JPH10119092A - インサート成形用金型及びインサート成形方法 - Google Patents

インサート成形用金型及びインサート成形方法

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JPH10119092A
JPH10119092A JP29820196A JP29820196A JPH10119092A JP H10119092 A JPH10119092 A JP H10119092A JP 29820196 A JP29820196 A JP 29820196A JP 29820196 A JP29820196 A JP 29820196A JP H10119092 A JPH10119092 A JP H10119092A
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insert
resin
insert molding
holding
mold
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JP29820196A
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Toshiomi Sato
俊臣 佐藤
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Sato Seiki Co Ltd
Original Assignee
Sato Seiki Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】従来のインサート成形成形用金型には、インサ
ート部品の樹脂が射出される空間に位置する部位には何
らの保持手段も設けられておらず、樹脂の射出の圧力に
よりインサート部品が変形したり、位置がずれてしまう
場合がある。 【解決手段】キャビティ31内の所定位置にインサート
部品5を配置し、樹脂射出空間18に樹脂を射出して、
樹脂成形品1を製造するインサート成形用金型9におい
て、樹脂射出空間18に位置するインサート部品5の所
定位置を、相互に間隔を空けて保持する下型13に設け
られた5つの下方保持ピン15と上型11に設けられた
5つの上方保持ピン21とを有するインサート成形用金
型9である。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、インサート成形用
金型及びインサート成形方法に係り、特に、高圧、高速
で射出される樹脂によるインサート部品の変形や位置ず
れ、さらにインサート成形用金型の型閉じ動作等による
インサート部品の位置ずれを防止するインサート成形用
金型及びインサート成形方法に関する。
【0002】
【従来の技術】インサート部品は、インサート成形用金
型のキャビティ内の所定位置に配置され、インサート部
品の樹脂部から露出する部位をインサート成形用金型に
設けられている保持機構によって保持される。インサー
ト部品を配置してから、キャビティ内の樹脂が射出され
る樹脂射出空間に樹脂を射出して、インサート部品の一
部を樹脂部に埋設させ、樹脂成形品を製作する。樹脂
は、500〜700kg/cm2の高圧で、しかも高速
で射出されるため、インサート部品の樹脂射出空間に位
置する部位には、かなりの負荷がかかることになる。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】上記のようにインサー
ト部品は、樹脂部から露出する部位のみを保持している
だけであり、インサート部品の樹脂射出空間に位置する
部位には何らの保持手段も設けられていない。このた
め、樹脂が高圧、高速で射出され、インサート部品の樹
脂射出空間に位置する部位に負荷がかかると、インサー
ト部品が変形したり、所定位置からずれてしまうことも
少なくない。また、型閉じ動作等、インサート成形用金
型が動いたり、振動した際にインサート部品が所定位置
からずれてしまうこともある。インサート部品の変形や
位置ずれが大きい場合には、図13に示すようにインサ
ート部品の樹脂部に埋設されていなければならない部位
が樹脂部の外部に露出してしまい不良品となることもあ
る。
【0004】ゲート口をインサート部品にかかる樹脂の
負荷が小さくなる位置に配置することも行われている
が、このゲート口の位置が、キャビティに効率良く樹脂
を充填することができないものとなる場合がある。
【0005】また、インサート部品の樹脂部に埋設され
ていなければならない部分が、樹脂から露出しないよう
にするためには、予めインサート部品の変形や位置ずれ
を見込んで、樹脂部の大きさにある程度余裕をもたせて
設定しなければならない。このため、樹脂成形品を小型
化してコストダウンや成形時間の短縮を図ることの妨げ
となっていた。
【0006】本発明は上記従来の問題点に着目してなさ
れたものであり、樹脂が高圧、高速で射出されてもイン
サート部品が変形したり、位置がずれたりすることがな
く、さらに、型閉じ動作等、インサート成形用金型が動
いたり、振動した際に、インサート部品の位置がずれる
ことがなくて、また、ゲート口の位置を自由に設定する
ことができ、しかも樹脂成形品の小型化によってコスト
ダウンや成形時間の短縮を図ることができるインサート
成形用金型およびインサート成形方法を提供することを
目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】請求項1の発明は、キャ
ビティ内の所定位置にインサート部品を配置し、前記キ
ャビティ内の樹脂が射出される樹脂射出空間に樹脂を射
出して、樹脂成形品を製造するのに用いるインサート成
形用金型において、前記樹脂射出空間に位置する前記イ
ンサート部品の所定位置を保持するインサート部品保持
手段を具備することを特徴とするインサート成形用金型
である。
【0008】請求項2の発明は、請求項1記載のインサ
ート成形用金型において、前記インサート部品保持手段
は、インサート部品を保持する一対の保持部材を一組と
して、前記一対の保持部材が複数組相互に間隔をあけて
配置されて構成されていることを特徴とするインサート
成形用金型である。
【0009】請求項3の発明は、インサート部品をイン
サート成形用金型のキャビティ内の所定位置に配置する
インサート部品配置工程と、前記インサート成形用金型
を閉じる型閉じ工程と、前記キャビティ内の樹脂が射出
される樹脂射出空間に位置する前記インサート部品の所
定位置を保持するインサート部品保持工程と、前記樹脂
射出空間に樹脂を射出して樹脂部を形成する樹脂射出工
程とを含むことを特徴とするインサート成形方法であ
る。
【0010】請求項4の発明は、インサート成形用金型
のキャビティ内の樹脂が射出される樹脂射出空間に位置
する穴を形成したインサート部品を、前記キャビティ内
の所定位置に配置するインサート部品配置工程と、イン
サート成形用金型を閉じる型閉じ工程と、嵌め込み突起
を有する保持部材を、前記樹脂射出空間内に配置された
インサート部品の一方側の面に当接させるとともに、前
記嵌め込み突起を前記穴に貫通させ、且つ嵌め込み穴を
有する保持部材を、前記樹脂射出空間内に配置されたイ
ンサート部品の他方側の面に当接させるとともに、前記
嵌め込み突起に嵌め込んで前記インサート部品を保持す
るインサート部品保持工程と、前記樹脂射出空間に樹脂
を射出して樹脂部を形成する樹脂射出工程とを含むこと
を特徴とするインサート成形方法である。
【0011】請求項5の発明は、インサート成形用金型
のキャビティ内の樹脂が射出される樹脂射出空間に位置
する部位の少なくとも一方側の面から突出する突出部を
形成したインサート部品を、前記キャビティ内の所定位
置に配置するインサート部品配置工程と、インサート成
形用金型を閉じる型閉じ工程と、少なくとも一方側に突
出部嵌め込み穴を有する一対の保持部材を、前記樹脂射
出空間内に配置されたインサート部品の一方側の面と他
方側の面にそれぞれ当接させるとともに、前記突出部を
前記突出部嵌め込み穴に嵌め込んで前記インサート部品
を保持するインサート部品保持工程と、前記樹脂射出空
間に樹脂を射出して樹脂部を形成する樹脂射出工程とを
含むことを特徴とするインサート成形方法である。
【0012】
【発明の実施の形態】図1において、符号1は樹脂成形
品を示し、この樹脂成形品1は、本発明の実施の形態に
係るインサート成形用金型9を使用したインサート成形
方法によって製作される。符号3は樹脂部を示し、この
樹脂部3には開口4が形成されている。符号5は金属製
のインサート部品を示し、このインサート部品5の埋没
部10は樹脂部3に埋設されており、露出中央部6およ
び2つの露出端部8は開口4から露出している。また、
埋没部10には、5つの小穴25が相互に間隔をあけて
形成されている。本体3には、5つの穴7が形成されて
おり、この5つの穴7の位置は、5つの小穴25の位置
に対応している。
【0013】請求項1および2に対応する実施の形態に
係るインサート成形用金型9の構成について説明する。
図2に示すように、インサート成形用金型9は、上型1
1と下型13とからなり、上型11が上下方向に動作し
てインサート成形用金型9の開閉が行われる。下型13
の構成について説明する。図3に示すように、下型13
には凹部16が形成されており、この凹部16の略中央
には凸部20が形成されている。凸部20にはインサー
ト部品収容部12が形成されている。このインサート部
品収容部12は、インサート部品5の露出中央部6およ
び2つの露出端部8が収容される形状である。
【0014】凹部16には保持部材としての下方保持ピ
ン15が5つ設けられている。この下方保持ピン15
は、ピン本体17と、このピン本体17の上面に形成さ
れた嵌め込み突起19とから構成されている。5つの下
方保持ピン15は、インサート部品5の5つの小穴25
にそれぞれ対応して配置されている。
【0015】上型11の構成について説明する。上型1
1には、凹部14が形成され、この凹部14は下型13
の凹部16に対応している。凹部14の略中央には図示
しない凸部が形成され、この凸部は下型13の凸部20
に対応している。また、上型11には、保持部材として
の5つの上方保持ピン21が設けられている。この5つ
の上方保持ピン21は、5つの下方保持ピン15にそれ
ぞれ対応する位置に設けられている。上方保持ピン21
の下面には、嵌め込み穴23が形成されている。この嵌
め込み穴23は、下方保持ピン15の嵌め込み突起19
を嵌め込むことができる形状である。上型11には上下
方向に延びるゲート33が形成され、ゲート口35は凹
部14に臨んでいる。
【0016】図5に詳細に示すように、金型9を閉じる
と、上型11の凹部14と下型13の凹部16とによっ
て、キャビティ31が形成される。また、キャビティ3
1は、樹脂射出空間18とインサート部品収容部12と
から構成されている。下方保持ピン15および上方保持
ピン21は、樹脂射出空間18に位置し、下方保持ピン
15の嵌め込み突起19が上方保持ピン21の嵌め込み
穴23に嵌まり込む。
【0017】請求項3および4に対応する実施の形態に
係るインサート成形方法について説明する。インサート
部品配置工程について説明する。図2、図3および図4
に示すように、インサート部品5の露出中央部6と2つ
の露出端部8を下型13のインサート部品収容部12に
収容させて、下型13の所定位置にインサート部品5を
配置する。このインサート部品配置工程と同時にインサ
ート部品保持工程の一部が行われる。すなわちインサー
ト部品5の5つの小穴25に、5つの下方保持ピン15
の嵌め込み突起19が貫通し、嵌め込み突起19の上部
がインサート部品5から上方向に突出するとともに、イ
ンサート部品5の下面側に下方保持ピン15の本体17
の上面が当接する。
【0018】型閉じ工程について説明する。上型11を
下降させ、上型11を下型13に当接させることにより
型閉じを行う。インサート部品5の小穴25に、下方保
持ピン15の嵌め込み突起19が貫通し、インサート部
品5の下面側に下方保持ピン15の本体17の上面が当
接しているので、型閉じ工程の際、下型13が振動して
も、インサート部品13が所定位置からずれるのを防止
できる。図5および図6に示すように、型閉じ工程と同
時にインサート部品保持工程の一部が行われる。すなわ
ち、インサート部品5の上面側に上方保持ピン21の下
面を当接するとともに、嵌め込み突起19のインサート
部品5から上方向に突出している部分に上方保持ピン2
1の嵌め込み穴23が嵌め込まれ、インサート部品5を
上方保持ピン21と下方保持ピン15とによって保持す
る。
【0019】樹脂射出工程について説明する。図6に示
すように、樹脂は上型11のゲート33を通り、ゲート
口35から樹脂射出空間18に射出され、樹脂部3が形
成される。樹脂射出空間18には、インサート部品5の
埋没部10が位置しており、この埋没部10には、高
圧、高速で射出される樹脂により負荷がかかる。しか
し、埋没部10は下方保持ピン15および上方保持ピン
21によって保持されているので、インサート部品5の
変形や、位置ずれを防止することができる。
【0020】請求項5に対応する実施の形態に係るイン
サート成形方法に用いるインサート成形用金型9の構成
について説明する。このインサート成形用金型9につい
ては、請求項1および2に対応する実施の形態に係るイ
ンサート成形用金型9に対して、保持部材としての下方
保持ピン41および上方保持ピン45の構成が異なるの
みであるので、他の構成については説明を省略する。下
方保持ピン41の上面、および上方保持ピン45の下面
には、突出部嵌め込み穴47がそれぞれ形成されてい
る。
【0021】請求項5に対応する実施の形態に係るイン
サート成形方法について説明する。図8および図9に示
すように、インサート部品5には、樹脂によって成形さ
れた突出部材49が形成されている。この突出部材49
は、インサート成形によって形成され、突出部としての
上方突出部50と下方突出部52とが、連結部54によ
って連結され構成されている。上方突出部50はインサ
ート部品5の上面から突出しており、下方突出部52は
インサート部品5の下面から突出している。また、連結
部54は、インサート部品5の小穴25に貫通してい
る。
【0022】インサート部品配置工程および型閉じ工程
は請求項3および4に対応する実施の形態に係るインサ
ート成形方法と同様にして行う。インサート部品配置工
程と同時に、インサート部品保持工程の一部が行われ
る。すなわちインサート部品5の下面が下方保持ピン4
1の上面に当接するとともに、突出部材49の5つの下
方突出部52が、5つの下方保持ピン41の突出部嵌め
込み穴43にそれぞれ嵌め込まれる。さらに、型閉じ工
程と同時に、インサート部品保持工程の一部が行われ
る。すなわち上方保持ピン45の下面をインサート部品
5の上面に当接するとともに、突出部49の5つの上方
突出部50が上方保持ピン45の突出部嵌め込み穴47
に嵌め込まれ、下方保持ピン41と上方保持ピン45と
によってインサート部品5を保持する。このインサート
成形方法においても、インサート部品5の変形や位置ず
れを防止することができる。
【0023】次に、請求項3および4に対応する実施の
形態に係るインサート成形方法と同様に樹脂射出工程を
行い、樹脂部3を成形する。インサート部品5の埋没部
10は下方保持ピン41と上方保持ピン45とによって
保持されており、しかも突出部材49の上方突出部50
および下方突出部52は、それぞれ上方保持ピン45の
突出部嵌め込み穴47および下方保持ピン41の突出部
嵌め込み穴43に嵌まり込んでいるので、インサート部
品5の変形や、位置ずれを防止することができる。
【0024】請求項5に対応する実施の形態に係るイン
サート成形方法に使用するインサート成形用金型9の構
成について説明する。このインサート成形用金型9は、
請求項1および2に対応する実施の形態に係るインサー
ト成形用金型9と保持部材としての下方保持ピン51お
よび上方保持ピン55の構成が異なるのみであるので、
他の構成については説明を省略する。下方保持ピン51
の上面は平面となっており、上方保持ピン53の下面に
は収容部55が形成されている。また、図10および図
11に示すように、インサート部品5の埋没部10に
は、突出部としての5つの折り曲げ片57が形成されて
いる。この5つの折り曲げ片57が形成されている位置
は、小穴25が形成される位置と同じである。
【0025】請求項5に対応する実施の形態に係るイン
サート成形方法について説明する。図10および図11
に示すように、インサート部品配置工程および型閉じ工
程は請求項3および4に対応する実施の形態に係るイン
サート成形方法と同様にして行う。インサート部品保持
工程について説明する。インサート部品配置工程と同時
に、5つの下方保持ピン51の上面がインサート部材5
の埋没部10の下面に当接する。そして、型閉じ工程と
同時に、上方保持ピン53の下面がインサート部品5の
上面に当接するとともに、折れ曲げ片57を収容部55
内に収容し、下方保持ピン51と上方保持ピン53とに
よってインサート部品5を保持する。
【0026】次に、請求項3および4に対応する実施の
形態に係るインサート成形方法と同様に樹脂射出工程を
行い、樹脂部3を形成する。インサート部品5の埋没部
10は下方保持ピン51と上方保持ピン53とによって
保持され、しかもインサート部品5の折れ曲げ片57は
上方保持ピン53の収容部55内に収容されているの
で、インサート部品5の変形や位置ずれを防止すること
ができる。
【0027】請求項3に対応するインサート成形方法に
使用するインサート成形用金型9および請求項3に対応
する実施の形態に係るインサート成形方法について説明
する。 図12に示すように、インサート部品5には何
ら加工は施されておらず、上方保持ピン61の下面およ
び下方保持ピン63の上面は平面である。他の構成につ
いては、請求項1および2に対応する実施の形態に係る
インサート成形用金型9と同様である。
【0028】インサート部品配置工程、型閉じ工程、樹
脂射出工程は請求項5に対応する実施の形態に係るイン
サート成形方法と同様に行う。インサート部品保持工程
について説明する。下方保持ピン63の上面をインサー
ト部品5の下面に当接させるとともに、上方保持品61
の下面をインサート部品5の上面に当接させ、インサー
ト部品5を保持する。この方法によれば、インサート部
品に穴を形成したり、変形を施したりする作業を省略す
ることができる。
【0029】以上、本発明の実施の形態について詳述し
てきたが、具体的な構成はこの実施の形態に限られるも
のではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲における設
計の変更などがあっても本発明に含まれる。ゲート口3
5の位置は上記実施の形態における位置に限定されるこ
とはなく、樹脂射出空間18へ樹脂が射出される限り、
任意の位置とすることができる。上記実施の形態におい
て、上方突出部50、下方突出部52のうちいずれか一
方をなくし、他方のみを設ける構成とし、さらにこれに
対応して上方保持ピン45の突出部嵌め込み穴47、下
方保持ピン41の突出部嵌め込み穴43のうちいずれか
一方のみを設ける構成としてもよい。
【0030】また、上記実施の形態において、折り曲げ
片57をインサート部品5の下面側のみ、または上面側
と下面側の両方に設ける構成とし、さらにこれに対応し
て収容部55を下方保持ピン51のみ、または上方保持
ピン53、下方保持ピン51の両方に設ける構成として
もよい。
【0031】
【発明の効果】以上のように本発明によれば、高圧、高
速で射出される樹脂によってインサート部品に負荷がか
かってもインサート部品の変形や位置のずれを確実に防
止できるようになる。また、インサート成形用金型が動
いたり、振動したりしても、インサート部品が所定位置
からずれるのを防止することができるようになる。イン
サート部品が変形したり位置がずれたりすることがない
ため、本来樹脂の中に埋め込まれていなければならない
インサート部品の一部が樹脂の外に露出することを防止
することができるようになる。また、インサート部品が
変形したり位置がずれたりすることはないため、樹脂成
形品を小型化することができ、コストダウンや成形時間
の短縮を図ることができるようになる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態に係るインサート成形用金
型を使用して製造した樹脂成形品を示す斜視図である。
【図2】請求項3および4に対応する実施の形態に係る
インサート成形方法に使用するインサート成形用金型に
インサート部品を配置した状態を示す断面図である。
【図3】請求項3および4に対応する実施の形態に係る
インサート成形方法に使用するインサート成形用金型の
下型にインサート部品を配置した状態を示す平面図であ
る。
【図4】請求項3および4に対応する実施の形態に係る
インサート成形方法に使用するインサート成形用金型の
保持部材を示す部分拡大正面図である。
【図5】請求項3および4に対応する実施の形態に係る
インサート成形方法に使用するインサート成形用金型に
インサート部品を配置し、金型を閉めた状態を示す断面
図である。
【図6】請求項3および4に対応する実施の形態に係る
インサート成形方法に使用するインサート成形用金型の
保持部材によるインサート部材の保持を示す部分拡大正
面図である。
【図7】請求項3および4に対応する実施の形態に係る
インサート成形方法に使用するインサート成形用金型に
インサート部品を配置し、金型を閉め、樹脂を射出した
状態を示す断面図である。
【図8】請求項5に対応する実施の形態に係るインサー
ト成形方法に使用するインサート成形用金型の保持部材
を示す部分拡大斜視図である。
【図9】請求項5に対応する実施の形態に係るインサー
ト成形方法に使用するインサート成形用金型の保持部材
を示す部分拡大正面図である。
【図10】請求項5に対応する実施の形態に係るインサ
ート成形方法に使用するインサート成形用金型の保持部
材を示す部分拡大斜視図である。
【図11】請求項5に対応する実施の形態に係るインサ
ート成形方法に使用するインサート成形用金型の保持部
材を示す部分拡大正面図である。
【図12】請求項3に対応する実施の形態に係るインサ
ート成形方法に使用するインサート成形用金型の保持部
材を示す部分拡大正面図である。
【図13】従来例に係るインサート成形による樹脂成形
品において、インサート部品が変形した状態を示す断面
図である。
【符号の説明】
1 樹脂成形品 3 樹脂部 4 開口 5 インサート部品 6 露出中央部 7 穴 8 露出端部 9 インサート成形用金型 10 埋没部 11 上型 12 インサート部品収容部 13 下型 14 凹部 15 下方保持ピン 16 凹部 17 ピン本体 18 樹脂射出空間 19 嵌め込み突起 21 上方保持ピン 23 嵌め込み穴 25 小穴 31 キャビティ 33 ゲート 35 ゲート口 41 下方保持ピン 43 突出部嵌め込み穴 45 上方保持ピン 47 突出部嵌め込み穴 49 突出部材 50 上方突出部 51 下方保持ピン 52 下方突出部 53 上方保持ピン 54 連結部 55 収容部 57 折り曲げ片 61 上方保持ピン 63 下方保持ピン

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】キャビティ内の所定位置にインサート部品
    を配置し、前記キャビティ内の樹脂が射出される樹脂射
    出空間に樹脂を射出して、樹脂成形品を製造するのに用
    いるインサート成形用金型において、前記樹脂射出空間
    に位置する前記インサート部品の所定位置を保持するイ
    ンサート部品保持手段を具備することを特徴とするイン
    サート成形用金型。
  2. 【請求項2】請求項1記載のインサート成形用金型にお
    いて、前記インサート部品保持手段は、インサート部品
    を保持する一対の保持部材を一組として、前記一対の保
    持部材が複数組相互に間隔をあけて配置されて構成され
    ていることを特徴とするインサート成形用金型。
  3. 【請求項3】インサート部品をインサート成形用金型の
    キャビティ内の所定位置に配置するインサート部品配置
    工程と、前記インサート成形用金型を閉じる型閉じ工程
    と、前記キャビティ内の樹脂が射出される樹脂射出空間
    に位置する前記インサート部品の所定位置を保持するイ
    ンサート部品保持工程と、前記樹脂射出空間に樹脂を射
    出して樹脂部を形成する樹脂射出工程とを含むことを特
    徴とするインサート成形方法。
  4. 【請求項4】インサート成形用金型のキャビティ内の樹
    脂が射出される樹脂射出空間に位置する穴を形成したイ
    ンサート部品を、前記キャビティ内の所定位置に配置す
    るインサート部品配置工程と、インサート成形用金型を
    閉じる型閉じ工程と、嵌め込み突起を有する保持部材
    を、前記樹脂射出空間内に配置されたインサート部品の
    一方側の面に当接させるとともに、前記嵌め込み突起を
    前記穴に貫通させ、且つ嵌め込み穴を有する保持部材
    を、前記樹脂射出空間内に配置されたインサート部品の
    他方側の面に当接させるとともに、前記嵌め込み突起に
    嵌め込んで前記インサート部品を保持するインサート部
    品保持工程と、前記樹脂射出空間に樹脂を射出して樹脂
    部を形成する樹脂射出工程とを含むことを特徴とするイ
    ンサート成形方法。
  5. 【請求項5】インサート成形用金型のキャビティ内の樹
    脂が射出される樹脂射出空間に位置する部位の少なくと
    も一方側の面から突出する突出部を形成したインサート
    部品を、前記キャビティ内の所定位置に配置するインサ
    ート部品配置工程と、インサート成形用金型を閉じる型
    閉じ工程と、少なくとも一方側に突出部嵌め込み穴を有
    する一対の保持部材を、前記樹脂射出空間内に配置され
    たインサート部品の一方側の面と他方側の面にそれぞれ
    当接させるとともに、前記突出部を前記突出部嵌め込み
    穴に嵌め込んで前記インサート部品を保持するインサー
    ト部品保持工程と、前記樹脂射出空間に樹脂を射出して
    樹脂部を形成する樹脂射出工程とを含むことを特徴とす
    るインサート成形方法。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2018021535A (ja) * 2016-08-05 2018-02-08 株式会社Subaru 隔壁プレート
JP2020155663A (ja) * 2019-03-22 2020-09-24 日本電産モビリティ株式会社 インサート成形部品、電子装置

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