、12cは予備配線材である。CH1は、図示しないバ
ッテリーやジャンクションブロックに繋がるワイヤーハ
ーネスWのコネクタであり、CH2は、図示しないジャン
クションブロックや他の部位に繋がるワイヤーハーネス
Wのコネクタである。
(第1の実施形態)、1d(第2の実施形態)を有する
ワイヤーハーネスW1 、W2 (以下、両者をWで代表す
る)に新しい配線を接続する場合の例として、オプショ
ン仕様であるところの衝突防止警告装置を取付ける場合
を説明しておく。図12はその回路例であり、図中、そ
のワイヤーハーネスWは、W3 が図4に示す構成のもの
であり、W4 は同図4において必須配線材11が4本の
ものである。また、16は標準仕様の電装品、17が衝
突防止警告装置である。20はワイヤーハーネスWの配
線材であり、その内、11が必須配線材、12a、12
b、12cは予備配線材である。CH1は、図示しないバ
ッテリーやジャンクションブロックに繋がるワイヤーハ
ーネスWのコネクタであり、CH2は、図示しないジャン
クションブロックや他の部位に繋がるワイヤーハーネス
Wのコネクタである。
【0054】この例では、予備配線12aの一端がコネ
クタCH1に接続されており、予備配線12b、12cの
一端は、ともにコネクタCH2に接続されている。
クタCH1に接続されており、予備配線12b、12cの
一端は、ともにコネクタCH2に接続されている。
【0055】この内、予備配線12bはコネクタCH2の
部分では回路を開いており、ジャンクションブロックや
他の部位には繋がれていないものである。
部分では回路を開いており、ジャンクションブロックや
他の部位には繋がれていないものである。
【0056】他方、予備配線12cはコネクタCH2を介
して、警告装置17の出力装置であるところの、図示し
ないスピーカーに繋がっている。
して、警告装置17の出力装置であるところの、図示し
ないスピーカーに繋がっている。
【0057】オプション仕様の電装品17(衝突防止警
告装置)を取付ける際には、それを標準仕様の電装品1
6とともに電装品ケース18の中に配置し、電装品ケー
ス18内でオプション仕様のもののコネクタC17と標準
仕様のもののコネクタC16をともにワイヤーハーネスW
のコネクタCH に接続する。
告装置)を取付ける際には、それを標準仕様の電装品1
6とともに電装品ケース18の中に配置し、電装品ケー
ス18内でオプション仕様のもののコネクタC17と標準
仕様のもののコネクタC16をともにワイヤーハーネスW
のコネクタCH に接続する。
【0058】その際、オプション仕様の衝突防止警告装
置17のコネクタC17は前記予備配線材12a、12
b、12cにつながる部分に接続する。
置17のコネクタC17は前記予備配線材12a、12
b、12cにつながる部分に接続する。
【0059】そうすることにより、警告装置17には予
備配線材12aを介してバッテリーから電気が供給さ
れ、12cを介して警告装置17の出力信号が音声とし
て図示しないスピーカーから発せられる。
備配線材12aを介してバッテリーから電気が供給さ
れ、12cを介して警告装置17の出力信号が音声とし
て図示しないスピーカーから発せられる。
【0060】この衝突防止警告装置17の場合は、衝突
物を感知するためのセンサSを取り付ける必要があるの
で、その場合に、上記したこの発明の接続方法を用い
る。
物を感知するためのセンサSを取り付ける必要があるの
で、その場合に、上記したこの発明の接続方法を用い
る。
【0061】すなわち、最適のセンサ取付け位置に最も
接近した位置にある上記発泡樹脂層のスリットを選択
し、この例であれば、そのスリットの部分に露出してい
る予備配線12a、12b、12cの内、前記空きの予
備配線12bを利用し、その配線に、上記した圧接端子
6aを先端に設けたセンサSの配線12sを圧接して接
続する。こうして、警告装置17にセンサSが接続され
る。
接近した位置にある上記発泡樹脂層のスリットを選択
し、この例であれば、そのスリットの部分に露出してい
る予備配線12a、12b、12cの内、前記空きの予
備配線12bを利用し、その配線に、上記した圧接端子
6aを先端に設けたセンサSの配線12sを圧接して接
続する。こうして、警告装置17にセンサSが接続され
る。
【0062】
【発明の効果】この発明は、以上のように構成したの
で、樹脂層に配線材が埋設された形態のワイヤーハーネ
スに対し、配線材の一部に断線等が生じて機能が停止
し、配線の修理又は入れ替えの必要が生じたり、回路の
増設、変更等があった際に新線を追加する必要が生じた
ような場合でも、樹脂層を剥がしとることなく、機能復
旧や、配線材の追加、更新が容易に行える。
で、樹脂層に配線材が埋設された形態のワイヤーハーネ
スに対し、配線材の一部に断線等が生じて機能が停止
し、配線の修理又は入れ替えの必要が生じたり、回路の
増設、変更等があった際に新線を追加する必要が生じた
ような場合でも、樹脂層を剥がしとることなく、機能復
旧や、配線材の追加、更新が容易に行える。
【図1】一実施形態のワイヤーハーネスの斜視図
【図2】この実施形態で用いる検査端子の斜視図
【図3】この実施形態のワイヤーハーネスに分岐配線を
接続した状態を示す斜視図
接続した状態を示す斜視図
【図4】図1におけるワイヤーハーネスの発泡樹脂層に
断線検査用のスリットを設けた形態のものを示す斜視図
断線検査用のスリットを設けた形態のものを示す斜視図
【図5】図4のワイヤーハーネスに対し断線検査を行う
検査用端子との関係を示す斜視図
検査用端子との関係を示す斜視図
【図6】図5における検査時の接続状態を示した斜視図
【図7】この発明のワイヤーハーネスの樹脂部に分岐配
線を接続する状態を示した斜視図
線を接続する状態を示した斜視図
【図8】車体パネルに樹脂層が一体化されたワイヤーハ
ーネスの断面図
ーネスの断面図
【図9】図8において、分岐用配線を接続した状態を示
す斜視図
す斜視図
【図10】図8において、樹脂層にスリットを設け断線
検査が行えるようにしたことを示す斜視図
検査が行えるようにしたことを示す斜視図
【図11】車体パネルに樹脂層が一体化されたワイヤー
ハーネスの断面図
ハーネスの断面図
【図12】この発明の予備配線を利用したオプション電
装品の接続回路図
装品の接続回路図
【図13】樹脂層に埋設されたワイヤーハーネスの一従
来例
来例
W1 、W2 、W3 、W4 、W ワイヤーハーネス 2、2a、2b、……2k 配線材 3 熱融着テープ 4 発泡樹脂層 5 スリット 6a 圧接端子 6b 溝(U字圧接スロット) 6c 分岐配線 7 支持部材 8 受け部材 9 係止孔 10 検査端子 11 必須配線材 12、12a、12b、12c、12s 予備配線材 16 標準仕様の電装品 17 オプション仕様の電装品 18 電装品ケース 20 配線材 P インストゥルメントパネル C6 、C7 、CH 、CH1、CH2 コネクタ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 鎌倉 光寿 名古屋市南区菊住一丁目7番10号 株式会 社ハーネス総合技術研究所内
Claims (6)
- 【請求項1】 複数の配線材を並列し、その並列配線材
を、樹脂層に埋設してなるワイヤーハーネスの構造であ
って、 前記配線材として、必須配線材と、その必須配線材が断
線等して機能停止となった際に、その必須配線材の代替
を果たしたり、回路変更等で追加の配線が必要となった
際に、追加配線の役割を果たしたりする予備配線材を設
けたことを特徴とするワイヤーハーネスの構造。 - 【請求項2】 上記複数の配線材が、フラット配線材か
ら成ることを特徴とする請求項1記載のワイヤーハーネ
スの構造。 - 【請求項3】 上記樹脂層が発泡樹脂層から成ることを
特徴とする請求項1又は2に記載のワイヤーハーネスの
構造。 - 【請求項4】 上記樹脂層に、上記予備配線材の長さ方
向所要間隔で、その予備配線材に至るスリットを形成し
て配線材を露出させ、そのスリットを介して外部から電
気接続端子が接続可能なようにしたことを特徴とする請
求項1から3のいずれかに記載のワイヤーハーネスの構
造。 - 【請求項5】 上記樹脂層に、上記必須配線材の長さ方
向所要間隔で、その必須配線材に至るスリットを形成
し、そのスリットを介して外部から電気接続端子が接続
可能なようにしたことを特徴とする請求項1から4のい
ずれかに記載のワイヤーハーネスの構造。 - 【請求項6】 上記樹脂層を伴う配線材のその樹脂層が
車体のパネル表面に一体成形されてなる請求項1から5
のいずれかに記載のワイヤーハーネスの構造。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP26744396A JPH10112220A (ja) | 1996-10-08 | 1996-10-08 | ワイヤーハーネスの構造 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP26744396A JPH10112220A (ja) | 1996-10-08 | 1996-10-08 | ワイヤーハーネスの構造 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH10112220A true JPH10112220A (ja) | 1998-04-28 |
Family
ID=17444924
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP26744396A Pending JPH10112220A (ja) | 1996-10-08 | 1996-10-08 | ワイヤーハーネスの構造 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH10112220A (ja) |
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| WO2008137671A1 (en) * | 2007-05-02 | 2008-11-13 | Mag Industrial Automation Systems, Llc | Process for fabricating a composite underbody panel |
| WO2022249710A1 (ja) * | 2021-05-24 | 2022-12-01 | 株式会社オートネットワーク技術研究所 | 機能追加用電気配線、及びワイヤハーネス |
| WO2022249711A1 (ja) * | 2021-05-24 | 2022-12-01 | 株式会社オートネットワーク技術研究所 | 機能追加用電気配線、及びワイヤハーネス |
-
1996
- 1996-10-08 JP JP26744396A patent/JPH10112220A/ja active Pending
Cited By (5)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| WO2008137671A1 (en) * | 2007-05-02 | 2008-11-13 | Mag Industrial Automation Systems, Llc | Process for fabricating a composite underbody panel |
| US8073298B2 (en) | 2007-05-02 | 2011-12-06 | Mag Ias, Llc | Process for fabricating a composite underbody panel |
| WO2022249710A1 (ja) * | 2021-05-24 | 2022-12-01 | 株式会社オートネットワーク技術研究所 | 機能追加用電気配線、及びワイヤハーネス |
| WO2022249711A1 (ja) * | 2021-05-24 | 2022-12-01 | 株式会社オートネットワーク技術研究所 | 機能追加用電気配線、及びワイヤハーネス |
| JP2022180007A (ja) * | 2021-05-24 | 2022-12-06 | 株式会社オートネットワーク技術研究所 | 機能追加用電気配線、及びワイヤハーネス |
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