JPH10127123A - 苗植付機構 - Google Patents
苗植付機構Info
- Publication number
- JPH10127123A JPH10127123A JP8284905A JP28490596A JPH10127123A JP H10127123 A JPH10127123 A JP H10127123A JP 8284905 A JP8284905 A JP 8284905A JP 28490596 A JP28490596 A JP 28490596A JP H10127123 A JPH10127123 A JP H10127123A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- planting
- seedling
- rotary case
- arm
- case
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Granted
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- Transplanting Machines (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 苗植付機構における相対回転部への泥や切れ
藁等の異物侵入を防止し、連続稼働時間の増大等、耐久
性を向上させる。 【解決手段】 植付アーム13と連結具18との突出カ
ム軸16部において近接する相対回転部を覆うカバーリ
ング65、ロータリケース10と植付伝動ケース3とが
駆動軸8部において近接する相対回転部を覆うリング部
61、植付アーム13とロータリケース10が支持軸1
4部において近接する相対回転部を覆うリング板63、
及び、連結具18と伝動ロッドとがそれらの枢支連結部
において近接する相対回転部を覆うカバーリングを夫々
設ける。
藁等の異物侵入を防止し、連続稼働時間の増大等、耐久
性を向上させる。 【解決手段】 植付アーム13と連結具18との突出カ
ム軸16部において近接する相対回転部を覆うカバーリ
ング65、ロータリケース10と植付伝動ケース3とが
駆動軸8部において近接する相対回転部を覆うリング部
61、植付アーム13とロータリケース10が支持軸1
4部において近接する相対回転部を覆うリング板63、
及び、連結具18と伝動ロッドとがそれらの枢支連結部
において近接する相対回転部を覆うカバーリングを夫々
設ける。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、ロータリケースを
備えた苗植付機構の各相対回転部における草や藁の巻付
きを防止させる技術に関する。
備えた苗植付機構の各相対回転部における草や藁の巻付
きを防止させる技術に関する。
【0002】
【従来の技術】ロータリケースを備えた所謂「2本爪」
型の苗植付機構では、植付伝動ケースに対してロータリ
ケースが回転し、ロータリケースに対しては2個の植付
アームが回転する構造である。そして、特開平6‐20
9624号公報に示されたもののように、植付アームの
カム軸どうしを連結部材で外部連結する構造では、その
連結部材と2個のカム軸とも相対回転する。
型の苗植付機構では、植付伝動ケースに対してロータリ
ケースが回転し、ロータリケースに対しては2個の植付
アームが回転する構造である。そして、特開平6‐20
9624号公報に示されたもののように、植付アームの
カム軸どうしを連結部材で外部連結する構造では、その
連結部材と2個のカム軸とも相対回転する。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】苗植付機構は、植付作
業中では常に泥面近傍付近で駆動されるものであって泥
が掛かり易い傾向にあるため、それ相応のシール対策を
施してあるものの、できるだけ泥を取り除く掃除を行う
のが、シール損傷可能性を低くする点からも望ましい。
しかしながら、前述した相対回転部には泥付着の他、浮
き藁や夾雑物が巻付いたりすることもあり、そのまま駆
動し続けると回転部のシール破損おそれがあるとか、抵
抗によって負荷が増大するといった不利があるので、植
付圃場状況によっては植付作業中でも駆動を一時的に止
めて泥や藁屑の除去を行う等、連続稼働時間が長く取れ
ず作業能率上で好ましくないこともあった。
業中では常に泥面近傍付近で駆動されるものであって泥
が掛かり易い傾向にあるため、それ相応のシール対策を
施してあるものの、できるだけ泥を取り除く掃除を行う
のが、シール損傷可能性を低くする点からも望ましい。
しかしながら、前述した相対回転部には泥付着の他、浮
き藁や夾雑物が巻付いたりすることもあり、そのまま駆
動し続けると回転部のシール破損おそれがあるとか、抵
抗によって負荷が増大するといった不利があるので、植
付圃場状況によっては植付作業中でも駆動を一時的に止
めて泥や藁屑の除去を行う等、連続稼働時間が長く取れ
ず作業能率上で好ましくないこともあった。
【0004】さらに、共同購入等によって稼働時間を長
く設定している場合では、苗植付機構の掃除回数が頻繁
となり、面倒であることから、いきおい相対回転部の泥
掛かりや異物巻き付き状態のまま作業し続けてしまい、
シール損傷等の故障を招き易い傾向にあった。又、二期
作を行う地域や、稼働時間が極端に長く、かつ、使いっ
ぱなしにするといった比較的使用環境の悪い地域では、
前述した相対回転部の不具合おそれが強くなることや、
農業機械としての作業効率向上の点からも、何らかの対
策をが必要になってきた。以上の実情に鑑みることによ
り、本発明は、苗植付機構における相対回転部への泥や
切れ藁等の異物侵入を防止し、連続稼働時間の増大等、
耐久性を向上させることを目的とする。
く設定している場合では、苗植付機構の掃除回数が頻繁
となり、面倒であることから、いきおい相対回転部の泥
掛かりや異物巻き付き状態のまま作業し続けてしまい、
シール損傷等の故障を招き易い傾向にあった。又、二期
作を行う地域や、稼働時間が極端に長く、かつ、使いっ
ぱなしにするといった比較的使用環境の悪い地域では、
前述した相対回転部の不具合おそれが強くなることや、
農業機械としての作業効率向上の点からも、何らかの対
策をが必要になってきた。以上の実情に鑑みることによ
り、本発明は、苗植付機構における相対回転部への泥や
切れ藁等の異物侵入を防止し、連続稼働時間の増大等、
耐久性を向上させることを目的とする。
【0005】
〔構成〕第1発明は、ロータリケースの両端部夫々に植
付アームを軸支し、両植付アームのカム軸をロータリケ
ース存在側の反対側に突出させて、それら突出カム軸ど
うしを連結固定する連結具を備えてある苗植付機構にお
いて、植付アームと連結具とが突出カム軸部において近
接することによって形成される間隙部分を、植付アーム
又は連結具に遊嵌合する環状部材を連結具又は植付アー
ムに装着することによって覆う状態に構成してあること
を特徴とする。
付アームを軸支し、両植付アームのカム軸をロータリケ
ース存在側の反対側に突出させて、それら突出カム軸ど
うしを連結固定する連結具を備えてある苗植付機構にお
いて、植付アームと連結具とが突出カム軸部において近
接することによって形成される間隙部分を、植付アーム
又は連結具に遊嵌合する環状部材を連結具又は植付アー
ムに装着することによって覆う状態に構成してあること
を特徴とする。
【0006】第2発明は、両端部夫々に植付アームが軸
支されるロータリケースを、植付伝動ケースから突出し
た駆動軸に一体回転状態で取付けるとともに、ロータリ
ケースと植付伝動ケースとが駆動軸部において近接する
ことによって形成される間隙部分を、両ケースのうちの
一方のケースに遊嵌合する環状部材を他方のケースに装
着することによって覆う状態に構成してあることを特徴
とする。
支されるロータリケースを、植付伝動ケースから突出し
た駆動軸に一体回転状態で取付けるとともに、ロータリ
ケースと植付伝動ケースとが駆動軸部において近接する
ことによって形成される間隙部分を、両ケースのうちの
一方のケースに遊嵌合する環状部材を他方のケースに装
着することによって覆う状態に構成してあることを特徴
とする。
【0007】第3発明は、ロータリケースの両端部夫々
に支持軸を介して植付アームを軸支してある苗植付機構
において、植付アームとロータリケースが支持軸部にお
いて近接することによって形成される間隙部分を、植付
アーム又はロータリケースに遊嵌合する環状部材をロー
タリケース又は植付アームに装着することによって覆う
状態に構成してあることを特徴とする。
に支持軸を介して植付アームを軸支してある苗植付機構
において、植付アームとロータリケースが支持軸部にお
いて近接することによって形成される間隙部分を、植付
アーム又はロータリケースに遊嵌合する環状部材をロー
タリケース又は植付アームに装着することによって覆う
状態に構成してあることを特徴とする。
【0008】第4発明は、ロータリケースの両端部夫々
に植付アームを軸支し、両植付アームのカム軸をロータ
リケース存在側の反対側に突出させて、それら突出カム
軸どうしを連結固定する連結具を備えるとともに、この
連結具に施肥装置駆動用の伝動ロッドを枢支連結してあ
る苗植付機構において、連結具と伝動ロッドとがそれら
の枢支連結部において近接することで形成される間隙部
分を、伝動ロッド又は連結具に遊嵌合する環状部材を連
結具又は伝動ロッドに装着することによって覆う状態に
構成してあることを特徴とする。
に植付アームを軸支し、両植付アームのカム軸をロータ
リケース存在側の反対側に突出させて、それら突出カム
軸どうしを連結固定する連結具を備えるとともに、この
連結具に施肥装置駆動用の伝動ロッドを枢支連結してあ
る苗植付機構において、連結具と伝動ロッドとがそれら
の枢支連結部において近接することで形成される間隙部
分を、伝動ロッド又は連結具に遊嵌合する環状部材を連
結具又は伝動ロッドに装着することによって覆う状態に
構成してあることを特徴とする。
【0009】〔作用〕請求項1の構成による苗植付機構
は、一対の植付アームのカム軸どうしを、連結具を介し
て連結固定させる構造であり、植付アームと連結具との
間に形成される相対回転部である間隙部分を環状部材で
覆うことにより、そこへの泥掛かり及び浮き藁等の異物
巻付きが生じないように、又は軽減させる手段である。
従って、カム軸のシール寿命が延びるとか、浮き藁巻付
きによる負荷増大が抑制されるようになり、相対回転部
分の掃除回数を減らせて連続作業時間を長くすることが
可能になる。
は、一対の植付アームのカム軸どうしを、連結具を介し
て連結固定させる構造であり、植付アームと連結具との
間に形成される相対回転部である間隙部分を環状部材で
覆うことにより、そこへの泥掛かり及び浮き藁等の異物
巻付きが生じないように、又は軽減させる手段である。
従って、カム軸のシール寿命が延びるとか、浮き藁巻付
きによる負荷増大が抑制されるようになり、相対回転部
分の掃除回数を減らせて連続作業時間を長くすることが
可能になる。
【0010】従来の構造では、植付アームと連結具とで
形成される狭い間隙部分の中心部にカム軸が露出されて
おり、泥が直接カム軸のシール部分に及び易く、かつ、
浮き藁等の長尺物が巻付き易いものであり、その狭さ故
に巻付いたものが噛込んだ状態になって除去し難いもの
であった。そこで、環状部材との遊嵌合によるラビリン
ス構造を伴ってその間隙部分を覆うことにより、泥がカ
ム軸に及び難くなるとともに環状部材で相対回転部が大
径化された巻付き現象が生じ難くなるとともに、仮に巻
付いたとしても噛み込みが緩く、取れ易いようになる。
形成される狭い間隙部分の中心部にカム軸が露出されて
おり、泥が直接カム軸のシール部分に及び易く、かつ、
浮き藁等の長尺物が巻付き易いものであり、その狭さ故
に巻付いたものが噛込んだ状態になって除去し難いもの
であった。そこで、環状部材との遊嵌合によるラビリン
ス構造を伴ってその間隙部分を覆うことにより、泥がカ
ム軸に及び難くなるとともに環状部材で相対回転部が大
径化された巻付き現象が生じ難くなるとともに、仮に巻
付いたとしても噛み込みが緩く、取れ易いようになる。
【0011】請求項2の構成によれば、ロータリケース
と植付伝動ケースとの間に形成される間隙部分を、遊嵌
合によるラビリンス構造を伴って環状部材で覆うもので
ある。つまり、ロータリケースと植付伝動ケースとの間
においても、泥掛かり及び浮き藁等の異物巻付きが生じ
ないように、又は軽減させる手段であり、請求項1の構
成による作用と同様に、駆動軸のシール寿命が延び、異
物巻付きによる負荷増大が抑制され、掃除回数を減らせ
て連続作業時間を延ばすことができる。
と植付伝動ケースとの間に形成される間隙部分を、遊嵌
合によるラビリンス構造を伴って環状部材で覆うもので
ある。つまり、ロータリケースと植付伝動ケースとの間
においても、泥掛かり及び浮き藁等の異物巻付きが生じ
ないように、又は軽減させる手段であり、請求項1の構
成による作用と同様に、駆動軸のシール寿命が延び、異
物巻付きによる負荷増大が抑制され、掃除回数を減らせ
て連続作業時間を延ばすことができる。
【0012】請求項3の構成によれば、植付アームとロ
ータリケースとの間の間隙部分を、遊嵌合によるラビリ
ンス構造を伴って環状部材で覆うものであり、請求項1
の構成による作用と同様に、支持軸のシール寿命が延
び、異物巻付きによる負荷増大が抑制され、掃除回数を
減らせて連続作業時間を延ばすことができる。
ータリケースとの間の間隙部分を、遊嵌合によるラビリ
ンス構造を伴って環状部材で覆うものであり、請求項1
の構成による作用と同様に、支持軸のシール寿命が延
び、異物巻付きによる負荷増大が抑制され、掃除回数を
減らせて連続作業時間を延ばすことができる。
【0013】請求項4の構成によれば、植付アームのカ
ム軸どうしを連結固定する連結具に、施肥装置駆動用の
伝動ロッドを枢支連結させてあるので、これら連結具と
伝動ロッドとの間にも相対回転する間隙部分が形成され
る。故に、その間隙部分を、遊嵌合によるラビリンス構
造を伴って環状部材で覆うことにより、請求項1の構成
による作用と同様に、枢支連結軸のシール寿命が延び、
異物巻付きによる負荷増大が抑制され、掃除回数を減ら
せて連続作業時間を延ばすことができる。
ム軸どうしを連結固定する連結具に、施肥装置駆動用の
伝動ロッドを枢支連結させてあるので、これら連結具と
伝動ロッドとの間にも相対回転する間隙部分が形成され
る。故に、その間隙部分を、遊嵌合によるラビリンス構
造を伴って環状部材で覆うことにより、請求項1の構成
による作用と同様に、枢支連結軸のシール寿命が延び、
異物巻付きによる負荷増大が抑制され、掃除回数を減ら
せて連続作業時間を延ばすことができる。
【0014】〔効果〕請求項1〜4のいずれに記載され
た苗植付機構でも、環状部材を追加する程度の簡単な改
造によって、相対回転部での泥掛かりや異物巻付き自体
を抑制でき、掃除の手間を減らせて取扱性を良好にしな
がら連続作業時間が増大して作業効率を向上できるよう
になった。
た苗植付機構でも、環状部材を追加する程度の簡単な改
造によって、相対回転部での泥掛かりや異物巻付き自体
を抑制でき、掃除の手間を減らせて取扱性を良好にしな
がら連続作業時間が増大して作業効率を向上できるよう
になった。
【0015】請求項1に記載の苗植付機構では、植付ア
ームと連結具との間の相対回転部が、請求項2に記載の
苗植付機構では、ロータリケースと植付伝動ケースとの
間の相対回転部が、請求項3に記載の苗植付機構では、
ロータリケースと植付アームとの間の相対回転部が、そ
して、請求項4に記載の苗植付機構では、連結具と伝動
ロッドとの間の相対回転部が夫々保護され、作業の連続
時間の拡大、並びに耐久性向上に寄与するものである。
ームと連結具との間の相対回転部が、請求項2に記載の
苗植付機構では、ロータリケースと植付伝動ケースとの
間の相対回転部が、請求項3に記載の苗植付機構では、
ロータリケースと植付アームとの間の相対回転部が、そ
して、請求項4に記載の苗植付機構では、連結具と伝動
ロッドとの間の相対回転部が夫々保護され、作業の連続
時間の拡大、並びに耐久性向上に寄与するものである。
【0016】
【発明の実施の形態】図1に示すように、角パイプ状の
機体横向きのメインフレーム1、このメインフレーム1
の機体横幅方向略中央部に連結しているフィードケース
2、メインフレーム1に機体横幅方向に適宜間隔をあけ
て配置して連結した複数個の植付伝動ケース3により、
フレーム体を構成してある。フレーム体の前部に苗載台
4を機体横幅方向に一定ストロークで往復移送されるよ
うに取付け、複数個の植付伝動ケース3夫々の後部の左
右側に苗植付機構5を駆動自在に設け、フレーム体の底
部に機体横方向に並ぶ複数個の接地フロート6を取付け
て、苗植付装置Aを構成してある。
機体横向きのメインフレーム1、このメインフレーム1
の機体横幅方向略中央部に連結しているフィードケース
2、メインフレーム1に機体横幅方向に適宜間隔をあけ
て配置して連結した複数個の植付伝動ケース3により、
フレーム体を構成してある。フレーム体の前部に苗載台
4を機体横幅方向に一定ストロークで往復移送されるよ
うに取付け、複数個の植付伝動ケース3夫々の後部の左
右側に苗植付機構5を駆動自在に設け、フレーム体の底
部に機体横方向に並ぶ複数個の接地フロート6を取付け
て、苗植付装置Aを構成してある。
【0017】この苗植付装置Aは、走行機体(図示せ
ず)の後部にリンク機構(図示せず)を介して昇降操作
されるように、かつ、自走機体からフィードケース2に
動力伝達されるように連結して乗用型田植機を構成する
ものである。そして、機体走行に伴い、接地フロート6
が圃場の泥面に接地して機体重量を支持するとともに泥
面を整地して行き、各苗植付機構5が苗載台4に載置さ
れたマット苗の一部を切り出し、接地フロート6による
整地箇所に植付けて行くのである。
ず)の後部にリンク機構(図示せず)を介して昇降操作
されるように、かつ、自走機体からフィードケース2に
動力伝達されるように連結して乗用型田植機を構成する
ものである。そして、機体走行に伴い、接地フロート6
が圃場の泥面に接地して機体重量を支持するとともに泥
面を整地して行き、各苗植付機構5が苗載台4に載置さ
れたマット苗の一部を切り出し、接地フロート6による
整地箇所に植付けて行くのである。
【0018】図1及び図2に示すように、複数個の苗植
付機構5夫々は、植付伝動ケース3の後部の横側にロー
タリケース10を機体横方向の第1軸心X1回りで回転
方向Fに回転駆動するように取付け、このロータリケー
ス10の第1軸心X1から外れており、ロータリケース
10の回転方向に互いに180度の位相差を有している
二箇所に、苗植付爪12及び苗押出し具15を備えた爪
支持体としての植付アーム13を第1軸心X1に平行な
第2軸心X2回りで回転するように取付ける。そして、
ロータリケース10が回転駆動されるに伴って植付アー
ム13とロータリケース10とを相対回動させる相対回
動手段を各植付アーム13と植付伝動ケース3との間に
設け、ロータリケース10が回転駆動されるに伴って苗
押出し具15を作動させる苗押出し操作機構Eを各植付
アーム13に備えることによって構成してある。
付機構5夫々は、植付伝動ケース3の後部の横側にロー
タリケース10を機体横方向の第1軸心X1回りで回転
方向Fに回転駆動するように取付け、このロータリケー
ス10の第1軸心X1から外れており、ロータリケース
10の回転方向に互いに180度の位相差を有している
二箇所に、苗植付爪12及び苗押出し具15を備えた爪
支持体としての植付アーム13を第1軸心X1に平行な
第2軸心X2回りで回転するように取付ける。そして、
ロータリケース10が回転駆動されるに伴って植付アー
ム13とロータリケース10とを相対回動させる相対回
動手段を各植付アーム13と植付伝動ケース3との間に
設け、ロータリケース10が回転駆動されるに伴って苗
押出し具15を作動させる苗押出し操作機構Eを各植付
アーム13に備えることによって構成してある。
【0019】ロータリケース10は分割線Yを有した半
割りケース部分10A,10Bをボルト連結した2分割
構造であり右半割りケース部分10Aの長手方向での中
央部を、植付伝動ケース3の後部の機体横向きの筒ボス
部3aにベアリング7を介して回転自在に取付け、左半
割りケース部分10Bの長手方向での中央部に位置する
軸承部10aを、植付伝動ケース3がベアリング9を介
して回転自在に支持するとともにボス部3aを貫通する
出力軸8の端部にテーパピン11によって一体回転する
ように連結してある。この出力軸8は、フィードケース
2から伝動チェーン(図示せず)を介して動力伝達され
る。これにより、ロータリケース10は、植付伝動ケー
ス3に対して第1軸心X1回りでF方向に回転駆動され
る。
割りケース部分10A,10Bをボルト連結した2分割
構造であり右半割りケース部分10Aの長手方向での中
央部を、植付伝動ケース3の後部の機体横向きの筒ボス
部3aにベアリング7を介して回転自在に取付け、左半
割りケース部分10Bの長手方向での中央部に位置する
軸承部10aを、植付伝動ケース3がベアリング9を介
して回転自在に支持するとともにボス部3aを貫通する
出力軸8の端部にテーパピン11によって一体回転する
ように連結してある。この出力軸8は、フィードケース
2から伝動チェーン(図示せず)を介して動力伝達され
る。これにより、ロータリケース10は、植付伝動ケー
ス3に対して第1軸心X1回りでF方向に回転駆動され
る。
【0020】植付アーム13は、ロータリケース10先
端部でベアリング24,25支持された支軸14のロー
タリケース10から外部に突出している端部に連結して
ある。植付アーム13に一体形成したフランジ部27
を、このフランジ部27の貫通孔29に支軸14の端部
が入り込むようにして支軸14に組み付け、支軸14に
固着してあるフランジ部26にボルト28によって締付
け連結することにより、植付アーム13と支軸14とが
一体に回転することを可能にしてある。これにより、植
付アーム13は、第1軸心X1と平行な支軸14の第2
軸心X2回りで回転自在にロータリケース10に支持さ
れている。
端部でベアリング24,25支持された支軸14のロー
タリケース10から外部に突出している端部に連結して
ある。植付アーム13に一体形成したフランジ部27
を、このフランジ部27の貫通孔29に支軸14の端部
が入り込むようにして支軸14に組み付け、支軸14に
固着してあるフランジ部26にボルト28によって締付
け連結することにより、植付アーム13と支軸14とが
一体に回転することを可能にしてある。これにより、植
付アーム13は、第1軸心X1と平行な支軸14の第2
軸心X2回りで回転自在にロータリケース10に支持さ
れている。
【0021】一対の相対回動手段の夫々は、図2及び図
3に示すように出力軸8に相対回転自在に外嵌した太陽
ギヤ23、第1軸心X1と第2軸心X2との間において
第3軸心X3を有した第1中間ギヤ31、第4軸心X4
を有した第2中間ギヤ32、支軸14と一体回転する受
動ギヤ30、及び第1中間ギヤ31と第2中間ギヤ32
とに亘る偏心クランク式の連動機構Dから構成されてい
る。
3に示すように出力軸8に相対回転自在に外嵌した太陽
ギヤ23、第1軸心X1と第2軸心X2との間において
第3軸心X3を有した第1中間ギヤ31、第4軸心X4
を有した第2中間ギヤ32、支軸14と一体回転する受
動ギヤ30、及び第1中間ギヤ31と第2中間ギヤ32
とに亘る偏心クランク式の連動機構Dから構成されてい
る。
【0022】太陽ギヤ23のボス部に形成した噛合い爪
部Bと、植付伝動ケース3のボス部3aの端部に形成し
た噛合い爪部とを係合させることにより、植付伝動ケー
ス3は太陽ギヤ23を回動不能に固定している。第1中
間ギヤ31と太陽ギヤ23とが咬合し、かつ、第2中間
ギヤ32と受動ギヤ30とが咬合することで、連動機構
Dを介して太陽ギヤ23と植付アーム13とを互いに同
方向に連動回転させる連動伝達機構Sが構成されてい
る。
部Bと、植付伝動ケース3のボス部3aの端部に形成し
た噛合い爪部とを係合させることにより、植付伝動ケー
ス3は太陽ギヤ23を回動不能に固定している。第1中
間ギヤ31と太陽ギヤ23とが咬合し、かつ、第2中間
ギヤ32と受動ギヤ30とが咬合することで、連動機構
Dを介して太陽ギヤ23と植付アーム13とを互いに同
方向に連動回転させる連動伝達機構Sが構成されてい
る。
【0023】連動機構Dは、第1丸軸部51と第2丸軸
部52と連結軸部53とで成るクランク状のギヤ支軸5
0と、第1及び第2中間ギヤ31,32とで構成されて
いる。すなわち、図8に示すように、連結軸部53の連
結軸部分53a,53aを、第3軸心X3を有した第1
丸軸部51の組付孔51cと、第4軸心X4を有した第
2丸軸部52の組付孔52cとの夫々に嵌め入れてあ
り、スペーサ部53bによって間隔が保たれる第1丸軸
部51と第2丸軸部52とが、ズレた軸心を持ちながら
も両持ち状態で支持されるようにしてある。尚、53c
はロータリケース10に嵌合する位置決め突起部、54
は軽減孔である。
部52と連結軸部53とで成るクランク状のギヤ支軸5
0と、第1及び第2中間ギヤ31,32とで構成されて
いる。すなわち、図8に示すように、連結軸部53の連
結軸部分53a,53aを、第3軸心X3を有した第1
丸軸部51の組付孔51cと、第4軸心X4を有した第
2丸軸部52の組付孔52cとの夫々に嵌め入れてあ
り、スペーサ部53bによって間隔が保たれる第1丸軸
部51と第2丸軸部52とが、ズレた軸心を持ちながら
も両持ち状態で支持されるようにしてある。尚、53c
はロータリケース10に嵌合する位置決め突起部、54
は軽減孔である。
【0024】又、図7において、51aは第1丸軸部5
1の連結部、51bは第1丸軸部51の連結軸部53側
の端部、52aは第2丸軸部52の連結部、52bは第
2丸軸部52の連結軸部53側の端部、56は半割りケ
ース部分10Bの軸支部10cの内部に備えた凹入部、
57はギヤ支軸50のロータリケース10に対する位置
決め機構、10bは半割りケース部分10Aの軸支部で
ある。
1の連結部、51bは第1丸軸部51の連結軸部53側
の端部、52aは第2丸軸部52の連結部、52bは第
2丸軸部52の連結軸部53側の端部、56は半割りケ
ース部分10Bの軸支部10cの内部に備えた凹入部、
57はギヤ支軸50のロータリケース10に対する位置
決め機構、10bは半割りケース部分10Aの軸支部で
ある。
【0025】第1中間ギヤ31の側面には一対の突条3
9,39が形成され、第2中間ギヤ32にはクランクピ
ン36が圧入一体化されている。クランクピン36は、
一対の突条39,39間に形成される溝部38に嵌まる
ように組み付けられるものであり、第3軸心X3側の突
条39が第4軸心X4側のクランクピン36を押すこと
で第1中間ギヤ31が第2中間ギヤ32を不等速連動回
転させるように、連動機構Dが機能するものである。
9,39が形成され、第2中間ギヤ32にはクランクピ
ン36が圧入一体化されている。クランクピン36は、
一対の突条39,39間に形成される溝部38に嵌まる
ように組み付けられるものであり、第3軸心X3側の突
条39が第4軸心X4側のクランクピン36を押すこと
で第1中間ギヤ31が第2中間ギヤ32を不等速連動回
転させるように、連動機構Dが機能するものである。
【0026】つまり、ロータリケース10が回転駆動さ
れ、太陽ギヤ23が固定されることとにより、第1中間
ギヤ31が第3軸心X3周りで自転回転してその回転力
がクランクピン36で伝達され、第2中間ギヤ32が第
4軸心X4回りで回転する。そして、第3軸心X3と第
4軸心X4との偏心により、クランクピン36は一対の
突条39,39による溝部38内を駆動回転体30の半
径方向に往復摺動しながら回転力を伝達する。従って、
連動機構Dは、第1中間ギヤ31が等速で回転しても第
2中間ギヤ32は不等速で回転し、第1中間ギヤ31と
第2中間ギヤ32とが図10に示す位相関係M1で連動
して回転するように機能する。
れ、太陽ギヤ23が固定されることとにより、第1中間
ギヤ31が第3軸心X3周りで自転回転してその回転力
がクランクピン36で伝達され、第2中間ギヤ32が第
4軸心X4回りで回転する。そして、第3軸心X3と第
4軸心X4との偏心により、クランクピン36は一対の
突条39,39による溝部38内を駆動回転体30の半
径方向に往復摺動しながら回転力を伝達する。従って、
連動機構Dは、第1中間ギヤ31が等速で回転しても第
2中間ギヤ32は不等速で回転し、第1中間ギヤ31と
第2中間ギヤ32とが図10に示す位相関係M1で連動
して回転するように機能する。
【0027】太陽ギヤ23、第1、第2中間ギヤ31,
32、従動ギヤ30、及びロータリケース10の組付け
位置の関係を、ロータリケース10と受動ギヤ30とが
図11に示す位相関係N1で連動して相対回動する組付
け関係に設定してある。これにより、相対回動手段は、
ロータリケース10が回転駆動されるに伴い、一対の植
付アーム13,13夫々とロータリケース10とを図1
1の位相関係N1で相対回動するように駆動し、一対の
植付アーム13,13夫々の苗植付爪12にこれの先端
部が図9に示す略楕円軌跡T1を描く苗植運動を行わせ
る。尚、受動ギヤ30の位相が−方向に変化する際に
は、植付アーム13が図11に示す対地上昇方向uに回
転し、受動ギヤ(遊星ギヤ)30の位相が+方向に変化
する際には、植付アーム13が図11に示す対地下降方
向dに回転する。
32、従動ギヤ30、及びロータリケース10の組付け
位置の関係を、ロータリケース10と受動ギヤ30とが
図11に示す位相関係N1で連動して相対回動する組付
け関係に設定してある。これにより、相対回動手段は、
ロータリケース10が回転駆動されるに伴い、一対の植
付アーム13,13夫々とロータリケース10とを図1
1の位相関係N1で相対回動するように駆動し、一対の
植付アーム13,13夫々の苗植付爪12にこれの先端
部が図9に示す略楕円軌跡T1を描く苗植運動を行わせ
る。尚、受動ギヤ30の位相が−方向に変化する際に
は、植付アーム13が図11に示す対地上昇方向uに回
転し、受動ギヤ(遊星ギヤ)30の位相が+方向に変化
する際には、植付アーム13が図11に示す対地下降方
向dに回転する。
【0028】図4に示すように、苗押出し具15は、植
付アーム13が苗植付爪12に沿って摺動するように支
持している支持ロッド15aの一端側に固着することに
より、植付アーム13に苗植付爪12に沿って移動する
ように支持させてある。苗押出し操作機構Eは、図2及
び図4に示すように、植付アーム13の内部に設けたカ
ム軸16、天秤アーム20、押出しばね22、カム軸1
6の植付アーム13から外部に突出している端部に連結
してある連結具18等によって構成してある。尚、連結
具18には、球ジョイント68を介して伝動ロッド67
が枢支連結されており、この伝動ロッド67で施肥装置
の33の繰出し機構34を駆動する公知の連係構造が構
成されている。
付アーム13が苗植付爪12に沿って摺動するように支
持している支持ロッド15aの一端側に固着することに
より、植付アーム13に苗植付爪12に沿って移動する
ように支持させてある。苗押出し操作機構Eは、図2及
び図4に示すように、植付アーム13の内部に設けたカ
ム軸16、天秤アーム20、押出しばね22、カム軸1
6の植付アーム13から外部に突出している端部に連結
してある連結具18等によって構成してある。尚、連結
具18には、球ジョイント68を介して伝動ロッド67
が枢支連結されており、この伝動ロッド67で施肥装置
の33の繰出し機構34を駆動する公知の連係構造が構
成されている。
【0029】カム軸16は、第2軸心X2と同一の軸心
回りで回転自在に植付アーム13に支持されているとと
もに、苗押出し具15を操作するカム17を一体に形成
されて備えている。天秤アーム20は、植付アーム13
の支軸20aに回転自在に支持させてある。天秤アーム
20の一端側は、リンク19によって支持ロッド15a
に連結してあり、天秤アーム20の他端には、カム17
に作用するカムフォロア21が備えられている。押出し
ばね22は植付アーム13を反力部材として天秤アーム
20を揺動付勢することにより、支持ロッド15aを植
付アーム13から突出する側に摺動付勢しているととも
に、天秤アーム20のカムフォロア21をカム17の周
面に押し当て付勢している。
回りで回転自在に植付アーム13に支持されているとと
もに、苗押出し具15を操作するカム17を一体に形成
されて備えている。天秤アーム20は、植付アーム13
の支軸20aに回転自在に支持させてある。天秤アーム
20の一端側は、リンク19によって支持ロッド15a
に連結してあり、天秤アーム20の他端には、カム17
に作用するカムフォロア21が備えられている。押出し
ばね22は植付アーム13を反力部材として天秤アーム
20を揺動付勢することにより、支持ロッド15aを植
付アーム13から突出する側に摺動付勢しているととも
に、天秤アーム20のカムフォロア21をカム17の周
面に押し当て付勢している。
【0030】連結具18は、一方の植付アーム13のカ
ム軸16と、他方の植付アーム13のカム軸16とに亘
って取付けてあり、植付アーム13がロータリケース1
0に対して回転しても、カム軸16がロータリケース1
0に対して回転しないようにカム軸16を支持してい
る。従って、苗植付爪12が苗植運動を行うに伴い、植
付アーム13とカム軸16とが相対回動することにな
り、天秤アーム20がカム17のカムフォロア21に対
する押圧操作と、押出しばね22による操作とのために
支軸20aの回りで揺動操作されて支持ロッド15aを
摺動操作する。
ム軸16と、他方の植付アーム13のカム軸16とに亘
って取付けてあり、植付アーム13がロータリケース1
0に対して回転しても、カム軸16がロータリケース1
0に対して回転しないようにカム軸16を支持してい
る。従って、苗植付爪12が苗植運動を行うに伴い、植
付アーム13とカム軸16とが相対回動することにな
り、天秤アーム20がカム17のカムフォロア21に対
する押圧操作と、押出しばね22による操作とのために
支軸20aの回りで揺動操作されて支持ロッド15aを
摺動操作する。
【0031】これにより、苗押出し操作機構Eは、苗植
付爪12が苗植運動を行うに伴い、ロータリケース10
の回転力によって駆動され、苗押出し具15を図4に二
点鎖線で示す如く苗植付爪12の先端側に位置する作用
位置に押出しばね22の弾性復元力による操作力によっ
て押出し操作したり、図4に実線で示す如く作用位置よ
りも苗植付爪12の基端側に位置する非作用位置にカム
17による操作力によって引退操作したりする。
付爪12が苗植運動を行うに伴い、ロータリケース10
の回転力によって駆動され、苗押出し具15を図4に二
点鎖線で示す如く苗植付爪12の先端側に位置する作用
位置に押出しばね22の弾性復元力による操作力によっ
て押出し操作したり、図4に実線で示す如く作用位置よ
りも苗植付爪12の基端側に位置する非作用位置にカム
17による操作力によって引退操作したりする。
【0032】従って、ロータリケース10を回転駆動す
ると、各苗植付アーム13,13がロータリケース10
の回転によって第1軸心X1回りで公転回転するととも
に、相対回動手段の作用によって第2軸心X2回りで自
転回転し、苗植付爪12の先端部が略楕円軌跡T1を描
いて苗載台4の苗取出口と圃場との間を上下に回動する
ように苗植付爪12に苗植運動を行わせ、各苗植付アー
ム13に備えてある苗押出し操作機構Eがロータリケー
ス10の回転力によって駆動され、苗押出し具15を苗
植付爪12の苗植運動に連動させて非作用位置と作用位
置とに移動操作する。
ると、各苗植付アーム13,13がロータリケース10
の回転によって第1軸心X1回りで公転回転するととも
に、相対回動手段の作用によって第2軸心X2回りで自
転回転し、苗植付爪12の先端部が略楕円軌跡T1を描
いて苗載台4の苗取出口と圃場との間を上下に回動する
ように苗植付爪12に苗植運動を行わせ、各苗植付アー
ム13に備えてある苗押出し操作機構Eがロータリケー
ス10の回転力によって駆動され、苗押出し具15を苗
植付爪12の苗植運動に連動させて非作用位置と作用位
置とに移動操作する。
【0033】これにより、一方の苗植付アーム13の苗
植付爪12と、他方の苗植付アーム13の苗植付爪12
とが交互に、苗載台4に載置されいるマット状苗から一
株分のブロック苗を切断するとともに取り出し、圃場に
下降搬送して同一の植付け条に植付けて行くのである。
そして、各苗植付爪12が苗載台4の苗取出口の上方か
ら苗植付け位置に下降作動する間は、苗押出し具15は
非作用位置にあって苗植付爪12の苗取り出しと取出し
苗の保持を可能にし、苗植付爪12が圃場に到達して苗
植付けを行う際には、苗押出し具15が作用位置にな
り、苗植付爪12が保持していた苗を苗植付爪12から
容易に離れるように押出し操作する。
植付爪12と、他方の苗植付アーム13の苗植付爪12
とが交互に、苗載台4に載置されいるマット状苗から一
株分のブロック苗を切断するとともに取り出し、圃場に
下降搬送して同一の植付け条に植付けて行くのである。
そして、各苗植付爪12が苗載台4の苗取出口の上方か
ら苗植付け位置に下降作動する間は、苗押出し具15は
非作用位置にあって苗植付爪12の苗取り出しと取出し
苗の保持を可能にし、苗植付爪12が圃場に到達して苗
植付けを行う際には、苗押出し具15が作用位置にな
り、苗植付爪12が保持していた苗を苗植付爪12から
容易に離れるように押出し操作する。
【0034】クランクピン36は、図5及び図6に示す
如く外周部に切欠き部Cを有する非円形ピンに形成して
ある。切欠き部Cは、クランクピン36の外周部のうち
の第2中間ギヤ32の回転軸心X4に対向する箇所であ
って、一対の溝部38の内壁面38aに接触することが
なくて両中間ギヤ31,32の連動に関与しない箇所に
配置するとともに、第2中間ギヤ32の回転軸心X4を
中心とする半径R1の円弧形状に形成してある。半径R
1を第2中間ギヤ32の支軸孔32aの半径R2よりも
大にすることにより、クランクピン36の切欠き部Cで
の周面36aを円弧面に形成するとともに、この周面3
6aと回転軸心X4との間隔としての半径R1を支軸孔
32aの半径R2よりも大に形成してある。これによ
り、ギヤ支軸50のスペーサ部53bが切欠き部Cに入
り込むとともにスペーサ部53bと周面36aとの間に
隙間が存在し、クランクピン36はギヤ支軸50のスペ
ーサ部53bに当接することなく公転回転しながら両中
間ギヤ31,32を連動させる。
如く外周部に切欠き部Cを有する非円形ピンに形成して
ある。切欠き部Cは、クランクピン36の外周部のうち
の第2中間ギヤ32の回転軸心X4に対向する箇所であ
って、一対の溝部38の内壁面38aに接触することが
なくて両中間ギヤ31,32の連動に関与しない箇所に
配置するとともに、第2中間ギヤ32の回転軸心X4を
中心とする半径R1の円弧形状に形成してある。半径R
1を第2中間ギヤ32の支軸孔32aの半径R2よりも
大にすることにより、クランクピン36の切欠き部Cで
の周面36aを円弧面に形成するとともに、この周面3
6aと回転軸心X4との間隔としての半径R1を支軸孔
32aの半径R2よりも大に形成してある。これによ
り、ギヤ支軸50のスペーサ部53bが切欠き部Cに入
り込むとともにスペーサ部53bと周面36aとの間に
隙間が存在し、クランクピン36はギヤ支軸50のスペ
ーサ部53bに当接することなく公転回転しながら両中
間ギヤ31,32を連動させる。
【0035】この苗植付機構5では、相対回転部への泥
や異物の侵入、及び浮き藁や切れ草巻付きを防止するラ
ビリンス部を設けてある。すなわち、図2に示すよう
に、植付伝動ケース3とロータリケース10とに跨がる
第1ラビリンス部r1 、ロータリケース10と植付アー
ム13とに跨がる第2ラビリンス部r2 、植付アーム1
3と連結具18とに跨がる第3ラビリンス部r3 、及び
図12に示すように、連結具18と伝動ロッド67とに
跨がる第4ラビリンス部r4 を備えている。
や異物の侵入、及び浮き藁や切れ草巻付きを防止するラ
ビリンス部を設けてある。すなわち、図2に示すよう
に、植付伝動ケース3とロータリケース10とに跨がる
第1ラビリンス部r1 、ロータリケース10と植付アー
ム13とに跨がる第2ラビリンス部r2 、植付アーム1
3と連結具18とに跨がる第3ラビリンス部r3 、及び
図12に示すように、連結具18と伝動ロッド67とに
跨がる第4ラビリンス部r4 を備えている。
【0036】第1ラビリンス部r1 は、筒ボス部3aを
固着した取付けフランジ60の外周に近接する内周を有
したリング部(環状部材の一例)61を、ロータリケー
ス10(半割りケース部10A)に突出状態で一体形成
して構成され、植付伝動ケース3とロータリケース10
との近接配置によって形成される間隙部分が覆われるよ
うになっている。リング部61の存在により、筒ボス部
3aへの浮き藁巻付きを防止するとともに、この筒ボス
部3aに対するロータリケース10のシール62への泥
掛かりを極力防止している。
固着した取付けフランジ60の外周に近接する内周を有
したリング部(環状部材の一例)61を、ロータリケー
ス10(半割りケース部10A)に突出状態で一体形成
して構成され、植付伝動ケース3とロータリケース10
との近接配置によって形成される間隙部分が覆われるよ
うになっている。リング部61の存在により、筒ボス部
3aへの浮き藁巻付きを防止するとともに、この筒ボス
部3aに対するロータリケース10のシール62への泥
掛かりを極力防止している。
【0037】第2ラビリンス部r2 は、ロータリケース
10(半割りケース部10B)の支軸14を囲繞する部
分の外周と、そこに近接する傾斜内周を備えた状態でフ
ランジ部26に固着されたリング板(環状部材の一例)
63とで構成され、ロータリケース10と植付アーム1
3との近接によって形成される間隙部分を覆ってある。
このリング板63により、支軸14への浮き藁巻付きを
防止するとともに、支軸14に対するロータリケース1
0のシール64への泥掛かりを極力防止している。
10(半割りケース部10B)の支軸14を囲繞する部
分の外周と、そこに近接する傾斜内周を備えた状態でフ
ランジ部26に固着されたリング板(環状部材の一例)
63とで構成され、ロータリケース10と植付アーム1
3との近接によって形成される間隙部分を覆ってある。
このリング板63により、支軸14への浮き藁巻付きを
防止するとともに、支軸14に対するロータリケース1
0のシール64への泥掛かりを極力防止している。
【0038】第3ラビリンス部r3 は、植付アーム13
のカム軸16を囲繞する部分の外周と、その外周に近接
する内周を有した状態で連結具18と共にカム軸16に
ナット止めされるカバーリング(環状部材の一例)65
とで構成され、植付アーム13と連結具18との近接配
置によって形成される間隙部分を覆うようになる。これ
により、カム軸16への浮き藁巻付きを防止するととも
に、カム軸16に対する植付アーム13のシール66へ
の泥掛かりを極力防止している。
のカム軸16を囲繞する部分の外周と、その外周に近接
する内周を有した状態で連結具18と共にカム軸16に
ナット止めされるカバーリング(環状部材の一例)65
とで構成され、植付アーム13と連結具18との近接配
置によって形成される間隙部分を覆うようになる。これ
により、カム軸16への浮き藁巻付きを防止するととも
に、カム軸16に対する植付アーム13のシール66へ
の泥掛かりを極力防止している。
【0039】第4ラビリンス部r4 は、伝動ロッド67
末端の球ジョイント68の支持リング68aと、連結具
18側に固定されるカバーリング69とで構成され、支
持リング68a外周とカバーリング69とを、球ジョイ
ント68の連結具18に対する多少の傾きを許容できる
ように近接させてある。このカバーリング69の装着に
よって、連結具18と伝動ロッド67との近接配置によ
って形成される間隙部分を覆うことができ、球ジョイン
ト軸68bへの浮き藁巻付き防止、及び球ジョイント6
8への泥掛かりを極力防止できるようになる。
末端の球ジョイント68の支持リング68aと、連結具
18側に固定されるカバーリング69とで構成され、支
持リング68a外周とカバーリング69とを、球ジョイ
ント68の連結具18に対する多少の傾きを許容できる
ように近接させてある。このカバーリング69の装着に
よって、連結具18と伝動ロッド67との近接配置によ
って形成される間隙部分を覆うことができ、球ジョイン
ト軸68bへの浮き藁巻付き防止、及び球ジョイント6
8への泥掛かりを極力防止できるようになる。
【0040】ところで、図1、図13に示すように、苗
載台4の苗残量を検知する苗残量スイッチ80の検出体
81には、必要以上苗載面4aに張り出ないようにする
ために、リブ部4bの側面内側に接当する飛出し防止片
82が装着されている。しかしながら、この飛出し防止
片82の付け根が弾性変形し易いものであり、苗の取出
し時に、飛出し防止片82が無理やり持ち上げられて検
出体81が上方に捲れ上がってしまうことがあるため、
これを防止するべくリブ部4bの側面内側に接当するス
トッパー83を検出体81本体に形成してある。
載台4の苗残量を検知する苗残量スイッチ80の検出体
81には、必要以上苗載面4aに張り出ないようにする
ために、リブ部4bの側面内側に接当する飛出し防止片
82が装着されている。しかしながら、この飛出し防止
片82の付け根が弾性変形し易いものであり、苗の取出
し時に、飛出し防止片82が無理やり持ち上げられて検
出体81が上方に捲れ上がってしまうことがあるため、
これを防止するべくリブ部4bの側面内側に接当するス
トッパー83を検出体81本体に形成してある。
【0041】〔別実施形態〕 図14に示すように、植付伝動ケース3側に鉢巻き
リング70を装着し、シール62部分のロータリケース
10の外周部と鉢巻きリング70内周との近接によって
第1ラビリンス部r1 を構成しても良い。
リング70を装着し、シール62部分のロータリケース
10の外周部と鉢巻きリング70内周との近接によって
第1ラビリンス部r1 を構成しても良い。
【0042】 図14に示すように、ロータリケース
10に突出したフランジリング部71を形成し、このフ
ランジリング部71内周と植付アーム13の取付フラン
ジ部26外周とで第2ラビリンス部r2 を構成しても良
い。
10に突出したフランジリング部71を形成し、このフ
ランジリング部71内周と植付アーム13の取付フラン
ジ部26外周とで第2ラビリンス部r2 を構成しても良
い。
【0043】 図15に示すように、球ジョイント6
8を、その取付け用ナット68cを含めて覆うゴムカバ
ー69を装着することにより、第4ラビリンス部r4 を
構成しても良い。
8を、その取付け用ナット68cを含めて覆うゴムカバ
ー69を装着することにより、第4ラビリンス部r4 を
構成しても良い。
【図1】苗植付装置全体の側面図
【図2】苗植付機構の断面図
【図3】ロータリケースの断面図
【図4】植付アームの断面図
【図5】回動伝達機構の分解状態での斜視図
【図6】第二中間ギヤの正面図
【図7】ギヤ支軸の断面図
【図8】ギヤ支軸の分解状態での斜視図
【図9】苗植付爪の苗植運動軌跡の説明図
【図10】第一中間ギヤと第二中間ギヤの連動関係の説
明図
明図
【図11】ロータリケースと遊星ギヤの連動関係の説明
図
図
【図12】第4ラビリンス部の構造を示す断面図
【図13】苗残量スイッチの取付構造を示す要部の平面
図と断面図
図と断面図
【図14】第1及び第2ラビリンス部の別構造を示す断
面図
面図
【図15】第4ラビリンス部の別構造を示す断面図
3 植付伝動ケース 10 ロータリケース 13 植付アーム 14 支持軸 16 カム軸 18 連結具 61 環状部材 63 環状部材 65 環状部材 67 伝動ロッド 69 環状部材
Claims (4)
- 【請求項1】 ロータリケースの両端部夫々に植付アー
ムを軸支し、前記両植付アームのカム軸を前記ロータリ
ケース存在側の反対側に突出させて、それら突出カム軸
どうしを連結固定する連結具を備えてある苗植付機構で
あって、 前記植付アームと前記連結具とが前記突出カム軸部にお
いて近接することによって形成される間隙部分を、前記
植付アーム又は連結具に遊嵌合する環状部材を前記連結
具又は植付アームに装着することによって覆う状態に構
成してある苗植付機構。 - 【請求項2】 両端部夫々に植付アームが軸支されるロ
ータリケースを、植付伝動ケースから突出した駆動軸に
一体回転状態で取付けるとともに、前記ロータリケース
と前記植付伝動ケースとが前記駆動軸部において近接す
ることによって形成される間隙部分を、前記両ケースの
うちの一方のケースに遊嵌合する環状部材を他方のケー
スに装着することによって覆う状態に構成してある苗植
付機構。 - 【請求項3】 ロータリケースの両端部夫々に支持軸を
介して植付アームを軸支してある苗植付機構であって、 前記植付アームと前記ロータリケースが前記支持軸部に
おいて近接することによって形成される間隙部分を、前
記植付アーム又はロータリケースに遊嵌合する環状部材
を前記ロータリケース又は植付アームに装着することに
よって覆う状態に構成してある苗植付機構。 - 【請求項4】 ロータリケースの両端部夫々に植付アー
ムを軸支し、前記両植付アームのカム軸を前記ロータリ
ケース存在側の反対側に突出させて、それら突出カム軸
どうしを連結固定する連結具を備えるとともに、この連
結具に施肥装置駆動用の伝動ロッドを枢支連結してある
苗植付機構であって、 前記連結具と前記伝動ロッドとがそれらの枢支連結部に
おいて近接することによって形成される間隙部分を、前
記伝動ロッド又は連結具に遊嵌合する環状部材を前記連
結具又は伝動ロッドに装着することによって覆う状態に
構成してある苗植付機構。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP28490596A JP3474067B2 (ja) | 1996-10-28 | 1996-10-28 | 苗植付機構 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP28490596A JP3474067B2 (ja) | 1996-10-28 | 1996-10-28 | 苗植付機構 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH10127123A true JPH10127123A (ja) | 1998-05-19 |
| JP3474067B2 JP3474067B2 (ja) | 2003-12-08 |
Family
ID=17684575
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP28490596A Expired - Fee Related JP3474067B2 (ja) | 1996-10-28 | 1996-10-28 | 苗植付機構 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP3474067B2 (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2016136933A (ja) * | 2015-01-29 | 2016-08-04 | 井関農機株式会社 | 苗植付装置 |
Citations (5)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPH06209624A (ja) * | 1993-01-22 | 1994-08-02 | Kubota Corp | 苗植付装置 |
| JPH07213124A (ja) * | 1994-01-31 | 1995-08-15 | Iseki & Co Ltd | 苗植付装置 |
| JPH07327453A (ja) * | 1994-06-07 | 1995-12-19 | Kubota Corp | モーア |
| JPH08266122A (ja) * | 1995-04-03 | 1996-10-15 | Kubota Corp | 苗植付機構 |
| JPH08275652A (ja) * | 1995-04-05 | 1996-10-22 | Kubota Corp | モーア |
-
1996
- 1996-10-28 JP JP28490596A patent/JP3474067B2/ja not_active Expired - Fee Related
Patent Citations (5)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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| JPH08266122A (ja) * | 1995-04-03 | 1996-10-15 | Kubota Corp | 苗植付機構 |
| JPH08275652A (ja) * | 1995-04-05 | 1996-10-22 | Kubota Corp | モーア |
Cited By (1)
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|---|---|---|---|---|
| JP2016136933A (ja) * | 2015-01-29 | 2016-08-04 | 井関農機株式会社 | 苗植付装置 |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JP3474067B2 (ja) | 2003-12-08 |
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|---|---|---|---|
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