JPH10119758A - ブレーキ反力伝達装置 - Google Patents
ブレーキ反力伝達装置Info
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- JPH10119758A JPH10119758A JP8297667A JP29766796A JPH10119758A JP H10119758 A JPH10119758 A JP H10119758A JP 8297667 A JP8297667 A JP 8297667A JP 29766796 A JP29766796 A JP 29766796A JP H10119758 A JPH10119758 A JP H10119758A
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Landscapes
- Braking Systems And Boosters (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 ペダルフィーリング性を悪化させることなく
倍力比を多段に変化させる。 【解決手段】 リアクションディスクを大径のフロント
ディスク35と小径のリヤディスク38とから構成し、
フロントディスク35はバルブボデー13と出力軸34
との間に介装し、リヤディスク38はバルブボデー13
に形成した凹穴31内に嵌装し、入力軸27と連動する
プランジャ22の前端部をこの凹穴31内にわずか突出
させる。そして、入力が大きくなった時に、リヤディス
ク38をプランジャ22の周りの空隙32内に膨出変形
させて、大きな倍力比を得るようにし、一方、大径のフ
ロントディスク35は、従来のリアクションディスクと
同様に用いて、出力反力の一部をプランジャ22および
入力軸27に伝えるようにする。
倍力比を多段に変化させる。 【解決手段】 リアクションディスクを大径のフロント
ディスク35と小径のリヤディスク38とから構成し、
フロントディスク35はバルブボデー13と出力軸34
との間に介装し、リヤディスク38はバルブボデー13
に形成した凹穴31内に嵌装し、入力軸27と連動する
プランジャ22の前端部をこの凹穴31内にわずか突出
させる。そして、入力が大きくなった時に、リヤディス
ク38をプランジャ22の周りの空隙32内に膨出変形
させて、大きな倍力比を得るようにし、一方、大径のフ
ロントディスク35は、従来のリアクションディスクと
同様に用いて、出力反力の一部をプランジャ22および
入力軸27に伝えるようにする。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、ブレーキペダルの
踏力を倍力してマスタシリンダに伝えるブレーキ倍力装
置に係り、より詳しくはブレーキ倍力装置に内蔵される
ブレーキ反力伝達装置に関するものである。
踏力を倍力してマスタシリンダに伝えるブレーキ倍力装
置に係り、より詳しくはブレーキ倍力装置に内蔵される
ブレーキ反力伝達装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】ブレーキ倍力装置としては、気圧式倍力
装置、液圧式倍力装置等があるが、何れの型式の倍力装
置であっても、マスタシリンダからの反力をブレーキペ
ダルに伝えるブレーキ反力伝達装置を内蔵している。一
般に気圧式倍力装置の場合、このブレーキ反力伝達装置
は、マスタシリンダからの反力を出力軸を介して受ける
弾性体の反力ディスクと、ブレーキ倍力装置のパワーピ
ストンに設けた案内孔に摺動自在に配置され、前記反力
ディスクから反力の一部を受けて入力軸を介して前記ブ
レーキペダルに伝える反力ロッドとを備えており、倍力
作用時(ブレーキ操作時)に、反力ディスクの一部が前
記案内孔内に膨出変形して反力ロッドを押圧するように
なっている。
装置、液圧式倍力装置等があるが、何れの型式の倍力装
置であっても、マスタシリンダからの反力をブレーキペ
ダルに伝えるブレーキ反力伝達装置を内蔵している。一
般に気圧式倍力装置の場合、このブレーキ反力伝達装置
は、マスタシリンダからの反力を出力軸を介して受ける
弾性体の反力ディスクと、ブレーキ倍力装置のパワーピ
ストンに設けた案内孔に摺動自在に配置され、前記反力
ディスクから反力の一部を受けて入力軸を介して前記ブ
レーキペダルに伝える反力ロッドとを備えており、倍力
作用時(ブレーキ操作時)に、反力ディスクの一部が前
記案内孔内に膨出変形して反力ロッドを押圧するように
なっている。
【0003】ところで、上記した従来一般のブレーキ反
力伝達装置では、案内孔内に膨出変形した反力ディスク
が、該案内孔と反力ロッドとの間隙(クリアランス)に
侵入し、この侵入した部分がブレーキペダル(入力軸)
の戻り時に喰われてしまい、反力ディスクの表面が損傷
してしまうという問題があった。
力伝達装置では、案内孔内に膨出変形した反力ディスク
が、該案内孔と反力ロッドとの間隙(クリアランス)に
侵入し、この侵入した部分がブレーキペダル(入力軸)
の戻り時に喰われてしまい、反力ディスクの表面が損傷
してしまうという問題があった。
【0004】そこで、例えば特開平7−108920号
公報に記載のものでは、反力ロッドの反力ディスクに対
向する側の端部に樹脂部材を設け、反力ディスクの押圧
力で樹脂部材を拡げて、その外周面を案内孔の内面に密
着させることにより、上記した案内孔と反力ロッドとの
クリアランスへの反力ディスクの侵入を阻止するように
している。
公報に記載のものでは、反力ロッドの反力ディスクに対
向する側の端部に樹脂部材を設け、反力ディスクの押圧
力で樹脂部材を拡げて、その外周面を案内孔の内面に密
着させることにより、上記した案内孔と反力ロッドとの
クリアランスへの反力ディスクの侵入を阻止するように
している。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記公
報に記載のブレーキ反力伝達装置によれば、樹脂部材の
案内孔内への収納を容易にするため、樹脂部材の外径を
案内孔の口径より小さく設定しており、これにより樹脂
部材の拡大範囲(弾性変形量)が増大し、樹脂部材とし
て硬度の低い柔軟な部材を選択しなければならず、樹脂
部材自体が上記したクリアランスに侵入する虞がある。
また、樹脂部材は嵌合状態で反力ロッドに装着されてい
るだけであるため、反力ロッドが戻る際、樹脂部材が反
力ロッドから離脱する虞がある。
報に記載のブレーキ反力伝達装置によれば、樹脂部材の
案内孔内への収納を容易にするため、樹脂部材の外径を
案内孔の口径より小さく設定しており、これにより樹脂
部材の拡大範囲(弾性変形量)が増大し、樹脂部材とし
て硬度の低い柔軟な部材を選択しなければならず、樹脂
部材自体が上記したクリアランスに侵入する虞がある。
また、樹脂部材は嵌合状態で反力ロッドに装着されてい
るだけであるため、反力ロッドが戻る際、樹脂部材が反
力ロッドから離脱する虞がある。
【0006】本発明は、上記従来の問題点に鑑みてなさ
れたもので、その課題とするところは、反力ロッドとそ
の案内孔とのクリアランスへの反力ディスクの侵入を阻
止する樹脂部材の本来的な機能を低下させることなく、
その組付性を改善することにある。
れたもので、その課題とするところは、反力ロッドとそ
の案内孔とのクリアランスへの反力ディスクの侵入を阻
止する樹脂部材の本来的な機能を低下させることなく、
その組付性を改善することにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明は、上記課題を解
決するため、マスタシリンダからの反力を出力軸を介し
て受ける弾性体の反力ディスクと、ブレーキ倍力装置の
バルブボデーに設けた案内孔に摺動自在に配置され前記
反力ディスクから反力の一部を受けて入力軸を介して前
記ブレーキペダルに伝える反力ロッドとを備え、前記反
力ディスクと前記バルブボデーとの間に、反力ロッドが
挿入されるロッド挿入孔を有する樹脂リングを介装し、
該樹脂リングは、その外周が拘束されることで前記反力
ディスクの押圧力で内径を縮めるようになっている構成
としたことを特徴とする。
決するため、マスタシリンダからの反力を出力軸を介し
て受ける弾性体の反力ディスクと、ブレーキ倍力装置の
バルブボデーに設けた案内孔に摺動自在に配置され前記
反力ディスクから反力の一部を受けて入力軸を介して前
記ブレーキペダルに伝える反力ロッドとを備え、前記反
力ディスクと前記バルブボデーとの間に、反力ロッドが
挿入されるロッド挿入孔を有する樹脂リングを介装し、
該樹脂リングは、その外周が拘束されることで前記反力
ディスクの押圧力で内径を縮めるようになっている構成
としたことを特徴とする。
【0008】このように構成したブレーキ反力伝達装置
においては、反力ロッドの案内孔から独立して設けた樹
脂リングが、反力ディスクの押圧力で内径を縮めて反力
ロッドに密着し、案内孔の内面と反力ロッドとのクリア
ランスへの反力ディスクの侵入を阻止する。
においては、反力ロッドの案内孔から独立して設けた樹
脂リングが、反力ディスクの押圧力で内径を縮めて反力
ロッドに密着し、案内孔の内面と反力ロッドとのクリア
ランスへの反力ディスクの侵入を阻止する。
【0009】本発明において、上記樹脂リングは、ブレ
ーキ倍力装置のバルブボデーに設けた凹穴内に収納し、
あるいは出力軸の基端のカップ部内に反力ディスクと共
に収納してもよいもので、これによりその外周を簡単に
拘束することができる。
ーキ倍力装置のバルブボデーに設けた凹穴内に収納し、
あるいは出力軸の基端のカップ部内に反力ディスクと共
に収納してもよいもので、これによりその外周を簡単に
拘束することができる。
【0010】本発明は、上記樹脂リングのロッド挿入孔
を反力ディスク側で拡大して、ブレーキ倍力装置の非作
動状態で前記拡大孔部に反力ロッドの前端部をわずか突
出させるようにしてもよいものである。この場合、反力
ロッドに伝わる反力は、反力ロッドの周りの空所が反力
ディスクで満たされる前・後で変化するので、ブレーキ
倍力装置を簡単に2レシオの構造とすることができる。
を反力ディスク側で拡大して、ブレーキ倍力装置の非作
動状態で前記拡大孔部に反力ロッドの前端部をわずか突
出させるようにしてもよいものである。この場合、反力
ロッドに伝わる反力は、反力ロッドの周りの空所が反力
ディスクで満たされる前・後で変化するので、ブレーキ
倍力装置を簡単に2レシオの構造とすることができる。
【0011】本発明は、気圧式倍力装置、油圧式倍力装
置の双方に適用可能であるが、気圧式倍力装置に適用し
た場合は、上記反力ロッドがバルブ機構の要素であるプ
ランジャとして用いられる。
置の双方に適用可能であるが、気圧式倍力装置に適用し
た場合は、上記反力ロッドがバルブ機構の要素であるプ
ランジャとして用いられる。
【0012】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を添付
図面に基いて説明する。
図面に基いて説明する。
【0013】図1および図2は、本発明の第1の実施の
形態を示したものである。本第1の実施の形態はタンデ
ム型気圧式倍力装置に適用したもので、図1にはタンデ
ム型気圧式倍力装置の全体構造が、図2にはその要部構
造がそれぞれ示されている。図1において、1は、フロ
ントシェル2とリヤシェル3とからなるシェル本体で、
シェル本体1内はセンターシェル4により前・後2室に
区画され、この前・後2室はさらに、ダイアフラム5,
6を備えたパワーピストン7,8により定圧室9,10
と作動圧室11,12とに区画されている。各パワーピ
ストン7,8は、シェル本体1の軸心上に配置された共
通のバルブボデー13を備えている。バルブボデー13
は、カップ形状の大径部13aと筒状の小径部13bと
を連接してなっており、その大径部13aが各パワーピ
ストン7,8に気密的に嵌合固定されると共に、センタ
ーシェル4を気密的かつ摺動自在に挿通して。一方、バ
ルブボデー13の小径部13bは、リヤシェル3を気密
的かつ摺動自在に挿通してリヤシェル3の後方へ延ばさ
れている。
形態を示したものである。本第1の実施の形態はタンデ
ム型気圧式倍力装置に適用したもので、図1にはタンデ
ム型気圧式倍力装置の全体構造が、図2にはその要部構
造がそれぞれ示されている。図1において、1は、フロ
ントシェル2とリヤシェル3とからなるシェル本体で、
シェル本体1内はセンターシェル4により前・後2室に
区画され、この前・後2室はさらに、ダイアフラム5,
6を備えたパワーピストン7,8により定圧室9,10
と作動圧室11,12とに区画されている。各パワーピ
ストン7,8は、シェル本体1の軸心上に配置された共
通のバルブボデー13を備えている。バルブボデー13
は、カップ形状の大径部13aと筒状の小径部13bと
を連接してなっており、その大径部13aが各パワーピ
ストン7,8に気密的に嵌合固定されると共に、センタ
ーシェル4を気密的かつ摺動自在に挿通して。一方、バ
ルブボデー13の小径部13bは、リヤシェル3を気密
的かつ摺動自在に挿通してリヤシェル3の後方へ延ばさ
れている。
【0014】バルブボデー13には、2つの定圧室9と
10とを連通しかつ各定圧室9,10を小径部13b内
に連通する定圧通路15が設けられる他、2つの作動圧
室11と12とを連通しかつ各作動圧室11,12を小
径部13b内に連通する空気通路(大気通路)16が設
けられている。定圧通路15および大気通路16のそれ
ぞれは、バルブボデー13に穿設した軸方向孔15a,
16aと半径方向孔15b,16bとからなっている。
フロント側の定圧室9には、フロントシェル2の前部に
接続した導入管17を通じて、例えばエンジン負圧が導
入されるようになっており、一方、バルブボデー13の
小径部13bの開口側にはサイレンサ18とフィルタ1
9とが配設されている。
10とを連通しかつ各定圧室9,10を小径部13b内
に連通する定圧通路15が設けられる他、2つの作動圧
室11と12とを連通しかつ各作動圧室11,12を小
径部13b内に連通する空気通路(大気通路)16が設
けられている。定圧通路15および大気通路16のそれ
ぞれは、バルブボデー13に穿設した軸方向孔15a,
16aと半径方向孔15b,16bとからなっている。
フロント側の定圧室9には、フロントシェル2の前部に
接続した導入管17を通じて、例えばエンジン負圧が導
入されるようになっており、一方、バルブボデー13の
小径部13bの開口側にはサイレンサ18とフィルタ1
9とが配設されている。
【0015】バルブボデー13内には、前・後の作動圧
室11,12に対して前記定圧通路15と大気通路16
とを選択的に開くバルブ機構20が配設されている。バ
ルブ機構20は、バルブボデー13の大径部13aの軸
心上に設けた案内孔21に摺動自在に嵌挿されたプラン
ジャ(反力ロッド)22、バルブボデー13の小径部1
3bの内面に押え部材23を用いて基端部が固定された
弾性変形可能な弁体24、この弁体24の前端の外縁部
とバルブボデー13の内面に形成され、定圧通路15の
開口端を含むバルブ弁座部とで構成される負圧弁25、
弁体24の前端の内縁部とプランジャ22の後端に形成
され弁座部とで構成される大気弁26を備えている。プ
ランジャ22の後端部には、ブレーキペダル(図示略)
と連動する入力軸27が連結され、また、弁体24は、
この入力軸27に一端を係合させた弁ばね28により、
常時は負圧弁25、大気弁26を閉じる方向へ付勢され
ている。なお、プランジャ22は、バルブボデー13に
対して半径方向へ挿入したストップキー29によりバル
ブボデー13との相対移動範囲が規制されている。ま
た、入力軸27は、前記押え部材23に一端を係合させ
たばね30により常時は戻し方向(ブレーキペダル側)
へ付勢されている。
室11,12に対して前記定圧通路15と大気通路16
とを選択的に開くバルブ機構20が配設されている。バ
ルブ機構20は、バルブボデー13の大径部13aの軸
心上に設けた案内孔21に摺動自在に嵌挿されたプラン
ジャ(反力ロッド)22、バルブボデー13の小径部1
3bの内面に押え部材23を用いて基端部が固定された
弾性変形可能な弁体24、この弁体24の前端の外縁部
とバルブボデー13の内面に形成され、定圧通路15の
開口端を含むバルブ弁座部とで構成される負圧弁25、
弁体24の前端の内縁部とプランジャ22の後端に形成
され弁座部とで構成される大気弁26を備えている。プ
ランジャ22の後端部には、ブレーキペダル(図示略)
と連動する入力軸27が連結され、また、弁体24は、
この入力軸27に一端を係合させた弁ばね28により、
常時は負圧弁25、大気弁26を閉じる方向へ付勢され
ている。なお、プランジャ22は、バルブボデー13に
対して半径方向へ挿入したストップキー29によりバル
ブボデー13との相対移動範囲が規制されている。ま
た、入力軸27は、前記押え部材23に一端を係合させ
たばね30により常時は戻し方向(ブレーキペダル側)
へ付勢されている。
【0016】一方、バルブボデー13の大径部13aの
前端部には、前記案内孔21を囲むように形成した環状
溝31を利用して、出力軸32の基端大径部であるカッ
プ部32aが嵌合されている。このカップ部32a内に
は、ゴム等の弾性体からなる反力ディスク33が収納さ
れ、反力ディスク33は前記カップ部32aの底とバル
ブボデー13の前端との間に挟持されている。出力軸3
2の先端部は、フロントシェル2を気密的に挿通してそ
の前方へ延ばされて、マスタシリンダに作動連結される
ようになっている。なおフロント側定圧室9内には、バ
ルブボデー13を原位置(非作動位置)に復帰させるた
めの復帰ばね34が配設されている。
前端部には、前記案内孔21を囲むように形成した環状
溝31を利用して、出力軸32の基端大径部であるカッ
プ部32aが嵌合されている。このカップ部32a内に
は、ゴム等の弾性体からなる反力ディスク33が収納さ
れ、反力ディスク33は前記カップ部32aの底とバル
ブボデー13の前端との間に挟持されている。出力軸3
2の先端部は、フロントシェル2を気密的に挿通してそ
の前方へ延ばされて、マスタシリンダに作動連結される
ようになっている。なおフロント側定圧室9内には、バ
ルブボデー13を原位置(非作動位置)に復帰させるた
めの復帰ばね34が配設されている。
【0017】また、バルブボデー13の大径部13aの
前端部であって、カップ底に相当する部分には、図2に
良く示されるように、前記プランジャ22の案内孔21
と同軸に凹穴35が形成されている。この凹穴35は、
前記案内孔21より大径にかつ前記反力ディスク33よ
り小径に形成されており、この凹穴35内には、例えば
ポリ四フッカエチレン(テフロン)からなる樹脂リング
36が収納されている。樹脂リング36は、前記プラン
ジャ22の挿入を可能とするロッド挿入孔37を有して
おり、このロッド挿入孔37は、プランジャ22の外径
と同じかそれよりわずか大きい口径を有している。そし
て、プランジャ22は、この樹脂リング36のロッド挿
入孔37内に挿入されて、非作動状態において反力ディ
スク33との間に所定の大きさの隙38(図2)を介し
て対面するようになっている。なお、樹脂リング36の
反力ディスク33に対向する面には、環状溝39が形成
されている。
前端部であって、カップ底に相当する部分には、図2に
良く示されるように、前記プランジャ22の案内孔21
と同軸に凹穴35が形成されている。この凹穴35は、
前記案内孔21より大径にかつ前記反力ディスク33よ
り小径に形成されており、この凹穴35内には、例えば
ポリ四フッカエチレン(テフロン)からなる樹脂リング
36が収納されている。樹脂リング36は、前記プラン
ジャ22の挿入を可能とするロッド挿入孔37を有して
おり、このロッド挿入孔37は、プランジャ22の外径
と同じかそれよりわずか大きい口径を有している。そし
て、プランジャ22は、この樹脂リング36のロッド挿
入孔37内に挿入されて、非作動状態において反力ディ
スク33との間に所定の大きさの隙38(図2)を介し
て対面するようになっている。なお、樹脂リング36の
反力ディスク33に対向する面には、環状溝39が形成
されている。
【0018】上記した気圧式倍力装置は、そのリヤシェ
ル3の後面に植立した複数のスタッドボルト40を用い
て車体に取付けられ、この取付状態で入力軸27に図示
を略すブレーキペダルが連結される。そして、この取付
状態でブレーキペダルを踏込み、その踏力(入力)がば
ね30のセット荷重よりも大きくなると、入力軸27に
押されてプランジャ22が図1および2の左方向へ移動
し、大気弁26が開いて、サイレンサ18およびフィル
タ19を通じてバルブボデー13内に大気が流入し、こ
の大気は大気通路16(16b,16a)を通って2つ
の作動圧室12,11に導入される。この結果、負圧が
導入されている定圧室9,10と作動圧室11,12と
の間に差圧が発生し、前・後のパワーピストン7,8が
前進して差圧による出力がバルブボデー13を介して出
力軸32に伝達され、倍力作用が開始される。
ル3の後面に植立した複数のスタッドボルト40を用い
て車体に取付けられ、この取付状態で入力軸27に図示
を略すブレーキペダルが連結される。そして、この取付
状態でブレーキペダルを踏込み、その踏力(入力)がば
ね30のセット荷重よりも大きくなると、入力軸27に
押されてプランジャ22が図1および2の左方向へ移動
し、大気弁26が開いて、サイレンサ18およびフィル
タ19を通じてバルブボデー13内に大気が流入し、こ
の大気は大気通路16(16b,16a)を通って2つ
の作動圧室12,11に導入される。この結果、負圧が
導入されている定圧室9,10と作動圧室11,12と
の間に差圧が発生し、前・後のパワーピストン7,8が
前進して差圧による出力がバルブボデー13を介して出
力軸32に伝達され、倍力作用が開始される。
【0019】上記倍力作用の開始に際しては、大気弁2
6が開弁すると、定圧室9,10と作動圧室11,12
との間に発生する差圧によって、前・後のパワーピスト
ン7,8が前進してバルブボデー13も前進しだすの
で、その出力反力で反力ディスク33の一部が樹脂リン
グ36のロッド挿入孔37内に膨出変形して、先ずプラ
ンジャ22と反力ディスク33との間の隙38が解消さ
れる。これにより、入力一定で出力が増大するいわゆる
ジャンプインが発生する。このジャンプインによって前
記隙38が解消されることで、入力に応じて出力が増大
するようになると共に、反力ディスク33によってプラ
ンジャ22が押圧されるようになり、反力の一部がプラ
ンジャ22および入力軸27を介して図示を略すブレー
キペダルへ伝えられる。
6が開弁すると、定圧室9,10と作動圧室11,12
との間に発生する差圧によって、前・後のパワーピスト
ン7,8が前進してバルブボデー13も前進しだすの
で、その出力反力で反力ディスク33の一部が樹脂リン
グ36のロッド挿入孔37内に膨出変形して、先ずプラ
ンジャ22と反力ディスク33との間の隙38が解消さ
れる。これにより、入力一定で出力が増大するいわゆる
ジャンプインが発生する。このジャンプインによって前
記隙38が解消されることで、入力に応じて出力が増大
するようになると共に、反力ディスク33によってプラ
ンジャ22が押圧されるようになり、反力の一部がプラ
ンジャ22および入力軸27を介して図示を略すブレー
キペダルへ伝えられる。
【0020】この時、樹脂リング36は、その外周がバ
ルブボデー13の凹穴35の内面で拘束されているの
で、前記反力ディスク33の押圧力を受けてロッド挿通
孔37を縮径させるように弾性変形する。すなわち、樹
脂リング36がプランジャ22に密着し、この結果、案
内孔21の内面とプランジャ22とのクリアランスが遮
蔽され、このクリアランスに反力ディスク33が侵入す
ることはなくなる。しかも、この樹脂リング36は、そ
のロッド挿入孔37がプランジャ22の外径と同じかそ
れよりわずか大きい口径を有しているだけであるので、
わずかの弾性変形でプランジャ22に密着し、したがっ
て、これを硬度の低い部材で形成する必要がなくなっ
て、樹脂リング36自体が前記クリアランスに侵入する
ことは未然に防止される。本実施の形態では、特に樹脂
リング36に環状溝39を形成しているので、この環状
溝39に入り込んだ反力ディスク33が樹脂リング36
に縮径方向の有効な力を加え、樹脂リング36のプラン
ジャ22への密着がより容易になる。
ルブボデー13の凹穴35の内面で拘束されているの
で、前記反力ディスク33の押圧力を受けてロッド挿通
孔37を縮径させるように弾性変形する。すなわち、樹
脂リング36がプランジャ22に密着し、この結果、案
内孔21の内面とプランジャ22とのクリアランスが遮
蔽され、このクリアランスに反力ディスク33が侵入す
ることはなくなる。しかも、この樹脂リング36は、そ
のロッド挿入孔37がプランジャ22の外径と同じかそ
れよりわずか大きい口径を有しているだけであるので、
わずかの弾性変形でプランジャ22に密着し、したがっ
て、これを硬度の低い部材で形成する必要がなくなっ
て、樹脂リング36自体が前記クリアランスに侵入する
ことは未然に防止される。本実施の形態では、特に樹脂
リング36に環状溝39を形成しているので、この環状
溝39に入り込んだ反力ディスク33が樹脂リング36
に縮径方向の有効な力を加え、樹脂リング36のプラン
ジャ22への密着がより容易になる。
【0021】樹脂リング36がプランジャ22に密着し
た後は、これを固体とみなすことができるので、バルブ
ボデー13側の反力の分担は、汎用(コンベンショナ
ル)の気圧式倍力装置と何ら変わるところがなく、した
がって上記した倍力作用時の倍力比は、反力ディスク3
3に対する出力軸32とプランジャ22との接触面積比
で決まる。なお、ブレーキペダルから踏力がなくなる
と、ばね30のセット荷重によってプランジャ22が後
退し、大気弁26が閉じられる一方で負圧弁25が開か
れる。この結果、作動圧室12,11に負圧が導入され
て、定圧室9、10との差圧が解消され、パワーピスト
ン7、8は復帰ばね34に押されて原位置(図1の状
態)に復帰する。
た後は、これを固体とみなすことができるので、バルブ
ボデー13側の反力の分担は、汎用(コンベンショナ
ル)の気圧式倍力装置と何ら変わるところがなく、した
がって上記した倍力作用時の倍力比は、反力ディスク3
3に対する出力軸32とプランジャ22との接触面積比
で決まる。なお、ブレーキペダルから踏力がなくなる
と、ばね30のセット荷重によってプランジャ22が後
退し、大気弁26が閉じられる一方で負圧弁25が開か
れる。この結果、作動圧室12,11に負圧が導入され
て、定圧室9、10との差圧が解消され、パワーピスト
ン7、8は復帰ばね34に押されて原位置(図1の状
態)に復帰する。
【0022】図3は、本発明の第2の実施の形態を示し
たものである。本第2の実勢の形態の特徴とするところ
は、樹脂リングとして、反力ディスク33と対面する側
に前記ロッド挿入孔37を拡大した拡大孔部41を形成
したもの36Aを用い、非作動状態でこの拡大孔部41
にプランジャ22の前端部をわずか突出させて、プラン
ジャ22の突出端の周りに環状の空所42を形成するよ
うにした点にある。なお、その他の部分は、前記第1実
施例と実質的に同じであり、前出図2に示した部分と同
じ部分には同一符号を付している。
たものである。本第2の実勢の形態の特徴とするところ
は、樹脂リングとして、反力ディスク33と対面する側
に前記ロッド挿入孔37を拡大した拡大孔部41を形成
したもの36Aを用い、非作動状態でこの拡大孔部41
にプランジャ22の前端部をわずか突出させて、プラン
ジャ22の突出端の周りに環状の空所42を形成するよ
うにした点にある。なお、その他の部分は、前記第1実
施例と実質的に同じであり、前出図2に示した部分と同
じ部分には同一符号を付している。
【0023】本第2の実施の形態においては、上記第1
の実施の形態と同様に、倍力作用の開始に際しては、大
気弁26が開弁すると、定圧室9,10と作動圧室1
1,12との間に発生する差圧によって、前・後のパワ
ーピストン7,8が前進してバルブボデー13も前進し
だすので、その出力反力で反力ディスク33の一部が樹
脂リング36Aの拡大孔部41内に膨出変形して、先ず
プランジャ22と反力ディスク33との間の隙38が解
消される。これにより、入力一定で出力が増大するいわ
ゆるジャンプインが発生する。このジャンプインによっ
て前記隙38が解消されることで、入力に応じて出力が
増大するようになると共に、反力ディスク33によって
プランジャ22が押圧されるようになり、反力の一部が
プランジャ22および入力軸27を介して図示を略すブ
レーキペダルへ伝えられる。この時、プランジャ22の
周りには空所42が存在しているので、バルブボデー1
3側で分担する反力は、前記したコンベンショナルの気
圧式倍力装置(第1の実施の形態)に比べて低減し、そ
の分、プランジャ22側で分担する反力が増大する。す
なわち、この間の倍力比は、第1の実施の形態に比べて
低減する。
の実施の形態と同様に、倍力作用の開始に際しては、大
気弁26が開弁すると、定圧室9,10と作動圧室1
1,12との間に発生する差圧によって、前・後のパワ
ーピストン7,8が前進してバルブボデー13も前進し
だすので、その出力反力で反力ディスク33の一部が樹
脂リング36Aの拡大孔部41内に膨出変形して、先ず
プランジャ22と反力ディスク33との間の隙38が解
消される。これにより、入力一定で出力が増大するいわ
ゆるジャンプインが発生する。このジャンプインによっ
て前記隙38が解消されることで、入力に応じて出力が
増大するようになると共に、反力ディスク33によって
プランジャ22が押圧されるようになり、反力の一部が
プランジャ22および入力軸27を介して図示を略すブ
レーキペダルへ伝えられる。この時、プランジャ22の
周りには空所42が存在しているので、バルブボデー1
3側で分担する反力は、前記したコンベンショナルの気
圧式倍力装置(第1の実施の形態)に比べて低減し、そ
の分、プランジャ22側で分担する反力が増大する。す
なわち、この間の倍力比は、第1の実施の形態に比べて
低減する。
【0024】その後、反力ディスク33がプランジャ2
2の周りの空所42を満たすまで出力反力が高まると、
反力ディスク33の押圧力で樹脂リング36のロッド挿
入孔37が縮径してプランジャ22に密着し、この結
果、プランジャ22とその案内孔21とのクリアランス
に反力ディスク33が侵入することはなくなる。そし
て、反力ディスク33が空所42を埋めた後は、上記第
1の実施の形態と同様にバルブボデー13側の反力の分
担は、コンベンショナルの気圧式倍力装置と何ら変わる
ところがなくなり、したがって倍力比もコンベンショナ
ルの気圧式倍力装置(第1の実施の形態)と同じにな
る。すなわち、本第2の実施の形態では、倍力比が2段
階に変化して、いわゆる2レシオのブレーキ倍力装置が
実現する。
2の周りの空所42を満たすまで出力反力が高まると、
反力ディスク33の押圧力で樹脂リング36のロッド挿
入孔37が縮径してプランジャ22に密着し、この結
果、プランジャ22とその案内孔21とのクリアランス
に反力ディスク33が侵入することはなくなる。そし
て、反力ディスク33が空所42を埋めた後は、上記第
1の実施の形態と同様にバルブボデー13側の反力の分
担は、コンベンショナルの気圧式倍力装置と何ら変わる
ところがなくなり、したがって倍力比もコンベンショナ
ルの気圧式倍力装置(第1の実施の形態)と同じにな
る。すなわち、本第2の実施の形態では、倍力比が2段
階に変化して、いわゆる2レシオのブレーキ倍力装置が
実現する。
【0025】図4は、本発明の第3の実施の形態を示し
たものである。本第3の実施の形態の特徴とするところ
は、バルブボデー13の前端部に段付のボス部43を設
けると共に、樹脂リングとして、このボス部43に嵌合
可能なもの36Bを用い、この樹脂リング36Bを反力
ディスク33と共に出力軸32の基端カップ部32a内
に納めた点にある。この第3の実施の形態の倍力作用
は、前記第1の実施の形態と同じであるが、樹脂リング
36Bは、出力軸32の基端カップ部32aにより外周
が拘束されているので、前記倍力作用に際してそのロッ
ド挿入孔37が縮径し、この結果、案内孔21の内面と
プランジャ22とのクリアランスに反力ディスク33が
侵入することはなくなる。そして、本第3の実施の形態
では、上記第1または第2の実施の形態で必要としたバ
ルブボデー13の前端の凹穴35が不必要になるので、
バルブボデー13の製作が簡単になる。
たものである。本第3の実施の形態の特徴とするところ
は、バルブボデー13の前端部に段付のボス部43を設
けると共に、樹脂リングとして、このボス部43に嵌合
可能なもの36Bを用い、この樹脂リング36Bを反力
ディスク33と共に出力軸32の基端カップ部32a内
に納めた点にある。この第3の実施の形態の倍力作用
は、前記第1の実施の形態と同じであるが、樹脂リング
36Bは、出力軸32の基端カップ部32aにより外周
が拘束されているので、前記倍力作用に際してそのロッ
ド挿入孔37が縮径し、この結果、案内孔21の内面と
プランジャ22とのクリアランスに反力ディスク33が
侵入することはなくなる。そして、本第3の実施の形態
では、上記第1または第2の実施の形態で必要としたバ
ルブボデー13の前端の凹穴35が不必要になるので、
バルブボデー13の製作が簡単になる。
【0026】図5は、本発明の第4の実施の形態を示し
たものである。本第4の実施の形態の特徴とするところ
は、バルブボデー13の前端部に深い凹穴44を設ける
と共に、樹脂リングとして平板リング状のもの36Cを
用い、この樹脂リング36Bを反力ディスク33および
出力軸32の基端大径部32bと共に前記凹穴44内に
納めた点にある。この第4の実施の形態の倍力作用は、
前記第1の実施の形態と同じであるが、樹脂リング36
Cは、凹穴44により外周が拘束されているので、前記
倍力作用に際してそのロッド挿入孔37が縮径し、この
結果、案内孔21の内面とプランジャ22とのクリアラ
ンスに反力ディスク33が侵入することはなくなる。そ
して、本第4の実施の形態では、出力軸32の基端にカ
ップ部32a(図1〜4)を形成する必要がなくなるの
で、出力軸32の製作が簡単となる。
たものである。本第4の実施の形態の特徴とするところ
は、バルブボデー13の前端部に深い凹穴44を設ける
と共に、樹脂リングとして平板リング状のもの36Cを
用い、この樹脂リング36Bを反力ディスク33および
出力軸32の基端大径部32bと共に前記凹穴44内に
納めた点にある。この第4の実施の形態の倍力作用は、
前記第1の実施の形態と同じであるが、樹脂リング36
Cは、凹穴44により外周が拘束されているので、前記
倍力作用に際してそのロッド挿入孔37が縮径し、この
結果、案内孔21の内面とプランジャ22とのクリアラ
ンスに反力ディスク33が侵入することはなくなる。そ
して、本第4の実施の形態では、出力軸32の基端にカ
ップ部32a(図1〜4)を形成する必要がなくなるの
で、出力軸32の製作が簡単となる。
【0027】上記第1乃至第4の実施の形態において
は、樹脂リング36、36A、36B、36Cのロッド
挿入孔37は、何れもプランジャ22を摺動自在に案内
する案内孔として機能しているので、1つのバルブボデ
ー13に対してこのロッド挿入孔37の孔径を変えるこ
とで、すなわち樹脂リングを交換するだけで倍力比を変
更することができ、したがってバルブボデー13の仕様
数を減じることができて、コスト的に有利となる。
は、樹脂リング36、36A、36B、36Cのロッド
挿入孔37は、何れもプランジャ22を摺動自在に案内
する案内孔として機能しているので、1つのバルブボデ
ー13に対してこのロッド挿入孔37の孔径を変えるこ
とで、すなわち樹脂リングを交換するだけで倍力比を変
更することができ、したがってバルブボデー13の仕様
数を減じることができて、コスト的に有利となる。
【0028】なお、本発明は、上記した樹脂リング3
6、36A、36B、36Cに代えて、図6に示すよう
な円板状の樹脂部材50を用いても、案内孔21の内面
とプランジャ22とのクリアランスへの反力ディスク3
3の侵入を阻止することができる。この場合は、同図に
示すように、第1および第2の実施の形態で用いた凹穴
35内に前記樹脂部材50と金属円板51とを納め、樹
脂部材50を反力ディスク33に対向させると共に、金
属円板51をプランジャ2に対向させる。これにより、
倍力作用時には、反力ディスク33の押圧力により樹脂
部材50が圧縮してその外周を凹穴35の内面に密着さ
せ、前記クリアランスへの反力ディスク33の侵入が阻
止される。ただし、この場合は、反力ディスク33が樹
脂部材50および金属円板51を介して間接的にプラン
ジャ22に接触するので、倍力比は、反力ディスク33
の径をD、金属円板51の径をdとすると、D2 /d2
となり、その値は小さくなる。
6、36A、36B、36Cに代えて、図6に示すよう
な円板状の樹脂部材50を用いても、案内孔21の内面
とプランジャ22とのクリアランスへの反力ディスク3
3の侵入を阻止することができる。この場合は、同図に
示すように、第1および第2の実施の形態で用いた凹穴
35内に前記樹脂部材50と金属円板51とを納め、樹
脂部材50を反力ディスク33に対向させると共に、金
属円板51をプランジャ2に対向させる。これにより、
倍力作用時には、反力ディスク33の押圧力により樹脂
部材50が圧縮してその外周を凹穴35の内面に密着さ
せ、前記クリアランスへの反力ディスク33の侵入が阻
止される。ただし、この場合は、反力ディスク33が樹
脂部材50および金属円板51を介して間接的にプラン
ジャ22に接触するので、倍力比は、反力ディスク33
の径をD、金属円板51の径をdとすると、D2 /d2
となり、その値は小さくなる。
【0029】
【発明の効果】本発明に係るブレーキ反力伝達装置によ
れば、樹脂リングが、その内面を反力ロッドに密着させ
て、案内孔と反力ロッドとのクリアランスへの反力ディ
スクの侵入を確実に阻止するので、反力ディスクの損傷
は未然に防止される。しかも、この樹脂リングは、案内
孔から独立して配置されるため、その組付けは簡単とな
って用いる硬さに特別の制約を受けることがなくなり、
その機能を安定的に発揮するものなって、装置に対する
信頼性が向上する。
れば、樹脂リングが、その内面を反力ロッドに密着させ
て、案内孔と反力ロッドとのクリアランスへの反力ディ
スクの侵入を確実に阻止するので、反力ディスクの損傷
は未然に防止される。しかも、この樹脂リングは、案内
孔から独立して配置されるため、その組付けは簡単とな
って用いる硬さに特別の制約を受けることがなくなり、
その機能を安定的に発揮するものなって、装置に対する
信頼性が向上する。
【図1】本発明の第1の実施の形態としての気圧式倍力
装置の全体構造を示す断面図である。
装置の全体構造を示す断面図である。
【図2】図1に示した気圧式倍力装置の要部構造を示す
断面図である。
断面図である。
【図3】本発明の第2の実施の形態として気圧式倍力装
置の要部構造を示す断面図である。
置の要部構造を示す断面図である。
【図4】本発明の第3の実施の形態として気圧式倍力装
置の要部構造を示す断面図である。
置の要部構造を示す断面図である。
【図5】本発明の第4の実施の形態として気圧式倍力装
置の要部構造を示す断面図である。
置の要部構造を示す断面図である。
【図6】本発明の、さらに他の実施の形態としての気圧
式倍力装置の要部構造を示す断面図である。
式倍力装置の要部構造を示す断面図である。
1 シェル本体 7,8 パワーピストン 13 バルブボデー 20 バルブ機構 21 案内孔 22 プランジャ(反力ロッド) 27 入力軸 32 出力軸 32a 出力軸のカップ部 33 反力ディスク 35、44 凹穴 36、36A、36B、36C 樹脂リング 37 ロッド挿入孔 41 拡大孔部
Claims (5)
- 【請求項1】 ブレーキペダルの踏力を倍力してマスタ
シリンダに伝えるブレーキ倍力装置に内蔵され、マスタ
シリンダからの反力をブレーキペダルに伝えるブレーキ
反力伝達装置において、前記マスタシリンダからの反力
を出力軸を介して受ける弾性体の反力ディスクと、ブレ
ーキ倍力装置のバルブボデーに設けた案内孔に摺動自在
に配置され前記反力ディスクから前記反力の一部を受け
て入力軸を介して前記ブレーキペダルに伝える反力ロッ
ドとを備え、前記反力ディスクと前記バルブボデーとの
間に、反力ロッドが挿入されるロッド挿入孔を有する樹
脂リングを介装し、該樹脂リングは、その外周が拘束さ
れることで前記反力ディスクの押圧力で内径を縮めるよ
うになっていることを特徴とするブレーキ反力伝達装
置。 - 【請求項2】 樹脂リングが、ブレーキ倍力装置のバル
ブボデーに設けた凹穴内に収納されることを特徴とする
請求項1に記載のブレーキ反力伝達装置。 - 【請求項3】 樹脂リングが、出力軸の基端のカップ部
内に反力ディスクと共に収納されることを特徴とする請
求項1に記載のブレーキ反力伝達装置。 - 【請求項4】 樹脂リングのロッド挿入孔を、反力ディ
スク側で拡大し、ブレーキ倍力装置の非作動状態で前記
拡大孔部に反力ロッドの前端部をわずか突出させるよう
にしたことを特徴とする請求項1、2または3に記載の
ブレーキ反力伝達装置。 - 【請求項5】 ブレーキ倍力装置が気圧式倍力装置であ
り、反力ロッドがバルブ機構の要素であるプランジャと
して用いられることを特徴とする請求項1乃至4の何れ
か一項に記載のブレーキ反力伝達装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP8297667A JPH10119758A (ja) | 1996-10-18 | 1996-10-18 | ブレーキ反力伝達装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP8297667A JPH10119758A (ja) | 1996-10-18 | 1996-10-18 | ブレーキ反力伝達装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH10119758A true JPH10119758A (ja) | 1998-05-12 |
Family
ID=17849579
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP8297667A Pending JPH10119758A (ja) | 1996-10-18 | 1996-10-18 | ブレーキ反力伝達装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH10119758A (ja) |
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2002356159A (ja) * | 2001-03-26 | 2002-12-10 | Aisin Seiki Co Ltd | 車両用ブレーキ液圧発生装置 |
| US8267487B2 (en) | 2008-12-11 | 2012-09-18 | Hyundai Mobis Co., Ltd. | Regenerative braking actuator apparatus |
-
1996
- 1996-10-18 JP JP8297667A patent/JPH10119758A/ja active Pending
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2002356159A (ja) * | 2001-03-26 | 2002-12-10 | Aisin Seiki Co Ltd | 車両用ブレーキ液圧発生装置 |
| US8267487B2 (en) | 2008-12-11 | 2012-09-18 | Hyundai Mobis Co., Ltd. | Regenerative braking actuator apparatus |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| A711 | Notification of change in applicant |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A712 Effective date: 20041125 |
|
| A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20060125 |
|
| A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20060208 |
|
| A02 | Decision of refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02 Effective date: 20070808 |