JPH10114099A - 画像露光装置 - Google Patents

画像露光装置

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JPH10114099A
JPH10114099A JP26971896A JP26971896A JPH10114099A JP H10114099 A JPH10114099 A JP H10114099A JP 26971896 A JP26971896 A JP 26971896A JP 26971896 A JP26971896 A JP 26971896A JP H10114099 A JPH10114099 A JP H10114099A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 比較的簡単な構造で色ずれをなくし色再現性
を向上すると共に、特に黒色の文字やハーフトーんを含
む白黒画像の再現性を向上し分解能を高める。 【解決手段】 露光ケーシング214の上端面にフルカ
ラー画像形成用光源部204と、白黒画像形成用光源部
10と、が配設され、フルカラー画像形成用光源部20
4の発光面側には、アパーチャ216が設けられ、複数
のLEDチップ208からの光の広がりを制限してい
る。白黒画像形成用光源部10は、白色光源12と空間
変調素子としての液晶チップ14とで構成されており、
白色光源12から照射され液晶チップ14を通過した光
が露光用光源となる。但し、この白黒画像形成用光源部
10は、文字や白黒画像専用の光源であり、画像データ
に文字又は白黒画像が含まれている場合のみ適用され
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、画像データ信号に
より、露光用光源からの光を制御して感光材料上の画像
を記録する画像露光装置に関する。
【0002】
【従来の技術及び発明が解決しようとする課題】現在、
画像露光装置では、デジタル露光系を搭載したものが多
く開発されている。一般にデジタル露光系では、半導体
レーザから出力される光ビームに画像データをのせ、ポ
リゴンミラーを高速回転させることで、この光ビームを
偏向すると共に(主走査)、ガルバノミラー等でポリゴ
ンミラーで反射された光ビームをさらに副走査するか、
記録媒体側を移動させながら(あるいはステップ移動さ
せながら)主走査を繰り返すことにより、記録媒体上に
画像を記録するようになっている。ここで、記録媒体
は、コロナ放電によって帯電された感光ドラムであって
もよいし、感光材料であってもよい。また、光源として
は、半導体レーザを用いず、LED等の他の発光体であ
ってもい。
【0003】一方、画像を感光材料に記録した後、該感
光材料と受像材料とを重ね合わせた状態で、熱現像転写
処理によって受像材料へ画像を転写する画像露光装置が
存在している。この装置では、感光材料に画像を記録す
るタイプとして、所謂アナログ露光(原稿に光を照射し
てその反射光を感光材料へ順次案内するスリット露光が
一般的である。)とデジタル露光とがある。
【0004】また、一般紙とほぼ同等の質感を持つ受像
材料に画像を記録することができ、上記のようにアナロ
グ露光系又はデジタル露光系を選択することにより、様
々な分野で適応する。
【0005】ところで、このような画像露光装置を、各
種ネットワークやパソコンの出力装置として使用する場
合には、デジタル露光系であることが必要である。
【0006】しかしながら、上記熱現像転写タイプの画
像露光装置では、デジタル露光系の他、感光材料と受像
材料とを重ね合わせるためのの機構、熱現像転写時に画
像形成を促進するための画像形成用溶媒の塗布機構、熱
現像機構、感光材料と受像材料との剥離機構等、多くの
機能(機構)を必要として、装置が大型化していた。ま
た、フルカラー印刷の場合には、色ずれ等の防止のた
め、精度よく部品を組付けなければならず、組付け作業
性を悪いという問題点がある。
【0007】また、フルカラー対応の機種で白黒画像
(文字等の黒、画像のハーフトーンを含む)を作製する
場合、各色の混色を用いるため、色ずれにより黒の再現
性が悪く、分解能を低下させる原因となる。
【0008】本発明は上記事実を考慮し、比較的簡単な
構造で色ずれをなくし、色再現性を向上すると共に、特
に黒色の文字やハーフトーンを含む白黒画像の再現性を
向上し、分解能を高めることができる画像露光装置を得
ることが目的である。
【0009】
【課題を解決するための手段】請求項1に記載の発明
は、画像データ信号により、露光用光源からの光を制御
して感光材料上の画像を記録する画像露光装置であっ
て、前記光源は、各々異なる発光ピーク波長を有する3
色のLEDチップを、各色について1チップ又は複数チ
ップ毎に、各色が一直線に並ぶように共通の基板上にマ
ウントされたフルカラー画像形成用光源部と、該フルカ
ラー画像形成用光源部に近接して設けられ白色発光する
白黒画像形成用光源部とから成り、前記フルカラー画像
形成用光源部及び前記白黒画像形成用光源部からの光を
感光材料上に結像させるための光学系と、前記フルカラ
ー画像形成用光源部と、白黒画像形成用光源部と、光学
系とが一体になったユニットを所定の主走査方向へ移動
させる主走査駆動系と、前記感光材料を前記1回の主走
査毎、主走査方向と直交する方向にステップ移動させる
副走査駆動系と、を有している。
【0010】請求項1に記載の発明によれば、フルカラ
ー画像形成用光源部がLEDチップを用いており、1チ
ップ又は複数チップの各色のLEDチップを単一の基板
上にマウントしたため、配線等の処理が必要最小限に抑
えることができ、また、配線スペースを必要としな分、
装置をコンパクト化することができる。
【0011】また、白黒画像形成用光源部を別途設けて
いるため、文字等の黒、ハーフトーンを含む白黒画像の
場合には、この白黒画像形成用光源部を用いることによ
り、色ずれ等の原因による分解能の低下がなく、色再現
性を向上することができる。
【0012】また、LEDチップ、白色光源、結像レン
ズ等の光源、光学系をユニット化したため、サブアッセ
ンブリとして、装置外で組付けすることができ、メンテ
ンナンス時でも、このユニットごと取り外すことができ
るため、組付け作業性、メンテナンス作業性を向上する
ことができる。
【0013】請求項2に記載の発明は、前記白黒画像形
成用光源部が、白色光源及び前記基板とほぼ同一平面上
に配設され、前記白色光源からの光の透過率を制御する
空間変調素子とから成ることを特徴としている。
【0014】請求項2に記載の発明によれば、白色光源
(例えば、ハロゲンランプ等)は、基本的に光量の調整
を行うことはなく、所定の光量で常に発光させる。露光
時の濃度調整は、光路上に空間変調素子を配することに
より、この空間変調素子を透過する光の透過率を制御す
ることによりなされる。
【0015】請求3に記載の発明は、前記白黒画像形成
用光源部が、白色発光LEDチップから成ることを特徴
としている。
【0016】請求項3に記載の発明によれば、白黒画像
形成用光源部として白色発光LEDチップを適用するこ
とにより、電流制御によって光量を精度よく調整するこ
とができるため、上記請求項2に記載のハロゲンランプ
等のように空間変調素子が不要となる。
【0017】請求項4に記載の発明は、前記フルカラー
画像形成用光源部が、1列に並んだ前記3色のLEDチ
ップを、さらに前記列とは直交する方向に等間隔で複数
列配置したものであることを特徴としている。
【0018】請求項4に記載の発明によれば、同時に複
数色で、かつ複数本の主走査を行うことができるため、
画像を露光する時間を短縮することができる。
【0019】請求項5に記載の発明は、前記露光すべき
画像の基となる画像データの色解析を行う色解析手段
と、前記色解析手段で解析された結果に基づいて、前記
フルカラー画像形成用光源又は白黒画像形成用光源を選
択する光源選択手段と、更に有している。
【0020】請求項5に記載の発明によれば、画像デー
タの種類を色解析手段で解析する。例えば、文字であれ
ば黒色単色が続くため、光源選択手段では白黒画像形成
用光源を選択する。また、各色の成分が同一で濃度が異
なる場合は白黒画像と判断し、やはり白黒画像形成用光
源を選択する。一方、各色の成分が異なる場合はフルカ
ラー画像であると判断し、フルカラー画像形成用光源を
選択する。
【0021】このように、画像データに基づいて自動的
に光源を選択することにより、文字、白黒画像、フルカ
ラー画像が混在する画像であっても、光源を使い分けが
できる。
【0022】
【発明の実施の形態】
(全体構成「外観」)図1乃至図3には、本実施の形態
に係る画像記録装置100が示されている。
【0023】この画像記録装置100は、CD−ROM
102やFD104(図3参照)に記録された画像デー
タを読取り、感光材料106に露光すると共に、この感
光材料106に記録された画像を普通紙(受像紙10
8)に転写して出力する装置である。
【0024】箱型のケーシング110の前面(図3の左
側)の上部は傾斜面とされ、操作表示部112が設けら
れている。
【0025】図2に示される如く、操作表示部112
は、右側に位置するモニタ部114と左側に位置する入
力部116とに分類され、モニタ部114は前記読み取
った画像が写し出されるようになっている。
【0026】また、入力部116は、複数の操作キー1
18と、入力データ確認用表示部120とで構成されて
おり、記録枚数入力、サイズ設定、色バランス調製、ネ
ガ/ポジ選択等、画像記録に必要なデータを入力するこ
とができるようになっている。
【0027】操作表示部112の下方には、デッキ部1
22が配設されている。デッキ部122は、図3の右側
に位置するCD−ROM用デッキ部124と、左側に位
置するFDデッキ部126とで構成されている。
【0028】CD−ROM用デッキ部124は、開閉ボ
タン128を押圧操作を行うことにより、トレイ130
が開閉できるようになっている。このトレイ130上に
CD−ROM102を載置することにより、CD−RO
M102を装置内部に装填することができる。
【0029】一方、FDデッキ部126は、FD挿入ス
ロットル132が設けられ、FD104を挿入すること
により、装置内部の駆動系が作動して、FD104を引
き入れる構造となっている。なお、FD104を取り出
す場合は、操作ボタン134を押圧することにより、F
D104を引きだすことができる。
【0030】なお、CD−ROMデッキ部124及びF
Dデッキ部126には、それぞれアクセスランプ13
6、138が設けられ、装置内でアクセス中はこのアク
セスランプ136、138が点灯するようになってい
る。
【0031】デッキ部122のさらに下方には、排出ト
レイ140が配設されている。この排出トレイ140
は、通常は装置内に収容されており、把持部142に指
をかけて引き出すことができるようになっている(図1
参照)。
【0032】この排出トレイ140上に、前記画像が記
録された受像紙108が排出されるようになっている。
【0033】受像紙108は、予めトレイ144に層状
に収容されており、このトレイ144はケーシング11
0の上面に設けられた、トレイ装填口146に装填され
るようになっている。このトレイ装填口146に装填さ
れたトレイ144から、1枚づつ受像紙108を取り出
し、画像を転写させた後、前記排出トレイ140へ案内
される構成である。
【0034】ケーシング110の右側面(図1の紙面手
前側)には、2個の円形のカバー部材148、150が
取付けられている。このカバー部材148、150は、
個々に着脱可能とされており、このカバー部材148、
150の軸線方向に沿った装置内部には、図3に示され
る如く、ロール状の感光材料106を巻き取る供給リー
ル152と巻取リール154とが配設されており、これ
らのリールは、カバー部材148、150と取り外した
状態で取り出し、又は装填することができるようになっ
ている。 (受像紙搬送系)図3に示される如く、トレイ装填口1
46に装填されたトレイ144は、その先端部上面が半
月ローラ156に対向するようになっている。
【0035】半月ローラ156は周面の一部が接線方向
に切りかかれており、通常は、この切欠部158がトレ
イ144内の最上層の受像紙108と、所定の間隔をお
いて対向されている。ここで、半月ローラ156が回転
すると、前記最上層の受像紙108と半月ローラ156
の周面とが接触し、半月ローラ156が1回転すること
によって受像紙108が若干引き出される。引き出され
た受像紙108は、第1のローラ対160に挟持され、
この第1のローラ対160の駆動力によって、トレイ1
44から完全に引き出されるようになっている。
【0036】第1のローラ対160の下流側には、第2
のローラ対162、ガイド板164、第3のローラ対1
66が順に配設されており、受像紙108は第1のロー
ラ対160に挟持された後、第2のローラ対162に挟
持され、かつガイド板164に案内され、第3のローラ
対166に挟持される。
【0037】この第3のローラ対166では、感光材料
106との重ね合わせも行われる。すなわち、第3のロ
ーラ対166は、感光材料106の搬送路としても使用
される。 (感光材料搬送系)感光材料106は、供給リール15
2に層状に巻き取られた長尺の形で装置に装填されてい
る。供給リール152は、前記カバー部材150(装置
後方側)を取り外し、軸線方向に挿入することにより、
所定位置に装填することができる。
【0038】感光材料106が所定位置に装填されてい
る状態で、最外層を引き出し初期設定として所定の搬送
路に沿ってローディングが行われている。ローディング
の手順は、供給リール152から最外層を引き出し、こ
の供給リール152の装填位置近傍の第4のローラ対1
68に挟持させ、リザーバ部170、ガイド板172を
介して、前記第3のローラ対166に挟持させた後、ヒ
ートローラ174に巻き掛けて、巻取リール154に巻
き掛けるようにしている。なお、この場合、ローディン
グに必要な長さ分のリーダテープを供給リール152に
巻き取られた感光材料106の先端部に設けてもよい。
【0039】なお、この感光材料106の搬送路の内、
第4のローラ対168とリザーバ部170との間には露
光部176が設けられている。また、リザーバ部170
とガイド板172との間には、水塗布部178が設けら
れている。この露光部176及び水塗布部178の詳細
については後述するが、工程として感光材料106に露
光部176で画像が露光された後、乳剤面(露光面)に
水が塗布された状態で第3のローラ対166で受像紙1
08と重ね合わされるようになっている。 (ヒートローラ)ヒートローラ174は、本装置の熱現
像転写部であり、円筒状のローラ本体180と、このロ
ーラ本体180の内部の軸線に沿って設けられたヒータ
182と、で構成されており、ヒータ182の作動によ
って、ローラ本体180の表面が加熱され、このローラ
本体180に巻き掛けられる部材(感光材料106及び
受像紙108)に熱を与える役目を有している。この加
熱により、熱現像転写処理がなされ、感光材料106上
に記録された画像が、受像紙108に転写されるように
なっている。
【0040】ヒートローラ174の右下近傍には剥離ロ
ーラ184と剥離爪186とが設けられ、ヒートローラ
174に約1/3程度巻き掛けられた受像紙108を感
光材料106から引き剥がし、排出トレイ140方向に
受像紙108を案内する構造となっている。
【0041】一方、感光材料106は、ヒートローラ1
74に約1/2程度巻き取られ、180°方向転換され
て巻取リール154が装填された位置へ案内されるよう
になっている。 (水塗布部)図3に示される如く、水塗布部178は、
画像形成用溶媒としての水を感光材料106又は受像紙
108に付与し、両者の重ね合わせ面を密着させ、熱現
像する役目を有しており、感光材料106の幅方向に沿
って長尺の塗布片188と、水を貯留するタンク190
とで構成されている。
【0042】塗布片188は、フェルトやスポンジ等の
吸収性の高い部材で、かつ適度な硬さを持ったもので、
感光材料106が搬送時に所定の圧力で接触するように
なっている。タンク190内の水は毛細管現象を利用し
て、塗布片188へ常に適度な量が移行するようになっ
ており、前記感光材料106と塗布片188とが接触す
ることにより、塗布片188によって感光材料106の
表面(乳剤面)に水が塗布される構成である。
【0043】また、塗布片188が適度な圧力で感光材
料106に当接しているため、水は、均一に塗布され
る。
【0044】タンク190内の水は、水塗布部178全
体を取り外すことにより、補充するようになっている
が、配管を施して、装置外部から常に水を供給するよう
にしてもよい。
【0045】なお、本実施の形態では、画像形成用溶媒
として水を使用しているが、この水は純水に限らず、広
く一般的に使用されている意味で水を含む。また、水と
メタノール、DMF、アセトン、ジイソプチルケトン等
の低沸点溶媒との混合溶媒であもよい。さらに、画像形
成促進剤、カブリ防止剤、現像停止剤、親水性熱溶媒等
を含有させた溶液であってもよい。 (露光部)図4には、本実施の形態に係る露光部176
が示されている。
【0046】露光部176は、感光材料106の搬送路
上方に設けられた光源ユニット200を主構成として、
コントローラ202に接続されている。コントローラ2
02には、画像信号がメモリされており(前記CD−R
OM102やFD104から読み取った画像信号)、こ
の画像信号に応じて、光源ユニット200内の光源部2
04を点灯させるようになっている。光源ユニット20
0は、後述する主走査ユニット206の駆動によって、
感光材料106の幅方向(主走査方向)に移動可能とな
っており、感光材料106が露光部176をステップ駆
動するときの停止時に主走査が行われるようになってい
る。
【0047】露光部176の光源ユニット200は、箱
型の露光ケーシング214によって覆われており、この
露光ケーシング214の上端面にフルカラー画像形成用
光源部204と、白黒画像形成用光源部10と、が配設
され、このフルカラー画像形成用光源部204及び白黒
画像形成用光源部10の発光面が露光ケーシング214
内側に向けられている。フルカラー画像形成用光源部2
04の発光面側には、アパーチャ216が設けられ、複
数のLEDチップ208からの光の広がりを制限してい
る。
【0048】白黒画像形成用光源部10は、白色光源1
2と空間変調素子としての液晶チップ14とで構成され
ており、白色光源12から照射され液晶チップ14を通
過した光が露光用光源となる。但し、この白黒画像形成
用光源部10は、文字や白黒画像専用の光源であり、画
像データに文字又は白黒画像が含まれている場合にのみ
適用される。
【0049】画像データの解析は、前記コントローラ2
02内で行われるが、解析方法の一例としては、同一画
像データにおいて各色に対する光量が同一であり、かつ
濃度が異なる場合は白黒画像と判断し、連続して黒(最
大光量)の場合は文字と判断し、それぞれ白黒画像形成
用光源部10が選択される。また、各色の光量が異なる
場合はフルカラー画像であると判断し、フルカラー画像
形成用光源部204が選択される。
【0050】アパーチャ216の下流側で露光ケーシン
グ214の中央部には、テレセントリックレンズ212
が配設され、フルカラー画像形成用光源部204及び白
黒画像形成用光源部10からの光を集光し、感光材料1
06上に結像させる役目を有している。なお、結像され
る光の解像度は、300〜400dpi程度である。
【0051】ここで、テレセントリックレンズ212
は、複数枚のレンズと絞りで構成されており、像面の高
さが変わっても倍率が変動しない特性を持ったレンズで
あり、主走査ユニット206による主走査移動時や、L
EDチップ208の取り付け状態による差を吸収するこ
とができる。
【0052】また、ピントは、図示しないオートフォー
カス機構によって常に調整されている。
【0053】光源ユニット200は、主走査ユニット2
06の一部を構成する互いに平行な一対のガイドシャフ
ト218に支持されている。このガイドシャフト218
は、感光材料106の幅方向(図4の矢印W方向)に沿
って配設されており、光源部204は、このガイドシャ
フト218に案内されて、感光材料106の幅方向に移
動可能とされている。
【0054】光源部204の露光ケーシング214に
は、無端のタイミングベルト220の一部が固定されて
いる。このタイミングベルト220の両端は、それぞれ
ガイドシャフト218の両端近傍に位置するスプロケッ
ト222に巻き掛けられている。一方のスプロケット2
22の回転軸には変速機224を介してステッピングモ
ータ226の回転軸と連結されており、このステッピン
グモータ226の往復回転によって、光源部206は、
ガイドシャフト218に沿って往復移動される。
【0055】ステッピングモータ226の駆動は、コン
トローラ202によって制御され、感光材料106のス
テップ駆動と同期がとられている。すなわち、感光材料
106が1ステップ移動して停止した状態で、ステッピ
ングモータ226が回転を開始して感光材料106上を
光源部204が感光材料106の幅方向に沿って移動す
る。所定パルスを確認した後、ステッピングモータ22
6を逆回転させることにより、光源部204は、元の位
置に戻る。この光源部204の戻り動作と同時に感光材
料106の次の移動が開始されるようになっている。
【0056】光源ユニット200の光出力側、感光材料
106との対向面にはフォトダイオード228が配設さ
れ、フルカラー画像形成用光源部204又は白黒画像形
成用光源部10からの光源の光量に応じた信号を出力す
るようになっている。このフォトダイオード228は、
光量補正ユニット230に接続され、前記信号はこの光
量補正ユニット230へ入力される。
【0057】光量補正ユニット230では、検出した各
色のLEDチップ208からの光量を比較して、濃度、
色バランス調整を行い、補正値をコントローラ202へ
出力する役目を有している。この補正値に基づいて、光
源部204へ送られる画像信号が補正され、適正な光量
で各LEDチップ208が点灯する。
【0058】図5に示される如く、フルカラー画像形成
用光源部204は、LEDチップ208が集合して構成
されており、それぞれB(ブルー)、G(グリーン)、
R(レッド)の各色に発色するLEDチップ208(以
下、色毎の個々に説明する場合には、B色に発色するL
EDチップをB−LEDチップ208B、G色に発色す
るLEDチップをG−LEDチップ208G、R色に発
色するLEDチップをR−LEDチップ208Rとい
う)がそれぞれ基板210上で、感光材料106の幅方
向(主走査方向)に沿って、同一の配列規則にしたがっ
て取り付けられている。すなわち、基板210の平面視
で右端には、10個のB−LEDチップ208Bが、2
列、かつ千鳥状に配列され、左端には、10個のR−L
EDチップ208Rが、2列、かつ千鳥状に配列され、
中央には、10個のG−LEDチップ208Gが、2
列、かつ千鳥状に配列されており、合計6列のLEDチ
ップが配列されている。
【0059】基板210には、所定の配線がエッチング
処理等で施されているが、この配線間が短絡しないよう
に、金属で被覆されており、放熱機能を有している。こ
のため、LEDチップ210の点灯による発熱を抑制す
ることがでい、発光量の変動を抑えることができる。
【0060】以下に、本実施の形態で適用されるフルカ
ラー画像形成用光源部204の各部の寸法を示す。
【0061】まず、基板210は横(X)×縦(Y)寸
法は、5×5mm(最大)であり、LEDチップ208
の外形寸法(x×y)は約360×360μmである。
同一色の列間ピッチPは600μmで、各列の行ピッチ
Lは520μm、千鳥状としたときの段差寸法Dは26
0μmである。各色間の隙間寸法Gはテレセントリック
レンズ212によって決まるものであり、一義的に決め
られないが、R−G間、G−B間の隙間寸法Gは同一で
あることが好ましい。
【0062】なお、図5に示すLEDチップ208の斜
線部分は、実際に発光する領域であり、図5の鎖線で示
される如く、千鳥状とした隣り合う列同志の発光領域の
境を一致させている。
【0063】上記構造の光源部204により、感光材料
106上には、各色共に1回の主走査で10本の主走査
ラインが記録できることになる。このため、感光材料1
06のステップ移動は、感光材料106上に記録される
主走査ライン幅の10倍のピッチで駆動、停止を繰り返
すように制御されている。
【0064】一方、図6(A)及び(B)に示される如
く、白黒画像形成用光源部10は、液晶チップ14が2
列5行で、合計10個が千鳥状に配列されている。この
配列は、前記フルカラー画像形成用光源部204の1つ
の色の配列と同等とされている。各液晶チップ14のピ
ッチ寸法等も前記フルカラー画像形成用光源部204の
各色の寸法と同一となっている(同一寸法符号記載)。 (リザーバ部)リザーバ部170は、前述の如く露光部
174と水塗布部178との間に配設されており、2対
の挟持ローラ対192、194と、1個のダンサーロー
ラ196とで構成されている。感光材料106は、2対
の挟持ローラ対192、194に掛け渡されており、こ
の間で感光材料106に略U字型の弛みを設けている。
この弛みに対応してダンサーローラ196を上下動する
ようになっており、弛み部の感光材料106を保持して
いる。
【0065】露光部176では、感光材料106はステ
ップ移動するが、水塗布部178では、水の均一な塗布
のために一定速度で搬送させる必要がある。このため、
露光部176と水塗布部178との間に感光材料106
の搬送速度差が生じる。この速度差を吸収するために、
ダンサーローラ196が上下動させ、感光材料106の
弛み量を調整し、感光材料106のステップ移動と定速
移動とを同時に行えるようにしている。
【0066】以下に本実施の形態の作用を説明する。ま
ず、画像記録のための全体の流れを説明する。
【0067】トレイ144をトレイ装填口146に装填
しておき、感光材料106を巻き取った状態の供給リー
ル152及び空状態の巻取リール154をそれぞれ所定
位置に装填し、かつローディングが完了した状態で、操
作表示部112のプリント開始キーを操作すると、コン
トローラ202では、CD−ROM102又はFD10
4から画像データを読取り、記憶する。
【0068】コントローラ202で画像データを記憶す
ると、供給リール152が駆動して、感光材料106の
搬送を開始する。
【0069】また、コントローラ202では、画像デー
タを解析して、画像データの種類を判別する。ここで、
文字の場合は、黒色単色であるため、白黒画像形成用光
源部10を露光時に適用するように制御する。また、白
黒画像の場合も同様に白黒画像形成用光源部10を選択
する。一方、フルカラー画像の場合には、フルカラー画
像形成用光源部204を露光時に適用するように制御す
る。
【0070】これは、画像データを各色毎に分解し、同
一の画像データ(全画像データを画素単位又は複数の画
素単位ピッチでサンプリングする)が全て最大濃度であ
る場合には文字、各色毎のデータの濃度が等しい場合に
は白黒画像、各色毎のデータの濃度が異なる場合にはフ
ルカラーと判断することができる。
【0071】感光材料106が露光部176の所定位置
に至ると、感光材料106は一旦停止して、コントロー
ラ202から画像信号がフルカラー画像形成用光源部2
04又は白黒画像形成用光源部10へ出力される。この
画像信号は、10ライン毎に出力され、フルカラー画像
形成用光源部204及び白黒画像形成用光源部10は、
ステッピングモータ226の駆動によってガイドシャフ
ト218に案内され感光材料106の幅方向に沿って移
動する(主走査)。なお、この画像信号の出力の開始前
にフォトダイード228によってフルカラー画像形成用
光源部204又は白黒画像形成用光源部10からの各色
の光量を検出し、光量補正ユニット230において、濃
度、色バランス等を調整するための補正値をコントロー
ラ202へ供給し、画像信号を補正している。この補正
値は1画像毎に実行される。
【0072】1回の主走査が終了すると、感光材料10
6は、1ステップ(10ラインピッチ)移動し停止し、
2回目の主走査がなされる。これを繰り返すことによ
り、感光材料106上に1フレーム分の画像が記録され
る。なお、記録が終了した感光材料106は、リザーバ
部170の上流側の挟持ローラ対192のみの駆動(下
流側の挟持ローラ対194は停止)によって、ダンサー
ローラ196に巻き掛けられるようにリザーバ部170
で弛んだ状態で保持され、水塗布部178へは至らない
ようになっている。
【0073】リザーバ部170に、1画像分の長さの感
光材料106がたまると、リザーバ部170の下流側の
挟持ローラ対194が駆動を開始する。これにより、感
光材料(画像記録済)106が水塗布部178へ搬送さ
れる。水塗布部178では、感光材料106は定速搬送
され、塗布片188によって水が均一に塗布される。
【0074】この塗布片188には、タンク190から
水が常に送られており、かつ所定の圧力で感光材料10
6を押圧しているため、適量の水が感光材料106へ塗
布される。
【0075】水が塗布された感光材料106は、ガイド
板172に案内されて第3のローラ対166へと搬送さ
れる。
【0076】一方、受像紙108は、半月ローラ156
が1回転することにより、半月ローラ156の周面と受
像紙108の先端部とが接触し、最上層の受像紙108
が引き出され、第1のローラ対160の挟持される。こ
の第1のローラ対160の駆動によって、受像紙108
はトレイ144から引き出され、第2のローラ対162
に挟持された状態で、感光材料106を到着を待つ。
【0077】感光材料106がガイド板を通過するのに
同期して、第1のローラ対160及び第2のローラ対1
62の駆動が開始され、受像紙108は、ガイド板16
4に案内されて第3のローラ対166へと搬送される。
【0078】第3のローラ対166では、感光材料10
6と受像紙108とが重ね合わされた状態で挟持し、ヒ
ートローラ174へ送り出す。このとき、感光材料10
6に塗布された水によって、両者が密着される。
【0079】重ね合わされた状態の感光材料106と受
像紙108は、ヒートローラ174に巻き掛けられ、ヒ
ータ182からの熱を受け、熱現像転写処理がなされ
る。すなわち、感光材料106に記録された画像が受像
紙108へ転写され、顕像化される。
【0080】ヒートローラ174に約1/3程度巻き掛
けられた状態で熱現像転写は完了し、受像紙108は、
剥離ローラ184及び剥離爪186によって感光材料1
06から剥がされ、剥離ローラ184に巻き掛けられる
形で排出トレイ140上に排出される。
【0081】一方、感光材料106は、ヒートローラ1
74に約1/2巻き掛けられた後、接線方向に移動し
て、巻取リール154に巻き取られる。
【0082】本実施の形態によれば、コンパクトな構造
で画像記録を行うことができ、また、装置内にCD−R
OM用デッキ124及びFD用デッキ126を搭載して
いるため、迅速に画像データを取り込むことができる。
また、モニタ部114により、記録する画像を確認する
ことができるため、濃度や色バランスの調整が容易であ
る。
【0083】また、排出トレイ140を格納式としたの
で、非使用時は、受像紙108を収容したトレイ144
を取り外すことにより、凹凸の少ない外形となり、作業
スペースを有効利用することができる。
【0084】さらに、本実施の形態の装置では、水塗布
部178及び露光部176が感光材料106の搬送方向
に対して固定であり、感光材料106との相対移動は、
全て感光材料106の移動によって行われるため、移動
機構が簡単となる。
【0085】なお、本実施の形態では、装置にCD−R
OM用デッキ部124及びFD用デッキ部126を搭載
したが、他の記録媒体(例えば、光磁気ディスク(M
O)、相変化ディスク(PD)、ビデオテープ等)を装
填可能なデッキ部を搭載してもよい。また、外部(例え
ば、パソコン、テレビジョン等)からの画像信号を取り
込む、画像入力端子を設けてもよい。
【0086】また、本実施の形態では、フルカラー画像
形成用光源部204と白黒画像形成用光源部10とを画
像データに基づいて自動的に選択するようにしたが、オ
ペレータの操作によってマニュアルで選択し、選択した
方を固定するようにしてもよい。例えば、フルカラー画
像の画像データで白黒画像形成用光源部10を選択する
と、各色データに基づいて濃度データを演算し、液晶チ
ップ14を制御すればよい。
【0087】さらに、本実施の形態では、空間変調素子
として液晶チップ14を用いたが、機械的な絞り機構や
DMD等であってもよく、文字のみをフルカラー画像形
成用光源部204ではなく、別の光源で行う場合には、
単純に光路を開閉するシャッター部材であってもよい。
【0088】なお、本実施の形態では、白黒画像形成用
光源部10として、ハロゲンランプ等の白色光源12を
用い、またこの白色光源12を用いたために、空間変調
素子としての液晶チップ14を配設したが、白黒画像形
成用光源部として白色発光LEDを用いてもよく、この
場合、白色発光LEDチップを直接電流制御によって光
量を精度よく調整できるため、空間変調素子は不要とな
る。
【0089】
【発明の効果】以上説明した如く本発明に係る画像露光
装置は、比較的簡単な構造で色ずれをなくし、色再現性
を向上すると共に、特に黒色の文字やハーフトーンを含
む白黒画像の再現性を向上し、分解能を高めることがで
きるという優れた効果を有する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本実施の形態に係る画像露光装置の斜視図であ
る。
【図2】本実施の形態に係る画像露光装置の正面図であ
る。
【図3】本実施の形態に係る画像露光装置の内部構成を
示す側面断面図である。
【図4】露光部の概略構成を示す正面図である。
【図5】露光部のフルカラー画像形成用光源部を示す平
面図である。
【図6】(A)は本実施の形態の白黒画像形成用光源部
の拡大図、(B)は白黒画像形成用光源部の平面図であ
る。
【符号の説明】
10 白黒画像形成用光源部 12 白色光源 14 液晶チップ(空間変調素子) 100 画像記録装置 106 感光材料 108 受像紙 174 ヒートローラ 176 露光部 178 水塗布部 200 光源ユニット 202 コントローラ 204 光源部 208 LEDチップ

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 画像データ信号により、露光用光源から
    の光を制御して感光材料上の画像を記録する画像露光装
    置であって、 前記光源は、各々異なる発光ピーク波長を有する3色の
    LEDチップを、各色について1チップ又は複数チップ
    毎に、各色が一直線に並ぶように共通の基板上にマウン
    トされたフルカラー画像形成用光源部と、 該フルカラー画像形成用光源部に近接して設けられ白色
    発光する白黒画像形成用光源部とから成り、 前記フルカラー画像形成用光源部及び前記白黒画像形成
    用光源部からの光を感光材料上に結像させるための光学
    系と、 前記フルカラー画像形成用光源部と、白黒画像形成用光
    源部と、光学系とが一体になったユニットを所定の主走
    査方向へ移動させる主走査駆動系と、 前記感光材料を前記1回の主走査毎、主走査方向と直交
    する方向にステップ移動させる副走査駆動系と、 を有することを特徴とする画像露光装置。
  2. 【請求項2】 前記白黒画像形成用光源部は、白色光源
    及び前記基板とほぼ同一平面上に配設され、前記白色光
    源からの光の透過率を制御する空間変調素子とから成る
    ことを特徴とする請求項1記載の画像露光装置。
  3. 【請求項3】 前記白黒画像形成用光源部は、白色発光
    LEDチップから成ることを特徴とする請求項1記載の
    画像露光装置。
  4. 【請求項4】 前記フルカラー画像形成用光源部は、1
    列に並んだ前記3色のLEDチップを、さらに前記列と
    は直交する方向に等間隔で複数列配置したものであるこ
    とを特徴とする請求項1乃至請求項3のいずれか1項記
    載の画像露光装置。
  5. 【請求項5】 前記露光すべき画像の基となる画像デー
    タの色解析を行う色解析手段と、前記色解析手段で解析
    された結果に基づいて、前記フルカラー画像形成用光源
    又は白黒画像形成用光源を選択する光源選択手段と、更
    に有することを特徴とする請求項1乃至請求項4のいず
    れか1項記載の画像露光装置。
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