JPH10129357A5 - - Google Patents
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- JPH10129357A5 JPH10129357A5 JP1996293469A JP29346996A JPH10129357A5 JP H10129357 A5 JPH10129357 A5 JP H10129357A5 JP 1996293469 A JP1996293469 A JP 1996293469A JP 29346996 A JP29346996 A JP 29346996A JP H10129357 A5 JPH10129357 A5 JP H10129357A5
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Description
【0005】
即ち、請求項1の発明は、車両のルーフへの取り付け用の脚部とレール部とが一体となった熱可塑性樹脂の中空射出成形品で、かつレール部の全容積の15乃至75%が中空部であることを特徴とする車両用一体ルーフレールである。また、この請求項1の発明は、良好な製品の強度、外観、寸法精度等を得る上で、ヘキサメチレンアジパミド単位とヘキサメチレンイソフタラミド単位とから構成されるポリアミド樹脂で構成されていることが好ましく、更にはヘキサメチレンイソフタラミド単位を5乃至30重量%含有するポリアミド樹脂で構成されていることが好ましいものである。
即ち、請求項1の発明は、車両のルーフへの取り付け用の脚部とレール部とが一体となった熱可塑性樹脂の中空射出成形品で、かつレール部の全容積の15乃至75%が中空部であることを特徴とする車両用一体ルーフレールである。また、この請求項1の発明は、良好な製品の強度、外観、寸法精度等を得る上で、ヘキサメチレンアジパミド単位とヘキサメチレンイソフタラミド単位とから構成されるポリアミド樹脂で構成されていることが好ましく、更にはヘキサメチレンイソフタラミド単位を5乃至30重量%含有するポリアミド樹脂で構成されていることが好ましいものである。
【0006】
請求項4及び5の発明は、上記特定の中空構造を有する車両用一体ルーフレール製造方法で、請求項4の発明は、レール部の全容積の15乃至75%に見合う容積の副キャビテイを、脚部及びレール部を成形するキャビテイに通路を介して接続して設けた金型を用い、キャビティ内に熱可塑性樹脂を射出充填した後、主キャビティ内に加圧ガスを圧入して、キャビティ内の熱可塑性樹脂を副キャビティ内へ押し出す中空射出成形により成形することを特徴とする車両用一体ルーフレールの成形方法であり、請求項5の発明は、脚部とレール部を成形するキャビティの内、レール部を成形するキャビティ部分の容積を、レール部の全容積の15乃至75%に見合う容積分拡大できる金型を用い、容積拡大前のキャビティ内に熱可塑性樹脂を射出充填した後、キャビティ内への加圧ガスの圧入とキャビティ容積の拡大を行う中空射出成形により成形することを特徴とする車両用一体ルーフレールの成形方法である。更に、請求項6の発明は、請求項4又は5の車両用一体ルーフレールの成形方法により成形されてなる車両用一体ルーフレールである。
請求項4及び5の発明は、上記特定の中空構造を有する車両用一体ルーフレール製造方法で、請求項4の発明は、レール部の全容積の15乃至75%に見合う容積の副キャビテイを、脚部及びレール部を成形するキャビテイに通路を介して接続して設けた金型を用い、キャビティ内に熱可塑性樹脂を射出充填した後、主キャビティ内に加圧ガスを圧入して、キャビティ内の熱可塑性樹脂を副キャビティ内へ押し出す中空射出成形により成形することを特徴とする車両用一体ルーフレールの成形方法であり、請求項5の発明は、脚部とレール部を成形するキャビティの内、レール部を成形するキャビティ部分の容積を、レール部の全容積の15乃至75%に見合う容積分拡大できる金型を用い、容積拡大前のキャビティ内に熱可塑性樹脂を射出充填した後、キャビティ内への加圧ガスの圧入とキャビティ容積の拡大を行う中空射出成形により成形することを特徴とする車両用一体ルーフレールの成形方法である。更に、請求項6の発明は、請求項4又は5の車両用一体ルーフレールの成形方法により成形されてなる車両用一体ルーフレールである。
【0008】
図1に示される例においては、1本のレール部2に対して両端及び中央部の3箇所に脚部1が設けられているが、本発明における脚部1の数は、本車両用一体ルーフレールに求められる荷裁重量や想定される動的負荷の許容限界に基づく安全率から決定され、その数には特に制限はなく、また脚部1及びレール部2の形状も本発明の目的を逸脱しない限り限定はされない。
図1に示される例においては、1本のレール部2に対して両端及び中央部の3箇所に脚部1が設けられているが、本発明における脚部1の数は、本車両用一体ルーフレールに求められる荷裁重量や想定される動的負荷の許容限界に基づく安全率から決定され、その数には特に制限はなく、また脚部1及びレール部2の形状も本発明の目的を逸脱しない限り限定はされない。
【0011】
ところで、一般に無機充填材中でも、ガラス繊維等の繊維状充填材を多量に充填した樹脂組成物による製品外観は、製品表面に充填材が浮き出しやすく、光沢など外観の低下を招きやすい。かかる課題から、従来の金属製のルーフレールなみの外観要求を達成するためには、ポリアミド樹脂の中でも、特開平6−73288号公報に記載されているような、アジピン酸及びヘキサメチレンジアミンから得られるヘキサメチレンアジパミド単位とイソフタル酸及びヘキサメチレンジアミンから得られるヘキサメチレンイソフタラミド単位からなるポリアミド樹脂を用いることが好ましく、更にはヘキサメチレンイソフタラミド単位が5乃至30重量%のポリアミド樹脂を用いることが最も好ましい。
ところで、一般に無機充填材中でも、ガラス繊維等の繊維状充填材を多量に充填した樹脂組成物による製品外観は、製品表面に充填材が浮き出しやすく、光沢など外観の低下を招きやすい。かかる課題から、従来の金属製のルーフレールなみの外観要求を達成するためには、ポリアミド樹脂の中でも、特開平6−73288号公報に記載されているような、アジピン酸及びヘキサメチレンジアミンから得られるヘキサメチレンアジパミド単位とイソフタル酸及びヘキサメチレンジアミンから得られるヘキサメチレンイソフタラミド単位からなるポリアミド樹脂を用いることが好ましく、更にはヘキサメチレンイソフタラミド単位が5乃至30重量%のポリアミド樹脂を用いることが最も好ましい。
【0012】
本発明の車両用一体ルーフレールは、軽量化や短時間での成形等の経済性の改善を図ると共に、成形品の寸法安定性を図る上で、本発明の車両用一体ルーフレールのレール部2の全容積の15乃至75%、好ましくは15乃至50%の中空部3を有する。15%以下では軽量化や短時間での成形等の経済性の改善効果が少なく、75%以上では荷載した時にレール部2が撓みを生じやすくなったり、車両の走行時動的負荷により破損しやすくなりやすい。
本発明の車両用一体ルーフレールは、軽量化や短時間での成形等の経済性の改善を図ると共に、成形品の寸法安定性を図る上で、本発明の車両用一体ルーフレールのレール部2の全容積の15乃至75%、好ましくは15乃至50%の中空部3を有する。15%以下では軽量化や短時間での成形等の経済性の改善効果が少なく、75%以上では荷載した時にレール部2が撓みを生じやすくなったり、車両の走行時動的負荷により破損しやすくなりやすい。
【0027】
実施例1
図1に示す車両用一体ルーフレールを、図2(a)の構造の金型を用い、ガラス繊維を55%配合した曲げ弾性率が160、000kg/cm2の、ヘキサメチレンアジパミド単位とヘキサメチレンイソフタラミド単位からなるヘキサメチレンイソフタラミド単位が10重量%のポリアミド樹脂を用い、旭エンジニアリング社製中空射出成形用加圧ガス注入装置を備えた650トン射出成形機で成形した。295℃で溶融可塑化した樹脂を、90℃に温度調整した金型のキャビテイを満たす量充填し、0.5秒後、レール部を成形するキャビティ部分の容積の45%の容積の副キャビテイに通ずる通路に設置した開閉ピンを油圧機構で後退させ、通路を開くと共に、120kg/cm2の窒素ガスを加圧ガス注入装置からキャビテイ内の溶融樹脂内に10秒間注入した。その後30秒間保持し、冷却を完了させ、注入したガスを大気に放出後、金型を開いて成型品を取り出した。成形した車両用一体ルーフレールのレール部の中空状態は、レール部の容積の45%で、外観状態も良好で、強度、重量的にも本発明の目的を満足するものであった。
実施例1
図1に示す車両用一体ルーフレールを、図2(a)の構造の金型を用い、ガラス繊維を55%配合した曲げ弾性率が160、000kg/cm2の、ヘキサメチレンアジパミド単位とヘキサメチレンイソフタラミド単位からなるヘキサメチレンイソフタラミド単位が10重量%のポリアミド樹脂を用い、旭エンジニアリング社製中空射出成形用加圧ガス注入装置を備えた650トン射出成形機で成形した。295℃で溶融可塑化した樹脂を、90℃に温度調整した金型のキャビテイを満たす量充填し、0.5秒後、レール部を成形するキャビティ部分の容積の45%の容積の副キャビテイに通ずる通路に設置した開閉ピンを油圧機構で後退させ、通路を開くと共に、120kg/cm2の窒素ガスを加圧ガス注入装置からキャビテイ内の溶融樹脂内に10秒間注入した。その後30秒間保持し、冷却を完了させ、注入したガスを大気に放出後、金型を開いて成型品を取り出した。成形した車両用一体ルーフレールのレール部の中空状態は、レール部の容積の45%で、外観状態も良好で、強度、重量的にも本発明の目的を満足するものであった。
Claims (6)
- 車両のルーフへの取り付け用の脚部とレール部とが一体となった熱可塑性樹脂の中空射出成形品で、かつレール部の全容積の15乃至75%が中空部であることを特徴とする車両用一体ルーフレール。
- 熱可塑性樹脂が、ヘキサメチレンアジパミド単位とヘキサメチレンイソフタラミド単位とから構成されるポリアミド樹脂であることを特徴とする請求項1の車両用一体ルーフレール。
- ポリアミド樹脂が、ヘキサメチレンイソフタラミド単位を5乃至30重量%含有するポリアミド樹脂であることを特徴とする請求項2の車両用一体ルーフレール。
- レール部の全容積の15乃至75%に見合う容積の副キャビテイを、脚部及びレール部を成形するキャビテイに通路を介して接続して設けた金型を用い、キャビティ内に熱可塑性樹脂を射出充填した後、キャビティ内に加圧ガスを圧入して、キャビティ内の熱可塑性樹脂を副キャビティ内へ押し出す中空射出成形により成形することを特徴とする車両用一体ルーフレールの成形方法。
- 脚部とレール部を成形するキャビティの内、レール部を成形するキャビティ部分の容積を、レール部の全容積の15乃至75%に見合う容積分拡大できる金型を用い、容積拡大前のキャビティ内に熱可塑性樹脂を射出充填した後、キャビティ内への加圧ガスの圧入とキャビティ容積の拡大を行う中空射出成形により成形することを特徴とする車両用一体ルーフレールの成形方法。
- 請求項4又は5の車両用一体ルーフレールの成形方法により成形されてなる車両用一体ルーフレール。
Priority Applications (2)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP8293469A JPH10129357A (ja) | 1996-11-06 | 1996-11-06 | 車両用一体ルーフレール及びその成形方法 |
| US09/330,190 US20020011506A1 (en) | 1996-11-06 | 1999-06-11 | Roof rail and method for producing the roof rail |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP8293469A JPH10129357A (ja) | 1996-11-06 | 1996-11-06 | 車両用一体ルーフレール及びその成形方法 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH10129357A JPH10129357A (ja) | 1998-05-19 |
| JPH10129357A5 true JPH10129357A5 (ja) | 2004-10-21 |
Family
ID=17795158
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP8293469A Pending JPH10129357A (ja) | 1996-11-06 | 1996-11-06 | 車両用一体ルーフレール及びその成形方法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH10129357A (ja) |
Families Citing this family (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP3617582B2 (ja) * | 1996-11-20 | 2005-02-09 | 三菱エンジニアリングプラスチックス株式会社 | 中空部を有する自動車用ルーフレール及びその成形方法 |
| EP1522461A3 (en) * | 1998-06-11 | 2005-07-20 | Asahi Kasei Kabushiki Kaisha | Roof rail and method for producing the roof rail |
| US20190077326A1 (en) * | 2017-02-16 | 2019-03-14 | Thomas Hawkins | One-piece vehicle roof rail |
Family Cites Families (7)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPH0315765U (ja) * | 1989-06-30 | 1991-02-18 | ||
| JPH0674505U (ja) * | 1993-03-29 | 1994-10-21 | 日産車体株式会社 | ルーフラック |
| JP3409900B2 (ja) * | 1993-12-13 | 2003-05-26 | 橋本フォーミング工業株式会社 | 車両用ルーフラック |
| US5765737A (en) * | 1995-06-30 | 1998-06-16 | Jac Products, Inc. | One-piece end support and method of forming thereof |
| JPH09109783A (ja) * | 1995-10-16 | 1997-04-28 | Inoac Corp | 合成樹脂製車両用ルーフレールの構造 |
| JP3113811B2 (ja) * | 1995-12-28 | 2000-12-04 | 株式会社イノアックコーポレーション | 中空部を有する合成樹脂製車両用ルーフレールの構造およびその製法 |
| JP3170454B2 (ja) * | 1996-05-09 | 2001-05-28 | 日本プラスト株式会社 | ガス注入成形法およびそれにより得られたガードバー装置 |
-
1996
- 1996-11-06 JP JP8293469A patent/JPH10129357A/ja active Pending
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