JPH1012638A - マウンタ - Google Patents
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- JPH1012638A JPH1012638A JP8165798A JP16579896A JPH1012638A JP H1012638 A JPH1012638 A JP H1012638A JP 8165798 A JP8165798 A JP 8165798A JP 16579896 A JP16579896 A JP 16579896A JP H1012638 A JPH1012638 A JP H1012638A
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- H10W—GENERIC PACKAGES, INTERCONNECTIONS, CONNECTORS OR OTHER CONSTRUCTIONAL DETAILS OF DEVICES COVERED BY CLASS H10
- H10W72/00—Interconnections or connectors in packages
- H10W72/071—Connecting or disconnecting
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- H10—SEMICONDUCTOR DEVICES; ELECTRIC SOLID-STATE DEVICES NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 加熱されたリードフレームからの輻射熱で半
田表面が酸化し、ボイドを発生し、電子部品の信頼性を
著しく低下させる。 【解決手段】 リードフレーム1をガイドするガイドレ
ール3と、ガイドレール3上のリードフレーム1を加熱
する加熱手段3と、所定位置でリードフレーム1と対向
する貫通孔4aを開口し、ガイドレール2上のリードフ
レーム1搬送経路を覆って内部雰囲気を非酸化性雰囲気
に保つカバー3と、貫通孔4aよりカバー4内外に出入
りし加熱されたリードフレーム1上に半田6を供給する
半田供給ノズル9とを備えたマウンタにおいて、 上記半
田供給ノズル9に、加熱手段3からの熱が半田供給ノズ
ル9内の半田6に伝達するのを阻止する遮熱手段12を
付設したことを特徴とするマウンタ。
田表面が酸化し、ボイドを発生し、電子部品の信頼性を
著しく低下させる。 【解決手段】 リードフレーム1をガイドするガイドレ
ール3と、ガイドレール3上のリードフレーム1を加熱
する加熱手段3と、所定位置でリードフレーム1と対向
する貫通孔4aを開口し、ガイドレール2上のリードフ
レーム1搬送経路を覆って内部雰囲気を非酸化性雰囲気
に保つカバー3と、貫通孔4aよりカバー4内外に出入
りし加熱されたリードフレーム1上に半田6を供給する
半田供給ノズル9とを備えたマウンタにおいて、 上記半
田供給ノズル9に、加熱手段3からの熱が半田供給ノズ
ル9内の半田6に伝達するのを阻止する遮熱手段12を
付設したことを特徴とするマウンタ。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は半導体装置などの電
子部品の製造に使用されるマウンタに関し、特に電子部
品本体を基板に半田を用いて固定するマウンタに関す
る。
子部品の製造に使用されるマウンタに関し、特に電子部
品本体を基板に半田を用いて固定するマウンタに関す
る。
【0002】
【従来の技術】半導体装置などの電子部品は半導体ペレ
ットなどの電子部品本体をリードフレームやステムなど
の基板にマウントしている。このマウントに使用される
接着剤として半田や樹脂系接着剤が用いられるが、取り
扱う電流が大きい場合や発熱の大きいものでは、一般的
に導電性、熱伝導性が良好な半田が用いられている。図
4は半田を用いたマウンタの一例を示す。図において、
1は電子部品本体をマウントするマウント部と多数本の
リードとを一体化したリードフレーム、2はリードフレ
ーム1をガイドするガイドレールで、リードフレーム1
を所定ピッチ搬送させる移動機構やリードフレーム1を
所定位置で位置決めする位置決め機構を備えているが図
示省略する。3はガイドレール2に埋設されガイドレー
ル2上を移動するリードフレーム1を加熱する加熱手段
としてのヒータ、4はガイドレール2を覆ったカバー
で、リードフレーム1の供給、排出部とガイドレール1
上の所定位置でリードフレーム1と対向して開口する貫
通孔4a、4bを除き閉じている。このカバー4内には
窒素ガスやアルゴンガスなどの不活性ガスや、水素ガス
などの還元性ガス、あるいはこれらの混合ガスが供給さ
れて、高温に加熱されたリードフレーム1を外気から遮
断し酸化を防止している。5はカバー4の貫通孔4aか
らカバー4の内外に出入りし、下端より半田6を突出さ
せて、加熱されたリードフレーム1上に定量の半田を供
給する半田供給ノズル、7は貫通孔4aの前方で開口し
た貫通孔4bからカバー4の内外に出入りし、リードフ
レーム1上で溶融した半田上に電子部品本体8、例えば
半導体ペレットを供給する吸着コレットを示す。この種
装置には必要に応じて、貫通孔4a、4b間に第三の貫
通孔を開口させ、この貫通孔より溶融半田を撹拌する撹
拌棒を配置している。この装置では真空パックあるいは
不活性ガス封入パックして保管された直径0.3〜1.
0mmのワイヤ状半田あるいは幅1.2〜1.8mm、
厚さ0.2mm程度のテープ状の半田を用い、使用直前
に大気中に曝し、半田の溶融温度よりも30〜50℃高
く温度設定されたガイドレール2によって加熱されたリ
ードフレーム1上に供給される。一方、カバー4はガイ
ドレール2に可及的に近接させてカバー4内の容積を最
小限とし、外気の侵入を最小にし、半田供給ノズル5や
吸着コレット7の移動距離を最小限とし高速動作を可能
としている。
ットなどの電子部品本体をリードフレームやステムなど
の基板にマウントしている。このマウントに使用される
接着剤として半田や樹脂系接着剤が用いられるが、取り
扱う電流が大きい場合や発熱の大きいものでは、一般的
に導電性、熱伝導性が良好な半田が用いられている。図
4は半田を用いたマウンタの一例を示す。図において、
1は電子部品本体をマウントするマウント部と多数本の
リードとを一体化したリードフレーム、2はリードフレ
ーム1をガイドするガイドレールで、リードフレーム1
を所定ピッチ搬送させる移動機構やリードフレーム1を
所定位置で位置決めする位置決め機構を備えているが図
示省略する。3はガイドレール2に埋設されガイドレー
ル2上を移動するリードフレーム1を加熱する加熱手段
としてのヒータ、4はガイドレール2を覆ったカバー
で、リードフレーム1の供給、排出部とガイドレール1
上の所定位置でリードフレーム1と対向して開口する貫
通孔4a、4bを除き閉じている。このカバー4内には
窒素ガスやアルゴンガスなどの不活性ガスや、水素ガス
などの還元性ガス、あるいはこれらの混合ガスが供給さ
れて、高温に加熱されたリードフレーム1を外気から遮
断し酸化を防止している。5はカバー4の貫通孔4aか
らカバー4の内外に出入りし、下端より半田6を突出さ
せて、加熱されたリードフレーム1上に定量の半田を供
給する半田供給ノズル、7は貫通孔4aの前方で開口し
た貫通孔4bからカバー4の内外に出入りし、リードフ
レーム1上で溶融した半田上に電子部品本体8、例えば
半導体ペレットを供給する吸着コレットを示す。この種
装置には必要に応じて、貫通孔4a、4b間に第三の貫
通孔を開口させ、この貫通孔より溶融半田を撹拌する撹
拌棒を配置している。この装置では真空パックあるいは
不活性ガス封入パックして保管された直径0.3〜1.
0mmのワイヤ状半田あるいは幅1.2〜1.8mm、
厚さ0.2mm程度のテープ状の半田を用い、使用直前
に大気中に曝し、半田の溶融温度よりも30〜50℃高
く温度設定されたガイドレール2によって加熱されたリ
ードフレーム1上に供給される。一方、カバー4はガイ
ドレール2に可及的に近接させてカバー4内の容積を最
小限とし、外気の侵入を最小にし、半田供給ノズル5や
吸着コレット7の移動距離を最小限とし高速動作を可能
としている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところが、高速動作に
対応するために半田供給ノズル5をカバー4に近接させ
ると、ガイドレール2にも近接することとなり連続して
輻射熱を受け、半田供給部分が高温に加熱され、供給前
の半田6の表面の酸化が進行し、リードフレーム1の表
面状態は良好であっても、表面に酸化膜が形成された半
田は馴染まず、リードフレーム1と溶融半田との間にボ
イドが形成され、このボイドが半導体ペレット8とリー
ドフレーム1との間の熱抵抗体となり、半導体ペレット
で発生した熱を有効に放熱できず、その結果半導体装置
の動作電力を低下させ、寿命を著しく短縮させるという
問題があった。電子部品本体8の面積に対するボイドの
面積で定義されるボイド率が8〜10%を越えると熱抵
抗が増大し、電力用電子部品では信頼性が低下し、ボイ
ド率が5%程度でもボイドが局部的に集中すると信頼性
が低下するため改善が望まれていた。そのため半田供給
ノズル5に空気を吹き付け冷却することも行われるが、
空気が貫通孔4aからカバー4内に侵入しリードフレー
ム1を酸化させるという問題があった。また、空気の代
わりに非酸化性ガスを供給することも行われるが、用力
費が増大し実用的ではなかった。
対応するために半田供給ノズル5をカバー4に近接させ
ると、ガイドレール2にも近接することとなり連続して
輻射熱を受け、半田供給部分が高温に加熱され、供給前
の半田6の表面の酸化が進行し、リードフレーム1の表
面状態は良好であっても、表面に酸化膜が形成された半
田は馴染まず、リードフレーム1と溶融半田との間にボ
イドが形成され、このボイドが半導体ペレット8とリー
ドフレーム1との間の熱抵抗体となり、半導体ペレット
で発生した熱を有効に放熱できず、その結果半導体装置
の動作電力を低下させ、寿命を著しく短縮させるという
問題があった。電子部品本体8の面積に対するボイドの
面積で定義されるボイド率が8〜10%を越えると熱抵
抗が増大し、電力用電子部品では信頼性が低下し、ボイ
ド率が5%程度でもボイドが局部的に集中すると信頼性
が低下するため改善が望まれていた。そのため半田供給
ノズル5に空気を吹き付け冷却することも行われるが、
空気が貫通孔4aからカバー4内に侵入しリードフレー
ム1を酸化させるという問題があった。また、空気の代
わりに非酸化性ガスを供給することも行われるが、用力
費が増大し実用的ではなかった。
【0004】
【課題を解決するための手段】本発明は上記課題の解決
を目的として提案されたもので、リードフレームをガイ
ドするガイドレールと、ガイドレール上のリードフレー
ムを加熱する加熱手段と、所定位置でリードフレームと
対向する貫通孔を開口し、ガイドレール上のリードフレ
ーム搬送経路を覆って内部雰囲気を非酸化性雰囲気に保
つカバーと、貫通孔よりカバー内外に出入りし加熱され
たリードフレーム上に半田を供給する半田供給ノズルと
を備えたマウンタにおいて、 上記半田供給ノズルに、加熱手段からの熱が半田供給ノ
ズル内の半田に伝達するのを阻止する遮熱手段を付設し
たことを特徴とするマウンタを提供する。
を目的として提案されたもので、リードフレームをガイ
ドするガイドレールと、ガイドレール上のリードフレー
ムを加熱する加熱手段と、所定位置でリードフレームと
対向する貫通孔を開口し、ガイドレール上のリードフレ
ーム搬送経路を覆って内部雰囲気を非酸化性雰囲気に保
つカバーと、貫通孔よりカバー内外に出入りし加熱され
たリードフレーム上に半田を供給する半田供給ノズルと
を備えたマウンタにおいて、 上記半田供給ノズルに、加熱手段からの熱が半田供給ノ
ズル内の半田に伝達するのを阻止する遮熱手段を付設し
たことを特徴とするマウンタを提供する。
【0005】
【発明の実施の形態】本発明によるマウンタの半田供給
ノズルに付設された遮熱手段は、半田供給ノズルの半田
供給経路に沿って遮熱用流体の流路を配置し構成され
る。この遮熱用流体は液体でも非酸化性ガスでもよく、
液体の場合その温度が100℃以下に設定される。また
遮熱用流体が非酸化性ガスの場合には、流路の終端を半
田供給経路の終端に開口させることができる。
ノズルに付設された遮熱手段は、半田供給ノズルの半田
供給経路に沿って遮熱用流体の流路を配置し構成され
る。この遮熱用流体は液体でも非酸化性ガスでもよく、
液体の場合その温度が100℃以下に設定される。また
遮熱用流体が非酸化性ガスの場合には、流路の終端を半
田供給経路の終端に開口させることができる。
【0006】
【実施例】以下に本発明の実施例を図1から説明する。
図において、図4と同一物には同一符号を付し重複する
説明を省略する。図中、図4装置と相違するのは、半田
供給ノズル9のみで、詳しくは加熱手段2からの熱が半
田供給ノズル内の半田6に伝達するのを阻止する遮熱手
段を付設したことのみである。この詳細を図2から説明
する。この半田供給ノズル9は、ワイヤ状あるいはテー
プ状の半田6をガイドする鞘体(内筒)10と、これよ
り径大の外筒11とを同軸配置して、各筒10、11間
で内筒10に螺旋状のパイプ(遮熱手段)12を巻回配
置している。各筒10、11の上下両端部は閉塞され、
パイプ12の上端部12aは各筒10、11の上閉塞部
13より外方に導出され、下端12bが各筒10、11
間に開放している。上閉塞部13の一部には内外を連通
する連通部13aが接続されている。パイプ12の上端
部12aには遮熱用流体14、例えば蒸留水が供給さ
れ、この遮熱用流体14はパイプ12内を移動して内筒
10を冷却し、その下端12bから各筒10、11で囲
まれる空間に供給され、上昇して連通部13aから外部
に運ばれる。以下にこの装置の動作を説明する。この装
置は図4装置と同様に動作する。即ち、ガイドレール2
上で加熱されたリードフレーム1に貫通孔4aから半田
供給ノズル9をカバー4内に挿入し、半田供給ノズル9
の先端から所定量の半田6をリードフレーム1上に供給
する。供給が完了すると半田供給ノズル9を上昇させ
て、リードフレーム1上の次の供給予定部が貫通孔4a
位置に来るまで待機する。この作業を継続するうちに半
田供給ノズル9の外筒11は加熱されたリードフレー
ム、カバー4などからの輻射熱を受けて温度が上昇する
が、パイプ12の上端12aから遮熱用流体14を供給
すると、内筒10周りに遮熱用流体14が循環し内筒1
4を冷却しつつパイプ下端12bから各筒10、11で
囲まれる空間に供給されパイプ12外を上昇して連通部
13aから半田供給ノズル9の外部に取り出される。外
筒11が受けた輻射熱は外筒11を伝導して遮熱用流体
14と接触するが、遮熱用流体14は上昇し、さらに外
部からの加熱により生じる対流により上昇が加速され内
筒10側に移動するより速く連通部13aから半田供給
ノズル9の外部に運ばれる。そのため、半田6を囲む内
筒10の温度上昇が防止され、外部の空気に曝され最も
酸化し易い半田6先端部の酸化が防止される。この結
果、リードフレーム1に供給され溶融した半田はリード
フレーム1と馴染み易く後で供給される電子部品本体8
とリードフレーム1との間でボイドの発生もなく、電子
部品本体8で発生した熱を速やかにリードフレーム1に
伝達でき、信頼性高い電子部品を製造することができ
る。上記実施例では、遮熱用流体14として蒸留水で説
明したが、パイプ12などを腐食させるような不純物が
含まれていなければ蒸留水である必要はない。遮熱用流
体14として水を用いた場合、その沸点は100℃で、
その気化熱は539.8cal/gと非常に大きいた
め、ノズル9をさらにガイドレール2に近接配置させる
ことにより輻射熱が過大となり沸騰状態となっても気化
熱が大きいため遮熱用流体14の温度を100℃に保つ
ことができ、内筒10内の半田6の温度は100℃を越
えることはない。ガイドレール3上の温度を380℃、
供給時間間隔を3秒、ノズル9先端のカバー4内での滞
留時間を1秒、ガイドレール3とカバー4の間隔を10
mm、貫通孔4aの直径10mm、待機時はノズル9の
下端を貫通孔4a上5mmの高さに位置させ作業を継続
し、パイプ12に供給する水の温度と流量とを変化させ
て、ボイド率の状態を観察したが、パイプ供給側温度が
80℃、流量が300cc/分でもボイド率を1〜3%
にでき、ボイドの局部的な集中もなく低熱抵抗の信頼性
の高い電子部品を実現できる。このように本発明によれ
ば簡単な機構で、遮熱用流体14を強制冷却するための
設備も不要でボイド率の改善に著しい効果を上げること
ができる。尚、上記実施例では、遮熱用流体14を水で
説明したが、水に限定されるものではなく例えばアルコ
ールやアルコールと水の混合物などでもよい。またパイ
プ12は遮熱用流体14を内筒10に近接供給し一方向
に移動させるもので、内筒10周りに螺旋状に遮熱用流
体14が移動できるならばパイプである必要はなく、例
えば内筒の外周に螺旋状の傾斜面を設けてもよい。ま
た、半田6の先端を半田供給時以外は内筒10内に退入
することにより内筒10から露呈する半田の酸化を一層
抑えることができる。図3は本発明の他の実施例を示
す。図は半田供給ノズル15を示し、他は図1と同じで
あるため図示省略する。この半田供給ノズル15は半田
6をガイドする筒体16に特徴がある。即ち、この筒体
16の軸方向中間の内周には周方向に環状の溝16aが
形成され、さらにこの環状溝16aと筒体下端との間の
内周には螺旋状の溝(遮熱手段)16bが形成され、筒
体16の下端部開口径は下方に向かって径大に形成さ
れ、螺旋溝16bの両端は環状溝16aと径大部16c
に連通している。また、筒体16の環状溝16aは貫通
穴16dを介して外部と連通し、この貫通穴16dに遮
熱用流体17として、窒素ガスやアルゴンガスなどの不
活性ガスや水素ガスなどの還元性ガス、あるいはこれら
の混合ガスが供給される。この装置は図1装置と同様に
動作するが、貫通穴16dより半田供給ノズル15に遮
熱用流体(非酸化性ガス)17を供給すると、このガス
17は環状溝16aに充満し、筒体16の内部で半田6
の供給側と螺旋溝16b側に流入する。螺旋溝16bに
流入したガス17は半田6の外周を螺旋状に完全に包囲
して下端側に移動し、径大部16cから外部に放出され
るが、その間に筒体16外部から内方に伝達する熱を放
出するため、半田供給ノズル15の内部の温度上昇が抑
えられる。半田6はその先端を含め外周が極近傍で常に
非酸化性のガスで覆われているため、半田供給ノズル1
5を高温で酸化雰囲気に露呈したとしても半田6の酸化
が防止され、リードフレーム1上に定量供給され溶融す
る半田の表面を径大部16cから放出されるガスによっ
て覆うことができる。そのためリードフレーム3に供給
された半田の馴染み性が良好で低ボイド率の電子部品を
実現できる。また、この装置は半田6の極近傍にガス1
7を供給するため、ガス消費量が必要最小限で済む。
尚、本発明は上記実施例にのみ限定されるものではな
く、図1装置の内筒10に適用し併合使用することもで
きる。
図において、図4と同一物には同一符号を付し重複する
説明を省略する。図中、図4装置と相違するのは、半田
供給ノズル9のみで、詳しくは加熱手段2からの熱が半
田供給ノズル内の半田6に伝達するのを阻止する遮熱手
段を付設したことのみである。この詳細を図2から説明
する。この半田供給ノズル9は、ワイヤ状あるいはテー
プ状の半田6をガイドする鞘体(内筒)10と、これよ
り径大の外筒11とを同軸配置して、各筒10、11間
で内筒10に螺旋状のパイプ(遮熱手段)12を巻回配
置している。各筒10、11の上下両端部は閉塞され、
パイプ12の上端部12aは各筒10、11の上閉塞部
13より外方に導出され、下端12bが各筒10、11
間に開放している。上閉塞部13の一部には内外を連通
する連通部13aが接続されている。パイプ12の上端
部12aには遮熱用流体14、例えば蒸留水が供給さ
れ、この遮熱用流体14はパイプ12内を移動して内筒
10を冷却し、その下端12bから各筒10、11で囲
まれる空間に供給され、上昇して連通部13aから外部
に運ばれる。以下にこの装置の動作を説明する。この装
置は図4装置と同様に動作する。即ち、ガイドレール2
上で加熱されたリードフレーム1に貫通孔4aから半田
供給ノズル9をカバー4内に挿入し、半田供給ノズル9
の先端から所定量の半田6をリードフレーム1上に供給
する。供給が完了すると半田供給ノズル9を上昇させ
て、リードフレーム1上の次の供給予定部が貫通孔4a
位置に来るまで待機する。この作業を継続するうちに半
田供給ノズル9の外筒11は加熱されたリードフレー
ム、カバー4などからの輻射熱を受けて温度が上昇する
が、パイプ12の上端12aから遮熱用流体14を供給
すると、内筒10周りに遮熱用流体14が循環し内筒1
4を冷却しつつパイプ下端12bから各筒10、11で
囲まれる空間に供給されパイプ12外を上昇して連通部
13aから半田供給ノズル9の外部に取り出される。外
筒11が受けた輻射熱は外筒11を伝導して遮熱用流体
14と接触するが、遮熱用流体14は上昇し、さらに外
部からの加熱により生じる対流により上昇が加速され内
筒10側に移動するより速く連通部13aから半田供給
ノズル9の外部に運ばれる。そのため、半田6を囲む内
筒10の温度上昇が防止され、外部の空気に曝され最も
酸化し易い半田6先端部の酸化が防止される。この結
果、リードフレーム1に供給され溶融した半田はリード
フレーム1と馴染み易く後で供給される電子部品本体8
とリードフレーム1との間でボイドの発生もなく、電子
部品本体8で発生した熱を速やかにリードフレーム1に
伝達でき、信頼性高い電子部品を製造することができ
る。上記実施例では、遮熱用流体14として蒸留水で説
明したが、パイプ12などを腐食させるような不純物が
含まれていなければ蒸留水である必要はない。遮熱用流
体14として水を用いた場合、その沸点は100℃で、
その気化熱は539.8cal/gと非常に大きいた
め、ノズル9をさらにガイドレール2に近接配置させる
ことにより輻射熱が過大となり沸騰状態となっても気化
熱が大きいため遮熱用流体14の温度を100℃に保つ
ことができ、内筒10内の半田6の温度は100℃を越
えることはない。ガイドレール3上の温度を380℃、
供給時間間隔を3秒、ノズル9先端のカバー4内での滞
留時間を1秒、ガイドレール3とカバー4の間隔を10
mm、貫通孔4aの直径10mm、待機時はノズル9の
下端を貫通孔4a上5mmの高さに位置させ作業を継続
し、パイプ12に供給する水の温度と流量とを変化させ
て、ボイド率の状態を観察したが、パイプ供給側温度が
80℃、流量が300cc/分でもボイド率を1〜3%
にでき、ボイドの局部的な集中もなく低熱抵抗の信頼性
の高い電子部品を実現できる。このように本発明によれ
ば簡単な機構で、遮熱用流体14を強制冷却するための
設備も不要でボイド率の改善に著しい効果を上げること
ができる。尚、上記実施例では、遮熱用流体14を水で
説明したが、水に限定されるものではなく例えばアルコ
ールやアルコールと水の混合物などでもよい。またパイ
プ12は遮熱用流体14を内筒10に近接供給し一方向
に移動させるもので、内筒10周りに螺旋状に遮熱用流
体14が移動できるならばパイプである必要はなく、例
えば内筒の外周に螺旋状の傾斜面を設けてもよい。ま
た、半田6の先端を半田供給時以外は内筒10内に退入
することにより内筒10から露呈する半田の酸化を一層
抑えることができる。図3は本発明の他の実施例を示
す。図は半田供給ノズル15を示し、他は図1と同じで
あるため図示省略する。この半田供給ノズル15は半田
6をガイドする筒体16に特徴がある。即ち、この筒体
16の軸方向中間の内周には周方向に環状の溝16aが
形成され、さらにこの環状溝16aと筒体下端との間の
内周には螺旋状の溝(遮熱手段)16bが形成され、筒
体16の下端部開口径は下方に向かって径大に形成さ
れ、螺旋溝16bの両端は環状溝16aと径大部16c
に連通している。また、筒体16の環状溝16aは貫通
穴16dを介して外部と連通し、この貫通穴16dに遮
熱用流体17として、窒素ガスやアルゴンガスなどの不
活性ガスや水素ガスなどの還元性ガス、あるいはこれら
の混合ガスが供給される。この装置は図1装置と同様に
動作するが、貫通穴16dより半田供給ノズル15に遮
熱用流体(非酸化性ガス)17を供給すると、このガス
17は環状溝16aに充満し、筒体16の内部で半田6
の供給側と螺旋溝16b側に流入する。螺旋溝16bに
流入したガス17は半田6の外周を螺旋状に完全に包囲
して下端側に移動し、径大部16cから外部に放出され
るが、その間に筒体16外部から内方に伝達する熱を放
出するため、半田供給ノズル15の内部の温度上昇が抑
えられる。半田6はその先端を含め外周が極近傍で常に
非酸化性のガスで覆われているため、半田供給ノズル1
5を高温で酸化雰囲気に露呈したとしても半田6の酸化
が防止され、リードフレーム1上に定量供給され溶融す
る半田の表面を径大部16cから放出されるガスによっ
て覆うことができる。そのためリードフレーム3に供給
された半田の馴染み性が良好で低ボイド率の電子部品を
実現できる。また、この装置は半田6の極近傍にガス1
7を供給するため、ガス消費量が必要最小限で済む。
尚、本発明は上記実施例にのみ限定されるものではな
く、図1装置の内筒10に適用し併合使用することもで
きる。
【0007】
【発明の効果】以上のように本発明によれば、加熱され
たリードフレームに供給される半田表面に酸化膜が形成
されるのを抑制乃至阻止でき、リードフレームと半田と
の馴染みを良好にできるから、リードフレームと電子部
品本体とを接着する半田にボイドが発生するのを防止で
き、低熱抵抗で高信頼性の電子部品を製造することがで
きる。
たリードフレームに供給される半田表面に酸化膜が形成
されるのを抑制乃至阻止でき、リードフレームと半田と
の馴染みを良好にできるから、リードフレームと電子部
品本体とを接着する半田にボイドが発生するのを防止で
き、低熱抵抗で高信頼性の電子部品を製造することがで
きる。
【図1】 本発明の実施例を示すマウンタの側断面図
【図2】 図1装置の半田供給ノズルを示す拡大断面図
【図3】 本発明の他の実施例を示す装置の半田供給ノ
ズルを示す拡大断面図
ズルを示す拡大断面図
【図4】 本発明の前提となる従来のマウンタの側断面
図
図
1 リードフレーム 2 ガイドレール 3 加熱手段 4 カバー 4a 貫通孔 9 半田供給ノズル 12 パイプ(遮熱手段) 15 半田供給ノズル 16b 螺旋溝(遮熱手段)
Claims (4)
- 【請求項1】リードフレームをガイドするガイドレール
と、ガイドレール上のリードフレームを加熱する加熱手
段と、所定位置でリードフレームと対向する貫通孔を開
口し、ガイドレール上のリードフレーム搬送経路を覆っ
て内部雰囲気を非酸化性雰囲気に保つカバーと、貫通孔
よりカバー内外に出入りし加熱されたリードフレーム上
に半田を供給する半田供給ノズルとを備えたマウンタに
おいて、 上記半田供給ノズルに、加熱手段からの熱が半田供給ノ
ズル内の半田に伝達するのを阻止する遮熱手段を付設し
たことを特徴とするマウンタ。 - 【請求項2】半田供給ノズルの半田供給経路に沿って遮
熱用流体の流路を配置し遮熱手段を構成したことを特徴
とする請求項1に記載のマウンタ。 - 【請求項3】遮熱用流体が液体であり、その温度が10
0℃以下に設定されたことを特徴とする請求項2に記載
のマウンタ。 - 【請求項4】遮熱用流体が非酸化性ガスであり、流路の
終端を半田供給経路の終端に開口させたことを特徴とす
る請求項2に記載のマウンタ。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP8165798A JPH1012638A (ja) | 1996-06-26 | 1996-06-26 | マウンタ |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP8165798A JPH1012638A (ja) | 1996-06-26 | 1996-06-26 | マウンタ |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH1012638A true JPH1012638A (ja) | 1998-01-16 |
Family
ID=15819201
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP8165798A Pending JPH1012638A (ja) | 1996-06-26 | 1996-06-26 | マウンタ |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH1012638A (ja) |
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2011003580A (ja) * | 2009-06-16 | 2011-01-06 | Denso Corp | 半導体チップのマウント装置および半導体装置の製造方法 |
| JP2012099524A (ja) * | 2010-10-29 | 2012-05-24 | Hitachi High-Tech Instruments Co Ltd | ダイボンダ装置、ダイボンダ方法、及びダイボンダ品質評価設備 |
-
1996
- 1996-06-26 JP JP8165798A patent/JPH1012638A/ja active Pending
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2011003580A (ja) * | 2009-06-16 | 2011-01-06 | Denso Corp | 半導体チップのマウント装置および半導体装置の製造方法 |
| JP2012099524A (ja) * | 2010-10-29 | 2012-05-24 | Hitachi High-Tech Instruments Co Ltd | ダイボンダ装置、ダイボンダ方法、及びダイボンダ品質評価設備 |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| A02 | Decision of refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02 Effective date: 20040531 |