JPH10114292A - 電動補助動力装置付自転車 - Google Patents

電動補助動力装置付自転車

Info

Publication number
JPH10114292A
JPH10114292A JP27007896A JP27007896A JPH10114292A JP H10114292 A JPH10114292 A JP H10114292A JP 27007896 A JP27007896 A JP 27007896A JP 27007896 A JP27007896 A JP 27007896A JP H10114292 A JPH10114292 A JP H10114292A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
average value
force
pedaling force
moving average
motor
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP27007896A
Other languages
English (en)
Inventor
Yasushi Morimoto
康司 森本
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
TEC CORP
Original Assignee
TEC CORP
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by TEC CORP filed Critical TEC CORP
Priority to JP27007896A priority Critical patent/JPH10114292A/ja
Publication of JPH10114292A publication Critical patent/JPH10114292A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Classifications

    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B62LAND VEHICLES FOR TRAVELLING OTHERWISE THAN ON RAILS
    • B62MRIDER PROPULSION OF WHEELED VEHICLES OR SLEDGES; POWERED PROPULSION OF SLEDGES OR SINGLE-TRACK CYCLES; TRANSMISSIONS SPECIALLY ADAPTED FOR SUCH VEHICLES
    • B62M6/00Rider propulsion of wheeled vehicles with additional source of power, e.g. combustion engine or electric motor
    • B62M6/40Rider propelled cycles with auxiliary electric motor
    • B62M6/45Control or actuating devices therefor
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B62LAND VEHICLES FOR TRAVELLING OTHERWISE THAN ON RAILS
    • B62MRIDER PROPULSION OF WHEELED VEHICLES OR SLEDGES; POWERED PROPULSION OF SLEDGES OR SINGLE-TRACK CYCLES; TRANSMISSIONS SPECIALLY ADAPTED FOR SUCH VEHICLES
    • B62M6/00Rider propulsion of wheeled vehicles with additional source of power, e.g. combustion engine or electric motor
    • B62M6/40Rider propelled cycles with auxiliary electric motor
    • B62M6/55Rider propelled cycles with auxiliary electric motor power-driven at crank shafts parts

Landscapes

  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Chemical & Material Sciences (AREA)
  • Combustion & Propulsion (AREA)
  • Transportation (AREA)
  • Mechanical Engineering (AREA)
  • Electric Propulsion And Braking For Vehicles (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】この発明は、車速に応じるとともに補助する動
力を平滑化して乗り味のよい補助動力装置付自転車を提
供することにある。 【解決手段】モータ40から動力の補助を受けて走行す
る電動補助動力装置付自転車Aにおいて、クランク軸を
介してペダルの踏力を検出しこれら検出された各踏力を
記憶手段210に記憶された踏力の中から算出手段22
0により異なる標本数に基づいて算出した移動平均値を
記憶するとともに、上昇判定手段260により前記踏力
の推移が上昇過程か否かを判断し、上昇過程にあるとき
は少ない標本数に基づいて算出された移動平均値に応じ
てモータ40の出力を制御し動力を補助することにより
ペダルの踏み込みに対する動力補助の応答性をよくでき
るとともに、補助動力を平滑化して乗り味のよい電動補
助動力装置付自転車としたものである。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、人力走行におい
て電動補助動力装置からの動力の補助を受けて走行する
電動補助動力装置付自転車に関する。
【0002】
【従来の技術】自転車にモータと減速機構からなる電動
補助動力装置を設けて、上り坂等での走行時に前記電動
補助動力装置から動力を供給して楽な走行ができるよう
にした電動補助動力装置付自転車は広く知られている。
そして、走行中に動力を補助する方法は、走行中にクラ
ンク軸に伝達される回転トルクつまりペダルを踏み込む
ことによって生じる踏力値(以下踏力という)の大きさ
をトルク検出手段で検出し、このトルク検出手段の出力
つまり踏力の大きさに応じて前記モータの出力を増減す
るように制御して、踏力に対応した動力を補助して楽な
走行ができるようにしているものである。
【0003】一方、走行中にクランク軸に伝達されるペ
ダルの踏力は、ペダルを踏み込んでいる状態であっても
この踏み込む力は一定とはならないことから常に変動し
ているものであり、また、トルク検出手段はこの変動す
る踏力を検出して出力するものであることから、この検
出出力により直接モータを制御することは、変動する踏
力に即応して動力を補助できるものであることから、踏
み込み時の踏力に対した応答性のよい動力の補助ができ
るという利点がある。しかし、上述のように走行中にペ
ダルに加わる踏力は常に変動するものであり、また踏力
の検出周期(ある時点で検出した後次ぎの踏力を検出す
るまでの時間的間隔)に比べて踏力の変動周期(ペダル
を踏み込んでいる時に踏力が変動する時間的間隔)は極
めて長いことから、短い検出周期で検出される踏力をそ
のまま用いてモータを制御し補助する動力を増減させる
ように制御すると、補助される動力の平滑性が損なわれ
るためにペダルを踏んでいる際にペダルが断続的に重く
なったり軽くなったりするという現象が生じるため運転
者は違和感(ガクガクとした感)を覚えいわゆる乗り味
が良くないものとなる。このことは車速が大きい状態で
は比較的踏力が安定していることから、補助される動力
も安定つまり平滑状態となり前記違和感は低減されるか
が、低速つまり走り始めには踏力が安定しないため補助
される動力の平滑性が損なわれ乗り味が良くないという
現象が顕著となる。
【0004】このように従来の電動補助動力装置付自転
車は、低速走行においては補助される動力の平滑性が損
なわれ乗り味がよくないという問題がある。
【0005】そこで、走行中に動力を補助する際に走行
を滑らかにするために、補助動力の変動幅を少なくする
ような工夫がなされている。その方法の一つとして、ト
ルク検出手段で走行中に変動しているペダルに加わる踏
力を、マイクロコンピューター等からなる制御装置によ
って、一定周期でこの周期内において所定の時間間隔で
読み取り、この各時間毎に読み取った踏力を記憶手段に
順次記憶し、この記憶された各踏力のうち所定数を標本
数として取り出して平均して踏力の移動平均値を算出
し、この移動平均値に対応して定めた大きさの動力を補
助するようにモータを制御し、補助動力の平滑性を得る
ようにすることが考えられる。つまり変動する踏力を所
定時間毎に検出し、これら踏力から取り出した所定の標
本数に基づいて算出した踏力の移動平均値は、実際の踏
力に比べ平均化されるという性質を有するため、この移
動平均値を用いてモータを制御することにより、始動時
等の低速走行においては供給される補助動力は平滑化さ
れ乗り味は改善されるものである。
【0006】そして、補助動力の平滑性は移動平均値を
求めるための標本数をより多くすることによりより高め
ることができる。
【0007】このことを示したのが図10(A)であ
る。この図は自転車Aを略直線的に加速させた走行状態
とし、そのときのペダルの踏力とこの踏力の移動平均値
との関係を示したものであり、図中曲線Aはペダルを踏
んだ場合におけるペダルの踏力の変化つまり推移を示す
ものであり、曲線Bは前記踏力の中から取り出す標本数
を3個とした場合の移動平均値の推移を示したものであ
り、また、曲線Cは標本数を5個とした場合の踏力の移
動平均値の推移を示したものである。
【0008】同図の各曲線から判るように、移動平均値
を求める標本数が多くなるにつれて平滑つまり曲線が滑
らかになることが判る。このことは移動平均値に応じて
動力を補助するようにすれば、補助される動力が平滑さ
れることを示すものである。また、標本数が多くなるに
つれて位相(X軸方向に対する位相)はペダルの踏力に
対して遅れるとともにその位相差が大きくなり、したが
って、標本数を多くすると踏力に対する動力補助の応答
性が損なわれことから好ましくなく、この点を考慮して
標本数を決定する必要がある。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】上述のように従来の電
動補助動力装置付自転車においては、ペダルの踏力に応
じた動力を補助する際に、応答性はよいものの平滑な補
助動力の供給ができないことからペダルの踏み込みが滑
らかにならず平滑感が得られないという問題がある。そ
こで、多い標本数に基づく移動平均値を用いてこの移動
平均値に応じて動力を補助するようにすれば、平滑性は
得られるものの応答性が損なわれるため、応答性を必要
とする踏力の増加つまり上昇傾向にあるときは踏み込み
に即応した動力補助が得られないことになる。
【0010】
【課題を解決するための手段】この発明は上記事情に鑑
み補助される動力の平滑性と応答性との両面を満足でき
る電動補助動力装置付自転車としたものであり、請求項
1記載の発明は、モータから動力の補助を受けて走行す
る電動補助動力装置付自転車において、ペダルの踏力を
検出しこれら検出された各踏力を記憶手段に記憶し、こ
の記憶された踏力の中から異なる標本数に基づいて算出
手段により算出した移動平均値を記憶するとともに、上
昇判定手段により前記踏力の推移が上昇過程か否かを判
定し、上昇過程にあるときは少ない標本数に基づいて算
出された移動平均値に応じてモータの出力を制御し動力
を補助する電動補助動力装置付自転車としたものであ
る。
【0011】また、請求項2記載の発明は、ペダルの踏
力値を検出する検出手段と、この検出手段によって踏力
値を所定時間間隔で読み取りこれら踏力値をそれぞれ記
憶する踏力記憶手段と、電源から電力の供給を受けて補
助動力を供給するモータと、このモータを駆動制御する
モータ制御回路と、前記踏力値の推移が上昇過程か否か
を判定する判定手段と、前記記憶手段に記憶された踏力
の最新の踏力を含む異なる数の標本数に基づいて移動平
均値を算出する算出手段と、この算出された移動平均値
を記憶する平均値記憶手段と、この平均値記憶手段から
踏力の推移が前記判定手段により上昇過程にあると判定
されたときは少ない標本数に基づく移動平均値により、
上昇過程にないと判定したときは多い標本数に基づく移
動平均値によりモータの駆動力を決定する駆動力決定手
段とを備え、上昇判定手段により前記踏力の推移が上昇
過程か否かを判定し、上昇過程にあるときは少ない標本
数に基づいて算出された移動平均値に応じて決定された
駆動力を出力するようにモータを制御し動力を補助する
電動補助動力装置付自転車としたものである。
【0012】上記のように構成した請求項1および請求
項2記載の発明は、走行中のペダルに加わる踏力が上昇
過程にある時は少ない標本数に基づいて算出された移動
平均値に応じたモータを制御して動力を補助するように
ことからペダルの踏力の推移に対する移動平均値の推移
の位相の遅れを小さくして踏み込みに対する応答性をよ
くできるとともに、直接踏力に応じて制御する場合に比
べて補助動力を平滑化できるとういう作用を有するもの
である。
【0013】また、請求項3記載の発明は、ペダルの踏
力値を検出する検出手段と、この検出手段によって踏力
値を所定時間間隔で読み取りこれら踏力値をそれぞれ記
憶する踏力記憶手段と、電源から電力の供給を受けて補
助動力を供給するモータと、このモータを駆動制御する
モータ制御回路と、前記踏力値の推移が上昇過程か否か
を判定する判定手段と、前記記憶手段に記憶された踏力
から最新の踏力を含む移動平均値を算出する算出手段
と、この算出された移動平均値を記憶する平均値記憶手
段と、踏力の推移が前記判定手段により上昇過程にある
と判定されたときは前記平均値記憶手段の移動平均値に
より、上昇過程にないときは前記記憶手段に記憶された
最新の踏力に応じてモータの駆動力を決定する駆動力決
定手段とを備え、上昇判定手段により前記踏力の推移が
上昇過程か否かを判定し、上昇過程にあるときは移動平
均値に応じ、上昇過程にないときは最新の踏力に応じて
決定された駆動力を出力するようにモータを制御し動力
を補助する電動補助動力装置付自転車としたものであ
る。
【0014】このように構成した請求項3記載の発明
は、踏力の上昇過程においてはペダルの踏力に応じてモ
ータを制御して動力を補助するようにしたことから踏み
込みに対して応答性のよい動力の補助ができるととも
に、上昇過程にないときは移動平均値に基づいてモータ
を制御することから平滑化された動力補助ができるとい
う作用を有するものである。
【0015】また、請求項4記載の発明は、ペダルの踏
力値を検出する検出手段と、この検出手段によって踏力
値を所定時間間隔で読み取りこれら踏力値をそれぞれ記
憶する踏力記憶手段と、電源から電力の供給を受けて補
助動力を供給するモータと、このモータを駆動制御する
モータ制御回路と、前記記憶手段に記憶された踏力から
二つの異なる数の標本数に基づくとともに最新の踏力を
含めて算出される二つの移動平均値を算出する算出手段
と、これら二つの移動平均値を記憶する平均値記憶手段
と、この平均値記憶手段に記憶された二つの移動平均値
の大きさを比較する比較手段と、この比較手段で比較さ
れた結果大きい移動平均値に基づいてモータの駆動力を
決定する駆動力決定手段とを備え、前記二つの移動平均
値を比較し大きい移動平均値に基づいて決定された駆動
力を出力するようにモータを制御し動力を補助する電動
補助動力装置付自転車としたものである。
【0016】このように構成した請求項4記載の発明
は、踏力が大きい時は応答性のよい動力補助ができ、踏
力が小さいときは平滑化された動力補助ができるという
作用を有するものである。
【0017】また、請求項5記載の発明は、ペダルの踏
力値を検出する検出手段と、この検出手段によって踏力
値を所定時間間隔で読み取りこれら踏力値をそれぞれ記
憶する踏力記憶手段と、電源から電力の供給を受けて補
助動力を供給するモータと、このモータを駆動制御する
モータ制御回路と、前記記憶手段に記憶された踏力から
最新の踏力を含む所定数の標本数に基づくとともに最新
の踏力を含むめて算出される移動平均値を算出する算出
手段と、この算出された移動平均値を記憶する平均値記
憶手段と、この平均値記憶手段に記憶された移動平均値
と前記記憶手段に記憶された最新の踏力との大きさを比
較する比較手段と、この比較手段で比較された結果大き
い値に基づいてモータの駆動力を決定する決定手段とを
備え、前記移動平均値と踏力のうち大きい値に基づいて
決定された駆動力を出力するようにモータを制御し動力
を補助する電動補助動力装置付自転車としたものであ
る。
【0018】このように構成した請求項5記載の発明
は、踏力が大きい時は応答性のよい動力補助ができ、踏
力が小さいときは平滑化された動力補助ができるという
作用を有するものである。
【0019】また、請求項6記載の発明は、請求項1な
いし請求項5記載の発明において、車速検出手段と、車
速が大きくなるにつれて少ない標本決定数を記憶した標
本テーブルとを設け、車速が大きくなるにつれて少ない
標本数に基づいて移動平均値を算出するとともに、車速
検出手段からの車速と前記算出された移動平均値に基づ
いて駆動力を決定する電動補助動力装置付自転車とした
ものである。
【0020】このように構成した請求項6記載の発明
は、請求項1および請求項2記載の発明の作用に加え
て、車速が大きくなったとしてもペダルの踏力の推移に
対する位相の遅れを小さくできることから、踏み込みに
対する応答性のよい動力補助ができるという作用を有す
るものである。
【0021】
【発明の実施の形態】つぎに、この発明の実施の形態を
図1ないし図8に基づいて説明する。図に示すように、
補助動力装置付自転車(以下単に自転車という)Aは、
車体Bとこの車体Bに取り付けられた補助動力装置(以
下単に動力装置という)C等から構成されている。そし
て、前記車体Bは、ハンガラグ1に一端側を固定された
立パイプ2および下パイプ3と、この下パイプ3の他端
側に固定されたヘッドパイプ4に一端側を固定され他端
側を前記立パイプ2の下方部に固定された上パイプ5と
からなるフレーム6、前記ハンガラグ1に一端側を固定
されたチェーンステー7、前記ヘッドパイプ4に取り付
けられた前ホーク8、この前ホーク8の上端に取り付け
られたハンドル9、前記前ホーク8の下端部に取り付け
られた前輪10、前記立パイプ2の上部に一端側を固定
され他端側を前記チェーンステー7の他端側と図示しな
い後つめを介して固定されたバックホーク11、前記チ
ェーンステー7の他端側に取り付けられた後輪12、前
記立パイプ2の上方に取り付けられたサドル13、前記
後輪の上部に設けた荷受台14等から構成されている。
【0022】また、前記ハンガラグ1には後述するクラ
ンク軸80が回動自在に設けられ、このクランク軸80
の両端部にはそれぞれペダル81aと82aが設けられ
た左クランク81と右クランク82が取り付けられてい
る。また、前記荷受台14の上部には電源としてのバッ
テリー14bを収納したバッテリーケース14aが取り
付けられている。また、バッテリー14bは後述するモ
ータ40等とはリード線16を介して電力が供給される
ようになっている。また、走行時の回転力を伝達するス
プロケット17と後輪12の図示しないスプロケット1
7にはチェーン18が架けられている。
【0023】つぎに、前記動力装置Cの構成を図2ない
し図4に基づいて説明する。図に示すように動力装置C
は、ケース本体23と蓋ケース25とからなるケース2
0、このケース20に取り付けられた前記モータ40、
減速機構50から構成されており、また前記ケース20
には軸受を介して取り付けられ前記減速機構50から回
転力が伝達される中空軸70と、この中空軸70を貫通
してクランク軸80が設けられている。また、前記ケー
ス20内には後述するマイクロコンピュータ、ROM、
RAM等からなる制御装置200等が収納されている。
【0024】そして、前記ケース本体23には、減速機
構50と前記制御装置200等が収納されている。前記
減速機構50は、前記モータ40の出力軸41の先端部
に取り付けられた歯車51、この歯車51と噛合する径
大な歯車52、この歯車52と一体に設けられた径小な
歯車53、この歯車53と噛合する径大な歯車54bと
傘歯車54cとからなる歯車54、前記傘歯車54cと
噛合する傘歯車55、この傘歯車55が取り付けられて
いる軸と同じ軸55aに取り付けられた歯車55b、こ
の歯車55bに噛合する駆動歯車56とから構成されて
いる。
【0025】そして、前記歯車55bは前記軸55aに
一方向性クラッチ55fを介して取り付けられている。
この一方向性クラッチ55fは前記モータ40の回転力
を自転車が正規に走行つまり前進方向に走行するように
前記駆動歯車56に伝達するように前記歯車55bを回
転させるが、逆方向には空転するように機能するもので
ある。つまり一方向性クラッチ55fは後述する人力走
行の際にペダル81a、82aが取り付けられているク
ランク81、82が走行方向に回転したときは空転する
ように機能するものである。
【0026】また、前記駆動歯車56の中央部には軸孔
56aが形成されており、この軸孔56aには凹凸条5
6cが形成され、また、駆動歯車56の蓋ケース25側
の側面には軸孔56aの外周に図2、図3に示すように
同心状に配置された複数(実施例では3個、図2、図3
では1個のみ図示)の突起部57が形成されており、こ
の突起部57は図4に示す矢印方向つまり駆動歯車56
が走行時に回転する方向に沿って同図に示すように上方
に向かって次第に上昇する傾斜面57aが形成されてい
る。また、駆動歯車56の前記蓋ケース25側の側面に
は、図3に示すように前記隣接する突起部57の間に位
置して軸孔56aと同心状に配置された複数(実施例で
は3個設けられており、図3では1個のみ図示)の後述
する圧縮ばね60の一端側を規制するL字状の規制部材
58が形成されている。
【0027】また、前記駆動歯車56に形成された軸孔
56aには、減速機構50を介して伝達される前記モー
タ40の動力つまり回転力をスプロケット17に伝達す
る前記中空軸70が嵌合しており、この中空軸70は前
記ハンガラグ1に回転自在に設けられ、内部に貫通孔7
1を有するとともに一端側に前記軸孔56aに形成され
た凹凸条56cと係合する凹凸条72が形成され、前記
軸孔56aに嵌合した状態では両凹凸条56c、72の
係合によって周方向に回り止めされて、中空軸70は駆
動歯車56と一体に回転するようになっている。また、
中空軸70の他端側にはスプロケット17が取り付けら
れている取付部材17aが取り付けられており、また、
この中空軸70は凹凸条72が形成された近傍をボール
ベアリング77の内輪に圧入されて、このボールベアリ
ング77の外輪を前記ケース本体23に設けた軸受取付
部23bに圧入することによって中空軸70はケース本
体23に取り付けられている。
【0028】また、前記中空軸70の貫通孔71を貫通
してクランク軸80が回転自在に設けられ、このクラン
ク軸80の両端に取付部83および取付部84がそれぞ
れ形成されている。
【0029】また、前記クランク軸80には、前記中空
軸70に取り付けられた駆動歯車56に接近した部位に
一方向性クラッチ85が取り付けられ、この一方向性ク
ラッチ85を介してクランク軸80には駆動板90が取
り付けられている。そして、前記一方向性クラッチ85
はクランク軸80が人力走行の際にペダル81a、82
aが取り付けられたクランク81、82によって走行方
向に回転させられる場合は前記駆動板90を回転させ、
これとは逆にクランク軸80が回転したときは空転し、
前記駆動版90を回転させないように機能するものであ
る。また、前記駆動板90の前記蓋ケース25側には前
記駆動歯車56の側面との間に空間を形成するように所
定距離離間して形成された円盤形のフランジ部91が形
成され、このフランジ部91の駆動歯車56側の面に
は、図3に示すように前記圧縮ばね60の他端側に当接
して圧縮する圧縮部92が形成されている。そして、前
記L字状の規制部材58と前記圧縮部92との間に前記
圧縮ばね60が配設されている。
【0030】そして、この圧縮ばね60の付勢力の大き
さは、人力走行の際に前記クランク軸80、一方向性ク
ラッチ85を介して駆動板90に加えられる回転力に応
じて圧縮するように設定されている。つまり、人力走行
の際には、前記クランク軸80の回転に伴って一方向性
クラッチ85とともに回転する駆動板90の回転力に応
じて駆動歯車56と相対移動が生じるように設定されて
いるものである。
【0031】また、駆動板90のフランジ部91には、
図2、図4に示すように前記駆動歯車56の側面に形成
した突起部57に対応させた部位に貫通孔93が3個
(図2、図5では1個のみ図示)形成されている。
【0032】また、このフランジ部91と対向して接離
可能に環状板からなる偏位プレート95が配設されてお
り、この偏位プレート95には前記それぞれの貫通孔9
3に対応した位置に一端側先端部を前記貫通孔93に貫
通するように一体的に固着されたスライド軸96が設け
られている。また、このスライド軸96の他端側先端に
は球状突起96aが形成され、この球状突起96aは前
記駆動歯車56に形成された突起部57の傾斜面57a
に、前記偏位プレート95との間に配設したコイルスプ
リング97によって圧接するように付勢されている。つ
まり、前記偏位プレート95はこの偏位プレート95に
固着されたスライド軸96を前記フランジ部91の貫通
孔93に貫通させるとともにコイルスプリング97によ
って付勢されて球状突起96aを前記傾斜面57aに圧
接された状態で駆動歯車56と駆動板90の間にクラン
ク軸80の軸方向に移動可能に配設されているものであ
る。
【0033】そして、ペダル81a、82aの踏力がク
ランク81、82を介して前記クランク軸80に加わる
と、この回転力はクランク軸80に取り付けられている
一方向性クラッチ85を介して駆動板90に伝達され駆
動板90は回転し、そして、走行中に登り坂を走行する
等の加速状態となった場合には、それまで以上にペダル
81a、82aは強く踏み込まれるため、このペダル8
1a、82aの踏力によって回転するクランク軸80に
一方向性クラッチ85を介して取り付けられている駆動
板90と、中空軸70と一体に回転する駆動歯車56と
の間に踏力に応じた相対移動が生じることになる。つま
り、自転車Aを加速するためにペダル81a、82aを
強く踏み込み踏力を増加させることにより、駆動板90
と駆動歯車56との間に設けた圧縮ばね60は圧縮さ
れ、前記駆動板90は前記踏力に応じた量だけ駆動歯車
56より先行して回転することになり、その結果偏位プ
レート95に固着したスライド軸96の球状突起96a
は駆動歯車56に設けた突起部57の傾斜面57aに沿
って上方に移動し、この移動に伴ってコイルスプリング
97は圧縮され、偏位プレート95は駆動歯車56から
離反する方向に移動つまり偏位することになる。
【0034】そして、偏位プレート95が駆動歯車56
から離反する方向に偏位すると、この偏位プレート95
の偏位量に応じて後述する回転力検出手段としてのトル
クセンサー100の作動杆140が動作し、トルクセン
サー100は踏力に応じた電気的出力を出力し、この電
気的出力は周知のA/D(アナログ/デジタル値)変換
器によってデジタル値に変換されて前記制御装置200
に送られるようになっている。
【0035】また、前記動力装置Cの蓋ケース25には
図1に示すように始動スイッチ15が設けられており、
この始動スイッチ15にはキー挿入孔15aが設けられ
ており、このキー挿入孔15aに図示しないキーを挿入
して閉成・開成操作することにより、前記バッテリー1
4bからモータ40等に電力の供給・停止がなされるよ
うになっている。そして、始動スイッチ15が閉成され
たときは動力装置Cからの回転力の補助により楽な走行
ができるものであり、また開成された時は人力のみによ
る人力走行となるものである。
【0036】つぎに、前記トルクセンサー100の構成
を図5、図6に基づいて説明する。図5に示すようにト
ルクセンサー100は、下部ケース110とこの下部ケ
ース110に取り付けられる上部ケース120とからな
るケース本体101、このケース本体101内に配設さ
れるセンサーとしての歪みゲージ130、被検出トルク
であるペダルの踏力つまりクランク軸80の回転トルク
の作用力を受ける作動杆140およびこの作動杆140
が受けた作用力を歪みゲージ130に伝達するコイルス
プリング150等から構成されている。
【0037】また、前記上部ケース120には、底壁1
21にそれぞれ内側および外側に突出した筒部125が
形成され、また、この筒部125には外側端部から略中
間部までの部位にはガイド孔126が形成されるととも
に、前記中間部から内側端部までの部位にはガイド孔1
26より径大な孔127が形成されている。
【0038】そして、前記センサーつまり歪みゲージ1
30は、例えばアルミニウム等からなる起歪体131の
表面に絶縁被膜を介して薄膜からなる4個の抵抗体R1
ないしR4(図5では不図示)を貼着あるいはいわゆる
半導体技術等により配設するとともに、これら4個の抵
抗体R1ないしR4を導体によって、図6に示すように
ブリッジWを構成するように接続して構成されている。
そして、前記ブリッジWの抵抗体R1とR3との接続点
および抵抗体R4とR2との接続点はリード線132a
および132bを介して電源に接続され、また、抵抗体
R1とR4との接続点および抵抗体R2とR3との接続
点は出力端部となっており、この出力端部から踏力の大
きさに応じた電気的出力が出力され、この電気的出力は
リード線133aおよび133bを通して、図示しない
A/D変換器を介して制御装置200に送られるように
なっている。
【0039】また、前記下部ケース110と上部ケース
120とに固定端を挾持して固定された起歪体131の
自由端131aは前記筒部125の内側端部の下方に位
置するとともにガイド孔126に対応する部位まで延出
され、この先端部にはガイド孔126の軸心と一致する
軸心を有するピン134が取り付けられている。
【0040】また、前記作動杆140は前記ガイド孔1
26に案内されて軸方向にスライド自在に嵌合する軸部
141と、この軸部141の一端部に形成され摩擦を低
減するために鋼球142aが回動可能にはめ込まれてい
る径大なストッパー部142とから構成され、また、作
動杆140と前記ピン134との間に前記コイルスプリ
ング150が所定量圧縮された状態で配設されている。
そして、このトルクセンサー100の動作は従来周知の
歪みゲージを用いたトルクセンサーと同一の原理で動作
するものである。つまりペダル81a、82aの踏力は
前記クランク軸80に伝えられ、このクランク軸80の
回転力の大きさに応じて変化する偏位プレート95の偏
位量に応じた曲げ力を起歪体131に付与し、前記抵抗
体R1ないしR4の抵抗値の変化に応じた電気的出力を
ブリッジWから出力させるものである。なお、この実施
の形態においては、偏位プレート95が偏位しないとき
起歪体131に最大曲げ力が加えられるように構成され
ている。
【0041】また、前記ケース20の内部には図3に示
すように自転車Aの車速を検出する車速検出手段として
のスピードセンサー160が設けられており、このスピ
ードセンサー160は周知の磁気センサーが用いられ、
このスピードセンサー160の図示しない検出部は前記
駆動歯車56の歯部に近接して配置され、前記駆動歯車
56が回転することにより検出部に駆動歯車56の各歯
が近接する毎に、発生するパルス信号の単位時間当たり
のパルス数に基づいて車速を検出するものである。
【0042】つぎに、前記モータ40の駆動力の後輪1
2への伝達について説明する。
【0043】人力走行において登り坂等を走行する場合
のように自転車Aを加速するようにペダル81a、82
aを踏み込むと、上述したようにペダル81a、82a
の踏力が大きくなり所定値を超え、前記駆動歯車56に
対して駆動板90が先行して回転して両者に踏力に応じ
た量の相対移動が生じ、その結果偏位プレート95のス
ライド軸96の先端部は駆動歯車56に設けた突起部5
7の傾斜面57aを上方に移動し、偏位プレート95は
踏力の大きさに応じた偏位量だけ駆動歯車56から離反
する方向に偏位する。その結果作動杆140、コイルス
プリング150を介して起歪体131に加えられていた
最大曲げ力が減少し、起歪体131は復元し、この復元
に伴いブリッジWの抵抗R1ないしR4の抵抗値が変化
して、この変化に応じた電気的出力が制御装置200に
送られる。そして、制御装置200によって後述するよ
うにモータ40が駆動されてモータ40の動力は出力軸
41に設けられた歯車42から、前記減速機構50を介
して駆動歯車56に伝達され、この駆動歯車56を介し
て中空軸70に伝達され、この中空軸70に取り付けら
れているスプロケット17、チェーン18を介して後輪
12に伝達されるものである。つまりペダル81a、8
2aを踏み込むことによってクランク軸80に伝達され
る人力による回転力に前記モータ40の回転力つまり動
力が付加つまり補助されて自転車は走行するものであ
る。
【0044】つぎに、この第一の実施の形態における自
転車Aの踏力に応じた動力を補助する制御を、図7に示
す制御ブロック図に基づいて説明する。なお、この実施
の形態は請求項1および請求項2記載の発明に対応する
ものである。
【0045】同図に示すように制御装置200には、メ
モリーからなる記憶手段210、移動平均値を算出する
算出手段220、メモリーからなる標本テーブル23
0、モータ制御回路240および図示しないが制御手段
等が設けられている。
【0046】そして、前記記憶手段210は複数の記憶
エリア211(1)ないし211(n)を有しており、
前述したように図示しないA/D変換器を介して前記ト
ルクセンサー100に接続されており、一定周期でこの
周期内において所定時間間隔毎に前記トルクセンサー1
00で検出されているペダルの踏力は記憶エリア211
(1)から順次211(n)に記憶つまり格納されるよ
うになっている。なお、この格納は前記図示しない制御
手段によって制御される図示しない読取・書込手段によ
ってなされるようになっている。
【0047】また、前記記憶手段210には踏力の移動
平均値を算出する前述の算出手段220が接続され、ま
た、算出手段220には標本テーブル230が接続され
ており、この標本テーブル230には、それぞれあらか
じめ定めた踏力の移動平均値を算出するための一方は多
く他方は少ない数からなる標本数を決定するための二つ
の標本決定数が格納つまり設定されている。なお、前記
算出手段220には図示しない前記制御手段によって制
御され記憶手段210から踏力を読み出す図示しない踏
力読出手段、標本テーブル230から標本決定数を読み
出す標本読出手段を有しているものである。
【0048】そして、前記算出手段220は、前記標本
テーブル230に格納された二つの標本決定数に基づい
て、前記記憶手段210の各記憶エリア211(1)な
いし211(n)に記憶されている踏力の中から最新の
踏力つまり記憶手段210の記憶エリア211(1)な
いし211(n)に格納された最も新しい踏力から、前
記二つの標本決定数の数だけ、遡及した踏力を読み出し
これら踏力の合計値を前記標本決定数で除して、二つの
移動平均値を算出するものである。また、前記算出手段
220には、二つの記憶エリア225aおよび225b
を有する平均値記憶手段225が接続され、前記算出手
段220で算出された二つの移動平均値を記憶つまり格
納するようになっている。そして、記憶エリア225a
には大きい数の標本数に基づいて算出された移動平均値
が格納され、また、記憶エリア225bには小さい数の
標本数に基づいて算出された移動平均値が格納されるよ
うになっている。
【0049】また、平均値記憶手段225にはモータの
駆動力を決定する駆動力決定手段250が接続され、こ
の駆動力決定手段250にはモータ40の出力を制御す
るモータ制御回路240が接続されている。このモータ
制御回路240にはバッテリー14bが接続されてお
り、このモータ制御回路240は前記駆動力決定手段2
50の出力に基づいて前記バッテリー14bからモータ
40に供給される電流を制御することによりモータ40
の出力を制御するものである。
【0050】また、前記記憶手段210には上昇判定手
段260が接続され、この上昇判定手段260は、また
前記駆動力決定手段250に接続されている。そして、
この上昇判定手段260は前記記憶手段210の記憶エ
リア211(1)と211(2)に順次記憶つまり読み
込まれた踏力を比較することにより、踏力が上昇過程
(踏力の大きさが増加する方向への過程)か否か、つま
り先に読み込まれて記憶エリア211(2)に記憶され
た踏力と、ついで読み込まれて記憶され記憶エリア21
1(1)に記憶された踏力とを比較し、記憶エリア21
1(2)に記憶された踏力よりも、記憶エリア211
(1)に記憶された踏力が大きいと判定したとき踏力は
上昇過程にあり逆に小さいと判定したときは下降過程に
あると判定するものである。そして、この判定結果は前
記駆動力決定手段250に出力される。なお、この上昇
過程にあるか否かは比較する踏力は最新の踏力を含む複
数を比較することにより判定するようにしてもよく、こ
のように複数の踏力を用いるようにした場合はノイズ等
による誤判定を防止できる利点がある。
【0051】この駆動力決定手段250は上昇判定手段
260からの出力が上昇過程である場合は、前記平均値
記憶手段225の記憶エリア225aに記憶されている
少ない標本数により算出した移動平均値に基づいてモー
タ40の駆動力を決定し、また、逆に下降過程である場
合は平均値記憶手段225の225bに記憶されている
多い標本数により算出した移動平均値に基づいてモータ
40の駆動力を決定し、この結果をモータ制御回路24
0に出力する。モータ制御回路240は前記駆動力決定
手段250の出力によってモータ40から出力されるべ
き回転力つまり補助すべき動力を決定する出力に基づい
てモータ40を制御する。
【0052】このことによって、走行中にペダルに加わ
る踏力が上昇過程にあるときは少ない標本数により算出
した移動平均値に、下降過程にあるときには多い標本数
により算出した移動平均値に基づいてそれぞれ動力がモ
ータ40から補助されるものである。
【0053】つぎに、モータ40からの動力つまり回転
力を補助する制御について図7の制御ブロック図を参照
して説明する。
【0054】まず、自転車Aに乗り停止状態からペダル
81a、82aを踏み込み走行を開始すると、ペダル8
1a、82aの踏力はクランク軸80に伝達され、この
クランク軸80の回転力はトルクセンサー100で検出
され、このトルクセンサー100の出力は一定周期毎に
この周期内において所定時間間隔毎に読み取られて、前
記記憶手段210の各記憶エリア211(1)ないし2
11(n)に順次記憶つまり格納される。
【0055】また、前記平均値算出手段220は前記標
本テーブル230に設定されている標本決定数に基づい
て、異なる数の標本決定数(この実施の形態においては
5個と3個とが設定されている)に基づいて、前記記憶
手段210の記憶エリア211(1)ないし211
(n)から最新の踏力から前記標本決定数だけ遡及した
踏力を読み出し、これら踏力の合計を前記標本決定数で
除して移動平均値を算出する。この算出された二つの移
動平均値のうち多い標本数(この実施の形態においては
5個)に基づいて算出された移動平均値は平均値記憶手
段225の記憶エリア225aに、また、少ない標本数
(この実施の形態においては3個)に基づいて算出され
た移動平均値は平均値記憶手段225の記憶エリア22
5bにそれぞれ格納される。
【0056】また、前記上昇判定手段260は前記記憶
手段210に記憶された二つの踏力を上述したように比
較してペダルに加わる踏力が上昇過程にあるか下降過程
にあるかを判定し駆動力決定手段250に出力する。駆
動力決定手段250は前記上昇判定手段260からの出
力に基づきつまり判定が上昇過程であるときは前記平均
値記憶手段225の記憶エリア225bに格納されてい
る少ない標本数により算出された移動平均値を読み出し
てモータの駆動力を決定し、また、下降過程であるとき
は前記平均値記憶手段225の記憶エリア225aに格
納されている多い標本数により算出された移動平均値を
読み出してモータの駆動力40を決定してモータ制御回
路240に出力し、この出力に基づいてモータ制御回路
240はモータ40を制御する。
【0057】このことによって、走行中にペダルに加わ
る踏力が上昇過程にあるとき、つまり走行開始時あるい
は上り坂を上る走行等ペダルを強く踏み込み加速する状
態では、少ない標本数により算出した移動平均値に基づ
いてモータ40から動力が補助されることから、ペダル
を強く踏み込み加速する状態では踏み込みに対して即応
したつまり応答性がよく、しかも標本数は少ないものの
移動平均値に基づくものであることから平滑化された動
力補助がされるため運転者にとっては力感が得られると
ともに違和感のない乗り味のよい走行ができる。また、
ペダルの踏力が下降過程にあるとき、すなわちペダルを
踏み込み時に強い踏み込みを要しない状態つまり車速が
大きくなった状態で平坦な道路等を走行する場合等で
は、多い標本数により算出した移動平均値に基づいてモ
ータ40から動力が補助されることから、平滑化された
動力補助がされるため運転者は違和感を覚えることなく
乗り味のよい走行ができるものである。なお、この場合
の標本数の数はペダルの踏み込みによる踏力の推移に対
する移動平均値の推移の位相の遅れが高速領域での応答
性を損なわない程度に設定されているものである。
【0058】そして、前記制御によってペダルの踏力と
標本数を変化させた際の移動平均値の推移との関係を示
したのが図8である。この図8はペダルを踏み込み自転
車Aを直線的に加速した状態として、この時のペダルの
踏力の変化する状態つまり推移と、踏力が上昇過程にあ
る場合は少ない数つまり3個の標本数に基づいて算出し
た移動平均値と、また下降過程にある場合は多い数つま
り5個の標本数に基づいて算出した移動平均値とした場
合の移動平均値の推移を示したグラフである。
【0059】そして、グラフにおいて、破線で示す曲線
Dはペダルの踏力の推移を示したものであり、実線で示
す曲線Eは移動平均値の推移を示したものである。そし
て曲線Dのうち上向きに傾斜している部分は踏力が上昇
過程つまり増加過程であり、下向きに傾斜している部分
は踏力が下降過程つまり減少過程である。また、曲線E
のうち上向きに傾斜している部分は、踏力が上昇過程で
あり3個の標本数に基づく移動平均値の推移であり、下
向きに傾斜している部分は踏力が下降過程であり5個の
標本数に基づく移動平均値の推移である。
【0060】この図8のグラフから判るように、踏力が
上昇過程にあるときは曲線Dつまり踏力の推移に対す
る、少ない数の標本数に基づく移動平均値の推移つまり
曲線E1の位相の遅れは小さく、このことは踏み込みに
対する動力の供給の応答性がよくなっていることを示し
ている。また、踏力が下降過程にある部分では多い数の
標本数に基づく移動平均値であることから移動平均値の
推移つまり曲線E2の踏力の推移つまり曲線Dに対する
位相の遅れは前記3個の場合の移動平均値の場合より大
きいが、その一方下向きに傾斜している曲線部分からも
判るように平滑化されている。このことは踏み込みに対
する動力の供給の応答は、3個の場合に比べて遅くなる
ものの平滑化された動力補助がされることを示してい
る。
【0061】つまり、上述したように走行中にペダルに
加わる踏力が上昇過程にあるときは、少ない標本数によ
り算出した移動平均値に基づいてモータ40から動力が
補助されることから、ペダルを強く踏み込み加速する状
態では踏み込みに対して即応したつまり応答性がよくし
かも平滑化された動力補助がされるため運転者にとって
は力感が得られるとともに違和感のない乗り味のよい走
行ができ、また、ペダルの踏力が下降過程にあるときつ
まりペダルの強い踏み込みを要しない状態は、多い標本
数により算出した移動平均値に基づいてモータ40から
動力が補助されることから、平滑化された動力補助がさ
れるため運転者は違和感を覚えることなく乗り味のよい
走行ができるものである。
【0062】つぎに、この発明の第二の実施の形態をに
ついて説明する。この実施の形態は請求項3記載の発明
に対応するもので、踏力の上昇過程ではペダルの踏力に
応じ、下降過程では踏力の移動平均値に応じてモータの
出力を制御して動力補助をなすようにしたものである。
なお、自転車Aの構成等は第一の実施の形態と同様の構
成であるのでその説明は省略し、制御に関する部分につ
いてのみ図9に示す制御ブロック図について説明する。
なお、図7に示す第一の実施の形態の制御ブロック図と
同一構成部分に相当する構成部分については同一符号を
付すこととしその説明は省略する。
【0063】図9に示すように記憶手段210には算出
手段220が接続され、この算出手段220は前記標本
テーブル230に格納された標本決定数に基づいて、前
記記憶手段210の各記憶エリア221(1)ないし2
11(n)に記憶されている踏力の中から最新の踏力つ
まり記憶手段210の記憶エリア211(1)ないし2
11(n)に格納された最も新しい踏力から、前記標本
決定数の数だけ、遡及した踏力を読み出しこれら踏力の
合計値を前記標本決定数で除して、移動平均値を算出す
る。また、この算出手段220には、平均値記憶手段2
26が接続され、この平均値記憶手段226には前記算
出手段220で算出された移動平均値が格納されるよう
になっている。また、前記平均値記憶手段226には駆
動力決定手段250が接続され、この駆動力決定手段2
50には上昇判定手段260が接続されるとともに前記
記憶手段210に接続されている。
【0064】つぎに、この実施の形態のモータ40によ
って動力つまり回転力を補助する制御について図9の制
御ブロック図を参照して説明する。
【0065】まず、自転車Aに乗り停止状態からペダル
81a、82aを踏み込み、自転車aを直線的に加速さ
せた走行状態にすると、ペダル81a、82aの踏力は
クランク軸80に伝達され、このクランク軸80の回転
力はトルクセンサー100で検出され、このトルクセン
サー100の出力は一定周期毎にこの周期内において所
定時間間隔毎に読み取られて、前記記憶手段210の各
記憶エリア211(1)ないし211(n)に順次記憶
つまり格納される。
【0066】また、前記算出手段220は前記標本テー
ブル230に設定されている標本決定数に基づいて、前
記記憶手段210の記憶エリア211(1)ないし21
1(n)から最新の踏力から前記標本決定数だけ遡及し
た踏力を読み出し、これら踏力の合計を前記標本決定数
で除して移動平均値を算出し、この算出された移動平均
値は平均値記憶手段226に格納される。
【0067】また、前記上昇判定手段260は前記記憶
手段210に記憶された二つの踏力を上述したように比
較してペダルに加わる踏力が上昇過程にあるか下降過程
にあるかを判定し駆動力決定手段250に出力する。駆
動力決定手段250前記上昇判定手段260の判定結果
が上昇過程であるときは、前記記憶手段210から最新
の踏力を読み出し、この踏力に応じてモータ40の駆動
力を決定し、また、下降過程であるときは前記平均値記
憶手段226に格納されている移動平均値を読み出して
モータ40の駆動力を決定してモータ制御回路240に
出力し、この出力に基づいてモータ制御回路240はモ
ータ40を制御する。
【0068】そして、このことによって走行中にペダル
に加わる踏力が踏力が上昇過程にあるときは、モータ制
御回路240はペダルの踏力に応じて決定された駆動力
を出力するようにモータ40を制御して動力を補助す
る。したがってペダルを強く踏み込み加速する状態では
踏み込みに対して即応したつまり応答性のよい動力補助
がされるため運転者にとっては力感が得られる走行がで
きる。また、ペダルの踏力が下降過程にあるとき、移動
平均値に応じて決定される駆動力を出力するようにモー
タ40が制御される。したがってペダルを強く踏み込む
ことを要しない状態は、移動平均値に基づいてモータ4
0から動力が補助されることから、平滑化された動力補
助がされるため運転者は違和感を覚えることなく乗り味
のよい走行ができるものである。
【0069】そして、前記制御によってペダルの踏力
と、この踏力の上昇過程と下降過程において駆動力を決
定するのに用いられる踏力の推移および移動平均値の推
移との関係を示したのが図10(B)である。この図1
0(B)はペダルを踏み込み自転車Aを直線的に加速し
た走行状態として、この時のペダルの踏力の変化する状
態つまり推移、踏力が上昇過程にある場合における最新
の踏力の推移、および下降過程にある場合における5個
の標本数に基づいて算出した移動平均値の推移を示した
グラフである。
【0070】そして、グラフにおいて、曲線Aペダルに
加わる踏力、曲線Fは前記踏力が上昇過程(曲線A上向
き傾斜部分)では最新の踏力の、また、踏力が下降過程
にある場合(曲線Aにおいて下向き傾斜部分)では5個
の標本数に基づく移動平均値の推移を示したものであ
る。
【0071】この図のグラフから判るように、踏力が上
昇過程にあるときは踏力と動力補助のために用いる最新
の踏力の推移との位相差はなくつまり同相であり、した
がって踏み込みに対する動力の供給の応答性は極めてよ
いことを示している。また、踏力が下降過程にある部分
では5個の標本数に基づく移動平均値であることから、
この移動平均値の推移と踏力の推移との位相差つまり移
動平均値の推移の踏力の推移に対する位相は遅れるもの
の、平滑化された動力補助がされることを示している。
【0072】つまり、上述したように走行中にペダルに
加わる踏力が踏力が上昇過程にあるときは、最新の踏力
に基づいてモータ40から動力が補助されることから、
ペダルを強く踏み込み加速する状態では踏み込みに対し
て即応したつまり応答性よく、しかも平滑化された動力
補助がなされるため運転者にとっては力感が得られると
ともに違和感のない乗り味のよい走行ができ、また、ペ
ダルの踏力が下降過程にあるときつまりペダルの強い踏
み込みを要しない状態では、5個の標本数により算出し
た移動平均値に基づいてモータ40から動力が補助され
ることから、平滑化された動力補助がされるため運転者
は違和感を覚えることなく乗り味のよい走行ができるも
のである。
【0073】なお、図10(B)中F1は上昇過程では
標本数を1個、下降過程では標本数を3個とした場合の
移動平均値の推移を示す曲線である。
【0074】つぎに、この発明の第三の実施の形態につ
いて説明する。この実施の形態は請求項4記載の発明に
対応するもので、異なる標本数に基づいて二つの移動平
均値を算出し、この算出した二つの移動平均値を比較し
大きい値の移動平均値に応じた動力を補助するようにモ
ータの出力を制御して動力の補助をなすようにしたもの
である。なお、自転車Aの構成などは第一の実施の形態
と同様の構成であるのでその説明は省略し、制御に関す
る部分についてのみ図11に示す制御ブロック図に基づ
いて説明する。なお、図7に示す第一の実施の形態の制
御ブロック図と同一構成部分に相当する構成部分につい
ては同一符号を付すこととしその説明は省略する。
【0075】図11に示すように前記記憶手段210は
は算出手段220が接続され、この算出手段220には
異なる二つの標本決定数が設定された標本テーブル23
0および二つの移動平均値を記憶つまり格納する平均値
記憶手段225が接続されている。そして、この平均値
記憶手段225には前記算出手段220で算出された二
つの移動平均値をそれぞれ格納する記憶エリア225a
および225bを有しており、記憶エリア225aには
大きい数の標本数に基づいて算出された移動平均値が格
納され、また、記憶エリア225bには小さい数の標本
数に基づいて算出された移動平均値が格納されるように
なっている。
【0076】また、平均値記憶手段225には記憶エリ
ア225aおよび225bに記憶された移動平均値の大
きさを比較する比較手段270が接続され、この比較手
段270は二つの移動平均値を比較し大きい移動平均値
を駆動力決定手段250に出力し、この駆動力決定手段
250は前記出力に基づいてモータ40の駆動力を決定
する。そして前記決定された駆動力にしたがってモータ
制御回路240はモータ40に供給される電流を制御す
ることによりモータ40の出力を制御する。
【0077】つぎに、この実施の形態のモータ40によ
って動力つまり回転力を補助する制御について図11の
制御ブロック図を参照して説明する。
【0078】まず、自転車Aに乗り停止状態からペダル
81a、82aを踏み込み自転車Aを直線的に加速した
走行状態とすると、ペダル81a、82aの踏力はクラ
ンク軸80に伝達され、このクランク軸80の回転力は
トルクセンサー100で検出され、このトルクセンサー
100の出力は一定周期毎にこの周期内において所定時
間間隔毎に読み取られて、前記記憶手段210の各記憶
エリア211(1)ないし211(n)に順次記憶つま
り格納される。
【0079】また、前記算出手段220は前記標本テー
ブル230に設定されている異なる二つの標本決定数に
基づいて、前記記憶手段210の記憶エリア211
(1)ないし211(n)から最新の踏力から前記標本
決定数だけ遡及した踏力を読み出し、これら踏力から前
記標本決定数で除して移動平均値を算出し、この算出さ
れた移動平均値は平均値記憶手段225の記憶エリア2
25a、および225bに格納する。
【0080】また、前記比較手段270は前記平均値記
憶手段225に記憶された移動平均値を比較し、大きい
値の移動平均値を駆動力決定手段250に出力する。駆
動力決定手段250は前記比較手段270の比較結果つ
まり大きい値の移動平均値に基づいてモータ40の駆動
力を決定しモータ制御回路240に出力し、この出力に
基づいてモータ制御回路240はモータ40を制御する
ものである。
【0081】そして、この制御による場合におけるペダ
ルの踏力と、この踏力の上昇過程と下降過程において駆
動力を決定する移動平均値との関係を示したものが図1
2のグラフである。この図12のグラフにおいて曲線G
はペダルの踏力の推移であり、曲線Hは移動平均値の推
移である。そして、この曲線Hのうち曲線Gの上向き傾
斜の部分つまり上昇過程に対応する部分H1は少ない数
(実施の形態では2個)の標本数に基づいて算出された
移動平均値の推移つまり曲線であり、下向き傾斜つまり
下降過程に対応する部分H2は多い数(実施の形態では
5個)の標本数に基づいて算出された移動平均値の推移
つまり曲線であり、換言すれば曲線Hは異なる二つの標
本数の移動平均値の推移を合成した曲線となっているも
のである。そして、曲線Gの上向き傾斜の部分つまり上
昇過程においては少ない標本数の移動平均値に基づい
て、また、下向き傾斜つまり下降過程においては多い標
本数の移動平均値に基づいてそれぞれモータ40が制御
される。なお、前記曲線Hが異なる二つの標本数の移動
平均値の合成となる理由は、少ない標本数に基づく移動
平均値の推移および多い標本数に基づく移動平均値の推
移のそれぞれの踏力の推移に対する位相の遅れが前者よ
り後者の方が大きいことによる。つまり前者よりも後者
の方の位相の遅れが大きくなることから、同一時間軸で
は踏力の上昇過程においては前者つまり少ない標本数に
基づく移動平均値が後者つまり多い標本数に基づく移動
平均値より大きくなり、また、踏力の下降過程において
は後者の方が前者より大きくなるためである。
【0082】上記のように、走行中にペダルに加わる踏
力が踏力が上昇過程にあるときは、少ない標本数により
算出した移動平均値に基づいてモータ40から動力が補
助されることから、ペダルを強く踏み込み加速する状態
では踏み込みに対して即応したつまり応答性よくしかも
平滑化された動力補助がされるため運転者にとっては力
感が得られるとともに違和感のない乗り味のよい走行が
でき、また、ペダルの踏力が下降過程にあるときつまり
ペダルの強い踏み込みを要しない状態は、多い標本数に
より算出した移動平均値に基づいてモータ40から動力
が補助されることから、平滑化された動力補助がされる
ため運転者は違和感を覚えることなく乗り味のよい走行
ができるものである。
【0083】なお、この実施の形態においては用いてい
ないが、図示しないスピードセンサーによって車速を検
出するとともに、標本テーブル230に車速が大きくな
るにつれて少ない標本決定数を設定しておき、車速が大
きくなるにつれて少ない標本数に基づいて移動平均値を
算出し、この移動平均値を比較手段270により比較し
駆動力決定手段250で駆動力を決定し、モータ40を
制御するようにしてもよく、このようにした場合は車速
が大きくなった際の踏力の推移に対する移動平均値の推
移の位相の遅れを小さくすることができ、踏み込みに対
して応答性よく駆動力を補助できる。
【0084】つぎに、この発明の第四の実施の形態を説
明する。この実施の形態は請求項5記載の発明に対応す
るもので、踏力と所定の標本数に基づいて算出した移動
平均値とを比較しいずれか大きい値に応じた動力を補助
するようにモータの出力を制御して動力補助をなすよう
にしたものである。なお、自転車Aの構成などは第一の
実施の形態と同様の構成であるのでその説明は省略し、
制御に関する部分についてのみ図13に示す制御ブロッ
ク図に基づいて説明する。なお、図7に示す第一の実施
の形態の制御ブロック図と同一構成部分に相当する構成
部分については同一符号を付すこととしその説明は省略
する。
【0085】図13に示すように記憶手段210には算
出手段220が接続され、この算出手段220は前記標
本テーブル230に格納された標本決定数に基づいて、
前記記憶手段210の各記憶エリア211(1)ないし
211(n)に記憶されている踏力の中から最新の踏力
つまり記憶手段210の記憶エリア211(1)ないし
211(n)に格納された最も新しい踏力から、前記標
本決定数の数だけ、遡及した踏力を読み出しこれら踏力
の合計値を前記標本決定数で除して、移動平均値を算出
する。この算出手段220には、平均値記憶手段227
が接続され、この平均値記憶手段227には前記算出手
段220で算出された移動平均値が格納されるようにな
っている。また、前記平均値記憶手段227には比較手
段275が接続され、この比較手段275は駆動力決定
手段250に接続され、また、この駆動力決定手段25
0にはモータ制御回路240が接続されている。
【0086】また、前記比較手段275には前記記憶手
段210に接続され、この比較手段275は前記平均値
記憶手段227に記憶された移動平均値と前記記憶手段
210に記憶された最新の踏力とを比較し、両者のうち
大きい値を駆動力決定手段250に出力する。この出力
に基づいて駆動力決定手段250はモータ40の駆動力
を決定しモータ制御回路240に出力し、この出力に基
づいてモータ制御回路240はモータ40を制御し動力
を補助するものである。
【0087】この制御ブロックにより制御した場合の踏
力の推移、移動平均値の推移は図示しないが、前記第三
の実施の形態における図12のグラフに示す曲線部分H
1の部分が踏力の曲線Gの上昇過程の部分と同相にな
り、下降過程の部分は図12の曲線部分H2と同様に踏
力の曲線Gより位相が遅れることになる。そしてこの遅
れる位相差は標本数の数が大きいほど大きくなるもので
あり、標本数が5個の場合は理論的には図12の曲線部
分H2と同じくなる。
【0088】したがって、この実施の形態の場合は、踏
力が上昇過程にあるときは記憶手段210に記憶された
最新の踏力に応じて動力が補助されることから、踏み込
みに対して即応つまり応答性よく動力の補助がなされ、
また、踏力が下降過程にあるときは補助動力が平滑化さ
れることから運転者は違和感を覚えることなく乗り味の
よい走行ができるものである。
【0089】つぎに、この発明の第五の実施の形態につ
いて説明する。この実施の形態は請求項6記載の発明に
対応するもので、踏力の移動平均値を算出するために用
いる異なる数からなる標本数を決定する標本決定数を車
速が大きくなるにしたがって少ない数として設定し、車
速が大きくなったときは少ない標本決定数に基づく標本
数によって移動平均値を算出するとともに、この移動平
均値と車速手段からの車速によってモータの駆動力を決
定して動力を補助するようにしたものである。なお、自
転車Aの構成等は第一の実施の形態と同様な構成であり
その説明は省略し、制御についてのみ図14に示す制御
ブロック図に基づいて説明する。また、図7に示す第一
の実施の形態の制御ブロック図と同一構成部分に相当す
る構成部分については同一符号を付すこととしその説明
は省略する。
【0090】図14に示すように、記憶手段210には
踏力の移動平均値を算出する前述の算出手段220が接
続され、また、算出手段220には標本テーブル230
が接続されており、この標本テーブル230には、それ
ぞれあらかじめ定めた踏力の移動平均値を算出するため
の一方は多く他方は少ない数からなる標本数を決定する
ための二つで一組とした標本決定数が複数組格納つまり
設定されている。そして、前記各組を構成する二つの標
本決定数は車速が大きくなったときは少ない数となるよ
うに設定されている。
【0091】そして、前記算出手段220は、前記標本
テーブル230に格納された二つの標本決定数に基づい
て、前記記憶手段210の各記憶エリア211(1)な
いし211(n)に記憶されている踏力の中から最新の
踏力つまり記憶手段210の記憶エリア211(1)な
いし211(n)に格納された最も新しい踏力から、前
記二つの標本決定数の数だけ、遡及した踏力を読み出し
これら踏力の合計値を前記標本決定数で除して、二つの
移動平均値を算出する。また、前記算出手段220に
は、二つの記憶エリア225aおよび225bを有する
平均値記憶手段225が接続され、前記算出手段220
で算出された二つの移動平均値のうち、大きい数の標本
数に基づいて算出された移動平均値は記憶エリア225
aに、小さい数の標本数に基づいて算出された移動平均
値は記憶エリア225bに格納されるようになってい
る。
【0092】また、平均値記憶手段225にはモータの
駆動力を決定する駆動力決定手段250が接続され、こ
の駆動力決定手段250にはモータ40の出力を制御す
るモータ制御回路240が接続され、このモータ制御回
路240にはバッテリー14bが接続されており、この
モータ制御回路240は前記動力決定手段250の出力
に基づいて前記バッテリー14bからモータ40に供給
される電流を制御することによりモータ40の出力を制
御するものである。
【0093】また、前記記憶手段210には上昇判定手
段260が接続され、この上昇判定手段260は、また
前記駆動力決定手段250に接続されている。そして、
この上昇判定手段260は前記記憶手段210の記憶エ
リア211(1)と211(2)に順次記憶つまり読み
込まれた踏力を比較することにより、踏力が上昇過程か
否か判定し、この判定結果は前記駆動力決定手段250
に出力される。
【0094】また、駆動力決定手段250には車速検出
手段160が接続され、また、この車速検出手段160
は前記算出手段220に接続されている。そして、前記
算出手段220は車速検出手段160からの車速に応じ
てつまり車速が大きくなるに連れて前記標本テーブル2
30に記憶されている数の少ない組の標本決定数に基づ
いて移動平均値を算出してそれぞれ記憶エリア225a
および225bに記憶する。
【0095】また、前記段駆動力決定手段250は上昇
判定手段260からの出力が上昇過程である場合は、前
記平均値記憶手段225の記憶エリア225bに記憶さ
れている少ない標本数により算出した移動平均値および
前記車速検出手段160から出力される車速とに基づい
てモータ40の駆動力を決定し、また、逆に下降過程で
ある場合は平均値記憶手段225の225aに記憶され
ている多い標本数により算出した移動平均値および前記
車速検出手段160から出力される車速に基づいてモー
タ40の駆動力を決定し、この結果をモータ制御回路2
40に出力する。モータ制御回路240は前記駆動力決
定手段250の出力によってモータ40から出力されべ
き回転力つまり補助すべき動力を決定する出力に基づい
てモータ40を制御する。
【0096】このことによって、走行中にペダルに加わ
る踏力が上昇過程にあるときは少ない標本数により算出
した移動平均値基づいた、下降過程にある場合は多い標
本数により算出した移動平均値に基づいた動力がモータ
から補助されるとともに、車速が大きくなるに連れて前
記二つの移動平均値を算出する標本決定数を少なくする
ことにより、踏力の推移に対する移動平均値の推移の位
相遅れを少なくできるものである。
【0097】この制御による状態を示しめたのが図10
(C)のグラフである。このグラフにおいて曲線Aは1
0(A)同様ペダルの踏力の推移を示した曲線であり、
曲線Iは移動平均値の推移を示す曲線である。そして、
曲線Iのうち始動時から時間T1の間における移動平均
値は上昇過程では標本決定数を1個、下降過程では標本
決定数を5個としたものであり、時間T1を経過した以
降の時間T2では移動平均値は上昇過程では標本決定数
を1個、下降過程では標本決定数を3個としたものであ
る。つまり車速が大きくなった時に異なる二つの標本決
定数のうち一方の標本決定数を5個から3個に減少させ
たものである。
【0098】そして、この図からも判るように車速が大
きくなった場合においても曲線Aすなわち踏力の推移に
対する曲線Iすなわち移動平均値の推移の位相の遅れは
大きくなっていない。これは図10(A)車速が大きく
なった時における曲線Aに対する曲線Cの位相差と比較
すれば明らかである。
【0099】つまり、上述したように走行中にペダルに
加わる踏力が上昇過程にあるときは、少ない標本数(こ
の実施の形態では1個)により算出した移動平均値に基
づいてモータ40から動力が補助されることから、ペダ
ルを強く踏み込み加速する状態では踏み込みに対して即
応したつまり応答性よく(しかも平滑化された)動力補
助がされるため運転者にとっては力感が得られる(とと
もに違和感のない)乗り味のよい走行ができ、また、ペ
ダルの踏み力が下降過程にあるときつまりペダルの強い
踏み込みを要しない状態は、多い標本数により算出した
移動平均値に基づいてモータ40から動力が補助される
ことから、平滑化された動力補助がされるため運転者は
違和感を覚えることなく乗り味のよい走行ができるもの
である。しかも、車速が大きくなるにつれて移動平均値
を算出する標本決定数を減少させることにより、踏力の
推移に対する移動平均値の推移の位相の遅れを少なくで
きることから、踏み込みに対して応答性のよい動力補助
ができるものである。
【0100】なお、この実施の形態では上昇過程の標本
決定数を1個としたが、これは補助動力の平滑化を所望
する場合は適宜の数に増やせばよいものである。また、
この実施の形態においては時間T1つまり車速の小さい
時の標本数を3個、時間T2つまり車速が大きくなった
時の標本数を5個としたが、これは適宜の数に設定する
こともでき、また、車速が大きくなるにつれて暫減させ
ることもでき、この場合は前記標本テーブル230に車
速に対応して暫減するように標本決定数を設定すればよ
い。
【0101】
【発明の効果】上記のように構成した請求項1および請
求項2記載の発明は、走行中のペダルに加わる踏力が上
昇過程にある時は少ない標本数に基づいて算出された移
動平均値に応じたモータを制御して動力を補助するよう
にしたことからペダルの踏力に対する移動平均値の位相
の遅れを小さくして踏み込みに対する応答性をよくでき
るとともに、直接踏力に応じて制御する場合に比べて補
助動力を平滑化できるとういう効果を奏するものであ
る。
【0102】また、請求項3記載の発明は、踏力の上昇
過程においてはペダルの踏力に応じてモータを制御して
動力を補助するようにしたことから踏み込みに対して応
答性のよい動力の補助ができるとともに、上昇過程にな
いときは移動平均値に基づいてモータを制御することか
ら平滑化された動力補助ができるという効果を奏するも
のである。
【0103】また、請求項4記載の発明は、踏力が大き
いときは応答性のよい動力補助ができ、踏力が小さいと
きは平滑化された動力補助ができるという効果を奏する
ものである。
【0104】また、請求項5記載の発明は、踏力が大き
いときは応答性のよい動力補助ができ、踏力が小さいと
きは平滑化された動力補助ができるという効果を奏する
ものである。
【0105】また、請求項6記載の発明は、請求項1、
請求項2および請求項4記載の発明の作用に加えて、車
速が大きくなったとしてもペダルの踏力に対する位相の
遅れを少なくできることから、踏み込みに対する応答性
のよい動力補助ができるという効果を奏するものであ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第一の実施の形態の補助動力装置付自
転車の実施の形態の全体図。
【図2】上記実施の形態の補助動力装置の構成を示す断
面図。
【図3】上記実施の形態の補助動力装置を示す側面図。
【図4】上記実施の形態ペダルの踏力とトルク検出手段
の動作の関係を示す部分図。
【図5】上記実施の形態のトルク検出手段(トルクセン
サー)の断面図。
【図6】上記実施の形態のトルク検出手段(トルクセン
サー)の回路図。
【図7】上記実施の形態の制御ブロック図。
【図8】上記実施の形態の踏力と踏力の移動平均値の関
係を示すグラフ。
【図9】本発明の第二の実施の形態の制御ブロック図。
【図10】本発明の踏力と踏力の移動平均値の関係を示
すグラフであり、(A)は上記第二の実施の形態の踏力
と踏力の移動平均値の関係を示すグラフ、(B)は第四
の実施の形態の踏力と踏力の移動平均値の関係を示すグ
ラフ、(C)は第五の実施の形態の踏力と踏力の移動平
均値の関係を示すグラフである。
【図11】本発明の第三の実施の形態の制御ブロック
図。
【図12】上記第三の実施の形態の踏力の移動平均値を
一定の標本数で算出した場合の移動平均値と踏力との関
係を示すグラフ。
【図13】本発明の第四の実施の形態の制御ブロック
図。
【図14】本発明の第五の実施の形態の制御ブロック
図。
【符号の説明】
A 電動補助動力装置付自転車。 B 車体 C 補助動力装置 14b バッテリー(電源) 80 クランク軸 81a、82a ペダル 100 トルクセンサー(トルク検出手段) 160 スピードセンサー(車速検出手段) 200 制御装置 210 記憶手段 220 算出手段 225 平均値記憶手段 226 平均値記憶手段 227 平均値記憶手段 230 標本テーブル 240 モータ制御回路 250 駆動力決定手段 260 上昇判定手段 270 比較手段 275 比較手段

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】モータから動力の補助を受けて走行する電
    動補助動力装置付自転車において、ペダルの踏力を検出
    しこれら検出された各踏力を記憶手段に記憶し、この記
    憶された踏力の中から異なる標本数に基づいて算出手段
    により算出した移動平均値を記憶するとともに、上昇判
    定手段により前記踏力の推移が上昇過程か否かを判定
    し、上昇過程にあるときは少ない標本数に基づいて算出
    された移動平均値に応じてモータの出力を制御し動力を
    補助することを特徴とする電動補助動力装置付自転車。
  2. 【請求項2】ペダルの踏力値を検出する検出手段と、こ
    の検出手段によって踏力値を所定時間間隔で読み取りこ
    れら踏力値をそれぞれ記憶する踏力記憶手段と、電源か
    ら電力の供給を受けて補助動力を供給するモータと、こ
    のモータを駆動制御するモータ制御回路と、前記踏力値
    の推移が上昇過程か否かを判定する判定手段と、前記記
    憶手段に記憶された踏力の最新の踏力を含む異なる数の
    標本数に基づいて移動平均値を算出する算出手段と、こ
    の算出された移動平均値を記憶する平均値記憶手段と、
    この平均値記憶手段から踏力の推移が前記判定手段によ
    り上昇過程にあると判定されたときは少ない標本数に基
    づく移動平均値により、上昇過程にないと判定したとき
    は多い標本数に基づく移動平均値によりモータの駆動力
    を決定する駆動力決定手段とを備え、上昇判定手段によ
    り前記踏力の推移が上昇過程か否かを判定し、上昇過程
    にあるときは少ない標本数に基づいて算出された移動平
    均値に応じて決定された駆動力を出力するようにモータ
    を制御し動力を補助することを特徴とする電動補助動力
    装置付自転車。
  3. 【請求項3】ペダルの踏力値を検出する検出手段と、こ
    の検出手段によって踏力値を所定時間間隔で読み取りこ
    れら踏力値をそれぞれ記憶する踏力記憶手段と、電源か
    ら電力の供給を受けて補助動力を供給するモータと、こ
    のモータを駆動制御するモータ制御回路と、前記踏力値
    の推移が上昇過程か否かを判定する判定手段と、前記記
    憶手段に記憶された踏力から最新の踏力を含む移動平均
    値を算出する算出手段と、この算出された移動平均値を
    記憶する平均値記憶手段と、踏力の推移が前記判定手段
    により上昇過程にあると判定されたときは前記平均値記
    憶手段の移動平均値により、上昇過程にないときは前記
    記憶手段に記憶された最新の踏力に応じてモータの駆動
    力を決定する駆動力決定手段とを備え、上昇判定手段に
    より前記踏力の推移が上昇過程か否かを判定し、上昇過
    程にあるときは移動平均値に応じ、上昇過程にないとき
    は最新の踏力に応じて決定された駆動力を出力するよう
    にモータを制御し動力を補助することを特徴とする電動
    補助動力装置付自転車。
  4. 【請求項4】ペダルの踏力値を検出する検出手段と、こ
    の検出手段によって踏力値を所定時間間隔で読み取りこ
    れら踏力値をそれぞれ記憶する踏力記憶手段と、電源か
    ら電力の供給を受けて補助動力を供給するモータと、こ
    のモータを駆動制御するモータ制御回路と、前記記憶手
    段に記憶された踏力から二つの異なる数の標本数に基づ
    くとともに最新の踏力を含めて算出される二つの移動平
    均値を算出する算出手段と、これら二つの移動平均値を
    記憶する平均値記憶手段と、この平均値記憶手段に記憶
    された二つの移動平均値の大きさを比較する比較手段
    と、この比較手段で比較された結果大きい移動平均値に
    基づいてモータの駆動力を決定する駆動力決定手段とを
    備え、前記二つの移動平均値を比較し大きい移動平均値
    に基づいて決定された駆動力を出力するようにモータを
    制御し動力を補助することを特徴とする電動補助動力装
    置付自転車。
  5. 【請求項5】ペダルの踏力値を検出する検出手段と、こ
    の検出手段によって踏力値を所定時間間隔で読み取りこ
    れら踏力値をそれぞれ記憶する踏力記憶手段と、電源か
    ら電力の供給を受けて補助動力を供給するモータと、こ
    のモータを駆動制御するモータ制御回路と、前記記憶手
    段に記憶された踏力から最新の踏力を含む所定数の標本
    数に基づくとともに最新の踏力を含むめて算出される移
    動平均値を算出する算出手段と、この算出された移動平
    均値を記憶する平均値記憶手段と、この平均値記憶手段
    に記憶された移動平均値と前記記憶手段に記憶された最
    新の踏力との大きさを比較する比較手段と、この比較手
    段で比較された結果大きい値に基づいてモータの駆動力
    を決定する決定手段とを備え、前記移動平均値と踏力の
    うち大きい値に基づいて決定された駆動力を出力するよ
    うにモータを制御し動力を補助することを特徴とする電
    動補助動力装置付自転車。
  6. 【請求項6】請求項1ないし請求項5記載の発明におい
    て、車速検出手段と、車速が大きくなるにつれて少ない
    標本決定数を記憶した標本テーブルとを設け、車速が大
    きくなるにつれて少ない標本数に基づいて移動平均値を
    算出するとともに、車速検出手段からの車速と前記算出
    された移動平均値に基づいて駆動力を決定することを特
    徴とする電動補助動力装置付自転車。
JP27007896A 1996-10-11 1996-10-11 電動補助動力装置付自転車 Pending JPH10114292A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP27007896A JPH10114292A (ja) 1996-10-11 1996-10-11 電動補助動力装置付自転車

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP27007896A JPH10114292A (ja) 1996-10-11 1996-10-11 電動補助動力装置付自転車

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH10114292A true JPH10114292A (ja) 1998-05-06

Family

ID=17481231

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP27007896A Pending JPH10114292A (ja) 1996-10-11 1996-10-11 電動補助動力装置付自転車

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH10114292A (ja)

Cited By (16)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2001018881A (ja) * 1999-07-06 2001-01-23 Matsushita Electric Ind Co Ltd 補助動力装置付き車輌
EP1188660A3 (en) * 2000-09-18 2004-12-29 Honda Giken Kogyo Kabushiki Kaisha Assist power controller in motor assisted bicycle
JP2006021527A (ja) * 2004-06-07 2006-01-26 Canon Inc 画像形成装置及びその制御方法
WO2011101944A1 (ja) * 2010-02-19 2011-08-25 パナソニック株式会社 電動アシスト自転車用モータ制御方法
WO2012086458A1 (ja) * 2010-12-22 2012-06-28 マイクロスペース株式会社 モータ駆動制御装置
EP2783970A1 (en) * 2013-03-29 2014-10-01 Yamaha Hatsudoki Kabushiki Kaisha Controller for electric bicycle, power unit for electric bicycle, and electric bicycle
US9162730B2 (en) 2010-12-22 2015-10-20 Microspace Corporation Motor driving control apparatus
JP2015182600A (ja) * 2014-03-24 2015-10-22 ブリヂストンサイクル株式会社 電動アシスト自転車
JP2017100540A (ja) * 2015-12-01 2017-06-08 ヤマハ発動機株式会社 電動補助自転車
DE102018203983B3 (de) 2018-03-15 2019-08-14 Robert Bosch Gmbh Verfahren und Vorrichtung zur Steuerung einer motorischen Antriebseinheit
US11077914B2 (en) 2017-10-13 2021-08-03 Shimano Inc. Bicycle drive unit
US11142283B2 (en) 2017-10-13 2021-10-12 Shimano Inc. Bicycle drive unit
US11167817B2 (en) 2017-10-13 2021-11-09 Shimano Inc. Bicycle drive unit
US11358677B2 (en) 2017-10-13 2022-06-14 Shimano Inc. Bicycle component
US11433970B2 (en) 2017-10-13 2022-09-06 Shimano Inc. Bicycle drive unit
DE102013201101B4 (de) 2013-01-24 2023-10-19 Robert Bosch Gmbh Verfahren und Vorrichtung zur Steuerung einer Antriebsleistung eines Motors eines elektrisch betriebenen Zweirads

Cited By (19)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2001018881A (ja) * 1999-07-06 2001-01-23 Matsushita Electric Ind Co Ltd 補助動力装置付き車輌
EP1188660A3 (en) * 2000-09-18 2004-12-29 Honda Giken Kogyo Kabushiki Kaisha Assist power controller in motor assisted bicycle
JP2006021527A (ja) * 2004-06-07 2006-01-26 Canon Inc 画像形成装置及びその制御方法
WO2011101944A1 (ja) * 2010-02-19 2011-08-25 パナソニック株式会社 電動アシスト自転車用モータ制御方法
US9120531B2 (en) 2010-12-22 2015-09-01 Microspace Corporation Motor driving control apparatus
JP5586709B2 (ja) * 2010-12-22 2014-09-10 マイクロスペース株式会社 モータ駆動制御装置
WO2012086458A1 (ja) * 2010-12-22 2012-06-28 マイクロスペース株式会社 モータ駆動制御装置
US9162730B2 (en) 2010-12-22 2015-10-20 Microspace Corporation Motor driving control apparatus
CN103429490A (zh) * 2010-12-22 2013-12-04 微空间株式会社 电动机驱动控制装置
DE102013201101B4 (de) 2013-01-24 2023-10-19 Robert Bosch Gmbh Verfahren und Vorrichtung zur Steuerung einer Antriebsleistung eines Motors eines elektrisch betriebenen Zweirads
EP2783970A1 (en) * 2013-03-29 2014-10-01 Yamaha Hatsudoki Kabushiki Kaisha Controller for electric bicycle, power unit for electric bicycle, and electric bicycle
JP2015182600A (ja) * 2014-03-24 2015-10-22 ブリヂストンサイクル株式会社 電動アシスト自転車
JP2017100540A (ja) * 2015-12-01 2017-06-08 ヤマハ発動機株式会社 電動補助自転車
US11077914B2 (en) 2017-10-13 2021-08-03 Shimano Inc. Bicycle drive unit
US11142283B2 (en) 2017-10-13 2021-10-12 Shimano Inc. Bicycle drive unit
US11167817B2 (en) 2017-10-13 2021-11-09 Shimano Inc. Bicycle drive unit
US11358677B2 (en) 2017-10-13 2022-06-14 Shimano Inc. Bicycle component
US11433970B2 (en) 2017-10-13 2022-09-06 Shimano Inc. Bicycle drive unit
DE102018203983B3 (de) 2018-03-15 2019-08-14 Robert Bosch Gmbh Verfahren und Vorrichtung zur Steuerung einer motorischen Antriebseinheit

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JPH10114292A (ja) 電動補助動力装置付自転車
JP2623419B2 (ja) 電動モータ付き自転車
ES2241698T3 (es) Bicicleta asistida por motor.
CA2579917C (en) Energy management system for motor-assisted user-propelled vehicles
JP3736157B2 (ja) 電動補助自転車
EP1886913B1 (en) Electrically assisted bicycle
EP3023326A1 (en) Electric bicycle and method of controlling the same
JPH09267790A (ja) 補助動力付き自転車の回生制御装置
EP1129934B1 (en) Motor-driven bicycle
EP2783970B1 (en) Controller for electric bicycle, power unit for electric bicycle, and electric bicycle
CN104039640A (zh) 用于踏板驱动车辆的电辅助电机的控制系统
TW202116612A (zh) 電動助力車、傳動裝置及控制方法
JP2007230411A (ja) 補助動力付き車両
JPH07309283A (ja) 電動モータ付き自転車
JP4518299B2 (ja) 電動補助自転車の制御装置
JP2002255081A (ja) 電動補助自転車の制御装置
JPH10114293A (ja) 電動補助動力装置付自転車
JP4518301B2 (ja) 電動補助自転車の制御装置
JP2002508280A (ja) 筋力及び機関力により支援される駆動装置のための制御
JPH11189193A (ja) 電動補助動力装置付自転車
JP3276420B2 (ja) 電動モータ付き自転車
JP3974979B2 (ja) 電動補助自転車における補助動力制御装置
JPH09249043A (ja) 登降坂によるアクセル反力制御装置
JPH1111375A (ja) 電気自転車の制御方法
JPH1179062A (ja) 電動補助動力装置付自転車