JPH10112286A - 蛍光ランプ - Google Patents

蛍光ランプ

Info

Publication number
JPH10112286A
JPH10112286A JP8264292A JP26429296A JPH10112286A JP H10112286 A JPH10112286 A JP H10112286A JP 8264292 A JP8264292 A JP 8264292A JP 26429296 A JP26429296 A JP 26429296A JP H10112286 A JPH10112286 A JP H10112286A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
phosphor
tube
fluorescent lamp
inner tube
outer tube
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP8264292A
Other languages
English (en)
Inventor
Takako Sugita
貴子 杉田
Masayoshi Sakamoto
正悦 坂本
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Panasonic Holdings Corp
Original Assignee
Matsushita Electric Industrial Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Matsushita Electric Industrial Co Ltd filed Critical Matsushita Electric Industrial Co Ltd
Priority to JP8264292A priority Critical patent/JPH10112286A/ja
Publication of JPH10112286A publication Critical patent/JPH10112286A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Vessels And Coating Films For Discharge Lamps (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 複数種の蛍光体の混合物を塗布した蛍光ラン
プの効率は、それぞれの蛍光体単体を塗布した蛍光ラン
プの効率から推算される効率よりも、低くなる。また、
陽光柱や水銀ガスに曝されるので蛍光体が劣化する。 【解決手段】 二重管構造の内管11の内面、内管11
の外面、外管12の内面の3つのうちの少なくとも1つ
の表面に、蛍光体を混合することなく塗布する構成をと
ることによって、蛍光体の混合を避け、蛍光体の混合に
よる効率の低下を免れる。また、内管の内面以外の表面
に蛍光体を塗布することにより、陽光柱や水銀ガスによ
る蛍光体の劣化を免れる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は二重管構造を有する
蛍光ランプに関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来の二重管構造蛍光ランプについて
は、特開平1−93046号公報、特開平1−1698
64号公報、特開平1−206555号公報、特開平1
−225057号公報、特開平1−267949号公報
に記載されている。これらはいずれも、内管の内面に蛍
光体を塗布したものであり、内管の外面や外管の内面に
蛍光体を塗布したものではない。
【0003】また、一般の一重管構造の蛍光ランプにお
いて蛍光体を塗布する場合には、複数種の蛍光体の混合
物を作成して塗布している。これは、従来の二重管構造
蛍光ランプにおいても同様で、複数種の蛍光体の混合物
を二重管構造の内管の内面に塗布しており、単一の蛍光
体にわけて塗布したものはない。
【0004】また、従来の蛍光ランプの発光管は紫外線
を透過する必要がなかったので、ソーダライムマグネシ
アガラス(SiO2ーR2O−CaOーMgO系)等の紫
外線を透過しにくいガラスが用いられている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】一般に、複数種の蛍光
体の混合物を塗布した蛍光ランプの効率は、それぞれの
蛍光体単体を塗布した蛍光ランプの効率から推算される
効率よりも、低くなる。例えば、緑色の蛍光体であるL
aPO4:Ce3+、Tb3+(略称LAP,以下LAPと記
述)のみを塗布した蛍光ランプの効率は132(lm/
W)、赤色の蛍光体であるY2O3:Eu3+(略称YO
X、以下YOXと記述)のみを塗布した蛍光ランプの効
率は62(lm/W)であり、LAPの発光とYOXの
発光の光束比が8:2になるような割合で蛍光体を混合
すると効率は次のように、118(lm/W)となると
推算される。
【0006】132×0.8+62×0.2=118 しかし、実際にはこのような混合物を塗布した蛍光ラン
プの効率は106(lm/W)となり、推算された値よ
りも1割ほど小さい。
【0007】また、従来の蛍光ランプは、いずれも蛍光
体が陽光柱や水銀ガスに触れる位置に塗布してあり、蛍
光体が陽光柱や水銀ガスに触れることで劣化しやすく、
ランプの寿命を短くする一因であった。
【0008】本発明は上記従来の問題点を解決するもの
で、高効率で長寿命の蛍光ランプを提供することを目的
とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】この目的を達成するため
に本発明の蛍光ランプは、二重管構造の内管の外面また
は外管の内面も蛍光体を塗布する面として利用し、複数
種類の蛍光体を混合することなく塗布してある。
【0010】具体的には、請求項1においては、二重管
構造を、紫外線透過性の材料からなる内管と、可視光透
過性の材料からなる外管から構成する。
【0011】また、請求項2においては、請求項1の手
段に加え、内管の外面に蛍光体を塗布する。
【0012】また、請求項3においては、請求項1の手
段に加え、外管の内面に蛍光体を塗布する。
【0013】また、請求項4においては、請求項1の手
段に加え、内管の外面と外管の内面に蛍光体を塗布す
る。
【0014】また、請求項5においては、請求項1の手
段に加え、内管の内面と内管の外面に蛍光体を塗布す
る。
【0015】また、請求項6においては、請求項1の手
段に加え、内管の内面と外管の内面に蛍光体を塗布す
る。
【0016】また、請求項7においては、請求項1の手
段に加え、内管の内面と内管の外面と外管の内面に蛍光
体を塗布する。
【0017】また、請求項8においては、請求項1〜7
の手段に加え、内管をほう珪酸ガラス(Rをアルカリ元
素としてSiO2−B2O3ーR2OーZnO系)で構成す
る。
【0018】また、請求項9においては、請求項1〜7
の手段に加え、内管を石英ガラス(SiO2)で構成す
る。
【0019】また、請求項10においては、請求項1〜
7の手段に加え、外管をフィルム状の可視光透過性材料
で構成する。
【0020】また、請求項11においては、請求項1〜
7の手段に加え、蛍光体を塗布する面上において、蛍光
体を塗布した範囲と塗布しない範囲を設ける。
【0021】また、請求項12においては、請求項11
の手段に加え、蛍光体を塗布する面上に蛍光体を塗布し
た範囲と塗布しない範囲を設けた蛍光ランプにおいて、
内管の内面と内管の外面と外管の内面の何れか2面以上
に蛍光体を塗布し、ランプ横断面の中心点を通る放射線
上においてそれぞれの面上に塗布した蛍光体が重ならな
いように配置する。
【0022】また、請求項13においては、請求項1〜
7の手段に加え、蛍光体を塗布する面上において、2種
類以上の蛍光体を混合することなく、かつ重畳しないよ
うに塗布する。
【0023】また、請求項14においては、請求項13
の手段に加え、2種類以上の蛍光体を混合することな
く、かつ重畳しないように蛍光体を塗布したシートを、
内管の内面と内管の外面と外管の内面の何れか1面以上
に固定する。
【0024】また、請求項15においては、内管の内面
と内管の外面と外管の内面の何れか2面以上に蛍光体を
塗布する蛍光ランプにおいて、請求項1、4、5、6、
7の手段に加え、内側に発光効率の高い蛍光体を、外側
に発光効率の低い蛍光体を塗布する。
【0025】また、請求項16においては、内管の内面
と内管の外面と外管の内面の何れか2面以上に蛍光体を
塗布する蛍光ランプにおいて、請求項15の手段に加
え、内側に発光ピーク波長530〜580nm半値幅3
0nm以下の希土類蛍光体を、外側に発光ピーク波長6
00〜650nm半値幅30nm以下の希土類蛍光体を
塗布する。
【0026】また、請求項17においては、内管の内面
と内管の外面と外管の内面の何れか2面以上に蛍光体を
塗布する蛍光ランプにおいて、請求項15の手段に加
え、内側に、テルビウムまたはテルビウム・セリウムま
たはテルビウム・カドミニウム・セリウムを付活した、
発光ピーク波長530〜580nm半値幅30nm以下
の希土類蛍光体を塗布し、外側に、マンガンまたはユー
ロピウムまたはサマリウムまたはプラセオジウムを付活
した、発光ピーク波長600〜650nm半値幅30n
m以下の希土類蛍光体を塗布する。
【0027】
【発明の実施の形態】
(実施の形態1)本発明の一実施の形態について、図面
を参照しながら説明する。本実施の形態の特徴は、内管
と外管からなり内管の両端に電極を有し内管内でのみ放
電が発生し紫外線を励起する二重管構造の内管の外面
に、複数種類の蛍光体を混合することなく塗布したこと
である。
【0028】図1は、本発明の実施の形態の蛍光ランプ
の断面図である。図1において、11は内管、12は外
管、13は蛍光体層である。内管11はほう珪酸ガラス
で構成されている。蛍光体層13は、蛍光体Aと蛍光体
Bを混合することなくかつ重畳しないようにシート上に
塗布したものであり、内管11の外面に固定されてい
る。外管12は可視光透過性材料で構成されている。内
管の厚みは1mm程度、外管はフィルム状の可視光透過
性材料で構成されており、蛍光体層13に密着してい
る。
【0029】シート上に蛍光体Aと蛍光体Bを塗布した
様子の一例を図2に示す。図2において、21は蛍光体
A、22は蛍光体Bである。蛍光体A21と蛍光体B2
2とは重畳することなく配置されている。蛍光体Aおよ
び蛍光体Bの塗布範囲一つひとつは、蛍光ランプを見た
ときに色ムラが気にならない程度に小さくする。例え
ば、1mm×0.3mmの長方形等である。尚、本実施
の形態は蛍光体配置の形状を限定するものではなく、蛍
光ランプを見たときに色ムラが気になることがなけれ
ば、任意の形状を採り得る。例えば、ドット状、ストラ
イプ状などである。また本実施の形態では、2種類の蛍
光体を一つのシート上に塗布しているが、3種類以上の
蛍光体を一つのシート上に塗布する構成も採り得る。
【0030】本構成では、陽光柱や水銀ガスは内管11
の中にのみ存在するので蛍光体層13は水銀等の陽光柱
や水銀ガスに曝されることなく、蛍光体の劣化が抑えら
れ、ランプの寿命が延長する。
【0031】また、本構成では、蛍光体Aと蛍光体Bの
2種類の蛍光体が混合されることなく塗布されているの
で、2種類の蛍光体を混合することによる効率の低下を
免れる。
【0032】尚、本実施の形態では内管の厚さが1mm
程度の場合を説明したが、蛍光ランプとして使用に耐え
得るだけの強度と適度の透過率を持てば、厚さはどんな
値でも構わない。
【0033】また、本実施の形態は、外管をフィルム状
の可視光透過性材料で構成したが、この他にも外管をガ
ラス等の強度を持った材料で構成することもできる。ま
た、この場合には、蛍光体層13と外管12の間に空間
を持たせることができる。これにより保温性が良くな
り、蛍光ランプの低温特性や始動特性が向上する。また
外管が強度を保証するので、この場合には内管は0.2
mm程度の厚みでよい。内管を薄くすることで、紫外線
や可視光の透過率を高く保つことができる。ほう珪酸ガ
ラスの紫外線(波長254nm)透過率は、厚さ1mm
の場合には80%であるが、厚さ0.2mmの場合には
96%となる。
【0034】また本構成では、管の外面に蛍光体層を固
定する構成をとっているので、管の内面に蛍光体層を設
ける場合に比べて作業性が良くランプを製造しやすい。
【0035】また、本実施の形態では、内管はほう珪酸
ガラスで構成したが、この他に紫外線を透過する材料と
して、石英ガラスなどが使用できる。
【0036】(実施の形態2)本発明の第2の実施の形
態について、図面を参照しながら説明する。本実施の形
態の特徴は、内管と外管からなり内管の両端に電極を有
し内管内でのみ放電が発生し紫外線を励起する二重管構
造の外管の内面に、複数種類の蛍光体を混合することな
く塗布したことである。
【0037】図3は、本発明の実施の形態の蛍光ランプ
の断面図である。図3において、11は内管、12は外
管、13は蛍光体層、34は不活性ガス層である。内管
11はほう珪酸ガラスで構成されている。蛍光体層13
は、蛍光体Aと蛍光体Bを混合することなくかつ重畳し
ないようにシート上に塗布したものであり、外管12の
内面に固定されている。
【0038】シート上に蛍光体Aと蛍光体Bを塗布した
様子の一例を図2に示す。図2において、21は蛍光体
A、22は蛍光体Bである。蛍光体A21と蛍光体B2
2は重畳することなく配置されている。蛍光体A及び蛍
光体Bの塗布範囲一つひとつは、蛍光ランプを見たとき
に色ムラが気にならない程度に小さくする。例えば、1
mm×0.3mmの長方形等である。尚、本実施の形態
は蛍光体配置の形状を限定するものではなく、蛍光ラン
プを見たときに色ムラが気になることがなければ、任意
の形状を採り得る。例えば、ドット状、ストライプ状な
どである。
【0039】また本実施の形態では、2種類の蛍光体を
一つのシート上に塗布しているが、3種類以上の蛍光体
を一つのシート上に塗布する構成も採り得る。外管12
は可視光透過性材料で構成されている。内管の厚みは
0.2mm程度、外管の厚みは1mm程度である。内管
11と、蛍光体層13との間には、不活性ガス層34が
ある。
【0040】本実施の形態では、内管11は外管12に
比べて薄い。これは、外管が強度を保証しているため内
管は薄くても支障がなく、逆に内管は薄い方が紫外線の
透過率を高く保てるためである。
【0041】本構成では、蛍光体Aと蛍光体Bの2種類
の蛍光体が別々に塗布されているので、2種類の蛍光体
を混合することによる効率の低下を免れる。
【0042】また本構成では、内管と外管の間に空気層
があるため、保温性が良く、低温特性や始動特性が良
い。
【0043】また本構成では、陽光柱や水銀ガスは内管
11の中にのみ存在するので蛍光体層13は水銀などの
陽光柱や水銀ガスに曝されることなく、蛍光体の劣化が
抑えられる。
【0044】尚、本実施の形態では内管の厚み0.2m
m程度、外管の厚み1mm程度の場合を説明したが、蛍
光ランプとして使用に耐え得るだけの強度と適度の透過
率を持てば、厚さはどんな値でも構わない。
【0045】また、本実施の形態では、内管はほう珪酸
ガラスで構成したが、この他に紫外線を透過する材料と
して、石英ガラスなどが使用できる。
【0046】(実施の形態3)以下本発明の第3の実施
の形態について、図面を参照しながら説明する。本実施
の形態の特徴は、内管と外管からなり内管の両端に電極
を有し内管内でのみ放電が発生し紫外線を励起する二重
管構造の内管の外面と外管の内面に蛍光体を塗布したこ
とである。
【0047】図4は、本発明の実施の形態の蛍光ランプ
の断面図である。図4において、11は内管、12は外
管、34は不活性ガス層、45は蛍光体C層、46は蛍
光体D層である。内管11はほう珪酸ガラスで構成され
ている。蛍光体Cは内管11の外面に均一に塗布され、
蛍光体Dは外管12の内面に均一に塗布され、外管12
は可視光透過性材料で構成されている。内管の厚みは
0.2mm程度、外管の厚みは1mm程度である。蛍光
体C層45と蛍光体D層46との間には、不活性ガス層
34がある。
【0048】本実施の形態では、内管11は外管12に
比べて非常に薄い。これは、外管が強度を保証している
ため内管は薄くても支障がなく、逆に内管は薄い方が紫
外線の透過率を高く保てるためである。
【0049】本構成では、蛍光体C、蛍光体Dの2種類
の蛍光体が別々に塗布されているので、2種類の蛍光体
を混合することによる効率の低下を免れる。
【0050】本実施の形態の構成による発光効率の改善
について、具体的な数値で説明する。例えば、蛍光体A
として緑色蛍光体であるLAPをとり、蛍光体Bとして
赤色蛍光体であるYOXをとる。LAPのみを塗布した
蛍光ランプの効率は132(lm/W)、YOXのみを
塗布した蛍光ランプの効率は62(lm/W)であり、
LAPの発光とYOXの発光の光束比が8:2になるよ
うな割合で蛍光体を混合すると効率は次の計算により1
18(lm/W)となると推算される。
【0051】132×0.8+62×0.2=118 しかし、実際にはこのような混合物を塗布した蛍光ラン
プの効率は推算された値よりも1割ほど小さく、106
(lm/W)となる。
【0052】数値計算を行うにあたって、管の透過率の
数値を提示する。通常の蛍光ランプの管の透過率は、可
視光(波長380nm)で約92%であり、紫外線透過
性のほう珪酸ガラスの透過率は、厚さ1mmにおいて可
視光(波長380nm)で約92%であり、紫外線(波
長254nm)で約80%である。これは、厚さ0.2
mmにおいては可視光(波長380nm)で約98%、
紫外線(波長254nm)で約96%となる。
【0053】ランプ外に放射される光束が、(LAPの
発光による光束):(YOXの発光による光束)=8:
2であるランプの発光効率は、内管の厚み0.2mm、
外管の厚み1mmのときには次のように113(lm/
W)となり、LAPの発光とYOXの発光の光束比が
8:2になるような割合で蛍光体を混合したものを塗布
した蛍光ランプの効率106(lm/W)よりも、大き
な値となる。
【0054】 (132/0.92×0.8 + 62/0.92×0.2)×0.96×0.92 = 113 また本構成では、陽光柱や水銀ガスは内管11の内側の
みに存在し、蛍光体が陽光柱や水銀ガスに触れることが
ないので、蛍光体の劣化が抑えられ、ランプの寿命が延
長する。
【0055】また本実施の形態では、内管において管の
外面に蛍光体を塗布する構成をとっており、製造にあた
って作業性がよくランプを製造しやすい。
【0056】また本実施の形態では、外管において管の
内面に蛍光体を塗布する構成をとっており、従来のラン
プ製造技術をそのまま応用できる。
【0057】尚、本実施の形態では内管の厚み0.2m
m程度、外管の厚み1mm程度の場合を説明したが、蛍
光ランプとして使用に耐え得るだけの強度と適度の透過
率を持てば、厚さはどんな値でも構わない。
【0058】また、本実施の形態では、内管の外面と外
管の内面のどちらにも蛍光体を均一に塗布する例を説明
したが、蛍光体の塗布方法はこれに限るものではなく、
実施の形態1、2で説明したような、複数種類の蛍光体
を重畳することなく配置する方法や、後の実施の形態4
で述べるような、表面上に蛍光体を塗布する範囲と塗布
しない範囲を混在させて塗布する方法などを用いてもよ
い。また、内管の内面と外管の内面とで、蛍光体の塗布
方法が異なっても構わない。
【0059】また、本実施の形態では、内管はほう珪酸
ガラスで構成したが、この他に紫外線を透過する材料と
して、石英ガラスなどが使用できる。
【0060】(実施の形態4)本発明の第4の実施の形
態について、図面を参照しながら説明する。本実施の形
態の特徴は、二重管構造の内管の内面と内管の外面に蛍
光体を塗布したことである。
【0061】図5は、本発明の実施の形態の蛍光ランプ
の断面図である。図5において、11は内管、12は外
管、45は蛍光体C層、46は蛍光体D層である。内管
11はほう珪酸ガラスで構成されている。
【0062】蛍光体Cは内管11の内面に塗布され、蛍
光体C層45には蛍光体を塗布した範囲と塗布しない範
囲が一表面上に混在している。蛍光体Dは内管11の外
面に塗布され、蛍光体D層46にも蛍光体を塗布した範
囲と塗布しない範囲が一表面上に混在している。これら
の蛍光体を塗布した範囲と塗布しない範囲の分布は、ラ
ンプの横断面の中心点を通る放射線上において蛍光体C
と蛍光体Dのどちらか一方のみが塗布してあるようにな
っている。この様子の一例を図6に示す。製造上は、蛍
光体をシート上に塗布したものを管壁に固定する方法を
とることができる。蛍光体Cおよび蛍光体Dの塗布範囲
一つひとつは、蛍光ランプを見たときに色ムラが気にな
らない程度に小さくする。例えば、1mm×0.3mm
の長方形等である。尚、本実施の形態は蛍光体配置の形
状を限定するものではなく、蛍光ランプを見たときに色
ムラが気になることがなければ、任意の形状を採り得
る。例えば、ドット状、ストライプ状などである。
【0063】外管12は可視光透過性材料で構成されて
いる。内管の厚みは1mm程度、外管はフィルム状の材
料で構成されており、蛍光体D層46に密着している。
【0064】内管11内で発生した紫外線は蛍光体C層
45に到達し可視光を発生する。発生した可視光は内管
11及び外管12を透過してランプ外に放射される。ま
た、内管11内で発生した紫外線は内管11を透過して
蛍光体D層46に到達し可視光を発生する。発生した可
視光は外管12を透過してランプ外に放射される。
【0065】本構成では、ランプ断面の中心点を通る放
射線上で蛍光体が重ならない構造になっているので、内
側の蛍光体で発生した可視光は外側の蛍光体に遮られる
ことなくランプ外へ放射され、また、外側の蛍光体には
内側の蛍光体に遮られることなく紫外線が到達する。
【0066】本実施の形態では、内管11は1mmの厚
みを持つ。これは、外管が強度を保証しないため、内管
が強度を保証する必要があるからである。
【0067】本構成では、蛍光体Cと蛍光体Dの2種類
の蛍光体が別々に塗布されているので、2種類の蛍光体
を混合することによる効率の低下を免れる。
【0068】本実施の形態の構成による発光効率の改善
について、具体的な数値で説明する。例えば、蛍光体A
として緑色蛍光体であるLAPをとり、蛍光体Bとして
赤色蛍光体であるYOXをとる。LAPのみを塗布した
蛍光ランプの効率は132(lm/W)、YOXのみを
塗布した蛍光ランプの効率は62(lm/W)であり、
LAPの発光とYOXの発光の光束比が8:2になるよ
うな割合で蛍光体を混合すると効率は次の計算により1
18(lm/W)となると推算される。
【0069】132×0.8+62×0.2=118 しかし、実際にはこのような混合物を塗布した蛍光ラン
プの効率は推算された値よりも1割ほど小さく、106
(lm/W)となる。
【0070】数値計算を行うにあたって、管の透過率の
数値を提示する。通常の蛍光ランプの管の透過率は、可
視光(波長380nm)で約92%である。紫外線透過
性のほう珪酸ガラスの透過率は、厚さ1mmにおいて可
視光(波長380nm)で約92%、紫外線(波長25
4nm)で約80%である。フィルム状可視光透過性材
料の透過率は厚さによって異なるが、可視光(波長38
0nm)で99%、紫外線(波長254nm)で98%
と見積って計算する。
【0071】ランプ外に放射される光束が、(LAPの
発光による光束):(YOXの発光による光束)=8:
2であるランプの発光効率は、本実施の形態の場合には
次のように115(lm/W)となり、LAPの発光と
YOXの発光の光束比が8:2になるような割合で蛍光
体を混合したものを塗布した蛍光ランプの効率106
(lm/W)よりも、大きな値となる。
【0072】(132/0.92×0.8×0.92 + 62/0.92×0.2×
0.8)×0.99 = 115 また本構成では、蛍光体C層45は陽光柱や水銀ガスに
曝されるが蛍光体D層46は陽光柱や水銀ガスに曝され
ない。そこで、2種類の蛍光体の劣化特性の間に差があ
る場合には、劣化しにくい蛍光体を内管の内面に、劣化
しやすい蛍光体を内管の外面に塗布することで、2種類
の蛍光体の劣化速度を平均化することができ、ランプの
寿命の延長につながる。
【0073】また本実施の形態では、内管のみに蛍光体
を塗布し、外管には蛍光体を塗布しない。よって、外管
に蛍光体を塗布する工程を省くことができる。
【0074】尚、本実施の形態では内管の厚み1mm程
度の場合を説明したが、蛍光ランプとして使用に耐え得
るだけの強度と適度の透過率を持てば、厚さはどんな値
でも構わない。
【0075】また本実施の形態では、外管をフィルム状
の可視光透過性材料で構成したが、この他にも、外管を
ガラス等の強度を持った材料で構成することもできる。
外管が強度を保証するのでこの場合には、内管は0.2
mm程度の厚みでよい。内管の厚みを薄くすることで、
紫外線や可視光の透過率を高く保つことができる。ま
た、このような構成にすると、内管と外管の間に空間を
持たせることができるので、保温性が良くなり、低温特
性や始動特性が向上する。
【0076】また、本実施の形態では、内管の内面と内
管の外面のどちらにも、面上に蛍光体を塗布した範囲と
塗布しない範囲を混在させるように蛍光体を塗布する例
を説明したが、蛍光体の塗布方法はこれに限るものでは
なく、実施の形態1、2で説明したような、複数種類の
蛍光体を重畳することなく配置する方法や実施の形態3
で述べたような、表面上に蛍光体を均一に塗布する方法
などを用いてもよい。また、内管の内面と内管の外面と
で、蛍光体の塗布方法が異なっても構わない。
【0077】また、本実施の形態では、内管はほう珪酸
ガラスで構成したが、この他に紫外線を透過する材料と
して、石英ガラスなどが使用できる。
【0078】(実施の形態5)以下本発明の第5の実施
の形態について、図面を参照しながら説明する。本実施
の形態の特徴は、二重管構造の内管の内面と外管の内面
に蛍光体を塗布したことである。
【0079】図7は、本発明の実施の形態の蛍光ランプ
の断面図である。図7において、11は内管、12は外
管、13は蛍光体層、34は不活性ガス層、45は蛍光
体C層である。内管11はほう珪酸ガラスで構成されて
いる。蛍光体Cは内管11の外面に均一に塗布され、蛍
光体層13は、蛍光体Aと蛍光体Bを混合することなく
かつ重畳しないようにシート上に塗布したものであり、
外管12の内面に固定されている。
【0080】シート上に蛍光体Aと蛍光体Bを塗布した
様子の一例を図2に示す。図2において、21は蛍光体
A、22は蛍光体Bである。蛍光体A21と蛍光体B2
2は重畳することなく配置されている。蛍光体A及び蛍
光体Bの塗布範囲一つひとつは、蛍光ランプを見たとき
に色ムラが気にならない程度に小さくする。例えば、1
mm×0.3mmの長方形等である。尚、本実施の形態
は蛍光体配置の形状を限定するものではなく、蛍光ラン
プを見たときに色ムラが気になることがなければ、任意
の形状を採り得る。例えば、ドット状、ストライプ状な
どである。また本実施の形態では、2種類の蛍光体を一
つのシート上に塗布しているが、3種類以上の蛍光体を
一つのシート上に塗布する構成も採り得る。
【0081】外管12は、可視光透過性材料で構成され
ている。内管の厚みは0.2mm程度、外管の厚みは1
mm程度である。内管11と蛍光体層13との間には、
不活性ガス層34がある。
【0082】内管11内で発生した紫外線は蛍光体C層
45に到達し可視光を発生する。発生した可視光は内管
11及び外管12を透過してランプ外に放射される。ま
た、内管11内で発生した紫外線は内管11を透過して
蛍光体層13に到達し可視光を発生する。発生した可視
光は外管12を透過してランプ外に放射される。
【0083】本実施の形態では、内管11は外管12に
比べて非常に薄い。これは、外管が強度を保証している
ため内管は薄くても支障がなく、逆に内管は薄い方が紫
外線の透過率を高く保てるためである。
【0084】本構成では、蛍光体A、蛍光体B、蛍光体
Cの3種類の蛍光体が別々に塗布されているので、複数
種類の蛍光体を混合することによる効率の低下を免れ
る。
【0085】本実施の形態の構成による発光効率の改善
について、具体的な数値で説明する。例えば、蛍光体A
として赤色蛍光体であるYOXをとり、蛍光体Bとして
青色蛍光体であるBaMg2Al16O27:Eu2+(略称
BAM、以下BAMと記述)をとり、蛍光体Cとして緑
色蛍光体であるLAPをとる。BAMのみを塗布した蛍
光ランプの効率は20(lm/W)、YOXのみを塗布
した蛍光ランプの効率は62(lm/W)、LAPのみ
を塗布した蛍光ランプの効率は132(lm/W)であ
り、BAMの発光とYOXの発光とLAPの発光の光束
比が2:32:66になるような割合で蛍光体を混合す
ると効率は108(lm/W)となると推算される。
【0086】20×0.02+62×0.32+132
×0.66=108 しかし、実際にはこのような混合物を塗布した蛍光ラン
プの効率は推算された値よりも2割ほど小さく、86
(lm/W)となる。
【0087】数値計算を行うにあたって、管の透過率の
数値を提示する。通常の蛍光ランプの管の透過率は、可
視光(波長380nm)で約92%である。紫外線透過
性のほう珪酸ガラスの透過率は、厚さ1mmにおいては
可視光(波長380nm)で約92%、紫外線(波長2
54nm)で約80%であり、厚さ0.2mmにおいて
は可視光(波長380nm)で約98%、紫外線(波長
254nm)で約96%である。
【0088】ランプ外に放射される光束が、(BAMの
発光による光束):(YOXの発光による光束):(L
APの発光による光束)=2:32:66であるランプ
の発光効率は、本実施の形態の場合には次のように10
5(lm/W)となり、BAMの発光とYOXの発光と
LAPの発光の光束比が2:32:66になるような割
合で蛍光体を混合したものを塗布した蛍光ランプの効率
86(lm/W)よりも、大きな値となる。
【0089】(132/0.92×0.98×0.66+62/0.92×0.96×
0.32+20/0.92×0.96×0.02)×0.92=105 また本構成では、内管と外管の間に空気層が存在するの
で、保温性が良く、低温特性や始動特性が向上してい
る。
【0090】また本構成では、蛍光体C層45は陽光柱
や水銀ガスに曝されるが、蛍光体D層46は陽光柱や水
銀ガスに曝されない。そこで、複数種類の蛍光体の劣化
特性の間に差がある場合には、劣化しにくい蛍光体を内
管の内面に塗布し、劣化しやすい蛍光体を内管の外面に
塗布することで、蛍光体の劣化速度を平均化することが
でき、ランプの寿命の延長につながる。
【0091】また、本実施の形態では、管の内面のみに
蛍光体を塗布する構成をとっているので、管の内面に蛍
光体を塗布するという現在のランプ製造工程をそのまま
応用できる。
【0092】尚、本実施の形態では内管の厚み0.2m
m程度、外管の厚み1mm程度の場合を説明したが、蛍
光ランプとして使用に耐え得るだけの強度と適度の透過
率を持てば、厚さはどんな値でも構わない。
【0093】また、本実施の形態では、内管の内面には
複数種類の蛍光体を塗布したシートを固定し外管の内面
には蛍光体を均一に塗布する例を説明したが、蛍光体の
塗布方法の組合せはこれに限るものではない。内管の内
面、外管の内面のいずれも、複数種類の蛍光体を重畳す
ることなく配置する方法や、単一の蛍光体を均一に塗布
する方法や、単一の蛍光体を塗布する範囲と塗布しない
範囲を混在させて塗布する方法などの方法のうちいずれ
かをもちいて蛍光体を塗布すればよい。
【0094】また、本実施の形態では、内管はほう珪酸
ガラスで構成したが、この他に紫外線を透過する材料と
して、石英ガラスなどが使用できる。
【0095】(実施の形態6)以下本発明の第6の実施
の形態について、図面を参照しながら説明する。本実施
の形態の特徴は、二重管構造の内管の内面と内管の外面
と外管の内面に蛍光体を塗布したことである。
【0096】図8は、本発明の実施の形態の蛍光ランプ
の断面図である。図8において、11は内管、12は外
管、13は蛍光体層、34は不活性ガス層、45は蛍光
体C層、46は蛍光体D層である。内管11はほう珪酸
ガラスで構成されている。蛍光体Cは内管11の内面に
塗布され、蛍光体C層45には蛍光体を塗布した範囲と
塗布しない範囲が一表面上に混在している。蛍光体Dは
内管11の外面に塗布され、蛍光体D層46にも蛍光体
を塗布した範囲と塗布しない範囲が一表面上に混在して
いる。
【0097】これらの蛍光体を塗布した範囲と塗布しな
い範囲の分布は、ランプの横断面の中心点を通る放射線
上において蛍光体Cと蛍光体Dのどちらか一方のみが塗
布してあるようになっている。この様子を図6に示す。
蛍光体Cおよび蛍光体Dの塗布範囲一つひとつは、蛍光
ランプを見たときに色ムラが気にならない程度に小さく
する。本実施の形態では、蛍光体C層45と蛍光体D層
46のさらに外側に蛍光体層13が存在するので、蛍光
体Cや蛍光体Dの塗布範囲一つひとつの大きさは実施の
形態4の場合ほど小さくなくても構わない。尚、本実施
の形態は蛍光体配置の形状を限定するものではなく、蛍
光ランプを見たときに色ムラが気になることがなけれ
ば、任意の形状を採り得る。例えば、ドット状、ストラ
イプ状などである。
【0098】蛍光体層13は、蛍光体Aと蛍光体Bを混
合することなくかつ重畳しないようにシート上に塗布し
たものであり、外管12の内面に固定されている。
【0099】シート上に蛍光体Aと蛍光体Bを塗布した
様子の一例を図2に示す。図2において、21は蛍光体
A、22は蛍光体Bである。蛍光体A21と蛍光体B2
2は重畳することなく配置されている。蛍光体A及び蛍
光体Bの塗布範囲一つひとつは、蛍光ランプを見たとき
に色ムラが気にならない程度に小さくする。例えば、1
mm×0.3mmの長方形等である。
【0100】尚、本実施の形態は蛍光体配置の形状を限
定するものではなく、蛍光ランプを見たときに色ムラが
気になることがなければ、任意の形状を採り得る。例え
ば、ドット状、ストライプ状などである。また本実施の
形態では、2種類の蛍光体を一つのシート上に塗布して
いるが、3種類以上の蛍光体を一つのシート上に塗布す
る構成も採り得る。
【0101】外管12は、可視光透過性材料で構成され
ている。内管の厚みは0.2mm程度で、外管の厚みは
1mm程度である。蛍光体D層46と蛍光体層13との
間には、不活性ガス層34がある。
【0102】内管11内で発生した紫外線は蛍光体C層
45に到達し可視光を発生する。発生した可視光は内管
11及び外管12を透過してランプ外に放射される。ま
た、内管11内で発生した紫外線は内管11を透過して
蛍光体D層と蛍光体層13に到達し可視光を発生する。
発生した可視光は外管12を透過してランプ外に放射さ
れる。
【0103】本実施の形態では、内管11は外管12に
比べて非常に薄い。これは、外管が強度を保証している
ため内管は薄くても支障がなく、逆に内管は薄い方が紫
外線の透過率を高く保てるためである。
【0104】本構成では、蛍光体A、蛍光体B、蛍光体
C、蛍光体Dの4種類の蛍光体が別々に塗布されている
ので、複数種類の蛍光体を混合することによる効率の低
下を免れる。
【0105】本実施の形態の構成による発光効率の改善
について、具体的な数値で説明する。例えば、蛍光体A
として青色蛍光体BAMを、蛍光体Bとして青色蛍光体
Sr 10(PO4)6Cl2:Eu2+(略称SCA、以下S
CAと記述)を、蛍光体Cとして緑色蛍光体LAPを、
蛍光体Dとして赤色蛍光体YOXをとる。BAMのみを
塗布した蛍光ランプの効率は20(lm/W)であり、
SCAのみを塗布した蛍光ランプの効率は12(lm/
W)であり、LAPのみを塗布した蛍光ランプの効率は
132(lm/W)であり、YOXのみを塗布した蛍光
ランプの効率は62(lm/W)であり、BAMの発光
とSCAの発光とYOXの発光とLAPの発光の光束比
が1:1:32:66になるような割合で蛍光体を混合
すると効率は107.3(lm/W)となると推算され
る。
【0106】 20×0.01 +12×0.01 +62×0.32 +132×0.66 =107.3 しかし、実際にはこのような混合物を塗布した蛍光ラン
プの効率は推算される値よりも小さい。
【0107】数値計算を行うにあたって、管の透過率の
数値を提示する。通常の蛍光ランプの管の透過率は、可
視光(波長380nm)で約92%である。ほう珪酸ガ
ラスの透過率は、厚さ1mmにおいては可視光(波長3
80nm)で約92%、紫外線(波長254nm)で約
80%であり、厚さ0.2mmにおいては可視光(波長
380nm)で約98%、紫外線(波長254nm)で
約96%である。
【0108】ランプ外に放射される光束が、(BAMの
発光による光束):(SCAの発光による光束):(Y
OXの発光による光束):(LAPの発光による光束)
=1:1:32:66であるランプの発光効率は、本実
施の形態の場合には次のように104.7(lm/W)
となり、上で推算した値とほぼ等しい値が得られる。
【0109】(132/0.92×0.98×0.66 +64/0.92×0.96×
0.32 +20/0.92×0.96×0.01+12/0.92×0.96×0.01)×0.
92=105.3 また本構成では、蛍光体C層45は陽光柱や水銀ガスに
曝されるが蛍光体D層46と蛍光体層13は陽光柱や水
銀ガスに曝されない。そこで、複数種類の蛍光体の劣化
特性の間に差がある場合には、劣化しにくい蛍光体を内
管の内面に、劣化しやすい蛍光体を内管の外面や外管の
内面に塗布することで、蛍光体の劣化速度を平均化する
ことができ、ランプの寿命の延長につながる。
【0110】尚、本実施の形態では内管の厚み0.2m
m程度、外管の厚み1mm程度の場合を説明したが、蛍
光ランプとして使用に耐え得るだけの強度と適度の透過
率をもてば、厚さはどんな値でも構わない。
【0111】また、本実施の形態では、内管はほう珪酸
ガラスで構成したが、この他に紫外線を透過する材料と
して、石英ガラスなどが使用できる。
【0112】また、本実施の形態では、内管の内面と内
管の外面には蛍光体を塗布する範囲と塗布しない範囲を
混在させて塗布し、外管の内面には複数種類の蛍光体を
重畳することなく配置するという例を説明したが、蛍光
体の塗布方法の組合せはこれに限るものではない。内管
の内面、内管の外面、外管の内面のいずれも、複数種類
の蛍光体を重畳することなく配置する方法や、単一の蛍
光体を均一に塗布する方法や、単一の蛍光体を塗布する
範囲と塗布しない範囲を混在させて塗布する方法などの
方法のうちいずれかをもちいて蛍光体を塗布すればよ
い。
【0113】
【発明の効果】以上のように本発明は、二重管構造の内
管の外面または外管の内面も蛍光体を塗布する面として
利用することにより、陽光柱や水銀ガスによる蛍光体の
劣化を抑制し、複数種類の蛍光体を混合することなく塗
布することにより、蛍光体の混合による効率の低下を免
れることができる、優れた蛍光ランプを実現できるもの
である。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施の形態の蛍光ランプの断面
図
【図2】蛍光体を塗布したシートの見取図
【図3】本発明の第2の実施の形態の蛍光ランプの断面
図
【図4】本発明の第3の実施の形態の蛍光ランプの断面
図
【図5】本発明の第4の実施の形態の蛍光ランプの断面
図
【図6】蛍光体塗布方法を示す図
【図7】本発明の第5の実施の形態の蛍光ランプの断面
図
【図8】本発明の第6の実施の形態の蛍光ランプの断面
図
【符号の説明】
11 内管 12 外管 13 蛍光体層 21 蛍光体A 22 蛍光体B 34 不活性ガス層 45 蛍光体C層 46 蛍光体D層
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 FI H01J 61/48 H01J 61/48

Claims (17)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】内管と外管からなり内管の両端に電極を有
    し内管内でのみ放電が発生し紫外線を励起する二重管構
    造の蛍光ランプにおいて、前記二重管構造を紫外線透過
    性の材料からなる内管と可視光透過性の材料からなる外
    管から構成することを特徴とする二重管構造の蛍光ラン
    プ。
  2. 【請求項2】内管の外面に蛍光体を塗布することを特徴
    とする請求項1記載の蛍光ランプ。
  3. 【請求項3】外管の内面に蛍光体を塗布することを特徴
    とする請求項1記載の蛍光ランプ。
  4. 【請求項4】内管の外面と外管の内面に蛍光体を塗布す
    ることを特徴とする請求項1記載の蛍光ランプ。
  5. 【請求項5】内管の内面と内管の外面に蛍光体を塗布す
    ることを特徴とする請求項1記載の蛍光ランプ。
  6. 【請求項6】内管の内面と外管の内面に蛍光体を塗布す
    ることを特徴とする請求項1記載の蛍光ランプ。
  7. 【請求項7】内管の内面と内管の外面と外管の内面に蛍
    光体を塗布することを特徴とする請求項1記載の蛍光ラ
    ンプ。
  8. 【請求項8】内管がほう珪酸ガラス(Rをアルカリ元素
    としてSiO2−B2O 3ーR2OーZnO系)からなる請
    求項1〜7のいずれかに記載の蛍光ランプ。
  9. 【請求項9】内管が石英ガラス(SiO2)からなる請求
    項1〜7のいずれかに記載の蛍光ランプ。
  10. 【請求項10】外管がフィルム状の可視光透過性材料か
    らなる請求項1〜9のいずれかに記載の蛍光ランプ。
  11. 【請求項11】蛍光体を塗布する面上において、蛍光体
    を塗布した範囲と塗布しない範囲を設けることを特徴と
    する請求項1〜10のいずれかに記載の蛍光ランプ。
  12. 【請求項12】蛍光体を塗布する面上に蛍光体を塗布し
    た範囲と塗布しない範囲を設けた蛍光ランプにおいて、
    内管の内面と内管の外面と外管の内面の何れか2面以上
    に蛍光体を塗布し、ランプ横断面の中心点を通る放射線
    上においてそれぞれの面上に塗布した蛍光体が重ならな
    いように配置したことを特徴とする請求項11記載の蛍
    光ランプ。
  13. 【請求項13】蛍光体を塗布する面上において、2種類
    以上の蛍光体を混合することなく、かつ重畳しないよう
    に塗布することを特徴とする請求項1〜7のいずれかに
    記載の蛍光ランプ。
  14. 【請求項14】2種類以上の蛍光体を混合することな
    く、かつ重畳しないように蛍光体を塗布したシートを、
    内管の内面と内管の外面と外管の内面の何れか1面以上
    に固定したことを特徴とする請求項13項記載の蛍光ラ
    ンプ。
  15. 【請求項15】内管の内面と内管の外面と外管の内面の
    何れか2面以上に蛍光体を塗布する蛍光ランプにおい
    て、内側に発光効率の高い蛍光体を、外側に発光効率の
    低い蛍光体を塗布する請求項1、4、5、6、7のいず
    れかに記載の蛍光ランプ。
  16. 【請求項16】内管の内面と内管の外面と外管の内面の
    何れか2面以上に蛍光体を塗布する蛍光ランプにおい
    て、内側に発光ピーク波長530〜580nm半値幅3
    0nm以下の希土類蛍光体を、外側に発光ピーク波長6
    00〜650nm半値幅30nm以下の希土類蛍光体を
    塗布する請求項15記載の蛍光ランプ。
  17. 【請求項17】内管の内面と内管の外面と外管の内面の
    何れか2面以上に蛍光体を塗布する蛍光ランプにおい
    て、内側に、テルビウムまたはテルビウム・セリウムま
    たはテルビウム・カドミニウム・セリウムを付活した、
    発光ピーク波長530〜580nm半値幅30nm以下
    の希土類蛍光体を塗布し、外側に、マンガンまたはユー
    ロピウムまたはサマリウムまたはプラセオジウムを付活
    した、発光ピーク波長600〜650nm半値幅30n
    m以下の希土類蛍光体を塗布する請求項15記載の蛍光
    ランプ。
JP8264292A 1996-10-04 1996-10-04 蛍光ランプ Pending JPH10112286A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP8264292A JPH10112286A (ja) 1996-10-04 1996-10-04 蛍光ランプ

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP8264292A JPH10112286A (ja) 1996-10-04 1996-10-04 蛍光ランプ

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH10112286A true JPH10112286A (ja) 1998-04-28

Family

ID=17401147

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP8264292A Pending JPH10112286A (ja) 1996-10-04 1996-10-04 蛍光ランプ

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH10112286A (ja)

Cited By (8)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO1998040908A1 (en) * 1997-03-10 1998-09-17 Matsushita Electric Industrial Co., Ltd. Fluorescent lamp
KR100330390B1 (ko) * 1998-02-12 2002-03-27 가노 다다오 다중관형 형광램프 및 조명장치
JP2007115468A (ja) * 2005-10-19 2007-05-10 Erebamu:Kk カラー発光装置
CN100378899C (zh) * 2003-06-02 2008-04-02 电灯专利信托有限公司 涂有发光物质的放电灯
JP2008084660A (ja) * 2006-09-27 2008-04-10 Dialight Japan Co Ltd フィールドエミッションランプ
JP2011003325A (ja) * 2009-06-17 2011-01-06 Autec:Kk 照明機能を有する紫外線発生ランプ
JP2011060587A (ja) * 2009-09-10 2011-03-24 V Technology Co Ltd 光源装置
JP2016066559A (ja) * 2014-09-26 2016-04-28 東芝ライテック株式会社 紫外線ランプ

Cited By (9)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO1998040908A1 (en) * 1997-03-10 1998-09-17 Matsushita Electric Industrial Co., Ltd. Fluorescent lamp
US6242857B1 (en) 1997-03-10 2001-06-05 Matsushita Electric Industrial Co., Ltd. High efficiency fluorescent lamp with low color rendering property
KR100330390B1 (ko) * 1998-02-12 2002-03-27 가노 다다오 다중관형 형광램프 및 조명장치
CN100378899C (zh) * 2003-06-02 2008-04-02 电灯专利信托有限公司 涂有发光物质的放电灯
JP2007115468A (ja) * 2005-10-19 2007-05-10 Erebamu:Kk カラー発光装置
JP2008084660A (ja) * 2006-09-27 2008-04-10 Dialight Japan Co Ltd フィールドエミッションランプ
JP2011003325A (ja) * 2009-06-17 2011-01-06 Autec:Kk 照明機能を有する紫外線発生ランプ
JP2011060587A (ja) * 2009-09-10 2011-03-24 V Technology Co Ltd 光源装置
JP2016066559A (ja) * 2014-09-26 2016-04-28 東芝ライテック株式会社 紫外線ランプ

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP2002020745A (ja) 弗化物蛍光体及びこれを使用した蛍光ランプ
JP2001172624A (ja) 紫外発光物質及びこれを使用した紫外線発光蛍光ランプ、紫外発光素子
JP5137391B2 (ja) 誘電体バリア放電ランプ
CA2294850C (en) Discharge lamp having dielectrically impeded electrodes
JPH0933920A (ja) バックライト装置および液晶表示装置
JPH0636348B2 (ja) 高演色型蛍光ランプ
JP2006028445A (ja) 蛍光ランプ及びそれに用いる赤色発光蛍光体
JPS6168854A (ja) 螢光高圧水銀灯
JP2692470B2 (ja) 蛍光ランプ
JP2006236961A (ja) 蛍光ランプ、バックライト装置、及び蛍光ランプの製造方法
JP4539137B2 (ja) 蛍光ランプおよびバックライトユニット
JP2004247074A (ja) 蛍光ランプおよびその使用方法
US20040135486A1 (en) Highly loaded fluorescent lamp
JP3123829B2 (ja) 蛍光ランプ
JPH11135071A (ja) 蛍光高圧水銀灯
JP3424624B2 (ja) 希ガス蛍光灯
JP2000251839A (ja) 冷陰極蛍光ランプ
JP3430545B2 (ja) 蛍光ランプ
JPH0992218A (ja) 蛍光ランプ及びその製造方法
KR920007132B1 (ko) 녹색발광 희가스방전램프
JPH097545A (ja) 蛍光ランプ
JPH1125916A (ja) 冷陰極蛍光ランプおよび照明装置
JP2007134059A (ja) 希ガス蛍光ランプ及び光源装置
JP3404987B2 (ja) 無電極放電ランプ
JP2004127633A (ja) 蛍光ランプおよび照明装置