JPH1011236A - 文書の可視化処理方法 - Google Patents

文書の可視化処理方法

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JPH1011236A
JPH1011236A JP8165735A JP16573596A JPH1011236A JP H1011236 A JPH1011236 A JP H1011236A JP 8165735 A JP8165735 A JP 8165735A JP 16573596 A JP16573596 A JP 16573596A JP H1011236 A JPH1011236 A JP H1011236A
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JP
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Application number
JP8165735A
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English (en)
Inventor
Toshihiko Shibusawa
俊彦 渋沢
Osamu Kotanigawa
修 小谷川
Toyokazu Uda
豊和 宇田
Takaaki Hiramatsu
孝章 平松
Ikuo Enabe
郁夫 江辺
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Fujifilm Business Innovation Corp
Original Assignee
Fuji Xerox Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【課題】 ポストスクリプト等で記述された文書ファイ
ル中に印刷属性が書き込まれている場合でも、他の属性
への置換が容易にできる。 【解決手段】 外部から新たな属性が指定されると、新
しい属性を有効化して可視化する。ポストスクリプトの
文書ファイルを受け取ったPC4は、印刷指示パネル1
0を持ち、印刷属性の指定を可能とする。指定された属
性と元の文書ファイルはプリントサーバ20に送られ
る。デコンポーザ28は文書ファイルの中に予め埋め込
まれている属性指示の記述を見つけ出し、PC4の印刷
指示パネル10で指定された属性に置換する。置換後、
印刷等の可視化処理を行う。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、文書ファイルを
可視化処理する方法、特に、文書の内容とともにその処
理の属性を記述することの可能な文書記述言語によって
記述された文書ファイルを可視化処理する方法に関す
る。
【0002】
【従来の技術】今日、各種ネットワークを介して頻繁に
データのやりとりが行われている。例えば、米国内で作
成された文書を他国の不特定多数の人に配布する場合、
送付される文書のフォーマットとしてポストスクリプト
による文書ファイルが採用されることがある。ポストス
クリプトはページ記述言語PDL(Page Description L
anguage )の一種で、文書の内容だけでなく、それを印
刷するプリンタに対する各種設定を記述することができ
る。以下、ポストスクリプトによる記述を説明する。
【0003】図9は、ポストスクリプトで記述された文
書ファイルの例で、同図左端の数字は行番号である。こ
の文書ファイルは、A4の用紙に対して、直線、および
文字列を描画するものである。開始行である第1行以
降、各行の持つ意味は以下の通りである。
【0004】 ・第2行 … 用紙サイズとしてA4を指定 ・第3行 … 両面印刷を指定 ・第4行 … 処理の現在位置を(100,100)に
設定 ・第5,6行 … 処理の現在位置から(200,20
0)まで直線を描画 ・第7行 … フォントとしてヘルベチカを探す ・第8行 … 文字サイズを12ポイントに設定 ・第9行 … フォントとしてヘルベチカを設定 ・第10行 … 処理の現在位置を(50,300)に
移動 ・第11行 … "This is a sample program."を描画 ・第12行 … ページイメージをプリンタに送信 これらの行のうち、第2行と第3行が印刷の際にプリン
タに対する設定を行う行である。ポストスクリプトには
複数の言語レベルが存在するが、例えばレベル2では、
「setpagedevice 」というオペレータによってプリンタ
に対する設定、すなわち印刷処理の態様の指定が可能に
なる。「setpagedevice 」のうち「pagedevice」が出力
デバイス、すなわちプリンタを示し、この出力デバイス
に対する設定を「set 」ということばで表している。設
定可能な項目は、用紙サイズ、両面/片面印刷のほか
に、仕上げ処理であるステープル等のフィニッシングな
どがある。
【0005】図9の第2、3行には、setpagedevice の
前に、それぞれ<<…>>の形の記述がある。<<…>
>はそれぞれ配列または辞書と呼ばれ、これらが任意数
集まった状態で setpagedevice の内容が定義される。
すなわち、setpagedevice は一連の<<…>>を辞書と
して持ち、その辞書に記述されている指示内容をプリン
タに設定すると考えてよい。第2行で<<…>>の中に
記述される PageSizeはキーと呼ばれ、その辞書におけ
るインデックスとして働く。PageSize に導かれる[59
5 842 ]はバリューと呼ばれ、前記キーの内容を決める
数値である。ここでは数値の単位がポイントであり、
[595 842 ]が用紙の横と縦の長さを示している。この
数値がA4に当たる。
【0006】上述の例でいえば、文書が米国から日本に
図9のようなファイルとして送られてくる。ここで、米
国側においてこの文書ファイルが作成される過程は、大
まかに以下のとおりである。
【0007】1.文書の内容をワードプロセッシングプ
ログラムなどによって作成する。
【0008】2.文書作成後、ポストスクリプトに対応
したプリンタドライバを起動する。
【0009】3.プリンタドライバが提供するユーザイ
ンタフェイス画面において、用紙サイズなどの印刷属性
や文書属性(以下単に「属性」という)を指定する。
【0010】4.プリンタドライバが、指定された属性
を盛り込む形で文書ファイルを作成する。具体的には、
図9の第2、3行のごとく、setpagedevice に属性を登
録する記述を文書ファイルに埋め込みながら文書ファイ
ルを作成する。
【0011】これらの処理を経て作成された文書ファイ
ルをネットワークを介して送信すればよい。この手順か
らわかるとおり、プリンタドライバ側においてユーザか
ら指定された属性は、ポストスクリプト言語の側では、
出力デバイスに対する設定として扱われる。
【0012】
【発明が解決しようとする課題】文書がポストスクリプ
トファイルの形で送られてきたとき、図9のようにプリ
ンタの設定内容が予めそのファイル内に記述されている
ことがある。この場合、例えば用紙サイズとして米国で
広く用いられている「レターサイズ」が指定されていれ
ば、これを日本でプリンタに出力させるときに問題が生
じうる。レターサイズは日本ではほとんど用いられない
ため、用紙がないことも多く、その場合印刷ができない
ためである。
【0013】こうした状況に対応する際、例えば用紙サ
イズをB4に変更するなど、実際にポストスクリプトフ
ァイルの中をエディタによって書き換えるほかに、現在
のところ有効な手段がない。しかしながら図9からも明
らかなとおり、ポストスクリプトで記述された文書ファ
イルの内容はプログラムそのものであり、ポストスクリ
プト言語を熟知した者でしか対処できない。
【0014】
【課題を解決するための手段】以下、(n)のように付
された数字は後の実施形態において対応する処理を行う
構成部材の符号を表す。これは理解を助けることにのみ
利用される。
【0015】[1]本発明は上記の課題に鑑みてなされ
たものであり、第一の目的は、すでに作成済みの文書フ
ァイルに対し、新たに外部から属性が指定された場合
に、この属性を活かすよう文書ファイルを作り替えた
後、所定の可視化処理を行う方法を提供することにあ
る。
【0016】この目的を達成するために本発明の可視化
処理方法は、文書の内容とともにその処理の属性を記述
することの可能な文書記述言語によって記述された文書
ファイルから、もとの文書の可視化を行う方法であっ
て、この文書ファイルの外部から新たな属性が指定され
たとき、この新たな属性を前記文書記述言語による記述
に変換する変換工程(46)と、この文書ファイル内部
に記述されている属性のうち前記新たな属性に対応する
注目属性を無効化するとともに、前記変換された記述を
用いて前記新たな属性を有効化する属性置換工程(5
0,74)と、属性が置換された状態で前記文書ファイ
ルを解釈してもとの文書を可視化処理する可視化工程
(54,70)とを含む。
【0017】ここで「文書記述言語」の例に前述のPD
Lがあり、「可視化」の例に印刷、複写、画面への表示
がある。
【0018】この構成において、この文書ファイルの外
部から新たな属性が指定されたとき、変換工程によって
前記新たな属性が前記文書記述言語による記述に変換さ
れる。「文書ファイルの外部から」とは、すでに文書記
述言語によって記述されている文書ファイルに対して、
後から、の意味である。図9の例であれば、ユーザが用
紙サイズとして「B4」を指定したとき、この属性の指
定が、 <</PageSize[729 1032]>>setpagedevice というように、文書記述言語に変換される。
【0019】つづいて、属性置換工程によって注目属性
が無効化され、変換された記述を用いて前記新たな属性
が有効化される。「注目属性」とは、文書ファイル内部
に記述されている属性のうち前記新たな属性に対応する
属性をいい、図9の場合、「A4」が注目属性に当た
る。すなわち、属性置換工程によって、用紙サイズとし
てのA4の指定が無効になり、代わりにB4の指定が有
効になる。
【0020】この後、可視化工程において、属性が置換
された状態、すなわち用紙サイズとしては当初の記述に
も拘らずB4が指定された状態で前記文書ファイルが解
釈され、もとの文書が可視化処理される。「解釈」とは
文書記述言語の記述内容の解釈を指す。
【0021】[2]このとき本発明のある態様では、前
記文書記述言語は、可視化処理における処理の態様を指
示するオペレータを含み、前記文書ファイル内部に記述
されている属性は、オペレータに対して該属性を登録す
る形で指定されているものとする。この前提において前
記属性置換工程(50,74)は、1.前記文書ファイ
ル内部に存在する元のオペレータとは別の新たなオペレ
ータを導入して前記新たな属性がこのオペレータに登録
されるための記述2.前記注目属性については前記文書
ファイル内部に存在する元のオペレータに代わって前記
新たなオペレータが有効になるよう元のオペレータを再
定義するための記述の少なくとも2種類の記述を文書フ
ァイル内に追加する。
【0022】この結果、可視化工程において文書ファイ
ルが解釈されるとき、前記特定された属性に関しては元
のオペレータではなく新たなオペレータが有効になり、
その新たなオペレータに登録されている新たな属性が指
定される。このため、属性の置換が実現する。
【0023】[3]本発明の別の態様では、前記文書記
述言語については[2]同様の前提があるが、前記属性
置換工程(50,74)は、1.前記注目属性がオペレ
ータに登録される記述箇所を検出してこの記述を文書フ
ァイルから削除し、2.前記新たな属性が該オペレータ
に登録されるための記述を文書ファイル内に追加するも
のである。この結果、属性の置換が可能となる。
【0024】[4][3]の場合本発明のある態様で
は、前記可視化工程(54,70)を行うために前記文
書ファイルが順次読み込まれるとき、その読込動作を利
用して前記検出が行われる。すなわち、可視化工程では
文書ファイルを解釈するために文書ファイルを読み込ん
でいくであろうから、そのとき同時に前記検出を行うも
のである。
【0025】
【発明の実施の形態】本発明の好適な実施形態を適宜図
面を参照しながら説明する。
【0026】実施形態1. [構成]図1は本実施形態に係るシステムの全体構成図
である。同図のごとく、このシステムはまず、ネットワ
ーク2に接続された複数のPC(パーソナルコンピュー
タ)4、6、8を持つ。PCのうち一台のPC4は、ネ
ットワーク2を介して別の箇所から図中矢印aのように
送られてきた文書ファイルに対し、ユーザが新たな属性
を指示するための印刷指示パネル10を持つ。印刷指示
パネル10は、例えばWindows(登録商標)のプ
リンタドライバが提供するユーザインタフェイス同様の
ユーザインタフェイスを提供し、例えば、用紙サイズ、
両面/片面印刷、印刷部数、拡大/縮小、丁合、フィニ
ッシング、印刷マージンなどの属性に対する指示を受け
付ける。ユーザは、もとの文書ファイルの中にどのよう
な属性が指定されていたかを意識する必要はなく、自分
の望む属性を指定すればよい。以下、文書ファイルに対
して、後から、つまり文書ファイルの外部から指定され
た属性を「外部属性」とよぶ。印刷指示パネル10は、
外部属性を文書ファイルの外に付加した状態で図中矢印
bのごとくネットワーク2に送出する。以下、外部属性
が付加された文書ファイルを「処理対象文書ファイル」
とよぶ。
【0027】ネットワーク2にはプリントサーバ20が
接続されている。プリントサーバ20は、PC4から送
出された処理対象文書ファイルを受け取り、印刷可能な
データを作成してこれをプリンタ30に送出する。プリ
ントサーバ20の内部は、ネットワーク2から各種ファ
イルやデータを受け取ってこれを後段に伝達する通信制
御部22と、通信制御部22の出力を受けてプリンタの
ためのスプール処理を行うスプーラ24と、スプーラ2
4からプリントジョブを受けてプリンタ30を制御する
プリントコントローラ26と、処理対象文書ファイルを
プリントコントローラ26から受け取ってデコンポーズ
処理、すなわちプリンタ30で印刷可能なデータ形態に
変換するデコンポーザ28と、プリンタ30で印刷が実
行できない場合にこのプリントジョブをネットワークを
介して他のプリンタ(図示せず)に転送するリダイレク
タ32を含む。本実施形態の可視化処理方法は、デコン
ポーザ28の内部で利用される。
【0028】図2はデコンポーザ28の内部構成図であ
る。同図のごとく、デコンポーザ28はまず、処理対象
文書ファイルをプリントコントローラ26から受け取る
入力部40を含む。入力部40はさらに、処理対象文書
ファイルのうち外部属性を受け取る外部属性受取部42
と文書ファイルを受け取る文書ファイル受取部44を持
つ。外部属性受取部42で受け取られた外部属性は記述
変換部46に送られ、ここでPDLによる記述に変換さ
れる。記述変換部46は変換の対応関係を保持する対応
テーブル48を持つ。この対応テーブルでは、例えば、 「外部属性:用紙サイズB4」 という入力に対して、 「PDLの記述:<</PageSize[729 1032]>>setp
agedevice 」 という出力が対応づけられている。
【0029】変換後の記述内容、および文書ファイル受
取部44で受け取られた文書ファイルは属性置換部50
に送られる。属性置換部50はオペレータ再定義部52
を持ち、後述のごとく、ここで setpagedevice の再定
義が行われる。この際、始めから文書ファイル内に記述
されていた属性のうち外部属性と内容的に矛盾するも
の、すなわち注目属性については、注目属性の側が無効
化され、外部属性が有効になるよう、後述のごとくオペ
レータの再定義が行われる。
【0030】オペレータの再定義の結果、ユーザがPC
4の印刷処理パネル10で指定した外部属性が処理対象
文書ファイル内部に反映される。この状態で、このファ
イル(以下「属性置換後の文書ファイル」という)は可
視化処理部54に送られる。属性置換後の文書ファイル
は、まずPDL解釈部56に送られ、ここでポストスク
リプトが解釈され、バッファ描画部58に必要な描画命
令が送られる。バッファ描画部58は描画命令を受け
て、ページバッファに描画を行う。1ページ分の描画が
終わるたびにこのイメージデータがプリンタ30に送出
され、プリンタ30による文書の印刷が行われる。
【0031】[動作]以上の構成において、まずポスト
スクリプトで記述された文書ファイルが図1の矢印aを
辿ってユーザのPC4に送信されたとする。ここで、文
書ファイル内部に記述された用紙サイズはA4であり、
一方、ユーザはこの文書をB4で出力したいとする。
【0032】図3は外部属性の指定から可視化処理に至
る一連の処理を示すフローチャートである。同図のごと
く、ユーザはまず印刷指示パネル10の提供するユーザ
インタフェイス画面を通して用紙サイズB4を指定する
(S10)。このとき、ユーザは文書ファイル内部に記
述されている属性がA4であることを知っている必要は
ない。例えば、仮に文書ファイル内部に記述されている
用紙サイズがB4であっても、ユーザは印刷指示パネル
10を起動して「用紙サイズ:B4」を指定すればよ
く、いずれの場合も最終的には外部属性B4が有効にな
る。
【0033】外部属性の指定が完了すれば、ユーザは印
刷指示パネル10において「OK」ボタンを押すなどの
アクションを起こし、印刷指示パネル10による処理を
終える。この段階で処理対象文書ファイルが作成される
(S12)。
【0034】処理対象文書ファイルは、ネットワーク2
を介して図1のプリントサーバ20に送信される。プリ
ントサーバ20で受信された処理対象文書ファイルは、
通信制御部22、スプーラ24、プリントコントローラ
26を経てデコンポーザ28に送られる。図2のごと
く、処理対象文書ファイルはデコンポーザ28の入力部
40で受け取られ、外部属性が外部属性受取部42から
記述変換部46に送られる。
【0035】記述変換部46では、外部属性「用紙サイ
ズB4」をインデックスとして対応テーブル48を走査
し、対応するPDLの記述「<</PageSize[729 103
2]>>setpagedevice 」を得る(S14)。これを属
性置換部50に渡す。
【0036】一方、文書ファイル自体は文書ファイル受
取部44から直接属性置換部50に送られている。属性
置換部50では、文書ファイルとPDLに変換された記
述をもとに、オペレータ再定義部52でオペレータの再
定義を行い(S16)、その結果、属性置換後の文書フ
ァイルを作成する(S18)。
【0037】図4は属性置換後の文書ファイルを示す。
同図では、図9の文書ファイルに予め記述されていた属
性のうち、用紙サイズのみをA4からB4に変更する文
書ファイルが示されている。図4のうち図9に対応する
行には同じ行番号を与え、新たに追加された行には10
0〜107という行番号を割り当てている。本実施形態
によれば、もとの文書ファイルを構成していた第1〜1
2行には触れずに、その前の部分に新たな行が追加され
る点に特徴がある。以下、新たな行の意味を示す。
【0038】・第100行 … setpagedevice オペレ
ータを orig _setpagedevice にコピー ・第101〜
106行 … setpagedevice を再定義する。第104行にある if は
第102行の条件を指し、もし setpagedevice の辞書
の中に PageSize というキーがあれば、そのキーを第1
03行で undef オペレータによって非定義状態に戻
す。これが無効化である。その後、第105行で元の s
etpagedevice に当たる orig _setpagedevice を呼び
出して処理を続行させる。一方、setpagedevice の辞書
の中に PageSize というキーがないとき、つまり PageS
ize 以外のキーがあるときは、それらのキーを第105
行において orig _setpagedevice によって処理させ
る。この結果、setpagedevice オペレータに関連付けら
れている辞書に登録されている任意数のキーのうち、Pa
geSize というキーのみが無効化され、それ以外のキー
については元のページデバイス辞書の用語がそのまま活
かされる。
【0039】・第107行 … 外部属性である用紙サ
イズB4を orig _setpagedeviceに登録している。
【0040】以上の結果、元の文書ファイルに相当する
部分(第1行以下)でsetpagedevice が現れても、当
該オペレータに関する限り PageSize キーが無効化さ
れ、setpagedevice による用紙サイズの指定は行うこと
ができなくなる。その一方、第107行で orig _setpa
gedevice に用紙サイズB4を登録しており、第101
〜106行の再定義によって PageSize キーについては
orig _setpagedevice による設定が有効となるため、
結果的に用紙サイズの指定のみがA4からB4に変更さ
れる。図4の第2行に setpagedevice が現れるが、こ
のオペレータでは用紙サイズが指定できないため、この
第2行は実際には何も行わない。第3行にも setpagede
vice オペレータが現れるが、この辞書のキーはPageSi
ze ではないため、Duplex(両面印刷)が図9同様有効
になる。以降の行も図9と同じである。
【0041】以上がオペレータの再定義(図3のS1
6)と、属性置換後の文書ファイルの作成(S18)で
ある。S16の再定義は、元の文書ファイルにどのよう
な属性が記述されていたかを問わずに行われる点に特徴
がある。すなわち、元の文書ファイルに用紙サイズの指
定があればそれを無効化するとともに新たな指定が行わ
れるような記述をファイルの先頭に追加しさえすればよ
い。このため、図2のオペレータ再定義部52は、図4
の第101〜106行を元の文書ファイルの先頭に単純
に付加している。もちろん、どのような外部属性が指定
されたかによって無効化すべきキー自体は変わるが、こ
れは記述変換部46による記述の変換の際に考慮済みで
ある。
【0042】S18の後、属性置換後の文書ファイルは
可視化処理部54に送られる。ここで、まずPDL解釈
部56により、既知の方法によって属性置換後の文書フ
ァイルが解釈される。解釈の結果、バッファ描画部58
に必要な描画命令が送られ、バッファ描画部58がペー
ジバッファに描画を行う。1ページ分の描画が終わると
イメージデータがプリンタ30に送出され、プリンタ3
0による文書の可視化、すなわち印刷が行われる。
【0043】以上が本実施形態の説明である。なお、本
実施形態については以下のような変形例も考えられる。
【0044】1.本実施形態ではネットワークを含むシ
ステムを考えたが、本発明は本来、スタンドアロンのP
Cと1台のプリンタという構成でも実現できる。この場
合、PC内部またはプリンタ内部で本発明を利用すれは
よい。
【0045】2.同様に、本発明はプリントサーバ20
内部でも、デコンポーザ28以外の箇所で利用すること
ができる。例えば、別のプリンタによって印刷を行うよ
うな場合は、図1のリダイレクタ32で本発明を実施し
てもよい。
【0046】3.本実施形態では、記述変換部46と対
応テーブル48をデコンポーザ28内部に設けたが、こ
れらを置く場所についても相当の自由度がある。例え
ば、PC4の中に設け、印刷指示パネル10による処理
の終了後に記述の変換を行った後、処理対象文書ファイ
ルをプリントサーバ20に送付してもよい。
【0047】4.本実施形態では文書記述言語としてP
DL、特にポストスクリプト言語を説明したが、これ以
外にもオペレータの再定義が可能な言語であれば、種類
を問わず利用することができる。
【0048】5.ここでは可視化処理の一例として印刷
を説明したが、これは当然、複写や画面表示など、他の
処理であってもよい。
【0049】実施形態2.実施形態1では、オペレータ
の再定義による属性の置換を行った。本実施形態では、
オペレータの削除と追加による属性の置換方法を説明す
る。
【0050】[構成]本実施形態でも属性の置換はデコ
ンポーザ内部で行われる。図5は本実施形態のデコンポ
ーザに含まれる属性置換部50の構成図で、これ以外の
部分は図2の構成のままとする。以下、実施形態1と異
なる部分を説明する。
【0051】図5のごとく、属性置換部50は、文書フ
ァイル受取部44から渡された文書ファイル全体を走査
する文書ファイル走査部60と、無効化すべきオペレー
タを文書ファイル内から削除するオペレータ削除部62
と、新たに有効にすべきオペレータを文書ファイル内に
追加するオペレータ追加部64を含む。
【0052】[動作]実施形態1同様、図9に示す文書
ファイルに対し、外部属性として「用紙サイズB4」が
指定されたとする。まず、記述変換部46においてPD
Lの記述、 <</PageSize[729 1032]>>setpagedevice が得られ、これが属性置換部50の文書ファイル走査部
60に渡される。
【0053】文書ファイル走査部60は、前記PDLの
記述をもとに文書ファイル全体を走査し、文書ファイル
内において PageSize が setpagedevice に登録される
箇所を探す。該当する箇所が発見されれば、オペレータ
削除部62によって元の記述を削除するとともに、オペ
レータ追加部64によって同じ箇所に上記PDLの記述
を追加する。その結果、外部属性が setpagedevice に
登録される。
【0054】図6は属性置換後の文書ファイルを示す図
である。同図において図9と同じ行には同じ行番号を与
え、新たに追加された行には200という行番号を付し
ている。この図からわかるように、文書ファイル走査部
60によって元の文書ファイルの第2行に無効化すべき
記述があることが発見され、これが削除されている。そ
の代わりに、この行には外部属性を有効にするための記
述が第200行として追加される。この結果、以降の可
視化処理で用紙サイズとしてB4が選択され、所期の目
的が達成される。
【0055】なお、実施形態1ではオペレータの再定義
が可能な言語を対象としたが、本実施形態ではオペレー
タの再定義が行われないため、広く文書記述言語全般に
対する適用が可能となる。また、変形例については実施
形態1同様である。
【0056】実施形態3.実施形態2では、属性の置換
のために文書ファイルの走査が行われた。しかし後段の
可視化処理が行われる際、PDL解釈部にてやはり文書
ファイルが読み込まれるはずである。実施形態3では、
この読込動作が属性置換のための走査を兼ねるよう設計
する例を説明する。
【0057】[構成]図7は実施形態3のデコンポーザ
28の内部構成図である。図2同等の箇所には同一の符
号を与える。
【0058】本実施形態のデコンポーザ28と実施形態
1のそれの違いは、本実施形態の可視化処理部が属性置
換部を構成上包含していることである。すなわち、可視
化処理部70は、文書ファイル受取部44から渡された
文書ファイルを先頭から、例えば1ラインつづ読み込ん
でいく逐次読込部72を含み、この逐次読込部72の中
に属性置換部74とPDL解釈部76が存在する。本実
施形態では、後述する処理の流れの要請により、属性置
換部74とPDL解釈部76が併設されている。なお、
属性置換部74は実施形態2の属性置換部と同じ構成、
作用を持つものとする。
【0059】[動作]図8は逐次読込部72の動作を示
すフローチャートである。逐次読込部72はまず、文書
ファイルの最初のラインを読み込む(S30)。つづい
て、属性置換部74でこのラインに無効化すべき属性に
関する記述が存在するかどうかを判断し(S32)、存
在すれば属性の置換、すなわち無効化すべき記述を削除
するとともに、外部属性を有効にするための記述を追加
する(S34)。一方、読み込んだラインに無効化すべ
き記述がなければ、属性の置換に関する処理はスキップ
する。
【0060】こうして必要な置換がすめば、同じライン
について、こんどはPDL解釈部76によって記述内容
の解釈が行われる(S36)。この後、文書ファイルに
読み込むべきラインが残っているかどうかを確認し(S
38)、残っている限り一連の処理をラインの読込(S
30)から繰り返し行う。
【0061】以上が実施形態3の動作である。この実施
形態によれば、属性の置換とPDLの解釈が並行に行わ
れ、置換が必要なときにはその置換が行われた直後にP
DLの解釈が続いて行われる。本実施形態では、PDL
解釈のための読込動作を利用して属性の置換が行われる
ため、処理効率の面で有用である。なお、変形例につい
ては実施形態1同様である。
【0062】
【発明の効果】本発明の文書の可視化処理方法によれ
ば、いったん完成した状態にある文書ファイルに対し
て、後から別の属性を指定し、これを可視化処理に反映
することができる。このため、従来のように文書記述言
語を熟知したユーザが自ら文書ファイルを編集するとい
った対応が不要になる。
【0063】オペレータの再定義によって属性の置換を
行う場合は、元の文書ファイルの部分にいっさい変更を
加えることなく、目的を達成することができる。また、
例えば文書ファイルの先頭部分に必要な記述を追加すれ
ばすむため、文書ファイル全体を走査する必要がない。
【0064】一方、オペレータの削除と追加によって属
性の置換を行う場合は、オペレータの再定義ができない
文書記述言語に対しても本発明を適用することが可能と
なる。この場合、無効化すべき記述の検出に文書ファイ
ルの読込動作を利用すれば、処理効率を改善することが
できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 実施形態1に係るシステムの全体構成図であ
る。
【図2】 実施形態1のデコンポーザの内部構成図であ
る。
【図3】 実施形態1において、外部属性の指定から可
視化処理に至る一連の処理を示すフローチャートであ
る。
【図4】 実施形態1における属性置換後の文書ファイ
ルを示す図である。
【図5】 実施形態2のデコンポーザに含まれる属性置
換部の構成図である。
【図6】 実施形態2における属性置換後の文書ファイ
ルを示す図である。
【図7】 実施形態3のデコンポーザの内部構成図であ
る。
【図8】 実施形態3の逐次読込部の動作を示すフロー
チャートである。
【図9】 ポストスクリプトで記述された文書ファイル
の例を示す図である。
【符号の説明】
2 ネットワーク、4,6,8 PC、10 印刷指示
パネル、20 プリントサーバ、22 通信制御部、2
4 スプーラ、26 プリントコントローラ、28 デ
コンポーザ、30 プリンタ、32 リダイレクタ、4
0 入力部、42 外部属性受取部、44 文書ファイ
ル受取部、46 記述変換部、48 対応テーブル、5
0,74 属性置換部、52 オペレータ再定義部、5
4,70可視化処理部、56,76 PDL解釈部、5
8 バッファ描画部、60 文書ファイル走査部、62
オペレータ削除部、64 オペレータ追加部、72逐
次読込部。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 宇田 豊和 神奈川県川崎市高津区坂戸3丁目2番1号 KSP R&Dビジネスパークビル 富 士ゼロックス株式会社内 (72)発明者 平松 孝章 神奈川県川崎市高津区坂戸3丁目2番1号 KSP R&Dビジネスパークビル 富 士ゼロックス株式会社内 (72)発明者 江辺 郁夫 神奈川県川崎市高津区坂戸3丁目2番1号 KSP R&Dビジネスパークビル 富 士ゼロックス株式会社内

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 文書の内容とともにその処理の属性を記
    述することの可能な文書記述言語によって記述された文
    書ファイルから、もとの文書の可視化を行う方法であっ
    て、 この文書ファイルの外部から新たな属性が指定されたと
    き、この新たな属性を前記文書記述言語による記述に変
    換する変換工程と、 この文書ファイル内部に記述されている属性のうち前記
    新たな属性に対応する注目属性を無効化するとともに、
    前記変換された記述を用いて前記新たな属性を有効化す
    る属性置換工程と、 属性が置換された状態で前記文書ファイルを解釈しても
    との文書を可視化処理する可視化工程と、 を含むことを特徴とする文書の可視化処理方法。
  2. 【請求項2】 請求項1に記載の文書の可視化処理方法
    において、 前記文書記述言語は、可視化処理における処理の態様を
    指示するオペレータを含み、前記文書ファイル内部に記
    述されている属性は、オペレータに対して該属性を登録
    する形で指定されており、 前記属性置換工程は、前記文書ファイル内部に存在する
    オペレータとは別の新たなオペレータを導入して前記新
    たな属性がこのオペレータに登録されるための記述と、
    前記注目属性については前記文書ファイル内部に存在す
    る元のオペレータに代わって前記新たなオペレータが有
    効になるよう元のオペレータを再定義するための記述と
    を文書ファイル内に追加することを特徴とする可視化処
    理方法。
  3. 【請求項3】 請求項1に記載の文書の可視化処理方法
    において、 前記文書記述言語は、可視化処理における処理の態様を
    指示するオペレータを含み、前記文書ファイル内部に記
    述されている属性は、オペレータに対して該属性を登録
    する形で指定されており、 前記属性置換工程は、前記文書ファイル内において、前
    記注目属性がオペレータに登録される記述箇所を検出し
    てこの記述を削除するとともに、前記新たな属性が該オ
    ペレータに登録されるための記述を追加することを特徴
    とする可視化処理方法。
  4. 【請求項4】 請求項3に記載の文書の可視化処理方法
    において、 前記可視化工程を行うために前記文書ファイルが順次読
    み込まれるとき、その読込動作を利用して前記検出を行
    うことを特徴とする可視化処理方法。
JP8165735A 1996-06-26 1996-06-26 文書の可視化処理方法 Pending JPH1011236A (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2002084765A1 (en) * 2001-04-10 2002-10-24 Mitsui Mining & Smelting Co., Ltd. Lithium secondary battery-use active matter
JP2008213189A (ja) * 2007-02-28 2008-09-18 Ricoh Co Ltd 画像形成装置、文書方向判定方法、及び文書方向判定プログラム

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