JPH10119362A - 記録装置及び該装置の制御方法 - Google Patents
記録装置及び該装置の制御方法Info
- Publication number
- JPH10119362A JPH10119362A JP27942696A JP27942696A JPH10119362A JP H10119362 A JPH10119362 A JP H10119362A JP 27942696 A JP27942696 A JP 27942696A JP 27942696 A JP27942696 A JP 27942696A JP H10119362 A JPH10119362 A JP H10119362A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- recording
- ink
- unit
- printing
- medium
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Withdrawn
Links
Landscapes
- Printers Characterized By Their Purpose (AREA)
- Ink Jet (AREA)
- Particle Formation And Scattering Control In Inkjet Printers (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 すじ状のむらを低減し、コストを大幅に上げ
ることなく良好な階調画像を記録することができる記録
装置及び該装置の制御方法を提供する。 【解決手段】 記録媒体の搬送方向とは垂直な方向に走
査して所定幅の記録領域を記録する記録ヘッド31A
と、記録ヘッド31Aが設置される位置から搬送方向へ
所定幅の整数倍でない所定距離離れた位置に設置され、
記録媒体の搬送方向とは垂直な方向に走査して記録する
記録ヘッド32Bと、入力画像データに基づいて、記録
媒体の搬送、記録ヘッド31A及び記録ヘッド31Bに
よる記録を制御する。
ることなく良好な階調画像を記録することができる記録
装置及び該装置の制御方法を提供する。 【解決手段】 記録媒体の搬送方向とは垂直な方向に走
査して所定幅の記録領域を記録する記録ヘッド31A
と、記録ヘッド31Aが設置される位置から搬送方向へ
所定幅の整数倍でない所定距離離れた位置に設置され、
記録媒体の搬送方向とは垂直な方向に走査して記録する
記録ヘッド32Bと、入力画像データに基づいて、記録
媒体の搬送、記録ヘッド31A及び記録ヘッド31Bに
よる記録を制御する。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、インク滴を吐出し
てインクドットを形成し、このインクドットにより画像
を記録するための記録装置及び該装置の制御方法に関す
るものである。さらに詳しくは、同系色に対して複数の
濃度の異なるインクを使用し、階調画像を記録するため
の記録装置及び該装置の制御方法に関するものである。
てインクドットを形成し、このインクドットにより画像
を記録するための記録装置及び該装置の制御方法に関す
るものである。さらに詳しくは、同系色に対して複数の
濃度の異なるインクを使用し、階調画像を記録するため
の記録装置及び該装置の制御方法に関するものである。
【0002】
【従来の技術】複写装置や、ワードプロセッサ、コンピ
ュータ等の情報処理機器、さらには通信機器の普及に伴
い、それらの機器の画像形成(記録)装置の一つとし
て、インクジェット方式による記録ヘッドを用いてデジ
タル画像記録を行うものが急速に普及している。また、
上記情報処理機器や通信機器における視覚情報の高品位
化、カラー化に伴い、記録装置においても高画質化、カ
ラー化の要望が増しつつある。
ュータ等の情報処理機器、さらには通信機器の普及に伴
い、それらの機器の画像形成(記録)装置の一つとし
て、インクジェット方式による記録ヘッドを用いてデジ
タル画像記録を行うものが急速に普及している。また、
上記情報処理機器や通信機器における視覚情報の高品位
化、カラー化に伴い、記録装置においても高画質化、カ
ラー化の要望が増しつつある。
【0003】このような記録装置においては、画素の微
細化等のため複数の記録素子を集積配列してなる記録ヘ
ッド(以下、マルチヘッドともいう)として、インク吐
出口および液路を高密度で複数集積したものを用い、さ
らにカラー化のため、例えば、シアン、マゼンタ、イエ
ロー、ブラックの各インクに対応して複数個の上記のマ
ルチヘッドを備えたものが一般的である。
細化等のため複数の記録素子を集積配列してなる記録ヘ
ッド(以下、マルチヘッドともいう)として、インク吐
出口および液路を高密度で複数集積したものを用い、さ
らにカラー化のため、例えば、シアン、マゼンタ、イエ
ロー、ブラックの各インクに対応して複数個の上記のマ
ルチヘッドを備えたものが一般的である。
【0004】この記録ヘッドを使用して記録する場合に
は、例えば、以下に示す方法がある。今、記録ヘッドに
配列される所定幅の記録素子が記録媒体の搬送方向(こ
の方向を副走査方向と呼ぶ)に配列され、その副走査方
向とは垂直な方向(この方向を主走査方向と呼ぶ)に記
録ヘッドを走査する場合、1回の走査で所定幅の記録素
子が記録可能な記録領域を記録し、記録が完了する毎に
所定送り幅(所定幅)だけ記録媒体を副走査方向に送り
(改行)順次記録する方法(1パス記録)がある。ま
た、出力すべき画像に千鳥格子のマスクをかけ、1回目
の走査でマスクの部分(例えば、所定幅の1/2の幅)
を記録し、副走査方向に所定幅の1/2の幅だけ記録媒
体を副走査方向に送った後(所定幅=所定幅/2)、2
回目の走査で逆千鳥格子のマスクの部分を記録し、副走
査方向に所定幅の1/2の幅だけ記録媒体を副走査方向
に送り順次記録する方法がある。同様の手順で、例え
ば、4回の記録ヘッドの走査と所定幅の1/4の送り幅
での記録媒体の搬送を行うことにより、所定幅分の記録
を完了する方法(マルチパス記録)等が用いられる。
は、例えば、以下に示す方法がある。今、記録ヘッドに
配列される所定幅の記録素子が記録媒体の搬送方向(こ
の方向を副走査方向と呼ぶ)に配列され、その副走査方
向とは垂直な方向(この方向を主走査方向と呼ぶ)に記
録ヘッドを走査する場合、1回の走査で所定幅の記録素
子が記録可能な記録領域を記録し、記録が完了する毎に
所定送り幅(所定幅)だけ記録媒体を副走査方向に送り
(改行)順次記録する方法(1パス記録)がある。ま
た、出力すべき画像に千鳥格子のマスクをかけ、1回目
の走査でマスクの部分(例えば、所定幅の1/2の幅)
を記録し、副走査方向に所定幅の1/2の幅だけ記録媒
体を副走査方向に送った後(所定幅=所定幅/2)、2
回目の走査で逆千鳥格子のマスクの部分を記録し、副走
査方向に所定幅の1/2の幅だけ記録媒体を副走査方向
に送り順次記録する方法がある。同様の手順で、例え
ば、4回の記録ヘッドの走査と所定幅の1/4の送り幅
での記録媒体の搬送を行うことにより、所定幅分の記録
を完了する方法(マルチパス記録)等が用いられる。
【0005】しかしながら、インク吐出口及び液路の高
密度集積化には一定の限界があり、従って、画素の微細
化にも一定の限界がある。このため、各画素を形成する
ドットが比較的大きくなり、濃度の低い画像ハイライト
部等で粒状感を与え、画像の高品質化の面で問題となる
ことがある。これに対し、インク吐出口及び液路の集積
密度を高くする代わりに、即ち、1画素のサイズを小さ
くする代わりに、吐出するインクのドットを小さくし、
1画素を記録濃度に応じた数のインクにより形成するい
わゆるマルチドロップ方式が知られている。マルチドロ
ップ方式では、記録紙上に記録されるインクドット径を
比較的小さくできるのでハイライト部等の低濃度部にお
ける粒状感は改善され得る。しかし、小インク滴を吐出
する場合の吐出の安定化との兼ね合いでインクの微細化
にも一定の限界があり、自ら高画質化にも限界が生じ
る。また、この方式では高濃度程、1画素に吐出するイ
ンクの数が増すため、記録速度の低下を招くことにより
高画質化と記録速度との相反する関係が発生する。
密度集積化には一定の限界があり、従って、画素の微細
化にも一定の限界がある。このため、各画素を形成する
ドットが比較的大きくなり、濃度の低い画像ハイライト
部等で粒状感を与え、画像の高品質化の面で問題となる
ことがある。これに対し、インク吐出口及び液路の集積
密度を高くする代わりに、即ち、1画素のサイズを小さ
くする代わりに、吐出するインクのドットを小さくし、
1画素を記録濃度に応じた数のインクにより形成するい
わゆるマルチドロップ方式が知られている。マルチドロ
ップ方式では、記録紙上に記録されるインクドット径を
比較的小さくできるのでハイライト部等の低濃度部にお
ける粒状感は改善され得る。しかし、小インク滴を吐出
する場合の吐出の安定化との兼ね合いでインクの微細化
にも一定の限界があり、自ら高画質化にも限界が生じ
る。また、この方式では高濃度程、1画素に吐出するイ
ンクの数が増すため、記録速度の低下を招くことにより
高画質化と記録速度との相反する関係が発生する。
【0006】また、吐出口集積密度を高くせずに高画質
化を図る他の手法として、インク濃度の異なる同系色の
濃淡インクを用いる濃淡記録方式が知られている。この
濃淡記録方式では、ハイライト部等を低濃度の淡インク
で記録し、インクドットによる粒状感を目立たなくする
と共に、高濃度部で濃インクで記録するようにする。こ
のため、マルチドロップ方式のように吐出するインクの
数を増やすことで高濃度部を生成しなくても高濃度部を
生成することができ、記録速度の低下を抑制することが
できる。また、この濃淡記録方式では、入力画像濃度信
号に対応する出力画像濃度信号レベルを表現するための
インクを、例えば、図14に示す濃淡振り分けテーブル
を用いて決定する。
化を図る他の手法として、インク濃度の異なる同系色の
濃淡インクを用いる濃淡記録方式が知られている。この
濃淡記録方式では、ハイライト部等を低濃度の淡インク
で記録し、インクドットによる粒状感を目立たなくする
と共に、高濃度部で濃インクで記録するようにする。こ
のため、マルチドロップ方式のように吐出するインクの
数を増やすことで高濃度部を生成しなくても高濃度部を
生成することができ、記録速度の低下を抑制することが
できる。また、この濃淡記録方式では、入力画像濃度信
号に対応する出力画像濃度信号レベルを表現するための
インクを、例えば、図14に示す濃淡振り分けテーブル
を用いて決定する。
【0007】図14は4色(K、C、M、Y)のインク
で、かつそれぞれ3種類のインク(濃インク、中イン
ク、淡インク)を用いた際の濃淡振り分けテーブルの一
例を示す図である。図に示すように、濃淡振り分けテー
ブルは、入力画像濃度信号レベルに対応する出力画像濃
度信号レベルを表現するためのインクの種類を示してい
る。そして、記録動作を行う際には、濃淡振り分けテー
ブルを用い、入力画像濃度信号レベルに対応する出力画
像濃度信号レベルを表現するためのインクに合せて入力
画像を展開する。尚、濃淡振り分けテーブルは入力画像
濃度信号値と記録後の反射濃度値とが比例関係となるよ
うに染料濃度の比率に応じて設定されている。
で、かつそれぞれ3種類のインク(濃インク、中イン
ク、淡インク)を用いた際の濃淡振り分けテーブルの一
例を示す図である。図に示すように、濃淡振り分けテー
ブルは、入力画像濃度信号レベルに対応する出力画像濃
度信号レベルを表現するためのインクの種類を示してい
る。そして、記録動作を行う際には、濃淡振り分けテー
ブルを用い、入力画像濃度信号レベルに対応する出力画
像濃度信号レベルを表現するためのインクに合せて入力
画像を展開する。尚、濃淡振り分けテーブルは入力画像
濃度信号値と記録後の反射濃度値とが比例関係となるよ
うに染料濃度の比率に応じて設定されている。
【0008】濃淡振り分けテーブルによって出力画像濃
度信号レベルを表現するインクの種類が決定されると、
出力画像濃度信号レベルは2値化回路で各々2値化処理
が施され、例えば、12個のマルチヘッドに転送する画
像信号Kconc.、Kmed.、Kdill.、Cconc.、Cmed.、
Cdill.、Mconc.、Mmed.、Mdill.、Yconc.、Yme
d.、Ydill.が生成される。
度信号レベルを表現するインクの種類が決定されると、
出力画像濃度信号レベルは2値化回路で各々2値化処理
が施され、例えば、12個のマルチヘッドに転送する画
像信号Kconc.、Kmed.、Kdill.、Cconc.、Cmed.、
Cdill.、Mconc.、Mmed.、Mdill.、Yconc.、Yme
d.、Ydill.が生成される。
【0009】上記説明した構成によって記録された画像
は、その画像ハイライト部等の低濃度領域が淡インクで
記録されてインクのドットを目立たなくすると共に、高
濃度部は中インク、及び濃インクで記録される。これに
より、マルチドロップ方式に比べて画像品位を高くする
ことができる。また、上記2値化処理による擬似中間調
処理方法としては、ディザ法、誤差拡散法、平均濃度保
存法等が知られている。
は、その画像ハイライト部等の低濃度領域が淡インクで
記録されてインクのドットを目立たなくすると共に、高
濃度部は中インク、及び濃インクで記録される。これに
より、マルチドロップ方式に比べて画像品位を高くする
ことができる。また、上記2値化処理による擬似中間調
処理方法としては、ディザ法、誤差拡散法、平均濃度保
存法等が知られている。
【0010】ディザ法は、ディザマトリックスによって
定められる各画素毎のしきい値によってそれぞれの画素
のデータを2値化するものである。誤差拡散法は、例え
ば、文献R.FLOYD&L.STEINBERG,
“AN ADAPTIVE ALGORITHM FO
R SPETIAL GRAY SCALE”,SID
75 DIGEST,PP36〜37に記載されてい
る如く、注目画素の多値画像データを2値化(最高レベ
ルかまたは最低レベルに変換)し、前記2値化レベルと
2値化前のレベルとの誤差を算出し、これを他の画素へ
分配し、加算するものである。
定められる各画素毎のしきい値によってそれぞれの画素
のデータを2値化するものである。誤差拡散法は、例え
ば、文献R.FLOYD&L.STEINBERG,
“AN ADAPTIVE ALGORITHM FO
R SPETIAL GRAY SCALE”,SID
75 DIGEST,PP36〜37に記載されてい
る如く、注目画素の多値画像データを2値化(最高レベ
ルかまたは最低レベルに変換)し、前記2値化レベルと
2値化前のレベルとの誤差を算出し、これを他の画素へ
分配し、加算するものである。
【0011】また、平均濃度保存法は、例えば、特開平
2−210962号公報に記載されているように、注目
画素近傍の既に2値化された2値データ、もしくは注目
画素を黒または白に2値化したものを含めたものに基づ
いてしきい値を求め、このしきい値により注目画素の画
像データを2値化するものである。
2−210962号公報に記載されているように、注目
画素近傍の既に2値化された2値データ、もしくは注目
画素を黒または白に2値化したものを含めたものに基づ
いてしきい値を求め、このしきい値により注目画素の画
像データを2値化するものである。
【0012】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記従
来の方法においても、幾つかの問題点が生じていた。例
えば、インク濃度の異なる同色系の濃淡インクを用いる
濃淡記録方式においても、記録ヘッドの送り精度等の問
題から記録ヘッドの改行位置にすじ状のムラ(つなぎス
ジ)が観測されやすいといった問題点があった。
来の方法においても、幾つかの問題点が生じていた。例
えば、インク濃度の異なる同色系の濃淡インクを用いる
濃淡記録方式においても、記録ヘッドの送り精度等の問
題から記録ヘッドの改行位置にすじ状のムラ(つなぎス
ジ)が観測されやすいといった問題点があった。
【0013】また、医療用X線フィルムのような透過画
像を出力しようとした場合などには、透過画像であるが
故に濃度に対する視覚の分解能が高まる。その結果、濃
淡インクを使用した場合においても各画素ごとの濃度差
が認識され、画像が粗いといった印象を受ける。即ち、
各画素ごとの階調数を、より増すことが必要となってき
た。
像を出力しようとした場合などには、透過画像であるが
故に濃度に対する視覚の分解能が高まる。その結果、濃
淡インクを使用した場合においても各画素ごとの濃度差
が認識され、画像が粗いといった印象を受ける。即ち、
各画素ごとの階調数を、より増すことが必要となってき
た。
【0014】しかしながら、各画素ごとの階調をより増
やすためには、上記方法では、濃淡インクの種類の数を
増やし、かつ、それに伴いインクの数に応じた多数の記
録ヘッドが必要となる。即ち、コストが大幅に上がるこ
とになる。本発明は上記の問題点を鑑みてなされたもの
であり、すじ状のむらを低減し、コストを大幅に上げる
ことなく良好な階調画像を記録することができる記録装
置及び該装置の制御方法を提供することを目的とする。
やすためには、上記方法では、濃淡インクの種類の数を
増やし、かつ、それに伴いインクの数に応じた多数の記
録ヘッドが必要となる。即ち、コストが大幅に上がるこ
とになる。本発明は上記の問題点を鑑みてなされたもの
であり、すじ状のむらを低減し、コストを大幅に上げる
ことなく良好な階調画像を記録することができる記録装
置及び該装置の制御方法を提供することを目的とする。
【0015】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
めの本発明による記録装置は以下の構成を備える。即
ち、入力画像データに基づいて記録媒体に画像を記録す
る記録装置であって、前記記録媒体を所定送り幅ずつ搬
送する搬送手段と、前記記録媒体の搬送方向とは垂直な
方向に走査して所定幅の記録領域を記録する第1記録手
段と、前記第1記録手段が設置される位置から前記搬送
方向へ前記所定送り幅の整数倍でない所定距離離れた位
置に設置され、前記記録媒体の搬送方向とは垂直な方向
に走査して記録する第2記録手段と、前記入力画像デー
タに基づいて、前記搬送手段による搬送、前記第1記録
手段及び前記第2記録手段による記録を制御する制御手
段とを備える。
めの本発明による記録装置は以下の構成を備える。即
ち、入力画像データに基づいて記録媒体に画像を記録す
る記録装置であって、前記記録媒体を所定送り幅ずつ搬
送する搬送手段と、前記記録媒体の搬送方向とは垂直な
方向に走査して所定幅の記録領域を記録する第1記録手
段と、前記第1記録手段が設置される位置から前記搬送
方向へ前記所定送り幅の整数倍でない所定距離離れた位
置に設置され、前記記録媒体の搬送方向とは垂直な方向
に走査して記録する第2記録手段と、前記入力画像デー
タに基づいて、前記搬送手段による搬送、前記第1記録
手段及び前記第2記録手段による記録を制御する制御手
段とを備える。
【0016】また、好ましくは、前記第1記録手段及び
前記第2記録手段は、インクを吐出して記録を行うイン
クジェット記録ヘッドである。また、好ましくは、前記
第1記録手段及び前記第2記録手段は、熱エネルギーを
利用してインクを吐出する記録ヘッドであって、インク
に与える熱エネルギー変換体を備えている。
前記第2記録手段は、インクを吐出して記録を行うイン
クジェット記録ヘッドである。また、好ましくは、前記
第1記録手段及び前記第2記録手段は、熱エネルギーを
利用してインクを吐出する記録ヘッドであって、インク
に与える熱エネルギー変換体を備えている。
【0017】上記の目的を達成するための本発明による
記録装置は以下の構成を備える。即ち、入力画像データ
に基づいて記録媒体に階調画像を記録する記録装置であ
って、前記記録媒体を所定送り幅ずつ搬送する搬送手段
と、同系色について2種類以上の濃度の異なる複数の記
録剤を有し、前記記録媒体の搬送方向とは垂直な方向に
走査して所定幅の記録領域を記録する第1記録手段と、
前記第1記録手段が設置される位置から前記搬送方向へ
前記所定送り幅の整数倍でない位置に設置され、同系色
について2種類以上の濃度の異なる複数の記録剤を有
し、前記記録媒体の搬送方向とは垂直な方向に走査して
記録する第2記録手段と、前記記録媒体に記録する階調
画像の画素の記録に用いる記録剤を、該画素に基づいて
前記第1記録手段及び前記第2記録手段それぞれが有す
る記録剤を1つ以上組み合わせた記録剤を決定する決定
手段と、前記入力画像データと前記決定手段で決定され
た記録剤に基づいて、前記搬送手段による搬送、前記第
1記録手段及び前記第2記録手段による記録を制御する
制御手段とを備える。
記録装置は以下の構成を備える。即ち、入力画像データ
に基づいて記録媒体に階調画像を記録する記録装置であ
って、前記記録媒体を所定送り幅ずつ搬送する搬送手段
と、同系色について2種類以上の濃度の異なる複数の記
録剤を有し、前記記録媒体の搬送方向とは垂直な方向に
走査して所定幅の記録領域を記録する第1記録手段と、
前記第1記録手段が設置される位置から前記搬送方向へ
前記所定送り幅の整数倍でない位置に設置され、同系色
について2種類以上の濃度の異なる複数の記録剤を有
し、前記記録媒体の搬送方向とは垂直な方向に走査して
記録する第2記録手段と、前記記録媒体に記録する階調
画像の画素の記録に用いる記録剤を、該画素に基づいて
前記第1記録手段及び前記第2記録手段それぞれが有す
る記録剤を1つ以上組み合わせた記録剤を決定する決定
手段と、前記入力画像データと前記決定手段で決定され
た記録剤に基づいて、前記搬送手段による搬送、前記第
1記録手段及び前記第2記録手段による記録を制御する
制御手段とを備える。
【0018】また、好ましくは、前記決定手段は、前記
第1記録手段及前記第2記録手段それぞれが有する記録
剤を1つ以上組み合わせて表現可能な濃度レベルと、該
濃度レベルを表現する記録剤の組み合わせに関する情報
を記憶する記憶手段と、前記記憶手段に記憶される濃度
レベルに基づいて、前記入力画像データを多値化する多
値化手段とを備え、前記記録媒体に記録する階調画像の
画素の記録に用いる記録剤を、前記多値化手段で多値化
された入力画像データの画素の濃度レベルを表現する記
録剤の組み合わせを前記記憶手段より獲得し決定する。
第1記録手段及前記第2記録手段それぞれが有する記録
剤を1つ以上組み合わせて表現可能な濃度レベルと、該
濃度レベルを表現する記録剤の組み合わせに関する情報
を記憶する記憶手段と、前記記憶手段に記憶される濃度
レベルに基づいて、前記入力画像データを多値化する多
値化手段とを備え、前記記録媒体に記録する階調画像の
画素の記録に用いる記録剤を、前記多値化手段で多値化
された入力画像データの画素の濃度レベルを表現する記
録剤の組み合わせを前記記憶手段より獲得し決定する。
【0019】また、好ましくは、前記第1記録手段及び
前記第2記録手段は、インクを吐出して記録を行うイン
クジェット記録ヘッドである。また、好ましくは、前記
第1記録手段及び前記第2記録手段は、熱エネルギーを
利用してインクを吐出する記録ヘッドであって、インク
に与える熱エネルギー変換体を備えている。
前記第2記録手段は、インクを吐出して記録を行うイン
クジェット記録ヘッドである。また、好ましくは、前記
第1記録手段及び前記第2記録手段は、熱エネルギーを
利用してインクを吐出する記録ヘッドであって、インク
に与える熱エネルギー変換体を備えている。
【0020】上記の目的を達成するための本発明による
記録装置の制御方法は以下の構成を備える。即ち、入力
画像データに基づいて記録媒体に画像を記録する記録装
置の制御方法であって、前記記録媒体を所定送り幅ずつ
搬送する搬送工程と、前記記録媒体の搬送方向とは垂直
な方向に走査する第1記録手段によって所定幅の記録領
域を記録する第1記録工程と、前記第1記録手段が設置
される位置から前記搬送方向へ前記所定送り幅の整数倍
でない所定距離離れた位置に設置され、前記記録媒体の
搬送方向とは垂直な方向に走査する第2記録手段によっ
て記録する第2記録工程とを備える。
記録装置の制御方法は以下の構成を備える。即ち、入力
画像データに基づいて記録媒体に画像を記録する記録装
置の制御方法であって、前記記録媒体を所定送り幅ずつ
搬送する搬送工程と、前記記録媒体の搬送方向とは垂直
な方向に走査する第1記録手段によって所定幅の記録領
域を記録する第1記録工程と、前記第1記録手段が設置
される位置から前記搬送方向へ前記所定送り幅の整数倍
でない所定距離離れた位置に設置され、前記記録媒体の
搬送方向とは垂直な方向に走査する第2記録手段によっ
て記録する第2記録工程とを備える。
【0021】上記の目的を達成するための本発明による
記録装置の制御方法は以下の構成を備える。即ち、入力
画像データに基づいて記録媒体に階調画像を記録する記
録装置の制御方法であって、前記記録媒体を所定送り幅
ずつ搬送する搬送工程と、同系色について2種類以上の
濃度の異なる複数の記録剤を有し、前記記録媒体の搬送
方向とは垂直な方向に走査する第1記録手段によって所
定幅の記録領域を記録する第1記録工程と、前記第1記
録手段が設置される位置から前記搬送方向へ前記所定送
り幅の整数倍でない位置に設置され、同系色について2
種類以上の濃度の異なる複数の記録剤を有し、前記記録
媒体の搬送方向とは垂直な方向に走査する第2記録手段
によって記録する第2記録工程と、前記記録媒体に記録
する階調画像の画素の記録に用いる記録剤を、該画素に
基づいて前記第1記録手段及び前記第2記録手段それぞ
れが有する記録剤を1つ以上組み合わせた記録剤を決定
する決定工程とを備える。
記録装置の制御方法は以下の構成を備える。即ち、入力
画像データに基づいて記録媒体に階調画像を記録する記
録装置の制御方法であって、前記記録媒体を所定送り幅
ずつ搬送する搬送工程と、同系色について2種類以上の
濃度の異なる複数の記録剤を有し、前記記録媒体の搬送
方向とは垂直な方向に走査する第1記録手段によって所
定幅の記録領域を記録する第1記録工程と、前記第1記
録手段が設置される位置から前記搬送方向へ前記所定送
り幅の整数倍でない位置に設置され、同系色について2
種類以上の濃度の異なる複数の記録剤を有し、前記記録
媒体の搬送方向とは垂直な方向に走査する第2記録手段
によって記録する第2記録工程と、前記記録媒体に記録
する階調画像の画素の記録に用いる記録剤を、該画素に
基づいて前記第1記録手段及び前記第2記録手段それぞ
れが有する記録剤を1つ以上組み合わせた記録剤を決定
する決定工程とを備える。
【0022】また、好ましくは、前記決定工程は、前記
第1記録手段及前記第2記録手段それぞれが有する記録
剤を1つ以上組み合わせて表現可能な濃度レベルと、該
濃度レベルを表現する記録剤の組み合わせに関する情報
を記憶媒体に記憶する記憶工程と、前記記憶工程で記憶
媒体に記憶される濃度レベルに基づいて、前記入力画像
データを多値化する多値化工程とを備え、前記記録媒体
に記録する階調画像の画素の記録に用いる記録剤を、前
記多値化工程で多値化された入力画像データの画素の濃
度レベルを表現する記録剤の組み合わせを前記記憶工程
で記憶された記憶媒体より獲得し決定する。
第1記録手段及前記第2記録手段それぞれが有する記録
剤を1つ以上組み合わせて表現可能な濃度レベルと、該
濃度レベルを表現する記録剤の組み合わせに関する情報
を記憶媒体に記憶する記憶工程と、前記記憶工程で記憶
媒体に記憶される濃度レベルに基づいて、前記入力画像
データを多値化する多値化工程とを備え、前記記録媒体
に記録する階調画像の画素の記録に用いる記録剤を、前
記多値化工程で多値化された入力画像データの画素の濃
度レベルを表現する記録剤の組み合わせを前記記憶工程
で記憶された記憶媒体より獲得し決定する。
【0023】
【発明の実施の形態】以下、図面を参照して本発明の好
適な実施形態を詳細に説明する。 [実施形態1]まず、本発明の概要について簡単に説明
する。本発明は、n種の異なる濃度のインクから同一濃
度のインクを含む2種以上2n種以下のインクを選択し
て各画素を形成することで、画素の多値化、つまり、各
画素の階調数(画素の階調数:m)を増加させる。そし
て、この画素の階調数に基づいて入力画像データの多値
化処理、例えば、m値化誤差拡散法、m値化平均濃度保
存法、m値化ディザマトリックス法あるいはサブマトリ
ックス法等の多値化処理を行い階調画像を出力する。こ
れを実現するために、各濃度のインクに対して2つの吐
出手段(記録ヘッド)を備える。
適な実施形態を詳細に説明する。 [実施形態1]まず、本発明の概要について簡単に説明
する。本発明は、n種の異なる濃度のインクから同一濃
度のインクを含む2種以上2n種以下のインクを選択し
て各画素を形成することで、画素の多値化、つまり、各
画素の階調数(画素の階調数:m)を増加させる。そし
て、この画素の階調数に基づいて入力画像データの多値
化処理、例えば、m値化誤差拡散法、m値化平均濃度保
存法、m値化ディザマトリックス法あるいはサブマトリ
ックス法等の多値化処理を行い階調画像を出力する。こ
れを実現するために、各濃度のインクに対して2つの吐
出手段(記録ヘッド)を備える。
【0024】また、各濃度のインク(インク数n)に対
するインクカートリッジをn個分備えた2つの記録ヘッ
ドを副走査方向に対して直列状に設置し(それぞれの記
録ヘッドを記録ヘッドA、Bと呼ぶ)、各画素に対して
形成される最低2つ以上のインクドットが記録ヘッド
A、B両方から少なくとも1ドットずつ以上吐出し、か
つ記録ヘッドA、Bそれぞれの改行位置が互いに異なる
ように制御することにより、記録ヘッドの走査精度等の
問題から生じるスジ状のムラ(つなぎスジ)を相殺し低
減する。
するインクカートリッジをn個分備えた2つの記録ヘッ
ドを副走査方向に対して直列状に設置し(それぞれの記
録ヘッドを記録ヘッドA、Bと呼ぶ)、各画素に対して
形成される最低2つ以上のインクドットが記録ヘッド
A、B両方から少なくとも1ドットずつ以上吐出し、か
つ記録ヘッドA、Bそれぞれの改行位置が互いに異なる
ように制御することにより、記録ヘッドの走査精度等の
問題から生じるスジ状のムラ(つなぎスジ)を相殺し低
減する。
【0025】例えば、n種のインクを使用し、一つの画
素に対して最低2つ最大4つのインクドットを形成して
m値化する具体的な方法としては、n種のインクから2
つのインクを選ぶ組み合わせ(nC2+nC1通り)、n種
のインクから3つのインクを選ぶ組み合わせ(nC3+n
C1×n-1C1通り)、n種から4つのインクを選ぶ組み
合わせ(nC4+nC1×n-1C2+nC2通り)、及びインク
無しの合計nC2+nC1+nC3+nC1×n-1C1+nC4+n
C1×n-1C2+nC2+1通りの中から所望なm個の組み
合わせを選ぶことで実現することができる。
素に対して最低2つ最大4つのインクドットを形成して
m値化する具体的な方法としては、n種のインクから2
つのインクを選ぶ組み合わせ(nC2+nC1通り)、n種
のインクから3つのインクを選ぶ組み合わせ(nC3+n
C1×n-1C1通り)、n種から4つのインクを選ぶ組み
合わせ(nC4+nC1×n-1C2+nC2通り)、及びインク
無しの合計nC2+nC1+nC3+nC1×n-1C1+nC4+n
C1×n-1C2+nC2+1通りの中から所望なm個の組み
合わせを選ぶことで実現することができる。
【0026】尚、以下説明する実施形態1では、1画素
に対する最大インクドット数を4として説明するが、特
に、4に限ったものではなく、2〜2nまでの間で任意
に選択することができる。また、このようにして選んだ
m個の組み合わせでは、「インクなし」を除いて最低2
つのインクを使用するため、この2つ以上のインクを記
録ヘッドA、Bにそれぞれに最低1つ以上分配し、かつ
記録ヘッドA、Bの改行位置が互いに異なるようにこれ
らの記録ヘッドA、Bを配置制御することによりつなぎ
スジを低減することが可能となる。このためにも、2つ
の記録ヘッドA、Bの間隔dは、記録媒体を搬送する所
定幅をdcrとする時、d=n×dcr++α(n:任
意の正数、α:0<α<dcrとなる任意の数)と設定
する必要がある。
に対する最大インクドット数を4として説明するが、特
に、4に限ったものではなく、2〜2nまでの間で任意
に選択することができる。また、このようにして選んだ
m個の組み合わせでは、「インクなし」を除いて最低2
つのインクを使用するため、この2つ以上のインクを記
録ヘッドA、Bにそれぞれに最低1つ以上分配し、かつ
記録ヘッドA、Bの改行位置が互いに異なるようにこれ
らの記録ヘッドA、Bを配置制御することによりつなぎ
スジを低減することが可能となる。このためにも、2つ
の記録ヘッドA、Bの間隔dは、記録媒体を搬送する所
定幅をdcrとする時、d=n×dcr++α(n:任
意の正数、α:0<α<dcrとなる任意の数)と設定
する必要がある。
【0027】尚、本発明においては、濃度分解能を高く
必要とする透過画像を例に取り説明するが、特に透過画
像に限ったものではなく、反射画像にも適用すること
は、当然可能である。次に、本発明に係る実施形態1の
インクジェット方式によって記録を行うインクジェット
記録装置の構成について、図1〜図4を用いて説明す
る。
必要とする透過画像を例に取り説明するが、特に透過画
像に限ったものではなく、反射画像にも適用すること
は、当然可能である。次に、本発明に係る実施形態1の
インクジェット方式によって記録を行うインクジェット
記録装置の構成について、図1〜図4を用いて説明す
る。
【0028】尚、本発明に用いるインクジェット方式に
よる記録方法は、インクの小滴を種々の駆動原理を利用
して、ノズルより吐出して記録を行わせる従来公知のイ
ンクジェット記録方式のいずれのものにも適用可能であ
る。その代表例として、特開昭54−59936号公報
に記載されている方法で、熱エネルギーの作用を受けた
インクが急激な体積変化を生じ、この状態変化による作
用力によって、インクをノズルから吐出させるインクジ
ェット方式をあげることができる。
よる記録方法は、インクの小滴を種々の駆動原理を利用
して、ノズルより吐出して記録を行わせる従来公知のイ
ンクジェット記録方式のいずれのものにも適用可能であ
る。その代表例として、特開昭54−59936号公報
に記載されている方法で、熱エネルギーの作用を受けた
インクが急激な体積変化を生じ、この状態変化による作
用力によって、インクをノズルから吐出させるインクジ
ェット方式をあげることができる。
【0029】図1〜図3は本発明に係る実施形態1のイ
ンクジェット記録装置の主要部であるヘッドの構成例を
示す図である。ヘッド13はインクを通す溝14を有す
るガラス、セラミックスまたはプラスチック板等を、感
熱記録に用いられる発熱ヘッド15(図ではヘッドが示
されているが、これに限定されるものではない)とを接
着して得られる。発熱ヘッド15は酸化シリコン等で形
成される保護膜16、アルミニウム電極17−1,17
−2、ニクロム等で形成される発熱抵抗体層18、蓄熱
層19、アルミナ等の放熱性の良い基板20よりなって
いる。
ンクジェット記録装置の主要部であるヘッドの構成例を
示す図である。ヘッド13はインクを通す溝14を有す
るガラス、セラミックスまたはプラスチック板等を、感
熱記録に用いられる発熱ヘッド15(図ではヘッドが示
されているが、これに限定されるものではない)とを接
着して得られる。発熱ヘッド15は酸化シリコン等で形
成される保護膜16、アルミニウム電極17−1,17
−2、ニクロム等で形成される発熱抵抗体層18、蓄熱
層19、アルミナ等の放熱性の良い基板20よりなって
いる。
【0030】インク21は吐出オリフィス(微細孔)2
2まで来ており、圧力Pによりメニスカス23を形成し
ている。今、電極17−1、17−2に電気信号が加わ
ると、発熱ヘッド15のnで示される領域が急激に発熱
し、ここに接しているインク21に気泡が発生し、その
圧力でメニスカス23が突出し、インク21が吐出し、
オリフィス22より記録小滴24となり、記録媒体25
に向かって飛翔する。図3には図1に示すヘッドを多数
並べたマルチヘッド(記録ヘッド)の外観図を示す。該
マルチヘッド(記録ヘッド)は、溝14を複数有するガ
ラス板13と、図1で説明したものと同様な発熱ヘッド
15を密着して製作されている。
2まで来ており、圧力Pによりメニスカス23を形成し
ている。今、電極17−1、17−2に電気信号が加わ
ると、発熱ヘッド15のnで示される領域が急激に発熱
し、ここに接しているインク21に気泡が発生し、その
圧力でメニスカス23が突出し、インク21が吐出し、
オリフィス22より記録小滴24となり、記録媒体25
に向かって飛翔する。図3には図1に示すヘッドを多数
並べたマルチヘッド(記録ヘッド)の外観図を示す。該
マルチヘッド(記録ヘッド)は、溝14を複数有するガ
ラス板13と、図1で説明したものと同様な発熱ヘッド
15を密着して製作されている。
【0031】また、図2は、インク流路に沿ったヘッド
13の断面図であり、特に、図1のA−B線での断面図
である。尚、本発明で用いる記録ヘッドの構成は、従来
のインクジェット記録装置で一般的に用いられている記
録ヘッドの構成と同様である。次に、上記の記録ヘッド
を搭載したインクジェット記録装置の一例について、図
4を用いて説明する。
13の断面図であり、特に、図1のA−B線での断面図
である。尚、本発明で用いる記録ヘッドの構成は、従来
のインクジェット記録装置で一般的に用いられている記
録ヘッドの構成と同様である。次に、上記の記録ヘッド
を搭載したインクジェット記録装置の一例について、図
4を用いて説明する。
【0032】図4は本発明に係る実施形態1のインクジ
ェット記録装置の一例を示す図である。図4において、
41はワイピング部材としてのブレードであり、その一
端はブレード保持部材によって保持されて固定端とな
り、カンチレバーの形態をなす。ブレード41は記録ヘ
ッドにより記録領域に隣接した所に配設され、また、本
発明の場合、記録ヘッドの移動経路中に突出した形態で
保持される。42はキャップであり、ブレード41に隣
接するホームポジションに配設され、記録ヘッドの移動
方向と垂直な方向に移動してインク吐出口面と当接し、
キャッピングを行う構成を備える。更に、43はブレー
ド41に隣接して設けられるインク吸収体であり、ブレ
ード41と同様、記録ヘッドの移動経路中に突出した形
態で保持される。ブレード41、キャップ42、インク
吸収体43によってインク吐出回復部44が構成され、
ブレード41及びインク吸収体43によってインク吐出
口面に水分、塵埃等の除去が行われる。
ェット記録装置の一例を示す図である。図4において、
41はワイピング部材としてのブレードであり、その一
端はブレード保持部材によって保持されて固定端とな
り、カンチレバーの形態をなす。ブレード41は記録ヘ
ッドにより記録領域に隣接した所に配設され、また、本
発明の場合、記録ヘッドの移動経路中に突出した形態で
保持される。42はキャップであり、ブレード41に隣
接するホームポジションに配設され、記録ヘッドの移動
方向と垂直な方向に移動してインク吐出口面と当接し、
キャッピングを行う構成を備える。更に、43はブレー
ド41に隣接して設けられるインク吸収体であり、ブレ
ード41と同様、記録ヘッドの移動経路中に突出した形
態で保持される。ブレード41、キャップ42、インク
吸収体43によってインク吐出回復部44が構成され、
ブレード41及びインク吸収体43によってインク吐出
口面に水分、塵埃等の除去が行われる。
【0033】31A、31Bは吐出エネルギー発生手段
を有し、インク吐出口を配したインク吐出口面に対向す
る記録媒体にインクを吐出して記録を行う記録ヘッドで
ある。それぞれの記録ヘッド31A、31Bは、使用す
る濃淡インクの種類の数だけマルチヘッドを備えた1つ
のマルチヘッド群からそれぞれ構成されている。記録ヘ
ッド31A、31Bは、それぞれガイド軸32と摺動可
能に係合し、また、モータ33によって駆動されるベル
ト34と接続(不図示)している。これにより記録ヘッ
ド31A、31Bは、それぞれのガイド軸32に沿った
移動が可能となり、記録ヘッド31A、31Bによる記
録領域及びその隣接した領域の移動が可能となる。ま
た、各記録ヘッド31A、31Bには、複数種類のイン
クを供給する複数のインクカートリッジ群38が備えら
れている。
を有し、インク吐出口を配したインク吐出口面に対向す
る記録媒体にインクを吐出して記録を行う記録ヘッドで
ある。それぞれの記録ヘッド31A、31Bは、使用す
る濃淡インクの種類の数だけマルチヘッドを備えた1つ
のマルチヘッド群からそれぞれ構成されている。記録ヘ
ッド31A、31Bは、それぞれガイド軸32と摺動可
能に係合し、また、モータ33によって駆動されるベル
ト34と接続(不図示)している。これにより記録ヘッ
ド31A、31Bは、それぞれのガイド軸32に沿った
移動が可能となり、記録ヘッド31A、31Bによる記
録領域及びその隣接した領域の移動が可能となる。ま
た、各記録ヘッド31A、31Bには、複数種類のイン
クを供給する複数のインクカートリッジ群38が備えら
れている。
【0034】35は記録媒体を挿入するための給紙部、
36は不図示のモータにより駆動される紙送りローラで
ある。これらの構成によって、記録ヘッド31A、31
Bのそれぞれのインク吐出口面と対向する位置へ記録媒
体が給紙され、記録が進行するにつれて排紙ローラ37
を配した排紙部へ排紙される。上記構成において、記録
ヘッド31A、31Bが記録終了等でホームポジション
に戻る際、インク吐出回復部44のキャップ42は記録
ヘッド31A、31Bそれぞれの移動経路から退避して
いるが、ブレード41は移動経路中に突出している。こ
の結果、記録ヘッド31A、31Bそれぞれのインク吐
出口面がワイピングされる。尚、キャップ42が記録ヘ
ッド31A、31Bそれぞれのインク吐出口面に当接し
てキャッピングを行う場合、キャップ42は記録ヘッド
31A、31Bの移動経路中に突出するように移動す
る。
36は不図示のモータにより駆動される紙送りローラで
ある。これらの構成によって、記録ヘッド31A、31
Bのそれぞれのインク吐出口面と対向する位置へ記録媒
体が給紙され、記録が進行するにつれて排紙ローラ37
を配した排紙部へ排紙される。上記構成において、記録
ヘッド31A、31Bが記録終了等でホームポジション
に戻る際、インク吐出回復部44のキャップ42は記録
ヘッド31A、31Bそれぞれの移動経路から退避して
いるが、ブレード41は移動経路中に突出している。こ
の結果、記録ヘッド31A、31Bそれぞれのインク吐
出口面がワイピングされる。尚、キャップ42が記録ヘ
ッド31A、31Bそれぞれのインク吐出口面に当接し
てキャッピングを行う場合、キャップ42は記録ヘッド
31A、31Bの移動経路中に突出するように移動す
る。
【0035】記録ヘッド31A、31Bがホームポジシ
ョンから記録開始位置へ移動する場合、キャップ42及
びブレード41は上述したワイピング時の位置と同一の
位置にある。この結果、この移動においても記録ヘッド
31A、31Bのインク吐出口面はワイピングされる。
上述の記録ヘッド31A、31Bのホームポジションへ
の移動は、記録終了時やインク吐出回復時ばかりでな
く、記録ヘッド31A、31Bが記録のための記録領域
を移動する間に所定の間隔で記録領域に隣接したホーム
ポジションへ移動し、この移動に伴って上記ワイピング
が行われる。
ョンから記録開始位置へ移動する場合、キャップ42及
びブレード41は上述したワイピング時の位置と同一の
位置にある。この結果、この移動においても記録ヘッド
31A、31Bのインク吐出口面はワイピングされる。
上述の記録ヘッド31A、31Bのホームポジションへ
の移動は、記録終了時やインク吐出回復時ばかりでな
く、記録ヘッド31A、31Bが記録のための記録領域
を移動する間に所定の間隔で記録領域に隣接したホーム
ポジションへ移動し、この移動に伴って上記ワイピング
が行われる。
【0036】本発明では、この記録ヘッド31A、31
Bのそれぞれにおいて、マルチヘッド群を副走査方向に
対して直列に並べてある。また、これら2つの記録ヘッ
ド31A、31Bは、完全に同期をとる必要はなく、記
録媒体が間欠送りで搬送されるその間に記録が行われれ
ば良い。また、カラー化する場合には、ブラック、シア
ン、マゼンタ、イエローの濃淡インクがそれぞれ入って
いるマルチヘッド群を4色並べる。更に、インクは4色
でなく、シアン、マゼンタ、イエローの3色でも良い。
Bのそれぞれにおいて、マルチヘッド群を副走査方向に
対して直列に並べてある。また、これら2つの記録ヘッ
ド31A、31Bは、完全に同期をとる必要はなく、記
録媒体が間欠送りで搬送されるその間に記録が行われれ
ば良い。また、カラー化する場合には、ブラック、シア
ン、マゼンタ、イエローの濃淡インクがそれぞれ入って
いるマルチヘッド群を4色並べる。更に、インクは4色
でなく、シアン、マゼンタ、イエローの3色でも良い。
【0037】次に、上述のインクジェット記録装置の記
録制御を実行するための制御構成について、図5を用い
て説明する。図5は本発明に係る実施形態1のインクジ
ェット記録装置の制御回路を示すブロック図である。図
5において、1700はデータ伝送路210より記録信
号を入力するインタフェース、1701はMPU、17
02はMPU1701が実行するプリンタ制御プログラ
ムを格納するROM、1703は各種データ(上記記録
信号や記録ヘッド31A、31Bに供給される記録デー
タ等)を保存しておくDRAMである。1704は記録
ヘッド31A、31Bに対する記録データの供給制御を
行うゲートアレイ(G.A.)であり、インタフェース
1700、MPU1701、RAM1703間のデータ
転送制御も行う。以上の構成によって、装置を制御する
コントローラ部1720が構成される。
録制御を実行するための制御構成について、図5を用い
て説明する。図5は本発明に係る実施形態1のインクジ
ェット記録装置の制御回路を示すブロック図である。図
5において、1700はデータ伝送路210より記録信
号を入力するインタフェース、1701はMPU、17
02はMPU1701が実行するプリンタ制御プログラ
ムを格納するROM、1703は各種データ(上記記録
信号や記録ヘッド31A、31Bに供給される記録デー
タ等)を保存しておくDRAMである。1704は記録
ヘッド31A、31Bに対する記録データの供給制御を
行うゲートアレイ(G.A.)であり、インタフェース
1700、MPU1701、RAM1703間のデータ
転送制御も行う。以上の構成によって、装置を制御する
コントローラ部1720が構成される。
【0038】1710Aは記録ヘッドAを搬送するため
のキャリアモータ、1710Bは記録ヘッドBを搬送す
るためのキャリアモータ、1709は記録媒体搬送のた
めの搬送モータである。1705Aは記録ヘッド31A
を駆動するヘッドドライバ、1705Bは記録ヘッド3
1Bを駆動するヘッドドライバである。1706、17
07A、1707Bはそれぞれ搬送モータ1709、キ
ャリアモータ1710A、キャリアモータ1710Bを
駆動するためのモータドライバである。1711は、種
々の設定指示や登録指示を行うためのキー、メッセージ
を表示するLCD、装置の状態を表示するLEDランプ
等が備えられている操作パネルである。
のキャリアモータ、1710Bは記録ヘッドBを搬送す
るためのキャリアモータ、1709は記録媒体搬送のた
めの搬送モータである。1705Aは記録ヘッド31A
を駆動するヘッドドライバ、1705Bは記録ヘッド3
1Bを駆動するヘッドドライバである。1706、17
07A、1707Bはそれぞれ搬送モータ1709、キ
ャリアモータ1710A、キャリアモータ1710Bを
駆動するためのモータドライバである。1711は、種
々の設定指示や登録指示を行うためのキー、メッセージ
を表示するLCD、装置の状態を表示するLEDランプ
等が備えられている操作パネルである。
【0039】上記制御回路の動作を説明すると、例え
ば、ホストコンピュータよりデータ伝送路210を介し
てインタフェース1700に記録信号が入るとゲートア
レイ1704とMPU1701との間で記録信号がプリ
ント用の記録データに変換される。そして、モータドラ
イバ1706、1707A、1707Bが駆動されると
共に、ヘッドドライバ1705A、1705Bに送られ
た記録データに従って記録ヘッド31A、31Bが駆動
され、記録動作が行われる。
ば、ホストコンピュータよりデータ伝送路210を介し
てインタフェース1700に記録信号が入るとゲートア
レイ1704とMPU1701との間で記録信号がプリ
ント用の記録データに変換される。そして、モータドラ
イバ1706、1707A、1707Bが駆動されると
共に、ヘッドドライバ1705A、1705Bに送られ
た記録データに従って記録ヘッド31A、31Bが駆動
され、記録動作が行われる。
【0040】尚、MPU1701はインタフェース17
00を介してホストコンピュータとの通信処理が可能と
なっており、DRAM1703に関するメモリ情報及び
資源データ等やROM1702内のホストコンピュータ
記録情報をホストコンピュータに通知可能に構成されて
いる。また、記録ヘッド31A、31Bにインクを供給
するインクタンクのインク切れ、記録ヘッド31A、3
1B、モータ等に異常が発生した場合にも、ホストコン
ピュータにこれらの事象を通知可能となっている。
00を介してホストコンピュータとの通信処理が可能と
なっており、DRAM1703に関するメモリ情報及び
資源データ等やROM1702内のホストコンピュータ
記録情報をホストコンピュータに通知可能に構成されて
いる。また、記録ヘッド31A、31Bにインクを供給
するインクタンクのインク切れ、記録ヘッド31A、3
1B、モータ等に異常が発生した場合にも、ホストコン
ピュータにこれらの事象を通知可能となっている。
【0041】以下、白黒256階調の医療用X線透過画
像を6種類の黒の濃淡インクを使用し、かつ1つの画素
に対して2〜4つのインクドットを吐出して出力する場
合を例にとり説明する。まず、実施形態1のインクジェ
ット記録装置における記録制御の機能構成について、図
6を用いて説明する。
像を6種類の黒の濃淡インクを使用し、かつ1つの画素
に対して2〜4つのインクドットを吐出して出力する場
合を例にとり説明する。まず、実施形態1のインクジェ
ット記録装置における記録制御の機能構成について、図
6を用いて説明する。
【0042】図6は本発明に係る実施形態1のインクジ
ェット記録装置における記録制御の機能構成を示すブロ
ック図である。尚、以下、説明する機能構成は、実施形
態1では、MPU1701の処理によって実現されるも
のとするが、コントローラ1720内に専用のハードウ
ェアを設けても良い。また、ホストコンピュータにおい
て図9に示すような処理を実行し、多値化データを生成
し、これを当該インクジェット記録装置に送信するよう
にしても良い。
ェット記録装置における記録制御の機能構成を示すブロ
ック図である。尚、以下、説明する機能構成は、実施形
態1では、MPU1701の処理によって実現されるも
のとするが、コントローラ1720内に専用のハードウ
ェアを設けても良い。また、ホストコンピュータにおい
て図9に示すような処理を実行し、多値化データを生成
し、これを当該インクジェット記録装置に送信するよう
にしても良い。
【0043】図6において、1はインク濃度データ・組
み合わせデータ部であり、記録ヘッド31A、31Bで
使用するインクの種類(実施形態1では、例えば、6種
類)の組み合わせを示す組み合わせデータ及びそのとき
のインク濃度データを蓄積している。尚、インク濃度デ
ータ・組み合わせデータ部1はDRAM1703に形成
される。2は多値誤差拡散処理部であり、インク濃度デ
ータ・組み合わせデータ部1に蓄積されているインク濃
度データに基づいて、入力画像データ(256階調)を
多値誤差拡散処理を行う。実施形態1では、入力画像デ
ータを49値化する場合を例に挙げて説明するが、イン
クジェット記録装置で表現可能な階調数に応じて所望の
多値誤差拡散処理を行うことができる。また、多値誤差
拡散処理の詳細については、後述する図9のフローチャ
ートで説明する。
み合わせデータ部であり、記録ヘッド31A、31Bで
使用するインクの種類(実施形態1では、例えば、6種
類)の組み合わせを示す組み合わせデータ及びそのとき
のインク濃度データを蓄積している。尚、インク濃度デ
ータ・組み合わせデータ部1はDRAM1703に形成
される。2は多値誤差拡散処理部であり、インク濃度デ
ータ・組み合わせデータ部1に蓄積されているインク濃
度データに基づいて、入力画像データ(256階調)を
多値誤差拡散処理を行う。実施形態1では、入力画像デ
ータを49値化する場合を例に挙げて説明するが、イン
クジェット記録装置で表現可能な階調数に応じて所望の
多値誤差拡散処理を行うことができる。また、多値誤差
拡散処理の詳細については、後述する図9のフローチャ
ートで説明する。
【0044】3はデータ分配部であり、多値誤差拡散処
理部2の結果に基づいて、記録ヘッド31A、31Bに
分配すべきインクの種類を示すインク吐出制御データを
生成する。4は記録ヘッド・紙送り制御部であり、デー
タ分配部で生成されたインク吐出制御データに基づい
て、記録ヘッド31A、31Bの駆動及び記録媒体の搬
送を制御する。
理部2の結果に基づいて、記録ヘッド31A、31Bに
分配すべきインクの種類を示すインク吐出制御データを
生成する。4は記録ヘッド・紙送り制御部であり、デー
タ分配部で生成されたインク吐出制御データに基づい
て、記録ヘッド31A、31Bの駆動及び記録媒体の搬
送を制御する。
【0045】ここで、実施形態1の記録ヘッド31A、
31Bで使用するインクについて、以下の表1に示す。
表1に示されるように使用するインクは6種類であり、
濃度の高い方から順にa、b、c、d、e、fとする。
同時に、各インクa〜fの染料濃度(%)及び透過濃度
(O.D.)を示す。尚、各インクは染料及び溶媒から
なり、溶媒には、界面活性剤、保湿剤等の各種添加剤が
含まれている。これら添加剤は、記録ヘッドからの吐出
特性、記録媒体上での吸収特性とを制御するものであ
る。
31Bで使用するインクについて、以下の表1に示す。
表1に示されるように使用するインクは6種類であり、
濃度の高い方から順にa、b、c、d、e、fとする。
同時に、各インクa〜fの染料濃度(%)及び透過濃度
(O.D.)を示す。尚、各インクは染料及び溶媒から
なり、溶媒には、界面活性剤、保湿剤等の各種添加剤が
含まれている。これら添加剤は、記録ヘッドからの吐出
特性、記録媒体上での吸収特性とを制御するものであ
る。
【0046】
【表1】 これらのインクを用いて、同一画素に打ち込むインクの
種類を最大4とした場合は、6C2+6C1+6C3+6C1×
6-1C1+6C4+6C1×6-1C2+1=162通りの組み合
わせが存在する。それらの中で重複する濃度を考慮する
と、一つの画素で表すことのできる階調数は100とな
る。そして、実施形態1では、これらの階調数のうち4
9階調を使用して画像を出力する。つまり、上述したよ
うに入力画像データ(256階調)を49値化して画像
を出力する。その時の各階調(49階調)を表現するた
めのインクの種類とその組み合わせを図7に示す。図
中、No.の欄は各階調を示している。インクa〜fの欄
において、Aはそのインクを記録ヘッド31Aから吐出
することを示し、Bはそのインクを記録ヘッド31Bか
ら吐出することを示している。また、×はそのインクを
吐出しないことを示している。染料量、重ね数、O.
D.の欄は各階調を表現する染料量、1画素に重ねるイ
ンクドットの数、O.D.を示している。 また、dl
[i](i=0〜48:整数)の欄は各階調を表現する
インク濃度レベルを示している。また、th[i](i
=1〜48:整数)の欄は入力画像データを49階調の
いずれかの階調に決定するための閾値を示している。
尚、閾値は、通常、インク濃度レベルdl[k-1]とイ
ンク濃度レベルdl[k]との間の中点のインク濃度レ
ベルとして決定される。
種類を最大4とした場合は、6C2+6C1+6C3+6C1×
6-1C1+6C4+6C1×6-1C2+1=162通りの組み合
わせが存在する。それらの中で重複する濃度を考慮する
と、一つの画素で表すことのできる階調数は100とな
る。そして、実施形態1では、これらの階調数のうち4
9階調を使用して画像を出力する。つまり、上述したよ
うに入力画像データ(256階調)を49値化して画像
を出力する。その時の各階調(49階調)を表現するた
めのインクの種類とその組み合わせを図7に示す。図
中、No.の欄は各階調を示している。インクa〜fの欄
において、Aはそのインクを記録ヘッド31Aから吐出
することを示し、Bはそのインクを記録ヘッド31Bか
ら吐出することを示している。また、×はそのインクを
吐出しないことを示している。染料量、重ね数、O.
D.の欄は各階調を表現する染料量、1画素に重ねるイ
ンクドットの数、O.D.を示している。 また、dl
[i](i=0〜48:整数)の欄は各階調を表現する
インク濃度レベルを示している。また、th[i](i
=1〜48:整数)の欄は入力画像データを49階調の
いずれかの階調に決定するための閾値を示している。
尚、閾値は、通常、インク濃度レベルdl[k-1]とイ
ンク濃度レベルdl[k]との間の中点のインク濃度レ
ベルとして決定される。
【0047】ここで各階調を示すインクの種類の組み合
わせが組み合わせデータであり、その組み合わせデータ
に基づいて決定されるインク濃度レベルがインク濃度デ
ータである。続いて、記録媒体に吐出されたインクの染
料量とO.D.(透過濃度)との関係を図8に示す。図
8に示すように、染料量が多くなるにつれて、染料量と
O.D.(透過濃度)は比例関係にならなくなる。そこ
で、実施形態1では、高濃度部分での人間の視覚特性
(O.D.>2あたりから濃度分解能が落ちる)を考慮
し、高濃度部分では上述のインク濃度レベルdl[i]
の間隔を広げた設定にしてある。
わせが組み合わせデータであり、その組み合わせデータ
に基づいて決定されるインク濃度レベルがインク濃度デ
ータである。続いて、記録媒体に吐出されたインクの染
料量とO.D.(透過濃度)との関係を図8に示す。図
8に示すように、染料量が多くなるにつれて、染料量と
O.D.(透過濃度)は比例関係にならなくなる。そこ
で、実施形態1では、高濃度部分での人間の視覚特性
(O.D.>2あたりから濃度分解能が落ちる)を考慮
し、高濃度部分では上述のインク濃度レベルdl[i]
の間隔を広げた設定にしてある。
【0048】そして、実施形態1では、この49値のイ
ンク濃度レベル(dl[0]〜dl[48])と48値の
閾値( th[1]〜 th[48])を用いて、多値誤差
拡散処理部2で、入力画像データ(256階調)を49
値化する多値誤差拡散処理を行う。このように、実施形
態1の多値誤差拡散処理は、入力画像データを多値化す
るための閾値が複数、ここでは48値存在し、この点が
通常の誤差拡散処理と大きく異なる。尚、実施形態1で
は、多値誤差拡散処理を用いて入力画像データの多値化
を行っているが、これに限定されるものではない。例え
ば、多値平均濃度保存法、多値ディザマトリックス法あ
るいはサブマトリックス法等の他の多値化の方法を用い
て、入力画像データの多値化を行っても良い。
ンク濃度レベル(dl[0]〜dl[48])と48値の
閾値( th[1]〜 th[48])を用いて、多値誤差
拡散処理部2で、入力画像データ(256階調)を49
値化する多値誤差拡散処理を行う。このように、実施形
態1の多値誤差拡散処理は、入力画像データを多値化す
るための閾値が複数、ここでは48値存在し、この点が
通常の誤差拡散処理と大きく異なる。尚、実施形態1で
は、多値誤差拡散処理を用いて入力画像データの多値化
を行っているが、これに限定されるものではない。例え
ば、多値平均濃度保存法、多値ディザマトリックス法あ
るいはサブマトリックス法等の他の多値化の方法を用い
て、入力画像データの多値化を行っても良い。
【0049】次に実施形態1のインクジェット記録装置
の記録制御の手順について、図9のフローチャートを用
いて説明する。図9は本発明に係る実施形態1のインク
ジェット記録装置の記録制御の手順を示すフローチャー
トである。まず、ステップS1において、インク濃度デ
ータ・組み合わせデータ部1に、インク濃度データ、組
み合わせデータを含む記録ヘッド31A、31Bで使用
するインクに関するデータを蓄積する。
の記録制御の手順について、図9のフローチャートを用
いて説明する。図9は本発明に係る実施形態1のインク
ジェット記録装置の記録制御の手順を示すフローチャー
トである。まず、ステップS1において、インク濃度デ
ータ・組み合わせデータ部1に、インク濃度データ、組
み合わせデータを含む記録ヘッド31A、31Bで使用
するインクに関するデータを蓄積する。
【0050】次に、ステップS2において、入力画像デ
ータを入力し、入力画像データが示す各画素について多
値誤差拡散処理を行う。ここで、多値誤差拡散処理の詳
細について、図10を用いて説明する。図10は本発明
に係る実施形態1の入力画像データと多値誤差拡散処理
後に得られる49値化画像データの配置を示す模式図で
ある。即ち、入力画像データが示す各画素ごとの256
濃度データ(0{黒}〜255{透明})における画素
の配置の一部を示す図である。
ータを入力し、入力画像データが示す各画素について多
値誤差拡散処理を行う。ここで、多値誤差拡散処理の詳
細について、図10を用いて説明する。図10は本発明
に係る実施形態1の入力画像データと多値誤差拡散処理
後に得られる49値化画像データの配置を示す模式図で
ある。即ち、入力画像データが示す各画素ごとの256
濃度データ(0{黒}〜255{透明})における画素
の配置の一部を示す図である。
【0051】図10の(a)において、f(i,j)は
多値化(49値化)しようとする注目画素(i,j)の
256濃度データレベルを有する。また、破線より上の
各画素f(i−2,j−1)〜(i−1,j)は、既に
多値化(49値化)処理が終了しており、B(i,j)
は注目画素(i,j)の多値化(49値化)後の濃度デ
ータ(“0”,“18.1”,…,“251.8”,
“255”の49個の値とする)を示している。また、
注目画素(i,j)の多値化(49値化)後は、f
(i,j+1),f(i,j+2),…と順次同様の多
値化(49値化)処理を行う。
多値化(49値化)しようとする注目画素(i,j)の
256濃度データレベルを有する。また、破線より上の
各画素f(i−2,j−1)〜(i−1,j)は、既に
多値化(49値化)処理が終了しており、B(i,j)
は注目画素(i,j)の多値化(49値化)後の濃度デ
ータ(“0”,“18.1”,…,“251.8”,
“255”の49個の値とする)を示している。また、
注目画素(i,j)の多値化(49値化)後は、f
(i,j+1),f(i,j+2),…と順次同様の多
値化(49値化)処理を行う。
【0052】まず、注目画素(i,j)の256濃度デ
ータレベルf(i,j)は、閾値th[k]と比較演算
する。 th[k]≦f(i,j)<th[k+1] …(1) B(i,j)=dl[k] …(2) そして、上記(1)式を満たすkを求め、(2)式によ
り注目画素(i,j)の多値化(49値化)後の濃度デ
ータB(i,j)を決定する。
ータレベルf(i,j)は、閾値th[k]と比較演算
する。 th[k]≦f(i,j)<th[k+1] …(1) B(i,j)=dl[k] …(2) そして、上記(1)式を満たすkを求め、(2)式によ
り注目画素(i,j)の多値化(49値化)後の濃度デ
ータB(i,j)を決定する。
【0053】続いて、図10の(b)に示す誤差拡散マ
トリックスを用いて、上記の多値化処理で決定された濃
度データB(i,j)と多値化処理前の256濃度デー
タレベルf(i,j)との間に生じた誤差errを、以
下に示す(3)式によって演算する。 err=f(i,j)−dl[k] …(3) そして、演算された誤差errを、以下に示す(4)式
に従って他の画素へ拡散する。
トリックスを用いて、上記の多値化処理で決定された濃
度データB(i,j)と多値化処理前の256濃度デー
タレベルf(i,j)との間に生じた誤差errを、以
下に示す(3)式によって演算する。 err=f(i,j)−dl[k] …(3) そして、演算された誤差errを、以下に示す(4)式
に従って他の画素へ拡散する。
【0054】 f’(x,y)=f(x,y)+err×M(x−i,y−j)÷31 …(4) このように、誤差errは、図10の(b)に示すよう
な誤差拡散マトリックスの配分に従い、各画素へ拡散さ
れ、以後、この拡散された誤差を含めた値f’(i,
j)を用いて、同様に多値化(49値化)処理を行う。
な誤差拡散マトリックスの配分に従い、各画素へ拡散さ
れ、以後、この拡散された誤差を含めた値f’(i,
j)を用いて、同様に多値化(49値化)処理を行う。
【0055】ステップS3において、データ分配部3に
おいて、多値化(49値化)処理によって得られた濃度
データB(i,j)に対応する上述した図7に示した組
み合わせデータに基づいて、記録ヘッド31A、31B
に対するインク吐出制御データを生成する。例えば、濃
度データB(i,j)=111.7である場合、インク
bがそれぞれ記録ヘッド31A、31B 、インクeが
記録ヘッド31B、インクfが記録ヘッド31Aから吐
出されるように、インク吐出制御データを生成する。
おいて、多値化(49値化)処理によって得られた濃度
データB(i,j)に対応する上述した図7に示した組
み合わせデータに基づいて、記録ヘッド31A、31B
に対するインク吐出制御データを生成する。例えば、濃
度データB(i,j)=111.7である場合、インク
bがそれぞれ記録ヘッド31A、31B 、インクeが
記録ヘッド31B、インクfが記録ヘッド31Aから吐
出されるように、インク吐出制御データを生成する。
【0056】そして、ステップS4において、記録ヘッ
ド・紙送り制御部4において、インク吐出制御データに
従って、記録ヘッド31A、31Bの駆動及び記録媒体
の搬送を制御することにより階調画像が形成される。
尚、実施形態1では、360dpi相当のインクジェッ
トヘッド(64ノズルマルチヘッド、1ドットあたりの
インク吐出量40ng)を6個組み合わせたものをそれ
ぞれ記録ヘッド31A、31Bとして使用し、医療用階
調画像(透過)を出力した。また、各記録ヘッド31
A、31Bをそれぞれ2パス記録で記録を行い、2つの
記録ヘッド31A、31Bの副走査方向に対する間隔d
=n×dcr+αにおいて、α=(64ノズル幅/2)
/2とした。
ド・紙送り制御部4において、インク吐出制御データに
従って、記録ヘッド31A、31Bの駆動及び記録媒体
の搬送を制御することにより階調画像が形成される。
尚、実施形態1では、360dpi相当のインクジェッ
トヘッド(64ノズルマルチヘッド、1ドットあたりの
インク吐出量40ng)を6個組み合わせたものをそれ
ぞれ記録ヘッド31A、31Bとして使用し、医療用階
調画像(透過)を出力した。また、各記録ヘッド31
A、31Bをそれぞれ2パス記録で記録を行い、2つの
記録ヘッド31A、31Bの副走査方向に対する間隔d
=n×dcr+αにおいて、α=(64ノズル幅/2)
/2とした。
【0057】以上のような条件の下で、記録ヘッド31
A、31Bの駆動及び記録媒体の搬送の具体的な制御例
を述べると、まず、記録ヘッド31Aの記録開始位置に
記録媒体が搬送される。そして、記録ヘッド31Aに対
応するインク吐出制御データを用いて、記録媒体が記録
ヘッド31Bの記録開始位置に到達するまで記録ヘッド
31Aによる2パス記録を行う。つまり、記録媒体が記
録ヘッド31Bの記録開始位置に到達するまでは、記録
ヘッド31Bは待機しており、その待機している間の記
録ヘッド31Bに対応するインク吐出制御データは記録
ヘッド31Bの記録開始位置に記録媒体が到達するまで
遅延される。そして、記録媒体が記録ヘッド31Bの記
録開始位置に到達したら、各記録ヘッド31A、31B
に対応するインク吐出制御データを順次各記録ヘッド3
1A、31Bに供給し、各記録ヘッド31A、31Bに
よる2パス記録を行っていく。このように、各記録ヘッ
ド31A、31Bに対応するインク吐出制御データの供
給を制御することで、本発明の特徴的な構成となる記録
ヘッド31A、31Bによる2パス記録を実現する。
A、31Bの駆動及び記録媒体の搬送の具体的な制御例
を述べると、まず、記録ヘッド31Aの記録開始位置に
記録媒体が搬送される。そして、記録ヘッド31Aに対
応するインク吐出制御データを用いて、記録媒体が記録
ヘッド31Bの記録開始位置に到達するまで記録ヘッド
31Aによる2パス記録を行う。つまり、記録媒体が記
録ヘッド31Bの記録開始位置に到達するまでは、記録
ヘッド31Bは待機しており、その待機している間の記
録ヘッド31Bに対応するインク吐出制御データは記録
ヘッド31Bの記録開始位置に記録媒体が到達するまで
遅延される。そして、記録媒体が記録ヘッド31Bの記
録開始位置に到達したら、各記録ヘッド31A、31B
に対応するインク吐出制御データを順次各記録ヘッド3
1A、31Bに供給し、各記録ヘッド31A、31Bに
よる2パス記録を行っていく。このように、各記録ヘッ
ド31A、31Bに対応するインク吐出制御データの供
給を制御することで、本発明の特徴的な構成となる記録
ヘッド31A、31Bによる2パス記録を実現する。
【0058】以上説明したように、実施形態1によれ
ば、記録媒体の搬送方向(副走査方向)に複数種類の濃
淡インクを吐出できる2つの記録ヘッド31A、31B
を設け、画像を形成する際には、画素を形成するインク
ドットを各記録ヘッド31A、31Bから少なくとも1
つ以上吐出し、かつ各記録ヘッド31A、31Bの改行
位置を互いに異ならせることで、記録媒体の搬送精度等
の問題から記録画像に生じるすじ状のむらを相殺し低減
することができる。
ば、記録媒体の搬送方向(副走査方向)に複数種類の濃
淡インクを吐出できる2つの記録ヘッド31A、31B
を設け、画像を形成する際には、画素を形成するインク
ドットを各記録ヘッド31A、31Bから少なくとも1
つ以上吐出し、かつ各記録ヘッド31A、31Bの改行
位置を互いに異ならせることで、記録媒体の搬送精度等
の問題から記録画像に生じるすじ状のむらを相殺し低減
することができる。
【0059】また、記録する画像の階調数を増加させる
ために、例えば、1つの記録ヘッドに多くの種類のイン
クを吐出できる記録ヘッドを新たに作成することなく、
従来の記録ヘッドと同様の記録ヘッドを2つ上述したよ
うな構成でインクジェット記録装置に搭載するだけで記
録する画像の階調数を増加させることができる。つま
り、少なくとも新たな記録ヘッドを作成するような大幅
なコストをかけることなく、階調数の多い良好な階調画
像を得ることができる。 [実施形態2]実施形態2では、白黒4096階調の医
療用X線透過画像を実施形態1と同様に6種類の黒の濃
淡インクを使用し、かつ1つの画素に対して2〜6つの
インクドットを吐出して出力する場合を例にとり説明す
る。尚、実施形態2の記録ヘッド31A、31Bで使用
するインクについて、以下の表2に示す。
ために、例えば、1つの記録ヘッドに多くの種類のイン
クを吐出できる記録ヘッドを新たに作成することなく、
従来の記録ヘッドと同様の記録ヘッドを2つ上述したよ
うな構成でインクジェット記録装置に搭載するだけで記
録する画像の階調数を増加させることができる。つま
り、少なくとも新たな記録ヘッドを作成するような大幅
なコストをかけることなく、階調数の多い良好な階調画
像を得ることができる。 [実施形態2]実施形態2では、白黒4096階調の医
療用X線透過画像を実施形態1と同様に6種類の黒の濃
淡インクを使用し、かつ1つの画素に対して2〜6つの
インクドットを吐出して出力する場合を例にとり説明す
る。尚、実施形態2の記録ヘッド31A、31Bで使用
するインクについて、以下の表2に示す。
【0060】
【表2】 これらのインクを用いて、同一画素に打ち込むインクの
種類を最大6とした場合は、6C2+6C1+6C3+6C1×
6-1C1+6C4+6C1×6-1C2+6C2+6C5+6C1×6-1
C3+6C2×6-2C1+6C6+6C1×6-1C4+6C2×6-2C
2+6C3+1=429通りの組み合わせが存在する。そ
の中で、一つの画素で表すことのできる階調数は321
となる。そして、実施形態2では、これらの階調数のう
ち134階調を使用して画像を出力する。つまり、入力
画像データ(256階調)を134値化して画像を出力
する。その時の各階調(134階調)を表現するための
インクの種類とその組み合わせを図11〜13に示す。
図中の各欄については、図7と同様であるので、ここで
は説明を省略する。
種類を最大6とした場合は、6C2+6C1+6C3+6C1×
6-1C1+6C4+6C1×6-1C2+6C2+6C5+6C1×6-1
C3+6C2×6-2C1+6C6+6C1×6-1C4+6C2×6-2C
2+6C3+1=429通りの組み合わせが存在する。そ
の中で、一つの画素で表すことのできる階調数は321
となる。そして、実施形態2では、これらの階調数のう
ち134階調を使用して画像を出力する。つまり、入力
画像データ(256階調)を134値化して画像を出力
する。その時の各階調(134階調)を表現するための
インクの種類とその組み合わせを図11〜13に示す。
図中の各欄については、図7と同様であるので、ここで
は説明を省略する。
【0061】以上のような条件の下、実施形態1の図9
に示したフローチャートと同様の手順で画像を出力す
る。また、実施形態2における記録手順は、入力画像デ
ータを134値化する多値誤差拡散処理を行う以外は、
実施形態1と同様であるので、その詳細は省略する。
尚、実施形態2では、実施形態1と同様に、360dp
i相当のインクジェットヘッド(64ノズルマルチヘッ
ド、1ドットあたりの吐出量40ng)を6個組み合わ
せたものをそれぞれ記録ヘッド31A、31Bとして使
用し、医療用階調画像(透過)を出力した。また、4パ
ス記録で記録を行い、2つの記録ヘッド31A、31B
の副走査方向に対する間隔d=n×dcr+αにおい
て、α=(64ノズル幅/4)/2とした。
に示したフローチャートと同様の手順で画像を出力す
る。また、実施形態2における記録手順は、入力画像デ
ータを134値化する多値誤差拡散処理を行う以外は、
実施形態1と同様であるので、その詳細は省略する。
尚、実施形態2では、実施形態1と同様に、360dp
i相当のインクジェットヘッド(64ノズルマルチヘッ
ド、1ドットあたりの吐出量40ng)を6個組み合わ
せたものをそれぞれ記録ヘッド31A、31Bとして使
用し、医療用階調画像(透過)を出力した。また、4パ
ス記録で記録を行い、2つの記録ヘッド31A、31B
の副走査方向に対する間隔d=n×dcr+αにおい
て、α=(64ノズル幅/4)/2とした。
【0062】以上説明したように、実施形態2によれ
ば、記録媒体の搬送方向(副走査方向)に複数種類の濃
淡インクを吐出できる2つの記録ヘッド31A、31B
を設け、画像を形成する際には、画素を形成するインク
ドットを各記録ヘッド31A、31Bから少なくとも1
つ以上吐出し、かつ各記録ヘッド31A、31Bの改行
位置を互いに異ならせることで、記録媒体の搬送精度等
の問題から記録画像に生じるすじ状のむらを相殺し低減
することができる。
ば、記録媒体の搬送方向(副走査方向)に複数種類の濃
淡インクを吐出できる2つの記録ヘッド31A、31B
を設け、画像を形成する際には、画素を形成するインク
ドットを各記録ヘッド31A、31Bから少なくとも1
つ以上吐出し、かつ各記録ヘッド31A、31Bの改行
位置を互いに異ならせることで、記録媒体の搬送精度等
の問題から記録画像に生じるすじ状のむらを相殺し低減
することができる。
【0063】また、記録する画像の階調数を増加させる
ために、例えば、1つの記録ヘッドに多くの種類のイン
クを吐出できる記録ヘッドを新たに作成することなく、
従来の記録ヘッドと同様の記録ヘッドを2つ上述したよ
うな構成でインクジェット記録装置に搭載するだけで記
録する画像の階調数を増加させることができる。つま
り、少なくとも新たな記録ヘッドを作成するような大幅
なコストをかけることなく、階調数の多い良好な階調画
像を得ることができる。
ために、例えば、1つの記録ヘッドに多くの種類のイン
クを吐出できる記録ヘッドを新たに作成することなく、
従来の記録ヘッドと同様の記録ヘッドを2つ上述したよ
うな構成でインクジェット記録装置に搭載するだけで記
録する画像の階調数を増加させることができる。つま
り、少なくとも新たな記録ヘッドを作成するような大幅
なコストをかけることなく、階調数の多い良好な階調画
像を得ることができる。
【0064】次に、本発明の特徴となる「記録媒体の搬
送方向(副走査方向)に複数種類の濃淡インクを吐出で
きる2つの記録ヘッドを設け、画像を形成する際には、
画素を形成するインクドットを各記録ヘッドから少なく
とも1つ以上吐出し、かつ各記録ヘッドの改行位置を互
いに異ならせる」構成によって得られる効果をより明確
にするために、以下の比較形態を示す。 [比較形態1]実施形態1と同様に6種類の濃淡インク
を使用できる記録ヘッドを1つ用いて画像を形成した。
この場合、1つの画素には1つのインクのみしか打ち込
まない、即ち、1画素当り(6+1)階調を使用して、
多値誤差拡散処理を行い、白黒256階調の医療用X線
透過画像を出力した。
送方向(副走査方向)に複数種類の濃淡インクを吐出で
きる2つの記録ヘッドを設け、画像を形成する際には、
画素を形成するインクドットを各記録ヘッドから少なく
とも1つ以上吐出し、かつ各記録ヘッドの改行位置を互
いに異ならせる」構成によって得られる効果をより明確
にするために、以下の比較形態を示す。 [比較形態1]実施形態1と同様に6種類の濃淡インク
を使用できる記録ヘッドを1つ用いて画像を形成した。
この場合、1つの画素には1つのインクのみしか打ち込
まない、即ち、1画素当り(6+1)階調を使用して、
多値誤差拡散処理を行い、白黒256階調の医療用X線
透過画像を出力した。
【0065】この場合、実施形態1と比較すると、ドッ
トが目に付きやすく、かつ記録ヘッドの改行位置にすじ
状のむらが生じてしまった。 [比較形態2]実施形態1と同様に6種類の濃淡インク
を使用できる記録ヘッド2つ用い、かつ各記録ヘッドの
改行位置を同一位置で改行して画像を形成した(d=2
×dcr)。この場合、実施形態1と同様に6種類の濃
淡インクで1画素当り49階調の画像の出力を行える
が、実施形態1と比べて、記録ヘッドの改行位置にすじ
状のむらが生じてしまった。
トが目に付きやすく、かつ記録ヘッドの改行位置にすじ
状のむらが生じてしまった。 [比較形態2]実施形態1と同様に6種類の濃淡インク
を使用できる記録ヘッド2つ用い、かつ各記録ヘッドの
改行位置を同一位置で改行して画像を形成した(d=2
×dcr)。この場合、実施形態1と同様に6種類の濃
淡インクで1画素当り49階調の画像の出力を行える
が、実施形態1と比べて、記録ヘッドの改行位置にすじ
状のむらが生じてしまった。
【0066】以上、実施形態1、2に対する比較形態
1、2で示したように、本発明は、記録媒体の搬送方向
(副走査方向)に複数種類の濃淡インクを吐出できる2
つの記録ヘッドを設け、画像を形成する際には、画素を
形成するインクドットを各記録ヘッドから少なくとも1
つ以上吐出し、かつ各記録ヘッドの改行位置を互いに異
ならせることで、記録媒体の搬送精度等の問題から記録
画像に生じるすじ状のむらを相殺し低減することができ
る。
1、2で示したように、本発明は、記録媒体の搬送方向
(副走査方向)に複数種類の濃淡インクを吐出できる2
つの記録ヘッドを設け、画像を形成する際には、画素を
形成するインクドットを各記録ヘッドから少なくとも1
つ以上吐出し、かつ各記録ヘッドの改行位置を互いに異
ならせることで、記録媒体の搬送精度等の問題から記録
画像に生じるすじ状のむらを相殺し低減することができ
る。
【0067】また、記録する画像の階調数を増加させる
ために、例えば、1つの記録ヘッドに多くの種類のイン
クを吐出できる記録ヘッドを新たに作成することなく、
従来の記録ヘッドと同様の記録ヘッドを2つ上述したよ
うな構成でインクジェット記録装置に搭載するだけで記
録する画像の階調数を増加させることができる。つま
り、少なくとも新たな記録ヘッドを作成するような大幅
なコストをかけることなく、階調数の多い良好な階調画
像を得ることができる。
ために、例えば、1つの記録ヘッドに多くの種類のイン
クを吐出できる記録ヘッドを新たに作成することなく、
従来の記録ヘッドと同様の記録ヘッドを2つ上述したよ
うな構成でインクジェット記録装置に搭載するだけで記
録する画像の階調数を増加させることができる。つま
り、少なくとも新たな記録ヘッドを作成するような大幅
なコストをかけることなく、階調数の多い良好な階調画
像を得ることができる。
【0068】本実施の形態は、特にインクジェット記録
方式の中でも、インク吐出を行わせるために利用される
エネルギーとして熱エネルギーを発生する手段(例えば
電気熱変換体やレーザ光等)を備え、前記熱エネルギー
によりインクの状態変化を生起させる方式を用いれば、
記録の高密度化、高精細化が達成できる。その代表的な
構成や原理については、例えば、米国特許第47231
29号明細書、同第4740796号明細書に開示され
ている基本的な原理を用いて行うものが好ましい。この
方式はいわゆるオンデマンド型、コンティニュアス型の
いずれにも適用可能であるが、特に、オンデマンド型の
場合には、液体(インク)が保持されているシートや液
路に対応して配置されている電気熱変換体に、記録情報
に対応していて膜沸騰を越える急速な温度上昇を与える
少なくとも1つの駆動信号を印加することによって、電
気熱変換体に熱エネルギーを発生せしめ、記録ヘッドの
熱作用面に膜沸騰を生じさせて、結果的にこの駆動信号
に1対1で対応した液体(インク)内の気泡を形成でき
るので有効である。この気泡の成長、収縮により吐出用
開口を介して液体(インク)を吐出させて、少なくとも
1つの滴を形成する。この駆動信号をパルス形状にする
と、即時適切に気泡の成長収縮が行われるので、特に応
答性に優れた液体(インク)の吐出が達成でき、より好
ましい。
方式の中でも、インク吐出を行わせるために利用される
エネルギーとして熱エネルギーを発生する手段(例えば
電気熱変換体やレーザ光等)を備え、前記熱エネルギー
によりインクの状態変化を生起させる方式を用いれば、
記録の高密度化、高精細化が達成できる。その代表的な
構成や原理については、例えば、米国特許第47231
29号明細書、同第4740796号明細書に開示され
ている基本的な原理を用いて行うものが好ましい。この
方式はいわゆるオンデマンド型、コンティニュアス型の
いずれにも適用可能であるが、特に、オンデマンド型の
場合には、液体(インク)が保持されているシートや液
路に対応して配置されている電気熱変換体に、記録情報
に対応していて膜沸騰を越える急速な温度上昇を与える
少なくとも1つの駆動信号を印加することによって、電
気熱変換体に熱エネルギーを発生せしめ、記録ヘッドの
熱作用面に膜沸騰を生じさせて、結果的にこの駆動信号
に1対1で対応した液体(インク)内の気泡を形成でき
るので有効である。この気泡の成長、収縮により吐出用
開口を介して液体(インク)を吐出させて、少なくとも
1つの滴を形成する。この駆動信号をパルス形状にする
と、即時適切に気泡の成長収縮が行われるので、特に応
答性に優れた液体(インク)の吐出が達成でき、より好
ましい。
【0069】このパルス形状の駆動信号としては、米国
特許第4463359号明細書、同第4345262号
明細書に記載されているようなものが適している。な
お、上記熱作用面の温度上昇率に関する発明の米国特許
第4313124号明細書に記載されている条件を採用
すると、さらに優れた記録を行うことができる。記録ヘ
ッドの構成としては、上述の各明細書に開示されている
ような吐出口、液路、電気熱変換体の組み合わせ構成
(直線状液流路または直角液流路)の他に熱作用面が屈
曲する領域に配置されている構成を開示する米国特許第
4558333号明細書、米国特許第4459600号
明細書を用いた構成も本発明に含まれるものである。加
えて、複数の電気熱変換体に対して、共通するスロット
を電気熱変換体の吐出部とする構成を開示する特開昭5
9−123670号公報や熱エネルギーの圧力波を吸収
する開口を吐出部に対応させる構成を開示する特開昭5
9−138461号公報に基づいた構成としても良い。
特許第4463359号明細書、同第4345262号
明細書に記載されているようなものが適している。な
お、上記熱作用面の温度上昇率に関する発明の米国特許
第4313124号明細書に記載されている条件を採用
すると、さらに優れた記録を行うことができる。記録ヘ
ッドの構成としては、上述の各明細書に開示されている
ような吐出口、液路、電気熱変換体の組み合わせ構成
(直線状液流路または直角液流路)の他に熱作用面が屈
曲する領域に配置されている構成を開示する米国特許第
4558333号明細書、米国特許第4459600号
明細書を用いた構成も本発明に含まれるものである。加
えて、複数の電気熱変換体に対して、共通するスロット
を電気熱変換体の吐出部とする構成を開示する特開昭5
9−123670号公報や熱エネルギーの圧力波を吸収
する開口を吐出部に対応させる構成を開示する特開昭5
9−138461号公報に基づいた構成としても良い。
【0070】更に、記録装置が記録できる最大記録媒体
の幅に対応した長さを有するフルラインタイプの記録ヘ
ッドとしては、上述した明細書に開示されているような
複数記録ヘッドの組み合わせによってその長さを満たす
構成や、一体的に形成された1個の記録ヘッドとしての
構成のいずれでもよい。加えて、装置本体に装着される
ことで、装置本体との電気的な接続や装置本体からのイ
ンクの供給が可能になる交換自在のチップタイプの記録
ヘッド、あるいは記録ヘッド自体に一体的にインクタン
クが設けられたカートリッジタイプの記録ヘッドを用い
てもよい。
の幅に対応した長さを有するフルラインタイプの記録ヘ
ッドとしては、上述した明細書に開示されているような
複数記録ヘッドの組み合わせによってその長さを満たす
構成や、一体的に形成された1個の記録ヘッドとしての
構成のいずれでもよい。加えて、装置本体に装着される
ことで、装置本体との電気的な接続や装置本体からのイ
ンクの供給が可能になる交換自在のチップタイプの記録
ヘッド、あるいは記録ヘッド自体に一体的にインクタン
クが設けられたカートリッジタイプの記録ヘッドを用い
てもよい。
【0071】また、本実施の形態の記録装置の構成とし
て設けられる、記録ヘッドの記録動作を一層安定させる
ために、予備的な補助手段等を付加することは好まし
い。これらを具体的に挙げれば、記録ヘッドに対する加
圧あるいは吸引手段、電気熱変換体あるいはこれとは別
の加熱素子あるいはこれらの組み合わせによる予備加熱
手段等がある。更に、記録とは別の吐出を行う予備吐出
モードを備えることも安定した記録を行うために有効で
ある。
て設けられる、記録ヘッドの記録動作を一層安定させる
ために、予備的な補助手段等を付加することは好まし
い。これらを具体的に挙げれば、記録ヘッドに対する加
圧あるいは吸引手段、電気熱変換体あるいはこれとは別
の加熱素子あるいはこれらの組み合わせによる予備加熱
手段等がある。更に、記録とは別の吐出を行う予備吐出
モードを備えることも安定した記録を行うために有効で
ある。
【0072】更に、記録装置の記録モードとしては黒色
等の主流色のみの記録モードだけではなく、記録ヘッド
を一体的に構成するか複数個の組み合わせによってでも
良いが、異なる色の複色カラー、または混色によるフル
カラーの少なくとも1つを備えた装置とすることもでき
る。以上説明したように、本実施の形態においては、イ
ンクが液体であることを前提として説明しているが、室
温やそれ以下で固化するインクであっても、室温で軟化
もしくは液化するものを用いても良く、あるいはインク
ジェット方式ではインク自体を30°C以上70°C以
下の範囲内で温度調整を行ってインクの粘性を安定吐出
範囲にあるように温度制御するものが一般的であるか
ら、使用記録信号付与時にインクが液状をなすものであ
ればよい。
等の主流色のみの記録モードだけではなく、記録ヘッド
を一体的に構成するか複数個の組み合わせによってでも
良いが、異なる色の複色カラー、または混色によるフル
カラーの少なくとも1つを備えた装置とすることもでき
る。以上説明したように、本実施の形態においては、イ
ンクが液体であることを前提として説明しているが、室
温やそれ以下で固化するインクであっても、室温で軟化
もしくは液化するものを用いても良く、あるいはインク
ジェット方式ではインク自体を30°C以上70°C以
下の範囲内で温度調整を行ってインクの粘性を安定吐出
範囲にあるように温度制御するものが一般的であるか
ら、使用記録信号付与時にインクが液状をなすものであ
ればよい。
【0073】加えて、熱エネルギーによる昇温をインク
の固形状態から液体状態への状態変化のエネルギーとし
て使用せしめることで積極的に防止するため、またはイ
ンクの蒸発を防止するため、放置状態で固化し加熱によ
って液化するインクを用いても良い。いずれにしても熱
エネルギーの記録信号に応じた付与によってインクが液
化し、液状インクが吐出されるものや、記録媒体に到達
する時点では既に固化し始めるもの等のような、熱エネ
ルギーの付与によって初めて液化する性質のインクを使
用する場合も本発明は適用可能である。このような場
合、インクは特開昭54−56847号公報あるいは特
開昭60−71260号公報に記載されるような、多孔
質シート凹部または貫通孔に液状または固形物として保
持された状態で、電気熱変換体に対して対向するような
形態としてもよい。本発明においては、上述した各イン
クに対して最も有効なものは、上述した膜沸騰方式を実
行するものである。
の固形状態から液体状態への状態変化のエネルギーとし
て使用せしめることで積極的に防止するため、またはイ
ンクの蒸発を防止するため、放置状態で固化し加熱によ
って液化するインクを用いても良い。いずれにしても熱
エネルギーの記録信号に応じた付与によってインクが液
化し、液状インクが吐出されるものや、記録媒体に到達
する時点では既に固化し始めるもの等のような、熱エネ
ルギーの付与によって初めて液化する性質のインクを使
用する場合も本発明は適用可能である。このような場
合、インクは特開昭54−56847号公報あるいは特
開昭60−71260号公報に記載されるような、多孔
質シート凹部または貫通孔に液状または固形物として保
持された状態で、電気熱変換体に対して対向するような
形態としてもよい。本発明においては、上述した各イン
クに対して最も有効なものは、上述した膜沸騰方式を実
行するものである。
【0074】更に加えて、本発明に係る記録装置の形態
としては、コンピュータ等の情報処理機器の画像出力端
末として一体または別体に設けられるものの他、リーダ
等と組み合わせた複写装置、更には送受信機能を有する
ファクシミリ装置の形態を取るものであっても良い。
尚、本発明は、複数の機器(例えば、ホストコンピュー
タ、インタフェース機器、リーダ、プリンタ等)から構
成されるシステムに適用しても、一つの機器からなる装
置(例えば、複写機、ファクシミリ装置等)に適用して
もよい。
としては、コンピュータ等の情報処理機器の画像出力端
末として一体または別体に設けられるものの他、リーダ
等と組み合わせた複写装置、更には送受信機能を有する
ファクシミリ装置の形態を取るものであっても良い。
尚、本発明は、複数の機器(例えば、ホストコンピュー
タ、インタフェース機器、リーダ、プリンタ等)から構
成されるシステムに適用しても、一つの機器からなる装
置(例えば、複写機、ファクシミリ装置等)に適用して
もよい。
【0075】また、本発明の目的は、前述した実施形態
の機能を実現するソフトウェアのプログラムコードを記
録した記憶媒体を、システムあるいは装置に供給し、そ
のシステムあるいは装置のコンピュータ(またはCPU
やMPU)が記憶媒体に格納されたプログラムコードを
読出し実行することによっても、達成されることは言う
までもない。
の機能を実現するソフトウェアのプログラムコードを記
録した記憶媒体を、システムあるいは装置に供給し、そ
のシステムあるいは装置のコンピュータ(またはCPU
やMPU)が記憶媒体に格納されたプログラムコードを
読出し実行することによっても、達成されることは言う
までもない。
【0076】この場合、記憶媒体から読出されたプログ
ラムコード自体が上述した実施の形態の機能を実現する
ことになり、そのプログラムコードを記憶した記憶媒体
は本発明を構成することになる。プログラムコードを供
給するための記憶媒体としては、例えば、フロッピディ
スク、ハードディスク、光ディスク、光磁気ディスク、
CD−ROM、CD−R、磁気テープ、不揮発性のメモ
リカード、ROMなどを用いることができる。
ラムコード自体が上述した実施の形態の機能を実現する
ことになり、そのプログラムコードを記憶した記憶媒体
は本発明を構成することになる。プログラムコードを供
給するための記憶媒体としては、例えば、フロッピディ
スク、ハードディスク、光ディスク、光磁気ディスク、
CD−ROM、CD−R、磁気テープ、不揮発性のメモ
リカード、ROMなどを用いることができる。
【0077】また、コンピュータが読出したプログラム
コードを実行することにより、前述した実施形態の機能
が実現されるだけでなく、そのプログラムコードの指示
に基づき、コンピュータ上で稼働しているOS(オペレ
ーティングシステム)などが実際の処理の一部または全
部を行い、その処理によって前述した実施の形態の機能
が実現される場合も含まれることは言うまでもない。
コードを実行することにより、前述した実施形態の機能
が実現されるだけでなく、そのプログラムコードの指示
に基づき、コンピュータ上で稼働しているOS(オペレ
ーティングシステム)などが実際の処理の一部または全
部を行い、その処理によって前述した実施の形態の機能
が実現される場合も含まれることは言うまでもない。
【0078】更に、記憶媒体から読出されたプログラム
コードが、コンピュータに挿入された機能拡張ボードや
コンピュータに接続された機能拡張ユニットに備わるメ
モリに書き込まれた後、そのプログラムコードの指示に
基づき、その機能拡張ボードや機能拡張ユニットに備わ
るCPUなどが実際の処理の一部または全部を行い、そ
の処理によって前述した実施形態の機能が実現される場
合も含まれることは言うまでもない。
コードが、コンピュータに挿入された機能拡張ボードや
コンピュータに接続された機能拡張ユニットに備わるメ
モリに書き込まれた後、そのプログラムコードの指示に
基づき、その機能拡張ボードや機能拡張ユニットに備わ
るCPUなどが実際の処理の一部または全部を行い、そ
の処理によって前述した実施形態の機能が実現される場
合も含まれることは言うまでもない。
【0079】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
すじ状のむらを低減し、コストを大幅に上げることなく
良好な階調画像を記録することができる記録装置及び該
装置の制御方法を提供できる。
すじ状のむらを低減し、コストを大幅に上げることなく
良好な階調画像を記録することができる記録装置及び該
装置の制御方法を提供できる。
【図1】本発明に係る実施形態1のインクジェット記録
装置の主要部であるヘッドの構成例を示す図である。
装置の主要部であるヘッドの構成例を示す図である。
【図2】本発明に係る実施形態1のインクジェット記録
装置の主要部であるヘッドの構成例を示す図である。
装置の主要部であるヘッドの構成例を示す図である。
【図3】本発明に係る実施形態1のインクジェット記録
装置の主要部であるヘッドの構成例を示す図である。
装置の主要部であるヘッドの構成例を示す図である。
【図4】本発明に係る実施形態1のインクジェット記録
装置の一例を示す図である。
装置の一例を示す図である。
【図5】本発明に係る実施形態1のインクジェット記録
装置の制御回路を示すブロック図である。
装置の制御回路を示すブロック図である。
【図6】本発明に係る実施形態1のインクジェット記録
装置における記録制御の機能構成を示すブロック図であ
る。
装置における記録制御の機能構成を示すブロック図であ
る。
【図7】本発明に係る実施形態1のインク濃度データ、
組み合わせデータを含むインクに関するデータを示す図
である。
組み合わせデータを含むインクに関するデータを示す図
である。
【図8】本発明に係る記録媒体に吐出されたインクの染
料量とO.D.(透過濃度)との関係を示す図である。
料量とO.D.(透過濃度)との関係を示す図である。
【図9】本発明に係る実施形態1のインクジェット記録
装置の記録制御の手順を示すフローチャートである。
装置の記録制御の手順を示すフローチャートである。
【図10】本発明に係る実施形態1の入力画像データと
多値誤差拡散処理後に得られる49値化画像データの配
置を示す模式図である。
多値誤差拡散処理後に得られる49値化画像データの配
置を示す模式図である。
【図11】本発明に係る実施形態2のインク濃度デー
タ、組み合わせデータを含むインクに関するデータを示
す図である。
タ、組み合わせデータを含むインクに関するデータを示
す図である。
【図12】本発明に係る実施形態2のインク濃度デー
タ、組み合わせデータを含むインクに関するデータを示
す図である。
タ、組み合わせデータを含むインクに関するデータを示
す図である。
【図13】本発明に係る実施形態2のインク濃度デー
タ、組み合わせデータを含むインクに関するデータを示
す図である。
タ、組み合わせデータを含むインクに関するデータを示
す図である。
【図14】従来の濃度振り分けテーブルを示す図であ
る。
る。
1 インク濃度データ・組み合わせデータ部 2 多値誤差拡散処理部 3 データ分配部 4 記録ヘッド・紙送り制御部 13 ヘッド 14 溝 15 発熱ヘッド 16 保護膜 17 電極 18 発熱抵抗層 19 蓄熱層 20 放熱性基板 21 インク 22 オリフィス 23 メニスカス 24 記録小滴 25 記録媒体 31A、31B 記録ヘッド 32 ガイド軸 33 キャリッジ駆動モータ 34 駆動ベルト 35 給紙部 36 紙送りモータ 37 排紙ローラ 38 インクカートリッジ 41 ブレード 42 キャップ 43 インク吸収体 44 吐出回復部
フロントページの続き (72)発明者 毛利 明広 東京都大田区下丸子3丁目30番2号 キヤ ノン株式会社内 (72)発明者 鹿目 修 東京都大田区下丸子3丁目30番2号 キヤ ノン株式会社内 (72)発明者 江口 岳夫 東京都大田区下丸子3丁目30番2号 キヤ ノン株式会社内 (72)発明者 柴田 烈 東京都大田区下丸子3丁目30番2号 キヤ ノン株式会社内
Claims (14)
- 【請求項1】 入力画像データに基づいて記録媒体に画
像を記録する記録装置であって、 前記記録媒体を所定送り幅ずつ搬送する搬送手段と、 前記記録媒体の搬送方向とは垂直な方向に走査して所定
幅の記録領域を記録する第1記録手段と、 前記第1記録手段が設置される位置から前記搬送方向へ
前記所定送り幅の整数倍でない所定距離離れた位置に設
置され、前記記録媒体の搬送方向とは垂直な方向に走査
して記録する第2記録手段と、 前記入力画像データに基づいて、前記搬送手段による搬
送、前記第1記録手段及び前記第2記録手段による記録
を制御する制御手段とを備えることを特徴とする記録装
置。 - 【請求項2】 前記第1記録手段及び前記第2記録手段
は、インクを吐出して記録を行うインクジェット記録ヘ
ッドであることを特徴とする請求項1に記載の記録装
置。 - 【請求項3】 前記第1記録手段及び前記第2記録手段
は、熱エネルギーを利用してインクを吐出する記録ヘッ
ドであって、インクに与える熱エネルギー変換体を備え
ていることを特徴とする請求項1に記載の記録装置。 - 【請求項4】 入力画像データに基づいて記録媒体に階
調画像を記録する記録装置であって、 前記記録媒体を所定送り幅ずつ搬送する搬送手段と、 同系色について2種類以上の濃度の異なる複数の記録剤
を有し、前記記録媒体の搬送方向とは垂直な方向に走査
して所定幅の記録領域を記録する第1記録手段と、 前記第1記録手段が設置される位置から前記搬送方向へ
前記所定送り幅の整数倍でない位置に設置され、同系色
について2種類以上の濃度の異なる複数の記録剤を有
し、前記記録媒体の搬送方向とは垂直な方向に走査して
記録する第2記録手段と、 前記記録媒体に記録する階調画像の画素の記録に用いる
記録剤を、該画素に基づいて前記第1記録手段及び前記
第2記録手段それぞれが有する記録剤を1つ以上組み合
わせ決定する決定手段と、 前記入力画像データと前記決定手段で決定された記録剤
に基づいて、前記搬送手段による搬送、前記第1記録手
段及び前記第2記録手段による記録を制御する制御手段
とを備えることを特徴とする記録装置。 - 【請求項5】 前記決定手段は、前記第1記録手段及前
記第2記録手段それぞれが有する記録剤を1つ以上組み
合わせて表現可能な濃度レベルと、該濃度レベルを表現
する記録剤の組み合わせに関する情報を記憶する記憶手
段と、 前記記憶手段に記憶される濃度レベルに基づいて、前記
入力画像データを多値化する多値化手段とを備え、 前記記録媒体に記録する階調画像の画素の記録に用いる
記録剤を、前記多値化手段で多値化された入力画像デー
タの画素の濃度レベルを表現する記録剤の組み合わせを
前記記憶手段より獲得し決定することを特徴とする請求
項4に記載の記録装置。 - 【請求項6】 前記第1記録手段及び前記第2記録手段
は、インクを吐出して記録を行うインクジェット記録ヘ
ッドであることを特徴とする請求項4に記載の記録装
置。 - 【請求項7】 前記第1記録手段及び前記第2記録手段
は、熱エネルギーを利用してインクを吐出する記録ヘッ
ドであって、インクに与える熱エネルギー変換体を備え
ていることを特徴とする請求項4に記載の記録装置。 - 【請求項8】 入力画像データに基づいて記録媒体に画
像を記録する記録装置の制御方法であって、 前記記録媒体を所定送り幅ずつ搬送する搬送工程と、 前記記録媒体の搬送方向とは垂直な方向に走査する第1
記録手段によって所定幅の記録領域を記録する第1記録
工程と、 前記第1記録手段が設置される位置から前記搬送方向へ
前記所定送り幅の整数倍でない所定距離離れた位置に設
置され、前記記録媒体の搬送方向とは垂直な方向に走査
する第2記録手段によって記録する第2記録工程とを備
えることを特徴とする記録装置の制御方法。 - 【請求項9】 前記第1記録手段及び前記第2記録手段
は、インクを吐出して記録を行うインクジェット記録ヘ
ッドであることを特徴とする請求項8に記載の記録装置
の制御方法。 - 【請求項10】 前記第1記録手段及び前記第2記録手
段は、熱エネルギーを利用してインクを吐出する記録ヘ
ッドであって、インクに与える熱エネルギー変換体を備
えていることを特徴とする請求項8に記載の記録装置の
制御方法。 - 【請求項11】 入力画像データに基づいて記録媒体に
階調画像を記録する記録装置の制御方法であって、 前記記録媒体を所定送り幅ずつ搬送する搬送工程と、 同系色について2種類以上の濃度の異なる複数の記録剤
を有し、前記記録媒体の搬送方向とは垂直な方向に走査
する第1記録手段によって所定幅の記録領域を記録する
第1記録工程と、 前記第1記録手段が設置される位置から前記搬送方向へ
前記所定送り幅の整数倍でない位置に設置され、同系色
について2種類以上の濃度の異なる複数の記録剤を有
し、前記記録媒体の搬送方向とは垂直な方向に走査する
第2記録手段によって記録する第2記録工程と、 前記記録媒体に記録する階調画像の画素の記録に用いる
記録剤を、該画素に基づいて前記第1記録手段及び前記
第2記録手段それぞれが有する記録剤を1つ以上組み合
わせ決定する決定工程とを備えることを特徴とする記録
装置の制御方法。 - 【請求項12】 前記決定工程は、前記第1記録手段及
前記第2記録手段それぞれが有する記録剤を1つ以上組
み合わせて表現可能な濃度レベルと、該濃度レベルを表
現する記録剤の組み合わせに関する情報を記憶媒体に記
憶する記憶工程と、 前記記憶工程で記憶媒体に記憶される濃度レベルに基づ
いて、前記入力画像データを多値化する多値化工程とを
備え、 前記記録媒体に記録する階調画像の画素の記録に用いる
記録剤を、前記多値化工程で多値化された入力画像デー
タの画素の濃度レベルを表現する記録剤の組み合わせを
前記記憶工程で記憶された記憶媒体より獲得し決定する
ことを特徴とする請求項11に記載の記録装置の制御方
法。 - 【請求項13】 前記第1記録手段及び前記第2記録手
段は、インクを吐出して記録を行うインクジェット記録
ヘッドであることを特徴とする請求項11に記載の記録
装置の制御方法。 - 【請求項14】 前記第1記録手段及び前記第2記録手
段は、熱エネルギーを利用してインクを吐出する記録ヘ
ッドであって、インクに与える熱エネルギー変換体を備
えていることを特徴とする請求項11に記載の記録装置
の制御方法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP27942696A JPH10119362A (ja) | 1996-10-22 | 1996-10-22 | 記録装置及び該装置の制御方法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP27942696A JPH10119362A (ja) | 1996-10-22 | 1996-10-22 | 記録装置及び該装置の制御方法 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH10119362A true JPH10119362A (ja) | 1998-05-12 |
Family
ID=17610919
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP27942696A Withdrawn JPH10119362A (ja) | 1996-10-22 | 1996-10-22 | 記録装置及び該装置の制御方法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH10119362A (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| CN116945789A (zh) * | 2023-07-14 | 2023-10-27 | 浙江欣旺达电子有限公司 | 喷印方法及电池 |
-
1996
- 1996-10-22 JP JP27942696A patent/JPH10119362A/ja not_active Withdrawn
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| CN116945789A (zh) * | 2023-07-14 | 2023-10-27 | 浙江欣旺达电子有限公司 | 喷印方法及电池 |
Similar Documents
| Publication | Publication Date | Title |
|---|---|---|
| JP3397662B2 (ja) | 記録装置及び該装置の制御方法 | |
| JP4018286B2 (ja) | インクジェット記録方法及び装置及び記録システム | |
| US7316464B2 (en) | Ink jet print apparatus and ink jet print method | |
| US7438374B2 (en) | Inkjet printing apparatus, printing control method for inkjet printing apparatus, program, and storage medium | |
| JPH0946522A (ja) | 画像処理方法、プリント装置および表示装置 | |
| US6942310B2 (en) | Ink-jet printing method and apparatus | |
| JP2005246641A (ja) | 記録装置及びその制御方法、プログラム | |
| US7185964B2 (en) | Printing method and printing apparatus | |
| JPH10329343A (ja) | インクジェット記録方法及び装置 | |
| JPH11240208A (ja) | 記録装置及び記録方法 | |
| US6443548B1 (en) | Printing apparatus and method for printing using a plurality of inks having different densities | |
| US6979068B2 (en) | Printing apparatus and control method thereof | |
| JPH10211693A (ja) | プリント装置およびプリント方法 | |
| JP4424726B2 (ja) | インクジェット記録装置およびインクジェット記録方法 | |
| JPH1170645A (ja) | 画像記録装置およびその記録方法 | |
| JPH06255132A (ja) | インクジェット記録装置 | |
| JPH10119362A (ja) | 記録装置及び該装置の制御方法 | |
| JP4392911B2 (ja) | 記録装置および選択装置 | |
| JP2001088328A (ja) | 記録方法および記録装置 | |
| JP2001096768A (ja) | インクジェット記録装置およびインクジェット記録方法 | |
| JP3780120B2 (ja) | 記録方法及び記録装置 | |
| JP2002103652A (ja) | 記録装置、記録方法および記憶媒体 | |
| JPH111006A (ja) | 記録装置及び記録方法 | |
| JP3387764B2 (ja) | インクジェット記録装置およびインクジェット記録方法 | |
| JP3513341B2 (ja) | 記録装置及び記録方法 |
Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| A300 | Withdrawal of application because of no request for examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300 Effective date: 20040106 |