JPH10128448A - 建築用成形品の製造方法およびその装置 - Google Patents

建築用成形品の製造方法およびその装置

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JPH10128448A
JPH10128448A JP28972796A JP28972796A JPH10128448A JP H10128448 A JPH10128448 A JP H10128448A JP 28972796 A JP28972796 A JP 28972796A JP 28972796 A JP28972796 A JP 28972796A JP H10128448 A JPH10128448 A JP H10128448A
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JP
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surplus
corner
flat plate
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ram
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JP28972796A
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English (en)
Inventor
Jun Kato
潤 加藤
Osamu Goto
修 後藤
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Hokkai Koki Co Ltd
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Hokkai Koki Co Ltd
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  • Bending Of Plates, Rods, And Pipes (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】金属平板から立体的な出隅を有する成形品を製
造する際、切断工程を省略するとともに、当該出隅部分
に切断面を露出させないように成形し、建築用成形品の
耐蝕性および意匠性を向上させる。 【解決手段】素材である金属平板の、出隅を構成する角
部の余材部分を切断除去せずに残置し、この残置された
余材部分に予め折り目付けを行い、側壁の曲げ加工を行
う際、この折り目付けされた前記余材部分を当該成形品
の出隅の内側に折り込む加工を同時に行って立体的な出
隅を形成する。また、それを実現するための、予め折り
目付けを行う起動突起、先端部分に窪みを設けたラムお
よび下金型からなる装置である。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、立体的な形状を呈
する成形屋根葺材や壁用のパネルのような成形品を平板
から製造する成形品の製造方法およびその装置に関する
ものである。
【0002】
【従来の技術】カラー鋼板のような平板状の金属薄板を
素材とし、その平板の端部側を曲げ加工して側壁とする
成形品は箱物ともいわれ、壁パネルや屋根葺板として建
築分野において多用されている。従来そのような立体的
な成形品を平板の素材から製造する場合、方形またはそ
れに近い形状の素材の出隅に対応する角部の余材部分す
なわち平板の延長部分で両側壁の端部に囲まれた角の部
分を予め切断除去しておき、しかる後、該側壁部分の曲
げ加工を行い、次に両側壁の端面同志を、接着、溶接、
鋲止め等の接合手段により接合して立体的な成形品とし
ていた。
【0003】上述のような従来の方法によれば、平板の
段階で、各々の角部の余材部分を切断除去する工程が必
要であり、そのため作業が繁雑となり、また素材が亜鉛
めっき鋼板やカラー鋼板の場合には、溶接による接合手
段を行うことは実質的に不可能であり、切断したままで
使用するとすれば切断面が露出することになり、意匠的
にも耐蝕性の点でも好ましくない要因となっていた。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、平板状の素
材から立体的な出隅を有する形成品を製造しようとする
場合、必然的に生じる平板の角部の余材部分を切断除去
せずに残置し、次の加工によって、この余材部分を当該
成形品の側壁に囲まれた出隅の内側に内在させることに
より、手間のかかる余材部分の切断工程を省略し、また
素材を切断することにより生ずる種々の問題をも解決し
ようとするものである。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明は、金属板等の平
板から立体的な成形品を製造する場合に、平板の角部の
通常は余材となる余材部分を切断除去することなく成形
によって現出する出隅の内側に内在させることを特徴と
する製造方法およびそのための装置である。
【0006】すなわち本発明の第一は、素材平板の近接
した端部を曲げ加工して側壁とする平板から立体的な成
形品を製造する方法において、側壁となる部分の小口端
面に囲まれた角部の余材部分を切断除去せずに残置し、
該残置した余材部分に金型に設けた起動突起と上部から
のラムの押圧により予め折り目付けを行い、次いで更に
ラムによる押圧を加えて側壁の曲げ加工とともに前記折
り目付けされた余材部分を当該成形品の内側へ折り込
み、該成形品の内部に該余材部分を内在させて曲げ加工
した側壁とともに切断面を外部に出さないで立体的な出
隅を有する成形品とすることを特徴とする建築用成形品
の製造方法である。
【0007】またその第二は、素材平板における角部の
余材部分に予め折目付けを行う起動突起1と、余材部分
を含む被加工材を上部から押圧するラム3と、該ラム3
に適合して側壁の曲げ加工および折目付けされた余材部
分を内側へ折り込む折り込み加工とを行う下金型2とか
らなり、ラム3の先端部分には内側へ折り込まれる余材
部分が干渉しないように窪み6を設けて構成したことを
特徴とする建築用成形品の製造装置である。
【0008】
【発明の実施の形態】素材の平板から立体的な側壁およ
び出隅を有する成形品を製造する場合、隣接する側壁相
当部分の小口端面にかこまれた平板の角部の余材部分を
切断し除去しなければならないが、本発明においては、
これを除去せずに残置し、成形品の内側に折り込んで内
在させるように側壁の曲げ加工とともに該余材部分を折
り込み出隅を形成するので、素材段階での切断作業を省
略でき、また、仕上がった成形品の出隅部分には、切断
面がもともとないから切断面が外部に露出することがな
く、耐蝕性にも美観的にも優れたものとすることがで
き、また構造的には出隅部分に格別接合手段を施さなく
ても、両側壁の素材が内側で連続しているので適度の剛
性を確保することができ、したがって形状的にも安定し
たものとすることができる。
【0009】
【実施例】次に、本発明の実施例を図面に基づいて説明
する。図1は、本発明の製造方法を装置とともに示した
説明図で、一部を切り欠き透視図としたものである。図
1において、1は起動突起、2は下金型、3はラム、4
は受け型を示している。同図(イ)は、余材部分bを折
り込むとともに側壁cの曲げ加工を行うための加工初期
の状態を示すもので、被加工材の特に余材部分bを起動
突起1に当接させて載置した状態を示し、同図(ロ)は
該起動突起1により余材部分bに折目付けが行われた状
態を示し、同図(ハ)は加工過程の最終の状態で側壁c
の曲げ加工の終了とともに余材部分bが完全に内側に折
り込まれた状態を示している。図2は本発明の実施例で
ある成形品の一例として壁用パネルを示したもので、そ
の構成を明らかにするため裏面側からみた斜視図として
示した。
【0010】図3は、図1に示したような本発明におけ
る成形の過程を、本発明の特徴である出隅の成形につい
て更に詳細に説明するために示した説明図で、その成形
の経過を同図(イ)から同図(ホ)までの5段階に分け
て模式的に図示したものである。なお、図3における説
明は分かりやすくするため、図2や図4に示す実施例に
ある取付片や係合片に相当する付帯部分を省略して図示
してある。
【0011】図3において、aは平板部分、bは余材部
分、cは側壁部分、dは側壁を形成するための曲げ加工
の仮想線を、eは余材部分bの折り込み仮想線をあらわ
している。fは完成した出隅を示す。すなわち、まず図
3(イ)の状態の平板から側壁c,cを曲げ加工する
が、従来は該側壁c,cの小口端面に囲まれた角部の余
材部分bが邪魔になるため、これを切断除去しなければ
ならなかったが、本発明においては、この余材部分bを
切断除去せずに残置し、同図(ロ)に示すようにこの余
材部分bの対角線方向に予め折り目付けを行い、次いで
同図(ハ)から同図(ニ)に示すように側壁c,cの曲
げ加工とともに余材部分bの折り込みを行って、同図
(ホ)に示すように側壁c,cに囲まれた成形品の内側
に該余材部分bを内在させて立体的な出隅を有する成形
品とするものである。
【0012】図1において、起動突起1は一方の側に傾
斜稜線5が形成されている。この傾斜稜線5の傾斜方向
は下金型2の内側の方に向かって下がる傾斜としてあ
り、平板の余材部分bの略中心方向に向かう対角線に相
当する位置に適合するように下金型2の上面に取付けて
ある。下金型2は雌型であり、雄型のラム3と一対の成
形装置として構成されているものである。この加工装置
の構成の基本的なものは金属板の曲げ加工やプレス加工
を行う装置としては周知ものである。受け型4は下方か
らバネ(図示を省略)により常に上方に付勢されてい
て、下金型2の上面近傍においてラム3の底面とにより
素材平板aを挟持でき、その挟持状態を維持したまま下
方に降下できるように構成されている。
【0013】本発明においては、下金型2の中までラム
3を押し込んで側壁の曲げ加工を行うため、下金型2の
上部の角面には丸みを持たせて呼び込としてある。一
方、ラム3のコーナー部先端には窪み6が設けてある。
これは、余材部分bが内側に折り込まれた時に干渉しな
いようにするためである。7は下金型2に設けたストパ
ーで、素材平板を正しく位置決めするためのものであ
る。
【0014】下金型の上面に設けた起動突起1の傾斜稜
線5は、直線またはやや大きな曲線からなる傾斜稜線と
して構成されており、余材部分bの対角線方向に合わせ
て設置してあるから、上方からラム3が下降することに
より、起動突起1の上に置かれた被加工材である平板の
余材部分bに対し、下側から傾斜稜線5の高い部分から
順次押圧され、結果として折り目が付けが行われるもの
である。
【0015】こようにして、予め折り目付けされた余材
部分bは、更なる上方からのラム3の下降により平板全
体が強く押され、折り目付けが深くなる一方、下金型2
とラム3との作用により側壁c、cの曲げ加工も開始さ
れるものである。続いて行われる側壁c、cの更なる曲
げ加工とともに、折目が深くなった余材部分bが下金型
2の内側方向すなわち成形品の内側内部に折り込まれる
ものである。この時、ラム3の先端部分には窪み6が設
けてあるので、折り込まれた余材部分が金型内で干渉す
ることがなく、折り込み加工そのものも何らの障害もな
く容易に行われる。
【0016】図2は、上記の方法により製造された成形
品である壁パネルを示している。素材平板としてカラー
鋼板(厚さ0.8ミリ)を使用した。本実施例の場合に
は、図1、図3に例示した出隅の成形方法を、平板の四
隅四箇所に同時に適用させることにより容易に実施でき
る。図中10は本成形品の主要部である化粧面、11は
側壁で化粧面10の延長された端部が曲げ加工されて形
成されるものである。12は隣接する側壁同志の小口端
面により形成された出隅である。13は本成形品を壁面
に取り付ける際に必要な取付片を示している。本発明に
おいては、平坦な素材の平板から角部の余材部分を切断
除去することなく残置し、それを図1、図3に示すよう
に内側に折り込む加工をそれぞれの四隅に行い、余材部
分b−1、b−2、b−3、b−4としてそれぞれ内在
させたものである。本発明によればこのような成形品を
一工程で製造することができる。
【0017】次に、図4に基づき他の実施例について説
明する。図4は、厚さ0.35ミリのカラー鋼板を用い
て製造した屋根葺板の成形品の例を示したものであり、
同図(イ)はその構成を明らかにするため裏面側から見
た状態を示した斜視図、同図(ロ)はそれを表面から見
た使用される場合の状態として示した斜視図である。
【0018】本実施例は、単体の葺板としての形状が菱
形を呈する屋根葺板であり、雨水の流れ方向の下流側に
当たる角部分に立体的に成形された出隅が数センチの高
さで構成され、そこから上流側に向かって側壁の高さが
漸減している傾斜側面を持つ特色あるデザインの屋根葺
板である。このような成形品の場合には、下流側の一箇
所に図1、図3に示す成形手段を適用ずれば製造できる
ものである。
【0019】図4について詳説すると、本成形品は菱形
状である化粧面となる天板20と、該天板20から延長
された下部側の2辺を下方(図4(イ)では上方に)に
屈曲して構成した側壁21、21と、天板20の上部側
の2辺を表面側に折り返した係止片22、22と、更に
この係止片22の先端を裏面側を折り返して延長して形
成した固定片23、23と、前記側壁21の下端を内方
に屈曲して形成した係合片24、24を有し、かつ、前
記側壁21は下流側から上流側に向かって高さが漸減し
ている構造のもである。両側壁21、21の小口端面の
接合点で高さの最も高い角部に立体的な出隅25を形成
するのが特徴であるが、その成形を図1、図3に記載の
方法により余材部分を切断除去することなく両側の側壁
の曲げ加工にあわせて該余材部分を内方に折り込んで成
形したので、内側に余材部分20bを内在している。そ
の結果、素材の切断面が角部の出隅部分に露出すること
がなく、美麗な立体形状の屋根葺板とすることができ
る。
【0020】上記実施例の屋根葺板により屋根を葺く場
合には、図5に示すように下段の同一の屋根葺板の係止
片22に、上段の屋根葺板の係合片24を係合させ、上
段の屋根葺板の上部側にある2箇所の固定片23を適宜
の固定具たとえば釘を用いて屋根下地に固定すればよ
く、これを繰り返して棟まで葺き上げ屋根面を構築する
ものである。かくして、化粧面が菱形状で、下流側から
上流側に向かって高さが漸減している側壁を持ったほど
良い段差を有する美麗な屋根面とすることができる。ま
た、切断面が露出することがないので耐蝕性にも優れた
ものとなる。
【0021】
【発明の効果】以上のように、本発明によれば、カラー
鋼板等の素材平板から該平板における角部の余材部分を
切断除去することなく建築用の立体的な成形品を極めて
容易に製造することができるものである。本発明により
製造された立体的な出隅を有す成形品は、出隅に素材の
切断面を露出させることがないので、耐蝕性の優れたも
のとすることができ、また優美な形状を現出させること
ができる。更に、素材平板での切断工程を省略すること
ができるので作業も省力化され、成形品の耐蝕性および
意匠性の向上効果とあわせ、産業上極めて有効な発明で
ある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の製造方法を装置とともにその要部を示
した一部透視断面斜視図。
【図2】本発明の実施例である壁パネルの例を示すもの
で、当該成形品を裏面から見た状態で示した斜視図であ
る。
【図3】本発明における出隅の成形過程を(イ)から
(ホ)までの5段階に分け、模式化して示した説明図で
ある。
【図4】本発明の他の実施例である屋根葺板の例を示
し、(イ)は裏面から見た状態で示した斜視図、(ロ)
は表面から見た状態を示した斜視図である。
【図5】図4に示した屋根葺板により実際の屋根を葺い
た状態を部分的に示した斜視図である。
【符号の説明】
1 起動突起 2 下金型 3 ラム 4 受け型 5 傾斜稜線 6 窪み 7 ストッパー b、b−1、b−2、b−3、b−4、20b 余材部
分

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】平板の近接した端部を曲げ加工して側壁と
    する平板から立体的な成形品を製造する方法において、
    側壁となる部分の小口端面に囲まれた角部の余材部分を
    切断除去せずに残置し、該残置した余材部分に金型に設
    けた起動突起により予め折り目付けを行い、次いで側壁
    の曲げ加工とともに前記折り目付けされた余材部分を内
    側へ折り込み、当該成形品の内部に該余材部分を内在さ
    せて立体的な出隅を有する成形品とすることを特徴とす
    る建築用成形品の製造方法。
  2. 【請求項2】素材平板における角部の余材部分に予め折
    目付けを行う起動突起1と、余材部分を含む被加工材を
    上部から押圧するラム3と、該ラム3に適合して側壁の
    曲げ加工および折目付けされた余材部分を内側へ折り込
    む折り込み加工とを行う下金型2とからなり、ラム3の
    先端部分には内側へ折り込まれる余材部分が干渉しない
    ように窪み6を設けて構成したことを特徴とする建築用
    成形品の製造装置。
JP28972796A 1996-10-31 1996-10-31 建築用成形品の製造方法およびその装置 Pending JPH10128448A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN116550827A (zh) * 2023-07-06 2023-08-08 承德国佑鸿路绿色建筑科技有限公司 一种用具有定位功能的龙骨墙体生产折弯装置

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN116550827A (zh) * 2023-07-06 2023-08-08 承德国佑鸿路绿色建筑科技有限公司 一种用具有定位功能的龙骨墙体生产折弯装置
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