JPH10125319A - 正極材料用水酸化ニッケルおよびその製造方法 - Google Patents

正極材料用水酸化ニッケルおよびその製造方法

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JPH10125319A
JPH10125319A JP9064919A JP6491997A JPH10125319A JP H10125319 A JPH10125319 A JP H10125319A JP 9064919 A JP9064919 A JP 9064919A JP 6491997 A JP6491997 A JP 6491997A JP H10125319 A JPH10125319 A JP H10125319A
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JP
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nickel hydroxide
nickel
reaction
positive electrode
cobalt
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JP9064919A
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Eiji Funatsu
英司 船津
Yoshinari Yamauchi
巧也 山内
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Sumitomo Metal Mining Co Ltd
Original Assignee
Sumitomo Metal Mining Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 放電特性および寿命特性を悪化させることの
ない、かつ、タップ密度が十分に高い正極材料用水酸化
ニッケルおよびその製造方法を提供する。 【解決手段】 本発明の正極材料用水酸化ニッケルの製
造方法は、水酸化ニッケルを生成させる反応液を作製す
るために、ニッケル、亜鉛およびコバルトを含む水溶液
と苛性アルカリ水溶液とアンモニウムイオン供給体と
を、攪拌機を備えた反応槽に同時に、連続的に供給し、
(1)該反応液のニッケルイオン濃度を5〜50mg/
l、好ましくは20mg/l以下、(2)反応温度を4
0℃以上、望ましくは60℃以下、(3)該反応温度の
変動幅を±1℃、(4)該攪拌機の攪拌羽根の吐出ヘッ
ドを14〜70m2/sec2、望ましくは50m2/s
ec2以下および(5)該反応槽内での滞留時間を6〜
20時間、望ましくは8〜15時間として、1〜5重量
%の亜鉛および0.5〜2重量%のコバルトを含み球状
の粒子からなる水酸化ニッケル粉末を生成させた後、固
液分離、水洗および乾燥を行う。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、アルカリ電池の非
焼結式ニッケル正極材料用に好適な水酸化ニッケルおよ
びその製造方法に関する。
【0002】
【従来の技術】近年、電子機器の小型化・ポータブル化
が進むにつれて、それに搭載されるアルカリ電池に対し
ても小型化・軽量化が要求されている。そのため、アル
カリ電池の高容量化が急速に進んでいる。この高容量化
の技術の一つに、活物質となる水酸化ニッケル粉末を導
電剤と混合してペースト状にし、多孔性のニッケル基板
中に充填した非焼結式ニッケル正極が実用化されてい
る。この非焼結式ニッケル正極は、旧来の焼結式ニッケ
ル正極に比べて活物質である水酸化ニッケルを高密度に
極板中に保持できる。
【0003】非焼結式ニッケル正極の活物質である水酸
化ニッケルの特性に必要とされる条件としては、(1)
タップ密度が十分に高いこと、(2)結晶度が低いこと
が挙げられている。
【0004】上記(1)が必要とされるのは、(a)水
酸化ニッケルの充填量と非焼結式ニッケル正極のエネル
ギー密度とが正の相関をもつ、(b)水酸化ニッケルの
充填量は、多孔性のニッケル基板の多孔度と水酸化ニッ
ケルのタップ密度に比例する、(c)多孔性のニッケル
基板の多孔度には上限があるからである。また、上記
(2)が必要とされるのは、結晶性の良すぎる水酸化ニ
ッケルを用いて作製した正極では、放電反応に不可欠な
プロトンの移動が束縛され、充電時に電流密度が増大し
てγ−NiOOHが多量に発生し、放電特性が悪化し寿
命が短いという問題が生じるからである。
【0005】非焼結式ニッケル正極用の水酸化ニッケル
粉末は、従来、次の方法で製造されていた。すなわち、
硝酸ニッケルや硫酸ニッケルなどのニッケル塩水溶液
と、苛性ソーダや苛性カリウムなどの苛性アルカリ水溶
液とを作用させて沈澱物を生成させ、長時間を要して固
液分離した後、乾燥、粗粉砕、水洗、乾燥、粉砕の工程
を経る。しかし、この方法では、固液分離後直ちに水洗
すると再びゲル状に戻るので、固液分離したゲル状の水
酸化ニッケルを乾燥、粗粉砕して水洗しなければならな
い。このため、得られた水酸化ニッケル粉末のタップ密
度が必ずしも高くならず、上記必要とされる条件を満た
すものとなっていない。
【0006】さらに、上記製造方法の改良について種々
検討され、次のような各種の方法が提案されている。す
なわち、
【0007】(1)特公昭53−6119号公報、特開
昭56−143671号公報、特開昭61−18107
4号公報などに記載の方法
【0008】ニッケル塩水溶液にアンモニウムイオン供
給体を予め添加しておき、または添加してニッケル塩を
ニッケル−アンモニウム錯塩とし、次いで苛性アルカリ
を添加して水酸化ニッケルを生成させる。しかし、これ
らの方法では、得られる乾燥後の水酸化ニッケルは、固
形状、または粒度が大きい粉末状であるため、通常粉砕
することが必要である。したがって、この水酸化ニッケ
ル粉末粒子は、破断面を有する不規則な形状となり、タ
ップ密度が高くならないという問題がある。
【0009】(2)特開昭63−16555号公報、特
開昭63−16556号公報などに記載の方法
【0010】ニッケル塩水溶液と苛性アルカリ水溶液と
を同一水槽内に供給して一定条件下で連続的に水酸化ニ
ッケルを取り出す。しかし、これらの方法では、反応系
を安定させるのに1ヶ月もの長時間を要する上に、これ
らの方法により得られる水酸化ニッケルはその粒子形状
が球状とならず、タップ密度も必ずしも高くないという
問題がある。
【0011】(3)特公平4−68249号公報に記載
の方法
【0012】反応系のpHを9〜12の範囲内の一定値
に保持しながらニッケル塩水溶液、苛性アルカリ水溶液
およびアンモニウムイオン供給体を同時的に添加して、
連続的に水酸化ニッケルを取り出す。しかし、この方法
では、pHが9〜12と高いために一般のpH測定用ガ
ラス電極でアルカリ誤差という現象が生じるので、反応
系のpHを一定値に安定して保持することが必ずしも容
易でなく、また、アルカリ誤差の少ないpH測定用電極
を使用するとコスト高になるという問題がある。
【0013】また、この方法ではpHが高いため、反応
系内のアンモニウムイオンがアンモニアガスとなって反
応系外へ揮散しやすく、ニッケルイオン濃度を一定に維
持することが困難である。そのため、上記2条件を満た
す水酸化ニッケルを安定して得られないという問題もあ
る。
【0014】(4)特開平7−245104号公報に記
載の方法
【0015】ニッケルを含む水溶液と苛性アルカリ水溶
液とアンモニウムイオン供給体とを、攪拌機を備えた反
応槽に同時に、連続的に供給し、(a)該反応液のニッ
ケルイオン濃度を20mg/l以下、(b)反応温度を
20〜80℃の範囲内での一定の温度、(c)該攪拌機
の攪拌羽根の吐出ヘッドを10m2/sec2以上および
(d)該反応槽内での滞留時間を6時間以上として、球
状の粒子からなる水酸化ニッケル粉末を安定して生成さ
せる。しかし、この方法で製造された水酸化ニッケルの
平均粒径は、5μm以下となる場合もあり、多孔性ニッ
ケル基板に充填すると、充放電サイクル中に該基板から
水酸化ニッケル粒子が脱落し、容量が下がってしまうこ
とがある。
【0016】(5)特開平3−78965号公報に記載
の方法
【0017】γ−NiOOHの発生を防ぐため、亜鉛、
カドミウムおよびマグネシウムの1種以上とコバルトを
同時に固溶体添加する方法が提案されている。この製造
方法は、硫酸ニッケルに硫酸亜鉛、硫酸カドミウムおよ
び硫酸マグネシウムの1種以上と、硫酸コバルトを含む
水溶液に、硫酸アンモニウム塩を添加し、各種のアンミ
ン錯イオンを形成させ、これに苛性ソーダ水溶液を添加
して水酸化ニッケルを製造する方法である。しかし、こ
の方法では、亜鉛などを含むニッケル塩水溶液を多量に
作ると、亜鉛などの含有量を変えた品種に作り変える場
合、最初に作製した水溶液が無駄になるばかりでなく、
反応槽のクリーニングが必要になり、不経済であるとい
う問題点がある。
【0018】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、上記状況に
鑑み、放電特性および寿命特性を悪化させることのな
い、かつ、タップ密度が十分に高い正極材料用水酸化ニ
ッケルおよびその製造方法を提供することを課題とす
る。
【0019】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するた
め、本発明の正極材料用水酸化ニッケルは、1〜5重量
%の亜鉛および0.5〜2重量%のコバルトを含み、球
状の粒子からなる粉末であり、タップ密度が2.05g
/ml以上、通常2.20g/ml以下で、X線回折で
測定した(101)面の回折ピークの半価幅が0.9°
以上である。さらに、レーザ回折法で測定した粒子の平
均粒径が5〜20μmであることが好ましい。
【0020】また、本発明の正極材料用水酸化ニッケル
の製造方法は、水酸化ニッケルを生成させる反応液を作
製するために、ニッケル、亜鉛およびコバルトを含む水
溶液と苛性アルカリ水溶液とアンモニウムイオン供給体
とを、攪拌機を備えた反応槽に同時に、連続的に供給
し、(1)該反応液のニッケルイオン濃度を5〜50m
g/l、好ましくは20mg/l以下、(2)反応温度
を40℃以上、望ましくは60℃以下、(3)該反応温
度の変動幅を±1℃、(4)該攪拌機の攪拌羽根の吐出
ヘッドを14〜70m2/sec2、望ましくは50m2
/sec2以下および(5)該反応槽内での滞留時間を
6〜20時間、望ましくは8〜15時間として、1〜5
重量%の亜鉛および0.5〜2重量%のコバルトを含み
球状の粒子からなる水酸化ニッケル粉末を生成させた
後、固液分離、水洗および乾燥を行うことからなる。こ
の際、該反応槽に供給するニッケルとアンモニアのイオ
ン濃度モル比を0.5〜2にすることが好ましい。
【0021】さらに、亜鉛およびコバルトを含む水酸化
ニッケルを生成させる反応液を作製するために、ニッケ
ルを含む水溶液と亜鉛およびコバルトを含む水溶液とを
別々に作製し、これらの水溶液を予め混合した後に、苛
性アルカリ水溶液とアンモニウムイオン供給体と共に反
応槽に連続的に供給することが好ましい。
【0022】
【発明の実施の形態】まず、本発明の正極材料用水酸化
ニッケルについて説明する。
【0023】本発明の正極材料用水酸化ニッケルは、1
〜5重量%の亜鉛および0.5〜2重量%のコバルトを
含み、球状の粒子からなる粉末である。
【0024】亜鉛およびコバルトを添加するのは、亜鉛
およびコバルトを添加しない水酸化ニッケルを正極材料
として用いると、γ−NiOOHが多量に発生して電極
が膨潤し、放電特性を悪化させ寿命を短くする現象を生
じるので、この現象を防止するためである。
【0025】添加量は、それぞれの下限未満では、上記
作用が十分でなく、一方、それぞれの上限を超えると、
Ni含有量が低減して、ニッケル正極のエネルギー密度
が減少する。
【0026】また、水酸化ニッケル粒子の形状が球形で
ないと、十分高いタップ密度を得ることができない。
【0027】さらに、本発明の正極材料用水酸化ニッケ
ルは、タップ密度が2.05g/ml以上、通常2.2
0g/ml以下で、X線回折で測定した(101)面の
回折ピークの半価幅が0.9°以上である。また、レー
ザ回折法で測定した粒子の平均粒径が5〜20μmであ
る。
【0028】タップ密度が2.05g/ml未満では、
ニッケル正極のエネルギー密度が減少する。
【0029】X線回折で測定した(101)面の回折ピ
ークの半価幅が、0.9°未満では、結晶度が高くなっ
て、電池反応で必要なプロトンの移動が阻止されやすく
なり、一方、この半価幅が大きすぎると、低い結晶度は
得られるが、十分高いタップ密度を得ることができな
い。
【0030】平均粒径が5μmよりも小さいと、タップ
密度が低いばかりでなく、多孔性のニッケル基板に充填
した水酸化ニッケルが充放電サイクル中に脱落して特性
を悪化させる。一方、この平均粒径が大きすぎると、充
分高いタップ密度が得られない。
【0031】次に、本発明の正極材料用水酸化ニッケル
の製造方法について説明する。
【0032】本発明の正極材料用水酸化ニッケルの製造
方法において、水酸化ニッケルを生成させる反応液を作
製するために、ニッケル、亜鉛およびコバルトを含む水
溶液と苛性アルカリ水溶液とアンモニウムイオン供給体
とを反応槽に同時に、かつ、連続的に供給する。ニッケ
ル、亜鉛およびコバルトを含む水溶液を得るために用い
るニッケル塩、亜鉛塩およびコバルト塩としては、硝酸
塩、硫酸塩、塩化物などの各種水溶性塩を挙げることが
できる。苛性アルカリ水溶液としては苛性ソーダ、苛性
カリウムなどを用い、アンモニウムイオン供給体として
はアンモニア水、アンモニアガスなどを用いる。アンモ
ニア水の場合、通常10〜28重量%程度の濃度のもの
を使用することが生産性の上からも望ましい。
【0033】反応液を同時に、かつ、連続的に供給する
のは、作製された反応液のニッケルイオン濃度を5〜2
0mg/lに制御しやすくするためである。
【0034】作製された反応液は、水酸化ニッケル生成
反応を起こし、1〜5重量%の亜鉛および0.5〜2重
量%のコバルトを含み、かつ、球状の粒子からなる水酸
化ニッケル粉末を生成させる。
【0035】この際、水酸化ニッケル生成反応を次の条
件で起こさせる。
【0036】すなわち、(1)反応液のニッケルイオン
濃度を5〜50mg/l、好ましくは20mg/l以
下、(2)反応温度を40℃以上、望ましくは60℃以
下、(3)該反応温度の変動幅を±1℃、(4)反応槽
に備えた攪拌機の攪拌羽根の吐出ヘッドを14〜70m
2/sec2、好ましくは50m2/sec2以下、(5)
反応槽内での滞留時間を6〜20時間以上、望ましくは
8〜15時間以下とする。(6)反応槽に供給するニッ
ケルとアンモニアのイオン濃度モル比を0.5〜2とす
る。
【0037】これらについて、以下に詳述する。
【0038】(1)反応液のニッケルイオン濃度
【0039】5〜50mg/lのニッケルイオンを反応
液中に常に存在させることによって、上記本発明の水酸
化ニッケルを安定して製造することができる。
【0040】ニッケルイオン濃度が5mg/l未満で
は、タップ密度が2.05g/ml以上の水酸化ニッケ
ルが得られず、一方、50mg/lを超えると、X線回
折で測定した(101)面の回折ピークの半価幅が0.
9°以上の水酸化ニッケルが得られない。
【0041】ニッケルイオン濃度は、アンモニアが反応
系外に放出されることにより変動しやすいので、反応槽
を密閉してアンモニアの放出をできるかぎり少なくする
ことが望ましい。また、ニッケルイオン濃度の変動幅
は、±2mg/l以内に保持することが望ましい。
【0042】(2)反応温度
【0043】40℃未満では、反応速度が遅く、球状の
粒子が得にくい。一方、温度を上げれば、反応速度は速
くなるが、加熱、保温などの設備やエネルギーが多量に
必要となり、不経済である。したがって、60℃以下が
望ましい。
【0044】(3)反応温度の変動幅
【0045】±1℃を超えると、それに応じて反応速度
も変動して、球状の粒子が得にくい。この±1℃の変動
幅を満たすために、用いる溶液の濃度、反応槽の容量・
形状、反応温度の維持方法などを適宜選定する。
【0046】(4)反応槽に備えた攪拌機の攪拌羽根の
吐出ヘッド
【0047】反応槽に備えた攪拌機の攪拌羽根にかかる
吐出ヘッドを攪拌強度の尺度とする。この吐出ヘッドは
数式1(数1)で定義される。数式1において、Hは吐
出ヘッド(m2/sec2)、Np は攪拌動力数、Nq
吐出流量数、Di は攪拌羽根の径(m)、nは回転数
(1/sec)である。なお、吐出流量数Nq は数式2
(数2)より求められる。数式2において、Qは吐出流
量(m3/sec)、Diとnは上記と同じである。
【0048】
【数1】 H=(Np/Nq)・Di 2・n2 (数式1)
【0049】
【数2】 Q=Nq・Di 3・n (数式2)
【0050】数式1で求められた反応槽攪拌機の攪拌羽
根の吐出ヘッドが14m2/sec2未満では、球状の粒
子とならず、タップ密度は上昇しない。一方、50m2
/sec2、特に70m2/sec2を超えると、粒子の
摩擦・磨耗が生じやすくなる。
【0051】(5)滞留時間
【0052】8時間未満では、特に6時間未満では、球
状の粒子とならす、タップ密度は上昇しない。滞留時間
が長すぎると、生産性が落ちるので、滞留時間の上限は
20時間以下、好ましくは15時間以下が望ましい。
【0053】(6)供給するニッケルとアンモニアのイ
オン濃度比
【0054】得られる水酸化ニッケル粒子の粒径を制御
するために供給するニッケルとアンモニアのイオン濃度
比を制御する必要がある。イオン濃度比が0.5(mo
l/mol)未満であると、得られる水酸化ニッケル粒
子のレーザ回折法で測定した平均粒径が小さくなり、タ
ップ密度が下がるばかりでなく、充放電反応の際の脱落
の原因となる。一方、1(mol/mol)以上になる
と、平均粒径は大きくなるが、供給するアンモニウムイ
オン供給体の供給量が多くなり、不経済である。
【0055】(7)予混合
【0056】正極材料用水酸化ニッケルを生成させる反
応液を作製するために、ニッケルを含む水溶液と、亜鉛
およびコバルトを含む水溶液を別々に作製し、これらの
水溶液を予め混合し、苛性アルカリ水溶液とアンモニウ
ムイオン供給体と共に反応槽に連続的に供給する。ニッ
ケルを含む水溶液ならびに亜鉛およびコバルトを含む水
溶液を得るために用いるニッケル塩、亜鉛塩およびコバ
ルト塩としては、硝酸塩、硫酸塩、塩化物などの水溶性
塩を挙げることができる。苛性アルカリ水溶液としては
苛性ソーダ、苛性カリウム等を用い、アンモニウムイオ
ン供給体としてはアンモニア水、アンモニアガスなどを
用いる。アンモニア水の場合、通常10〜28重量%程
度の濃度のものを使用することが生産性の上からも望ま
しい。
【0057】ニッケルを含む水溶液と亜鉛およびコバル
トを含む水溶液は、別々の定量ポンプにて同時に、か
つ、連続的に供給し、たとえば反応槽供給配管の前で配
管内で混合し、反応槽に供給する。この際、ニッケルを
含む水溶液の定量ポンプの流量を変えずに、亜鉛および
コバルトを含む水溶液の定量ポンプの流量を変えること
によって、任意に水酸化ニッケル中に含まれる亜鉛およ
びコバルトの量を変えることができる。また、配管内で
混合するのではなく、予混合槽を設け、そこで混合した
後、定量ポンプで供給することも可能である。なお、同
時に連続的に供給するのは、作製された反応液のニッケ
ルイオン濃度を5〜50mg/lに制御しやすくするた
めである。
【0058】こうして反応液から水酸化ニッケル粉末を
生成させた後、固液分離、水洗および乾燥を行う。
【0059】
【実施例】
[実施例1]邪魔板を4枚取り付けた500リットルの
反応槽にニッケル、亜鉛およびコバルトを含む水溶液を
460ml/分の割合で、25重量%アンモニア水を3
3ml/分の割合で定量ポンプを用いて給液し、反応液
中のニッケルイオン濃度が10mg/lになるように2
2重量%苛性ソーダを加えた。なお、上記ニッケル、亜
鉛およびコバルトを含む水溶液は、420g/lの硫酸
ニッケル(6水塩)、27.4g/lの硫酸亜鉛(7水
塩)および11.2g/lの硫酸コバルト(7水塩)を
含む。反応槽には、攪拌羽根の径(Di )が0.30m
のタービンタイプの攪拌機を用意した。
【0060】次に、上記反応槽を密閉した後、上記反応
液の温度を50±1℃に、上記反応液中のニッケルイオ
ン濃度を10±2mg/lに維持しながら、反応槽に備
えた上記攪拌機を次の条件で攪拌した。すなわち、攪拌
機回転数は300rpm、攪拌動力は1.65kw、吐
出流量(Q)は0.11m3 /sec、吐出ヘッド
(H)は14.5m2/sec2であった。
【0061】生成した水酸化ニッケルを反応槽内での滞
留時間11時間で連続的に取り出した。この間、反応液
のpHは12.4であった(このpH値は、後述する実
施例4および比較例1、2でも同様であった)。
【0062】取り出した水酸化ニッケルの固液分離、水
洗および乾燥を行って粉末状の水酸化ニッケルAを得
た。
【0063】水酸化ニッケルAは、亜鉛を3.9重量
%、コバルトを1.5重量%含有していた。また、水酸
化ニッケルAのタップ密度は2.07g/mlであり、
X線回折で測定した(101)面の回折ピークの半価幅
は0.98°であった。
【0064】[実施例2]反応液中のニッケルイオン濃
度を5±2mg/lになるように維持した以外は実施例
1と同様にして粉末状の水酸化ニッケルBを得た。な
お、反応液から水酸化ニッケルを生成させる間、該反応
液のpHは12.5であった。
【0065】水酸化ニッケルBは、亜鉛を3.9重量
%、コバルトを1.5重量%含有していた。
【0066】水酸化ニッケルBのタップ密度は2.06
g/mlであり、X線回折で測定した(101)面の回
折ピークの半価幅は1.08°であった。
【0067】[実施例3]反応液中のニッケルイオン濃
度を15±2mg/lになるように維持し、反応槽内の
滞留時間を14時間とした以外は実施例1と同様にして
粉末状の水酸化ニッケルCを得た。なお、反応液から水
酸化ニッケルを生成させる間、該反応液のpHは12.
3であった。
【0068】水酸化ニッケルCは、亜鉛を3.9重量
%、コバルトを1.5重量%含有していた。
【0069】水酸化ニッケルCのタップ密度は2.15
g/mlであり、X線回折で測定した(101)面の回
折ピークの半価幅は0.92°であった。
【0070】[実施例4]反応槽に備えた攪拌機を次の
条件で攪拌し、反応温度を55±1℃とした以外は実施
例1と同様にして粉末状の水酸化ニッケルDを得た。す
なわち、攪拌機回転数は330rpm、攪拌動力は1.
82kw、吐出流量(Q)は0.12m3/sec、吐
出ヘッド(H)は17.5m2/sec2であった。
【0071】水酸化ニッケルDは、亜鉛を3.9重量
%、コバルトを1.5重量%含有していた。
【0072】水酸化ニッケルDのタップ密度は2.12
g/mlであり、X線回折で測定した(101)面の回
折ピークの半価幅は1.04°であった。
【0073】[比較例1]反応槽に備えた攪拌機を次の
条件で攪拌した以外は実施例1と同様にして粉末状の水
酸化ニッケルEを得た。すなわち、攪拌機回転数は27
0rpm、攪拌動力は1.37kw、吐出流量(Q)は
0.10m3 /sec、吐出ヘッド(H)は11.7m
2/sec2であった。
【0074】水酸化ニッケルEは、亜鉛を3.9重量
%、コバルトを1.5重量%含有していた。
【0075】水酸化ニッケルEのタップ密度は1.94
g/mlで低く、X線回折で測定した(101)面の回
折ピークの半価幅は0.92°であった。
【0076】[比較例2]反応槽に備えたタービンタイ
プの攪拌機を、攪拌羽根径(Di )が0.42mのマリ
ンタイプとし、この攪拌機を次の条件で攪拌した以外は
実施例1と同様にして粉末状の水酸化ニッケルFを得
た。すなわち、攪拌機回転数は360rpm、攪拌動力
は1.52kw、吐出流量(Q)は0.24m3 /se
c、吐出ヘッド(H)は4.75m2/sec2であっ
た。
【0077】水酸化ニッケルFは、亜鉛を3.9重量
%、コバルトを1.5重量%含有していた。
【0078】水酸化ニッケルFのタップ密度は1.67
g/mlで低く、X線回折で測定した(101)面の回
折ピークの半価幅は1.02°であった。
【0079】[実施例5]攪拌羽根の径(D)が0.0
8mのタービンタイプの攪拌機を備え、かつ、邪魔板を
4枚取り付けた34リットル(l)の密閉した反応槽
に、反応槽の温度を50±1℃に維持しながら、ニッケ
ル、亜鉛およびコバルトを含む水溶液を35ml/分の
割合で、25重量%アンモニア水を3ml/分の割合で
定量ポンプを用いて供給し、反応液中のニッケルイオン
濃度が20±2mg/lになるように、24重量%苛性
ソーダ水溶液を加えた。この反応槽に備えた前記攪拌機
を次の条件で攪拌した。すなわち、攪拌機回転数は15
00rpm、攪拌動力は0.16kw、吐出流量(Q)
は0.01m3 /sec、吐出ヘッド(H)は25.8
2/sec2であった。
【0080】なお、上記ニッケル、亜鉛およびコバルト
を含む水溶液は、420g/lの硫酸ニッケル・6水和
物、11.4g/lの硫酸亜鉛・7水和物および7.9
g/lの硫酸コバルト・7水和物を含む。また、この時
のニッケルとアンモニアのイオン濃度比は、Ni+/N
4 +=1.49であった。
【0081】生成した水酸化ニッケルを反応槽内での滞
留時間11時間で連続的に取り出した。取り出した水酸
化ニッケルの固液分離、水洗および乾燥を行って粉末状
の水酸化ニッケルGを得た。
【0082】水酸化ニッケルGは、亜鉛を1.6重量
%、コバルトを1.6重量%含有していた。
【0083】水酸化ニッケルGのタップ密度は2.18
g/ml、X線回折で測定した(101)面の回折ピー
クの半価幅は0.98°、レーザ回折法で測定した粒子
の平均粒径は10.2μmであった。
【0084】[実施例6]反応液中のニッケルイオン濃
度を5±2gm/lになるように維持した以外は実施例
5と同様にして粉末状の水酸化ニッケルHを得た。
【0085】水酸化ニッケルHは、亜鉛を1.6重量
%、コバルトを1.6重量%含有していた。
【0086】水酸化ニッケルHのタップ密度は2.05
g/ml、X線回折で測定した(101)面の回折ピー
クの半価幅は1.05°、レーザ回折法で測定した粒子
の平均粒径は8.9μmであった。
【0087】[実施例7]反応槽に備えた攪拌機を次の
条件で攪拌した以外は実施例5と同様にして水酸化ニッ
ケルIを得た。すなわち、攪拌機回転数は1200rp
m、攪拌動力は0.10kw、吐出流量(Q)は0.0
08m3 /sec、吐出ヘッド(H)は16.5m2
sec2であった。
【0088】水酸化ニッケルIは、亜鉛を1.6重量
%、コバルトを1.6重量%含有していた。
【0089】水酸化ニッケルIのタップ密度は2.11
g/ml、X線回折で測定した(101)面の回折ピー
クの半価幅は1.00°、レーザ回折法で測定した粒子
の平均粒径は12.0μmであった。
【0090】[比較例3]反応槽に供給するニッケルと
アンモニアのイオン濃度比を次の条件で実施した以外は
実施例5と同様にして水酸化ニッケルJを得た。すなわ
ち、25重量%アンモニア水を1.9ml/分の割合で
定量ポンプで供給し、この時のニッケルとアンモニアの
イオン濃度比は、Ni+/HN4 +=0.43であった。
【0091】水酸化ニッケルJは、亜鉛を1.6重量
%、コバルトを1.6重量%含有していた。
【0092】水酸化ニッケルJのタップ密度は2.15
g/ml、X線回折で測定した(101)面の回折ピー
クの半価幅は0.65°と低く、レーザ回折法で測定し
た粒子の平均粒径は6.7μmと小さかった。
【0093】[比較例4]反応槽に備えた攪拌機の攪拌
条件を実施例7と同様に、また、反応槽に供給するニッ
ケルとアンモニアのイオン濃度比を比較例3と同様に実
施した以外は実施例5と同様にして水酸化ニッケルKを
得た。
【0094】水酸化ニッケルKは、亜鉛を1.6重量
%、コバルトを1.6重量%含有していた。
【0095】水酸化ニッケルKのタップ密度は2.03
g/mlと低く、X線回折で測定した(101)面の回
折ピークの半価幅は1.13°、レーザ回折法で測定し
た粒子の平均粒径は6.1μmと小さかった。
【0096】[実施例8]撹拌羽根の径(D)が0.0
8mのタービンタイプの撹拌機を備え、かつ、邪魔板を
4枚取り付けた34リットルの反応槽に、反応槽の温度
を50±1℃に維持しながら、420g/lの硫酸ニッ
ケル・6水和物の水溶液を35ml/分の割合で定量ポ
ンプを用いて、および242g/lの硫酸亜鉛・7水和
物および52g/lの硫酸コバルト・7水和物を含む水
溶液を1ml/分の割合で定量ポンプを用いて供給し、
配管内で混合して反応槽に供給し、25重量%のアンモ
ニア水2.2ml/分の割合で定量ポンプを用いて給液
し、反応液中のニッケルイオン濃度が5±2mg/lに
なるように、22重量%の苛性ソーダ水溶液を加えた。
この反応槽に備えた前記撹拌機を次の条件で撹拌した。
すなわち、撹拌機回転数は1500rpm、撹拌動力は
0.16kw、吐出流量(Q)は0.01m3/se
c、吐出へッド(H)は25.8m2/sec2であっ
た。
【0097】生成した水酸化ニッケルを反応槽内での滞
留時間11時間で連続的に取り出した。取り出した水酸
化ニッケルの固液分離、水洗および乾燥を行って、粉末
状の水酸化ニッケルLを得た。
【0098】水酸化ニッケルLは、亜鉛を2.2重量
%、コバルトを1.0重量%含有し、固溶体状態である
ことを確認した。また、水酸化ニッケルLのタップ密度
は2.14g/ml、X線回折で測定した(101)面
の回折ピークの半価幅は0.95°であった。
【0099】[実施例9]撹拌羽根の径(D)が0.0
8mのタービンタイプの撹拌機を設け、かつ、邪魔板を
4枚取り付けた34リットルの反応槽に、反応槽の温度
を50±1℃に維持しながら、420g/lの硫酸ニッ
ケル・6水和物の水溶液を35ml/分の割合で定量ポ
ンプを用いて、および617g/lの硫酸亜鉛・7水和
物を含む水溶液を2.5ml/分の割合で定量ポンプを
用いて供給し、配管内で混合して反応槽に給液し、25
重量%のアンモニア水2.2ml/分の割合で定量ポン
プを用いて給液し、反応液中のニッケルイオン濃度が4
±2mg/lになるように、22重量%の苛性ソーダ水
溶液を加えた。この反応槽に備えた前記撹拌機を次の条
件で撹拌した。すなわち、撹拌機回転数は1500rp
m、撹拌動力は0.16kw、吐出流量(Q)は0.0
1m3 /sec、吐出へッド(H)は25.8m2/s
ec2であった。
【0100】生成した水酸化ニッケルを反応槽内での滞
留時間11時間で連続的に取り出した。取り出した水酸
化ニッケルの固液分離、水洗および乾燥を行って、粉末
状の水酸化ニッケルMを得た。
【0101】水酸化ニッケルMは、亜鉛を5.0重量%
含有し、固溶体状態であることを確認した。また、水酸
化ニッケルMのタップ密度は2.14g/ml、X線回
折で測定した(101)面の回折ピークの半価幅は0.
99°であった。
【0102】[比較例5]反応槽に供給するニッケルを
含む水溶液と、亜鉛およびコバルトを含む水溶液を別々
に反応槽に給液した以外は、実施例8と同様にして水酸
化ニッケルNを得た。
【0103】水酸化ニッケルNは、亜鉛を2.1重量
%、コバルトを1.0重量%含有していたが、それぞれ
水酸化亜鉛および水酸化コバルトの形であることを確認
した。また、この水酸化ニッケルNのタップ密度は2.
10g/ml、X線回折で測定した(101)面の回折
ピークの半価幅は0.93°であった。
【0104】
【発明の効果】本発明の正極材料用水酸化ニッケルは、
放電特性および寿命特性を悪化させることがなく、タッ
プ密度が2.05g/ml以上と十分に高い。また、充
放電サイクル中にニッケル基板から脱落して容量を下げ
ることがない。また、本発明の正極材料用水酸化ニッケ
ルの製造方法は、亜鉛およびコバルトの含有量を変える
場合にも経済的に行え、水酸化ニッケルを生成する反応
条件を一定に維持しやすいため、上記正極材料用水酸化
ニッケルを生産性よく安定して製造することができる。

Claims (9)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 1〜5重量%の亜鉛および0.5〜2重
    量%のコバルトを含み、球状の粒子からなる粉末であ
    り、タップ密度が2.05g/ml以上およびX線回折
    で測定した(101)面の回折ピークの半価幅が0.9
    °以上である正極材料用水酸化ニッケル。
  2. 【請求項2】 レーザ回折法で測定した粒子の平均粒径
    が5〜20μmである請求項1に記載の正極材料用水酸
    化ニッケル。
  3. 【請求項3】 タップ密度は、2.20g/ml以下で
    ある請求項1または2に記載の正極材料用水酸化ニッケ
    ル。
  4. 【請求項4】 水酸化ニッケルを生成させる反応液を作
    製するために、ニッケル、亜鉛およびコバルトを含む水
    溶液と苛性アルカリ水溶液とアンモニウムイオン供給体
    とを、攪拌機を備えた反応槽に同時に、連続的に供給
    し、(1)該反応液のニッケルイオン濃度を5〜50m
    g/l、(2)反応温度を40℃以上、(3)該反応温
    度の変動幅を±1℃、(4)該攪拌機の攪拌羽根の吐出
    ヘッドを14〜70m2/sec2および(5)該反応槽
    内での滞留時間を6時間以上として、1〜5重量%の亜
    鉛および0.5〜2重量%のコバルトを含み球状の粒子
    からなる水酸化ニッケル粉末を生成させた後、固液分
    離、水洗および乾燥を行うことからなる正極材料用水酸
    化ニッケルの製造方法。
  5. 【請求項5】 反応槽に供給するニッケルとアンモニア
    のイオン濃度のモル比を0.5〜2にする請求項4に記
    載の正極材料用水酸化ニッケルの製造方法。
  6. 【請求項6】 反応液のニッケルイオン濃度は、変動幅
    が±2mg/lに保持される請求項4または5に記載の
    正極材料用水酸化ニッケルの製造方法。
  7. 【請求項7】 反応温度は、60℃以下である請求項4
    〜6のいずれかに記載の正極材料用水酸化ニッケルの製
    造方法。
  8. 【請求項8】 反応槽内での滞留時間は、20時間以下
    である請求項4〜7のいずれかに記載の正極材料用水酸
    化ニッケルの製造方法。
  9. 【請求項9】 亜鉛およびコバルトを含む水酸化ニッケ
    ルを生成させる反応液を作製するために、ニッケルを含
    む水溶液と亜鉛およびコバルトを含む水溶液とを別々に
    作製し、これらの水溶液を予め混合した後に、苛性アル
    カリ水溶液とアンモニウムイオン供給体と共に反応槽に
    連続的に供給する請求項4〜8のいずれかに記載の正極
    材料用水酸化ニッケルの製造法。
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