JPH10128807A - 型押えと型とこれを用いた成形装置とこれにより成形された成型品 - Google Patents

型押えと型とこれを用いた成形装置とこれにより成形された成型品

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JPH10128807A
JPH10128807A JP8287878A JP28787896A JPH10128807A JP H10128807 A JPH10128807 A JP H10128807A JP 8287878 A JP8287878 A JP 8287878A JP 28787896 A JP28787896 A JP 28787896A JP H10128807 A JPH10128807 A JP H10128807A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 張り合わせディスク54の接着部材53の存
在しない箇所のディスク2a、2bの間隔が接着部材5
3の存在する箇所のディスク2a、2bの間隔に比べて
狭くなり、張り合わせディスク54のセンタホール52
付近にたわみが生じ、張り合わせディスク54への信号
の記録若しくは再生が確実に行えない。 【解決手段】 ディスク2を成形するためのスタンパ4
を押さえる型押え8であって、スタンパ4に装着された
際にスタンパ4及び型押え8のディスク2を成形する側
の面が略同一平面となるように構成した。また、ディス
ク2を成形するためのスタンパ4であって、スタンパ4
を押さえる型押え8に装着された際にスタンパ4及び型
押え8のディスク2を成形する面が略同一平面となるよ
うに構成した。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は成型物である張り合
わせデイスク等の記録媒体用デイスクを成形するための
スタンパ、スタンパ押え及びこれを用いた成形装置であ
り、さらに、この成形装置により製造されたディスクに
関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、実公平5−46899号等に代表
されるように射出成形装置によってディスク等の成型物
を成形する場合、溶融樹脂は、固定側金型の中央に設け
られた注入口であるスプルブッシュから金型キャビティ
の中央部に射出され、射出された溶融樹脂は放射状に拡
散して金型キャビティに充填されている。
【0003】図38は従来の射出成形装置を示す図であ
り、図38において、201は固定側金型、202は可
動側金型で、固定側金型201は図示しない可動盤に固
定され、可動側金型202は図示しない固定盤にそれぞ
れ固定されていて、可動側金型202は固定側金型20
1に対して前後進可能になっている。203はスタンパ
で、可動側金型202のキャビティ面に設けられてい
る。この可動側金型202の中央部には、同金型202
の軸線方向にのびる空孔204が形成され、空孔204
に略載頭円錐体状のスタンパ押え205が嵌合されてい
る。
【0004】図39は、スタンパ押え205を示すもの
で、スタンパ押え205の一端部には外方に張り出す保
持つば206が形成され、またスタンパ押え205の他
端部にはねじ部207が形成されている。
【0005】図40は、このような従来の射出成形装置
によって成形された成型品たるディスク208を示すも
ので、ディスク208の内周部にはスタンパ押え205
の保持つば206に対応する部分に溝部209が存在し
ていた。ここで、スタンパ押え205の直径は36mm
以下とすることはできなかった。これは、図41に従来
のスタンパ押さえ部分の拡大図に示すように、成形され
たディスク208の内径を打ち抜くための可動パンチ2
11、スプルー212、製品突き出しピン213などが
あり直径36mm以下ではこれらのスペースがとれなか
ったためである。従って、ディスク208の溝部209
の直径も36mm以上となっていた。これにより、ディ
スク208を接着剤210などにより張り合わせようと
した場合、余分な接着剤210はこの溝部209に溜ま
るので、接着剤210が溝部209まで、すなわちディ
スク208の中心から18.0mm以上のところまでし
か及んでいなかった。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】ここで、現在一般に使
用されているディスクへ信号を記録する記録装置若しく
はディスクに記録された信号を再生する再生装置につい
て説明する。
【0007】図42は記録装置又は再生装置のディスク
押えの斜視図であり、図43は記録装置又は再生装置の
ディスク押えの断面図である。図42及び図43におい
てディスク上部押え151はディスクの上部を押さえる
ものであり、ディスク下部押え152はディスクの下部
を押さえるものである。このディスク上部押え151と
ディスク下部押え152によりディスク押え153を構
成し、これにより張り合わせディスク54を挟持し、デ
ィスクへ信号を記録若しくはディスクに記録された信号
を再生する際にこのディスク押え153をモータなどに
より所定の回転数で回転することで、張り合わせディス
ク54を所定の回転数で回転するようにしている。
【0008】しかしながら、以上のような従来の成形装
置で作成されたディスクを、上記した記録装置若しくは
再生装置で信号を記録又は再生しようとした場合、図4
4で示すように、ディスク押え153が張り合わせディ
スク54の接着部材53の存在しない箇所を押さえる。
これにより、張り合わせディスク54の接着部材53の
存在しない箇所のディスク2a、2bの間隔が接着部材
53の存在する箇所のディスク2a、2bの間隔に比べ
て狭くなり、張り合わせディスク54のセンタホール5
2付近にたわみが生じる。これにより、張り合わせディ
スク54への信号の記録若しくは再生が確実に行えな
い。特に、センタホール付近52での信号の記録若しく
は再生が確実に行えない。
【0009】ここで、現在の一般の記録装置又は再生装
置の場合ディスク上部押え151の直径よりディスク下
部押さえ152の直径の方が大きいため、張り合わせデ
ィスク54の接着部材53の存在する箇所までディスク
下部押え152が及んでいても、張り合わせディスク5
4の接着部材53の存在する箇所までディスク上部押え
151が及んでいなければこのような課題が生じてい
た。
【0010】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
に本発明の型押えは、成型物を成形するための型を押さ
える型押えであって、前記型に装着された際に前記型及
び前記型押えの成型物を成形する側の面が略同一平面と
なるように構成した。
【0011】また、本発明の型は、成型物を成形するた
めの型であって、前記型を押さえる型押えに装着された
際に前記型押え及び前記型の成型物を成形する面が略同
一平面となるように構成した型。
【0012】
【発明の実施の形態】以下に、本発明の実施の形態を図
面を用いて説明する。
【0013】(実施の形態1)図1は本発明の一実施の
形態である成形装置の断面図である。図1において、固
定側型1は成型物であるディスク2の上側を押圧するも
のである。可動側型3は後述する成型物を成形するため
の型であるスタンパ4を装着するように構成されてお
り、可動側型3によりディスク2の下側を押圧する。固
定側型1は図示しない可動盤に固定され、可動側型3は
図示しない固定盤にそれぞれ固定されていて、可動側型
3は固定側型1に対して前後進可能になっている。スタ
ンパ4は成型物を成形するための型であるスタンパであ
り、可動側型3の成型物を成形する側の面(以下、キャ
ビティ面という。)に設けられている。この固定側型1
の中央部にはディスク2を形成するための樹脂であるポ
リカーボネート樹脂5を注入するための注入管であるス
プルプッシュ6及び注入口7を有している。スプルプッ
シュ6に注入されたポリカーボネート樹脂5は注入口7
へと導入され、キャビティ面へ射出される。この可動側
型3の中央部には、可動側型3の軸線方向にのびる空孔
9が形成され、空孔9に円柱状の型押え8が嵌合され
て、スタンパ4を可動側型3に保持する。
【0014】図2は、本発明の別の実施の形態である成
形装置の断面図である。なお、上記実施の形態と同様の
構成については同じ符号を用い、説明を省略する。
【0015】この成形装置においては、スプルプッシュ
6内部の温度を制御するための温度制御部10をスプル
プッシュ6の周辺部に設けている。
【0016】つぎに、型押え8についてさらに詳細に説
明する。図3は、本発明の第1の実施の形態である型と
型押えの斜視図であり、図4は、本発明の第1の実施の
形態である型と型押えの拡大断面図である。図3及び図
4において、型押え8は柱である円柱10の一端部分に
保持部11が設けられており、保持部11の中心軸は円
柱10の中心軸と同じになるように設けられた円盤形状
をしている。保持部11の直径(中心軸に対して直交す
る面の直径(図中のα))は円柱10の直径(中心軸に
対して直交する面の直径(図3中のβ))より大きくな
るよう(α>β)に構成している。スタンパ4を可動側
型3に装着し保持部12と可動側型3とにより後述する
スタンパ4の被保持部13を挟んでスタンパ4を保持す
る。さらに、スタンパ4に型押え8を装着しスタンパ4
を保持部12で保持した際にスタンパ4のディスク2を
成形する面と保持部12のディスク2を成形する面とが
略同一平面となるように構成されている。本実施の形態
ではスタンパ6のディスク2を成形する面と保持部12
のディスク2を成形する面とが±2μmの範囲になるよ
うにし略同一平面としているが、ディスクを成形するう
えで問題のない範囲であればよい。
【0017】すなわち、成型物であるディスク2を成形
するための型であるスタンパ4を押さえる型押え8であ
って、スタンパ4に装着された際にスタンパ4及び型押
え8のディスク2を成形する側の面が略同一平面となる
ように構成した型押えであって、そのスタンパの中央部
を保持する構成としている。
【0018】つぎに、型であるスタンパ6についてさら
に詳細に説明する。図3及び図4において、被保持部1
3は保持部12に保持され、保持部12をはめ込むこと
ができるよう同一形状(円盤形状)としている。また、
被保持部13の直径は保持部12と略同一としている。
貫通穴14は型押え8の円柱11が貫通するように設け
たものである。スタンパ4を可動側型3に装着し、型押
え8の円柱11をスタンパ4の貫通穴14に貫通させ、
保持部12を被保持部13にはめ込み、保持部12と可
動側型3とにより被保持部13を挟んでスタンパ4を保
持する。さらに、スタンパ4に型押え8を装着してスタ
ンパ4を保持部12で保持した際にスタンパ4のディス
ク2を成形する面と保持部12のディスク2を成形する
面とが略同一平面となるように構成されている。本実施
の形態では被保持部13の直径と保持部12の直径とは
±10μmの範囲になるように構成しているが、スタン
パ4を保持するうえで問題のない範囲であればよい。
【0019】すなわち、成型物であるディスク2を成形
するための型であるスタンパ4であって、スタンパ4を
押さえる型押え8に装着された際に型押え8及びスタン
パ4のディスク2を成形する面が略同一平面となるよう
に構成した型であって、スタンパ4の中央部に型押え8
でスタンパ4が保持できるように被保持部13を設けた
ものである。
【0020】なお、樹脂はポリカーボネート樹脂3以外
であっても、成型物が形成できればよい。
【0021】また、本実施の形態では型押え8を構成す
る柱として円柱11により構成したが、六角柱、八角柱
などの多角柱であっても同様である。
【0022】(実施の形態2)つぎに、本発明の別の実
施の形態について以下に説明する。なお、上記実施の形
態と同様の構成については同じ符号を用い、説明を省略
する。
【0023】図1及び図2における固定側型1〜温度制
御部10については同様の構成としている。
【0024】つぎに、型押え8についてさらに詳細に説
明する。図5は、本発明の第2の実施の形態である型と
型押えの斜視図であり、図6は、本発明の第2の実施の
形態である型と型押えの拡大断面図である。図5及び図
6において、円柱15は型押え8の一部を構成するもの
である。16は可動側型3に設けられた保持部である磁
石であり、磁石16を可動側型3に載置した際に磁石1
6と可動側型3のスタンパ4を載置する側の面は略同一
面となるように構成し、可動側型3にスタンパ4を載置
した際に、磁石16と可動側型3のスタンパを載置する
側の面の凸凹によりスタンパ4に凸凹が生じるのを防止
している。また、スタンパ4を可動側型3に載置した際
に磁石16がスタンパ4の被保持部17を吸引しスタン
パ4を保持し、さらに、スタンパ4のディスク2を成形
する面と円柱15のディスク2を成形する面とが略同一
平面となるよに構成されている。本実施の形態ではスタ
ンパ4と円柱15のディスク2を成形する面との段差お
よび磁石16と可動側型3のスタンパ4を載置する側の
面との段差を±2μmの範囲になるようにし略同一平面
としているが、ディスクを成形するうえで問題のない範
囲であればよい。
【0025】すなわち、成型物であるディスク2を成形
するための型であるスタンパ4を押さえる型押え8であ
って、スタンパ4に装着された際にスタンパ4及び型押
え8のディスク2を成形する側の面が略同一平面となる
ように構成した型押えであって、そのスタンパの中央部
を保持する構成としている。
【0026】つぎに、型であるスタンパ4についてさら
に詳細に説明する。図5及び図6において、被保持部1
7は保持部である磁石16に保持され、スタンパ4を可
動側型3に載置することにより、磁石16がスタンパ4
の被保持部17を吸引して保持する構成としている。型
押え8の円柱15をスタンパ4の貫通穴14に貫通さ
せ、磁石16にスタンパ4の被保持部17を載置する
と、磁石16はスタンパ4を可動側型3に吸引してスタ
ンパ4を保持し、さらに、スンパ4のディスク2を成形
する面と円柱15のディスク2を成形する面とが略同一
平面となるよに構成されている。
【0027】すなわち、成型物であるディスク2を成形
するための型であるスタンパ4であって、スタンパ4を
押さえる型押え8に装着された際に型押え8及びスタン
パ4のディスク2を成形する面が略同一平面となるよう
に構成した型であって、スタンパ4の中央部に型押え8
でスタンパ4が保持できるように被保持部13を設けた
ものである。
【0028】なお、樹脂はポリカーボネート樹脂3以外
であっても、成型物が形成できればよい。
【0029】また、本実施の形態では型押え8を構成す
る柱として円柱15により構成したが、六角柱、八角柱
などの多角柱であっても同様である。
【0030】(実施の形態3)つぎに、本発明の別の実
施の形態について以下に説明する。なお、上記実施の形
態と同様の構成については同じ符号を用い、説明を省略
する。
【0031】図1及び図2における固定側型1〜温度制
御部10については同様の構成としている。
【0032】つぎに、型押え8についてさらに詳細に説
明する。図7は、本発明の第3の実施の形態である型と
型押えの斜視図であり、図8は、本発明の第3の実施の
形態である型と型押えの拡大断面図である。図7及び図
8において、型押え8は柱形状をした柱部である円柱1
8の一端に保持部であるテーパ部19が設けられてお
り、円柱18の他端から一端に向けて円柱18の断面積
が大きくなるようにテーパが施されている。テーパ部1
9によってディスク2を成形するためのスタンパ4を可
動側型3に押さえてスタンパ4を保持する。さらに、ス
タンパ4に型押え8を装着した際にスタンパ4及び型押
え8のディスクを成形する側の面が略同一平面となるよ
うに構成している。
【0033】本実施の形態ではスタンパ4のディスク2
を成形する面とテーパ部19のディスク2を成形する面
とが±2μmの範囲になるようにし略同一平面としてい
るが、ディスクを成形するうえで問題のない範囲であれ
ばよい。
【0034】すなわち、成型物であるディスク2を成形
するための型であるスタンパ4を押さえる型押え8であ
って、スタンパ4に装着された際にスタンパ4及び型押
え8のディスク2を成形する側の面が略同一平面となる
ように構成した型押えであって、そのスタンパの中央部
を保持する構成としている。
【0035】つぎに、型であるスタンパ6についてさら
に詳細に説明する。図7及び図8において、被保持部2
0はテーパ部19に保持されるものであり、テーパ部1
9をはめ込むことができるよう被保持部20をスタンパ
4のディスク2を成形する面(上側)から他面(下側)
に向けて被保持部20の断面積が小さくなるようにテー
パを施している。型押え8の円柱18をスタンパ4の貫
通穴14に貫通させ、テーパ部19を被保持部20には
め込み、テーパ部19がスタンパ4を可動側型3へ押さ
えてスタンパ4を保持する。さらに、スタンパ4に型押
え8を装着しスタンパ4をテーパ部19で保持した際に
スタンパ4のディスク2を成形する面とテーパ部19の
ディスク2を成形する面とが略同一平面となるように構
成している。
【0036】すなわち、成型物であるディスク2を成形
するための型であるスタンパ4であって、スタンパ4を
押さえる型押え8に装着された際に型押え8及びスタン
パ4のディスク2を成形する面が略同一平面となるよう
に構成した型であって、スタンパ4の中央部に型押え8
でスタンパ4が保持できるようにテーパ部19を設けた
ものである。
【0037】以上のような構成によれば、第1の実施の
形態ではスタンパ4の厚みが薄くなればなるほどスタン
パ4の被保持部13の加工が困難となるのに比べ、テー
パ部19を設けるだけでよいので加工が容易である。ま
た、第2の実施の形態ではディスク2を繰り返し成形す
る際に、可動側型3を上下させているが、磁石16の強
度如何によってはスタンパ4が可動側型3から外れるこ
ともあった。しかし、本実施の形態によれば、十分な回
数ディスク2を繰り返し成形することができる。
【0038】なお、樹脂はポリカーボネート樹脂3以外
であっても、成型物が形成できればよい。
【0039】また、本実施の形態では型押え8を構成す
る柱として円柱18により構成したが、六角柱、八角柱
などの多角柱であっても同様である。
【0040】(実施の形態4)つぎに、(実施の形態
3)においてテーパーの割合を変化させた場合のスタン
パ4の信頼性について説明する。
【0041】(実施の形態3)におていスタンパ4の直
径を φ35.4000mm±0.00〜0.005mm の範囲とし、型押え8のテーパ部19の上端部の直径
(以下、外径という(図7における”a”))と型押え
8のテーパ部19の下端部の直径(以下、内径という
(図7における”b”))との差を変化させて試験を行
った。
【0042】(1)外径と内径との差0.000mm〜
0.010mmの場合(型押え7の直径=φ35.40
0mm) ディスク2を200枚作成した時点で、スタンパ6が型
押え7から剥離し、ディスク2の作成が不可能となっ
た。
【0043】(2)外径と内径との差0.010mm〜
0.025mmの場合(型押え7の直径=φ35.40
0mm) ディスク2を10000枚作成した時点でも、スタンパ
6の変形がなく継続してディスク2の作成が可能であっ
た。
【0044】(3)外径と内径との差0.025mm以
上の場合(型押え7の直径=φ35.400mm) スタンパ6を型押え7で押さえた(装着の)際に、押え
かたがきつくスタンパ6が変形し、ディスク2の作成は
不可能であった。
【0045】以上の結果からテーパ部17の内径と外径
との差を10μm以上20μm以下とするとスタンパの
作成が継続してできるという顕著な結果が得られる。特
にテーパ部17の内径と外径との差が15μmとした場
合が良好である。
【0046】(実施の形態5)つぎに、本発明の別の実
施の形態について以下に説明する。なお、上記実施の形
態と同様の構成については同じ符号を用い、説明を省略
する。
【0047】図1及び図2における上部押圧部1〜温度
制御部10については同様の構成としている。
【0048】つぎに、型押え8についてさらに詳細に説
明する。図9は、本発明の第4の実施の形態である型と
型押えの斜視図であり、図10は、本発明の第4の実施
の形態である型と型押えの拡大断面図であって、図9の
A−A部分の断面図である。図9及び図10において、
型押え8は柱形状をした柱部である円柱18の一端側面
に保持部である突起状の爪部21が設けられており、爪
部21によってディスク2を成形するためのスタンパ4
を可動側型3に押さえてスタンパ4を保持する。さら
に、スタンパ4に型押え8を装着した際にスタンパ4及
び型押え8のディスクを成形する側の面が略同一平面と
なるように構成している。
【0049】本実施の形態ではスタンパ4のディスク2
を成形する面とテーパ部19のディスク2を成形する面
とが±2μmの範囲になるようにし略同一平面としてい
るが、ディスクを成形するうえで問題のない範囲であれ
ばよい。
【0050】すなわち、成型物であるディスク2を成形
するための型であるスタンパ4を押さえる型押え8であ
って、スタンパ4に装着された際にスタンパ4及び型押
え8のディスク2を成形する側の面が略同一平面となる
ように構成した型押えであって、そのスタンパの中央部
を保持する構成としている。
【0051】つぎに、型であるスタンパ6についてさら
に詳細に説明する。図9及び図10において、被保持部
22は爪部21に保持されるものであり、爪部21をは
め込むことができるよう被保持部22をスタンパ4のデ
ィスク2を成形する面(上側)が切り欠かれている。型
押え8の円柱18をスタンパ4の貫通穴14に貫通さ
せ、爪部21を被保持部22にはめ込み、爪部21がス
タンパ4を可動側型3へ押さえてスタンパ4を保持す
る。さらに、スタンパ4に型押え8を装着しスタンパ4
を爪部21で保持した際にスタンパ4のディスク2を成
形する面と型押え8のディスク2を成形する面とが略同
一平面となるように構成している。
【0052】すなわち、成型物であるディスク2を成形
するための型であるスタンパ4であって、スタンパ4を
押さえる型押え8に装着された際に型押え8及びスタン
パ4のディスク2を成形する面が略同一平面となるよう
に構成した型であって、スタンパ4の中央部に型押え8
でスタンパ4が保持できるように爪部21を設けたもの
である。
【0053】以上のような構成によれば、第1の実施の
形態ではスタンパ4の厚みが薄くなればなるほどスタン
パ4の被保持部13の加工が困難となるのに比べ、爪部
21を設けるだけでよいので加工が容易である。また、
第2の実施の形態ではディスク2を繰り返し成形する際
に、可動側型3を上下させているが、磁石16の強度如
何によってはスタンパ4が可動側型3から外れることも
あった。しかし、本実施の形態によれば、十分な回数デ
ィスク2を繰り返し成形することができる。
【0054】なお、樹脂はポリカーボネート樹脂3以外
であっても、成型物が形成できればよい。
【0055】また、本実施の形態では型押え8を構成す
る柱として円柱18により構成したが、六角柱、八角柱
などの多角柱であっても同様である。
【0056】(実施の形態6)つぎに、以上のような
(実施の形態1)〜(実施の形態5)に記載された第1
の実施の形態〜第4の実施の形態の型及び型押えを用い
た成形装置を使用し、成型物であるディスク2を作成す
る工程について以下に説明する。
【0057】まず、上記構成の型、型押え並びにこれを
用いた成形装置の動作について説明する。固定側型1に
対し可動側型3を前進させて固定側型1とスタンパ4と
の間を0.6mmに設定して型締を行った後、スプルプ
ッシュ6から注入口7を通して型キャビティに溶融樹脂
であるポリカーボネート樹脂を射出する。射出された溶
融ポリカーボネート樹脂は放射状に広がり型キャビティ
内に充填される。この際、スプルプッシュ8は温度制御
部10により、120℃に保たれており、その中のポリ
カーボネート樹脂5もほぼ同じ温度で液体の状態であ
る。スタンパ4全体にポリカーボネート樹脂5が充填さ
れた後、ポリカーボネート樹脂5の固化をする。その
後、固定側型1とスタンパ4とを引き離し、ディスク2
をスタンパ4より取り外す。以上の動作を繰り返して、
複数のディスク2を繰り返し作成する。以上は、いわゆ
るコールドランナによる製法であるが、図2に示すよう
なホットランナによる製法で、例えばホットランナ部を
240℃、型温を120℃としても同様に以下に説明す
るディスク2を作成することができる。
【0058】つぎに、上記のような工程により作成され
たディスク2の形状について説明する。
【0059】図11は、本発明の第1の実施の形態〜第
4の実施の形態である型と型押えを用いた成形装置によ
り作成されたディスクを示す図であり、(a)はその平
面図、(b)はその断面図を示す。
【0060】図11において、接着面51は上記工程に
おいてスタンパ4側の面と接していた面であり、ピット
により情報が記録されている面である。センタホール5
2は円盤状に作成されたディスクの中心付近をプレス加
工により円形状に打ち抜いたものである。この情報が記
録されている面である接着面51にアルミ、金などの反
射層などを蒸着する。接着面51はマクロに見ると平面
であることを特徴としている。すなわち、ミクロの単位
で見ると情報を表現するピットにより凸凹が存在し平面
とはならない。例えば、コンパクトディスク(CD)で
は0.10μm、相変化型光ディスク(PD)では0.
06μm、デジタル・ビデオ・ディスク(DVD)では
0.08μmである。しかし、マクロ(全体的)にみる
と従来例で存在した間隙に対応する溝が存在せず平面を
構成している。すなわち、0.3μm以上の凸凹が存在
しないような構成となっている。
【0061】つぎに、上記のように作成されたディスク
を2枚張り合せた張り合せディスクについて説明する。
図12は、図11に示されたディスクを張り合せた後の
張り合せディスクを示す図であり、図12において、同
様の要領で作成されたディスク2a、2bの各々接着面
を接着剤又は接着テープなどの接着部材53により張り
合わせて張り合わせディスク54を作成する。この際、
例えば図13に示すように接着部材53がセンタホール
52からでないよう、接着面においてセンタホール52
から接着部材53に至るまでに若干の空間を設けている
(以下、空隙部55という)。また、張り合わせディス
ク54に信号を記録する記録装置若しくは張り合わせデ
ィスク54に記録された信号を再生する再生装置のディ
スク押えの直径より空隙部55の直径が小さくなるよう
に構成している。
【0062】以上のような構成にすることにより、図1
4に示すように記録装置若しくは再生装置のディスク押
え153が確実に張り合わせディスク54の接着部材5
3の存在する箇所を押さえるので、張り合わせディスク
54の接着部材53の存在しない箇所のディスク2a、
2bの間隔と接着部材53の存在する箇所のディスク2
a、2bの間隔とがほぼ等しくなり、張り合わせディス
ク54のセンタホール52付近のたわみがなくなり、張
り合わせディスク54への信号の記録若しくは再生が確
実に行えるようになる。
【0063】また、空隙がないため接着面積が増え、張
り合わせディスク54の張り合わせ強度が向上する。
【0064】なお、空隙部55の直径とは、図15
(a)に示すように空隙部55の外周56が円形状をし
ている場合は、その外周の直径であり、図15(b)に
示すように空隙部55の外周56が円形状以外の形状を
している場合は、その外周56の中心線57の直径であ
る。
【0065】(実施の形態7)つぎに、本発明の第5の
実施の形態について以下に説明する。なお、上記実施の
形態と同様の構成については同じ符号を用い、説明を省
略する。
【0066】図1及び図2における上部押圧部1〜温度
制御部10については同様の構成としている。
【0067】つぎに、型押え8についてさらに詳細に説
明する。図16は、本発明の第5の実施の形態である型
と型押えの斜視図であり、図17は、本発明の第5の実
施の形態である型と型押えの拡大断面図である。図16
及び図17において、凸部101は保持部12のディス
ク2が成形される側に設けられており、凸部101の中
心軸は円柱11の中心軸と同じになるように設けられた
リング形状をしている。凸部101の外周直径(中心軸
に対して直交する面の直径(図16中のγ))は張り合
わせディスク54に信号を記録する記録装置若しくは張
り合わせディスク54に記録された信号を再生する再生
装置のディスク押え153の直径(ディスク上部押え1
51の直径とディスク下部押さえ152の直径とのどち
らか小さい方の直径)より小さくなるように構成してい
る(本実施の形態では直径22.0mm(ディスク中心
からの距離が11.0mm)より小さくしている。テー
パ部分153まで接着部材53が存在する場合、すなわ
ち直径を35.4mm以下22.0mm以上(ディスク
中心からの距離17.7mm以下11.0mm以上)が
としても本実施の形態ほどではないが、これに準じた効
果が得られる)。
【0068】すなわち、成型物であるディスク2を成形
するための型であるスタンパ4であって、スタンパ4を
押さえる型押え8に装着された際に型押え8及びスタン
パ4のディスク2を成形する面が略同一平面となるよう
に構成した型であって、スタンパ4の中央部に型押え8
でスタンパ4が保持できるように被保持部13を設けた
ものであり、さらに型押え8の成型物であるディスク2
が成形される側に突起である凸部101が設けられ、型
押え8の中心から凸部101までの距離がディスク2に
記録されたに信号を記録する記録装置若しくはディスク
2に記録された信号を再生する再生装置に設けられかつ
ディスク2の信号を記録又は再生する際にディスクを保
持する保持部であるディスク保持部153の半径より小
さくなるように構成してある。特に本実施の形態では、
型押え8の中心から凸部101までの距離が17.7m
m以下であり、さらに望ましくは11mm以下である。
【0069】なお、樹脂はポリカーボネート樹脂3以外
であっても、成型物が形成できればよい。
【0070】また、本実施の形態では型押え8を構成す
る柱として円柱11により構成したが、六角柱、八角柱
などの多角柱であっても同様である。
【0071】(実施の形態8)つぎに、本発明の第6の
実施の形態について以下に説明する。なお、上記実施の
形態と同様の構成については同じ符号を用い、説明を省
略する。
【0072】図1及び図2における上部押圧部1〜温度
制御部10については同様の構成としている。
【0073】つぎに、型押え8についてさらに詳細に説
明する。図18は、本発明の第6の実施の形態である型
と型押えの斜視図であり、図19は、本発明の第6の実
施の形態である型と型押えの拡大断面図である。図18
及び図19において、凹部102は保持部12のディス
ク2が成形される側に設けられており、凹部102の中
心軸は円柱11の中心軸と同じになるように設けられた
リング形状をしている。凹部102の外周直径(中心軸
に対して直交する面の直径(図18中のγ))は張り合
わせディスク54に信号を記録する記録装置若しくは張
り合わせディスク54に記録された信号を再生する再生
装置のディスク押え151の直径(ディスク上部押え1
51の直径とディスク下部押さえ152の直径とのどち
らか小さい方の直径)より小さくなるように構成してい
る(本実施の形態では直径22.0mm(ディスク中心
からの距離が11.0mm)より小さくしている。テー
パ部分153まで接着部材53が存在する場合、すなわ
ち直径を35.4mm以下22.0mm以上(ディスク
中心からの距離17.7mm以下11.0mm以上)と
しても本実施の形態ほどではないが、これに準じた効果
が得られる)。
【0074】すなわち、成型物であるディスク2を成形
するための型であるスタンパ4であって、スタンパ4を
押さえる型押え8に装着された際に型押え8及びスタン
パ4のディスク2を成形する面が略同一平面となるよう
に構成した型であって、スタンパ4の中央部に型押え8
でスタンパ4が保持できるように被保持部13を設けた
ものであり、さらに型押え8の成型物であるディスク2
が成形される側に溝である凹部102が設けられ、型押
え8の中心から凹部102までの距離がディスク2に記
録されたに信号を記録する記録装置若しくはディスク2
に記録された信号を再生する再生装置に設けられかつデ
ィスク2の信号を記録又は再生する際にディスクを保持
する保持部であるディスク保持部153の半径より小さ
くなるように構成してある。特に本実施の形態では、型
押え8の中心から凹部102までの距離が17.7mm
以下であり、さらに望ましくは11mm以下である。
【0075】なお、樹脂はポリカーボネート樹脂3以外
であっても、成型物が形成できればよい。
【0076】また、本実施の形態では型押え8を構成す
る柱として円柱11により構成したが、六角柱、八角柱
などの多角柱であっても同様である。
【0077】(実施の形態9)つぎに、本発明の別の実
施の形態について以下に説明する。なお、上記実施の形
態と同様の構成については同じ符号を用い、説明を省略
する。
【0078】図1及び図2における上部押圧部1〜温度
制御部10については同様の構成としている。
【0079】つぎに、型押え8についてさらに詳細に説
明する。図209は、本発明の第7の実施の形態である
型と型押えの斜視図であり、図21は本発明の第7の実
施の形態である型と型押えの拡大断面図である。図20
及び図21において、凸部101は円柱15のディスク
2が成形される側に設けられており、凸部101の中心
軸は円柱15の中心軸と同じになるように設けられたリ
ング形状をしている。凸部101の外周直径(中心軸に
対して直交する面の直径(図20中のγ))は張り合わ
せディスク54に信号を記録する記録装置若しくは張り
合わせディスク54に記録された信号を再生する再生装
置のディスク押え153の直径(ディスク上部押え15
1の直径とディスク下部押さえ152の直径とのどちら
か小さい方の直径)より小さくなるように構成している
(本実施の形態では直径22.0mm(ディスク中心か
らの距離が11.0mm)より小さくしている。テーパ
部分153まで接着部材53が存在する場合、すなわち
直径を35.4mm以下22.0mm以上(ディスク中
心からの距離17.7mm以下11.0mm以上)とし
ても本実施の形態ほどではないが、これに準じた効果が
得られる)。
【0080】すなわち、成型物であるディスク2を成形
するための型であるスタンパ4であって、スタンパ4を
押さえる型押え8に装着された際に型押え8及びスタン
パ4のディスク2を成形する面が略同一平面となるよう
に構成した型であって、スタンパ4の中央部に型押え8
でスタンパ4が保持できるように被保持部17を設けた
ものであり、さらに型押え8の成型物であるディスク2
が成形される側に突起である凸部101が設けられ、型
押え8の中心から凸部101までの距離がディスク2に
記録されたに信号を記録する記録装置若しくはディスク
2に記録された信号を再生する再生装置に設けられかつ
ディスク2の信号を記録又は再生する際にディスクを保
持する保持部であるディスク保持部153の半径より小
さくなるように構成してある。特に本実施の形態では、
型押え8の中心から凸部101までの距離が17.7m
m以下であり、さらに望ましくは11mm以下である。
【0081】なお、樹脂はポリカーボネート樹脂3以外
であっても、成型物が形成できればよい。
【0082】また、本実施の形態では型押え8を構成す
る柱として円柱15により構成したが、六角柱、八角柱
などの多角柱であっても同様である。
【0083】(実施の形態10)つぎに、本発明の別の
実施の形態について以下に説明する。なお、上記実施の
形態と同様の構成については同じ符号を用い、説明を省
略する。
【0084】図1及び図2における上部押圧部1〜温度
制御部10については同様の構成としている。
【0085】つぎに、型押え8についてさらに詳細に説
明する。図22は、本発明の第8の実施の形態である型
と型押えの斜視図であり、図23は本発明の第8の実施
の形態である型と型押えの拡大断面図である。図22及
び図23において、凹部102は円柱15のディスク2
が成形される側に設けられており、凹部102の中心軸
は円柱15の中心軸と同じになるように設けられたリン
グ形状をしている。凹部102の外周直径(中心軸に対
して直交する面の直径(図22中のγ))は張り合わせ
ディスク54に信号を記録する記録装置若しくは張り合
わせディスク54に記録された信号を再生する再生装置
のディスク押え153の直径(ディスク上部押え151
の直径とディスク下部押さえ152の直径とのどちらか
小さい方の直径)より小さくなるように構成している
(本実施の形態では直径22.0mm(ディスク中心か
らの距離が11.0mm)より小さくしている。テーパ
部分153まで接着部材53が存在する場合、すなわち
直径を35.4mm以下22.0mm以上(ディスク中
心からの距離17.7mm以下11.0mm以上)とし
ても本実施の形態ほどではないが、これに準じた効果が
得られる)。
【0086】すなわち、成型物であるディスク2を成形
するための型であるスタンパ4であって、スタンパ4を
押さえる型押え8に装着された際に型押え8及びスタン
パ4のディスク2を成形する面が略同一平面となるよう
に構成した型であって、スタンパ4の中央部に型押え8
でスタンパ4が保持できるように被保持部13を設けた
ものであり、さらに型押え8の成型物であるディスク2
が成形される側に溝である凹部102が設けられ、型押
え8の中心から凹部102までの距離がディスク2に記
録されたに信号を記録する記録装置若しくはディスク2
に記録された信号を再生する再生装置に設けられかつデ
ィスク2の信号を記録又は再生する際にディスクを保持
する保持部であるディスク保持部153の半径より小さ
くなるように構成してある。特に本実施の形態では、型
押え8の中心から凹部102までの距離が17.7mm
以下であり、さらに望ましくは11mm以下である。
【0087】なお、樹脂はポリカーボネート樹脂3以外
であっても、成型物が形成できればよい。
【0088】また、本実施の形態では型押え8を構成す
る柱として円柱15により構成したが、六角柱、八角柱
などの多角柱であっても同様である。
【0089】(実施の形態11)つぎに、本発明の別の
実施の形態について以下に説明する。なお、上記実施の
形態と同様の構成については同じ符号を用い、説明を省
略する。
【0090】図1及び図2における上部押圧部1〜温度
制御部10については同様の構成としている。
【0091】つぎに、型押え8についてさらに詳細に説
明する。図24は、本発明の第9の実施の形態である型
と型押えの拡大断面図であり、図25は本発明の第9の
実施の形態である型と型押えの拡大断面図である。図2
4及び図25において、凸部101は円柱18のディス
ク2が成形される側に設けられており、凸部101の中
心軸は円柱18の中心軸と同じになるように設けられた
リング形状をしている。凸部101の外周直径(中心軸
に対して直交する面の直径(図24中のγ))は張り合
わせディスク54に信号を記録する記録装置若しくは張
り合わせディスク54に記録された信号を再生する再生
装置のディスク押え153の直径(ディスク上部押え1
51の直径とディスク下部押さえ152の直径とのどち
らか小さい方の直径)より小さくなるように構成してい
る(本実施の形態では直径22.0mm(ディスク中心
からの距離が11.0mm)より小さくしている。テー
パ部分153まで接着部材53が存在する場合、すなわ
ち直径を35.4mm以下22.0mm以上(ディスク
中心からの距離17.7mm以下11.0mm以上)と
しても本実施の形態ほどではないが、これに準じた効果
が得られる)。
【0092】すなわち、成型物であるディスク2を成形
するための型であるスタンパ4であって、スタンパ4を
押さえる型押え8に装着された際に型押え8及びスタン
パ4のディスク2を成形する面が略同一平面となるよう
に構成した型であって、スタンパ4の中央部に型押え8
でスタンパ4が保持できるように被保持部20を設けた
ものであり、さらに型押え8の成型物であるディスク2
が成形される側に突起である凸部101が設けられ、型
押え8の中心から凸部101までの距離がディスク2に
記録されたに信号を記録する記録装置若しくはディスク
2に記録された信号を再生する再生装置に設けられかつ
ディスク2の信号を記録又は再生する際にディスクを保
持する保持部であるディスク保持部153の半径より小
さくなるように構成してある。特に本実施の形態では、
型押え8の中心から凸部101までの距離が17.7m
m以下であり、さらに望ましくは11mm以下である。
【0093】以上のような構成によれば、第5及び第6
の実施の形態ではスタンパ4の厚みが薄くなればなるほ
どスタンパ4の被保持部13の加工が困難となるのに比
べ、テーパ部19を設けるだけでよいので加工が容易で
ある。また、第7及び第8の実施の形態ではディスク2
を繰り返し成形する際に、可動側型3を上下させている
が、磁石16の強度如何によってはスタンパ4が可動側
型3から外れることもあった。しかし、本実施の形態に
よれば、十分な回数ディスク2を繰り返し成形すること
ができる。
【0094】なお、樹脂はポリカーボネート樹脂3以外
であっても、成型物が形成できればよい。
【0095】また、本実施の形態では型押え8を構成す
る柱として円柱18により構成したが、六角柱、八角柱
などの多角柱であっても同様である。
【0096】(実施の形態12)つぎに、本発明の別の
実施の形態について以下に説明する。なお、上記実施の
形態と同様の構成については同じ符号を用い、説明を省
略する。
【0097】図1及び図2における上部押圧部1〜温度
制御部10については同様の構成としている。
【0098】つぎに、型押え8についてさらに詳細に説
明する。図26は、本発明の第10の実施の形態である
型と型押えの斜視図であり、図27は本発明の第10の
実施の形態である型と型押えの拡大断面図である。図2
6及び図27において、凹部102は円柱18のディス
ク2が成形される側に設けられており、凹部102の中
心軸は円柱18の中心軸と同じになるように設けられた
リング形状をしている。凹部102の外周直径(中心軸
に対して直交する面の直径(図26中のγ))は張り合
わせディスク54に信号を記録する記録装置若しくは張
り合わせディスク54に記録された信号を再生する再生
装置のディスク押え153の直径より(ディスク上部押
え151の直径とディスク下部押さえ152の直径との
どちらか小さい方の直径)より小さくなるように構成し
ている(本実施の形態では直径22.0mm(ディスク
中心からの距離が11.0mm)より小さくしている。
テーパ部分153まで接着部材53が存在する場合、す
なわち直径を35.4mm以下22.0mm以上(ディ
スク中心からの距離17.7mm以下11.0mm以
上)としても本実施の形態ほどではないが、これに準じ
た効果が得られる)。
【0099】すなわち、成型物であるディスク2を成形
するための型であるスタンパ4であって、スタンパ4を
押さえる型押え8に装着された際に型押え8及びスタン
パ4のディスク2を成形する面が略同一平面となるよう
に構成した型であって、スタンパ4の中央部に型押え8
でスタンパ4が保持できるように被保持部20を設けた
ものであり、さらに型押え8の成型物であるディスク2
が成形される側に溝である凹部102が設けられ、型押
え8の中心から凹部102までの距離がディスク2に記
録されたに信号を記録する記録装置若しくはディスク2
に記録された信号を再生する再生装置に設けられかつデ
ィスク2の信号を記録又は再生する際にディスクを保持
する保持部であるディスク保持部153の半径より小さ
くなるように構成してある。特に本実施の形態では、型
押え8の中心から凹部102までの距離が17.7mm
以下であり、さらに望ましくは11mm以下である。
【0100】以上のような構成によれば、第5及び第6
の実施の形態ではスタンパ4の厚みが薄くなればなるほ
どスタンパ4の被保持部13の加工が困難となるのに比
べ、テーパ部19を設けるだけでよいので加工が容易で
ある。また、第7及び第8の実施の形態ではディスク2
を繰り返し成形する際に、可動側型3を上下させている
が、磁石16の強度如何によってはスタンパ4が可動側
型3から外れることもあった。しかし、本実施の形態に
よれば、十分な回数ディスク2を繰り返し成形すること
ができる。
【0101】なお、樹脂はポリカーボネート樹脂3以外
であっても、成型物が形成できればよい。
【0102】また、本実施の形態では型押え8を構成す
る柱として円柱18により構成したが、六角柱、八角柱
などの多角柱であっても同様である。
【0103】(実施の形態13)つぎに、(実施の形態
11)及び(実施の形態12)においてテーパーの割合
を変化させた場合のスタンパ4の信頼性について説明す
る。
【0104】(実施の形態11)及び(実施の形態1
2)におていスタンパ4の直径を φ35.4000mm±0.00〜0.005mm の範囲とし、型押え8のテーパ部19の上端部の直径
(以下、外径という(図7における”a”))と型押え
8のテーパ部19の下端部の直径(以下、内径という
(図7における”b”))との差を変化させて試験を行
った。
【0105】(1)外径と内径との差0.000mm〜
0.010mmの場合(型押え7の直径=φ35.40
0mm) ディスク2を200枚作成した時点で、スタンパ6が型
押え7から剥離し、ディスク2の作成が不可能となっ
た。
【0106】(2)外径と内径との差0.010mm〜
0.025mmの場合(型押え7の直径=φ35.40
0mm) ディスク2を10000枚作成した時点でも、スタンパ
6の変形がなく継続してディスク2の作成が可能であっ
た。
【0107】(3)外径と内径との差0.025mm以
上の場合(型押え7の直径=φ35.400mm) スタンパ6を型押え7で押さえた(装着の)際に、押え
かたがきつくスタンパ6が変形し、ディスク2の作成は
不可能であった。
【0108】以上の結果からテーパ部17の内径と外径
との差を10μm以上20μm以下とするとスタンパの
作成が継続してできるという顕著な結果が得られる。特
にテーパ部17の内径と外径との差が15μmとした場
合が良好である。
【0109】(実施の形態14)つぎに、本発明の別の
実施の形態について以下に説明する。なお、上記実施の
形態と同様の構成については同じ符号を用い、説明を省
略する。
【0110】図1及び図2における上部押圧部1〜温度
制御部10については同様の構成としている。
【0111】つぎに、型押え8についてさらに詳細に説
明する。図28は、本発明の第11の実施の形態である
型と型押えの拡大断面図であり、図29は本発明の第1
1の実施の形態である型と型押えの拡大断面図である。
図28及び図29において、凸部101は円柱18のデ
ィスク2が成形される側に設けられており、凸部101
の中心軸は円柱18の中心軸と同じになるように設けら
れたリング形状をしている。凸部101の外周直径(中
心軸に対して直交する面の直径(図24中のγ))は張
り合わせディスク54に信号を記録する記録装置若しく
は張り合わせディスク54に記録された信号を再生する
再生装置のディスク押え153の直径(ディスク上部押
え151の直径とディスク下部押さえ152の直径との
どちらか小さい方の直径)より小さくなるように構成し
ている(本実施の形態では直径22.0mm(ディスク
中心からの距離が11.0mm)より小さくしている。
テーパ部分153まで接着部材53が存在する場合、す
なわち直径を35.4mm以下22.0mm以上(ディ
スク中心からの距離17.7mm以下11.0mm以
上)としても本実施の形態ほどではないが、これに準じ
た効果が得られる)。
【0112】すなわち、成型物であるディスク2を成形
するための型であるスタンパ4であって、スタンパ4を
押さえる型押え8に装着された際に型押え8及びスタン
パ4のディスク2を成形する面が略同一平面となるよう
に構成した型であって、スタンパ4の中央部に型押え8
でスタンパ4が保持できるように被保持部22を設けた
ものであり、さらに型押え8の成型物であるディスク2
が成形される側に突起である凸部101が設けられ、型
押え8の中心から凸部101までの距離がディスク2に
記録されたに信号を記録する記録装置若しくはディスク
2に記録された信号を再生する再生装置に設けられかつ
ディスク2の信号を記録又は再生する際にディスクを保
持する保持部であるディスク保持部153の半径より小
さくなるように構成してある。特に本実施の形態では、
型押え8の中心から凸部101までの距離が17.7m
m以下であり、さらに望ましくは11mm以下である。
【0113】以上のような構成によれば、第5及び第6
の実施の形態ではスタンパ4の厚みが薄くなればなるほ
どスタンパ4の被保持部13の加工が困難となるのに比
べ、爪部21を設けるだけでよいので加工が容易であ
る。また、第7及び第8の実施の形態ではディスク2を
繰り返し成形する際に、可動側型3を上下させている
が、磁石16の強度如何によってはスタンパ4が可動側
型3から外れることもあった。しかし、本実施の形態に
よれば、十分な回数ディスク2を繰り返し成形すること
ができる。
【0114】なお、樹脂はポリカーボネート樹脂3以外
であっても、成型物が形成できればよい。
【0115】また、本実施の形態では型押え8を構成す
る柱として円柱18により構成したが、六角柱、八角柱
などの多角柱であっても同様である。
【0116】(実施の形態15)つぎに、本発明の別の
実施の形態について以下に説明する。なお、上記実施の
形態と同様の構成については同じ符号を用い、説明を省
略する。
【0117】図1及び図2における上部押圧部1〜温度
制御部10については同様の構成としている。
【0118】つぎに、型押え8についてさらに詳細に説
明する。図30は、本発明の第12の実施の形態である
型と型押えの斜視図であり、図31は本発明の第12の
実施の形態である型と型押えの拡大断面図である図30
及び図31において、凹部102は円柱18のディスク
2が成形される側に設けられており、凹部102の中心
軸は円柱18の中心軸と同じになるように設けられたリ
ング形状をしている。凹部102の外周直径(中心軸に
対して直交する面の直径(図30中のγ))は張り合わ
せディスク54に信号を記録する記録装置若しくは張り
合わせディスク54に記録された信号を再生する再生装
置のディスク押え153の直径(ディスク上部押え15
1の直径とディスク下部押さえ152の直径とのどちら
か小さい方の直径)より小さくなるように構成している
(本実施の形態では直径22.0mm(ディスク中心か
らの距離が11.0mm)より小さくしている。テーパ
部分153まで接着部材53が存在する場合、すなわち
直径を35.4mm以下22.0mm以上(ディスク中
心からの距離17.7mm以下11.0mm以上)とし
ても本実施の形態ほどではないが、これに準じた効果が
得られる)。
【0119】すなわち、成型物であるディスク2を成形
するための型であるスタンパ4であって、スタンパ4を
押さえる型押え8に装着された際に型押え8及びスタン
パ4のディスク2を成形する面が略同一平面となるよう
に構成した型であって、スタンパ4の中央部に型押え8
でスタンパ4が保持できるように被保持部22を設けた
ものであり、さらに型押え8の成型物であるディスク2
が成形される側に溝である凹部102が設けられ、型押
え8の中心から凹部102までの距離がディスク2に記
録されたに信号を記録する記録装置若しくはディスク2
に記録された信号を再生する再生装置に設けられかつデ
ィスク2の信号を記録又は再生する際にディスクを保持
する保持部であるディスク保持部153の半径より小さ
くなるように構成してある。特に本実施の形態では、型
押え8の中心から凹部102までの距離が17.7mm
以下であり、さらに望ましくは11mm以下である。
【0120】以上のような構成によれば、第5及び第6
の実施の形態ではスタンパ4の厚みが薄くなればなるほ
どスタンパ4の被保持部13の加工が困難となるのに比
べ、爪部21を設けるだけでよいので加工が容易であ
る。また、第7及び第8の実施の形態ではディスク2を
繰り返し成形する際に、可動側型3を上下させている
が、磁石16の強度如何によってはスタンパ4が可動側
型3から外れることもあった。しかし、本実施の形態に
よれば、十分な回数ディスク2を繰り返し成形すること
ができる。
【0121】なお、樹脂はポリカーボネート樹脂3以外
であっても、成型物が形成できればよい。
【0122】また、本実施の形態では型押え8を構成す
る柱として円柱11により構成したが、六角柱、八角柱
などの多角柱であっても同様である。
【0123】(実施の形態16)つぎに、以上のような
(実施の形態6)〜(実施の形態15)に記載された第
5の実施の形態〜第12の実施の形態の型及び型押えを
用いた成形装置を使用し、成型物であるディスク2を作
成する工程について以下に説明する。
【0124】まず、上記構成の型、型押え並びにこれを
用いた成形装置の動作については(実施の形態5)で説
明した内容と同様である。
【0125】つぎに、上記のような工程により作成され
たディスク2の形状について説明する。
【0126】図32は、本発明の第5の実施の形態〜第
12の実施の形態である型と押えを用いた成形装置によ
り作成されたディスクを示す図であり、(a)はその平
面図、(b)は突起を有するスタンパにより成形された
ディスクの断面図、(c)は溝を有するスタンパにより
成形されたディスクの断面図を示す。
【0127】図32において、接着面51は上記工程に
おいてスタンパ4側の面と接していた面であり、ピット
により情報が記録されている面である。センタホール5
2は円盤状に作成されたディスクの中心付近をプレス加
工により円形状に打ち抜いたものである。この情報が記
録されている面である接着面51にアルミ、金などの反
射層などを蒸着する。ディスク溝103はスタンパ4の
凸部101により成形された部分であり、ディスク4の
中心と同心軸上にリング状に溝が形成されている。ディ
スク突起104はスタンパ4の凹部102により成形さ
れた部分であり、ディスク4の中心と同心軸上にリング
状に突起が形成されている。ここで、接着面51はマク
ロに見ると平面であることを特徴としている。すなわ
ち、ミクロの単位で見ると情報を表現するピットにより
凸凹が存在し、平面とはならないが、マクロ(全体的)
にみると従来例で存在した間隙に対応する溝が存在せず
平面を構成している。
【0128】つぎに、上記のように作成されたディスク
を2枚張り合せた張り合せディスクについて説明する。
【0129】まず、ディスク溝103を有するディスク
を2枚張り合せた張り合せディスクについて説明する。
図33は、図32に示されたディスク溝を有するディス
クを張り合せた後の張り合せディスクを示す図であり、
図33において、同様の要領で作成されたディスク2
a、2bの各々接着面を接着剤又は接着テープなどの接
着部材53により張り合わせて張り合わせディスク54
を作成する。この際、例えば図13に示すように接着部
材53がセンタホール52からでないよう空隙部55を
設けている。また、張り合わせディスク54に信号を記
録する記録装置若しくは張り合わせディスク54に記録
された信号を再生する再生装置のディスク押えの直径よ
り空隙部55の直径が小さくなるように構成している。
【0130】つぎに、ディスク突起104を有するディ
スクを2枚張り合せた張り合せディスクについて説明す
る。図34は、図32に示されたディスク突起104を
有するディスクを張り合せた後の張り合せディスクを示
す図である。なお、張り合わせディスク54を作成する
方法については上記と同様の方法である。図34におい
て、ディスク2a、2bの双方に接着面51の内周部の
一部を凸部に形成してある。この際、例えば図13に示
すように接着部材53がセンタホール52からでないよ
う空隙部55を設けている。また、張り合わせディスク
54に信号を記録する記録装置若しくは張り合わせディ
スク54に記録された信号を再生する再生装置のディス
ク押えの直径より空隙部55の直径が小さくなるように
構成している。
【0131】つぎに、ディスク溝103とディスク突起
104を有するディスクとを張り合せた張り合せディス
クについて説明する。図35は、図32に示されたディ
スク溝103とディスク突起104とを有するディスク
を張り合せた後の張り合せディスクを示す図である。な
お、張り合わせディスク54を作成する方法については
上記と同様の方法である。図35において、一方のディ
スク2aの内周部の一部にディスク突起104があり、
他方のディスク2bの内周部の一部にディスク突起10
4に対応するようにディスク溝103があり、ディスク
溝103にディスク突起104が嵌合するようにしたも
のである。特にディスク突起104を有するディスク2
b上に接着剤53を供給し、ディスク溝103を有する
ディスク2aを重ね合わせることによって、空隙部55
を容易に形成することができる。
【0132】また、このような構成ではディスク溝10
3とディスク突起104とが嵌合することにより接着剤
のみならずく、機械的にも張り合わせディスク54の内
周部分のはがれにくさが増すこともできる。
【0133】つぎに、ディスク突起104を有するディ
スクとディスク溝103及びディスク突起104を有さ
ないディスクとを張り合せた張り合せディスクについて
説明する。図36は、図32に示されたディスク突起1
04とを有するディスクを張り合せた後の張り合せディ
スクを示す図である。なお、張り合わせディスク54を
作成する方法については上記と同様の方法である。図3
6において、ディスク2aはディスクの内周部にディス
ク溝103及びディスク突起104を有さないディスク
であり、その成形については(実施の形態1)〜(実施
の形態5)に記述した方法によれば成形できる。また、
ディスク2aを記録媒体層または反射層が存在しないデ
ィスクとし、光ディスクのそり、その他特性を向上させ
る目的で、ガラス,セラミック,金属等の硬質無機質材
料としてもよい。
【0134】以上のような構成にすることにより、図3
7に示すように記録装置若しくは再生装置のディスク押
え153が確実に張り合わせディスク54の接着部材5
3の存在する箇所を押さえるので、張り合わせディスク
54の接着部材53の存在しない箇所のディスク2a、
2bの間隔と接着部材53の存在する箇所のディスク2
a、2bの間隔とがほぼ等しくなり、張り合わせディス
ク54のセンタホール52付近のたわみがなくなり、張
り合わせディスク54への信号の記録若しくは再生が確
実に行えるようになる。
【0135】また、内周部の一部にディスク溝103若
しくはディスク突起104により空隙部55を形成して
いるため、容易に空隙部55が形成でき、接着剤がセン
ターホール52の部分にまわったり、ディスク2の表面
までまわりこむことはない。
【0136】特に、接着部材53が固体以外の例えば液
体の接着剤の場合、ディスク溝103又はディスク突起
104に余分な接着剤が吸収されるため空隙部55を容
易に形成することができる。
【0137】なお、空隙部55の直径とは、図15
(a)に示すように空隙部55の外周56が円形状をし
ている場合は、その外周の直径であり、図15(b)に
示すように空隙部55の外周56が円形状以外の形状を
している場合は、その外周56の中心線57の直径であ
る。
【0138】また、ディスク2a、2bには、双方に記
録媒体層または反射層であるが存在しても良いし、どち
らか片方に存在しても良い。さらに、記録媒体層または
反射層が存在しないディスク2については硬質無機質の
基板であっても良いし、透光性の合成樹脂基板であって
もよい。
【0139】
【発明の効果】以上のような構成にすることにより、図
14に示すように記録装置若しくは再生装置のディスク
押え153が確実に張り合わせディスク54の接着部材
53の存在する箇所を押さえるので、張り合わせディス
ク54の接着部材53の存在しない箇所のディスク2
a、2bの間隔と接着部材53の存在する箇所のディス
ク2a、2bの間隔とがほぼ等しくなり、張り合わせデ
ィスク54のセンタホール52付近のたわみがなくな
り、張り合わせディスク54への信号の記録若しくは再
生が確実に行えるようになる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施の形態である成形装置の断面図
【図2】本発明の別の一実施の形態である成形装置の断
面図
【図3】本発明の第1の実施の形態である型と型押えの
斜視図
【図4】本発明の第1の実施の形態である型と型押えの
拡大断面図
【図5】本発明の第2の実施の形態である型と型押えの
斜視図
【図6】本発明の第2の実施の形態である型と型押えの
拡大断面図
【図7】本発明の第3の実施の形態である型と型押えの
斜視図
【図8】本発明の第3の実施の形態である型と型押えの
拡大断面図
【図9】本発明の第4の実施の形態である型と型押えの
斜視図
【図10】本発明の第4の実施の形態である型と型押え
の拡大断面図(図9のA−A部分の断面図)
【図11】本発明の第1の実施の形態〜第4の実施の形
態である型と型押えを用いた成形装置により作成された
ディスクを示す図
【図12】図11に示されたディスクを張り合せた後の
張り合せディスクを示す図
【図13】センタホールから接着部材が露出した状態を
示す図
【図14】本発明の第1の実施の形態〜第4の実施の形
態で示した成形装置により成形されたディスクを記録装
置又は再生装置に載置した際の断面図
【図15】図12に示された張り合せディスクのセンタ
ホール近傍を示す図
【図16】本発明の第5の実施の形態である型と型押え
の斜視図
【図17】本発明の第5の実施の形態である型と型押え
の拡大断面図
【図18】本発明の第6の実施の形態である型と型押え
の斜視図
【図19】本発明の第6の実施の形態である型と型押え
の拡大断面図
【図20】本発明の第7の実施の形態である型と型押え
の斜視図
【図21】本発明の第7の実施の形態である型と型押え
の拡大断面図
【図22】本発明の第8の実施の形態である型と型押え
の斜視図
【図23】本発明の第8の実施の形態である型と型押え
の拡大断面図
【図24】本発明の第9の実施の形態である型と型押え
の斜視図
【図25】本発明の第9の実施の形態である型と型押え
の拡大断面図
【図26】本発明の第10の実施の形態である型と型押
えの斜視図
【図27】本発明の第10の実施の形態である型と型押
えの拡大断面図
【図28】本発明の第11の実施の形態である型と型押
えの斜視図
【図29】本発明の第11の実施の形態である型と型押
えの拡大断面図
【図30】本発明の第12の実施の形態である型と型押
えの斜視図
【図31】本発明の第12の実施の形態である型と型押
えの拡大断面図
【図32】本発明の第5の実施の形態〜第12の実施の
形態である型と型押えを用いた成形装置により作成され
たディスクを示す図
【図33】図32に示されたディスクを張り合せた後の
張り合せディスクを示す図
【図34】図32に示されたディスクを張り合せた後の
張り合せディスクを示す図
【図35】図32に示されたディスクを張り合せた後の
張り合せディスクを示す図
【図36】図32に示されたディスクを張り合せた後の
張り合せディスクを示す図
【図37】本発明の第5の実施の形態〜第8の実施の形
態で示した成形装置により成形されたディスクを記録装
置又は再生装置に載置した際の断面図
【図38】従来の射出成形装置を示す図
【図39】従来の射出成形装置のスタンパ押えを示す図
【図40】従来の射出成形装置で成形されたディスクを
張り合せた後の張り合せディスクを示す図
【図41】従来の射出成形装置のスタンパ押え部分の拡
大図
【図42】従来のディスクの記録装置又は再生装置のデ
ィスク押えの斜視図
【図43】従来のディスクの記録装置又は再生装置のデ
ィスク押えの断面図
【図44】従来の成形装置により成形されたディスクを
記録装置又は再生装置に載置する際の断面図
【符号の説明】
1 固定側型 2、2a、2b ディスク(成型物) 3 可動側型 4 スタンパ(型) 5 樹脂(ポリカーボネート樹脂) 6 注入管(スプルブッシュ) 7 注入口 8 型押え 9 空孔 10 温度制御部 11、15、18 円柱 12 保持部 13、17、20、22 被保持部 14 貫通穴 16 磁石(保持部) 19 テーパ部(保持部) 21 爪部 51 接着面 52 センターホール 53 接着部材 54 張り合わせディスク 55 空隙部 56 外周 57 中心線 101 凸部(突起) 102 凹部(溝) 103 ディスク溝 104 ディスク突起 151 ディスク上部押え 152 ディスク下部押え 153 ディスク押え

Claims (25)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】成型物を成形するための型を押さえる型押
    えであって、前記型に装着された際に前記型及び前記型
    押えの成型物を成形する側の面が略同一平面となるよう
    に構成した型押え。
  2. 【請求項2】前記型の中央部を保持する請求項1記載の
    型押え。
  3. 【請求項3】成型物を成形するための型を押さえる型押
    えであって、柱形状をした柱部と、前記柱部の一端に設
    けられかつ前記柱部の他端から一端に向けて前記柱部の
    断面積が大きくなるようにテーパを施したテーパ部とを
    備え、前記型に前記型押えを装着した際に前記型及び前
    記型押えの成型物を成形する側の面が略同一平面となる
    ように構成した型押え。
  4. 【請求項4】成型物を成形するための型を押さえる型押
    えであって、柱形状をした柱部と、前記柱部の一端側面
    に突起状の爪部とを備え、前記型に前記型押えを装着し
    た際に前記型及び前記型押えの成型物を成形する面が略
    同一平面となるように構成した型押え。
  5. 【請求項5】前記テーパ部の内径と外径との差を10μ
    m以上20μm以下ととした請求項3記載の型押え。
  6. 【請求項6】前記型押えの成型物が成形される側に突起
    又は溝が設けられ、前記型押えの中心から前記突起又は
    溝までの距離が成型物に記録されたに信号を記録する記
    録装置若しくは前記成型物に記録された信号を再生する
    再生装置に設けられかつ前記成型物の信号を記録又は再
    生する際に前記成型物を保持する保持部の半径より小さ
    くなるように構成した請求項1〜請求項5のいずれかに
    記載の型押え。
  7. 【請求項7】前記型押えの中心から前記突起又は溝まで
    の距離が17.7mm以下である請求項1〜請求項6の
    いずれかに記載の型押え。
  8. 【請求項8】前記型押えの中心から前記突起又は溝まで
    の距離が11mm以下である請求項1〜請求項7のいず
    れかに記載の型押え。
  9. 【請求項9】成型物を成形するための型であって、前記
    型を押さえる型押えに装着された際に前記型押え及び前
    記型の成型物を成形する面が略同一平面となるように構
    成した型。
  10. 【請求項10】前記型の中央部に前記型押えで前記型が
    保持できるように被保持部を設けた請求項6記載の型。
  11. 【請求項11】前記被保持部を前記型の成型物を成形す
    る面から他面に向けて前記保持部の断面積が小さくなる
    ようにテーパを施した請求項7記載の型。
  12. 【請求項12】前記被保持部を切り欠き部で構成した請
    求項7記載の型。
  13. 【請求項13】前記被保持部の内径と外径との差を10
    μm以上20μm以下ととした請求項8記載の型。
  14. 【請求項14】第1の成型物の接着面と第2の成型物の
    接着面とを接着部材により接着することにより構成され
    た記録媒体であって、前記記録媒体の中心から前記接着
    部材までの距離が前記記録媒体に記録されたに信号を記
    録する記録装置若しくは前記成型物に記録された信号を
    再生する再生装置に設けられかつ前記記録媒体の信号を
    記録又は再生する際に前記記録媒体を保持する保持部の
    半径より小さくなるように構成した記録媒体。
  15. 【請求項15】第1の成型物の接着面と第2の成型物の
    接着面とを接着部材により接着することにより構成され
    た記録媒体であって、前記記録媒体の中心から前記接着
    部材までの距離を17.5mmとした記録媒体。
  16. 【請求項16】第1の成型物の接着面と第2の成型物の
    接着面とを接着部材により接着することにより構成され
    た記録媒体であって、前記記録媒体の中心から前記接着
    部材までの距離を11mm以下とした記録媒体。
  17. 【請求項17】他の成型物の接着面と接着部材により接
    着される接着面を有する成型物であって、前記成型物の
    接着面側に突起又は溝が設けられ、前記突起又は溝が設
    けられた成型物の中心から前記突起又は溝のまでの距離
    が前記記録媒体に記録されたに信号を記録する記録装置
    若しくは前記成型物に記録された信号を再生する再生装
    置に設けられかつ前記記録媒体の信号を記録又は再生す
    る際に前記記録媒体を保持する保持部の半径より小さく
    なるように構成した記録媒体。
  18. 【請求項18】他の成型物の接着面と接着部材により接
    着される接着面を有する成型物であって、前記成型物の
    接着面側に突起又は溝が設けられ、前記突起又は溝が設
    けられた成型物の中心から前記突起又は溝のまでの距離
    が17.7mm以下とした記録媒体。
  19. 【請求項19】他の成型物の接着面と接着部材により接
    着される接着面を有する成型物であって、前記成型物の
    接着面側に突起又は溝が設けられ、前記突起又は溝が設
    けられた成型物の中心から前記突起又は溝のまでの距離
    が11mm以下とした記録媒体。
  20. 【請求項20】第1の成型物の接着面と第2の成型物の
    接着面とを接着部材により接着することにより構成され
    た記録媒体であって、前記第1の成型物又は前記第2の
    成型物の少なくともいずれか一方の接着面側に突起又は
    溝が設けられ、前記第1の成型物及び前記第2の成型物
    の接着面側は前記記録媒体の外周から前記突起又は前記
    溝まで接着部材が介在しかつ前記突起又は溝が設けられ
    た成型物の中心から前記突起又は溝のまでの距離が前記
    記録媒体に記録されたに信号を記録する記録装置若しく
    は前記成型物に記録された信号を再生する再生装置に設
    けられかつ前記記録媒体の信号を記録又は再生する際に
    前記記録媒体を保持する保持部の半径より小さくなるよ
    うに構成した記録媒体。
  21. 【請求項21】第1の成型物の接着面と第2の成型物の
    接着面とを接着部材により接着することにより構成され
    た記録媒体であって、前記第1の成型物又は前記第2の
    成型物の少なくともいずれか一方の接着面側に突起又は
    溝が設けられ、前記第1の成型物及び前記第2の成型物
    の接着面側は前記記録媒体の外周から前記突起又は前記
    溝まで接着部材が介在しかつ前記突起又は溝が設けられ
    た成型物の中心から前記突起又は溝のまでの距離が1
    7.5mm以下とした記録媒体。
  22. 【請求項22】第1の成型物の接着面と第2の成型物の
    接着面とを接着部材により接着することにより構成され
    た記録媒体であって、前記第1の成型物又は前記第2の
    成型物の少なくともいずれか一方の接着面側に突起又は
    溝が設けられ、前記第1の成型物及び前記第2の成型物
    の接着面側は前記記録媒体の外周から前記突起又は前記
    溝まで接着部材が介在しかつ前記突起又は溝が設けられ
    た成型物の中心から前記突起又は溝のまでの距離が11
    mm以下とした記録媒体。
  23. 【請求項23】成型物の上側を押圧するとともにその中
    心部分に前記成型物を形成するための樹脂を注入するた
    めの注入口を有する上部押圧部と、成型物を成形するた
    めの型を装着するとともに成型物の下側を押圧する下部
    押圧部と、請求項1〜請求項8のいずれかに記載の型押
    えとを備えた成形装置。
  24. 【請求項24】成型物の上側を押圧するとともにその中
    心部分に前記成型物を形成するための樹脂を注入するた
    めの注入口を有する上部押圧部と、請求項9〜請求項1
    3のいずれかに記載の型を装着するとともに成型物の下
    側を押圧する下部押圧部と、前記型を押さえる型押えと
    を備えた成形装置。
  25. 【請求項25】成型物の上側を押圧するとともにその中
    心部分に前記成型物を形成するための樹脂を注入するた
    めの注入口を有する上部押圧部と、請求項9〜請求項1
    3のいずれかに記載の型を装着するとともに成型物の下
    側を押圧する下部押圧部と、請求項1〜請求項8のいず
    れかに記載の型押えとを備えた成形装置。
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