JPH10112495A - 基板保持体 - Google Patents
基板保持体Info
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- JPH10112495A JPH10112495A JP28601996A JP28601996A JPH10112495A JP H10112495 A JPH10112495 A JP H10112495A JP 28601996 A JP28601996 A JP 28601996A JP 28601996 A JP28601996 A JP 28601996A JP H10112495 A JPH10112495 A JP H10112495A
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- Jigs For Machine Tools (AREA)
- Container, Conveyance, Adherence, Positioning, Of Wafer (AREA)
- Cleaning Or Drying Semiconductors (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 基板保持体における大径の基板に対する吸着
保持性能の向上を図る。 【解決手段】 基板を吸着保持して水平回転する回転台
部1aの上面に基板を吸着するための吸着口を2箇所以
上(10a〜10d)設け、基板の吸着力を分散させ
る。吸着口は、回転台部1aの中心に対して略対称位置
に設けることがよい。回転台部1aの内部には、回転中
心から側面の方向に十字形の放射状に形成された水平孔
(14a〜14d)が設けられる。これらの水平孔(1
4a〜14d)の端部には、空気が漏れないように止め
栓(16a〜16d)がされる。各水平孔(14a〜1
4d)は、支持部1bの中心に鉛直方向に設けられた垂
直孔12に接続される。各吸着口(10a〜10d)
は、各吸着口から鉛直下方にあけられた接続孔によって
各水平孔(14a〜14d)に接続される。
保持性能の向上を図る。 【解決手段】 基板を吸着保持して水平回転する回転台
部1aの上面に基板を吸着するための吸着口を2箇所以
上(10a〜10d)設け、基板の吸着力を分散させ
る。吸着口は、回転台部1aの中心に対して略対称位置
に設けることがよい。回転台部1aの内部には、回転中
心から側面の方向に十字形の放射状に形成された水平孔
(14a〜14d)が設けられる。これらの水平孔(1
4a〜14d)の端部には、空気が漏れないように止め
栓(16a〜16d)がされる。各水平孔(14a〜1
4d)は、支持部1bの中心に鉛直方向に設けられた垂
直孔12に接続される。各吸着口(10a〜10d)
は、各吸着口から鉛直下方にあけられた接続孔によって
各水平孔(14a〜14d)に接続される。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、半導体ウェハや
液晶表示基板などの基板を処理する基板処理装置におい
て、基板を水平保持して回転させながら、基板表面に薬
液を供給して処理するための基板保持体に関する。
液晶表示基板などの基板を処理する基板処理装置におい
て、基板を水平保持して回転させながら、基板表面に薬
液を供給して処理するための基板保持体に関する。
【0002】
【従来の技術】回転式基板処理装置では、回転可能に支
持された基板の上面中央部にフォトレジスト液等の薬液
を吐出した後、基板を高速に回転させ、基板の回転に伴
う遠心力を利用して薬液を基板上面に均一に塗布してい
る。このとき、基板は、いわゆるスピンチャック(基板
保持体)の上面に水平姿勢で真空吸着保持され、高速回
転によって動かないように固定される。従来のスピンチ
ャックは、基板台上面の中央部(チャックセンタ)に1
箇所の吸着口を有していた。
持された基板の上面中央部にフォトレジスト液等の薬液
を吐出した後、基板を高速に回転させ、基板の回転に伴
う遠心力を利用して薬液を基板上面に均一に塗布してい
る。このとき、基板は、いわゆるスピンチャック(基板
保持体)の上面に水平姿勢で真空吸着保持され、高速回
転によって動かないように固定される。従来のスピンチ
ャックは、基板台上面の中央部(チャックセンタ)に1
箇所の吸着口を有していた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】基板の径が大きくなる
と、スピンチャックの基板載置面の径(チャック径)も
大きくなる傾向にある。このような場合、チャックセン
タ1箇所に設けられた吸着口により吸着を行うには、十
分な吸着保持を実現するために吸着口での真空度を高め
て吸着力を強くする必要がある。このようにして吸着力
を高めると、吸着口へのエアーの流れが基板面に温度変
化を与え、この結果、膜を均一に形成できなかったり、
あるいは、現像を行うような場合には、現像液の温度に
も影響を与えて均一な現像が行えないという不都合が生
じる場合がある。また、処理液の種類によっては基板裏
面の吸着口付近にパーティクルが集まり、基板の裏面に
くっついてしまう場合もある。また、吸着力が基板中心
に集中するため、基板中心が変形してしまい、基板中心
部の膜厚が変化する場合もあった。
と、スピンチャックの基板載置面の径(チャック径)も
大きくなる傾向にある。このような場合、チャックセン
タ1箇所に設けられた吸着口により吸着を行うには、十
分な吸着保持を実現するために吸着口での真空度を高め
て吸着力を強くする必要がある。このようにして吸着力
を高めると、吸着口へのエアーの流れが基板面に温度変
化を与え、この結果、膜を均一に形成できなかったり、
あるいは、現像を行うような場合には、現像液の温度に
も影響を与えて均一な現像が行えないという不都合が生
じる場合がある。また、処理液の種類によっては基板裏
面の吸着口付近にパーティクルが集まり、基板の裏面に
くっついてしまう場合もある。また、吸着力が基板中心
に集中するため、基板中心が変形してしまい、基板中心
部の膜厚が変化する場合もあった。
【0004】この発明は、従来技術における上述の課題
を解決するためになされたものであり、大径の基板に対
する吸着保持性能の向上を図った基板保持体を提供する
ことを目的とする。
を解決するためになされたものであり、大径の基板に対
する吸着保持性能の向上を図った基板保持体を提供する
ことを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段およびその作用・効果】上
述の課題の少なくとも一部を解決するため、第1の発明
は、基板を吸着保持して回転させるための基板保持体で
あって、基板を載置するための載置面と、前記基板を吸
着するために、前記載置面に設けられた複数の吸着口
と、前記基板保持体の略中央の下部に設けられ、外部の
吸気手段に連通される吸気口と、前記基板保持体の内部
に設けられ、前記吸気口と前記複数の吸着口とを接続す
る連通孔と、を備えることを特徴とする。
述の課題の少なくとも一部を解決するため、第1の発明
は、基板を吸着保持して回転させるための基板保持体で
あって、基板を載置するための載置面と、前記基板を吸
着するために、前記載置面に設けられた複数の吸着口
と、前記基板保持体の略中央の下部に設けられ、外部の
吸気手段に連通される吸気口と、前記基板保持体の内部
に設けられ、前記吸気口と前記複数の吸着口とを接続す
る連通孔と、を備えることを特徴とする。
【0006】第1の発明の構成によれば、従来技術のよ
うな基板保持体中心に設けられた1箇所の吸着口による
基板の吸着力に対して、吸着口1箇所当りの吸着力を弱
くすることが可能である。従って、吸着口1箇所当りの
空気の流れの強度を小さくすることができ、空気の流れ
に起因したパーティクル跡(パーティクルが吸着口付近
に集まって、基板の裏面に付着してしまった部分)や、
レジスト膜厚変化、現像むら等の基板への影響を防止す
ることができ、大径の基板に対する吸着保持性能の向上
を図った基板保持体を提供することが可能である。
うな基板保持体中心に設けられた1箇所の吸着口による
基板の吸着力に対して、吸着口1箇所当りの吸着力を弱
くすることが可能である。従って、吸着口1箇所当りの
空気の流れの強度を小さくすることができ、空気の流れ
に起因したパーティクル跡(パーティクルが吸着口付近
に集まって、基板の裏面に付着してしまった部分)や、
レジスト膜厚変化、現像むら等の基板への影響を防止す
ることができ、大径の基板に対する吸着保持性能の向上
を図った基板保持体を提供することが可能である。
【0007】上記第1の発明において、前記複数の吸着
口は、前記基板保持体の回転中心を中心として略対称な
位置に設けられていることが好ましい。
口は、前記基板保持体の回転中心を中心として略対称な
位置に設けられていることが好ましい。
【0008】上記構成によれば、基板中心に対して略対
称位置から均等に基板を吸着できるため、安定な基板の
吸着保持が可能である。
称位置から均等に基板を吸着できるため、安定な基板の
吸着保持が可能である。
【0009】また、上記第1の発明において、前記連通
孔は、前記基板保持体の回転中心において、前記吸気口
に接続するように前記吸気口の上方側に設けられた垂直
孔と、前記垂直孔から放射状に、少なくとも前記複数の
吸着口の下方位置までそれぞれ伸びる複数の水平孔と、
前記複数の吸着口と前記複数の水平孔とをそれぞれ接続
する複数の接続孔と、を備えることが好ましい。
孔は、前記基板保持体の回転中心において、前記吸気口
に接続するように前記吸気口の上方側に設けられた垂直
孔と、前記垂直孔から放射状に、少なくとも前記複数の
吸着口の下方位置までそれぞれ伸びる複数の水平孔と、
前記複数の吸着口と前記複数の水平孔とをそれぞれ接続
する複数の接続孔と、を備えることが好ましい。
【0010】上記構成によれば、吸着口や連通孔をドリ
ル等で穴あけすることにより簡単に形成でき、回転台上
面の任意の位置に吸着口を設けることができる。
ル等で穴あけすることにより簡単に形成でき、回転台上
面の任意の位置に吸着口を設けることができる。
【0011】上記第1の発明において、あるいは、前記
連通孔は、前記基板保持体の回転中心において、前記吸
気口に接続するように前記吸気口の上方側に設けられた
垂直孔と、前記複数の吸着口から前記垂直孔に向けてそ
れぞれ斜めに設けられた複数の斜め孔と、を備えるよう
にしてもよい。
連通孔は、前記基板保持体の回転中心において、前記吸
気口に接続するように前記吸気口の上方側に設けられた
垂直孔と、前記複数の吸着口から前記垂直孔に向けてそ
れぞれ斜めに設けられた複数の斜め孔と、を備えるよう
にしてもよい。
【0012】上記構成によっても、吸着口や連通孔をド
リル等で穴あけすることにより簡単に形成でき、回転台
上面の任意の位置に吸着口を設けることができる。
リル等で穴あけすることにより簡単に形成でき、回転台
上面の任意の位置に吸着口を設けることができる。
【0013】
【発明の実施の形態】次に、本発明の実施の形態を実施
例に基づき説明する。図1は、この本発明の実施例を適
用する回転式基板処理装置の要部を示す斜視図である。
例に基づき説明する。図1は、この本発明の実施例を適
用する回転式基板処理装置の要部を示す斜視図である。
【0014】この回転式基板処理装置は、図示しない電
動モータの駆動によって鉛直方向の軸心まわりで回転す
る回転軸2の上端に、接続ピン4によって一体回転可能
に取り付けられたスピンチャック(基板保持体)1を備
える。また、スピンチャック1の中心上方には、フォト
レジスト等の薬液を基板の表面に供給する薬液供給ノズ
ル6を備えている。
動モータの駆動によって鉛直方向の軸心まわりで回転す
る回転軸2の上端に、接続ピン4によって一体回転可能
に取り付けられたスピンチャック(基板保持体)1を備
える。また、スピンチャック1の中心上方には、フォト
レジスト等の薬液を基板の表面に供給する薬液供給ノズ
ル6を備えている。
【0015】スピンチャック1の上面(載置面)には、
回転軸2内に設けられた吸気口8に接続された吸着口1
0a〜10dが設けられている。吸気口8は、図示しな
い外部の吸気手段(例えば工場備え付けのユーティリテ
ィ)に連通される。吸気手段を動作させると、吸着口1
0a〜10dと吸気口8とを結ぶ吸気経路(連通孔)が
吸気(排気)されて、基板がスピンチャック1の上面に
吸着保持される。これにより、基板は、回転によっても
ずれることがないように、スピンチャック1に固定され
る。
回転軸2内に設けられた吸気口8に接続された吸着口1
0a〜10dが設けられている。吸気口8は、図示しな
い外部の吸気手段(例えば工場備え付けのユーティリテ
ィ)に連通される。吸気手段を動作させると、吸着口1
0a〜10dと吸気口8とを結ぶ吸気経路(連通孔)が
吸気(排気)されて、基板がスピンチャック1の上面に
吸着保持される。これにより、基板は、回転によっても
ずれることがないように、スピンチャック1に固定され
る。
【0016】図2は、本発明の第1実施例によるスピン
チャック1を示す説明図である。スピンチャック1は、
一体形成された回転台部1aと支持部1b(図2
(B))を有している。回転台部1aは、その上面に基
板を載置して吸着保持する機能を有し、支持部1bは、
回転台部1aを支えるとともに、回転軸2(図1)と機
械的に連結する機能を有する。図2(A)は、回転台部
1aの上面(載置面)を示す平面図である。回転台部1
aは円形の形状を有し、同心円状に複数本の溝20(2
0a〜20g)が所定の深さと間隔で設けられている。
また、最外周の溝20aから最内周の溝20gまでを貫
通するように、同心円上の溝20と同じ深さで略十字状
に溝21(21a〜21d)が設けられている。これら
の溝は、例えば、丸いエンドミル等で表面を削ることに
より形成される(但し、形成方法はこれに限定する必要
はない)。また、吸着口10a〜10dは、略十字状の
溝21と同心円状の溝20gとが交差する位置に設けら
れている。
チャック1を示す説明図である。スピンチャック1は、
一体形成された回転台部1aと支持部1b(図2
(B))を有している。回転台部1aは、その上面に基
板を載置して吸着保持する機能を有し、支持部1bは、
回転台部1aを支えるとともに、回転軸2(図1)と機
械的に連結する機能を有する。図2(A)は、回転台部
1aの上面(載置面)を示す平面図である。回転台部1
aは円形の形状を有し、同心円状に複数本の溝20(2
0a〜20g)が所定の深さと間隔で設けられている。
また、最外周の溝20aから最内周の溝20gまでを貫
通するように、同心円上の溝20と同じ深さで略十字状
に溝21(21a〜21d)が設けられている。これら
の溝は、例えば、丸いエンドミル等で表面を削ることに
より形成される(但し、形成方法はこれに限定する必要
はない)。また、吸着口10a〜10dは、略十字状の
溝21と同心円状の溝20gとが交差する位置に設けら
れている。
【0017】図2(B)は、図2(A)のスピンチャッ
ク1のB−B’断面図である。また、図2(C)は、支
持部1bの底面図である。支持部1bの中心には、支持
部1bに下面から鉛直上方に形成された回転軸挿入部1
7が形成されている。この回転軸挿入部17には、回転
軸2が挿入される。回転軸2は中空であり、この中空部
が吸気口8(図1)として機能する。回転軸挿入部17
のさらに上には、径の小さな吸着孔(垂直孔)12が形
成されている。支持部1bの側面には、スピンチャック
1と回転軸2を接続する2本の接続ピン4(図1)を外
側から挿入するために、逆U字状の切り込み形状をした
接続ピン挿入部18(18a,18b)が形成されてい
る。各接続ピン4は、先端の小径部がネジ切りされてお
り、回転軸2に設けられたネジ穴に固定される。接続ピ
ン挿入部18の幅は、接続ピン4の外径の幅にほぼ一致
している。従って、回転軸挿入部17に回転軸2が挿入
されて、回転軸2とスピンチャック1が接続ピン4によ
り固定されれば、スピンチャック1は、回転方向に対し
て回転軸2に固定される。但し、接続ピン挿入部18
は、逆U字状に切り込まれているので、スピンチャック
1を上方に持ち上げて取り外すことが可能である。
ク1のB−B’断面図である。また、図2(C)は、支
持部1bの底面図である。支持部1bの中心には、支持
部1bに下面から鉛直上方に形成された回転軸挿入部1
7が形成されている。この回転軸挿入部17には、回転
軸2が挿入される。回転軸2は中空であり、この中空部
が吸気口8(図1)として機能する。回転軸挿入部17
のさらに上には、径の小さな吸着孔(垂直孔)12が形
成されている。支持部1bの側面には、スピンチャック
1と回転軸2を接続する2本の接続ピン4(図1)を外
側から挿入するために、逆U字状の切り込み形状をした
接続ピン挿入部18(18a,18b)が形成されてい
る。各接続ピン4は、先端の小径部がネジ切りされてお
り、回転軸2に設けられたネジ穴に固定される。接続ピ
ン挿入部18の幅は、接続ピン4の外径の幅にほぼ一致
している。従って、回転軸挿入部17に回転軸2が挿入
されて、回転軸2とスピンチャック1が接続ピン4によ
り固定されれば、スピンチャック1は、回転方向に対し
て回転軸2に固定される。但し、接続ピン挿入部18
は、逆U字状に切り込まれているので、スピンチャック
1を上方に持ち上げて取り外すことが可能である。
【0018】回転台部1aの内部には、回転中心から側
面の方向に放射状に形成された4つの吸着孔(水平孔)
14a〜14dが十字形に設けられている。これらの吸
着孔14a〜14dの端部は、空気が漏れないように止
め栓16a〜16dにより栓がされている。また、各吸
着孔14a〜14dは、支持部1bの中心に鉛直方向に
設けられた吸着孔12に接続されている。吸着口10a
〜10dは、各吸着口から鉛直下方にあけられた接続孔
によって各吸着孔14aから14dに接続されている。
これらの各孔や各口は、例えばドリルで穴を開けること
により形成される。
面の方向に放射状に形成された4つの吸着孔(水平孔)
14a〜14dが十字形に設けられている。これらの吸
着孔14a〜14dの端部は、空気が漏れないように止
め栓16a〜16dにより栓がされている。また、各吸
着孔14a〜14dは、支持部1bの中心に鉛直方向に
設けられた吸着孔12に接続されている。吸着口10a
〜10dは、各吸着口から鉛直下方にあけられた接続孔
によって各吸着孔14aから14dに接続されている。
これらの各孔や各口は、例えばドリルで穴を開けること
により形成される。
【0019】回転台部1aの上面に基板を載置した状態
で、回転軸2の吸気口8から吸気すると、回転台部1a
の上面の溝20,21の空気が4つの吸着口10a〜1
0dから吸気されるので、各溝20、21が略真空状態
となる。この実施例では、吸着口10a〜10dと、溝
20と、溝21とが、回転台部1aの中心に対して略対
称の構造を有しているため、溝の空気が各吸着口10a
〜10dから均等に吸気される。従って、基板をバラン
スよく吸着することが可能である。吸着口や溝は、回転
台部1aの回転中心に対して必ずしも略対称の構造とす
る必要はないが、バランスよく基板を吸着するために
は、略対称の構造とした方がよい。
で、回転軸2の吸気口8から吸気すると、回転台部1a
の上面の溝20,21の空気が4つの吸着口10a〜1
0dから吸気されるので、各溝20、21が略真空状態
となる。この実施例では、吸着口10a〜10dと、溝
20と、溝21とが、回転台部1aの中心に対して略対
称の構造を有しているため、溝の空気が各吸着口10a
〜10dから均等に吸気される。従って、基板をバラン
スよく吸着することが可能である。吸着口や溝は、回転
台部1aの回転中心に対して必ずしも略対称の構造とす
る必要はないが、バランスよく基板を吸着するために
は、略対称の構造とした方がよい。
【0020】図3は、本発明の第2実施例によるスピン
チャック30を示す説明図である。スピンチャック30
は、第1実施例と同様に、一体形成された回転台部30
aと支持部30bを有している。図3(A)は、スピン
チャック30の回転台部30aの上面(載置面)を示す
平面図である。回転台部30aは円形の形状を有し、回
転台部30aの上面の最外周には、同心円状の基板接触
リング32が設けられている。この基板接触リング32
の内側には、周方向に伸びる多数の基板接触突起34が
ほぼ均一に形成されている。回転台部30aの中心付近
には、扇状の6つの基板接触部36が設けられている。
基板接触リング32や、基板接触突起34、基板接触部
36は、例えば、丸いエンドミル等で表面を削ることに
より形成される(但し、形成方法はこれに限定する必要
はない)。基板接触リング32や基板接触突起34、基
板接触部36は、基板との接触面ができるだけ少なく、
しかも基板全体で支持されるようにすることが好まし
く、通常は、回転台部30aの上面全体の面積に対し
て、これらの面積が8%程度となるように、回転台部3
0a全面に一様に配置している。4つの吸着口40a〜
40dは、基板接触突起34および基板接触部36を回
避する位置であって、回転台部30aの中心近くの溝の
位置に、略十字に配置されている。
チャック30を示す説明図である。スピンチャック30
は、第1実施例と同様に、一体形成された回転台部30
aと支持部30bを有している。図3(A)は、スピン
チャック30の回転台部30aの上面(載置面)を示す
平面図である。回転台部30aは円形の形状を有し、回
転台部30aの上面の最外周には、同心円状の基板接触
リング32が設けられている。この基板接触リング32
の内側には、周方向に伸びる多数の基板接触突起34が
ほぼ均一に形成されている。回転台部30aの中心付近
には、扇状の6つの基板接触部36が設けられている。
基板接触リング32や、基板接触突起34、基板接触部
36は、例えば、丸いエンドミル等で表面を削ることに
より形成される(但し、形成方法はこれに限定する必要
はない)。基板接触リング32や基板接触突起34、基
板接触部36は、基板との接触面ができるだけ少なく、
しかも基板全体で支持されるようにすることが好まし
く、通常は、回転台部30aの上面全体の面積に対し
て、これらの面積が8%程度となるように、回転台部3
0a全面に一様に配置している。4つの吸着口40a〜
40dは、基板接触突起34および基板接触部36を回
避する位置であって、回転台部30aの中心近くの溝の
位置に、略十字に配置されている。
【0021】図3(B)は、図3(A)のスピンチャッ
ク30のB−B’断面図である。また、図3(C)は、
支持部30bの底面図である。支持部30bの中心に
は、支持部30bに下面から鉛直上方に形成された回転
軸挿入部50が形成されている。支持部30bの側面に
は、スピンチャック30と回転軸2を接続する1本の接
続ピン4(図1)のために、逆U字状の切り込み形状の
接続ピン挿入部52が形成されている。接続ピン挿入部
52の内径は、接続ピン4が挿入できるぎりぎりの大き
さである。従って、回転軸挿入部50に回転軸2が挿入
されて、回転軸2とスピンチャック30が接続ピン4に
より固定されれば、スピンチャック30は、回転方向に
対して回転軸2に固定される。但し、接続ピン挿入部5
2は第1実施例の場合と同様に逆U字状に切り込まれて
いるので、スピンチャック30を上方に持ち上げて容易
に取り外すことが可能である。
ク30のB−B’断面図である。また、図3(C)は、
支持部30bの底面図である。支持部30bの中心に
は、支持部30bに下面から鉛直上方に形成された回転
軸挿入部50が形成されている。支持部30bの側面に
は、スピンチャック30と回転軸2を接続する1本の接
続ピン4(図1)のために、逆U字状の切り込み形状の
接続ピン挿入部52が形成されている。接続ピン挿入部
52の内径は、接続ピン4が挿入できるぎりぎりの大き
さである。従って、回転軸挿入部50に回転軸2が挿入
されて、回転軸2とスピンチャック30が接続ピン4に
より固定されれば、スピンチャック30は、回転方向に
対して回転軸2に固定される。但し、接続ピン挿入部5
2は第1実施例の場合と同様に逆U字状に切り込まれて
いるので、スピンチャック30を上方に持ち上げて容易
に取り外すことが可能である。
【0022】回転軸挿入部50の上方には、支持部30
bの中心で鉛直方向に伸びる吸着孔(垂直孔)42が形
成されている。さらに、この吸着孔42と、回転台部3
0aの上面の4つの吸着口40a〜40dとをそれぞれ
接続するために、斜め方向に吸着孔(斜め孔)44a〜
44dがそれぞれ形成されている。この斜めの方向は、
各吸着口40a〜40dの配置位置によって変化する。
この実施例では、鉛直方向に対して51°の方向として
いるが、これに限定する必要はない。
bの中心で鉛直方向に伸びる吸着孔(垂直孔)42が形
成されている。さらに、この吸着孔42と、回転台部3
0aの上面の4つの吸着口40a〜40dとをそれぞれ
接続するために、斜め方向に吸着孔(斜め孔)44a〜
44dがそれぞれ形成されている。この斜めの方向は、
各吸着口40a〜40dの配置位置によって変化する。
この実施例では、鉛直方向に対して51°の方向として
いるが、これに限定する必要はない。
【0023】上記の第2実施例においても、回転台部3
0aの上面に基板を載置した状態で、回転軸2の吸気口
8から吸気すると、回転台部30aの上面の溝の空気が
4つの吸着口40a〜40dから吸気されるので、溝が
略真空状態となる。この実施例では、各吸着口40a〜
40dや、多数の基板接触突起34および6つの基板接
触部36が、回転台部30aの中心に対して略対称の構
造を有しているため、溝の空気が各吸着口40a〜40
dから均等に吸気される。従って、バランスよく吸着が
可能である。吸着口や、基板接触突起および基板接触部
は、回転台部30aの回転中心に対して必ずしも略対称
の構造とする必要はないが、バランスよく基板を吸着す
るためには、略対称の構造とした方がよい。
0aの上面に基板を載置した状態で、回転軸2の吸気口
8から吸気すると、回転台部30aの上面の溝の空気が
4つの吸着口40a〜40dから吸気されるので、溝が
略真空状態となる。この実施例では、各吸着口40a〜
40dや、多数の基板接触突起34および6つの基板接
触部36が、回転台部30aの中心に対して略対称の構
造を有しているため、溝の空気が各吸着口40a〜40
dから均等に吸気される。従って、バランスよく吸着が
可能である。吸着口や、基板接触突起および基板接触部
は、回転台部30aの回転中心に対して必ずしも略対称
の構造とする必要はないが、バランスよく基板を吸着す
るためには、略対称の構造とした方がよい。
【0024】上記の第1実施例,第2実施例において
は、吸着口が回転台の中心に位置しないので、薬液供給
ノズルから吸着口への薬液の侵入可能性が低減される。
は、吸着口が回転台の中心に位置しないので、薬液供給
ノズルから吸着口への薬液の侵入可能性が低減される。
【0025】なお、この発明は上記の実施例や実施形態
に限られるものではなく、その要旨を逸脱しない範囲に
おいて種々の態様において実施することが可能である。 (1)溝の形状は、上記実施例に限定するものではな
く、各吸気口へバランスよく空気が流れる形状であれば
よい。例えば、各溝が碁盤の目状に整列して交差するよ
うに、多数の基板接触突起を配置するようにしてもよ
い。 (2)実施例は4個の吸着口を略十字状に配置している
が、この吸着口の数と配置に限定する必要はなく、回転
台中心に対して略対称に配置されていればよい。 (3)複数の吸着口のうち一つを回転台中心に設けても
よい。回転台中心に吸着口を設ける場合は、吸気がこの
中心に設けられた吸着口に集中しないように、他の吸着
口と穴の径を変えることにより、各吸着口から均等に吸
気されるようにすることが好ましい。例えば、回転中心
の吸着口を小さくし、他の吸着口を大きくすることが好
ましい。一般に、回転中心のより近くに存在する吸着口
を比較的小さくし、より遠くに存在する吸着口を比較的
大きくすることが好ましい。
に限られるものではなく、その要旨を逸脱しない範囲に
おいて種々の態様において実施することが可能である。 (1)溝の形状は、上記実施例に限定するものではな
く、各吸気口へバランスよく空気が流れる形状であれば
よい。例えば、各溝が碁盤の目状に整列して交差するよ
うに、多数の基板接触突起を配置するようにしてもよ
い。 (2)実施例は4個の吸着口を略十字状に配置している
が、この吸着口の数と配置に限定する必要はなく、回転
台中心に対して略対称に配置されていればよい。 (3)複数の吸着口のうち一つを回転台中心に設けても
よい。回転台中心に吸着口を設ける場合は、吸気がこの
中心に設けられた吸着口に集中しないように、他の吸着
口と穴の径を変えることにより、各吸着口から均等に吸
気されるようにすることが好ましい。例えば、回転中心
の吸着口を小さくし、他の吸着口を大きくすることが好
ましい。一般に、回転中心のより近くに存在する吸着口
を比較的小さくし、より遠くに存在する吸着口を比較的
大きくすることが好ましい。
【図1】この発明の実施例を適用する回転式基板処理装
置の要部を示す斜視図。
置の要部を示す斜視図。
【図2】本発明の第1実施例によるスピンチャックを示
す説明図。
す説明図。
【図3】本発明の第2実施例によるスピンチャックを示
す説明図。
す説明図。
1…スピンチャック 1a…回転台部 1b…支持部 2…回転軸 4…接続ピン 6…薬液供給ノズル 8…吸気口 10a〜10d…吸着口 12…吸着孔(垂直孔) 14a〜14d…吸着孔(水平孔) 16a〜16d…栓 17…回転軸挿入部 18…接続ピン挿入部 20…溝 20a〜20g…溝 21…溝 21a〜21d…溝 30…スピンチャック 30a…回転台部 30b…支持部 32…基板接触リング 34…基板接触突起 36…基板接触部 40a〜40d…吸着口 42…吸着孔(垂直孔) 44a〜44d…吸着孔(斜め孔) 50…回転軸挿入部 52…接続ピン挿入部
Claims (4)
- 【請求項1】 基板を吸着保持して回転させるための基
板保持体であって、 基板を載置するための載置面と、 前記基板を吸着するために、前記載置面に設けられた複
数の吸着口と、 前記基板保持体の略中央の下部に設けられ、外部の吸気
手段に連通される吸気口と、 前記基板保持体の内部に設けられ、前記吸気口と前記複
数の吸着口とを接続する連通孔と、を備えることを特徴
とする基板保持体。 - 【請求項2】 請求項1記載の基板保持体であって、 前記複数の吸着口は、前記基板保持体の回転中心を中心
として略対称な位置に設けられている、基板保持体。 - 【請求項3】 請求項1または2記載の基板保持体であ
って、 前記連通孔は、 前記基板保持体の回転中心において、前記吸気口に接続
するように前記吸気口の上方側に設けられた垂直孔と、 前記垂直孔から放射状に、少なくとも前記複数の吸着口
の下方位置までそれぞれ伸びる複数の水平孔と、 前記複数の吸着口と前記複数の水平孔とをそれぞれ接続
する複数の接続孔と、を備える基板保持体。 - 【請求項4】 請求項1または2記載の基板保持体であ
って、 前記連通孔は、 前記基板保持体の回転中心において、前記吸気口に接続
するように前記吸気口の上方側に設けられた垂直孔と、 前記複数の吸着口から前記垂直孔に向けてそれぞれ斜め
に設けられた複数の斜め孔と、を備える基板保持体。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP28601996A JPH10112495A (ja) | 1996-10-07 | 1996-10-07 | 基板保持体 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP28601996A JPH10112495A (ja) | 1996-10-07 | 1996-10-07 | 基板保持体 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH10112495A true JPH10112495A (ja) | 1998-04-28 |
Family
ID=17698936
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP28601996A Abandoned JPH10112495A (ja) | 1996-10-07 | 1996-10-07 | 基板保持体 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH10112495A (ja) |
Cited By (5)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| WO2006075356A1 (ja) * | 2005-01-11 | 2006-07-20 | Mitsubishi Denki Kabushiki Kaisha | 半導体製造装置 |
| KR100791975B1 (ko) * | 2001-10-22 | 2008-01-04 | 주식회사 케이씨텍 | 기판 파지 장치 |
| KR100880937B1 (ko) * | 2001-12-29 | 2009-02-04 | 엘지디스플레이 주식회사 | 스핀 현상 장치 |
| KR101332340B1 (ko) * | 2005-12-14 | 2013-11-22 | 주성엔지니어링(주) | 박막 제조 장치 |
| JP2020031150A (ja) * | 2018-08-23 | 2020-02-27 | 日本特殊陶業株式会社 | 真空チャック及びその製造方法 |
-
1996
- 1996-10-07 JP JP28601996A patent/JPH10112495A/ja not_active Abandoned
Cited By (8)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| KR100791975B1 (ko) * | 2001-10-22 | 2008-01-04 | 주식회사 케이씨텍 | 기판 파지 장치 |
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| WO2006075356A1 (ja) * | 2005-01-11 | 2006-07-20 | Mitsubishi Denki Kabushiki Kaisha | 半導体製造装置 |
| JPWO2006075356A1 (ja) * | 2005-01-11 | 2008-06-12 | 三菱電機株式会社 | 半導体製造装置 |
| JP4611292B2 (ja) * | 2005-01-11 | 2011-01-12 | 三菱電機株式会社 | 半導体製造装置 |
| US8696816B2 (en) | 2005-01-11 | 2014-04-15 | Mitsubishi Electric Corporation | Semiconductor manufacturing apparatus |
| KR101332340B1 (ko) * | 2005-12-14 | 2013-11-22 | 주성엔지니어링(주) | 박막 제조 장치 |
| JP2020031150A (ja) * | 2018-08-23 | 2020-02-27 | 日本特殊陶業株式会社 | 真空チャック及びその製造方法 |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20041001 |
|
| A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20041102 |
|
| A762 | Written abandonment of application |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A762 Effective date: 20041227 |