JPH10117394A - 骨伝導音声利用の通話装置 - Google Patents

骨伝導音声利用の通話装置

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JPH10117394A
JPH10117394A JP26835096A JP26835096A JPH10117394A JP H10117394 A JPH10117394 A JP H10117394A JP 26835096 A JP26835096 A JP 26835096A JP 26835096 A JP26835096 A JP 26835096A JP H10117394 A JPH10117394 A JP H10117394A
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JP
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housing
bone conduction
concha
communication device
earphone
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JP26835096A
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Masahiko Fujita
柾彦 藤田
宗浩 ▲まつ▼田
Munehiro Matsuda
Isao Ito
勲 伊藤
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Kubota Corp
Original Assignee
Kubota Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 受話用イヤホンの微振動が圧電素子に伝わる
のを可及的に抑制できる骨伝導音声利用の通話装置を提
供する。 【解決手段】 人の耳部の耳甲介腔部内にそれと接触す
る状態に挿着される第1ハウジング1と、その第1ハウ
ジング1内に収納されて、耳部に伝わる骨伝導音声を検
出する圧電素子12とが備えられた骨伝導音声ピックア
ップ部SEと、耳甲介腔部内に挿着される第2ハウジン
グ6と、その第2ハウジング6内に収納されて、耳部内
方側に音声を放出する受話用イヤホン8とが備えられた
イヤホン部REとが設けられ、第1ハウジング1と、第
2ハウジング6とが二股状に連なる状態に構成された骨
伝導音声利用の通話装置において、第2ハウジング6
に、受話用イヤホン8を支持して、機械的振動を吸収す
る金属製の制振部材VAが備えられている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、人の耳部の耳甲介
腔部内にそれと接触する状態に挿着される第1ハウジン
グと、その第1ハウジング内に収納されて、前記耳部に
伝わる骨伝導音声を検出する圧電素子とが備えられた骨
伝導音声ピックアップ部と、前記耳甲介腔部内に挿着さ
れる第2ハウジングと、その第2ハウジング内に収納さ
れて、前記耳部内方側に音声を放出する受話用イヤホン
とが備えられたイヤホン部とが設けられ、前記第1ハウ
ジングと、前記第2ハウジングとが二股状に連なる状態
に構成された骨伝導音声利用の通話装置に関する。
【0002】
【従来の技術】かかる骨伝導音声利用の通話装置は、人
の耳部に伝わる骨伝導音声を、圧電セラミック素子等の
圧電素子にて電気信号に変換して検出して送話に利用
し、又、受話用イヤホンを受話に利用して、他者との通
話を行うための装置である。人の音声を検出する構成と
しては、人の口もとに、例えばエレクトレットコンデン
サ型等のマイクを配置して検出するのが一般的である
が、例えばトランシーバや携帯電話としての用途のため
に屋外で使用する場合等では、外部騒音の混入のため
に、人の音声を的確に検出することができない場合が多
い。そこで、人に耳部への骨伝導音声を、伝達された振
動を圧電素子にて電気信号に変換することによって検出
し、外部騒音の影響を受けにくくした状態で音声を検出
するようにしている。又、上記圧電素子を第1ハウジン
グ内に備えた構成の骨伝導音声ピックアップ部と、受話
用イヤホンを第2ハウジング内に備えた構成のイヤホン
部とを連結して、一体的に耳部の耳甲介腔部内に装着可
能として、通話装置のコンパクト化をも図っている。と
ころで、このように圧電素子を収納する第1ハウジング
と受話用イヤホンを収納する第2ハウジングとを連結し
て構成すると、受話信号による受話用イヤホンの機械的
微振動が圧電素子に伝わって、通話の相手側に送り返さ
れ、いわゆるエコーやハウリングが発生する場合があ
る。このため、圧電素子を収納した第1ハウジングと受
話用イヤホンを収納した第2ハウジングとを二股状に連
なるように構成し、受話用イヤホンの微振動が圧電素子
に伝わりにくくなるようにしている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記従
来構成でも、受話用イヤホンの微振動が圧電素子に伝わ
るのを抑制するが効果は必ずしも十分ではなく、エコー
等が発生して通話品質を悪化させる場合があり改善が望
まれていた。本発明は、かかる実情に鑑みてなされたも
のであり、その目的は、受話用イヤホンの微振動が圧電
素子に伝わるのを可及的に抑制することにある。
【0004】
【課題を解決するための手段】請求項1に記載の特徴構
成によれば、受話用イヤホンは、金属製の制振部材に支
持されているので、受話信号による受話用イヤホンの機
械的微振動は金属製の制振部材に伝わり、金属製の制振
部材は、伝わってきた機械的微振動を吸収して減衰させ
る。つまり、受話用イヤホンを支持する支持体の重量を
重くするほど、機械的微振動の減衰作用が大になること
に着目したものであり、重量を可及的に重くすることが
できる金属製の制振部材に、受話用イヤホンを支持する
ことにより、その金属製の制振部材により、受話用イヤ
ホンから伝わってきた機械的微振動を、効果的に吸収し
て減衰させることができるのである。従って、受話用イ
ヤホンの微振動が圧電素子に伝わるのを可及的に抑制す
ることができるようになり、その結果、通話品質の向上
を図ることができるようになった。
【0005】請求項2に記載の特徴構成によれば、制振
部材が第2ハウジングとして機能するように構成され
て、制振部材が第2ハウジングに兼用されるので、制振
部材を第2ハウジングとは別体で設けるような場合に比
べて、制振部材の体積を可及的に大きくして、その重量
を可及的に重くすることができる。従って、制振部材を
第2ハウジングとは別体で設けるような場合に比べて、
受話用イヤホンから伝わってきた機械的微振動の減衰作
用が一層大きくなり、受話用イヤホンの微振動が圧電素
子に伝わるのを一層抑制することができる。
【0006】又、制振部材が第2ハウジングに兼用され
る構成であるので、部品点数を少なくすることができ
る。しかも、第1ハウジング及び第2ハウジングを形成
する制振部材が、樹脂製の支持部材を介して二股状に連
なる状態に構成されているので、制振部材の形状を単純
なものにすることができるため、制振部材を金属で製作
するにしても、加工が簡単になる。従って、通話品質の
向上及びコストの低減の両立を図ることができる。
【0007】請求項3に記載の特徴構成によれば、制振
部材の機械的微振動は、減衰部材から支持部材へと順次
伝わっていくが、粘弾性体から成る減衰部材は、制振部
材から伝わってきた機械的微振動を効果的に吸収して減
衰させるので、制振部材を支持部材に直接支持させるよ
うな場合と比べて、機械的微振動が支持部材へ伝わるの
を一層抑制することができる。従って、受話用イヤホン
の微振動が圧電素子に伝わるのを一層抑制することがで
きるので、通話品質の一層の向上を図ることができる。
【0008】請求項4に記載の特徴構成によれば、骨伝
導音声利用の通話装置は、耳甲介腔部内に挿着される本
体部と、挟持部材とにより、耳甲介腔部の縁部を挟持す
る状態で装着される。つまり、耳の耳甲介腔部の縁部に
は、耳珠、対珠又はこれらのつながり部分等のような延
出部分が存在するが、この延出部分を挟持することにな
るので、的確に挟持することができる。又、本体部と耳
甲介腔部との接触圧が大きくなるので、圧電素子による
骨伝導音声の検出性能が向上する。従って、的確に耳に
装着維持できるようにするともに、骨伝導音声の検出性
能の向上により通話品質を向上することができるように
なった。
【0009】請求項5に記載の特徴構成によれば、本体
部が耳甲介腔部内に挿着された状態では、イヤホン部の
重心が、挟持部材が本体部に支持されている支持点より
も耳甲介腔部の内方側に位置するので、イヤホン部の荷
重が耳甲介腔部の底部方向に作用する。それによって、
本体部と耳甲介腔部との接触圧も一層大きくなる。従っ
て、耳に対する装着維持性能を一層向上することができ
るとともに、骨伝導音声の検出性能を一層向上させて通
話品質を一層向上することができるようになった。
【0010】請求項6に記載の特徴構成によれば、本体
部が耳甲介腔部内に挿着された状態で、本体部の重心
が、挟持部材が本体部に支持されている支持点よりも耳
甲介腔部の内方側に位置するので、本体部の荷重が耳甲
介腔部の底部方向に作用する。従って、上記の請求項5
に記載の特徴構成によるよりも、耳に対する装着維持性
能を一層向上することができるとともに、骨伝導音声の
検出性能を一層向上させて通話品質を一層向上すること
ができるようになった。
【0011】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態につい
て図面に基づいて説明する。骨伝導音声利用の通話装置
は、図1及び図2に示すように、人の耳部に伝わる骨伝
導音声を検出する骨伝導音声ピックアップ部SE及び通
話の相手側の音声信号を音声に変換して耳部内方側に送
出するイヤホン部REとが二股状になる状態に構成され
た本体部MEと、耳への装着姿勢において下向きに突出
して、本体部MEとの間で耳甲介腔部の縁部を挟持する
ための挟持部材CEと、電気配線を通すパイプ部PEと
を備えて構成されている。
【0012】骨伝導音声ピックアップ部SEには、後述
するように人の耳部の耳甲介腔部内にそれと接触する状
態に挿着される第1ハウジング1と、その第1ハウジン
グ1内に収納されて、耳部に伝わる骨伝導音声を検出す
る圧電素子としての圧電セラミック素子12とが備えら
れている。イヤホン部REには、耳甲介腔部内に挿着さ
れる第2ハウジング6と、その第2ハウジング6内に収
納されて、耳部内方側に音声を放出する受話用イヤホン
8とが備えられている。そして、第1ハウジング1と、
第2ハウジング6とが二股状になる状態に構成されてい
る。
【0013】第2ハウジング6に、受話用イヤホン8を
支持して、機械的振動を吸収する金属製の制振部材VA
が備えられている。その制振部材VAは、第2ハウジン
グ6として機能するように構成されて、制振部材VAが
第2ハウジング6に兼用されている。そして、第1ハウ
ジング1、及び、第2ハウジング6を形成する制振部材
VAが、樹脂製の支持部材2を介して二股状に連なる状
態に構成され、更に、第2ハウジング6を形成する制振
部材VAが、粘弾性体から成る減衰部材3を介して、支
持部材2に支持されている。
【0014】次に、骨伝導音声ピックアップ部SEにつ
いて、説明を加える。骨伝導音声ピックアップ部SEの
第1ハウジング1は、図1ないし図4、及び、装着状態
を図示する図7に示すように、耳甲介腔部Yに当接する
先端側の大径部分1aと、耳装着状態においてその大径
部分1aの耳外方側に連なる小径部分1bとからなり、
その大径部分1aのうちの耳甲介腔部Yの底面Bに当接
する面は、外耳道53に沿う方向視で耳甲介腔部Yの底
面B側に凸状の曲面にて形成されており、耳甲介腔部Y
の底面Bとの接触面積を大きくしている。第1ハウジン
グ1は小径部分1bの基端側端部において支持部材2と
連結され、その基端側端部の近くから挟持部材CEが突
出している。第1ハウジング1は、湿度を保持し易い材
料で形成されると共に、表面を磨き上げて鏡面状に形成
され、皮膚との密着性の向上を図っている。尚、湿度を
保持し易い材料として、ポリアミド系樹脂、ABS樹脂
等を使用することができ、特に、ABS樹脂は、成形性
が良く、低価格であるので、好適である。
【0015】第1ハウジング1の上記大径部分1a内に
は、図4(イ)のA−A断面図である図4(ロ)に示す
ように、圧電素子12が長手方向の一端を支持される状
態で振動自在に支持され、上記小径部分1b内には、図
1に示すように、電界効果型トランジスタ13を搭載す
る基板10が収納されている。基板10の回路と圧電素
子12とはケーブル16にて電気的に配線されている。
圧電素子12は、具体的には、電極となる金属板を挟ん
で、2枚の圧電素子を張り合わせたバイモルフ型の圧電
セラミック素子を用いており、小型軽量化すると共に検
出感度を向上して、微弱な骨伝導音声を的確に検出でき
るものとしている。又、圧電素子12は、それの全体が
シールドケース15にて覆われて、S/N比の向上が図
られており、そのシールドケース15を第1ハウジング
1にて保護している。シールドケース15内における圧
電素子12の支持及び第1ハウジング1内におけるシー
ルドケース15の固定は、結合硬度が十分高いものとし
て、振動の伝達損失を可及的に低減している。
【0016】挟持部材CEは、硬度50度〜80度のゴ
ム材や塩化ビニール等の材料で形成され弾性を有してお
り、耳甲介腔部Yの縁の挟持をより確実なものとしてい
る。挟持部材CEの下端には、重りWTを装着するため
の重り装着部WSが形成されている。この重りWTは、
骨伝導音声ピックアップ部SEと耳甲介腔部Yの底面B
との接触力を補強するためのものであり、重りWTなし
でも必要な接触力が確保される場合は用いる必要がな
い。重り装着部WSは、具体的には、図1ないし図3に
示すように、挟持部材CEの下端に形成された小径の貫
通孔にて構成されており、図6及び図7に示すように、
この貫通孔に糸を通して重りWTを吊り下げる。この重
りWTの荷重により、骨伝導音声ピックアップ部SEと
耳甲介腔部Yの底面Bとの接触圧が高くなり、骨伝導音
声が効率よく圧電素子12に伝わる。尚、重りWTの形
状は、種々のものを用いることができ、使用者の好みに
合わせて適宜交換しファッション性の向上に利用するこ
ともできる。
【0017】次に、図1ないし図3に基づいて、イヤホ
ン部REについて説明を加える。イヤホン部REは、金
属にて概ね筒形状に形成されて、第2ハウジング6とし
ても機能する制振部材VAの一方の開口端部に、受話用
イヤホン8が取り付けられて支持され、更に、受話用イ
ヤホン8を保護するプロテクタ4が、受話用イヤホン8
の前面を覆う状態で制振部材VAに取り付けられて構成
されている。そして、制振部材VAの他方の開口端部
が、減衰部材3を介して支持部材2に取り付けられるこ
とにより、制振部材VAが、減衰部材3を介して支持部
材2に支持されている。
【0018】制振部材VAは、その重量を可及的に重く
して、受話用イヤホン8から伝わってきた機械的微振動
を可及的に吸収して減衰させることができるように、黄
銅等の比較的比重の大きい金属にて形成されている。
又、減衰部材3は、制振部材VAから伝わってきた機械
的微振動を可及的に吸収して減衰させることができるよ
うに、プラスチック材をベースとした粘弾性体にて形成
されている。
【0019】減衰部材3には、第2ハウジング6の開口
と連通する状態で配線挿通孔3aが形成され、支持部材
2には、一端部が減衰部材3の配線挿通孔3aに連通
し、他端部がパイプ部PEの配線挿通路(図示せず)に
連通する状態で配線挿通路2aが形成されていて、図示
しない通信機器等からの配線9が、支持部材2の配線挿
通路2a、減衰部材3の配線挿通孔3a及び制振部材V
Aの筒内部を通じて、受話用イヤホン8に接続されてい
る。
【0020】イヤホン部REは、耳への挿着状態におい
て、受話用イヤホン8の音声の出力方向が外耳道53の
開口部を向くようになっていて、送られてきた電気信号
を音声信号に変換して外耳道53に出力するようになっ
ている。
【0021】上記構成の通話装置を耳に装着するとき
は、図8において斜線を付して示す、人の耳の耳甲介腔
部Yに装着される。本体部MEが耳甲介腔部Yに挿着さ
れた状態では、図6及び図7に示すように、骨伝導音声
ピックアップ部SEが耳甲介腔部Yの底面Bに当接し、
イヤホン8が外耳道53の開口部に対面する状態でイヤ
ホン部REが耳甲介腔部Y内に挿着されるものとなり、
骨伝導音声ピックアップ部SEと挟持部材CEとで耳甲
介腔部Yの縁部を挟持する。骨伝導音声ピックアップ部
SEが当接する耳甲介腔部Yの底面Bは、耳甲介腔部Y
内で最も声帯に近く、声帯で発生した振動を的確に捕ら
えるのに適した位置である。
【0022】骨伝導音声ピックアップ部SEと挟持部材
CEとで挟持される耳甲介腔部Yの縁部は、図6に示す
ように、耳珠50と対珠51とのつながり部分であり、
図7に示すように、延出部分52が存在するので、骨伝
導音声ピックアップ部SEの大径部分1a及び小径部分
1b、並びに、挟持部材CEでその延出部分52を挟み
込む姿勢となる。
【0023】又、本体部MEが耳甲介腔部Yに挿着され
た状態では、イヤホン部REの重心が、挟持部材CEが
本体部MEに支持されている支持点X(図7参照)より
も耳甲介腔部Yの内方側に位置し、更に、本体部MEの
重心も前記支持点Xよりも耳甲介腔部Yの内方側に位置
するように構成してある。従って、本体部MEの荷重が
耳甲介腔部Yの底部B方向に作用する
【0024】従って、この姿勢においては、本体部ME
の耳外方側の面の一部が耳珠50及び対珠51によって
覆われ、骨伝導音声ピックアップ部SEは、この耳珠5
0及び対珠51からの力、耳甲介腔部Yの底部B方向に
作用する本体部MEの荷重、挟持部材CEとの間の挟持
力、及び、重りWTの荷重によって的確に耳甲介腔部Y
の底面Bと接触維持されるものとなる。骨伝導音声ピッ
クアップ部SEと耳甲介腔部Yの底面との接触力は、接
触の阻害要因となる皮膚の凹凸や皮膚の体毛の影響を排
除するのに十分な大きさである必要があるが、あまり大
きいと使用者に不快感を与えるものとなるので、2グラ
ムから20グラムの間となるように設定してある。
【0025】この通話装置の回路構成は、図5に示すよ
うに、圧電セラミック素子12の出力電圧を、電界効果
型トランジスタ13にてインピーダンス変換及び増幅し
た後に出力する構成であり、又、送話信号伝達用ケーブ
ル7と受話信号伝達用ケーブル9とで一つの線を共通線
としてある。送話信号伝達用ケーブル7と受話信号伝達
用ケーブル9とは、パイプ部PE内を通ってプラグ14
に接続され、このプラグ14によって携帯電話やトラン
シーバ等の通信用機器に接続される。
【0026】上記構成の通話装置を図6及び図7に示す
ように耳に装着した状態で、使用者が会話をすると、そ
の会話による声帯の振動が骨伝導により耳部に伝わり、
骨伝導音声ピックアップ部SEの第1ハウジング1及び
シールドケース15を介して圧電素子12を振動させ
る。これにより骨伝導音声が電気信号に変換され、その
電気信号は、送話信号伝達用ケーブル7及び図示しない
通信機器を経由して、会話の相手側に伝わる。一方、相
手側が発した会話は、図示しない通信機器及び受話信号
伝達用ケーブル9を経由してイヤホン8にて音声に変換
されて、外耳道53から鼓膜に達し、両者の間で外部騒
音の影響を低減した状態での会話を行える。
【0027】〔別実施形態〕以下、別実施形態を列記す
る。 上記実施の形態では、制振部材VAを、第2ハウジ
ング6として機能するように構成して、制振部材VAを
第2ハウジング6に兼用する場合について例示したが、
これに代えて、制振部材VAを、第2ハウジング6とは
別体に構成して、例えば、第2ハウジング6の内部に備
えさせるように構成してもよい。
【0028】 上記実施の形態では、第2ハウジング
6を形成する制振部材VAを、粘弾性体から成る減衰部
材3を介して、支持部材2に支持させる場合について例
示した。これに対して、受話用イヤホン8から伝わって
きた機械的微振動を、制振部材VAのみで、性能上問題
がない程度にまで十分に減衰させることができる場合
は、減衰部材3を省略して、制振部材VAを支持部材2
に直接支持させるように構成してもよい。
【0029】 制振部材VAを形成するための金属材
料は、上記実施の形態において例示した黄銅に限定され
るものではなく、種々の金属材料を適用することができ
るが、比重が大きい金属材料を適用するほうが、機械的
微振動を減衰する面で好ましい。
【0030】 上記実施の形態では、挟持部材CEは
ゴム材や塩化ビニール等の材料で形成され、素材自体に
弾性を有するように構成しているが、バネ等の付勢手段
を設けて挟持部材CEに弾性を有せしめる構成としても
良い。
【0031】尚、特許請求の範囲の項に図面との対照を
便利にするために符号を記すが、該記入により本発明は
添付図面の構成に限定されるものではない。
【図面の簡単な説明】
【図1】骨伝導音声利用の通話装置の側面視による部分
断面図
【図2】骨伝導音声利用の通話装置の正面図
【図3】骨伝導音声利用の通話装置の正面視による部分
断面図
【図4】骨伝導音声利用の通話装置の骨伝導音声ピック
アップ部の拡大図
【図5】骨伝導音声利用の通話装置の回路構成図
【図6】骨伝導音声利用の通話装置の装着状態の説明図
【図7】骨伝導音声利用の通話装置の装着状態の説明図
【図8】耳の部位の説明図
【符号の説明】
1 第1ハウジング 2 支持部材 3 減衰部材 6 第2ハウジング 8 受話用イヤホン 12 圧電素子 CE 挟持部材 ME 本体部 RE イヤホン部 SE 骨伝導音声ピックアップ部 VA 制振部材

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 人の耳部の耳甲介腔部内にそれと接触す
    る状態に挿着される第1ハウジング(1)と、その第1
    ハウジング(1)内に収納されて、前記耳部に伝わる骨
    伝導音声を検出する圧電素子(12)とが備えられた骨
    伝導音声ピックアップ部(SE)と、 前記耳甲介腔部内に挿着される第2ハウジング(6)
    と、その第2ハウジング(6)内に収納されて、前記耳
    部内方側に音声を放出する受話用イヤホン(8)とが備
    えられたイヤホン部(RE)とが設けられ、 前記第1ハウジング(1)と、前記第2ハウジング
    (6)とが二股状に連なる状態に構成された骨伝導音声
    利用の通話装置であって、 前記第2ハウジング(6)に、前記受話用イヤホン
    (8)を支持して、機械的振動を吸収する金属製の制振
    部材(VA)が備えられている骨伝導音声利用の通話装
    置。
  2. 【請求項2】 前記制振部材(VA)が前記第2ハウジ
    ング(6)として機能するように構成されて、前記制振
    部材(VA)が前記第2ハウジング(6)に兼用され、 前記第1ハウジング(1)、及び、前記第2ハウジング
    (6)を形成する前記制振部材(VA)が、樹脂製の支
    持部材(2)を介して二股状に連なる状態に構成されて
    いる請求項1記載の骨伝導音声利用の通話装置。
  3. 【請求項3】 前記第2ハウジング(6)を形成する前
    記制振部材(VA)が、粘弾性体から成る減衰部材
    (3)を介して、前記支持部材(2)に支持されている
    請求項2記載の骨伝導音声利用の通話装置。
  4. 【請求項4】 前記第1ハウジング(1)と前記第2ハ
    ウジング(6)とが二股状に連なる状態に構成された本
    体部(ME)との間で、前記耳甲介腔部の縁部を挟持す
    る挟持部材(CE)が設けられている請求項1〜3のい
    ずれか1項に記載の骨伝導音声利用の通話装置。
  5. 【請求項5】 前記本体部(ME)が前記耳甲介腔部内
    に挿着された状態で、前記イヤホン部(RE)の重心
    が、前記挟持部材(CE)が前記本体部(ME)に支持
    されている支持点よりも前記耳甲介腔部の内方側に位置
    するように構成されている請求項4記載の骨伝導音声利
    用の通話装置。
  6. 【請求項6】 前記本体部(ME)が前記耳甲介腔部内
    に挿着された状態で、前記本体部(ME)の重心が、前
    記挟持部材(CE)が前記本体部(ME)に支持されて
    いる支持点よりも前記耳甲介腔部の内方側に位置するよ
    うに構成されている請求項4又は5記載の骨伝導音声利
    用の通話装置。
JP26835096A 1996-10-09 1996-10-09 骨伝導音声利用の通話装置 Withdrawn JPH10117394A (ja)

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JP26835096A JPH10117394A (ja) 1996-10-09 1996-10-09 骨伝導音声利用の通話装置

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2021153730A (ja) * 2020-03-26 2021-10-07 Nok株式会社 生体用電極
US11265637B2 (en) 2018-08-30 2022-03-01 Panasonic Intellectual Property Management Co., Ltd. Bone-conduction microphone

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JP2021153730A (ja) * 2020-03-26 2021-10-07 Nok株式会社 生体用電極

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