JPH10115335A - 制動エネルギ回生装置搭載車用ブレーキシステムの制御方法 - Google Patents

制動エネルギ回生装置搭載車用ブレーキシステムの制御方法

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JPH10115335A
JPH10115335A JP8269838A JP26983896A JPH10115335A JP H10115335 A JPH10115335 A JP H10115335A JP 8269838 A JP8269838 A JP 8269838A JP 26983896 A JP26983896 A JP 26983896A JP H10115335 A JPH10115335 A JP H10115335A
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valve
brake
pressure
air
differential pressure
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JP8269838A
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Motofumi Matsuzaka
元史 松阪
Tetsuya Ida
哲哉 井田
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Mitsubishi Motors Corp
Original Assignee
Mitsubishi Motors Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 本発明は、補助ブレーキを備えた車両の制動
エネルギ回生装置搭載車用ブレーキシステムの制御方法
に関し、ブレーキバルブの操作に追従して制動力が得ら
れる制動エネルギ回生システムの制御方法を得ることを
目的とする。 【解決手段】 ブレーキペダル7によりサービスブレー
キ15と補助ブレーキ10の制動力を制御するブレーキ
バルブ11と差圧付リレーバルブ33とを並列に設け、
ブレーキペダル7が踏み込まれた時には、ブレーキバル
ブ11からの指示圧に対して、仕様に応じた設定圧に減
圧されたエア圧をエアマスタ16に供給し、ブレーキペ
ダル7が戻されたた時には、ブレーキバルブ11の操作
に追従して、エアマスタ16の入力側のエア圧が減圧さ
れるように構成する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、補助ブレーキとし
て機能する制動エネルギ回生装置を備えた制動エネルギ
回生装置搭載車用ブレーキシステムの制御方法に関する
ものである。
【0002】
【従来の技術】周知のように、従来の多くの車両は、制
動力の運動エネルギを摩擦エネルギにかえて大気に放出
しているが、大型バスやトラックにおいては、省エネル
ギ及び排気ガスの低減を図るために、車両の減速時の制
動エネルギを活かして発進・加速時に再利用するように
した制動エネルギ回生装置が実用化されており、例えば
特開平6─1220号公報がある。
【0003】上記特開平6─1220号公報記載には、
図6〜10に示したように、油圧ポンプ/モータを利用
した蓄圧式の制動エネルギ回生装置の構成が示されてい
る。上記制動エネルギ回生装置10は、図6に示したよ
うに車軸1にギヤボックス2を介して油圧ポンプ/モー
タ3を接続し、油圧ポンプ/モータ3の一方のポート3
aを作動油タンク4に、他方のポート3bを逆止弁(切
換弁)5を介してアキュームレータ6に接続し、ブレー
キペダル7,アクセルペダル8からのブレーキ信号,ア
クセル信号に応じてコントロールユニット9により油圧
ポンプ/モータ3の傾転角(斜板の傾斜角),逆止弁5
を制御するように構成されている。
【0004】又、上記の制動エネルギ回生装置10は上
記のように構成されているので、ブレーキペダル7が踏
まれると、コントロールユニット9が油圧ポンプ/モー
タ3の傾転角を制御する。又、油圧ポンプ/モータ3
は、車輪1aにより駆動されてポンプとして作動し、作
動油タンク4から逆止弁5を通してアキュームレータ6
のオイル室6aにオイルを圧送し、ピストン6bを図中
左方に押圧してガス室6cに封入されている窒素ガス
(N2 )を圧縮する。
【0005】これにより、減速時における車両の運動エ
ネルギが油圧を介してアキュームレータ6に蓄積され
る。そして、制動エネルギ回生装置10は、補助ブレー
キとして機能する。又、発進・加速時には、コントロー
ルユニット9は、トランスミッションMの、図示しない
ギヤ位置,クラッチペダルの踏み代、アクセル開度等の
運転者の発進・加速操作を検知し、逆止弁5を開弁させ
ると共に油圧ポンプ/モータ3の傾転角を制御し、アク
チュエータ6に蓄積されたオイルを上記制動時と反対方
向に流し、油圧ポンプ/モータ3にトルクを発生させて
油圧モータとし、車輪1aを駆動してエンジンEが発生
する駆動力を補助する。
【0006】これにより、発進・加速時における排出ガ
ス中のNOX ,CO2 の低減,燃費,黒煙の低減等が図
られる。又、この制動エネルギ回生装置10は、特に発
進・停止の多い市街地を走行する路線バス等に有効であ
る。次に、上記従来例の制動エネルギ回生装置10の作
動を図7について説明する。
【0007】図7において、エアブレーキシステムのブ
レーキバルブ11は、入力ポートがエアタンク12に、
出力ポートがエア通路30により差圧弁13の入力ポー
ト13aに接続されており、差圧弁13の出力ポート1
3bは、バイパスバルブ20を介してサービスブレーキ
15のエアマスタ16に接続可能に形成され、エアマス
タ16は、主ブレーキ装置17に接続されている。
【0008】又、エア通路30にはエア通路30のエア
圧(一次エア圧)P1 を検出する圧力センサ14が取付
られており、又差圧弁13を迂回して設けられたバイパ
ス通路31は、一端がエア通路30の圧力センサ14の
下流側に接続されており、他端がバイパスバルブ20の
位置20Aを介してエアマスタ16に接続可能とされて
いる。
【0009】又、圧力センサ14,バイパスバルブ20
は、コントロールユニット9に接続されており、コント
ロールユニット9には補助ブレーキ10が電気的に接続
されている。又、ブレーキバルブ11は、ブレーキペダ
ル7の踏込量に応じて開弁しエアタンク12内のエア圧
をエア通路30に供給する。
【0010】又、差圧弁13は、入力ポート13aのエ
ア圧が出力ポート13bのエア圧よりも高くなり、その
差圧が設定圧を越えると開弁してエアマスタ16にエア
圧を供給する。又、エアマスタ16は、エアタンク12
から差圧弁13を通して供給されるエア圧に応じて主ブ
レーキ装置17を駆動して車輪1aに制動力を付与す
る。
【0011】又、圧力センサ14は、エア通路30のエ
ア圧(一次側エア圧)P1 を検出して対応する圧力信号
(ブレーキ信号)を出力してコントロールユニット9に
入力する。又、バイパスバルブ20の吐出ポートとエア
マスタ16の入力ポート16aとを接続するエア通路3
2には圧力センサ21が設けられている。
【0012】この圧力センサ21は、エアマスタ16に
供給されるエア圧(二次エア圧)P 2 を検出して対応す
る圧力信号をコントロールユニット9に入力する。更
に、エア通路32には、排気弁22が接続されており、
エア通路32のエア圧P2 を調節し得るようになってい
る。又、この排気弁22は、電磁弁であって、ソレノイ
ド22sが消勢されているときには位置22Aに切り換
えられてエア通路32を大気と遮断し、付勢されている
と位置22Bに切り換えられてエア通路32を大気に連
通させる。
【0013】次に、図8に示した従来例のシステムにつ
いてのフローチャートを参照しつつ作用を説明する。図
8のフローチャートに示したように、コントロールユニ
ット9は、バイパス通路31が開から閉になったか否か
を判別(ステップB1)し、その判別答が否定(NO)
のとき、即ちバイバス通路31が開いているバイバスバ
ルブ20の位置20Aのときには、排気弁22を位置2
2Aに切り換えて閉弁(ステップB2)し、エア通路3
2を大気と遮断する。
【0014】これにより、ブレーキバルブ11から吐出
されたエア圧がバイパス通路31,エア通路32を通し
てエアマスタ16に供給され、主ブレーキ装置17が作
動して、即ちサービスブレーキ15が作動して車輪1a
が減速される。そして、ブレーキペダル7の踏込みが一
定になるとコントロールユニット9は、バイパスバルブ
20を付勢し位置20Bにしてバイパス通路31を閉じ
る。
【0015】即ち、コントロールユニット9はステップ
1の判別答が肯定(YES)ときには、二次側エア圧P
2 が、エア通路32に付与すべき予圧P3 よりも大きい
(P 2 >P3 )か否かを判別(ステップB3)し、その
判別答が肯定(YES)のときに排気弁22を付勢して
位置22Bに切り換えて開弁(ステップB4)し、エア
通路32内のエア(二次側エア圧P2 のエア)を大気に
排出させる。
【0016】又、コントロールユニット9は、エア通路
32のエア圧が排出されて低下しP 2 ≦P3 となり、ス
テップB3の判別答が否定(NO)となると、排気弁2
2を閉弁(ステップB2)して上記制御を終了す。この
ように、コントロールユニット9は、ブレーキペダル7
が踏み込まれた短時間のみサービスブレーキ(主ブレー
キ)15を作動させ、その後排気弁22を作動させ、二
次側のエア圧P2 を予圧P3 までさげて、図9に示した
ようにサービスブレーキ15の割合を減らし、補助ブレ
ーキ10による制動力を増加させるので、これにより回
生エネルギが増加する。
【0017】又、補助ブレーキ10の設定圧P0 以下の
ブレーキペダル7の踏込状態から踏み増したときにエア
通路32内に予圧P3 が付与されているためにエアマス
タ16が速やかに作動し、サービスブレーキ15の応答
性が良くなる。尚、排気弁22の制御は、上記ステップ
B3における閾値を予圧P3 に替えて一次側エア圧P1
と差圧弁13の設定圧P0 との差(P1 −P0 )とし、
(P2>P1 −P0 )であるか(P2 ≦P1 −P0 )で
あるかの判別を行い、二次側エアP2 を設定圧P0 以下
に下げ、補助ブレーキ10と併用してサービスブレーキ
を僅かに作動させるようにしている。
【0018】又、上記で説明した差圧弁13は、図10
(A)に示す作動時には、上記のブレーキバルブ11か
らのエア圧(指示圧)が入力ポート13aに入るとダイ
ヤフラム13cに作用しダイヤフラム13cのシート部
13dとバルブ本体13eのシート部13fが密着し排
気ポート13gと吐出ポート13bを遮断する。更に、
上記指示圧が上昇するとスプリング13hに打ち勝ちダ
イヤフラム13cの上端部とバルブ本体13eのシート
部13iが離れ、入力ポート13aのエア圧が減圧され
吐出ポート13bに流れ上記のようにエアマスタ16に
供給されるものである。
【0019】又、図10(B)に示す開放時には、上記
のブレーキバルブ11からのエア圧(指示圧)が入力ポ
ート13aに作用しなくなると入力ポート13aと吐出
ポート13bにはエア圧差が生じスプリング13hの付
勢力によりダイヤフラム13cの上端のシート部13i
が、図10(B)に示したようにバルブ本体13eの上
部内周面に当接すると共に、シート部13dとバルブ本
体13eのシート部13fから離れ吐出ポート13bの
エア圧は排気ポート13gから排出されるように形成さ
れている。
【0020】従って、差圧弁13は、図10(A),
(B)で示したようにエア抜き方向に対しては,ダイヤ
フラム13cの入力ポート13aに上記指示圧であるブ
レーキバルブ11からのエア圧がかかっている場合は、
必ずダイヤフラム13cのシート部13dとバルブ本体
13eのシート部13fとの間の給気弁座51が閉まっ
ている。
【0021】そのため、上記ブレーキバルブ側の指示圧
が減圧されても(ブレーキペダルを戻されても)、入力
ポート13aの圧力が0にならない限り給気弁座51が
閉じているで、差圧弁13の排気ポートへのエア圧が排
気されない。又、上記のように差圧弁13と言うのは、
単純に圧力の差だけであり、又一方通行でありり、押し
込む側には差圧が発生するが、戻し側にはなにも作用し
ないので、上記のように従来例においては、排気弁を設
けているが作動遅れがあり、ドライバに対して違和感を
与えていた。
【0022】又、図7に二点鎖線で示したように、エア
通路32から排気バルブ22に連結されるエア通路32
aの代わりにコントロールユニット9とエア通路32と
の間に、上記排気バルブ22に接続されると共に並列に
シャットオフバルブSVを設けて、電気系統が故障した
場合であってもエアマスタ16の入力ポート16aに連
通するエア通路32のエア圧P2 が排出されないような
機構が付加されて使用されている。
【0023】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記の
特開平6─1220号公報記載の技術は、上記制動トル
クと通常のサービスブレーキをミックスさせて、合計の
制動力としては普通の車両の制動力を発生させて停止す
る制動となっているが、上記合計の制動力の中で油圧ポ
ンプ/モータ3で作動する制動トルク分を、この差圧弁
13で油圧ポンプ/モータ3で作動する上記ポンプ分の
制動力を減圧せしめて、サービスブレーキ15として使
用するように形成され、この差圧弁13の制御は、上記
ブレーキペダル7の踏み込み側に対しては、その差圧分
をエアマスタ16に供給するものである。
【0024】上記ブレーキペダル7を戻す方向、即ち上
記踏み込んでからブレーキのエア圧を抜くときに、排気
弁22でエアマスタ16側の圧力を下げなければならな
いが、差圧弁自体で戻し側の圧力の制御を行なうのは、
上記で説明した各装置では構造上から不可能である。即
ち、上記の排気弁22による制御はON,OFFの制御
しか行なうことができないので、通常走行時においてブ
レーキペダル7の微妙にゆっくり戻したり、早く戻した
りすることがあるが、それに対して常にある制動条件が
入った時だけ上記のように、ON,OFFすると言う作
動なので、ブレーキペダル7を戻しても、エアマスタ1
6側には、応答性が悪く、直ぐには減圧することができ
ない。
【0025】従って、ブレーキペダル7を戻し、ブレー
キバルブ11からのエア圧を減圧し排気弁22をONに
しても、遅延して作用するため、エアマスタ側のエア圧
を急に減圧してしまうことになる。又、上記のように上
記従来の装置では、ブレーキペダル7の微妙な操作がエ
アーマスタ16側に発生させることができないために、
直前の微妙なブレーキペダルの操作に対して違和感が発
生する課題がある。
【0026】本発明は、上記の課題に鑑み創案されたも
ので、ブレーキペダルによりサービスブレーキと補助ブ
レーキの制動力を制御するブレーキバルブと差圧付リレ
ーバルブを並列に配設し、上記エアマスタの入力側のエ
ア圧をブレーキペダルの戻し側の操作に応じ追従して減
少できるように制御する、制動エネルギ回生装置搭載車
用ブレーキシステムの制御方法を提供することを目的と
する。
【0027】
【課題を解決するための手段】このため、請求項1記載
の本発明の制動エネルギ回生装置搭載車用ブレーキシス
テムの制御方法は、ブレーキペダルによりサービスブレ
ーキと補助ブレーキの制動力を制御し、ブレーキバルブ
と上記サービスブレーキのエアマスタとの間に、エアタ
ンクから供給口に接続された差圧付リレーバルブと該差
圧付リレーバルブをバイパスするバイパス通路及び該バ
イパス通路を開閉するバイパスバルブとを有する制動エ
ネルギ回生装置搭載車用ブレーキシステムの制御方法に
おいて、上記ブレーキペダルを踏み込んだ短時間のみ上
記サービスブレーキを作動させ、その後上記差圧付リレ
ーバルブを制御して上記エアマスタの入力側のエア圧を
上記差圧付リレーバルブの仕様に応じて設定された設定
圧以下の所定圧に制御すると共に上記ブレーキペダルが
戻されたときには上記のエアマスタの入力側のエア圧を
ブレーキバルブの作動に追従して減圧するように制御す
ることを特徴としている。
【0028】請求項2記載の本発明の制動エネルギ回生
装置搭載車用ブレーキシステムの制御方法は、請求項1
記載の構成において、上記差圧付リレーバルブは、上記
エアタンクに接続された供給口,該供給口からのエア圧
を吐出すると共に上記エアマスタに接続された吐出口,
該吐出口に供給されたエア圧を排気する排気口,上記ブ
レーキバルブからのエア圧を受容す指示圧入口を有する
バルブ本体と、上記の供給口と吐出口との連通路を開閉
すると共に該連通路を閉方向に付勢するように上記バル
ブ本体に設けられたインレットバルブと、上記の指示圧
により上記連通路を開閉し該連通路を開方向に付勢せし
められると共に上記ブレーキバルブからのエア圧が入力
されたとき上記排気口を閉塞可能に形成され上記バルブ
本体に設けられたピストンとを備えたことを特徴として
いる。
【0029】
【発明の実施形態】以下本発明の実施形態を図1〜5に
ついて説明する。図1は本発明の第1実施形態を示すも
ので、制動エネルギ回生装置搭載車用ブレーキシステム
の構成を示す説明図、図2は図1の差圧付リレーバルブ
の作動時の状態を示す説明図、図3は図2の差圧付リレ
ーバルブの安定した状態を示す説明図、図4は図2の差
圧付リレーバルブの解放時の状態を示す説明図、図5は
図1の制動エネルギ回生装置搭載車用ブレーキシステム
の制御方法の作用を示すフローチャートであり、(a)
はステップA7で、ポンプ制御開始時の車速により制御
の有無を判定するマップ、(b)はステップA8で使用
する、急ブレーキ判定ヒステリシスを示すマップ、
(c)はステップA9で使用する、車速があり畜圧が高
い場合、制御を行なわれない高蓄圧判定ヒステリシスを
示すマップ、(d)はステップA10でブレーキ圧(A
P)変化量が大きい場合は、遅れてブレーキ制御を始め
るAP変化量大小を判定するマップである。
【0030】本発明の実施形態の制動エネルギ回生搭載
車用ブレーキシステムの制御方法を図1について説明す
るが、フロント側Fのブレーキ装置もリヤ側Rのブレー
キ装置も実質的に同一構成であるので、以下フロント側
Fのブレーキ装置について説明する。又、上記従来例と
同一部位には同一符号を付して説明する。
【0031】図1において、エアブレーキシステムのブ
レーキバルブ11は、入力ポートがブレーキ用のエアタ
ンク12に、出力ポートがエア通路30により差圧付リ
レーバルブ33の入力ポート33aに接続されており、
差圧付リレーバルブ33の出力ポート33bは、バイパ
スバルブ20の位置20Aを介してサービスブレーキ1
5のエアマスタ16に接続可能とされている。
【0032】又、そしてエアマスタ16は、車輪1aに
設けられた主ブレーキ装置17に接続されている。又、
エア通路30には圧力センサ14が取付られており、差
圧付リレーバルブ33を迂回するバイパス通路31が設
けられ、このバイパス通路31は、一端がエア通路30
の圧力センサ14の下流側に接続されており、他端がバ
イパスバルブ20を介してエアマスタ16に接続可能と
されている。
【0033】又、圧力センサ14,バイパスバルブ20
はコントロールユニット9に接続されており、コントロ
ールユニット9には補助ブレーキ10が電気的に接続さ
れている。又、ブレーキバルブ11は、ブレーキペダル
7の踏込量に応じて開弁しエアタンク12内のエア圧を
エア通路30に供給するように形成されている。
【0034】又、上記の差圧付リレーバルブ33の作動
を図2について説明すると、上記ブレーキバルブ11か
らのエア圧(指示圧)が入力ポート33aの指示圧入口
53に流入してくると、ピストン41の下端41aは下
方に移動しインレットバルブ43のC室の上面に着座し
排気口39を閉じる。更に、ピストン41はスプリング
45aを又インレットバルブ43はスプリング45bを
押し縮めながら押し下げられ、図2に示したようにバル
ブ本体50の給気弁座51が開かれる。
【0035】従って、供給口35に連通するB室のエア
圧は、図2に示したように連通路51aを介して吐出口
37に連通するA室に流入し、バイパスバルブ20を介
してエアマスタ16に供給される。又、上記のブレーキ
バルブ11からの上記指示圧が一定圧力で保持される
と、図3に示したように吐出口37から、上記のように
エアマスタ16に流れるエア圧も上記指示圧に応じて安
定する。
【0036】即ち、図3に示したように、上記A室のエ
ア圧はエア通路40を通りピストン41下面に作用し、
ピストン41の下端41aとインレットバルブ43の上
面は密着したまま上方へ押し上げられるものである。
又、インレットバルブ43がバルブ本体50の給気弁座
51と接触すると、上記のA室とB室を接続する、図2
に示した連通路51aが閉になり、エアタンク12から
のエア圧の供給が止まりエアマスタ16に流れるエア圧
は上記指示圧に応じて安定する。
【0037】次に、ブレーキ圧力の解放時は、図4に示
したようにブレーキペダル7が戻され、上記のブレーキ
バルブ11から入力ポート33aへの上記指示圧が減少
すると、ピストン41はスプリング45a,45b及び
吐出口37側のA室のエア圧によって押し上げられ、ピ
ストン41の下端41aの排気弁座52はインレットバ
ルブ43の上面から離れ排気口39が開放される。
【0038】従って、図4に示したように吐出口37の
A室のエア圧力は中央の排気口39を介して排気通路3
9aから大気に排出される。又、図1に示したように一
端が差圧付リレーバルブ33の供給口35に接続され、
他端がブレーキ用のエアタンク12に接続されるエア通
路33cを有している。
【0039】又、差圧付リレーバルブ33は、入力ポー
ト33aのエア圧が出力ポート33bのエア圧よりも高
くなり、その差圧が設定圧を越えると開弁してエアマス
タ16にエア圧を供給する。又、エアマスタ16は、エ
アタンク12から差圧付リレーバルブ33を介して供給
されるエア圧に応じて主ブレーキ装置17を駆動して車
輪1aに制動力を付与する。
【0040】又、圧力センサ14は、エア通路30のエ
ア圧(一次側エア圧)P1 を検出して対応する圧力信号
(ブレーキ信号)を出力してコントロールユニット9に
加える。又、バイパスバルブ20は、三方電磁弁で構成
されており、コントロールユニット9により切換制御さ
れ、ソレノイド20sが消勢されているときには復帰ス
プリング20dのばね力により位置20Aに切り換えら
れ、ソレノイド20sが付勢されると位置20Bに切り
換えられる。
【0041】又、そしてバイパスバルブ20は、位置2
0Aに切り換えられると、差圧付リレーバルブ33の出
力ポート33bを閉じると共にバイパス通路31を開き
エアマスタ16に連通し、位置20Bに切り換えられる
と、差圧付リレーバルブ33の出力ポート33bとエア
マスタ16とを接続すると共にバイパス通路31を閉じ
る。
【0042】又、バイパスバルブ20の吐出ポートとエ
アマスタ16の入力ポート16aとを接続するエア通路
32には圧力センサ21が設けられている。この圧力セ
ンサ21は、エアマスタ16に供給されるエア圧(二次
エア圧)P 2 を検出して対応する圧力信号をコントロー
ルユニット9に加える。本発明は、上記のように構成さ
れているので、図1に示したようにブレーキペダル7の
踏込量に対応してブレーキバルブ11からのエア圧(指
示圧)がエア通路30を介して差圧付リレーバルブ33
の入力ポート33aの指示圧入口53に供給され、ピス
トン41がスプリング45a,45bの付勢力に抗して
下降せしめられる。
【0043】そして、図2に示したように、ピストン4
1の下端41aがインレットバルブ43の上面に当接す
るとスプリング45a,45bの付勢力に抗して、ピス
トン41及びインレットバルブ43が一体的に下降し、
供給口35と吐出口37との間の給気弁座51を開口
し、エアタンク12から供給口35に供給されるエア圧
を減圧せしめて吐出口37に、矢印の如く流れるように
構成されている。
【0044】例えば、上記のブレーキバルブ11からの
差圧付リレーバルブ33の入力ポート33aへのエア圧
が2kg/cm2 とすると、差圧付リレーバルブ33の
給気弁座51の開口により0.5kg/cm2 減圧され
1.5kg/cm2 のエア圧が吐出口37よりエアマス
タ16に供給される。このエア圧1.5kg/cm2
本発明の上記制動エネルギ回生装置搭載車用ブレーキシ
ステムの制御方法が採用されていない標準車のブレーキ
圧と同じである。
【0045】上記の減圧されたエア圧0.5kg/cm
2 の差圧分は、スプリング45a,45bのバネ定数の
設定により決定されるものである。従って、上記の減圧
されたエア圧に対して差圧をとって給気弁座51を開い
たり、或いは図4に示したように、排気弁座52を開き
排気通路39aにエアマスタ16の入力側のエア圧を排
出できるように構成されている。
【0046】即ち、上記のスプリング45a,45bに
打ち勝ってピストン41が下がり給気弁座51が開き、
供給口35から吐出口37に、減圧せしめられたエア圧
がエアタンク12から供給できる構造になっている。上
記のように、ピストン41が下降しインレットバルブ4
3の供給弁座51を開弁し、エアタンク12からくるエ
ア圧を、給気弁座51の開き具合で、即ちスプリング4
5a,45bのバネ定数の設定により変えることができ
る。
【0047】又、上記エアタンク12からのエア圧が常
に略一定圧(略9kg/cm2 )に保持されている。例
えば、上記のブレーキバルブ11から2kg/cm
2 (指示圧)で供給されると、吐出口37には、0.5
kg/cm2 減圧された1.5kg/cm2 のエア圧が
エアマスタ16に供給れる。
【0048】上記減圧された差圧分の0.5kg/cm
2 は、上記サービスブレーキを弱めることで、その分の
制動力を油圧ポンプ/モータ3の制動力で補うものであ
る。上記のように、減圧された分だけを、補助ブレーキ
により油圧ポンプ/モータ3でエネルギ回収を行なうも
のである。次に、ブレーキペダル7の戻し側に作動した
場合を図3,4について説明する。
【0049】図3に示した安定した状態から、ブレーキ
バルブ11からの上記指示圧が下がることによりピスト
ン41が上昇してピストン41の下端41aの排気弁座
52とインレットバルブ43の上端との当接が解除さ
れ、図4に示したようにピストン41が上昇すると、排
気弁座52とバルブ本体50との間隙を介して吐出口3
7のエア圧が排気口39を介して排気通路39aに排出
される。
【0050】又、上記指示圧に上記差圧を加算したエア
圧に応じてエアマスタ16側のエア圧が一定になったと
ころで、ピストン41は押し戻されて給気弁座51が閉
じて差圧を、インレットバルブ43の下流側の上記エア
圧を略一定に保持することができる。又、本発明の実施
形態の差圧付リレーバルブ33はエア供給口35側と排
気口39との間に、少しでも差圧が発生すると開閉でき
るように形成されている。
【0051】従って、上記差圧リレーバルブ33は、ブ
レーキペダル7の踏込量が変わり、上記指示圧が下がる
と、上記ブレーキペダル7の踏込量に応じてエアマスタ
16の入口側のエア圧も追従して調整することができ
る。以下に図5のフローチャートを参照しつつ上記フロ
ント側のブレーキ制御の作用を説明する。
【0052】上記フロント側のブレーキ制御はステップ
A1,A2で、図示しない上記ブレーキ制御の各部位に
エラーが発生しているか否かを判別し、その判別答が肯
定(YES)のときはステップA3でフラグクリアし
て、上記ブレーキ制御を行なわない。上記各ブレーキ制
御部位にエラーが発生していないと、ステップA1,A
2の判別答が否定(NO)のとき、ステップA4でブレ
ーキ作動油が設定温度以下にあるか否かを判別し、その
判別答が肯定(YES)のとき、上記と同様にステップ
A3でフラグクリアして上記ブレーキ制御は行なわな
い。
【0053】上記ブレーキ制御作動中、例えば、極寒時
に上記作動油温度を強制的に上昇させ、ステップA4の
判別答が肯定(NO)のとき、ステップA5で油圧ポン
プが制御中であるか否かを判別し、その判別答が否定
(NO)のときは上記と同様にステップA3でフラグク
リアして上記ブレーキ制御は行なわなず、その判別答が
肯定(YES)のときは、ステップA6で油圧ポンプ/
モータ3の吐出圧が100kg/cm2 以下にあるか否
かを判別し、その判別答が肯定(YES)のとき、即
ち、100kg/cm2 以下のときは上記と同様にステ
ップA3でフラグクリアして上記ブレーキ制御は行なわ
ず、上記判別答が否定(NO)のとき、即ち、吐出圧≧
100kg/cm2 のときには、油圧ポンプ/モータ3
がブレーキ制御可能の状態にあると判別し、ステップA
7で、車速が≧8km/hであるか否かを判別し、図5
(a)のマップにより、その判別答が否定(NO)のと
きは上記と同様にステップA3でフラグクリアして上記
ブレーキ制御は行なわなず、その判別答が肯定(YE
S)のときは、上記ブレーキ制御可能状態にあると判断
する。
【0054】そして、上記ブレーキペダルが踏み込まれ
たとき、ステップA8で急ブレーキか否かを判別し、図
5(b)のマップにより、その判別答が急ブレーキが4
kg/cm2 以上であるとき急ブレーキの状態であると
判断し、その判別答が肯定(YES)となり上記と同様
にステップA3でフラグクリアして上記ブレーキ制御は
行なわなず、その判別答が否定(NO)のときは、上記
ブレーキ制御可能状態にあると判断する。
【0055】更に、ステップA9において、アキューム
レータに蓄積されたエア圧が高蓄圧であるか否かを判別
するが、アキュームレータの容量が、例えば340kg
/cm2 のときは、アキュームレータの蓄圧が340k
g/cm2 以上かどうかを判別し、図5(c)のマップ
により、その判別答が肯定(YES)のときは、上記と
同様にステップA3でフラグクリアして上記ブレーキ制
御は行なわなず、その判別答が否定(NO)のときは、
上記ブレーキ制御可能状態にあると判断する。
【0056】又、ステップA10で上記のブレーキ圧セ
ンサ14からのエア圧(指示圧)AP変化量の大小を判
別し、図5(d)のマップにより、ブレーキペダル7の
踏込量が小さいときには、ステップA11でバイバスバ
ルブ(以下該フローチャートでは切換弁とも称す)20
をONにする。このとき、上記で図2で説明したよう
に、ブレーキバルブ11からのエア圧を上記指示圧とし
て差圧付リレーバルブ33に入力し、給気弁座51を開
弁しエアタンク12のエア圧を、給気弁座51を開弁の
度合いにより減圧(例えば0.5kg/cm2 )せしめ
吐出口37を介してエアマスタ16側に供給される。
【0057】そして、ステップA10の判別答が踏み込
み量が大きい(速い)としたときには、油圧ポンプ/モ
ータ3がブレーキペダル7の踏み込みの速さに応じて油
圧ポンプ/モータ3のトルクが、直ぐに立ち上がること
ができないので、最初は通常の上記サービスブレーキの
エア圧により制動し、油圧ポオンプ3の制動力が立ち上
がったところで、バイパスバルブ(切換弁)20を作動
させて上記差圧のエア圧をエアマスタ16に作用させる
ように形成されている。
【0058】そして、ステップA10で上記AP変化量
が大きいと判断したときには、ステップA13の0.2
秒タイマセットで0.2秒経過した後、ステップA14
でバイパスバルブ(切換弁)20の開閉の状態を判別
し、油圧ポンプ/モータ3のトルクが立ち上がっていれ
ばステップA11でバイパスバルブ(切換弁)20をO
Nにして上記のように差圧付リレーバルブ33で減圧さ
れたエア圧がエアマスタ16に供給される。
【0059】又、ステップA14の判別で、油圧ポンプ
/モータ3のトルクが立ち上がっていなければ、その判
別答がバイパスバルブ20がOFFとなり、ステップA
15で0.2秒経過したかどうかを判別し、その判別答
が肯定(YES)のときには、ステップA11で切換弁
をONとする。ステップA15の判別で0,2秒経過し
ていなければ、その判別答が否定(NO)となり、ステ
ップA16でバイパスバルブ(切換弁)20をOFFに
して上記サービスブレーキが作用するようにして、上記
ブレーキ制御をリサイクルする。
【0060】即ち、上記したように油圧ポンプ/モータ
3による制動力が立ち上がるまでは、通常のサービスブ
レーキが作用するように形成されている。更に、ステッ
プA12において、バイパスバルブ(切換弁)20がO
Nした後、0.2秒経過したか否かを判別し、0,2秒
経過していなければ、その判別答が否定(NO)とな
り、リターンし上記ブレーキ制御を行い、上記判別答が
肯定(YES)のとき、即ちバイパスバルブ20がON
した後、0.2秒経過したときには、図5に示したよう
にステップA17で油圧ポンプ/モータ3の吐出圧状態
を判別する。
【0061】この油圧ポンプ/モータ3の吐出圧の状態
の判別については、上記ブレーキ制御は油圧ポンプ/モ
ータ3の制御と同じであり、最終的には上記吐出圧と言
うのは停止直前であることを判断するところである。こ
の制御については、油圧ポンプ/モータ3の吐出圧<1
00kg/cm2 になる状態は上記車両が停止直前の状
態にあると判断する。
【0062】これは、上記のステップA17で油圧ポン
プ/モータ3の吐出圧<100kg/cm2 であると判
断したときは、ステップA18でバイパスバルブ(切換
弁)20をOFFにして上記補助ブレーキ10の作動を
停止し、ステップA17で、上記吐出圧≧100kg/
cm2 であると判別したときには、リターンして上記ブ
レーキ制御が行なわれ、上記ブレーキペダル7の踏込及
び戻しの操作による踏込量の操作に追従して、エアマス
タ16の入力ポート16aのエア圧P2 の微妙な調整を
行うことができる。
【0063】尚、上記実施形態ではバイバスバルブ20
として三方電磁弁を使用したが、これに限られるもので
はなく、図示しないが上記特開平6−1220号公報に
従来例として記載されているような、バイバス通路を単
に開閉させる、例えば電磁弁等を使用してもよい。従っ
て、本発明の実施形態では、電気的に制御されるのは上
記のバイパスバルブ(切換弁)20だけであり、上記従
来例の単にON,OFF制御する差圧弁13を上記機械
的に作動する差圧付リレーバルブ33に置き換えること
により、従来使用されている排気弁22及びそれを制御
するコントロールユニットを省略することができると共
に、更に従来使用されている排気弁22は電気的に制御
されていたので、上記したようにシャットオフバルブS
Vを使用されているが、このシャットオフバルブSVも
省略することができる。
【0064】
【発明の効果】以上詳述したように、請求項1記載の本
発明の制動エネルギ回生装置搭載車用ブレーキシステム
の制御方法によれば、ブレーキペダルによりサービスブ
レーキと補助ブレーキの制動力を制御し、ブレーキバル
ブと上記サービスブレーキのエアマスタとの間に、エア
タンクから供給口に接続された差圧付リレーバルブと該
差圧付リレーバルブをバイパスするバイパス通路及び該
バイパス通路を開閉するバイパスバルブとを有する制動
エネルギ回生装置搭載車用ブレーキシステムの制御方法
において、上記ブレーキペダルを踏み込んだ短時間のみ
上記サービスブレーキを作動させ、その後上記差圧付リ
レーバルブを制御して上記エアマスタの入力側のエア圧
を上記差圧付リレーバルブの仕様に応じて設定された設
定圧以下の所定圧に制御すると共に上記ブレーキペダル
が戻されたときには上記のエアマスタの入力側のエア圧
をブレーキバルブの作動に追従して減圧するように制御
するので、上記ブレーキペダルの踏込及び戻しの操作に
よる踏込量の操作に追従して、エアマスタの入力ポート
のエア圧の微妙な調整を行うことができる。
【0065】従って、本発明では、電気的に制御される
のは上記のバイパスバルブだけであり、上記従来例の単
にON,OFF制御する差圧弁を上記機械的に作動する
差圧付リレーバルブに置き換えることにより、従来使用
されている排気弁及びそれを制御するコントロールユニ
ットを省略することができると共に、更に排気弁は電気
的に制御されていたので、上記したようにシャットオフ
バルブを使用されているが、このシャットオフバルブも
省略することができる。
【0066】請求項2記載の本発明の制動エネルギ回生
装置搭載車用ブレーキシステムの制御方法によれば、請
求項1記載の構成において、上記差圧付リレーバルブ
は、上記エアタンクに接続された供給口,該供給口から
のエア圧を吐出すると共に上記エアマスタに接続された
吐出口,該吐出口に供給されたエア圧を排気する排気
口,上記ブレーキバルブからのエア圧を受容す指示圧入
口を有するバルブ本体と、上記の供給口と吐出口との連
通路を開閉すると共に該連通路を閉方向に付勢するよう
に上記バルブ本体に設けられたインレットバルブと、上
記の指示圧により上記連通路を開閉し該連通路を開方向
に付勢せしめられると共に上記ブレーキバルブからのエ
ア圧が入力されたとき上記排気口を閉塞可能に形成され
上記バルブ本体に設けられたピストンとを備えているの
で、上記吐出口からエアマスタに供給されるエア圧を上
記排気口より応答性よく排気することができる。
【0067】従って、ブレーキペダルの踏込及び戻しの
操作による踏込量の操作に追従して、エアマスタの入力
ポートのエア圧の微妙な調整を行うことができる。又、
本発明では、電気的に制御されるのは上記のバイパスバ
ルブだけであり、上記従来例の単にON,OFF制御す
る差圧弁を上記機械的に作動する差圧付リレーバルブに
置き換えることにより、従来使用されている排気弁及び
それを制御するコントロールユニットを省略することが
できると共に、更に排気弁は電気的に制御されていたの
で、上記したようにシャットオフバルブを使用されてい
るが、このシャットオフバルブも省略することができ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施形態を示すもので、制動エネルギ
回生装置搭載車用ブレーキシステムの概要を示す説明図
である。
【図2】図1の差圧付リレーバルブの作動時の状態を示
す説明図である。
【図3】図2の差圧付リレーバルブの安定した状態を示
す説明図である。
【図4】図2の差圧付リレーバルブの解放時の状態を示
す説明図である。
【図5】図1の制動エネルギ回生装置搭載車用ブレーキ
システムの制御方法の作用を示すフローチャートであ
り、(a)はステップA7で、ポンプ制御開始時の車速
により制御の有無を判定するマップ、(b)はステップ
A8で使用する、急ブレーキ判定ヒステリシスを示すマ
ップ、(c)はステップA9で使用する、車速があり畜
圧が高い場合、制御を行なわれない高蓄圧判定ヒステリ
シスを示すマップ、(d)はステップA10で、ブレー
キ圧(AP)変化量が大きい場合は、遅れてブレーキ制
御を始めるAP変化量大小を判定するマップである。
【図6】従来例のエアブレーキシステムの制御方法の概
要を示す説明図である。
【図7】図6のエアブレーキシステムの制御方法をエア
ブレーキシステムの構成を示す説明図である。
【図8】図7のエアブレーキシステムの制御手順を示す
フローチャートである。
【図9】図7のエアブレーキシステムにおいてブレーキ
エア圧に対するサービスブレーキ(主ブレーキ装置)の
割合を示す説明図である。
【図10】図7の差圧弁の説明図を示すものであり、
(A)は該差圧弁の作動時を示す説明図、(B)は該差
圧弁の開放時を示す説明図である。
【符号の説明】 1 車軸 3 油圧ポンプ/モータ 6 アキュームレータ 7 ブレーキペダル 9 コントロールユニット 10 補助ブレーキ 11 ブレーキバルブ 12 エアタンク 14 ブレーキ圧センサ 15 サービスブレーキ 17 主ブレーキ装置 18 バイパス通路 16 エアマスタ 20 バイパスバルブ(切換弁) 21 エアマスタ圧センサ 30 エア通路 33 差圧付リレーバルブ 31 バイパス通路 35 供給口 37 吐出口 39 排気口 41 ピストン 43 インレットバルブ 51 給気弁座 52 排気弁座 53 指示圧入口

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】ブレーキペダルによりサービスブレーキと
    補助ブレーキの制動力を制御し、ブレーキバルブと上記
    サービスブレーキのエアマスタとの間に、エアタンクか
    ら供給口に接続された差圧付リレーバルブと該差圧付リ
    レーバルブをバイパスするバイパス通路及び該バイパス
    通路を開閉するバイパスバルブとを有する制動エネルギ
    回生装置搭載車用ブレーキシステムの制御方法におい
    て、上記ブレーキペダルを踏み込んだ短時間のみ上記サ
    ービスブレーキを作動させ、その後上記差圧付リレーバ
    ルブを制御して上記エアマスタの入力側のエア圧を上記
    差圧付リレーバルブの仕様に応じて設定された設定圧以
    下の所定圧に制御すると共に上記ブレーキペダルが戻さ
    れたときには上記のエアマスタの入力側のエア圧をブレ
    ーキバルブの作動に追従して減圧するように制御するこ
    とを特徴とする、制動エネルギ回生装置搭載車用ブレー
    キシステムの制御方法。
  2. 【請求項2】上記差圧付リレーバルブは、上記エアタン
    クに接続された供給口,該供給口からのエア圧を吐出す
    ると共に上記エアマスタに接続された吐出口,該吐出口
    に供給されたエア圧を排気する排気口,上記ブレーキバ
    ルブからのエア圧を受容す指示圧入口を有するバルブ本
    体と、上記の供給口と吐出口との連通路を開閉すると共
    に該連通路を閉方向に付勢するように上記バルブ本体に
    設けられたインレットバルブと、上記の指示圧により上
    記連通路を開閉し該連通路を開方向に付勢せしめられる
    と共に上記ブレーキバルブからのエア圧が入力されたと
    き上記排気口を閉塞可能に形成され上記バルブ本体に設
    けられたピストンとを備えたことを特徴とする、請求項
    1記載の制動エネルギ回生装置搭載車用ブレーキシステ
    ムの制御方法。
JP8269838A 1996-10-11 1996-10-11 制動エネルギ回生装置搭載車用ブレーキシステムの制御方法 Pending JPH10115335A (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US8060287B2 (en) 2008-11-14 2011-11-15 International Truck Intellectual Property Company, Llc Service brake control system for optimized regenerative braking of medium or heavy trucks
CN108556830A (zh) * 2018-05-24 2018-09-21 湖南汽车工程职业学院 一种电控气压汽车制动系统及其控制方法

Cited By (3)

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US8060287B2 (en) 2008-11-14 2011-11-15 International Truck Intellectual Property Company, Llc Service brake control system for optimized regenerative braking of medium or heavy trucks
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CN108556830B (zh) * 2018-05-24 2023-10-10 湖南汽车工程职业学院 一种电控气压汽车制动系统的控制方法

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