JPH10128595A - 横穴付粉末成形品の製造方法及び装置 - Google Patents

横穴付粉末成形品の製造方法及び装置

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JPH10128595A
JPH10128595A JP28441396A JP28441396A JPH10128595A JP H10128595 A JPH10128595 A JP H10128595A JP 28441396 A JP28441396 A JP 28441396A JP 28441396 A JP28441396 A JP 28441396A JP H10128595 A JPH10128595 A JP H10128595A
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JP
Japan
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cavity
raw material
material powder
punch
die
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Application number
JP28441396A
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English (en)
Inventor
Hiromichi Matsumoto
大陸 松元
Toru Narita
徹 成田
Susumu Maruoka
晋 丸岡
Hideo Sato
秀雄 佐藤
Masaru Kobayashi
勝 小林
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Tamagawa Machinery Co Ltd
Mitsubishi Materials Corp
Original Assignee
Tamagawa Machinery Co Ltd
Mitsubishi Materials Corp
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 圧粉体焼結後、横穴の上下部分が膨らむ場合
でも、最終製品である完成品(粉末成形品)の一部が所
定の外形寸法からはみ出たり、横穴の形状が略楕円状と
なるのを防止することを目的とする。 【解決手段】 キャビティ2が形成されたダイ1と、原
料粉末を加圧する上下パンチ24、29と、粉末成形品
の横穴を形成するために互いに突き合わせ方向に向けて
それぞれキャビティ2に出没自在の雄側ピン9及び雌側
ピン10とを用い、キャビティ2内壁の、ピン9、10
の出没部分を挟んだ上下部分には、キャビティ2の内方
に向けて突出部2aが設けられ、先ず、キャビティ2に
雄側ピン9等を突出させ、次いで、キャビティ2に原料
粉末を充填してから上下パンチ24、29で原料粉末を
加圧し、雄側ピン9等を当該キャビティ2から没入させ
た後に、圧粉体を抜き出すようにしている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、横穴が設けられる
粉末成形品の製造方法及び装置に関し、特に、圧粉体焼
結後、圧粉体側面の横穴を挟んだ部分が膨らむことに対
応できるようにしたものに関する。
【0002】
【従来の技術】例えば、エンドミルやフライスなどに使
用されるスローアウェイチップは、原料粉末を加圧した
後に焼結して作製される粉末成形品の一つであり、この
スローアウェイチップとしては、図18に示すような縦
刃ブレーカ付のチップ101がある。このチップ101
は、側面102と上下両面103、104との各稜線に
切刃105、106を形成するとともに、側面102に
取付用の横穴107が設けられている。
【0003】そして、このようなチップ101では、横
穴107の部分がアンダーカット部となるため、一般的
なダイを用いて上下のパンチによって加圧成形してもそ
の圧粉体をダイから抜き出すことが不可能となる。従っ
て、ダイのキャビティに対してピンを出没自在に設け、
このピンをキャビティに突出させた状態で原料粉末をキ
ャビティに充填するとともに、キャビティの両側開口部
からパンチによって原料粉末を加圧し、その後、ピンを
キャビティから引っ込めて圧粉体をダイから抜き出すよ
うにしている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、キャビ
ティの原料粉末をパンチで加圧した場合、形成される圧
粉体において、ピンとパンチに挟まれる部分108、1
09(図18のチップ101において、横穴107の上
下部分)の密度が高くなっているときがある。そして、
この圧粉体を焼結させると、図19に示すように、上記
部分108、109のそれぞれがチップ101の幅方向
に膨らんで、所定の外形寸法からはみ出してしまい、こ
のチップ101をチップ取付座などの平面部110に載
置する場合にすわりが悪くなり、切り刃105、106
の位置出しを正確に行うことが難しくなるといった問題
点を有している。
【0005】また、上記部分108、109の密度が高
くなると、圧粉体を焼結させたとき、図19のようにチ
ップ101の幅方向に膨らむだけでなく、図20に示す
ように、部分108、109がチップ101の縦方向に
膨らんでしまう場合がある。その結果、横穴107の形
状を略楕円状に変形させる場合があり、チップ取付用の
ボルト等を差し込むことができなくなるといった問題点
をも有している。
【0006】このような問題点に対応するため、圧粉体
を形成した後、この圧粉体の横穴の上下部分を適宜削り
取ることも考えられるが、その作業が面倒であることか
らコストの増加を招くだけでなく、圧粉体が比較的脆い
ことから、かかる圧粉体の破損を生じさせるため、好ま
しくない。
【0007】本発明は、このような事情に鑑みてなされ
たもので、原料粉末を加圧したときに、ピンとパンチと
の間で挟まれた部分の密度が高くなって、この圧粉体を
焼結させるとかかる部分が膨らんでしまう場合であって
も、最終製品である粉末成形品の一部が所定の外形寸法
からはみ出してしまうことや、横穴の形状が略楕円状に
なってしまうことを防止できるようにした横穴付粉末成
形品の製造方法及び装置を提供することを目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決して、か
かる目的を達成するために、請求項1に係る横穴付粉末
成形品の製造方法は、横穴が設けられる粉末成形品の製
造方法であって、原料粉末が投入されるキャビティが形
成されたダイと、このキャビティの両側開口部から原料
粉末を加圧するパンチと、前記横穴を形成するために前
記キャビティに出没自在に設けられるピンとを用い、前
記キャビティ壁面の、前記ピンの出没部分を挟んだ前記
パンチの加圧方向の両側部分には、当該キャビティの内
方に向けて突出する突出部がそれぞれ設けられており、
先ず、前記キャビティに前記ピンを突出させ、次いで、
当該キャビティに原料粉末を充填してから、前記パンチ
で原料粉末を加圧し、前記ピンを当該キャビティから没
入させた後に、このキャビティから圧粉体を抜き出すよ
うにしたことを特徴とする。なお、前記突出部は、前記
キャビティの対向する壁面の双方に設けられているもの
であってもよい。
【0009】また、請求項3に係る横穴付粉末成形品の
製造方法は、横穴が設けられる粉末成形品の製造方法で
あって、原料粉末が投入されるキャビティが形成された
ダイと、このキャビティの両側開口部から原料粉末を加
圧するパンチと、前記横穴を形成するために互いに突き
合わせ方向に向けてそれぞれ前記キャビティに出没自在
に設けられる一対のピンとを用い、当該ピンは、その長
手方向に直交する断面形状が、前記パンチの加圧方向の
直径を長くした略楕円形状に設けられており、先ず、前
記キャビティに前記ピンの双方を突出させて両者を突き
合わせ、次いで、当該キャビティに原料粉末を充填して
から、前記パンチで原料粉末を加圧し、前記ピンの双方
を当該キャビティから没入させた後に、このキャビティ
から圧粉体を抜き出すようにしたことを特徴とする。
【0010】続いて、請求項4に係る横穴付粉末成形品
の製造装置は、横穴が設けられる粉末成形品の製造装置
であって、原料粉末が投入されるキャビティが形成され
たダイと、このキャビティの両側開口部から原料粉末を
加圧するパンチと、前記横穴を形成するために前記キャ
ビティに出没自在に設けられるピンとを具備し、前記キ
ャビティ壁面の、前記ピンの出没部分を挟んだ前記パン
チの加圧方向の両側部分には、当該キャビティの内方に
向けて突出する突出部がそれぞれ設けられることを特徴
とする。なお、前記突出部は、前記キャビティの対向す
る壁面の双方に設けられたものであってもよい。
【0011】また、請求項6に係る横穴付粉末成形品の
製造装置は、横穴が設けられる粉末成形品の製造装置で
あって、原料粉末が投入されるキャビティが形成された
ダイと、このキャビティの両側開口部から原料粉末を加
圧するパンチと、前記横穴を形成するために互いに突き
合わせ方向に向けてそれぞれ前記キャビティに出没自在
に設けられる一対のピンとを具備し、前記ピンは、その
長手方向に直交する断面形状が、前記パンチの加圧方向
の直径を長くした略楕円形状に設けられることを特徴と
する。
【0012】このように、請求項1に係る横穴付粉末成
形品の製造方法は、キャビティ壁面の、ピンの出没部分
を挟んだ前記パンチの加圧方向(例えば上下方向)の両
側部分に、キャビティの内方に向けて突出する突出部が
それぞれ設けられているため、このキャビティ内で原料
粉末を加圧したときに、突出部によって圧粉体の横穴の
上下に容易かつ確実に凹みを形成させることが可能とな
る。そして、この圧粉体を焼結させたとき、横穴の上下
が外方に膨らんだ場合でもこの膨らみ部分が所定の外形
寸法からはみ出ることはなく、例えばこの圧粉体焼結後
の粉末成形品を他の平面部に載置する際に、すわりを良
くすることが可能となる。
【0013】なお、突出部が、キャビティの対向する壁
面の双方に設けられているものでは、これら突出部によ
って、圧粉体の両面、すなわち横穴が開口する側面の双
方に凹みを形成させるようにしている。これにより、圧
粉体の焼結後に横穴の上下が外方に膨らんだ場合でも、
より一層確実に所定の外形寸法からはみ出さないように
することが可能となる。
【0014】また、請求項3に係る横穴付粉末成形品の
製造方法は、横穴を設けるためのぴとして、互いに突き
合わせ方向に向けてキャビティに出没自在な一対のピン
を用い、そのピンの長手方向と直交する断面形状が、パ
ンチの加圧方向(例えば上下方向)の直径を長くした略
楕円形状に設けられているため、このキャビティ内で原
料粉末を加圧することにより、圧粉体の横穴の形状が上
下方向を長くした略楕円状に形成された状態となってい
る。従って、この圧粉体を焼結させたとき、横穴の上下
がその上下方向に膨らんだ場合であってもかかる横穴が
略円形となるだけで、例えばこの横穴に取付用ボルトを
差し込む際の支障とならないようにしている。
【0015】続いて、請求項4に係る横穴付粉末成形品
の製造装置は、キャビティ壁面の、ピンの出没部分を挟
んだ前記パンチの加圧方向(例えば上下方向)の両側部
分に、キャビティの内方に向けて突出する突出部がそれ
ぞれ設けられているため、このキャビティ内で原料粉末
を加圧したときに、突出部によって圧粉体の横穴の上下
に容易かつ確実に凹みを形成させることが可能となる。
そして、この圧粉体を焼結させたとき、横穴の上下が外
方に膨らんだ場合でもこの膨らみ部分が所定の外形寸法
からはみ出ることはなく、例えばこの圧粉体焼結後の粉
末成形品を他の平面部に載置する際に、すわりを良くす
ることが可能となる。
【0016】なお、突出部が、キャビティの対向する壁
面の双方に設けられるものでは、これら突出部によっ
て、圧粉体の両面、すなわち横穴が開口する側面の双方
に凹みを形成させるようにしている。これにより、圧粉
体の焼結後に横穴の上下が外方に膨らんだ場合でも、よ
り一層確実に所定の外形寸法からはみ出さないようにす
ることが可能となる。
【0017】また、請求項6に係る横穴付粉末成形品の
製造方法は、横穴を設けるためのぴとして、互いに突き
合わせ方向に向けてキャビティに出没自在な一対のピン
を用い、そのピンの長手方向と直交する断面形状が、パ
ンチの加圧方向(例えば上下方向)の直径を長くした略
楕円形状に設けられているため、このキャビティ内で原
料粉末を加圧することにより、圧粉体の横穴の形状が上
下方向を長くした略楕円状に形成された状態となってい
る。従って、この圧粉体を焼結させたとき、横穴の上下
がその上下方向に膨らんだ場合であってもかかる横穴が
略円形となるだけで、例えばこの横穴に取付用ボルトを
差し込む際の支障とならないようにしている。
【0018】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を図1
〜図17を参照して説明する。図1に示すように、この
実施の形態は、図18に示すチップ101を成形するも
のである。ただし、粉末成形品に横穴を設けるものであ
れば、このようなチップ101の成形用として用いるこ
とに限定されず、他の粉末成形品の製造装置としても使
用することができる。
【0019】そして、キャビティ2が形成されるダイ1
には、キャビティ2を挟んで対向する水平状態の2つの
水平孔3、4が設けられている。さらに、図2に示すよ
うに、キャビティ2内壁の、水平孔3、4を挟んだ上下
(後述する上下パンチ24、29の加圧方向)の両側部
分には、キャビティ2の内方に向けて突出する突出部2
aがそれぞれ設けられている。なお、突出部2aは、キ
ャビティ2の対向する壁面(水平孔3、4側)の双方に
設けることに限定されず、これらの中、いずれか一方に
設けるようにしてもよい。
【0020】このダイ1は、脚部6に支持されたダイプ
レート5に固定されており、この脚部6に続く接続部7
を介して、油圧等で駆動するロッド8と連結されてい
る。従って、ダイ1は、ロッド8を移動させることによ
り、脚部6及びダイプレート5を介して上下に移動す
る。
【0021】また、ダイ1の水平孔3には円柱状の雄側
ピン9が、また水平孔4には同じく円柱状の雌側ピン1
0がそれぞれ摺動自在に設置されている。この雄側ピン
9は、図3で示すように、先端側部分に小径部9aが設
けられるとともに、この小径部9aの基端部分を順次拡
径してテーパ部9bが設けられている。一方、雌側ピン
10は、図3に示すように、先端側部分に、雄側ピン9
の小径部9aを嵌め入れ可能な開口部10aが設けられ
るとともに、その先端部分を順次拡径してテーパ部10
bが設けられている。
【0022】そして、図4に示すように、小径部9aの
断面形状は、上下方向の径L1が横方向の径L2より長
くなった楕円形状に形成されている。ただし、小径部9
aとしては、その断面形状が図4に示す楕円形状の他
に、図5に示すように、二つの半径Rの半円部分の間に
間隔を開けたようなトラック形状のものも含まれる。す
なわち、小径部9aの断面形状は、楕円形状の他これに
類似するものを含めて略楕円形状としたものが用いられ
る。
【0023】また、雄側ピン9及び雌側ピン10のテー
パ部9b、10bのテーパ角度はそれぞれ約30゜〜4
5゜の範囲に設定されるが、その角度は任意に設定する
ことができる。ただし、これらテーパ部9b、10b
は、直線状に拡径することに限定するものではなく、曲
線状に拡径させるようにしてもよい。
【0024】また、図6に示すように、雌側ピン10に
も、雄側ピン9の小径部9aと同径の小径部10dを設
けるようにしてもよい。この場合、雄側ピン9の小径部
9aの先端部分に二次小径部9dを設け、開口部10a
嵌め込むことができるようにしている。これにより、雄
側ピン9と雌側ピン10との接続部がキャビティ2の略
中央に設定可能となるため、これらピンを圧粉体から抜
くときに、圧粉体に対する負荷をバランス良くすること
が可能となる。なお、小径部10dは、小径部9aと同
様にその断面形状を略楕円形状に形成されることは勿論
である。
【0025】さらに、雄側ピン9の小径部9aを雌側ピ
ン10の開口部10aに嵌め入れる態様に限定するもの
ではなく、図7に示すように、小径部9a、10d同士
を単に突き合わせるような態様であってもよい。また、
ピン双方の突き合わせ位置は任意であり、図7に示すよ
うなキャビティ2の略中央の他、テーパ部9b、10b
付近であってもよい。ただし、雄側ピン9及び雌側ピン
10を互いに突き合わせたときに、双方のテーパ部9
b、10bをキャビティ2の内壁から適切に露出させる
ことは勿論である。
【0026】なお、図3及び図6に示すように、雄側ピ
ン9の先端部分を雌側ピン10の開口部10aに嵌め込
むようにしたものでは、雄側ピン9と雌側ピン10とを
突き合わせたときに、これらピンをキャビティ2内で確
実に連続させることができ、後述する上下パンチによっ
てキャビティ2の原料粉末を加圧したときでも両者のず
れを防止し、圧粉体の横穴を精度良く形成させることが
可能となる。
【0027】また、図1に示すように、雄側ピン9は、
継手11を介して駆動手段12に接続されている。この
駆動手段12は、シリンダ13とピストンロッド14と
で構成され、前後シリンダ室のそれぞれに供給されるエ
アの圧力によってピストンロッド14を駆動し、このピ
ストンロッド14とともに継手11を介して雄側ピン9
を移動させるようにしている。
【0028】一方、雌側ピン10は、継手15を介して
駆動手段16に接続されている。この駆動手段16は、
駆動手段12と同様、シリンダ17とピストンロッド1
8とで構成され、前後シリンダ室のそれぞれに供給され
るエアの圧力によってピストンロッド18を駆動し、こ
のピストンロッド18とともに継手15介して雌側ピン
10を移動させるようにしている。ただし、これら駆動
手段12、16は、雄側ピン9又は雌側ピン10を移動
させるものであれば上記のような構成のものに限定され
ず、例えば、油圧シリンダの他、モータなどの駆動源を
用いるようにしてもよい。
【0029】なお、駆動手段12による雄側ピン9の移
動は、小径部9aをキャビティ2から没入させた状態
と、小径部9a及びテーパ部9bをキャビティ2に突出
させた状態との範囲で行われる。一方、駆動手段16に
よる雌側ピン10の移動は、テーパ部10bをキャビテ
ィ2から没入させた状態と、テーパ部10bをキャビテ
ィ2に突出させた状態との範囲で行われる。
【0030】そして、駆動手段12、16によって雄側
ピン9及び雌側ピン10をそれぞれキャビティ2に向け
て移動させることにより、雄側ピン9の小径部9aが雌
側ピン10の開口部10aに嵌まり込み、かつそれぞれ
のテーパ部9b、10bがキャビティ2に露出した状態
となる。なお、ダイ1と駆動手段12、16との間は、
下端部分がダイプレート5に固着されたカバー19によ
って覆われており、雄側ピン9や雌側ピン10、継手1
1、15、ピストンロッド14、18を保護するように
している。
【0031】また、雄側ピン9及び雌側ピン10のそれ
ぞれには、筒状のストッパ20、21が取り付けられ、
ナット22、23によってそれぞれ後方への移動が係止
された状態となっている。そして、上記のように雄側ピ
ン9及び雌側ピン10をそれぞれキャビティ2に向けて
移動させた場合、ストッパ20、21のそれぞれがダイ
1の外壁に当接することによって、雄側ピン9及び雌側
ピン10のそれぞれは、その位置から前方への移動が係
止されることになる。
【0032】このストッパ20、21は、雄側ピン9及
び雌側ピン10が必要以上にキャビティ2方向へ移動し
てしまうのを防止するものであり、これにより、雄側ピ
ン9及び雌側ピン10のテーパ部9b、10bをキャビ
ティ2内壁に沿って適切に露出させることが可能とな
る。ただし、ストッパ20、21として図示のものに限
定されるものではなく、所定位置にある雄側ピン9等の
前進を規制できるものであれば、その構成は任意であ
る。さらに、駆動手段12、16によってピストンロッ
ド14、18の移動量を正確に制御できるものであれ
ば、ストッパ20、21を設けるか否かは任意である。
【0033】なお、雄側ピン9等を前進させた位置で、
これら雄側ピン9等が後退しないように、ダイ1に各種
保持部材を設けるようにしてもよい。ただし、駆動手段
12、16によって雄側ピン9等を強く保持できるもの
であれば、前記した保持部材を用いる必要がない。
【0034】また、ダイ1は、ダイプレート5及び脚部
6を介して、ロッド8が駆動することにより上下に移動
するが、このとき、駆動手段12、16もダイ1の移動
とともに上下に移動することになる。
【0035】次に、下パンチ24は、基台25に固定さ
れたプレート26上に、振動機構27を介して設けられ
ている。この下パンチ24は、キャビティ2の下側開口
部分から差し込まれた状態に設定されている。このと
き、下パンチ24の長手方向と直交する断面形状は、突
出部2aに対応する部分をそれぞれ凹入させた形状に設
けられている。なお、プレート26には、ダイプレート
5に続く脚部6を貫通させるための貫通孔28が設けら
れており、この貫通孔28で脚部6をガイドしている。
【0036】また、振動機構27は、下パンチ24を振
動させるために設けられたものであり、下パンチ24に
対して縦振動を与えるようにしている。そして、振動機
構27の駆動は、図示しない調整手段によって制御され
る。すなわち、下パンチ24を振動させる振動幅や振動
時間がこの調整手段によって適宜設定され、振動機構2
7の駆動を介して下パンチ24を適宜振動させるように
している。なお、振動機構27の振動として縦振動に限
定されず、縦振動に横振動を加えたものや横振動のみで
あってもよく、さらには振動機構27を設けるか否かは
任意である。
【0037】また、振動機構27は、下パンチ24のみ
を対象として設けられることに限定するものではなく、
例えばダイ1とダイプレート5との間のみ、もしくはこ
こと下パンチ24の双方に設けるようにしてもよい。な
お、振動機構27をダイ1とダイプレート5との間に設
けた場合は、この振動機構27によってダイ1、ひいて
はキャビティ2自体を振動させることになる。このと
き、縦振動とするか否か、調整手段で振動幅や振動時間
を調整するか否かは上述と同様任意である。
【0038】次に、上パンチ29は、この上パンチ29
に続く接続部30を介して、油圧等で駆動するロッド3
1と連結されており、ロッド31を移動させることによ
り上下に移動する。なお、この上パンチ29は、キャビ
ティ2の上側開口部分から差し込むことができるような
位置関係で設定されている。また、上パンチ29は、下
パンチ24と同様、その長手方向と直交する断面形状
は、突出部2aに対応する部分をそれぞれ凹入させた形
状に設けられている。そして、これら一対の下パンチ2
4及び上パンチ29は、キャビティ2に充填された原料
粉末を加圧するものとして用いられる。
【0039】なお、以上の製造装置では、下パンチ24
を固定し(上下に移動しないようにして)、かつダイ1
を上下に移動させるタイプのものであるが、これに限定
されるものではなく、例えば、ダイ1を固定するととも
に、下パンチ24を上下に移動させるようにしてもよ
い。すなわち、ダイ1と下パンチ24とが相対的に移動
するよう構成したものであれば、その態様は任意に設定
可能である。
【0040】以上のような横穴付粉末成形品の製造装置
において、キャビティ2の内壁に突出部2aを設ける事
項と、雄側ピン9等の小径部9a等の断面形状を略楕円
形状に設ける事項とは、必ずしも両者を備えることに限
定するものではなく、これらの事項の中、いずれか一方
を採用するようにしてもよい。
【0041】続いて、図18に示すチップ101などの
横穴付粉末成形品の製造方法について説明すると、図8
に示すように、第1充填工程(A)、第2充填工程
(B)、加圧工程(C)、圧抜き・雄側ピン及び雌側ピ
ン抜き工程(D)、抜出工程(E)、雄側ピン及び雌側
ピン挿入工程(F)といった一サイクルの成形手順によ
って行われる。
【0042】第1充填工程(A)については、図9に示
すように行われる。先ず、原料粉末の充填に先だって、
駆動手段12、16をそれぞれ駆動し、雄側ピン9及び
雌側ピン10の双方をキャビティ2に向けて前進させ
る。このとき、雄側ピン9の小径部9aは雌側ピン10
の開口部10aに嵌まり込み、かつ各テーパ部9b,1
0bがキャビティ2に露出した状態となっている。さら
に、下パンチ24の上端24aがテーパ部9b付近に位
置するように、ダイ1の移動位置を調整する。
【0043】また、雄側ピン9及び雌側ピン10の双方
をキャビティ2に向けて前進させたときに、ストッパ2
0、21によって、雄側ピン9等がそれ以上前進しない
ように規制される。これにより、雄側ピン9及び雌側ピ
ン10のテーパ部9b、10bのそれぞれは、キャビテ
ィ2内壁に沿った適切な位置に露出した状態となってい
る。
【0044】そして、図9に示すように、フィーダ32
をキャビティ2上方に移動させるとともに原料粉末をフ
ィーダ32からキャビティ2に供給する(第1充填)。
なお、このような原料粉末の供給方法としてフィーダ3
2による供給方法に限定するものではなく、例えば、ロ
ボットハンドによる秤量済原料粉末を空中より給粉する
ようにしてもよい。
【0045】次に、第2充填工程(B)については、図
10に示すように行われる。先ず、ダイ1上においてフ
ィーダ32を図10右方に移動させ、フィーダ32をキ
ャビティ2の上方から離す。このフィーダ32が移動す
る際、キャビティ2に充填された原料粉末をフィーダ3
2ですり切ることにより、かかるキャビティ2に一定量
の原料粉末を充填できるようにしている。
【0046】そして、図10に示すように、ダイ1を持
ち上げる。このとき、下パンチ24は移動しないため、
その上端24aが相対的にキャビティ2の下方に移動す
ることによりキャビティ2の原料粉末を引き込み、小径
部9a直下に原料粉末を回り込ませるようにしている
(第2充填)。その結果、小径部9a直下において効率
よく原料粉末を充填できるものとなる。
【0047】なお、ダイ1を持ち上げて下パンチ24の
上端24aを下方に移動させていることに代えて、ダイ
1を固定させるとともに下パンチ24を下方に移動させ
るようにしてもよいことは勿論である。
【0048】また、図1に示すように、下パンチ24に
振動機構27が設けられている場合には、キャビティ2
への原料粉末の充填時もしくは充填後の少なくとも一方
で振動機構27を駆動して下パンチ24を振動させ、キ
ャビティ2内の原料粉末を小径部9a直下により一層効
率よく充填させるようにしている。なお、この振動機構
27は、下パンチ24の他、ダイ1に設けて、ダイ1を
振動させることによってキャビティ2内の原料粉末の充
填効率を高めるようにしてもよい。
【0049】さらに、振動機構27における振動幅や振
動時間に関しては、調整手段によって適宜設定される。
すなわち、キャビティ2内における小径部9aより上方
と下方の原料粉末の比率をコントロールするため、調整
手段によって振動機構27の動作態様を調整し、上下パ
ンチ24、29で原料粉末を加圧したときに、その圧粉
体の略中央に小径部9aを位置させつつ、全体の密度が
均一となるようにしている。ただし、このような振動機
構27及び調整手段を設けるか否かは任意である。
【0050】次に、加圧工程(C)については、図11
に示すように行われる。キャビティ2の上側開口部分か
ら上パンチ29を差し込むとともに、下パンチ24との
間でキャビティ2内の原料粉末を加圧し、圧粉体33を
形成する。このとき、ダイ1を多少下方に移動させるよ
うにして、小径部9aが圧粉体33の略中央に位置する
ように調整する。なお、ダイ1や上パンチ29の移動は
油圧シリンダ等の駆動源によって行われ、それぞれの移
動量は、各種センサに基づく出力などによって設定され
る。ただし、このようなダイ1の移動による調整方法に
代えて、ダイ1を固定するとともに下パンチ24を多少
下げるようにして調整してもよい。
【0051】また、上下パンチ24、29で原料粉末を
加圧した場合、加圧された原料粉末が雄側ピン9及び雌
側ピン10のテーパ部9b、10bを外側に向けて押圧
することになる。これにより、雄側ピン9及び雌側ピン
10には外側に向けて移動させる力が働くが、駆動手段
12、16で雄側ピン9及び雌側ピン10をそれぞれ前
進方向に付勢しているため、不用意に後退することはな
い。ただし、これら雄側ピン9等の後退を規制するため
の保持部材等をダイ1に設けるか否かは任意である。
【0052】次に、圧抜き・雄側ピン及び雌側ピン抜き
工程(D)については、図12に示すように行われる。
先ず、圧粉体33に対する上下パンチ24、29の加圧
を減少もしくは除去する。ただし、上パンチ29を圧粉
体33から引き離すのではなく、上下パンチ24、29
で圧粉体33を挟み込んだままの状態としている。そし
て、駆動手段12、16(図1参照)をそれぞれ駆動し
て雄側ピン9及び雌側ピン10の双方をキャビティ2か
ら引っ込める。
【0053】その結果、圧粉体33には、小径部9aの
あった部分に横孔34が形成された状態となっている。
さらに、雄側ピン9及び雌側ピン10のテーパ部9b、
10bによって圧粉体33の横孔34には面取り35が
なされた状態となっている。なお、上下パンチ24、2
9は、圧粉体33への加圧を減少もしくは除去している
ため、小径部9aを抜く際の負荷をかけないようにして
おり、しかも、横孔34が形成された圧粉体33を押し
つぶすことはない。
【0054】次に、抜出工程(E)については、図13
に示すように行われる。圧粉体33を上下パンチ24、
29で挟んだまま、下パンチ24の上端24aがダイ1
の上面と一致するまでダイ1を下方に移動させる。これ
により、圧粉体33はダイ1から抜き出され、その後、
上パンチ29を圧粉体33から引き離すことにより、圧
粉体33は下パンチ29上(ダイ1上)から払い出さ
れ、圧粉体33が取り出される。なお、下パンチ24の
上端24aをダイ1の上面に合致させているため、圧粉
体33の払い出しを容易にしている。
【0055】なお、ダイ1が下方に移動することによっ
て、圧粉体33の側面とキャビティ2の壁面との間が擦
れ合うことになる。そして、圧粉体33には横孔34が
形成されているため、キャビティ2の壁面と擦れ合って
横孔34の上側部分にクラックが生じやすくなってい
る。しかし、圧粉体33には、雄側ピン9及び雌側ピン
10それぞれのテーパ部9a、10aによって横孔34
に面取り35が施されているため、上述のようなクラッ
クが生じるようなことはない。
【0056】次に、雄側ピン及び雌側ピン挿入工程
(F)については、図14に示すように行われる。図1
3の状態まで下げられていたダイ1を上方に移動させ、
下パンチ24の上端24aがダイ1の水平孔3、4より
下側となった位置までダイ1を持ち上げる。次いで、駆
動手段12、16を駆動させて雄側ピン9及び雌側ピン
10の双方をキャビティ2に向けて移動させ、キャビテ
ィ2内において小径部9aを開口部10aに差し込んだ
状態にする。
【0057】これにより、原料粉末を充填可能なキャビ
ティ2がダイ1に形成され、第1充填工程(A)が可能
な状態になる。そして、この雄側ピン及び雌側ピン挿入
工程(F)の状態から図9に示すフィーダ32をダイ1
上にセットすることにより、第1充填工程(A)が行わ
れることになる。
【0058】以上のような一サイクルの手順を繰り返す
ことにより、横穴34を持つ圧粉体33を連続して成形
することが可能になっている。そして、ダイ1から取り
出された圧粉体33は、図15に示すように、横穴34
の上下部分36が凹んだ状態となっている。その後、こ
の圧粉体33を焼結させることにより完成品37となる
が、このとき上下部分36が完成品37の幅方向に膨ら
んだ場合でも、図16に示すように、上下部分36が所
定の外形寸法からはみ出ることはない。従って、この完
成品37を平面部38に載置する場合に、そのすわりを
良くできるようにしている。
【0059】また、ダイ1から取り出された圧粉体33
の横穴34は、図17(a)に示すように、上下方向を
長くした略楕円形状に設けられている。そして、圧粉体
33を焼結させると、上下部分36が上下方向に膨らむ
ことにより、図17(b)に示すように、完成品37の
横穴34は円形状となる。従って、取付用ボルト等を横
穴34に差し込むことの支障となることはない。なお、
完成品37は、寸法精度を高めるために適宜研磨され、
図18に示すようなチップ101の完成品が得られる。
【0060】
【発明の効果】以上説明したとおり、請求項1に係る横
穴付粉末成形品の製造方法は、キャビティ壁面の、ピン
の出没部分を挟んだ前記パンチの加圧方向(例えば上下
方向)の両側部分に、キャビティの内方に向けて突出す
る突出部がそれぞれ設けられているため、このキャビテ
ィ内で原料粉末を加圧したときに、突出部によって圧粉
体の横穴の上下に容易かつ確実に凹みを形成させること
ができる。そして、この圧粉体を焼結させたとき、横穴
の上下が外方に膨らんだ場合でもこの膨らみ部分が所定
の外形寸法からはみ出ることはなく、例えばこの圧粉体
焼結後の粉末成形品を他の平面部に載置する際に、すわ
りを良くすることができる。
【0061】なお、突出部が、キャビティの対向する壁
面の双方に設けられているものでは、これら突出部によ
って、圧粉体の両面、すなわち横穴が開口する側面の双
方に凹みを形成させることができ、これにより、圧粉体
の焼結後に横穴の上下が外方に膨らんだ場合でも、より
一層確実に所定の外形寸法からはみ出さないようにする
ことができる。
【0062】また、請求項3に係る横穴付粉末成形品の
製造方法は、横穴を設けるためのぴとして、互いに突き
合わせ方向に向けてキャビティに出没自在な一対のピン
を用い、そのピンの長手方向と直交する断面形状が、パ
ンチの加圧方向(例えば上下方向)の直径を長くした略
楕円形状に設けられているため、このキャビティ内で原
料粉末を加圧することにより、圧粉体の横穴の形状が上
下方向を長くした略楕円状に形成された状態となってい
る。従って、この圧粉体を焼結させたとき、横穴の上下
がその上下方向に膨らんだ場合であってもかかる横穴が
略円形となるだけで、例えばこの横穴に取付用ボルトを
差し込む際の支障とならないようにすることができる。
【0063】続いて、請求項4に係る横穴付粉末成形品
の製造装置は、キャビティ壁面の、ピンの出没部分を挟
んだ前記パンチの加圧方向(例えば上下方向)の両側部
分に、キャビティの内方に向けて突出する突出部がそれ
ぞれ設けられているため、このキャビティ内で原料粉末
を加圧したときに、突出部によって圧粉体の横穴の上下
に容易かつ確実に凹みを形成させることができる。そし
て、この圧粉体を焼結させたとき、横穴の上下が外方に
膨らんだ場合でもこの膨らみ部分が所定の外形寸法から
はみ出ることはなく、例えばこの圧粉体焼結後の粉末成
形品を他の平面部に載置する際に、すわりを良くするこ
とができる。
【0064】なお、突出部が、キャビティの対向する壁
面の双方に設けられるものでは、これら突出部によっ
て、圧粉体の両面、すなわち横穴が開口する側面の双方
に凹みを形成させることができ、これにより、圧粉体の
焼結後に横穴の上下が外方に膨らんだ場合でも、より一
層確実に所定の外形寸法からはみ出さないようにするこ
とができる。
【0065】また、請求項6に係る横穴付粉末成形品の
製造方法は、横穴を設けるためのぴとして、互いに突き
合わせ方向に向けてキャビティに出没自在な一対のピン
を用い、そのピンの長手方向と直交する断面形状が、パ
ンチの加圧方向(例えば上下方向)の直径を長くした略
楕円形状に設けられているため、このキャビティ内で原
料粉末を加圧することにより、圧粉体の横穴の形状が上
下方向を長くした略楕円状に形成された状態となってい
る。従って、この圧粉体を焼結させたとき、横穴の上下
がその上下方向に膨らんだ場合であってもかかる横穴が
略円形となるだけで、例えばこの横穴に取付用ボルトを
差し込む際の支障とならないようにすることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明に係る横穴付粉末成形品の製造装置
の、実施の形態を示す断面図である。
【図2】 ダイの平面図である。
【図3】 図1に示す製造装置の、キャビティ部分を拡
大した断面図である。
【図4】 雄側ピンの、長手方向と直交する断面図であ
る。
【図5】 雄側ピンの、他の例による長手方向と直交す
る断面図である。
【図6】 キャビティ部分の、他の実施の形態を示す拡
大断面図である。
【図7】 キャビティ部分の、他の実施の形態を示す拡
大断面図である。
【図8】 本発明に係る横穴付粉末成形品の製造方法に
おける手順の説明図である。
【図9】 原料粉末の第1充填工程を示す説明図であ
る。
【図10】 原料粉末の第2充填工程を示す説明図であ
る。
【図11】 原料粉末の加圧工程を示す説明図である。
【図12】 圧粉体に対する圧抜き・雄側ピン及び雌側
ピン抜き工程を示す説明図である。
【図13】 圧粉体の抜出工程を示す説明図である。
【図14】 雄側ピン及び雌側ピン挿入工程を示す説明
図である。
【図15】 圧粉体の斜視図である。
【図16】 圧粉体焼結後の完成品の平面図である。
【図17】 圧粉体を焼結した状態を説明する正面図で
ある。
【図18】 横穴を持つ縦刃ブレーカ付のチップ(粉末
成形品)を示す斜視図である。
【図19】 図18に示すチップの平面図である。
【図20】 図18に示すチップの正面図である。
【符号の説明】
1 ダイ 2 キャビティ 2a 突出部 9 雄側ピン 10 雌側ピン 24 下パンチ 29 上パンチ 33 圧粉体 34 横穴
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 丸岡 晋 茨城県結城郡石下町大字古間木1511番地 三菱マテリアル株式会社筑波製作所内 (72)発明者 佐藤 秀雄 新潟県長岡市城岡2−4−1 玉川マシナ リー株式会社長岡工場内 (72)発明者 小林 勝 新潟県長岡市城岡2−4−1 玉川マシナ リー株式会社長岡工場内

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 横穴が設けられる粉末成形品の製造方法
    であって、 原料粉末が投入されるキャビティが形成されたダイと、
    このキャビティの両側開口部から原料粉末を加圧するパ
    ンチと、前記横穴を形成するために前記キャビティに出
    没自在に設けられるピンとを用い、 前記キャビティ壁面の、前記ピンの出没部分を挟んだ前
    記パンチの加圧方向の両側部分には、当該キャビティの
    内方に向けて突出する突出部がそれぞれ設けられてお
    り、 先ず、前記キャビティに前記ピンを突出させ、 次いで、当該キャビティに原料粉末を充填してから、前
    記パンチで原料粉末を加圧し、 前記ピンを当該キャビティから没入させた後に、このキ
    ャビティから圧粉体を抜き出すようにしたことを特徴と
    する横穴付粉末成形品の製造方法。
  2. 【請求項2】 前記突出部は、前記キャビティの対向す
    る壁面の双方に設けられていることを特徴とする請求項
    1記載の横穴付粉末成形品の製造方法。
  3. 【請求項3】 横穴が設けられる粉末成形品の製造方法
    であって、 原料粉末が投入されるキャビティが形成されたダイと、
    このキャビティの両側開口部から原料粉末を加圧するパ
    ンチと、前記横穴を形成するために互いに突き合わせ方
    向に向けてそれぞれ前記キャビティに出没自在に設けら
    れる一対のピンとを用い、 当該ピンは、その長手方向に直交する断面形状が、前記
    パンチの加圧方向の直径を長くした略楕円形状に設けら
    れており、 先ず、前記キャビティに前記ピンの双方を突出させて両
    者を突き合わせ、 次いで、当該キャビティに原料粉末を充填してから、前
    記パンチで原料粉末を加圧し、 前記ピンの双方を当該キャビティから没入させた後に、
    このキャビティから圧粉体を抜き出すようにしたことを
    特徴とする横穴付粉末成形品の製造方法。
  4. 【請求項4】 横穴が設けられる粉末成形品の製造装置
    であって、 原料粉末が投入されるキャビティが形成されたダイと、
    このキャビティの両側開口部から原料粉末を加圧するパ
    ンチと、前記横穴を形成するために前記キャビティに出
    没自在に設けられるピンとを具備し、 前記キャビティ壁面の、前記ピンの出没部分を挟んだ前
    記パンチの加圧方向の両側部分には、当該キャビティの
    内方に向けて突出する突出部がそれぞれ設けられること
    を特徴とする横穴付粉末成形品の製造装置。
  5. 【請求項5】 前記突出部は、前記キャビティの対向す
    る壁面の双方に設けられることを特徴とする請求項4記
    載の横穴付粉末成形品の製造装置。
  6. 【請求項6】 横穴が設けられる粉末成形品の製造装置
    であって、 原料粉末が投入されるキャビティが形成されたダイと、
    このキャビティの両側開口部から原料粉末を加圧するパ
    ンチと、前記横穴を形成するために互いに突き合わせ方
    向に向けてそれぞれ前記キャビティに出没自在に設けら
    れる一対のピンとを具備し、 前記ピンは、その長手方向に直交する断面形状が、前記
    パンチの加圧方向の直径を長くした略楕円形状に設けら
    れることを特徴とする横穴付粉末成形品の製造装置。
JP28441396A 1996-10-25 1996-10-25 横穴付粉末成形品の製造方法及び装置 Withdrawn JPH10128595A (ja)

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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR100692231B1 (ko) * 1999-07-19 2007-03-09 고바야시 고교 가부시키가이샤 분말 성형체의 제조 방법 및 그 제조 장치
JP2007511666A (ja) * 2003-06-10 2007-05-10 ジーケーエヌ シンター メタルズ, インコーポレーテッド 粉末金属部材中に穴若しくは溝を形成するための方法及び装置
US10859117B2 (en) 2017-03-09 2020-12-08 Gkn Sinter Metals, Llc Method of forming a powder metal insert having a horizontal through hole

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