JPH10124830A - 磁気記録再生装置 - Google Patents
磁気記録再生装置Info
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- JPH10124830A JPH10124830A JP28911396A JP28911396A JPH10124830A JP H10124830 A JPH10124830 A JP H10124830A JP 28911396 A JP28911396 A JP 28911396A JP 28911396 A JP28911396 A JP 28911396A JP H10124830 A JPH10124830 A JP H10124830A
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Abstract
(57)【要約】 (修正有)
【課題】 ヘリカル・スキャン型磁気記録再生装置にお
いて、通常のカセットテープにおけるオート・リバース
機能のような記録再生動作を簡単に実現する。 【解決手段】 一対の逆アジマスヘッドH1,H2で順
次交互に記録する。最初にテープを順方向に走行させて
記録するときは、その記録跡th1(1,…),th2
(1,…)の間にヘッド幅の二倍の未記録領域GB,G
Bを残す(a)。次に逆方向にテープを走行させて記録
するときは、記録跡th1(2,…),th2(2,
…)が前回の反対のヘッドによる記録跡th2(1,
…),th1(1,…)と隣接するように記録する
(b)。その次にテープを順方向に走行させて記録する
ときは、消去用回転ヘッドHe1,He2で先行消去を
するとともに、記録跡th1(3,…),th2(3,
…)が前々回および前回の反対のヘッドによる記録跡t
h2(1,…)とth2(2,…),th1(1,…)
とth1(2,…)との間にあって隣接するように記録
する(c)。以後同様の関係を保って往復記録を続け
る。
いて、通常のカセットテープにおけるオート・リバース
機能のような記録再生動作を簡単に実現する。 【解決手段】 一対の逆アジマスヘッドH1,H2で順
次交互に記録する。最初にテープを順方向に走行させて
記録するときは、その記録跡th1(1,…),th2
(1,…)の間にヘッド幅の二倍の未記録領域GB,G
Bを残す(a)。次に逆方向にテープを走行させて記録
するときは、記録跡th1(2,…),th2(2,
…)が前回の反対のヘッドによる記録跡th2(1,
…),th1(1,…)と隣接するように記録する
(b)。その次にテープを順方向に走行させて記録する
ときは、消去用回転ヘッドHe1,He2で先行消去を
するとともに、記録跡th1(3,…),th2(3,
…)が前々回および前回の反対のヘッドによる記録跡t
h2(1,…)とth2(2,…),th1(1,…)
とth1(2,…)との間にあって隣接するように記録
する(c)。以後同様の関係を保って往復記録を続け
る。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は上ドラムと下ドラム
とからなるドラムの周面の一部へ巻回された状態で走行
する磁気テープに回転磁気ヘッドを用いて記録再生動作
を行なうことができるようにしたヘリカル・スキャン型
の磁気記録再生装置[ヘリカル・スキャン型のビデオ・
テープ・レコーダ]、特に連続往復走行状態で磁気テー
プに記録動作を行なうことができるヘリカル・スキャン
型の磁気記録再生装置に関する。
とからなるドラムの周面の一部へ巻回された状態で走行
する磁気テープに回転磁気ヘッドを用いて記録再生動作
を行なうことができるようにしたヘリカル・スキャン型
の磁気記録再生装置[ヘリカル・スキャン型のビデオ・
テープ・レコーダ]、特に連続往復走行状態で磁気テー
プに記録動作を行なうことができるヘリカル・スキャン
型の磁気記録再生装置に関する。
【0002】
【従来の技術】上ドラムと下ドラムとからなるドラムの
周面の一部へ巻回された状態の磁気テープを所定の走行
速度で走行させ、回転磁気ヘッドを用いて記録再生動作
を行なうようにしているヘリカル・スキャン型の磁気記
録再生装置は、VCR(あるいはVTR)として従来か
ら広く使用されて来ていることは周知のとおりである。
そして、前記したヘリカル・スキャン型の磁気記録再生
装置では、高密度記録を達成するための一手段として、
互に逆のアジマス角度を有する磁気空隙を備えている1
対の回転磁気ヘッド、すなわち、磁気空隙のアジマス角
度が記録跡の幅方向に対して時計まわりに90度以下の
所定の角度に設定されている磁気空隙を備えた回転磁気
ヘッドと、磁気空隙のアジマス角度が記録跡の幅方向に
対して反時計まわりに90度以下の所定の角度に設定さ
れている磁気空隙を備えた回転磁気ヘッドとからなる1
対の回転磁気ヘッドが、180度対称の位置に設けられ
ている上ドラムを所定の回転数で回転させ、前記のドラ
ムの周面の少なくとも一部へ斜めに巻付けられた磁気テ
ープTを、それの基準縁の位置が、下ドラムに設けられ
ている案内部によって規制された状態で所定の走行速度
で走行させ、前記の1対の回転磁気ヘッドによって磁気
テープを順次交互にヘリカルスキャンして、前記した1
対の回転磁気ヘッドにおける各回転磁気ヘッドの180
度毎の回転と対応して、記録対象の信号による順次の記
録跡を、磁気テープ上にガードバンドレスの状態で順次
に記録形成させたり、記録跡中の記録情報を再生させる
ようにしている。
周面の一部へ巻回された状態の磁気テープを所定の走行
速度で走行させ、回転磁気ヘッドを用いて記録再生動作
を行なうようにしているヘリカル・スキャン型の磁気記
録再生装置は、VCR(あるいはVTR)として従来か
ら広く使用されて来ていることは周知のとおりである。
そして、前記したヘリカル・スキャン型の磁気記録再生
装置では、高密度記録を達成するための一手段として、
互に逆のアジマス角度を有する磁気空隙を備えている1
対の回転磁気ヘッド、すなわち、磁気空隙のアジマス角
度が記録跡の幅方向に対して時計まわりに90度以下の
所定の角度に設定されている磁気空隙を備えた回転磁気
ヘッドと、磁気空隙のアジマス角度が記録跡の幅方向に
対して反時計まわりに90度以下の所定の角度に設定さ
れている磁気空隙を備えた回転磁気ヘッドとからなる1
対の回転磁気ヘッドが、180度対称の位置に設けられ
ている上ドラムを所定の回転数で回転させ、前記のドラ
ムの周面の少なくとも一部へ斜めに巻付けられた磁気テ
ープTを、それの基準縁の位置が、下ドラムに設けられ
ている案内部によって規制された状態で所定の走行速度
で走行させ、前記の1対の回転磁気ヘッドによって磁気
テープを順次交互にヘリカルスキャンして、前記した1
対の回転磁気ヘッドにおける各回転磁気ヘッドの180
度毎の回転と対応して、記録対象の信号による順次の記
録跡を、磁気テープ上にガードバンドレスの状態で順次
に記録形成させたり、記録跡中の記録情報を再生させる
ようにしている。
【0003】ところで、前記したヘリカル・スキャン型
の磁気記録再生装置では、それの回転磁気ヘッドの回転
軌跡に従って磁気テープに形成される記録跡のパターン
は、ドラムの直径、回転磁気ヘッドの回転数、回転磁気
ヘッドの回転方向、磁気テープの走行速度、磁気テープ
の走行方向、トラック角度、ヘッドトラック幅、磁気テ
ープの記録領域幅等の諸条件によって定まることは周知
のとおりであって、例えば、磁気記録再生装置の動作モ
ードの変更により、記録再生時における磁気テープの走
行方向や走行速度等の動作条件が変化した場合には、回
転磁気ヘッドによって磁気テープに描かれる回転磁気ヘ
ッドの回転軌跡と対応して磁気テープに記録形成される
記録跡(トラック)パターンが変化する。
の磁気記録再生装置では、それの回転磁気ヘッドの回転
軌跡に従って磁気テープに形成される記録跡のパターン
は、ドラムの直径、回転磁気ヘッドの回転数、回転磁気
ヘッドの回転方向、磁気テープの走行速度、磁気テープ
の走行方向、トラック角度、ヘッドトラック幅、磁気テ
ープの記録領域幅等の諸条件によって定まることは周知
のとおりであって、例えば、磁気記録再生装置の動作モ
ードの変更により、記録再生時における磁気テープの走
行方向や走行速度等の動作条件が変化した場合には、回
転磁気ヘッドによって磁気テープに描かれる回転磁気ヘ
ッドの回転軌跡と対応して磁気テープに記録形成される
記録跡(トラック)パターンが変化する。
【0004】それで、回転磁気ヘッドを用いて磁気テー
プ上へ順次の記録跡(トラック)を記録形成させてある
記録済み磁気テープからの再生動作時、あるいは前記の
記録済み磁気テープに対して行なわれるインサート記録
動作時等においては、記録済み磁気テープに記録形成さ
れている記録跡を、回転磁気ヘッドが正確に追跡してい
る状態にされていないと、良好な再生動作や良好なイン
サート記録動作等が行なわれないから、従来から、回転
磁気ヘッドの回転軌跡を、記録済み磁気テープの記録跡
とを一致させるための各種のトラッキング手段が提案さ
れていることは周知のとおりである。
プ上へ順次の記録跡(トラック)を記録形成させてある
記録済み磁気テープからの再生動作時、あるいは前記の
記録済み磁気テープに対して行なわれるインサート記録
動作時等においては、記録済み磁気テープに記録形成さ
れている記録跡を、回転磁気ヘッドが正確に追跡してい
る状態にされていないと、良好な再生動作や良好なイン
サート記録動作等が行なわれないから、従来から、回転
磁気ヘッドの回転軌跡を、記録済み磁気テープの記録跡
とを一致させるための各種のトラッキング手段が提案さ
れていることは周知のとおりである。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】ところで、オーディオ
信号用の磁気記録再生装置(テープレコーダ)では、従
来から自動的に往復記録再生動作を行なうためのオート
リバース機構を備えて構成されたものがあり、そのよう
な構成の磁気記録再生装置では、前記のオートリバース
機能を利用して、通常のカセットテープを所謂エンドレ
ステープのような状態で使用するというような使用態様
で利用することもできた。しかし、周知のVHS(登録
商標)方式のVCRを含め、ヘリカル・スキャン型のV
TRでは、動作モードの変更によって、磁気テープの走
行方向や走行速度等の条件が変化すると、既述のよう
に、回転磁気ヘッドによって磁気テープに描かれる回転
軌跡のパターンが変化するために、通常構成のヘリカル
・スキャン型のVTRを、往復記録再生動作を行なうこ
とができるヘリカル・スキャン型のVTRとして構成す
ることは、オーディオ信号用のテープレコーダを往復記
録再生動作型として構成させる場合とは異なり簡単には
実現できない。一方、所謂エンドレステープのような状
態で、磁気テープを使用することができるVTRがあれ
ば、それを、例えば、防犯、監視、教育、宣伝等の目的
のためにも有効に使用できる。
信号用の磁気記録再生装置(テープレコーダ)では、従
来から自動的に往復記録再生動作を行なうためのオート
リバース機構を備えて構成されたものがあり、そのよう
な構成の磁気記録再生装置では、前記のオートリバース
機能を利用して、通常のカセットテープを所謂エンドレ
ステープのような状態で使用するというような使用態様
で利用することもできた。しかし、周知のVHS(登録
商標)方式のVCRを含め、ヘリカル・スキャン型のV
TRでは、動作モードの変更によって、磁気テープの走
行方向や走行速度等の条件が変化すると、既述のよう
に、回転磁気ヘッドによって磁気テープに描かれる回転
軌跡のパターンが変化するために、通常構成のヘリカル
・スキャン型のVTRを、往復記録再生動作を行なうこ
とができるヘリカル・スキャン型のVTRとして構成す
ることは、オーディオ信号用のテープレコーダを往復記
録再生動作型として構成させる場合とは異なり簡単には
実現できない。一方、所謂エンドレステープのような状
態で、磁気テープを使用することができるVTRがあれ
ば、それを、例えば、防犯、監視、教育、宣伝等の目的
のためにも有効に使用できる。
【0006】そして、往復記録が可能なヘリカル・スキ
ャン型のVTRとして、従来、フイリップス社のV2
000方式のVTRのように、磁気テープの記録領域を
テープ幅の方向に上下2段に分割して、前記の分割され
た2つの記録領域に対する信号の記録動作が、時間軸上
で直列的に行なわれるように構成したもの、特開昭5
0ー85316号公報に開示されているヘリカル・スキ
ャン型のVTRのように、往復記録のために往復走行さ
れる磁気テープにおける往路と復路とのそれぞれにおい
て、回転磁気ヘッドの回転軌跡と対応して磁気テープに
記録形成される記録跡が、走行する磁気テープ上に櫛目
状に形成されるように構成したもの、が提案されてい
る。
ャン型のVTRとして、従来、フイリップス社のV2
000方式のVTRのように、磁気テープの記録領域を
テープ幅の方向に上下2段に分割して、前記の分割され
た2つの記録領域に対する信号の記録動作が、時間軸上
で直列的に行なわれるように構成したもの、特開昭5
0ー85316号公報に開示されているヘリカル・スキ
ャン型のVTRのように、往復記録のために往復走行さ
れる磁気テープにおける往路と復路とのそれぞれにおい
て、回転磁気ヘッドの回転軌跡と対応して磁気テープに
記録形成される記録跡が、走行する磁気テープ上に櫛目
状に形成されるように構成したもの、が提案されてい
る。
【0007】前記したの従来のVTRは、一般的なV
TRの機構部の構成態様と大幅に異なる機構部を備える
ことが必要とされるために現実的でない。また、の従
来のVTRについて公開公報中に開示されている技術内
容の説明中には、磁気テープに対する1往復の記録動作
後における記録動作がどのように行なわれるかについて
は触れるところがない。ところで、往復記録を行なわな
い通常の構成態様のVTRでは、記録動作時に所謂全幅
消去ヘッドを用いた消去動作が行なわれるようにしてい
るから、の従来のVTRが、仮に、記録動作時の全期
間にわたって、全幅消去ヘッドによる消去動作が行なわ
れるようにされていたとした場合には、磁気テープに往
復記録動作が行なわれたとしても、往路における記録結
果が復路における記録動作時における全幅消去ヘッドに
よる消去動作によって消去されてしまうので、往復記録
が行なわれないことになるから、前記の問題点を解決す
るのに、例えば、所謂、重ね書き記録によって記録動作
が行なわれるようにしたり、あるいは例えば消去用の回
転磁気ヘッドによって消去するようにしたりしなけれが
ならない。
TRの機構部の構成態様と大幅に異なる機構部を備える
ことが必要とされるために現実的でない。また、の従
来のVTRについて公開公報中に開示されている技術内
容の説明中には、磁気テープに対する1往復の記録動作
後における記録動作がどのように行なわれるかについて
は触れるところがない。ところで、往復記録を行なわな
い通常の構成態様のVTRでは、記録動作時に所謂全幅
消去ヘッドを用いた消去動作が行なわれるようにしてい
るから、の従来のVTRが、仮に、記録動作時の全期
間にわたって、全幅消去ヘッドによる消去動作が行なわ
れるようにされていたとした場合には、磁気テープに往
復記録動作が行なわれたとしても、往路における記録結
果が復路における記録動作時における全幅消去ヘッドに
よる消去動作によって消去されてしまうので、往復記録
が行なわれないことになるから、前記の問題点を解決す
るのに、例えば、所謂、重ね書き記録によって記録動作
が行なわれるようにしたり、あるいは例えば消去用の回
転磁気ヘッドによって消去するようにしたりしなけれが
ならない。
【0008】しかし、前記のように重ね書き記録動作を
行なった場合には、消し残しの部分が生じて再生画質を
著るしく劣化させるために、消去用の回転磁気ヘッドを
用いて消去動作を行なうことが考えられる。ところで、
磁気テープを順方向に走行させた状態で記録形成された
記録跡を先行消去できるように上ドラムに配設した回転
消去ヘッドは、磁気テープを逆方向に走行させた状態で
行なわれる記録動作時には、先行消去を行なうことがで
きない。それで、磁気テープが順方向に走行している状
態における先行消去用の回転磁気ヘッド2個と、磁気テ
ープが逆方向に走行している状態における先行消去用の
回転磁気ヘッド2個との計4個の消去用の回転磁気ヘッ
ドを使用するという手段も考えられるが、コスト高にな
るという問題点がある他に、上ドラム上におけるヘッド
配置スペースの点からも実現が困難である。
行なった場合には、消し残しの部分が生じて再生画質を
著るしく劣化させるために、消去用の回転磁気ヘッドを
用いて消去動作を行なうことが考えられる。ところで、
磁気テープを順方向に走行させた状態で記録形成された
記録跡を先行消去できるように上ドラムに配設した回転
消去ヘッドは、磁気テープを逆方向に走行させた状態で
行なわれる記録動作時には、先行消去を行なうことがで
きない。それで、磁気テープが順方向に走行している状
態における先行消去用の回転磁気ヘッド2個と、磁気テ
ープが逆方向に走行している状態における先行消去用の
回転磁気ヘッド2個との計4個の消去用の回転磁気ヘッ
ドを使用するという手段も考えられるが、コスト高にな
るという問題点がある他に、上ドラム上におけるヘッド
配置スペースの点からも実現が困難である。
【0009】そこで、特公平7ー54562号公報に開
示されたヘリカルスキャン型VTRのように、磁気テー
プを順方向に走行させるとともに回転磁気ヘッドも順方
向に回転させ、また、磁気テープを逆方向に走行させる
とともに回転磁気ヘッドも逆方向に回転させ、かつ、ト
ラックパターンを2トラック1組にして、順逆方向の記
録領域を2トラック1組毎に交互に配置して、1つの消
去用の回転磁気ヘッドによって2トラックを同時に消去
できるようにすることにより、2個の消去用の回転磁気
ヘッド栓用いて先行消去ができるようにした装置が提案
されている。しかしながら、前記のヘリカルスキャン型
VTRで実現しようとしているトラックパターンは、上
ドラム上の180度対称の位置に設けられる2個の回転
磁気ヘッドの高さに段差を設けることが必要とされるか
ら、そのような回転磁気ヘッドを備えているVTRによ
っては、現行の記録方式であるガードバンドレスの片道
記録を行なうことができない。
示されたヘリカルスキャン型VTRのように、磁気テー
プを順方向に走行させるとともに回転磁気ヘッドも順方
向に回転させ、また、磁気テープを逆方向に走行させる
とともに回転磁気ヘッドも逆方向に回転させ、かつ、ト
ラックパターンを2トラック1組にして、順逆方向の記
録領域を2トラック1組毎に交互に配置して、1つの消
去用の回転磁気ヘッドによって2トラックを同時に消去
できるようにすることにより、2個の消去用の回転磁気
ヘッド栓用いて先行消去ができるようにした装置が提案
されている。しかしながら、前記のヘリカルスキャン型
VTRで実現しようとしているトラックパターンは、上
ドラム上の180度対称の位置に設けられる2個の回転
磁気ヘッドの高さに段差を設けることが必要とされるか
ら、そのような回転磁気ヘッドを備えているVTRによ
っては、現行の記録方式であるガードバンドレスの片道
記録を行なうことができない。
【0010】また、ヘリカルスキャン型VTRにおい
て、上ドラムの中心軸を対称中心とする180度対称の
位置に設けられている、互に逆のアジマス角度(次の説
明においては、一方が+αのアジマス角度であり、他方
が−αのアジマス角度であるとしていとする)を有する
磁気空隙を備えている第1,第2の回転磁気ヘッドを順
次交互に使用して、前記した第1,第2の回転磁気ヘッ
ドによって、順次交互に磁気テープに形成される記録跡
における相隣る記録跡間に、前記した記録跡の記録跡幅
と対応する間隔(未記録領域)が形成されうるような走
行速度(2倍速の走行速度)で、磁気テープを順方向に
走行させて記録再生動作を行ない、次に磁気テープを逆
方向に2倍速の走行速度で走行させるようにするととも
に、回転磁気ヘッドの回転方向は変化させていない状態
において、前記した第1,第2の回転磁気ヘッドにより
順次交互に磁気テープに形成される記録跡が、前記した
順方向に磁気テープが走行している状態で、第1,第2
の回転磁気ヘッドにより磁気テープに形成された順次の
記録跡の間の未記録領域に挿入される状態となるように
トラッキング制御を行なって、往復記録動作が行なわれ
るようにすることも試みられたが、前記のような往復記
録動作によって磁気テープに形成される記録跡パターン
は、(磁気空隙のアジマス角度が+αの回転磁気ヘッド
による記録跡)→(磁気空隙のアジマス角度が+αの回
転磁気ヘッドによる記録跡)→(磁気空隙のアジマス角度
が−αの回転磁気ヘッドによる記録跡)→(磁気空隙のア
ジマス角度が−αの回転磁気ヘッドによる記録跡)→
(磁気空隙のアジマス角度が+αの回転磁気ヘッドによ
る記録跡)→…というように、同一のアジマス角度の磁
気空隙を有する回転磁気ヘッドによって記録形成された
記録跡が隣り合う状態で2個ずつ並んでいる状態の記録
跡パターン、すなわち、隣り合う2つの記録跡が、同じ
アジマス角度の磁気空隙を有する回転磁気ヘッドによっ
て形成されている記録跡群が、順次に磁気テープ上に配
置されている状態とされている場合には、再生動作時に
各回転磁気ヘッドが、それぞれ再生の対象にされている
記録跡上を正確に追跡していたとしても、再生信号中に
は隣接する記録跡からの漏話が生じている状態のものに
なるために、良好な再生画像が得られないことになると
ともに、連続的な往復記録動作を行なう際に、先行消去
用の回転磁気ヘッドを用いて先行消去動作を行なうよう
にした場合には、2個の回転磁気ヘッドの個別のもの毎
に、順方向の走行時に使用される先行消去用の回転磁気
ヘッドと、逆方向の走行時に使用される先行消去用の回
転磁気ヘッドとが、それぞれ用いられるために、合計4
個の先行消去用の回転磁気ヘッドが必要とされるため
に、コスト高になるという問題点がある他に、上ドラム
上におけるヘッド配置スペースの点からも実現が困難で
ある。それで、前記したような従来の諸問題点のない磁
気記録再生装置の出現が待望された。
て、上ドラムの中心軸を対称中心とする180度対称の
位置に設けられている、互に逆のアジマス角度(次の説
明においては、一方が+αのアジマス角度であり、他方
が−αのアジマス角度であるとしていとする)を有する
磁気空隙を備えている第1,第2の回転磁気ヘッドを順
次交互に使用して、前記した第1,第2の回転磁気ヘッ
ドによって、順次交互に磁気テープに形成される記録跡
における相隣る記録跡間に、前記した記録跡の記録跡幅
と対応する間隔(未記録領域)が形成されうるような走
行速度(2倍速の走行速度)で、磁気テープを順方向に
走行させて記録再生動作を行ない、次に磁気テープを逆
方向に2倍速の走行速度で走行させるようにするととも
に、回転磁気ヘッドの回転方向は変化させていない状態
において、前記した第1,第2の回転磁気ヘッドにより
順次交互に磁気テープに形成される記録跡が、前記した
順方向に磁気テープが走行している状態で、第1,第2
の回転磁気ヘッドにより磁気テープに形成された順次の
記録跡の間の未記録領域に挿入される状態となるように
トラッキング制御を行なって、往復記録動作が行なわれ
るようにすることも試みられたが、前記のような往復記
録動作によって磁気テープに形成される記録跡パターン
は、(磁気空隙のアジマス角度が+αの回転磁気ヘッド
による記録跡)→(磁気空隙のアジマス角度が+αの回
転磁気ヘッドによる記録跡)→(磁気空隙のアジマス角度
が−αの回転磁気ヘッドによる記録跡)→(磁気空隙のア
ジマス角度が−αの回転磁気ヘッドによる記録跡)→
(磁気空隙のアジマス角度が+αの回転磁気ヘッドによ
る記録跡)→…というように、同一のアジマス角度の磁
気空隙を有する回転磁気ヘッドによって記録形成された
記録跡が隣り合う状態で2個ずつ並んでいる状態の記録
跡パターン、すなわち、隣り合う2つの記録跡が、同じ
アジマス角度の磁気空隙を有する回転磁気ヘッドによっ
て形成されている記録跡群が、順次に磁気テープ上に配
置されている状態とされている場合には、再生動作時に
各回転磁気ヘッドが、それぞれ再生の対象にされている
記録跡上を正確に追跡していたとしても、再生信号中に
は隣接する記録跡からの漏話が生じている状態のものに
なるために、良好な再生画像が得られないことになると
ともに、連続的な往復記録動作を行なう際に、先行消去
用の回転磁気ヘッドを用いて先行消去動作を行なうよう
にした場合には、2個の回転磁気ヘッドの個別のもの毎
に、順方向の走行時に使用される先行消去用の回転磁気
ヘッドと、逆方向の走行時に使用される先行消去用の回
転磁気ヘッドとが、それぞれ用いられるために、合計4
個の先行消去用の回転磁気ヘッドが必要とされるため
に、コスト高になるという問題点がある他に、上ドラム
上におけるヘッド配置スペースの点からも実現が困難で
ある。それで、前記したような従来の諸問題点のない磁
気記録再生装置の出現が待望された。
【0011】
【課題を解決するための手段】本発明は、磁気空隙のア
ジマス角度が記録跡の幅方向に対して時計まわりに90
度以下の所定の角度に設定されている磁気空隙を備えた
第1の回転磁気ヘッドと、磁気空隙のアジマス角度が記
録跡の幅方向に対して反時計まわりに90度以下の所定
の角度に設定されている磁気空隙を備えた第2の回転磁
気ヘッドとを、上ドラムの中心軸を対称中心とする18
0度対称の位置に設け、前記した第1,第2の回転磁気
ヘッドを、予め定められた特定な回転方向だけに特定な
回転数で回転させる手段と、磁気テープの走行方向が順
方向と逆方向とに順次交互に切換え変更されている状態
で行なわれる連続的な往復記録動作期間中において、連
続的な往復記録動作が開始された時点以後における磁気
テープの走行方向の変更の回数をi(ただしiは0,
1,2,3…)としたときに、連続的な往復記録動作の
開始時点以後における順次の走行方向毎の期間と対応し
ている(i+1)番目[ただし、(i+1)=Nとす
る]の記録動作期間の記録過程を区別して計数する手段
と、上ドラムと下ドラムとの周面の一部に巻回された状
態で、順方向または逆方向に走行する磁気テープに、前
記した第1の回転磁気ヘッドの回転軌跡と、第2の回転
磁気ヘッドの回転軌跡とに順次交互に対応して、磁気テ
ープの走行方向に斜交し、かつ互いに平行な状態の順次
の記録跡を、順次の隣接する記録跡間毎に少なくとも2
記録跡幅の未記録領域が設けられる状態で記録形成され
るようにする手段と、連続的な往復記録動作が開始され
た時点で特定な走行方向へ走行する磁気テープへ、(N
=1)番目の記録動作期間中に、前記した第1,第2の
回転磁気ヘッドによって順次交互に記録跡が形成された
状態の記録済み磁気テープの走行方向が変更されて、前
記した特定の走行方向とは反対の走行方向に走行する状
態にされて開始された(N=2)番目の記録動作期間中
に、記録済み磁気テープに対して、前記した第1,第2
の回転磁気ヘッドによって順次交互に行なわれる記録跡
の形成動作により、前記した(N=1)番目の記録動作
期間中の記録動作で形成されていた記録済み磁気テープ
中の記録跡に隣接する新たな記録跡が、前記した記録済
み磁気テープに記録形成されていた記録跡の記録動作時
に用いられた回転磁気ヘッドではない方の回転磁気ヘッ
ドを用いて記録形成されるように(N=2)番目の記録
動作期間における記録動作が行なわれるようにする手段
と、前記した(N=2)番目の記録動作期間中の記録動
作が終了して、前記した(N=1)番目の記録動作期間
における走行方向と同じ走行方向で走行する状態にされ
て開始された(N=3)番目の記録動作期間中に、記録
済み磁気テープに対して、前記した第1,第2の回転磁
気ヘッドによって順次交互に行なわれる記録跡の形成動
作により、前記した記録済み磁気テープに(N=1)番
目の記録動作期間と(N=2)番目の記録動作期間とに
よって記録形成された記録跡の間の部分に新たな記録跡
を、前記した記録済み磁気テープに記録形成されていた
記録跡の記録動作時に用いられた回転磁気ヘッドではな
い方の回転磁気ヘッドを用いて記録形成されたものとな
るようにして行なわれるようにする手段とを備えてなる
磁気記録再生装置、及び磁気空隙のアジマス角度が記録
跡の幅方向に対して時計まわりに90度以下の所定の角
度に設定されている磁気空隙を備えた第1の回転磁気ヘ
ッドと、磁気空隙のアジマス角度が記録跡の幅方向に対
して反時計まわりに90度以下の所定の角度に設定され
ている磁気空隙を備えた第2の回転磁気ヘッドとを、上
ドラムの中心軸を対称中心とする180度対称の位置に
設け、前記した第1,第2の回転磁気ヘッドを、予め定
められた特定な回転方向だけに特定な回転数で回転させ
る手段と、磁気テープの走行方向が順方向と逆方向とに
順次交互に切換え変更されている状態で行なわれる連続
的な往復記録動作期間中において、連続的な往復記録動
作が開始された時点以後における磁気テープの走行方向
の変更の回数をi(ただしiは0,1,2,3…)とし
たときに、連続的な往復記録動作の開始時点以後におけ
る順次の走行方向毎の期間と対応している(i+1)番
目[ただし、(i+1)=Nとする]の記録動作期間の
記録過程を区別して計数する手段と、上ドラムと下ドラ
ムとの周面の一部に巻回された状態で、順方向または逆
方向に走行する磁気テープに、前記した第1の回転磁気
ヘッドの回転軌跡と、第2の回転磁気ヘッドの回転軌跡
とに順次交互に対応して、磁気テープの走行方向に斜交
し、かつ互いに平行な状態の順次の記録跡を、順次の隣
接する記録跡間毎に少なくとも2記録跡幅の未記録領域
が設けられる状態で記録形成されるようにする手段と、
連続的な往復記録動作が開始された時点で特定な走行方
向へ走行する磁気テープへ、(N=1)番目の記録動作
期間中に、前記した第1,第2の回転磁気ヘッドによっ
て順次交互に記録跡が形成された状態の記録済み磁気テ
ープの走行方向が変更されて、前記した特定の走行方向
とは反対の走行方向に走行する状態にされて開始された
(N=2)番目の記録動作期間中に、記録済み磁気テー
プに対して、前記した第1,第2の回転磁気ヘッドによ
って順次交互に行なわれる記録跡の形成動作により、前
記した(N=1)番目の記録動作期間中の記録動作で形
成されていた記録済み磁気テープ中の記録跡に隣接する
新たな記録跡が、前記した記録済み磁気テープに記録形
成されていた記録跡の記録動作時に用いられた回転磁気
ヘッドではない方の回転磁気ヘッドを用いて記録形成さ
れるように(N=2)番目の記録動作期間における記録
動作が行なわれるようにする手段と、前記した(N=
2)番目の記録動作期間中の記録動作が終了して、前記
した(N=1)番目の記録動作期間における走行方向と
同じ走行方向で走行する状態にされて開始された(N=
3)番目の記録動作期間中に、記録済み磁気テープに対
して、前記した第1,第2の回転磁気ヘッドによって順
次交互に行なわれる記録跡の形成動作に当り、前記した
(N=1)番目の記録動作期間中に、第1,第2の回転
磁気ヘッドにより順次交互に記録形成されていた記録跡
を、消去用回転磁気ヘッドによって消去するとともに、
前記した(N=2)番目の記録動作期間中の記録動作で
得た記録済み磁気テープ中の記録跡に隣接する新たな記
録跡を、前記した記録済み磁気テープに記録形成されて
いた記録跡の記録動作時に用いられた回転磁気ヘッドで
はない方の回転磁気ヘッドを用いて記録形成させるよう
にする手段と、(N=4)番目以降の順次の各記録動作
期間中に、記録済み磁気テープに対して行なわれる新た
な記録跡の記録形成態様は、前記した(N=3)番目の
記録動作期間中に記録済み磁気テープに対して新たな記
録跡が記録形成される場合における、(N=3)番目の
記録動作期間に先行していた記録動作期間と(N=3)
番目の記録動作期間に後続している記録動作期間との対
応関係と同様な対応関係で、N番目(Nは4,5,6
…)の記録動作期間中に記録動作が行なわれた状態の記
録済み磁気テープの走行方向が変更されて、(N−1)
番目の記録動作期間における走行方向と同じ走行方向で
走行する状態にされた記録済み磁気テープに対して、
(N+1)番目の記録動作期間中に、前記した第1,第
2の回転磁気ヘッドにより順次交互に行なわれる記録跡
の形成動作に当り、前記した(N−1)番目の記録動作
期間中に前記した第1,第2の回転磁気ヘッドにより順
次交互に記録形成されていた記録跡を、消去用回転磁気
ヘッドによって消去するとともに、前記したN番目の記
録動作期間中の記録動作で得た記録済み磁気テープ中の
記録跡と、(N−1)番目に記録形成されていた記録跡
との間に記録形成させるべき新たな記録跡を、前記した
記録済み磁気テープに記録形成されていた記録跡の記録
動作時に用いられた回転磁気ヘッドではない方の回転磁
気ヘッドを用いて記録形成されたものとなるようにして
行なわれるようにする手段とを備えてなる磁気記録再生
装置を提供する。
ジマス角度が記録跡の幅方向に対して時計まわりに90
度以下の所定の角度に設定されている磁気空隙を備えた
第1の回転磁気ヘッドと、磁気空隙のアジマス角度が記
録跡の幅方向に対して反時計まわりに90度以下の所定
の角度に設定されている磁気空隙を備えた第2の回転磁
気ヘッドとを、上ドラムの中心軸を対称中心とする18
0度対称の位置に設け、前記した第1,第2の回転磁気
ヘッドを、予め定められた特定な回転方向だけに特定な
回転数で回転させる手段と、磁気テープの走行方向が順
方向と逆方向とに順次交互に切換え変更されている状態
で行なわれる連続的な往復記録動作期間中において、連
続的な往復記録動作が開始された時点以後における磁気
テープの走行方向の変更の回数をi(ただしiは0,
1,2,3…)としたときに、連続的な往復記録動作の
開始時点以後における順次の走行方向毎の期間と対応し
ている(i+1)番目[ただし、(i+1)=Nとす
る]の記録動作期間の記録過程を区別して計数する手段
と、上ドラムと下ドラムとの周面の一部に巻回された状
態で、順方向または逆方向に走行する磁気テープに、前
記した第1の回転磁気ヘッドの回転軌跡と、第2の回転
磁気ヘッドの回転軌跡とに順次交互に対応して、磁気テ
ープの走行方向に斜交し、かつ互いに平行な状態の順次
の記録跡を、順次の隣接する記録跡間毎に少なくとも2
記録跡幅の未記録領域が設けられる状態で記録形成され
るようにする手段と、連続的な往復記録動作が開始され
た時点で特定な走行方向へ走行する磁気テープへ、(N
=1)番目の記録動作期間中に、前記した第1,第2の
回転磁気ヘッドによって順次交互に記録跡が形成された
状態の記録済み磁気テープの走行方向が変更されて、前
記した特定の走行方向とは反対の走行方向に走行する状
態にされて開始された(N=2)番目の記録動作期間中
に、記録済み磁気テープに対して、前記した第1,第2
の回転磁気ヘッドによって順次交互に行なわれる記録跡
の形成動作により、前記した(N=1)番目の記録動作
期間中の記録動作で形成されていた記録済み磁気テープ
中の記録跡に隣接する新たな記録跡が、前記した記録済
み磁気テープに記録形成されていた記録跡の記録動作時
に用いられた回転磁気ヘッドではない方の回転磁気ヘッ
ドを用いて記録形成されるように(N=2)番目の記録
動作期間における記録動作が行なわれるようにする手段
と、前記した(N=2)番目の記録動作期間中の記録動
作が終了して、前記した(N=1)番目の記録動作期間
における走行方向と同じ走行方向で走行する状態にされ
て開始された(N=3)番目の記録動作期間中に、記録
済み磁気テープに対して、前記した第1,第2の回転磁
気ヘッドによって順次交互に行なわれる記録跡の形成動
作により、前記した記録済み磁気テープに(N=1)番
目の記録動作期間と(N=2)番目の記録動作期間とに
よって記録形成された記録跡の間の部分に新たな記録跡
を、前記した記録済み磁気テープに記録形成されていた
記録跡の記録動作時に用いられた回転磁気ヘッドではな
い方の回転磁気ヘッドを用いて記録形成されたものとな
るようにして行なわれるようにする手段とを備えてなる
磁気記録再生装置、及び磁気空隙のアジマス角度が記録
跡の幅方向に対して時計まわりに90度以下の所定の角
度に設定されている磁気空隙を備えた第1の回転磁気ヘ
ッドと、磁気空隙のアジマス角度が記録跡の幅方向に対
して反時計まわりに90度以下の所定の角度に設定され
ている磁気空隙を備えた第2の回転磁気ヘッドとを、上
ドラムの中心軸を対称中心とする180度対称の位置に
設け、前記した第1,第2の回転磁気ヘッドを、予め定
められた特定な回転方向だけに特定な回転数で回転させ
る手段と、磁気テープの走行方向が順方向と逆方向とに
順次交互に切換え変更されている状態で行なわれる連続
的な往復記録動作期間中において、連続的な往復記録動
作が開始された時点以後における磁気テープの走行方向
の変更の回数をi(ただしiは0,1,2,3…)とし
たときに、連続的な往復記録動作の開始時点以後におけ
る順次の走行方向毎の期間と対応している(i+1)番
目[ただし、(i+1)=Nとする]の記録動作期間の
記録過程を区別して計数する手段と、上ドラムと下ドラ
ムとの周面の一部に巻回された状態で、順方向または逆
方向に走行する磁気テープに、前記した第1の回転磁気
ヘッドの回転軌跡と、第2の回転磁気ヘッドの回転軌跡
とに順次交互に対応して、磁気テープの走行方向に斜交
し、かつ互いに平行な状態の順次の記録跡を、順次の隣
接する記録跡間毎に少なくとも2記録跡幅の未記録領域
が設けられる状態で記録形成されるようにする手段と、
連続的な往復記録動作が開始された時点で特定な走行方
向へ走行する磁気テープへ、(N=1)番目の記録動作
期間中に、前記した第1,第2の回転磁気ヘッドによっ
て順次交互に記録跡が形成された状態の記録済み磁気テ
ープの走行方向が変更されて、前記した特定の走行方向
とは反対の走行方向に走行する状態にされて開始された
(N=2)番目の記録動作期間中に、記録済み磁気テー
プに対して、前記した第1,第2の回転磁気ヘッドによ
って順次交互に行なわれる記録跡の形成動作により、前
記した(N=1)番目の記録動作期間中の記録動作で形
成されていた記録済み磁気テープ中の記録跡に隣接する
新たな記録跡が、前記した記録済み磁気テープに記録形
成されていた記録跡の記録動作時に用いられた回転磁気
ヘッドではない方の回転磁気ヘッドを用いて記録形成さ
れるように(N=2)番目の記録動作期間における記録
動作が行なわれるようにする手段と、前記した(N=
2)番目の記録動作期間中の記録動作が終了して、前記
した(N=1)番目の記録動作期間における走行方向と
同じ走行方向で走行する状態にされて開始された(N=
3)番目の記録動作期間中に、記録済み磁気テープに対
して、前記した第1,第2の回転磁気ヘッドによって順
次交互に行なわれる記録跡の形成動作に当り、前記した
(N=1)番目の記録動作期間中に、第1,第2の回転
磁気ヘッドにより順次交互に記録形成されていた記録跡
を、消去用回転磁気ヘッドによって消去するとともに、
前記した(N=2)番目の記録動作期間中の記録動作で
得た記録済み磁気テープ中の記録跡に隣接する新たな記
録跡を、前記した記録済み磁気テープに記録形成されて
いた記録跡の記録動作時に用いられた回転磁気ヘッドで
はない方の回転磁気ヘッドを用いて記録形成させるよう
にする手段と、(N=4)番目以降の順次の各記録動作
期間中に、記録済み磁気テープに対して行なわれる新た
な記録跡の記録形成態様は、前記した(N=3)番目の
記録動作期間中に記録済み磁気テープに対して新たな記
録跡が記録形成される場合における、(N=3)番目の
記録動作期間に先行していた記録動作期間と(N=3)
番目の記録動作期間に後続している記録動作期間との対
応関係と同様な対応関係で、N番目(Nは4,5,6
…)の記録動作期間中に記録動作が行なわれた状態の記
録済み磁気テープの走行方向が変更されて、(N−1)
番目の記録動作期間における走行方向と同じ走行方向で
走行する状態にされた記録済み磁気テープに対して、
(N+1)番目の記録動作期間中に、前記した第1,第
2の回転磁気ヘッドにより順次交互に行なわれる記録跡
の形成動作に当り、前記した(N−1)番目の記録動作
期間中に前記した第1,第2の回転磁気ヘッドにより順
次交互に記録形成されていた記録跡を、消去用回転磁気
ヘッドによって消去するとともに、前記したN番目の記
録動作期間中の記録動作で得た記録済み磁気テープ中の
記録跡と、(N−1)番目に記録形成されていた記録跡
との間に記録形成させるべき新たな記録跡を、前記した
記録済み磁気テープに記録形成されていた記録跡の記録
動作時に用いられた回転磁気ヘッドではない方の回転磁
気ヘッドを用いて記録形成されたものとなるようにして
行なわれるようにする手段とを備えてなる磁気記録再生
装置を提供する。
【0012】
【発明の実施の形態】以下、添付図面を参照して本発明
の磁気記録再生装置の具体的な内容を説明する。図1は
本発明の磁気記録再生装置の概略構成を示すブロック図
であり、また、図2は上ドラムDuに設けられる各種回
転磁気ヘッドの配置態様例を示す図であり、図3乃至図
7は磁気記録再生装置の構成部分の説明、及びその動作
の説明のための図である。まず、磁気記録再生装置の機
構部と、テープ走行系の一例の概略構成を斜視図によっ
て示している図3において、上ドラムDuと、前記の上
ドラムDuと対をなして設けられる下ドラムDd(例え
ば図4乃至図7等を参照のこと)と、前記した上,下ド
ラムDu,Ddとは別体構成で、かつ、前記した下ドラ
ムDdの下部に構成させた小径部(図5乃至図7中の図
面符号39で示す部分)の外周面に接近した状態に配置
される、磁気テープの走行位置規制用案内部材Lr(以
下、磁気テープTの基準縁Teの位置を規制する磁気テ
ープの走行位置規制用案内部材をリードリングLrのよ
うに記載されることもある)とは、ドラム構体DAを構
成している。前記した磁気テープの走行位置規制用案内
部材Lrには磁気テープの基準縁の案内部(位置規制
面)Gが設けられている。また、前記した上ドラムDu
には、図2に示されているように、上ドラムDuの中心
軸に対して180度対称の位置(図2中の90度ー27
0度の方向)に設けられている2個の記録再生用の回転
磁気ヘッドH1,H2と、2個の消去用の回転磁気ヘッ
ドHe1,He2とが設けられている。前記した上ドラ
ムDuは、磁気テープTの走行方向が、順方向,逆方向
の何れの場合であっても、予め定められた特定な回転方
向に所定の回転数で駆動回転される。図3において1は
供給リール台、2は巻取りリール台であり、カセットケ
ース3内に設けてある供給リール4及び巻取りリール1
9に巻回させて磁気テープTを収納してあるカセットケ
ース3をVTRに装着すると、カセットケース3内の供
給リール4は機台20に設けられている供給リール台1
と連結される。
の磁気記録再生装置の具体的な内容を説明する。図1は
本発明の磁気記録再生装置の概略構成を示すブロック図
であり、また、図2は上ドラムDuに設けられる各種回
転磁気ヘッドの配置態様例を示す図であり、図3乃至図
7は磁気記録再生装置の構成部分の説明、及びその動作
の説明のための図である。まず、磁気記録再生装置の機
構部と、テープ走行系の一例の概略構成を斜視図によっ
て示している図3において、上ドラムDuと、前記の上
ドラムDuと対をなして設けられる下ドラムDd(例え
ば図4乃至図7等を参照のこと)と、前記した上,下ド
ラムDu,Ddとは別体構成で、かつ、前記した下ドラ
ムDdの下部に構成させた小径部(図5乃至図7中の図
面符号39で示す部分)の外周面に接近した状態に配置
される、磁気テープの走行位置規制用案内部材Lr(以
下、磁気テープTの基準縁Teの位置を規制する磁気テ
ープの走行位置規制用案内部材をリードリングLrのよ
うに記載されることもある)とは、ドラム構体DAを構
成している。前記した磁気テープの走行位置規制用案内
部材Lrには磁気テープの基準縁の案内部(位置規制
面)Gが設けられている。また、前記した上ドラムDu
には、図2に示されているように、上ドラムDuの中心
軸に対して180度対称の位置(図2中の90度ー27
0度の方向)に設けられている2個の記録再生用の回転
磁気ヘッドH1,H2と、2個の消去用の回転磁気ヘッ
ドHe1,He2とが設けられている。前記した上ドラ
ムDuは、磁気テープTの走行方向が、順方向,逆方向
の何れの場合であっても、予め定められた特定な回転方
向に所定の回転数で駆動回転される。図3において1は
供給リール台、2は巻取りリール台であり、カセットケ
ース3内に設けてある供給リール4及び巻取りリール1
9に巻回させて磁気テープTを収納してあるカセットケ
ース3をVTRに装着すると、カセットケース3内の供
給リール4は機台20に設けられている供給リール台1
と連結される。
【0013】また、前記したカセットケース3内の巻取
りリール19は、機台20に設けられている巻取りリー
ル台2に連結される。磁気テープTがパラレルローディ
ング方式のローディング機構に設けられているローディ
ングポール(垂直ガイドローラ)9,14によってカセッ
トケース3内から引出されると、前記の磁気テープTは
テンションポール5,ガイドポール6,全幅消去ヘッド
7,インピーダンスローラ8,ローディングポール(垂直
ガイドローラ)9,傾斜ガイド(スラントポール)10
等を経て所定の回転数で駆動回転されている上ドラムD
uと、静止の状態の下ドラムDdの周面の一部に、磁気
テープの基準縁Teが案内されている状態で巻回された
後に、傾斜ガイド(スラントポール)13,ローディン
グポール(垂直ガイドローラ)14,オーディオ・コント
ロールヘッド15,ガイドポール16,キヤプスタン1
8とピンチローラ17等を経て巻取りリール19に至る
磁気テープの走行路を走行できるように張設される。
りリール19は、機台20に設けられている巻取りリー
ル台2に連結される。磁気テープTがパラレルローディ
ング方式のローディング機構に設けられているローディ
ングポール(垂直ガイドローラ)9,14によってカセッ
トケース3内から引出されると、前記の磁気テープTは
テンションポール5,ガイドポール6,全幅消去ヘッド
7,インピーダンスローラ8,ローディングポール(垂直
ガイドローラ)9,傾斜ガイド(スラントポール)10
等を経て所定の回転数で駆動回転されている上ドラムD
uと、静止の状態の下ドラムDdの周面の一部に、磁気
テープの基準縁Teが案内されている状態で巻回された
後に、傾斜ガイド(スラントポール)13,ローディン
グポール(垂直ガイドローラ)14,オーディオ・コント
ロールヘッド15,ガイドポール16,キヤプスタン1
8とピンチローラ17等を経て巻取りリール19に至る
磁気テープの走行路を走行できるように張設される。
【0014】前記のようにローディング機構によるロー
ディング動作が行なわれた後に、供給リール4から巻取
りリール19までの間に設定された磁気テープの走行路
を走行する磁気テープTは、テンションポール5→ガイ
ドポール6→全幅消去ヘッド7→インピーダンスローラ
8→ローディングポール(垂直ガイドローラ)9の区間の
走行路中では水平な状態で走行し、次いで、傾斜ガイド
(スラントポール)10を経て、前記の磁気テープTは所
定の回転数で特定な回転方向に駆動回転されている上ド
ラムDuと下ドラムDdとの両者に対して中心角で18
0度強の範囲にわたりリードリングLrに設けられてい
る案内部Gに沿うような状態で巻付けられる。
ディング動作が行なわれた後に、供給リール4から巻取
りリール19までの間に設定された磁気テープの走行路
を走行する磁気テープTは、テンションポール5→ガイ
ドポール6→全幅消去ヘッド7→インピーダンスローラ
8→ローディングポール(垂直ガイドローラ)9の区間の
走行路中では水平な状態で走行し、次いで、傾斜ガイド
(スラントポール)10を経て、前記の磁気テープTは所
定の回転数で特定な回転方向に駆動回転されている上ド
ラムDuと下ドラムDdとの両者に対して中心角で18
0度強の範囲にわたりリードリングLrに設けられてい
る案内部Gに沿うような状態で巻付けられる。
【0015】そして、上ドラムDu及び下ドラムDdに
対して180度強の範囲にわたり巻付けられた磁気テー
プTは、次いで傾斜ガイド(スラントポール)13を経
て、ローディングポール(垂直ガイドローラ)14→オー
ディオ・コントロールヘッド15→ガイドポール16→
キヤプスタン18とピンチローラ17等の区間の磁気テ
ープの走行路を走行して巻取りリール19に巻回され
る。図3中における矢印aは、上ドラムDuの回転方向
であり、また、矢印bは磁気テープTの順方向における
移送方向を示している。磁気テープTの逆方向における
移送方向は、図3中の矢印bの方向とは反対の方向(図
8中では矢印−bで示している)であることは、いうま
でもない。
対して180度強の範囲にわたり巻付けられた磁気テー
プTは、次いで傾斜ガイド(スラントポール)13を経
て、ローディングポール(垂直ガイドローラ)14→オー
ディオ・コントロールヘッド15→ガイドポール16→
キヤプスタン18とピンチローラ17等の区間の磁気テ
ープの走行路を走行して巻取りリール19に巻回され
る。図3中における矢印aは、上ドラムDuの回転方向
であり、また、矢印bは磁気テープTの順方向における
移送方向を示している。磁気テープTの逆方向における
移送方向は、図3中の矢印bの方向とは反対の方向(図
8中では矢印−bで示している)であることは、いうま
でもない。
【0016】なお、図3及び図4中には図面の簡略化表
示のために、上ドラムDuを所定の回転数で駆動回転さ
せるためのドラムモータの図示を省略してあるが、前記
のドラムモータとしては、例えば、図5,図6中に例示
してあるように前記した上ドラムDuにロータを固定さ
せた構成のモータを用いるようにしてもよい。前記のよ
うな構成態様のドラムモータが使用される場合には、上
ドラムDuをドラム構体DAの中心軸に対して回転自在
にベアリング軸受け51,52によって支持させる。
示のために、上ドラムDuを所定の回転数で駆動回転さ
せるためのドラムモータの図示を省略してあるが、前記
のドラムモータとしては、例えば、図5,図6中に例示
してあるように前記した上ドラムDuにロータを固定さ
せた構成のモータを用いるようにしてもよい。前記のよ
うな構成態様のドラムモータが使用される場合には、上
ドラムDuをドラム構体DAの中心軸に対して回転自在
にベアリング軸受け51,52によって支持させる。
【0017】ところで、ヘリカル・スキャン型の磁気記
録再生装置をノーマル記録再生モードで動作させるため
に、磁気テープTを順方向(図2,図3,図8中の矢印
b方向)に所定の走行速度[予め定められた回転方向及
び予め定められた一定の回転数で回転している第1,第
2の回転磁気ヘッドH1,H2による順次交互の記録跡
を、ガードバンドレスの状態で磁気テープに記録形成さ
せることができるような走行速度(仮に、基準の走行速
度と称する)]で磁気テープを順方向に走行させるとと
もに、第1,第2の回転磁気ヘッドH1,H2を、予め
定められた特定な回転方向(図2,図3中の矢印a方
向)に所定の回転数で駆動回転させたときに、上ドラム
Duにおける180度対称の位置に設けられている第
1,第2の回転磁気ヘッドH1,H2によって、磁気テ
ープTに順次交互に記録形成される記録跡が、図8中の
点線図示の矩形配列のように、順次の記録跡が密接して
配列される状態とされるとした場合に、第1,第2の回
転磁気ヘッドH1,H2の回転方向と回転数とをそのま
まの状態にしておいて、磁気テープTを順方向に基準
の走行速度の3倍の速度(3倍速)で走行させると、第
1,第2の回転磁気ヘッドH1,H2の回転軌跡は、図
8中の右側に示されている矢印(順方向走行時で傾斜
補正を行なっていない状態における回転磁気ヘッドの回
転軌跡)で示されるようなものになり、また、磁気テ
ープTを逆方向(図8中の矢印−bの方向)に基準の走
行速度の3倍の速度(3倍速)で走行させると、第1,第
2の回転磁気ヘッドH1,H2の回転軌跡は、図8中の
左側に示されている矢印(逆方向走行時で傾斜補正を
行なっていない状態における回転磁気ヘッドの回転軌
跡)で示されるようなものになる、というように、予め
定められた一定の回転方向に、予め定められた一定の回
転数で回転している第1,第2の回転磁気ヘッドH1,
H2の回転軌跡は、磁気テープTの走行方向と走行速度
との変化に対応して変化する。
録再生装置をノーマル記録再生モードで動作させるため
に、磁気テープTを順方向(図2,図3,図8中の矢印
b方向)に所定の走行速度[予め定められた回転方向及
び予め定められた一定の回転数で回転している第1,第
2の回転磁気ヘッドH1,H2による順次交互の記録跡
を、ガードバンドレスの状態で磁気テープに記録形成さ
せることができるような走行速度(仮に、基準の走行速
度と称する)]で磁気テープを順方向に走行させるとと
もに、第1,第2の回転磁気ヘッドH1,H2を、予め
定められた特定な回転方向(図2,図3中の矢印a方
向)に所定の回転数で駆動回転させたときに、上ドラム
Duにおける180度対称の位置に設けられている第
1,第2の回転磁気ヘッドH1,H2によって、磁気テ
ープTに順次交互に記録形成される記録跡が、図8中の
点線図示の矩形配列のように、順次の記録跡が密接して
配列される状態とされるとした場合に、第1,第2の回
転磁気ヘッドH1,H2の回転方向と回転数とをそのま
まの状態にしておいて、磁気テープTを順方向に基準
の走行速度の3倍の速度(3倍速)で走行させると、第
1,第2の回転磁気ヘッドH1,H2の回転軌跡は、図
8中の右側に示されている矢印(順方向走行時で傾斜
補正を行なっていない状態における回転磁気ヘッドの回
転軌跡)で示されるようなものになり、また、磁気テ
ープTを逆方向(図8中の矢印−bの方向)に基準の走
行速度の3倍の速度(3倍速)で走行させると、第1,第
2の回転磁気ヘッドH1,H2の回転軌跡は、図8中の
左側に示されている矢印(逆方向走行時で傾斜補正を
行なっていない状態における回転磁気ヘッドの回転軌
跡)で示されるようなものになる、というように、予め
定められた一定の回転方向に、予め定められた一定の回
転数で回転している第1,第2の回転磁気ヘッドH1,
H2の回転軌跡は、磁気テープTの走行方向と走行速度
との変化に対応して変化する。
【0018】さて本発明の磁気記録再生装置は、上ドラ
ムDuの180度対称の位置に設けられていて、互に逆
のアジマス角度を有する磁気空隙を備えている1対の回
転磁気ヘッドH1,H2、すなわち、磁気空隙のアジマ
ス角度が記録跡の幅方向に対して時計まわりに90度以
下の所定の角度に設定されている磁気空隙を備えた第1
の回転磁気ヘッドH1と、磁気空隙のアジマス角度が記
録跡の幅方向に対して反時計まわりに90度以下の所定
の角度に設定されている磁気空隙を備えた第2の回転磁
気ヘッドH2とを、予め定められた特定な回転方向だけ
に予め定められた特定な回転数で回転させている状態に
しておいて、上ドラムDuと下ドラムDdとからなるド
ラムの周面の一部へ巻回された状態で走行する磁気テー
プTの走行方向を、順方向と逆方向とに順次交互に切換
えて、連続的な往復記録動作を行なう場合に、連続的な
往復記録動作が開始された時点以後における磁気テープ
の走行方向の変更の回数をi(ただしiは0,1,2,
3…)としたときに、連続的な往復記録動作の開始時点
以後における順次の走行方向毎の期間と対応している
(i+1)番目[ただし、(i+1)=Nとする]の記
録動作期間の記録過程を区別して計数し、上ドラムDu
と下ドラムDdとの周面の一部に巻回された状態で、順
方向または逆方向に走行する磁気テープTに、前記した
第1の回転磁気ヘッドH1の回転軌跡と、第2の回転磁
気ヘッドH2の回転軌跡とに順次交互に対応して、磁気
テープTの走行方向に斜交し、かつ互いに平行な状態の
順次の記録跡を、順次の隣り合う記録跡間には少なくと
も2記録跡幅の未記録領域が設けられる状態で記録形成
させうるような走行速度で磁気テープTを走行させる。
ムDuの180度対称の位置に設けられていて、互に逆
のアジマス角度を有する磁気空隙を備えている1対の回
転磁気ヘッドH1,H2、すなわち、磁気空隙のアジマ
ス角度が記録跡の幅方向に対して時計まわりに90度以
下の所定の角度に設定されている磁気空隙を備えた第1
の回転磁気ヘッドH1と、磁気空隙のアジマス角度が記
録跡の幅方向に対して反時計まわりに90度以下の所定
の角度に設定されている磁気空隙を備えた第2の回転磁
気ヘッドH2とを、予め定められた特定な回転方向だけ
に予め定められた特定な回転数で回転させている状態に
しておいて、上ドラムDuと下ドラムDdとからなるド
ラムの周面の一部へ巻回された状態で走行する磁気テー
プTの走行方向を、順方向と逆方向とに順次交互に切換
えて、連続的な往復記録動作を行なう場合に、連続的な
往復記録動作が開始された時点以後における磁気テープ
の走行方向の変更の回数をi(ただしiは0,1,2,
3…)としたときに、連続的な往復記録動作の開始時点
以後における順次の走行方向毎の期間と対応している
(i+1)番目[ただし、(i+1)=Nとする]の記
録動作期間の記録過程を区別して計数し、上ドラムDu
と下ドラムDdとの周面の一部に巻回された状態で、順
方向または逆方向に走行する磁気テープTに、前記した
第1の回転磁気ヘッドH1の回転軌跡と、第2の回転磁
気ヘッドH2の回転軌跡とに順次交互に対応して、磁気
テープTの走行方向に斜交し、かつ互いに平行な状態の
順次の記録跡を、順次の隣り合う記録跡間には少なくと
も2記録跡幅の未記録領域が設けられる状態で記録形成
させうるような走行速度で磁気テープTを走行させる。
【0019】そして、連続的な往復記録動作が開始され
た時点で特定な走行方向へ走行する磁気テープTに対し
て、(N=1)番目の記録動作期間中に、前記した第
1,第2の回転磁気ヘッドによって順次交互に記録跡を
形成する。図9の(a)及び図10の(a)は、順方向
(図中の矢印b方向)に走行する磁気テープTに対し
て、連続的な往復記録動作が開始された時点から(N=
1)番目の記録動作期間中に、前記した第1,第2の回
転磁気ヘッドH1,H2によって順次交互に記録形成さ
れる記録跡のパターンを示した図であり、前記の各図中
におけるth1(1,1),th1(1,2),th1(1,3)…等の図面符
号は、回転磁気ヘッドH1によって磁気テープTに順次
に記録形成された記録跡を指示する図面符号であり、ま
た、各図中におけるth2(1,1),th2(1,2)…等の図面符
号は、回転磁気ヘッドH2によって磁気テープTに順次
に記録形成された記録跡を指示する図面符号である。
た時点で特定な走行方向へ走行する磁気テープTに対し
て、(N=1)番目の記録動作期間中に、前記した第
1,第2の回転磁気ヘッドによって順次交互に記録跡を
形成する。図9の(a)及び図10の(a)は、順方向
(図中の矢印b方向)に走行する磁気テープTに対し
て、連続的な往復記録動作が開始された時点から(N=
1)番目の記録動作期間中に、前記した第1,第2の回
転磁気ヘッドH1,H2によって順次交互に記録形成さ
れる記録跡のパターンを示した図であり、前記の各図中
におけるth1(1,1),th1(1,2),th1(1,3)…等の図面符
号は、回転磁気ヘッドH1によって磁気テープTに順次
に記録形成された記録跡を指示する図面符号であり、ま
た、各図中におけるth2(1,1),th2(1,2)…等の図面符
号は、回転磁気ヘッドH2によって磁気テープTに順次
に記録形成された記録跡を指示する図面符号である。
【0020】前記したth1(1,1),th1(1,2),th1(1,3)
…、th2(1,1),th2(1,2)…で示してある記録跡の図面
符号において、th1は第1の回転磁気ヘッドによって記
録形成された記録跡であることを意味し、また、th2は
第2の回転磁気ヘッドによって記録形成された記録跡で
あることを意味しており、さらに(1,1)は(N=1)番
目の記録動作期間中の1番目の記録跡であることを示
し、(1,2)は(N=1)番目の記録動作期間中の2番目
の記録跡であることを示し、(1,3)は(N=1)番目の
記録動作期間中の3番目の記録跡であることを示してい
る。同様に、例えば第1の回転磁気ヘッドH1によっ
て、(N=2)番目の記録動作期間中に磁気テープへ2
番目に記録形成された記録跡を示す記録跡を指示する図
面符号はth1(2,2)として示され、また、例えば第2の
回転磁気ヘッドH2によって、(N=3)番目の記録動
作期間中に磁気テープへ1番目に記録形成された記録跡
を示す図面符号は、th2(3,1)として示されることにな
る。
…、th2(1,1),th2(1,2)…で示してある記録跡の図面
符号において、th1は第1の回転磁気ヘッドによって記
録形成された記録跡であることを意味し、また、th2は
第2の回転磁気ヘッドによって記録形成された記録跡で
あることを意味しており、さらに(1,1)は(N=1)番
目の記録動作期間中の1番目の記録跡であることを示
し、(1,2)は(N=1)番目の記録動作期間中の2番目
の記録跡であることを示し、(1,3)は(N=1)番目の
記録動作期間中の3番目の記録跡であることを示してい
る。同様に、例えば第1の回転磁気ヘッドH1によっ
て、(N=2)番目の記録動作期間中に磁気テープへ2
番目に記録形成された記録跡を示す記録跡を指示する図
面符号はth1(2,2)として示され、また、例えば第2の
回転磁気ヘッドH2によって、(N=3)番目の記録動
作期間中に磁気テープへ1番目に記録形成された記録跡
を示す図面符号は、th2(3,1)として示されることにな
る。
【0021】連続的な往復記録動作が開始された時点で
順方向へ走行する磁気テープTに対して、(N=1)番
目の記録動作期間中に、第1,第2の回転磁気ヘッドH
1,H2によって、磁気テープTに順次交互に記録形成
される順次の記録跡th1(1,1)→th2(1,1)→th1(1,2)
→th2(1,2)→th1(1,3)…は、第1,第2の回転磁気ヘ
ッドH1,H2のヘッドトラック幅に等しい記録跡幅T
wを有し、また、前記した第1の回転磁気ヘッドH1に
よって記録形成された記録跡と、第2の回転磁気ヘッド
H2によって記録形成された記録跡との間には、前記し
た記録跡幅Twの2倍の幅の未記録領域(ガードバン
ド)が形成された状態とされている。図9の(a)及び
図10の(a)においては、第1,第2の回転磁気ヘッ
ドH1,H2によって記録形成される隣り合う2つの記
録跡の間に、記録跡幅Twの2倍の幅の未記録領域(ガ
ードバンド)が形成されていることを明確に示すため
に、記録跡幅がそれぞれTwであるような2本の仮想的
な記録跡を点線で図示してある。なお、以下の記録跡配
置に関する説明においては、前記の記録跡幅Twの2倍
の幅の未記録領域(ガードバンド)を、記録跡幅Twの
ガードバンドが2個並んでいるものとして扱い、かつ、
記録跡幅TwのガードバンドをGBという記号で示し、
記録跡幅Twのガードバンドが2個並んでいる状態を2
GBという記号で示すことにする。
順方向へ走行する磁気テープTに対して、(N=1)番
目の記録動作期間中に、第1,第2の回転磁気ヘッドH
1,H2によって、磁気テープTに順次交互に記録形成
される順次の記録跡th1(1,1)→th2(1,1)→th1(1,2)
→th2(1,2)→th1(1,3)…は、第1,第2の回転磁気ヘ
ッドH1,H2のヘッドトラック幅に等しい記録跡幅T
wを有し、また、前記した第1の回転磁気ヘッドH1に
よって記録形成された記録跡と、第2の回転磁気ヘッド
H2によって記録形成された記録跡との間には、前記し
た記録跡幅Twの2倍の幅の未記録領域(ガードバン
ド)が形成された状態とされている。図9の(a)及び
図10の(a)においては、第1,第2の回転磁気ヘッ
ドH1,H2によって記録形成される隣り合う2つの記
録跡の間に、記録跡幅Twの2倍の幅の未記録領域(ガ
ードバンド)が形成されていることを明確に示すため
に、記録跡幅がそれぞれTwであるような2本の仮想的
な記録跡を点線で図示してある。なお、以下の記録跡配
置に関する説明においては、前記の記録跡幅Twの2倍
の幅の未記録領域(ガードバンド)を、記録跡幅Twの
ガードバンドが2個並んでいるものとして扱い、かつ、
記録跡幅TwのガードバンドをGBという記号で示し、
記録跡幅Twのガードバンドが2個並んでいる状態を2
GBという記号で示すことにする。
【0022】なお、前記のように、第1,第2の回転磁
気ヘッドH1,H2によって、順次交互に磁気テープT
に記録形成される隣り合う2つの記録跡の間毎に、それ
ぞれ記録跡幅Twの2倍の幅の未記録領域(ガードバン
ド)が形成されるような状態で記録動作が行なわれるの
は、前記した(N=1)番目の記録動作期間中の記録動
作時だけに限られず、連続的な往復記録動作中における
順次のどの記録動作期間についても共通である。また、
図9,図10に例示してある記録跡パターンは、予め定
められた回転方向に予め定められた一定の回転数で回転
している第1,第2の回転磁気ヘッドH1,H2による
順次交互の記録跡を、ガードバンドレスの状態で磁気テ
ープに記録形成させることができるような走行速度(基
準の走行速度)で磁気テープを順方向に走行させたとき
に、磁気テープに記録形成される記録跡のトラック角度
(磁気テープTの基準縁Teと記録跡とのなす角)と同
一のトラック角度を有する記録跡を、基準の走行速度の
3倍の走行速度(3倍速)で順方向(あるいは逆方向)
に走行させた状態の磁気テープTに記録形成させた場合
のものである。
気ヘッドH1,H2によって、順次交互に磁気テープT
に記録形成される隣り合う2つの記録跡の間毎に、それ
ぞれ記録跡幅Twの2倍の幅の未記録領域(ガードバン
ド)が形成されるような状態で記録動作が行なわれるの
は、前記した(N=1)番目の記録動作期間中の記録動
作時だけに限られず、連続的な往復記録動作中における
順次のどの記録動作期間についても共通である。また、
図9,図10に例示してある記録跡パターンは、予め定
められた回転方向に予め定められた一定の回転数で回転
している第1,第2の回転磁気ヘッドH1,H2による
順次交互の記録跡を、ガードバンドレスの状態で磁気テ
ープに記録形成させることができるような走行速度(基
準の走行速度)で磁気テープを順方向に走行させたとき
に、磁気テープに記録形成される記録跡のトラック角度
(磁気テープTの基準縁Teと記録跡とのなす角)と同
一のトラック角度を有する記録跡を、基準の走行速度の
3倍の走行速度(3倍速)で順方向(あるいは逆方向)
に走行させた状態の磁気テープTに記録形成させた場合
のものである。
【0023】前記のように、磁気テープの走行方向や走
行速度を変更した状態においても、トラック角が同一の
記録跡を磁気テープTに記録形成させるのには、例え
ば、図4〜図7を参照して後述されている傾斜補正機構
による傾斜補正動作を適用することにより実現できる。
図9の(a)及び図10の(a)に示すように、順方向
に走行する磁気テープTに対する(N=1)番目の記録
動作期間中に、前記した第1,第2の回転磁気ヘッドH
1,H2によって順次交互に記録跡th1(1,1)→2GB
→th2(1,1)→2GB→th1(1,2)→2GB→th2(1,2)
→2GB→th1(1,3)…が記録形成された記録済み磁気
テープTは、磁気テープの走行方向が変更されて、前記
した特定の走行方向(順方向)とは反対の走行方向(逆
方向)に走行する状態にされてから(N=2)番目の記
録動作期間における記録動作が開始される。
行速度を変更した状態においても、トラック角が同一の
記録跡を磁気テープTに記録形成させるのには、例え
ば、図4〜図7を参照して後述されている傾斜補正機構
による傾斜補正動作を適用することにより実現できる。
図9の(a)及び図10の(a)に示すように、順方向
に走行する磁気テープTに対する(N=1)番目の記録
動作期間中に、前記した第1,第2の回転磁気ヘッドH
1,H2によって順次交互に記録跡th1(1,1)→2GB
→th2(1,1)→2GB→th1(1,2)→2GB→th2(1,2)
→2GB→th1(1,3)…が記録形成された記録済み磁気
テープTは、磁気テープの走行方向が変更されて、前記
した特定の走行方向(順方向)とは反対の走行方向(逆
方向)に走行する状態にされてから(N=2)番目の記
録動作期間における記録動作が開始される。
【0024】(N=2)番目の記録動作期間における記
録動作は、図9の(a)及び図10の(a)を参照して
既述した(N=1)番目の記録動作期間中の第1,第2
の回転磁気ヘッドH1,H2による記録動作によって記
録跡th1(1,1)→2GB→th2(1,1)→2GB→th1(1,
2)→2GB→th2(1,2)→2GB→th1(1,3)…が記録形
成されている記録済み磁気テープTにおける前記の各記
録跡に隣接して記録形成される新たな記録跡が、(N=
1)番目の記録動作期間中に前記した記録済み磁気テー
プに記録形成されていた記録跡の記録動作時に用いられ
た回転磁気ヘッドではない方の回転磁気ヘッドを用い
て、図9の(b)または図10の(b)に示されている
ような記録動作態様の内の何れか一方の記録動作態様が
適用されることにより、隣接して記録形成される2つの
記録跡が、互いに異なるアジマス角度の磁気空隙を備え
ている回転磁気ヘッドによって記録形成された状態にさ
れるのである。
録動作は、図9の(a)及び図10の(a)を参照して
既述した(N=1)番目の記録動作期間中の第1,第2
の回転磁気ヘッドH1,H2による記録動作によって記
録跡th1(1,1)→2GB→th2(1,1)→2GB→th1(1,
2)→2GB→th2(1,2)→2GB→th1(1,3)…が記録形
成されている記録済み磁気テープTにおける前記の各記
録跡に隣接して記録形成される新たな記録跡が、(N=
1)番目の記録動作期間中に前記した記録済み磁気テー
プに記録形成されていた記録跡の記録動作時に用いられ
た回転磁気ヘッドではない方の回転磁気ヘッドを用い
て、図9の(b)または図10の(b)に示されている
ような記録動作態様の内の何れか一方の記録動作態様が
適用されることにより、隣接して記録形成される2つの
記録跡が、互いに異なるアジマス角度の磁気空隙を備え
ている回転磁気ヘッドによって記録形成された状態にさ
れるのである。
【0025】図9の(b)及び図10の(b)に、それ
ぞれ示されている記録跡パターンは、(N=1)番目の
記録動作期間中の第1,第2の回転磁気ヘッドH1,H
2による記録動作によって記録形成された図9の(a)
及び図10の(a)に示されている記録跡th1(1,1)→
2GB→th2(1,1)→2GB→th1(1,2)→2GB→th2
(1,2)→2GB→th1(1,3)…のように示される記録跡パ
ターンが、図9の(b)においては(N=2)番目の記
録動作期間中の第1,第2の回転磁気ヘッドH1,H2
による記録動作の結果として、記録跡th1(1,1)→GB
→th1(2,2)→th2(1,1)→GB→th2(2,2)→th1(1,2)
→GB→th1(2,1)→th2(1,2)→GB→th2(2,1)→th
1(1,3)…となっており、また、図10の(b)において
は(N=2)番目の記録動作期間中の第1,第2の回転
磁気ヘッドH1,H2による記録動作の結果として、記
録跡th1(1,1)→th2(2,2)→GB→th2(1,1)→th1(2,
2)→GB→th1(1,2)→th2(2,1)→GB→th2(1,2)→
th1(2,1)→GB→th1(1,3)…となっている。
ぞれ示されている記録跡パターンは、(N=1)番目の
記録動作期間中の第1,第2の回転磁気ヘッドH1,H
2による記録動作によって記録形成された図9の(a)
及び図10の(a)に示されている記録跡th1(1,1)→
2GB→th2(1,1)→2GB→th1(1,2)→2GB→th2
(1,2)→2GB→th1(1,3)…のように示される記録跡パ
ターンが、図9の(b)においては(N=2)番目の記
録動作期間中の第1,第2の回転磁気ヘッドH1,H2
による記録動作の結果として、記録跡th1(1,1)→GB
→th1(2,2)→th2(1,1)→GB→th2(2,2)→th1(1,2)
→GB→th1(2,1)→th2(1,2)→GB→th2(2,1)→th
1(1,3)…となっており、また、図10の(b)において
は(N=2)番目の記録動作期間中の第1,第2の回転
磁気ヘッドH1,H2による記録動作の結果として、記
録跡th1(1,1)→th2(2,2)→GB→th2(1,1)→th1(2,
2)→GB→th1(1,2)→th2(2,1)→GB→th2(1,2)→
th1(2,1)→GB→th1(1,3)…となっている。
【0026】すなわち、図9の(b)及び図10の
(b)に、それぞれ示されている記録跡パターンの違い
は、(N=1)番目の記録動作期間中の第1,第2の回
転磁気ヘッドH1,H2による記録動作によって記録形
成された図9の(a)及び図10の(a)に示されてい
るth1(1,1)→2GB→th2(1,1)→2GB→th1(1,2)
→2GB→th2(1,2)→2GB→th1(1,3)…のような記
録跡配列中の各記録跡に対して、(N=2)番目の記録
動作期間中の第1,第2の回転磁気ヘッドH1,H2に
よる記録動作により隣接配置の状態で記録される逆アジ
マスの新たな記録跡が、(N=1)番目の記録動作期間
中の第1,第2の回転磁気ヘッドH1,H2による記録
動作によって記録形成された記録跡の両側の内のどちら
側に隣接配置されるかの違いだけである。
(b)に、それぞれ示されている記録跡パターンの違い
は、(N=1)番目の記録動作期間中の第1,第2の回
転磁気ヘッドH1,H2による記録動作によって記録形
成された図9の(a)及び図10の(a)に示されてい
るth1(1,1)→2GB→th2(1,1)→2GB→th1(1,2)
→2GB→th2(1,2)→2GB→th1(1,3)…のような記
録跡配列中の各記録跡に対して、(N=2)番目の記録
動作期間中の第1,第2の回転磁気ヘッドH1,H2に
よる記録動作により隣接配置の状態で記録される逆アジ
マスの新たな記録跡が、(N=1)番目の記録動作期間
中の第1,第2の回転磁気ヘッドH1,H2による記録
動作によって記録形成された記録跡の両側の内のどちら
側に隣接配置されるかの違いだけである。
【0027】さて、図9の(b)または図10の(b)
に示すように、逆方向に走行する磁気テープTに対する
(N=2)番目の記録動作期間中に、前記した第1,第
2の回転磁気ヘッドH1,H2によって順次交互に記録
形成された記録跡th1(1,1)→GB→th1(2,2)→th2
(1,1)→GB→th2(2,2)→th1(1,2)→GB→th1(2,1)
→th2(1,2)→GB→th2(2,1)→th1(1,3)…というよ
うな記録跡配列、または記録跡th1(1,1)→th2(2,2)→
GB→th2(1,1)→th1(2,2)→GB→th1(1,2)→th2
(2,1)→GB→th2(1,2)→th1(2,1)→GB→th1(1,3)
…というような記録跡配列の記録跡が記録形成された記
録済み磁気テープTは、前記した(N=2)番目の記録
動作期間の終了後に磁気テープの走行方向が変更され
て、前記した(N=2)番目の記録動作期間中の走行方
向(逆方向)とは反対の走行方向(順方向)に走行する
状態[(N=1)番目の記録動作期間中の走行方向と同
じ]にされて、(N=3)番目の記録動作期間における
記録動作が開始される。
に示すように、逆方向に走行する磁気テープTに対する
(N=2)番目の記録動作期間中に、前記した第1,第
2の回転磁気ヘッドH1,H2によって順次交互に記録
形成された記録跡th1(1,1)→GB→th1(2,2)→th2
(1,1)→GB→th2(2,2)→th1(1,2)→GB→th1(2,1)
→th2(1,2)→GB→th2(2,1)→th1(1,3)…というよ
うな記録跡配列、または記録跡th1(1,1)→th2(2,2)→
GB→th2(1,1)→th1(2,2)→GB→th1(1,2)→th2
(2,1)→GB→th2(1,2)→th1(2,1)→GB→th1(1,3)
…というような記録跡配列の記録跡が記録形成された記
録済み磁気テープTは、前記した(N=2)番目の記録
動作期間の終了後に磁気テープの走行方向が変更され
て、前記した(N=2)番目の記録動作期間中の走行方
向(逆方向)とは反対の走行方向(順方向)に走行する
状態[(N=1)番目の記録動作期間中の走行方向と同
じ]にされて、(N=3)番目の記録動作期間における
記録動作が開始される。
【0028】(N=3)番目の記録動作期間における記
録動作は、図9の(b)及び図10の(b)を参照して
既述した(N=2)番目の記録動作期間中における第
1,第2の回転磁気ヘッドによる記録動作によって、磁
気テープに記録形成された既述したような記録跡パター
ン、すなわち、図9の(b)に示されている記録跡th1
(1,1)→GB→th1(2,2)→th2(1,1)→GB→th2(2,2)
→th1(1,2)→GB→th1(2,1)→th2(1,2)→GB→th
2(2,1)→th1(1,3)…というような記録跡配列中で未記
録領域の部分を示すGBの部分、または図10の(b)
に示されている記録跡th1(1,1)→th2(2,2)→GB→t
h2(1,1)→th1(2,2)→GB→th1(1,2)→th2(2,1)→G
B→th2(1,2)→th1(2,1)→GB→th1(1,3)…という
ような記録跡配列中で未記録領域の部分を示すGBの部
分に、前記のGBの部分の両側に記録形成されている記
録跡を記録するのに用いられていた回転磁気ヘッドでは
ない方の回転磁気ヘッドによって記録動作が行なわれる
ようにされる。それで、既述のように(N=2)番目の
記録動作期間中における第1,第2の回転磁気ヘッドに
よる記録動作によって、磁気テープに記録形成されてい
た図9の(b)に示されているような記録跡th1(1,1)
→GB→th1(2,2)→th2(1,1)→GB→th2(2,2)→th
1(1,2)→GB→th1(2,1)→th2(1,2)→GB→th2(2,
1)→th1(1,3)…というような記録跡配列は、前記した
(N=3)番目の記録動作期間における記録動作によっ
て、図9の(c)に示されているような記録跡th1(1,
1)→th2(3,1)→th1(2,2)→th2(1,1)→th1(3,1)→t
h2(2,2)→th1(1,2)→th2(3,2)→th1(2,1)→th2(1,
2)→th1(3,2)→th2(2,1)→th1(1,3)…というような
記録跡配列となる。
録動作は、図9の(b)及び図10の(b)を参照して
既述した(N=2)番目の記録動作期間中における第
1,第2の回転磁気ヘッドによる記録動作によって、磁
気テープに記録形成された既述したような記録跡パター
ン、すなわち、図9の(b)に示されている記録跡th1
(1,1)→GB→th1(2,2)→th2(1,1)→GB→th2(2,2)
→th1(1,2)→GB→th1(2,1)→th2(1,2)→GB→th
2(2,1)→th1(1,3)…というような記録跡配列中で未記
録領域の部分を示すGBの部分、または図10の(b)
に示されている記録跡th1(1,1)→th2(2,2)→GB→t
h2(1,1)→th1(2,2)→GB→th1(1,2)→th2(2,1)→G
B→th2(1,2)→th1(2,1)→GB→th1(1,3)…という
ような記録跡配列中で未記録領域の部分を示すGBの部
分に、前記のGBの部分の両側に記録形成されている記
録跡を記録するのに用いられていた回転磁気ヘッドでは
ない方の回転磁気ヘッドによって記録動作が行なわれる
ようにされる。それで、既述のように(N=2)番目の
記録動作期間中における第1,第2の回転磁気ヘッドに
よる記録動作によって、磁気テープに記録形成されてい
た図9の(b)に示されているような記録跡th1(1,1)
→GB→th1(2,2)→th2(1,1)→GB→th2(2,2)→th
1(1,2)→GB→th1(2,1)→th2(1,2)→GB→th2(2,
1)→th1(1,3)…というような記録跡配列は、前記した
(N=3)番目の記録動作期間における記録動作によっ
て、図9の(c)に示されているような記録跡th1(1,
1)→th2(3,1)→th1(2,2)→th2(1,1)→th1(3,1)→t
h2(2,2)→th1(1,2)→th2(3,2)→th1(2,1)→th2(1,
2)→th1(3,2)→th2(2,1)→th1(1,3)…というような
記録跡配列となる。
【0029】また、図10の(b)に示されている記録
跡th1(1,1)→th2(2,2)→GB→th2(1,1)→th1(2,2)
→GB→th1(1,2)→th2(2,1)→GB→th2(1,2)→th
1(2,1)→GB→th1(1,3)…というような記録跡配列
は、前記した(N=3)番目の記録動作期間における記
録動作によって、図10の(c)に示されているような
記録跡記録跡th1(1,1)→th2(2,2)→th1(3,1)→th2
(1,1)→th1(2,2)→th2(3,1)→th1(1,2)→th2(2,1)
→th1(3,2)→th2(1,2)→th1(2,1)→th2(3,2)→th1
(1,3)…というような記録跡配列となるから、前記した
図9及び図10の何れの場合においても(N=3)番目
の記録動作期間における記録動作が終了した状態におい
て、記録済み磁気テープに記録形成された順次の記録跡
は、隣接する記録跡が互いに逆アジマスの回転磁気ヘッ
ドによって記録形成された状態のものになっている。
跡th1(1,1)→th2(2,2)→GB→th2(1,1)→th1(2,2)
→GB→th1(1,2)→th2(2,1)→GB→th2(1,2)→th
1(2,1)→GB→th1(1,3)…というような記録跡配列
は、前記した(N=3)番目の記録動作期間における記
録動作によって、図10の(c)に示されているような
記録跡記録跡th1(1,1)→th2(2,2)→th1(3,1)→th2
(1,1)→th1(2,2)→th2(3,1)→th1(1,2)→th2(2,1)
→th1(3,2)→th2(1,2)→th1(2,1)→th2(3,2)→th1
(1,3)…というような記録跡配列となるから、前記した
図9及び図10の何れの場合においても(N=3)番目
の記録動作期間における記録動作が終了した状態におい
て、記録済み磁気テープに記録形成された順次の記録跡
は、隣接する記録跡が互いに逆アジマスの回転磁気ヘッ
ドによって記録形成された状態のものになっている。
【0030】前記の(N=3)番目の記録動作期間に引
続いて、磁気テープTを逆方向に走行させた状態で行な
われる(N=4)番目の記録動作期間に、第1,第2の
回転磁気ヘッドによって記録形成される記録跡は、磁気
テープTに対して(N=1)番目の記録動作期間に第
1,第2の回転磁気ヘッドによって記録跡が記録されて
いた位置に記録される。すなわち、(N=4)番目の記
録動作期間に第1,第2の回転磁気ヘッドによって順次
交互に記録形成される記録跡についてみると、記録跡t
h1(4,1)[(N=1)番目の記録動作期間に記録されて
いた記録跡th1(1,3)が記録された位置]→記録跡th2
(4,1)[(N=1)番目の記録動作期間に記録されてい
た記録跡th2(1,2)が記録された位置]→記録跡th1(4,
2)[(N=1)番目の記録動作期間に記録されていた記
録跡th1(1,2)が記録された位置]→記録跡th2(4,2)
[(N=1)番目の記録動作期間に記録されていた記録
跡th2(1,1)が記録された位置]→記録跡th1(4,3)
[(N=1)番目の記録動作期間に記録されていた記録
跡th1(1,1)が記録された位置]となる。
続いて、磁気テープTを逆方向に走行させた状態で行な
われる(N=4)番目の記録動作期間に、第1,第2の
回転磁気ヘッドによって記録形成される記録跡は、磁気
テープTに対して(N=1)番目の記録動作期間に第
1,第2の回転磁気ヘッドによって記録跡が記録されて
いた位置に記録される。すなわち、(N=4)番目の記
録動作期間に第1,第2の回転磁気ヘッドによって順次
交互に記録形成される記録跡についてみると、記録跡t
h1(4,1)[(N=1)番目の記録動作期間に記録されて
いた記録跡th1(1,3)が記録された位置]→記録跡th2
(4,1)[(N=1)番目の記録動作期間に記録されてい
た記録跡th2(1,2)が記録された位置]→記録跡th1(4,
2)[(N=1)番目の記録動作期間に記録されていた記
録跡th1(1,2)が記録された位置]→記録跡th2(4,2)
[(N=1)番目の記録動作期間に記録されていた記録
跡th2(1,1)が記録された位置]→記録跡th1(4,3)
[(N=1)番目の記録動作期間に記録されていた記録
跡th1(1,1)が記録された位置]となる。
【0031】前記の(N=4)番目の記録動作期間に引
続いて、磁気テープTを順方向に走行させた状態で行な
われる(N=5)番目の記録動作期間に、第1,第2の
回転磁気ヘッドによって記録形成される記録跡は、磁気
テープTに対して(N=2)番目の記録動作期間に第
1,第2の回転磁気ヘッドによって記録跡が記録されて
いた位置に記録される。すなわち、(N=5)番目の記
録動作期間に第1,第2の回転磁気ヘッドによって順次
交互に記録形成される記録跡についてみると、記録跡t
h2(5,1)[(N=2)番目の記録動作期間に記録されて
いた記録跡th2(2,2)が記録された位置]→記録跡th1
(5,1)[(N=2)番目の記録動作期間に記録されてい
た記録跡th1(2,2)が記録された位置]→記録跡th2(5,
2)[(N=2)番目の記録動作期間に記録されていた記
録跡th2(2,1)が記録された位置]→記録跡th1(5,2)
[(N=2)番目の記録動作期間に記録されていた記録
跡th1(2,1)が記録された位置]となる。
続いて、磁気テープTを順方向に走行させた状態で行な
われる(N=5)番目の記録動作期間に、第1,第2の
回転磁気ヘッドによって記録形成される記録跡は、磁気
テープTに対して(N=2)番目の記録動作期間に第
1,第2の回転磁気ヘッドによって記録跡が記録されて
いた位置に記録される。すなわち、(N=5)番目の記
録動作期間に第1,第2の回転磁気ヘッドによって順次
交互に記録形成される記録跡についてみると、記録跡t
h2(5,1)[(N=2)番目の記録動作期間に記録されて
いた記録跡th2(2,2)が記録された位置]→記録跡th1
(5,1)[(N=2)番目の記録動作期間に記録されてい
た記録跡th1(2,2)が記録された位置]→記録跡th2(5,
2)[(N=2)番目の記録動作期間に記録されていた記
録跡th2(2,1)が記録された位置]→記録跡th1(5,2)
[(N=2)番目の記録動作期間に記録されていた記録
跡th1(2,1)が記録された位置]となる。
【0032】次いで、前記の(N=5)番目の記録動作
期間に引続いて、磁気テープTを逆方向に走行させた状
態で行なわれる(N=6)番目の記録動作期間に、第
1,第2の回転磁気ヘッドによって記録形成される記録
跡は、磁気テープTに対して(N=3)番目の記録動作
期間に第1,第2の回転磁気ヘッドによって記録跡が記
録されていた位置に記録される。すなわち、(N=6)
番目の記録動作期間に第1,第2の回転磁気ヘッドによ
って順次交互に記録形成される記録跡についてみると、
記録跡th2(6,1)[(N=3)番目の記録動作期間に記
録されていた記録跡th2(3,2)が記録された位置]→記
録跡th1(6,1)[(N=3)番目の記録動作期間に記録
されていた記録跡th1(3,2)が記録された位置]→記録
跡th2(6,2)[(N=3)番目の記録動作期間に記録さ
れていた記録跡th2(3,1)が記録された位置]→記録跡
th1(6,2)[(N=3)番目の記録動作期間に記録され
ていた記録跡th1(3,1)が記録された位置]となる。
期間に引続いて、磁気テープTを逆方向に走行させた状
態で行なわれる(N=6)番目の記録動作期間に、第
1,第2の回転磁気ヘッドによって記録形成される記録
跡は、磁気テープTに対して(N=3)番目の記録動作
期間に第1,第2の回転磁気ヘッドによって記録跡が記
録されていた位置に記録される。すなわち、(N=6)
番目の記録動作期間に第1,第2の回転磁気ヘッドによ
って順次交互に記録形成される記録跡についてみると、
記録跡th2(6,1)[(N=3)番目の記録動作期間に記
録されていた記録跡th2(3,2)が記録された位置]→記
録跡th1(6,1)[(N=3)番目の記録動作期間に記録
されていた記録跡th1(3,2)が記録された位置]→記録
跡th2(6,2)[(N=3)番目の記録動作期間に記録さ
れていた記録跡th2(3,1)が記録された位置]→記録跡
th1(6,2)[(N=3)番目の記録動作期間に記録され
ていた記録跡th1(3,1)が記録された位置]となる。
【0033】前記の(N=6)番目の記録動作期間に引
続いて、磁気テープTを順方向に走行させた状態で行な
われる(N=7)番目の記録動作期間に、第1,第2の
回転磁気ヘッドによって記録形成される記録跡は、磁気
テープTに対して(N=1)番目の記録動作期間に第
1,第2の回転磁気ヘッドによって記録跡が記録されて
いた位置に記録される。すなわち、(N=7)番目の記
録動作期間に第1,第2の回転磁気ヘッドによって順次
交互に記録形成される記録跡についてみると、記録跡t
h1(1,1)[(N=1)番目の記録動作期間に記録されて
いた記録跡th1(1,1)が記録された位置]→記録跡th2
(1,1)[(N=1)番目の記録動作期間に記録されてい
た記録跡th2(1,1)が記録された位置]→記録跡th1(1,
2)[(N=1)番目の記録動作期間に記録されていた記
録跡th1(1,2)が記録された位置]→記録跡th2(1,2)
[(N=1)番目の記録動作期間に記録されていた記録
跡th2(1,2)が記録された位置]→記録跡th1(1,3)
[(N=1)番目の記録動作期間に記録されていた記録
跡th1(1,3)が記録された位置]となる。となる。
続いて、磁気テープTを順方向に走行させた状態で行な
われる(N=7)番目の記録動作期間に、第1,第2の
回転磁気ヘッドによって記録形成される記録跡は、磁気
テープTに対して(N=1)番目の記録動作期間に第
1,第2の回転磁気ヘッドによって記録跡が記録されて
いた位置に記録される。すなわち、(N=7)番目の記
録動作期間に第1,第2の回転磁気ヘッドによって順次
交互に記録形成される記録跡についてみると、記録跡t
h1(1,1)[(N=1)番目の記録動作期間に記録されて
いた記録跡th1(1,1)が記録された位置]→記録跡th2
(1,1)[(N=1)番目の記録動作期間に記録されてい
た記録跡th2(1,1)が記録された位置]→記録跡th1(1,
2)[(N=1)番目の記録動作期間に記録されていた記
録跡th1(1,2)が記録された位置]→記録跡th2(1,2)
[(N=1)番目の記録動作期間に記録されていた記録
跡th2(1,2)が記録された位置]→記録跡th1(1,3)
[(N=1)番目の記録動作期間に記録されていた記録
跡th1(1,3)が記録された位置]となる。となる。
【0034】これまでに図9及び図10を参照して説明
したところから明らかなように、予め定められた回転方
向に予め定められた一定の回転数で回転している第1,
第2の回転磁気ヘッドH1,H2による順次交互の記録
跡を、ガードバンドレスの状態で磁気テープに記録形成
させることができるような走行速度(基準の走行速度)
の3倍の走行速度(3倍速)で順方向(あるいは逆方
向)に走行させて連続的な往復記録動作を行なう場合
に、上ドラムDuと下ドラムDdとの周面の一部に巻回
された状態で、順方向または逆方向に走行する磁気テー
プTに、前記した第1の回転磁気ヘッドH1の回転軌跡
と、第2の回転磁気ヘッドH2の回転軌跡とに順次交互
に対応して、磁気テープTの走行方向に斜交し、かつ互
いに平行な状態の順次の記録跡を、第1,第2の回転磁
気ヘッドH1,H2のヘッドトラック幅に等しい記録跡
幅Twを有し、また、前記した第1の回転磁気ヘッドH
1によって記録形成された記録跡と、第2の回転磁気ヘ
ッドH2によって記録形成された記録跡との間に、前記
した記録跡幅Twの2倍の幅の未記録領域(ガードバン
ド)を有する状態として記録形成させる場合に、磁気テ
ープの走行方向を順方向と逆方向とに順次交互に変更す
るのに対応して、記録済み磁気テープに記録形成されて
いる記録跡に隣接して記録するのに用いられる回転磁気
ヘッドとして、前記した記録済み磁気テープに記録形成
されている記録跡を記録するのに用いられた回転磁気ヘ
ッドではない方の回転磁気ヘッドが用いられるような記
録動作を行なうことにより、記録済み磁気テープに記録
形成される順次の記録跡を、隣接する記録跡が互いに逆
アジマスの回転磁気ヘッドによって記録形成された状態
のものにできることが明らかにされた。
したところから明らかなように、予め定められた回転方
向に予め定められた一定の回転数で回転している第1,
第2の回転磁気ヘッドH1,H2による順次交互の記録
跡を、ガードバンドレスの状態で磁気テープに記録形成
させることができるような走行速度(基準の走行速度)
の3倍の走行速度(3倍速)で順方向(あるいは逆方
向)に走行させて連続的な往復記録動作を行なう場合
に、上ドラムDuと下ドラムDdとの周面の一部に巻回
された状態で、順方向または逆方向に走行する磁気テー
プTに、前記した第1の回転磁気ヘッドH1の回転軌跡
と、第2の回転磁気ヘッドH2の回転軌跡とに順次交互
に対応して、磁気テープTの走行方向に斜交し、かつ互
いに平行な状態の順次の記録跡を、第1,第2の回転磁
気ヘッドH1,H2のヘッドトラック幅に等しい記録跡
幅Twを有し、また、前記した第1の回転磁気ヘッドH
1によって記録形成された記録跡と、第2の回転磁気ヘ
ッドH2によって記録形成された記録跡との間に、前記
した記録跡幅Twの2倍の幅の未記録領域(ガードバン
ド)を有する状態として記録形成させる場合に、磁気テ
ープの走行方向を順方向と逆方向とに順次交互に変更す
るのに対応して、記録済み磁気テープに記録形成されて
いる記録跡に隣接して記録するのに用いられる回転磁気
ヘッドとして、前記した記録済み磁気テープに記録形成
されている記録跡を記録するのに用いられた回転磁気ヘ
ッドではない方の回転磁気ヘッドが用いられるような記
録動作を行なうことにより、記録済み磁気テープに記録
形成される順次の記録跡を、隣接する記録跡が互いに逆
アジマスの回転磁気ヘッドによって記録形成された状態
のものにできることが明らかにされた。
【0035】前記した図9及び図10を参照して既述し
た順次の記録動作期間における記録跡パターンの変化態
様をみると、記録済み磁気テープに記録形成された順次
の記録跡は、隣接する記録跡が互いに逆アジマスの回転
磁気ヘッドによって記録形成された状態のものになって
いるが、(N=3)番目の記録動作期間以降における記
録動作期間において、そのときの記録動作期間に対して
2記録動作期間だけ以前の記録動作期間[例えば、現在
の記録動作期間が(N=3)番目の記録動作期間である
とすると、(N=3)番目の記録動作期間に対して、2
記録動作期間だけ以前の記録動作期間は(N=1)番目
の記録動作期間である]に記録形成されていた記録跡を
消去しても、連続的な往復記録動作に対して何の悪影響
も与えることがなく、また、前記のように(N=3)番
目の記録動作期間以降における記録動作期間において、
そのときの記録動作期間に対して2記録動作期間だけ以
前の記録動作期間に記録形成されていた記録跡を消去す
ることは、そのときの記録動作期間に引続く記録動作期
間に記録跡が形成されるべき記録跡についての先行消去
を行なうことになる、ということが判かる。
た順次の記録動作期間における記録跡パターンの変化態
様をみると、記録済み磁気テープに記録形成された順次
の記録跡は、隣接する記録跡が互いに逆アジマスの回転
磁気ヘッドによって記録形成された状態のものになって
いるが、(N=3)番目の記録動作期間以降における記
録動作期間において、そのときの記録動作期間に対して
2記録動作期間だけ以前の記録動作期間[例えば、現在
の記録動作期間が(N=3)番目の記録動作期間である
とすると、(N=3)番目の記録動作期間に対して、2
記録動作期間だけ以前の記録動作期間は(N=1)番目
の記録動作期間である]に記録形成されていた記録跡を
消去しても、連続的な往復記録動作に対して何の悪影響
も与えることがなく、また、前記のように(N=3)番
目の記録動作期間以降における記録動作期間において、
そのときの記録動作期間に対して2記録動作期間だけ以
前の記録動作期間に記録形成されていた記録跡を消去す
ることは、そのときの記録動作期間に引続く記録動作期
間に記録跡が形成されるべき記録跡についての先行消去
を行なうことになる、ということが判かる。
【0036】図11及び図12は、順次の記録動作期間
における記録跡パターンの(N=3)番目の記録動作期
間以降の順次の記録動作期間において、前記のように、
そのときの記録動作期間に引続く記録動作期間に記録跡
が形成されるべき記録跡についての先行消去を行なうよ
うにして記録動作を行なうようにした場合における順次
の記録動作期間の記録跡パターンを示している図である
が、図11,12では図示説明を簡略化するとともに、
順次の記録動作期間における記録跡の対応関係を明示す
るために、図中では記録跡の傾斜状態を図示していな
い。また、図11,図12中で使用している記録跡の符
号の表記法は、図9,図10の場合と同じである。さ
て、図11の(a)及び図12の(a)は、図9の
(a)及び図10の(a)と同じ内容を示しており、ま
た、図11の(b)は図9の(b)と同じ内容を示して
おり、さらに図12の(b)は図10の(b)と同じ内
容を示している。まず、連続的な往復記録動作が開始さ
れた時点から、順方向に基準の走行速度に対して3倍速
の走行速度で走行する磁気テープTには、(N=1)番
目の記録動作期間中に、第1,第2の回転磁気ヘッドに
よって順次交互に、図11の(a)及び図12の(a)
に示すように、記録跡th1(1,1)→2GB→th2(1,1)
→2GB→th1(1,2)→2GB→th2(1,2)→2GB→t
h1(1,3)…が記録形成される[図11の(a)及び図1
2の(a)を参照]。
における記録跡パターンの(N=3)番目の記録動作期
間以降の順次の記録動作期間において、前記のように、
そのときの記録動作期間に引続く記録動作期間に記録跡
が形成されるべき記録跡についての先行消去を行なうよ
うにして記録動作を行なうようにした場合における順次
の記録動作期間の記録跡パターンを示している図である
が、図11,12では図示説明を簡略化するとともに、
順次の記録動作期間における記録跡の対応関係を明示す
るために、図中では記録跡の傾斜状態を図示していな
い。また、図11,図12中で使用している記録跡の符
号の表記法は、図9,図10の場合と同じである。さ
て、図11の(a)及び図12の(a)は、図9の
(a)及び図10の(a)と同じ内容を示しており、ま
た、図11の(b)は図9の(b)と同じ内容を示して
おり、さらに図12の(b)は図10の(b)と同じ内
容を示している。まず、連続的な往復記録動作が開始さ
れた時点から、順方向に基準の走行速度に対して3倍速
の走行速度で走行する磁気テープTには、(N=1)番
目の記録動作期間中に、第1,第2の回転磁気ヘッドに
よって順次交互に、図11の(a)及び図12の(a)
に示すように、記録跡th1(1,1)→2GB→th2(1,1)
→2GB→th1(1,2)→2GB→th2(1,2)→2GB→t
h1(1,3)…が記録形成される[図11の(a)及び図1
2の(a)を参照]。
【0037】図11の(a)及び図12の(a)に示す
ように、順方向に走行する磁気テープTに対する(N=
1)番目の記録動作期間中に、前記した第1,第2の回
転磁気ヘッドH1,H2によって順次交互に記録跡th1
(1,1)→2GB→th2(1,1)→2GB→th1(1,2)→2G
B→th2(1,2)→2GB→th1(1,3)…が記録形成された
記録済み磁気テープTは、(N=1)番目の記録動作期
間の終了後に磁気テープの走行方向が変更されて、前記
した特定の走行方向(順方向)とは反対の走行方向(逆
方向)に走行する状態にされてから(N=2)番目の記
録動作期間における記録動作が開始される。
ように、順方向に走行する磁気テープTに対する(N=
1)番目の記録動作期間中に、前記した第1,第2の回
転磁気ヘッドH1,H2によって順次交互に記録跡th1
(1,1)→2GB→th2(1,1)→2GB→th1(1,2)→2G
B→th2(1,2)→2GB→th1(1,3)…が記録形成された
記録済み磁気テープTは、(N=1)番目の記録動作期
間の終了後に磁気テープの走行方向が変更されて、前記
した特定の走行方向(順方向)とは反対の走行方向(逆
方向)に走行する状態にされてから(N=2)番目の記
録動作期間における記録動作が開始される。
【0038】(N=2)番目の記録動作期間における記
録動作は、図11の(a)及び図12の(a)を参照し
て既述した(N=1)番目の記録動作期間中の第1,第
2の回転磁気ヘッドH1,H2による記録動作によって
記録跡th1(1,1)→2GB→th2(1,1)→2GB→th1
(1,2)→2GB→th2(1,2)→2GB→th1(1,3)…が記
録形成されている記録済み磁気テープTにおける前記の
各記録跡に隣接して記録形成される新たな記録跡が、
(N=1)番目の記録動作期間中に前記した記録済み磁
気テープに記録形成されていた記録跡の記録動作時に用
いられた回転磁気ヘッドではない方の回転磁気ヘッドを
用いて、図11の(b)または図12の(b)に示され
ているような記録動作態様の内の何れか一方の記録動作
態様が適用されることにより、隣接して記録形成される
2つの記録跡が、互いに異なるアジマス角度の磁気空隙
を備えている回転磁気ヘッドによって記録形成された状
態にされるのである。
録動作は、図11の(a)及び図12の(a)を参照し
て既述した(N=1)番目の記録動作期間中の第1,第
2の回転磁気ヘッドH1,H2による記録動作によって
記録跡th1(1,1)→2GB→th2(1,1)→2GB→th1
(1,2)→2GB→th2(1,2)→2GB→th1(1,3)…が記
録形成されている記録済み磁気テープTにおける前記の
各記録跡に隣接して記録形成される新たな記録跡が、
(N=1)番目の記録動作期間中に前記した記録済み磁
気テープに記録形成されていた記録跡の記録動作時に用
いられた回転磁気ヘッドではない方の回転磁気ヘッドを
用いて、図11の(b)または図12の(b)に示され
ているような記録動作態様の内の何れか一方の記録動作
態様が適用されることにより、隣接して記録形成される
2つの記録跡が、互いに異なるアジマス角度の磁気空隙
を備えている回転磁気ヘッドによって記録形成された状
態にされるのである。
【0039】図11の(b)及び図12の(b)に、そ
れぞれ示されている記録跡パターンは、(N=1)番目
の記録動作期間中の第1,第2の回転磁気ヘッドH1,
H2による記録動作によって記録形成された記録跡th1
(1,1)→2GB→th2(1,1)→2GB→th1(1,2)→2G
B→th2(1,2)→2GB→th1(1,3)…のように示される
記録跡パターンが、図11の(b)においては(N=
2)番目の記録動作期間中の第1,第2の回転磁気ヘッ
ドH1,H2による記録動作の結果として、記録跡th1
(1,1)→GB→th1(2,2)→th2(1,1)→GB→th2(2,2)
→th1(1,2)→GB→th1(2,1)→th2(1,2)→GB→th
2(2,1)→th1(1,3)…となっており、また、図12の
(b)においては(N=2)番目の記録動作期間中の第
1,第2の回転磁気ヘッドH1,H2による記録動作の
結果として、記録跡th1(1,1)→th2(2,2)→GB→th2
(1,1)→th1(2,2)→GB→th1(1,2)→th2(2,1)→GB
→th2(1,2)→th1(2,1)→GB→th1(1,3)…となって
いる。
れぞれ示されている記録跡パターンは、(N=1)番目
の記録動作期間中の第1,第2の回転磁気ヘッドH1,
H2による記録動作によって記録形成された記録跡th1
(1,1)→2GB→th2(1,1)→2GB→th1(1,2)→2G
B→th2(1,2)→2GB→th1(1,3)…のように示される
記録跡パターンが、図11の(b)においては(N=
2)番目の記録動作期間中の第1,第2の回転磁気ヘッ
ドH1,H2による記録動作の結果として、記録跡th1
(1,1)→GB→th1(2,2)→th2(1,1)→GB→th2(2,2)
→th1(1,2)→GB→th1(2,1)→th2(1,2)→GB→th
2(2,1)→th1(1,3)…となっており、また、図12の
(b)においては(N=2)番目の記録動作期間中の第
1,第2の回転磁気ヘッドH1,H2による記録動作の
結果として、記録跡th1(1,1)→th2(2,2)→GB→th2
(1,1)→th1(2,2)→GB→th1(1,2)→th2(2,1)→GB
→th2(1,2)→th1(2,1)→GB→th1(1,3)…となって
いる。
【0040】すなわち、図11の(b)及び図12の
(b)に、それぞれ示されている記録跡パターンの違い
は、(N=1)番目の記録動作期間中の第1,第2の回
転磁気ヘッドH1,H2による記録動作によって記録形
成された記録跡th1(1,1)→2GB→th2(1,1)→2GB
→th1(1,2)→2GB→th2(1,2)→2GB→th1(1,3)
…の配列中の各記録跡に対して、(N=2)番目の記録
動作期間中の第1,第2の回転磁気ヘッドH1,H2に
よる記録動作により隣接配置の状態で記録される逆アジ
マスの新たな記録跡が、(N=1)番目の記録動作期間
中の第1,第2の回転磁気ヘッドH1,H2による記録
動作によって記録形成された記録跡の両側の内のどちら
側に隣接配置されるかの違いだけである。
(b)に、それぞれ示されている記録跡パターンの違い
は、(N=1)番目の記録動作期間中の第1,第2の回
転磁気ヘッドH1,H2による記録動作によって記録形
成された記録跡th1(1,1)→2GB→th2(1,1)→2GB
→th1(1,2)→2GB→th2(1,2)→2GB→th1(1,3)
…の配列中の各記録跡に対して、(N=2)番目の記録
動作期間中の第1,第2の回転磁気ヘッドH1,H2に
よる記録動作により隣接配置の状態で記録される逆アジ
マスの新たな記録跡が、(N=1)番目の記録動作期間
中の第1,第2の回転磁気ヘッドH1,H2による記録
動作によって記録形成された記録跡の両側の内のどちら
側に隣接配置されるかの違いだけである。
【0041】さて、図11の(b)または図12の
(b)に示すように、逆方向に走行する磁気テープTに
対する(N=2)番目の記録動作期間中に、前記した第
1,第2の回転磁気ヘッドH1,H2によって順次交互
に記録形成された記録跡th1(1,1)→GB→th1(2,2)→
th2(1,1)→GB→th2(2,2)→th1(1,2)→GB→th1
(2,1)→th2(1,2)→GB→th2(2,1)→th1(1,3)…とい
うような記録跡配列、または記録跡th1(1,1)→th2(2,
2)→GB→th2(1,1)→th1(2,2)→GB→th1(1,2)→
th2(2,1)→GB→th2(1,2)→th1(2,1)→GB→th1
(1,3)…というような記録跡配列の記録跡が記録形成さ
れた記録済み磁気テープTは、前記した(N=2)番目
の記録動作期間の終了後に磁気テープの走行方向が変更
されて、前記した(N=2)番目の記録動作期間中の走
行方向(逆方向)とは反対の走行方向(順方向)に走行
する状態[(N=1)番目の記録動作期間中の走行方向
と同じ]にされて、(N=3)番目の記録動作期間にお
ける記録動作が開始される。
(b)に示すように、逆方向に走行する磁気テープTに
対する(N=2)番目の記録動作期間中に、前記した第
1,第2の回転磁気ヘッドH1,H2によって順次交互
に記録形成された記録跡th1(1,1)→GB→th1(2,2)→
th2(1,1)→GB→th2(2,2)→th1(1,2)→GB→th1
(2,1)→th2(1,2)→GB→th2(2,1)→th1(1,3)…とい
うような記録跡配列、または記録跡th1(1,1)→th2(2,
2)→GB→th2(1,1)→th1(2,2)→GB→th1(1,2)→
th2(2,1)→GB→th2(1,2)→th1(2,1)→GB→th1
(1,3)…というような記録跡配列の記録跡が記録形成さ
れた記録済み磁気テープTは、前記した(N=2)番目
の記録動作期間の終了後に磁気テープの走行方向が変更
されて、前記した(N=2)番目の記録動作期間中の走
行方向(逆方向)とは反対の走行方向(順方向)に走行
する状態[(N=1)番目の記録動作期間中の走行方向
と同じ]にされて、(N=3)番目の記録動作期間にお
ける記録動作が開始される。
【0042】(N=3)番目の記録動作期間における記
録動作は、図11の(b)及び図12の(b)を参照し
て既述した(N=2)番目の記録動作期間中における第
1,第2の回転磁気ヘッドによる記録動作によって、磁
気テープに記録形成された既述したような記録跡パター
ン、すなわち、図11の(b)に示されている記録跡t
h1(1,1)→GB→th1(2,2)→th2(1,1)→GB→th2(2,
2)→th1(1,2)→GB→th1(2,1)→th2(1,2)→GB→
th2(2,1)→th1(1,3)…というような記録跡配列中で未
記録領域の部分を示すGBの部分、または図10の
(b)に示されている記録跡th1(1,1)→th2(2,2)→G
B→th2(1,1)→th1(2,2)→GB→th1(1,2)→th2(2,
1)→GB→th2(1,2)→th1(2,1)→GB→th1(1,3)…
というような記録跡配列中で未記録領域の部分を示すG
Bの部分に、前記のGBの部分の両側に記録形成されて
いる記録跡を記録するのに用いられていた回転磁気ヘッ
ドではない方の回転磁気ヘッドによって記録動作が行な
われるようにされるとともに、(N=1)番目の記録動
作期間中に磁気テープに記録された記録跡th1(1,1),t
h2(1,1),th1(1,2),th2(1,2),th2(1,3)が、消去用の
回転磁気ヘッドによって消去される。
録動作は、図11の(b)及び図12の(b)を参照し
て既述した(N=2)番目の記録動作期間中における第
1,第2の回転磁気ヘッドによる記録動作によって、磁
気テープに記録形成された既述したような記録跡パター
ン、すなわち、図11の(b)に示されている記録跡t
h1(1,1)→GB→th1(2,2)→th2(1,1)→GB→th2(2,
2)→th1(1,2)→GB→th1(2,1)→th2(1,2)→GB→
th2(2,1)→th1(1,3)…というような記録跡配列中で未
記録領域の部分を示すGBの部分、または図10の
(b)に示されている記録跡th1(1,1)→th2(2,2)→G
B→th2(1,1)→th1(2,2)→GB→th1(1,2)→th2(2,
1)→GB→th2(1,2)→th1(2,1)→GB→th1(1,3)…
というような記録跡配列中で未記録領域の部分を示すG
Bの部分に、前記のGBの部分の両側に記録形成されて
いる記録跡を記録するのに用いられていた回転磁気ヘッ
ドではない方の回転磁気ヘッドによって記録動作が行な
われるようにされるとともに、(N=1)番目の記録動
作期間中に磁気テープに記録された記録跡th1(1,1),t
h2(1,1),th1(1,2),th2(1,2),th2(1,3)が、消去用の
回転磁気ヘッドによって消去される。
【0043】それで、既述のように(N=2)番目の記
録動作期間中における第1,第2の回転磁気ヘッドによ
る記録動作によって、磁気テープに記録形成されていた
図11の(b)に示されているような記録跡th1(1,1)
→GB→th1(2,2)→th2(1,1)→GB→th2(2,2)→th
1(1,2)→GB→th1(2,1)→th2(1,2)→GB→th2(2,
1)→th1(1,3)…というような記録跡配列は、前記した
(N=3)番目の記録動作期間における記録動作によっ
て、図11の(c)に示されているような消去された記
録跡→th2(3,1)→th1(2,2)→消去された記録跡→th1
(3,1)→th2(2,2)→消去された記録跡→th2(3,2)→th
1(2,1)→消去された記録跡→th1(3,2)→th2(2,1)→消
去された記録跡…というような記録跡配列となる。
録動作期間中における第1,第2の回転磁気ヘッドによ
る記録動作によって、磁気テープに記録形成されていた
図11の(b)に示されているような記録跡th1(1,1)
→GB→th1(2,2)→th2(1,1)→GB→th2(2,2)→th
1(1,2)→GB→th1(2,1)→th2(1,2)→GB→th2(2,
1)→th1(1,3)…というような記録跡配列は、前記した
(N=3)番目の記録動作期間における記録動作によっ
て、図11の(c)に示されているような消去された記
録跡→th2(3,1)→th1(2,2)→消去された記録跡→th1
(3,1)→th2(2,2)→消去された記録跡→th2(3,2)→th
1(2,1)→消去された記録跡→th1(3,2)→th2(2,1)→消
去された記録跡…というような記録跡配列となる。
【0044】また、図12の(b)に示されている記録
跡th1(1,1)→th2(2,2)→GB→th2(1,1)→th1(2,2)
→GB→th1(1,2)→th2(2,1)→GB→th2(1,2)→th
1(2,1)→GB→th1(1,3)…というような記録跡配列
は、前記した(N=3)番目の記録動作期間における記
録動作によって、図12の(c)に示されているように
消去された記録跡→th2(2,2)→th1(3,1)→消去された
記録跡→th1(2,2)→th2(3,1)→消去された記録跡→t
h2(2,1)→th1(3,2)→消去された記録跡→th1(2,1)→
th2(3,2)→消去された記録跡…というような記録跡配
列となる。
跡th1(1,1)→th2(2,2)→GB→th2(1,1)→th1(2,2)
→GB→th1(1,2)→th2(2,1)→GB→th2(1,2)→th
1(2,1)→GB→th1(1,3)…というような記録跡配列
は、前記した(N=3)番目の記録動作期間における記
録動作によって、図12の(c)に示されているように
消去された記録跡→th2(2,2)→th1(3,1)→消去された
記録跡→th1(2,2)→th2(3,1)→消去された記録跡→t
h2(2,1)→th1(3,2)→消去された記録跡→th1(2,1)→
th2(3,2)→消去された記録跡…というような記録跡配
列となる。
【0045】(N=3)番目の記録動作期間中に、順方
向に走行する磁気テープTに対して前記した第1,第2
の回転磁気ヘッドH1,H2によって、図11の(c)
及び図12の(c)に示すように記録跡が記録形成され
た記録済み磁気テープTは、磁気テープの走行方向が変
更されて、前記した特定の走行方向(順方向)とは反対
の走行方向(逆方向)に走行する状態にされてから(N
=4)番目の記録動作期間における記録動作が開始され
る。
向に走行する磁気テープTに対して前記した第1,第2
の回転磁気ヘッドH1,H2によって、図11の(c)
及び図12の(c)に示すように記録跡が記録形成され
た記録済み磁気テープTは、磁気テープの走行方向が変
更されて、前記した特定の走行方向(順方向)とは反対
の走行方向(逆方向)に走行する状態にされてから(N
=4)番目の記録動作期間における記録動作が開始され
る。
【0046】磁気テープが逆方向に走行している状態で
行なわれる(N=4)番目の記録動作期間における記録
動作は、(N=3)番目の記録動作期間中に消去用の回
転磁気ヘッドによって先行消去しておいた記録跡の位
置、すなわち、(N=1)番目の記録動作期間中に、回
転磁気ヘッドH1,H2によって磁気テープに記録形成
されていた記録跡の位置に、前記した回転磁気ヘッドH
1,H2によって新たな記録跡を記録形成させるように
して行なわれる{図11の(c),(d)及び図12の
(c),(d)を参照}。また、(N=4)番目の記録
動作期間中に、逆方向に走行する磁気テープTに対して
前記した第1,第2の回転磁気ヘッドH1,H2によっ
て、記録跡が記録形成された記録済み磁気テープTは、
磁気テープの走行方向が変更されて、順方向に走行する
状態にされてから(N=5)番目の記録動作期間の記録
動作を行なう。
行なわれる(N=4)番目の記録動作期間における記録
動作は、(N=3)番目の記録動作期間中に消去用の回
転磁気ヘッドによって先行消去しておいた記録跡の位
置、すなわち、(N=1)番目の記録動作期間中に、回
転磁気ヘッドH1,H2によって磁気テープに記録形成
されていた記録跡の位置に、前記した回転磁気ヘッドH
1,H2によって新たな記録跡を記録形成させるように
して行なわれる{図11の(c),(d)及び図12の
(c),(d)を参照}。また、(N=4)番目の記録
動作期間中に、逆方向に走行する磁気テープTに対して
前記した第1,第2の回転磁気ヘッドH1,H2によっ
て、記録跡が記録形成された記録済み磁気テープTは、
磁気テープの走行方向が変更されて、順方向に走行する
状態にされてから(N=5)番目の記録動作期間の記録
動作を行なう。
【0047】磁気テープが順方向に走行している状態で
行なわれる(N=5)番目の記録動作期間における記録
動作は、(N=4)番目の記録動作期間中に消去用の回
転磁気ヘッドによって先行消去しておいた記録跡の位
置、すなわち、(N=2)番目の記録動作期間中に、回
転磁気ヘッドH1,H2によって磁気テープに記録形成
されていた記録跡の位置に、前記した回転磁気ヘッドH
1,H2によって新たな記録跡を記録形成させるように
して行なわれる{図11の(d),(e)及び図12の
(d),(e)を参照}。(N=5)番目の記録動作期
間における新たな記録跡の記録形成動作が終了した後
に、記録済み磁気テープTの走行方向が変更されて、逆
方向に走行する状態にされてから(N=6)番目の記録
動作期間の記録動作を行なう。磁気テープが逆方向に走
行している状態で行なわれる(N=6)番目の記録動作
期間における記録動作は、(N=5)番目の記録動作期
間中に消去用の回転磁気ヘッドによって先行消去してお
いた記録跡の位置、すなわち、(N=3)番目の記録動
作期間中に、回転磁気ヘッドH1,H2によって磁気テ
ープに記録形成されていた記録跡の位置に、前記した回
転磁気ヘッドH1,H2によって新たな記録跡を記録形
成させるようにして行なわれる{図11の(e),
(f)及び図12の(e),(f)を参照}。
行なわれる(N=5)番目の記録動作期間における記録
動作は、(N=4)番目の記録動作期間中に消去用の回
転磁気ヘッドによって先行消去しておいた記録跡の位
置、すなわち、(N=2)番目の記録動作期間中に、回
転磁気ヘッドH1,H2によって磁気テープに記録形成
されていた記録跡の位置に、前記した回転磁気ヘッドH
1,H2によって新たな記録跡を記録形成させるように
して行なわれる{図11の(d),(e)及び図12の
(d),(e)を参照}。(N=5)番目の記録動作期
間における新たな記録跡の記録形成動作が終了した後
に、記録済み磁気テープTの走行方向が変更されて、逆
方向に走行する状態にされてから(N=6)番目の記録
動作期間の記録動作を行なう。磁気テープが逆方向に走
行している状態で行なわれる(N=6)番目の記録動作
期間における記録動作は、(N=5)番目の記録動作期
間中に消去用の回転磁気ヘッドによって先行消去してお
いた記録跡の位置、すなわち、(N=3)番目の記録動
作期間中に、回転磁気ヘッドH1,H2によって磁気テ
ープに記録形成されていた記録跡の位置に、前記した回
転磁気ヘッドH1,H2によって新たな記録跡を記録形
成させるようにして行なわれる{図11の(e),
(f)及び図12の(e),(f)を参照}。
【0048】(N=7)番目の記録動作期間以降の順次
の各記録動作期間中における新たな記録跡の記録形成動
作も、前記した(N=3)番目の記録動作期間から(N
=6)番目の記録動作期間までの順次の各記録動作期間
中における新たな記録跡の記録形成動作と同様にして行
なわれるのであり、一般的には、例えばN番目の記録動
作期間における新たな記録跡の記録形成動作は、(N−
1)番目の記録動作期間中に、消去用の回転磁気ヘッド
によって先行消去しておいた記録跡の位置、すなわち、
(N−3)番目の記録動作期間に回転磁気ヘッドH1,
H2によって磁気テープに記録形成されていた記録跡の
位置に、前記した回転磁気ヘッドH1,H2によって新
たな記録跡を記録形成させる、というように表現でき
る。
の各記録動作期間中における新たな記録跡の記録形成動
作も、前記した(N=3)番目の記録動作期間から(N
=6)番目の記録動作期間までの順次の各記録動作期間
中における新たな記録跡の記録形成動作と同様にして行
なわれるのであり、一般的には、例えばN番目の記録動
作期間における新たな記録跡の記録形成動作は、(N−
1)番目の記録動作期間中に、消去用の回転磁気ヘッド
によって先行消去しておいた記録跡の位置、すなわち、
(N−3)番目の記録動作期間に回転磁気ヘッドH1,
H2によって磁気テープに記録形成されていた記録跡の
位置に、前記した回転磁気ヘッドH1,H2によって新
たな記録跡を記録形成させる、というように表現でき
る。
【0049】磁気記録再生装置が、前記のように磁気テ
ープの走行方向を順方向と逆方向とに順次交互に変更し
て連続往復記録動作を行なう場合には、磁気テープの走
行方向が順方向と逆方向とに変更されることにより、特
定な回転方向に特定な回転数で回転している回転磁気ヘ
ッドの回転軌跡と、磁気テープTの基準縁Teとのなす
角(トラック角)が変化することになるから、磁気テー
プの走行方向や走行速度が変更された場合でも、特定な
回転方向に特定な回転数で回転している回転磁気ヘッド
の回転軌跡と、磁気テープTの基準縁Teとのなす角
(トラック角)が変化しない状態に補正させることが必
要である。
ープの走行方向を順方向と逆方向とに順次交互に変更し
て連続往復記録動作を行なう場合には、磁気テープの走
行方向が順方向と逆方向とに変更されることにより、特
定な回転方向に特定な回転数で回転している回転磁気ヘ
ッドの回転軌跡と、磁気テープTの基準縁Teとのなす
角(トラック角)が変化することになるから、磁気テー
プの走行方向や走行速度が変更された場合でも、特定な
回転方向に特定な回転数で回転している回転磁気ヘッド
の回転軌跡と、磁気テープTの基準縁Teとのなす角
(トラック角)が変化しない状態に補正させることが必
要である。
【0050】図4〜図7は、前記のように磁気テープの
走行方向と走行速度とが変化した場合でも、特定な回転
方向に特定な回転数で回転している回転磁気ヘッドの回
転軌跡と、磁気テープTの基準縁Teとのなす角(トラ
ック角)が変化しないようにさせるための傾斜補正機構
部を説明するための図である。図4中に示す傾斜制御部
(40〜43)[図4中の(40〜43)の符号は、図
7中の図面符号40〜43の構成部分に対応しているこ
とを表わしている]には、磁気記録再生装置の主制御部
58(図1参照)に設定された動作モードの種類と対応
して、磁気テープTの走行方向、走行速度等に関する制
御情報が、前記した主制御部58から供給される。
走行方向と走行速度とが変化した場合でも、特定な回転
方向に特定な回転数で回転している回転磁気ヘッドの回
転軌跡と、磁気テープTの基準縁Teとのなす角(トラ
ック角)が変化しないようにさせるための傾斜補正機構
部を説明するための図である。図4中に示す傾斜制御部
(40〜43)[図4中の(40〜43)の符号は、図
7中の図面符号40〜43の構成部分に対応しているこ
とを表わしている]には、磁気記録再生装置の主制御部
58(図1参照)に設定された動作モードの種類と対応
して、磁気テープTの走行方向、走行速度等に関する制
御情報が、前記した主制御部58から供給される。
【0051】そして、前記の傾斜制御部(40〜43)
は、ドラム構体DAにおける上ドラムDuと下ドラムD
d(図4参照)とリードリングLrとからなるドラム構
体DAの中心線21を、図4中の矢印21a(または2
1b)の方向に所定量だけ傾斜させるような制御動作を
行ない、また、リードリングLrも、傾斜制御部(40
〜43)の制御の下に所定の方向に所定量だけ傾斜さ
せ、それにより、回転磁気ヘッドの回転軌跡によって磁
気テープTに描かれる回転軌跡のパターンが、磁気テー
プの記録跡と一致する状態、すなわち傾斜補正された状
態にされるとともに、磁気テープの基準縁Teの移動軌
跡にリードリングの案内部G(位置規制面)が一致する
状態にされる。
は、ドラム構体DAにおける上ドラムDuと下ドラムD
d(図4参照)とリードリングLrとからなるドラム構
体DAの中心線21を、図4中の矢印21a(または2
1b)の方向に所定量だけ傾斜させるような制御動作を
行ない、また、リードリングLrも、傾斜制御部(40
〜43)の制御の下に所定の方向に所定量だけ傾斜さ
せ、それにより、回転磁気ヘッドの回転軌跡によって磁
気テープTに描かれる回転軌跡のパターンが、磁気テー
プの記録跡と一致する状態、すなわち傾斜補正された状
態にされるとともに、磁気テープの基準縁Teの移動軌
跡にリードリングの案内部G(位置規制面)が一致する
状態にされる。
【0052】次に、回転磁気ヘッドH1,H2によって
磁気テープTに描かれる回転軌跡を、磁気テープTの基
準縁Teに対して、任意所定の角度となるように制御し
たり、リードリングLrの位置規制面Gを、走行する磁
気テープTの移動軌跡と一致させたりする傾斜補正機構
部分について、図4乃至図7を参照して説明する。傾斜
補正機構部の構成原理及び動作原理を示す図4におい
て、DBはドラムベースであり、上ドラムDuと下ドラ
ムDdとリードリングLrとからなるドラム構体DA
は、前記のドラムベースDBによって支持されている。
なお、図4中の22sはサプライポールベース、22t
はティクアップポールベースである。
磁気テープTに描かれる回転軌跡を、磁気テープTの基
準縁Teに対して、任意所定の角度となるように制御し
たり、リードリングLrの位置規制面Gを、走行する磁
気テープTの移動軌跡と一致させたりする傾斜補正機構
部分について、図4乃至図7を参照して説明する。傾斜
補正機構部の構成原理及び動作原理を示す図4におい
て、DBはドラムベースであり、上ドラムDuと下ドラ
ムDdとリードリングLrとからなるドラム構体DA
は、前記のドラムベースDBによって支持されている。
なお、図4中の22sはサプライポールベース、22t
はティクアップポールベースである。
【0053】上ドラムDuは、ドラム構体DAの中心軸
(図5〜図7中の49)に装着されているベアリング軸
受け51,52(図5,図6)によって、ドラム構体D
Aの中心軸に対して回転自在に支持されており、また下
ドラムDdは前記のドラム構体DAの中心軸に固着され
ている。また磁気テープTの基準縁Teの案内部として
機能するリードリングLrは、前記した下ドラムDdと
は別体に構成されていて、下ドラムDdの下方の外周部
39(図5〜図7)に近接し、リードリングLrの内周
に設けられたナイフエッジ23によって下ドラムDdの
下方突出部と同軸嵌合している。
(図5〜図7中の49)に装着されているベアリング軸
受け51,52(図5,図6)によって、ドラム構体D
Aの中心軸に対して回転自在に支持されており、また下
ドラムDdは前記のドラム構体DAの中心軸に固着され
ている。また磁気テープTの基準縁Teの案内部として
機能するリードリングLrは、前記した下ドラムDdと
は別体に構成されていて、下ドラムDdの下方の外周部
39(図5〜図7)に近接し、リードリングLrの内周
に設けられたナイフエッジ23によって下ドラムDdの
下方突出部と同軸嵌合している。
【0054】まず、磁気テープTを順方向(図2,図
3,図8中の矢印b方向)に所定の走行速度で走行さ
せ、予め定められた特定な回転方向(図2,図3中の矢
印a方向)に所定の回転数で駆動回転されている回転磁
気ヘッドH1,H2によって、磁気テープTに順次交互
に記録形成される記録跡が、図8中の点線図示の矩形配
列の状態となるようにさせる場合には、下ドラムDd
は、それの底面部がドラムベースDBに突設してある4
個の回動支点(図7中の回動支点25,26,35,3
6を参照のこと。なお図4,図6中には、4個の回動支
点25,26,35,36の内の2個の回動支点25,
26だけが示されているが、前記の図示されていない2
個の回動支点35,36は、図4,図6中に示されてい
る回動支点25,26の位置における紙面に垂直な線上
に1個ずつ設けられているのであり、そのことは図7中
に示されている4個の回動支点25,26,35,36
をみれば明らかである)によって支持される状態にされ
る。
3,図8中の矢印b方向)に所定の走行速度で走行さ
せ、予め定められた特定な回転方向(図2,図3中の矢
印a方向)に所定の回転数で駆動回転されている回転磁
気ヘッドH1,H2によって、磁気テープTに順次交互
に記録形成される記録跡が、図8中の点線図示の矩形配
列の状態となるようにさせる場合には、下ドラムDd
は、それの底面部がドラムベースDBに突設してある4
個の回動支点(図7中の回動支点25,26,35,3
6を参照のこと。なお図4,図6中には、4個の回動支
点25,26,35,36の内の2個の回動支点25,
26だけが示されているが、前記の図示されていない2
個の回動支点35,36は、図4,図6中に示されてい
る回動支点25,26の位置における紙面に垂直な線上
に1個ずつ設けられているのであり、そのことは図7中
に示されている4個の回動支点25,26,35,36
をみれば明らかである)によって支持される状態にされ
る。
【0055】また、リードリングLrは、リードリング
Lrに突設してある4個の回動支点(図7中の回動支点
27,28,37,38を参照のこと。なお図4,図6
中には、4個の回動支点27,28,37,38の内の
2個の回動支点27,28だけが示されているが、前記
の図示されていない2個の回動支点37,38は、図
4,図6中に示されている回動支点27,28の位置に
おける紙面に垂直な線上に1個ずつ設けられているので
あり、そのことは図7中に示されている4個の回動支点
27,28,37,38をみれば明らかである)によっ
て支持されているが、下ドラムDdのドラムの底面部に
圧接された状態にされる。前記したリードリングLrと
ドラムベースDBとの間及び下ドラムDdとドラムベー
スDBとの間には、それぞればね(図5,図6,図7中
のばね44,45、ばね46,47)が装着されてい
て、前記の各部が相互に所定の連結状態となるようにさ
れる[具体的な構成例について、記録動作が行なわれる
場合における各構成部分の相互の結合状態が図5に例示
されている]。
Lrに突設してある4個の回動支点(図7中の回動支点
27,28,37,38を参照のこと。なお図4,図6
中には、4個の回動支点27,28,37,38の内の
2個の回動支点27,28だけが示されているが、前記
の図示されていない2個の回動支点37,38は、図
4,図6中に示されている回動支点27,28の位置に
おける紙面に垂直な線上に1個ずつ設けられているので
あり、そのことは図7中に示されている4個の回動支点
27,28,37,38をみれば明らかである)によっ
て支持されているが、下ドラムDdのドラムの底面部に
圧接された状態にされる。前記したリードリングLrと
ドラムベースDBとの間及び下ドラムDdとドラムベー
スDBとの間には、それぞればね(図5,図6,図7中
のばね44,45、ばね46,47)が装着されてい
て、前記の各部が相互に所定の連結状態となるようにさ
れる[具体的な構成例について、記録動作が行なわれる
場合における各構成部分の相互の結合状態が図5に例示
されている]。
【0056】次に、磁気テープが順方向に3倍速で走行
している場合には、ねじ29が下ドラムDdの底面を押
上げるように駆動されるとともに、ねじ30が下ドラム
Ddの底面から離れる方向に駆動されて、ドラムベース
DBに突設してある4個の回動支点の内の2個の回動支
点(回動支点25と、図中に示されている回動支点25
の位置における紙面に垂直な線上に設けられている1個
の回動支点…図7中の35)が、下ドラムDdの底面と
接し、前記の2個の回動支点を回動支点として、上ドラ
ムDuと下ドラムDdとの中心軸が図4(及び図6)中
の矢印21aの方向に回動するようにされる[具体的な
構成例について、磁気テープが順方向に走行している場
合における磁気記録再生装置の各構成部分の相互の結合
状態は図6に例示されている。図中の49は中心軸、2
1は中心線である]。
している場合には、ねじ29が下ドラムDdの底面を押
上げるように駆動されるとともに、ねじ30が下ドラム
Ddの底面から離れる方向に駆動されて、ドラムベース
DBに突設してある4個の回動支点の内の2個の回動支
点(回動支点25と、図中に示されている回動支点25
の位置における紙面に垂直な線上に設けられている1個
の回動支点…図7中の35)が、下ドラムDdの底面と
接し、前記の2個の回動支点を回動支点として、上ドラ
ムDuと下ドラムDdとの中心軸が図4(及び図6)中
の矢印21aの方向に回動するようにされる[具体的な
構成例について、磁気テープが順方向に走行している場
合における磁気記録再生装置の各構成部分の相互の結合
状態は図6に例示されている。図中の49は中心軸、2
1は中心線である]。
【0057】また、磁気テープが逆方向に3倍速で走行
している場合には、ねじ30が下ドラムDdの底面を押
上げるように駆動されるとともに、ねじ29が下ドラム
Ddの底面から離れる方向に駆動されて、ドラムベース
DBに突設してある4個の回動支点の内の2個の回動支
点(回動支点26と、図中に示されている回動支点26
の位置における紙面に垂直な線上に設けられている1個
の回動支点…図7中の36)が、下ドラムDdの底面と
接し、前記の2個の回動支点を回動支点として、上ドラ
ムDuと下ドラムDdとの中心軸が図4(及び図6)中
の矢印21bの方向に回動するようにされる。
している場合には、ねじ30が下ドラムDdの底面を押
上げるように駆動されるとともに、ねじ29が下ドラム
Ddの底面から離れる方向に駆動されて、ドラムベース
DBに突設してある4個の回動支点の内の2個の回動支
点(回動支点26と、図中に示されている回動支点26
の位置における紙面に垂直な線上に設けられている1個
の回動支点…図7中の36)が、下ドラムDdの底面と
接し、前記の2個の回動支点を回動支点として、上ドラ
ムDuと下ドラムDdとの中心軸が図4(及び図6)中
の矢印21bの方向に回動するようにされる。
【0058】前記したねじ29,30に対する前記のよ
うな駆動々作は、図4中に(40〜43)として示して
ある傾斜制御部の制御動作によって行なわれる。前記の
傾斜制御部(40〜43)は、例えば、図7の分解斜視
図中に示されているように動力源とされるモータ40、
複数の歯車よりなる減速機構41、ロータリエンコーダ
43、位置検出器42などを含んで構成されている。前
記した位置検出器42としては、例えば、発光素子と受
光素子とが対向して配置されている光路中に、円弧状の
遮光板を移動させるような構成態様のものが用いられて
もよい。前記の各位置検出器42は、それの発光素子と
受光素子とが対向して配置されている光路中から円弧状
の遮光板が外れる瞬間に位置検出器42から出力される
信号が、前記したドラム構体DAの中心軸21の基準位
置やリードリングLrの基準位置を示す情報として用い
られる。
うな駆動々作は、図4中に(40〜43)として示して
ある傾斜制御部の制御動作によって行なわれる。前記の
傾斜制御部(40〜43)は、例えば、図7の分解斜視
図中に示されているように動力源とされるモータ40、
複数の歯車よりなる減速機構41、ロータリエンコーダ
43、位置検出器42などを含んで構成されている。前
記した位置検出器42としては、例えば、発光素子と受
光素子とが対向して配置されている光路中に、円弧状の
遮光板を移動させるような構成態様のものが用いられて
もよい。前記の各位置検出器42は、それの発光素子と
受光素子とが対向して配置されている光路中から円弧状
の遮光板が外れる瞬間に位置検出器42から出力される
信号が、前記したドラム構体DAの中心軸21の基準位
置やリードリングLrの基準位置を示す情報として用い
られる。
【0059】また、前記した位置検出器42における遮
光板の基準位置からの回動量を、前記した各ロータリエ
ンコーダ43からの出力パルス数の計測によって知るこ
とにより、ドラム構体DAの中心軸21の基準位置から
のずれの方向及びずれ量やリードリングLrの基準位置
からのずれの方向及びずれ量を求めることができる。磁
気テープTの走行方向、及び走行速度が各種の動作モー
ドに対応して、磁気記録再生装置の主制御部58に設定
されるのに応じて、前記の主制御部58から制御情報が
与えられた傾斜制御部(40〜43)は、ドラム構体D
Aにおける上ドラムDuと下ドラムDd(図4参照)と
リードリングLrとからなるドラム構体DAの中心軸
を、図4中の矢印21a(または21b)の方向に、そ
れぞれ所定量だけ傾斜させるように、前記したねじ2
9,30を進退させる。
光板の基準位置からの回動量を、前記した各ロータリエ
ンコーダ43からの出力パルス数の計測によって知るこ
とにより、ドラム構体DAの中心軸21の基準位置から
のずれの方向及びずれ量やリードリングLrの基準位置
からのずれの方向及びずれ量を求めることができる。磁
気テープTの走行方向、及び走行速度が各種の動作モー
ドに対応して、磁気記録再生装置の主制御部58に設定
されるのに応じて、前記の主制御部58から制御情報が
与えられた傾斜制御部(40〜43)は、ドラム構体D
Aにおける上ドラムDuと下ドラムDd(図4参照)と
リードリングLrとからなるドラム構体DAの中心軸
を、図4中の矢印21a(または21b)の方向に、そ
れぞれ所定量だけ傾斜させるように、前記したねじ2
9,30を進退させる。
【0060】回転磁気ヘッドH1,H2により、磁気テ
ープTに順次交互に記録形成される記録跡が、図8中の
点線図示の矩形配列のように、順次の記録跡が密接した
状態に配列されるものとした場合(例えば磁気テープが
ノーマル記録再生モードで磁気記録再生装置が動作して
いる場合)における磁気テープの走行方向と同一の走行
方向(順方向)で、3倍速の走行速度で走行させて記録
(または再生)動作が行なわれる場合には、リードリン
グLrに突設してある4個の回動支点の内の2個の回動
支点(回動支点27と、図中に示されている回動支点2
7の位置における紙面に垂直な線上に設けられている1
個の回動支点…図7中の37)が、下ドラムDdの底面
と接し、前記の2個の回動支点を回動支点として、リー
ドリングLrの中心軸が図4(及び図6)中の矢印21a
の方向に所定量だけ回動された状態となるように、リー
ドリングLrに螺入されているとともに、先端部が下ド
ラムDdの底面にそれぞれ当接する状態として設けられ
ている2つのねじ31,32を互いに逆回転させる[具
体的な構成例について、順方向での早送り再生が行なわ
れる場合における各構成部分の相互の結合状態が図6に
例示されている]。
ープTに順次交互に記録形成される記録跡が、図8中の
点線図示の矩形配列のように、順次の記録跡が密接した
状態に配列されるものとした場合(例えば磁気テープが
ノーマル記録再生モードで磁気記録再生装置が動作して
いる場合)における磁気テープの走行方向と同一の走行
方向(順方向)で、3倍速の走行速度で走行させて記録
(または再生)動作が行なわれる場合には、リードリン
グLrに突設してある4個の回動支点の内の2個の回動
支点(回動支点27と、図中に示されている回動支点2
7の位置における紙面に垂直な線上に設けられている1
個の回動支点…図7中の37)が、下ドラムDdの底面
と接し、前記の2個の回動支点を回動支点として、リー
ドリングLrの中心軸が図4(及び図6)中の矢印21a
の方向に所定量だけ回動された状態となるように、リー
ドリングLrに螺入されているとともに、先端部が下ド
ラムDdの底面にそれぞれ当接する状態として設けられ
ている2つのねじ31,32を互いに逆回転させる[具
体的な構成例について、順方向での早送り再生が行なわ
れる場合における各構成部分の相互の結合状態が図6に
例示されている]。
【0061】また、回転磁気ヘッドH1,H2によっ
て、磁気テープTに順次交互に記録形成される記録跡
が、図8中の点線図示の矩形配列のように、順次の記録
跡が密接した状態に配列されるものとした場合(例え
ば、磁気テープがノーマル記録再生モードで磁気記録再
生装置が動作している場合)における磁気テープの走行
方向とは逆の走行方向(逆方向)で、3倍速の走行速度
で、記録(または再生)動作が行なわれる場合には、リ
ードリングLrに突設してある4個の回動支点の内の2
個の回動支点(回動支点28と、図中に示されている回
動支点28の位置における紙面に垂直な線上に設けられ
ている1個の回動支点…図7中の38)が、下ドラムD
dの底面と接し、前記の2個の回動支点を回動支点とし
て、リードリングLrの中心軸が図4中の矢印21bの
方向に所定量だけ回動された状態となるように、リード
リングLrに螺入されているとともに、先端部が下ドラ
ムDdの底面にそれぞれ当接する状態として設けられて
いる2つのねじ31,32を互いに逆回転させる。
て、磁気テープTに順次交互に記録形成される記録跡
が、図8中の点線図示の矩形配列のように、順次の記録
跡が密接した状態に配列されるものとした場合(例え
ば、磁気テープがノーマル記録再生モードで磁気記録再
生装置が動作している場合)における磁気テープの走行
方向とは逆の走行方向(逆方向)で、3倍速の走行速度
で、記録(または再生)動作が行なわれる場合には、リ
ードリングLrに突設してある4個の回動支点の内の2
個の回動支点(回動支点28と、図中に示されている回
動支点28の位置における紙面に垂直な線上に設けられ
ている1個の回動支点…図7中の38)が、下ドラムD
dの底面と接し、前記の2個の回動支点を回動支点とし
て、リードリングLrの中心軸が図4中の矢印21bの
方向に所定量だけ回動された状態となるように、リード
リングLrに螺入されているとともに、先端部が下ドラ
ムDdの底面にそれぞれ当接する状態として設けられて
いる2つのねじ31,32を互いに逆回転させる。
【0062】前記のねじ31,32に対する前記のよう
な駆動々作も、傾斜制御部(40〜43)の動作によっ
て行なわれるのであり、磁気テープTの走行方向、及び
走行速度が各種の動作モードに対応して、磁気記録再生
装置に設けられている主制御部58に設定されるのに応
じて、前記の主制御部58から制御情報が与えられた傾
斜制御部(40〜43)が、リードリングLrを、図4
中の矢印21a(または21b)の方向に所定量だけ傾
斜させるように、前記したねじ31,32を進退させ
る。前述の説明では動作の理解を容易にするために、ね
じ29,30の進退動作によるドラム構体の中心軸の傾
斜動作と、ねじ31,32の進退動作によるリードリン
グLrの中心軸の傾斜動作とが、それぞれ独立して行な
われるかのような説明を行なった。
な駆動々作も、傾斜制御部(40〜43)の動作によっ
て行なわれるのであり、磁気テープTの走行方向、及び
走行速度が各種の動作モードに対応して、磁気記録再生
装置に設けられている主制御部58に設定されるのに応
じて、前記の主制御部58から制御情報が与えられた傾
斜制御部(40〜43)が、リードリングLrを、図4
中の矢印21a(または21b)の方向に所定量だけ傾
斜させるように、前記したねじ31,32を進退させ
る。前述の説明では動作の理解を容易にするために、ね
じ29,30の進退動作によるドラム構体の中心軸の傾
斜動作と、ねじ31,32の進退動作によるリードリン
グLrの中心軸の傾斜動作とが、それぞれ独立して行な
われるかのような説明を行なった。
【0063】しかし、前記した各ねじ29〜32は、図
6中に示されているように、ねじ29とねじ31とは共
通の動力伝達機構によって同時に駆動回転され、また、
ねじ30とねじ32とは共通の動力伝達機構によって同
時に駆動回転されるように構成されているから、ねじ2
9,31の進退動作によるドラム構体の中心軸の傾斜動
作と、ねじ30,32の進退動作によるリードリングL
rの中心軸の傾斜動作とは同時的に行なわれる。なお、
磁気記録再生装置の機構部の構成態様を示す図5は90
度ー180度方向における縦断面図、図6は0度ー18
0度方向における縦断面図である。ただし、前記の0
度,90度,180度等の角度表示は、下ドラムDdの
中心角による角度表示であリ、ドラムの中心軸の位置か
ら、前記した0度、90度、180度等の角度の表示位
置をみた場合の開き角であり、上,下ドラムDu,Dd
における磁気テープが巻回される範囲の中間位置を90
度の位置とし、磁気テープが順方向に進行している状態
において、磁気テープTがドラムに巻回され始める方の
端部側に0度の位置、磁気テープTがドラムから離れ始
める方の端部側に180度の位置がある。図7中には9
0度,270度の方向が例示されている。また、一部の
分解斜視図を示す図7中には上ドラムDuやドラムモー
タ50の部分の図示を省略してある。
6中に示されているように、ねじ29とねじ31とは共
通の動力伝達機構によって同時に駆動回転され、また、
ねじ30とねじ32とは共通の動力伝達機構によって同
時に駆動回転されるように構成されているから、ねじ2
9,31の進退動作によるドラム構体の中心軸の傾斜動
作と、ねじ30,32の進退動作によるリードリングL
rの中心軸の傾斜動作とは同時的に行なわれる。なお、
磁気記録再生装置の機構部の構成態様を示す図5は90
度ー180度方向における縦断面図、図6は0度ー18
0度方向における縦断面図である。ただし、前記の0
度,90度,180度等の角度表示は、下ドラムDdの
中心角による角度表示であリ、ドラムの中心軸の位置か
ら、前記した0度、90度、180度等の角度の表示位
置をみた場合の開き角であり、上,下ドラムDu,Dd
における磁気テープが巻回される範囲の中間位置を90
度の位置とし、磁気テープが順方向に進行している状態
において、磁気テープTがドラムに巻回され始める方の
端部側に0度の位置、磁気テープTがドラムから離れ始
める方の端部側に180度の位置がある。図7中には9
0度,270度の方向が例示されている。また、一部の
分解斜視図を示す図7中には上ドラムDuやドラムモー
タ50の部分の図示を省略してある。
【0064】図5及び図6において、49は下ドラムD
dに固設された中心軸であり、前記の中心軸49には軸
受51,52が嵌入されている。また、上ドラムDuは
前記の軸受51,52によって前記した中心軸49に対
して回転自在に支持されている。H1,H2は前記した
上ドラムDuに設けられている回転磁気ヘッドである。
上ドラムDuには、ドラム駆動モータ50のロータ50
rが固着されている。また、ドラム駆動モータ50のス
テータ50sは、前記した中心軸49に固着されてい
る。48は下ドラムDdに取付けられている回転トラン
スであり、また53は上ドラムDuに取付けられている
回転トランスである。
dに固設された中心軸であり、前記の中心軸49には軸
受51,52が嵌入されている。また、上ドラムDuは
前記の軸受51,52によって前記した中心軸49に対
して回転自在に支持されている。H1,H2は前記した
上ドラムDuに設けられている回転磁気ヘッドである。
上ドラムDuには、ドラム駆動モータ50のロータ50
rが固着されている。また、ドラム駆動モータ50のス
テータ50sは、前記した中心軸49に固着されてい
る。48は下ドラムDdに取付けられている回転トラン
スであり、また53は上ドラムDuに取付けられている
回転トランスである。
【0065】図5,図6及び図7ならびに図4を参照し
て説明した磁気記録再生装置では、磁気テープに形成さ
れている記録跡に対して回転磁気ヘッドの回転軌跡面が
一致する状態になると予定された角度だけ前記した上,
下ドラムと回転磁気ヘッドとの中心軸を傾斜させる第1
の傾斜駆動手段と、前記した上,下ドラムとは別体構成
で、かつ、前記した下ドラムの下部に構成させた小径部
39(図5,図6,図7参照)の外周面に接近した状態
に配置させた、磁気テープの基準縁の位置の規制面Gを
備えている磁気テープの位置規制用案内部材(リードリ
ング)Lrと、前記の磁気テープの位置規制用案内部材
を磁気テープの基準縁位置に一致させるように傾斜させ
る第2の傾斜駆動手段とによって、上,下ドラムと、磁
気テープの基準縁の位置規制面Gを備えているリードリ
ングLrとを、各種の動作モードに応じて、それぞれ所
要のように傾斜させることにより、磁気テープに形成さ
れている記録跡に対して回転磁気ヘッドの回転軌跡が一
致した状態にさせるとともに、前記のリードリングLr
の位置規制面Gによって磁気テープTの基準縁Teの案
内を良好に行なうことができるようにしたものである。
て説明した磁気記録再生装置では、磁気テープに形成さ
れている記録跡に対して回転磁気ヘッドの回転軌跡面が
一致する状態になると予定された角度だけ前記した上,
下ドラムと回転磁気ヘッドとの中心軸を傾斜させる第1
の傾斜駆動手段と、前記した上,下ドラムとは別体構成
で、かつ、前記した下ドラムの下部に構成させた小径部
39(図5,図6,図7参照)の外周面に接近した状態
に配置させた、磁気テープの基準縁の位置の規制面Gを
備えている磁気テープの位置規制用案内部材(リードリ
ング)Lrと、前記の磁気テープの位置規制用案内部材
を磁気テープの基準縁位置に一致させるように傾斜させ
る第2の傾斜駆動手段とによって、上,下ドラムと、磁
気テープの基準縁の位置規制面Gを備えているリードリ
ングLrとを、各種の動作モードに応じて、それぞれ所
要のように傾斜させることにより、磁気テープに形成さ
れている記録跡に対して回転磁気ヘッドの回転軌跡が一
致した状態にさせるとともに、前記のリードリングLr
の位置規制面Gによって磁気テープTの基準縁Teの案
内を良好に行なうことができるようにしたものである。
【0066】磁気記録再生装置が連続的な往復記録動作
を行なう際には、前記したような構成を有する傾斜補正
機構部の動作により、磁気テープの走行方向に応じて回
転磁気ヘッドの回転軌跡が、常に、予め定めたトラック
角と一致した状態で、上ドラムDuの中心軸に対して1
80度対称の位置(図2中の90度ー270度の方向)
に設けられている2個の記録再生用の回転磁気ヘッドH
1,H2と、前記した回転磁気ヘッッドH1,H2に対
して90度だけずれた位置に設けられている2個の消去
用の回転磁気ヘッドHe1,He2とを動作させること
ができる。ところで、磁気記録再生装置が図11及び図
12を参照して既述したような動作態様での連続的な往
復記録動作を行なう場合には、消去用の回転磁気ヘッド
He1,He2によって先行消去動作が行なわれる。な
お、2個の記録再生用の回転磁気ヘッドH1,H2のヘ
ッドトラック幅Twと、前記した2個の消去用の回転磁
気ヘッドHe1,He2のヘッドトラック幅Twとは同
一である。
を行なう際には、前記したような構成を有する傾斜補正
機構部の動作により、磁気テープの走行方向に応じて回
転磁気ヘッドの回転軌跡が、常に、予め定めたトラック
角と一致した状態で、上ドラムDuの中心軸に対して1
80度対称の位置(図2中の90度ー270度の方向)
に設けられている2個の記録再生用の回転磁気ヘッドH
1,H2と、前記した回転磁気ヘッッドH1,H2に対
して90度だけずれた位置に設けられている2個の消去
用の回転磁気ヘッドHe1,He2とを動作させること
ができる。ところで、磁気記録再生装置が図11及び図
12を参照して既述したような動作態様での連続的な往
復記録動作を行なう場合には、消去用の回転磁気ヘッド
He1,He2によって先行消去動作が行なわれる。な
お、2個の記録再生用の回転磁気ヘッドH1,H2のヘ
ッドトラック幅Twと、前記した2個の消去用の回転磁
気ヘッドHe1,He2のヘッドトラック幅Twとは同
一である。
【0067】図11を参照して既述したような動作態様
での先行消去が行なわれるようにするためには、同一高
さに設けられている2個の記録再生用の回転磁気ヘッド
H1,H2に対して、前記した2個の消去用の回転磁気
ヘッドHe1,He2の高さは、図13または図15に
示されているような関係のものとして構成されたものが
用いられる。また、図12を参照して既述したような動
作態様での先行消去が行なわれるようにするためには、
同一高さに設けられている2個の記録再生用の回転磁気
ヘッドH1,H2に対して、前記した2個の消去用の回
転磁気ヘッドHe1,He2の高さは、図14または図
16に示されているような関係のものとして構成された
ものが用いられる。
での先行消去が行なわれるようにするためには、同一高
さに設けられている2個の記録再生用の回転磁気ヘッド
H1,H2に対して、前記した2個の消去用の回転磁気
ヘッドHe1,He2の高さは、図13または図15に
示されているような関係のものとして構成されたものが
用いられる。また、図12を参照して既述したような動
作態様での先行消去が行なわれるようにするためには、
同一高さに設けられている2個の記録再生用の回転磁気
ヘッドH1,H2に対して、前記した2個の消去用の回
転磁気ヘッドHe1,He2の高さは、図14または図
16に示されているような関係のものとして構成された
ものが用いられる。
【0068】さて、図1に示す磁気記録再生装置は、操
作部60に対して入力された動作モードの情報に対応し
た所定の動作態様で動作する。すなわち、操作部60か
ら入力された動作モード情報が主制御部58に与えられ
ることにより、主制御部58では磁気記録再生装置の各
構成部分が、操作部60から入力された動作モードに従
った動作を行なうことができるように、磁気記録再生装
置の各構成部分に対して、それぞれ所定の制御信号を供
給する。図1に示す磁気記録再生装置がアナログ信号形
態の映像信号の記録動作を行なう場合には、入力端子5
6に供給された記録の対象にされている複合映像信号
が、記録信号処理部61により磁気記録に適した記録信
号とされて、それが記録増幅器62で増幅されて録再切
換スイッチ63を介して回転磁気ヘッドH1,H2に与
えられる。前記した録再切換スイッチ63の切換動作
は、主制御部58から録再切換スイッチ63の切換制御
信号供給端子64に供給されている切換制御信号によっ
て行なわれる。
作部60に対して入力された動作モードの情報に対応し
た所定の動作態様で動作する。すなわち、操作部60か
ら入力された動作モード情報が主制御部58に与えられ
ることにより、主制御部58では磁気記録再生装置の各
構成部分が、操作部60から入力された動作モードに従
った動作を行なうことができるように、磁気記録再生装
置の各構成部分に対して、それぞれ所定の制御信号を供
給する。図1に示す磁気記録再生装置がアナログ信号形
態の映像信号の記録動作を行なう場合には、入力端子5
6に供給された記録の対象にされている複合映像信号
が、記録信号処理部61により磁気記録に適した記録信
号とされて、それが記録増幅器62で増幅されて録再切
換スイッチ63を介して回転磁気ヘッドH1,H2に与
えられる。前記した録再切換スイッチ63の切換動作
は、主制御部58から録再切換スイッチ63の切換制御
信号供給端子64に供給されている切換制御信号によっ
て行なわれる。
【0069】また、入力端子56に供給された記録の対
象にされている複合映像信号は、垂直同期信号分離部7
5に与えられ、前記の垂直同期信号分離部75では、そ
こで分離した垂直同期信号を基準信号発生部79に供給
する。ドラムモータ94の回転軸に取付けられた信号発
生器95における周波数発電機で発生されたドラム回転
FG信号は、回転機構の制御部59における周波数電圧
変換器(F/V変換器)89に供給されており、また、
前記の信号発生器95における回転基準位相信号発生器
で発生されたPG信号(回転基準位相信号)はドラムS
WF・F88に供給されている。また、キャプスタンモ
ータ86の回転軸に取付けられている信号発生器87に
設けられている周波数発電機で発生されたキャプスタン
FG信号は、回転機構の制御部59における周波数電圧
変換器(F/V変換器)76と分周器77とに供給され
ている。
象にされている複合映像信号は、垂直同期信号分離部7
5に与えられ、前記の垂直同期信号分離部75では、そ
こで分離した垂直同期信号を基準信号発生部79に供給
する。ドラムモータ94の回転軸に取付けられた信号発
生器95における周波数発電機で発生されたドラム回転
FG信号は、回転機構の制御部59における周波数電圧
変換器(F/V変換器)89に供給されており、また、
前記の信号発生器95における回転基準位相信号発生器
で発生されたPG信号(回転基準位相信号)はドラムS
WF・F88に供給されている。また、キャプスタンモ
ータ86の回転軸に取付けられている信号発生器87に
設けられている周波数発電機で発生されたキャプスタン
FG信号は、回転機構の制御部59における周波数電圧
変換器(F/V変換器)76と分周器77とに供給され
ている。
【0070】前記した周波数電圧変換器(F/V変換器)
76からの出力信号は加算器83に供給されており、ま
た、前記の分周器77からの出力信号は切換スイッチ8
0の固定接点Rに供給されている。前記の切換スイッチ
80の固定接点Pには、トラッキング制御情報発生部7
8の出力信号が供給されている。そして、前記の切換ス
イッチ80の可動接点vは、主制御部58から切換スイ
ッチ80の切換制御信号供給端子81に供給された切換
制御信号によって、磁気記録再生装置が連続的な往復記
録動作が開始された時点からの最初の(N=1)番目の
記録動作期間だけに固定接点R側に切換えられ、前記以
外の期間には固定接点P側に切換えられる。
76からの出力信号は加算器83に供給されており、ま
た、前記の分周器77からの出力信号は切換スイッチ8
0の固定接点Rに供給されている。前記の切換スイッチ
80の固定接点Pには、トラッキング制御情報発生部7
8の出力信号が供給されている。そして、前記の切換ス
イッチ80の可動接点vは、主制御部58から切換スイ
ッチ80の切換制御信号供給端子81に供給された切換
制御信号によって、磁気記録再生装置が連続的な往復記
録動作が開始された時点からの最初の(N=1)番目の
記録動作期間だけに固定接点R側に切換えられ、前記以
外の期間には固定接点P側に切換えられる。
【0071】図1に示す本発明の磁気記録再生装置で
は、磁気空隙のアジマス角度が記録跡の幅方向に対して
時計まわりに90度以下の所定の角度に設定されている
磁気空隙を備えた第1の回転磁気ヘッドH1と、磁気空
隙のアジマス角度が記録跡の幅方向に対して反時計まわ
りに90度以下の所定の角度に設定されている磁気空隙
を備えた第2の回転磁気ヘッドH2とを、上ドラムDu
の中心軸49(中心線21)を対称中心とする180度
対称の位置に設けて、前記した第1,第2の回転磁気ヘ
ッドを、予め定められた特定な回転方向だけに特定な回
転数で回転させた状態において、磁気テープTの走行方
向を順方向と逆方向とに順次交互に切換え変更して行な
われる、連続的な往復記録動作期間中で順次交互に変化
する磁気テープの走行方向毎の記録動作期間に、図11
及び図12について既述したような記録跡を、磁気テー
プに順次に記録形成させるような動作を行なう。
は、磁気空隙のアジマス角度が記録跡の幅方向に対して
時計まわりに90度以下の所定の角度に設定されている
磁気空隙を備えた第1の回転磁気ヘッドH1と、磁気空
隙のアジマス角度が記録跡の幅方向に対して反時計まわ
りに90度以下の所定の角度に設定されている磁気空隙
を備えた第2の回転磁気ヘッドH2とを、上ドラムDu
の中心軸49(中心線21)を対称中心とする180度
対称の位置に設けて、前記した第1,第2の回転磁気ヘ
ッドを、予め定められた特定な回転方向だけに特定な回
転数で回転させた状態において、磁気テープTの走行方
向を順方向と逆方向とに順次交互に切換え変更して行な
われる、連続的な往復記録動作期間中で順次交互に変化
する磁気テープの走行方向毎の記録動作期間に、図11
及び図12について既述したような記録跡を、磁気テー
プに順次に記録形成させるような動作を行なう。
【0072】すなわち、磁気記録再生装置の主制御部5
8では、磁気記録再生装置が連続的な往復記録動作を開
始した時点以後における磁気テープの走行方向の変更の
回数をi(ただしiは0,1,2,3…)としたとき
に、連続的な往復記録動作の開始時点以後における順次
の走行方向毎の期間と対応している(i+1)番目[た
だし、(i+1)=Nとする]の記録動作期間の記録過
程を区別して計数して、主制御部58内に設けてあるメ
モリに記憶する。そして、前記の主制御部58では、連
続的な往復記録動作の開始時点以後における記録動作期
間の順番の情報を、既述した傾斜補正機構部(図4参
照)における傾斜制御部(40〜43)に供給し、それ
により傾斜補正機構部は、連続的な往復記録動作の開始
時点以後における順次のどの記録動作期間毎において
も、第1,第2の回転磁気ヘッドH1,H2及び消去用
の回転磁気ヘッドHe1,He2の回転軌跡を、上ドラ
ムと下ドラムとの周面の一部に巻回された状態で走行す
る磁気テープTの基準縁Teに対して、予め定められた
トラック角度を示す状態にさせるようにする傾斜補正動
作を行なう。
8では、磁気記録再生装置が連続的な往復記録動作を開
始した時点以後における磁気テープの走行方向の変更の
回数をi(ただしiは0,1,2,3…)としたとき
に、連続的な往復記録動作の開始時点以後における順次
の走行方向毎の期間と対応している(i+1)番目[た
だし、(i+1)=Nとする]の記録動作期間の記録過
程を区別して計数して、主制御部58内に設けてあるメ
モリに記憶する。そして、前記の主制御部58では、連
続的な往復記録動作の開始時点以後における記録動作期
間の順番の情報を、既述した傾斜補正機構部(図4参
照)における傾斜制御部(40〜43)に供給し、それ
により傾斜補正機構部は、連続的な往復記録動作の開始
時点以後における順次のどの記録動作期間毎において
も、第1,第2の回転磁気ヘッドH1,H2及び消去用
の回転磁気ヘッドHe1,He2の回転軌跡を、上ドラ
ムと下ドラムとの周面の一部に巻回された状態で走行す
る磁気テープTの基準縁Teに対して、予め定められた
トラック角度を示す状態にさせるようにする傾斜補正動
作を行なう。
【0073】それで、前記した傾斜補正機構部で行なわ
れる傾斜補正動作によって、連続的な往復記録動作の開
始時点以後におけるどの記録動作期間についても、第
1,第2の回転磁気ヘッドH1,H2及び消去用の回転
磁気ヘッドHe1,He2の回転軌跡が、上ドラムと下
ドラムとの周面の一部に巻回された状態で走行する磁気
テープTの基準縁Teに対して同一のトラック角度を示
すものとなるから、連続的な往復記録動作の開始時点以
後におけるどの記録動作期間の前記した各回転磁気ヘッ
ドの回転軌跡も互いに平行な状態となる。
れる傾斜補正動作によって、連続的な往復記録動作の開
始時点以後におけるどの記録動作期間についても、第
1,第2の回転磁気ヘッドH1,H2及び消去用の回転
磁気ヘッドHe1,He2の回転軌跡が、上ドラムと下
ドラムとの周面の一部に巻回された状態で走行する磁気
テープTの基準縁Teに対して同一のトラック角度を示
すものとなるから、連続的な往復記録動作の開始時点以
後におけるどの記録動作期間の前記した各回転磁気ヘッ
ドの回転軌跡も互いに平行な状態となる。
【0074】そして、連続的な往復記録動作の開始時点
以後におけるどの記録動作期間についても、基準の走行
速度の3倍の走行速度で走行する磁気テープTに対し、
第1,第2の回転磁気ヘッドによって、順次交互に平行
な状態で記録形成される記録跡は、順次の隣接する記録
跡間毎に記録跡幅の2倍の幅の未記録領域が設けられた
状態で記録形成される[図9乃至図12における各
(a)図参照]。さて、磁気記録再生装置が連続的な往
復記録動作を開始した時点に開始される(N=1)番目
の記録動作期間中に、順方向へ走行する磁気テープに対
して行なわれる記録動作によって、図9乃至図12にお
ける各(a)図に示されるような記録跡が記録形成され
た磁気テープは、(N=1)番目の記録動作期間の終了
によって、磁気テープの走行方向が変更される。すなわ
ち(N=1)番目の記録動作期間中に順方向に走行され
る磁気テープTの末端が、図示していない磁気テープの
端部検知用センサ(磁気テープTの末端に設けてある透
明なリーダーテープを光によって検出する光センサであ
ってもよい)によって検出されると、主制御部58は回
転方向変更信号を、回転機構の制御部59におけるキャ
プスタンモータのモータ駆動部85に供給し、また連続
的な往復記録動作の開始時点以後における記録動作期間
の順番の情報を、既述した傾斜補正機構部(図4参照)
における傾斜制御部(40〜43)に供給する。
以後におけるどの記録動作期間についても、基準の走行
速度の3倍の走行速度で走行する磁気テープTに対し、
第1,第2の回転磁気ヘッドによって、順次交互に平行
な状態で記録形成される記録跡は、順次の隣接する記録
跡間毎に記録跡幅の2倍の幅の未記録領域が設けられた
状態で記録形成される[図9乃至図12における各
(a)図参照]。さて、磁気記録再生装置が連続的な往
復記録動作を開始した時点に開始される(N=1)番目
の記録動作期間中に、順方向へ走行する磁気テープに対
して行なわれる記録動作によって、図9乃至図12にお
ける各(a)図に示されるような記録跡が記録形成され
た磁気テープは、(N=1)番目の記録動作期間の終了
によって、磁気テープの走行方向が変更される。すなわ
ち(N=1)番目の記録動作期間中に順方向に走行され
る磁気テープTの末端が、図示していない磁気テープの
端部検知用センサ(磁気テープTの末端に設けてある透
明なリーダーテープを光によって検出する光センサであ
ってもよい)によって検出されると、主制御部58は回
転方向変更信号を、回転機構の制御部59におけるキャ
プスタンモータのモータ駆動部85に供給し、また連続
的な往復記録動作の開始時点以後における記録動作期間
の順番の情報を、既述した傾斜補正機構部(図4参照)
における傾斜制御部(40〜43)に供給する。
【0075】前記した回転機構の制御部59は、磁気テ
ープTの走行方向が順方向と逆方向とに順次交互に切換
え変更された状態で行なわれる連続的な往復記録動作期
間中で順次交互に変化する磁気テープの走行方向毎の記
録動作期間に、図11及び図12について既述したよう
な記録跡を、磁気テープに順次に記録形成させることが
できるように、すなわち、第1の回転磁気ヘッドH1と
第2の回転磁気ヘッドH2とによって、順次交互に磁気
テープTに記録形成される記録跡が、磁気テープTの走
行方向に対して斜交する状態で平行な記録跡における相
隣る記録跡間に、2記録跡幅の未記録領域が形成される
状態で、かつ、磁気テープTに記録されている記録跡の
記録動作時に使用された回転磁気ヘッドと、前記の記録
跡に隣接して記録される記録跡の記録動作時に用いられ
る回転磁気ヘッドとが、異なるアジマス角の磁気空隙を
備えているものが使用されるような状態で連続的な往復
記録動作が行なわれるように、ドラムモータ94に対す
る速度及び位相制御動作と、キャプスタンモータ86に
対する速度及び位相制御動作とを行なう。
ープTの走行方向が順方向と逆方向とに順次交互に切換
え変更された状態で行なわれる連続的な往復記録動作期
間中で順次交互に変化する磁気テープの走行方向毎の記
録動作期間に、図11及び図12について既述したよう
な記録跡を、磁気テープに順次に記録形成させることが
できるように、すなわち、第1の回転磁気ヘッドH1と
第2の回転磁気ヘッドH2とによって、順次交互に磁気
テープTに記録形成される記録跡が、磁気テープTの走
行方向に対して斜交する状態で平行な記録跡における相
隣る記録跡間に、2記録跡幅の未記録領域が形成される
状態で、かつ、磁気テープTに記録されている記録跡の
記録動作時に使用された回転磁気ヘッドと、前記の記録
跡に隣接して記録される記録跡の記録動作時に用いられ
る回転磁気ヘッドとが、異なるアジマス角の磁気空隙を
備えているものが使用されるような状態で連続的な往復
記録動作が行なわれるように、ドラムモータ94に対す
る速度及び位相制御動作と、キャプスタンモータ86に
対する速度及び位相制御動作とを行なう。
【0076】すなわち、回転機構の制御部59は、連続
的な往復記録動作期間に、第1の回転磁気ヘッドH1と
第2の回転磁気ヘッドH2とによって、磁気テープTに
記録形成させるべき順次の記録跡の位置を、連続的な往
復記録動作期間の開始時点以後における順次の走行方向
毎の期間の順番に応じて、図9乃至図12を参照して既
述したような、それぞれ定められた位置関係となるよう
に制御するのには、連続的な往復記録動作期間中におけ
る(N=1)番目の記録動作期間中に、磁気テープTの
コントロールトラックにコントロール信号を記録してお
き、連続的な往復記録動作期間中の(N=2)番目以降
の各記録動作期間には、前記のように磁気テープTのコ
ントロールトラックに記録されているコントロール信号
を再生して得た、再生コントロール信号を位置の基準と
して用いて、(N=2)番目の記録動作期間以外の各記
録動作期間に、磁気テープTに記録形成させるべき順次
の記録跡を、それぞれ、所定の位置関係にさせるよう
に、キャプスタンモータ86に対する速度及び位相制御
動作とを行なって、磁気テープTの走行位相を制御す
る。
的な往復記録動作期間に、第1の回転磁気ヘッドH1と
第2の回転磁気ヘッドH2とによって、磁気テープTに
記録形成させるべき順次の記録跡の位置を、連続的な往
復記録動作期間の開始時点以後における順次の走行方向
毎の期間の順番に応じて、図9乃至図12を参照して既
述したような、それぞれ定められた位置関係となるよう
に制御するのには、連続的な往復記録動作期間中におけ
る(N=1)番目の記録動作期間中に、磁気テープTの
コントロールトラックにコントロール信号を記録してお
き、連続的な往復記録動作期間中の(N=2)番目以降
の各記録動作期間には、前記のように磁気テープTのコ
ントロールトラックに記録されているコントロール信号
を再生して得た、再生コントロール信号を位置の基準と
して用いて、(N=2)番目の記録動作期間以外の各記
録動作期間に、磁気テープTに記録形成させるべき順次
の記録跡を、それぞれ、所定の位置関係にさせるよう
に、キャプスタンモータ86に対する速度及び位相制御
動作とを行なって、磁気テープTの走行位相を制御す
る。
【0077】それで、磁気テープTのコントロールトラ
ックにコントロール信号の記録が行なわれるのは、未記
録状態の磁気テープ(新品の磁気テープまたは、(N=
2)番目の記録動作期間中に、全幅消去用電源部74か
ら全幅消去ヘッドHeに消去用電力を供給して全幅消去
動作を行なわせるような記録モードでの記録動作に使用
される磁気テープ)に対して記録動作が行なわれる場合
だけである。前記のようにコントロール信号の記録が行
なわれるような動作態様以外の記録動作態様での記録動
作が行なわれる場合には、全幅消去動作が行なわれず、
この場合には、以前から磁気テープTのコントロールト
ラックに記録されていたコントロール信号を再生して得
た再生コントロール信号を基準として、記録動作時に磁
気テープTに記録形成させるべき順次の記録跡の位置の
規制が行なわれる。また、後述のように、連続的な往復
記録動作期間中における(N=3)番目以降の各記録動
作期間においては、先行消去用電源部69から先行消去
ヘッドHe1,He2に対して消去用電力を供給し、第
1,第2の回転磁気ヘッドH1,H2による記録に先立
ち、先行消去が行なわれるようにされる。
ックにコントロール信号の記録が行なわれるのは、未記
録状態の磁気テープ(新品の磁気テープまたは、(N=
2)番目の記録動作期間中に、全幅消去用電源部74か
ら全幅消去ヘッドHeに消去用電力を供給して全幅消去
動作を行なわせるような記録モードでの記録動作に使用
される磁気テープ)に対して記録動作が行なわれる場合
だけである。前記のようにコントロール信号の記録が行
なわれるような動作態様以外の記録動作態様での記録動
作が行なわれる場合には、全幅消去動作が行なわれず、
この場合には、以前から磁気テープTのコントロールト
ラックに記録されていたコントロール信号を再生して得
た再生コントロール信号を基準として、記録動作時に磁
気テープTに記録形成させるべき順次の記録跡の位置の
規制が行なわれる。また、後述のように、連続的な往復
記録動作期間中における(N=3)番目以降の各記録動
作期間においては、先行消去用電源部69から先行消去
ヘッドHe1,He2に対して消去用電力を供給し、第
1,第2の回転磁気ヘッドH1,H2による記録に先立
ち、先行消去が行なわれるようにされる。
【0078】(N=1)番目の記録動作期間の終了によ
って、磁気テープの走行方向が変更されて、逆方向の走
行方向に走行する状態にされて開始された(N=2)番
目の記録動作期間中には、前記した第1,第2の回転磁
気ヘッドH1,H2によって順次交互に磁気テープT
(記録済み磁気テープ)に行なわれる記録跡の形成動作
により、前記した(N=1)番目の記録動作期間中の記
録動作で形成されていた記録済み磁気テープ中の記録跡
に隣接する新たな記録跡が、前記した記録済み磁気テー
プに記録形成されていた記録跡の記録動作時に用いられ
た回転磁気ヘッドではない方の回転磁気ヘッドを用いて
記録形成される[図9〜図12の各(b)図]。
って、磁気テープの走行方向が変更されて、逆方向の走
行方向に走行する状態にされて開始された(N=2)番
目の記録動作期間中には、前記した第1,第2の回転磁
気ヘッドH1,H2によって順次交互に磁気テープT
(記録済み磁気テープ)に行なわれる記録跡の形成動作
により、前記した(N=1)番目の記録動作期間中の記
録動作で形成されていた記録済み磁気テープ中の記録跡
に隣接する新たな記録跡が、前記した記録済み磁気テー
プに記録形成されていた記録跡の記録動作時に用いられ
た回転磁気ヘッドではない方の回転磁気ヘッドを用いて
記録形成される[図9〜図12の各(b)図]。
【0079】連続的な往復記録動作期間における(N=
2)番目の記録動作期間における記録動作が終了して、
前記した(N=1)番目の記録動作期間における走行方
向と同じ走行方向で走行する状態にされて開始された
(N=3)番目の記録動作期間中には、前記した(N=
1)番目の記録動作期間中に、第1,第2の回転磁気ヘ
ッドH1,H2により磁気テープTに順次交互に記録形
成されていた記録跡を、消去用回転磁気ヘッドHe1,
He2によって先行消去するとともに、前記した(N=
2)番目の記録動作期間中の記録動作で得た記録済み磁
気テープ中の記録跡と、(N=1)番目に記録形成され
ていた記録跡との間に記録形成させるべき新たな記録跡
を、前記した記録済み磁気テープに記録形成されていた
記録跡の記録動作時に用いられた回転磁気ヘッドではな
い方の回転磁気ヘッドを用いて記録形成させる[図11
の(c),図12の(c)]。
2)番目の記録動作期間における記録動作が終了して、
前記した(N=1)番目の記録動作期間における走行方
向と同じ走行方向で走行する状態にされて開始された
(N=3)番目の記録動作期間中には、前記した(N=
1)番目の記録動作期間中に、第1,第2の回転磁気ヘ
ッドH1,H2により磁気テープTに順次交互に記録形
成されていた記録跡を、消去用回転磁気ヘッドHe1,
He2によって先行消去するとともに、前記した(N=
2)番目の記録動作期間中の記録動作で得た記録済み磁
気テープ中の記録跡と、(N=1)番目に記録形成され
ていた記録跡との間に記録形成させるべき新たな記録跡
を、前記した記録済み磁気テープに記録形成されていた
記録跡の記録動作時に用いられた回転磁気ヘッドではな
い方の回転磁気ヘッドを用いて記録形成させる[図11
の(c),図12の(c)]。
【0080】前記した連続的な往復記録動作期間におけ
る(N=3)番目の記録動作期間に後続する(N=4)
番目以降の順次の各記録動作期間中に、記録済み磁気テ
ープに対して行なわれる新たな記録跡の記録形成態様
は、前記した(N=3)番目の記録動作期間中に記録済
み磁気テープに対して新たな記録跡が記録形成される場
合における、(N=3)番目の記録動作期間に先行して
いた記録動作期間と(N=3)番目の記録動作期間に後
続している記録動作期間との対応関係と同様な対応関係
関係で、N番目(Nは4,5,6…)の記録動作期間中
に記録動作が行なわれた状態の記録済み磁気テープの走
行方向が変更されて、(N−1)番目の記録動作期間に
おける走行方向と同じ走行方向で走行する状態にされた
記録済み磁気テープに対して、(N+1)番目の記録動
作期間中に、前記した第1,第2の回転磁気ヘッドによ
り順次交互に行なわれる記録跡の形成動作に当り、前記
した(N−1)番目の記録動作期間中に前記した第1,
第2の回転磁気ヘッドにより順次交互に記録形成されて
いた記録跡を、消去用回転磁気ヘッドによって消去する
とともに、前記したN番目の記録動作期間中の記録動作
で得た記録済み磁気テープ中の記録跡と、(N−1)番
目に記録形成されていた記録跡との間に記録形成させる
べき新たな記録跡を、前記した記録済み磁気テープに記
録形成されていた記録跡の記録動作時に用いられた回転
磁気ヘッドではない方の回転磁気ヘッドを用いて記録形
成される[図11の(d)…,図12の(d)…]。
る(N=3)番目の記録動作期間に後続する(N=4)
番目以降の順次の各記録動作期間中に、記録済み磁気テ
ープに対して行なわれる新たな記録跡の記録形成態様
は、前記した(N=3)番目の記録動作期間中に記録済
み磁気テープに対して新たな記録跡が記録形成される場
合における、(N=3)番目の記録動作期間に先行して
いた記録動作期間と(N=3)番目の記録動作期間に後
続している記録動作期間との対応関係と同様な対応関係
関係で、N番目(Nは4,5,6…)の記録動作期間中
に記録動作が行なわれた状態の記録済み磁気テープの走
行方向が変更されて、(N−1)番目の記録動作期間に
おける走行方向と同じ走行方向で走行する状態にされた
記録済み磁気テープに対して、(N+1)番目の記録動
作期間中に、前記した第1,第2の回転磁気ヘッドによ
り順次交互に行なわれる記録跡の形成動作に当り、前記
した(N−1)番目の記録動作期間中に前記した第1,
第2の回転磁気ヘッドにより順次交互に記録形成されて
いた記録跡を、消去用回転磁気ヘッドによって消去する
とともに、前記したN番目の記録動作期間中の記録動作
で得た記録済み磁気テープ中の記録跡と、(N−1)番
目に記録形成されていた記録跡との間に記録形成させる
べき新たな記録跡を、前記した記録済み磁気テープに記
録形成されていた記録跡の記録動作時に用いられた回転
磁気ヘッドではない方の回転磁気ヘッドを用いて記録形
成される[図11の(d)…,図12の(d)…]。
【0081】磁気記録再生装置が、連続的な往復記録動
作が行なう場合に、連続的な往復記録動作期間中の(N
=1)番目の記録動作期間,(N=2)番目の記録動作
期間,(N=3)番目の記録動作期間…等の順次の記録
動作期間において行なわれる図9乃至図12を参照して
既述したような所定の記録動作態様に従う記録動作は、
磁気記録再生装置に設定された連続的な往復記録動作の
開始情報、磁気テープの端部検知用センサからの出力信
号、連続的な往復記録動作の開始時点以後における記録
動作期間の順番の情報等によって主制御部59で発生さ
れる制御信号によって、装置の各構成部分が動作するこ
とにより行なわれる。
作が行なう場合に、連続的な往復記録動作期間中の(N
=1)番目の記録動作期間,(N=2)番目の記録動作
期間,(N=3)番目の記録動作期間…等の順次の記録
動作期間において行なわれる図9乃至図12を参照して
既述したような所定の記録動作態様に従う記録動作は、
磁気記録再生装置に設定された連続的な往復記録動作の
開始情報、磁気テープの端部検知用センサからの出力信
号、連続的な往復記録動作の開始時点以後における記録
動作期間の順番の情報等によって主制御部59で発生さ
れる制御信号によって、装置の各構成部分が動作するこ
とにより行なわれる。
【0082】前述のように連続的な往復記録動作期間中
における(N=1)番目の記録動作期間,(N=2)番
目の記録動作期間,(N=3)番目の記録動作期間…等
の順次の記録動作期間において行なわれる図11及び図
12を参照して既述したような所定の記録動作態様に従
う記録動作に当っては、磁気テープTの走行方向の変更
後に所定の走行速度で走行させた状態で、磁気テープT
の走行方向が変更される以前に磁気テープTに記録され
ていた記録跡に隣接して新たに記録される記録跡の記録
動作に用いられる回転磁気ヘッドは、前記した磁気テー
プTの走行方向が変更される以前に磁気テープTに記録
された記録跡の形成に使用された回転磁気ヘッドが、例
えば第1の回転磁気ヘッドH1(または第2の回転磁気
ヘッドH2)の場合には、第2の回転磁気ヘッドH2
(または第1の回転磁気ヘッドH1)というように、前
記した磁気テープTの走行方向が変更される以前に磁気
テープTに記録された記録跡の形成に使用された回転磁
気ヘッドとは異なるもの(逆アジマスのもの)とされる
のである。
における(N=1)番目の記録動作期間,(N=2)番
目の記録動作期間,(N=3)番目の記録動作期間…等
の順次の記録動作期間において行なわれる図11及び図
12を参照して既述したような所定の記録動作態様に従
う記録動作に当っては、磁気テープTの走行方向の変更
後に所定の走行速度で走行させた状態で、磁気テープT
の走行方向が変更される以前に磁気テープTに記録され
ていた記録跡に隣接して新たに記録される記録跡の記録
動作に用いられる回転磁気ヘッドは、前記した磁気テー
プTの走行方向が変更される以前に磁気テープTに記録
された記録跡の形成に使用された回転磁気ヘッドが、例
えば第1の回転磁気ヘッドH1(または第2の回転磁気
ヘッドH2)の場合には、第2の回転磁気ヘッドH2
(または第1の回転磁気ヘッドH1)というように、前
記した磁気テープTの走行方向が変更される以前に磁気
テープTに記録された記録跡の形成に使用された回転磁
気ヘッドとは異なるもの(逆アジマスのもの)とされる
のである。
【0083】そして、連続的な往復記録動作によって、
磁気テープに対して既述した図11に示されている記録
跡パターンのような記録跡が形成されるのか、または磁
気テープに対して既述した図12に示されている記録跡
パターンのような記録跡が形成されるのかは、第1,第
2の回転磁気ヘッドH1,H2に対して、2個の消去用
の回転磁気ヘッドHe1,He2が、図13及び図15
に示されているような高さ関係に取付けられているもの
が用いられるのか、あるいは第1,第2の回転磁気ヘッ
ドH1,H2に対して、2個の消去用の回転磁気ヘッド
He1,He2が、図14及び図16に示されているよ
うな高さ関係に取付けられているものが用いられるのか
によって定まる。なお、連続的な往復記録動作によっ
て、磁気テープに対して既述した図11に示されている
記録跡パターンのような記録跡を形成させたり、または
磁気テープに対して既述した図12に示されている記録
跡パターンのような記録跡を形成させたりする際の先行
消去動作に用いられる2個の消去用の回転磁気ヘッドH
e1,He2は、図13及び図15に示されているよう
に第1,第2の回転磁気ヘッドH1,H2に対して、9
0度だけずらした位置に設けずに、第1,第2の回転磁
気ヘッドH1,H2と重ねるように所定の位置に設ける
ようにしてもよい。
磁気テープに対して既述した図11に示されている記録
跡パターンのような記録跡が形成されるのか、または磁
気テープに対して既述した図12に示されている記録跡
パターンのような記録跡が形成されるのかは、第1,第
2の回転磁気ヘッドH1,H2に対して、2個の消去用
の回転磁気ヘッドHe1,He2が、図13及び図15
に示されているような高さ関係に取付けられているもの
が用いられるのか、あるいは第1,第2の回転磁気ヘッ
ドH1,H2に対して、2個の消去用の回転磁気ヘッド
He1,He2が、図14及び図16に示されているよ
うな高さ関係に取付けられているものが用いられるのか
によって定まる。なお、連続的な往復記録動作によっ
て、磁気テープに対して既述した図11に示されている
記録跡パターンのような記録跡を形成させたり、または
磁気テープに対して既述した図12に示されている記録
跡パターンのような記録跡を形成させたりする際の先行
消去動作に用いられる2個の消去用の回転磁気ヘッドH
e1,He2は、図13及び図15に示されているよう
に第1,第2の回転磁気ヘッドH1,H2に対して、9
0度だけずらした位置に設けずに、第1,第2の回転磁
気ヘッドH1,H2と重ねるように所定の位置に設ける
ようにしてもよい。
【0084】ところで、前述した連続的な往復記録動作
期間中における順次の記録動作期間、すなわち、(N=
1)番目の記録動作期間,(N=2)番目の記録動作期
間,(N=3)番目の記録動作期間,(N=4)番目の
記録動作期間…で行なわれる磁気記録再生装置の記録動
作は、[1]図13(または図15)に示されているよ
うな配置態様とされている第1,第2の回転磁気ヘッド
H1,H2及び消去用の回転磁気ヘッドHe1,He2
を使用して、図11を参照して既述したような記録跡パ
ターンを順次に形成させるような記録動作態様に従って
行なわれる場合と、[2]図14(または図16)に示
されているような配置態様とされている第1,第2の回
転磁気ヘッドH1,H2及び消去用の回転磁気ヘッドH
e1,He2を使用して、図12を参照して既述したよ
うな記録跡パターンを順次に形成させるような記録動作
態様に従って行なわれる場合との何れかである。
期間中における順次の記録動作期間、すなわち、(N=
1)番目の記録動作期間,(N=2)番目の記録動作期
間,(N=3)番目の記録動作期間,(N=4)番目の
記録動作期間…で行なわれる磁気記録再生装置の記録動
作は、[1]図13(または図15)に示されているよ
うな配置態様とされている第1,第2の回転磁気ヘッド
H1,H2及び消去用の回転磁気ヘッドHe1,He2
を使用して、図11を参照して既述したような記録跡パ
ターンを順次に形成させるような記録動作態様に従って
行なわれる場合と、[2]図14(または図16)に示
されているような配置態様とされている第1,第2の回
転磁気ヘッドH1,H2及び消去用の回転磁気ヘッドH
e1,He2を使用して、図12を参照して既述したよ
うな記録跡パターンを順次に形成させるような記録動作
態様に従って行なわれる場合との何れかである。
【0085】そして、磁気記録再生装置が連続的な往復
記録動作期間中における順次の記録動作期間において、
前記した[1]の記録動作態様での記録動作を行なうこ
とが必要とされているのか、あるいは前記した[2]の
記録動作態様での記録動作を行なうことが必要とされて
いるのかは、磁気記録再生装置の構成に採用されている
各回転磁気ヘッドの配置態様がどうであるのかによって
定まっている。それで、磁気記録再生装置が連続的な往
復記録動作期間中における順次の記録動作期間におい
て、図11を参照して既述したような記録跡パターン
を、順次に形成させるような記録動作を行なうことが必
要とされていた場合には、連続的な往復記録動作期間中
における順次の記録動作期間について、それぞれの記録
動作期間毎の記録跡パターンと対応して定められるトラ
ッキングデータを主制御部58中に用意しておく。
記録動作期間中における順次の記録動作期間において、
前記した[1]の記録動作態様での記録動作を行なうこ
とが必要とされているのか、あるいは前記した[2]の
記録動作態様での記録動作を行なうことが必要とされて
いるのかは、磁気記録再生装置の構成に採用されている
各回転磁気ヘッドの配置態様がどうであるのかによって
定まっている。それで、磁気記録再生装置が連続的な往
復記録動作期間中における順次の記録動作期間におい
て、図11を参照して既述したような記録跡パターン
を、順次に形成させるような記録動作を行なうことが必
要とされていた場合には、連続的な往復記録動作期間中
における順次の記録動作期間について、それぞれの記録
動作期間毎の記録跡パターンと対応して定められるトラ
ッキングデータを主制御部58中に用意しておく。
【0086】また、磁気記録再生装置が連続的な往復記
録動作期間中における順次の記録動作期間において、図
12を参照して既述したような記録跡パターンを順次に
形成させるような記録動作を行なうことが必要とされて
いた場合には、連続的な往復記録動作期間中における順
次の記録動作期間について、それぞれの記録動作期間毎
の記録跡パターンと対応して定められるトラッキングデ
ータを主制御部58中に用意しておく。ところで、図1
1及び図12にそれぞれ示されている連続的な往復記録
動作期間中における順次の記録動作期間毎に変化する記
録跡パターンの変化態様は、連続する6個の記録動作期
間を単位として繰返しているので、連続的な往復記録動
作期間中における順次の記録動作期間毎の記録跡パター
ンの変化態様と対応して定められるべきトラッキングデ
ータは、連続する6個の記録動作期間と対応して定めら
れた6個だけを用意しておくだけでよい。
録動作期間中における順次の記録動作期間において、図
12を参照して既述したような記録跡パターンを順次に
形成させるような記録動作を行なうことが必要とされて
いた場合には、連続的な往復記録動作期間中における順
次の記録動作期間について、それぞれの記録動作期間毎
の記録跡パターンと対応して定められるトラッキングデ
ータを主制御部58中に用意しておく。ところで、図1
1及び図12にそれぞれ示されている連続的な往復記録
動作期間中における順次の記録動作期間毎に変化する記
録跡パターンの変化態様は、連続する6個の記録動作期
間を単位として繰返しているので、連続的な往復記録動
作期間中における順次の記録動作期間毎の記録跡パター
ンの変化態様と対応して定められるべきトラッキングデ
ータは、連続する6個の記録動作期間と対応して定めら
れた6個だけを用意しておくだけでよい。
【0087】そして、連続的な往復記録動作期間中にお
ける6個の連続する順次の記録動作期間毎の記録跡パタ
ーンの変化態様と対応して、それぞれ定められたトラッ
キングデータからなる6個のトラッキングデータは、そ
れを主制御部58内に設けられているROMテーブルに
格納しておき、実際に記録動作が行なわれる記録動作期
間が、往復記録動作期間が開始されてから何番目の記録
動作期間であるのかの順番の情報をアドレスとして、前
記したトラッキングデータを読出して、それを回転機構
の制御部59におけるトラッキング制御情報発生部78
に供給し、回転機構の制御部59の制御動作によって、
連続的な往復記録動作期間中における順次の記録動作期
間、すなわち、(N=1)番目の記録動作期間,(N=
2)番目の記録動作期間,(N=3)番目の記録動作期
間,(N=4)番目の記録動作期間…で行なわれる記録
動作が、図13(または図15)に示されているような
配置態様とされている第1,第2の回転磁気ヘッドH
1,H2及び消去用の回転磁気ヘッドHe1,He2を
使用して、図11を参照して既述したような記録跡パタ
ーンを順次に形成させるような記録動作態様に従って行
なわれるようにしたり、図14(または図16)に示さ
れているような配置態様とされている第1,第2の回転
磁気ヘッドH1,H2及び消去用の回転磁気ヘッドHe
1,He2を使用して、図12を参照して既述したよう
な記録跡パターンを順次に形成させるような記録動作態
様に従って行なわれるようにする。
ける6個の連続する順次の記録動作期間毎の記録跡パタ
ーンの変化態様と対応して、それぞれ定められたトラッ
キングデータからなる6個のトラッキングデータは、そ
れを主制御部58内に設けられているROMテーブルに
格納しておき、実際に記録動作が行なわれる記録動作期
間が、往復記録動作期間が開始されてから何番目の記録
動作期間であるのかの順番の情報をアドレスとして、前
記したトラッキングデータを読出して、それを回転機構
の制御部59におけるトラッキング制御情報発生部78
に供給し、回転機構の制御部59の制御動作によって、
連続的な往復記録動作期間中における順次の記録動作期
間、すなわち、(N=1)番目の記録動作期間,(N=
2)番目の記録動作期間,(N=3)番目の記録動作期
間,(N=4)番目の記録動作期間…で行なわれる記録
動作が、図13(または図15)に示されているような
配置態様とされている第1,第2の回転磁気ヘッドH
1,H2及び消去用の回転磁気ヘッドHe1,He2を
使用して、図11を参照して既述したような記録跡パタ
ーンを順次に形成させるような記録動作態様に従って行
なわれるようにしたり、図14(または図16)に示さ
れているような配置態様とされている第1,第2の回転
磁気ヘッドH1,H2及び消去用の回転磁気ヘッドHe
1,He2を使用して、図12を参照して既述したよう
な記録跡パターンを順次に形成させるような記録動作態
様に従って行なわれるようにする。
【0088】さて、磁気記録再生装置が連続的な往復記
録動作期間中における順次の(N=1)番目の記録動作
期間,(N=2)番目の記録動作期間,(N=3)番目
の記録動作期間,(N=4)番目の記録動作期間…にお
いて、それぞれ所定の記録動作が行なわれるようにする
ためには、回転磁気ヘッドの回転位相や、磁気テープの
コントロールパルスの位置等の情報が必要とされる。そ
して、前記した2個の回転磁気ヘッドH1,H2が磁気
テープTに記録動作を行なっている期間は、ドラムSW
F・Fの出力信号がハイレベルの状態であるかローレベ
ルの状態であるのかによって知ることができ、また、磁
気テープTに記録されている順次の記録跡が、第1の回
転磁気ヘッドH1によって記録されたものか、あるいは
第2の回転磁気ヘッドH2によって記録されたものかの
区別は、磁気テープのコントロールトラックに記録され
ているコントロールパルスの位置を基準位置とすること
によって容易に判別することができる。
録動作期間中における順次の(N=1)番目の記録動作
期間,(N=2)番目の記録動作期間,(N=3)番目
の記録動作期間,(N=4)番目の記録動作期間…にお
いて、それぞれ所定の記録動作が行なわれるようにする
ためには、回転磁気ヘッドの回転位相や、磁気テープの
コントロールパルスの位置等の情報が必要とされる。そ
して、前記した2個の回転磁気ヘッドH1,H2が磁気
テープTに記録動作を行なっている期間は、ドラムSW
F・Fの出力信号がハイレベルの状態であるかローレベ
ルの状態であるのかによって知ることができ、また、磁
気テープTに記録されている順次の記録跡が、第1の回
転磁気ヘッドH1によって記録されたものか、あるいは
第2の回転磁気ヘッドH2によって記録されたものかの
区別は、磁気テープのコントロールトラックに記録され
ているコントロールパルスの位置を基準位置とすること
によって容易に判別することができる。
【0089】それで、連続的な往復記録動作によって、
磁気テープに対して既述した図11に示されている記録
跡パターンのような記録跡、または磁気テープに対して
既述した図12に示されている記録跡パターンのような
記録跡が形成されるように、記録再生装置の回転機構の
制御部59では、連続的な往復記録動作期間中に主制御
部58から供給される前記したトラッキングデータに応
じて、連続的な往復記録動作期間中における順次の記録
動作期間における第1,第2の回転磁気ヘッドによる記
録動作を良好に行なわせることができる。
磁気テープに対して既述した図11に示されている記録
跡パターンのような記録跡、または磁気テープに対して
既述した図12に示されている記録跡パターンのような
記録跡が形成されるように、記録再生装置の回転機構の
制御部59では、連続的な往復記録動作期間中に主制御
部58から供給される前記したトラッキングデータに応
じて、連続的な往復記録動作期間中における順次の記録
動作期間における第1,第2の回転磁気ヘッドによる記
録動作を良好に行なわせることができる。
【0090】前記の主制御部58からのトラッキングデ
ータが供給される回転機構の制御部59による制御動作
は、例えば順次の記録動作期間毎に磁気テープTの走行
方向が変更された後に、磁気テープTに記録される記録
跡の位置を、磁気テープTに記録されている記録跡に対
して、予め定められた相互の位置関係となるようにさせ
る位置制御である。そして、前記のように磁気テープT
の走行方向が変更された後に所定の走行速度で走行され
る磁気テープTに記録される記録跡の位置を、磁気テー
プTに記録されている記録跡に対して、予め定められた
相互の位置関係となるように変位させるのには、磁気テ
ープTの走行方向が変更される以前に磁気テープTのコ
ントロールトラックに記録されていたコントロールパル
スを再生して得た再生コントロールパルスの位相を所定
量だけ移相させ、例えばキャプスタンサーボ系によって
磁気テープTの走行位相を所定量だけ移相させることに
より容易に実現することができる。
ータが供給される回転機構の制御部59による制御動作
は、例えば順次の記録動作期間毎に磁気テープTの走行
方向が変更された後に、磁気テープTに記録される記録
跡の位置を、磁気テープTに記録されている記録跡に対
して、予め定められた相互の位置関係となるようにさせ
る位置制御である。そして、前記のように磁気テープT
の走行方向が変更された後に所定の走行速度で走行され
る磁気テープTに記録される記録跡の位置を、磁気テー
プTに記録されている記録跡に対して、予め定められた
相互の位置関係となるように変位させるのには、磁気テ
ープTの走行方向が変更される以前に磁気テープTのコ
ントロールトラックに記録されていたコントロールパル
スを再生して得た再生コントロールパルスの位相を所定
量だけ移相させ、例えばキャプスタンサーボ系によって
磁気テープTの走行位相を所定量だけ移相させることに
より容易に実現することができる。
【0091】さて、本発明の磁気記録再生装置では連続
的な往復記録動作に際して、磁気テープの走行方向が順
方向と逆方向とに順次交互に変更されるが、それは主制
御部58からモータ駆動部85に供給される回転方向変
更信号によって、モータ駆動部85からキャプスタンモ
ータ86に供給される駆動電力の極性が変更されること
によるキャプスタンモータ86の回転方向の変更によっ
て行なわれる。磁気記録再生装置が、連続的な往復記録
動作期間中の(N=1)番目の記録動作期間において、
磁気テープTのコントロールトラックに記録コントロー
ル信号を記録している状態における前記したキャプスタ
ンモータ86の速度位相制御動作は、次のように行なわ
れる。すなわち、信号発生器87の周波数発電機によっ
て発生されたキャプスタンFG信号は、周波数電圧変換
器76と、分周器77とに与えられる。前記の分周器7
7の出力は、切換スイッチ80の固定接点Rと可動接点
vとを介して位相比較器82に供給される。
的な往復記録動作に際して、磁気テープの走行方向が順
方向と逆方向とに順次交互に変更されるが、それは主制
御部58からモータ駆動部85に供給される回転方向変
更信号によって、モータ駆動部85からキャプスタンモ
ータ86に供給される駆動電力の極性が変更されること
によるキャプスタンモータ86の回転方向の変更によっ
て行なわれる。磁気記録再生装置が、連続的な往復記録
動作期間中の(N=1)番目の記録動作期間において、
磁気テープTのコントロールトラックに記録コントロー
ル信号を記録している状態における前記したキャプスタ
ンモータ86の速度位相制御動作は、次のように行なわ
れる。すなわち、信号発生器87の周波数発電機によっ
て発生されたキャプスタンFG信号は、周波数電圧変換
器76と、分周器77とに与えられる。前記の分周器7
7の出力は、切換スイッチ80の固定接点Rと可動接点
vとを介して位相比較器82に供給される。
【0092】前記の位相比較器82には、基準信号発生
部79から出力される垂直同期信号も供給されていて、
位相比較器82からは分周器77の出力と垂直同期信号
との位相誤差信号が発生する。前記の位相比較器82か
らの出力信号と前記した周波数電圧変換器76からの出
力信号とは加算器83で加算されて、位相補償回路84
に供給される。位相補償回路84では加算器83からの
出力信号に対して位相補償を行なって、モータ駆動部8
5に与える。そして、キャプスタンモータ86の速度位
相制御動作は、前記した各構成部分からなるキャプスタ
ンモータ86を含む一巡の自動速度位相制御系によって
行なわれる。
部79から出力される垂直同期信号も供給されていて、
位相比較器82からは分周器77の出力と垂直同期信号
との位相誤差信号が発生する。前記の位相比較器82か
らの出力信号と前記した周波数電圧変換器76からの出
力信号とは加算器83で加算されて、位相補償回路84
に供給される。位相補償回路84では加算器83からの
出力信号に対して位相補償を行なって、モータ駆動部8
5に与える。そして、キャプスタンモータ86の速度位
相制御動作は、前記した各構成部分からなるキャプスタ
ンモータ86を含む一巡の自動速度位相制御系によって
行なわれる。
【0093】また、磁気記録再生装置が、連続的な往復
記録動作期間中の(N=2)番目の記録動作期間以降の
各記録動作期間における前記したキャプスタンモータ8
6の速度及び位相制御動作は、信号発生器87の周波数
発電機から出力されたキャプスタンFG信号が供給され
る周波数電圧変換器76と、切換スイッチ80を介して
主制御部58から供給されるトラッキングデータと磁気
テープTのコントロールトラックから再生された再生コ
ントロール信号とにより、トラッキングデータに応じて
再生コントロール信号を遅延させた信号を発生するトラ
ッキング制御情報発生部(トラッキングコントロール
部)78と、前記のトラッキング制御情報発生部78の
出力と基準信号発生部79から出力される垂直同期信号
の2倍の周期を有する信号との位相誤差信号を発生する
位相比較器82と、前記の位相比較器82からの出力信
号と前記した周波数電圧変換器76からの出力信号とを
加算する加算器83と、加算器83からの出力信号に対
して位相補償を行なう位相補償回路84と、モータ駆動
部85と、キャプスタンモータ86とからなる一巡の自
動速度位相制御系によって行なわれる。
記録動作期間中の(N=2)番目の記録動作期間以降の
各記録動作期間における前記したキャプスタンモータ8
6の速度及び位相制御動作は、信号発生器87の周波数
発電機から出力されたキャプスタンFG信号が供給され
る周波数電圧変換器76と、切換スイッチ80を介して
主制御部58から供給されるトラッキングデータと磁気
テープTのコントロールトラックから再生された再生コ
ントロール信号とにより、トラッキングデータに応じて
再生コントロール信号を遅延させた信号を発生するトラ
ッキング制御情報発生部(トラッキングコントロール
部)78と、前記のトラッキング制御情報発生部78の
出力と基準信号発生部79から出力される垂直同期信号
の2倍の周期を有する信号との位相誤差信号を発生する
位相比較器82と、前記の位相比較器82からの出力信
号と前記した周波数電圧変換器76からの出力信号とを
加算する加算器83と、加算器83からの出力信号に対
して位相補償を行なう位相補償回路84と、モータ駆動
部85と、キャプスタンモータ86とからなる一巡の自
動速度位相制御系によって行なわれる。
【0094】また記録動作時におけるドラムモータ94
の速度及び位相制御動作は、信号発生器95の回転基準
位相信号PGが供給されるドラムSWF・F88の出力
信号と、基準信号発生部79から出力される垂直同期信
号(入力された映像信号から分離された垂直同期信号)
との位相誤差信号を発生する位相比較器91と、信号発
生器95における周波数発電機によって発生されたドラ
ムFG信号が供給される周波数電圧変換器89からの出
力信号と前記の位相比較器91からの出力信号とを加算
する加算器90と、加算器90からの出力信号に対して
位相補償を行なう位相補償回路92と、モータ駆動部9
3と、ドラムモータ94とからなる一巡の自動速度位相
制御系によって行なわれる。なお再生動作時に基準信号
発生部79から位相比較器91に供給される信号は、入
力映像信号から分離された垂直同期信号ではなく、基準
信号発生部79で発生された垂直走査周期の2倍の周期
を有する信号である。
の速度及び位相制御動作は、信号発生器95の回転基準
位相信号PGが供給されるドラムSWF・F88の出力
信号と、基準信号発生部79から出力される垂直同期信
号(入力された映像信号から分離された垂直同期信号)
との位相誤差信号を発生する位相比較器91と、信号発
生器95における周波数発電機によって発生されたドラ
ムFG信号が供給される周波数電圧変換器89からの出
力信号と前記の位相比較器91からの出力信号とを加算
する加算器90と、加算器90からの出力信号に対して
位相補償を行なう位相補償回路92と、モータ駆動部9
3と、ドラムモータ94とからなる一巡の自動速度位相
制御系によって行なわれる。なお再生動作時に基準信号
発生部79から位相比較器91に供給される信号は、入
力映像信号から分離された垂直同期信号ではなく、基準
信号発生部79で発生された垂直走査周期の2倍の周期
を有する信号である。
【0095】
【発明の効果】以上、詳細に説明したところから明らか
なように、本発明の磁気記録再生装置は磁気空隙のアジ
マス角度が記録跡の幅方向に対して時計まわりに90度
以下の所定の角度に設定されている磁気空隙を備えた第
1の回転磁気ヘッドと、磁気空隙のアジマス角度が記録
跡の幅方向に対して反時計まわりに90度以下の所定の
角度に設定されている磁気空隙を備えた第2の回転磁気
ヘッドとを、上ドラムの中心軸を対称中心とする180
度対称の位置に設け、前記した第1,第2の回転磁気ヘ
ッドを、予め定められた特定な回転方向だけに特定な回
転数で回転させる手段と、磁気テープの走行方向が順方
向と逆方向とに順次交互に切換え変更されている状態で
行なわれる連続的な往復記録動作期間中において、連続
的な往復記録動作が開始された時点以後における磁気テ
ープの走行方向の変更の回数をi(ただしiは0,1,
2,3…)としたときに、連続的な往復記録動作の開始
時点以後における順次の走行方向毎の期間と対応してい
る(i+1)番目[ただし、(i+1)=Nとする]の
記録動作期間の記録過程を区別して計数する手段と、上
ドラムと下ドラムとの周面の一部に巻回された状態で、
順方向または逆方向に走行する磁気テープに、前記した
第1の回転磁気ヘッドの回転軌跡と、第2の回転磁気ヘ
ッドの回転軌跡とに順次交互に対応して、磁気テープの
走行方向に斜交し、かつ互いに平行な状態の順次の記録
跡を、順次の隣接する記録跡間毎に少なくとも2記録跡
幅の未記録領域が設けられる状態で記録形成されるよう
にする手段と、連続的な往復記録動作が開始された時点
で特定な走行方向へ走行する磁気テープへ、(N=1)
番目の記録動作期間中に、前記した第1,第2の回転磁
気ヘッドによって順次交互に記録跡が形成された状態の
記録済み磁気テープの走行方向が変更されて、前記した
特定の走行方向とは反対の走行方向に走行する状態にさ
れて開始された(N=2)番目の記録動作期間中に、記
録済み磁気テープに対して、前記した第1,第2の回転
磁気ヘッドによって順次交互に行なわれる記録跡の形成
動作により、前記した(N=1)番目の記録動作期間中
の記録動作で形成されていた記録済み磁気テープ中の記
録跡に隣接する新たな記録跡が、前記した記録済み磁気
テープに記録形成されていた記録跡の記録動作時に用い
られた回転磁気ヘッドではない方の回転磁気ヘッドを用
いて記録形成されるように(N=2)番目の記録動作期
間における記録動作が行なわれるようにする手段と、前
記した(N=2)番目の記録動作期間中の記録動作が終
了して、前記した(N=1)番目の記録動作期間におけ
る走行方向と同じ走行方向で走行する状態にされて開始
された(N=3)番目の記録動作期間中に、記録済み磁
気テープに対して、前記した第1,第2の回転磁気ヘッ
ドによって順次交互に行なわれる記録跡の形成動作に当
り、前記した(N=1)番目の記録動作期間中に、第
1,第2の回転磁気ヘッドにより順次交互に記録形成さ
れていた記録跡を、消去用回転磁気ヘッドによって消去
するとともに、前記した(N=2)番目の記録動作期間
中の記録動作で得た記録済み磁気テープ中の記録跡に隣
接する新たな記録跡を、前記した記録済み磁気テープに
記録形成されていた記録跡の記録動作時に用いられた回
転磁気ヘッドではない方の回転磁気ヘッドを用いて記録
形成させるようにする手段と、(N=4)番目以降の順
次の各記録動作期間中に、記録済み磁気テープに対して
行なわれる新たな記録跡の記録形成態様は、前記した
(N=3)番目の記録動作期間中に記録済み磁気テープ
に対して新たな記録跡が記録形成される場合における、
(N=3)番目の記録動作期間に先行していた記録動作
期間と(N=3)番目の記録動作期間に後続している記
録動作期間との対応関係と同様な対応関係で、N番目
(Nは4,5,6…)の記録動作期間中に記録動作が行
なわれた状態の記録済み磁気テープの走行方向が変更さ
れて、(N−1)番目の記録動作期間における走行方向
と同じ走行方向で走行する状態にされた記録済み磁気テ
ープに対して、(N+1)番目の記録動作期間中に、前
記した第1,第2の回転磁気ヘッドにより順次交互に行
なわれる記録跡の形成動作に当り、前記した(N−1)
番目の記録動作期間中に前記した第1,第2の回転磁気
ヘッドにより順次交互に記録形成されていた記録跡を、
消去用回転磁気ヘッドによって消去するとともに、前記
したN番目の記録動作期間中の記録動作で得た記録済み
磁気テープ中の記録跡と、(N−1)番目に記録形成さ
れていた記録跡との間に記録形成させるべき新たな記録
跡を、前記した記録済み磁気テープに記録形成されてい
た記録跡の記録動作時に用いられた回転磁気ヘッドでは
ない方の回転磁気ヘッドを用いて記録形成されたものと
なるようにして行なわれるようにする手段とを備えてな
る磁気記録再生装置であるから、連続的な往復記録に際
して磁気テープの走行方向を順次交互に変更した状態に
おいて、磁気テープ上に記録形成される隣接記録跡は、
常に逆アジマスヘッドによって記録形成されたものにな
り、また、記録に先立って行なわれる先行消去に用いら
れる消去用の回転磁気ヘッドは、磁気テープの走行方向
が順方向の場合と逆方向との双方について兼用されるた
めに、ヘッド構成が簡単になってコストダウンを達成で
き、また、記録再生用の回転磁気ヘッドは同じ高さとし
て上ドラムに取付けることができるために、一般的なガ
ードバンドレスの片道記録を行なうVTRと兼用するこ
とも可能である。
なように、本発明の磁気記録再生装置は磁気空隙のアジ
マス角度が記録跡の幅方向に対して時計まわりに90度
以下の所定の角度に設定されている磁気空隙を備えた第
1の回転磁気ヘッドと、磁気空隙のアジマス角度が記録
跡の幅方向に対して反時計まわりに90度以下の所定の
角度に設定されている磁気空隙を備えた第2の回転磁気
ヘッドとを、上ドラムの中心軸を対称中心とする180
度対称の位置に設け、前記した第1,第2の回転磁気ヘ
ッドを、予め定められた特定な回転方向だけに特定な回
転数で回転させる手段と、磁気テープの走行方向が順方
向と逆方向とに順次交互に切換え変更されている状態で
行なわれる連続的な往復記録動作期間中において、連続
的な往復記録動作が開始された時点以後における磁気テ
ープの走行方向の変更の回数をi(ただしiは0,1,
2,3…)としたときに、連続的な往復記録動作の開始
時点以後における順次の走行方向毎の期間と対応してい
る(i+1)番目[ただし、(i+1)=Nとする]の
記録動作期間の記録過程を区別して計数する手段と、上
ドラムと下ドラムとの周面の一部に巻回された状態で、
順方向または逆方向に走行する磁気テープに、前記した
第1の回転磁気ヘッドの回転軌跡と、第2の回転磁気ヘ
ッドの回転軌跡とに順次交互に対応して、磁気テープの
走行方向に斜交し、かつ互いに平行な状態の順次の記録
跡を、順次の隣接する記録跡間毎に少なくとも2記録跡
幅の未記録領域が設けられる状態で記録形成されるよう
にする手段と、連続的な往復記録動作が開始された時点
で特定な走行方向へ走行する磁気テープへ、(N=1)
番目の記録動作期間中に、前記した第1,第2の回転磁
気ヘッドによって順次交互に記録跡が形成された状態の
記録済み磁気テープの走行方向が変更されて、前記した
特定の走行方向とは反対の走行方向に走行する状態にさ
れて開始された(N=2)番目の記録動作期間中に、記
録済み磁気テープに対して、前記した第1,第2の回転
磁気ヘッドによって順次交互に行なわれる記録跡の形成
動作により、前記した(N=1)番目の記録動作期間中
の記録動作で形成されていた記録済み磁気テープ中の記
録跡に隣接する新たな記録跡が、前記した記録済み磁気
テープに記録形成されていた記録跡の記録動作時に用い
られた回転磁気ヘッドではない方の回転磁気ヘッドを用
いて記録形成されるように(N=2)番目の記録動作期
間における記録動作が行なわれるようにする手段と、前
記した(N=2)番目の記録動作期間中の記録動作が終
了して、前記した(N=1)番目の記録動作期間におけ
る走行方向と同じ走行方向で走行する状態にされて開始
された(N=3)番目の記録動作期間中に、記録済み磁
気テープに対して、前記した第1,第2の回転磁気ヘッ
ドによって順次交互に行なわれる記録跡の形成動作に当
り、前記した(N=1)番目の記録動作期間中に、第
1,第2の回転磁気ヘッドにより順次交互に記録形成さ
れていた記録跡を、消去用回転磁気ヘッドによって消去
するとともに、前記した(N=2)番目の記録動作期間
中の記録動作で得た記録済み磁気テープ中の記録跡に隣
接する新たな記録跡を、前記した記録済み磁気テープに
記録形成されていた記録跡の記録動作時に用いられた回
転磁気ヘッドではない方の回転磁気ヘッドを用いて記録
形成させるようにする手段と、(N=4)番目以降の順
次の各記録動作期間中に、記録済み磁気テープに対して
行なわれる新たな記録跡の記録形成態様は、前記した
(N=3)番目の記録動作期間中に記録済み磁気テープ
に対して新たな記録跡が記録形成される場合における、
(N=3)番目の記録動作期間に先行していた記録動作
期間と(N=3)番目の記録動作期間に後続している記
録動作期間との対応関係と同様な対応関係で、N番目
(Nは4,5,6…)の記録動作期間中に記録動作が行
なわれた状態の記録済み磁気テープの走行方向が変更さ
れて、(N−1)番目の記録動作期間における走行方向
と同じ走行方向で走行する状態にされた記録済み磁気テ
ープに対して、(N+1)番目の記録動作期間中に、前
記した第1,第2の回転磁気ヘッドにより順次交互に行
なわれる記録跡の形成動作に当り、前記した(N−1)
番目の記録動作期間中に前記した第1,第2の回転磁気
ヘッドにより順次交互に記録形成されていた記録跡を、
消去用回転磁気ヘッドによって消去するとともに、前記
したN番目の記録動作期間中の記録動作で得た記録済み
磁気テープ中の記録跡と、(N−1)番目に記録形成さ
れていた記録跡との間に記録形成させるべき新たな記録
跡を、前記した記録済み磁気テープに記録形成されてい
た記録跡の記録動作時に用いられた回転磁気ヘッドでは
ない方の回転磁気ヘッドを用いて記録形成されたものと
なるようにして行なわれるようにする手段とを備えてな
る磁気記録再生装置であるから、連続的な往復記録に際
して磁気テープの走行方向を順次交互に変更した状態に
おいて、磁気テープ上に記録形成される隣接記録跡は、
常に逆アジマスヘッドによって記録形成されたものにな
り、また、記録に先立って行なわれる先行消去に用いら
れる消去用の回転磁気ヘッドは、磁気テープの走行方向
が順方向の場合と逆方向との双方について兼用されるた
めに、ヘッド構成が簡単になってコストダウンを達成で
き、また、記録再生用の回転磁気ヘッドは同じ高さとし
て上ドラムに取付けることができるために、一般的なガ
ードバンドレスの片道記録を行なうVTRと兼用するこ
とも可能である。
【図1】本発明の磁気記録再生装置のブロック図であ
る。
る。
【図2】回転磁気ヘッドの配置例を示す図である。
【図3】磁気記録再生装置のテープ走行系を示す斜視図
である。
である。
【図4】傾斜機構部の概略構成を示す図である。
【図5】磁気記録再生装置の断面図である。
【図6】磁気記録再生装置の断面図である。
【図7】磁気記録再生装置の一部の分解斜視図である。
【図8】記録跡パターンを示す図である。
【図9】記録跡パターンを示す図である。
【図10】記録跡パターンを示す図である。
【図11】記録跡パターンを示す図である。
【図12】記録跡パターンを示す図である。
【図13】回転磁気ヘッドの配置を示す図である。
【図14】回転磁気ヘッドの配置を示す図である。
【図15】回転磁気ヘッドの配置を示す図である。
【図16】回転磁気ヘッドの配置を示す図である。
Du…上ドラム、Dd…下ドラム、Lr…磁気テープの
走行位置規制用案内部材(リードリング)、T…磁気テ
ープ、G…磁気テープの基準縁の案内部(位置規制
面)、H1,H2…第1,第2の回転磁気ヘッド、He
1,He2…消去用の回転磁気ヘッド、DB…ドラムベ
ース、25〜28,35〜38…回動支点、39…下ド
ラムDdの下方の外周部、(40〜43)…傾斜制御
部、49…中心軸、58…主制御部、60…操作部、6
1…記録信号処理部、62…記録増幅器、63…録再切
換スイッチ、66…再生増幅器、69…先行消去用電源
部、70,80…切換スイッチ、74…全幅消去用電源
部、75…垂直同期信号分離部、76,89…周波数電
圧変換器(F/V変換器)、77…分周器、78…トラ
ッキング制御情報発生部、79…基準信号発生部、8
2,91…位相比較器、83,90…加算器、84,9
2…位相補償回路、85,93…モータ駆動部、86…
キャプスタンモータ、87,95…信号発生器、88…
ドラムSWF・F、94…ドラムモータ、
走行位置規制用案内部材(リードリング)、T…磁気テ
ープ、G…磁気テープの基準縁の案内部(位置規制
面)、H1,H2…第1,第2の回転磁気ヘッド、He
1,He2…消去用の回転磁気ヘッド、DB…ドラムベ
ース、25〜28,35〜38…回動支点、39…下ド
ラムDdの下方の外周部、(40〜43)…傾斜制御
部、49…中心軸、58…主制御部、60…操作部、6
1…記録信号処理部、62…記録増幅器、63…録再切
換スイッチ、66…再生増幅器、69…先行消去用電源
部、70,80…切換スイッチ、74…全幅消去用電源
部、75…垂直同期信号分離部、76,89…周波数電
圧変換器(F/V変換器)、77…分周器、78…トラ
ッキング制御情報発生部、79…基準信号発生部、8
2,91…位相比較器、83,90…加算器、84,9
2…位相補償回路、85,93…モータ駆動部、86…
キャプスタンモータ、87,95…信号発生器、88…
ドラムSWF・F、94…ドラムモータ、
Claims (2)
- 【請求項1】 磁気空隙のアジマス角度が記録跡の幅方
向に対して時計まわりに90度以下の所定の角度に設定
されている磁気空隙を備えた第1の回転磁気ヘッドと、
磁気空隙のアジマス角度が記録跡の幅方向に対して反時
計まわりに90度以下の所定の角度に設定されている磁
気空隙を備えた第2の回転磁気ヘッドとを、上ドラムの
中心軸を対称中心とする180度対称の位置に設け、前
記した第1,第2の回転磁気ヘッドを、予め定められた
特定な回転方向だけに特定な回転数で回転させる手段
と、磁気テープの走行方向が順方向と逆方向とに順次交
互に切換え変更されている状態で行なわれる連続的な往
復記録動作期間中において、連続的な往復記録動作が開
始された時点以後における磁気テープの走行方向の変更
の回数をi(ただしiは0,1,2,3…)としたとき
に、連続的な往復記録動作の開始時点以後における順次
の走行方向毎の期間と対応している(i+1)番目[た
だし、(i+1)=Nとする]の記録動作期間の記録過
程を区別して計数する手段と、上ドラムと下ドラムとの
周面の一部に巻回された状態で、順方向または逆方向に
走行する磁気テープに、前記した第1の回転磁気ヘッド
の回転軌跡と、第2の回転磁気ヘッドの回転軌跡とに順
次交互に対応して、磁気テープの走行方向に斜交し、か
つ互いに平行な状態の順次の記録跡を、順次の隣接する
記録跡間毎に少なくとも2記録跡幅の未記録領域が設け
られる状態で記録形成されるようにする手段と、連続的
な往復記録動作が開始された時点で特定な走行方向へ走
行する磁気テープへ、(N=1)番目の記録動作期間中
に、前記した第1,第2の回転磁気ヘッドによって順次
交互に記録跡が形成された状態の記録済み磁気テープの
走行方向が変更されて、前記した特定の走行方向とは反
対の走行方向に走行する状態にされて開始された(N=
2)番目の記録動作期間中に、記録済み磁気テープに対
して、前記した第1,第2の回転磁気ヘッドによって順
次交互に行なわれる記録跡の形成動作により、前記した
(N=1)番目の記録動作期間中の記録動作で形成され
ていた記録済み磁気テープ中の記録跡に隣接する新たな
記録跡が、前記した記録済み磁気テープに記録形成され
ていた記録跡の記録動作時に用いられた回転磁気ヘッド
ではない方の回転磁気ヘッドを用いて記録形成されるよ
うに(N=2)番目の記録動作期間における記録動作が
行なわれるようにする手段と、前記した(N=2)番目
の記録動作期間中の記録動作が終了して、前記した(N
=1)番目の記録動作期間における走行方向と同じ走行
方向で走行する状態にされて開始された(N=3)番目
の記録動作期間中に、記録済み磁気テープに対して、前
記した第1,第2の回転磁気ヘッドによって順次交互に
行なわれる記録跡の形成動作により、前記した記録済み
磁気テープに(N=1)番目の記録動作期間と(N=
2)番目の記録動作期間とによって記録形成された記録
跡の間の部分に新たな記録跡を、前記した記録済み磁気
テープに記録形成されていた記録跡の記録動作時に用い
られた回転磁気ヘッドではない方の回転磁気ヘッドを用
いて記録形成されたものとなるようにして行なわれるよ
うにする手段とを備えてなる磁気記録再生装置。 - 【請求項2】 磁気空隙のアジマス角度が記録跡の幅方
向に対して時計まわりに90度以下の所定の角度に設定
されている磁気空隙を備えた第1の回転磁気ヘッドと、
磁気空隙のアジマス角度が記録跡の幅方向に対して反時
計まわりに90度以下の所定の角度に設定されている磁
気空隙を備えた第2の回転磁気ヘッドとを、上ドラムの
中心軸を対称中心とする180度対称の位置に設け、前
記した第1,第2の回転磁気ヘッドを、予め定められた
特定な回転方向だけに特定な回転数で回転させる手段
と、磁気テープの走行方向が順方向と逆方向とに順次交
互に切換え変更されている状態で行なわれる連続的な往
復記録動作期間中において、連続的な往復記録動作が開
始された時点以後における磁気テープの走行方向の変更
の回数をi(ただし、iは0,1,2,3…)としたと
きに、連続的な往復記録動作の開始時点以後における順
次の走行方向毎の期間と対応している(i+1)番目
[ただし、(i+1)=Nとする]の記録動作期間の記
録過程を区別して計数する手段と、上ドラムと下ドラム
との周面の一部に巻回された状態で、順方向または逆方
向に走行する磁気テープに、前記した第1の回転磁気ヘ
ッドの回転軌跡と、第2の回転磁気ヘッドの回転軌跡と
に順次交互に対応して、磁気テープの走行方向に斜交
し、かつ互いに平行な状態の順次の記録跡を、順次の隣
接する記録跡間毎に少なくとも2記録跡幅の未記録領域
が設けられる状態で記録形成されるようにする手段と、
連続的な往復記録動作が開始された時点で特定な走行方
向へ走行する磁気テープへ、(N=1)番目の記録動作
期間中に、前記した第1,第2の回転磁気ヘッドによっ
て順次交互に記録跡が形成された状態の記録済み磁気テ
ープの走行方向が変更されて、前記した特定の走行方向
とは反対の走行方向に走行する状態にされて開始された
(N=2)番目の記録動作期間中に、記録済み磁気テー
プに対して、前記した第1,第2の回転磁気ヘッドによ
って順次交互に行なわれる記録跡の形成動作により、前
記した(N=1)番目の記録動作期間中の記録動作で形
成されていた記録済み磁気テープ中の記録跡に隣接する
新たな記録跡が、前記した記録済み磁気テープに記録形
成されていた記録跡の記録動作時に用いられた回転磁気
ヘッドではない方の回転磁気ヘッドを用いて記録形成さ
れるように(N=2)番目の記録動作期間における記録
動作が行なわれるようにする手段と、前記した(N=
2)番目の記録動作期間中の記録動作が終了して、前記
した(N=1)番目の記録動作期間における走行方向と
同じ走行方向で走行する状態にされて開始された(N=
3)番目の記録動作期間中に、記録済み磁気テープに対
して、前記した第1,第2の回転磁気ヘッドによって順
次交互に行なわれる記録跡の形成動作に当り、前記した
(N=1)番目の記録動作期間中に、第1,第2の回転
磁気ヘッドにより順次交互に記録形成されていた記録跡
を、消去用回転磁気ヘッドによって消去するとともに、
前記した(N=2)番目の記録動作期間中の記録動作で
得た記録済み磁気テープ中の記録跡に隣接する新たな記
録跡を、前記した記録済み磁気テープに記録形成されて
いた記録跡の記録動作時に用いられた回転磁気ヘッドで
はない方の回転磁気ヘッドを用いて記録形成させるよう
にする手段と、(N=4)番目以降の順次の各記録動作
期間中に、記録済み磁気テープに対して行なわれる新た
な記録跡の記録形成態様は、前記した(N=3)番目の
記録動作期間中に記録済み磁気テープに対して新たな記
録跡が記録形成される場合における、(N=3)番目の
記録動作期間に先行していた記録動作期間と(N=3)
番目の記録動作期間に後続している記録動作期間との対
応関係と同様な対応関係で、N番目(Nは、4,5,6
…)の記録動作期間中に記録動作が行なわれた状態の記
録済み磁気テープの走行方向が変更されて、(N−1)
番目の記録動作期間における走行方向と同じ走行方向で
走行する状態にされた記録済み磁気テープに対して、
(N+1)番目の記録動作期間中に、前記した第1,第
2の回転磁気ヘッドにより順次交互に行なわれる記録跡
の形成動作に当り、前記した(N−1)番目の記録動作
期間中に前記した第1,第2の回転磁気ヘッドにより順
次交互に記録形成されていた記録跡を、消去用回転磁気
ヘッドによって消去するとともに、前記したN番目の記
録動作期間中の記録動作で得た記録済み磁気テープ中の
記録跡と、(N−1)番目に記録形成されていた記録跡
との間に記録形成させるべき新たな記録跡を、前記した
記録済み磁気テープに記録形成されていた記録跡の記録
動作時に用いられた回転磁気ヘッドではない方の回転磁
気ヘッドを用いて記録形成されたものとなるようにして
行なわれるようにする手段とを備えてなる磁気記録再生
装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP28911396A JPH10124830A (ja) | 1996-10-11 | 1996-10-11 | 磁気記録再生装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP28911396A JPH10124830A (ja) | 1996-10-11 | 1996-10-11 | 磁気記録再生装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH10124830A true JPH10124830A (ja) | 1998-05-15 |
Family
ID=17738960
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP28911396A Pending JPH10124830A (ja) | 1996-10-11 | 1996-10-11 | 磁気記録再生装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH10124830A (ja) |
-
1996
- 1996-10-11 JP JP28911396A patent/JPH10124830A/ja active Pending
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