JPH10129957A - エレベータの釣合重り装置 - Google Patents

エレベータの釣合重り装置

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JPH10129957A
JPH10129957A JP28540296A JP28540296A JPH10129957A JP H10129957 A JPH10129957 A JP H10129957A JP 28540296 A JP28540296 A JP 28540296A JP 28540296 A JP28540296 A JP 28540296A JP H10129957 A JPH10129957 A JP H10129957A
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JP
Japan
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counterweight
adjusting
elevator
main rope
jack bolt
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JP28540296A
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English (en)
Inventor
Toshiharu Yonemoto
年春 米本
Takayori Hashimoto
孝順 橋本
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Mitsubishi Electric Building Solutions Corp
Original Assignee
Mitsubishi Electric Building Techno Service Co Ltd
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    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B66HOISTING; LIFTING; HAULING
    • B66BELEVATORS; ESCALATORS OR MOVING WALKWAYS
    • B66B17/00Hoistway equipment
    • B66B17/12Counterpoises

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  • Cage And Drive Apparatuses For Elevators (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 吊り下げ用の工具および火気作業が不要で、
主ロープの経時伸びを少ない労力で容易に調整すること
のできるエレベータの釣合重り装置を得る。 【解決手段】 ロープシャックル8の先端部に設けられ
て、主ロープ6に対して釣合重り7を位置決めするため
の当て板17と、釣合重りの上枠7aの下面と当て板の
上面との間に介在されて主ロープの長さ調整時に作動さ
れ、主ロープに対して釣合重りを上昇させるためのジャ
ッキボルト19と、ジャッキボルトの非作動時における
主ロープに対する当て板の位置を調整する当て板位置調
整手段18とを設け、釣合重りとエレベータの昇降路の
ピット上の緩衝器との間のランバイを所定量に調整可能
に当て板位置調整手段を構成した。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、エレベータカゴ
を吊り下げる主ロープの他端に取り付けられた釣合重り
装置に関し、特に主ロープの経時伸びを少ない労力で容
易に調整することのできるエレベータの釣合重り装置に
関するものである。
【0002】
【従来の技術】図8は一般的なエレベータ装置を示す側
面図であり、図において、1はビルの屋上に設置された
エレベータの機械室、2はビル内の各階床に沿って形成
されたエレベータの昇降路、3は昇降路2の最下部に形
成されたピット、4は機械室1内に設置されたエレベー
タ駆動用のツナ車、4aはツナ車4に並設されたそらせ
車である。
【0003】5は昇降路2内で昇降駆動されるエレベー
タのカゴ、5aはカゴ5のフレームである。6はカゴ5
を昇降自在に吊り下げる主ロープであり、ツナ車4およ
びそらせ車4aに巻掛けられている。7は主ロープ6の
他端に吊り下げられた釣合重りであり、カゴ5の重量を
相殺ように設定されている。
【0004】8は主ロープ6の両端に設けられたロープ
シャックルであり、シャックル本体8aおよびシャック
ルロット8bからなり、カゴ5および釣合重り7に対す
る接続部を構成している。9はピット3に立設された緩
衝器であり、カゴ5および釣合重り7の真下に位置し
て、落下事故時の衝撃を緩衝するように弾性体により構
成されている。
【0005】図9は従来のエレベータの釣合重り装置を
示す側面図であり、図8内の釣合重り7を拡大して示し
ている。図9において、7aは釣合重り7の上端面に設
けられた上枠であり、シャックルロット8bが貫通して
おり、ロープシャックル8を介して主ロープ6が接続さ
れている。7bは釣合重り7の側面に設けられた縦枠、
7cは縦枠7bの上部内壁に設けられた切欠部である。
【0006】13は上枠7aの内壁に設けられた主ロー
プ止め板であり、上枠7aを貫通したシャックルロット
8bの先端部を位置決め支持している。14はシャック
ルロット8bの先端部に係合されるロックナットであ
り、主ロープ止め板13を介してシャックルロット8b
を固定している。
【0007】15は縦枠7bを介して釣合重り7内に積
層収納された複数の釣合重り片であり、斜めに傾斜させ
ることにより、必要に応じて、切欠部7cを介して縦枠
7bに対して出し入れされるようになっている。
【0008】図10は釣合重り片15の1枚を示す斜視
図であり、各釣合重り片15は、縦枠7bから側面方向
に外れにくいように、延長方向の両端に突出部15aが
設けられている。
【0009】図11は主ロープ6の長さ調整時における
従来のエレベータ装置を示す側面図であり、1〜9は前
述と同様のものである。図11において、6aは主ロー
プ6の長さ調整用の切断部、Dはピット3上の緩衝器9
の上端面と釣合重り7の下端面との間のランバイ(釣合
重り7の下降しすぎ余裕代となる隙間)、10はロープ
調整時にピット3上に立設されて釣合重り7を保持する
ための角材である。
【0010】11はロープ調整時にカゴ5を機械室1側
に吊り下げるためのチェーンブロックであり、調整時に
おいて、下端部がカゴ5のフレーム5aの上端部に接続
される。
【0011】次に、図11を参照しながら、図8〜図1
0に示した従来のエレベータの釣合重り装置の動作につ
いて説明する。通常、図8のように運転されるエレベー
タ装置において、主ロープ6の長さは、ピット3上の緩
衝器9と釣合重り7との間のランバイDが十分に確保さ
れるように調整されている。
【0012】しかし、主ロープ6は、経年変化により伸
びるので、カゴ5の運転位置が同一であっても、釣合重
り7の位置が、たとえば図11内の破線のように下降
し、十分なランバイDが確保できない状態になる。そこ
で、ランバイDを大きく確保するために、定期的に主ロ
ープ6を切り詰める作業が行われる。
【0013】図11において、まず、ピット3上に角材
10を立設し、角材10の上端面により釣合重り7を保
持する。また、チェーンブロック11をフレーム5aに
掛けて、カゴ5を昇降路2の上端部に吊り下げる。
【0014】このように主ロープ6を緩めた状態で、釣
合重り7側のロープシャックル8を主ロープ6から取り
外した後、主ロープ6の先端部を切断部6aで切断し、
主ロープ6を必要な長さに切り詰める。
【0015】こうして、主ロープ6を所定の長さに調整
した後、再びロープシャックル8を主ロープ6に取り付
ける。これにより、釣合重り7と緩衝器9との間のラン
バイDは、十分に確保される。なお、主ロープ6の切断
部は、ロープシャックル8内にロックさせるために、バ
ビット(白色合金)処理が施される。
【0016】
【発明が解決しようとする課題】従来のエレベータの釣
合重り装置は以上のように、主ロープ6の長さ調整時に
おいて、釣合重り7を角材10上に載置するとともに、
カゴ5をチェーンブロック11で吊り下げておき、主ロ
ープ6を切り詰めているので、角材10およびチェーン
ブロック11などの工具を必要とするうえ、釣合重り7
の保持作業およびカゴ5の吊り下げ作業に多数の作業員
を必要とし、多大な労力および時間(4時間程度)を要
するという問題点があった。
【0017】また、切り詰められた主ロープ6の先端部
をロープシャックル8に再度ロックさせるために、作業
現場でバビット溶解用の火気(ガスバーナーなど)を使
用して、主ロープ6の先端部にバビット処理を施す必要
があるので、さらに作業時間を要するという問題点があ
った。
【0018】この発明は上記のような問題点を解決する
ためになされたもので、主ロープの経時伸びを少ない労
力で容易に調整することのできるエレベータの釣合重り
装置を得ることを目的とする。
【0019】
【課題を解決するための手段】この発明の請求項1に係
るエレベータの釣合重り装置は、一端にエレベータのカ
ゴが吊り下げられた主ロープと、主ロープの他端にロー
プシャックルを介して吊り下げられた釣合重りとを備え
たエレベータの釣合重り装置において、ロープシャック
ルの先端部に設けられて、主ロープに対して釣合重りを
位置決めするための当て板と、釣合重りの上枠の下面と
当て板の上面との間に介在されて主ロープの長さ調整時
に作動され、主ロープに対して釣合重りを上昇させるた
めのジャッキボルトと、ジャッキボルトの非作動時にお
ける主ロープに対する当て板の位置を調整する当て板位
置調整手段とを設け、当て板位置調整手段は、釣合重り
とエレベータの昇降路のピット上の緩衝器との間のラン
バイを所定量に調整可能に構成されたものである。
【0020】また、この発明の請求項2に係るエレベー
タの釣合重り装置は、請求項1において、当て板位置調
整手段は、当て板上に積層載置されて、釣合重りの上枠
と当て板との間に着脱自在に介在された調整重り片によ
り構成され、調整重り片は、ジャッキボルトにより釣合
重りが上昇している間に、当て板上に必要数だけ載置さ
れ、ランバイを所定量に設定するものである。
【0021】また、この発明の請求項3に係るエレベー
タの釣合重り装置は、請求項2において、調整重り片
は、釣合重り内の釣合重り片上にあらかじめ収納されて
おり、釣合重りの縦枠に設けられた切欠部を介して当て
板上に載置されるものである。
【0022】また、この発明の請求項4に係るエレベー
タの釣合重り装置は、請求項3において、調整重り片
は、ロープシャックルおよびジャッキボルトの位置に対
応して側面から連続した切込部が形成され、ジャッキボ
ルトの位置に対して側面方向から出し入れされるもので
ある。
【0023】また、この発明の請求項5に係るエレベー
タの釣合重り装置は、請求項2において、調整重り片
は、両端部で分割された一対の調整重り片と、各調整重
り片を着脱自在び接合する一対のロッドとにより構成さ
れ、一対のロッドは、ロープシャックルおよびジャッキ
ボルトの位置を迂回するように配置されたものである。
【0024】また、この発明の請求項6に係るエレベー
タの釣合重り装置は、請求項1において、当て板位置調
整手段は、釣合重りの縦枠に設けられた複数の取付穴
と、任意位置の取付穴に設けられて当て板の上面に衝合
されるピンとにより構成され、ピンは、ジャッキボルト
により釣合重りが上昇している間に、ランバイの所定量
に相当する位置の取付穴に差し替えられるものである。
【0025】
【発明の実施の形態】
実施の形態1.以下、この発明の実施の形態1を図につ
いて説明する。図1および図2はこの発明の実施の形態
1を示す側面図であり、図1は通常状態、図2は調整中
の状態をそれぞれ示している。
【0026】各図において、6、7、7a〜7c、8、
8a、8b、14および15は前述(図9参照)と同様
のものである。また、図示しないエレベータ装置全体の
構成は、図8に示した通りである。この場合、ロープシ
ャックル8のシャックルロット8bは、従来(図9参
照)よりも長く構成されているものとする。
【0027】7dは縦枠7bの内壁に形成された切欠部
であり、調整重り片(後述する)を上枠7aの下面内壁
に対して着脱するときに用いられる。17は上枠7aの
内壁に配設された当て板であり、シャックルロット8b
が貫通されてロックナット14により固定されており、
前述のロープ止め板13(図9参照)と同様の機能を有
している。
【0028】18は主ロープ6の長さを調整するための
薄板構造の調整重り片であり、釣合重り片15上に載置
収納されるとともに、上枠7aの下面内壁と当て板17
との間に所要数だけ積層配設されている。調整重り片1
8は、上枠7aの下面側に主ロープ6の長さ調整用の必
要数だけ介在されており、当て板17と同様にシャック
ルロット8bが貫通されている。
【0029】19は上枠7aの上面から上枠7aを貫通
するように設けられたジャッキボルトであり、ランバイ
D(図11参照)の調整時において、必要に応じて釣合
重り7を上昇させ、上枠7aの下面と当て板17との間
に空隙G(図2参照)を形成するようになっている。こ
の場合、上枠7aには、ジャッキボルト19に対応した
ネジ穴が形成されている。19aはジャッキボルト19
を上枠7aの上面で係止するためのロックナットであ
る。
【0030】図3は図1内の当て板17のみを示す斜視
図であり、17aは延長方向の両端に設けられた突出部
であり、当て板17が縦枠7bから側面方向に外れにく
いようになっている。17bは当て板17の中央部に形
成された複数の貫通穴であり、シャックルロット8bが
貫通されるようになっている。
【0031】図4は図1内の調整重り片18の1枚のみ
を示す斜視図であり、18aは延長方向の両端に設けら
れた突出部であり、調整重り片18が縦枠7bから側面
方向に外れにくいようになっている。18bは調整重り
片18の両端付近に形成された切込部であり、ジャッキ
ボルト19が通過できるようになっている。18cは調
整重り片18の中央部に形成された切込部であり、シャ
ックルロット8bが通過できるようになっている。
【0032】次に、図2を参照しながら、図1、図3お
よび図4に示したこの発明の実施の形態1の動作につい
て説明する。通常、ジャッキボルト19は、上枠7aの
ネジ穴に締め付けられているが、図1のように、当て板
17に対して衝合しない位置に係止されている。
【0033】したがって、調整重り片18は、当て板1
7とともに、シャックルロット8bおよびロックナット
14により位置決めされ、釣合重り7の重量により上枠
7aの下面に固定されている。
【0034】一方、主ロープ6の長さを調整する場合に
は、まず、ロックナット19aを緩めた後、ジャッキボ
ルト19を締め付け方向に回転させて、ジャッキボルト
19を上枠7aの下面方向にネジ込む。
【0035】これにより、ジャッキボルト19は、各調
整重り片18の切込部18bを通過しながら移動し、そ
の下端部が当て板17に衝合すると、釣合重り7が上方
に移動する。したがって、図2のように、釣合重り7の
上昇距離に相当する空隙Gが上枠7aの下部に形成され
ることになる。
【0036】図2のように空隙Gが形成されると、シャ
ックルロット8bおよびジャッキボルト19から調整重
り片18が開放されるので、調整重り片18は、切込部
18bおよび18cを介して、シャックルロット8bお
よびジャッキボルト19の側面から任意に取り外しおよ
び取り付けが可能な状態となる。したがって、主ロープ
6が経年変化により伸びた状態では、釣合重り7を上昇
位置で固定するために、当て板17上に調整重り片18
を挿入して載置すればよい。
【0037】すなわち、釣合重り片15上に載置された
調整重り片18を、切欠部7cを介して縦枠7bから取
り出し(図2参照)、続いて、欠部7dを介して縦枠7
bに再度挿入する。そして、調整重り片18の切込部1
8bおよび18c内にシャックルロット8bおよびジャ
ッキボルト19を挿入し、調整重り片18を当て板17
上に積層載置する。
【0038】こうして、ランバイDを十分確保するのに
必要な数だけ調整重り片18が当て板17上に載置され
ると、ジャッキボルト19を逆方向に回転させて上枠7
aの上面から突出する方向に移動させる。これにより、
釣合重り7は、空隙Gに相当する距離だけ下降し、上枠
7aと当て板17との間に所要数の調整重り片18を挟
んだ状態で位置決めされる(図1の状態に戻る)。
【0039】このように、ジャッキボルト19を下降さ
せて上枠7aの下部に空隙Gを形成し、任意枚数の調整
重り片18を当て板17上に積層載置した後、再度ジャ
ッキボルト19を上昇させることにより、経年変化によ
って主ロープ6が伸びた場合でも、スパナのみを用い
て、容易にランバイDを所定寸法に確保することができ
る。
【0040】したがって、従来(図11参照)のような
種々の工具(角材10およびチェーンブロック11)が
不要となるうえ、主ロープ6の端末処理(バビット処
理)が不要となるので、小人数且つ短時間でランバイD
の調整作業を完了することができる。また、使用前の調
整重り片18は、釣合重り7内の釣合重り片15の上
に、あらかじめ必要数以上堆積されているので、調整重
り片18を現場に搬入する手間を省くこともできる。
【0041】実施の形態2.なお、上記実施の形態1で
は、当て板位置調整手段として、必要枚数の調整重り片
18を当て板17上に積層載置し、ランバイDを確保す
るようにしたが、当て板17を係止するピンを縦枠7b
に設け、ピンの取付位置を調整するようにしてもよい。
以下、調整重り片18に代えてピンを用いたこの発明の
実施の形態2を図について説明する。
【0042】図5はこの発明の実施の形態2を示す側面
図であり、6、7、7a〜7c、8、8a、8b、1
4、15、17、19および19aは前述(図1参照)
と同様のものである。また、図示しないエレベータ装置
全体の構成は、図8に示した通りである。
【0043】この場合、ジャッキボルト19は、当て板
17を貫通して上枠7aの下部に設けられているが、図
1と同様に、上枠7aを貫通して上枠7aの上部に設け
られていてもよい。
【0044】図5において、20は縦枠7bに着脱自在
に取り付けられたピンであり、両側の縦枠7bに対して
同一高さとなるように位置決めされており、当て板17
の上面に衝合して釣合重り7を支持している。21はピ
ン20を挿入するための取付穴であり、ピン20の取付
位置を調整できるように縦枠7bの複数箇所に形成され
ている。
【0045】Hはピン20により位置決めされた当て板
17の上面と上枠7aの下面との間の隙間であり、主ロ
ープ6の長さ変動に応じて任意に調整される。
【0046】図5において、主ロープ6が経年変化によ
り伸びた場合、まず、前述と同様にジャッキボルト19
を回転させてジャッキボルト19の先端部を上枠7aの
下面に衝合させ、釣合重り7を上昇させて上枠7aの下
部に空隙を形成する。続いて、ランバイDの確保に必要
な調整位置に相当する取付穴21にピン20を差し替え
て挿入する。
【0047】次に、ジャッキボルト19を逆回転させて
図5の状態に戻し、新規の位置に設けられたピン20に
当て板17を衝合させる。これにより、所定量のランバ
イDを確保することができる。
【0048】このように、ジャッキボルト19で釣合重
り7を上昇させた後、ピン20を別の取付穴21に差し
替えることにより、前述と同様に容易にランバイDを調
整することができる。また、調整重り片18(図1参
照)が不要となり、さらに調整作業を簡略化することが
できる。
【0049】実施の形態3.また、上記実施の形態1で
は、一体構造の調整重り片18を用いて、縦枠7bの切
欠部7cを介して着脱するようにしたが、分割構造の調
整重り片を用いて、切欠部7cおよび7d(図1参照)
を不要としてもよい。以下、分割構造の調整重り片を用
いたこの発明の実施の形態3を図について説明する。
【0050】図6はこの発明の実施の形態3を示す側面
図であり、6、7、7a、7b、8、8a、8b、1
4、15、17、19および19aは前述(図1参照)
と同様のものである。また、図示しないエレベータ装置
全体の構成は、図8に示した通りである。
【0051】図6において、22は二体に分割された調
整重り片、23は各調整重り片22を一体的に接合する
ロッドである。ロッド23を介して一体化された調整重
り片22は、使用前は前述と同様に釣合重り片15上に
載置されている。
【0052】図7は図6内の調整重り片22を拡大して
示す斜視図であり、図7において、22aは各調整重り
片22の両端部に設けられた突出部、22bは各調整重
り片22の対向面に形成された各一対の穴である。各調
整重り片22を接合する一対のロッド23は、各両端が
穴22b内に着脱自在に挿入されており、ロープシャッ
クル8およびジャッキボルト19の位置を迂回するよう
に配置されている
【0053】図6において、縦枠7bから調整重り片2
2を取り出す場合には、釣合重り7内で調整重り片22
を傾斜させた後、ロッド23を穴22bから抜き取る。
これにより、調整重り片22は、それぞれ2個の調整重
り片22およびロッド23からなる合計4個の部品に分
解されるので、切欠部7c(図1参照)がなくても、縦
枠7bを容易に取り出すことができる。
【0054】また、縦枠7b内に調整重り片22を収納
する場合には、分解した状態で調整重り片22およびロ
ッド23を縦枠7b内に収納し、縦枠7b内で傾斜した
状態でロッド23を穴22bに挿入し、一体構造とした
後、調整重り片22を水平状態にすればよい。
【0055】このように、分割構造の調整重り片22を
用いることにより、切欠部7cおよび7dがなくても容
易に調整重り片22を出し入れすることができる。ま
た、一対のロッド23は、ロープシャックル8およびジ
ャッキボルト19を迂回するように配置されているの
で、切込部18bおよび18c(図3参照)も不要とな
る。
【0056】
【発明の効果】以上のようにこの発明の請求項1によれ
ば、一端にエレベータのカゴが吊り下げられた主ロープ
と、主ロープの他端にロープシャックルを介して吊り下
げられた釣合重りとを備えたエレベータの釣合重り装置
において、ロープシャックルの先端部に設けられて、主
ロープに対して釣合重りを位置決めするための当て板
と、釣合重りの上枠の下面と当て板の上面との間に介在
されて主ロープの長さ調整時に作動され、主ロープに対
して釣合重りを上昇させるためのジャッキボルトと、ジ
ャッキボルトの非作動時における主ロープに対する当て
板の位置を調整する当て板位置調整手段とを設け、当て
板位置調整手段を、釣合重りとエレベータの昇降路のピ
ット上の緩衝器との間のランバイを所定量に調整可能に
構成したので、吊り下げ用の工具および火気作業が不要
となり、主ロープの経時伸びを少ない労力で容易に調整
することのできるエレベータの釣合重り装置が得られる
効果がある。
【0057】また、この発明の請求項2によれば、請求
項1において、当て板位置調整手段は、当て板上に積層
載置されて、釣合重りの上枠と当て板との間に着脱自在
に介在された調整重り片により構成され、調整重り片
は、ジャッキボルトにより釣合重りが上昇している間
に、当て板上に必要数だけ載置され、ランバイを所定量
に設定するようにしたので、主ロープの経時伸びを少な
い労力で容易に調整することのできるエレベータの釣合
重り装置が得られる効果がある。
【0058】また、この発明の請求項3によれば、請求
項2において、調整重り片は、釣合重り内の釣合重り片
上にあらかじめ収納されており、釣合重りの縦枠に設け
られた切欠部を介して当て板上に載置されるようにした
ので、調整重り片の搬入も不要となり、主ロープの経時
伸びを少ない労力で容易に調整することのできるエレベ
ータの釣合重り装置が得られる効果がある。
【0059】また、この発明の請求項4によれば、請求
項3において、調整重り片は、ロープシャックルおよび
ジャッキボルトの位置に対応して側面から連続した切込
部が形成され、ジャッキボルトの位置に対して側面方向
から出し入れされるようにしたので、調整重り片の出し
入れがさらに容易となり、主ロープの経時伸びを少ない
労力で容易に調整することのできるエレベータの釣合重
り装置が得られる効果がある。
【0060】また、この発明の請求項5によれば、請求
項2において、調整重り片は、両端部で分割された一対
の調整重り片と、各調整重り片を着脱自在び接合する一
対のロッドとにより構成され、一対のロッドを、ロープ
シャックルおよびジャッキボルトの位置を迂回するよう
に配置したので、調整重り片の切込部および縦枠の切欠
部が不要となり、主ロープの経時伸びをさらに少ない労
力で容易に調整することのできるエレベータの釣合重り
装置が得られる効果がある。
【0061】また、この発明の請求項6によれば、請求
項1において、当て板位置調整手段は、釣合重りの縦枠
に設けられた複数の取付穴と、任意位置の取付穴に設け
られて当て板の上面に衝合されるピンとにより構成さ
れ、ピンは、ジャッキボルトにより釣合重りが上昇して
いる間に、ランバイの所定量に相当する位置の取付穴に
差し替えられるようにしたので、調整重り片が不要とな
り、主ロープの経時伸びをさらに少ない労力で容易に調
整することのできるエレベータの釣合重り装置が得られ
る効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】 この発明の実施の形態1の通常状態を示す側
面図である。
【図2】 この発明の実施の形態1のランバイ調整時の
状態を示す側面図である。
【図3】 図1内の当て板を示す斜視図である。
【図4】 図1内の調整重り片を示す斜視図である。
【図5】 この発明の実施の形態2を示す側面図であ
る。
【図6】 この発明の実施の形態3を示す側面図であ
る。
【図7】 図6内の調整重り片を拡大して示す斜視図で
ある。
【図8】 一般的なエレベータの釣合重り装置をエレベ
ータ装置全体とともに示す側面図である。
【図9】 従来のエレベータの釣合重り装置を示す側面
図である。
【図10】 図9内の釣合重り片を示す斜視図である。
【図11】 従来のエレベータの釣合重り装置のランバ
イ調整時の状態をエレベータ装置とともに示す側面図で
ある。
【符号の説明】
2 昇降路、3 ピット、5 カゴ、6 主ロープ、7
釣合重り、7a 上枠、7b 縦枠、7c、7d 切
欠部、8 ロープシャックル、9 緩衝器、15 釣合
重り片、17 当て板、18、22 調整重り片、18
b、18c切込部、19 ジャッキボルト、20 ピ
ン、21 取付穴、23 ロッド、Dランバイ、G 空
隙。

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 一端にエレベータのカゴが吊り下げられ
    た主ロープと、 前記主ロープの他端にロープシャックルを介して吊り下
    げられた釣合重りとを備えたエレベータの釣合重り装置
    において、 前記ロープシャックルの先端部に設けられて、前記主ロ
    ープに対して前記釣合重りを位置決めするための当て板
    と、 前記釣合重りの上枠の下面と前記当て板の上面との間に
    介在されて前記主ロープの長さ調整時に作動され、前記
    主ロープに対して前記釣合重りを上昇させるためのジャ
    ッキボルトと、 前記ジャッキボルトの非作動時における前記主ロープに
    対する前記当て板の位置を調整する当て板位置調整手段
    とを設け、 前記当て板位置調整手段は、前記釣合重りと前記エレベ
    ータの昇降路のピット上の緩衝器との間のランバイを所
    定量に調整可能に構成されたことを特徴とするエレベー
    タの釣合重り装置。
  2. 【請求項2】 前記当て板位置調整手段は、前記当て板
    上に積層載置されて、前記釣合重りの上枠と前記当て板
    との間に着脱自在に介在された調整重り片により構成さ
    れ、 前記調整重り片は、前記ジャッキボルトにより前記釣合
    重りが上昇している間に、前記当て板上に必要数だけ載
    置され、前記ランバイを所定量に設定することを特徴と
    する請求項1に記載のエレベータの釣合重り装置。
  3. 【請求項3】 前記調整重り片は、前記釣合重り内の釣
    合重り片上にあらかじめ収納されており、前記釣合重り
    の縦枠に設けられた切欠部を介して前記当て板上に載置
    されることを特徴とする請求項2に記載のエレベータの
    釣合重り装置。
  4. 【請求項4】 前記調整重り片は、前記ロープシャック
    ルおよび前記ジャッキボルトの位置に対応して側面から
    連続した切込部が形成され、前記ジャッキボルトの位置
    に対して側面方向から出し入れされることを特徴とする
    請求項3に記載のエレベータの釣合重り装置。
  5. 【請求項5】 前記調整重り片は、 両端部で分割された一対の調整重り片と、 前記各調整重り片を着脱自在び接合する一対のロッドと
    により構成され、 前記一対のロッドは、前記ロープシャックルおよび前記
    ジャッキボルトの位置を迂回するように配置されたこと
    を特徴とする請求項2に記載のエレベータの釣合重り装
    置。
  6. 【請求項6】 前記当て板位置調整手段は、 前記釣合重りの縦枠に設けられた複数の取付穴と、 任意位置の前記取付穴に設けられて前記当て板の上面に
    衝合されるピンとにより構成され、 前記ピンは、前記ジャッキボルトにより前記釣合重りが
    上昇している間に、前記ランバイの所定量に相当する位
    置の前記取付穴に差し替えられることを特徴とする請求
    項1に記載のエレベータの釣合重り装置。
JP28540296A 1996-10-28 1996-10-28 エレベータの釣合重り装置 Pending JPH10129957A (ja)

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Cited By (6)

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