JPH10128426A - デスケーリング方法 - Google Patents

デスケーリング方法

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JPH10128426A
JPH10128426A JP29020096A JP29020096A JPH10128426A JP H10128426 A JPH10128426 A JP H10128426A JP 29020096 A JP29020096 A JP 29020096A JP 29020096 A JP29020096 A JP 29020096A JP H10128426 A JPH10128426 A JP H10128426A
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JP
Japan
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pressure water
descaling
ultra
scale
steel sheet
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Application number
JP29020096A
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English (en)
Inventor
Hideki Takahashi
橋 英 樹 高
Takashi Ariga
賀 高 有
Shigeru Kihara
原 茂 木
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Nippon Steel Corp
Original Assignee
Nippon Steel Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 熱間圧延における鋼板のスケール厚みを薄く
し、スケール疵の発生率を低下させることのできるデス
ケーリング方法を提供する。 【解決手段】 熱間圧延工程のデスケーリングにおい
て、高圧水を鋼板表面に1回以上噴射して表層のスケー
ルを除去した後、約10秒以内に超高圧水を鋼板表面に
噴射することにより前記高圧水でのデスケーリングでは
除去できなかったスケールを除去することを特徴とする
デスケーリング方法。粗圧延機出側において鋼板表面に
高圧水を噴射した後、約10秒以内に超高圧水を噴射し
てデスケーリングをし、このデスケーリング後約10秒
以内に仕上圧延することを特徴とする熱間圧延方法。高
圧水の圧力が120〜180kgf/cm2 であり、超
高圧水の圧力が250kgf/cm2 以上である。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、熱間圧延鋼板のデ
スケーリングに関するものである。
【0002】
【従来の技術】デスケーリングとは、高温度で鋼板表面
に形成される鉄の数種の酸化物からなるスケール層を除
去することである。更に高温度ではより厚いスケールが
生成し、外層よりの厚さはFe 0.5〜2%、
Fe 10〜15%、FeO 85〜90%とな
る。加熱炉抽出直後ではスケール層の厚みは1〜2mm
となるが、これをそのまま圧延に供するとスケールが製
品の表面に食い込んでスケール疵と呼ばれる表面欠陥が
発生する。
【0003】スケール疵の発生メカニズムについては完
全には解明されていないが、スケール層と母材の延性等
の機械的性質の差が、その一因として挙げられる。スケ
ール疵発生部は、表面欠陥なので、不良品として切捨て
る必要があり、製造コスト悪化の要因となっている。こ
のスケール疵の発生を抑制するため、スケール層を除去
しなければならない。熱間圧延工程のように高温で鋼板
を取扱う工程においては、現実的にはスケール層を皆無
にすることは不可能に近い。理想的なスケール層とは鋼
板表面上に薄く、かつ均一なスケール層を維持したもの
である。
【0004】従来、粗圧延機出側におけるデスケーリン
グは鋼板表面に150kgf/cm2 程度の高圧水を1
回もしくは2回噴射して圧延するのが一般的である。水
噴射によるデスケーリングを二段階によって行う方式と
しては、例えば特開平6−114432号公報に提案さ
れている。この方法は、加熱炉抽出後、一次スケールの
主としてウスタイトからなる上層部を水噴射で除去した
後、鋼板に再度水噴射して圧延する方法である。
【0005】しかし、従来の二段階による水噴射方式に
おいては、第1次噴射から第2次噴射までの経過時間を
考慮していないためデスケーリング効果が半減してい
た。すなわち、第1次噴射による一次スケール除去後、
例えば1分間経過すると鋼板表面に再びスケールが成長
し、一次スケール除去の効果が減少するのである。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】本発明の目的は、熱間
圧延における鋼板のスケール厚みを薄くし、スケール疵
の発生率を低下させることのできるデスケーリング方法
を提供することである。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明は、下記の事項を
その特徴としている。 (1) 熱間圧延工程のデスケーリングにおいて、まず
高圧水を鋼板表面に1回以上噴射して表層のスケールを
除去した後、約10秒以内に超高圧水を鋼板表面に噴射
することにより前記高圧水でのデスケーリングでは除去
できなかったスケールを除去することを特徴とするデス
ケーリング方法。 (2) 熱間圧延工程のデスケーリングにおいて、まず
超高圧水を鋼板表面に噴射して表層のスケールを除去し
た後、約10秒以内に高圧水を鋼板表面に噴射すること
により前記超高圧水でのデスケーリングでは除去できな
かったスケールを除去することを特徴とするデスケーリ
ング方法。
【0008】(3) 粗圧延機出側において鋼板表面に
高圧水又は超高圧水を噴射した後、約10秒以内に超高
圧水又は高圧水を噴射してデスケーリングをし、このデ
スケーリング後約10秒以内に仕上圧延することを特徴
とする熱間圧延方法。 (4) 粗圧延機出側方向に、鋼板表面に高圧水を噴射
する高圧水デスケーリング装置と、超高圧水を噴射する
超高圧水デスケーリング装置と、仕上圧延機とを順に配
置したことを特徴とする熱間圧延設備。
【0009】(5) 粗圧延機出側方向に、鋼板表面に
超高圧水を噴射する超高圧水デスケーリング装置と、高
圧水を噴射する高圧水デスケーリング装置と、仕上圧延
機とを順に配置したことを特徴とする熱間圧延設備。 (6) 高圧水の圧力が120〜180kgf/cm2
であり、超高圧水の圧力が250kgf/cm2 以上で
ある前記(1)〜(5)に記載のデスケーリング方法、
熱間圧延方法および熱間圧延設備。
【0010】
【発明の実施の形態】以下に、本発明を詳細に説明す
る。本発明に係る高圧水および超高圧水噴射デスケーリ
ング装置を配置した熱間圧延設備を、図1に示す。図1
に示すように、粗圧延機1により粗圧延を完了した鋼板
3を仕上圧延機2に咬み込ませる前に、先ずデスケーリ
ング装置Aにて150kgf/cm2 程度の高圧水で表
面のスケールを除去し、続いてこのデスケーリング装置
Aの直後に設置されたデスケーリング装置Bにて300
kgf/cm2 の超高圧水でデスケーリングすることに
より表層スケールをさらに除去し、鋼板をデスケーリン
グ装置B通過後10秒以内に仕上圧延機2に咬み込ませ
る。
【0011】図1においては、第1段階でデスケーリン
グ装置Aにて150kgf/cm2の高圧水を、第2段
階でデスケーリング装置Bにて300kgf/cm2
超高圧水を噴射する例を示したが、デスケーリング装置
AとBの配置を逆にしても差しつかえない。すなわち、
図2に示すように、第1段階で150kgf/cm2
高圧水を、第2段階で300kgf/cm2 の超高圧水
を用いても、またその順番を変えてもデスケーリング効
果は同じ程度であることが確認された。
【0012】本発明のデスケーリングの条件について説
明する。まず、デスケーリングにおける水の噴射圧力に
ついては高圧水としては120〜180kgf/cm2
がその適正範囲であり、超高圧水としては250kgf
/cm2 以上が適している。
【0013】また、デスケーリング装置Aによるデスケ
ーリング後、鋼板をデスケーリング装置Bにてデスケー
リングするまでの時間を10秒以内としたのは次のよう
な理由である。すなわち、図3(a)に示すように、デ
スケーリング装置Aによるデスケーリング後、時間経過
に伴ってスケール残存厚みは増大し、10秒以内であれ
ばスケール残存厚みは要求レベルに留まっているが、そ
れ以上時間が経過するとスケール層が厚く成長し過ぎて
しまうからである。
【0014】また、デスケーリング装置Bによるデスケ
ーリング後、鋼板を仕上圧延するまでの時間を約10秒
以内にする理由は、図3(b)に示すように、前述した
と同様に、10秒以内であればスケール残存厚みは要求
レベルに留まっているからである。
【0015】本発明方法によれば、仕上圧延機入側での
鋼板のスケール残存厚みは、図4(a)に示すように、
約30μmであり、従来法による約120μmに比し、
デスケーリング効果が優れている。そして、スケール残
存厚みとスケール疵発生率との間には図4(b)に示す
ような関係、すなわちスケール残存厚みが薄ければ薄い
程、スケール疵の発生率が低くなる関係があるからであ
り、本発明法によれば鋼板のスケール疵の発生は著しく
改善されることとなる。
【0016】
【発明の効果】本発明によれば、熱間圧延における鋼板
のスケール厚みを従来に比べ減少させることができ、そ
れによってスケール疵の発生を低下させることが可能と
なった。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明のデスケーリング装置を配置した熱間圧
延設備を示す図であって、(a)は上面図、(b)は側
面図である。
【図2】本発明のデスケーリング装置AとBから噴射さ
れる高圧水と超高圧水によるデスケーリングのメカニズ
ムを示す鋼板表面の表層拡大図である。
【図3】本発明のデスケーリング条件を説明したグラフ
であり、(a)はデスケーリング装置Aからデスケーリ
ング装置Bまでの時間と、スケール残存厚みとの関係、
(b)はデスケーリング装置Bから仕上圧延までの時間
とスケール疵発生率との関係を示す。
【図4】本発明法による効果を示すグラフであって、
(a)はスケール残存厚みを従来法と比較したグラフ、
(b)はスケール残存厚みとスケール疵発生率を示すグ
ラフである。

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】熱間圧延工程のデスケーリングにおいて、
    高圧水を鋼板表面に1回以上噴射して表層のスケールを
    除去した後、約10秒以内に超高圧水を鋼板表面に噴射
    することにより前記高圧水でのデスケーリングでは除去
    できなかったスケールを除去することを特徴とするデス
    ケーリング方法。
  2. 【請求項2】熱間圧延工程のデスケーリングにおいて、
    超高圧水を鋼板表面に噴射して表層のスケールを除去し
    た後、約10秒以内に高圧水を鋼板表面に噴射すること
    により前記超高圧水でのデスケーリングでは除去できな
    かったスケールを除去することを特徴とするデスケーリ
    ング方法。
  3. 【請求項3】高圧水の圧力が120〜180kgf/c
    2 であり、超高圧水の圧力が250kgf/cm2
    上である請求項1又は2に記載のデスケーリング方法。
  4. 【請求項4】粗圧延機出側において鋼板表面に高圧水を
    噴射した後、約10秒以内に超高圧水を噴射してデスケ
    ーリングをし、このデスケーリング後約10秒以内に仕
    上圧延することを特徴とする熱間圧延方法。
  5. 【請求項5】粗圧延機出側において鋼板表面に超高圧水
    を噴射した後、約10秒以内に高圧水を噴射してデスケ
    ーリングをし、このデスケーリング後約10秒以内に仕
    上圧延することを特徴とする熱間圧延方法。
  6. 【請求項6】高圧水の圧力が120〜180kgf/c
    2 であり、超高圧水の圧力が250kgf/cm2
    上である請求項4又は5に記載の熱間圧延方法。
  7. 【請求項7】粗圧延機出側方向に、鋼板表面に高圧水を
    噴射する高圧水デスケーリング装置と、超高圧水を噴射
    する超高圧水デスケーリング装置と、仕上圧延機とを順
    に配置したことを特徴とする熱間圧延設備。
  8. 【請求項8】粗圧延機出側方向に、鋼板表面に超高圧水
    を噴射する超高圧水デスケーリング装置と、高圧水を噴
    射する高圧水デスケーリング装置と、仕上圧延機とを順
    に配置したことを特徴とする熱間圧延設備。
JP29020096A 1996-10-31 1996-10-31 デスケーリング方法 Pending JPH10128426A (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
NL1009863C2 (nl) * 1998-08-14 2000-02-15 Hoogovens Corporate Services B Werkwijze voor het verwijderen van ijzeroxiden van een warmgewalste staalband.
JP2003326301A (ja) * 2002-05-10 2003-11-18 Sumitomo Metal Ind Ltd 熱延鋼板の製造方法

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Legal Events

Date Code Title Description
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Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20020405