JPH10126316A - 終端装置 - Google Patents

終端装置

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JPH10126316A
JPH10126316A JP8289327A JP28932796A JPH10126316A JP H10126316 A JPH10126316 A JP H10126316A JP 8289327 A JP8289327 A JP 8289327A JP 28932796 A JP28932796 A JP 28932796A JP H10126316 A JPH10126316 A JP H10126316A
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JP
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switch
terminal
level
transmission line
resistor
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JP8289327A
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Teruo Ishii
輝雄 石井
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Texas Instruments Japan Ltd
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Texas Instruments Japan Ltd
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Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【課題】 DCノイズ・マージンを狭めることなく、二
値信号用の伝送線路における反射波形ひずみを防止す
る。 【解決手段】 信号端子10aとHレベル側の電源電圧
端子(Vcc)との間には、スイッチ20および抵抗22
が直列に接続される。信号端子10aとLレベル側のア
ース端子との間には、スイッチ24および抵抗26が直
列に接続される。抵抗22の抵抗値とスイッチ20のオ
ン抵抗値との和で表されるHレベル側終端抵抗の抵抗値
および抵抗26の抵抗値とスイッチ24のオン抵抗値と
の和で表されるLレベル側終端抵抗の抵抗値は、伝送線
路12の特性インピーダンスZo にほぼ等しくなるよう
に選ばれる。スイッチ切換回路28は、入力電圧S’が
TTLレベルのHレベル入力のしきい値よりも高い時は
スイッチ20をオン、スイッチ24をオフにし、入力電
圧S’がTTLレベルのLレベル入力のしきい値よりも
低い時はスイッチ24をオン、スイッチ20をオフにす
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0010】
【発明の属する技術分野】本発明は、ディジタル信号等
の二値信号を伝送する線路に用いて好適な終端装置に関
する。
【0020】
【従来の技術】一般に電気信号の伝送線路では、線路の
インピーダンスが受信側の入力インピータンスと一致し
ていないと、線路の端で信号が反射し、これが波形ひず
みの原因となる。従来より、このような反射による波形
ひずみを防止するために、伝送線路の特性インピーダン
スに等しい抵抗値を有する抵抗を線路端に接続すること
が行われている。
【0030】図9および図10に、ディジタル伝送回路
で用いられている従来の代表的な終端装置の構成を示
す。図示のように、一般のディジタル伝送回路は、ライ
ン・ドライバ100と、伝送線路(電気ケーブルまたは
プリント配線等)102と、ライン・レシーバ104と
で構成される。
【0040】図9では、伝送線路102の終端102a
とアース端子との間に抵抗106を接続している。この
抵抗106の抵抗値R106 は、伝送線路102の特性イ
ンピータンスZo に等しい値に選ばれる。一般にIC
(集積回路)からなるレシーバ104の入力インピーダ
ンスは非常に高いため、伝送線路102側から見ると開
放端とみなすことができる。したがって、伝送線路10
2の特性インピーダンスZo が抵抗106の抵抗値R10
6 でマッチングされる。これにより、伝送線路102の
受信端(終端)102aで反射が起こらず、レシーバ1
04は波形ひずみのないパルス(ディジタル信号)を受
信する。
【0050】図10では、伝送線路102の端部102
aを、抵抗108を介してアース端子に終端(接続)す
るとともに、抵抗110を介して電源電圧端子Vccに終
端(接続)している。両抵抗108,110の抵抗値R
108,R110 は、それらの並列合成抵抗値R108 ・R110
/(R108 +R110 )が伝送線路102の特性インピー
ダンスZo に等しく、かつ電源電圧Vccとグランド電位
との間における両抵抗による分圧電圧(線路終端102
aの直流バイアス電位)がTTLレベル(またはCMO
Sレベル)のしきい値より所定値だけオフセットした値
に選ばれる。この方式でも、伝送線路102の終端10
2aでの反射をなくし、伝送による波形ひずみを防ぐこ
とができる。
【0060】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、図9の
従来方式では、ドライバ100がHレベルの信号を出力
している時に伝送線路102側から終端抵抗106を介
してアース側へ電流が流れ、電力が無駄に消費されると
いう問題がある。また、伝送線路102の終端102a
におけるHレベルの静止電圧はドライバ100の出力オ
ン抵抗と終端抵抗106との分圧によって決まるため、
ドライバ100がHレベルの電圧を出力していても、そ
の出力オン抵抗が大きい、すなわちドライブ能力が小さ
い場合は、線路終端102aで得られる電圧レベルはド
ライバ100の出力Hレベル(たとえば5V)よりもか
なり低くなる。このため、Hレベル側のDCノイズ・マ
ージンが小さくなるという問題がある。
【0070】一方、図10の従来方式では、電源電圧端
子Vcc側の終端抵抗110がプルアップ抵抗として作用
するためHレベル側のDCノイズ・マージンを確保でき
る。しかし、電源電圧端子Vccからアース端子へ抵抗1
10,108を介して電流が常時流れるために、消費電
力が著しく増加するという問題がある。
【0080】本発明は、かかる従来技術の問題点に鑑み
てなされたもので、消費電力が少なく、かつDCノイズ
・マージンを狭めることなく、二値信号用の伝送線路に
おける反射による波形ひずみを効果的に防止するように
した終端装置を提供することを目的とする。
【0090】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
めに、本発明の第1の終端装置は、第1および第2の論
理レベルを有する二値信号を伝送するための伝送線路を
終端する終端装置において、前記伝送線路の一端と前記
第1の論理レベルに対応する第1の基準電圧の端子との
間に電気的に接続された第1のスイッチ手段と、前記伝
送線路の一端と前記第2の論理レベルに対応する第2の
基準電圧の端子との間に電気的に接続された第2のスイ
ッチ手段と、前記伝送線路の一端と前記第1の基準電圧
端子との間に電気的に接続され、前記伝送線路の特性イ
ンピーダンスに対応した抵抗値を有する第1の終端抵抗
と、前記伝送線路の一端と前記第2の基準電圧端子との
間に電気的に接続され、前記伝送線路の特性インピーダ
ンスに対応した抵抗値を有する第2の終端抵抗と、前記
伝送線路の一端の電位に応じて前記第1および第2のス
イッチ手段をそれぞれ相補的にオン状態またはオフ状態
のいずれかに切り換えるスイッチ切換手段とを有する。
【0100】また、本発明の第2の終端装置は、上記第
1の終端装置において、前記第1および第2の終端抵抗
の各々が前記伝送線路の特性インピーダンスにほぼ等し
い抵抗値を有することを特徴とする。
【0110】また、本発明の第3の終端装置は、上記第
2の終端装置において、前記第1のスイッチ手段と前記
第2のスイッチ手段とが前記第1の基準電圧端子と前記
第2の基準電圧端子との間に直列に接続され、それらス
イッチ手段の間の接続点と前記伝送線路の一端との間に
前記第1および第2の終端抵抗のそれぞれの少なくとも
一部を構成する共通抵抗が接続されていることを特徴と
する。
【0120】また、本発明の第4の終端装置は、上記第
1ないし第3のいずれかの終端装置において、前記スイ
ッチ切換手段が、入力端子が前記伝送線路の一端に電気
的に接続されるとともに、出力端子が前記第1および第
2のスイッチ手段の制御端子に電気的に接続され、入力
した信号の論理レベルを反転して出力するインバータか
ら構成されていることを特徴とする。
【0130】また、本発明の第5の終端装置は、上記第
1ないし第4のいずれかの終端装置において、前記第1
のスイッチ手段が第1導電型のMOSトランジスタから
構成され、前記第2のスイッチ手段が第2導電型のMO
Sトランジスタから構成されることを特徴とする。
【0140】
【発明の実施の形態】以下、図1〜図8を参照して本発
明の実施例を説明する。
【0150】図1に、本発明による終端装置を適用した
ディジタル伝送回路の典型的な構成を示す。このディジ
タル伝送回路において、ライン・ドライバ14はTTL
レベル(またはCMOSレベル)のディジタル信号また
はパルス信号Sを出力する。ドライバ14より出力され
たディジタル信号Sは、伝送線路(電気ケーブルまたは
プリント配線等)12の中を伝わって、ライン・レシー
バ16に受信される。レシーバ16は、入力した信号の
電圧レベルがTTLレベルのHレベル入力またはLレベ
ル入力のしきい値より高いか低いかに応じてHレベルか
Lレベルかを判別する。本発明による終端装置10は、
図示のように、一般的には伝送線路12の終端または受
信端12aを終端する。すなわち、終端装置10の信号
端子10aが伝送線路12の受信端12a(レシーバ1
6の近傍)に接続される。
【0160】図2に、本発明による終端装置10の基本
的な回路構成を示す。この終端装置10において、信号
端子10aとHレベルに対応する基準電圧Vccたとえば
+5Vの電源電圧端子との間には、Hレベル側のスイッ
チ20および1個または複数個(図示の例では3箇所)
の抵抗22が直列に接続されている。また、信号端子1
0aとLレベルに対応する基準電圧たとえば0Vのアー
ス端子との間には、Lレベル側のスイッチ24および1
個または複数個(図示の例では3箇所)の抵抗26が直
列に接続されている。そして、信号端子10aがスイッ
チ切換回路28の入力端子に接続され、スイッチ切換回
路28の出力端子が両スイッチ20,24の制御端子に
接続されている。
【0170】Hレベル側のスイッチ20がオンになって
いる時の信号端子10aと電源電圧端子との間の全抵抗
(Hレベル側終端抵抗)の抵抗値は、抵抗22の抵抗値
とスイッチ20のオン抵抗値(オン状態の抵抗値)との
和で表される。このHレベル側終端抵抗の抵抗値が伝送
線路12の特性インピーダンスZo にほぼ等しくなるよ
うに、抵抗22の抵抗値が選ばれる。もっとも、スイッ
チ20のオン抵抗値を伝送線路12の特性インピーダン
スZo に一致させた場合には、抵抗22を省くことがで
きる。
【0180】一方、Lレベル側のスイッチ24がオンに
なっている時の信号端子10aとアース端子との間の全
抵抗(Lレベル側終端抵抗)の抵抗値は、抵抗26の抵
抗値とスイッチ24のオン抵抗値(オン状態の抵抗値)
との和で表される。このLレベル側終端抵抗の抵抗値が
伝送線路12の特性インピーダンスZo にほぼ等しくな
るように、抵抗26の抵抗値が選ばれる。スイッチ24
のオン抵抗値を伝送線路12の特性インピーダンスZo
に一致させた場合には、抵抗26を省くことができる。
【0190】スイッチ切換回路28は、信号端子10a
の電圧つまり伝送線路12の受信端12aの電圧S’を
入力し、その入力電圧レベルがTTLレベルのHレベル
入力のしきい値よりも高い時つまりHレベルの時はHレ
ベル側のスイッチ20をオンにすると同時にLレベル側
のスイッチ24をオフにし、入力電圧レベルがTTLレ
ベルのLレベル入力のしきい値よりも低い時つまりLレ
ベルの時はLレベル側のスイッチ24をオンにすると同
時にHレベル側のスイッチ20をオフにする。
【0200】図1のディジタル伝送回路において、いま
ドライバ14が出力をLレベルからHレベルに立ち上げ
たとする。そうすると、伝送線路12における一定の伝
播遅延時間の経過後に、線路受信端12aの電圧S’が
Lレベルから立ち上がる。この場合、終端装置10で
は、線路受信端12aの電圧S’がTTLレベルのHレ
ベル入力のしきい値HTHに達するまでは、Hレベル側の
スイッチ20がオフ状態でLレベル側のスイッチ24が
オン状態に保持されており、線路受信端12aないし信
号端子10aは抵抗26およびスイッチ24を介してア
ース端子側に電気的に接続されている。
【0210】そして、線路受信端12aの電圧S’が上
記しきい値HTHを越えると、これに応動してスイッチ切
換回路28がLレベル側のスイッチ24をオフ状態に切
り替えると同時にHレベル側のスイッチ20をオン状態
に切り替える。これにより、線路受信端12aないし信
号端子10aは抵抗22およびスイッチ20を介して電
源電圧端子側に電気的に接続され、線路受信端12aの
電圧S’が電源電圧Vccによって引き上げられる。この
引き上げの際、電源電圧端子から抵抗22およびスイッ
チ20を介して線路受信端12a側に電流が流れる。し
かし、線路受信端12aの電圧S’が基準Hレベルに達
すると電流は止まる。以後、電圧S’がLレベルに立ち
下がるまで電流は殆ど流れない。
【0220】ドライバ14が出力をHレベルからLレベ
ルに立ち下げたときは、終端装置10において上記と逆
方向の動作が行われる。すなわち、線路受信端12aの
電圧S’がTTLレベルのLレベル入力のしきい値LTH
よりも低くなるまではHレベル側のスイッチ20がオン
状態でLレベル側のスイッチ24がオフ状態に保持され
ており、線路受信端12aないし信号端子10aは抵抗
22およびスイッチ20を介して電源電圧端子側に電気
的に接続されている。
【0230】そして、線路受信端12aの電圧S’がT
TLレベルのLレベル入力のしきい値LTHより下がる
と、スイッチ切換回路28がHレベル側のスイッチ20
をオフにすると同時にLレベル側のスイッチ24をオン
にする。これにより、線路受信端12aないし信号端子
10aは抵抗26およびスイッチ24を介してアース端
子側に電気的に接続され、線路受信端12aの電圧S’
はアース電位(0V)側に引き下げられる。この引き下
げの際、線路受信端12a側から抵抗26およびスイッ
チ24を介してアース端子側に電流が流れる。そして、
線路受信端12aの電圧S’が基準のLレベルに達する
と電流は止まり、以後電圧S’がHレベルに立ち上がる
まで電流は殆ど流れない。
【0240】このように、本発明の終端装置10では、
ドライバ14より送信されてきた信号S’の論理レベル
に応じて、その論理レベルと同一の論理レベルの基準電
圧に線路受信端12aを終端するように動作する。すな
わち、受信信号S’がHレベルの時は線路受信端12a
を電源電圧Vcc(5V)に終端し、受信信号S’がLレ
ベルの時は線路受信端12aをアース電位(0V)に終
端するように切り換わる。
【0250】受信信号S’がいずれの論理レベルにあっ
ても、Hレベル側の終端抵抗22(信号端子10aから
電源電圧端子までの抵抗値)およびLレベル側の終端抵
抗26(信号端子10aからアース端子までの抵抗値)
の各々が伝送線路12の特性インピーダンスZo に整合
しているので、受信端12aでの反射はなく、波形ひず
みは生じない。また、受信信号S’の論理レベルが変化
する際に線路受信端12aと基準電圧端子との間で電流
がわずかに流れるが、信号の伝送が行われない間はもち
ろん、受信信号S’の論理レベルが一定に止まっている
間は電流が流れない。したがって、無駄に消費される電
力が非常に少ない。
【0260】さらに、線路受信端12aにおける受信信
号S’は、終端装置10によってその論理レベルを標準
レベル(5V/0V)まで引き上げ/引き下げられる。
したがって、DCノイズ・マージンが狭められることは
ない。
【0270】なお、この終端装置10によれば、線路受
信端12aに必ずHレベルまたはLレベルのどちらかの
状態を与えるため、線路受信端12aをフローティング
状態に置くことはない。このため、フローティングを回
避するためのプルアップ抵抗またはプルダウン抵抗も不
要である。
【0280】図3に、終端回路10の好適な具体的構成
例を示す。この構成例では、Hレベル側のスイッチ20
がP型MOSトランジスタからなり、Lレベル側のスイ
ッチ24がN型MOSトランジスタからなり、スイッチ
切換回路28がインバータからなり、信号端子10aと
両トランジスタ22,24の接続点Fとの間にHレベル
側およびLレベル側に共通の抵抗22(26)が接続さ
れている。Hレベル側では抵抗22とP型MOSトラン
ジスタ20のオン抵抗との合成抵抗が伝送線路12の特
性インピーダンスZo に整合した終端抵抗を形成し、L
レベル側では抵抗26とN型MOSトランジスタ24の
オン抵抗との合成抵抗が伝送線路12の特性インピーダ
ンスZo に整合した終端抵抗を形成する。インバータ2
8はCMOS回路で構成される。この実施例による終端
装置10は最小限の素子数で実現されている。
【0290】信号端子10aは、共通抵抗22(26)
を介してP型MOSトランジスタ20およびN型MOS
トランジスタ24のそれぞれのドレイン端子に接続され
るとともに、インバータ28の入力端子に接続される。
P型MOSトランジスタ20のソース端子は標準Hレベ
ル(Vcc)の電源電圧の端子に接続され、N型MOSト
ランジスタ24のソース端子は標準Lレベル(0V)の
アース端子に接続される。インバータ28の出力端子
は、両MOSトランジスタ20,24のそれぞれのゲー
ト端子に接続される。
【0300】かかる回路構成において、信号端子10a
の電圧S’がLレベルの時は、インバータ28の出力電
圧がHレベルで、N型MOSトランジスタ24がオン、
P型MOSトランジスタ20がオフとなり、信号端子1
0aは共通抵抗22(26)およびN型MOSトランジ
スタ24を介してアース端子側に接続される。信号端子
10aの電圧がHレベルの時は、反対に、インバータ2
8の出力電圧がLレベルで、N型MOSトランジスタ2
4がオフ、P型MOSトランジスタ20がオンとなり、
信号端子10aは共通抵抗22(26)およびP型MO
Sトランジスタ20を介して電源電圧端子側に接続され
る。
【0310】図4に、図3の回路構成の一変形例を示
す。この変形例では、Hレベル側の抵抗22とLレベル
側の抵抗26とを別個にし、共通抵抗22(26)を省
いている。Hレベル側では抵抗22とP型MOSトラン
ジスタ20のオン抵抗との合成抵抗が伝送線路12の特
性インピーダンスZo に整合した終端抵抗を形成し、L
レベル側では抵抗26とN型MOSトランジスタ24の
オン抵抗との合成抵抗が伝送線路12の特性インピーダ
ンスZo に整合した終端抵抗を形成する。
【0320】図5に、図3の回路構成を有する本発明の
終端装置10を適用したディジタル伝送回路におけるパ
ルス伝送特性を示す。図中、Sはドライバ14側のパル
ス波形であり、S’は伝送線路12の受信端12aない
しレシーバ16側のパルス波形である。両パルス波形
S,S’は極く近似しており、反射による波形ひずみは
非常に小さい。
【0330】図6に、本発明の終端装置10を外した場
合のパルス伝送特性を示す。レシーバ14は集積回路で
構成されるため、その入力インピーダンスが非常に高
く、伝送線路12側から見ると開放端とみなすことがで
きる。したがって、伝送線路12の受信端12aが終端
装置10で終端されていなければ、ここで大きな反射が
起こり、パルスの立ち上がりや立ち下がりでオーバーシ
ュートやアンダーシュートが発生しやすい。さらに、線
路受信端12aで反射した信号が伝送線路12を伝わっ
て線路送信端側へ達することにより、ドライバ14側の
パルス波形Sにも波形ひずみが現れる。
【0340】図7および図8に、本発明の終端装置10
をバック・プレーンに適用した例を模式的に示す。
【0350】バック・プレーンは、バック・プレート3
0上に配線された共通バス(バック・プレーン・バス)
32を介して複数(n)枚のプリント基板36(1) ,
…,36(n) 上の回路を相互に電気的に接続するもので
ある。バック・プレート30の共通バス32上には適当
な間隔を置いて複数(n)個のコネクタ34(1) ,…,
34(n) が設けられており、それぞれのコネクタ34
(1) ,…,34(n) にプリント基板36(1) ,…,36
(n) が装着される。各プリント基板36(1) ,…,36
(n) 上の配線38(1) ,…,38(n) の端部にはバス・
トランシーバー40(1) ,…,40(n) が設けられてお
り、1つのプリント基板36上のトランシーバー40か
らバック・プレーン・バス32を介して他のいずれかの
プリント基板36上のトランシーバー40へ選択的にデ
ィジタル信号が伝送される。図7および図8では、図解
の簡略化のため、共通バス32および各プリント基板3
6上の配線38のうちそれぞれライン(伝送線路)1本
分の伝送回路を示している。
【0360】このようなバック・プレーンでは、バック
・プレーン・バス32の両端が終端となり得るので、バ
ック・プレーン・バス32の両端部に本発明の終端装置
10を接続することができる。
【0370】なお、図1のような一般のディジタル伝送
回路において、送信側の出力論理を保存する目的で、送
信端側に本発明の終端装置10を接続してもよい。本発
明の終端装置が適用可能な伝送線路は、データ、アドレ
ス、制御信号、クロック等の任意の二値信号を伝送する
線路が可能である。ライン・ドライバは、任意の回路構
成を有する駆動回路または出力バッファ回路等として構
成できる。ライン・レシーバも、任意の回路構成を有す
る受信回路または入力バッファ回路等として構成でき
る。
【0380】上記した実施例における終端装置10では
スイッチ20,22およびスイッチ切換回路28をCM
OS回路で構成したが、これらのCMOS回路を他の集
積回路や素子で置き換えることももちろん可能である。
【0390】また、上述の実施例ではTTLレベルを例
に説明したが、本発明の終端装置はCMOSレベル、E
CLレベル等の伝送線路にも適用できることはいうまで
もない。
【0400】
【発明の効果】以上説明したように、本発明の終端装置
によれば、伝送線路の一端における信号または電圧の論
理レベルに応じて該伝送線路の一端を線路の特性インピ
ーダンスに適合した終端抵抗で該信号の論理レベルと同
一の論理レベルの基準電圧に終端するようにしたので、
消費電力が少なく、かつDCノイズ・マージンを狭める
ことなく、二値信号用の伝送線路における反射による波
形ひずみを効果的に防止することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明による終端装置を適用したディジタル伝
送回路の典型的な構成を示すブロック図である。
【図2】本発明による終端装置内の基本的な回路構成を
示すブロック図である。
【図3】一実施例による終端装置の具体的な構成を示す
回路図である。
【図4】一変形例による終端装置の構成を示す回路図で
ある。
【図5】本発明の終端装置を適用したディジタル伝送回
路におけるパルス伝送特性を示す図である。
【図6】本発明の終端装置を外したディジタル伝送回路
におけるパルス伝送特性を示す図である。
【図7】本発明の終端装置を適用したバック・プレーン
の構成例を模式的に示す回路図である。
【図8】本発明の終端装置を適用したバック・プレーン
の構成例を模式的に示す斜視図である。
【図9】従来の終端装置を適用したディジタル伝送回路
の一般的な構成を示すブロック図である。
【図10】従来の別の終端装置を適用したディジタル伝
送回路の一般的な構成を示すブロック図である。
【符号の説明】
10 終端装置 12 伝送線路 14 ライン・ドライバ 16 ライン・レシーバ 20,24 スイッチ 22,26 抵抗 28 スイッチ切換回路 30 バック・プレート 32 バック・プレーン・バス 34 コネクタ 36 プリント基板 38 プリント配線 40 バス・トランシーバー

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 第1および第2の論理レベルを有する二
    値信号を伝送するための伝送線路を終端する終端装置に
    おいて、 前記伝送線路の一端と前記第1の論理レベルに対応する
    第1の基準電圧の端子との間に電気的に接続された第1
    のスイッチ手段と、 前記伝送線路の一端と前記第2の論理レベルに対応する
    第2の基準電圧の端子との間に電気的に接続された第2
    のスイッチ手段と、 前記伝送線路の一端と前記第1の基準電圧端子との間に
    電気的に接続され、前記伝送線路の特性インピーダンス
    に対応した抵抗値を有する第1の終端抵抗と、 前記伝送線路の一端と前記第2の基準電圧端子との間に
    電気的に接続され、前記伝送線路の特性インピーダンス
    に対応した抵抗値を有する第2の終端抵抗と、 前記伝送線路の一端の電位に応じて前記第1および第2
    のスイッチ手段をそれぞれ相補的にオン状態またはオフ
    状態のいずれかに切り換えるスイッチ切換手段とを有す
    る終端装置。
  2. 【請求項2】 前記第1および第2の終端抵抗の各々が
    前記伝送線路の特性インピーダンスにほぼ等しい抵抗値
    を有する請求項1に記載の終端装置。
  3. 【請求項3】 前記第1のスイッチ手段と前記第2のス
    イッチ手段とが前記第1の基準電圧端子と前記第2の基
    準電圧端子との間に直列に接続され、それらスイッチ手
    段の間の接続点と前記伝送線路の端部との間に前記第1
    および第2の終端抵抗のそれぞれの少なくとも一部を構
    成する共通抵抗が接続されていることを特徴とする請求
    項2に記載の終端装置。
  4. 【請求項4】 前記スイッチ切換手段が、入力端子が前
    記伝送線路の端部に電気的に接続されるとともに、出力
    端子が前記第1および第2のスイッチ手段の制御端子に
    電気的に接続され、入力した電圧の論理レベルを反転し
    て出力するインバータから構成されていることを特徴と
    する請求項1ないし3のいずれかに記載の終端装置。
  5. 【請求項5】 前記第1のスイッチ手段が第1導電型の
    MOSトランジスタから構成され、前記第2のスイッチ
    手段が第2導電型のMOSトランジスタから構成される
    ことを特徴とする請求項1ないし4のいずれかに記載の
    終端装置。
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