JPH10114023A - 木質仕上材 - Google Patents
木質仕上材Info
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- JPH10114023A JPH10114023A JP9237732A JP23773297A JPH10114023A JP H10114023 A JPH10114023 A JP H10114023A JP 9237732 A JP9237732 A JP 9237732A JP 23773297 A JP23773297 A JP 23773297A JP H10114023 A JPH10114023 A JP H10114023A
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- Finished Plywoods (AREA)
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- Casting Or Compression Moulding Of Plastics Or The Like (AREA)
- Moulding By Coating Moulds (AREA)
Abstract
板の反りも生じないものとする。 【解決手段】 樹脂の含浸を可能とする台板1上に熱硬
化性樹脂を含むプリプレグ状態のシート2を重ね合わ
せ、このシート2上に樹脂の含浸を可能とする化粧材3
を重ね合わせて熱プレスして互いに接着した木質仕上材
であって、熱プレス温度を130〜180℃、プレス圧
力を1〜20kgf/cm2 、プレス時間を2.5〜20
分とする。
Description
の表面仕上材又は柱、キャビネット、家具等の表面材あ
るいは自動車の内装材、さらには各種造作の表面材等と
して用いられる木質仕上材に関する。
仕上材が急速に増加してきているが、表面の耐傷性に関
する改善要求が多くなってきた。一般的な木質仕上材
は、台板上に化粧張り用の木の薄板である突き板(化粧
材)を貼り合わせたものであり、この突き板の表面に傷
がつきにくいようにWPC処理したものが開発されてい
る。WPCとは、ウッド・プラスチック・コンビネーシ
ョンの略称であり、突き板を加熱・加圧容器へ入れ、プ
ラスチックを強制的に突き板に含浸させたものを接着剤
が塗布された台板に熱プレスして貼り合わせている。
されたものは、価格が高くなるという欠点があった。
れ、相互の接着力に優れ、台板の反りも生じない木質仕
上材を提供することを目的とする。
め、この発明は、樹脂の含浸を可能とする台板上に熱硬
化性樹脂を含むプリプレグ状態のシートを重ね合わせ、
このシート上に樹脂の含浸を可能とする化粧材を重ね合
わせて熱プレスして互いに接着してなる木質仕上材であ
って、熱プレス温度を130〜180℃、プレス圧力を
1〜20kgf/cm2 、プレス時間を2.5〜20分と
したものである。
を図面を参照にして説明する。
性樹脂を含むシート2を貼り、このシート2上に化粧材
3を貼ってある。
ド、パーティクルボード、ウエハーボード等あるいはこ
れらの複合板が好適に使用され、いずれも樹脂の含浸を
可能とする材質である。
ート基材20(図2参照)に熱硬化性樹脂を含浸させた
ものである。シート基材20として使用する紙は、石膏
ボード紙、クラフト紙、レーヨン紙等があり、織布とし
ては、有機繊維の織物、ガラス繊維、炭素繊維、無機ウ
ィスカー、ロックファイバー、ロックウール等の無機繊
維の織物、アモルファス金属繊維等の織物が好適に使用
できる。不織布としては、ガラス繊維、綿、レーヨン等
の原料繊維を接着もしくは絡み合わせ或いはその双方を
用いて機械的・化学的・加熱的もしくは溶媒を用いる方
法、或いはそれらの組み合わせによって作られたシート
状のものである。繊維原料としては、3〜50mmにカッ
トされた繊維を湿式抄紙若しくは乾式不織布製造法によ
りマット化したものをバインダー樹脂で結合したものが
使用に好適である。繊維原料としては、ガラス繊維単
独、若しくはガラス繊維とアルミナ繊維、アルミナシリ
カ繊維、炭素繊維、金属繊維等の無機系繊維や、アラミ
ド繊維、レーヨン繊維、ビニロン繊維、ナイロン繊維、
ポリエステル繊維、ポリプロピレン繊維、ポリエチレン
繊維等の有機系繊維を単独もしくは複数混合して用いる
ことができる。シート基材20の強度、樹脂含浸の容易
さ等の点からガラス繊維を単独で用いることが好まし
い。さらに、含浸性、脱泡性、シート基材強度、ハンド
リング、成形品の耐傷性の点から、ガラス不織布の坪量
は10〜1000g/m2 であることが好ましく、さら
に好ましくは50〜250g/m2 である。坪量が10
g/m2 より少ないと、耐傷性が発現しにくく、100
0g/m2 より多いと樹脂の含浸が困難となる。これら
の繊維は3mm以下の短繊維では補強効果が低く、一方5
0mmを越える長繊維では均一シート化が困難であり、結
果として優れた補強効果が得られない。また、3〜15
mmの短繊維が全繊維中20〜100%であることが、強
度(補強性)、不織布の均一性の観点からは好ましい。
短繊維が20%より少ないと不織布の均一性が図れな
い。これら繊維材料の他に短繊維のセルロースパルプ等
を混合することは差し支えない。また、ガラス繊維を用
いる場合は、繊維表面をシランカップリング剤でコート
しておくことにより、補強効果を高めることができる。
としては、表面材としての必要な特性がある樹脂が選択
され、例えば、フェノール類とアルデヒド類との反応に
より得られるフェノール樹脂、末端に反応性のエポキシ
基を持つオリゴマーに硬化剤を添加して得られるエポキ
シ樹脂、熱硬化エチレン酢酸ビニル共重合体、不飽和ポ
リエステル樹脂、ユリア樹脂、メラミン樹脂、ウレタン
樹脂、尿素樹脂、DAP樹脂、不飽和ポリエステル樹脂
等が例示できる。これらの樹脂は単独もしくは複数混合
されて主として含浸により繊維材料と複合化する。含浸
する樹脂溶液として、水溶液、溶剤ワニス、エマルジョ
ン等いずれでもよく、固形樹脂粉末を散布するやり方で
もよい。この中でもコスト、安全性の点から水、アルコ
ール等に溶解もしくは分散させたものを用いることが好
ましい。アルコールを用いる場合、ふっ点が低く乾燥し
やすいためMeOHが好適である。さらにこれらに各種
の充填剤、例えばステアリン酸鉛、ジブチル錫ジラウレ
ート、カーボンブラック、炭酸カルシウム、チタンホワ
イト、雲母、ガラス球、水酸化アルミニウム、酸化アン
チモン、トリ(2,3ジプロモプロピル)ホスフェー
ト、脂肪族スルフォン酸塩、高級アルコール酸塩エステ
ル等、熱安定剤、強化剤、難燃剤、帯電防止剤等が配合
されて使用される。また、フェノール樹脂の製造に必要
な触媒としては、アルキルアミン、アンモニア、水酸化
ナトリウム、水酸化バリウム等が好ましい。特に、アル
キルアミン、アンモニアについては他の2つに比べ分子
量も大きく、分子構造上、水和性が低いので貼り合わせ
後の耐水性が飛躍的に向上する。この時、フェノール樹
脂は、固形分20〜80%となるように水に溶解もしく
は分散されていることが含浸の容易さの点から好まし
い。固形分が20%未満だと必要量含浸することが困難
となり、80%より多いと粘度上昇により含浸が困難と
なる。
50〜500g/m2 、好ましくは150〜350g/
m2 になるように含浸させる。50g/m2 未満だと充
分な耐傷性を発現しにくく、500g/m2 以下でなけ
れば硬化時間がかかり、端部からのはみだし等外観上も
問題がある。含浸方法は、例えば図2に示すようにシー
ト基材20をローラで熱硬化性樹脂溶液10中へディッ
ピングし、その後一定条件下で乾燥させてプリプレグ状
態のシート2を得る。。
れかをシート基材20としてこれに熱硬化性樹脂を含浸
させたものを単独で用いず、例えばこれを複数枚用いた
り、紙に熱硬化性樹脂を含浸させたものに織布を貼り合
わせたものをシート2として用いることもできる。例え
ば、未硬化のフェノール樹脂をガラス不織布に含浸さ
せ、これに織布を貼り合わせたものを用いれば全体の強
度や寸法安定性が飛躍的に向上する。
は含浸後半硬化状態であることが望ましく、シート2は
プリプレグ状態となり、これを台板1上に重ね、このプ
リプレグ状態のシート2上に化粧材3を重ね合わせ、こ
れらを熱プレスすれば、互いに強固に接着される。プリ
プレグは、繊維補強材と熱硬化性樹脂、その他必要に応
じ熱可塑性樹脂、着色剤、硬化触媒等を混和してなる強
化プラスチックの、接着性と成形性の能力を残した硬化
終了前の半硬化状態の成形素材であり、好ましいゲルタ
イムは150℃の設定温度において30秒〜800秒で
ある。
を、含浸後半硬化状態にするための乾燥条件として、シ
ート2のできあがり溶媒含有率を3〜15重量%、さら
には5〜10重量%にすることが好ましく、3重量%未
満では化粧材3や台板1との接着不良をおこし、15重
量%以下でない場合は、シート同士ブロッキングをおこ
す。また、乾燥時間と温度の関係を表1に示す。表中○
はでき上がりのプリプレグシートの状態が使用可能、△
は使用するにあたりあまり好ましくない、×は使用不可
能を示す。
乾燥時間2.5〜30分で好ましい半硬化状態のシート
2を得ることができる。
分な耐傷性発現のためには、破断強度10kgf以上で
あることが好ましい。10kgf未満では充分な耐傷性
が発現しない。破断強度の測定は、プリプレグ状態のシ
ート2を2枚の離型紙間に挟み、150℃、5分、10
kgf/cm2 の条件下で熱プレスして樹脂を硬化させた
後のものについて行った。
様等が印刷あるいは凹凸加工が施された紙等が好適に使
用でき、厚みは1mm以下が好ましい。また、樹脂の含浸
を可能とする材質が選ばれる。
プレス条件としては、温度130〜180℃が好まし
く、さらには140〜160℃が好ましい。130℃よ
り低いと樹脂の硬化が充分でなく、耐傷性が発現でき
ず、180℃より高いと樹脂の硬化が速すぎて台板1や
化粧材3との接着が不十分となり、かつ台板1の反りも
大きくなってしまうためである。また、圧力としては、
1〜20kgf/cm2 が好ましく、さらには5〜15k
gf/cm2 が好ましい。1kgf/cm2 より低いと樹脂
の化粧材3へのしみ出しが充分でないために耐傷性が低
くなり、20kgf/cm2 より大きいと台板1の反りが
大きくなる等の不都合が生ずる。さらにまた、プレス時
間としては、2.5〜20分間が好ましくさらに好まし
くは3〜12.5分である。2.5分より短いと樹脂の
硬化が充分ではなく、耐傷性が低下し、20分より長い
と樹脂の劣化が生じ、耐傷性も低下し、台板1の反りも
大きくなる。
粧材3として厚さ0.3mmの楢単板を使用し、繊維径1
0μm、短繊維と長繊維の混合繊維からなる坪量100
g/m2 のガラス不織布に固形分40%の水分散系フェ
ノール樹脂を含浸させて固形分200g/m2 のシート
2を得、含浸後105℃で10分間乾燥させて半硬化の
状態とした。台板1上にこのプリプレグシート状態のシ
ート2を重ね合わせ、シート2上に化粧材3を重ね合わ
せてプレス温度150℃、圧力10kgf/cm2 、プレ
ス時間5分で木質仕上材を製造したものを実施例1とし
た。また、プレス温度を150℃、圧力7.5kgf/
cm2 、プレス時間7分とし、その他の条件は実施例1と
同一条件で製造した木質仕上材を実施例2とした。ま
た、繊維径10μm、短繊維と長繊維の混合繊維からな
る坪量100g/m2 のガラス不織布に固形分58%の
メタノール溶解系フェノール樹脂を含浸させて固形分2
00g/m2 のものを得、含浸後105℃で10分間乾
燥させた半硬化のシート2を用い、その他の条件を実施
例1と同一条件としたものを実施例3とした。また、実
施例3と同一のガラス不織布に固形分58%のメタノー
ル溶解系フェノール樹脂を含浸させて固形分300g/
m2 のものを得、実施例3と同一条件で乾燥させて半硬
化状態としたシート2を用い、実施例1と同一条件で製
造したものを実施例4とした。さらに、プレス温度を1
25℃、圧力を0.8kgf/cm2 、プレス時間2分と
したものを比較例1とし、プレス温度を185℃、圧力
を25kgf/cm2 、プレス時間25分としたものを比
較例2とした。これら比較例1、2ともにその他の条件
は実施例1と同一条件とした。
ついて、JIS A−1408に準拠し、鋼球落下試験
を行った。この試験は、2号鋼球(540g)をサンプ
ル上に落下させたときのサンプルのくぼみ深さを測定し
たものである。サンプルは砂上全面支持された状態にお
く。その結果は、次の表2の如くになった。
ば、樹脂の含浸を可能とする台板上に熱硬化性樹脂を含
むプリプレグ状態のシートを重ね合わせ、このシート上
に樹脂の含浸を可能とする化粧材を重ね合わせて熱プレ
スして互いに接着してなる木質仕上材であって、熱プレ
ス温度を130℃〜180℃、プレス圧力を1〜20k
gf/cm2 、プレス時間を2.5〜20分としたので、
台板の反りも生ぜず、加熱しすぎて樹脂の劣化が生じた
り加熱不足で樹脂の硬化不十分となることなく、シート
の熱硬化性樹脂が化粧材に含浸硬化し、化粧材の対傷性
を向上させる。また、台板上に化粧材を接着するための
接着剤は不要となり、熱プレスするだけで台板上にシー
ト並びに化粧材を確実に貼り合わせることができるの
で、製造も容易である。さらに、温度や湿度の変化に対
してもシートの存在により寸法安定性に優れ、強度面で
も向上する。
Claims (1)
- 【請求項1】 樹脂の含浸を可能とする台板上に熱硬化
性樹脂を含むプリプレグ状態のシートを重ね合わせ、こ
のシート上に樹脂の含浸を可能とする化粧材を重ね合わ
せて熱プレスして互いに接着した木質仕上材であって、 熱プレス温度を130〜180℃、プレス圧力を1〜2
0kgf/cm2 、プレス時間を2.5〜20分としたこ
とを特徴とする木質仕上材。
Priority Applications (1)
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|---|---|---|---|
| JP23773297A JP3623346B2 (ja) | 1996-08-19 | 1997-08-19 | 木質仕上材 |
Applications Claiming Priority (3)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP8-235950 | 1996-08-19 | ||
| JP23595096 | 1996-08-19 | ||
| JP23773297A JP3623346B2 (ja) | 1996-08-19 | 1997-08-19 | 木質仕上材 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH10114023A true JPH10114023A (ja) | 1998-05-06 |
| JP3623346B2 JP3623346B2 (ja) | 2005-02-23 |
Family
ID=26532418
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP23773297A Expired - Fee Related JP3623346B2 (ja) | 1996-08-19 | 1997-08-19 | 木質仕上材 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP3623346B2 (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| WO1999028101A1 (fr) * | 1997-11-28 | 1999-06-10 | Bridgestone Corporation | Materiau de finition ligneux |
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| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2025111217A (ja) * | 2024-01-17 | 2025-07-30 | 富士フイルム株式会社 | 繊維板構造体製造方法、繊維板構造体製造システム、及び繊維板構造体 |
-
1997
- 1997-08-19 JP JP23773297A patent/JP3623346B2/ja not_active Expired - Fee Related
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| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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| WO1999028101A1 (fr) * | 1997-11-28 | 1999-06-10 | Bridgestone Corporation | Materiau de finition ligneux |
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