JPH10112404A - 抵抗器 - Google Patents
抵抗器Info
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- JPH10112404A JPH10112404A JP8265881A JP26588196A JPH10112404A JP H10112404 A JPH10112404 A JP H10112404A JP 8265881 A JP8265881 A JP 8265881A JP 26588196 A JP26588196 A JP 26588196A JP H10112404 A JPH10112404 A JP H10112404A
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Abstract
低抵抗値領域で溶断特性の優れた抵抗器を提供すること
を目的とするものである。 【解決手段】 本発明は、抵抗皮膜12は金属に熱可塑
性樹脂13の微粉末を含有してなるものである。
Description
子回路において、過電流による発熱、発煙、発火に対す
る安全性保護のために用いられる過負荷溶断特性を有す
る抵抗器に関するものである。
電子機器等の電子回路の異常時における安全性確保の観
点から一般の電流ヒューズを使用したものがあるが、電
子機器の小型化や低価格化が進行している中で、信頼性
に優れた過負荷溶断特性を有する高付加価値の抵抗器の
需要が高まっている。
固定抵抗器においても省電力化傾向が進行し、低電力品
で電気抵抗の少ない低抵抗値品の要望が増大し、この傾
向は過負荷溶断特性を有する抵抗器においても同様であ
り、特に低抵抗値化、軽薄短小化に対する要望が強くな
ってきている。
しながら説明する。従来の抵抗器としては、特開平2−
43701号に、「基板の表面に抵抗膜と上面電極とを
備え、前記抵抗膜にトリミングによって負荷集中部を形
成し、この負荷集中部を溶融剤により被覆したもの」が
開示されている。
た図、図5(b)はA−A断面図である。
基板である。2は絶縁基板1の上面に設けられたパラジ
ウムを主成分とした活性化層である。3は活性化層2の
上面に設けられた樹脂−銀ペーストを無電解めっきによ
り設けられた抵抗膜である。4は負荷集中部5を形成す
るために活性化層2と抵抗膜とを溝切により設けられた
第1の切り溝である。6は抵抗膜3を所望の抵抗値にす
るために設けられた第2の切り溝である。7は絶縁基板
1の抵抗膜3の上面の側部に設けられた一対の上面電極
である。8は負荷集中部5を覆うように設けられたガラ
スまたは炭化しない樹脂よりなる溶融材である。9は上
面に上面電極7を形成していない抵抗膜3および溶融材
8を覆うように設けられた耐熱エポキシ樹脂からなる保
護膜である。10は上面電極7と電気的に接続するよう
に絶縁基板1の対向する側面に設けられた側面電極であ
る。11は側面電極10を覆うように設けられたニッケ
ルめっきである。12はニッケルめっき11を覆うよう
に設けられたはんだめっきである。
以下にその動作について説明する。従来の抵抗器が各種
電子部品が実装されるプリント基板に実装され、過電流
等の影響を受けると、抵抗膜3の負荷集中部5が過熱さ
れ、抵抗膜3を形成する樹脂−銀ペーストおよび負荷集
中部5を覆う溶融材8がそれぞれの融点以上の温度にな
ると抵抗膜3が溶融し断線して過負荷溶断するものであ
る。
従来の抵抗器の構成は、抵抗膜3の溝切を行って第1の
切り溝4を形成した場合、抵抗値は溝切の量により比例
し高くなっていくが、特に低抵抗値領域においては目標
抵抗値がもともと低いため溝切自体不要となる場合が多
いので、溝切方法に工夫を凝らして抵抗皮膜幅の一部を
狭くすること自体が困難であり溝切方法を工夫した低抵
抗値領域対応は難しく、高抵抗値領域でしかできないと
いう課題を有していた。
の材料の融点以上の高温にならなければ溶融して溶断し
ないため溶融までに時間がかかり、溶融するまでに抵抗
器が高温となり各種電子部品が実装されているプリント
基板や、近接する電子部品が高温になるという課題を有
していた。
で、異常過電流印加時には低抵抗値領域においても抵抗
皮膜を瞬時に溶断できる抵抗器を提供することを目的と
するものである。
するために、金属に少なくとも熱可塑性樹脂の微粉末を
含有してなる抵抗皮膜を有するものである。
は、基体と、前記基体の表面に設けられた金属と熱可塑
性樹脂の微粉末とを含有してなる抵抗皮膜と、前記抵抗
皮膜と、前記抵抗皮膜に電気的に接続するように前記基
体の両端に設けられたキャップとからなるものである。
基板と、前記基板の上面の側部に設けられた一対の上面
電極と、前記上面電極に電気的に接続するように金属と
熱可塑性樹脂とを含有してなる抵抗皮膜と、前記基板の
両側面に前記上面電極と電気的に接続する側面電極とか
らなるものである。
請求項1または2記載の抵抗皮膜の金属は、少なくとも
Ni−P,Ni−B,Ni−P−W,Cu−Ni,Ni
−Cr,Ni−P−Bのいずれか1つを含むものであ
る。
請求項1または2記載の抵抗皮膜の熱可塑性樹脂の微粉
末は、PTFE、PMMA、ナイロン、ポリスチレンの
いずれか1つを含むものである。
態1における抵抗器について、図面を参照しながら説明
する。
器の断面図である。図において、11は円筒状のセラミ
ック等からなる基体である。12は基体11の表面に設
けられたNi−P,Ni−B,Ni−P−W,Cu−N
i,Ni−Cr,Ni−P−B等の少なくともいずれか
1つを含む金属と、PTFE(Poly Tetra
Fluoro Ethylene)、PMMA(Pol
yMethyl Meth Acrylate)、ナイ
ロン、ポリスチレン等のいずれか1つの難燃性の熱可塑
性樹脂13からなる粒径20μm以下の微粉末を含有し
てなる抵抗皮膜である。14は抵抗皮膜12に電気的に
接続するように基体11の両端に設けられた金属製のキ
ャップである。15はキャップ14に電気的に接続する
ように設けられたリード線である。16は少なくとも抵
抗皮膜12を覆うようにして設けられた絶縁不燃性の塗
料等からなる保護膜である。
態1における抵抗器について、以下にその製造方法を説
明する。
器の製造方法を示す図である。まず、図2(a)に示す
ように、円筒状のセラミック等からなる基体(図示せ
ず)の表面にめっき等により抵抗皮膜12を形成する。
この際、めっき液中に、PTFE、PMMA、ナイロ
ン、ポリスチレン等の熱可塑性樹脂13の微粉末を分散
させながらめっきすることで、めっき作業中に熱可塑性
樹脂13の微粉末が析出される金属皮膜のNi−P,N
i−B,Ni−P−W,Cu−Ni,Ni−Cr,Ni
−P−Bのいずれか1つの金属イオンと一緒に基体の表
面に析出し、均一に分散して抵抗皮膜12中に取り込ま
れる。熱可塑性樹脂13は、めっき液中に均一に分散す
るように適当な界面活性剤で処理してぬれ性を高めた
後、めっき液中に投入する。めっき液は、エアー攪拌や
液循環を行い、めっき液と熱可塑性樹脂13の微粉末が
絶えず攪拌したものを基体の表面に無電解めっき法や下
地処理後に電気めっき法にてめっきを形成する。
抗皮膜12を形成した基体の両端に金属製のキャップ1
4を固着した後、抵抗皮膜12に抵抗値調節用の溝切り
17を行う。
14と電気的に接続するようリード線15を溶接により
形成する。
とも抵抗皮膜12を覆うように絶縁不燃性の塗料からな
る保護膜16を形成して、抵抗器を製造するものであ
る。
施の形態1における抵抗器について以下にその動作につ
いて説明する。
合、従来の抵抗器と同様に抵抗皮膜12が過負荷の状態
に応じた発熱を伴い抵抗皮膜の温度が上昇し、高温とな
る。
12中に均一に分散して取り込まれている熱可塑性樹脂
13の微粉末が抵抗皮膜12と同温度まで加熱される。
末がその融点もしくは分解温度に達すると、熱可塑性樹
脂13は溶融もしくは分解して膨張し、抵抗皮膜12に
大きな応力が作用する。
ックが発生し、クラックが発生した部分に溶融した熱可
塑性樹脂が侵入して断線することによって流れる電気を
確実に遮断する。
態2における抵抗器について、図面を参照しながら説明
する。
抗器の断面図である。図において、21はセラミック等
からなる基板である。22は少なくとも基板21の上面
の側部に設けられたAg−Pd等の導電ペーストを印刷
して形成してなる一対の上面電極である。23は一対の
上面電極22に一部が重なるように基板21の上面に形
成したNi−P,Ni−B,Ni−P−W,Cu−N
i,Ni−Cr,Ni−P−Bの少なくともいずれか1
つを含む金属に、PTFE(Poly Tetra F
luoro Ethylene)、PMMA(Poly
Methyl Meth Acrylate)、ナイロ
ン、ポリスチレンといった難燃性の熱可塑性樹脂24か
らなる粒径20μm以下の微粉末を含有してなる抵抗皮
膜である。25は基板21の上面電極22と対向する下
面にAgペースト等を印刷して形成してなる下面電極で
ある。26は抵抗値修正および負荷集中部形成のために
レーザトリマー等で形成されたトリミング溝である。2
7は少なくとも抵抗皮膜23を覆うように設けられた絶
縁不燃性の塗料からなる保護膜である。28は上面電極
22と下面電極25とを電気的に接続するように基板2
1の対向する側面に設けられた一対の側面電極である。
29は上面電極22、側面電極28および下面電極25
とを覆うように設けられたニッケルめっきである。30
はニッケルめっき29を覆うように設けられたはんだめ
っきである。
態2における抵抗器について、以下にその製造方法につ
いて説明する。
器の製造方法を示す図である。まず、図4(a)に示す
ように、あらかじめ縦横のスリット31を形成している
シート基板32のスリット31を跨ぐようにAg−Pd
等の導電ペーストをシート基板32の上面に印刷し、乾
燥後、焼成することにより上面電極22を同様にシート
基板32の下面に下面電極(図示せず)を形成する。
抵抗皮膜を形成する部分を残してシート基板32の上面
に耐めっき塗料を印刷して抵抗皮膜めっき用のマスク
(図示せず)を形成した後、抵抗皮膜23をめっき法に
より形成する。この際、めっき液中に、PTFE、PM
MA、ナイロン、ポリスチレン等の熱可塑性樹脂24の
微粉末を分散させながらめっきすることで、めっき作業
中に熱可塑性樹脂24の微粉末が析出される金属皮膜の
Ni−P,Ni−B,Ni−P−W,Cu−Ni,Ni
−Cr,Ni−P−Bのいずれか1つの金属イオンと一
緒にシート基板32の上面に析出し、均一に分散して抵
抗皮膜23中に取り込まれる。熱可塑性樹脂24は、め
っき液中に均一に分散するように適当な界面活性剤で処
理してぬれ性を高めた後、めっき液中に投入する。めっ
き液は、エアー攪拌や液循環を行い、めっき液と熱可塑
性樹脂24の微粉末が絶えず攪拌したものをシート基板
32の上面に無電解めっき法や下地処理後に電気めっき
法にてめっきを形成する。
23にレーザトリマー等により抵抗値修正および負荷集
中部形成のためのトリミング溝26を形成する。
23および上面電極22の一部を覆うようにして絶縁不
燃性の塗料より印刷し、焼成して保護膜27を形成す
る。
31の上面電極22を形成している側でシート基板32
を短冊状に一次分割し、上面電極22および下面電極と
電気的に接続するように短冊状の基板の側面に、Niま
たはCrまたはCu等の金属薄膜をスパッタリング法、
蒸着法等または、樹脂−Agペースト等の導電ペースト
を印刷、焼成すること等により側面電極28を形成す
る。
に分割した基板を二次分割し、上面電極22、側面電極
28および下面電極を覆うように、ニッケルめっき(図
示せず)を、このニッケルめっきを覆うようにはんだめ
っき30を形成して、抵抗器を製造するものである。
の形態1と同様であるので、説明は省略する。
樹脂を抵抗器の抵抗皮膜中に均一に取り込むことによ
り、以下に示す有利な効果が得られる。
樹脂が溶融あるいは分解して膨張し、抵抗皮膜にクラッ
クを生じさせることにより、異常過電流に対して断線す
るので、断線時間が短く、所望の電力値で正確に断線さ
せることができるものである。
を変えることで、抵抗皮膜中に取り込まれる熱可塑性樹
脂量を任意に微調整することが可能であり、容易に所望
の溶断特性に合致する抵抗器を製造することができるも
のである。
で、熱可塑性樹脂の融点あるいは分解温度を調節するこ
とが可能であり、容易に所望の溶断特性に合致する抵抗
器を製造することができるものである。
皮膜生成と熱可塑性樹脂配合が一度に処理できるため工
程短縮や材料を含めたコストダウンができるものであ
る。
いられている金属皮膜を母材としているため、一般負荷
条件内で使用される場合には安定した抵抗特性を示すも
のである。
視した図 (b)A−A断面図
Claims (4)
- 【請求項1】 基体と、前記基体の表面に設けられた金
属と熱可塑性樹脂の微粉末とを含有してなる抵抗皮膜
と、前記抵抗皮膜に電気的に接続するように前記基体の
両端に設けられたキャップとからなる抵抗器。 - 【請求項2】 基板と、前記基板の上面の側部に設けら
れた一対の上面電極と、前記上面電極に電気的に接続す
るように金属と熱可塑性樹脂とを含有してなる抵抗皮膜
と、前記基板の側面に前記上面電極と電気的に接続する
側面電極とからなる抵抗器。 - 【請求項3】 抵抗皮膜の金属は、少なくともNi−
P,Ni−B,Ni−P−W,Cu−Ni,Ni−C
r,Ni−P−Bのいずれか1つを含む請求項1または
2記載の抵抗器。 - 【請求項4】 抵抗皮膜の熱可塑性樹脂の微粉末は、P
TFE、PMMA、ナイロン、ポリスチレンのいずれか
1つを含む請求項1または2記載の抵抗器。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP26588196A JP3747530B2 (ja) | 1996-10-07 | 1996-10-07 | 抵抗器 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP26588196A JP3747530B2 (ja) | 1996-10-07 | 1996-10-07 | 抵抗器 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH10112404A true JPH10112404A (ja) | 1998-04-28 |
| JP3747530B2 JP3747530B2 (ja) | 2006-02-22 |
Family
ID=17423402
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP26588196A Expired - Fee Related JP3747530B2 (ja) | 1996-10-07 | 1996-10-07 | 抵抗器 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP3747530B2 (ja) |
Cited By (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| KR101432699B1 (ko) * | 2013-08-26 | 2014-08-25 | 서병인 | 복합 온도 퓨즈의 제조방법 및 그로부터 수득되는 복합 온도 퓨즈 |
| CN111599559A (zh) * | 2019-02-20 | 2020-08-28 | 斯玛特电子公司 | 保险丝-电阻器组件和制造该保险丝-电阻器组件的方法 |
| JP2020181916A (ja) * | 2019-04-25 | 2020-11-05 | 帝国通信工業株式会社 | チップ型抵抗器及びその製造方法 |
| CN112242219A (zh) * | 2019-07-17 | 2021-01-19 | 斯玛特电子公司 | 保险丝-电阻器组件和制造保险丝-电阻器组件的方法 |
-
1996
- 1996-10-07 JP JP26588196A patent/JP3747530B2/ja not_active Expired - Fee Related
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| JP2020136259A (ja) * | 2019-02-20 | 2020-08-31 | スマート エレクトロニクス インク | ヒューズ抵抗組立体及びヒューズ抵抗組立体の製造方法 |
| JP2020181916A (ja) * | 2019-04-25 | 2020-11-05 | 帝国通信工業株式会社 | チップ型抵抗器及びその製造方法 |
| CN112242219A (zh) * | 2019-07-17 | 2021-01-19 | 斯玛特电子公司 | 保险丝-电阻器组件和制造保险丝-电阻器组件的方法 |
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|---|---|
| JP3747530B2 (ja) | 2006-02-22 |
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