JPH10116575A - 平面型表示装置とその製造方法 - Google Patents
平面型表示装置とその製造方法Info
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- JPH10116575A JPH10116575A JP8268392A JP26839296A JPH10116575A JP H10116575 A JPH10116575 A JP H10116575A JP 8268392 A JP8268392 A JP 8268392A JP 26839296 A JP26839296 A JP 26839296A JP H10116575 A JPH10116575 A JP H10116575A
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- linear cathode
- electrode
- linear
- display device
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- Electrodes For Cathode-Ray Tubes (AREA)
- Cathode-Ray Tubes And Fluorescent Screens For Display (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 線状陰極を狭ピッチ化して平面型表示装置を
薄型化すると共に、線状陰極の取り付けが容易で生産タ
クトを短縮できる平面型表示装置の提供。 【解決手段】 電子を放出する線状陰極部Aと、多数の
小領域に分割されて前記線状陰極部Aに対向して配置さ
れ、前記放出された電子を前記各小領域毎に電子ビーム
に絞る絞り電極と、各電子ビームに画像信号に基づく強
弱を付ける信号電極と、各電子ビームをX−Y方向に走
査し全体として一つの画像を構成する走査電極とを有す
る電極群と、前記走査電子ビームを受けて一つの画像を
形成する蛍光板とを真空容器内に備えた平面型表示装置
において、線状陰極部Aが、張力を加えた状態の複数本
の線状陰極1の両端をワイヤボンディング6bにより電
極4、5に固定して構成されている。
薄型化すると共に、線状陰極の取り付けが容易で生産タ
クトを短縮できる平面型表示装置の提供。 【解決手段】 電子を放出する線状陰極部Aと、多数の
小領域に分割されて前記線状陰極部Aに対向して配置さ
れ、前記放出された電子を前記各小領域毎に電子ビーム
に絞る絞り電極と、各電子ビームに画像信号に基づく強
弱を付ける信号電極と、各電子ビームをX−Y方向に走
査し全体として一つの画像を構成する走査電極とを有す
る電極群と、前記走査電子ビームを受けて一つの画像を
形成する蛍光板とを真空容器内に備えた平面型表示装置
において、線状陰極部Aが、張力を加えた状態の複数本
の線状陰極1の両端をワイヤボンディング6bにより電
極4、5に固定して構成されている。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、TV受像機やコン
ピュータの端末ディスプレイ等に用いられる平面型表示
装置に関するものである。
ピュータの端末ディスプレイ等に用いられる平面型表示
装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】近年、蛍光面を多数の小領域に分割し、
分割された小領域毎に電子ビーム走査を行い、全体とし
て一つの画像を映出させる平面型表示装置が提唱されて
いる。
分割された小領域毎に電子ビーム走査を行い、全体とし
て一つの画像を映出させる平面型表示装置が提唱されて
いる。
【0003】この種の平面型表示装置は、例えば、特開
平4−160741号公報、特開平4−174948号
公報、特開平4−249029号公報等に開示されてい
る。
平4−160741号公報、特開平4−174948号
公報、特開平4−249029号公報等に開示されてい
る。
【0004】この種の平面型表示装置の従来例を図6、
図7に基づいて説明する。
図7に基づいて説明する。
【0005】図6、図7において、平面型表示装置の構
成を背面側から説明すると、基本的には、ガラス平板か
らなり真空容器を構成する背面容器21と、電子ビーム
を放出する線状陰極25を保持する電極支持枠23と、
多数の小領域29に分割されて前記電極支持枠23に対
向して配置され、前記放出された電子を前記各小領域毎
に電子ビームに絞る絞り電極22aと、前記絞られた各
電子ビームに画像信号に基づく強弱を付ける信号電極2
2bと、前記強弱を付けられた各電子ビームをX−Y方
向に走査し全体として一つの画像を構成する走査電極2
2cとを有する電極群22と、前記電極群22からの走
査電子ビームを受けて画像を形成するスクリーン板26
と、前記電極支持枠23と、電極群22と、スクリーン
板26とを覆うと共に、開口端縁27aを、前記背面容
器21の周縁部に設けられたフリットガラス層28に気
密に封着されて真空容器を構成する前面ガラス容器27
とからなる。
成を背面側から説明すると、基本的には、ガラス平板か
らなり真空容器を構成する背面容器21と、電子ビーム
を放出する線状陰極25を保持する電極支持枠23と、
多数の小領域29に分割されて前記電極支持枠23に対
向して配置され、前記放出された電子を前記各小領域毎
に電子ビームに絞る絞り電極22aと、前記絞られた各
電子ビームに画像信号に基づく強弱を付ける信号電極2
2bと、前記強弱を付けられた各電子ビームをX−Y方
向に走査し全体として一つの画像を構成する走査電極2
2cとを有する電極群22と、前記電極群22からの走
査電子ビームを受けて画像を形成するスクリーン板26
と、前記電極支持枠23と、電極群22と、スクリーン
板26とを覆うと共に、開口端縁27aを、前記背面容
器21の周縁部に設けられたフリットガラス層28に気
密に封着されて真空容器を構成する前面ガラス容器27
とからなる。
【0006】そして、電極支持枠23は、背面容器21
に設けられた固定台24上に位置して電子を放出する線
状陰極25を所定間隔で所定位置に架設して絶縁支持す
る。
に設けられた固定台24上に位置して電子を放出する線
状陰極25を所定間隔で所定位置に架設して絶縁支持す
る。
【0007】線状陰極25は、タングステン線上に酸化
物を付着したものであり熱電子を出すために通電加熱さ
れた状態で負電圧を印加される。そして、張力を加えた
状態で分離架設する必要があるので、図7に示すよう
に、電極支持枠23の両端位置に設けた板バネ30に各
線状陰極25を張力を加えた状態で1本ずつスポット溶
接する。又、図示していないが、電極支持枠23の背面
には前記熱電子のビームを前記電極群22を通して前記
スクリーン板26に到達させるための電界を加える背面
電極がある。この背面電極は、電子ビームを走査線毎に
順番に発生させるために、走査線に沿って並んだ線電極
からなり、並んだ順に電圧を印加される。
物を付着したものであり熱電子を出すために通電加熱さ
れた状態で負電圧を印加される。そして、張力を加えた
状態で分離架設する必要があるので、図7に示すよう
に、電極支持枠23の両端位置に設けた板バネ30に各
線状陰極25を張力を加えた状態で1本ずつスポット溶
接する。又、図示していないが、電極支持枠23の背面
には前記熱電子のビームを前記電極群22を通して前記
スクリーン板26に到達させるための電界を加える背面
電極がある。この背面電極は、電子ビームを走査線毎に
順番に発生させるために、走査線に沿って並んだ線電極
からなり、並んだ順に電圧を印加される。
【0008】尚、電極群22の絞り電極22aと信号電
極22bと走査電極22c等の構造は、目的に合わせて
種々の構造が採用できるが、原理的には、電子ビームを
絞る絞り電極22aには所定位置に電子ビームを通過さ
せる孔があり、これらの孔の周囲に電子ビームを絞る負
電位を加える構成である。電子ビームに画像信号に基づ
く強弱を付ける信号電極22bには所定位置に電子ビー
ムを通過させる孔を設けこれらの孔の周囲の電位を画像
信号に基づいて電子ビームに強弱を付ける電位にする構
成である。電子ビームをX−Y方向に走査する走査電極
22cはX方向、Y方向に走査する電極板がそれぞれ櫛
の歯状の2枚で構成され、2枚の櫛の歯を走査方向にず
らせて電子ビームを挟むようにし、正負の電位を交互に
加えて電子ビームをX−Y方向に走査する。通常、電極
群22の材質にはガラスに熱膨張係数を合わせた合金で
あるインバーが使用され、ガラスからなる絶縁層を挟ん
だ状態でのヒートプロセス加工により積層配置される。
極22bと走査電極22c等の構造は、目的に合わせて
種々の構造が採用できるが、原理的には、電子ビームを
絞る絞り電極22aには所定位置に電子ビームを通過さ
せる孔があり、これらの孔の周囲に電子ビームを絞る負
電位を加える構成である。電子ビームに画像信号に基づ
く強弱を付ける信号電極22bには所定位置に電子ビー
ムを通過させる孔を設けこれらの孔の周囲の電位を画像
信号に基づいて電子ビームに強弱を付ける電位にする構
成である。電子ビームをX−Y方向に走査する走査電極
22cはX方向、Y方向に走査する電極板がそれぞれ櫛
の歯状の2枚で構成され、2枚の櫛の歯を走査方向にず
らせて電子ビームを挟むようにし、正負の電位を交互に
加えて電子ビームをX−Y方向に走査する。通常、電極
群22の材質にはガラスに熱膨張係数を合わせた合金で
あるインバーが使用され、ガラスからなる絶縁層を挟ん
だ状態でのヒートプロセス加工により積層配置される。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】しかし、上記の従来例
の構成では、隣接する線状陰極25間のピッチを小さく
しようとしても、そのピッチは、線状陰極25を張力を
加えた状態で保持する板バネ30の物理的な大きさによ
って制限される。そのために、線状陰極25の本数を増
やして、夫々の電子ビームが走査すべき小領域を狭くす
ることが制限され、結果的に、小領域を狭くすることに
より走査角度を一定に維持して薄型化できる限界が制限
されるという問題がある。
の構成では、隣接する線状陰極25間のピッチを小さく
しようとしても、そのピッチは、線状陰極25を張力を
加えた状態で保持する板バネ30の物理的な大きさによ
って制限される。そのために、線状陰極25の本数を増
やして、夫々の電子ビームが走査すべき小領域を狭くす
ることが制限され、結果的に、小領域を狭くすることに
より走査角度を一定に維持して薄型化できる限界が制限
されるという問題がある。
【0010】又、張力を加えた状態で、線状陰極25を
板バネ30にスポット溶接する工程において、線状陰極
25を小さな板バネ30の更に小さな先端部30aにピ
ンポイント位置決めする制御が困難で時間がかかり、タ
クトを短縮できないという問題がある。
板バネ30にスポット溶接する工程において、線状陰極
25を小さな板バネ30の更に小さな先端部30aにピ
ンポイント位置決めする制御が困難で時間がかかり、タ
クトを短縮できないという問題がある。
【0011】本発明は、線状陰極を狭ピッチ化し小領域
を狭くし平面型表示装置を薄型化することを可能にし、
且つ、線状陰極の取り付けが容易で生産工程のタクトを
短縮できる平面型表示装置の提供を課題とする。
を狭くし平面型表示装置を薄型化することを可能にし、
且つ、線状陰極の取り付けが容易で生産工程のタクトを
短縮できる平面型表示装置の提供を課題とする。
【0012】
【課題を解決するための手段】本願第1発明の平面型表
示装置は、上記の課題を解決するために、電子を放出す
る線状陰極部と、多数の小領域に分割されて前記線状陰
極部に対向して配置され、前記放出された電子を前記各
小領域毎に電子ビームに絞る絞り電極と、前記絞られた
各電子ビームに画像信号に基づく強弱を付ける信号電極
と、前記強弱を付けられた各電子ビームをX−Y方向に
走査し全体として一つの画像を構成する走査電極とを有
する電極群と、前記電極群から出る走査電子ビームを受
けて一つの画像を形成する蛍光板とを真空容器内に備え
た平面型表示装置において、前記線状陰極部が、張力を
加えた状態の複数本の線状陰極の両端をワイヤボンディ
ングにより電極に固定して構成されていることを特徴と
する。
示装置は、上記の課題を解決するために、電子を放出す
る線状陰極部と、多数の小領域に分割されて前記線状陰
極部に対向して配置され、前記放出された電子を前記各
小領域毎に電子ビームに絞る絞り電極と、前記絞られた
各電子ビームに画像信号に基づく強弱を付ける信号電極
と、前記強弱を付けられた各電子ビームをX−Y方向に
走査し全体として一つの画像を構成する走査電極とを有
する電極群と、前記電極群から出る走査電子ビームを受
けて一つの画像を形成する蛍光板とを真空容器内に備え
た平面型表示装置において、前記線状陰極部が、張力を
加えた状態の複数本の線状陰極の両端をワイヤボンディ
ングにより電極に固定して構成されていることを特徴と
する。
【0013】上記により、本願第1発明は、線状陰極部
を、張力を加えた状態の複数の線状陰極の両端をワイヤ
ボンディングにより電極に固定して構成するので、線状
陰極を平坦な電極上に位置決めしてワイヤボンディング
することになり、従来例における、線状陰極を小さな板
バネの更に小さな先端部にピンポイント位置決めすると
いう困難な制御が不要になり、生産性が向上する。
を、張力を加えた状態の複数の線状陰極の両端をワイヤ
ボンディングにより電極に固定して構成するので、線状
陰極を平坦な電極上に位置決めしてワイヤボンディング
することになり、従来例における、線状陰極を小さな板
バネの更に小さな先端部にピンポイント位置決めすると
いう困難な制御が不要になり、生産性が向上する。
【0014】本願第2発明の平面型表示装置は、上記の
課題を解決するために、電子を放出する線状陰極部と、
多数の小領域に分割されて前記線状陰極部に対向して配
置され、前記放出された電子を前記各小領域毎に電子ビ
ームに絞る絞り電極と、前記絞られた各電子ビームに画
像信号に基づく強弱を付ける信号電極と、前記強弱を付
けられた各電子ビームをX−Y方向に走査し全体として
一つの画像を構成する走査電極とを有する電極群と、前
記電極群から出る走査電子ビームを受けて一つの画像を
形成する蛍光板とを真空容器内に備えた平面型表示装置
において、前記線状陰極部が、張力を加えた状態の線状
陰極の両端を絶縁物又は/及び導電物の溶射により固定
して構成されていることを特徴とする。
課題を解決するために、電子を放出する線状陰極部と、
多数の小領域に分割されて前記線状陰極部に対向して配
置され、前記放出された電子を前記各小領域毎に電子ビ
ームに絞る絞り電極と、前記絞られた各電子ビームに画
像信号に基づく強弱を付ける信号電極と、前記強弱を付
けられた各電子ビームをX−Y方向に走査し全体として
一つの画像を構成する走査電極とを有する電極群と、前
記電極群から出る走査電子ビームを受けて一つの画像を
形成する蛍光板とを真空容器内に備えた平面型表示装置
において、前記線状陰極部が、張力を加えた状態の線状
陰極の両端を絶縁物又は/及び導電物の溶射により固定
して構成されていることを特徴とする。
【0015】上記により、本願第2発明は、線状陰極部
を、張力を加えた状態の複数の線状陰極の両端を絶縁物
又は/及び導電物の溶射により固定して構成するので、
線状陰極を平坦な電極上に位置決めして絶縁物又は/及
び導電物の溶射することになり、従来例における、線状
陰極を小さな板バネの更に小さな先端部にピンポイント
位置決めするという困難な制御が不要になり、生産性が
向上する。
を、張力を加えた状態の複数の線状陰極の両端を絶縁物
又は/及び導電物の溶射により固定して構成するので、
線状陰極を平坦な電極上に位置決めして絶縁物又は/及
び導電物の溶射することになり、従来例における、線状
陰極を小さな板バネの更に小さな先端部にピンポイント
位置決めするという困難な制御が不要になり、生産性が
向上する。
【0016】又、本願第2発明の平面型表示装置は、上
記の課題を解決するために、線状陰極部は、複数の線状
陰極の両端を絶縁物の溶射により絶縁物上に固定し、固
定された複数の線状陰極を導電物の溶射によりグループ
分けして共通電位化することができる。
記の課題を解決するために、線状陰極部は、複数の線状
陰極の両端を絶縁物の溶射により絶縁物上に固定し、固
定された複数の線状陰極を導電物の溶射によりグループ
分けして共通電位化することができる。
【0017】
【発明の実施の形態】本発明の平面型表示装置の特徴
は、平面型表示装置の線状陰極部を構成する線状陰極の
両端を固定する手段にあり、この特徴を示す第1の実施
の形態を図1〜図4に基づいて説明する。
は、平面型表示装置の線状陰極部を構成する線状陰極の
両端を固定する手段にあり、この特徴を示す第1の実施
の形態を図1〜図4に基づいて説明する。
【0018】図1において、線状陰極1はタングステン
線上に酸化物を付着したものである。2、2、2a、2
aは矩形型に溶接された金属フレームで、対向する金属
フレーム2、2の上には絶縁物層3、3を形成する。対
向する絶縁物層3、3の上には線状陰極1を取り付ける
金属パターン4、4、5、5を印刷焼成によって形成す
る。
線上に酸化物を付着したものである。2、2、2a、2
aは矩形型に溶接された金属フレームで、対向する金属
フレーム2、2の上には絶縁物層3、3を形成する。対
向する絶縁物層3、3の上には線状陰極1を取り付ける
金属パターン4、4、5、5を印刷焼成によって形成す
る。
【0019】図1〜図4において、線状陰極1を金属パ
ターン4、5に取り付ける場合には、先ず、図4に示す
整列治具11を使用して、線状陰極1を金属フレーム2
の金属パターン4、4、5、5上に張力を加えながら位
置決めする。整列治具11は、回転軸13を有する角柱
形状をしており、角柱形状の各面に複数の金属フレーム
保持穴12が設けられている。角柱形状の各稜線部分に
は、タングステン線からなる線状陰極1を所定ピッチで
位置決めするガイド溝14が設けられている。
ターン4、5に取り付ける場合には、先ず、図4に示す
整列治具11を使用して、線状陰極1を金属フレーム2
の金属パターン4、4、5、5上に張力を加えながら位
置決めする。整列治具11は、回転軸13を有する角柱
形状をしており、角柱形状の各面に複数の金属フレーム
保持穴12が設けられている。角柱形状の各稜線部分に
は、タングステン線からなる線状陰極1を所定ピッチで
位置決めするガイド溝14が設けられている。
【0020】金属フレーム2を各金属フレーム保持穴1
2に取り付け、回転軸13をw方向に回転させながら線
状陰極1のピッチに合わせて整列治具11を回転軸13
方向に移動させて、ワイヤボビン1aに巻かれた線状陰
極1をダンサーロール1bを介して所定張力を加えなが
らガイド溝14に合わせて整列治具11に巻き取る。
2に取り付け、回転軸13をw方向に回転させながら線
状陰極1のピッチに合わせて整列治具11を回転軸13
方向に移動させて、ワイヤボビン1aに巻かれた線状陰
極1をダンサーロール1bを介して所定張力を加えなが
らガイド溝14に合わせて整列治具11に巻き取る。
【0021】この状態で、各金属フレーム2の上では、
図2に示すように、各金属パターン4、5の上に線状陰
極1が位置決めされている。
図2に示すように、各金属パターン4、5の上に線状陰
極1が位置決めされている。
【0022】図2において、線状陰極1を所定張力を加
えながらガイド溝14に合わせて巻き取った整列治具1
1を、ワイヤボンディング装置に取り付け、線状陰極1
が位置決めされた金属フレーム2の金属パターン4、5
の上に、ワイヤボンディングヘッド7を位置決めし、金
属ワイヤ6の先端に作った金属ボール6aを、図3に示
すように、ワイヤボンディングする。図3において、ワ
イヤボンディングされたバンプ6bが金属パターン4、
5に接合し、金属パターン4、5に接合したバンプ6b
と線状陰極1間の接触摩擦力によって線状陰極1が保持
される。この場合、ボンド加圧力×超音波発振パワー×
超音波発振時間で決まるボンディングパワーを大きくす
ると、金属パターン4、5の加熱は不要になる。
えながらガイド溝14に合わせて巻き取った整列治具1
1を、ワイヤボンディング装置に取り付け、線状陰極1
が位置決めされた金属フレーム2の金属パターン4、5
の上に、ワイヤボンディングヘッド7を位置決めし、金
属ワイヤ6の先端に作った金属ボール6aを、図3に示
すように、ワイヤボンディングする。図3において、ワ
イヤボンディングされたバンプ6bが金属パターン4、
5に接合し、金属パターン4、5に接合したバンプ6b
と線状陰極1間の接触摩擦力によって線状陰極1が保持
される。この場合、ボンド加圧力×超音波発振パワー×
超音波発振時間で決まるボンディングパワーを大きくす
ると、金属パターン4、5の加熱は不要になる。
【0023】本実施の形態では、線状陰極1は直径50
μmのタングステン線を使用し、酸化物層3はAl2 0
3 等で形成し、金属パターン4、5はAu等を印刷焼成
によって形成した。図4に示す整列治具を使用し、20
gfの張力を加えながら、0.5mmの所定ピッチで3
00本を整列させ、線状陰極1の両端を金属フレーム2
の対向する絶縁物層3、3上に設けられて対向する金属
パターン4、5の上に図2に示すように重ねて位置決め
し、図3に示すように、線状陰極1を含んだ状態で金属
ワイヤ6の金属ボール6aを金属パターン4、5の上に
ワイヤボンィングする。ワイヤボンディングには直径3
5μmの金線を用い、ボンディング条件は、ボンド加圧
力=220gf、超音波発振パワー=800mW、超音
波発振時間=300msecで行った。この場合、ボン
ド加圧力×超音波発振パワー×超音波発振時間で決まる
ボンディングパワーが大きく、金属パターン4、5の加
熱は不要であった。金属パターン4、5やバンプ6bと
線状陰極1との間の接触摩擦力は、金属パターン4、5
やバンプ6bと線状陰極1との間の接触面積にほぼ比例
するので、ワイヤボンディングの回数を増やせば保持力
が増大する。引張試験を行うと、バンプ数1の場合の保
持力=約60gf、バンプ数2の場合の保持力=約11
0gfである。図3の8は、ワイヤボンディングの際
に、キャピラリーが線状陰極1に付けた打痕で、この打
痕があると、この部分へのバンプ6bの食い込みがあ
り、金属パターン4、5やバンプ6bと線状陰極1との
間の接触摩擦力以上の保持力が発生する。
μmのタングステン線を使用し、酸化物層3はAl2 0
3 等で形成し、金属パターン4、5はAu等を印刷焼成
によって形成した。図4に示す整列治具を使用し、20
gfの張力を加えながら、0.5mmの所定ピッチで3
00本を整列させ、線状陰極1の両端を金属フレーム2
の対向する絶縁物層3、3上に設けられて対向する金属
パターン4、5の上に図2に示すように重ねて位置決め
し、図3に示すように、線状陰極1を含んだ状態で金属
ワイヤ6の金属ボール6aを金属パターン4、5の上に
ワイヤボンィングする。ワイヤボンディングには直径3
5μmの金線を用い、ボンディング条件は、ボンド加圧
力=220gf、超音波発振パワー=800mW、超音
波発振時間=300msecで行った。この場合、ボン
ド加圧力×超音波発振パワー×超音波発振時間で決まる
ボンディングパワーが大きく、金属パターン4、5の加
熱は不要であった。金属パターン4、5やバンプ6bと
線状陰極1との間の接触摩擦力は、金属パターン4、5
やバンプ6bと線状陰極1との間の接触面積にほぼ比例
するので、ワイヤボンディングの回数を増やせば保持力
が増大する。引張試験を行うと、バンプ数1の場合の保
持力=約60gf、バンプ数2の場合の保持力=約11
0gfである。図3の8は、ワイヤボンディングの際
に、キャピラリーが線状陰極1に付けた打痕で、この打
痕があると、この部分へのバンプ6bの食い込みがあ
り、金属パターン4、5やバンプ6bと線状陰極1との
間の接触摩擦力以上の保持力が発生する。
【0024】本発明の第2の実施の形態を図5に基づい
て説明する。
て説明する。
【0025】図5において、線状陰極1はタングステン
線上に酸化物を付着したものである。2、2、2a、2
aは矩形型に溶接された金属フレームで、対向する金属
フレーム2、2の上には絶縁物層3、3を形成する。
線上に酸化物を付着したものである。2、2、2a、2
aは矩形型に溶接された金属フレームで、対向する金属
フレーム2、2の上には絶縁物層3、3を形成する。
【0026】図5において、第1の実施の形態の場合と
同様にして整列治具11を使用し、必要本数の線状陰極
1を張力を加えながら所定ピッチで整列させ、各線状陰
極1の両端を対向する絶縁物層3、3上に位置決めし、
位置決めした上に、プラズマ溶射ガンとマスクを用いて
Al2 O3 を溶射して、絶縁物層3上に線状陰極1を固
定する保持用Al2 O3 条9を形成する。保持用Al2
O3 条9の線状陰極1の保持力は、絶縁物層3や保持用
Al2 O3 条9と線状陰極1との接触面積にほぼ比例す
るので、保持用Al2 O3 条9の幅が広いほど保持力は
大きくなる。
同様にして整列治具11を使用し、必要本数の線状陰極
1を張力を加えながら所定ピッチで整列させ、各線状陰
極1の両端を対向する絶縁物層3、3上に位置決めし、
位置決めした上に、プラズマ溶射ガンとマスクを用いて
Al2 O3 を溶射して、絶縁物層3上に線状陰極1を固
定する保持用Al2 O3 条9を形成する。保持用Al2
O3 条9の線状陰極1の保持力は、絶縁物層3や保持用
Al2 O3 条9と線状陰極1との接触面積にほぼ比例す
るので、保持用Al2 O3 条9の幅が広いほど保持力は
大きくなる。
【0027】保持用Al2 O3 条9の幅が3mm、厚み
が0.1mmの場合に約150gfの引張試験結果が得
られた。
が0.1mmの場合に約150gfの引張試験結果が得
られた。
【0028】次いで、複数の線状陰極1を1本おきに共
通電位化するために、保持用Al2O3 条9の両外側の
絶縁物層3、3上に、導電物、例えば、Niをアーク溶
射してNi条電極10を形成する。そして、片側の絶縁
物層3上で、保持用Al2 O3 条9とNi条電極10と
の間で、共通電位化しない線状陰極1を切断し、切断し
た線状陰極1は、反対側の絶縁物層3上で前記と同様に
して共通電位化する。
通電位化するために、保持用Al2O3 条9の両外側の
絶縁物層3、3上に、導電物、例えば、Niをアーク溶
射してNi条電極10を形成する。そして、片側の絶縁
物層3上で、保持用Al2 O3 条9とNi条電極10と
の間で、共通電位化しない線状陰極1を切断し、切断し
た線状陰極1は、反対側の絶縁物層3上で前記と同様に
して共通電位化する。
【0029】
【発明の効果】本願第1発明の平面型表示装置は、線状
陰極部を、張力を加えた状態の複数本の線状陰極の両端
をワイヤボンディングにより電極に固定して構成するの
で、線状陰極を平坦な電極上に位置決めしてワイヤボン
ディングすることになり、従来例における、線状陰極を
小さな板バネの更に小さな先端部にピンポイント位置決
めするという困難な制御が不要になり、生産性が向上す
るという効果が得られる。 本願第2発明の平面型表示
装置は、線状陰極部を、張力を加えた状態の線状陰極の
両端を絶縁物又は/及び導電物の溶射により固定して構
成するので、線状陰極を平坦な電極上に位置決めして絶
縁物又は/及び導電物の溶射することになり、従来例に
おける、線状陰極を小さな板バネの更に小さな先端部に
ピンポイント位置決めするという困難な制御が不要にな
り、生産性が向上するという効果が得られる。
陰極部を、張力を加えた状態の複数本の線状陰極の両端
をワイヤボンディングにより電極に固定して構成するの
で、線状陰極を平坦な電極上に位置決めしてワイヤボン
ディングすることになり、従来例における、線状陰極を
小さな板バネの更に小さな先端部にピンポイント位置決
めするという困難な制御が不要になり、生産性が向上す
るという効果が得られる。 本願第2発明の平面型表示
装置は、線状陰極部を、張力を加えた状態の線状陰極の
両端を絶縁物又は/及び導電物の溶射により固定して構
成するので、線状陰極を平坦な電極上に位置決めして絶
縁物又は/及び導電物の溶射することになり、従来例に
おける、線状陰極を小さな板バネの更に小さな先端部に
ピンポイント位置決めするという困難な制御が不要にな
り、生産性が向上するという効果が得られる。
【0030】又、本願第2発明の平面型表示装置は、線
状陰極部は、複数の線状陰極の両端を絶縁物の溶射によ
り絶縁物上に固定し、固定された複数の線状陰極を導電
物の溶射によりグループ分けして共通電位化することが
できるという効果が得られる。
状陰極部は、複数の線状陰極の両端を絶縁物の溶射によ
り絶縁物上に固定し、固定された複数の線状陰極を導電
物の溶射によりグループ分けして共通電位化することが
できるという効果が得られる。
【図1】本発明の第1の実施の形態でワイヤボンディン
グにより電極に取り付けられた線状陰極の構成を示す斜
視図である。
グにより電極に取り付けられた線状陰極の構成を示す斜
視図である。
【図2】本発明の第1の実施の形態におけるワイヤボン
ディングヘッドの位置決めを示す側面図である。
ディングヘッドの位置決めを示す側面図である。
【図3】本発明の第1の実施の形態におけるワイヤボン
ディンによる線状陰極の取り付け状態を示し、(a)は
正面図、(b)は平面図、(c)は側面図である。
ディンによる線状陰極の取り付け状態を示し、(a)は
正面図、(b)は平面図、(c)は側面図である。
【図4】本発明の第1の実施の形態における線状陰極の
整列治具の斜視図である。
整列治具の斜視図である。
【図5】本発明の第2の実施の形態で溶射により電極に
取り付けられた線状陰極の構成を示す斜視図である。
取り付けられた線状陰極の構成を示す斜視図である。
【図6】従来例の平面方表示装置の構成を示す分解斜視
図である。
図である。
【図7】従来例の線状陰極の取り付け部分の構成を示す
斜視図である。
斜視図である。
1 線状陰極 2 金属フレーム 2a 金属フレーム 3 絶縁物層 4 金属パターン 5 金属パターン 6 金属ワイヤ 6a 金属ボール 7 ワイヤボンディングヘッド 9 保持用Al2 O3 条 10 Ni条電極 11 整列治具 12 金属フレーム保持穴 13 回転軸 14 ガイド溝
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 藤代 憲二 大阪府門真市大字門真1006番地 松下電器 産業株式会社内
Claims (3)
- 【請求項1】 電子を放出する線状陰極部と、多数の小
領域に分割されて前記線状陰極部に対向して配置され、
前記放出された電子を前記各小領域毎に電子ビームに絞
る絞り電極と、前記絞られた各電子ビームに画像信号に
基づく強弱を付ける信号電極と、前記強弱を付けられた
各電子ビームをX−Y方向に走査し全体として一つの画
像を構成する走査電極とを有する電極群と、前記電極群
から出る走査電子ビームを受けて一つの画像を形成する
蛍光板とを真空容器内に備えた平面型表示装置におい
て、前記線状陰極部が、張力を加えた状態の複数本の線
状陰極の両端をワイヤボンディングにより電極に固定し
て構成されていることを特徴とする平面型表示装置。 - 【請求項2】 電子を放出する線状陰極部と、多数の小
領域に分割されて前記線状陰極部に対向して配置され、
前記放出された電子を前記各小領域毎に電子ビームに絞
る絞り電極と、前記絞られた各電子ビームに画像信号に
基づく強弱を付ける信号電極と、前記強弱を付けられた
各電子ビームをX−Y方向に走査し全体として一つの画
像を構成する走査電極とを有する電極群と、前記電極群
から出る走査電子ビームを受けて一つの画像を形成する
蛍光板とを真空容器内に備えた平面型表示装置におい
て、前記線状陰極部が、張力を加えた状態の線状陰極の
両端を絶縁物又は/及び導電物の溶射により固定して構
成されていることを特徴とする平面型表示装置。 - 【請求項3】 線状陰極部は、複数の線状陰極の両端を
絶縁物の溶射により絶縁物上に固定し、固定された複数
の線状陰極を導電物の溶射によりグループ分けして共通
電位化する請求項2記載の平面型表示装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP8268392A JPH10116575A (ja) | 1996-10-09 | 1996-10-09 | 平面型表示装置とその製造方法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP8268392A JPH10116575A (ja) | 1996-10-09 | 1996-10-09 | 平面型表示装置とその製造方法 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH10116575A true JPH10116575A (ja) | 1998-05-06 |
Family
ID=17457844
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP8268392A Pending JPH10116575A (ja) | 1996-10-09 | 1996-10-09 | 平面型表示装置とその製造方法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH10116575A (ja) |
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2002367548A (ja) * | 2001-06-06 | 2002-12-20 | Futaba Corp | チップイングラス蛍光表示管 |
| KR100459953B1 (ko) * | 2001-02-20 | 2004-12-04 | 후다바 덴시 고교 가부시키가이샤 | 전자관과 그 제조 방법 |
-
1996
- 1996-10-09 JP JP8268392A patent/JPH10116575A/ja active Pending
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| KR100459953B1 (ko) * | 2001-02-20 | 2004-12-04 | 후다바 덴시 고교 가부시키가이샤 | 전자관과 그 제조 방법 |
| US7002288B2 (en) | 2001-02-20 | 2006-02-21 | Futaba Corporation | Electron tube and method for producing the same |
| JP2002367548A (ja) * | 2001-06-06 | 2002-12-20 | Futaba Corp | チップイングラス蛍光表示管 |
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