JPH10118193A - カテーテル用ガイドワイヤー - Google Patents
カテーテル用ガイドワイヤーInfo
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- JPH10118193A JPH10118193A JP8277853A JP27785396A JPH10118193A JP H10118193 A JPH10118193 A JP H10118193A JP 8277853 A JP8277853 A JP 8277853A JP 27785396 A JP27785396 A JP 27785396A JP H10118193 A JPH10118193 A JP H10118193A
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Landscapes
- Media Introduction/Drainage Providing Device (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 少なくとも先端部にしなやかさを維持させる
一方、基質部には剛性を維持させたカテーテルガイドワ
イヤーであって、且つ最先端部を柔らかくしたガイドワ
イヤーを安価に提供すること。 【解決手段】 少なくとも一部が形状記憶合金製である
チューブ2と、一種又は数種の非形状記憶合金線から成
る芯材3とを含み、芯材3は、基質部30、基質部30
に連設された先端部31を有し、基質部30は、チュー
ブ4に挿入されており、先端部31は、テーパリングさ
れており、先端部31の先端に、形状記憶樹脂で構成さ
れたキャップ4が取り付けられていることを特徴とす
る。
一方、基質部には剛性を維持させたカテーテルガイドワ
イヤーであって、且つ最先端部を柔らかくしたガイドワ
イヤーを安価に提供すること。 【解決手段】 少なくとも一部が形状記憶合金製である
チューブ2と、一種又は数種の非形状記憶合金線から成
る芯材3とを含み、芯材3は、基質部30、基質部30
に連設された先端部31を有し、基質部30は、チュー
ブ4に挿入されており、先端部31は、テーパリングさ
れており、先端部31の先端に、形状記憶樹脂で構成さ
れたキャップ4が取り付けられていることを特徴とす
る。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、医療用器具である
カテーテル用ガイドワイヤーに関するものである。
カテーテル用ガイドワイヤーに関するものである。
【0002】
【従来の技術】一般に、カテーテル用ガイドワイヤー
は、血管部位から穿刺したセルディンガー針により血管
内に導入された後、セルディンガー針をカテーテル用ガ
イドワイヤーから取り外し、その後カテーテル用ガイド
ワイヤーの後端にカテーテルを取り付けて、生体の脈
管、特に血管内の目的部位までカテーテルに先行してカ
テーテルを案内するために用いられる医科用器具であ
る。特に最近では、細い血管部にも挿入することがある
ために、これまで以上に、より細いカテーテル用ガイド
ワイヤーが望まれている。
は、血管部位から穿刺したセルディンガー針により血管
内に導入された後、セルディンガー針をカテーテル用ガ
イドワイヤーから取り外し、その後カテーテル用ガイド
ワイヤーの後端にカテーテルを取り付けて、生体の脈
管、特に血管内の目的部位までカテーテルに先行してカ
テーテルを案内するために用いられる医科用器具であ
る。特に最近では、細い血管部にも挿入することがある
ために、これまで以上に、より細いカテーテル用ガイド
ワイヤーが望まれている。
【0003】このため、カテーテル用ガイドワイヤーは
複雑な形状を呈する先端部と、基質部とを有し、生体温
度(約37℃)において、血管導入・移動時に求められ
る対キンク性・突きだし性およびトルク伝達性に優れな
ければならない。しかし、単なる弾性特性を有する非形
状記憶合金素材を用いたカテーテル用ガイドワイヤーで
は、複雑な血管内への導入時に塑性変形しやすいため、
医者や患者の双方にとって生理的苦痛等を与えてしまう
問題があった。
複雑な形状を呈する先端部と、基質部とを有し、生体温
度(約37℃)において、血管導入・移動時に求められ
る対キンク性・突きだし性およびトルク伝達性に優れな
ければならない。しかし、単なる弾性特性を有する非形
状記憶合金素材を用いたカテーテル用ガイドワイヤーで
は、複雑な血管内への導入時に塑性変形しやすいため、
医者や患者の双方にとって生理的苦痛等を与えてしまう
問題があった。
【0004】特に、カテーテル用ガイドワイヤーの先端
部は血管を傷つけないために柔らかく、且つ導入をスム
ーズに行うために対キンク性が基質部以上に求められ
る。この為に先端部はヘリカルコイル状とされている。
部は血管を傷つけないために柔らかく、且つ導入をスム
ーズに行うために対キンク性が基質部以上に求められ
る。この為に先端部はヘリカルコイル状とされている。
【0005】そこで、従来ではTiNi系合金を通常3
0%〜40%冷間加工を施した後、400℃〜500℃
の熱処理を行うことにより、焼鈍して改良した焼鈍材を
生成し、これにより体内(約37℃)において、一定応
力によっても伸び変形等の増加を示し(以下超弾性特性
という)、可逆的なエネルギーの吸収・放出及び可逆的
な形状の変形・回復を行えるカテーテル用ガイドワイヤ
ーが得られていた。この場合の先端部は血管を傷つけな
いためにテーパリングで柔らかくしている(例えば、特
開昭63−171570号公報参照)。
0%〜40%冷間加工を施した後、400℃〜500℃
の熱処理を行うことにより、焼鈍して改良した焼鈍材を
生成し、これにより体内(約37℃)において、一定応
力によっても伸び変形等の増加を示し(以下超弾性特性
という)、可逆的なエネルギーの吸収・放出及び可逆的
な形状の変形・回復を行えるカテーテル用ガイドワイヤ
ーが得られていた。この場合の先端部は血管を傷つけな
いためにテーパリングで柔らかくしている(例えば、特
開昭63−171570号公報参照)。
【0006】しかしながら、特に最近かなり細い血管へ
の案内に際し、基本的にカテーテル用ガイドワイヤーの
太さに限界があり、従来のTiNi系合金の焼鈍材を用
いたカテーテル用ガイドワイヤーでは、ステンレス線を
用いたものと比較すると、その剛性が約1/2程度と低
く、筋肉の収縮等の応力に抗してカテーテルを人体内の
所望の部位(特に細い部位)に導くことが困難である。
すなわち、手元での操作、例えばひねりを伝えるトルク
伝達性や押し込みを伝える剛性(プッシャビリティー)
が不十分であった。
の案内に際し、基本的にカテーテル用ガイドワイヤーの
太さに限界があり、従来のTiNi系合金の焼鈍材を用
いたカテーテル用ガイドワイヤーでは、ステンレス線を
用いたものと比較すると、その剛性が約1/2程度と低
く、筋肉の収縮等の応力に抗してカテーテルを人体内の
所望の部位(特に細い部位)に導くことが困難である。
すなわち、手元での操作、例えばひねりを伝えるトルク
伝達性や押し込みを伝える剛性(プッシャビリティー)
が不十分であった。
【0007】そこで、更にその欠点を改善すべく、少な
くとも体温(37℃)下で先端部にしなやかさを維持さ
せる一方、基質部には剛性を維持させたカテーテル用ガ
イドワイヤーが提案されている。それは、超弾性合金か
らなるカテーテル用ガイドワイヤーにおいて、血管導入
先端部を除く当該表面の少なくとも一部が、無機皮膜
(Ni皮膜など)で覆われているもので一種のクラッド
を形成しているというものである(例えば、特開平2−
289266号公報参照)。
くとも体温(37℃)下で先端部にしなやかさを維持さ
せる一方、基質部には剛性を維持させたカテーテル用ガ
イドワイヤーが提案されている。それは、超弾性合金か
らなるカテーテル用ガイドワイヤーにおいて、血管導入
先端部を除く当該表面の少なくとも一部が、無機皮膜
(Ni皮膜など)で覆われているもので一種のクラッド
を形成しているというものである(例えば、特開平2−
289266号公報参照)。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、特開平
2−289266号公報記載のカテーテル用ガイドワイ
ヤーは、超弾性特性の劣化傾向が著しく、実際に血管へ
の挿入時において押し込みを伝える剛性そのものは十分
にあっても、しなやかさがないために、目的の部位に案
内できない等の問題があった。しかし特願平5−294
437号に見られるように上記問題点を解決するような
提案がなされている。
2−289266号公報記載のカテーテル用ガイドワイ
ヤーは、超弾性特性の劣化傾向が著しく、実際に血管へ
の挿入時において押し込みを伝える剛性そのものは十分
にあっても、しなやかさがないために、目的の部位に案
内できない等の問題があった。しかし特願平5−294
437号に見られるように上記問題点を解決するような
提案がなされている。
【0009】つまり、この特願平5−294437号に
開示される発明は、少なくとも一部が形状記憶合金製部
材で構成されたカテーテル用ガイドワイヤーであって、
その一部或いは全部が形状記憶合金製チューブであっ
て、その形状記憶合金製チューブの一部或いは全部に芯
材として少なくとも一種もしくは数種の非形状記憶合金
線が挿入され、前記カテーテル用ガイドワイヤーを構成
する芯材が先端部、基質部とに分離され、先端部がテー
パリングされているか、或いはヘリカル状のバネで構成
され、且つその芯材の先端部が非形状記憶合金線からな
るバネで構成され、形状記憶合金が少なくとも生体温度
で超弾性を示すという特徴を有するものである。
開示される発明は、少なくとも一部が形状記憶合金製部
材で構成されたカテーテル用ガイドワイヤーであって、
その一部或いは全部が形状記憶合金製チューブであっ
て、その形状記憶合金製チューブの一部或いは全部に芯
材として少なくとも一種もしくは数種の非形状記憶合金
線が挿入され、前記カテーテル用ガイドワイヤーを構成
する芯材が先端部、基質部とに分離され、先端部がテー
パリングされているか、或いはヘリカル状のバネで構成
され、且つその芯材の先端部が非形状記憶合金線からな
るバネで構成され、形状記憶合金が少なくとも生体温度
で超弾性を示すという特徴を有するものである。
【0010】しかしいずれの場合でも、先端部の構成は
複雑となるためにコスト上問題を残している。そこで本
発明の課題は、少なくとも先端部にしなやかさを維持さ
せる一方、基質部には剛性を維持させたカテーテルガイ
ドワイヤーであって、且つ最先端部を柔らかくしたガイ
ドワイヤーを安価に提供することにある。
複雑となるためにコスト上問題を残している。そこで本
発明の課題は、少なくとも先端部にしなやかさを維持さ
せる一方、基質部には剛性を維持させたカテーテルガイ
ドワイヤーであって、且つ最先端部を柔らかくしたガイ
ドワイヤーを安価に提供することにある。
【0011】
【課題を解決するための手段】本発明によれば、最先端
部が形状記憶樹脂で構成されていることを特徴とするカ
テーテル用ガイドワイヤーが得られる。
部が形状記憶樹脂で構成されていることを特徴とするカ
テーテル用ガイドワイヤーが得られる。
【0012】また、本発明によれば、少なくとも一部が
形状記憶合金製であるチューブと、一種又は数種の非形
状記憶合金線から成る芯材とを含み、前記芯材は、基質
部、該基質部に連設された先端部を有し、前記基質部
は、前記チューブに挿入されており、前記先端部は、テ
ーパリングされており、前記先端部の先端に、形状記憶
樹脂で構成されたキャップが取り付けられていることを
特徴とするカテーテル用ガイドワイヤーが得られる。
形状記憶合金製であるチューブと、一種又は数種の非形
状記憶合金線から成る芯材とを含み、前記芯材は、基質
部、該基質部に連設された先端部を有し、前記基質部
は、前記チューブに挿入されており、前記先端部は、テ
ーパリングされており、前記先端部の先端に、形状記憶
樹脂で構成されたキャップが取り付けられていることを
特徴とするカテーテル用ガイドワイヤーが得られる。
【0013】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態につい
て説明する。
て説明する。
【0014】第1の実施形態:表1に現在血管造影用に
使用されている形状記憶合金製のカテーテル用ガイドワ
イヤーと、本発明の第1の実施形態に係る最先端部を形
状記憶樹脂製としたカテーテル用ガイドワイヤーにおい
て、支点間距離を25mmにして押し込み量が5mmで
の三点曲げ試験(形状記憶合金の曲げ荷重を100とし
た場合)の結果を示す。
使用されている形状記憶合金製のカテーテル用ガイドワ
イヤーと、本発明の第1の実施形態に係る最先端部を形
状記憶樹脂製としたカテーテル用ガイドワイヤーにおい
て、支点間距離を25mmにして押し込み量が5mmで
の三点曲げ試験(形状記憶合金の曲げ荷重を100とし
た場合)の結果を示す。
【0015】テストに使用した形状記憶合金はまず、原
子%でNi51at%、残部がTiからなるTi−51
at%Ni系合金を高周波真空溶解によって得た。尚、
この合金は、アーク溶解法、電子ビーム法、或いは粉末
冶金法によっても作製できる。
子%でNi51at%、残部がTiからなるTi−51
at%Ni系合金を高周波真空溶解によって得た。尚、
この合金は、アーク溶解法、電子ビーム法、或いは粉末
冶金法によっても作製できる。
【0016】次に、得られたTiNi系合金を900〜
1000℃で溶体化処理後、約900℃で熱間鍛造、熱
間圧延等を施し、丸棒にした後、冷間加工によりφ0.
2mmのワイヤに加工した。得られたφ0.2mmのワ
イヤの全体に渡って、500℃で10分間の熱処理を張
力下で行い、直線性を与えるとともに、超弾性特性を付
与した。
1000℃で溶体化処理後、約900℃で熱間鍛造、熱
間圧延等を施し、丸棒にした後、冷間加工によりφ0.
2mmのワイヤに加工した。得られたφ0.2mmのワ
イヤの全体に渡って、500℃で10分間の熱処理を張
力下で行い、直線性を与えるとともに、超弾性特性を付
与した。
【0017】一方、本実施形態のカテーテル用ガイドワ
イヤーに用いられた形状記憶樹脂は、ポリノルボルネン
製で形状回復温度は5℃で、寸法はφ0.2mmのもの
を使用した。表1から明らかなように、形状記憶樹脂は
形状記憶合金の1/100の変形応力であり非常に柔ら
かく血管の損傷が少ないことが十分予想できる。
イヤーに用いられた形状記憶樹脂は、ポリノルボルネン
製で形状回復温度は5℃で、寸法はφ0.2mmのもの
を使用した。表1から明らかなように、形状記憶樹脂は
形状記憶合金の1/100の変形応力であり非常に柔ら
かく血管の損傷が少ないことが十分予想できる。
【0018】
【表1】
【0019】第2の実施形態:本実施形態のカテーテル
用ガイドワイヤーは、体温(37℃)下で、最先端部が
柔らかく、先端部にしなやかさを維持させつつ、基質部
に剛性を持たせたことを特徴とするものであり、以下、
このカテーテル用ガイドワイヤーについて説明する。
用ガイドワイヤーは、体温(37℃)下で、最先端部が
柔らかく、先端部にしなやかさを維持させつつ、基質部
に剛性を持たせたことを特徴とするものであり、以下、
このカテーテル用ガイドワイヤーについて説明する。
【0020】先ず、原子%でNi51at%、残部がT
iからなるTi−51at%Ni系合金を高周波真空溶
解によって得た。尚、この合金は、アーク溶解法、電子
ビーム法、或いは粉末冶金法によっても作製できる。
iからなるTi−51at%Ni系合金を高周波真空溶
解によって得た。尚、この合金は、アーク溶解法、電子
ビーム法、或いは粉末冶金法によっても作製できる。
【0021】次に、得られたTiNi系合金を900〜
1000℃で溶体化処理後、約900℃で熱間鍛造、熱
間圧延等を施し、丸棒にした後、穴開けを行いその後、
冷間加工により外径0.2mmで厚み0.025mmの
サイズのチューブに加工した。得られた外径0.2mm
のサイズのチューブの全体に渡って、500℃で10分
間の熱処理を張力下で行い、直線性を与えるとともに、
超弾性特性を付与した。
1000℃で溶体化処理後、約900℃で熱間鍛造、熱
間圧延等を施し、丸棒にした後、穴開けを行いその後、
冷間加工により外径0.2mmで厚み0.025mmの
サイズのチューブに加工した。得られた外径0.2mm
のサイズのチューブの全体に渡って、500℃で10分
間の熱処理を張力下で行い、直線性を与えるとともに、
超弾性特性を付与した。
【0022】その後、チューブの芯材として、φ0.1
3mmのステンレス線を先のTiNi合金製チューブに
挿入し、更にこの芯材の先端部にキャップを取り付け
た。以下、この点を図面を用いて更に詳しく説明する。
3mmのステンレス線を先のTiNi合金製チューブに
挿入し、更にこの芯材の先端部にキャップを取り付け
た。以下、この点を図面を用いて更に詳しく説明する。
【0023】図1は第2の実施形態に係るカテーテル用
ガイドワイヤーの断面を示す。このカテーテル用ガイド
ワイヤー1は、上述のTiNi合金製チューブ2と、芯
材3と、キャップ4とから成る。芯材3は、1本のステ
ンレス線(例えば、TiNi超弾性線でも良い)から成
り、基質部30と、この基質部30に一体に連設された
先端部31(約100mm程度)とを有している。基質
部30は、チューブ2内に挿入されてる。先端部31
は、テーパリングしてある。キャップ4は、形状記憶合
金樹脂のチューブで構成されており、芯材3の先端部3
1の先端に取り付けられている。このキャップ4は、全
体として見れば、カテーテル用ガイドワイヤー1の最先
端部と成っている。ここでキャップ4の素材として用い
られている形状記憶樹脂は、ポリノルボルネン製で形状
回復温度は5℃であり、また、キャップ4として用いら
れている形状記憶樹脂製のチューブは、寸法が、外径
0.18mm、内径0.1mmのものを使用した。本実
施形態では、チューブ2と、芯材3(基質部30、及び
先端部31)と、キャップ4との組み合わせは、図1に
示すように、チューブ2に、基質部30とテーパリング
してある先端部31とを有する芯材3を通し、チューブ
2の後端と、基質部30の後端とを接合してこれらを一
体化したものとした。更に、この芯材3の先端部31の
先端に形状記憶樹脂製チューブであるキャップ4を室温
(22℃)で接着した。このように、先端部31はステ
ンレス線のテーパリングしたものであって、押し込み性
を維持しつつ、細いために柔軟性がある。またカテーテ
ル用ガイドワイヤー1の最先端部であるキャップ4は、
ステンレス線よりも柔らかい形状記憶樹脂製チューブか
ら成り、従って、血管内壁を損傷することがない。更に
基質部30については、その外側に超弾性材のチューブ
2が存在することで、しなやかさと剛性を併せ持つとい
う画期的なものが得られ、これまで挿入できなかった細
い血管へも血管内壁を損傷することなく案内することが
できる。
ガイドワイヤーの断面を示す。このカテーテル用ガイド
ワイヤー1は、上述のTiNi合金製チューブ2と、芯
材3と、キャップ4とから成る。芯材3は、1本のステ
ンレス線(例えば、TiNi超弾性線でも良い)から成
り、基質部30と、この基質部30に一体に連設された
先端部31(約100mm程度)とを有している。基質
部30は、チューブ2内に挿入されてる。先端部31
は、テーパリングしてある。キャップ4は、形状記憶合
金樹脂のチューブで構成されており、芯材3の先端部3
1の先端に取り付けられている。このキャップ4は、全
体として見れば、カテーテル用ガイドワイヤー1の最先
端部と成っている。ここでキャップ4の素材として用い
られている形状記憶樹脂は、ポリノルボルネン製で形状
回復温度は5℃であり、また、キャップ4として用いら
れている形状記憶樹脂製のチューブは、寸法が、外径
0.18mm、内径0.1mmのものを使用した。本実
施形態では、チューブ2と、芯材3(基質部30、及び
先端部31)と、キャップ4との組み合わせは、図1に
示すように、チューブ2に、基質部30とテーパリング
してある先端部31とを有する芯材3を通し、チューブ
2の後端と、基質部30の後端とを接合してこれらを一
体化したものとした。更に、この芯材3の先端部31の
先端に形状記憶樹脂製チューブであるキャップ4を室温
(22℃)で接着した。このように、先端部31はステ
ンレス線のテーパリングしたものであって、押し込み性
を維持しつつ、細いために柔軟性がある。またカテーテ
ル用ガイドワイヤー1の最先端部であるキャップ4は、
ステンレス線よりも柔らかい形状記憶樹脂製チューブか
ら成り、従って、血管内壁を損傷することがない。更に
基質部30については、その外側に超弾性材のチューブ
2が存在することで、しなやかさと剛性を併せ持つとい
う画期的なものが得られ、これまで挿入できなかった細
い血管へも血管内壁を損傷することなく案内することが
できる。
【0024】このことは、表2に本実施形態のカテーテ
ル用ガイドワイヤーの基質部、カテーテル用ガイドワイ
ヤーの先端部(テーパリングされた途中の部分であって
φ0.1mm)、及びカテーテル用ガイドワイヤーの最
先端部(形状記憶樹脂製チューブから成るキャップ)の
37℃(生体温度)での三点曲げ試験結果を示すが、カ
テーテル用ガイドワイヤー先端部の曲げ荷重は、カテー
テル用カイドワイヤー基質部の約1/3の値となってお
り、更にカテーテル用ガイドワイヤーの最先端部(形状
記憶樹脂製チューブから成るキャップ)は約1/10の
値を示すことからも明らかである。
ル用ガイドワイヤーの基質部、カテーテル用ガイドワイ
ヤーの先端部(テーパリングされた途中の部分であって
φ0.1mm)、及びカテーテル用ガイドワイヤーの最
先端部(形状記憶樹脂製チューブから成るキャップ)の
37℃(生体温度)での三点曲げ試験結果を示すが、カ
テーテル用ガイドワイヤー先端部の曲げ荷重は、カテー
テル用カイドワイヤー基質部の約1/3の値となってお
り、更にカテーテル用ガイドワイヤーの最先端部(形状
記憶樹脂製チューブから成るキャップ)は約1/10の
値を示すことからも明らかである。
【0025】
【表2】
【0026】
【発明の効果】以上の説明からわかるように、本発明に
よれば、少なくとも体温(37℃)下で先端部にしなや
かさを維持させつつ基質部に剛性を持たせ、更に最先端
部が柔らかく血管内壁を損傷しないカテーテル用ガイド
ワイヤーを得ることができる。
よれば、少なくとも体温(37℃)下で先端部にしなや
かさを維持させつつ基質部に剛性を持たせ、更に最先端
部が柔らかく血管内壁を損傷しないカテーテル用ガイド
ワイヤーを得ることができる。
【0027】しかも、本発明では、先端部をテーパリン
グし、更に最先端部を形状記憶樹脂で構成したので、本
発明によれば、優れた特性を有するカテーテル用ガイド
ワイヤーを安価に得ることができる。
グし、更に最先端部を形状記憶樹脂で構成したので、本
発明によれば、優れた特性を有するカテーテル用ガイド
ワイヤーを安価に得ることができる。
【図1】本発明の第2の実施形態に係るカテーテル用ガ
イドワイヤーの断面図である。
イドワイヤーの断面図である。
1 カテーテル用ガイドワイヤー 2 チューブ 3 芯材 4 キャップ 30 基質部 31 先端部
Claims (2)
- 【請求項1】 最先端部が形状記憶樹脂で構成されてい
ることを特徴とするカテーテル用ガイドワイヤー。 - 【請求項2】 少なくとも一部が形状記憶合金製である
チューブと、一種又は数種の非形状記憶合金線から成る
芯材とを含み、前記芯材は、基質部、該基質部に連設さ
れた先端部を有し、前記基質部は、前記チューブに挿入
されており、前記先端部は、テーパリングされており、
前記先端部の先端に、形状記憶樹脂で構成されたキャッ
プが取り付けられていることを特徴とするカテーテル用
ガイドワイヤー。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP8277853A JPH10118193A (ja) | 1996-10-21 | 1996-10-21 | カテーテル用ガイドワイヤー |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP8277853A JPH10118193A (ja) | 1996-10-21 | 1996-10-21 | カテーテル用ガイドワイヤー |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH10118193A true JPH10118193A (ja) | 1998-05-12 |
Family
ID=17589196
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP8277853A Withdrawn JPH10118193A (ja) | 1996-10-21 | 1996-10-21 | カテーテル用ガイドワイヤー |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH10118193A (ja) |
Cited By (10)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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-
1996
- 1996-10-21 JP JP8277853A patent/JPH10118193A/ja not_active Withdrawn
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
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