JPH10123960A - 名札保持部付き衣服 - Google Patents

名札保持部付き衣服

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JPH10123960A
JPH10123960A JP27950896A JP27950896A JPH10123960A JP H10123960 A JPH10123960 A JP H10123960A JP 27950896 A JP27950896 A JP 27950896A JP 27950896 A JP27950896 A JP 27950896A JP H10123960 A JPH10123960 A JP H10123960A
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Shinichiro Ozaki
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 安全ピン付の名札を低学年の小学生等の幼年
者であっても、容易にかつ安全に取り付けることができ
る名札保持部付き衣服を提供する。 【解決手段】 衣服1の一部に名札保持部を構成するホ
ルダー4を設け、このホルダー4には、名札10に設け
られた安全ピン11のシャフト部13bを、その長手方
向の直角の方向から差し込んで脱着可能に係止すること
が可能な溝状の係止部5を設ける。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、小学校や中学校
等において採用されている名札を脱着可能に保持するた
めの名札保持部を備えた衣服に関する。
【0002】
【従来の技術】一般に小学校や中学校においては、通学
用として所定の制服が定められいる。そして通学する児
童や生徒は、その各学校が指定する所定の名札を購入
し、この名札を制服の上衣の胸ポケットの前側に取り付
けて通学するようにしている。
【0003】一般にこの種の名札には安全ピンが取り付
けられていて、各自がその安全ピンの針先を開き、制服
の上衣の胸ポケットの前側にその針先を刺し通して装着
し、また不要時には安全ピンの針先を抜き取って取り外
すようになっている。
【0004】ところが、安全ピンの抜き差しが繰り返さ
れると、長期間のうちに衣服の生地が傷んで比較的大き
な穴が生じ、外観が損なわれてしまうという問題があ
る。そこで、実開昭55−151824号公報や実開昭
58−131912号公報に見られるように、上衣の胸
ポケットの前側に、ループ状に二つ折りにした布製のテ
ープを縫着し、このテープのループ内に安全ピンの針先
を通して名札を取り付けることができるようにした衣服
が提案されている。このような衣服においては、安全ピ
ンの針先を衣服の生地に刺し通す必要がなく、したがっ
て生地が傷むようなことがない。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】ところが、前記のテー
プ付きの衣服においても、名札を取り付ける際には、安
全ピンの針先を開き、この針先をそのテープのループ内
に通さなければならなず、安全ピンを取り扱う作業とし
ては、衣服の生地に針先を直接突き刺す作業とほとんど
変わらない。
【0006】安全ピンの針先を開き、この針先をテープ
のループ内に通したり、あるいは衣服の生地に刺し通す
作業には指先の器用な動きが求められ、特に低学年の小
学生等の幼年者にとっては、その取り扱いが相当面倒で
厄介なものとなるばかりでなく、その作業時に安全ピン
の針先を手指等に突き刺して思わぬ怪我を負うような危
険が伴い、安全性の点で問題が生じる。
【0007】また、この種の名札として、クリップと安
全ピンとが備えられていて、そのいずれか一方を用いて
名札を衣服に装着することができるようにしたものも提
供されているが、安全ピンを用いる場合にはやはりその
針先を開き、この針先を衣服の生地に刺し通すか、ある
いはテープのループ内に通さなければならず、その取り
扱いが面倒で、かつ怪我を負う危険がある。
【0008】この発明はこのような点に着目してなされ
たもので、その目的とするところは、安全ピン付の名札
を低学年の小学生等の幼年者であっても、容易にかつ安
全に取り付けることができる名札保持部付き衣服を提供
することにある。
【0009】
【課題を解決するための手段】この発明は、このような
目的を達成するために、衣服の一部に名札保持部を設
け、この名札保持部には、名札に設けられた安全ピンの
シャフト部を、その長手方向の直角の方向から差し込ん
で脱着可能に係止することが可能な係止部を設けるよう
にしたものである。
【0010】このような名札保持部付き衣服において
は、名札を取り付ける際に、安全ピンの針先を開くこと
なく、その安全ピンのシャフト部をその長手方向の直角
の方向から係止部内に差し込めばよく、したがって名札
を低学年の小学生等の幼年者であっても、容易にかつ安
全に取り付けることができる。
【0011】
【発明の実施の形態】以下、この発明の実施の形態につ
いて図面を参照して説明する。図1には、第1の実施の
形態として、小学生用の制服の上衣1を示してあり、こ
の上衣1の胸部分にはウエルト形式の胸ポケット2が設
けられている。そしてこの胸ポケット2には、ループ状
に折り返した布製のテープ3が取り付けられている。
【0012】このテープ3は、図2および図3に示すよ
うにその一端部が胸ポケット2の上部の縁生地2aの内
側に縫着され、そのループ部が胸ポケット2の前側に露
出するように取り付けられている。
【0013】そしてこのテープ3の前面の下部に、名札
保持部を構成するホルダー4がハトメ、カシメ、止めピ
ン、接着剤等の固定手段により取り付けられている。こ
のホルダー4は例えばプラスチックによりかまぼこ状に
成形されていて、その円弧面が前面を向く横長の状態に
取り付けられている。
【0014】そしてこのホルダー4の円弧状の前面に
は、その長手方向に沿って連続し、かつ弾性的に拡開が
可能な溝状の係止部5が形成され、この係止部5の奥行
き側の端部は係止部5の溝幅よりもやや大きな内径をな
す円形状の定着部5aとなっている。
【0015】図4に示す10は、学校が指定した所定の
名札であり、この名札10にはその吊り下げ用の安全ピ
ン11が取り付けられている。この安全ピン11は、コ
イルばね部12と、このコイルばね部12から延出した
一対のシャフト部13a,13bと、その一方のシャフ
ト部13aの先端部に取り付けられた掛け金具14とで
構成されている。
【0016】そしてこの安全ピン11の他方のシャフト
部13bの先端部が鋭利な針先となっており、この針先
が前記掛け金具14の内側に脱着可能に掛け止められて
いる。なお、前記ホルダー4の係止部5の溝幅は安全ピ
ン11のシャフト部13a,13bの直径よりもやや小
さくなっている。
【0017】名札10を上衣1に取り付ける際には、図
4に示すように、安全ピン11におけるシャフト部13
bの先端部の針先が掛け金具14の内側に掛け止めら
れ、この掛け金具14により針先が覆われている状態の
もとで、安全ピン11のシャフト部13bをホルダー4
の係止部5の溝に沿うように宛てがい、このシャフト部
13bをその長手方向と直角の方向に移動させて係止部
5内に差し込む。
【0018】この差し込みに応じて係止部5の溝が弾性
的に僅かに拡開し、シャフト部13bが定着部5aに移
行して定着する。これにより図5に示すように、安全ピ
ン11を介して名札10が胸ポケット2の前側に吊り下
げられ、その取り付けが完了する。
【0019】このように、名札10の取り付けに当って
は、安全ピン11の針先を開いたり、その針先を上衣1
の生地に突き刺すような面倒で厄介な作業が不要であ
り、したがってその取り付けの作業を幼年者であっても
容易に行なうことができる。そして特に安全ピン11の
針先を開くことなく、その針先を掛け金具14の内側に
納めたままの状態で名札10を取り付けることができる
から、その針先で手指を傷つけるような危険がなく、安
全に取り扱うことができる。また、衣服1の生地に安全
ピン11の針先を刺し通す必要がないから、その生地を
傷めるようなこともない。
【0020】図6には、第2の実施の形態を示してあ
り、この実施の形態は、上衣1にパッチ形式の胸ポケッ
ト2が設けられている場合で、このパッチ形式の胸ポケ
ット2の場合には、図7に示すように、ループ状に折り
返した布製のテープ3の一端部を胸ポケット2の内側に
縫着し、このテープ3のループ部を必要に応じて胸ポケ
ット2の内側から引き出し、このループ部に取り付けら
れている名札保持部としてのホルダー4を胸ポケット2
の前側に露出させることができるようになっている。
【0021】図8には、第3の実施の形態を示してあ
り、この実施の形態は、ポロシャツやワイシャツ等の軽
装の衣服1の胸ポケット2の前側に、名札保持部として
のホルダー4が取り付けられたテープ3を縫着してあ
る。
【0022】図9には第4の実施の形態を示してあり、
この実施の形態は、Tシャツやトレーナー等の胸ポケッ
トのない衣服1に名札保持部を設ける場合で、この場合
には、図10および図11に示すように、布製あるいは
プラスチック製のテープ3の表面に名札保持部としての
ホルダー4をハトメ、カシメ、止めピン、接着剤等の固
定手段により横長に取り付け、このテープ3を衣服1の
胸部分に縫着してある。
【0023】このような各実施形態においても、ホルダ
ー4の係止部5内に安全ピン11のシャフト部13bを
その長手方向と直角の方向に移動させて差し込むことに
より、安全ピン11の針先を開いたり、その針先を衣服
1の生地に突き刺すことなく、容易にかつ安全に名札1
0を衣服1に取り付けることができる。
【0024】なお、名札保持部を構成するホルダー4と
しては、その形状を種々変形することが可能で、例えば
図12に示すように、円形状の部材でホルダー4を構成
し、このホルダー4の表面に溝状の係止部5を形成する
ような場合であってもよく、またその係止部5として、
図13に示すようにL形に屈曲するような形状とするこ
とも可能である。さらに図14に示すように、フック状
のホルダー4で名札保持部を構成し、そのフックの内側
を係止部とするような場合であってもよい。そしてこの
ような名札保持部を衣服の生地に直接取り付けるように
しても何ら差し支えない。
【0025】
【発明の効果】以上説明したようにこの発明によれば、
衣服に名札を取り付ける際に、安全ピンの針先を開いた
り、その針先を衣服の生地に突き刺すような面倒で厄介
な作業が不要であり、したがってその取り付けの作業を
幼年者であっても容易にかつ安全に行なえ、また名札の
取り外しも同様に容易にかつ安全に行なうことができ
る。そして衣服の生地に安全ピンの針先を刺し通す必要
がないから、その生地を傷めることがない利点がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の第1の実施の形態に係る衣服の正面
図。
【図2】その衣服の要部を拡大して示す斜視図。
【図3】その要部の側面図。
【図4】名札を衣服に取り付ける前の状態を示す正面
図。
【図5】名札を衣服に取り付けた状態を示す正面図。
【図6】この発明の第2の実施の形態に係る衣服の正面
図。
【図7】その衣服の要部を拡大して示す斜視図。
【図8】この発明の第3の実施の形態に係る衣服の正面
図。
【図9】この発明の第4の実施の形態に係る衣服の正面
図。
【図10】その衣服に取り付けるホルダー正面図。
【図11】そのホルダーの側面図
【図12】ホルダーの変形例を示す正面図。
【図13】係止部の変形例を示す側面図。
【図14】ホルダーのさらに異なる変形例を示す側面
図。
【符号の説明】
1…衣服 2…胸ポケット 3…テープ 4…ホルダー 5…係止部 10…名札 11…安全ピン 13a,13b…シャフト部

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】衣服の一部に名札保持部が設けられ、この
    名札保持部には、名札に設けられた安全ピンのシャフト
    部を、その長手方向の直角の方向から差し込んで脱着可
    能に係止することが可能な係止部が設けられていること
    を特徴とする名札保持部付き衣服。
  2. 【請求項2】名札保持部は上衣の胸ポケットの前側に設
    けられていることを特徴とする請求項1に記載の名札保
    持部付き衣服。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2011142853A (ja) * 2010-01-14 2011-07-28 Shimano Inc 釣り用衣服
CN104252813A (zh) * 2013-06-27 2014-12-31 科林株式会社 信息显示体以及用于该信息显示体的连结部件

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