JPH101286A - リール・ハンドリング装置 - Google Patents

リール・ハンドリング装置

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Publication number
JPH101286A
JPH101286A JP17443396A JP17443396A JPH101286A JP H101286 A JPH101286 A JP H101286A JP 17443396 A JP17443396 A JP 17443396A JP 17443396 A JP17443396 A JP 17443396A JP H101286 A JPH101286 A JP H101286A
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JP
Japan
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reel
pin
center pin
handling device
center
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Pending
Application number
JP17443396A
Other languages
English (en)
Inventor
Kenji Machijima
健二 町島
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Tokyo Seiko Co Ltd
Original Assignee
Tokyo Seiko Co Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Tokyo Seiko Co Ltd filed Critical Tokyo Seiko Co Ltd
Priority to JP17443396A priority Critical patent/JPH101286A/ja
Publication of JPH101286A publication Critical patent/JPH101286A/ja
Pending legal-status Critical Current

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Classifications

    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B65CONVEYING; PACKING; STORING; HANDLING THIN OR FILAMENTARY MATERIAL
    • B65HHANDLING THIN OR FILAMENTARY MATERIAL, e.g. SHEETS, WEBS, CABLES
    • B65H67/00Replacing or removing cores, receptacles, or completed packages at paying-out, winding, or depositing stations
    • B65H67/06Supplying cores, receptacles, or packages to, or transporting from, winding or depositing stations
    • B65H67/064Supplying or transporting cross-wound packages, also combined with transporting the empty core
    • B65H67/065Manipulators with gripping or holding means for transferring the packages from one station to another, e.g. from a conveyor to a creel trolley

Landscapes

  • Load-Engaging Elements For Cranes (AREA)
  • Storage Of Web-Like Or Filamentary Materials (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 リールの取付けおよび取外しが容易にできる
リール・ハンドリング装置を提供する。 【構成】 ハンドリング装置50の基板52にはリール支持
機構65とフランジ固定機構100 とが設けられている。ハ
ンドリング装置50は約90度旋回できる状態で吊り具60
によって吊られている。ハンドリング装置50によってリ
ール34を持上げるときにはリール支持機構65のセンタ・
ピン68をリール34の内筒36に挿入する。また,フランジ
固定機構100 の爪124 とパッド56との間にリール34のフ
ランジ40の外周縁を狭持する。リール34をクリール・ス
タンド10のスタンド・ピン18に受渡しするときには,ス
タンド・ピン18をリール34の内筒36に挿入する。スタン
ド・ピン18によって押されることにより,センタ・ピン
68のロックが解除され,センタ・ピン68は退入する。爪
124 による狭持を解除する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【技術分野】この発明はコード類巻取用リール,その他
のリールのハンドリング装置に関する。
【0002】
【背景技術】タイヤ等に用いられるスチール・ベルト
は,クリール・スタンドに設けられた多数のスタンド・
ピンにそれぞれ,スチール・コードが巻回されたリール
を取付け,各リールから引出された多数本のスチール・
コードを所定の幅に整列させ,これらをゴムで互いに接
着させることにより作製される。クリール・スタンドに
取付けられるリールの数は一般に数百〜千個程度で,従
来はこれらのリールを人手によってクリール・スタンド
に取付けていた。また最近はリールが大きくかつ重くな
る傾向にあり,40kgのスチール・コードを巻回した
リールも存在する。このようなリールを人手でクリール
・スタンドの高い位置(6段のクリール・スタンドの場
合,最上段は約2mの位置にある)に掛けるのは困難で
ある。
【0003】
【発明の開示】この発明は,リールの取付けおよび取外
しが容易にできるリール・ハンドリング装置を提供する
ものである。
【0004】この発明は,筒体の両側にフランジが設け
られたリールを持ち上げるのを補助するためのリール・
ハンドリング装置において,上記リールの筒体に挿入さ
れることによって上記リールを支持するセンタ・ピン,
上記センタ・ピンを進出,退入自在に収納する中空のケ
ース,上記センタ・ピンと上記ケースとの間に設けら
れ,センタ・ピンをケースの外方に向けて付勢する弾性
体,および上記ケースおよび上記センタ・ピンの少なく
ともいずれか一方に設けられた,センタ・ピンの進出位
置を規制するためのストッパ部材を備えている。
【0005】この発明によるリール・ハンドリング装置
はセンタ・ピンを備えている。このセンタ・ピンをリー
ルの筒体に挿入することによりリールを支持することが
できる。センタ・ピンはケースに進退自在に収納されて
おり,かつ弾性体によって常に外方に付勢されている。
センタ・ピンに支持された筒体を,リールを取付けるべ
きスタンド・ピンに嵌め合わせていくと,センタ・ピン
はスタンド・ピンによって弾性体の付勢力に抗してケー
ス内に収納され,リールはスタンド・ピンに受け渡され
る。スタンド・ピンによる押圧が解除されると,センタ
・ピンはケースから突出して元の状態に戻る。
【0006】リールをスタンド・ピンに充分に押込むこ
とができるので,リールをスタンド・ピンに確実かつ容
易に受渡することができる。またスタンド・ピンからセ
ンタ・ピンを離すと,センタ・ピンが自動的に元の状態
に戻るため,次の作業へスムーズに移行することができ
る。
【0007】好ましくは,センタ・ピンをその進出位置
に保持し,かつその退入を妨げるロック機構を設けてお
く。これにより,何らかの原因でセンタ・ピンが退入し
てリールが落下する事故を防止できる。
【0008】さらに好ましくは,上記ロック機構は上記
センタ・ピンの先端部がスタンド・ピンの先端部で押圧
されたときにのみ,ロックが解除されるものである。こ
れにより,スタンド・ピンにリールを受渡すときのみセ
ンタ・ピンが退入する。
【0009】この発明によるリール・ハンドリング装置
をより具体的に規定すると,次のように表現できる。す
なわち,リール・ハンドリング装置は,上記リールの筒
体に挿入されることによって上記リールを支持するセン
タ・ピンを備えている。このセンタ・ピンの先端には凹
部が形成されている。センタ・ピンにはまた,上記凹部
につながり,凹部よりも径が小さいロック・ピン収納孔
およびロック・ピン収納孔につながって形成されたロッ
ク・ピン収納孔よりも径が大きいスプリング収納孔がそ
の中心を貫通して形成されている。さらにセンタ・ピン
には上記スプリング収納孔から外周面に貫通する少なく
とも1つのボール収納孔が形成されている。リール・ハ
ンドリング装置にはさらに,上記センタ・ピンを進退自
在に収納し,かつその開口付近にロック溝が形成された
中空のケース,上記ケースおよび上記センタ・ピンの少
なくともいずれか一方に設けられ,センタ・ピンの進出
位置を規制するためのストッパ部材,上記凹部および上
記ロック・ピン収納孔内に摺動自在に収納されたロック
・ピン,上記ロック・ピンの一端に固定され,かつ上記
スプリング収納孔内に摺動自在に収納され,スプリング
収納孔とほぼ径が同じ第1の部分と,スプリング収納孔
よりも径が小さい第2の部分とを有する受け部材,およ
び上記受け部材と上記ケースとの間に設けられ,上記受
け部材をケースの外方に向けて付勢する弾性体を備えて
いる。上記ボール収納孔内にはボールが収納され,上記
受け部材の第1の部分に接しているときには上記センタ
・ピンの外周面から突出し,上記ロック溝に押付けられ
ることによりセンタ・ピンを固定し,このボールが第2
の部分に接しているときにはボール収納孔内で動き得
る。
【0010】常時は受け部材が弾性体によって付勢され
ているので,ボール収納構内のボールは受け部材の第1
の部分によって押され,ケースのロック溝内に嵌ってい
る。これによってセンタ・ピンは進出した位置にロック
される。センタ・ピンをリールの筒体内に挿入すること
により,リールをリール・ハンドリング装置によって支
持することができる。
【0011】リールをスタンド・ピンに受渡するため
に,リール・ハンドリング装置によって支持されたリー
ルの筒体をスタンド・ピンに嵌込んでいくと,スタンド
・ピンの先端部分がセンタ・ピンの凹部に嵌込まれる。
これによりロック・ピンの先端がロック・ピン収納孔内
に押込まれて,受け部材がスプリング収納孔内を移動す
る。受け部材のボールとの接触部分が,第1の部分から
径が小さい第2の部分に変わる。第1の部分によってロ
ック溝に押付けられていたボールはロック溝から外れ,
ボール収納孔内を動き得る状態となるので,ボールによ
るセンタ・ピンのロックが解除される。スタンド・ピン
の先端が凹部の底面をさらに押すことにより,センタ・
ピン全体がケース内に収納される。センタ・ピンに保持
されていたリールはスタンド・ピンに受渡される。セン
タ・ピンの先端がスタンド・ピンによって押されたとき
のみセンタ・ピンのロックが外されるので,センタ・ピ
ンによるリールの保持を確実にすることができる。
【0012】受け部材を付勢する弾性体に加えて,セン
タ・ピンを付勢する第2の弾性体を設けてもよい。
【0013】一実施態様においては,リール・ハンドリ
ング装置は上記センタ・ピンによって支持された上記リ
ールのフランジの一部を狭持するリール固定手段を備え
ている。
【0014】リール固定手段を設けることによって,セ
ンタ・ピンからのリールの抜落ちが防止される。
【0015】他の実施態様においては,リール・ハンド
リング装置を,上記センタ・ピンがほぼ横方向を向いた
第1の姿勢と,ほぼ下方向を向いた第2の姿勢との間で
姿勢変更可能としておく。
【0016】リール・ハンドリング装置の姿勢変更が可
能なため,センタ・ピンにリールを取付ける動作と,リ
ールをセンタ・ピンからスタンド・ピンに受渡す動作と
をそれぞれに適した姿勢で行うことができる。
【0017】姿勢変更が可能な構造は好ましくは次のよ
うにして実現できる。
【0018】すなわち,リール・ハンドリング装置に,
円弧状に湾曲した案内部材,およびこの案内部材の両端
部に形成された上記第1の姿勢または上記第2の姿勢を
保つためのストッパ部材をさらに設ける。リール・ハン
ドリング装置を上記案内部材に沿って移動可能な吊り具
に取り付ける。
【0019】この発明によるリール・ハンドリング装置
は次のように規定することもできる。すなわち,この発
明は,筒体の両端にフランジが設けられたリールを持ち
上げるためのリール・ハンドリング装置であって,リー
ルの筒体内に挿入されるピン,および上記ピンがリール
の筒体内に挿入された状態で,リールのフランジを把持
する機構を備えている。
【0020】上記把持機構は,一実施態様では,リール
のフランジに係合する進退自在な爪を備えたものであ
る。
【0021】リールをピンに保持させ,かつリールのフ
ランジを把持機構でつかむことにより,確実にリールを
持ち上げることができる。
【0022】この発明によるリール・ハンドリング装置
は,スチール・コードが巻付けられたリールをクリール
・スタンドのスタンド・ピンに取付けるものに限定され
ない。またリールに巻回されるものには,上述したスチ
ール・コードのみならず,撚り線を含む全ての線状体
(たとえばワイヤ,糸,フィラメント,金属線,ロー
プ,鋼索,合成樹脂線)が含まれる。
【0023】
【実施例】図1はリール・ハンドリング装置とクリール
・スタンドとを示す正面図,図2は側面図である。
【0024】スチール・コード46が巻付けられた複数個
のリール34は,パレット32の上に積まれた状態で,台車
30によってクリール・スタンド10の前に搬送される。作
業者はエア・バランサ(図示略)に吊るされたリール・
ハンドリング装置50を用いて,パレット32上のリール34
を一つずつ持上げ,クリール・スタンド10のスタンド・
ピン18に取付ける。
【0025】クリール・スタンド10は縦横に組まれたフ
レーム12を備え,このフレーム12の両面に多数のスタン
ド・ピン18が次に説明する機構によって設けられてい
る。
【0026】ボール・ベアリング(図示略)を内蔵した
複数の支持部材14がクリール・スタンド10のフレーム12
に固定され,この支持部材14に円形プレート16が回転自
在にそれぞれ支持されている。プレート16の中央には,
スタンド・ピン18が外側を向いてプレート16の面に垂直
に固定されている。円形プレート16の上のスタンド・ピ
ン18の両側の位置には,リール34を円形プレート16と一
体に回転させ,かつリール34がスタンド・ピン18から抜
け落ちることを防止するための2本のストッパ・ピン20
(少なくとも1本あればよい)がプレート16の面に垂直
に固定されている。
【0027】円形プレート16が若干上方を向いて支持さ
れるので,スタンド・ピン18およびストッパ・ピン20も
若干上方に延びており,これによってもリール34が抜け
落ちることが防止されている。
【0028】支持部材14の側面からアーム24が(図1を
基準として)左上方に揺動自在に延び,その先端にロー
ラ28が回転自在に支持されている。スタンド・ピン18に
取付けられたリール34から左方向に引出されたスチール
・コード46は,ローラ28に掛けられて右方向に引張られ
ている。スチール・コード46のたるみを防止するととも
にその張力を一定にするためのブレーキ・シュー(図示
略)がアームに設けられており,このブレーキ・シュー
はブレーキ・ドラムとしての円形プレート16の周面に接
する。アーム24はスチール・コード46の張力に応じて揺
動する。
【0029】図3も参照して,スタンド・ピン18の先端
は,後述するリール34の内筒36に挿入しやすいように,
および後述するロック・ピン82の先端を押しやすいよう
に円錐台状に形成されている。ストッパ・ピン20の先端
部の外周面には環状凹部22が形成されている。リール34
がスタンド・ピン18から抜け落ちようとすると,リール
34の穴44の内周縁部が環状凹部22に引っかかりリール34
の落下が防止される。ストッパ・ピン20の環状凹部22よ
りも先端は,後述するリール34の穴44に挿入しやすいよ
うに円錐状に形成されている。
【0030】コード類巻取用リール34は,円筒状の巻胴
(外筒)38と,外筒38の内部に設けられた内筒36と,そ
れらの両端に取付けられた2枚の円盤状のフランジ40と
から構成されている。内筒36,外筒38およびフランジ40
は一般に金属製で,溶接によってフランジ40が内筒36お
よび外筒38に固定される。内筒36には,上述したクリー
ル・スタンド10のスタンド・ピン18または後述するリー
ル・ハンドリング装置50のセンタ・ピン68が挿入され
る。内筒36と外筒38との間の位置において,フランジ40
に4つ(2種類×2個)の穴44が形成されている。これ
らの穴44には,上述したストッパ・ピン20が挿入され
る。
【0031】図3はリール・ハンドリング装置を示す側
面図,図4は図3のIV−IV線に沿う拡大断面図である。
【0032】リール・ハンドリング装置50は基板52を備
えている。この基板52は下部において幅が広く,上部に
いくほど幅が狭くなって,図3において左上方にのびて
いる(左方向に延びた部分を腕52a という)。基板52の
外側縁(図3において右側縁)は円弧状に形成され,こ
の円弧状側縁に沿って基板52の両面外方に突出するフラ
ンジ54が形成されている。フランジ54はほぼ90度の角
度範囲にわたって形成され,その両端部にはストッパ54
a ,54b が形成されている。基板52の下部には取手58が
設けられている。
【0033】リール・ハンドリング装置50の基板52の内
側縁は腕52a の部分を除いてほぼ垂直に形成され,ここ
にフランジ固定機構100 およびリール支持機構65が取付
けられている。リール支持機構65は,リール34の内筒36
にセンタ・ピン68を挿入してリール34を支持するもので
ある。フランジ固定機構100 は,センタ・ピン68に支持
されたリール34の一方のフランジ40の外周縁を爪124 に
よって掛止めることにより,リール34がセンタ・ピン68
から滑り落ちるのを防止する。
【0034】エア・バランサ(図示略)のロープ48の下
部に吊り具60が取付けられ,この吊り具60によってリー
ル・ハンドリング装置50が吊り下げられている。リール
・ハンドリング装置50はエア・バランサによって上昇ま
たは下降される。吊り具60はスリーブ64によって間隔が
保持された2枚の板状部材61を含んでいる。板状部材61
の下部内側には水平に並ぶローラ62が2つずつ設けられ
ている。リール・ハンドリング装置50は,その弧状フラ
ンジ54を4つのローラ62で受けることによって支持され
ている。吊り具60の上部に設けられたピンにロープ48の
下部が掛けられている。
【0035】リール・ハンドリング装置50は,センタ・
ピン68がスタンド・ピン18に平行な方向を向いた姿勢
(図3に示す状態;第1の姿勢)と,センタ・ピン68が
真下を向いた姿勢(図8を参照;第2の姿勢)とをとり
うる。取手58を持ってリール・ハンドリング装置50の姿
勢を変更することができる。吊り具60のローラ62がフラ
ンジ54に沿って相対的に移動する。ローラ62はストッパ
54a または54b に当り,リール・ハンドリング装置50は
上記の2つの姿勢をとる。
【0036】図5はリール支持機構65の断面図である。
【0037】円筒状で底をもつケース66が基板52に固定
されている。ケース66は2つの半体をねじ嵌めることに
より構成される。この中空のケース66内に円柱状のセン
タ・ピン68が嵌め込まれている。ケース66の開口から突
出したセンタ・ピン68の先端部は,リール34の内筒36に
挿入しやすいように円錐台状に形成されている。センタ
・ピン68の基部の外周面には,凸縁68a が形成されてい
る。ケース66の長手方向のほぼ中央の位置においてその
内周面には,凸縁68a を受けるための段部70が形成され
ている。センタ・ピン68はケース66の底面から段部70ま
での範囲内で摺動自在である。
【0038】センタ・ピン68の中心を長手方向に通っ
て,ロック・ピン収納孔74およびスプリング収納孔76が
つながって形成されている。センタ・ピン68の先端には
浅い凹部72が形成されている。この凹部72はスタンド・
ピン18の先端部分の断面形状と同じ断面形状をしてい
る。凹部72につながるロック・ピン収納孔74は細長く,
後述するロック・ピン82の径とほぼ同じ内径である。ス
プリング収納孔76の内径はロック・ピン収納孔74のそれ
よりも大きい。ロック・ピン収納孔74とスプリング収納
孔76は,センタ・ピン68のほぼ中央でつながっており,
この境界に段部75が形成されている。スプリング収納孔
76はセンタ・ピン68の基端部において開口している。さ
らにセンタ・ピン68の周面には等角度間隔で4つのボー
ル収納孔78が形成されている(図5では2つのボール収
納孔78のみが見えている)。このボール収納孔78はスプ
リング収納孔76のロック・ピン収納孔74との境界近傍に
ある。
【0039】ロック・ピン収納孔74の内部には,ロック
・ピン82が摺動自在に挿入されている。ロック・ピン82
のスプリング収納孔76側の端部には,スプリング受け部
材84が固定されている。スプリング受け部材84は,スプ
リング収納孔76の内径とほぼ同じ径をもつ円柱状の第1
の部分84a と,この第1の部分84a からロック・ピン82
側に向かって径が小さくなる円錐台状の第2の部分84b
と,後述するスプリング88を受ける径の小さな第3の部
分84c とから構成されている。
【0040】4つのボール収納孔78の内部には,それぞ
れボール80が収納されている。ボール80の直径はボール
収納孔78の長さ(スプリング収納孔76の内周面からセン
タ・ピン68の外周面までの厚さ)よりも若干大きい。ケ
ース66の開口付近の内周面には,ロック溝90が形成され
ている。ボール80およびボール収納孔78の数は4つに限
らない。
【0041】ケース66の底面の中央には,スプリング受
け部材86が形成されている。スプリング受け部材84とス
プリング受け部材86との間には,スプリング(押しば
ね)88が設けられている。
【0042】通常の状態においては,センタ・ピン68は
スプリング88によって押され,その凸縁68a がケース66
の段部70に当り,スプリング受け部材84がセンタ・ピン
68の段部75に当たっている。この状態において,ロック
・ピン82の先端は,センタ・ピン68の先端面とほぼ同じ
位置にある。ボール80はスプリング受け部材の第1の部
分84a によって外側に押され,ロック溝90の底面に押付
けられている。これによりセンタ・ピン68はその先端が
ケース66の開口から突出した状態でロックされている。
【0043】図6はセンタ・ピン68がスタンド・ピン18
によってケース66内に押込まれた状態を示す,図5に相
当する断面図である。
【0044】リール34をクリール・スタンド10のスタン
ド・ピン18に取付けるときに,センタ・ピン68に支持さ
れたリール34の内筒36に,スタンド・ピン18が挿入され
る。このとき,スタンド・ピン18の先端部分が凹部72に
入り,ロック・ピン82が押される。これにより,スプリ
ング受け部材84がスプリング収納孔76内を移動し,スプ
リング受け部材84の円錐台状の第2の部分84b がボール
収納孔78の位置にくる。ボール80はボール収納孔78内で
動きうる状態となり,ボール80によるセンタ・ピン68の
ロックが解除される。
【0045】スタンド・ピン18の先端が凹部72の底面を
さらに押すことにより,センタ・ピン68全体がケース66
内に押込まれる。センタ・ピン68に支持されていたリー
ル34は,クリール・スタンド10のスタンド・ピン18に受
け渡される。
【0046】リール・ハンドリング装置50をクリール・
スタンド10から離し,スタンド・ピン18がロック・ピン
82から離れると,ロック・ピン82およびセンタ・ピン68
はスプリング88の力によって元の突出した位置に戻る。
センタ・ピン68の凸縁68a が,ケース66の段部70に当
り,スプリング受け部材84が段部75に当り,ボール80が
スプリング受け部材84の第1の部分84a によって外側に
押し出され,ボール・ロック溝90に入る。これによりセ
ンタ・ピン68は再びロックされる。
【0047】センタ・ピン68の基端面(凸縁68a の位
置)とケース66の底面との間に,センタ・ピン68を付勢
するための第2のスプリング(押しばね)を設けても良
い。
【0048】図7はフランジ固定機構100 を拡大して示
す断面図であり,リール34のフランジ40を爪124 で引掛
けている状態を示している。
【0049】フランジ固定機構100 は,基板52を挟む同
じ形状の2枚のスライド板102aおよび102bを備えてい
る。2つの長穴92が基板52に形成されている。2枚のス
ライド板102aと102bを締結するボルト108 が長穴92をゆ
るく通っている。ボルト108 には長穴92内においてスペ
ーサ110 が取付けられている。2枚のスライド板102a,
102bは長穴92の長手方向の範囲内で基板52に沿って摺動
自在である。
【0050】スライド板102aおよび102bの端部から外方
に爪124 が延びている(図3も参照)。この爪124 に対
向する位置にパッド56が基板52に設けられている。2つ
の爪124 とパッド56によって,センタ・ピン68に支持さ
れたリール34の一方のフランジ40の外周縁部を挟持す
る。
【0051】一方のスライド板102aの上には筒体112 が
固定されている。この筒体112 をストッパ・ピン118 が
摺動自在に貫通している。ストッパ・ピン118 の上端に
はつまみ116 が設けられている。ストッパ・ピン118 の
先端は円錐台状に形成されている。筒体112 内にはスト
ッパ・ピン118 を付勢するためのスプリング120 が設け
られている。スプリング120 がストッパ・ピン118 の大
径部122 を下方に(図7において)押す。
【0052】2枚のスライド板102a,102bにはストッパ
・ピン118 が挿入される孔106a,106bが形成されてい
る。また,基板52にはスライド板102a,102bをロックす
る位置に孔96が形成されている。ストッパ・ピン118 が
これらの孔106a,106b,96内に挿入されることによっ
て,スライド板102a,102bは固定される(この位置で爪
124 がフランジ40の外周縁を引掛けている)。
【0053】基板52の孔96の隣には孔98が形成されてい
る。孔106a,106bがこの孔98に一致する位置までスライ
ド板102a,102bをスライドさせた状態で,ストッパ・ピ
ン118 を孔98に入れることができる(図7の鎖線参
照)。この位置では爪124 はフランジ40の外周縁を引掛
けていない。
【0054】爪124 とパッド56によってリール34のフラ
ンジ40を固定するには,作業者はつまみ116 を持ち上
げ,孔106a,106bが孔96に一致する位置までスライド板
102a,102bをスライドさせ,ストッパ・ピン118 を孔96
に入れればよい。
【0055】フランジ固定機構100 は,リール34をリー
ル・ハンドリング装置50に固定できるものであれば他の
構造のものでもよい。
【0056】上述したリール・ハンドリング装置50を用
いて,リール34をクリール・スタンド10上のスタンド・
ピン18に取付ける動作について図8から図10を参照し
て説明する。これらの図面は,図3に相当する側面図で
ある。
【0057】まずパレット上に積まれたリール34の上ま
でリール・ハンドリング装置50を下降させる。センタ・
ピン68を下に向けた状態(第2の姿勢)で,リール34の
内筒36にセンタ・ピン68を挿入する。フランジ固定機構
100 の爪124 とパッド56によってフランジ40の外周縁部
を狭持する(図8参照)。
【0058】つぎにハンドル58を用いて,リール・ハン
ドリング装置50を約90度旋回させる(第1の姿勢)。
リール34は若干下方を向いているが,爪124 とパッド56
によってフランジ40の外周縁部が狭持されているため,
リール34がセンタ・ピン68から抜け落ちることはない。
リール・ハンドリング装置50を上昇させ,リール34を取
付けるべきスタンド・ピン18の前までリール34を移動す
る(図9参照)。
【0059】リール34の内筒36および4つの穴44のうち
の2つの穴44に,スタンド・ピン18およびストッパ・ピ
ン20をそれぞれ挿入する。スタンド・ピン18の先端がロ
ック・ピン82の先端を押すことによって,センタ・ピン
68のロックが解除される。スタンド・ピン18をさらに押
込むことにより,センタ・ピン68はケース66内に収納さ
れる。
【0060】リール34をスタンド・ピン18に充分に押込
むことができるので,スタンド・ピン18にリール34を確
実かつ容易に取付けることができる。また,スタンド・
ピン10の先端が凹部72に嵌合しかつロック・ピン82の先
端を押さなければセンタ・ピン68は固定されたまま動か
ないので,リール・ハンドリング装置50にリール34を取
付ける際に,センタ・ピン68がリール34のフランジ40等
に当たることによってセンタ・ピン68がケース66内に退
入されてしまうような不都合がない。
【0061】スタンド・ピン18とストッパ・ピン20を内
筒36と穴44に完全に押込んだ状態で,爪124 とパッド56
によるフランジ40の固定を解除する。スタンド・ピン18
とストッパ・ピン20はやや上向きに固定されているた
め,リール34はスタンド・ピン18とストッパ・ピン20を
滑り落ち,リール34がリール・ハンドリング装置50から
クリール・スタンド10に受け渡される(図10参照)。
【0062】リール・ハンドリング装置50をスタンド・
ピン18から離すと,センタ・ピン68がケース66から突出
し,元の状態に戻る。
【0063】センタ・ピン68が自動的に元の状態に戻る
ため,次の作業へスムースに移行することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】リール・ハンドリング装置とクリール・スタン
ドとを示す正面図である。
【図2】リール・ハンドリング装置とクリール・スタン
ドとを示す側面図である。
【図3】リール・ハンドリング装置を示す側面図であ
る。
【図4】図3のIV−IV線に沿う拡大断面図である。
【図5】リール支持機構を示すもので,センタ・ピンが
ケースから突出した状態を示す断面図である。
【図6】リール支持機構を示すもので,センタ・ピンが
スタンド・ピンによってケース内に押込まれた状態を示
す断面図である。
【図7】フランジ固定機構を示すもので,リールのフラ
ンジを固定したときの状態を示す断面図である。
【図8】リールをスタンド・ピンに取付ける動作を示
す,図3に相当する側面図である。
【図9】リールをスタンド・ピンに取付ける動作を示
す,図3に相当する側面図である。
【図10】リールをスタンド・ピンに取付ける動作を示
す,図3に相当する側面図である。
【符号の説明】
10 クリール・スタンド 18 スタンド・ピン 34 リール 36 内筒 38 巻胴(外筒) 40 フランジ 46 スチール・コード 50 リール・ハンドリング装置 54 弧状フランジ 60 吊り具 62 ローラ 65 リール支持機構 66 ケース 68 センタ・ピン 72 凹部 74 ロックピン収納孔 76 スプリング収納孔 78 ボール収納孔 80 ボール 82 ロック・ピン 88 スプリング 90 ロック溝 100 フランジ固定機構

Claims (10)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 筒体の両側にフランジが設けられたリー
    ルを持ち上げるのを補助するためのリール・ハンドリン
    グ装置において,上記リールの筒体に挿入されることに
    よって上記リールを支持するセンタ・ピン,上記センタ
    ・ピンを進出,退入自在に収納する中空のケース,上記
    センタ・ピンと上記ケースとの間に設けられ,センタ・
    ピンをケースの外方に向けて付勢する弾性体,および上
    記ケースおよび上記センタ・ピンの少なくともいずれか
    一方に設けられた,センタ・ピンの進出位置を規制する
    ためのストッパ部材,を備えたリール・ハンドリング装
    置。
  2. 【請求項2】 上記センタ・ピンをその進出位置に保持
    し,その退入を妨げるロック機構を備えた請求項1に記
    載のリール・ハンドリング装置。
  3. 【請求項3】 上記ロック機構は上記センタ・ピンの先
    端部がリールを取付けるピンの先端部で押圧されたとき
    にのみ,ロックが解除されるものである請求項2に記載
    のリール・ハンドリング装置。
  4. 【請求項4】 筒体の両側にフランジが設けられたリー
    ルを持ち上げるのを補助するためのリール・ハンドリン
    グ装置において,上記リールの筒体に挿入されることに
    よって上記リールを支持するものであって,その先端に
    凹部が形成され,上記凹部につながり,凹部よりも径が
    小さいロック・ピン収納孔およびロック・ピン収納孔に
    つながって形成されたロック・ピン収納孔よりも径が大
    きいスプリング収納孔がその中心を貫通して形成され,
    さらに上記スプリング収納孔から外周面に貫通する少な
    くとも1つのボール収納孔が形成されたセンタ・ピン,
    上記センタ・ピンを進退自在に収納し,かつその開口付
    近にロック溝が形成された中空のケース,上記凹部およ
    び上記ロック・ピン収納孔内に摺動自在に収納されたロ
    ック・ピン,上記ロック・ピンの一端に固定され,かつ
    上記スプリング収納孔内に摺動自在に収納され,スプリ
    ング収納孔とほぼ径が同じ第1の部分と,スプリング収
    納孔よりも径が小さい第2の部分とを有する受け部材,
    上記受け部材と上記ケースとの間に設けられ,上記受け
    部材をケースの外方に向けて付勢する弾性体,上記ボー
    ル収納孔内に収納され,上記受け部材の第1の部分に接
    しているときには上記センタ・ピンの外周面から突出
    し,上記ロック溝に押付けられることによりセンタ・ピ
    ンを固定し,第2の部分に接しているときにはボール収
    納孔内で動き得るボール,ならびに上記ケースおよび上
    記センタ・ピンの少なくともいずれか一方に設けられ,
    センタ・ピンの進出位置を規制するためのストッパ部
    材,を備えたリール・ハンドリング装置。
  5. 【請求項5】 上記センタ・ピンによって支持された上
    記リールのフランジの一部を狭持するリール固定手段を
    備えた請求項1から4のいずれか一項に記載のリール・
    ハンドリング装置。
  6. 【請求項6】 上記センタ・ピンがほぼ横方向を向いた
    第1の姿勢と,ほぼ下方向を向いた第2の姿勢との間で
    姿勢変更可能な請求項1から5のいずれか一項に記載の
    リール・ハンドリング装置。
  7. 【請求項7】 円弧状に湾曲した案内部材,およびこの
    案内部材の両端部に形成された上記第1の姿勢または上
    記第2の姿勢を保つためのストッパ部材をさらに備え,
    上記案内部材に沿って移動可能な吊り具に支持されてい
    る請求項6に記載のリール・ハンドリング装置。
  8. 【請求項8】 筒体の両端にフランジが設けられたリー
    ルを持ち上げるためのリール・ハンドリング装置であっ
    て,リールの筒体内に挿入されるピン,および上記ピン
    がリールの筒体内に挿入された状態で,リールのフラン
    ジを把持する機構,を備えたリール・ハンドリング装
    置。
  9. 【請求項9】 上記把持機構がリールのフランジに係合
    する進退自在な爪を備えている,請求項8に記載のリー
    ル・ハンドリング装置。
  10. 【請求項10】 上記ピンがほぼ横方向を向いた第1の
    姿勢と,ほぼ下方向を向いた第2の姿勢とをとりうる,
    請求項8または9に記載のリール・ハンドリング装置。
JP17443396A 1996-06-14 1996-06-14 リール・ハンドリング装置 Pending JPH101286A (ja)

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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US11130207B2 (en) 2018-02-23 2021-09-28 Fanuc Corporation Transport tool used for transporting object
KR20220138969A (ko) * 2021-04-07 2022-10-14 주식회사 에스에프에이 중공형 롤 타입 적재물 이적재시스템 및 이적재방법
KR20220138968A (ko) * 2021-04-07 2022-10-14 주식회사 에스에프에이 중공형 롤 타입 적재물 이적재장치 및 그를 구비하는 중공형 롤 타입 적재물 이적재시스템

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