JPH10121505A - 油圧ショベルの作業機 - Google Patents
油圧ショベルの作業機Info
- Publication number
- JPH10121505A JPH10121505A JP29456096A JP29456096A JPH10121505A JP H10121505 A JPH10121505 A JP H10121505A JP 29456096 A JP29456096 A JP 29456096A JP 29456096 A JP29456096 A JP 29456096A JP H10121505 A JPH10121505 A JP H10121505A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- boom
- arm
- boss
- bucket
- steel plates
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
Landscapes
- Shovels (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 ブームおよびアームの作業機を2枚の鋼板を
連結部材で固着する構成とし、亀裂がなく耐久性が向上
し、しかも軽量で製作が簡単な作業機とする。 【解決手段】 アーム38は、左右2枚鋼板38a,3
8bを所定間隔離間して固着し、かつ、バケット10と
連結する管状の第1連結部材39aおよび作業機リンク
10aと連結する管状の第2連結部材39bと、ブーム
6の先端部、およびバケットシリンダ11のボトム部と
を共に連結する各ボス部6a,40aとを有し、前記第
1連結部材39a、第2連結部材39bおよび各ボス部
6a,40aとをアームの中立線La上、あるいは、そ
の近傍に配置した構成としたものである。
連結部材で固着する構成とし、亀裂がなく耐久性が向上
し、しかも軽量で製作が簡単な作業機とする。 【解決手段】 アーム38は、左右2枚鋼板38a,3
8bを所定間隔離間して固着し、かつ、バケット10と
連結する管状の第1連結部材39aおよび作業機リンク
10aと連結する管状の第2連結部材39bと、ブーム
6の先端部、およびバケットシリンダ11のボトム部と
を共に連結する各ボス部6a,40aとを有し、前記第
1連結部材39a、第2連結部材39bおよび各ボス部
6a,40aとをアームの中立線La上、あるいは、そ
の近傍に配置した構成としたものである。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、油圧ショベル等の
建設機械の作業機の構造に係り、特に、ブームおよびア
ームの構造は2枚の鋼板で構成し軽量にして車体の安定
性を向上すると共に、応力集中を回避して亀裂の発生の
ない油圧ショベルの作業機に関する。
建設機械の作業機の構造に係り、特に、ブームおよびア
ームの構造は2枚の鋼板で構成し軽量にして車体の安定
性を向上すると共に、応力集中を回避して亀裂の発生の
ない油圧ショベルの作業機に関する。
【0002】
【従来の技術】従来の油圧ショベルについて図12乃至
図14により説明する。油圧ショベル1の下部走行体2
の上に旋回サークル3を介して上部旋回体4(以下、車
体4と言う。)が配設されている。5は運転室である。
この車体4の図示しないブラケットにブーム6の基端部
を取着している。ブームシリンダ7のホトム側は車体4
の図示しないブラケットに取着し、ロッド側はブームに
取着されている。このブームシリンダの伸縮駆動により
ブーム6が上下に揺動自在となっている。ブーム6の先
端はアーム8と連結している。アームシリンダ9のボト
ム部はブーム6に溶接により固着するブラケット6aと
取着し、ロッド側はアーム8に取着されている。このア
ームシリンダ9の伸縮駆動によりアーム8は掘削・ダン
プ方向に揺動自在となっている。アーム8はバケット1
0と連結している。バケットシリンダ11のボトム部は
アーム8に溶接により固着するブラケツト8aと取着
し、ロッド側は作業リンク10a,10bを介してバケ
ット10と連結している。このバケットシリンダの伸縮
によりバケット10が回動自在となっている。ブーム
6,およびアーム8の斜視図を図13,図14により説
明する。図13に示す、ブーム6の断面は四角形状の箱
形構造となっている。ブーム6の上面板にはアームシリ
ンダ9のボトム部を取着するブラケット6aが溶接によ
り一体的に固着されている。図14に示す、アーム8の
断面は四角形状の箱形構造となっている。アーム6の上
面板にはバケットシリンダ11のボトム部を取着するブ
ラケット8aが溶接により一体的に固着されている。
図14により説明する。油圧ショベル1の下部走行体2
の上に旋回サークル3を介して上部旋回体4(以下、車
体4と言う。)が配設されている。5は運転室である。
この車体4の図示しないブラケットにブーム6の基端部
を取着している。ブームシリンダ7のホトム側は車体4
の図示しないブラケットに取着し、ロッド側はブームに
取着されている。このブームシリンダの伸縮駆動により
ブーム6が上下に揺動自在となっている。ブーム6の先
端はアーム8と連結している。アームシリンダ9のボト
ム部はブーム6に溶接により固着するブラケット6aと
取着し、ロッド側はアーム8に取着されている。このア
ームシリンダ9の伸縮駆動によりアーム8は掘削・ダン
プ方向に揺動自在となっている。アーム8はバケット1
0と連結している。バケットシリンダ11のボトム部は
アーム8に溶接により固着するブラケツト8aと取着
し、ロッド側は作業リンク10a,10bを介してバケ
ット10と連結している。このバケットシリンダの伸縮
によりバケット10が回動自在となっている。ブーム
6,およびアーム8の斜視図を図13,図14により説
明する。図13に示す、ブーム6の断面は四角形状の箱
形構造となっている。ブーム6の上面板にはアームシリ
ンダ9のボトム部を取着するブラケット6aが溶接によ
り一体的に固着されている。図14に示す、アーム8の
断面は四角形状の箱形構造となっている。アーム6の上
面板にはバケットシリンダ11のボトム部を取着するブ
ラケット8aが溶接により一体的に固着されている。
【0003】現在の都市土木作業においては、建物の解
体作業等で各種のアタッチメントを備えた油圧ショベル
が用いられている。この建物の解体作業等では、作業機
を上方へ操作し高い所でも作業ができる、また建物が密
集しているところでは、作業機が建物の壁等に接触しな
いようにするために、屈折式の2ピースブームを備えた
作業機が用いられている。この2ピースブームも図12
乃至図14で説明したブームと同様に箱形構造となって
いる。
体作業等で各種のアタッチメントを備えた油圧ショベル
が用いられている。この建物の解体作業等では、作業機
を上方へ操作し高い所でも作業ができる、また建物が密
集しているところでは、作業機が建物の壁等に接触しな
いようにするために、屈折式の2ピースブームを備えた
作業機が用いられている。この2ピースブームも図12
乃至図14で説明したブームと同様に箱形構造となって
いる。
【0004】ところで、油圧ショベルのブームやアーム
は箱形構造となっているので、溶接作業に要する製作工
数大となっておりコスト高である。しかも、溶接部に応
力集中し易いため亀裂が発生するとの問題がある。この
ため、応力集中を回避するために鋼板を厚くする、ある
いは、応力集中し易い部分に補強板を溶接する等の対策
がとられている。このような問題を解決するために、出
願人は実公平4−49262号を出願している。同公報
によれば、作業機本体を構成するブーム及びアームを、
管状部材と、これら管状部材の端部に固着された二又ブ
ラケットで構成すると共に、上記二又ブラケットに開口
された透孔より上記ブーム及びアーム内に収容されたア
ームシリンダ及びバケットシリンダを突出させてアーム
及びアームの先端に取付けたバケットを回動させるよう
に構成した掘削機械の作業機の技術が記載されている。
は箱形構造となっているので、溶接作業に要する製作工
数大となっておりコスト高である。しかも、溶接部に応
力集中し易いため亀裂が発生するとの問題がある。この
ため、応力集中を回避するために鋼板を厚くする、ある
いは、応力集中し易い部分に補強板を溶接する等の対策
がとられている。このような問題を解決するために、出
願人は実公平4−49262号を出願している。同公報
によれば、作業機本体を構成するブーム及びアームを、
管状部材と、これら管状部材の端部に固着された二又ブ
ラケットで構成すると共に、上記二又ブラケットに開口
された透孔より上記ブーム及びアーム内に収容されたア
ームシリンダ及びバケットシリンダを突出させてアーム
及びアームの先端に取付けたバケットを回動させるよう
に構成した掘削機械の作業機の技術が記載されている。
【0005】また、出願人は、実開平3−2058号を
出願している。この出願内容は図15に示すように、プ
レス加工により成形され突出部材22と鍔状部材23と
を有する箱状部材21,31と、同じくプレス加工によ
り成形され突出部材32と鍔状部材33とが互いに対面
するように合せてその合せ目にスポット溶接してブーム
本体を形成し、このブーム本体の所定箇所にボス25お
よび受け板26a,26bを溶接して成る構成とした建
設機械のブームの技術が記載されている。
出願している。この出願内容は図15に示すように、プ
レス加工により成形され突出部材22と鍔状部材23と
を有する箱状部材21,31と、同じくプレス加工によ
り成形され突出部材32と鍔状部材33とが互いに対面
するように合せてその合せ目にスポット溶接してブーム
本体を形成し、このブーム本体の所定箇所にボス25お
よび受け板26a,26bを溶接して成る構成とした建
設機械のブームの技術が記載されている。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、図1
3,図14に示す、ブームおよびアーム、図示しない2
ピースブームは箱形構造となっているため、掘削作業中
に捩じり負荷が加わって、箱の角部に高応力が発生して
溶接部の亀裂が発生する。また、アームシリンダ9,お
よび、バケットシリンダ11から受ける反力により、ブ
ラケット6a,8aの溶接部に亀裂が発生し易い。この
ような問題に対して鋼板を厚くする、あるいは補強板を
溶接する等の対策がとられているが、ブームおよびアー
ムの重量が増加して、車体のバランスが不安定となる。
このため、ブームおよびアームの重量増加に対して、新
たに車体の後部に装着するカウンタウエイトの重量を増
加して車体のバランスを安定させるようにしているが、
油圧ショベルの総重量の増加に伴って駆動力の低下があ
る。この駆動力の低下を補うためにエンジンを出力アッ
プする等の対策が必要となる。このように、ブームおよ
びアームを箱形構造とするために、車両の重量とエンジ
ン出力との関係まで検討が必要となり種々の問題点を抱
えているのが実情である。
3,図14に示す、ブームおよびアーム、図示しない2
ピースブームは箱形構造となっているため、掘削作業中
に捩じり負荷が加わって、箱の角部に高応力が発生して
溶接部の亀裂が発生する。また、アームシリンダ9,お
よび、バケットシリンダ11から受ける反力により、ブ
ラケット6a,8aの溶接部に亀裂が発生し易い。この
ような問題に対して鋼板を厚くする、あるいは補強板を
溶接する等の対策がとられているが、ブームおよびアー
ムの重量が増加して、車体のバランスが不安定となる。
このため、ブームおよびアームの重量増加に対して、新
たに車体の後部に装着するカウンタウエイトの重量を増
加して車体のバランスを安定させるようにしているが、
油圧ショベルの総重量の増加に伴って駆動力の低下があ
る。この駆動力の低下を補うためにエンジンを出力アッ
プする等の対策が必要となる。このように、ブームおよ
びアームを箱形構造とするために、車両の重量とエンジ
ン出力との関係まで検討が必要となり種々の問題点を抱
えているのが実情である。
【0007】前記実公平4−49262号の技術は、ブ
ーム及びアームを管状部材としたものである。このブー
ム及びアームを管状部材とすることにより、従来の箱形
構造に比べて、溶接部が少ないので亀裂発生箇所は少な
くなるとの効果があるが、作業機として曲げ応力に耐え
うるためには管状部材の肉厚は厚くする必要があり、ブ
ーム及びアームを軽量化することはできない。
ーム及びアームを管状部材としたものである。このブー
ム及びアームを管状部材とすることにより、従来の箱形
構造に比べて、溶接部が少ないので亀裂発生箇所は少な
くなるとの効果があるが、作業機として曲げ応力に耐え
うるためには管状部材の肉厚は厚くする必要があり、ブ
ーム及びアームを軽量化することはできない。
【0008】前記実開平3−2058号の技術は、従来
の断面四角形状の箱形構造に比して、プレス成形した箱
状部材と、突出部材と鍔状部材とが互いに対面するよう
に合せてその合せ目にスポット溶接してブーム本体を形
成したものであるので、構成が簡素化されて小型の油圧
ショベルとしては有用であるが、中型〜大型の油圧ショ
ベルには充分な強度を持たせるのに必要な厚板をプレス
加工することができず、採用できないとの問題がある。
このように、出願人は従来の箱形構造のブームおよびア
ームの亀裂が発生する等の問題点を改良した先行技術
(実公平4−49262号、実開平3−2058号)を
出願しているが、この出願の技術においても油圧ショベ
ルの作業機として種々の問題がある。
の断面四角形状の箱形構造に比して、プレス成形した箱
状部材と、突出部材と鍔状部材とが互いに対面するよう
に合せてその合せ目にスポット溶接してブーム本体を形
成したものであるので、構成が簡素化されて小型の油圧
ショベルとしては有用であるが、中型〜大型の油圧ショ
ベルには充分な強度を持たせるのに必要な厚板をプレス
加工することができず、採用できないとの問題がある。
このように、出願人は従来の箱形構造のブームおよびア
ームの亀裂が発生する等の問題点を改良した先行技術
(実公平4−49262号、実開平3−2058号)を
出願しているが、この出願の技術においても油圧ショベ
ルの作業機として種々の問題がある。
【0009】本発明は上記従来の問題点に着目し、ブー
ムおよびアームの作業機を2枚の鋼板を連結部材で固着
する構成とし、このブームおよびアームの連結部と、ブ
ームおよびアームの各シリンダ取付部とを同一の中立線
上に配置した構成として、油圧ショベルの過酷な作業に
対して耐久性があって、しかも軽量で製作が簡単となる
構造にして小型〜大型の油圧ショベルに採用できる作業
機を提供することを目的とする。
ムおよびアームの作業機を2枚の鋼板を連結部材で固着
する構成とし、このブームおよびアームの連結部と、ブ
ームおよびアームの各シリンダ取付部とを同一の中立線
上に配置した構成として、油圧ショベルの過酷な作業に
対して耐久性があって、しかも軽量で製作が簡単となる
構造にして小型〜大型の油圧ショベルに採用できる作業
機を提供することを目的とする。
【0010】
【課題を解決するための手段および作用効果】上記目的
を達成するため、本発明に係る油圧ショベルの作業機の
第1発明は、車体より順次回動自在に連結するブーム、
アームおよびバケットからなる作業機と、この作業機を
揺動させる各シリンダと、アームに回動自在に取着さ
れ、かつ、バケットシリンダによりバケットを回動する
作業機リンクと、を備えた油圧ショベルの作業機におい
て、前記アーム38は、左右2枚鋼板38a,38bを
所定間隔離間して固着し、かつ、バケット10と連結す
る管状の第1連結部材39aおよび作業機リンク10a
と連結する管状の第2連結部材39bと、ブーム6の先
端部、およびバケットシリンダ11のボトム部とを共に
連結する各ボス部6a,40aとを有し、前記第1連結
部材39a、第2連結部材39bおよび各ボス部6a,
40aとをアームの中立線La上、あるいは、その近傍
に配置した構成としたものである。上記構成によれば、
従来の箱形構造のアームは箱の角部の溶接部に亀裂が発
生する問題があったものが、本第1発明ではアーム38
を左右2枚鋼板38a,38bで、この左右2枚鋼板3
8a,38bを固着する管状の第1連結部材39aおよ
び第2連結部材39bとから構成したので、従来の箱形
アームの角部の溶接がなくなり亀裂発生の問題がない。
この左右2枚鋼板38a,38bは管状の第1連結部材
39aおよび第2連結部材39bとの溶接部を強化して
おけば、作業中の負荷に対して十分耐えうるアームとす
ることができる。また、バケットシリンダのボトム部は
左右2枚鋼板38a,38bで挟着する構成としたの
で、従来の箱形アームの上面板に溶接していたバケット
シリンダボトム部を取着するブラケットがなくなる。そ
して、本第1発明によれば、左右2枚鋼板38a,38
bからなるアーム38は、第1連結部材39a、第2連
結部材39bおよびボス部40aとをアーム38の中立
線La上、あるいは、その近傍に配置したので、掘削時
にバケットから受ける反力は、アーム38の中立線La
上、あるいは、その近傍に配置した第1連結部材39
a、第2連結部材39bおよびボス部40aのピン11
a,11b,11cで受け持つ構造となる。また、バケ
ットシリンダ11の駆動時の反力は、バケットシリンダ
11のボトム部とボス部40aと連結するピン11aで
受け持つ構造としたのでアーム38に曲げモーメントが
加わらない構造となっている。したがって、アームは過
酷な作業に対して耐久性があって、しかも軽量で車両の
バランスを悪化させることもなく、製作が簡単となり小
型〜大型の油圧ショベルのアームとして有用である。
を達成するため、本発明に係る油圧ショベルの作業機の
第1発明は、車体より順次回動自在に連結するブーム、
アームおよびバケットからなる作業機と、この作業機を
揺動させる各シリンダと、アームに回動自在に取着さ
れ、かつ、バケットシリンダによりバケットを回動する
作業機リンクと、を備えた油圧ショベルの作業機におい
て、前記アーム38は、左右2枚鋼板38a,38bを
所定間隔離間して固着し、かつ、バケット10と連結す
る管状の第1連結部材39aおよび作業機リンク10a
と連結する管状の第2連結部材39bと、ブーム6の先
端部、およびバケットシリンダ11のボトム部とを共に
連結する各ボス部6a,40aとを有し、前記第1連結
部材39a、第2連結部材39bおよび各ボス部6a,
40aとをアームの中立線La上、あるいは、その近傍
に配置した構成としたものである。上記構成によれば、
従来の箱形構造のアームは箱の角部の溶接部に亀裂が発
生する問題があったものが、本第1発明ではアーム38
を左右2枚鋼板38a,38bで、この左右2枚鋼板3
8a,38bを固着する管状の第1連結部材39aおよ
び第2連結部材39bとから構成したので、従来の箱形
アームの角部の溶接がなくなり亀裂発生の問題がない。
この左右2枚鋼板38a,38bは管状の第1連結部材
39aおよび第2連結部材39bとの溶接部を強化して
おけば、作業中の負荷に対して十分耐えうるアームとす
ることができる。また、バケットシリンダのボトム部は
左右2枚鋼板38a,38bで挟着する構成としたの
で、従来の箱形アームの上面板に溶接していたバケット
シリンダボトム部を取着するブラケットがなくなる。そ
して、本第1発明によれば、左右2枚鋼板38a,38
bからなるアーム38は、第1連結部材39a、第2連
結部材39bおよびボス部40aとをアーム38の中立
線La上、あるいは、その近傍に配置したので、掘削時
にバケットから受ける反力は、アーム38の中立線La
上、あるいは、その近傍に配置した第1連結部材39
a、第2連結部材39bおよびボス部40aのピン11
a,11b,11cで受け持つ構造となる。また、バケ
ットシリンダ11の駆動時の反力は、バケットシリンダ
11のボトム部とボス部40aと連結するピン11aで
受け持つ構造としたのでアーム38に曲げモーメントが
加わらない構造となっている。したがって、アームは過
酷な作業に対して耐久性があって、しかも軽量で車両の
バランスを悪化させることもなく、製作が簡単となり小
型〜大型の油圧ショベルのアームとして有用である。
【0011】第2発明は、第1発明の構成において、車
体から順次回動自在に連結される第1ブーム、第2ブー
ムからなる2ピースブームを備え、この第2ブームの先
端と前記左右2枚鋼板38a,38bからなるアーム3
8とを連結した構成としたものである。上記構成によれ
ば、第1発明の作用効果に加えて、2ピースブームを備
えた作業機においても左右2枚鋼板38a,38bから
なるアーム38を装着することができるので、従来の2
ピースブームとアームを共に箱形構造としたものに対し
て重量が軽くなり、カウンタウエイトの重量を増加する
こともなく、車両のバランスも悪化しないので作業性が
向上する。
体から順次回動自在に連結される第1ブーム、第2ブー
ムからなる2ピースブームを備え、この第2ブームの先
端と前記左右2枚鋼板38a,38bからなるアーム3
8とを連結した構成としたものである。上記構成によれ
ば、第1発明の作用効果に加えて、2ピースブームを備
えた作業機においても左右2枚鋼板38a,38bから
なるアーム38を装着することができるので、従来の2
ピースブームとアームを共に箱形構造としたものに対し
て重量が軽くなり、カウンタウエイトの重量を増加する
こともなく、車両のバランスも悪化しないので作業性が
向上する。
【0012】第3発明は、車体より順次回動自在に連結
する第1ブーム、第2ブーム、アームおよびバケットか
らなる作業機と、この作業機を揺動させる各シリンダ
と、アームに回動自在に取着され、かつ、バケットシリ
ンダによりバケットを回動する作業機リンクと、を備え
た油圧ショベルの作業機において、前記第2ブーム36
Aは、左右2枚鋼板36a,36bを所定間隔離間して
なり、この左右2枚鋼板36a,36bの後端部と前記
第1ブーム36の先端部、およびアームシリンダ9のボ
トム部とを共に連結する第1ボス部6bと、この第2ブ
ーム36Aを揺動させる第2ブームシリンダ37を連結
する第2ボス部36cと、この左右2枚鋼板36a,3
6bの先端部と前記アーム38およびバケットシリンダ
11のボトム部とを共に連結する第3ボス部6aとを有
し、前記第1ボス部6b、第2ボス部36cおよび第3
ボス部6aとを中立線Lb 上、あるいは、その近傍に配
置した構成としたものである。上記構成によれば、従来
の箱形構造の第2ブームは箱の角部の溶接部に亀裂が発
生する問題があったものが、本第3発明では第2ブーム
36Aを左右2枚鋼板36a,36bを用いて、この左
右2枚鋼板36a,36bの第1ボス部6b、第2ボス
部36cおよび第3ボス部6aを、それぞれアーム3
8、第2ブームシリンダ37および第1ブーム36と連
結すると共に、第1ボス部6b、第2ボス部36cおよ
び第3ボス部6aとを中立線Lb 上、あるいは、その近
傍に配置したので、従来の箱形の第2ブームの角部の溶
接がなくなり亀裂発生の問題がない。このように、左右
2枚鋼板36a,36bからなる第2ブームとしても作
業中の負荷に対して十分耐えうる構造となっている。ま
た、アームシリンダのボトム部は左右2枚鋼板36a,
36bで挟着する構成としたので、従来の箱形第2ブー
ムの上面板に溶接していたアームシリンダボトム部を取
着するブラケットがなくなる。さらに、本第3発明によ
れば、第1ボス部6b、第2ボス部36cおよび第3ボ
ス部6aとを中立線Lb上、あるいは、その近傍に配置
したので、掘削時にバケットからアームを介して受ける
反力は、第2ブーム36Aの中立線Lb上、あるいは、
その近傍に配置した第1ボス部6b、第2ボス部36c
および第3ボス部6aと連結するそれぞれのピンで受け
持つ構造となる。そして、アームシリンダ9の駆動時の
反力は、アームシリンダ9のボトム部と第1ボス部6b
と連結するピンで受け持つ構造としたのでアーム38に
曲げモーメントが加わらない構造となっている。したが
って、第2ブームは過酷な作業に対して耐久性があっ
て、しかも軽量で車両のバランスを悪化させることもな
く、製作が簡単となり小型〜大型の油圧ショベルの第2
ブームとして有用である。
する第1ブーム、第2ブーム、アームおよびバケットか
らなる作業機と、この作業機を揺動させる各シリンダ
と、アームに回動自在に取着され、かつ、バケットシリ
ンダによりバケットを回動する作業機リンクと、を備え
た油圧ショベルの作業機において、前記第2ブーム36
Aは、左右2枚鋼板36a,36bを所定間隔離間して
なり、この左右2枚鋼板36a,36bの後端部と前記
第1ブーム36の先端部、およびアームシリンダ9のボ
トム部とを共に連結する第1ボス部6bと、この第2ブ
ーム36Aを揺動させる第2ブームシリンダ37を連結
する第2ボス部36cと、この左右2枚鋼板36a,3
6bの先端部と前記アーム38およびバケットシリンダ
11のボトム部とを共に連結する第3ボス部6aとを有
し、前記第1ボス部6b、第2ボス部36cおよび第3
ボス部6aとを中立線Lb 上、あるいは、その近傍に配
置した構成としたものである。上記構成によれば、従来
の箱形構造の第2ブームは箱の角部の溶接部に亀裂が発
生する問題があったものが、本第3発明では第2ブーム
36Aを左右2枚鋼板36a,36bを用いて、この左
右2枚鋼板36a,36bの第1ボス部6b、第2ボス
部36cおよび第3ボス部6aを、それぞれアーム3
8、第2ブームシリンダ37および第1ブーム36と連
結すると共に、第1ボス部6b、第2ボス部36cおよ
び第3ボス部6aとを中立線Lb 上、あるいは、その近
傍に配置したので、従来の箱形の第2ブームの角部の溶
接がなくなり亀裂発生の問題がない。このように、左右
2枚鋼板36a,36bからなる第2ブームとしても作
業中の負荷に対して十分耐えうる構造となっている。ま
た、アームシリンダのボトム部は左右2枚鋼板36a,
36bで挟着する構成としたので、従来の箱形第2ブー
ムの上面板に溶接していたアームシリンダボトム部を取
着するブラケットがなくなる。さらに、本第3発明によ
れば、第1ボス部6b、第2ボス部36cおよび第3ボ
ス部6aとを中立線Lb上、あるいは、その近傍に配置
したので、掘削時にバケットからアームを介して受ける
反力は、第2ブーム36Aの中立線Lb上、あるいは、
その近傍に配置した第1ボス部6b、第2ボス部36c
および第3ボス部6aと連結するそれぞれのピンで受け
持つ構造となる。そして、アームシリンダ9の駆動時の
反力は、アームシリンダ9のボトム部と第1ボス部6b
と連結するピンで受け持つ構造としたのでアーム38に
曲げモーメントが加わらない構造となっている。したが
って、第2ブームは過酷な作業に対して耐久性があっ
て、しかも軽量で車両のバランスを悪化させることもな
く、製作が簡単となり小型〜大型の油圧ショベルの第2
ブームとして有用である。
【0013】
【発明の実施の形態】以下に、本発明に係る油圧ショベ
ルの作業機の第1実施例を図1乃至図5により説明す
る。尚、図12と同一符号を付したものは同一であり、
ここでは説明を省略する。先ず、図1,図2により第1
実施例の作業機について説明する。油圧ショベル1の車
体4の図示しないブラケットにブーム6の基端部が取着
されている。このブーム6の先端部はアーム38と連結
している。このアーム38について、図1,図2により
説明する。アーム38は2枚の鋼板38a,38bを有
している。この2枚の鋼板38a,38bは、一端側
(先端部)でバケット10とピン11cにより連結する
管状の第1連結部材39a、および、バケット側の近傍
で作業リンク10aとピン11bにより連結する管状の
第2連結部材39bを溶接により固着されている。この
2枚の鋼板38a,38bは、他端側(後端部)でブー
ム6の先端ボス部6aとピン11aにより連結するボス
部40aを設けている。この2枚の鋼板38a,38b
の最後端部にはアームシリンダ9のロッド部とピン11
dにより連結するボス部40bが設けられている。前記
第1連結部材39a、第2連結部材39bおよびボス部
40aは、中立線La上、あるいは、近傍に配置されて
いる。図1,図2に示すように、バケットシリンダ11
のボトム部は2枚の鋼板38a,38bに挟まれて、同
シリンダ11のボトム部、および前記2枚の鋼板38
a,38bのボス部40aとブーム6の先端ボス部6a
とをピン11aにより連結している。
ルの作業機の第1実施例を図1乃至図5により説明す
る。尚、図12と同一符号を付したものは同一であり、
ここでは説明を省略する。先ず、図1,図2により第1
実施例の作業機について説明する。油圧ショベル1の車
体4の図示しないブラケットにブーム6の基端部が取着
されている。このブーム6の先端部はアーム38と連結
している。このアーム38について、図1,図2により
説明する。アーム38は2枚の鋼板38a,38bを有
している。この2枚の鋼板38a,38bは、一端側
(先端部)でバケット10とピン11cにより連結する
管状の第1連結部材39a、および、バケット側の近傍
で作業リンク10aとピン11bにより連結する管状の
第2連結部材39bを溶接により固着されている。この
2枚の鋼板38a,38bは、他端側(後端部)でブー
ム6の先端ボス部6aとピン11aにより連結するボス
部40aを設けている。この2枚の鋼板38a,38b
の最後端部にはアームシリンダ9のロッド部とピン11
dにより連結するボス部40bが設けられている。前記
第1連結部材39a、第2連結部材39bおよびボス部
40aは、中立線La上、あるいは、近傍に配置されて
いる。図1,図2に示すように、バケットシリンダ11
のボトム部は2枚の鋼板38a,38bに挟まれて、同
シリンダ11のボトム部、および前記2枚の鋼板38
a,38bのボス部40aとブーム6の先端ボス部6a
とをピン11aにより連結している。
【0014】次に、図1,図2に示す作業機は図5に示
すように、バケットシリンダ11のボトム部は、アーム
38およびブーム6の先端ボス部6aをピン11aによ
り連結している。図5に示すバケット10に作業時の負
荷F1 が加わった時のバケットシリンダ11の反力F1a
は、ボス部6aのピン11aで受け持つ構造としてあ
る。
すように、バケットシリンダ11のボトム部は、アーム
38およびブーム6の先端ボス部6aをピン11aによ
り連結している。図5に示すバケット10に作業時の負
荷F1 が加わった時のバケットシリンダ11の反力F1a
は、ボス部6aのピン11aで受け持つ構造としてあ
る。
【0015】次に、図1,図2,図5の作動について図
5を説明する。左右2枚鋼板38a,38bからなるア
ーム38は、第1連結部材39a、第2連結部材39b
およびボス部40aとをアーム38の中立線La上、あ
るいは、その近傍に配置したので、掘削時にバケットか
ら受ける反力は、アーム38の中立線La上、あるい
は、その近傍に配置した第1連結部材39a、第2連結
部材39bおよびボス部40aの各ピン11a,11
b,11cで受け持つ構造となる。また、従来のアーム
上面板に設けたブラケットでバケットシリンダ11の駆
動時の反力を受けて曲げモーメントが加わる構造に対し
て、図5に示す構造によれば、バケットシリンダ11の
駆動時の反力F1aは、バケットシリンダ11のボトム部
とボス部40aと連結するピン11aで受け持つ構造と
したので、アーム38に曲げモーメントが加わらない構
造となっている。これにより、アーム38は過酷な作業
に対して耐久性があって、しかも2枚鋼板のため軽量で
車両のバランスを悪化させることもなく、製作も簡単と
なる。このアーム38を箱形構造のブームに装着する、
または2ピースブームの先端部に装着することが可能で
ある。
5を説明する。左右2枚鋼板38a,38bからなるア
ーム38は、第1連結部材39a、第2連結部材39b
およびボス部40aとをアーム38の中立線La上、あ
るいは、その近傍に配置したので、掘削時にバケットか
ら受ける反力は、アーム38の中立線La上、あるい
は、その近傍に配置した第1連結部材39a、第2連結
部材39bおよびボス部40aの各ピン11a,11
b,11cで受け持つ構造となる。また、従来のアーム
上面板に設けたブラケットでバケットシリンダ11の駆
動時の反力を受けて曲げモーメントが加わる構造に対し
て、図5に示す構造によれば、バケットシリンダ11の
駆動時の反力F1aは、バケットシリンダ11のボトム部
とボス部40aと連結するピン11aで受け持つ構造と
したので、アーム38に曲げモーメントが加わらない構
造となっている。これにより、アーム38は過酷な作業
に対して耐久性があって、しかも2枚鋼板のため軽量で
車両のバランスを悪化させることもなく、製作も簡単と
なる。このアーム38を箱形構造のブームに装着する、
または2ピースブームの先端部に装着することが可能で
ある。
【0016】図3,図3のX視図の図4によりアームの
他の実施例について説明する。アーム48は2枚の鋼板
48a,48bからなっている。この2枚の鋼板48
a,48bは複数の管状の連結部材49a,49b,4
9cと溶接により固着されている。2枚の鋼板48a,
48bは、第1ボス部50a,第2ボス部50b,第3
ボス部50cおよび第4ボス部50dを溶接により固着
している。第1ボス部50aは図1に示すバケット10
のブラケットとピン48Aにより連結する。第2ボス部
50bは図1に示す作業リンク10aとピン48Bによ
り連結する。第3ボス部50cは図1に示すブーム6の
先端ボス部6aとピン48Cにより連結する。第4ボス
部50dは図1に示すアームシリンダ9のロッド部とピ
ン48Dにより連結するようになっている。この第1ボ
ス部50a,第2ボス部50b,第3ボス部50cおよ
び第4ボス部50dとは中立線La上、あるいは、近傍
に配置するようになっている。図3,図4に示すアーム
48は、2枚の鋼板49a,49bを管状の連結部材4
9a,49b,49cと、第1〜第4ボス部50a〜5
0dとで連結しているので、前述の第1実施例の図2に
示すものに比して、強化形となっている。このような構
成のアーム48においても第1実施例の図1,図2に示
すアーム38と同様の作用効果がある。
他の実施例について説明する。アーム48は2枚の鋼板
48a,48bからなっている。この2枚の鋼板48
a,48bは複数の管状の連結部材49a,49b,4
9cと溶接により固着されている。2枚の鋼板48a,
48bは、第1ボス部50a,第2ボス部50b,第3
ボス部50cおよび第4ボス部50dを溶接により固着
している。第1ボス部50aは図1に示すバケット10
のブラケットとピン48Aにより連結する。第2ボス部
50bは図1に示す作業リンク10aとピン48Bによ
り連結する。第3ボス部50cは図1に示すブーム6の
先端ボス部6aとピン48Cにより連結する。第4ボス
部50dは図1に示すアームシリンダ9のロッド部とピ
ン48Dにより連結するようになっている。この第1ボ
ス部50a,第2ボス部50b,第3ボス部50cおよ
び第4ボス部50dとは中立線La上、あるいは、近傍
に配置するようになっている。図3,図4に示すアーム
48は、2枚の鋼板49a,49bを管状の連結部材4
9a,49b,49cと、第1〜第4ボス部50a〜5
0dとで連結しているので、前述の第1実施例の図2に
示すものに比して、強化形となっている。このような構
成のアーム48においても第1実施例の図1,図2に示
すアーム38と同様の作用効果がある。
【0017】次に、本発明に係る油圧ショベルの作業機
の第2実施例を図6乃至図8により説明する。尚、第1
実施例の図1,図2および図12と同一符号を付したも
のは同一であり、ここでは説明を省略する。図6は、第
1実施例のブーム6に変えて、第1ブーム36と第2ブ
ーム36Aとからなる2ピースブームを備えた作業機に
ついて説明する。図6,図7に示すように、第1ブーム
36の基端部は車体4のブラケットに取着されている。
第1ブームシリンダ7のボトム部は車体4のブラケット
に取着し、ロッド側は第1ブーム36の先端ボス部6b
およびアームシリンダ9のボトム部と第2ブーム36A
の後端部と共にピン36dにより連結している。アーム
シリンダ9のボトム部は2枚の鋼板36a,36bに挟
着されるようになっている。この第2ブーム36Aは2
枚の鋼板36a,36bからなっている。この第2ブー
ム36Aを揺動させる第2ブームシリンダ37のロッド
側は、2枚の鋼板36a,36bに挟まれて、同鋼板3
6a,36bに固着するボス部36cとピン36eによ
り連結している。この第2ブームシリンダ37のボトム
部は第1ブーム36に取着している。前記アーム38と
第2ブーム36Aとをピン11aにより連結するボス部
6aと、前記ボス部6b,36cを中立線Lb上、ある
いは、近傍に配置してある。
の第2実施例を図6乃至図8により説明する。尚、第1
実施例の図1,図2および図12と同一符号を付したも
のは同一であり、ここでは説明を省略する。図6は、第
1実施例のブーム6に変えて、第1ブーム36と第2ブ
ーム36Aとからなる2ピースブームを備えた作業機に
ついて説明する。図6,図7に示すように、第1ブーム
36の基端部は車体4のブラケットに取着されている。
第1ブームシリンダ7のボトム部は車体4のブラケット
に取着し、ロッド側は第1ブーム36の先端ボス部6b
およびアームシリンダ9のボトム部と第2ブーム36A
の後端部と共にピン36dにより連結している。アーム
シリンダ9のボトム部は2枚の鋼板36a,36bに挟
着されるようになっている。この第2ブーム36Aは2
枚の鋼板36a,36bからなっている。この第2ブー
ム36Aを揺動させる第2ブームシリンダ37のロッド
側は、2枚の鋼板36a,36bに挟まれて、同鋼板3
6a,36bに固着するボス部36cとピン36eによ
り連結している。この第2ブームシリンダ37のボトム
部は第1ブーム36に取着している。前記アーム38と
第2ブーム36Aとをピン11aにより連結するボス部
6aと、前記ボス部6b,36cを中立線Lb上、ある
いは、近傍に配置してある。
【0018】図8に示すバケット10に作業時の負荷F
1 が加わった時のバケットシリンダ11の反力F1aは、
ボス部6aのピン11aで受け持ち、アームシリンダ9
の反力F2aは、ボス部6bのピン36dで受け持つ構造
としてある。
1 が加わった時のバケットシリンダ11の反力F1aは、
ボス部6aのピン11aで受け持ち、アームシリンダ9
の反力F2aは、ボス部6bのピン36dで受け持つ構造
としてある。
【0019】次に、図6乃至図8の作動について説明す
る。従来の箱形構造の第2ブームは箱の角部の溶接部に
亀裂が発生する問題があったものが、本第3発明では第
2ブーム36Aを左右2枚鋼板36a,36bを用い
て、この左右2枚鋼板36a,36bの第1ボス部6
b、第2ボス部36cおよび第3ボス部6aを、それぞ
れ第1ブーム36、第2ブームシリンダ37およびアー
ム38と連結すると共に、第1ボス部6b、第2ボス部
36cおよび第3ボス部6aとを中立線Lb 上、あるい
は、その近傍に配置したので、従来の箱形の第2ブーム
の角部の溶接がなくなり亀裂発生の問題がない。また、
アームシリンダ9のボトム部を左右2枚鋼板36a,3
6bで挟着する構成としたので、従来の箱形第2ブーム
の上面板に溶接していたアームシリンダボトム部を取着
するブラケットがなくなる。このように、第1ボス部6
b、第2ボス部36cおよび第3ボス部6aとを中立線
Lb上、あるいは、その近傍に配置したので、掘削時に
バケット10からアーム38を介して受ける反力は、第
2ブーム36Aの中立線Lb上、あるいは、その近傍に
配置した第1ボス部6b、第2ボス部36cおよび第3
ボス部6aと連結するそれぞれのピン36d,36e,
11aで受け持つ構造となる。このため、アームシリン
ダ9の駆動時の反力は、アームシリンダ9のボトム部と
第1ボス部6bと連結するピン36dで受け持ち、アー
ム38に曲げモーメントが加わらない。これにより、第
2ブーム36Aは過酷な作業に対して耐久性があって、
しかも軽量で車両のバランスを悪化させることもなく、
製作が簡単となり小型〜大型の油圧ショベルの第2ブー
ムとして有用である。
る。従来の箱形構造の第2ブームは箱の角部の溶接部に
亀裂が発生する問題があったものが、本第3発明では第
2ブーム36Aを左右2枚鋼板36a,36bを用い
て、この左右2枚鋼板36a,36bの第1ボス部6
b、第2ボス部36cおよび第3ボス部6aを、それぞ
れ第1ブーム36、第2ブームシリンダ37およびアー
ム38と連結すると共に、第1ボス部6b、第2ボス部
36cおよび第3ボス部6aとを中立線Lb 上、あるい
は、その近傍に配置したので、従来の箱形の第2ブーム
の角部の溶接がなくなり亀裂発生の問題がない。また、
アームシリンダ9のボトム部を左右2枚鋼板36a,3
6bで挟着する構成としたので、従来の箱形第2ブーム
の上面板に溶接していたアームシリンダボトム部を取着
するブラケットがなくなる。このように、第1ボス部6
b、第2ボス部36cおよび第3ボス部6aとを中立線
Lb上、あるいは、その近傍に配置したので、掘削時に
バケット10からアーム38を介して受ける反力は、第
2ブーム36Aの中立線Lb上、あるいは、その近傍に
配置した第1ボス部6b、第2ボス部36cおよび第3
ボス部6aと連結するそれぞれのピン36d,36e,
11aで受け持つ構造となる。このため、アームシリン
ダ9の駆動時の反力は、アームシリンダ9のボトム部と
第1ボス部6bと連結するピン36dで受け持ち、アー
ム38に曲げモーメントが加わらない。これにより、第
2ブーム36Aは過酷な作業に対して耐久性があって、
しかも軽量で車両のバランスを悪化させることもなく、
製作が簡単となり小型〜大型の油圧ショベルの第2ブー
ムとして有用である。
【0020】図9乃至図11は2枚の鋼板からなるブー
ムの他の作業機を示すものである。尚、アーム、シリン
ダ等は省略してある。図9に示す、車体4のブラケット
には作業リンク61の一端が取着されている。この作業
リンク61の他端はブーム60のボス部62dとをピン
60Dにより連結している。また、ブーム60のボス部
62cは、ロッド62の一端とピン60Cにより連結し
ている。ロッド62の他端は作業リンク61のブラケッ
トとピン60Eにより連結している。このブーム60は
図9のY視図の図10により説明する。ブーム60は2
枚の鋼板60a,60bからなっている。この2枚の鋼
板60a,60bは複数の管状の連結部材61a,61
bと溶接により固着されている。2枚の鋼板60a,6
0bは、第1ボス部62a,第2ボス部62b,第3ボ
ス部62dを溶接により固着している。第1ボス部62
aは図8に示すアーム38とピン60Aにより連結す
る。第2ボス部62bは図示しないアームシリンダのボ
トム部、およびブームシリンダのロッド側とを共にピン
60Bにより連結する。ブーム60のボス部62cは、
前記ロッド62の一端と連結している。この第1ボス部
62a,第2ボス部62b,連結部材61a,61bと
は中立線Lc上、あるいは、近傍に配置されている。図
11に示す作業リンク61は一体的に形成されている。
このような構成のブーム60においても第2実施例の図
6乃至図8に示す第2ブーム36Aと同様の作用効果が
ある。
ムの他の作業機を示すものである。尚、アーム、シリン
ダ等は省略してある。図9に示す、車体4のブラケット
には作業リンク61の一端が取着されている。この作業
リンク61の他端はブーム60のボス部62dとをピン
60Dにより連結している。また、ブーム60のボス部
62cは、ロッド62の一端とピン60Cにより連結し
ている。ロッド62の他端は作業リンク61のブラケッ
トとピン60Eにより連結している。このブーム60は
図9のY視図の図10により説明する。ブーム60は2
枚の鋼板60a,60bからなっている。この2枚の鋼
板60a,60bは複数の管状の連結部材61a,61
bと溶接により固着されている。2枚の鋼板60a,6
0bは、第1ボス部62a,第2ボス部62b,第3ボ
ス部62dを溶接により固着している。第1ボス部62
aは図8に示すアーム38とピン60Aにより連結す
る。第2ボス部62bは図示しないアームシリンダのボ
トム部、およびブームシリンダのロッド側とを共にピン
60Bにより連結する。ブーム60のボス部62cは、
前記ロッド62の一端と連結している。この第1ボス部
62a,第2ボス部62b,連結部材61a,61bと
は中立線Lc上、あるいは、近傍に配置されている。図
11に示す作業リンク61は一体的に形成されている。
このような構成のブーム60においても第2実施例の図
6乃至図8に示す第2ブーム36Aと同様の作用効果が
ある。
【0021】アーム、2ピースブームの第2ブーム、お
よび標準仕様のブームを2枚の鋼板から構成したことに
より、従来の作業機の問題点である、溶接部の亀裂、作
業機重量が増加して車体のバランスが悪化する、箱型構
造のため製作が容易ではない等の全ての問題点を解決す
ることができるので、小型から大型の油圧ショベルに有
用である。
よび標準仕様のブームを2枚の鋼板から構成したことに
より、従来の作業機の問題点である、溶接部の亀裂、作
業機重量が増加して車体のバランスが悪化する、箱型構
造のため製作が容易ではない等の全ての問題点を解決す
ることができるので、小型から大型の油圧ショベルに有
用である。
【図1】本発明の油圧ショベルの作業機の第1実施例の
説明図である。
説明図である。
【図2】同、2枚の鋼板からなるアームの説明図であ
る。
る。
【図3】同、他の2枚の鋼板からなるアームの説明図で
ある。
ある。
【図4】同、図3のX視図である。
【図5】同、バケットシリンダの反力の作用点の説明図
である。
である。
【図6】同、油圧ショベルの作業機の第2実施例の説明
図である。
図である。
【図7】同、2枚の鋼板からなる第2ブームを備えた2
ピースブームの説明図である。
ピースブームの説明図である。
【図8】同、アームシリンダの反力の作用点の説明図で
ある。
ある。
【図9】同、他の2枚の鋼板からなるブームの説明図で
ある。
ある。
【図10】同、図9のY視図である。
【図11】同、図9のZ視図である。
【図12】油圧ショベルの側面図である。
【図13】従来の箱形構造のブームの説明図である。
【図14】従来の箱形構造のアームの説明図である。
【図15】先行技術のブーム構造の説明図である。
6 ブーム 7 ブームシリンダ 9 アームシリンダ 10 バケット 10a 作業機リンク 11 バケットシリンダ 11a,11b,11c,36e,36d ピン 36 第1ブーム 36A 第2ブーム 36a,36b 2枚鋼板(第2ブーム) 38 アーム 38a,38b 2枚鋼板(アーム) 39a 第1連結部材 39b 第2連結部材 6a,6b,36c,40a,40b ボス部 La,Lb,Lc 中立線
Claims (3)
- 【請求項1】 車体より順次回動自在に連結するブー
ム、アームおよびバケットからなる作業機と、この作業
機を揺動させる各シリンダと、アームに回動自在に取着
され、かつ、バケットシリンダによりバケットを回動す
る作業機リンクと、を備えた油圧ショベルの作業機にお
いて、前記アームは、左右2枚鋼板を所定間隔離間して
固着し、かつ、バケットと連結する管状の第1連結部材
および作業機リンクと連結する管状の第2連結部材と、
ブームの先端部、およびバケットシリンダのボトム部と
を共に連結する各ボス部とを有し、前記第1連結部材、
第2連結部材および各ボス部とをアームの中立線La
上、あるいは、その近傍に配置したことを特徴とする油
圧ショベルの作業機。 - 【請求項2】 請求項1記載の油圧ショベルの作業機に
おいて、車体から順次連結される第1ブーム、第2ブー
ムからなる2ピースブームを備え、この第2ブームの先
端と前記左右2枚鋼板からなるアームとを連結したこと
を特徴とする油圧ショベルの作業機。 - 【請求項3】 車体より順次回動自在に連結する第1ブ
ーム、第2ブーム、アームおよびバケットからなる作業
機と、この作業機を揺動させる各シリンダと、アームに
回動自在に取着され、かつ、バケットシリンダによりバ
ケットを回動する作業機リンクと、を備えた油圧ショベ
ルの作業機において、前記第2ブームは、左右2枚鋼板
を所定間隔離間してなり、この左右2枚鋼板の後端部と
前記第1ブームの先端部、およびアームシリンダのボト
ム部とを共に連結する第1ボス部と、この第2ブームを
揺動させる第2ブームシリンダを連結する第2ボス部
と、この左右2枚鋼板の先端部と前記アームおよびバケ
ットシリンダのボトム部とを共に連結する第3ボス部と
を有し、前記第1ボス部、第2ボス部および第3ボス部
とを中立線Lb 上、あるいは、その近傍に配置したこと
を特徴とする油圧ショベルの作業機。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP29456096A JPH10121505A (ja) | 1996-10-15 | 1996-10-15 | 油圧ショベルの作業機 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP29456096A JPH10121505A (ja) | 1996-10-15 | 1996-10-15 | 油圧ショベルの作業機 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH10121505A true JPH10121505A (ja) | 1998-05-12 |
Family
ID=17809374
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP29456096A Pending JPH10121505A (ja) | 1996-10-15 | 1996-10-15 | 油圧ショベルの作業機 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH10121505A (ja) |
Cited By (8)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| WO2008053779A1 (fr) * | 2006-10-31 | 2008-05-08 | Amagasakijuki Co. Ltd. | Flèche et fixation avant de machine |
| JP2012041149A (ja) * | 2010-08-20 | 2012-03-01 | Tadano Ltd | 移動式クレーン |
| CN102660972A (zh) * | 2012-05-22 | 2012-09-12 | 山河智能装备股份有限公司 | 一种挖掘机动臂 |
| CN103046587A (zh) * | 2012-12-05 | 2013-04-17 | 燕山大学 | 含有加长臂的挖掘装载装置 |
| JP2018123521A (ja) * | 2017-01-31 | 2018-08-09 | 株式会社タグチ工業 | 建設機械のアーム |
| CN110005000A (zh) * | 2019-03-22 | 2019-07-12 | 浙江工业大学 | 矿用液压挖掘机的斗杆结构 |
| WO2020003577A1 (ja) * | 2018-06-27 | 2020-01-02 | 株式会社小松製作所 | 作業機械 |
| CN114215137A (zh) * | 2022-01-05 | 2022-03-22 | 三一重机有限公司 | 一种斗杆及工程机械 |
-
1996
- 1996-10-15 JP JP29456096A patent/JPH10121505A/ja active Pending
Cited By (10)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| WO2008053779A1 (fr) * | 2006-10-31 | 2008-05-08 | Amagasakijuki Co. Ltd. | Flèche et fixation avant de machine |
| JP2008133713A (ja) * | 2006-10-31 | 2008-06-12 | Amagasaki Juki Kk | 作業機械のブームおよびフロントアタッチメント |
| JP2012041149A (ja) * | 2010-08-20 | 2012-03-01 | Tadano Ltd | 移動式クレーン |
| CN102660972A (zh) * | 2012-05-22 | 2012-09-12 | 山河智能装备股份有限公司 | 一种挖掘机动臂 |
| CN103046587A (zh) * | 2012-12-05 | 2013-04-17 | 燕山大学 | 含有加长臂的挖掘装载装置 |
| JP2018123521A (ja) * | 2017-01-31 | 2018-08-09 | 株式会社タグチ工業 | 建設機械のアーム |
| WO2020003577A1 (ja) * | 2018-06-27 | 2020-01-02 | 株式会社小松製作所 | 作業機械 |
| JP2020002606A (ja) * | 2018-06-27 | 2020-01-09 | 株式会社小松製作所 | 作業機械 |
| CN110005000A (zh) * | 2019-03-22 | 2019-07-12 | 浙江工业大学 | 矿用液压挖掘机的斗杆结构 |
| CN114215137A (zh) * | 2022-01-05 | 2022-03-22 | 三一重机有限公司 | 一种斗杆及工程机械 |
Similar Documents
| Publication | Publication Date | Title |
|---|---|---|
| CN101356321B (zh) | 动臂 | |
| US9187875B2 (en) | Arm for construction machine | |
| EP1387012A2 (en) | Boom structure of construction machine and manufacturing method | |
| JP3866756B2 (ja) | 建設機械用作業腕及びその製造方法 | |
| US20140056677A1 (en) | Boom for construction machine | |
| EP2711466B1 (en) | Arm for construction machinery | |
| WO1981002884A1 (en) | Load carrying stucture and method of manufacture therefor | |
| US5993139A (en) | Box boom lift arm assembly | |
| CN107675741A (zh) | 用于机器的连杆组件 | |
| WO2010007870A1 (ja) | 建設機械のキャブ | |
| EP2711467B1 (en) | Arm for construction machinery | |
| KR101837220B1 (ko) | 건설 기계의 선회 프레임 | |
| JP2005029984A (ja) | 建設機械用作業腕及びその製造方法 | |
| JP2003129522A (ja) | 建設機械の旋回フレーム | |
| JP2000265489A (ja) | 作業機械の作業腕構造 | |
| CN214985642U (zh) | 工程机械车架和工程机械 | |
| JPH11140901A (ja) | 油圧ショベルの作業機アーム | |
| JP2003096810A (ja) | オフセットブーム式建設機械 | |
| JP2004108019A (ja) | 建設機械の作業腕及びその製造方法 | |
| JPH11254178A (ja) | 溶接強度構造物 | |
| JPS6319408Y2 (ja) | ||
| CN212705088U (zh) | 箱型结构、臂架和作业机械 | |
| JPH11131520A (ja) | 建設機械の作業機 | |
| CN223838150U (zh) | 一种轮式挖掘机的工作装置 | |
| JP3577670B2 (ja) | 建設機械のバケット |