JPH1012909A - 光起電力装置用基板、光起電力装置及び光起電力用基板の製造方法。 - Google Patents

光起電力装置用基板、光起電力装置及び光起電力用基板の製造方法。

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JPH1012909A
JPH1012909A JP8167423A JP16742396A JPH1012909A JP H1012909 A JPH1012909 A JP H1012909A JP 8167423 A JP8167423 A JP 8167423A JP 16742396 A JP16742396 A JP 16742396A JP H1012909 A JPH1012909 A JP H1012909A
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Japan
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photovoltaic device
photovolatic
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JP8167423A
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Yasuyoshi Kawanishi
康義 川西
Seiji Amatsu
征治 天津
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Sanyo Electric Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 基板表面上に形成された光起電力装置の出力
を、基板裏面側に取り出す。 【構成】 基板2表面から基板厚みの半分以上除去した
表面凹部8a、8dと、基板2裏面から基板厚みの半分
以上除去した裏面凹部9a、9dとを有し、前記表面凹
部8a、8dの側壁の一部と、前記裏面凹部9a、9d
の側壁の一部とが接することにより、スリット部10
a、10dが形成されている。そして、基板2表面上の
出力端子に接続され、スリット部を通って裏面側に至る
電気接続手段により、出力を基板裏面側に取り出す。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、基板に形成される
光起電力装置において、出力を基板の裏面側に取り出す
ための光起電力装置用基板、光起電力装置及び光起電力
用基板の製造方法に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、基板に形成された光起電力装置に
おいて、出力を裏面側に取り出す構造が、特開昭60−
123073号に開示されている。この光起電力装置
は、基板に設けられた開穴と、基板の表面側に設けられ
た表面側出力端子と、裏面側に設けられた裏面側出力端
子とを有し、開穴内を通して設けられた導電性接着剤に
て表面側出力端子と裏面側出力端子とを電気的に接続し
ている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、このような
従来とは異なる基板裏面側へ出力を取り出す構造、製造
方法を提供するものである。
【0004】
【課題を解決するための手段】本発明の主要な構成は、
基板表面から形成した表面凹部と、基板裏面から形成し
た裏面凹部とを有し、前記表面凹部の側壁の一部と、前
記裏面凹部の側壁の一部とが接するように、前記凹部の
少なくとも一方を基板厚みの半分を越えて除去すること
により、スリット部が形成されていることを特徴とす
る。
【0005】
【実施例】以下に、本発明の第1実施例を、図1〜8を
用いて詳細に説明する。
【0006】まず、図1において、1は金属材料からな
る板状基体で、この基体1は光起電力装置が形成される
有効部基板2と、光起電力装置が形成されない無効部3
を有している。そして、有効部基板2の外周において、
連結部4、4を除く全周に、外周抜き部6が設けられて
いる。また、連結部4、4は、無効部3との境界部分は
幅が広く、有効部基板2との境界部分は幅が狭い形状を
有すると共に、有効部基板2との境界部分には基体1を
厚み方向に途中まで除去した切断溝7、7を有してい
る。
【0007】そして、一点鎖線で区分されたA〜Dは、
後述する第1電極層、半導体光活性層及び第2電極層の
積層体からなる光起電力素子が形成される発電領域であ
る。
【0008】次に、本発明の特徴である出力を基板2裏
面側に取り出す構造に関する部分を説明する。8a、8
dは、基板2表面から基板2の厚みの半分以上除去した
表面凹部、9a、9dは、基板2裏面から基板2の厚み
の半分以上除去した裏面凹部であり、表面凹部8a、8
dの側壁の一部と、裏面凹部9a、9dの側壁の一部と
が接することにより、基板2内部にスリット部10a、
10dが形成されている。
【0009】また、基板2において、隣接する発電領域
間中央部には、開穴11が設けられており、この開穴1
1は、この光起電力装置が時計用の電源として用いられ
るときに、時計の針の軸が通る開穴として機能する。
【0010】ここで、外周抜き部6、連結部4、切断溝
7、開穴11の作成方法を以下に説明する。まず、板状
の基体1を用意し、この表面において外周抜き部6、開
穴11、表面凹部8a、8d、切断溝7が形成される部
分以外に、レジスト樹脂を塗布する。また、裏面におい
ては、外周抜き部6、開穴11、裏面凹部9a、9dが
形成される部分以外に、レジスト樹脂を塗布する。
【0011】このレジスト樹脂の塗布方法としては、ス
クリーン印刷でパターン印刷する方法、又は、フォトレ
ジストを用いるフォトリソグラフィ法が採用できる。フ
ォトリソグラフィ法を用いる場合、フォトレジスト膜を
全面に塗布後、フォトマスクを介して露光を行うことに
より露光部と非露光部とを形成、現像処理して、露光部
又は非露光部に対応したレジストパターンを形成する。
ところで、スクリーン法は工程が簡単である反面、パタ
ーン精度はそれ程高くない。一方、フォトリソグラフィ
法は、パターン精度は高いが、工程が複雑である。従っ
て、状況に応じてこれらの方法を使い分ければよい。
【0012】次に、レジスト膜を形成した基体1全体
を、基体1の材料を溶解できるエッチング液中に浸し、
基体1を片面よりエッチングする部分(=表面凹部8
a、8d、裏面凹部9a、9d、分割溝7)において、
基体1の厚みの半分以上かつ基体1の全厚み以下が除去
されるまで、エッチングを行う。同時に、基体1の両面
にてレジスト樹脂膜から露出する部分(=外周抜き部
6、開穴11)においては、基体1材料が完全に除去さ
れる。以上の工程により、基板2の表面側にのみ凹部8
a、8dが形成されることになる。そして、同様に、基
板2の裏面側にのみ凹部9a、9dが形成されることに
なる。そして、表面凹部8a、8dの側壁の一部と、裏
面凹部9a、9dの側壁の一部とが接することにより、
基板2の内部にスリット部10a、10dが形成される
ことになる。これら表面凹部8a、8d、裏面凹部9
a、9dの深さについては、基板2の厚みの半分以上、
望ましくは、2/3程度が良い。また、分割溝7が形成
される部分については、基体1の表面側のみ基体材料が
露出するので、基体1の表面側にのみ溝が形成されるこ
とになる。
【0013】その後、エッチング液から取り出し、レジ
スト樹脂膜を除去して、図1に示す基体1ができあが
る。ここで、基体1材料にステンレスを用いる場合に
は、酸系のエッチング液が用いられる。例えば、基体1
に、厚さ0.15mmのステンレスを用いて、表面凹部
及び裏面凹部の深さを、基板1の厚みの2/3である
0.10mmとするなら、スリット部の基板2厚さ方向
の高さは、0.05mm(=50μm)となる。
【0014】図2は、第1実施例である光起電力装置の
製造途中を示しており、図1に示す基体1において、基
板2上に光起電力装置が形成されている。図3は、図2
におけるA−A線の断面図を、図4は、図2のB−B線
の断面図を示すもので、出力端子領域の構造を示してい
る。
【0015】図2において、21は、基板1上に形成さ
れた酸化珪素、シリコンナイトライド等の絶縁膜であ
る。この絶縁膜21は、スパッタ法、エレクトロンビー
ム法、P−CVD法等を用いて形成されたものであり、
約1〜5μmの厚さを有する。図3、図4に示すよう
に、表面凹部8a、8dの底面においても、絶縁膜21
が形成されている。
【0016】22a〜22dは、発電領域A〜Dに対応
して分割配置された第1電極層であり、厚さ約0.1〜
1.0μmで、アルミニウム、チタン、ニッケル、銅等
の金属膜からなる。そして、第1電極層22a〜22d
は、各々中心角が略90°の扇形を有し、これらは相互
の間に所定間隔を隔てて全体として円形をなすように配
置されている。更に、第1電極層22a〜22cの各々
は、これらに隣接する発電領域B〜Dの外方に延在する
接続部22ae、22be、22ceを有し、また、第
1電極層22dは、発電領域Dから外側に延出する出力
延出部22deを有している。そして、第1電極層22
aの外側には、これと同一材料からなる島状出力部22
atが形成されている。
【0017】23は、第1電極層22a〜22d上に発
電領域毎に分割されることなく略円形に形成された半導
体光活性層であり、第1電極層側よりn型、i型及びp
型に順次積層形成されたアモルファスシリコンからな
り、約0.3〜1.0μmの厚さを有する。
【0018】24a〜24dは、発電領域A〜Dに対応
して、半導体光活性層23上に形成された第2電極層で
あり、酸化亜鉛(ZnO)、酸化インジウム錫(IT
O)、酸化錫(SnO2)等の透明導電膜からなり、約
0.3〜1.0μmの厚さを有する。これら第2電極層
24b〜24dは、第1電極層の接続部22ae、22
be、22ceと重なり、電気接続するための接続部2
4be、24ce、24deを有し、発電領域Aに形成
された第2電極層24aは、この領域の外側に延出して
島状出力部22at上に至る出力端子24atを有して
いる。更に、第1電極層22dの出力延出部22de上
には、第2電極層と同一材料からなる島状の出力端子2
4dtが形成されている。26は、出力端子24at、
24dt、表面側凹部8a、8dを除く、基板2上方の
略全面に形成されたSiO2又は透明樹脂材料からなる
透明保護膜である。
【0019】次に、図2に示す基体1において、分割溝
7、7にて基板2を無効部3より分離して、図5に示す
基板2上の光起電力装置を完成する。分離する方法とし
て、基体1の厚み方向の途中まで分割溝7が形成されて
いるので、基板2を引きちぎる力を加えることより、容
易に分離することができる。その他の分離する方法とし
ては、分割溝7をレーザにて切断する方法、ニッパー等
の金属用カッターを用いる方法を採用することができ
る。
【0020】そして、図5において、30a、30d
は、帯状の形状で可撓性を有するヒ−トシール等からな
る電気接続手段である。また、図6、7に示すように、
この電気接続手段30a、30dは、基板2表面側に位
置する一端部31、31にて、出力端子24at、24
dtに結着されている。そして、電気接続手段30a、
30dは、表面凹部8a、8dに入りスリット部10
a、10dを通って、その他端部32、32が、裏面凹
部9a、9dの底部に至っている。
【0021】ここで、電気接続手段30a、30dの構
造を、図8を用いて詳細に説明する。33は、帯状の形
状を有しポリエステル等からなる基材(厚さ約10〜5
0μm)、34は、帯状の形状を有する金属箔、又は、
黒鉛もしくは金属粉末を樹脂バインダー中に混入させた
導電層からなる導電部(厚さ約10〜50μm)であ
る。この導電部34は、図に示すように、電気接続手段
の長さ方向においては略同一寸法であるが、幅方向にお
いては基材33よりも小さい寸法であり基材33の中央
部に配置されている。35は、導電部34の他端部32
を除いて、基材33上に形成されたホットメルト樹脂層
(厚さ約10〜20μm)であり、これにより、他端部
32において、導電部34が露出することになる。以上
の説明の如く、電気接続手段のトータル厚みは30〜1
20μm程度であり、スリット部10a、10dに挿入
することができる。
【0022】電気接続手段は、以上の構造であり、電気
接続手段の一端部31は、光起電力装置の出力端子(2
4at又は24dt)に、ホットメルト樹脂層33を密
着させ、熱圧着される。これにより、導電部34が出力
端子(24at又は24dt)と接触して電気接続され
ると共に、溶融して固まったホットメルト樹脂層35が
接着材として働き、電気接続手段と出力端子とが固着さ
れる。なお、この固着部の電気導電性を高めるためにホ
ットメルト樹脂層35中に少量の金属粉又は黒鉛紛を混
入させても良い。これにより、ホットメルト樹脂層35
が熱圧着されない部分は絶縁材料として働き、熱圧着さ
れた部分は樹脂成分の多くが蒸発することにより金属紛
又は黒鉛紛の密度が高くなり、必要な導電性を得ること
ができる。そして、他端部32では、裏面凹部9a、9
dの底部において、導電部34が裏面側に露出すること
になり、この導電部34に別途金属ピン(図示せず)等
を押圧することにより、時計用電子回路(図示せず)に
電力を供給することができる。この場合、裏面凹部9
a、9d内に金属ピンの先端が挿入されることになり、
金属ピンの位置ずれを防止することもできる。
【0023】また、図6、7において、電気接続手段3
0a、30dの他端部32、32は、裏面凹部9a、9
dの底部に位置しているが、他の実施例としては、基板
2の裏面側に位置する可撓性のプリント基板より、電気
接続手段30a、30dが延出し、スリット部10a、
10dを通って、出力端子に接続されていてもよい。
【0024】図9は、本発明の第2実施例を示し、図1
0は図9におけるA−A線断面図、図11は図9におけ
るB−B線断面図を示す。図9において、光起電力素子
の構造については第1実施例と同一であるので省略し、
出力取り出し構造についてのみ記載する。なお、第1実
施例と同一の名称は、同一の材質を示すものであり、詳
細な説明は省略する。
【0025】48a、48dは、基板2表面から基板2
の厚みの半分以上除去した平面視矩形状の表面凹部、4
9は、基板2裏面から基板2の厚みの半分以上除去した
裏面凹部であり、円形基板2と同心円状に形成されてい
る。そして、表面凹部48a、48dの基板2の中心点
側の側壁と、裏面凹部49の外周壁が接することによ
り、基板2内部にスリット部50a、50dが形成され
ている。
【0026】ここで、出力端子24at、24dtの断
面構造については、同一なので、出力端子24atの断
面構造のみ図10、図11に開示する。41は、基板2
の表面上に形成された絶縁膜であり、基板2の側壁、表
面凹部48a、48dの側壁にも形成されている。この
ように基板2の表面及び側壁等にも同時に絶縁膜41を
形成する方法として、スパッタ法、P−CVD法が採用
できる。その他の方法としては、基板2材料にアルミニ
ウムを用いる場合は、硫酸、クロム酸、しゅう酸にて陽
極酸化処理を行い、基板2の表面、裏面を含む全面を酸
化膜にする方法も採用できる。そして、島状出力部22
at、出力端子24atの積層体が、基板2の表面から
表面凹部48aの底部まで延在して形成されている。
【0027】60は、高分子樹脂フィルム61上に銅箔
からなる配線パターン61を配置したフィルム基板であ
る。このフィルム基板60は、スリット部50a、50
dを通って、表面凹部48a、48dの底部に位置する
出力端子24at、24dtに接続される電気接続手段
60a、60dを有している。そして、配線パターン6
1の一端と、出力端子24at、24dtとは、熱圧着
されたホットメルト樹脂層63を介して固着されてい
る。また、基板2の裏面側の配線パターン61上には、
時計を駆動するための電子部品(図示せず)が配置され
る。
【0028】
【発明の効果】本発明は以上の構成であり、表面凹部と
裏面凹部により形成されたスリット部を有することによ
り、このスリット部を通して、電気接続手段を基板表面
側の出力端子より、裏面側に至らせることができる。ま
た、電気接続手段をこのスリット部に通すことにより、
電気接続手段を出力端子に接続する際の位置決めが容易
であると共に、電気接続手段の位置ずれを防ぎ電気接続
手段が出力端子から剥がれることを防止している。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1実施例である基板を示し、(a)
は平面図、(b)は(a)におけるA−A断面図であ
る。
【図2】本発明の第1実施例である光起電力装置の製造
途中を示す平面図である。
【図3】図2のA−A断面図である。
【図4】図2のB−B断面図である。
【図5】本発明の第1実施例である完成した光起電力装
置の平面図である。
【図6】図5のA−A断面図である。
【図7】図5のB−B断面図である。
【図8】本発明に用いる電気接続手段を示し、(a)は
平面図、(b)は(a)におけるA−A断面図、(c)
は(a)におけるB−B断面図を示す。
【図9】本発明の第2実施例の要部平面図である。
【図10】図9のA−A断面図である。
【図11】図9のB−B断面図である。
【符号の説明】
2 基板 8a、8d 表面凹部 9a、9d 裏面凹部 10a、10d スリット部 30a、30d 電気接続手段 24at、24dt 出力端子

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 光起電力装置が形成される基板におい
    て、 基板表面から形成した表面凹部と、 基板裏面から形成した裏面凹部とを有し、 前記表面凹部の側壁の一部と、前記裏面凹部の側壁の一
    部とが接するように、前記凹部の少なくとも一方を基板
    厚みの半分を越えて除去することにより、スリット部が
    形成されていることを特徴とする光起電力装置用基板。
  2. 【請求項2】 請求項1の光起電力装置用基板表面上に
    形成された光起電力素子と、この光起電力素子からの出
    力を導出する前記表面上の出力端子と、前記出力端子と
    電気的に接続し前記スリット部を通って前記基板の裏面
    側に至る電気接続手段とを有することを特徴とする光起
    電力装置。
  3. 【請求項3】 光起電力装置が形成される金属材料から
    なる光起電力装置用基板の製造方法であって、 基板表面から、表面凹部をエッチングにて形成する工程
    と、 基板裏面から、裏面凹部を、前記表面凹部の側壁の一部
    と前記裏面凹部の側壁の一部とが接するように、エッチ
    ングにて形成する工程とからなり、 以上の工程において、前記凹部の少なくとも一方を基板
    厚みの半分を越えて除去することより、前記一部に、ス
    リット部が形成されることを特徴とする光起電力装置用
    基板の製造方法。
JP8167423A 1996-06-27 1996-06-27 光起電力装置用基板、光起電力装置及び光起電力用基板の製造方法。 Pending JPH1012909A (ja)

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