JPH101194A - 計量投入バルブ及び計量投入方法 - Google Patents
計量投入バルブ及び計量投入方法Info
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- JPH101194A JPH101194A JP8152489A JP15248996A JPH101194A JP H101194 A JPH101194 A JP H101194A JP 8152489 A JP8152489 A JP 8152489A JP 15248996 A JP15248996 A JP 15248996A JP H101194 A JPH101194 A JP H101194A
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- inner cylinder
- valve
- drum
- container
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Abstract
(57)【要約】 (修正有)
【課題】 ドラム缶などに充填された流体を他の容器に
投入するバルブであって、息継ぎ、ノズルの位置決定、
計量精度、作業環境改善が図れる計量バルブの提供にあ
る。 【解決手段】 流体を充填した容器90の排出口に固定
しその容器内の液体を外部に抜き出すバルブであって、
内筒30および外筒20からなる同軸二重管であり、当
該外筒の外側面に前記容器に固定する固定手段を有し、
内筒は外筒内に遊動自在に差し込まれ、内筒の一端は開
放され、その他端は閉じられており、内筒側面にその閉
じられた一端から順に流出開口36と空気孔44とが設
けられ、内筒内に内筒開放口38を超えて突出する空気
息継ぎ管46を有し、空気息継ぎ管46の一端は開放さ
れており、他端は内筒の空気孔44と気密に連通した計
量投入バルブ。
投入するバルブであって、息継ぎ、ノズルの位置決定、
計量精度、作業環境改善が図れる計量バルブの提供にあ
る。 【解決手段】 流体を充填した容器90の排出口に固定
しその容器内の液体を外部に抜き出すバルブであって、
内筒30および外筒20からなる同軸二重管であり、当
該外筒の外側面に前記容器に固定する固定手段を有し、
内筒は外筒内に遊動自在に差し込まれ、内筒の一端は開
放され、その他端は閉じられており、内筒側面にその閉
じられた一端から順に流出開口36と空気孔44とが設
けられ、内筒内に内筒開放口38を超えて突出する空気
息継ぎ管46を有し、空気息継ぎ管46の一端は開放さ
れており、他端は内筒の空気孔44と気密に連通した計
量投入バルブ。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、ドラム缶などに充
填された流体を他の容器に投入するバルブに関する。
填された流体を他の容器に投入するバルブに関する。
【0002】
【従来の技術】従来の少品種多量生産方式においては、
タンクから各種流体を配管により反応槽、混合槽などの
タンクに供給する方法が一般的であった。しかし、消費
者ニーズの多様化に応じるためには、多品種少量、変種
変量生産方式へ移行せざるを得なくなってきている。こ
の場合、従来の配管による移送手段では配管の本数が原
料の種類分必要となり現実的でない。このため、移動槽
による生産方式が、いわゆるパイプレスプラントとして
提唱されている。
タンクから各種流体を配管により反応槽、混合槽などの
タンクに供給する方法が一般的であった。しかし、消費
者ニーズの多様化に応じるためには、多品種少量、変種
変量生産方式へ移行せざるを得なくなってきている。こ
の場合、従来の配管による移送手段では配管の本数が原
料の種類分必要となり現実的でない。このため、移動槽
による生産方式が、いわゆるパイプレスプラントとして
提唱されている。
【0003】パイプレスプラントでの原料仕込みには、
仕込みステーションにタンクが移動して行われる。この
場合、配管を経由して供給される多量の原料に加えて、
多品種の原料や添加剤などの多くはドラム缶やペール缶
などの原料容器より供給されている。これらの原料容器
からタンクへ流体を投入する場合、転倒機などの補助具
と秤を使って人手によって計量する方法がとられる。こ
の方法では、作業者の熟練度、体調などの不確定要素に
起因する計量精度のばらつきを起こしやすく、レシピ通
りの一定の製品を作ることを困難にしている。さらに、
重い原料容器の移動や投入の際に、作業者の体にかかる
負担、危険なども危惧される。また、自動で計量しなが
ら投入する装置も各種提案されているが、コストの面、
付随して使用するノズルや場合によっては漏斗の洗浄作
業による負担増の点などでそれぞれ問題があった。
仕込みステーションにタンクが移動して行われる。この
場合、配管を経由して供給される多量の原料に加えて、
多品種の原料や添加剤などの多くはドラム缶やペール缶
などの原料容器より供給されている。これらの原料容器
からタンクへ流体を投入する場合、転倒機などの補助具
と秤を使って人手によって計量する方法がとられる。こ
の方法では、作業者の熟練度、体調などの不確定要素に
起因する計量精度のばらつきを起こしやすく、レシピ通
りの一定の製品を作ることを困難にしている。さらに、
重い原料容器の移動や投入の際に、作業者の体にかかる
負担、危険なども危惧される。また、自動で計量しなが
ら投入する装置も各種提案されているが、コストの面、
付随して使用するノズルや場合によっては漏斗の洗浄作
業による負担増の点などでそれぞれ問題があった。
【0004】そこで、原料容器に充填されている流体を
いかに効率よく安全に、また高い計量精度で反応槽、混
合槽などのタンクに投入するかが近年の課題となってい
た。以下は、自動計量投入装置の場合について詳しく考
察するが、人手投入の場合でも問題としては同様のこと
がいえる。
いかに効率よく安全に、また高い計量精度で反応槽、混
合槽などのタンクに投入するかが近年の課題となってい
た。以下は、自動計量投入装置の場合について詳しく考
察するが、人手投入の場合でも問題としては同様のこと
がいえる。
【0005】従来提案されているドラム缶計量投入装置
(たとえば、特開平5−1941、特開平6−2418
71、特開平3−200629等)は、ドラム缶を把持
して持ち上げ、ドラム缶の底を上げるようにして、排出
口を下げるように傾けながら転倒させる方式が多い。し
かしながら、この場合に種々の問題点が挙げられる。第
一の大きな課題は、ドラム缶の姿勢の調整に関わる問題
である。まず、投入を続ける間にドラム缶内の残量も変
化するので、転倒角度を変化させ、それによって排出口
の位置の変化があり、排出口と受け容器との相対位置の
調整が都度必要になる。具体的には、ドラム缶の位置、
もしくは受け容器の位置を前後に移動させ、またドラム
缶を転倒させる際の回転軸を変更し、流体の落下地点を
狭めるように工夫がなされている。このような姿勢の調
整とドラム缶と受け容器間の位置関係の調整を、ドラム
缶の残量を計測しながら予め設定したプログラムによっ
て制御することになる。すなわち、計量設定値に近くな
ったときに、ドラム缶を転倒させる速度を落とすなどし
て、流れ出る量を少なくして調整をやりやすくする必要
がある。さらに、液の粘度などによってもその都度プロ
グラムの変更が必要であった。ちなみに、手動の場合に
は、これらの姿勢の調整、位置調整に対応するために、
作業員の熟練した技術が必要で、前述したように作業員
の熟練度に応じて計量精度のばらつきがでるという問題
点があった。これとともに、作業員が監視のために拘束
されてしまうことになり、その間全量投入を除いては他
の作業にかかれない状況であった。
(たとえば、特開平5−1941、特開平6−2418
71、特開平3−200629等)は、ドラム缶を把持
して持ち上げ、ドラム缶の底を上げるようにして、排出
口を下げるように傾けながら転倒させる方式が多い。し
かしながら、この場合に種々の問題点が挙げられる。第
一の大きな課題は、ドラム缶の姿勢の調整に関わる問題
である。まず、投入を続ける間にドラム缶内の残量も変
化するので、転倒角度を変化させ、それによって排出口
の位置の変化があり、排出口と受け容器との相対位置の
調整が都度必要になる。具体的には、ドラム缶の位置、
もしくは受け容器の位置を前後に移動させ、またドラム
缶を転倒させる際の回転軸を変更し、流体の落下地点を
狭めるように工夫がなされている。このような姿勢の調
整とドラム缶と受け容器間の位置関係の調整を、ドラム
缶の残量を計測しながら予め設定したプログラムによっ
て制御することになる。すなわち、計量設定値に近くな
ったときに、ドラム缶を転倒させる速度を落とすなどし
て、流れ出る量を少なくして調整をやりやすくする必要
がある。さらに、液の粘度などによってもその都度プロ
グラムの変更が必要であった。ちなみに、手動の場合に
は、これらの姿勢の調整、位置調整に対応するために、
作業員の熟練した技術が必要で、前述したように作業員
の熟練度に応じて計量精度のばらつきがでるという問題
点があった。これとともに、作業員が監視のために拘束
されてしまうことになり、その間全量投入を除いては他
の作業にかかれない状況であった。
【0006】一方、このような相対位置を調整する煩雑
さをさけるために、即ち、排出口の位置変化による流出
向きなどの変動を調節することを少なくするために、受
け容器側に大きな漏斗を差し込む方法を採用する場合が
ある。この場合には、製品切り替え時毎に漏斗内面を洗
浄する必要があり、付随的な作業が生じることに問題が
あった。もしくは、なるべく洗浄の手間を省くため、最
後に洗える共液で洗い流すなど、投入する順番を予め原
料種類に応じて決めるというような手続きが必要であっ
た。漏斗を取り付ける作業をなくすためには、受け容器
の口径を容器胴径と同一の開放型受け容器とするか、も
しくは受け容器のノズル径を大きくする方法が用いられ
ている。この方法では、受け容器の形状を限定すること
になる。
さをさけるために、即ち、排出口の位置変化による流出
向きなどの変動を調節することを少なくするために、受
け容器側に大きな漏斗を差し込む方法を採用する場合が
ある。この場合には、製品切り替え時毎に漏斗内面を洗
浄する必要があり、付随的な作業が生じることに問題が
あった。もしくは、なるべく洗浄の手間を省くため、最
後に洗える共液で洗い流すなど、投入する順番を予め原
料種類に応じて決めるというような手続きが必要であっ
た。漏斗を取り付ける作業をなくすためには、受け容器
の口径を容器胴径と同一の開放型受け容器とするか、も
しくは受け容器のノズル径を大きくする方法が用いられ
ている。この方法では、受け容器の形状を限定すること
になる。
【0007】第二の課題は、息継ぎの問題である。ドラ
ム缶などの密封容器から内部に封入されている流体を排
出する場合には、排出される液の流れに抗して空気が密
閉容器に入る、いわゆる息継ぎ現象がみられる。この現
象が生じると液の流れが間欠的になり、さらに液柱の振
動、ドラム缶自体の振動が発生する。このため、計量の
精度が悪くなる。この現象を無くし、空気流入を円滑に
行わせるために、ドラム缶の転倒をゆっくり行うか、空
気口栓を弛めるか外すかが実際には行われている。この
空気口栓作業自体は後述するノズルを取り付けるために
排出口を開栓する際に付随して行われている。
ム缶などの密封容器から内部に封入されている流体を排
出する場合には、排出される液の流れに抗して空気が密
閉容器に入る、いわゆる息継ぎ現象がみられる。この現
象が生じると液の流れが間欠的になり、さらに液柱の振
動、ドラム缶自体の振動が発生する。このため、計量の
精度が悪くなる。この現象を無くし、空気流入を円滑に
行わせるために、ドラム缶の転倒をゆっくり行うか、空
気口栓を弛めるか外すかが実際には行われている。この
空気口栓作業自体は後述するノズルを取り付けるために
排出口を開栓する際に付随して行われている。
【0008】第三の大きな課題は、排出口に一般に取り
付けられているバルブやノズルについてである。自動投
入装置においては、多くの場合、ドラム缶排出口にエル
ボー状のノズルを付けることが行われている。このノズ
ルは空気口栓を弛めるか取り外すときに、投入方向をふ
まえてねじこみやクランプなどで人手によって取り付け
られる。すなわち、エルボーの口がドラム缶の外側に向
くように取り付けられる。その後に、コンベアなどに載
せられて、投入転倒位置まで搬送される。転倒装置のあ
るステーションでは、このノズル位置がどこにあるかを
センサーなどを利用して検出し、位置割り出し機構、位
置調整機構を用いて、その位置(向き)を受け容器側の
受け口と合わせることが行われている。この機構は、具
体的にはドラム缶を回転させることによって行われてお
り、前述したように、いろいろな方式が提案されている
が、コストが割高になるのは不可避的である。一方、手
動による投入装置の場合、排出口にシャットバルブを付
けて転倒させることがある。この場合でも、バルブを取
り付ける際に排出口の向きをあらかじめ考えて取り付け
る手間と注意が必要であった。
付けられているバルブやノズルについてである。自動投
入装置においては、多くの場合、ドラム缶排出口にエル
ボー状のノズルを付けることが行われている。このノズ
ルは空気口栓を弛めるか取り外すときに、投入方向をふ
まえてねじこみやクランプなどで人手によって取り付け
られる。すなわち、エルボーの口がドラム缶の外側に向
くように取り付けられる。その後に、コンベアなどに載
せられて、投入転倒位置まで搬送される。転倒装置のあ
るステーションでは、このノズル位置がどこにあるかを
センサーなどを利用して検出し、位置割り出し機構、位
置調整機構を用いて、その位置(向き)を受け容器側の
受け口と合わせることが行われている。この機構は、具
体的にはドラム缶を回転させることによって行われてお
り、前述したように、いろいろな方式が提案されている
が、コストが割高になるのは不可避的である。一方、手
動による投入装置の場合、排出口にシャットバルブを付
けて転倒させることがある。この場合でも、バルブを取
り付ける際に排出口の向きをあらかじめ考えて取り付け
る手間と注意が必要であった。
【0009】第四の問題点は、計量に関する。計量投入
のためには一般的にはロードセルが用いられる。このロ
ードセルは、計量精度を良くするために、複数個(自動
計量投入装置の場合には通常4ケ)必要とする。ドラム
缶転倒により重心位置が移動したとしても、井桁上の計
量台の範囲に押さえ込むためである。これらの複数個の
ロードセルから得られる読み値を演算してドラム缶内の
総重量を知るようになっている。このようにロードセル
を複数個設けることによってコスト高となるのはもちろ
んであるが、それぞれの計量値から演算するための回路
も付随して必要になっている。また、排出口の先端に付
くノズルは開放形であるために投入速度の調整は、転倒
装置全体の重量を測りながら傾き角度を制御する方式を
とっていたため、投入終了間際で開口調整などで速度を
変える二段階制御による流量制御が難しかった。このた
め、所定の精度を得るためには高度な制御ソフトを要し
ていた。
のためには一般的にはロードセルが用いられる。このロ
ードセルは、計量精度を良くするために、複数個(自動
計量投入装置の場合には通常4ケ)必要とする。ドラム
缶転倒により重心位置が移動したとしても、井桁上の計
量台の範囲に押さえ込むためである。これらの複数個の
ロードセルから得られる読み値を演算してドラム缶内の
総重量を知るようになっている。このようにロードセル
を複数個設けることによってコスト高となるのはもちろ
んであるが、それぞれの計量値から演算するための回路
も付随して必要になっている。また、排出口の先端に付
くノズルは開放形であるために投入速度の調整は、転倒
装置全体の重量を測りながら傾き角度を制御する方式を
とっていたため、投入終了間際で開口調整などで速度を
変える二段階制御による流量制御が難しかった。このた
め、所定の精度を得るためには高度な制御ソフトを要し
ていた。
【0010】さらに第五の問題点としては、作業環境に
関係する。ドラム缶を転倒させて投入する場合、特に満
液状態の場合には、投入の初期において流体の飛散が大
きく、装置全体、受け容器、またその周辺を汚すという
問題点があった。この飛散の問題は、ロスインウエイト
方式による計量にも悪影響を及ぼしていた。
関係する。ドラム缶を転倒させて投入する場合、特に満
液状態の場合には、投入の初期において流体の飛散が大
きく、装置全体、受け容器、またその周辺を汚すという
問題点があった。この飛散の問題は、ロスインウエイト
方式による計量にも悪影響を及ぼしていた。
【0011】以上を整理すると、 1.ドラム缶を転倒しながら投入するという方法に起因
する問題がある。 2.息継ぎの現象を緩和するか、なくすことが計量精度
の点からも望まれる。 3.ノズルを取り付けたとしても、ノズル割り出し機構
など付属する設備がコスト高を招く。 4.計量精度が許容される範囲でロードセルの数を少な
くすることが望まれる。 5.作業環境を改善することが望まれる。
する問題がある。 2.息継ぎの現象を緩和するか、なくすことが計量精度
の点からも望まれる。 3.ノズルを取り付けたとしても、ノズル割り出し機構
など付属する設備がコスト高を招く。 4.計量精度が許容される範囲でロードセルの数を少な
くすることが望まれる。 5.作業環境を改善することが望まれる。
【0012】
【発明が解決しようとする課題】本発明は従来技術の有
する上記問題点を解決し、流体が充填されているドラム
缶などの原料容器から受け容器に高精度で計量投入する
自動計量投入装置を実現させるためのバルブの提供とそ
のバルブを用いた計量方法の提供にある。
する上記問題点を解決し、流体が充填されているドラム
缶などの原料容器から受け容器に高精度で計量投入する
自動計量投入装置を実現させるためのバルブの提供とそ
のバルブを用いた計量方法の提供にある。
【0013】
【課題を解決するための手段】本発明は、 1.流体を充填した容器の排出口に固定してその容器内
の液体を外部に抜き出すバルブであって、内筒および外
筒からなる同軸二重管および該内筒内に設けられた空気
息継ぎ管よりなり、該外筒の外側面には前記容器の排出
口に密着固定する固定手段を有し、該内筒は外筒内に密
着しながら遊動自在に差し込まれ、内筒の一端は開放さ
れ、他端は閉じられ、内筒側面にはその閉じられた一端
から開放された一端に向って順に流出開口と空気孔とが
設けられ、該空気息継ぎ管は一端は内筒開口を超えて突
出した開口であり、他の一端は閉じられていて前記内筒
の流出開口と空気孔の間に位置し、側面には空気孔を有
し、この空気孔と前記内筒の空気孔とは気密に連通して
いることを特徴とする計量投入バルブ。 2.前記閉じられた内筒の一端に、内筒を外筒内でスラ
イドさせる駆動装置への接続手段を設けたことを特徴と
する前記1に記載の計量投入バルブおよび 3.流体を充填した容器の抜き出し口に、前記1又は2
に記載の計量投入バルブをその内筒の開放された一端が
容器内部に挿入された状態で、その外筒外側面に設けた
固定手段で密着固定し、ついで前記流体を充填した容器
を転倒させ、前記固定したバルブの内筒を外筒から大気
側に引き出し、その引き出し長さを調整して容器内の流
体の流出速度を調整することを特徴とする計量投入方法
である。
の液体を外部に抜き出すバルブであって、内筒および外
筒からなる同軸二重管および該内筒内に設けられた空気
息継ぎ管よりなり、該外筒の外側面には前記容器の排出
口に密着固定する固定手段を有し、該内筒は外筒内に密
着しながら遊動自在に差し込まれ、内筒の一端は開放さ
れ、他端は閉じられ、内筒側面にはその閉じられた一端
から開放された一端に向って順に流出開口と空気孔とが
設けられ、該空気息継ぎ管は一端は内筒開口を超えて突
出した開口であり、他の一端は閉じられていて前記内筒
の流出開口と空気孔の間に位置し、側面には空気孔を有
し、この空気孔と前記内筒の空気孔とは気密に連通して
いることを特徴とする計量投入バルブ。 2.前記閉じられた内筒の一端に、内筒を外筒内でスラ
イドさせる駆動装置への接続手段を設けたことを特徴と
する前記1に記載の計量投入バルブおよび 3.流体を充填した容器の抜き出し口に、前記1又は2
に記載の計量投入バルブをその内筒の開放された一端が
容器内部に挿入された状態で、その外筒外側面に設けた
固定手段で密着固定し、ついで前記流体を充填した容器
を転倒させ、前記固定したバルブの内筒を外筒から大気
側に引き出し、その引き出し長さを調整して容器内の流
体の流出速度を調整することを特徴とする計量投入方法
である。
【0014】
【発明の実施の形態】本願発明の計量投入バルブとその
使用方法につき図を用いてさらに詳細に説明する。
使用方法につき図を用いてさらに詳細に説明する。
【0015】図1は、ドラム缶90に本発明の計量投入
バルブ(以後たんにバルブという。)10が取り付けら
れて反転されたところを示す。92は天板、96は空気
口、97は空気口栓、94は排出口の内面にねじはめ合
い部をもつ台座であり、天板に取り付けられている。
バルブ(以後たんにバルブという。)10が取り付けら
れて反転されたところを示す。92は天板、96は空気
口、97は空気口栓、94は排出口の内面にねじはめ合
い部をもつ台座であり、天板に取り付けられている。
【0016】図2、3は、バルブ10がドラム缶に使用
された状態での詳細図である。図2は断面図で、図3は
その側面図である。本バルブは内筒30と外筒20の2
つの部分から組立てられる。内面にねじ部を有するドラ
ム缶側台座94に取り付けするため、外筒20の先端外
側はねじになっており、台座94とねじ結合により固定
される。ねじ部からの液の漏れを防ぐために第一のOリ
ング22が設けられ密着される。内筒30は、この外筒
20に遊動自在に差し込まれており、バルブが閉の時に
シールするために第二のOリング32を持つ。内筒30
と外筒20とは、遊動自在によるコゼリを防止する点か
ら異種金属である方が好ましい。内筒30は、ドラム缶
側の一端に開口38を持っており、他端側は閉じられ
て、本バルブをスライドさせるための駆動装置との接続
手段を設けている。本例では、接続手段はコ字状の溝3
4であり、後述する駆動装置の開閉用腕木と結合させて
いる。内筒30の上部はドラム缶内に開放されていて、
開口38より内筒の管路40及び方向変換部42を経
て、内筒中間部に設けられた 流出開口36に連通す
る。流出開口36は、隅に丸みを持った矩形が望ましい
が、これに限定するものではない。
された状態での詳細図である。図2は断面図で、図3は
その側面図である。本バルブは内筒30と外筒20の2
つの部分から組立てられる。内面にねじ部を有するドラ
ム缶側台座94に取り付けするため、外筒20の先端外
側はねじになっており、台座94とねじ結合により固定
される。ねじ部からの液の漏れを防ぐために第一のOリ
ング22が設けられ密着される。内筒30は、この外筒
20に遊動自在に差し込まれており、バルブが閉の時に
シールするために第二のOリング32を持つ。内筒30
と外筒20とは、遊動自在によるコゼリを防止する点か
ら異種金属である方が好ましい。内筒30は、ドラム缶
側の一端に開口38を持っており、他端側は閉じられ
て、本バルブをスライドさせるための駆動装置との接続
手段を設けている。本例では、接続手段はコ字状の溝3
4であり、後述する駆動装置の開閉用腕木と結合させて
いる。内筒30の上部はドラム缶内に開放されていて、
開口38より内筒の管路40及び方向変換部42を経
て、内筒中間部に設けられた 流出開口36に連通す
る。流出開口36は、隅に丸みを持った矩形が望ましい
が、これに限定するものではない。
【0017】この流出開口36のある側面の流出開口3
6と開口38との間の流出開口36寄りには、空気孔4
4が設けられている。さらに内筒30内には、空気息継
ぎ管46が取り付けられている。この空気息継ぎ管46
の一端50は、ドラム缶内に開放されていて、他端は管
路40と密に閉となるように天板48が設けられてい
る。空気息継ぎ管46に設けられた空気孔45と内筒の
流出開口36の近傍に設けられた空気孔44が気密に連
通して設けられている。本図では空気息継ぎ管と内筒は
密着しているが、内筒内部にあり、空気孔が内筒の空気
孔と連通していれば必ずしも密着させる必要はない。こ
の空気息継ぎ管46の太さと長さは、所要の排出時間と
の関係で異なってくる。バルブがドラム缶用あるいはペ
ール缶用によってもその形状は変化する。
6と開口38との間の流出開口36寄りには、空気孔4
4が設けられている。さらに内筒30内には、空気息継
ぎ管46が取り付けられている。この空気息継ぎ管46
の一端50は、ドラム缶内に開放されていて、他端は管
路40と密に閉となるように天板48が設けられてい
る。空気息継ぎ管46に設けられた空気孔45と内筒の
流出開口36の近傍に設けられた空気孔44が気密に連
通して設けられている。本図では空気息継ぎ管と内筒は
密着しているが、内筒内部にあり、空気孔が内筒の空気
孔と連通していれば必ずしも密着させる必要はない。こ
の空気息継ぎ管46の太さと長さは、所要の排出時間と
の関係で異なってくる。バルブがドラム缶用あるいはペ
ール缶用によってもその形状は変化する。
【0018】図4は、本発明のバルブが取り付けられた
ドラム缶を反転させて、バルブを全開とした時の状態を
示す。バルブの本体にはコ字状の溝34が設けられ、こ
の部分に連結棒152の小径部70が所定位置になるよ
うに、ハンドリング装置100(図5)を適宜移動させ
て差し込む。この横木小径部70につながって一体とな
った連結棒152(図3)の両端につながる駆動装置
(多くは、空気シリンダー。図9)により、下方に押し
下げられる。下方へ押し下げる距離は、空気孔44、4
5が大気側に開放されるような位置に調整される。
ドラム缶を反転させて、バルブを全開とした時の状態を
示す。バルブの本体にはコ字状の溝34が設けられ、こ
の部分に連結棒152の小径部70が所定位置になるよ
うに、ハンドリング装置100(図5)を適宜移動させ
て差し込む。この横木小径部70につながって一体とな
った連結棒152(図3)の両端につながる駆動装置
(多くは、空気シリンダー。図9)により、下方に押し
下げられる。下方へ押し下げる距離は、空気孔44、4
5が大気側に開放されるような位置に調整される。
【0019】次に、本バルブを用いる場合の作用につい
て記述する。本発明のバルブは、ドラム缶の排出口栓を
取り外した後に、外筒20が台座94にねじ込まれて、
固定される。バルブは取り付けられた状態では内筒の流
出開口は外筒内におさまり、外気に開放されていること
なく閉とされる。次いで、ドラム缶は適当な把持転倒手
段により転倒されて、バルブを下方に位置するようにす
る。次いで、内筒が引き出され流出開口および空気孔が
大気に開放されてこのバルブが開とされると、液が流出
し始め、ドラム缶の上部の空気層の部分は、ごく短時間
に減圧状態となる。この減圧状態が所定の大きさになる
と、空気孔44、45から空気が導入される。空気は、
気泡となり、上部に溜まるが、この状態はドラム缶の大
気開放と同じ効果をもたらすことになる。したがって、
この空気孔44、45からの空気の導入に伴って、ドラ
ム缶内の流体は円滑に流出開口36から流出する。この
ため、従来のドラム缶計量投入装置にあった空気息継ぎ
による振動などは生じない。このことは、正確な計量を
可能とするものである。ロードセルなどからの信号によ
り、ドラム缶からの排出量が所定の設定値になったら、
バルブを閉とすることにより流出を止めることができ
る。
て記述する。本発明のバルブは、ドラム缶の排出口栓を
取り外した後に、外筒20が台座94にねじ込まれて、
固定される。バルブは取り付けられた状態では内筒の流
出開口は外筒内におさまり、外気に開放されていること
なく閉とされる。次いで、ドラム缶は適当な把持転倒手
段により転倒されて、バルブを下方に位置するようにす
る。次いで、内筒が引き出され流出開口および空気孔が
大気に開放されてこのバルブが開とされると、液が流出
し始め、ドラム缶の上部の空気層の部分は、ごく短時間
に減圧状態となる。この減圧状態が所定の大きさになる
と、空気孔44、45から空気が導入される。空気は、
気泡となり、上部に溜まるが、この状態はドラム缶の大
気開放と同じ効果をもたらすことになる。したがって、
この空気孔44、45からの空気の導入に伴って、ドラ
ム缶内の流体は円滑に流出開口36から流出する。この
ため、従来のドラム缶計量投入装置にあった空気息継ぎ
による振動などは生じない。このことは、正確な計量を
可能とするものである。ロードセルなどからの信号によ
り、ドラム缶からの排出量が所定の設定値になったら、
バルブを閉とすることにより流出を止めることができ
る。
【0020】ドラム缶の転倒角度と方向変換部42の角
度を事前に設定することにより流体の落下角度を真下に
調節することができる。このため受け容器の受け口が小
さくても液の飛散なく移液できる。
度を事前に設定することにより流体の落下角度を真下に
調節することができる。このため受け容器の受け口が小
さくても液の飛散なく移液できる。
【0021】排出時間は、液の粘性、空気息継ぎ管46
の太さ、長さ、空気孔44、45の大きさ、流出開口3
6の面積、管路40の断面積などによって異なってく
る。ドラム缶で、液体が水である場合には、満液状態か
ら3分以内に全量を排出するためには、望みうる範囲で
の諸元は、管路40の内径が40mmの場合に、空気管
46の太さは内径10〜16mm、長さは内筒端38か
ら100〜400mm、空気孔44、45の直径は10
〜20mmの範囲にするのが望ましい。
の太さ、長さ、空気孔44、45の大きさ、流出開口3
6の面積、管路40の断面積などによって異なってく
る。ドラム缶で、液体が水である場合には、満液状態か
ら3分以内に全量を排出するためには、望みうる範囲で
の諸元は、管路40の内径が40mmの場合に、空気管
46の太さは内径10〜16mm、長さは内筒端38か
ら100〜400mm、空気孔44、45の直径は10
〜20mmの範囲にするのが望ましい。
【0022】計量はロストインウエイト方式により、計
測される。即ち、別途に設けられるロードセルにて計測
され、この計測値が所定の設定値と常に比較されながら
投入される。流量設定値に近づいたら、計量精度を高め
るために流量を絞るという二段制御を行うことができ
る。あらかじめ決められたタイミングで、内筒30が所
定の位置まで上部に移動する。この状態を図8にて示
す。この時、流出開口36が外筒20によって半分以上
塞がれた状態になっている。また、空気孔44、45が
大気側からドラム缶内の液中に移動することになり、空
気息継ぎをスムーズにできなくする。この、流出開口3
6を狭め空気孔44、45を塞ぐことによって流量の絞
り制御を行う。空気孔をふさいで流量が絞られた状態を
作ることによって、容易に精度を高めることが可能とな
る。流出開口36を狭め空気孔44、45を塞いでも、
残り投入量が小さくなっているため、内部の減圧状態が
息継ぎを必要とするまで大きくなる前に投入が終了す
る。この二段制御は、所定の精度に応じて必要とされる
かどうか判断される。なお、方向変換面42はおおむ
ね、10〜45度の範囲で取り付けられる。後述の図6
のように、真下に排出するときには、そのドラム缶の転
倒角度を考慮して決められる。
測される。即ち、別途に設けられるロードセルにて計測
され、この計測値が所定の設定値と常に比較されながら
投入される。流量設定値に近づいたら、計量精度を高め
るために流量を絞るという二段制御を行うことができ
る。あらかじめ決められたタイミングで、内筒30が所
定の位置まで上部に移動する。この状態を図8にて示
す。この時、流出開口36が外筒20によって半分以上
塞がれた状態になっている。また、空気孔44、45が
大気側からドラム缶内の液中に移動することになり、空
気息継ぎをスムーズにできなくする。この、流出開口3
6を狭め空気孔44、45を塞ぐことによって流量の絞
り制御を行う。空気孔をふさいで流量が絞られた状態を
作ることによって、容易に精度を高めることが可能とな
る。流出開口36を狭め空気孔44、45を塞いでも、
残り投入量が小さくなっているため、内部の減圧状態が
息継ぎを必要とするまで大きくなる前に投入が終了す
る。この二段制御は、所定の精度に応じて必要とされる
かどうか判断される。なお、方向変換面42はおおむ
ね、10〜45度の範囲で取り付けられる。後述の図6
のように、真下に排出するときには、そのドラム缶の転
倒角度を考慮して決められる。
【0023】本発明は、ドラム缶自動計量投入装置に好
適なバルブに関するものであるが、このバルブを取り付
けてドラム缶を把持し、転倒するという作業を実際に行
うには、何らかのハンドリング機器を必要とする。本出
願のバルブは、これらのハンドリング機器の中に組み込
まれて使われる。ここでは、代表的な使用形態の一つと
して、ドラム缶を手動で把持し、転倒する市販のドラム
缶転倒機に取り付けた場合の運用例について以下説明す
る。
適なバルブに関するものであるが、このバルブを取り付
けてドラム缶を把持し、転倒するという作業を実際に行
うには、何らかのハンドリング機器を必要とする。本出
願のバルブは、これらのハンドリング機器の中に組み込
まれて使われる。ここでは、代表的な使用形態の一つと
して、ドラム缶を手動で把持し、転倒する市販のドラム
缶転倒機に取り付けた場合の運用例について以下説明す
る。
【0024】図5は、その全体図である。足踏み式の昇
降可能なリフターと、このリフターに取り付けられた計
量台と、ドラム缶などの容器を支持し、容器を転回させ
られるアームと、ドラム缶の排出口に付ける締め切りバ
ルブ(本発明のバルブ10を本図では使用する)からな
る投入装置で、ドラム缶などの容器を一定角度に転倒さ
せて、締め切りバルブの開閉によりドラム缶内の液体を
他の容器に投入するものである。即ち、ドラム缶転倒装
置100は、全体フレーム110が車輪116、11
6’で支えられており、車輪によって自在に移動できる
ようになっている。112は横腕木であり、その先端に
はドラム缶を回転・転倒させる時の回転軸を支承する軸
受け120が設けられている。ドラム缶は、ドラム把持
クランプ126、127、128によって把えられて、
固定される。126には、第二の横腕木124が付けら
れており、その先端にはバルブを開閉するためのアクチ
ュエータ(代表的には空気シリンダー)150、15
0’が設けられている。本発明のバルブ10とこの開閉
アクチュエータを連結するのが連結棒152である。把
持されたドラム缶は足踏みペダル140によって所定の
高さに持ち上げられる。次いで、ハンドル123にて転
倒させられる。バルブ10の頂部には、コ字状の溝34
が設けられており、バルブ10の内筒30は、前述のよ
うにバルブ取り付け台座(外筒20)の中で回動自在に
なっているので、この連結棒152の中央部に設けられ
た小径部70をコ字状の溝34にはめ込むことによっ
て、バルブ10の流出開口36の向きは一義的に決めら
れる。
降可能なリフターと、このリフターに取り付けられた計
量台と、ドラム缶などの容器を支持し、容器を転回させ
られるアームと、ドラム缶の排出口に付ける締め切りバ
ルブ(本発明のバルブ10を本図では使用する)からな
る投入装置で、ドラム缶などの容器を一定角度に転倒さ
せて、締め切りバルブの開閉によりドラム缶内の液体を
他の容器に投入するものである。即ち、ドラム缶転倒装
置100は、全体フレーム110が車輪116、11
6’で支えられており、車輪によって自在に移動できる
ようになっている。112は横腕木であり、その先端に
はドラム缶を回転・転倒させる時の回転軸を支承する軸
受け120が設けられている。ドラム缶は、ドラム把持
クランプ126、127、128によって把えられて、
固定される。126には、第二の横腕木124が付けら
れており、その先端にはバルブを開閉するためのアクチ
ュエータ(代表的には空気シリンダー)150、15
0’が設けられている。本発明のバルブ10とこの開閉
アクチュエータを連結するのが連結棒152である。把
持されたドラム缶は足踏みペダル140によって所定の
高さに持ち上げられる。次いで、ハンドル123にて転
倒させられる。バルブ10の頂部には、コ字状の溝34
が設けられており、バルブ10の内筒30は、前述のよ
うにバルブ取り付け台座(外筒20)の中で回動自在に
なっているので、この連結棒152の中央部に設けられ
た小径部70をコ字状の溝34にはめ込むことによっ
て、バルブ10の流出開口36の向きは一義的に決めら
れる。
【0025】図6は、ドラム缶を転倒させた状態を示し
ているが、バルブの流出開口36からの溢流を下向きに
するために、ドラム缶を完全に反転せずにある角度にな
るようにしている。この場合、流出方向を真下にするこ
とができる。これにより、溢流を受けるための受け容器
の口径が小さくても投入が可能となる。液を完全に払い
出す目的の場合には、この姿勢では、ドラム缶の隅部に
残液が生じる不具合が出る。このような場合には、図7
に示すように完全に反転して倒立させると残量を最小に
することができる。
ているが、バルブの流出開口36からの溢流を下向きに
するために、ドラム缶を完全に反転せずにある角度にな
るようにしている。この場合、流出方向を真下にするこ
とができる。これにより、溢流を受けるための受け容器
の口径が小さくても投入が可能となる。液を完全に払い
出す目的の場合には、この姿勢では、ドラム缶の隅部に
残液が生じる不具合が出る。このような場合には、図7
に示すように完全に反転して倒立させると残量を最小に
することができる。
【0026】払い出し量は、所定の量をセットしてロー
ドセルコントローラに指定しておけば、コントローラと
つながった開閉アクチュエータにより所定の量になると
バルブが閉とされる。前述のバルブの二段位置制御を行
うことによって、更に精度を良くすることができる。す
なわち、所定の量になる前にバルブを幾分か閉にして流
量を絞り込み、そのうえで最終的な締め切りを行う。
ドセルコントローラに指定しておけば、コントローラと
つながった開閉アクチュエータにより所定の量になると
バルブが閉とされる。前述のバルブの二段位置制御を行
うことによって、更に精度を良くすることができる。す
なわち、所定の量になる前にバルブを幾分か閉にして流
量を絞り込み、そのうえで最終的な締め切りを行う。
【0027】図6のようにドラム缶をある角度で反転さ
せる場合も、図8のように完全に反転して倒立させる場
合も、いずれの場合もドラム缶を一定方向にしたままで
放置しておくことができ、その間は作業員は張り付きに
なる拘束から解放されるので他の作業が可能となり、全
体としての生産効率は向上する。更に、従来のようにド
ラム缶の残量によって傾き加減を調整していくに伴い、
注入口の位置変化がおこるようなことがさけられるの
で、受け容器と投入機との相対位置を調整する必要がな
い。これにより、作業の熟練を要することも、また転倒
角度を変化させる作業による液溢れもなく、周囲を汚す
こともない。
せる場合も、図8のように完全に反転して倒立させる場
合も、いずれの場合もドラム缶を一定方向にしたままで
放置しておくことができ、その間は作業員は張り付きに
なる拘束から解放されるので他の作業が可能となり、全
体としての生産効率は向上する。更に、従来のようにド
ラム缶の残量によって傾き加減を調整していくに伴い、
注入口の位置変化がおこるようなことがさけられるの
で、受け容器と投入機との相対位置を調整する必要がな
い。これにより、作業の熟練を要することも、また転倒
角度を変化させる作業による液溢れもなく、周囲を汚す
こともない。
【0028】次に、図5のドラム缶ハンドリング装置を
用いた場合の投入作業の手順を説明する。まず、ドラム
缶の排出口を開栓し、本発明のバルブの外筒20をねじ
込みで取り付ける。この外筒に内筒30を差し込む。連
結棒152の小径部70と溝34との設定を調整し、ド
ラム缶をハンドリング装置で把持する。足踏みペダルで
ドラム缶を上昇させた状態で、投入位置まで移動する。
ハンドルで所定の角度まで転倒させてロックする。所定
の払い出し量をロードセルコントローラに入力すること
によってコントローラとつながった開閉アクチュエータ
(図9)がバルブを開の状態とする。所定の量の投入が
終わるとバルブは閉となる。投入終了後は、ハンドルで
ドラム缶を元の位置まで起立させ、ドラム缶保管場所ま
で移動し、足踏みペダルで下ろす。さらにバルブの内
筒、外筒を外し、排出口の栓を閉める。この一連の動作
はあくまで運用の一例であり、現場の実状に合わせて手
順を変えることが必要である。
用いた場合の投入作業の手順を説明する。まず、ドラム
缶の排出口を開栓し、本発明のバルブの外筒20をねじ
込みで取り付ける。この外筒に内筒30を差し込む。連
結棒152の小径部70と溝34との設定を調整し、ド
ラム缶をハンドリング装置で把持する。足踏みペダルで
ドラム缶を上昇させた状態で、投入位置まで移動する。
ハンドルで所定の角度まで転倒させてロックする。所定
の払い出し量をロードセルコントローラに入力すること
によってコントローラとつながった開閉アクチュエータ
(図9)がバルブを開の状態とする。所定の量の投入が
終わるとバルブは閉となる。投入終了後は、ハンドルで
ドラム缶を元の位置まで起立させ、ドラム缶保管場所ま
で移動し、足踏みペダルで下ろす。さらにバルブの内
筒、外筒を外し、排出口の栓を閉める。この一連の動作
はあくまで運用の一例であり、現場の実状に合わせて手
順を変えることが必要である。
【0029】なお、図5による転倒方式は一例であっ
て、この他のハンドリング装置によってもよいことは勿
論である。ハンドリング装置には、手動、自動にわたっ
て各種のものがあるので、本発明のバルブ及びロードセ
ルとこれらのハンドリング装置を組み合わせることがで
きる。これにより現場の実状に適する様式の投入装置と
することが可能となる。
て、この他のハンドリング装置によってもよいことは勿
論である。ハンドリング装置には、手動、自動にわたっ
て各種のものがあるので、本発明のバルブ及びロードセ
ルとこれらのハンドリング装置を組み合わせることがで
きる。これにより現場の実状に適する様式の投入装置と
することが可能となる。
【0030】
【発明の効果】本発明のバルブの使用により次のような
効果が生じる。 1.バルブは息継ぎ管を有しているため、ドラム缶など
の容器中への空気流入を円滑に行わせ、容器内の液流出
時の振動をなくすことができる。 2.バルブの方向変換部42の角度に合わせ、ドラム缶
の転倒角度を調節することにより流出開口36からの流
出方向を垂直にすることができるため以下の効果があり
作業環境を改善できる。 1)ドラム缶と受け容器の相対位置補正や姿勢の補正
(転倒作業)を要しない。 2)受け容器に漏斗などを必要とせず、洗浄作業の負担
を軽減する。 3)口径、ノズル形状などの面で、受け容器の大きさを
限定しない。 3.バルブ内筒部が回動自在であり、このため開閉用駆
動部取り付け部をコ字状溝とすることにより連結棒を取
り付ける位置で流出口の位置が一義的にきまるため、従
来必要とされたノズル位置検出用の機構を必要としな
い。 4.バルブの二段位置制御が可能となっているため、少
数のロードセル投入であっても高い精度が可能である。
また、ロードセルにおいても特別な演算回路も必要とし
ない。 5.バルブ外筒部外側にドラム缶の台座に合わせたネジ
を設けることが可能なため、バルブ・ノズルの取り付け
が簡単にできる。また、バルブの形状、構造が簡単であ
るので、分解洗浄の場合にも作業が容易である。
効果が生じる。 1.バルブは息継ぎ管を有しているため、ドラム缶など
の容器中への空気流入を円滑に行わせ、容器内の液流出
時の振動をなくすことができる。 2.バルブの方向変換部42の角度に合わせ、ドラム缶
の転倒角度を調節することにより流出開口36からの流
出方向を垂直にすることができるため以下の効果があり
作業環境を改善できる。 1)ドラム缶と受け容器の相対位置補正や姿勢の補正
(転倒作業)を要しない。 2)受け容器に漏斗などを必要とせず、洗浄作業の負担
を軽減する。 3)口径、ノズル形状などの面で、受け容器の大きさを
限定しない。 3.バルブ内筒部が回動自在であり、このため開閉用駆
動部取り付け部をコ字状溝とすることにより連結棒を取
り付ける位置で流出口の位置が一義的にきまるため、従
来必要とされたノズル位置検出用の機構を必要としな
い。 4.バルブの二段位置制御が可能となっているため、少
数のロードセル投入であっても高い精度が可能である。
また、ロードセルにおいても特別な演算回路も必要とし
ない。 5.バルブ外筒部外側にドラム缶の台座に合わせたネジ
を設けることが可能なため、バルブ・ノズルの取り付け
が簡単にできる。また、バルブの形状、構造が簡単であ
るので、分解洗浄の場合にも作業が容易である。
【図1】ドラム缶に本発明の計量投入バルブを取り付け
反転した状態を示す図である。
反転した状態を示す図である。
【図2】図1のバルブの詳細断面図である。
【図3】図2の側面図である。
【図4】バルブが開の状態を示す断面図である。
【図5】ドラム缶のハンドリング装置の一例を示す正面
図、側面図および平面図である。
図、側面図および平面図である。
【図6】ドラム缶からの液の抜き出しが垂直な例を示す
図である。
図である。
【図7】ドラム缶を垂直に転倒させた例を示す図であ
る。
る。
【図8】バルブの流出開口を絞った状態を示す断面図で
ある。
ある。
【図9】バルブの開閉を行うアクチュエータの一例を示
す図である。
す図である。
10 計量投入バルブ 20 外筒 22 Oリング 30 内筒 32 Oリング 34 コ字状溝 36 流出開口 38 内筒開口 40 管路 42 方向変換部 44 内筒空気孔 45 空気息継ぎ管空気孔 46 空気息継ぎ管 48 天板(息継ぎ管) 50 空気息継ぎ管開口 70 小径部 90 ドラム缶 92 天板(ドラム缶) 94 台座 100 ハンドリング装置 110 全体フレーム 112 横腕木 116 車輪 120 軸受け 123 ハンドル 124 第2の横腕木 126、127、128 ドラム缶把持クランプ 130 ロードセル 140 足踏みペダル 150 アクチュエータ 152 連結棒
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 渡辺 久夫 千葉県鎌ヶ谷市東中沢3−6−46
Claims (3)
- 【請求項1】 流体を充填した容器の排出口に固定して
その容器内の液体を外部に抜き出すバルブであって、内
筒および外筒からなる同軸二重管および該内筒内に設け
られた空気息継ぎ管よりなり、該外筒の外側面には前記
容器の排出口に密着固定する固定手段を有し、該内筒は
外筒内に密着しながら遊動自在に差し込まれ、内筒の一
端は開放され、他端は閉じられ、内筒側面にはその閉じ
られた一端から開放された一端に向って順に流出開口と
空気孔とが設けられ、該空気息継ぎ管は一端は内筒開口
を超えて突出した開口であり、他の一端は閉じられてい
て前記内筒の流出開口と空気孔の間に位置し、側面には
空気孔を有し、この空気孔と前記内筒の空気孔とは気密
に連通していることを特徴とする計量投入バルブ。 - 【請求項2】 前記閉じられた内筒の一端に、内筒を外
筒内でスライドさせる駆動装置への接続手段を設けたこ
とを特徴とする請求項1に記載の計量投入バルブ。 - 【請求項3】 流体を充填した容器の抜き出し口に、請
求項1又は2に記載の計量投入バルブをその内筒の開放
された一端が容器内部に挿入された状態で、その外筒外
側面に設けた固定手段で密着固定し、ついで前記流体を
充填した容器を転倒させ、前記固定したバルブの内筒を
外筒から大気側に引き出し、その引き出し長さを調整し
て容器内の流体の流出速度を調整することを特徴とする
計量投入方法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP8152489A JPH101194A (ja) | 1996-06-13 | 1996-06-13 | 計量投入バルブ及び計量投入方法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP8152489A JPH101194A (ja) | 1996-06-13 | 1996-06-13 | 計量投入バルブ及び計量投入方法 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH101194A true JPH101194A (ja) | 1998-01-06 |
Family
ID=15541598
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP8152489A Pending JPH101194A (ja) | 1996-06-13 | 1996-06-13 | 計量投入バルブ及び計量投入方法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH101194A (ja) |
-
1996
- 1996-06-13 JP JP8152489A patent/JPH101194A/ja active Pending
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20050216 |
|
| A02 | Decision of refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02 Effective date: 20050622 |