JPH10112948A - 回転電機の2極電機子巻線とその製造方法 - Google Patents
回転電機の2極電機子巻線とその製造方法Info
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- JPH10112948A JPH10112948A JP26276796A JP26276796A JPH10112948A JP H10112948 A JPH10112948 A JP H10112948A JP 26276796 A JP26276796 A JP 26276796A JP 26276796 A JP26276796 A JP 26276796A JP H10112948 A JPH10112948 A JP H10112948A
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 従来の二層同心巻では全スロットに異相コイ
ル配置の為コイル間に絶縁物を要し、しかも多種類であ
って挿入性が悪い。更に各極巻線数の寸法が異なってい
るので、多数のコイル巻型が必要である。 【解決手段】 毎極毎相のスロット数がqに設定され、
1極に対応する1つの巻線が他と異なる巻回数をもつ少
なくとも1つのコイルを含むと共にコイルピッチが互い
に異なる複数個のコイルからなり、これらコイルが各ス
ロットに収納されてなる電機子巻線において、スロット
数qが4以上に設定され、且つこれら各コイルが各スロ
ットに単相同心巻分布をなすように収納され、巻線の起
磁力が略正弦波分布となるように各コイルの巻回数が毎
極毎相のスロット間で相互に異なる値に設定されている
回転電機の2極電機子巻線。
ル配置の為コイル間に絶縁物を要し、しかも多種類であ
って挿入性が悪い。更に各極巻線数の寸法が異なってい
るので、多数のコイル巻型が必要である。 【解決手段】 毎極毎相のスロット数がqに設定され、
1極に対応する1つの巻線が他と異なる巻回数をもつ少
なくとも1つのコイルを含むと共にコイルピッチが互い
に異なる複数個のコイルからなり、これらコイルが各ス
ロットに収納されてなる電機子巻線において、スロット
数qが4以上に設定され、且つこれら各コイルが各スロ
ットに単相同心巻分布をなすように収納され、巻線の起
磁力が略正弦波分布となるように各コイルの巻回数が毎
極毎相のスロット間で相互に異なる値に設定されている
回転電機の2極電機子巻線。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、回転電機において
同心巻形状のコイルをもつ電機子巻線及びその製造方法
に関する。
同心巻形状のコイルをもつ電機子巻線及びその製造方法
に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、交流機とくに三相誘導電動機にお
いて、同心巻で電機子巻線を構成する場合、例えば三相
4極48スロットの電機子巻線は、電機子巻線の展開図
である図11と電機子巻線の収納状態を示すコイル配置
図である図12に示す構成になっている。ここで、図1
1の点線はスロットの上側(開口側)に重ねて挿入され
るコイル辺を示し、図12の実線の円弧は各コイルのコ
イルエンドを、黒点はコイル辺を表している。図中、番
号1〜48はスロット番号(以下、単に#1〜#48の
ように表記する)、U1〜U4はU相の極巻線、V1〜
V4はV相の極巻線、W1〜W4はW相の極巻線を示
す。
いて、同心巻で電機子巻線を構成する場合、例えば三相
4極48スロットの電機子巻線は、電機子巻線の展開図
である図11と電機子巻線の収納状態を示すコイル配置
図である図12に示す構成になっている。ここで、図1
1の点線はスロットの上側(開口側)に重ねて挿入され
るコイル辺を示し、図12の実線の円弧は各コイルのコ
イルエンドを、黒点はコイル辺を表している。図中、番
号1〜48はスロット番号(以下、単に#1〜#48の
ように表記する)、U1〜U4はU相の極巻線、V1〜
V4はV相の極巻線、W1〜W4はW相の極巻線を示
す。
【0003】ここで、U相の第1極巻線U1に着目する
と、#1〜#12の同心巻コイルは夫々のスロット内に
1個のコイルしか挿入されていない。それに対して、#
2〜#11と#3〜#10の同心巻コイルは、夫々のス
ロット内に他の相の1つのコイル(ここでは、V4とW
1)と共に挿入されている。通常、#2,#11および
#3,#10におけるコイルの巻回数は同一であり、#
1,#12のコイルの半分である。他の全ての同心巻コ
イルの巻回数についても同様で、倍・半分の関係であ
る。
と、#1〜#12の同心巻コイルは夫々のスロット内に
1個のコイルしか挿入されていない。それに対して、#
2〜#11と#3〜#10の同心巻コイルは、夫々のス
ロット内に他の相の1つのコイル(ここでは、V4とW
1)と共に挿入されている。通常、#2,#11および
#3,#10におけるコイルの巻回数は同一であり、#
1,#12のコイルの半分である。他の全ての同心巻コ
イルの巻回数についても同様で、倍・半分の関係であ
る。
【0004】又、特公昭51−28125号公報「同心
巻コイルの巻装方法」では、図13に示すような電機子
巻線の収納状態に関して、特公昭60−36698号公
報では図13,図14に示す構成になっているが、各コ
イルの巻回数に関しては詳細な明示がない。通常、スロ
ット内に他相のコイルが挿入されているコイルの巻回数
は、スロット内に1個のコイルしか挿入されていない場
合の巻回数の半分であり、これらの巻回数については倍
・半分の関係にあるのが一般的である。しかし、このよ
うに各スロット毎の巻回数が倍・半分の関係にある場
合、巻線の起磁力波形を見ると正弦波分布とならないた
め、多くの高調波が存在して電動機の効率や力率の悪化
あるいは電磁振動音が増加するという欠点があった。
巻コイルの巻装方法」では、図13に示すような電機子
巻線の収納状態に関して、特公昭60−36698号公
報では図13,図14に示す構成になっているが、各コ
イルの巻回数に関しては詳細な明示がない。通常、スロ
ット内に他相のコイルが挿入されているコイルの巻回数
は、スロット内に1個のコイルしか挿入されていない場
合の巻回数の半分であり、これらの巻回数については倍
・半分の関係にあるのが一般的である。しかし、このよ
うに各スロット毎の巻回数が倍・半分の関係にある場
合、巻線の起磁力波形を見ると正弦波分布とならないた
め、多くの高調波が存在して電動機の効率や力率の悪化
あるいは電磁振動音が増加するという欠点があった。
【0005】これに対して、電動機の効率,力率の改善
あるいは電磁振動音の低減などの目的から、一つのスロ
ットの巻線の巻回数をスロット毎に変化させて、巻線の
起磁力分布を正弦波に近づけようとする正弦波巻線を構
成するものがある。これの改良として、特開平6−26
1479号公報「電機子巻線」においては、巻線方式に
正弦波巻線と二層同心巻を採用している。
あるいは電磁振動音の低減などの目的から、一つのスロ
ットの巻線の巻回数をスロット毎に変化させて、巻線の
起磁力分布を正弦波に近づけようとする正弦波巻線を構
成するものがある。これの改良として、特開平6−26
1479号公報「電機子巻線」においては、巻線方式に
正弦波巻線と二層同心巻を採用している。
【0006】図16は三相4極48スロット、並列回路
数が2倍のコイル展開図を示しており、ここで、毎極毎
相のスロット数qは、q=48/(3×4)=4であ
る。各相の極巻線は同心巻に分布された4個の連続コイ
ルからなる二層同心巻である。この4個が連続コイルに
連ねて極巻線が構成され、全体としては、U相の極巻線
U1,U2,U3,U4と、V相の極巻線V1,V2,
V3,V4と、W相の極巻線W1,W2,W3,W4の
計12個の同心巻形状のコイルにより構成されている。
図16において、スロット#5から#16にわたってコ
イルを収納し、この場合の各極巻線のコイルピッチは夫
々11,9,7,5である。例えば、U相の第1極巻線
U1は、#5〜#16にわたって収納したコイル(コイ
ルピッチ11)と、#6〜#15にわたって収納したコ
イル(コイルピッチ9)と、#7〜#14にわたって収
納したコイル(コイルピッチ7)と、#8〜#13にわ
たって収納コイル(コイルピッチ5)とを順に重ねて構
成されいてる。U相の他の極及び他相のコイルについて
も同様に、コイルピッチを11,9,7,5の4種類の
4個のコイルを連続させて構成されている。
数が2倍のコイル展開図を示しており、ここで、毎極毎
相のスロット数qは、q=48/(3×4)=4であ
る。各相の極巻線は同心巻に分布された4個の連続コイ
ルからなる二層同心巻である。この4個が連続コイルに
連ねて極巻線が構成され、全体としては、U相の極巻線
U1,U2,U3,U4と、V相の極巻線V1,V2,
V3,V4と、W相の極巻線W1,W2,W3,W4の
計12個の同心巻形状のコイルにより構成されている。
図16において、スロット#5から#16にわたってコ
イルを収納し、この場合の各極巻線のコイルピッチは夫
々11,9,7,5である。例えば、U相の第1極巻線
U1は、#5〜#16にわたって収納したコイル(コイ
ルピッチ11)と、#6〜#15にわたって収納したコ
イル(コイルピッチ9)と、#7〜#14にわたって収
納したコイル(コイルピッチ7)と、#8〜#13にわ
たって収納コイル(コイルピッチ5)とを順に重ねて構
成されいてる。U相の他の極及び他相のコイルについて
も同様に、コイルピッチを11,9,7,5の4種類の
4個のコイルを連続させて構成されている。
【0007】ここで、各スロット毎のコイルの巻回数を
図17に示す。この図では各スロットに収納されるコイ
ルの配置を表しているのみであり、コイルの上下関係を
も示すものではない。スロット内に収納されるコイルの
巻回数は従来と同一で各相のコイル数は2倍である。U
相に着目すると、図17においてU相の第1巻線U1は
#5〜#8と#13〜#16に分布し、巻回数を夫々2
8,21,13,5と5,13,21,28というよう
に変化させ同心形状の巻線を構成している。また、U相
の第2極巻線U2は#17〜#20と#25〜#28に
分布し、巻回数を夫々28,21,13,5と5,1
3,21,28というように変化させて同心形状の巻線
を構成している。U相の巻線が収納されるスロット毎に
見ると、#1〜#8においては巻回数が、5,13,2
1,28,28,21,13,5と変化して通常の巻線
の場合とは異なり、これにより巻線の起磁力分布は略正
弦波状とすることが可能である。
図17に示す。この図では各スロットに収納されるコイ
ルの配置を表しているのみであり、コイルの上下関係を
も示すものではない。スロット内に収納されるコイルの
巻回数は従来と同一で各相のコイル数は2倍である。U
相に着目すると、図17においてU相の第1巻線U1は
#5〜#8と#13〜#16に分布し、巻回数を夫々2
8,21,13,5と5,13,21,28というよう
に変化させ同心形状の巻線を構成している。また、U相
の第2極巻線U2は#17〜#20と#25〜#28に
分布し、巻回数を夫々28,21,13,5と5,1
3,21,28というように変化させて同心形状の巻線
を構成している。U相の巻線が収納されるスロット毎に
見ると、#1〜#8においては巻回数が、5,13,2
1,28,28,21,13,5と変化して通常の巻線
の場合とは異なり、これにより巻線の起磁力分布は略正
弦波状とすることが可能である。
【0008】また二層同心巻巻線方式であることから、
各スロット内に収納されるコイルの巻回数の合計は、図
17中の#1〜#8の部分に着目してわかるように、ス
ロット毎の合計巻回数は、33,33,34,34と略
どのスロットにおいても均一となり、スロット断面積が
有効に活用されていることが判る。
各スロット内に収納されるコイルの巻回数の合計は、図
17中の#1〜#8の部分に着目してわかるように、ス
ロット毎の合計巻回数は、33,33,34,34と略
どのスロットにおいても均一となり、スロット断面積が
有効に活用されていることが判る。
【0009】ここで、各スロット内の巻回数は巻線によ
る起磁力分布が略正弦波状になり、高調波巻線係数を0
に近づけるように決定しており、例えば、芝浦レビュ
ー、第13年第8号、「誘導電動機異常現象の理論的研
究」(昭和9年8月大川忠吉氏発表)の中にも詳しく述
べられている。先にも述べたように、図18は図17に
示す巻線における各相コイルの上下配置関係をその巻回
数と共に示している。
る起磁力分布が略正弦波状になり、高調波巻線係数を0
に近づけるように決定しており、例えば、芝浦レビュ
ー、第13年第8号、「誘導電動機異常現象の理論的研
究」(昭和9年8月大川忠吉氏発表)の中にも詳しく述
べられている。先にも述べたように、図18は図17に
示す巻線における各相コイルの上下配置関係をその巻回
数と共に示している。
【0010】図19(A)は、この正弦波巻線を施した
場合の起磁力分布を、図19(B)は通常の巻線による
場合の起磁力分布を示す。図20は、図19(A)に対
応する正弦波巻線及び図19(B)に対応する非正弦波
巻線の巻線係数を示す。これら図19,図20からも判
るように、正弦波巻線を用いることにより起磁力分布が
正弦波に近づき、高調波巻線係数も大幅に低減できる。
尚、図16において、並列回路数が2倍とは外部端子U
−X間で形成される極巻線並列回数が2であることをい
う。
場合の起磁力分布を、図19(B)は通常の巻線による
場合の起磁力分布を示す。図20は、図19(A)に対
応する正弦波巻線及び図19(B)に対応する非正弦波
巻線の巻線係数を示す。これら図19,図20からも判
るように、正弦波巻線を用いることにより起磁力分布が
正弦波に近づき、高調波巻線係数も大幅に低減できる。
尚、図16において、並列回路数が2倍とは外部端子U
−X間で形成される極巻線並列回数が2であることをい
う。
【0011】図21は、図17に示す巻線構成において
の各相コイルのスロット内上下関係を含む配置と巻回数
を示している。図21に示すように、まずU相の全極巻
線U1〜U4をスロットに下コイルとして収納し、次に
V相の全極巻線V1〜V4を下コイルとして、そして最
後にW相の全極巻線W1〜W4を上コイルとして夫々収
納する順序を経る。このように二層同心巻とすると、一
相全極巻線を同時的に挿入できるため巻線の収納が簡単
になり、機械による巻線のスロットへの挿入も可能とな
る。従って、この巻線構成によれば、重ね巻と同様の正
弦波巻線の効果を発揮することができ、絶縁物の機械挿
入もできる。
の各相コイルのスロット内上下関係を含む配置と巻回数
を示している。図21に示すように、まずU相の全極巻
線U1〜U4をスロットに下コイルとして収納し、次に
V相の全極巻線V1〜V4を下コイルとして、そして最
後にW相の全極巻線W1〜W4を上コイルとして夫々収
納する順序を経る。このように二層同心巻とすると、一
相全極巻線を同時的に挿入できるため巻線の収納が簡単
になり、機械による巻線のスロットへの挿入も可能とな
る。従って、この巻線構成によれば、重ね巻と同様の正
弦波巻線の効果を発揮することができ、絶縁物の機械挿
入もできる。
【0012】この巻線において、一つのスロットの巻回
数を各スロット毎に変化させることにより、巻線分布を
変化させ巻線の起磁力波形が略正弦波状とし、電動機の
諸特性を改善していた。
数を各スロット毎に変化させることにより、巻線分布を
変化させ巻線の起磁力波形が略正弦波状とし、電動機の
諸特性を改善していた。
【0013】
【発明が解決しようとする課題】しかし、図11,図1
5に示すような従来の同心巻巻線方式では、スロット毎
の巻回数が倍・半数の関係にあり、巻線の起磁力波形が
正弦波分布とならないために、多くの高調波が存在して
電動機の効率や力率の悪化あるいは電磁振動音の増加が
あった。
5に示すような従来の同心巻巻線方式では、スロット毎
の巻回数が倍・半数の関係にあり、巻線の起磁力波形が
正弦波分布とならないために、多くの高調波が存在して
電動機の効率や力率の悪化あるいは電磁振動音の増加が
あった。
【0014】更に、これらの欠点を改良した図16に示
す特開平6−261479号における正弦波巻線を用い
た二層同心巻方式でも、図21から理解されるように各
スロットについて、スロット間での巻数差が少ないが、
全てのスロット(#1〜#48)に異相のコイルが配置
されており、スロット内の上下異相コイル間の絶縁性を
保つために、全てのスロット(ここでは48個)に絶縁
物を挿入する必要があり、非常に巻線工数が増加する。
又、上下コイルの巻回数が大きく異なるスロット(例え
ばスロット番号1,4,5,8,9,12,13,1
6,17,20,21,24,25,28,29,3
2,33,36,37,40,41,63,64,48
では5ターンと28ターン)が存在し、そのためスロッ
ト毎に上下コイル間に挿入する絶縁物の寸法を変化させ
ることが必要となり、多種類の絶縁物を準備する必要が
ある。
す特開平6−261479号における正弦波巻線を用い
た二層同心巻方式でも、図21から理解されるように各
スロットについて、スロット間での巻数差が少ないが、
全てのスロット(#1〜#48)に異相のコイルが配置
されており、スロット内の上下異相コイル間の絶縁性を
保つために、全てのスロット(ここでは48個)に絶縁
物を挿入する必要があり、非常に巻線工数が増加する。
又、上下コイルの巻回数が大きく異なるスロット(例え
ばスロット番号1,4,5,8,9,12,13,1
6,17,20,21,24,25,28,29,3
2,33,36,37,40,41,63,64,48
では5ターンと28ターン)が存在し、そのためスロッ
ト毎に上下コイル間に挿入する絶縁物の寸法を変化させ
ることが必要となり、多種類の絶縁物を準備する必要が
ある。
【0015】更に、先にスロットに挿入するコイルの巻
回数が少ない場合、挿入したコイルや絶縁物のスロット
内での収まりが悪く、手作業や機械での次工程のコイル
挿入が困難であったり、スロット内に収納した絶縁物の
移動が生じ品質が低下する場合がある。また、二層巻の
ため相間紙の挿入が困難であったり、更に各極巻線数は
q個で夫々の寸法は異なっているので、q個のコイル巻
型が必要である等の欠点がある。
回数が少ない場合、挿入したコイルや絶縁物のスロット
内での収まりが悪く、手作業や機械での次工程のコイル
挿入が困難であったり、スロット内に収納した絶縁物の
移動が生じ品質が低下する場合がある。また、二層巻の
ため相間紙の挿入が困難であったり、更に各極巻線数は
q個で夫々の寸法は異なっているので、q個のコイル巻
型が必要である等の欠点がある。
【0016】本発明の目的は、1極の巻線を構成するコ
イルの数を削減でき、スロット内絶縁物の種類及び使用
個数を削減でき、コイルの機械挿入や相間紙の挿入が容
易に可能な回転電機の2極電機子巻線とその製造方法を
提供することにある。
イルの数を削減でき、スロット内絶縁物の種類及び使用
個数を削減でき、コイルの機械挿入や相間紙の挿入が容
易に可能な回転電機の2極電機子巻線とその製造方法を
提供することにある。
【0017】
【課題を解決するための手段】本発明の第1の手段で
は、毎極毎相のスロット数qが4以上に設定され、且つ
これら各コイルが各スロットに単相同心巻分布をなすよ
うに収納され、巻線の起磁力が略正弦波分布となるよう
に各コイルの巻回数が毎極毎相のスロット間で相互に異
なる値に設定されている。
は、毎極毎相のスロット数qが4以上に設定され、且つ
これら各コイルが各スロットに単相同心巻分布をなすよ
うに収納され、巻線の起磁力が略正弦波分布となるよう
に各コイルの巻回数が毎極毎相のスロット間で相互に異
なる値に設定されている。
【0018】このような巻線構成では、第1には極巻線
のコイル数がqの1/2となってコイル巻型の数が少な
くなり、第2には異相コイルが挿入されるスロットがな
く、第3にはコイルの機械挿入が容易となり、第4には
コイルエンドに挿入する相間紙の挿入が容易になる。
のコイル数がqの1/2となってコイル巻型の数が少な
くなり、第2には異相コイルが挿入されるスロットがな
く、第3にはコイルの機械挿入が容易となり、第4には
コイルエンドに挿入する相間紙の挿入が容易になる。
【0019】本発明の第2の手段では、三相の各相第1
極巻線をなすコイルが全スロット領域を三分した各分割
領域内に分散配置され、且つ、順に各相の次極巻線が前
スロット領域を三分した領域であって前極に対応する各
分割領域とは空間的に機械角でπだけずれた分割領域に
順次分散配置された状態になっている。
極巻線をなすコイルが全スロット領域を三分した各分割
領域内に分散配置され、且つ、順に各相の次極巻線が前
スロット領域を三分した領域であって前極に対応する各
分割領域とは空間的に機械角でπだけずれた分割領域に
順次分散配置された状態になっている。
【0020】このようにすると、コイル挿入機を利用し
た2個(極数に等しい)の挿入作業にて全ての巻線の挿
入作業を終えることができ、作業工数が小となる。また
第2グループのコイルの平均巻回長さを短くしたので全
コイル挿入後のコイルエンド寸法が第1グループと略同
一となる。そして、巻線インピーダンスが相間でバラン
スする。(実施例の図6,7,8) 第3の手段では、上記2極電機子巻線で、各コイルの巻
回数を最外側から内側に向かいN1,N2,N3……N
(q/2)とした時、N1>N2>N3……N(q/
2)となるように構成している。
た2個(極数に等しい)の挿入作業にて全ての巻線の挿
入作業を終えることができ、作業工数が小となる。また
第2グループのコイルの平均巻回長さを短くしたので全
コイル挿入後のコイルエンド寸法が第1グループと略同
一となる。そして、巻線インピーダンスが相間でバラン
スする。(実施例の図6,7,8) 第3の手段では、上記2極電機子巻線で、各コイルの巻
回数を最外側から内側に向かいN1,N2,N3……N
(q/2)とした時、N1>N2>N3……N(q/
2)となるように構成している。
【0021】これを用いることにより、2極において並
列回路数が2倍を取ることができ、設計の自由度が向上
する。(実施例の図1,5,6,7,8) 第4の手段では、上記2極電機子巻線で、q各コイルの
巻回数を最内側から外側に向かいN1,N2,N3,…
…N(q/2)とした時、N1>N2>N3……N(q
/2)となるように構成している。
列回路数が2倍を取ることができ、設計の自由度が向上
する。(実施例の図1,5,6,7,8) 第4の手段では、上記2極電機子巻線で、q各コイルの
巻回数を最内側から外側に向かいN1,N2,N3,…
…N(q/2)とした時、N1>N2>N3……N(q
/2)となるように構成している。
【0022】これを用いることにより、2極において並
列回路数が2倍を取ることができ、設計の自由度が向上
する。(実施例の図9,10) 第5及び第6の手段では、前記2極電機子巻線で、各端
子から最も近いコイルの口出しを巻回数の少ないコイル
に接続している。
列回路数が2倍を取ることができ、設計の自由度が向上
する。(実施例の図9,10) 第5及び第6の手段では、前記2極電機子巻線で、各端
子から最も近いコイルの口出しを巻回数の少ないコイル
に接続している。
【0023】サージ電圧が最も大きく加わる端子に最も
近いコイルでは、同相内の巻回数が最も少なく、スロッ
ト内の同相間のコイル巻始めと巻終わりの電圧差を小さ
くすることができ、サージ電圧によるコイルの絶縁破壊
を保護することができる。また、次のスロットでも巻回
数は大コイルに比較して少なく、同相コイルの巻始めと
巻終わりの電圧差を小さくすることができる。(実施例
の図1,6) 第7の手段では、前記2極電機子巻線のグループ毎の順
に挿入する作業が含まれていることを特徴とする。(実
施例の図7,8,10)
近いコイルでは、同相内の巻回数が最も少なく、スロッ
ト内の同相間のコイル巻始めと巻終わりの電圧差を小さ
くすることができ、サージ電圧によるコイルの絶縁破壊
を保護することができる。また、次のスロットでも巻回
数は大コイルに比較して少なく、同相コイルの巻始めと
巻終わりの電圧差を小さくすることができる。(実施例
の図1,6) 第7の手段では、前記2極電機子巻線のグループ毎の順
に挿入する作業が含まれていることを特徴とする。(実
施例の図7,8,10)
【0024】
(第1実施例)以下、本発明の第1実施例につき、図1
〜図5を参照しながら説明する。図中、番号1〜36は
スロット番号、U1〜U2はU相の各極巻線、V1〜V
2はV相の各極巻線、W1〜W2はW相の各極巻線を示
す。
〜図5を参照しながら説明する。図中、番号1〜36は
スロット番号、U1〜U2はU相の各極巻線、V1〜V
2はV相の各極巻線、W1〜W2はW相の各極巻線を示
す。
【0025】この実施例では、三相2極スロット数3
6、巻線の並列回路数が2倍としている。図1は電機子
巻線の展開図であり、毎極毎相のスロット数qは、36
/(3×2)=6で、各相の各極巻線は同心巻に分布さ
れた(6/2)=3個の連続コイルからなる単層同心巻
である。この3個が連続コイルに連ねて極巻線が構成さ
れ、全体としては、U相の極巻線U1,U2、V相の極
巻線V1,V2、W相の巻線W1,W2の計6個の同心
巻形状のコイルにより構成されている。
6、巻線の並列回路数が2倍としている。図1は電機子
巻線の展開図であり、毎極毎相のスロット数qは、36
/(3×2)=6で、各相の各極巻線は同心巻に分布さ
れた(6/2)=3個の連続コイルからなる単層同心巻
である。この3個が連続コイルに連ねて極巻線が構成さ
れ、全体としては、U相の極巻線U1,U2、V相の極
巻線V1,V2、W相の巻線W1,W2の計6個の同心
巻形状のコイルにより構成されている。
【0026】各コイルのコイルピッチは夫々17、1
5、13である。例えば、U相の第1極の巻線U1は、
#1〜#18にわたって収納したコイル(コイルピッチ
17)と、#2〜#17にわたって収納したコイル(コ
イルピッチ15)と、#3〜#16にわたって収納した
コイル(コイルピッチ13)とを連続させて構成されて
いる。U相の他の巻線及び他相の巻線についても同様
に、コイルピッチを17,15,13の3種類の3個の
コイルを連続させて構成されている。
5、13である。例えば、U相の第1極の巻線U1は、
#1〜#18にわたって収納したコイル(コイルピッチ
17)と、#2〜#17にわたって収納したコイル(コ
イルピッチ15)と、#3〜#16にわたって収納した
コイル(コイルピッチ13)とを連続させて構成されて
いる。U相の他の巻線及び他相の巻線についても同様
に、コイルピッチを17,15,13の3種類の3個の
コイルを連続させて構成されている。
【0027】ここで、各スロット毎のコイルの巻回数を
図2に示す。この図では各スロットに収納されるコイル
の配置を表しているのみである。スロット内に収納され
るコイルの巻回数は従来と異なり、U相に着目すると、
図2においてU相の第1極巻線U1は、スロット#1〜
#3とスロット#16〜#18に分布し、一つのコイル
巻回数を夫々38,32,25,25,32,38とい
うように変化させ同心形状の巻線を構成している。ま
た、U相の第2極巻線U2は、スロット#19〜#21
とスロット#34〜#36に分布し、巻回数を夫々3
8,32,25,25,32,38というように変化さ
せて同心形状の巻線を構成している。
図2に示す。この図では各スロットに収納されるコイル
の配置を表しているのみである。スロット内に収納され
るコイルの巻回数は従来と異なり、U相に着目すると、
図2においてU相の第1極巻線U1は、スロット#1〜
#3とスロット#16〜#18に分布し、一つのコイル
巻回数を夫々38,32,25,25,32,38とい
うように変化させ同心形状の巻線を構成している。ま
た、U相の第2極巻線U2は、スロット#19〜#21
とスロット#34〜#36に分布し、巻回数を夫々3
8,32,25,25,32,38というように変化さ
せて同心形状の巻線を構成している。
【0028】U相の巻線が収納されるスロット毎に見る
と、スロット#1〜#3においては巻回数がU1では3
8,32,25と分布(以下単に38,32,25,2
5,32,38のように示す)しており、変化度合が図
19(A)に示す従来の正弦波巻線の場合と異なるが、
階段状に変化しているため巻線の起磁力分布は、従来の
正弦波巻線と同様に略正弦波状とすることが可能であ
る。図3(A)は本実施例の正弦波巻線を施した場合の
起磁力分布を、図3(B)は通常の巻線(非正弦波巻
線)による場合の起磁力分布を示し、図4は、夫々の巻
線係数を対比して示す。これら図3,図4からも判るよ
うに本実施例の正弦波巻線を用いることにより、起磁力
分布が正弦波に近づき高調波巻線係数も大幅に低減でき
る。
と、スロット#1〜#3においては巻回数がU1では3
8,32,25と分布(以下単に38,32,25,2
5,32,38のように示す)しており、変化度合が図
19(A)に示す従来の正弦波巻線の場合と異なるが、
階段状に変化しているため巻線の起磁力分布は、従来の
正弦波巻線と同様に略正弦波状とすることが可能であ
る。図3(A)は本実施例の正弦波巻線を施した場合の
起磁力分布を、図3(B)は通常の巻線(非正弦波巻
線)による場合の起磁力分布を示し、図4は、夫々の巻
線係数を対比して示す。これら図3,図4からも判るよ
うに本実施例の正弦波巻線を用いることにより、起磁力
分布が正弦波に近づき高調波巻線係数も大幅に低減でき
る。
【0029】図5は、図1に示す巻線構成においての各
相コイルの配置関係と巻回数とを示す。ここで、図5の
実線の円弧は各コイルのコイルエンドを、黒点はコイル
辺を表している。黒点の大中小において、大きい黒点は
スロット内に一つのコイルが配置され最も巻回数が大き
い38ターンを示し、中の黒点は同様に巻回数が中の3
2ターンを示し、小の黒点は同様に巻回数が小の25タ
ーンを示している。
相コイルの配置関係と巻回数とを示す。ここで、図5の
実線の円弧は各コイルのコイルエンドを、黒点はコイル
辺を表している。黒点の大中小において、大きい黒点は
スロット内に一つのコイルが配置され最も巻回数が大き
い38ターンを示し、中の黒点は同様に巻回数が中の3
2ターンを示し、小の黒点は同様に巻回数が小の25タ
ーンを示している。
【0030】図5に示すように、まずU相の全極巻線U
1〜U2をスロット内に収納し、次にV相の全極巻線を
V1〜V2、そして最後にW相の全極巻線W1からW2
を夫々収納する順序を経る。このように単層同心巻とす
ると、一相全極巻線を同時スロットに挿入できるため巻
線の収納が簡単になり、機械によるコイルのスロットへ
の挿入が可能となる。
1〜U2をスロット内に収納し、次にV相の全極巻線を
V1〜V2、そして最後にW相の全極巻線W1からW2
を夫々収納する順序を経る。このように単層同心巻とす
ると、一相全極巻線を同時スロットに挿入できるため巻
線の収納が簡単になり、機械によるコイルのスロットへ
の挿入が可能となる。
【0031】また、図5に本実施例のコイル配置を示す
ように単層同心巻であるので、従来の正弦波巻線の二層
同心巻を用いた巻線方式より異相コイル間の絶縁物が不
要となり、大幅な巻線収納工数の削減となる。またコイ
ル数も従来(4極48スロット)の4個(=q)より2
極36スロットのため、3個(q×1/2)のコイルで
良くコイル巻型の個数の低減も図れる。
ように単層同心巻であるので、従来の正弦波巻線の二層
同心巻を用いた巻線方式より異相コイル間の絶縁物が不
要となり、大幅な巻線収納工数の削減となる。またコイ
ル数も従来(4極48スロット)の4個(=q)より2
極36スロットのため、3個(q×1/2)のコイルで
良くコイル巻型の個数の低減も図れる。
【0032】そして、次相コイル挿入によるコイルエン
ドの交差部のコイルボリュームが、従来の単層同心巻の
約1/2となるので小さな成形力で成形ができ、コイル
のダメージが少なくなり、且つ、次相コイルの挿入が容
易となる。更に、隣り会うスロットで次相コイルと交差
するスロットは巻回数が少なくなりコイル断面積が小さ
いため、次相目のコイル挿入・成形作業性が向上する。
ドの交差部のコイルボリュームが、従来の単層同心巻の
約1/2となるので小さな成形力で成形ができ、コイル
のダメージが少なくなり、且つ、次相コイルの挿入が容
易となる。更に、隣り会うスロットで次相コイルと交差
するスロットは巻回数が少なくなりコイル断面積が小さ
いため、次相目のコイル挿入・成形作業性が向上する。
【0033】尚、図1に示された巻線構成は、端子U−
X間に2個直列の極巻線群が2群並列接続となっており
巻線の並列回路が2である。更に、本実施例におけるコ
イル巻回数では、基本波の巻線係数が0.962であ
り、図20に示す正弦波巻線における巻線係数0.95
6に対して、約0.6%程度向上しモータ特性が改善さ
れる。
X間に2個直列の極巻線群が2群並列接続となっており
巻線の並列回路が2である。更に、本実施例におけるコ
イル巻回数では、基本波の巻線係数が0.962であ
り、図20に示す正弦波巻線における巻線係数0.95
6に対して、約0.6%程度向上しモータ特性が改善さ
れる。
【0034】また、上記巻線構成における各スロット毎
の巻回数については図2に一例を示しているが、U相の
巻線が収納されるスロットを例にすると、スロット#1
〜#3においては、巻回数がN3(=38),N2(=
32),N1(=25),N1,N2,N3(ここで、
N3<N2<N1)と分布する。即ち、同心形状のコイ
ルの最外側の巻回数をN1とし、順次内周に向かってN
2,N3と変化している。
の巻回数については図2に一例を示しているが、U相の
巻線が収納されるスロットを例にすると、スロット#1
〜#3においては、巻回数がN3(=38),N2(=
32),N1(=25),N1,N2,N3(ここで、
N3<N2<N1)と分布する。即ち、同心形状のコイ
ルの最外側の巻回数をN1とし、順次内周に向かってN
2,N3と変化している。
【0035】(第2実施例)第2実施例につき図6,図
7を参照しながら説明する。この実施例のものは、図1
の実施例と同様の単層同心巻において、各相の同一極に
対応する3個の極巻線を電機子鉄心の全スロット領域を
三分した各分割領域内に分散配置されるもので、図7に
示す如く例えばU相の第1極巻線U1は#1〜#18
に、V相の第1の極巻線V1は#25〜#6の分割領域
内に、W相の第1極巻線は#13〜#30の分割領域内
に夫々配置されている。
7を参照しながら説明する。この実施例のものは、図1
の実施例と同様の単層同心巻において、各相の同一極に
対応する3個の極巻線を電機子鉄心の全スロット領域を
三分した各分割領域内に分散配置されるもので、図7に
示す如く例えばU相の第1極巻線U1は#1〜#18
に、V相の第1の極巻線V1は#25〜#6の分割領域
内に、W相の第1極巻線は#13〜#30の分割領域内
に夫々配置されている。
【0036】また、U,V,Wの各相の第2極巻線であ
るU2,V2,W2も、電機子鉄心の全スロット領域を
三分した領域であって、前の第1極巻線群に対応する各
分割領域とは空間的に即ち円周方向に機械角で2π/p
(pは極数)に相当するπだけずれた各分割領域内に配
置されている。
るU2,V2,W2も、電機子鉄心の全スロット領域を
三分した領域であって、前の第1極巻線群に対応する各
分割領域とは空間的に即ち円周方向に機械角で2π/p
(pは極数)に相当するπだけずれた各分割領域内に配
置されている。
【0037】上記コイル群のスロットへの挿入順序は次
の通りである。まず機械角で2π/3だけ隔たる各相の
第1極巻線U1,V1,W1を第1の三分割領域に同時
に挿入し、次にやはり2π/3だけ隔たる各相の第2極
巻線U2,V2,W2を第2の各分割領域に同時に挿入
する。これにより極数と同数の回数、即ち2回の挿入に
よって全てのコイル挿入が完了され、成形工程に移るこ
とになる。
の通りである。まず機械角で2π/3だけ隔たる各相の
第1極巻線U1,V1,W1を第1の三分割領域に同時
に挿入し、次にやはり2π/3だけ隔たる各相の第2極
巻線U2,V2,W2を第2の各分割領域に同時に挿入
する。これにより極数と同数の回数、即ち2回の挿入に
よって全てのコイル挿入が完了され、成形工程に移るこ
とになる。
【0038】更に、第2実施例において各コイルの挿入
手順について説明する。まず第1回目のコイル挿入作業
は、三相の第1極巻線U1,V1,W1を1つの組とし
て第1グループを形成し、コイルを図示しないコイル挿
入機にセットしてスロットに同時に挿入することができ
る。この第1グループの巻線を構成する各相3個で計9
個のコイルは、図7からも明らかなように全てのコイル
辺がスロット底部に収納される。また、前記第1極巻線
U1,V1,W1の相互間は各々が電気角で240°の
隔たりとなると共に、第1極と第2極とは電気角で18
0°の隔たりとなるように図示しないコイル挿入機にセ
ットするのであるから、同一スロットに同時に挿入され
る関係のコイルはなく、コイルどうしが挿入時にお互い
に干渉はしない。
手順について説明する。まず第1回目のコイル挿入作業
は、三相の第1極巻線U1,V1,W1を1つの組とし
て第1グループを形成し、コイルを図示しないコイル挿
入機にセットしてスロットに同時に挿入することができ
る。この第1グループの巻線を構成する各相3個で計9
個のコイルは、図7からも明らかなように全てのコイル
辺がスロット底部に収納される。また、前記第1極巻線
U1,V1,W1の相互間は各々が電気角で240°の
隔たりとなると共に、第1極と第2極とは電気角で18
0°の隔たりとなるように図示しないコイル挿入機にセ
ットするのであるから、同一スロットに同時に挿入され
る関係のコイルはなく、コイルどうしが挿入時にお互い
に干渉はしない。
【0039】次に三相第2極巻線U2,V2,W2のコ
イル平均巻回長さを第1極巻線より数%〜十数%短くし
た上で、第2回目のコイル挿入作業としてこれら第2グ
ループのコイルを図示しないコイル挿入機にセットして
スロットに同時に挿入する。この場合、これらの巻線を
構成する各相3個で計9個のコイルは、図7からも明ら
かなように相互に前記同様に電気角で240°の隔たり
となる。
イル平均巻回長さを第1極巻線より数%〜十数%短くし
た上で、第2回目のコイル挿入作業としてこれら第2グ
ループのコイルを図示しないコイル挿入機にセットして
スロットに同時に挿入する。この場合、これらの巻線を
構成する各相3個で計9個のコイルは、図7からも明ら
かなように相互に前記同様に電気角で240°の隔たり
となる。
【0040】このように本実施例では、コイル挿入機を
利用した2個(極数に等しい)の挿入作業にて全ての巻
線の挿入作業を終えることができ、作業工数が小とな
る。また第2グループのコイルの平均巻回長さを短くし
たので全コイル挿入後のコイルエンド寸法が第1グルー
プと略同一となる。
利用した2個(極数に等しい)の挿入作業にて全ての巻
線の挿入作業を終えることができ、作業工数が小とな
る。また第2グループのコイルの平均巻回長さを短くし
たので全コイル挿入後のコイルエンド寸法が第1グルー
プと略同一となる。
【0041】上述した各コイルの配置関係と挿入順序に
基づき巻装された電機子巻線の配置関係は、各相のコイ
ルエンドが極毎に径方向に順に配置され、同一の環状領
域に極巻線が三相分配置された形態であるので巻線イン
ピーダンスが相間でバランスする。この第2実施例によ
れば、単層同心巻のため巻線の機械による挿入が可能と
なる。
基づき巻装された電機子巻線の配置関係は、各相のコイ
ルエンドが極毎に径方向に順に配置され、同一の環状領
域に極巻線が三相分配置された形態であるので巻線イン
ピーダンスが相間でバランスする。この第2実施例によ
れば、単層同心巻のため巻線の機械による挿入が可能と
なる。
【0042】(第3実施例)第3実施例につき図8を用
いて説明する。これは2極スロット数48、巻線の並列
回路数が2倍を例にしている。ここで、各相は極巻線U
1〜U2,V1〜V2,W1〜W2の2個づつからなる
ので、巻線の並列回路数は端子U−X間で明らかなよう
に2倍に取ることが可能である。その他は図1の構成と
同一である。従って、この実施例を用いることにより、
2極において並列回路数が2倍を取ることができ設計の
自由度が向上する。
いて説明する。これは2極スロット数48、巻線の並列
回路数が2倍を例にしている。ここで、各相は極巻線U
1〜U2,V1〜V2,W1〜W2の2個づつからなる
ので、巻線の並列回路数は端子U−X間で明らかなよう
に2倍に取ることが可能である。その他は図1の構成と
同一である。従って、この実施例を用いることにより、
2極において並列回路数が2倍を取ることができ設計の
自由度が向上する。
【0043】尚、本実施例において、並列回路数が1倍
を取れるのは言うまでもない。 (第4実施例)第4実施例につき図9,図10を参照し
ながら説明する。図9は2極スロット数36、並列回路
数が2倍を例にしている。毎極毎相のスロット数qは、
36/(3×2)=6で、各相の各極巻線は同心巻に分
布された6×(1/2)=3個の連続コイルからなる単
層同心巻である。この3個が連続コイルに連ねて極巻線
が構成され、全体としては、U相の極巻線U1,U2、
V相の極巻線V1,V2、W相の極巻線W1,W2の計
6個の同心巻形状に構成されている。
を取れるのは言うまでもない。 (第4実施例)第4実施例につき図9,図10を参照し
ながら説明する。図9は2極スロット数36、並列回路
数が2倍を例にしている。毎極毎相のスロット数qは、
36/(3×2)=6で、各相の各極巻線は同心巻に分
布された6×(1/2)=3個の連続コイルからなる単
層同心巻である。この3個が連続コイルに連ねて極巻線
が構成され、全体としては、U相の極巻線U1,U2、
V相の極巻線V1,V2、W相の極巻線W1,W2の計
6個の同心巻形状に構成されている。
【0044】この実施例はスロット数36の状態で更な
るコイルの銅線量を減少させて、正弦波巻線の効果を引
き出すことが可能であることを示している。各極巻線の
コイルピッチは図9にも示すように夫々17,15,1
3である。例えば、U相の第1極巻線U1は、#1〜#
18にわたって収納したコイル(コイルピッチ17)
と、#2〜#17にわたって収納したコイル(コイルピ
ッチ15)と、#3〜#16にわたって収納したコイル
(コイルピッチ11)とを順に重ねて構成されている。
U相の他の巻線及び他相の巻線についても同様に、コイ
ルピッチを17,15,13の3種類の3個のコイルを
連続させて構成されている。
るコイルの銅線量を減少させて、正弦波巻線の効果を引
き出すことが可能であることを示している。各極巻線の
コイルピッチは図9にも示すように夫々17,15,1
3である。例えば、U相の第1極巻線U1は、#1〜#
18にわたって収納したコイル(コイルピッチ17)
と、#2〜#17にわたって収納したコイル(コイルピ
ッチ15)と、#3〜#16にわたって収納したコイル
(コイルピッチ11)とを順に重ねて構成されている。
U相の他の巻線及び他相の巻線についても同様に、コイ
ルピッチを17,15,13の3種類の3個のコイルを
連続させて構成されている。
【0045】ここでU相に着目すると、図9でU相の第
1極巻線U1は、スロット#1〜#3とスロット#16
〜#18に分布し、同心形状のコイルを構成している。
またU相の第2極巻線U2は、スロット#19〜#21
とスロット#34〜#36に分布し、同心形状のコイル
を構成している。
1極巻線U1は、スロット#1〜#3とスロット#16
〜#18に分布し、同心形状のコイルを構成している。
またU相の第2極巻線U2は、スロット#19〜#21
とスロット#34〜#36に分布し、同心形状のコイル
を構成している。
【0046】また各スロット毎の巻回数については、U
相の巻線が収納されるスロットを例に見ると、スロット
#1〜#3においては巻回数がN1,N2,N3で、#
16〜#18ではN3,N2,N1(ここで、N3<N
2<N1)と分布し、同心形状のコイル最内側の巻回数
をN1とし、順次外側に向ってN2,N3と変化してい
る。
相の巻線が収納されるスロットを例に見ると、スロット
#1〜#3においては巻回数がN1,N2,N3で、#
16〜#18ではN3,N2,N1(ここで、N3<N
2<N1)と分布し、同心形状のコイル最内側の巻回数
をN1とし、順次外側に向ってN2,N3と変化してい
る。
【0047】第4実施例の変形例につき図10を用いて
説明する。これは2極スロット数36、巻線の並列回路
数が1倍又は2倍を例にしている。ここで、各相の極巻
線はU1〜U2,V1〜V2,W1〜W2の2個づつか
らなるので、巻線の並列回路数は端子U−X間で明らか
なように2倍に取ることが可能である。従って、この実
施例を用いることにより、2極において並列回路数が2
倍を取ることができ、設計の自由度が向上する。
説明する。これは2極スロット数36、巻線の並列回路
数が1倍又は2倍を例にしている。ここで、各相の極巻
線はU1〜U2,V1〜V2,W1〜W2の2個づつか
らなるので、巻線の並列回路数は端子U−X間で明らか
なように2倍に取ることが可能である。従って、この実
施例を用いることにより、2極において並列回路数が2
倍を取ることができ、設計の自由度が向上する。
【0048】これまで述べた実施例では2極36スロッ
ト,2極4スロットにて3回コイル挿入方式及び2回コ
イル挿入方式の例を説明したが、本発明はこれらに限定
されるものではなく、他の極数,スロット数に適用する
ことが可能であることは勿論である。
ト,2極4スロットにて3回コイル挿入方式及び2回コ
イル挿入方式の例を説明したが、本発明はこれらに限定
されるものではなく、他の極数,スロット数に適用する
ことが可能であることは勿論である。
【0049】又、本発明の実施例においては、巻線機に
おける巻回数を予め任意の値に設定しておくことによ
り、自動的にターン数を変化させたコイルを作製するこ
とが可能であり、更に機械による巻線納めも可能となる
ものである。
おける巻回数を予め任意の値に設定しておくことによ
り、自動的にターン数を変化させたコイルを作製するこ
とが可能であり、更に機械による巻線納めも可能となる
ものである。
【0050】ここで、図1では、U相の端子Uからコイ
ル巻始めが#16と21でコイル巻回数は25となり、
スロット内には異相のコイルが配置されない。又、端子
V,端子Wの夫々のコイル巻始めも同様に、#4,9,
28,33,であり、夫々の巻回数が25のスロットか
らコイルが巻き始められている。
ル巻始めが#16と21でコイル巻回数は25となり、
スロット内には異相のコイルが配置されない。又、端子
V,端子Wの夫々のコイル巻始めも同様に、#4,9,
28,33,であり、夫々の巻回数が25のスロットか
らコイルが巻き始められている。
【0051】一般に、回転電機を商用電源で駆動する際
には問題にならないが、インバータ電源で駆動する場合
には、回転電機とインバータ間の電源ケーブルの静電容
量により電源電圧よりも高いサージ電圧を発生する場合
があり、回転電機の巻線にこのサージ電圧がかかり、最
悪の場合では巻線の絶縁破壊を生じる可能性がある。こ
の場合、特に電源端子近傍のコイルに最も高い電圧が加
わり、異相間ではなく同相間でも絶縁破壊を生じる可能
性がある。
には問題にならないが、インバータ電源で駆動する場合
には、回転電機とインバータ間の電源ケーブルの静電容
量により電源電圧よりも高いサージ電圧を発生する場合
があり、回転電機の巻線にこのサージ電圧がかかり、最
悪の場合では巻線の絶縁破壊を生じる可能性がある。こ
の場合、特に電源端子近傍のコイルに最も高い電圧が加
わり、異相間ではなく同相間でも絶縁破壊を生じる可能
性がある。
【0052】単層同心巻では、スロット内に同相コイル
だけが配置されているが、スロット内におけるコイルの
巻始めと巻終わりでも相当の電圧差が生じる。図1で
は、各端子からのコイル巻始めは巻回数の最も少ないコ
イルであり、順次巻回数の多いコイルへと接続されてい
る。従って、サージ電圧が最も大きく加わる端子に最も
近いコイルでは、同相内の巻回数が最も少なく、スロッ
ト内の同相間のコイル巻始めと巻終わりの電圧差を小さ
くすることができ、サージ電圧によるコイルの絶縁破壊
を保護することができる。また、次のスロットでも巻回
数は大コイルに比較して少なく、同相コイルの巻始めと
巻終わりの電圧差を小さくすることができる。
だけが配置されているが、スロット内におけるコイルの
巻始めと巻終わりでも相当の電圧差が生じる。図1で
は、各端子からのコイル巻始めは巻回数の最も少ないコ
イルであり、順次巻回数の多いコイルへと接続されてい
る。従って、サージ電圧が最も大きく加わる端子に最も
近いコイルでは、同相内の巻回数が最も少なく、スロッ
ト内の同相間のコイル巻始めと巻終わりの電圧差を小さ
くすることができ、サージ電圧によるコイルの絶縁破壊
を保護することができる。また、次のスロットでも巻回
数は大コイルに比較して少なく、同相コイルの巻始めと
巻終わりの電圧差を小さくすることができる。
【0053】ここで、この電機子巻線を2倍結線で運転
すると、各端子に最も近いスロットで巻回数が最少とな
る為、サージによる同相コイル間の絶縁破壊を低下する
ことができる。又、図6のように結線すれば1倍のY結
線,△結線で同様となる。
すると、各端子に最も近いスロットで巻回数が最少とな
る為、サージによる同相コイル間の絶縁破壊を低下する
ことができる。又、図6のように結線すれば1倍のY結
線,△結線で同様となる。
【0054】
【発明の効果】以上述べたように、本発明の一つの構成
態様によれば、起磁力が例えば略正弦波分布となるよう
なコイル分布をもつ巻線構成とする場合においても、1
極の巻線を構成するコイル数が毎極毎相当たりのスロッ
ト数の1/2となってコイル巻型数が減少し、異相コイ
ルが収納されるスロットがなくなってスロット内絶縁物
の必要数もなくなる。また、コイルの機械挿入が容易と
なり、更に、異相コイル間に挿入する相間紙の挿入が容
易となり、コイルエンドの根元まで挿入することができ
る等、回転電機の2極電機子巻線とその製造方法を提供
することができる。
態様によれば、起磁力が例えば略正弦波分布となるよう
なコイル分布をもつ巻線構成とする場合においても、1
極の巻線を構成するコイル数が毎極毎相当たりのスロッ
ト数の1/2となってコイル巻型数が減少し、異相コイ
ルが収納されるスロットがなくなってスロット内絶縁物
の必要数もなくなる。また、コイルの機械挿入が容易と
なり、更に、異相コイル間に挿入する相間紙の挿入が容
易となり、コイルエンドの根元まで挿入することができ
る等、回転電機の2極電機子巻線とその製造方法を提供
することができる。
【図1】本発明の第1実施例の電機子巻線の展開図、
【図2】第1実施例におけるスロット内コイルの巻回数
を示す説明図、
を示す説明図、
【図3】巻線の起磁力分布を示す図、
【図4】巻線係数の対照図、
【図5】第1実施例を示すコイル配置図、
【図6】第2実施例を示す電機子巻線の展開図、
【図7】第2実施例を示すコイル配置図、
【図8】第3実施例を示すコイル配置図、
【図9】第4実施例を示すコイル配置図、
【図10】第4実施例の変形例を示すコイル配置図、
【図11】従来の同心巻線を示す電機子巻線の展開図、
【図12】従来の同心巻線を示すコイル配置図、
【図13】従来の同心巻線を示すコイル配置図、
【図14】従来の同心巻線を示すコイル配置図、
【図15】従来の同心巻線を示す他の電機子巻線の展開
図、
図、
【図16】従来の正弦波巻線を示す電機子巻線の展開
図、
図、
【図17】従来の正弦波巻線におけるスロット内の巻回
数を示す説明図、
数を示す説明図、
【図18】従来の正弦波巻線における巻線のコイル配置
図、
図、
【図19】巻線の起磁力分布を示す図、
【図20】巻線係数の対照図、
【図21】従来の正弦波巻線を示すコイル配置図。
U1〜U2……U相巻線、 V1〜V2……
V相巻線、W1〜W2……W相巻線、U,V,W,X,
Y,Z……端子、1〜48……スロット番号。
V相巻線、W1〜W2……W相巻線、U,V,W,X,
Y,Z……端子、1〜48……スロット番号。
Claims (7)
- 【請求項1】 毎極毎相のスロット数がqに設定され、
1極に対応する1つの巻線が他と異なる巻回数をもつ少
なくとも1つのコイルを含むと共にコイルピッチが互い
に異なる複数個のコイルからなり、これらコイルが各ス
ロットに収納されてなる電機子巻線において、スロット
数qが4以上に設定され、且つこれら各コイルが各スロ
ットに単相同心巻分布をなすように収納され、巻線の起
磁力が略正弦波分布となるように各コイルの巻回数が毎
極毎相のスロット間で相互に異なる値に設定されている
ことを特徴とする回転電機の2極電機子巻線。 - 【請求項2】 三相の各相の第1極巻線をなすコイルが
全スロット領域を三分した各分割領域内に分散配置さ
れ、且つ、順に各相の次極巻線が前スロット領域を三分
した領域であって前極に対応する各分割領域とは空間的
に機械角でπだけずれた分割領域に順次分散配置された
状態になっていることを特徴とする請求項1に記載の回
転電機の2極電機子巻線。 - 【請求項3】 各コイルの巻回数を最外側から内側に向
かいN1,N2,N3,N4,……N(q/2)とした
時、N1>N2>N3>N4……>N(q/2n)であ
ることを特徴とする請求項1に記載の回転電機の2極電
機子巻線。 - 【請求項4】 各コイルの巻回数を最内側から外側に向
かいN1,N2,N3,N4,……N(q/2)とした
時、N1>N2>N3>N4……>N(q/2)である
ことを特徴とする請求項1に記載の回転電機の2極電機
子巻線。 - 【請求項5】 各端子からのコイルの巻始めを巻回数の
少ない最内周のコイルからとすることを特徴とする請求
項1に記載の回転電機の2極電機子巻線。 - 【請求項6】 各端子から最も近いコイルの口出しを巻
回数の少ないコイルからとすることを特徴とする請求項
2に記載の回転電機の2極電機子巻線。 - 【請求項7】 毎極毎相のスロット数qが4以上に設定
され、1極に対応する1つの巻線が他と異なる巻回数を
もつ少なくとも1つのコイルを含むと共にコイルピッチ
が互いに異なる複数個のコイルからなり、これらコイル
が各スロットに収納されて、更に、1つの巻線のコイル
数が(q×1/2)個に設定され、且つ、これら各コイ
ルが各スロットに単層同心巻分布をなすように収納され
る整数スロット巻き構成にされた電機子巻線の製造方法
において、最少コイルピッチを予めスロット数で少なく
ともq個に設定すると共に、少なくとも2極についての
スロットへのコイル収納を三相分の第1極に対応する3
個の巻線を一つのグループとし、三相分の第2極に対応
する3個の巻線を一つのグループとし、第2極の3個の
巻線のコイル平均巻回長さを第1極の3個の巻線より短
く設定した上で、スロットへのコイル挿入作業を上記グ
ループごとの順に実施する作業が含まれることを特徴と
する回転電機の2極電機子巻線の製造方法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP26276796A JPH10112948A (ja) | 1996-10-03 | 1996-10-03 | 回転電機の2極電機子巻線とその製造方法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP26276796A JPH10112948A (ja) | 1996-10-03 | 1996-10-03 | 回転電機の2極電機子巻線とその製造方法 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH10112948A true JPH10112948A (ja) | 1998-04-28 |
Family
ID=17380313
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP26276796A Pending JPH10112948A (ja) | 1996-10-03 | 1996-10-03 | 回転電機の2極電機子巻線とその製造方法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH10112948A (ja) |
Cited By (14)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2005124388A (ja) * | 2003-09-25 | 2005-05-12 | Denso Corp | モータ用ステータ及びそのコイル形成方法 |
| CN1314185C (zh) * | 2001-09-25 | 2007-05-02 | 泰豪科技股份有限公司 | 一种不同心不等距式同步发电机绕组 |
| CN1314186C (zh) * | 2001-09-25 | 2007-05-02 | 泰豪科技股份有限公司 | 一种等距式同步发电机绕组 |
| JP2007143354A (ja) * | 2005-11-22 | 2007-06-07 | Daikin Ind Ltd | 電機子 |
| JP2008099441A (ja) * | 2006-10-12 | 2008-04-24 | Meidensha Corp | 回転電機の巻線絶縁構造 |
| US7847464B2 (en) | 2004-10-22 | 2010-12-07 | Mitsuba Corporation | Armature of rotary electric machine and method for producing same |
| JP2011172476A (ja) * | 2010-02-18 | 2011-09-01 | Tesla Motors Inc | 三層巻き線パターンおよびその製造方法 |
| JP2011529680A (ja) * | 2008-07-28 | 2011-12-08 | ダイレクト、ドライヴ、システィムズ、インク | 電気機械の巻線構成 |
| JP2013162615A (ja) * | 2012-02-03 | 2013-08-19 | Yaskawa Electric Corp | 回転電機システム |
| JP2015533071A (ja) * | 2012-10-31 | 2015-11-16 | オープンハイドロ アイピー リミテッド | 電気機械 |
| CN112448513A (zh) * | 2020-11-16 | 2021-03-05 | 重庆宗申电动力科技有限公司 | 一种电机绕组结构、定子组件及电机 |
| JP2023003090A (ja) * | 2021-06-23 | 2023-01-11 | 株式会社アイシン | 回転電機用ステータ |
| JP2023048593A (ja) * | 2021-09-28 | 2023-04-07 | 国立大学法人京都大学 | 交流機とその設計方法、製造方法および設計支援装置 |
| CN115940469A (zh) * | 2022-12-23 | 2023-04-07 | 佳木斯电机股份有限公司 | 一种工频电动机整数槽复合型绕组结构 |
-
1996
- 1996-10-03 JP JP26276796A patent/JPH10112948A/ja active Pending
Cited By (16)
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| CN115940469A (zh) * | 2022-12-23 | 2023-04-07 | 佳木斯电机股份有限公司 | 一种工频电动机整数槽复合型绕组结构 |
| CN115940469B (zh) * | 2022-12-23 | 2023-06-02 | 佳木斯电机股份有限公司 | 一种工频电动机整数槽复合型绕组结构 |
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