JPH10126748A - 画像信号のフォーマット変換信号処理方法及び回路 - Google Patents

画像信号のフォーマット変換信号処理方法及び回路

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JPH10126748A
JPH10126748A JP8272543A JP27254396A JPH10126748A JP H10126748 A JPH10126748 A JP H10126748A JP 8272543 A JP8272543 A JP 8272543A JP 27254396 A JP27254396 A JP 27254396A JP H10126748 A JPH10126748 A JP H10126748A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】画像信号のフォーマット変換やスケーリング処
理を小容量のメモリで行う。 【解決手段】飛び越し走査の画像信号を補間処理で順次
走査に変換し(1、3)、始めに水平方向の拡大縮小の
スケーリング処理を行い(5)、次に垂直方向のスケーリ
ング処理に使用するメモリを共用して拡大縮小やフレー
ムレート変換や同期整合などの処理を行い(6)、最後に
色空間変換や逆γ処理を行い(7)、所定のフォーマット
の画像信号(S6)に変換する。 【効果】信号処理に伴う画質の劣化が少なく、かつ、使
用するメモリ容量が極めて少なく、また、低コストで実
現でき、マルチメディア対応の各種情報機器端末の機能
向上ならびにコスト低減に顕著な効果を得る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、画像信号のフォー
マット変換の信号処理に係り、特に、複数方式の画像信
号を画像表示部の所定フォーマットの画像信号に変換、
あるいは、画像の水平垂直方向の任意縮小や任意拡大な
どの変換に好適な、画像信号のフォーマット変換信号処
理方法及び回路に関する。
【0002】
【従来の技術】近年、マルチメディアの進展により、画
像信号に関しては、取り扱う画像の種類や形態が飛躍的
に増加し、多様化の方向に進捗している。また、画像を
表示するディスプレイに関しても、CRTの他に、液晶
表示装置、プラズマディスプレイなどの平面ディスプレ
イが多く使用されるようになってきた。このため、今後
のマルチメディア対応の情報端末機器では、多種多様な
画像ソースを受信して表示する機能を備えることが必須
になる。
【0003】この機能を実現する代表的な方法として
は、表示系で対処する方法と、信号処理で対処する方法
とが知られている。前者の方法は、表示部の偏向系の動
作範囲を広く設定し、入力画像の信号フォーマットと合
致した形態で走査を行って画像を表示するもので、マル
チスキャン方式として実用化されている。これは、表示
部がCRTの場合には比較的低コストで実現でき有効な
方法であるが、表示画素数が一定の液晶表示装置やプラ
ズマディスプレイなどの平面ディスプレイでは適用が困
難という問題がある。
【0004】後者の方法は、信号処理によるフォーマッ
ト変換を行い、入力画像信号を表示部のフォーマットの
信号に変換して画像を表示するもので、CRT、液晶表
示装置、プラズマディスプレイなど全ての表示系に適用
することができる。従って、今後予想される入力画像ソ
ースや表示装置の多様化への対処には、極めて有効な方
法である。しかしながら、この方法は、フォーマット変
換のために、フレームレートの変換や画面サイズの縮小
拡大などの信号処理を行う必要がある。このため、信号
処理に伴う画質劣化の回避や、使用するメモリ容量の削
減や、コストの低減などを図るための信号処理方式の開
発が重要である。
【0005】例えば、従来PAL方式のテレビ信号をN
TSC方式のテレビ信号に変換しCRT、液晶表示装置
で表示する場合、フレームレートの変換、走査線数の変
換、飛び越し走査から順次走査への変換、アスペクト比
の等の方式変換、縮小拡大、同期整合などの信号処理を
それぞれ独立に行っていたため、多くのメモリを必要と
し、また画質も劣化する。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】従って、本発明の主な
目的は、フォーマット変換の信号処理に伴う画質の劣化
が少なく、使用するメモリ容量が極めて少なく、製造コ
スト低減の容易な画像信号のフォーマット変換信号処理
方法及び回路を提供するである。本発明の他の目的は、
上記目的を達成すると共に、複数種類の方式の入力画像
信号を画像表示部の所定フォーマットに変換することが
できる信号処理回路を提供するである。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、本発明の画像信号のフォーマット変換信号処理回路
においては、入力の画像信号と上記入力の画像信号が飛
び越し走査系の画像信号のとき順次走査系の画像信号に
変換する走査変換部(以下IP変換部と略称)と、上記
入力画像信号とIP変換部から順次走査系の画像信号の
いずれかを選択する選択部と、上記選択部の出力に対し
てフォーマット変換のための水平、垂直方向のスケーリ
ングの信号処理を実行するスケーリング部と、上記入力
画像信号の方式及び画像表示部の表示フォーマットに従
い信号処理パラメタの選択し、少なくとも上記IP換
部、選択部、スケーリング部を上記信号処理パラメタに
従て制御を行う制御部とを設けて構成する。この構成に
よれば、順次走査系の信号に対して多くのフィルタリン
グ処理が行われるが、画像処理のなかで必要とする多く
のフィルタは、順次走査系と飛び越し走査系とでは、順
次走査系の方がフィルタ設計の自由度が大きく、より理
想に近い特性で実現できるため、フォーマット変換での
信号処理に伴う画質劣化は大幅に改善される。
【0008】上記スケーリング部は、水平スケーリング
の信号処理を実行する水平スケーリングと、垂直スケー
リングの信号処理を実行する垂直スケーリングを持ち、
入力の水平入力画素数が表示される画像の水平画素数よ
り大きいときは、水平スケーリングを垂直スケーリング
に先立っておこない、逆の場合は垂直スケーリングを水
平スケーリングに先立って行うように構成することが望
ましい。また、垂直スケーリングでは、縮小拡大の信号
処理の他にも、TV信号の方式変換(例えば、PALー
NTSC変換)のためのフレームレート変換の信号処
理、PALフィールド倍速変換のための信号処理、2画
面表示やPIP表示(一つの画面の中に、他の画面を表
示)等のマルチ画面表示での同期整合の信号処理の少な
くとも一つを併せて実行する。この構成によって、方式
変換、縮小拡大、同期整合などの信号処理をそれぞれ独
立に行う場合と較べて、フォーマット変換での信号処理
に必要なメモリ容量を、数分の一の1フィールド程度
(数メガビット)と大幅に削減することができる。
【0009】また、水平、垂直スケーリングの回路構成
は、複数画素あるいは複数ラインの画素に係数値を乗算
する演算部と、メモリ部と、複数個数のスイッチの組み
合わせで構成し、該スイッチを選択制御して信号を切り
換え、縮小機能や、拡大機能や、スルーの機能を実現す
る。上記演算部では、2点線形補間の特性の演算を実行
する。この技術的手段によって、信号処理に必要な回路
規模を大幅に低減できる。
【0010】本発明の好ましい実施の形態では、上記I
P変換部は動き適応型あるいは動き補償型の補間処理で
順次走査系の画像信号に変換する。また、スケーリング
部の出力側に、フォーマット変換の信号処理を行った画
像信号に対して色空間変換や逆γ変換などの画質改善処
理を実行する画質改善部を設ける。
【0011】本発明の他の好ましい実施形態として、同
一方式(例えば、飛び越し走査のNTSCテレビジョン
信号)の第1の画像信号と第2の画像信号とを1走査線
期間の内に時分割多重する信号処理を行うマルチ処理部
を設け、単画面表示では第1の画像信号に対して、2画
面表示ではマルチ処理部出力の画像信号に対して、それ
ぞれフォーマット変換の信号処理を実行する構成とす
る。この技術的手段によって、信号処理に必要な回路規
模の更なる低減ができる。
【0012】また、本発明の更に他の好ましい実施形態
として、入力画像信号は、輝度信号と2つの色差信号と
からなる4:2:0系(色差信号が水平、垂直方向共に
サブサンプルされたもの)あるいは4:2:2系(色差
信号が水平方向のみサブサンプルされ、垂直方向は輝度
信号と同じレイトとでサンプルされたもの)のコンポー
ネント信号を採用する。この技術的手段によって、多様
なソース(例えば、現行TV信号、HDTV信号、ED
TV信号、パソコン画像、パッケージ系画像など)を一
元的に処理できる。また、2つの色差信号の信号処理
は、4:2:2系では輝度信号と同程度、4:2:0系
では輝度信号の1/2のメモリ容量で行うことができ
る。
【0013】さらに、本発明の好ましい他の実施形態と
して、信号処理に極めて高速な動作が必要な場合(例え
ば、表示系が超高精細ディスプレイなど)には、順次走
査系の信号を2系列の信号に分割し、この2系列の信号
に対して、フォーマット変換のための水平、垂直スケー
リングの信号処理を実行する。この技術的手段によっ
て、信号処理を1/2の動作速度で行うことができる。
なお、信号処理に必要なメモリ容量は1系列の場合と同
程度である。
【0014】また、スケーリング部の出力側に、フォー
マット変換の信号処理を行った画像信号に対して色空間
変換や逆γ変換などの画質改善処理を実行する画質改善
部を設ける。従来の技術ではこの画質改善処理出力では
10ビット/画素程度の精度が必要であるが、本発明で
は、フォーマット変換までの信号処理は、通常の8ビッ
ト/画素の精度で行うことができるため、メモリの容量
や、回路規模を低減することができる。
【0015】
【発明の実施の形態】
<実施形態1>図1は本発明による画像信号のフォーマ
ット変換信号処理回路の第1の実施の形態を示すブロッ
ク構成図である。各ブロックの詳細な構成はブロック内
に示す番号の図面によって後で詳細に説明する。
【0016】入力画像信号S1(4:2:2系、あるい
は4:2:0系のコンポーネント輝度、色差信号等)
は、IP変換部1と選択部4に入力する。IP変換部1
は、飛び越し走査の入力画像信号に対して、飛び越し走
査で抜けた走査線の信号を動き適応型や動き補償型の補
間処理で生成し、伝送走査線信号系列SMと補間走査線
信号系列SIとを出力する。倍速化部3は、信号系列S
MとSIをそれぞれ水平方向に時間軸の1/2圧縮と時
系列多重の信号処理を行い、順次走査の画像信号系列S
Pを出力する。
【0017】選択部4は、入力画像信号S1が飛び越し
走査の現行テレビジョン信号(以下、現行TV信号と略
称)では信号系列SP、順次走査系のEDTV信号やパ
ソコン画像信号及びHDTV信号では信号系列S1をそ
れぞれ選択し、これを信号系列S2として出力する切り
換え回路で構成される。
【0018】水平スケーリング部5は、画像の水平方向
がK個の画素をL個の画素に変換をする信号処理(以
下、水平K−L変換と略称)を行い、水平拡大(K<
L)や水平縮小(K>L)を行い、変換された信号系列
S3を出力する。垂直スケーリング部6は、画像の走査
線数がK個のラインをL個のラインに変換をする信号処
理(以下、垂直K−L変換と略称)を行い、垂直拡大
(K<L)や垂直縮小(K>L)を行う。なお、入力信
号S1によっては、方式変換(例えば、PAL方式とN
TSC方式の方式変換)や、同期整合の信号処理、表示
部のフィールド周波数が100の場合は、PALフィー
ルド倍速の信号処理も併せて行う。そして、フォーマッ
ト変換した画像信号系列S4を出力する。なお、水平縮
小(K>L)を行う場合は、水平スケーリング部5は、
垂直スケーリング部6の入力側に設け、水平拡大(K<
L)を行う場合は、水平スケーリング部5は垂直スケー
リング部6の入力側に設けけることが信号処理の簡易化
の観点より望ましい。
【0019】画質改善部8は、輝度信号の黒レベル補
正、白レベル補正などの画質改善や、色空間変換などの
信号処理を行い、3原色RGB信号に変換する。また、
表示系がリニア特性のディスプレイでは、逆γ変換の信
号処理を行う。そして、3原色画像信号系列S5を出力
する。画質改善部8は従来知られているものを使用でき
る。
【0020】多重部9は、信号系列S5にマルチ画面表
示(例えば、2画面表示、PIP表示、マルチウィンド
表示など)のための他の3原色画像信号系列S7を多重
する信号処理を行う。そして、表示系のフォーマットに
合致した画像信号系列S6を出力する。
【0021】マイクロプロセッサ部10は、画像情報信
号SPI(入力画像信号S1の種類、表示系のフォーマ
ット、画面表示のモードなどの情報)をもとに信号処理
パラメタを設定し、上記各ブロック部1、3、4、5、
6、8、9を制御する。画像情報信号SPIは、検出部
0で入力画像信号S1のフレーム数、同期信号等及び表
示部から自動的に検出する。勿論手動的に画像情報信号
SPIを発生するように構成してもよい。
【0022】コントロール部11は、各ブロック部にお
ける信号処理に必要な同期信号、制御信号、クロック信
号などを生成し、各ブロックに供給する。また、マルチ
画面表示の際の同期整合処理に必要な情報SDを出力す
る。即ち、マイクロプロセッサ部10及びコントロール
部11によって各ブロックを総合的に制御する制御部を
構成する。
【0023】以下、図1の主要ブロック部の構成につい
て説明する。図2は、図1のIP変換部1及びメモリ部
2の一構成例図である。動き適応型の補間処理を行うも
のである。この回路部は従来知られている回路と実質的
に同じである。入力画像信号S1の輝度信号S1(Y)
の一部は、伝送走査線信号系列の輝度信号SM(Y)と
して出力する。一方、1H遅延部12(Hは水平走査線
(ライン)の周期を表す。以下の説明についても同じ)
で1H期間遅延させた信号を加算部13で加算し、係数
加重部14で係数値1/2を加重して、動画像に適した
補間信号を生成する。
【0024】また、メモリ部2のフィールドメモリFD
1で1フィールド期間遅延させた信号で、静止画像に適
した補間信号を生成する。更に、この信号を他のフィー
ルドメモリFD2で1フィールド期間遅延させた信号を
減算部17で減算し、1フレーム間の差分信号を検出す
る。動き係数設定部18は、この差分信号の絶対値すな
わち、画像の動きの大小に応じて、0から1までの値の
動き情報係数を設定する。動きの検出漏れを回避するた
め、MAX選択部19は、1フィールド前の動きの情報
も使用して、最終的な動き係数Kを設定する。すなわ
ち、係数加重部20で係数α(0<α<1)を加重した
信号をフィールドメモリFD3で1フィールド期間遅延
させて生成する1フィールド前の動きの信号と、動き情
報係数の間で、最大値を検出し、この最大値を最終的な
動き係数K(0≦K≦1,静止時:K=0)として出力
する。係数加重部15は、係数K,1−Kを加重し、加
算部16で両者の信号を加算して、補間走査線信号系列
の輝度信号SI(Y)を生成する。
【0025】入力画像信号S1の色差信号S1(C)に
対しては、フィールド内補間で補間信号を生成する。す
なわち、信号S1(C)を伝送走査線信号系列の色差信
号SM(C)として出力するとともに、1H遅延部12
で1ライン期間遅延させた信号を加算部13で加算し、
係数加重部14で係数値1/2を加重して、補間走査線
信号系列の色差信号SI(C)を生成する。
【0026】図3(a)及び(b)は、それぞれ図1の
倍速化部3の構成図及び(a)のラインメモリ21の機
能を説明するための図である。伝送走査線信号系列の信
号SM(Y)、SM(C)はラインメモリ21−1に、
補間走査線信号系列の信号SI(Y)、SI(C)はラ
インメモリ21−2に、同図(b)に示す書き込み動作
(以下WT動作と略称)で、飛び越し走査系の動作速度
で1ライン期間の信号を記憶する。
【0027】ラインメモリからの読出し動作(以下RD
動作と略称)は、順次走査系の動作速度で1ライン期間
1/(2fH)(飛び越し走査系の1/2の時間)で、
ラインメモリ21−1と21−2とを交互に読み出す。
そして、多重部22で時系列に多重し、その出力に順次
走査系の画像信号系列の輝度信号SP(Y)と、色差信
号SP(C)とを得る。
【0028】図4(a)及び(b)は、それぞれ図1の
水平スケーリング部5の構成図及び各種信号処理におけ
るスイッチ類の選択制御を行う信号処理パラメタを示す
図である。水平縮小の信号処理では、スイッチ24(S
W1)、28(SW2)、31(SW4)は端子a、ス
イッチ30(SW3)は端子bに接続する。順次走査系
の画像信号の輝度信号S2(Y)は、縮小処理で折り返
し歪となる水平高域周波数成分を除去するため、水平L
PF23で低域通過の周波数特性で帯域制限を行う。次
に、1画素遅延25と係数加重部26と加算部27とで
構成する演算部で、2点線形補間の特性による画素の水
平K−L変換(K>L)の演算を行う。すなわち、入力
信号と、1画素遅延素子25で1画素遅延した信号に対
し、係数加重部26ではそれぞれ係数値β、1−β(1
>β≧0)を加重し、加算部27で両者を加算し、この
出力に水平K−L変換でK画素から生成したL画素の信
号を得る。なお、係数値β、1−βは、K画素を周期に
画素毎に変化する。1Hメモリ29では、間欠的なWT
動作でL画素の信号を記憶する。そして、RD動作で連
続的に信号の読出しを行う。スイッチ31の出力に、L
/K倍に水平縮小した信号系列S3(Y)を得る。
【0029】水平拡大の信号処理では、スイッチ24
(SW1)、28(SW2)は端子b、スイッチ30
(SW3)、31(SW4)は端子aに接続する。順次
走査系の画像信号の輝度信号S2(Y)は、1Hメモリ
29に、WT動作で連続的に信号を記憶する。そして、
RD動作では一部期間で2度読み出しの動作を行い、L
画素の期間でK個の画素の信号を読み出す。1画素遅延
素子25と係数加重部26と加算部27とで構成する演
算部で、2点線形補間の特性による画素のK−L変換
(K<L)の演算を行うすなわち、入力信号と、1画素
遅延素子25で1画素遅延した信号に対し、係数加重部
26では係数値β、1−βを加重し、加算部27で両者
を加算し、この出力にK−L変換でK画素から生成した
L画素の信号を得る。なお、係数値β、1−βは、L画
素を周期に画素毎に変化する。スイッチ31(SW4)
の出力に、L/K倍に水平拡大した信号系列S3(Y)
を得る。なお、前述のように、水平拡大の信号処理で
は、水平スケーリング部5は垂直スケーリング部6の出
力側に設けることが望ましい。
【0030】スルーの信号処理は、水平縮小拡大が不要
のときに行われ、スイッチ31を端子bに接続し、入力
信号S2(Y)がスイッチ31の出力に、縮小拡大の処
理を行わない信号系列S3(Y)として得られる。順次
走査系の画像信号の色差信号S2(C)に対しても、輝
度信号の場合と同一の構成による信号処理を行い、水平
縮小、水平拡大又はスルーの信号系列S3(C)を得
る。
【0031】図5(a)及び(b)は、それぞれ図1の
垂直スケーリング部6の構成図及び各種信号処理におけ
るスイッチ類の選択制御の信号処理パラメタを示す図で
ある。垂直縮小の信号処理では、スイッチ33(SW
1)、37(SW2)、39(SW4)は端子a、38
(SW3)は端子bに接続する。順次走査系の画像信号
の輝度信号S3(Y)は、縮小処理で折り返し歪となる
垂直高域周波数成分を除去するため、垂直LPF32で
低域通過の周波数特性で帯域制限を行う。1ライン遅延
素子34と係数加重部35と加算部36とで構成する演
算部で、2点線形補間の特性によるラインの垂直K−L
変換(K>L)の演算を行う。すなわち、入力信号と、
1H遅延素子34で1ライン遅延した信号に対し、係数
加重部35では係数値β、1−βを加重し、加算部36
で両者を加算し、この出力に垂直K−L変換でKライン
から生成したLラインの信号を得る。なお、係数値β、
1−βは、Kラインを周期にライン毎に変化する。メモ
リ部7のM−1では、図6(a)に示す様に、1フィー
ルド期間を周期にWT動作、RD動作を行う。WT動作
では、垂直K−L変換で生成した信号を間欠的に書き込
み記憶する。一方、RD動作では(1−L/K)フィー
ルド期間遅れた時点より連続的に信号を読み出す。そし
て、スイッチ39(SW4)の出力に、L/K倍に垂直
縮小した信号系列S4(Y)を得る。以上に述べた垂直
縮小の信号処理に必要なメモリ容量は、(1−L/K)
フィールド期間分あればよい。
【0032】垂直拡大の信号処理では、スイッチ33
(SW1)、37(SW2)は端子b、スイッチ38
(SW3)、39(SW4)は端子aに接続する。メモ
リ部7のM−1では、図6(b)に示す様に、1フィー
ルド期間を周期とするWT動作、RD動作を行う。順次
走査系の画像信号の輝度信号S3(Y)は、WT動作で
連続的に信号を記憶する。一方、RD動作では一部期間
で2度読み出しの動作を行いKラインの期間にLライン
の信号を読み出す。次に、1ライン遅延34と係数加重
部35と加算部36とで構成する演算部で、2点線形補
間の特性によるラインの垂直L−K変換(L<K)の演
算を行う。すなわち、入力信号と、1ライン遅延34で
1ライン遅延した信号に対し、係数加重部35では係数
値β、1−βを加重し、加算部36で両者を加算し、こ
の出力にL−K変換でLラインから生成したKラインの
信号を得る。なお、係数値β、1−βは、Kラインを周
期にライン毎に変化する。そして、スイッチ39(S
W)の出力に、K/L倍に垂直拡大した信号系列S4
(Y)を得る。以上に述べた垂直拡大の信号処理に必要
なメモリ容量は、(1−L/K)フィールド期間分あれ
ばよい。
【0033】PALフィールド倍速の信号処理(PAL
テレビ信(以下625/50/1:1と略称)号のフリ
ッカを除くためにフィールド周波数を50Hから100
Hzの飛び越し走査系の信号(以下625/100/
2:1と略称)に変換する処理)では、スイッチ37
(SW2)、38(SW3)を端子b、スイッチ39
(SW4)を端子aに接続して実現する。メモリ部7の
M−1では、図6(c)に示す様なWT動作、RD動作
を行う。順次走査系のPAL信号の輝度信号S3(Y)
は、1フィールド期間を周期に、WT動作で連続的に信
号を記憶する。一方、RD動作では、0.5フィールド
期間遅れた時点から、順次走査系の奇数走査線の信号系
列(図中の○−0、偶数走査線の信号系列(図中の○−
E)の順に信号の読出しを行う。そして、スイッチ39
(SW4)の出力に、PALフィールド倍速した信号系
列S4(Y)を得る。以上に述べたPALフィールド倍
速の信号処理に必要なメモリ容量は、0.5フィールド
期間分あればよい。
【0034】NTSC−PALフィールド倍速の信号処
理は、順次走査系に変換したNTSC信号(以下525
/60/1:1と略称)を625/100/2:1系の
信号に変換するもので、スイッチ33(SW1)、37
(SW2)を端子b、38(SW3)を端子c、39
(SW4)を端子aに接続する。順次走査系のNTSC
信号の輝度信号S3(Y)は、図6(d)に示す様に、
メモリ部7のM−1に、NTSC1フィールド期間を周
期とするWT動作で、連続的に信号を記憶する。一方、
RD動作では、PAL1フィールド期間を周期に、一部
期間で2度読み出しの動作を行い6ラインの期間に5ラ
インの信号を読み出す。
【0035】次に、1ライン遅延34と係数加重部35
と加算部36とで構成する演算部で、2点線形補間の特
性によるラインの5−6変換の演算で垂直拡大を行う。
すなわち、入力信号と、1ライン遅延34で1ライン遅
延した信号に対し、係数加重部35では係数値β、1ー
βを加重し、加算部36で両者を加算し、この出力に5
−6変換で5ラインから生成した6ラインの信号を得
る。なお、係数値β、1−βは、6ラインを周期にライ
ン毎に変化する。メモリ部7のM−2では、PAL1フ
ィールド期間を周期に、WT動作で連続的にこの信号を
記憶する。一方、RD動作では、0.5フィールド期間
遅れた時点から、順次走査系の奇数走査線の信号系列
(図中の○−0)、偶数走査線の信号系列(図中の○−
E)の順に信号の読出しを行う。そして、スイッチ39
(SW4)の出力に、NTSC−PALフィールド倍速
した信号系列S4(Y)を得る。以上に述べたNTSC
−PALフィールド倍速の信号処理に必要なメモリ容量
は、NTSC−PAL変換に1フィールド期間分、フィ
ールド倍速変換に0.5フィールド期間分あればよい。
【0036】PAL−NTSC変換の信号処理は、62
5/50/1:1系の信号を525/60/1:1系の
信号に変換するもので、スイッチ33(SW1)、37
(SW2)を端子a、スイッチ38(SW3)を端子
b、スイッチ39(SW4)を端子aに接続して実現す
る。順次走査系のPAL信号の輝度信号S3(Y)は、
垂直LPF32で低域通過の周波数特性で帯域制限を行
う。次に、1ライン遅延34と係数加重部35と加算部
36とで構成する演算部で、2点線形補間の特性による
ラインの6−5変換の演算で垂直縮小を行う。すなわ
ち、入力信号と、1ライン遅延34で1ライン遅延した
信号に対し、係数加重部35では係数値β、1−βを加
重し、加算部36で両者を加算し、この出力に6−5変
換で6ラインから生成した5ラインの信号を得る。な
お、係数値β、1−βは、6ラインを周期にライン毎に
変化する。メモリ部7のM−1では、図6(e)に示す
様に、PAL1フィールド期間を周期とするWT動作
で、6−5変換で生成した信号を間欠的に書き込み記憶
する。一方、RD動作ではNTSC1フィールド期間を
周期に信号を読み出す。そして、スイッチ39(SW
4)出力に、PAL−NTSC変換した信号系列S4
(Y)を得る。以上に述べたPAL−NTSC変換の信
号処理に必要なメモリ容量は、1フィールド期間分あれ
ばよい。
【0037】スルーの信号処理は、垂直縮小拡大の処理
が不要のとき行われ、スイッチ39(SW4)を端子b
に接続し、スイッチ39の出力に、縮小拡大の処理を行
わない信号系列S4(Y)を得る。
【0038】順次走査系の画像信号の色差信号S3
(C)に対しても、輝度信号と同一の構成による信号処
理を行い、垂直縮小、垂直拡大、PALフィールド倍速
変換、NTSC−PALフィールド倍速変換、PAL−
NTSC変換又はスルーの信号系列S4(C)を得る。
なお、図4及び図5のスイッチ駆動の信号処理パラメ
タ、係数は図1のマイクロプロセッサより与えられる。
以下の他に実施形態についても同様である。以上に述べ
た様に、垂直スケーリング部では、極めて少ないメモリ
容量で、フォーマット変換に必要な各種の信号処理を行
うことができる。
【0039】図19は、画像信号のフォーマット変換の
代表的な例の画面を示す。同図(a)は、アスペクト比
16:9の表示画面にアスペクト比4:3の画像を表示
するため、画像を水平に圧縮するもので、ノーマルモー
ドと略称する。同図(b)は、レターボックス画像をア
スペクト比16:9の画面に表示するため、画像を垂直
に拡大するもので、シネマモードと略称する。同図
(c)は、アスペクト比4:3の画像の左右を徐々に拡
大し、アスペクト比16:9の画面一杯に表示するもの
で、スムーズワイドと略称する。同図(d)は、水平に
圧縮したアスペクト比4:3の画像を、アスペクト比1
6:9の画面一杯に表示するもので、フルモードと略称
する。同図(e)は、水平垂直方向に任意の倍率で圧縮
して表示するものである。また、同図(f)は、水平垂
直方向に任意の倍率で拡大して表示(ズームモードと略
称)するものである。
【0040】図20はフォーマット変換の信号処理で使
用する代表的なK−L変換の処理の演算式を示す。同図
(a)の4−3変換はノーマルモードで使用する。図中
で示すマトリックスは4点の入力系列X1、X2、X
3、X4と、3点の出力系列Y1、Y2、Y3の対応関
係を示す。従って、前述した演算部では、係数値(β、
1−β)は(1,0)、(2/3,1/3)、(1/
3,2/3)と変化し、出力系列を生成する。同図
(b)の3−4変換は、シネマモードで使用する。そし
て、4点の入力系列X1、X2、X3、X4(但し、X
4は次の入力系列のX1にも使用)と、4点の出力系列
Y1、Y2、Y3、Y4との対応関係は、同図に示すマ
トリクスで表される。従って、前述した演算部では、係
数値(β,1−β)は(0,1)、(1/4,3/
4)、(2/4,2/4)、(3/4,1/4)と変化
し、出力系列を生成する。また、同図(c)はPAL−
NTSC変換に使用する6−5変換、同図(d)はNT
SC−PAL変換に使用する5−6変換の例である。
【0041】図21は、画像信号(525/60/1:
1)、アスペクト比16:9の表示系におけるIP変換
部1、水平及び垂直スケーリング部5、6での信号処理
を示す。図中、IP変換の丸印はIP変換を行うことを
表す。
【0042】525/60/2:1系(現行NTSC方
式に相当)の入力信号は、IP変換部1で順次走査に変
換した信号に対して、各種表示モードに対応したフォー
マット変換を行う。
【0043】525/60/1:1系(EDTV方式に
相当)の入力信号は、順次走査系であるのでIP変換は
行わず、表示モードに応じて、スルー、拡大、縮小の処
理を行う。
【0044】1125/60/2:1系(HDTVに相
当)の入力信号は、垂直スケーリング部6で17−16
変換を行い、飛び越し走査系から順次走査系に変換す
る。また、表示モードに応じて、拡大、縮小の処理を行
う。
【0045】625/50/2:1系(現行PAL方式
に相当)の入力信号は、IP変換部1で順次走査に変換
した信号に対して、垂直スケーリング部6でフレームレ
ート変換、6−5変換を行う。併せて、各種表示モード
に対応したフォーマット変換を行う。
【0046】PC系(パソコン画像)の入力信号は、6
0フレーム/秒の順次走査系の信号であるので、IP変
換は行わず、水平、垂直スケ−リング部でノーマルモー
ド表示の処理を行う。すなわち、VGA系(640×4
80)では水平4−3変換、SVGA系(800×60
0)では水平4−3変換と垂直5−4変換、XGA系
(1024×768)では水平4−3変換と垂直8−5
変換を行う。
【0047】図21は、625/100/2:1、アス
ペクト比16:9の表示系におけるIP変換部1、水平
及び垂直スケーリング部5、6での信号処理を示す。5
25/60/2:1系(現行NTSC方式に相当)の入
力信号は、IP変換部1で順次走査に変換した信号に対
して、垂直スケーリング部6でフレームレート変換、5
−6変換、フィールド倍速変換を行う。併せて、各種表
示モードに対応したフォーマット変換を行う。
【0048】525/60/1:1系(EDTV方式に
相当)の入力信号は、順次走査系であるのでIP変換は
行わず、垂直スケーリング部6でフレームレート変換、
5−6変換、フィールド倍速変換を行う。また、表示モ
ードに応じて、スルー、拡大、縮小の処理を行う。
【0049】1125/60/2:1系(HDTVに相
当)の入力信号は、垂直スケーリング部6でフレームレ
ート変換、15−16変換、フィールド倍速変換を行
う。また、表示モードに応じて、拡大、縮小の処理を行
う。
【0050】625/50/2:1系(現行PAL方式
に相当)の入力信号は、IP変換部1で順次走査に変換
した信号に対して、垂直スケーリング部6でフィールド
倍速変換を行う。また、各種表示モードに対応したフォ
ーマット変換を行う。
【0051】PC系(パソコン画像)の入力信号は、6
0フレーム/秒の順次走査系の信号であるので、IP変
換は行わず、垂直スケーリング部6でフレームレート変
換、フィールド倍速変換を行う。また、ノーマルノード
表示のための処理を行う。すなわち、VGA系(640
×480)では水平4−3変換と垂直5−6変換、SV
GA系(800×600)では水平4−3変換、XGA
系(1024×768)では水平4−3変換と垂直4−
3変換を行う。
【0052】図23は、1125/60/2:1、アス
ペクト比16:9の表示系におけるIP変換部、水平、
垂直スケーリング部での信号処理を示す。
【0053】525/60/2:1系(現行NTSC方
式に相当)の入力信号は、IP変換部1で順次走査に変
換した信号に対して、各種表示モードに対応したフォー
マット変換を行う。なお、垂直スケーリング部6では1
6−17変換を併せて行い、飛び越し走査系の信号に変
換する。
【0054】525/60/1:1系(EDTV方式に
相当)の入力信号は、順次走査系であるのでIP変換は
行わず、表示モードに応じて、スルー、拡大、縮小の処
理を行う。なお、垂直スケーリング部6では16−17
変換を併せて行い、飛び越し走査系の信号に変換する。
【0055】1125/60/2:1系(HDTVに相
当)の入力信号は、表示モードに応じて、拡大、縮小の
処理を行う。
【0056】625/50/2:1系(現行PAL方式
に相当)の入力信号は、IP変換部1で順次走査に変換
した信号に対して、垂直スケーリング部6でフレームレ
ート変換、16−15変換を行い、飛び越し走査系の信
号に変換する。併せて、各種表示モードに対応したフォ
ーマット変換を行う。
【0057】PC系(パソコン画像)の入力信号は、6
0フレーム/秒の順次走査系の信号であるので、IP変
換は行わず、水平及び垂直スケーリング部5、6でノー
マルモード表示の処理を行う。すなわち、VGA系(6
40×480)では水平4−3変換と垂直16−17変
換、SVGA系(800×600)では水平4−3変換
と垂直20−17変換、XGA系(1024×768)
では水平4−3変換と垂直32−21変換を行う。
【0058】図7は、図1の画質改善部8の一構成例を
示す。フォーマット変換処理した画像信号系列の輝度信
号S4(Y)は、輝度処理部74に入力して輪郭補正や
黒レベル補正や白レベル補正の信号処理を行う。また、
フォーマット変換処理した画像信号系列の色差信号S4
(C)は、画素補間部75に入力し、輝度信号と同じ標
本点の構造を有する色差信号U、Vに復調する信号処理
を行う。色空間変換部76は、輝度色差系から3原色R
GB系への変換処理を行う。また、逆γ処理部77は、
リニアな特性を有する表示系のための逆ガンマ補正の信
号処理を行う。選択部78は、CRTなどのガンマ特性
を有する表示系では色空間変換部の信号、液晶表示装置
やプラズマディスプレイなどリニアな特性の表示系では
逆γ処理部の信号を選択し、3原色画像信号系列S5と
して出力する。
【0059】以上に述べた如く、本実施例によれば、信
号処理に伴う画質の劣化が少なく、かつ、使用するメモ
リ容量が極めて少なく、また、低コストな画像信号のフ
ォーマット変換の信号処理方法及び回路を実現すること
ができる。
【0060】図8は、上記実施形態の画像信号のフォー
マット変換信号処理回路を使用したしたテレビジョン受
像機の一実施形態を示すブロック構成図である。図に示
したブロックと表示部(図示せず)がテレビジョン受像
機の中に組み込まれる。表示部は従来知られているもの
と同じでよい。
【0061】地上放送波は、UVチューナ部40で受信
してベースバンドの映像信号に復調する。衛星放送波
は、BS/CSチューナ部41で受信してベースバンド
の映像信号に復調する。そして、スイッチ部42は、こ
れら復調した映像信号とパッケージ(CD−ROM,ビ
デオテープ)系の映像信号を選択して出力する。
【0062】現行方式デコード部43は、NTSC方式
あるいはPAL方式の映像信号に対して、YC分離、色
復調の信号処理を行い、コンポーネント4:2:2系
(あるいは4:2:0系)の輝度色差信号系列に復調す
る。ED/HDデコード部44は、EDTV方式あるい
はHDTV方式の映像信号に対して復調の信号処理を行
い、EDTV方式では順次走査系、HDTV方式では飛
び越し走査系のコンポーネント4:2:2系(あるいは
4:2:0系)の輝度色差信号系列に復調する。
【0063】デジタル放送波は、デジタル受信部45で
受信してデジタル復調、デスクランブル、誤り訂正など
の信号処理を行い、ビットストリーム信号に復号する。
この信号は、MPEGデコード部46で復号化処理を行
い、コンポーネント4:2:2系(あるいは4:2:0
系)の輝度色差信号系列に復調する。
【0064】PC画像信号(3原色RGB信号)は、P
C処理部47に入力して輝度色差系への色空間変換の信
号処理を行い、コンポーネント4:2:2系(あるいは
4:2:0系)の輝度色差信号系列に変換する。スイッ
チ部48は、これら信号系列を選択して出力する。画像
処理部49は、図1に示した画像信号のフォーマット変
換信号処理回路で、画像信号を表示系のフォーマットに
変換する信号処理を行う。単画面表示モードでは画像処
理部49−1の信号、マルチ画面表示モードでは、画像
処理部49−1の信号をメイン画像、情報SDでメイン
画像との同期整合処理を行った画像処理部49−2の信
号をサブ画像として多重した信号を出力する。
【0065】多重部51は、この信号にOSD(On Scr
een Diplay)50(パソコン等の画像発生において、一
つの画面の中に他の小さな画面を形成する手段)で生成
するオンスクリーン画像を多重する処理を行い、その出
力信号を表示部(図面には明示せず)に供給して、画像
を表示部の所定の形態で表示する。マイコン制御部52
は、入力信号や表示モードの設定、各ブロック部におけ
る信号処理の制御などを行う。なお、マイコン制御部5
2と各ブロック部の結線は省略している。
【0066】以上に述べた如く、本実施例によれば、各
種入力ソースの画像信号を受信表示するテレビジョン受
像機を必要メモリを低減して低コストで実現することが
できる。なお、画像処理部49に関しては、以下に述べ
る第2乃至第4の実施形態で構成することもできる。な
お、以下の実施形態の説明で、実施形態1と実質的に同
じ構成、機能部分については同一番号を付し説明を省
く。
【0067】<実施形態2>図9は本発明による画像信
号のフォーマット変換信号処理回路の第2の実施形態を
示すブロック構成図である。本実施例は、2系列の飛び
越し走査信号の状態で水平、垂直スケ−リング部の信号
処理行い、その後順次走査の信号に変換するものであ
る。すなわち、2系列に分割して水平、垂直スケーリン
グ部の信号処理を行うものである。
【0068】入力画像信号系列S1(4:2:2系、あ
るいは4:2:0系のコンポ−ネント輝度、色差信号)
は、IP変換部1と2チャネル化部53に入力する。I
P変換部1は飛び越し走査の入力画像信号に対し動作す
るもので図2の構成、動作と同じである。2チャネル化
部53は、順次走査系の入力画像信号S1に対して、2
系列の飛び越し走査系の信号系列SM’、SI’を生成
する。選択部4は、入力画像信号S1が飛び越し走査系
の現行TV信号では信号系列SM、SI、順次走査系の
EDTV信号やパソコン画像信号及びHDTV信号では
信号系列SM’、SI’をそれぞれ選択し、これを信号
系列S2M、S2Iとして出力する。
【0069】水平スケーリング部5は、信号系列S2
M、S2Iのそれぞれに水平K−L変換の信号処理で水
平拡大(K<L)や水平縮小(K>L)を行い、水平方
向に拡大又は縮小した信号系列S3M、S3Iを出力す
る。垂直スケーリング部54は、信号系列S3M、S3
Iに対して垂直K−L変換の信号処理で垂直拡大(K<
L)や垂直縮小(K>L)を行う。なお、入力信号S1
の種類によっては、実施形態1と同様に、方式変換(例
えば、PAL−NTSC変換)や、同期整合の信号処
理、表示系によってはPALフィールド倍速の信号処理
も併せて行う。そして、フォーマット変換した画像信号
系列S4M、S4Iを出力する。
【0070】倍速化部3は、信号系列S4MとS4Iを
それぞれ水平方向に時間軸の1/2圧縮と時系列多重の
信号処理を行い、順次走査系の画像信号系列S4を出力
する。
【0071】図10(a)及び(b)は、それぞれ図9
の2チャネル化部53の構成ブロック図及びその動作を
説明するための図である。順次走査系の入力画像信号の
輝度信号S1(Y)と色差信号S1(C)は、それぞれ
ラインメモリ56−1、56−2に入力する。ラインメ
モリ56−1は、同図(b)に示す様に、WT動作で第
1の飛び越し走査系に相当する走査線の信号(図の、
、…の走査線)を1ライン期間fHで記憶する。一
方、RD動作はWT動作の2倍の期間2fHで信号を読
み出し、飛び越し走査系の信号系列SM’(Y)、S
M’(C)を得る。
【0072】ラインメモリ56−2は、WT動作で第2
の飛び越し走査系に相当する走査線の信号(図では、
、…の走査線)を1ライン期間fHで記憶する。一
方、RD動作はWT動作の2倍の期間2fHで信号を読
み出し、飛び越し走査系の信号系列SI’(Y)、S
I’(C)を得る。
【0073】図11(a)及び(b)は、それぞれ図9
の垂直スケーリング部54の構成ブロック図及びその中
のスイッチ類の選択制御の動作を示す図である。垂直ス
ケーリング部54の垂直縮小の信号処理では、スイッチ
58(SW1)、63(SW2)、65(SW4)は端
子a、64(SW3)は端子bに接続する。2系列の画
像信号の輝度信号S3M(Y)、S3I(Y)は、縮小
処理で折り返し歪となる垂直高域周波数成分を除去する
ため、垂直LPF57で低域通過の周波数特性で帯域制
限を行う。1ライン遅延59と係数加重部60と加算部
61とで構成する演算部で、2点線形補間の特性による
ラインの垂直K−L変換(K>L)の演算を行う。すな
わち、1つの系は、S3M(Y)、S3I(Y)の信号
に対し、係数加重部60で係数値β、1−βを加重し、
加算部61で両者を加算する。もう一方の系は、信号S
3M(Y)を1ライン遅延59で1ライン遅延した信号
とS3I(Y)の信号に対し、係数加重部60では係数
値γ、1−γを加重し、加算部61で両者を加算する。
【0074】そして、この出力に垂直K−L変換でKラ
インから生成したLラインの信号からなる2系列の信号
を得る。なお、係数値β、1−βとγ、1−γは、それ
ぞれライン毎に変化する。例えば、4−3変換では、係
数値(β,1−β)は、(1,0)、(1/3,2/
3)、(2/3,1/3)、(1,0)、…、係数値
(γ,1−γ)は、(2/3,1/3)、(1,0)、
(1/3,2/3)、(2/3,1/3)、…とライン
毎に変化する。メモリ部55のM1では、図12(a)
に示す様に、1フィールド期間を周期にWT動作、RD
動作を行う。WT動作では、K−L変換で生成した2系
列の信号を間欠的に書き込み記憶する。一方、RD動作
では(1−L/K)フィールド期間遅れた時点より連続
的に2系列の信号を読み出し、スイッチ65(SW4)
の出力に、L/K倍に垂直縮小した2系列の信号系列S
4M(Y)、S4I(Y)を得る。以上に述べた垂直縮
小の信号処理に必要なメモリ容量は、(1−L/K)フ
ィールド期間分あればよい。
【0075】垂直拡大の信号処理では、スイッチ58
(SW1)、63(SW2)は端子b、64(SW
3)、65(SW4)は端子aに接続する。メモリ部5
5のM1では、図12(b)に示す様に、1フィールド
期間を周期とするWT動作、RD動作を行う。2系列の
画像信号の輝度信号S3M(Y)、S3I(Y)は、W
T動作で連続的に信号を記憶する。一方、RD動作では
一部期間で2度読み出しの動作を行いKラインの期間に
Lラインの2系列の信号を読み出す。1ライン遅延59
と係数加重部60と加算部61とで構成する演算部で、
2点線形補間の特性によるラインのL−K変換(L<
K)の演算を行う。すなわち、1つの系は、S3M
(Y)、S3I(Y)の信号に対し、係数加重部60で
係数値β、1−βを加重し、加算部61で両者を加算す
る。
【0076】もう一方の系は、信号S3M(Y)を1ラ
イン遅延59で1ライン遅延した信号とS3I(Y)の
信号に対し、係数加重部60では係数値γ、1−γを加
重し、加算部61で両者を加算する。この出力にL−K
変換でLラインから生成したKラインの信号からなる2
系列の信号を得る。なお、係数値β、1−βとγ、1−
γは、それぞれライン毎に変化する。例えば、3−4変
換では、係数値(β,1−β)は、(1,0)、(2/
4,2/4)、(1,0)、…、係数値(γ,1−γ)
は、(1/4,3/4)、(3/4,1/4)、(1/
4,3/4)、…とライン毎に変化する。そして、65
のSW4の出力に、K/L倍に垂直拡大した2系列の信
号系列S4M(Y)、S4I(Y)を得る。以上に述べ
た垂直拡大の信号処理に必要なメモリ容量は、(1−L
/K)フィールド期間分あればよい。
【0077】PALフィールド倍速の信号処理は、順次
走査系に変換したPAL信号(以下625/50/1:
1と略称)を100フィールド/秒の飛び越し走査系の
信号(以下625/100/2:1と略称)に変換する
もので、SW2、SW3を端子b、SW4を端子aに接
続して実現する。メモリ部55のM1では、図12
(c)に示す様なWT動作、RD動作を行う。2系列の
PAL信号の輝度信号S3M(Y)、S3I(Y)は、
1フィールド期間を周期に、WT動作で連続的に信号を
記憶する。一方、RD動作では、0.5フィールド期間
遅れた時点から、一方の信号系列(図中の○−0)、他
方の信号系列(図中の○−E)の順に信号の読出しを行
う。そして、スイッチ65(SW4)の出力に、PAL
フィールド倍速した2系列の信号系列SM4(Y)、S
4I(Y)を得る。以上に述べたPALフィールド倍速
の信号処理に必要なメモリ容量は、1フィールド期間分
あればよい。
【0078】NTSC−PALフィールド倍速の信号処
理は、順次走査系に変換したNTSC信号(以下525
/60/1:1と略称)を625/100/2:1系の
信号に変換するもので、スイッチ58(SW1)、63
(SW2)を端子b、64(SW3)を端子c、65
(SW4)を端子aに接続する。2系列のNTSC信号
の輝度信号S3M(Y)、S3I(Y)は、図12
(d)に示す様に、メモリ部55のM1に、NTSC1
フィールド期間を周期とするWT動作で、連続的に信号
を記憶する。一方、RD動作では、PAL1フィールド
期間を周期に、一部期間で2度読み出しの動作を行い6
ラインの期間に5ラインの2系列の信号を読み出す。
【0079】次に、1ライン遅延59と係数加重部60
と加算部61とで構成する演算部で、2点線形補間の特
性によるラインの5−6変換の演算で垂直拡大を行う。
すなわち、1つの系は、S3M(Y)、S3I(Y)の
信号に対し、係数加重部60で係数値β、1−βを加重
し、加算部61で両者を加算する。もう一方の系は、信
号S3M(Y)を1ライン遅延59で1ライン遅延した
信号とS3I(Y)の信号に対し、係数加重部60では
係数値γ、1−γを加重し、加算部61で両者を加算す
る。この加算出力に5−6変換で5ラインから生成した
6ラインの信号からなる2系列の信号を得る。なお、係
数値β、1−βとγ、1−γは、それぞれライン毎に変
化する。メモリ部55のM2では、PAL1フィールド
期間を周期に、WT動作で連続的に信号を記憶する。一
方、RD動作では、0.5フィールド期間遅れた時点か
ら、一方の信号系列(図中の○−0)、他方の信号系列
(図中の○−E)の順に信号の読出しを行う。そして、
スイッチ65(SW4)の出力に、NTSC−PALフ
ィールド倍速した2系列の信号系列SM4(Y)、S4
I(Y)を得る。以上に述べたNTSC−PALフィー
ルド倍速の信号処理に必要なメモリ容量は、NTSC−
PAL変換に1フィールド期間分、フィールド倍速変換
に1フィールド期間分あればよい。
【0080】PAL−NTSC変換の信号処理は、62
5/50/1:1系の信号を525/60/1:1系の
信号に変換するもので、スイッチ58(SW1)、63
(SW2)を端子a、64(SW3)を端子b、65
(SW4)を端子aに接続する。2系列のPAL信号の
輝度信号S3M(Y)、S3I(Y)は、垂直LPF5
7で低域通過の周波数特性で帯域制限を行う。1ライン
遅延59と係数加重部60と加算部61とで構成する演
算部で、2点線形補間の特性によるラインの6−5変換
の演算で垂直縮小を行う。1つの系は、S3M(Y)、
S3I(Y)の信号に対し、係数加重部60で係数値
β、1−βを加重し、加算部61で両者を加算する。も
う一方の系は、信号S3M(Y)を1ライン遅延59で
1ライン遅延した信号とS3I(Y)の信号に対し、係
数加重部60では係数値γ、1−γを加重し、加算部6
1で両者を加算する。この出力に6−5変換で6ライン
から生成した5ラインの信号からなる2系列の信号を得
る。なお、係数値β、1−βとγ、1−γは、それぞれ
ライン毎に変化する。メモリ部55のM1では、図12
(e)に示す様に、PAL1フィールド期間を周期とす
るWT動作で、6−5変換で生成した2系列の信号を間
欠的に書き込み記憶する。一方、RD動作ではNTSC
1フィールド期間を周期に2系列の信号を読み出す。そ
して、スイッチ65の出力に、PAL−NTSC変換し
た信号系列S4M(Y)、S4I(Y)を得る。以上に
述べたPAL−NTSC変換の信号処理に必要なメモリ
容量は、PAL1フィールド期間分あればよい。
【0081】スルーの信号処理では、スイッチ65を端
子bに接続する。そして、スイッチ65の出力に、縮小
拡大の処理を行わない2系列の信号系列S4M(Y)、
S4I(Y)を得る。
【0082】2系列の画像信号の色差信号S3M
(C)、S3I(C)に対しても、輝度信号と同一の構
成による信号処理を行い、垂直縮小、垂直拡大、PAL
フィールド倍速変換、NTSC−PALフィールド倍速
変換、PALーNTSC変換あるいはスルーの2系列の
信号系列S4M(C)、S4I(C)を得る。
【0083】以上に述べた様に、垂直スケーリング部5
4では、極めて少ないメモリ容量で、フォーマット変換
に必要な各種の信号処理を行うことができる。本実施例
によれば、信号処理に極めて高速な動作が要求される超
高精細ディスプレイのような表示系に対して、信号処理
に伴う画質の劣化が少なく、かつ、使用するメモリ容量
が極めて少なく、また、低コストな画像信号のフォーマ
ット変換の信号処理方法及び回路を実現することができ
る。
【0084】<実施形態3>図13は、本発明による画
像信号のフォーマット変換回路の第3の実施形態を示す
ブロック構成図である。本実施例は、2系列の入力画像
信号を入力し、2画面表示を行う機能も併せて実現する
場合に好適なものである。図中第1図と構成、機能が実
質的の同じ部分については図1と同じ符号を付して詳細
な説明を省く。
【0085】第1の入力画像信号系列S1(4:2:2
系、あるいは4:2:0系のコンポーネント輝度、色差
信号)は、マルチ処理部66と選択部67に入力する。
また、第2の入力画像信号系列S1’(4:2:2系、
あるいは4:2:0系のコンポーネント輝度、色差信
号)は、マルチ処理部66に入力する。
【0086】マルチ処理部66は、第1と第2の画像信
号系列を時系列多重する信号処理を行い、2画面表示や
PIP表示のための信号系列を生成する。選択部67
は、単画面表示モードでは第1の画像信号系列S1、2
画面、PIP表示モードではマルチ処理部66の信号を
出力する。
【0087】図14は、上記マルチ処理部66の構成を
示すブロック図、図15は本実施例の2画面表示、PI
P表示におけるマルチ処理部の動作概略を説明するため
の図である。図示の様に、水平LPF68は、サブサン
プリング処理に伴う折り返し歪を回避するため、低域通
過の特性で水平高域周波数成分を除去する。そして、サ
ブサンプル部69は、2画面表示では2:1、PIP表
示では6:1のサブサンプリングの信号処理を行う。選
択部70は、後述するように、カットモードの2画面表
示の時は信号S1、S1’を、これ以外の時はサブサン
プル部69からの信号を選択して出力する。
【0088】ラインメモリ71は、図15に示すWT動
作、RD動作を行う。ラインメモリ71の出力信号を多
重部72で時系列多重し、2画面表示やPIP表示のた
めの信号系列を生成する。以下、ラインメモリ71での
動作を図15で詳述する。なお、同図は1ラインが91
0画素、このうちの有効画素数が768画素とした場合
である。
【0089】同図(a)は、2画面表示におけるメモリ
動作である。カットモードは、画像信号S1とS1’の
それぞれ画面3/5(図中の斜線領域)を表示する。従
って、WT動作では、1ライン期間を周期に、ドットで
示す454画素の信号を記憶する。なお、通常は信号S
1とS1’との間では水平同期の位相がずれた状態にあ
る。一方、RD動作は、信号S1の同期系で行い、1ラ
インの先頭から454画素の期間はS1の信号(図中の
○−L)、その後の454画素の期間はS1’の信号
(図中の○−R)を読み出す。このRD動作で水平同期
整合を行い、水平同期の整合した出力信号を得る。な
お、この出力信号では信号S1とS1’とでは垂直同期
の位相がずれた状態にあるが、これは、後述する垂直ス
ケーリング部での垂直(V)同期整合の信号処理で補正
する。
【0090】全画面モードは、画像信号S1とS1’の
それぞれ全画面(図中のドット領域)を表示する。従っ
て、WT動作では、1ライン期間を周期に、2:1サブ
サンプリングした384画素の信号を記憶する。一方、
RD動作は、信号S1の同期系で行い、1ラインの前半
ではS1の信号(図中の○−L)、後半ではS1’の信
号(図中の○−R)を読み出す。このRD動作で水平
(H)同期整合した出力信号を得る。なお、カットモー
ドと同様、垂直同期の位相ずれは、後述する垂直スケー
リング部での垂直同期整合の信号処理で補正する。
【0091】同図(b)は、PIP表示におけるメモリ
動作である。この場合は、信号S1の画像で主画面を構
成し、信号S1’の画像を1/3に圧縮したシネマモー
ドの画像で子画面を構成する。従って、WT動作では、
1ラインを周期に、信号S1は、有効画素の768画素
を全て記憶する。また、信号S1’は、6:1サブサン
プリングした128画素の信号を記憶する。一方、RD
動作は、信号S1の同期系で行い、1ラインの先頭から
S1の信号を読出し、その後でS1’の信号を読み出
す。このRD動作で水平同期整合した出力信号を得る。
なお、垂直同期の位相ずれは、後述する垂直スケーリン
グ部でのV同期整合の信号処理で補正する。
【0092】図16は、2画面、PIP表示における水
平、垂直スケーリング部の信号処理の概略を示す。同図
(a)は、信号処理の内容を示す。2画面表示のカット
モードでは、水平スケーリング部は4−3縮小変換、垂
直スケーリング部はV同期整合の処理を行う。また、全
画面モードでは、垂直スケーリング部は3−2縮小変換
と垂直同期整合の処理を行う。一方、PIP表示では、
水平スケーリング部は主画面に対して4−3縮小変換、
子画面に対して1−2拡大変換の処理、垂直スケーリン
グ部は子画面に対して9−4縮小変換とV同期整合の処
理を行う。なお、単画面表示では、前述した第1の実施
例と同様の処理を行う。
【0093】同図(b)は、垂直同期整合の概説図であ
る。水平、垂直スケーリング部5、6には水平同期整合
した信号が入力されるが、同図に示す様に、信号S1と
信号S1’では垂直同期の位相がずれた状態にある。そ
こで、垂直同期整合の処理で、信号S1’の垂直同期の
位相を信号S1と一致させる。
【0094】同図(c)は、2画面表示での垂直スケー
リング部のメモリ動作を示す。カットモードでは、信号
S1の系列(各ラインの前半部)に対しては、スルーの
処理を行う。一方、信号S1’の系列(各ラインの後半
部)に対しては、WT動作でメモリに信号を記憶する。
そして、RD動作を信号S1の同期系で行い、垂直同期
整合した信号を読み出す。なお、この信号処理に必要な
メモリ容量は、最大で1フィールド期間分あればよい。
【0095】全画面モードでは、WT動作では、3−2
変換で生成した信号S1の系列(各ラインの前半部)
と、信号S1’の系列(各ラインの後半部)の信号を間
欠的に書き込み記憶する。一方、RD動作では、信号S
1の系列(各ラインの前半部)の読出しと、信号S1’
の系列(各ラインの後半部)の読出しを、いずれも信号
S1の同期系で行う。そして、垂直同期整合の取れた信
号を得る。なお、この信号処理に必要なメモリ容量は、
垂直縮小に1/3(前述の如く(1−L/K)フィール
ド期間で、K=3,L=2)フィールド期間分、垂直同
期整合に最大で1フィールド期間分あればよい。
【0096】以上に述べた如く、本実施例によれば、2
画面表示やPIP表示の機能を併せて有する画像信号の
フォーマット変換の信号処理方法及び回路を、信号処理
に伴う画質の劣化が少なく、かつ、使用するメモリ容量
が極めて少なく、また、低コストで実現することができ
る。
【0097】<実施形態4>図17は、本発明による画
像信号のフォーマット変換回路の第4の実施形態を示す
ブロック構成図である。本実施例は、実施形態3と同様
に、2系列の入力画像信号を入力し、PIP表示などの
機能も併せて実現する場合に好適なものである。図中第
1図と構成、機能が実質的の同じ部分については図1と
同じ符号を付して詳細な説明を省く。
【0098】第1の入力画像信号系列S1(4:2:2
系、あるいは4:2:0系のコンポーネント輝度、色差
信号)は、マルチ処理部73と選択部67に入力する。
また、第2の入力画像信号系列S1’(4:2:2系、
あるいは4:2:0系のコンポーネント輝度、色差信
号)は、マルチ処理部73に入力する。マルチ処理部7
3は、第1と第2の画像信号系列S1とS1’とを時系
列多重する信号処理を行い、2画面表示のための信号系
列と、PIP表示のための子画面信号系列を生成する。
選択部67は、単画面表示モードでは第1の画像信号系
列S1、2画面表示モードではマルチ処理部73の信号
を出力する。
【0099】図18は、マルチ処理部73でのPIP表
示の子画面信号系列の生成を説明する図である。PIP
表示では、信号S1の画像で主画面を構成し、信号S
1’の画像を1/3に圧縮したシネマモードの画像で子
画面を構成する。従って、メモリには、信号S1’の同
期系で1ライン期間を周期とするWT動作で、信号S
1’を3:1サブサンプリングして得られる256画素
の信号を記憶する。一方、RD動作は、信号S1の同期
系でWT動作の2倍の速度で信号を読み出す。そして、
信号S1と水平同期整合がとれた、順次走査の形態の子
画面信号系列PIPを生成する。この信号PIPは、上
述の様に、垂直スケーリング部6で9−4縮小変換と垂
直同期整合の処理を行い、シネマモードの子画面画像を
構成する。なお、PIP表示での信号処理を除けば、構
成及び信号処理は実施形態3と同様であり、説明は省略
する。
【0100】以上に述べた如く、本実形態4によれば、
2画面表示やPIP表示の機能を併せて有する画像信号
のフォーマット変換の信号処理方法及び回路を、信号処
理に伴う画質の劣化が少なく、かつ、使用するメモリ容
量が極めて少なく、また、低コストで実現することがで
きる。
【0101】
【発明の効果】本発明によれば、複数方式の画像信号を
画像表示部の所定フォーマットの画像信号に変換、ある
いは、画像の水平垂直方向の任意拡大・縮小のスケーリ
ング処理を行う、画像信号のフォーマット変換の信号処
理方法及び回路を、信号処理に伴う画質の劣化が少な
く、かつ、使用するメモリ容量が極めて少なく、また、
低コストで実現することができる。このため、マルチメ
ディア対応の各種情報機器端末の機能向上ならびにコス
ト低減に顕著な効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明による画像信号のフォーマット変換回路
の第1の実施形態のブロック構成図
【図2】図1のIP変換部1のブロック構成図
【図3】図1の倍速化部3のブロック構成図及び動作説
明図
【図4】図1の水平スケーリング部5のブロック構成及
び動作説明図
【図5】図1の垂直スケーリング部6のブロック構成及
び動作説明図
【図6】図1の垂直スケーリング部6の信号処理とメモ
リ動作の概略図
【図7】図1の画質改善部8のブロック構成図
【図8】本発明の画像信号のフォーマット変換回路を用
いたTV受像機の一実施例図
【図9】本発明による画像信号のフォーマット変換回路
の第2の実施形態のブロック構成図
【図10】図9の2チャネル化部53のブロック構成及
び動作説明図
【図11】図9の垂直スケーリング部54のブロック構
成及び動作説明図
【図12】図9の垂直スケーリング部54の信号処理と
メモリ動作の概略図
【図13】本発明による画像信号のフォーマット変換回
路の第3の実施形態のブロック構成図
【図14】図13のマルチ処理部66のブロック構成図
【図15】図13のマルチ処理部66の2画面表示、P
IP表示におけるマルチ処理部の動作概略図
【図16】図13の水平、垂直スケーリング部における
信号処理の概略図
【図17】本発明による画像信号のフォーマット変換回
路の第3の実施形態のブロック構成図
【図18】図17のマルチ処理部73におけるPIP表
示の信号処理概略図
【図19】画像信号のフォーマット変換の画面図
【図20】図1におけるK−L変換の特性図
【図21】525/60/1:1(アスペクト16:
9)表示系における信号処理説明図
【図22】625/100/2:1(アスペクト16:
9)表示系における信号処理説明図
【図23】1125/60/2:1(アスペクト16:
9)表示系における信号処理説明図
【符号の説明】
1…IP変換部、2,7,55…メモリ部、3…倍速化
部、4,67,70,78…選択部、5…水平スケーリ
ング部、6,54…垂直スケーリング部、8…画質改善
部、9,22,51,72…多重部、10…マイクロプ
ロセッサ、11…コントロール部、12…1H遅延部、
13,16,27,36,61…加算部、14,15,
20,26,35,60…係数加重部、17…減算部、
18…動き係数設定部、19…MAX選択部、21,5
6,71…ラインメモリ、23,68…水平LPF、2
4,33,58…SW1、25…1画素遅延、28,3
7,63…SW2、29…1Hメモリ、30,38,6
4…SW3、31,39,65…SW4、32,57…
垂直LPF、34,59…1ライン遅延、74…輝度処
理部、75…画素補間部、76…色空間変換部、77…
逆γ処理部、40…UVチューナ部、41…BS/CS
チューナ部、42,48…スイッチ部、43…現行方式
デコード部、44…ED/HDデコード部、45…デジ
タル受信部、46…MPEGデコード部、47…PC処
理部、49…画像処理部、50…OSD、52…マイコ
ン制御部、53…2チャネル化部、66,73…マルチ
処理部、69…サブサンプル部。
フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 FI H04N 5/46 H04N 11/20 11/20 G06F 15/66 355A (72)発明者 杉山 雅人 神奈川県横浜市戸塚区吉田町292番地 株 式会社日立製作所マルチメディアシステム 開発本部内 (72)発明者 中嶋 満雄 神奈川県横浜市戸塚区吉田町292番地 株 式会社日立製作所マルチメディアシステム 開発本部内 (72)発明者 木村 初司 神奈川県横浜市戸塚区吉田町292番地 株 式会社日立製作所マルチメディアシステム 開発本部内 (72)発明者 栗田 俊之 神奈川県横浜市戸塚区吉田町292番地 株 式会社日立製作所映像情報メディア事業部 内 (72)発明者 板垣 次雄 神奈川県横浜市戸塚区吉田町292番地 株 式会社日立製作所映像情報メディア事業部 内 (72)発明者 高田 春樹 神奈川県横浜市戸塚区吉田町292番地 株 式会社日立製作所映像情報メディア事業部 内

Claims (22)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】複数方式の入力画像信号を画像表示部の所
    定フォーマットに変換する信号処理回路であって、上記
    入力画像信号が飛び越し走査の画像信号のときこれを順
    次走査の画像信号に変換する信号処理を行う走査変換部
    と、上記入力画像信号と上記走査変換部の出力の順次走
    査の画像信号のいずれかを選択する第1の選択部と、上
    記選択部の出力に対して水平方向の縮小拡大の信号処理
    を行う水平方向スケーリング部及び垂直方向の縮小拡大
    の信号処理を行う垂直方向スケーリング部からなるスケ
    ーリング部と、上記入力画像信号の方式及び画像表示部
    の表示フォーマットに従い信号処理パラメタの選択し、
    少なくとも上記走査変換部、選択部、スケーリング部を
    上記信号処理パラメタに従て制御を行う制御部とを備え
    こと特徴とする画像信号のフォーマット変換信号処理回
    路。
  2. 【請求項2】上記走査変換部の入力側に同一方式の第1
    の画像信号と第2の画像信号の入力部と、第1の画像信
    号と第2の画像信号とを1走査線期間の内に時分割多重
    する信号処理を行うマルチ処理部と、第1の画像信号と
    マルチ処理部の出力信号のいずれかを選択し上記入力画
    像信号とする第2の選択部とを設け、上記走査変換部と
    スケーリング部が単画面表示では上記第1の画像信号に
    対して、2画面表示では上記マルチ処理部出力の画像信
    号に対して処理を行うように上記制御部が構成されたこ
    とを特徴とする請求項1記載の画像信号のフォーマット
    変換信号処理回路。
  3. 【請求項3】上記マルチ処理部が上記第1の画像信号の
    折り返し歪みを除くための第1フィルタと、上記フィル
    タの出力をサブサンプルする第1サンプル部と、上記第
    1サンプル部の出力と上記第1の画像信号のいずれかを
    選択する第4の選択部と、第4の選択部の出力部に接続
    された第1ラインメモリと、上記第2の画像信号の折り
    返し歪みを除くための第2フィルタと、上記第2フィル
    タの出力をサブサンプルする第2サンプル部と、上記第
    2サンプル部の出力と上記第2の画像信号のいずれかを
    選択する第5の選択部と、第4の選択部の出力部に接続
    された第2ラインメモリと、第1ラインメモリ及び第2
    ラインメモリの出力を時分割多重する多重部をもつこと
    を特徴とする請求項2記載の画像信号のフォーマット変
    換信号処理回路。
  4. 【請求項4】上記走査変換部が飛び越し走査で伝送され
    た伝送走査信号系列と飛び越し走査で抜けた走査線を補
    間処理で生成した補間走査信号系列との2系統の信号を
    出力する第1変換回路と上記2系統の信号を時間軸1/
    2圧縮時分割多重の信号処理で順次走査の信号に変換す
    る倍速部をもつことを特徴とする請求項1ないし3のい
    ずれか一に記載の画像信号のフォーマット変換信号処理
    回路。
  5. 【請求項5】複数方式の入力画像信号を画像表示部の所
    定フォーマットに変換する信号処理回路であって、上記
    入力画像信号が飛び越し走査の画像信号のときこれを飛
    び越し走査で伝送された伝送走査信号系列と飛び越し走
    査で抜けた走査線を補間処理で生成した補間走査信号系
    列との2系統の信号を出力する第1変換部と、上記入力
    画像信号が順次走査の画像信号のとき上記入力画像信号
    を2系列の飛び越し走査の画像信号とする第2変換部
    と、上記第1及び第2変換部部の出力のいずれかを選択
    する第1選択部と、第1選択部の出力の2系列の信号の
    それぞれに対し水平方向の縮小拡大の信号処理を行う水
    平方向スケーリング部及び垂直方向の縮小拡大の信号処
    理を行う垂直方向スケーリング部からなるスケーリング
    部と、上記スケーリング部からの2系列の信号を時間軸
    を1/2に圧縮して時分割多重の信号処理で順次走査の
    信号に変換する倍速部と、入力画像信号の方式及び画像
    表示部の表示フォーマットに従い信号処理パラメタの選
    択し、少なくとも上記第1及び第2変換部、選択部、ス
    ケーリング部及び倍速部を上記信号処理パラメタに従て
    制御を行う制御部とをもつこと特徴とする画像信号のフ
    ォーマット変換信号処理回路。
  6. 【請求項6】上記第1変換部が入力画像の動き情報を検
    出する動きベクトル検出部と、上記入力画像信号のフィ
    ールド内演算及びフィールド内演算でそれぞれ第1の補
    間信号及び第2の補間信号を作る回路と、上記第1の補
    間信号と第2の補間信号の混合比を上記動き情報によっ
    て変化させ上記補間走査信号系列を得る回路とをもつこ
    とを特徴とする請求項5に記載の画像信号のフォーマッ
    ト変換信号処理回路。
  7. 【請求項7】上記水平スケーリング部が、複数画素の画
    素に係数値を乗算する演算部と、ラインメモリと、複数
    個数のスイッチとを有して構成され、上記スイッチの選
    択制御により、水平縮小と、水平拡大と、スルーとの信
    号処理のいずれかを行うように構成されたことを特徴と
    する請求項1ないし6のいずれか一に記載の画像信号の
    フォーマット変換信号処理回路。
  8. 【請求項8】上記水平スケーリング部が、水平スケーリ
    ング部の入力信号から折り返し歪みを除くためのローパ
    スフィルタと、1水平走査ラインメモリと、上記1水平
    走査ラインメモリの出力と上記ローパスフィルタの出力
    のいずれかを選択する第1スイッチと、上記第1スイッ
    チの出力を1画素期間遅延し係数β(1>β≧0)を掛
    け第1の信号をつくり、上記第1スイッチの出力に係数
    1−βを掛け第2の信号をつくり、第1の信号と第2の
    信号の加算を行いう演算部と、上記水平スケーリング部
    の入力信号と上記演算部の出力のいずれかを選択し上記
    1水平走査ラインメモリに入力する第2スイッチと、上
    記1水平走査ラインメモリの出力と上記演算部の出力の
    いずれかを選択すると第3スイッチ、上記第3スイッチ
    の出力と上記水平スケーリング部の入力信号のいずれか
    を選択すると第4スイッチとをもち、上記スイッチの選
    択制御により、水平縮小と、水平拡大と、スルーとの信
    号処理のいずれかを行うように構成されたことを特徴と
    する請求項1ないし6のいずれか一に記載の画像信号の
    フォーマット変換信号処理回路。
  9. 【請求項9】上記垂直スケーリング部が、複数ラインの
    画素に係数値を乗算する演算部と、フィールドメモリ
    と、複数個数のスイッチとを有して構成され、上記スイ
    ッチの選択制御により、垂直縮小と、垂直拡大と、スル
    ーとの信号処理のいずれかを行うように構成されたこと
    を特徴とする請求項1ないし6のいずれか一に記載の画
    像信号のフォーマット変換信号処理回路。
  10. 【請求項10】上記垂直スケーリング部が、垂直スケー
    リング部の入力信号から折り返し歪みを除くためのロー
    パスフィルタと、第1のフィールドメモリと、上記第1
    のフィールドメモリの出力と上記ローパスフィルタの出
    力のいずれかを選択する第1スイッチと、上記第1スイ
    ッチの出力を1ライン間遅延し係数β(1>β≧0)を
    掛け第1の信号をつくり、上記第1スイッチの出力に係
    数1−βを掛け第2の信号をつくり、第1の信号と第2
    の信号の加算を行いう演算部と、上記垂直スケーリング
    部の入力信号と上記演算部の出力のいずれかを選択し上
    記第1のフィールドメモリに入力する第2スイッチと、
    上記演算部の出力を遅延する上記第2のフィールドメモ
    リと、上記演算部の出力と、上記第1のフィールドメモ
    リからの読みだし信号と、上記第2のフィールドメモリ
    のからの読みだし信号のいずれか1つを選択する第3ス
    イッチ、上記第3スイッチの出力と上記垂直スケーリン
    グ部の入力信号のいずれかを選択する第4スイッチとを
    もち、上記スイッチの選択制御により、垂直縮小と、垂
    直拡大と、スルー、フィールド倍速、PAL−NTSC
    方式変換のいずれかの信号処理を行うように構成された
    ことを特徴とする請求項1ないし6のいずれか一に記載
    の画像信号のフォーマット変換信号処理回路。
  11. 【請求項11】上記水平スケーリング部と水平スケーリ
    ング部が水平縮小、水平拡大、垂直縮小、垂直拡大の信
    号処理を2点線形補間の特性で行う回路で構成されたこ
    とを特徴とする請求項1ないし10のいずれか一に記載
    の画像信号のフォーマット変換信号処理回路。
  12. 【請求項12】上記水平スケーリング部が、水平縮小と
    スルーの信号処理のみを行う回路であって、垂直スケー
    リング部が上記水平スケーリング部の出力を処理する回
    路であることをことを特徴とする請求項1ないし11の
    いずれか一に記載の画像信号のフォーマット変換信号処
    理回路。
  13. 【請求項13】上記水平スケーリング部が、水平拡大と
    スルーの信号処理のみを行う回路であって、水平スケー
    リング部が上記垂直スケーリング部の出力を処理する回
    路であることをことを特徴とする請求項1ないし11の
    いずれか一に記載の画像信号のフォーマット変換信号処
    理回路。
  14. 【請求項14】上記スケーリング部の出力部に上記制御
    部によって制御され、かつ上記スケーリング部の出力部
    の画像信号に対して色空間変換、逆γ変換の少なくとも
    一つの信号処理を行う画質改善部を付加したことを特徴
    とする請求項1から13の一つに記載の画像信号のフォ
    ーマット変換信号処理回路。
  15. 【請求項15】上記画質改善部の出力部に上記制御部に
    よって制御され、かつ他の表示画像信号と上記画質改善
    部の出力を多重化する多重化部を付加したことを特徴と
    する請求項14に記載の画像信号のフォーマット変換信
    号処理回路。
  16. 【請求項16】請求項1から14の一に記載の画像信号
    のフォーマット変換信号処理回路と上記フォーマット変
    換信号処理回路の出力を入力とする表示部とを備えたこ
    とを特徴とするテレビジョン受像機。
  17. 【請求項17】複数方式の画像信号を画像表示部の所定
    フォーマットに変換する信号処理方法において、入力画
    像信号が順次走査の画像信号である時は直接に、入力画
    像信号が飛び越し走査の画像信号である時は順次走査の
    画像信号の信号に変換して順次走査の画像信号を得、画
    像表示部の所定フォーマット及び入力画像信号の方式に
    応じて上記得られた順次走査の画像信号の水平方向、垂
    直方向の縮小拡大、フレームレート変換の少なくとも一
    つを行うスケーリングを行うことを特徴とする画像信号
    のフォーマット変換信号処理回路方法。
  18. 【請求項18】請求項17に記載の方法において、画像
    信号を画像表示部の所定フォーマットに変換する信号処
    理方法において、同一方式の第1の画像信号と第2の画
    像信号とを1走査線期間の内に時分割多重する信号処理
    を行い、上記第1の画像信号か上記時分割多重する信号
    処理された信号のいずれかを選択し、選択された信号を
    上記入力画像信号とすることを特徴とする画像信号のフ
    ォーマット変換信号処理回路方法。
  19. 【請求項19】請求項17記載の方法において、水平方
    向、垂直方向の縮小拡大はそれぞれ水平方向及び垂直方
    向に隣接する2つの画素の信号に係数を乗じて加算する
    2点線形補間で行うことを特徴とする画像信号のフォー
    マット変換信号処理方法。
  20. 【請求項20】請求項17、18又は19記載の方法に
    おいて、水平方向、垂直方向の縮小拡大を行う場合、水
    平方向を縮小するときは水平方向のスケーリングを行っ
    た後に垂直方向の縮小拡大を行い、水平方向を拡大する
    ときは垂直方向の縮小拡大を行った後に水平方向の拡大
    を行うことを特徴とする画像信号のフォーマット変換信
    号処理回路方法。
  21. 【請求項21】請求項17、18、19のいずれか一の
    記載の方法において、上記スケーリングを行った画像信
    号に対して色空間変換、逆γ変換の少なくとも一方の信
    号処理を行うことを特徴とする画像信号のフォーマット
    変換信号処理回路方法。
  22. 【請求項22】請求項17ないし19のいずれか一の記
    載の方法において、入力画像信号は、輝度信号と色差信
    号とからなる4:2:2、あるいは4:2:0のコンポ
    ーネント信号であることを特徴とする画像信号のフォー
    マット変換信号処理方法。
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