JPH10121930A - エンジンにおけるオイルポンプの取付装置 - Google Patents

エンジンにおけるオイルポンプの取付装置

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JPH10121930A
JPH10121930A JP28086696A JP28086696A JPH10121930A JP H10121930 A JPH10121930 A JP H10121930A JP 28086696 A JP28086696 A JP 28086696A JP 28086696 A JP28086696 A JP 28086696A JP H10121930 A JPH10121930 A JP H10121930A
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oil
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crankshaft
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隆 田口
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雅彦 田代
Yasuyuki Kimura
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    • F02BINTERNAL-COMBUSTION PISTON ENGINES; COMBUSTION ENGINES IN GENERAL
    • F02B2275/00Other engines, components or details, not provided for in other groups of this subclass
    • F02B2275/20SOHC [Single overhead camshaft]
    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F02COMBUSTION ENGINES; HOT-GAS OR COMBUSTION-PRODUCT ENGINE PLANTS
    • F02BINTERNAL-COMBUSTION PISTON ENGINES; COMBUSTION ENGINES IN GENERAL
    • F02B67/00Engines characterised by the arrangement of auxiliary apparatus not being otherwise provided for, e.g. the apparatus having different functions; Driving auxiliary apparatus from engines, not otherwise provided for
    • F02B67/04Engines characterised by the arrangement of auxiliary apparatus not being otherwise provided for, e.g. the apparatus having different functions; Driving auxiliary apparatus from engines, not otherwise provided for of mechanically-driven auxiliary apparatus
    • F02B67/06Engines characterised by the arrangement of auxiliary apparatus not being otherwise provided for, e.g. the apparatus having different functions; Driving auxiliary apparatus from engines, not otherwise provided for of mechanically-driven auxiliary apparatus driven by means of chains, belts, or like endless members

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  • Cylinder Crankcases Of Internal Combustion Engines (AREA)
  • Lubrication Of Internal Combustion Engines (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 シリンダブロックの下部に、ベアリングキャ
ップ一体型オイルパンを備えたエンジンにおいて、その
オイルパン内へのオイルポンプの取付作業性、メンテナ
ンス性を向上し、またその取付に制約をうけないように
する。 【構成】 シリンダブロック2の下面に固着されるオイ
ルパン本体41 の、ベアリングキャップ部4B1 〜4B
5 と、その底壁20との間に、一端に開口部24を有す
るオイルパン室Coを形成し、その開口部24を通して
オイルパン室Coの底壁20にオイルポンプOpを取り
付ける。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、エンジン、主とし
て車両用エンジンにおいて、オイルパン内に貯留される
潤滑オイルを、各被潤滑部に強制給油するためのオイル
ポンプの取付装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来シリンダブロックの下面にオイルパ
ンを備えたエンジンにおいて、オイルパン内に貯留され
る潤滑オイルを、そのエンジンの各被潤滑部に強制給油
するオイルポンプを、そのオイルパン内の底部に取り付
けたものは既に良く知られており(たとえば特開平3−
64609号公報参照)、また前記エンジンにおいて、
シリンダブロックの下面に、クランク軸を支持するため
のベアリングキャップ部を一体に形成した、ベアリング
キャップ一体型オイルパンを結合したものも既に良く知
られている(たとえば特公昭59−50864号公報参
照)。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところでかかるベアリ
ングキャップ一体型オイルパンを備えたエンジンでは、
複数のベアリングキャップがオイルパンの内部空間を占
有し、またそれらがオイルパンの開口上面にまで及んで
おり、さらにこのオイルパンをシリンダブロックに取り
付けるための連結ボルト等がオイルパン室を通過してい
るため、そこにオイルポンプを取り付けようとすれば、 .オイルポンプの取付位置に制約がある。
【0004】.オイルポンプの取付作業性やそのメン
テナンス性が良くない。
【0005】.オイルパン自体の剛性低下を招く。
【0006】.オイルポンプと各被給油部とを連絡す
る油路構成が複雑になる。
【0007】等の課題がある。
【0008】本発明はかかる事情に鑑みてなされたもの
で、前記課題を解決した新規なエンジンにおけるオイル
ポンプの取付装置を提供することを目的とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】前記目的達成のため、本
請求項1記載の発明によれば、シリンダブロックの下部
にベアリングキャップ一体型オイルパンを備えてなる、
エンジンにおいて、前記シリンダブロックの下面には、
複数のベアリングキャップ部を一体に形成したオイルパ
ン本体が固着され、このオイルパン本体には、そのベア
リングキャップ部と、その底壁との間に、クランク軸方
向の一端に開口部を有するオイルパン室が形成され、そ
のオイルパン室内には、前記開口部を通してオイルポン
プが取り付けられ、前記開口部は蓋体により閉じられる
ことを特徴としており、これによりオイルパンは、ベア
リングキャップ部を一体に成形したにもかかわらず、そ
の内部へのオイルポンプの取付作業やその後のメンテナ
ンスがし易くなるばかりでなく、その取付位置の制約を
受けることがない。
【0010】また前記目的達成のため、本請求項2記載
の発明によれば、前記請求項1記載のものにおいて、前
記蓋体は、前記シリンダブロックに固着されて、クラン
ク軸の回転力を動弁カム軸に伝達する伝動機構を被覆す
る伝動ケースの延長部であることを特徴としており、こ
れによりオイルパンの開口部を閉じる蓋体は、伝動機構
を被覆する伝動ケースを利用するので、部品点数を少な
くして構造の簡素化が図られ、その上オイルパンとして
の組付作業が不要である。
【0011】さらに前記目的達成のため、本請求項3記
載の発明によれば、前記請求項1記載のものにおいて、
前記オイルパン室は、前記オイルパン本体のクランク軸
方向一端からの成形型の型抜きにより鋳抜き成形され、
前記オイルポンプは、その開口部近くのオイルパン室内
に取り付けられることを特徴としており、これによりオ
イルパン室内には、その端壁から開口部に向けて末広状
に拡開される型抜き勾配が形成されることになり、前記
オイルポンプは、クランク軸と交叉する方向の開口面積
が最も大きい開口部よりオイルパン室内に入れられ、そ
こに取り付けられることになり、オイルパンのオイルパ
ン室への取り付けが一層容易になる。
【0012】さらにまた前記目的達成のため、本請求項
4記載の発明によれば、前記請求項1記載のものにおい
て、前記オイルパン本体は、前記開口部を有するクラン
ク軸方向の一端に、前記オイルポンプの取付座およびオ
イルポンプとシリンダブロック側の給油系とを連通する
給油路が一体に形成され、またオイルパン本体のクラン
ク軸方向の他端にはトランスミッションケースの締結用
フランジが一体に形成されていることを特徴としてお
り、これによりオイルポンプからシリンダブロック側の
給油系への通路構成が大幅に簡素化され、またトランス
ミッションケースの締結用フランジが一体に形成されて
いるオイルパン室の端壁側に比べて剛性の低い、その開
口部側を、オイルポンプの取付座および給油路の一体成
形により、補強することができる。
【0013】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を、添
付図面に示した本発明の実施例に基づいて説明する。
【0014】この実施例は、本発明を直列四気筒の四サ
イクルエンジンに実施した場合の実施例であって、図1
は、エンジンの一部破断側面図、図2は、エンジンの一
部破断正面図、図3は、図1の3−3線に沿うエンジン
の縦断面図、図4は、図2の4−4線に沿うエンジンの
部分側面図、図5は、図1の5−5線に沿う部分拡大
図、図6は、図5の6−6線に沿う断面図、図7はオイ
ルパン本体の斜視図、図8は、オイルパン本体の平面
図、図9は、図8の9−9線に沿うオイルパン本体の端
面図である。
【0015】図1〜4において、四サイクルエンジンE
のエンジン本体1は、シリンダブロック2と、そのデッ
キ面上にガスケットを挟んで連結ボルトにより結合され
るシリンダヘッド3と、前記シリンダブロック2のクラ
ンクケース側の下端面にパッキンを挟んで同じく連結ボ
ルトにより結合される、ベアリングキャップ一体型オイ
ルパン(以下単にオイルパンという)4とより構成され
ている。
【0016】図3に明瞭に示すように、シリンダブロッ
ク2およびシリンダヘッド3の幅方向前後すなわちクラ
ンク軸方向両側には、それぞれ互いに一致する複数のボ
ルト通し孔71 ,171 ;72 ,172 がそれぞれクラ
ンク軸9と並んで設けられ、前記シリンダヘッド3、シ
リンダブロック2およびオイルパン4の三者は、シリン
ダヘッド3側から前記ボルト通し孔71 ,171
2 ,172 を貫通してオイルパン4の複数のベアリン
グキャップ部(第1〜第5ベアリングキャップ部)4B
1 〜4B5 に形成した盲ねじ孔191 ,192 にねじ込
まれる、複数の通しボルト381 ,382 により一体に
結合される。
【0017】図1,2に示すように、前記シリンダブロ
ック2には、直列に並ぶ四つのシリンダボア5およびそ
れらを取り囲む水ジャケット6が形成され、さらにその
水ジャケット6の外側には、複数の前記ボルト通し孔7
1 ,72 が設けられる。
【0018】前記四つのシリンダボア5内にピストン8
がそれぞれ摺動自在に嵌合され、またシリンダブロック
2の、クランクケース側の下面と、前記オイルパン本体
1の複数のベアリングキャップ部4B1 〜4B5 間に
はクランク軸9が回転自在に支持され、このクランク軸
9のクランクピンと、前記ピストン8のピストンピン間
にはそれぞれコンロッド10が連接される。また前記シ
リンダヘッド3には、動弁カム軸11が回転自在に支承
され、また通常のように前記動弁カム軸11と、それを
挟んで設けられる吸、排気弁14,15とを連動して、
それらを所定のタイミングをもって開閉作動する、従来
公知の動弁機構16が設けられる。また動弁カム軸11
の左右両側には、前記シリンダブロック2側のボルト挿
通孔71,72 と一致する複数のボルト挿通孔171
172 がクランク軸9方向に並んで設けられる。さらに
シリンダヘッド3の上面には、前記動弁機構16を被覆
するヘッドカバー18がパッキンを介して固着される。
【0019】図1に示すように、動弁カム軸11の外端
と、前記クランク軸9の外端との間には、伝動機構12
が連結されている。この伝動機構12は、クランク軸9
の外端に固着される駆動スプロケット45と、動弁カム
軸11の外端に固着される被動スプロケット46と、そ
れら両スプロケット45,46間に巻き掛けられる無端
状の伝動チエン47とより構成されており、クランク軸
9の駆動力は、この伝動機構12を介して1/2の減速
比をもって前記動弁カム軸11に伝達される。またこの
伝動機構12は、シリンダヘッド3のクランク軸方向の
一端部に一体に形成される伝動ケース部31 と、シリン
ダブロック2のクランク軸方向の一端面に複数の連結ボ
ルト29により固着される伝動ケース13により被覆さ
れている。この伝動ケース13は、シリンダブロック2
よりも下方に延長される延長部13eが一体に形成され
ており、この延長部13eは、後に詳述するオイルパン
本体41 の開口部24を閉じる、オイルパン4の蓋体を
構成しており、この延長部13eすなわち蓋体は、複数
のボルト29によりオイルパン本体41 の開口部24に
固着されており、したがってオイルパン本体41 と、伝
動ケース13の延長部(蓋体)13eとよりこのエンジ
ンEのオイルパン4が構成される。図6に明瞭に示すよ
うに、伝動ケース13の延長部13eは縦断面コ字状を
なしてクランク軸方向外方に張り出されており、これに
よりオイルパン4のオイルパン室Coの容量が拡大され
る。
【0020】また図6に示すように、クランク軸9の一
端は、前記伝動ケース13の軸孔50を貫通してその外
部に突出しており、その外端に駆動輪すなわち駆動プー
リ48が固着され、この駆動プーリ48は無端伝動帯4
9を介して図示しない水ポンプ等のエンジン補機に連動
されている。クランク軸9と伝動ケース13の軸孔50
との間にはオイルシール手段54が介在される。伝動ケ
ース13内において、クランク軸9には、駆動スプロケ
ット45に隣接して他の駆動スプロケット51が固着さ
れ、この駆動スプロケット51は、オイルパン室Co内
の底部に取り付けられるオイルポンプOpの駆動用スプ
ロケット52に無端状チエン53を介して連結されてお
り、クランク軸9の回転によりオイルポンプOpが駆動
されるようになっている。
【0021】前記オイルパン4は、その主体部である前
記オイルパン本体41 が、Fe、Al合金等の金属材料
により一体に鋳造成形される。このオイルパン本体41
は、連結ボルト35によりシリンダブロック2の下面に
固着され、図7,8に明瞭に示すように、底壁20、
左、右側壁21,22および端壁23とより形成されて
おり、またそのクランク軸方向の、前記伝動機構12側
の一端面に開口する開口部24を有しており、この開口
部24は、その周縁に複数のボルト孔25が設けられて
おり、前記シリンダブロック2の一端面30(図4参
照)と同一面となっており、それらの面24,30に、
前記伝動ケース13が複数の連結ボルト29によりパッ
キンを介して固着される。そして前述したようにオイル
パン本体41の開口部24は前記伝動ケース13の下部
の延長部(蓋体)13eにより被覆され、オイルパン本
体41 と、伝動ケース13の延長部(蓋体)13eとに
より、このエンジンEのオイルパン4が構成される。
【0022】図7,8に明瞭に示すように、前記オイル
パン本体41 内には、そのクランク軸方向に略等間隔を
存して、そのクランク軸9と交叉する方向に複数のベア
リングキャップ部(第1〜第5ベアリングキャップ部)
4B1 〜4B5 が一体に形成されており、これらのベア
リングキャップ部4B1 〜4B5 は、何れもクランク軸
線に対して鉛直な壁体により構成されていて、それらの
左右両側端は、前記左、右側壁21,22にそれぞれ一
体に連続されている。オイルパン本体41 の一方の最外
側、すなわち前記開口部24と反対側には、トランスミ
ッションケースを締結するためのフランジ4fが一体に
成形されており、この最外側のベアリングキャップ部
(第5ベアリングキャップ部)4B5 は、該オイルパン
本体41 の前記端壁23と一体であって該端壁23の一
部を構成している(図1参照)。
【0023】複数のベアリングキャップ部4B1 〜4B
5 の上面の中央部には、半円状の軸受下半部26がそれ
ぞれ形成されており、これらの軸受下半部26は、前記
シリンダブロック2の下部のクランクケース部に一体に
形成される複数の半円状軸受上半部27と協働して、前
記クランク軸9を回転自在に支持するクランク軸受孔2
8を構成している(図3参照)。
【0024】オイルパン本体41 の下半部には、その底
壁20、両側壁21,22、端壁23および複数のベア
リングキャップ部4B1 〜4B5 の底面とにより、クラ
ンク軸方向に一端面すなわち前記開口部24に開放され
ていて、そのクランク軸方向に連続する、洞穴状のオイ
ルパン室Coが形成される。このオイルパン室Coは、
オイルパン本体41 を一体に鋳造成形するときに、中子
等の成形型の型抜きによる鋳抜き孔として成形され、オ
イルパン本体41 の底壁20および左右両側壁21,2
2の内面と、複数のベアリングキャップ部4B1 〜4B
5 の底面は、クランク軸9と交叉する断面が同形状に形
成され、かつオイルパン本体41 の端壁23から開口部
24に沿って末広状に広がる型抜き勾配が形成されてお
り、これによりこのオイルパン室Coの、クランク軸9
と交叉する方向の断面積は、前記開口部24側で最も大
きくなっており、またオイルパン室Coの下面は端壁2
3から開口部24に向かって下り勾配の傾斜面に形成さ
れる。オイルパン本体41の開口部24の最下部に対応
する、伝動ケース13の延長部13eの最下端部には、
ボス部55が形成されており、このボス部55にオイル
排出口56が開口され、このオイル排出口56は、栓体
すなわちドレンボルト57のねじ込みにより閉じられ
る。
【0025】なお、前記オイルパン室Coは、そのクラ
ンク軸方向と交叉する方向の両端壁がいずれも開放され
たトンネル状の鋳抜き孔として成形することもできる。
【0026】前記複数のベアリングキャップ部(第1〜
第5ベアリングキャップ部)4B1〜4B5 の相隣り合
うもの同士は、それぞれクランク軸9と交叉する方向の
左右両側において、左右バッフルプレート31,32に
より一体に連結されており、これらのバッフルプレート
31は、オイルパン4内の、クランク室Ccとオイルパ
ン室Coとの連通部の一部を仕切るように、横方向に延
びており、オイルパン室Co内の潤滑オイルの波立ちを
抑制する。またクランク軸9の一方向回転(図2,3、
矢印a方向)により潤滑オイルが跳ね上げられる側にあ
るバッフルプレートすなわち図8において、左側の複数
のバッフルプレート31の内側縁部には、クランク室C
c側に向けて突出する補強壁33が一体に形成されてお
り、これらの補強壁33は、前記バッフルプレート31
と協働してベアリングキャップ部4B1 〜4B5 の剛性
確保に寄与している。また前記補強壁33の長手方向の
両端部には、それぞれ対をなしてリブ片34が一体に形
成されており、これらのリブ片34は、クランク軸9の
回転による、オイルパン室Coの潤滑オイルの跳ね上が
りを抑制するのに役立つ。
【0027】図3に明瞭に示すように、ベアリングキャ
ップ部4B1 〜4B5 には、その上面左右に、それぞれ
上面に開放される凹部36,37が形成されるとともに
それらの凹部36に開口する、前記盲ねじ孔191 ,1
2 が形成されており、それらの盲ねじ孔191 ,19
2 に、前記通しボルト381 ,382 がねじ込まれる。
【0028】また図3に示すように、ベアリングキャッ
プ部4B1 〜4B5 の、クランク軸9の一方側の凹部3
6は、シリンダブロック2側の一方側の凹部39ととも
に給油路40を形成しており、この給油路40内の潤滑
オイルはクランク軸9の軸受およびクランク軸9の一方
側の前記ボルト通し孔71 ,171 と、通しボルト38
1 間に形成されるオイル通路43を通してエンジンの被
潤滑部に供給される。一方ベアリングキャップ部4B1
〜4B5 の、クランク軸の他方側の凹部37は、シリン
ダブロック2側の他方の凹部41と協働してオイルパン
室Coに連通する戻し油路42を形成しており、この戻
し油路42は、クランク軸9の他方側の前記ボルト通し
孔72 ,172 と、通しボルト382 間のオイル通路4
4に連通されており、潤滑後のオイルをオイルパン室C
oに導く。
【0029】図7〜9に示すように、前記オイルパン本
体41 の底壁20の、前記開口部24に近い側の底壁2
0には、前記オイルポンプOpの取付座70が一体に形
成されており、この取付座70の上面には、各取付孔を
開口した3つの取付部71,72,73が、いずれもベ
アリングキャップ部4B1 〜4B3 の間で、三角形の各
頂点上おいて一体に形成されており、前記開口部24よ
りオイルパン室Co内に入れられたオイルポンプOp
は、それらの取付部17,72,73に、固着ボルト7
4をもって一体に取り付けられる。この場合3つの取付
部71,72,73はいずれもベアリングキャップ部4
1 〜4B3 の間に位置していることにより、オイルポ
ンプOpの取付性がよい。また前記開口部24に近い側
とは、この実施例ではオイルパン本体41 のクランク軸
方向中央部に位置するベアリングキャップ部(第3ベア
リングキャップ部)4B3 よりも開口部24側である
が、好ましくはそれよりも外側のベアリングキャップ部
(第2ベアリングキャップ部)4B2 よりも開口部24
側である。また前記取付座70の一側端には、入口75
が開口されており、この入口75は、オイルポンプOp
の吐出口に連通される。またオイルパン本体41 の底壁
20には、前記入口75に連通する、横方向の底部給油
路76bが一体に成形され、さらにオイルパン本体41
の開口部24の一方のコーナ部外側には、前記底部給油
路76bに連通する縦方向の側部給油路76sが一体に
成形されており、この側部給油路76sは、オイルパン
本体41 の上面すなわちシリンダブロック2との結合面
に開口されており、このオイルパン本体41 にシリンダ
ブロック2が結合されるとき、そのシリンダブロック2
側に形成される給油系に連通される。そして前記底部お
よび側部給油路76b,76sは、オイルポンプOp
と、シリンダブロック2側の給油系とを連通する給油路
76を構成しており、この給油路76は、オイルパン本
体41 にシリンダブロック2を接合するだけで、オイル
ポンプOpと、シリンダブロック2側の給油系とを連通
させることができ、それら間の油路構成が簡素化され
る。また前記給油路76はオイルパン本体41 を鋳造成
形時に一体に成形され、そのオイルパン本体41 、特に
その開口部24側の剛性を大幅に高めるのに役立ってい
る。
【0030】エンジン本体1の、吸気系部材Inの取付
側において、オイルパン4の、ベアリングキャップ部4
1 〜4B5 とオイルパン室Coとの境界壁部の外面に
は、クランク軸9方向に間隔をあけて複数の肉厚なボス
状の取付部61が外向きに一体に成形されており、これ
らの取付部61に、前記吸気系部材Inの下部が、ボル
ト等の固着具62により固着される。前記吸気系部材I
nは、この実施例では、インテークマニホールドである
が、されに代えてスロットルボディ、吸気ダクト、吸気
チャンバあるいはエアクリーナ等であつてもよい。
【0031】なお、図中Fuは、吸気系部材Inに取り
付けられる、燃料噴射ノズルを備えた燃料供給ユニッ
ト、Exは、エンジン本体1の他側に取付られる排気系
部材である。
【0032】いまウエットサンプ式エンジンEが運転さ
れると、そのクランク軸9の回転により、伝動機構12
を介して動弁カム軸11が駆動されて動弁機構16が作
動され、また駆動プーリ48の駆動により無端伝動帯4
9を介して水ポンプ等のエンジン補機が駆動され、さら
にこの駆動スプロケット51、チエン53および駆動ス
プロケット52を介してオイルポンプOpが駆動され
て、オイルパン室Co内の潤滑オイルは吸上げられてエ
ンジンEの各被潤滑部に強制給油される。オイルポンプ
Opから吐出される加圧潤滑オイルの一部は、前記給油
路76を通ってシリンダブロック2側の被潤滑部に供給
される。
【0033】ところでオイルパン本体41 には、そのベ
アリングキャップ部4B1 〜4B5と、その底壁20と
の間に、クランク軸方向の一端に開口部24を有するオ
イルパン室Coが形成され、そのオイルパン室Co内に
は、前記開口部24を通してオイルポンプOpが、その
開口部24近くの底壁29上の取付座70に取り付けら
れ、前記開口部24は、蓋体13eにより閉じられるこ
とによりオイルパン4が構成され、このオイルパン4
は、ベアリングキャップ部4B1 〜4B5 を一体に成形
したにもかかわらず、その内部へのオイルポンプOpの
取付作業やその後のメンテナンスがし易くなるばかりで
なく、取付位置の制約を受けることがない。
【0034】またオイルパン4の開口部24を閉じる蓋
体13eは、伝動機構12を被覆する伝動ケース13を
利用するので、部品点数を少なくして構造の簡素化が図
られ、その上オイルパン4としての組付作業が不要であ
る。
【0035】さらに前記オイルパン室Coは、前記オイ
ルパン本体41 のクランク軸方向の一端からの成形型の
型抜きにより鋳抜き成形されて、その端壁23から開口
部24に向けて末広状に広がる抜き勾配が形成されるこ
とにより、前記オイルポンプOpは、クランク軸9と交
叉する方向の開口面積が最も大きい開口部24よりオイ
ルパン室Co内に装入されて、そこに取り付けられるこ
とになり、オイルパンOpのオイルパン室Coへの取り
付けが一層容易になる。
【0036】さらにまた前記オイルパン本体41 は、前
記開口部24を有するクランク軸方向の一端に、前記オ
イルポンプOpの取付座70およびそのオイルポンプO
pとシリンダブロック2側の給油系とを連通する給油路
76が一体に形成されることにより、オイルポンプOp
からシリンダブロック2側の給油系への通路構成が大幅
に簡素化され、またオイルパン室Coは、トランスミッ
ションケースの締結用フランジ4fが一体に形成されて
いる端壁23側に比べて剛性の低い、その開口部24側
を、オイルポンプOpの取付座70および給油路76の
一体成形により、補強することができ、オイルパン4は
その全域にわたり高剛性に形成することができる。
【0037】さらにこのエンジンEでは、伝動機構12
を被覆する伝動ケース13を利用してオイルパン4の一
部が構成されることにより、シリンダブロック2の下面
に固着されるオイルパン本体41 自体の小型化を図りな
がら、必要、十分な潤滑オイル量を確保し、またオイル
パン4の一部となる、伝動ケース13の延長部13e
は、駆動プーリ48の下方のデッドスペースを占有する
ように外側方に張り出し形成されて、そのデッドスペー
スを有効に利用することができ、エンジンE自体を大型
化することもない。
【0038】以上、本発明の一実施例について説明した
が、本発明はその実施例に限定されることなく、本発明
の範囲内で種々の実施例が可能である。たとえば前記実
施例では、四気筒直列型エンジンに本発明を実施した場
合を説明したが、他の型式の単気筒または多気筒エンジ
ンにも本発明を実施することができることは勿論であ
り、また前記実施例では、クランク軸と動弁カム軸とを
連動する伝動機構としてチエン伝動機構が採用される
が、これに代えて歯車伝動機構、ベルト伝動機構、その
他の伝動機構を採用してもよい。また前記オイルポンプ
は、この種エンジンの潤滑用ポンプとして使用できるも
のであれば、その種類を問わない。
【0039】
【発明の効果】以上のように本請求項1記載の発明によ
れば、シリンダブロック一体型エンジンにおいて、ベア
リングキャップ部を一体に形成したオイルパン本体に
は、そのベアリングキャップ部と、その底壁との間に、
クランク軸方向の一端に開口部を有するオイルパン室が
形成され、そのオイルパン室内には、前記開口部を通し
てオイルポンプがを取り付けられ、前記開口は蓋体によ
り閉じられるので、オイルパンは、ベアリングキャップ
部を一体に成形したにもかかわらず、その内部へのオイ
ルポンプの取付作業やその後のメンテナンスがし易くな
るばかりでなく、その取付位置の制約を受けることがな
い。
【0040】また本請求項2記載の発明によれば、前記
請求項1記載のものにおいて、前記蓋体は、前記シリン
ダブロックに固着されて、クランク軸の回転力を動弁カ
ム軸に伝達する伝動機構を被覆する伝動ケースの一部で
あるので、オイルパンの開口部を閉じる蓋体は、伝動機
構を被覆する伝動ケースが利用され、部品点数を少なく
して構造の簡素化が図られ、その上オイルパンとしての
組付作業が不要である。
【0041】さらに本請求項3記載の発明によれば、前
記請求項1記載のものにおいて、前記オイルパン室は、
前記オイルパン本体のクランク軸方向一端からの成形型
の型抜きにより鋳抜き成形され、前記オイルポンプは、
その開口部近くのオイルパン室内に取り付けられるの
で、その端壁から開口部に向けて末広状に拡開される抜
き勾配が形成されることになり、前記オイルポンプは、
クランク軸と交叉する方向の開口面積が最も大きい開口
部よりオイルパン室内に装入されて、そこに取り付けら
れることになり、オイルパンのオイルパン室への取り付
けが一層容易になる。
【0042】さらにまた本請求項4記載の発明によれ
ば、前記請求項1記載のものにおいて、前記オイルパン
本体は、前記開口部を有するクランク軸方向の一端に、
前記オイルポンプの取付座およびオイルポンプとシリン
ダブロック側の給油系とを連通する給油路が一体に形成
され、またオイルパン本体のクランク軸方向の他端には
トランスミッションケースの締結用フランジが一体に形
成されているので、オイルポンプからシリンダブロック
側の給油系への通路構成が大幅に簡素化され、またトラ
ンスミッションケースの締結用フランジが一体に形成さ
れているオイルパン室の端壁側に比べて剛性の低い、そ
の開口部側を、オイルポンプの取付座および給油路の一
体成形により、補強することができ、オイルパンはその
全域にわたり高剛性に形成することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】エンジンの一部破断側面図
【図2】エンジンの一部破断正面図
【図3】図1の、3−3線に沿うエンジンの縦断面図
【図4】図2の4−4線に沿うエンジンの部分側面図
【図5】図1の5−5線に沿う部分拡大図
【図6】図5の6−6線に沿う断面図
【図7】オイルパン本体の斜視図
【図8】オイルパン本体の平面図
【図9】図8の9−9線に沿うオイルパン本体の端面図
【符号の説明】
2・・・・・・・・・・・シリンダブロック 4・・・・・・・・・・・シリンダヘッド部一体型オイ
ルパン 41 ・・・・・・・・・・オイルパン本体 4B1 〜4B5 ・・・・・ベアリングキャップ部 4f・・・・・・・・・・フランジ(ミッションケース
締結用) 9・・・・・・・・・・・クランク軸 11・・・・・・・・・・動弁カム軸 12・・・・・・・・・・伝動機構 13・・・・・・・・・・伝動ケース 13e・・・・・・・・・蓋体(伝動ケースの延長部) 24・・・・・・・・・・開口部(オイルパン本体の) Co・・・・・・・・・・オイルパン室 Op・・・・・・・・・・オイルポンプ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 FI F02F 7/00 301 F02F 7/00 301F

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 シリンダブロック(2)の下部にベアリ
    ングキャップ一体型オイルパン(4)を備えてなる、エ
    ンジンにおいて、 前記シリンダブロック(2)の下面には、複数のベアリ
    ングキャップ部(4B 1 〜4B5 )を一体に形成したオ
    イルパン本体(41 )が固着され、このオイルパン本体
    (41 )には、そのベアリングキャップ部(4B1 〜4
    5 )と、その底壁(20)との間に、クランク軸方向
    の一端に開口部(24)を有するオイルパン室(Co)
    が形成され、そのオイルパン室(Co)内には、前記開
    口部(24)を通してオイルポンプ(Op)が取り付け
    られ、前記開口部(24)は蓋体(13e)により閉じ
    られることを特徴とする、エンジンにおけるオイルポン
    プの取付装置。
  2. 【請求項2】 前記蓋体(13e)は、前記シリンダブ
    ロック(2)に固着されて、クランク軸(9)の回転力
    を動弁カム軸(11)に伝達する伝動機構(12)を被
    覆する伝動ケース(13)の延長部であることを特徴と
    する、前記請求項1記載のエンジンにおけるオイルポン
    プの取付装置。
  3. 【請求項3】 前記オイルパン室(Co)は、前記オイ
    ルパン本体(41 )のクランク軸方向一端からの成形型
    の型抜きにより鋳抜き成形され、前記オイルポンプ(O
    p)は、その開口部(24)近くのオイルパン室(C
    o)内に取り付けられることを特徴とする、前記請求項
    1記載のエンジンにおけるオイルポンプの取付装置。
  4. 【請求項4】 前記オイルパン本体(41 )は、前記開
    口部(24)を有するクランク軸方向の一端に、前記オ
    イルポンプ(Op)の取付座(70)およびオイルポン
    プ(Op)とシリンダブロック(2)側の給油系とを連
    通する給油路(76)が一体に形成され、またオイルパ
    ン本体(41 )のクランク軸方向の他端にはトランスミ
    ッションケースの締結用フランジ(4f)が一体に形成
    されていることを特徴とする、前記請求項1記載のエン
    ジンにおけるオイルポンプの取付装置。
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