JPH101172A - 遮光性容器 - Google Patents

遮光性容器

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JPH101172A
JPH101172A JP15706296A JP15706296A JPH101172A JP H101172 A JPH101172 A JP H101172A JP 15706296 A JP15706296 A JP 15706296A JP 15706296 A JP15706296 A JP 15706296A JP H101172 A JPH101172 A JP H101172A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】遮光性,およびガスバリアー性に優れ、しか
も、容器表面を明色系にすることができる遮光性容器を
提供する。 【解決手段】中間層7の内側と外側に、接着剤層6,8
を介して内層5と外層9とが形成されている。そして、
上記中間層7がガスバリアー性を有していてガスバリア
ー層に形成されているとともに、上記内層5に遮光成分
が含有されて遮光層が形成され、上記外層9に明色を呈
する着色成分が含有されて明色着色層に形成されてい
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、化粧料等を収容す
る遮光性容器に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来から、化粧料等を収容するスクイズ
性ボトル等各種容器では、紫外線等の光線による内容物
の劣化を防ぐために、遮光性を持たせるようにしてい
る。このような容器として、特開平1−244846号
公報に示す着色チューブ容器がある。この着色チューブ
容器は、3層のチューブ容器であり、白色に着色された
エチレン・ビニルアルコール共重合体にチタンホワイト
を混合,分散させた層を中間層とし、この中間層を、接
着性変性ポリオレフィンにチタンホワイトを混合,分散
させた内外両層で挟む3層形態にしている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記遮
光性を向上させるためにカーボンブラックを使用する場
合には、これを含有させた層が暗色になる。ところが、
スクイズ性ボトル等においては、容器表面を明色系に着
色して清潔感を与えることがよく行われている。このた
め、上記着色チューブ容器では、外層にカーボンブラッ
クを含有させることができないという問題がある。ま
た、中間層にカーボンブラックを含有させる場合には、
ガスバリアー性が低下するという問題がある。このよう
に、この着色チューブ容器では、カーボンブラックを含
有させる場合に、その設計の自由度が非常に少ないとい
う問題がある。
【0004】本発明は、このような事情に鑑みなされた
もので、遮光性,およびガスバリアー性に優れ、しか
も、容器表面を明色系にすることができる遮光性容器の
提供をその目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
め、本発明の遮光性容器は、中間層の内側と外側に、接
着剤層を介して内層と外層とが形成され、上記中間層が
ガスバリアー性を有していてガスバリアー層に形成され
ているとともに、上記内層に遮光成分が含有されて遮光
層が形成され、上記外層に明色を呈する着色成分が含有
されて明色着色層に形成されている遮光性容器を第1の
要旨とし、中間層の内側および外側に、接着剤層を介し
て内層と外層とが形成され、上記中間層がガスバリアー
性を有していてガスバリアー層に形成されているととも
に、上記接着剤層の少なくとも一方に遮光成分が含有さ
れて遮光層が形成され、上記外層に明色を呈する着色成
分が含有されて明色着色層に形成されている遮光性容器
を第2の要旨とする。
【0006】
【発明の実施の形態】すなわち、本発明は、遮光性,ガ
スバリアー性に優れた容器を得るため一連の研究を重ね
た。その結果、中間層の内側と外側に、接着剤層を介し
て内層と外層とが形成され、上記中間層がガスバリアー
性を有していてガスバリアー層に形成されているととも
に、上記内層に遮光成分が含有されて遮光層が形成さ
れ、上記外層に明色を呈する着色成分が含有されて明色
着色層に形成されている遮光性容器、もしくは、中間層
の内側および外側に、接着剤層を介して内層と外層とが
形成され、上記中間層がガスバリアー性を有していてガ
スバリアー層に形成されているとともに、上記接着剤層
の少なくとも一方に遮光成分が含有されて遮光層が形成
され、上記外層に明色を呈する着色成分が含有されて明
色着色層に形成されている遮光性容器にすると、遮光性
およびガスバリアー性に優れるうえ、容器表面を明色系
にすることができることを突きとめ、本発明に到達し
た。この遮光性容器では、中間層がガスバリアー層に形
成されているとともに、内層もしくは接着剤層が遮光層
が形成されているため、遮光性およびガスバリアー性に
優れる。しかも、外層は明色着色層に形成されているた
め、この外層でカーボンブラック等の遮光成分により暗
色系の色合いとなった層(内層もしくは接着剤層)の色
を隠蔽することができる。また、中間層に顔料等を含有
させる必要がないため、ガスバリアー性の低下がない。
さらに、本発明の第1の遮光性容器では、最も内側の層
(内層)に遮光層が形成されているため、隠蔽効果に非
常に優れる。一方、本発明の第2の遮光性容器では、内
層を着色しなくてよいため顔料を含有させる必要がな
く、内溶液の汚染がないという効果を奏する。このよう
に、本発明は、設計の自由度が大きい。
【0007】本発明の遮光性容器を詳しく説明する。
【0008】上記遮光性容器は、中間層と、中間層の内
側の接着剤層と、中間層の外側の接着剤層と、内層と、
外層とを備えており、上記中間層がガスバリアー層に形
成され、上記内層もしくは接着剤層が遮光層に形成さ
れ、上記外層が明色着色層に形成されている。
【0009】上記中間層はガスバリアー層に形成されて
おり、このガスバリアー層はガスバリアー性を有する樹
脂で構成されている。このようなガスバリアー性を有す
る樹脂としては、エチレンビニルアルコール共重合体
(EVOH),ポリ塩化ビニリデン(PVDC),バリ
アー性ポリエステル、MXD6ナイロン(m−キシリレ
ンアジパミド)バリアー性ナイロン,液晶ポリエステ
ル,全芳香族ナイロン(アラミド)等があげられる。
【0010】上記接着剤層を構成する接着剤としては、
接着性ポリオレフィン樹脂等があげられる。
【0011】上記遮光成分としては、カーボンブラック
や、チタンホワイト,チタニウムイエロー,チタンブラ
ック等の酸化チタン等があげられる。また、サリチル酸
系紫外線吸収剤,ベンゾフェノール系紫外線吸収剤,ベ
ンゾトリアゾール系紫外線吸収剤等の紫外線吸収剤があ
げられる。
【0012】上記内層および外層は、好ましくは、熱可
塑性樹脂で形成される。この熱可塑性樹脂としては、ポ
リエチレン,ポリプロピレン,ポリスチレン,ポリ酢酸
ビニル,ポリビニルアルコール,ポリカーボネート,ポ
リアミド(ナイロン),ポリ塩化ビニル等があげられ
る。
【0013】上記外層には明色を呈する着色成分が含有
される。この着色成分としては、パールエッセンス等の
パール色を呈する顔料や、酸化チタン等の白色を呈する
顔料等があげられる。
【0014】つぎに、この発明の実施例を図面にもとづ
き説明する。
【0015】
【実施例1】図1および図2は本発明の実施例1を示し
ている。図において、1は内部に化粧料(図示せず)が
収容されたスクイズ性を有する遮光性ボトルであり、2
は上記ボトル1にら着されるキャップである。上記ボト
ル1はブロー成形により成形されており、図3および図
4に示すように、楕円形状をした有底筒状の胴部1a
と、首部1bとからなる。そして、図5に示すように、
上記首部1bの外周面に形成されたねじ部2aに、上記
キャップ2の内周面に形成されたねじ部2aがら着され
ており、上記胴部1aの肩に設けた段部1cに、図6お
よび図7に示すような肩リング3が着脱自在に取付けら
れている。図5において、4は中栓である。このような
ボトル1は、図8に示すように、内層(遮光層)5と内
側接着剤層6とガスバリアー層7と外側接着剤層8と外
層(明色着色層)9とからなる。すなわち、上記内層5
は、ポリプロピレン樹脂(三菱化学社製,EC)にカー
ボンブラック(サンヨー社製,Polmax)を0.5
%〜2%含有させた遮光層で構成されている。上記内側
接着剤層6および外側接着剤層8は、接着性ポリオレフ
ィン樹脂(三井石油化学社製,アドマーHB030)で
構成されている。上記ガスバリアー層7はエチレンビニ
ルアルコール共重合体(クラレ社製,エバール)で構成
されている。上記外層9は、ホワイト着色に着色されて
おり、ポリプロピレン樹脂(三菱化学社製,EC)に酸
化チタン(ポリコール工業社製,EPH)を0.1%〜
10%含有させた明色着色層で構成されている。このよ
うに、この実施例1は、4種類で5層の構造である。こ
れら各層5〜9の肉厚は、内層5が0.54mmで、内
側接着剤層6,外側接着剤層8がそれぞれ0.06mm
で、ガスバリアー層7が0.08mmで、外層9が0.
3mmであり、合計の肉厚が1.04mmになる。
【0016】上記実施例1によれば、ブロー成形するこ
とで、その全面に遮光性を付与することができる。ま
た、光線透過率は、紫外部〜可視部の全域にわたって0
%であり、遮光性は完全である(上記光線透過率の測定
は、JIS K7105−1981に則って行った)。
しかも、ピンチオフ部は実用的にも非常に強く、落下衝
撃に対しても、また真空放置した場合にも、問題はな
い。さらに、化粧品用のボトルとして好ましい白色(明
色)になり、清潔感が溢れる。そのうえ、最も内側にあ
る内層5が遮光層に形成されているため、隠蔽効果に優
れる。
【0017】
【実施例2】本発明の実施例2を説明する。この実施例
2では、内層5と内側接着剤層(遮光層)6とガスバリ
アー層7と外側接着剤層(遮光層)8と外層(明色着色
層)9とからなる。すなわち、上記内層5は無着色であ
り、ポリプロピレン樹脂(三菱化学社製,EC)で構成
されている。上記内側接着剤層6および外側接着剤層8
は、接着性ポリオレフィン樹脂(三井石油化学社製,ア
ドマーHB030)にカーボンブラック(サンヨー社
製,Polmax)を0.5%〜2%含有させた遮光層
で構成されている。上記ガスバリアー層7はエチレンビ
ニルアルコール共重合体(クラレ社製,エバール)で構
成されている。上記外層9は、パール着色に着色されて
おり、ポリプロピレン樹脂(三菱化学社製,EC)にパ
ールエッセンスを0.1%〜10%含有させた明色着色
層で構成されている。この実施例2でも、上記実施例1
と同様の効果を奏する。しかも、遮光層が2層あるた
め、遮光性に非常に優れる。
【0018】
【発明の効果】以上のように、本発明の遮光性容器によ
れば、中間層がガスバリアー層に形成されているととも
に、内層もしくは接着剤層が遮光層が形成されているた
め、遮光性およびガスバリアー性に優れる。しかも、外
層は明色着色層に形成されているため、この外層でカー
ボンブラック等の遮光成分により暗色系の色合いとなっ
た層(内層もしくは接着剤層)の色を隠蔽することがで
きる。また、中間層に顔料等を含有させる必要がないた
め、ガスバリアー性の低下がない。さらに、本発明の第
1の遮光性容器では、最も内側の層(内層)に遮光層が
形成されているため、隠蔽効果に非常に優れる。一方、
本発明の第2の遮光性容器では、内層を着色しなくてよ
いため顔料を含有させる必要がなく、内溶液の汚染がな
いという効果を奏する。このように、本発明は、設計の
自由度が大きい。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の遮光性容器の一実施例を示す正面図で
ある。
【図2】上記遮光性容器の平面図である。
【図3】ボトルの正面図である。
【図4】上記ボトルの平面図である。
【図5】上記遮光性容器の要部の断面図である。
【図6】肩リングの正面図である。
【図7】肩リングの平面図である。
【図8】上記ボトルの5層構造の説明図である。
【符号の説明】
1 ボトル 2 キャップ 5 内層 6 内側接着剤層 7 中間層 8 外側接着剤層 9 外層

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 中間層の内側および外側に、接着剤層を
    介して内層と外層とが形成され、上記中間層がガスバリ
    アー性を有していてガスバリアー層に形成されていると
    ともに、上記内層に遮光成分が含有されて遮光層に形成
    され、上記外層に明色を呈する着色成分が含有されて明
    色着色層に形成されていることを特徴とする遮光性容
    器。
  2. 【請求項2】 中間層の内側および外側に、接着剤層を
    介して内層と外層とが形成され、上記中間層がガスバリ
    アー性を有していてガスバリアー層に形成されていると
    ともに、上記接着剤層の少なくとも一方に遮光成分が含
    有されて遮光層に形成され、上記外層に明色を呈する着
    色成分が含有されて明色着色層に形成されていることを
    特徴とする遮光性容器。
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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2006137486A (ja) * 2004-11-15 2006-06-01 Fuji Seal International Inc 遮光性包装材及びこれを用いた包装体
KR101335468B1 (ko) * 2013-06-24 2013-11-29 남궁선 합성수지제 차광용기 및 그 제조방법
JP2015229505A (ja) * 2014-06-04 2015-12-21 キョーラク株式会社 遮光容器

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KR101335468B1 (ko) * 2013-06-24 2013-11-29 남궁선 합성수지제 차광용기 및 그 제조방법
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