JPH10115830A - 液晶セルの貼り合わせ装置 - Google Patents

液晶セルの貼り合わせ装置

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JPH10115830A
JPH10115830A JP27060996A JP27060996A JPH10115830A JP H10115830 A JPH10115830 A JP H10115830A JP 27060996 A JP27060996 A JP 27060996A JP 27060996 A JP27060996 A JP 27060996A JP H10115830 A JPH10115830 A JP H10115830A
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JP
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stage
frame
shaped
liquid crystal
plate
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JP27060996A
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Yoshitomo Maru
吉伴 丸
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M B K MICRO TEC KK
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 液晶セルの貼り合わせを、圧縮空気等を利用
した加圧方式を採用することなく、簡単で廉価な機構に
より実現すること。 【解決手段】 液晶セルの貼り合わせ装置1では、紫外
線透過性の板状トレー22の上に、重ね合わせたガラス
基板6、7を載せ、この上面6aの全体を可撓性の気密
シート9で覆って密閉空間40を形成し、真空引きを行
なう。ガラス基板6、7は両側から大気圧によって圧迫
される。ガラス基板の周囲には同一の高さの枠状突出部
22bが形成されており、ガラス基板の外周縁に作用す
る応力が緩和されて、ガラス基板全面が均一に圧迫され
る。従って、均一なギャップが形成される。ガラス基板
6、7は紫外線透過性の板状トレー22に支持されてお
り、それらの外周縁に近い部分にシール剤が塗布されて
いても、板状トレー22の裏面から紫外線照射を行い、
シール剤を硬化させることができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、液晶ディイスプレ
イパネルを構成する液晶セルの製造技術に関するもので
ある。さらに詳しくは、本発明は、液晶を封入する一定
の隙間を形成するために、スペーサを挟み込んだ状態で
2枚の板を相互に重ねて圧迫して貼り合わせる液晶セル
の貼り合わせ装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】液晶ディスプレイパネルのセル構造は、
2枚のガラス板がスペース球を挟んだ状態で重ね合さ
れ、それらの間に液晶を封入するための隙間が形成され
ている。また、これらのガラス板を相互に貼り合わせる
ために、これらの間には予めシール剤が塗布され、この
シール剤をガラス板を重ね合わせた後に圧迫しながら硬
化させている。シール剤としては熱硬化性のもの、およ
び紫外線硬化性のものが一般に知られている。
【0003】このような液晶セルを製造するために2枚
のガラス板を貼り合わせるための装置は、アライメント
工程を経て正確に重ね合わされた2枚のガラス板をステ
ージ上に置き、この上から空気圧を加えてガラス板を圧
迫すると共に、ガラス板に対して外側から加熱し、ある
いは紫外線を照射することにより、ガラス板の間のシー
ル剤を硬化させて、ガラス板を貼り合わせる構成となっ
ている。
【0004】例えば、本願人は、特開平6−33742
9号公報においてこのようなプレス装置を提案してい
る。この公報に開示の装置は、重ね合わせた2枚のガラ
ス板を両側から圧縮空気により圧迫する構成を備えてお
り、ステージ面の平滑度等に影響されることなくガラス
板の両側から均一な圧縮力を加えることが可能となって
いる。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】ここで、このような一
般的に使用されている加圧型の貼り合わせ装置は、加圧
力を発生させるための機構が大がかりとなり、また、製
造コストも高くなる傾向がある。
【0006】この点に鑑みて、本願人は、先に、特願平
7−171661号明細書において、加圧方式を採用せ
ずに、構成が簡単で廉価であり、ガラス板を正確に貼り
合わせることの可能な液晶セルの貼り合わせ方法および
装置を提案している。
【0007】この貼り合わせ方法および装置では、図4
に示すように、方形枠状の移動ステージ102の上に、
重ね合わせたガラス板106、107を載せ、直上に位
置する可撓性の気密シート109が取付けられたクラン
プ枠108を降下させて、その下面の押さえ枠183を
ステージ上面の外側の方形シール枠124に押し付けて
気密シールを形成している。この後に、真空引き手段1
27を駆動すると、ガラス板106、107の隙間にの
み連通している密閉空間140が減圧状態となり、ガラ
ス板107の側は直接に大気厚によって圧迫され、ガラ
ス板106の側はシート109の上から大気圧によって
圧迫される。このように、本願人が提案している方法お
よび装置によれば、加圧方式を採用することなく、ガラ
ス板106、107を圧迫して均一な隙間を形成した状
態でこれらの貼り合わせを行うことができる。
【0008】しかしながら、この方法および装置におい
ては次のような解決すべき課題が依然として残ってい
る。
【0009】その一つは、重ね合わせたガラス板の外周
縁の側において、球状のスペーサの外側のガラス板部分
が片持ち状態になり、このスペーサには、他の位置に配
置されているスペーサに比べて過大な応力が作用するの
で、このスペーサが潰れてしまい、ガラス板のギャップ
がこの部分のみが狭くなるという不具合が生ずる点であ
る。すなわち、図5に示すように、ガラス板106の外
周縁の部分に配置されているスペーサSには、減圧時に
気密シート109の上から作用する大気圧によって過大
な応力が作用するので、他の部分のスペーサに比べて大
きく変形して、他の部分に比べてガラス板のギャップが
狭くなり易い。この結果、ギャップ精度が低下してしま
う。
【0010】もう一つの課題は、ガラス板の貼り合わせ
用にシール剤として紫外線硬化樹脂を使用している場合
に、シール剤Pがガラス板106、107の外周縁に極
めて近い位置に塗布されていると、その部分の下側には
パッキン150が位置しているので、紫外線照射を充分
に行なうことができない。したがって、シール剤を或る
程度内側に塗布せざるを得ない。
【0011】本発明の課題は、このような点に鑑みて、
重ね合わせたガラス板の外周側の部分が過剰に圧迫され
ることを回避して、均一なギャップを形成可能な液晶セ
ルの貼り合わせ装置を提案することにある。
【0012】また、本発明の課題は、重ね合わせたガラ
ス板の外周縁に沿って紫外線硬化型のシール剤が塗布さ
れている場合においても、その部分に紫外線照射を行な
うことの可能な液晶セルの貼り合わせ装置を提案するこ
とにある。
【0013】
【課題を解決するための手段】上記の課題を解決するた
めに、本発明は、液晶を封入する一定の隙間を形成する
ために、スペーサを挟み込んだ状態で2枚の板を相互に
重ねて圧迫して貼り合わせる液晶セルの貼り合わせ装置
において次の構成を採用している。
【0014】すなわち、本発明の装置は、スペーサおよ
びシール剤を挟んだ状態で重ね合わせた2枚の板を載せ
る枠状のステージと;当該枠状のステージの上面におい
て、前記重ね合わせた2枚の板の外周に沿って形成され
ていると共に、当該重ね合わせた2枚の板の上面とほぼ
同一高さの上面を備えている枠状の突出部と;前記ステ
ージに密着した位置および離れた位置の間を昇降可能に
支持された枠状のクランプ部材と;このクランプ部材に
おける前記ステージに面する側の枠状表面に対して外周
縁が気密状態に取付けられている可撓性の気密シート
と;前記クランプ部材を前記ステージに密着した位置ま
で降下させた状態において、当該クランプ部材と前記ス
テージの密着面に形成される枠状の気密シールと;当該
気密シールが形成された状態において、前記ステージ、
クランプ部材、気密シートおよび重ね合わされた前記2
枚の板によって区画される空間を真空引きして所定の減
圧状態を形成する減圧手段と;を有する構成を採用して
いる。
【0015】本発明においては、重ね合わせた板の周囲
には枠状の突出部が形成されており、その上面は板の上
面とほぼ同一の高さにある。したがって、減圧状態にお
いては、板の外周縁部分の気密シートは、板の外周縁の
表面に押し付けられると共に、その外側の突出面の上面
にも押し付けられた状態となる。したがって、板の外周
縁の部分のみに過剰な応力が作用することを防止でき
る。この結果、板の外周縁の部分に配置されているスペ
ーサが過剰に押し潰されてギャップが小さくなることを
防止できる。したがって、全体として均一なギャップで
2枚の板の貼り合わせることができる。
【0016】また、本発明は、シール剤が紫外線硬化型
のものを使用する液晶セルの貼り合わせ装置に関するも
のであり、上記の構成に加えて、前記ステージは、枠状
のステージ本体と、このステージ本体の上面に設置され
る紫外線透過性の板状トレーを備えた構成とし、この板
状トレーは、前記重ね合わせた2枚の板を設置するため
の設置面と、この設置面を囲む状態に形成された前記枠
状の突出部とを備えた構成としたことを特徴としてい
る。
【0017】この場合、更に、前記ステージを減圧位置
およびシール剤硬化位置に移動させるステージ移動機構
と、前記2枚の板の間に挟み込まれている紫外線硬化型
の前記シール剤を硬化させるために、前記シール剤硬化
位置に配置されている紫外線照射機構とを有する構成と
することが望ましい。
【0018】本発明では、重ね合わせた板が、紫外線透
過性のある板状トレーの上に乗っており、それらの板の
外周縁の部分に対して板状トレーを通して紫外線照射を
行なうことができる。したがって、板の外周縁の部分に
紫外線硬化型のシール剤が塗布されているような場合で
も、貼り合わせを行なうことができる。
【0019】
【発明の実施の形態】以下に、図面を参照して本発明の
実施例を説明する。
【0020】図1には、本発明を適用した液晶セルの貼
り合わせ装置の概略構成を示してある。また図2には、
その主要部分を拡大して示してある。
【0021】これらの図に示すように、本例の貼り合わ
せ装置1は、移動式ステージ2を備えおり、このステー
ジ2は、ガイドレール3に沿って、図において左側に位
置する減圧ステーション4と図において右側に位置する
シール剤硬化ステーション5の間を往復移動可能となっ
ている。
【0022】なお、図1においては、双方のステーショ
ンにステージ2が位置しているが、勿論、これは理解を
容易にするために描いたものである。実際には、一方の
ステーションにステージが位置している場合には、他方
のステーションにはステージは存在しない。
【0023】ステージ2の移動機構は、一般的に使用さ
れている各種の移動機構を採用することができる。
【0024】本例の装置で貼り合わされる2枚のガラス
基板6、7は、例えば、一辺が300乃至500mmの
方形であり、板厚は1.1mm程度のものである。これ
らのガラス基板の一方の表面に紫外線硬化型樹脂からな
るシール剤(図示せず)がスクリーン印刷等の方法によ
って印刷される。そして、直径が約5ミクロンのスペー
サ球(図示せず)がガラス板の対向表面に散布され、し
かる後に、アライメント工程を経て、2枚のガラス基板
6、7が正確に重ね合わされる。このように重ね合わさ
れたガラス基板6、7が、ステージ2の上に、ガラス基
板7の側を下にした状態で載せられる。
【0025】ステージ2は、全体として矩形の枠形状を
したステージ本体枠21と、この上に設置される板状ト
レー22を備えている。ステージ本体枠21の中央に
は、貼り合わせ対象のガラス基板よりも大きな寸法の矩
形開口21aが形成されている。この矩形開口21aの
周囲には板状トレー22を設置するための溝21bが形
成されており、ここに、板状トレー22が上方から装着
される。溝21bの深さは丁度板状トレー22の厚さと
同一であり、したがって、板状トレー22の上面22a
と、ステージ本体枠21の上面21cとは同一高さとな
っている。また、板状トレー22の外周部分が乗る溝2
1bの底面にはシール用のパッキン23が配置されてい
る。
【0026】このステージ本体枠21の上面21cの外
周縁に沿ってシリコンスポンジ製の方形シール枠24が
取付けられている。この方形シール枠24は、その下半
分がステージ本体21に埋め込まれ、上半部分がステー
ジ上面21cから上方に突出した状態となっている。
【0027】ステージ本体枠21には上下方向に連通孔
25が貫通しており、その上端開口25aは、このシー
ル枠24よりも内側に位置している。連通孔25の下端
開口25bは、可撓性の連通管26を経て、真空ポンプ
等の真空引き機構27に接続されている。
【0028】一方、板状トレー22は紫外線透過性の素
材から形成されている。例えば、石英、パイレックス等
から形成されている。この板状トレー22の上面22a
が、重ね合わせた2枚のガラス基板6、7の設置面であ
る。この上面22aには、ガラス基板6、7よりも一回
り大きな寸法の枠状突出部22bが形成されている。こ
の枠状突出部22bの上面22cは、重ね合わせたガラ
ス板の上面6aとほぼ同一の高さとなるように設定され
ている。なお、この板状トレー22の中心には、減圧用
の開口22dが形成されている。
【0029】この構成の枠状のステージ2の直上には、
これとほぼ同一の寸法および形状をした方形のクランプ
枠8が位置している。このクランプ枠8は、空気シリン
ダ等から構成される昇降機構81に支持されており、こ
の昇降機構81によって、図に示す位置とステージ上面
に密着した位置との間を昇降するようになっている。昇
降機構81は、その全体が、不図示の支持機構によっ
て、ステージ2の側に支持されており、ステージ2と一
体にガイドレール3に沿って水平方向に移動する。クラ
ンプ枠8の下面82の外周縁には下方に突出した押さえ
枠83が形成されている。この押さえ枠83は、クラン
プ枠8が降下したときに、ステージ上面の外側の方形シ
ール枠24の上に当たり、ここに密着して、気密シール
を形成するようになっている。
【0030】また、クランプ枠8の下面82には、方形
の可撓性の気密シート9が取付けられている。この気密
シート9の外周は、気密状態で、クランプ下面82の側
に接着固定されている。さらに、クランプ枠下面82に
おいて、気密シート9の固定位置よりも内側には、方形
シール枠85が取付けられている。
【0031】次に、シール剤硬化ステーション5の側に
おいては、ここに移動してきたステージ2の停止位置の
直下の位置に、紫外線照射機構12が配置されている。
この紫外線照射機構12は、紫外線照射用ランプ121
と、ここからの光を直上に位置するステージ2に向ける
反射ミラー122と、ステージ2の側への光路に配置さ
れたシャッター123とを備えている。ランプ121を
点灯すると共に、シャッタ123を開くことにより、直
上に位置するステージ2に設置されているガラス基板
6、7の間の紫外線硬化型のシール剤に対して紫外線を
照射できる。
【0032】このように構成した本例の貼り合わせ装置
1の動作を説明する。まず、図1に示すように、減圧ス
テーション4において、ステージ2を構成するステージ
本体枠21の上に乗せてある板状トレー22の上に、ア
ライメント工程を経て重ね合わされた2枚のガラス板
6、7が設置される。
【0033】この状態で、昇降機構81が駆動されて方
形クランプ枠8を図1に示す退避位置から降下させて、
ステージ上面21cに当たったクランプ位置まで降下さ
せる。図2に示すように、このクランプ状態において
は、クランプ枠8の下面の押さえ枠83が、ステージ上
面の外側の方形シール枠24の上に所定の圧力で押し付
けられた状態となり、これらの間に気密シールが形成さ
れる。
【0034】このクランプ状態が形成された後は、真空
引き機構27を駆動して、連通孔25を介して密閉空間
内を減圧状態に移行させる。真空引きを行うことにお
り、可撓性シート9が上側のガラス6の表面に密着し
て、ガラス板6、7の外周を囲む状態に枠状の密閉空間
40が形成される。この密閉空間40はガラス基板6、
7の隙間のみに連通している。したがって、この状態で
真空引きを行なうと、密閉空間40が大気圧に比べて充
分に低くなり、この結果、2枚のガラス板6、7の両側
は、形成された差圧に応じて加圧圧迫された状態にな
る。よって、減圧を適切に行うことにより、2枚のガラ
ス板6、7を適切な圧迫状態にすることができる。
【0035】ここで、本例においては、板状トレー22
の上面に枠状突出部22bを形成してあり、その上面2
2cは丁度、ガラス板6の上面と同一となっている。し
たがって、シート9は、ガラス方面6aに密着すると共
に、この突出部の上面22cにも密着した状態となる。
【0036】目標とする圧迫状態が形成された後は、そ
の状態を保持したまま、ステージ移動機構により、ステ
ージ2をシール剤硬化ステーション5に向けて水平に移
動させて、ステージ2をこのシール剤硬化ステーション
5に停止させる。
【0037】一般にランプ121は常時点灯状態に保持
されているので、シャッター123を開くと、紫外線が
ガラス基板6、7の間のシール剤の照射される。この照
射によって、ガラス板6、7の間の紫外線硬化型シール
剤が硬化して、2枚のガラス基板6、7が貼り合わされ
る。以上の工程を経て、液晶セル用のガラス基板6、7
の貼り合わせが行われる。
【0038】この後は、真空を解除して、シャッターを
閉じて、ステージ2を元の減圧ステーション4に戻す。
しかる後に、クランプ8を上昇させて、貼り合わせが終
わったガラス基板6、7を板状トレー22の上から取り
出す。
【0039】以上のように、本例の装置においては、ク
ランプ枠はステージ上面の方形シール枠に当たって気密
シールを形成するのみで、2枚のガラス板を押し付ける
訳ではない。したがって、ガラス板には真空引きによる
大気圧が作用するのみであり、均一な隙間が形成された
状態で2枚のガラス板を貼り合わせが可能である。
【0040】ここで、本例においては、板状トレー22
に枠状突出部22bを形成してあり、その上面が、ガラ
ス基板6の上面6aと同一となるように設定してある。
このために、図3に示すように、大気圧によってシート
9を介してガラス基板6の外周縁の部分に作用する応力
が、この突出部22bの上面22cによって一部負担さ
れる。この結果、ガラス外周縁の部分の応力負担が緩和
されて、ガラス基板全面の応力分布が均一となる。した
がって、ガラス基板外周縁の部分のスペーサSが他の部
分のスペーサに比べて過度に押しつぶされることがな
く、全体として均一なギャップを形成することができ
る。
【0041】また、本例では、紫外線透過性の板状トレ
ー22を用いて、その上にガラス基板6、7を乗せるよ
うにしている。この結果、図3に示すように、シール剤
Pがガラス基板6、7の外周縁のぎりぎりの所に塗布さ
れている場合においても、板状トレー22の裏面側から
紫外線照射を行なうことができる。
【0042】(他の実施形態)なお、上記の例では、ス
テージ2としてステージ本体枠とこの上に設置した板状
トレーを備えた構成のものを採用している。この代わり
に、ステージ本体枠の上に直接にガラス基板を乗せる構
成を採用してもよい。この場合には、ステージ本体枠の
上面に、枠状突起部を形成すればよい。また、この場合
には、ガラス基板の外周縁がステージ本体枠によって支
持されるので、紫外線を照射できないので、熱硬化型の
シール剤を使用することが望ましい。
【0043】
【発明の効果】以上説明したように、本発明の液晶セル
の貼り合わせ装置においては、重ね合わせた2枚のガラ
ス板の周囲に、それらの隙間にのみ連通する密閉空間を
形成し、この空間を真空引きすることにより形成される
大気圧との差を利用してガラス板を圧迫して貼り合わせ
るに当たり、重ね合わせたガラス板の周囲に枠状の突出
部を形成しておき、この突出部の上面が重ね合わせたガ
ラス板の上面とほぼ同一の高さとなるようにしてあるの
で、ガラス板圧迫時にガラス基板の外周縁の部分に作用
する応力の一部を突出部の上面に負担させることができ
る。したがって、ガラス基板全面に均一な応力作用状態
を形成できるので、外周部分のスペーサが過度に押し潰
されてガラス基板のギャップが不均一なるという弊害を
回避することができる。
【0044】また、本発明の装置では、紫外線透過性の
板状トレーの上にガラス基板を乗せて、その下側から紫
外線を照射するようにしているので、紫外線硬化型のシ
ール剤が、ガラス基板の外周縁に近い位置に塗布されて
いる場合でも、ガラス基板の貼り合わせを行なうことが
できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例である液晶セルの貼り合わせ装
置を示す概略構成図である。
【図2】図1の装置の主要部分を拡大して示す説明図で
ある。
【図3】図1の装置により得られる効果を説明するため
の説明図である。
【図4】本願人が提案している液晶セルの貼り合わせ装
置を示す概略構成図である。
【図5】図4の装置における解決すべき課題を説明する
ための説明図である。
【符号の説明】
1 液晶セルの貼り合わせ装置 2 移動ステージ 21 ステージ本体枠 22 板状トレー 22b 枠状の突出部 22c 突出部の上面 23 ステージ上面 24 方形シール枠 25 連通孔 26 連通管 27 真空引き機構 3 ガイドレール 4 減圧ステーション 40 密閉空間 5 シール剤硬化ステーション 6、7 ガラス基板 8 クランプ枠 81 昇降機構 83 押さえ枠 9 可撓性の気密シート 12 紫外線照射機構

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 液晶を封入する一定の隙間を形成するた
    めに、スペーサを挟み込んだ状態で2枚の板を相互に重
    ねて圧迫して貼り合わせる液晶セルの貼り合わせ装置に
    おいて、 スペーサおよびシール剤を挟んだ状態で重ね合わせた2
    枚の板を載せる枠状のステージと、 当該枠状のステージの上面において、前記重ね合わせた
    2枚の板の外周に沿って形成されていると共に、当該重
    ね合わせた2枚の板の上面とほぼ同一高さの上面を備え
    ている枠状の突出部と、 前記ステージに密着した位置および離れた位置の間を昇
    降可能に支持された枠状のクランプ部材と、 このクランプ部材における前記ステージに面する側の枠
    状表面に対して外周縁が気密状態に取付けられている可
    撓性の気密シートと、 前記クランプ部材を前記ステージに密着した位置まで降
    下させた状態において、当該クランプ部材と前記ステー
    ジの密着面に形成される枠状の気密シールと、 当該気密シールが形成された状態において、前記ステー
    ジ、クランプ部材、気密シートおよび重ね合わされた前
    記2枚の板によって区画される空間を真空引きして所定
    の減圧状態を形成する減圧手段とを有することを特徴と
    する液晶セルの貼り合わせ装置。
  2. 【請求項2】 請求項1において、前記シール剤は紫外
    線硬化型のシール剤であり、前記ステージは、枠状のス
    テージ本体と、このステージ本体の上面に設置される紫
    外線透過性の板状トレーを備え、この板状トレーは、前
    記重ね合わせた2枚の板を設置するための設置面と、こ
    の設置面を囲む状態に形成された前記枠状の突出部とを
    備えていることを特徴とする液晶セルの貼り合わせ装
    置。
  3. 【請求項3】 請求項1または2において、更に、前記
    ステージを減圧位置およびシール剤硬化位置に移動させ
    るステージ移動機構と、前記2枚の板の間に挟み込まれ
    ている紫外線硬化型の前記シール剤を硬化させるため
    に、前記シール剤硬化位置に配置されている紫外線照射
    機構とを有することを特徴とする液晶セルの貼り合わせ
    装置。
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