JPH1012108A - 磁性移動体センサ - Google Patents
磁性移動体センサInfo
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- JPH1012108A JPH1012108A JP8164757A JP16475796A JPH1012108A JP H1012108 A JPH1012108 A JP H1012108A JP 8164757 A JP8164757 A JP 8164757A JP 16475796 A JP16475796 A JP 16475796A JP H1012108 A JPH1012108 A JP H1012108A
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Abstract
且つ磁性移動体の低速領域でも高精度な磁性移動体セン
サを得る。 【解決手段】 磁性移動体1の突部1aに対向配置され
た磁電変換素子2a、2bと、磁電変換素子にバイアス
磁束を発生する磁石4と、各磁電変換素子の磁束検知感
度を不平衡にする不平衡バイアス手段と、各磁電変換素
子からの電気信号を差動増幅する差動増幅器と、差動増
幅器からの差動信号を磁性突部のエッジに対応したパル
ス信号に変換する波形整形回路とを備え、不平衡バイア
ス手段は、各磁電変換素子を通過する磁束密度振幅に波
形整形回路のヒステリシスに相当するレベル以上の差を
生じさせ、各磁電変換素子の感度を実質的に不平衡にす
る。
Description
関のカム軸の回転角度検出等に用いられる一対の磁電変
換素子が内蔵された磁性移動体センサに関し、特にパル
ス信号のばらつきを抑制して検出精度を向上させるとと
もに、構造上および製造上の許容範囲を拡大してコスト
ダウンを実現した磁性移動体センサに関するものであ
る。
状態を概略的に示す断面図であり、ここでは、磁性移動
体センサが磁性回転体に対向配置された回転センサの場
合を示している。図13は図12内の磁性回転体と回転
センサとの配置関係を図式的に示す側面図である。
すなわち磁性回転体1は、外周面に沿って一定ピッチの
複数の磁性突部1aを有している。磁性回転体1の外周
面の磁性突部1aに対向配置された一対の磁電変換素子
2aおよび2bは、たとえばホール素子からなり、磁性
回転体1の移動方向Aに沿って互いに所定間隔Dだけ離
間配置されている。各磁電変換素子2aおよび2bは、
磁性突部1aの移動にともなう磁束変化を検知し、磁束
変化に応じた電気信号(後述する)を出力する。
回路素子(後述する)を含むセンサIC3内に一体的に
内蔵されている。センサIC3に近接配置された永久磁
石4は、矢印B方向(図13参照)に着磁されており、
各磁電変換素子2aおよび2bに対してバイアス磁束を
発生する。
よび2bを内蔵したセンサIC3と、バイアス磁束を発
生する永久磁石4とにより構成され、磁性回転体1に対
して以下の位置関係を維持するように、保持部材5によ
り一体的に位置決め固定されている。
センサIC3および永久磁石4の中心軸方向は、磁性回
転体1の中心軸方向Cと一致している。また、磁性回転
体1に対向する永久磁石4の側面は、センサIC3内の
2個の磁電変換素子2aおよび2bを結ぶ線と平行であ
り、且つ、磁性回転体1の回転接線方向Eに対しても平
行である。したがって、永久磁石4の着磁方向Bは、中
心軸方向Cと一致している。
す回路図である。図14において、センサIC3は、外
部回路(図示せず)から電源電圧が印加される電源入力
端子Vccと、グランドに接続されたグランド端子GN
Dと、パルス信号Pを出力する出力端子Voutとを有
している。
および2bから出力される各電気信号FaおよびFbを
個別に増幅する一対の増幅器6aおよび6bと、各増幅
器6aおよび6bを介した電気信号GaおよびGbを差
動増幅する差動増幅器7と、差動増幅器7から出力され
る差動信号Hを磁性突部1aのエッジに対応したパルス
信号Jに変換する波形整形回路8と、パルス信号Jを反
転してパルス信号Pを出力するエミッタ接地のトランジ
スタ9とを備えている。
および6b、差動増幅器7および波形整形回路8は、そ
れぞれ、電源入力端子Vccおよびグランド端子GND
に接続され、電源入力端子Vccから給電されている。
トランジスタ9から出力端子Voutを介して出力され
たパルス信号Pは、外部回路において最終的なパルス電
圧に変換される。
しながら、図12〜図14に示した従来の磁性移動体セ
ンサの動作について説明する。図15および図16は磁
性回転体1の磁性突部1aと波形整形回路8に入力され
る差動信号Hおよび波形整形後のパルス信号Jとの関係
を示しており、図16は磁性回転体1が低回転の場合を
示している。
ス信号JをH(ハイ)レベルからL(ロー)レベルに切
り換えるスレッショルドレベル、TLはパルス信号Jを
LレベルからHレベルに切り換えるスレッショルドレベ
ル、ΔTは各スレッショルドレベルTHおよびTLの偏
差すなわちヒステリシスである。
ダシュート部Huおよびオーバシュート部Hoは、セン
サIC3内の回路特性上、特に低回転時に特に発生し易
いものである。
ると、一対の磁電変換素子2aおよび2bは、磁性回転
体1上の磁性突部1aの移動により生じる磁界変化を電
圧変化として検出し、電気信号FaおよびFbを出力す
る。各電気信号FaおよびFbは、増幅器6aおよび6
bを介して増幅された電気信号GaおよびGbとなり、
さらに、差動増幅器7を介して差動信号Hとなり、たと
えばシュミットトリガ回路からなる波形整形回路8に入
力される。
ショルドレベルTHおよびTLと比較することにより、
差動信号Hを磁性突部1aのエッジに対応したパルス信
号Jに変換する。すなわち、差動信号Hがスレッショル
ドTHを上回ったときには、パルス信号JをLレベルに
立ち下げ、差動信号HがスレッショルドレベルTLを下
回ったときには、パルス信号JをHレベルに立ち上げ
る。
を介して反転されたパルス信号Pとなり、出力端子Vo
utを介して外部のコンピュータユニット等(図示せ
ず)に入力され、磁性回転体1の回転数または回転角度
等の検出に用いられる。
レッショルドレベルTHおよびTLは、図15から明ら
かなように、差動信号Hの比較的傾斜の緩やかな波形領
域に設定されているので、差動信号Hのわずかなレベル
変動に応動してパルス信号Jがδ方向にシフトしてしま
い、磁性回転体1の回転検出精度を損なうおそれがあ
る。したがって、種々の構造的精度、たとえば、センサ
IC3の取り付け精度等が厳しく要求され、コストアッ
プにつながることになる。
は、図16のように、差動信号Hにアンダシュート部H
uやオーバシュート部Hoが発生し易いので、アンダシ
ュート部Huおよびオーバシュート部Hoで波形整形回
路8が動作し、パルス信号Jが正規のパルス信号(一点
鎖線参照)から大きく逸脱してしまい、高精度の回転検
出が困難になるおそれがある。
サは以上のように、差動信号Hの波形傾斜が緩やかな領
域で波形整形しているので、磁性突部1aのエッジに対
応した高精度のパルス信号Jを出力することが困難であ
り、これを解決しようとすると、製造上の高精度化が要
求されることからコストアップを招くという問題点があ
った。
差動信号HのアンダシュートHuおよびオーバシュート
部Hoを検出して波形整形してしまい、磁性突部1aの
エッジに対応した高精度のパルス信号Jを出力すること
ができないという問題点があった。
ためになされたもので、構造上および製造上の許容範囲
を拡大してコストダウンを実現するとともに、高精度な
磁性移動体センサを得ることを目的とする。
る磁性移動体センサは、磁性移動体の磁性突部に対向配
置された一対の磁電変換素子と、一対の磁電変換素子に
対してバイアス磁束を発生する磁石と、一対の磁電変換
素子の各磁束検知感度を不平衡とするための不平衡バイ
アス手段と、一対の磁電変換素子から出力される各電気
信号を差動増幅する差動増幅器と、差動増幅器から出力
される差動信号を磁性突部のエッジに対応したパルス信
号に変換する波形整形回路とを備え、一対の磁電変換素
子は、磁性移動体の移動方向に沿って所定間隔だけ離間
配置され、磁性突部の移動にともなう磁束変化を検知
し、不平衡バイアス手段は、一対の磁電変換素子を通過
する各磁束密度の振幅に、波形整形回路のヒステリシス
に相当するレベル以上の差を生じさせるものである。こ
れにより、各磁電変換素子に対する磁束密度の振幅に差
を生じさせ、各磁電変換素子の感度を実質的に不平衡に
する。
体センサは、請求項1において、不平衡バイアス手段
は、一対の磁電変換素子を結ぶ直線が磁性移動体の移動
方向に対して傾斜された構成を含むものである。
体センサは、請求項1において、不平衡バイアス手段
は、磁石の側面形状が磁性移動体の移動方向に対して傾
斜された構成を含むものである。
体センサは、請求項1において、不平衡バイアス手段
は、磁石の着磁方向が磁性移動体の表面の法線方向に対
して傾斜された構成を含むものである。
体センサは、請求項1において、不平衡バイアス手段
は、一対の磁電変換素子の中心軸位置と磁石の中心軸位
置とが互いにオフセットされた構成を含むものである。
体センサは、請求項1において、磁性移動体は回転体か
らなり、不平衡バイアス手段は、一対の磁電変換素子お
よび磁石の中心軸位置が回転体の中心軸位置に対してオ
フセットされた構成を含むものである。
体センサは、磁性移動体の磁性突部に対向配置された一
対の磁電変換素子と、一対の磁電変換素子に対してバイ
アス磁束を発生する磁石と、一対の磁電変換素子から出
力される各電気信号を個別に増幅する一対の増幅器と、
一対の増幅器を介した各電気信号を差動増幅する差動増
幅器と、差動増幅器から出力される差動信号を磁性突部
のエッジに対応したパルス信号に変換する波形整形回路
とを備え、一対の磁電変換素子は、磁性移動体の移動方
向に沿って所定間隔だけ離間配置され、磁性突部の移動
にともなう磁束変化を検知し、一対の増幅器は、増幅率
が互いに異なり、差動増幅器に入力される各電気信号の
振幅に、波形整形回路のヒステリシスに相当するレベル
以上の差を生じさせるものである。これにより、差動増
幅器に入力される電気信号の振幅に差を生じさせ、各磁
電変換素子の感度を実質的に不平衡にする。
転センサを図について説明する。図1はこの発明の実施
の形態1の要部を図式的に示す側面図であり、前述と同
様に、磁性移動体センサが回転センサの場合を示してい
る。
実施の形態についても同様)によるセンサIC3の回路
構成は、図14に示した通りであり、また、前述と同様
の構成要素については、同一符号を付してここでは詳述
を省略する。
1aと波形整形回路8(図14参照)に入力される差動
信号Hおよび波形整形後のパルス信号Jとの関係を示し
ており、図3は磁性回転体1が低回転の場合を示してい
る。
2bの各磁束検知感度を不平衡とするために、各磁電変
換素子2aおよび2bを通過する各磁束密度の振幅に、
波形整形回路8のヒステリシスΔT(図15参照)に相
当するレベル以上の差を生じさせる不平衡バイアス手段
が設けられている。
磁電変換素子2aおよび2bを結ぶ直線が磁性回転体1
の移動方向(回転接線方向E)に対して傾斜された構成
からなる。ここでは、センサIC3は、磁性回転体1上
の磁性突部1aに先に接近する側の磁電変換素子2a
が、他方の磁電変換素子2bよりも磁性回転体1に接近
するように傾斜しているものとする。
る側面は、磁性回転体1の回転接線方向Eに対して平行
に配置されており、永久磁石4の着磁方向Bは、永久磁
石4の中心軸方向すなわち磁性回転体1の中心軸方向C
と一致している。
接線方向Eに対するセンサIC3の傾斜角度を、たとえ
ば5°〜60°(通常、30°前後)程度の範囲内で調
整することにより、磁電変換素子2aおよび2bを通る
磁束密度の振幅に、ヒステリシスΔTに相当するレベル
以上の差を生じさせることができる。
の各検出感度が実質的に不均一となることから、差動信
号Hは、図2のように、正負の電圧レベルにバイアス成
分が重畳された波形となる。また、波形整形回路8は、
差動信号Hの波形傾斜が急峻な領域で差動信号Hとスレ
ッショルドレベルTHおよびTLとを比較し、パルス信
号Jを生成する。
への変換性能が向上するので、磁性突部1aの両エッジ
を高精度に検出することができる。センサ取付誤差等の
構造的な許容誤差量が増大するので、コストダウンを実
現することができる。
差動信号Hにアンダシュート部Huが発生しても、アン
ダシュート部TLがスレッショルドレベルTLを下回る
可能性が極めて小さいので、パルス信号Jに影響を与え
るおそれはない。
oが発生しても、オーバシュート部Hoがスレッショル
ドレベルTHを上回る可能性が極めて小さいので、パル
ス信号Jに影響を与えるおそれはない。この結果、低回
転領域でのパルス信号JおよびPの検出精度を向上させ
ることができる。
たが、同様の磁性突部1aを有していれば、たとえば直
線的な磁性移動体に対しても適用することができ、同等
の作用効果を奏することは言うまでもない。この場合、
前述の磁性回転体1の回転接線方向Eは、磁性移動体の
移動方向に対応することになる。
は、磁性突部1aに先に接近する側の磁電変換素子2a
が他方の磁電変換素子2bよりも磁性回転体1に接近す
るように、センサIC3を傾斜させたが、逆方向に傾斜
させてもよい。
この発明の実施の形態2による波形図である。この場
合、前述の実施の形態1と比べると、差動信号Hの不平
衡バイアスが逆極性なので、スレッショルドレベルTH
およびTLは、差動信号Hの波形傾斜の緩やかな領域の
近傍に位置している。
造的な許容誤差は低減するが、オーバシュート部Hoお
よびアンダシュート部Hu(図3参照)の発生時に関し
ては、アンダシュート部Hu(またはオーバシュート部
Ho)がスレッショルドレベルTH(またはTL)と関
連してパルス信号Jに影響を与えるおそれはなく、前述
と同様の作用効果を奏する。
は、不平衡バイアス手段として、回転接線方向Eに対し
てセンサIC3の対向面(磁電変換素子2aおよび2b
を結ぶ線)を傾斜させたが、永久磁石4の対向面を傾斜
させてもよい。以下、回転接線方向Eに対して永久磁石
4の対向面を傾斜させたこの発明の実施の形態3につい
て説明する。
式的に示す側面図である。なお、この発明の実施の形態
3(以下の各実施の形態においても同様)の動作波形
は、図2〜図4に示した通りである。
bを含むセンサIC3の対向面は、磁性回転体1の回転
接線方向Eに対して平行に配置されている。また、永久
磁石4の着磁方向Bは、センサIC3の中心軸位置すな
わち磁性回転体1の中心軸方向Cと一致している。
は、磁性回転体1の回転接線方向Eに対して傾斜されて
おり、ここでは、磁性回転体1が先に接近する側が磁性
回転体1から離れるように傾斜されている。
磁石4の対向面4aの傾斜角度を、たとえば5°〜60
°の範囲内で調整することにより、磁電変換素子2aお
よび2bを通る各磁束密度の振幅に差を生じさせること
ができる。図5の場合、磁電変換素子2bを通る磁束密
度振幅の方が他方の磁電変換素子2aよりも高くなる。
の両エッジを高精度に検出して回転検出性能(精度)を
向上させることができ、また、センサ取付誤差の許容量
を増大させるとともに、低回転領域での検出精度を向上
させることができる。
は、不平衡バイアス手段として、磁性回転体1に対する
永久磁石4の対向面4aを傾斜させたが、永久磁石4の
反対側の対向面を傾斜させてもよい。
させたこの発明の実施の形態4について説明する。図6
はこの発明の実施の形態4の要部を図式的に示す側面図
であり、この場合、磁性回転体1に対する永久磁石4の
反対側の対向面4bの側面形状は、磁性回転体1が先に
接近する側が磁性回転体1から離れるように、回転接線
方向Eに対して傾斜されている。
磁石4の対向面4bの傾斜角度を、たとえば5°〜60
°の範囲内で調整することにより、磁電変換素子2aお
よび2bを通る各磁束密度の振幅に差を生じさせること
ができる。図6の場合、磁電変換素子2aを通る磁束密
度振幅の方が他方の磁電変換素子2bよりも高くなる。
の両エッジを高精度に検出して回転検出性能(精度)を
向上させることができ、また、センサ取付誤差の許容量
を増大させるとともに、低回転領域での検出精度を向上
させることができる。
3では、不平衡バイアス手段として、磁性回転体1の回
転接線方向Eに対し、永久磁石4の対向面4aまたは4
bの一方のみを傾斜させたが、永久磁石4の両側の対向
面4aおよび4bを傾斜させてもよい。以下、永久磁石
4の両側の対向面4aおよび4bを傾斜させたこの発明
の実施の形態5について説明する。
式的に示す側面図であり、この場合、磁性回転体1に対
する永久磁石4の両側の対向面4aおよび4bの側面形
状は、いずれも回転接線方向Eに対して傾斜されてい
る。すなわち、永久磁石4の全体が磁性回転体1に対し
て傾斜配置されている。
bを通る各磁束密度の振幅に差を生じさせることがで
き、磁電変換素子2bを通る磁束密度振幅の方が他方の
磁電変換素子2aよりも高くなる。したがって、前述と
同様に、磁性突部1aの両エッジを高精度に検出して回
転検出性能(精度)を向上させることができ、また、セ
ンサ取付誤差の許容量を増大させるとともに、低回転領
域での検出精度を向上させることができる。
5では、不平衡バイアス手段として、磁性回転体1の回
転接線方向Eに対して永久磁石4の対向面4aまたは4
bを傾斜させたが、磁性回転体1の中心軸方向C(表面
の法線方向)に対して永久磁石4の着磁方向Bを傾斜さ
せてもよい。
たこの発明の実施の形態6について説明する。図8はこ
の発明の実施の形態6の要部を図式的に示す側面図であ
り、この場合、永久磁石4の着磁方向Bは、磁性回転体
1の中心軸方向Cに対して傾斜されている。
性回転体1の回転方向Aに対向するように傾斜されてい
るので、磁電変換素子2aに対するバイアス磁束の方が
他方の磁電変換素子2bよりも多くなり、磁電変換素子
2aおよび2bを通る各磁束密度の振幅に差を生じさせ
ることができる。
の両エッジを高精度に検出して回転検出性能(精度)を
向上させることができ、また、センサ取付誤差の許容量
を増大させるとともに、低回転領域での検出精度を向上
させることができる。
は、不平衡バイアス手段として、磁性回転体1の中心軸
方向Cに対して永久磁石4の着磁方向Bを傾斜させた
が、永久磁石4の中心軸位置を磁性回転体1の中心軸方
向C(センサIC3の中心軸位置)からオフセットさせ
てもよい。
トさせたこの発明の実施の形態7について説明する。図
9はこの発明の実施の形態7の要部を図式的に示す側面
図であり、この場合、永久磁石4の中心軸位置C1は、
センサIC3の中心軸位置すなわち磁性回転体1の中心
軸方向Cに対してオフセット(磁性回転体1の移動方向
にシフト)されている。
bを通る各磁束密度の振幅に差を生じさせ、磁電変換素
子2bを通る磁束密度振幅を他方の磁電変換素子2aよ
りも高くすることができる。したがって、前述と同様
に、磁性突部1aの両エッジを高精度に検出して回転検
出性能(精度)を向上させることができ、また、センサ
取付誤差の許容量を増大させるとともに、低回転領域で
の検出精度を向上させることができる。
は、不平衡バイアス手段として、永久磁石4の中心軸位
置C1を磁性回転体1の中心軸方向C(センサIC3の
中心軸位置)からオフセットさせたが、逆に、センサI
C3の中心軸位置を磁性回転体1の中心軸方向C(永久
磁石4の中心軸位置)からオフセットさせてもよい。
トさせたこの発明の実施の形態8について説明する。図
10はこの発明の実施の形態8の要部を図式的に示す側
面図であり、この場合、センサIC3の中心軸位置C2
は、永久磁石4の中心軸位置すなわち磁性回転体1の中
心軸方向Cからオフセットされている。
2bを通る各磁束密度の振幅に差を生じさせ、磁電変換
素子2aを通る磁束密度振幅を他方の磁電変換素子2b
よりも高くすることができる。したがって、前述と同様
に、磁性突部1aの両エッジを高精度に検出して回転検
出性能(精度)を向上させることができ、また、センサ
取付誤差の許容量を増大させるとともに、低回転領域で
の検出精度を向上させることができる。
よび8では、不平衡バイアス手段として、センサIC3
および永久磁石4の一方の中心軸位置を互いにオフセッ
トさせたが、センサIC3および永久磁石4の両方の中
心軸位置を磁性回転体1の中心軸方向Cからオフセット
させてもよい。
方の中心軸位置をオフセットさせたこの発明の実施の形
態9について説明する。図11はこの発明の実施の形態
9の要部を図式的に示す側面図であり、この場合、セン
サIC3および永久磁石4の中心軸位置C1は、磁性回
転体1の中心軸方向Cから移動方向側(遅れ側)にオフ
セットされている。
対するセンサIC3および永久磁石4の各対向面は傾斜
されており、上記実施の形態1〜5の構成を組み合わせ
た構成例を示している。
石4の中心軸位置C1が磁性回転体1の中心軸方向Cか
らオフセットされているのみで、磁電変換素子2aおよ
び2bを通る各磁束密度の振幅に差を生じさせ、磁電変
換素子2aを通る磁束密度振幅を他方の磁電変換素子2
bよりも高くすることができる。また、センサIC3お
よび永久磁石4を図示したように傾斜することにより、
磁電変換素子2aを通る磁束密度振幅を他方の磁電変換
素子2bよりもさらに高くすることができる。
または永久磁石4の位置を調整することのみにより、磁
性突部1aの両エッジを高精度に検出して回転検出性能
(精度)を向上させることができ、また、センサ取付誤
差の許容量を増大させるとともに、低回転領域での検出
精度を向上させることができる。
〜9では、不平衡バイアス手段として、センサIC3お
よび永久磁石4の配置的な不平衡構造を用いたが、セン
サIC3内の回路的な不平衡構成を用いてもよい。以
下、センサIC3内の回路定数を変更したこの発明の実
施の形態10について説明する。
の配置構成については、図12および図13に示した通
りであり、何ら変更が加えられていない。しかし、図1
4内の一対の増幅器6aおよび6bは、増幅率が互いに
異なり、差動増幅器7に入力される各電気信号Gaおよ
びGbの振幅に差を生じさせるようになっている。すな
わち、電気信号GaおよびGbの振幅差は、波形整形回
路8のヒステリシスΔTに相当するレベル以上に設定さ
れている。
よび6bのうち、磁性回転体1の磁性突部1aが先に接
近する側の磁電変換素子2aに対応した増幅器6aは、
増幅率(ゲイン)が他方の増幅器6bよりも大きく設定
されている。
からの各電気信号FaおよびFbを増幅する増幅器6a
および6bの各ゲインを調整することにより、磁電変換
素子2aおよび2bを通る磁束密度振幅に差を生じさせ
ることができる。
および永久磁石4の配置構成を従来と同一のまま変更す
ることなく、磁性突部1aの両エッジを高精度に検出し
て回転検出性能(精度)を向上させることができ、ま
た、センサ取付誤差の許容量を増大させるとともに、低
回転領域での検出精度を向上させることができる。
ば、磁性移動体の磁性突部に対向配置された一対の磁電
変換素子と、一対の磁電変換素子に対してバイアス磁束
を発生する磁石と、一対の磁電変換素子の各磁束検知感
度を不平衡とするための不平衡バイアス手段と、一対の
磁電変換素子から出力される各電気信号を差動増幅する
差動増幅器と、差動増幅器から出力される差動信号を磁
性突部のエッジに対応したパルス信号に変換する波形整
形回路とを備え、一対の磁電変換素子は、磁性移動体の
移動方向に沿って所定間隔だけ離間配置され、磁性突部
の移動にともなう磁束変化を検知し、不平衡バイアス手
段は、一対の磁電変換素子を通過する各磁束密度の振幅
に、波形整形回路のヒステリシスに相当するレベル以上
の差を生じさせることにより、各磁電変換素子の磁束検
知感度を実質的に不平衡にしたので、構造上および製造
上の許容範囲を拡大してコストダウンを実現するととも
に、磁性移動体の低速度領域においても高精度な磁性移
動体センサが得られる効果がある。
項1において、不平衡バイアス手段は、一対の磁電変換
素子を結ぶ直線が磁性移動体の移動方向に対して傾斜さ
れた構成を含むようにしたので、構造上および製造上の
許容範囲を拡大してコストダウンを実現するとともに、
磁性移動体の低速度領域においても高精度な磁性移動体
センサが得られる効果がある。
項1において、不平衡バイアス手段は、磁石の側面形状
が磁性移動体の移動方向に対して傾斜された構成を含む
ようにしたので、構造上および製造上の許容範囲を拡大
してコストダウンを実現するとともに、磁性移動体の低
速度領域においても高精度な磁性移動体センサが得られ
る効果がある。
項1において、不平衡バイアス手段は、磁石の着磁方向
が磁性移動体の表面の法線方向に対して傾斜された構成
を含むようにしたので、構造上および製造上の許容範囲
を拡大してコストダウンを実現するとともに、磁性移動
体の低速度領域においても高精度な磁性移動体センサが
得られる効果がある。
項1において、不平衡バイアス手段は、一対の磁電変換
素子の中心軸位置と磁石の中心軸位置とが互いにオフセ
ットされた構成を含むようにしたので、構造上および製
造上の許容範囲を拡大してコストダウンを実現するとと
もに、磁性移動体の低速度領域においても高精度な磁性
移動体センサが得られる効果がある。
項1において、磁性移動体は回転体からなり、不平衡バ
イアス手段は、一対の磁電変換素子および磁石の中心軸
位置が回転体の中心軸位置に対してオフセットされた構
成を含むようにしたので、構造上および製作上の許容範
囲を拡大してコストダウンを実現するとともに、磁性移
動体の低速度領域においても高精度な磁性移動体センサ
が得られる効果がある。
移動体の磁性突部に対向配置された一対の磁電変換素子
と、一対の磁電変換素子に対してバイアス磁束を発生す
る磁石と、一対の磁電変換素子から出力される各電気信
号を個別に増幅する一対の増幅器と、一対の増幅器を介
した各電気信号を差動増幅する差動増幅器と、差動増幅
器から出力される差動信号を磁性突部のエッジに対応し
たパルス信号に変換する波形整形回路とを備え、一対の
磁電変換素子は、磁性移動体の移動方向に沿って所定間
隔だけ離間配置され、磁性突部の移動にともなう磁束変
化を検知し、一対の増幅器は、増幅率が互いに異なり、
差動増幅器に入力される各電気信号の振幅に、波形整形
回路のヒステリシスに相当するレベル以上の差を生じさ
せることにより、各磁電変換素子の磁束検知感度を実質
的に不平衡にしたので、従来配置構成のままで、構造上
および製造上の許容範囲を拡大してコストダウンを実現
するとともに、磁性移動体の低速度領域においても高精
度な磁性移動体センサが得られる効果がある。
す側面図である。
信号およびパルス信号の動作を示す波形図である。
信号およびパルス信号の動作を示す波形図である。
逆極性時)による差動信号およびパルス信号の動作を示
す波形図である。
す側面図である。
す側面図である。
す側面図である。
す側面図である。
す側面図である。
示す側面図である。
示す側面図である。
的に示す側面図である。
的に示す側面図である。
回路図である。
動信号およびパルス信号の動作を示す波形図である。
動信号およびパルス信号の動作を示す波形図である。
a、2b 磁電変換素子、3 センサIC、4 永久磁
石、6a、6b 増幅器、7 差動増幅器、8波形整形
回路、A 回転方向(移動方向)、B 着磁方向、C
中心軸方向(法線方向)、C1 永久磁石の中心軸位
置、C2 磁電変換素子の中心軸位置、D所定間隔、E
回転接線方向、Fa、Fb、Ga、Gb 電気信号、
H 差動信号、J、P パルス信号、ΔT ヒステリシ
ス。
Claims (7)
- 【請求項1】 磁性移動体の磁性突部に対向配置された
一対の磁電変換素子と、 前記一対の磁電変換素子に対してバイアス磁束を発生す
る磁石と、 前記一対の磁電変換素子の各磁束検知感度を不平衡とす
るための不平衡バイアス手段と、 前記一対の磁電変換素子から出力される各電気信号を差
動増幅する差動増幅器と、 前記差動増幅器から出力される差動信号を前記磁性突部
のエッジに対応したパルス信号に変換する波形整形回路
とを備え、 前記一対の磁電変換素子は、前記磁性移動体の移動方向
に沿って所定間隔だけ離間配置され、前記磁性突部の移
動にともなう磁束変化を検知し、 前記不平衡バイアス手段は、前記一対の磁電変換素子を
通過する各磁束密度の振幅に、前記波形整形回路のヒス
テリシスに相当するレベル以上の差を生じさせることを
特徴とする磁性移動体センサ。 - 【請求項2】 前記不平衡バイアス手段は、前記一対の
磁電変換素子を結ぶ直線が前記磁性移動体の移動方向に
対して傾斜された構成を含むことを特徴とする請求項1
に記載の磁性移動体センサ。 - 【請求項3】 前記不平衡バイアス手段は、前記磁石の
側面形状が前記磁性移動体の移動方向に対して傾斜され
た構成を含むことを特徴とする請求項1に記載の磁性移
動体センサ。 - 【請求項4】 前記不平衡バイアス手段は、前記磁石の
着磁方向が前記磁性移動体の表面の法線方向に対して傾
斜された構成を含むことを特徴とする請求項1に記載の
磁性移動体センサ。 - 【請求項5】 前記不平衡バイアス手段は、前記一対の
磁電変換素子の中心軸位置と前記磁石の中心軸位置とが
互いにオフセットされた構成を含むことを特徴とする請
求項1に記載の磁性移動体センサ。 - 【請求項6】 前記磁性移動体は回転体からなり、 前記不平衡バイアス手段は、前記一対の磁電変換素子お
よび前記磁石の中心軸位置が前記回転体の中心軸位置に
対してオフセットされた構成を含むことを特徴とする請
求項1に記載の磁性移動体センサ。 - 【請求項7】 磁性移動体の磁性突部に対向配置された
一対の磁電変換素子と、 前記一対の磁電変換素子に対してバイアス磁束を発生す
る磁石と、 前記一対の磁電変換素子から出力される各電気信号を個
別に増幅する一対の増幅器と、 前記一対の増幅器を介した前記各電気信号を差動増幅す
る差動増幅器と、 前記差動増幅器から出力される差動信号を前記磁性突部
のエッジに対応したパルス信号に変換する波形整形回路
とを備え、 前記一対の磁電変換素子は、前記磁性移動体の移動方向
に沿って所定間隔だけ離間配置され、前記磁性突部の移
動にともなう磁束変化を検知し、 前記一対の増幅器は、増幅率が互いに異なり、前記差動
増幅器に入力される前記各電気信号の振幅に、前記波形
整形回路のヒステリシスに相当するレベル以上の差を生
じさせることを特徴とする磁性移動体センサ。
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| JP16475796A JP3614249B2 (ja) | 1996-06-25 | 1996-06-25 | 磁性移動体センサ |
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| JP16475796A JP3614249B2 (ja) | 1996-06-25 | 1996-06-25 | 磁性移動体センサ |
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2000
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