JPH10130114A - ゴキブリ類及びアリ類の忌避剤 - Google Patents
ゴキブリ類及びアリ類の忌避剤Info
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- JPH10130114A JPH10130114A JP8304203A JP30420396A JPH10130114A JP H10130114 A JPH10130114 A JP H10130114A JP 8304203 A JP8304203 A JP 8304203A JP 30420396 A JP30420396 A JP 30420396A JP H10130114 A JPH10130114 A JP H10130114A
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- Y02—TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
- Y02A—TECHNOLOGIES FOR ADAPTATION TO CLIMATE CHANGE
- Y02A50/00—TECHNOLOGIES FOR ADAPTATION TO CLIMATE CHANGE in human health protection, e.g. against extreme weather
- Y02A50/30—Against vector-borne diseases, e.g. mosquito-borne, fly-borne, tick-borne or waterborne diseases whose impact is exacerbated by climate change
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- Agricultural Chemicals And Associated Chemicals (AREA)
Abstract
でも高い忌避効果とその持続性を示す忌避剤を提供す
る。 【解決手段】 ゴキブリ忌避剤は天然精油であるオレン
ジフラワー油、ゲラニウム油、タイムホワイト油、タイ
ムレッド油、ナツメグ油、パチョウリ油、パルマローザ
油、ビターオレンジ油、レモングラス油、キンモクセイ
油、ゴマ油、シナモンリーフ油、セロリー油、トルーバ
ルサム、ペルーバルサムの1種以上を、アリ忌避剤は天
然精油であるオークモス、オレンジフラワー油、サンダ
ルウッド油、スペアミント油、タイムホワイト油、パチ
ョウリ油、パルマローザ油、レモングラス油、ローレル
油、ガーリック油、キンモクセイ油、ココナッツ油、シ
ナモンリーフ油、ジル油(イノンド油)、タイムレッド
油、トルーバルサム、バーチ油、ペルーバルサムの1種
以上を有効成分として含有する。
Description
類の忌避剤に関する。
しては、ピレスロイド系殺虫剤、有機リン系殺虫剤を始
めとする多くの殺虫剤が知られているが、N,N−ジエ
チル−m−トルアミド(以下、DEETと略記する)と
比較すると効力的に劣るものが多い。また、近年、アリ
のような、衛生害虫の範疇に入らない生物が不快害虫と
して駆除の対象となってきている。そのため、これらの
不快害虫の忌避剤としても前記殺虫剤を利用している
が、満足できる忌避効果を示すものは見うけられない。
さらに、ゴキブリ類やアリ類などの害虫は主として家屋
内が駆除対象区域となるため、食器棚、家具類、流し台
など人が直接触れる物に対しても前記した殺虫剤が適用
されるため、その毒性や環境汚染が問題となっている。
はその成分による忌避剤が提案されている。しかしなが
ら、天然精油については、前記害虫に対する忌避剤とし
ての提案は数多くなされているが、ゴキブリ類やアリ類
に対してその有効性が確認されている物質ははるかに少
なく、しかも効力的に満足できる忌避剤は見うけられな
い。ゴキブリ類に対しては、例えば、特開平3−127
702号公報にはヒノキオイル、ユーカリ油、ハッカ油
等が、特開平6−87718号にはスギ針葉から抽出し
た精油がゴキブリに対して忌避効果を示すことが開示さ
れている。一方、アリ類の忌避剤としては、例えば、特
開平1−294601号公報及び特開平4−28800
3号公報には天然テルペノイドモノマー、これらの低重
合オリゴマー又は低共重合オリゴマーがゴキブリやイエ
シロアリに対して忌避効果を示すことが開示されてお
り、特開平4−321613号公報にはカヤツリグサ科
植物からの抽出物がアズマオオズアカアリに対して忌避
効果を示すことが開示されている。また、特開平5−2
55007号公報にはボルネオール又はイソボルネオー
ルがアリの方向感覚を狂わす効果を有することが記載さ
れている。これらの化合物は安全性の点では評価できる
が、忌避効力の点においては未だ満足すべきものではな
かった。
ETが多用されており、ゴキブリやアリに対しても同様
に忌避剤として有効に用いることができる。しかしなが
ら、DEETは合成品であり、安定供給といった面から
は天然精油の方が供給し易く、安全性の面からも天然精
油の方が有利なものが多い。またエアゾール剤に製剤さ
れて、噴霧され微粒子化された場合に、鼻粘膜への刺激
が認められる場合もあるといった問題もある。さらに、
DEETには空間での忌避効果はなく、害虫との接触に
よる忌避効果のみであり、接触面以外からの害虫侵入を
阻止できないという問題がある。従って、一定空間内で
の害虫忌避を有効かつ確実に達成できる害虫忌避剤が強
く求められていた。
的な目的は、安全性が高く、しかもゴキブリ類やアリ類
に対してDEETと同等もしくはそれ以上に高い忌避効
果を有し、忌避効果の持続性や低濃度でも高い忌避効果
を示すことができる効力的に満足できるゴキブリ類及び
アリ類の忌避剤を提供することにある。特に本発明の目
的は、一定空間内においてゴキブリ類やアリ類の侵入を
有効に阻止できる空間的忌避効果に優れると共に、接触
的忌避効果にも優れ、強い忌避作用を示し、しかもその
効力の持続性に優れたゴキブリ類及びアリ類の忌避剤を
提供することにある。さらに本発明の目的は、上記のよ
うな高い忌避効果や安全性に優れると共に、人の臭覚に
対してはマイルドな芳香を示すことにより、屋内におい
ても問題なく使用できるゴキブリ類やアリ類の忌避剤を
提供することにある。
に、本発明によれば、天然精油であるオレンジフラワー
油、ゲラニウム油、タイムホワイト油、タイムレッド
油、ナツメグ油、パチョウリ油、パルマローザ油、ビタ
ーオレンジ油、レモングラス油、キンモクセイ油、ゴマ
油、シナモンリーフ油、セロリー油、トルーバルサム、
ペルーバルサムの1種又は2種以上を有効成分として含
有することを特徴とするゴキブリ類の忌避剤が提供され
る。特に好適な態様によれば、天然精油であるオレンジ
フラワー油、ゲラニウム油、タイムホワイト油、タイム
レッド油、ナツメグ油、パチョウリ油、パルマローザ
油、ビターオレンジ油、レモングラス油の1種又は2種
以上を有効成分として含有することを特徴とするゴキブ
リ類の忌避剤が提供される。
ークモス、オレンジフラワー油、サンダルウッド油、ス
ペアミント油、タイムホワイト油、パチョウリ油、パル
マローザ油、レモングラス油、ローレル油、ガーリック
油、キンモクセイ油、ココナッツ油、シナモンリーフ
油、ジル油(イノンド油)、タイムレッド油、トルーバ
ルサム、バーチ油、ペルーバルサムの1種又は2種以上
を有効成分として含有することを特徴とするアリ類の忌
避剤が提供される。特に好適な態様によれば、天然精油
であるオークモス、オレンジフラワー油、サンダルウッ
ド油、スペアミント油、タイムホワイト油、パチョウリ
油、パルマローザ油、レモングラス油、ローレル油の1
種又は2種以上を有効成分として含有することを特徴と
するアリ類の忌避剤が提供される。さらに本発明の別の
態様によれば、前記いずれの態様においても、有効成分
として含有する天然精油に加えて、さらにピレスロイド
系殺虫剤,有機リン系殺虫剤,カーバメート系殺虫剤の
1種又は2種以上を有効成分として含有することを特徴
とするゴキブリ類及びアリ類の忌避剤が提供される。
べく、安全性が高く、生態系のバランスをくずさないゴ
キブリ類及びアリ類の忌避剤について鋭意検討した結
果、天然精油であるオレンジフラワー油、ゲラニウム
油、タイムホワイト油、タイムレッド油、ナツメグ油、
パチョウリ油、パルマローザ油、ビターオレンジ油、レ
モングラス油、キンモクセイ油、ゴマ油、シナモンリー
フ油、セロリー油、トルーバルサム、ペルーバルサムが
ゴキブリ類に対して卓越した忌避効果を有し、またオー
クモス、オレンジフラワー油、サンダルウッド油、スペ
アミント油、タイムホワイト油、パチョウリ油、パルマ
ローザ油、レモングラス油、ローレル油、ガーリック
油、キンモクセイ油、ココナッツ油、シナモンリーフ
油、ジル油(イノンド油)、タイムレッド油、トルーバ
ルサム、バーチ油、ペルーバルサムがアリ類に対して卓
越した忌避効果を有することを見い出した。これらの天
然精油は、本発明において確認されたように各種ゴキブ
リ類やアリ類に対する忌避効果を有すると共に、低濃度
でも高い忌避効果を示す。さらに、人畜に対する安全性
が極めて高く、しかもマイルドな芳香を示すので、屋外
においては勿論のこと、屋内においても全く問題なく使
用できる。
対してはオレンジフラワー油、ゲラニウム油、タイムホ
ワイト油、タイムレッド油、ナツメグ油、パチョウリ
油、パルマローザ油、ビターオレンジ油、レモングラス
油が、アリ類に対してはオークモス、オレンジフラワー
油、サンダルウッド油、スペアミント油、タイムホワイ
ト油、パチョウリ油、パルマローザ油、レモングラス
油、ローレル油が、接触的忌避効果に加えて空間的忌避
効果にも優れ、一定空間内でのゴキブリ類やアリ類に対
する忌避作用を有効かつ確実に長期間に亘って発揮でき
ることが見い出された。
然精油と共に殺虫剤を併用することにより、ゴキブリ類
やアリ類に対する忌避効果をさらに増強できることを見
い出した。上記天然精油と混合して用いることができる
殺虫剤としては、従来より害虫駆除剤として用いられる
各種殺虫剤を用いることができ、ピレスロイド系殺虫
剤、カーバメート系殺虫剤、有機リン系殺虫剤等を挙げ
ることができるが、もちろんこれらに限定されるもので
はない。
類としては、チャバネゴキブリ、クロゴキブリ、ヤマト
ゴキブリ、ワモンゴキブリ、その他の全てのゴキブリ類
が挙げられる。また、忌避対象のアリ類としては、アミ
メアリ、トビイロケアリ、ルリアリ、クロヤマアリ、ク
ロオオアリ、イエヒメアリ、その他すべてのアリ類が挙
げられる。
レスリン、dl,d−T80−アレスリン、d−T80
−アレスリン、d,d−T80−プラレトリン、フタル
スリン、d−T80−フタルスリン、d−T80−レス
メトリン、d−T80−フラメトリン、ペルメトリン、
エムペントリン、テラレスリン、エトフェンプロック
ス、フェノトリン、サイフェノトリン、トラロメスリン
等が挙げられ、カーバメート系殺虫剤としては、例えば
カルバリル、プロポクサー等が挙げられる。また、有機
リン系殺虫剤としては、例えばクロルピリホス、クロル
ピリホスメチル、ピリダフェンチオン、ダイアジノン、
フェニトロチオン、フェンチオン、ジクロルボス、プロ
チオホス、プロペンタホス等が挙げられる。
は、上記有効成分をそのままゴキブリやアリの忌避を要
求される区域等に適用することもできるが、通常好まし
くは適当な担体その他の配合剤を用いて適用区域、適用
方法等に適した各種の形態、例えばエアゾール剤、油
剤、乳剤等の液剤、粉剤、粒剤、シート剤、マット剤等
の固剤などに調製して利用される。液剤の形態に調製す
るに当り用いられる担体としては、例えば水、メチルア
ルコール、エチルアルコール等のアルコール類、エチレ
ングリコール、プロピレングリコール等のグリコール
類、アセトン、メチルエチルケトン等のケトン類、ジオ
キサン、テトラヒドロフラン、ジメチルエーテル等のエ
ーテル類、ヘキサン、ケロシン、ノルマルパラフィン等
の脂肪族炭化水素、ベンゼン、トルエン等の芳香族炭化
水素、ジクロロメタン、ジクロロエタン等のハロゲン化
炭化水素、酢酸エチル、酢酸ブチル等のエステル類など
が挙げられる。
リ忌避剤は、さらに通常使用される塗膜形成剤、乳化
剤、分散剤、展着剤、湿潤剤、安定剤、噴射剤等の添加
剤、例えばポリオキシエチレングリコール脂肪酸エステ
ル、ポリオキシエチレンアルキルフェニルエーテル等の
非イオン系界面活性剤、カルボキシメチルセルローズ等
の陰イオン系界面活性剤、第四級アンモニウム塩等の陽
イオン系界面活性剤などの界面活性剤、ニトロセルロー
ス、アセチルロース、アセチルブチリルセルロース、メ
チルセルロース等のセルロース誘導体、酢酸ビニル樹脂
等のビニル系樹脂、アルキッド系樹脂、エチレン酢酸ビ
ニル樹脂、ユリア系樹脂、エポキシ系樹脂、ポリエステ
ル系樹脂、ウレタン系樹脂、シリコン系樹脂、アクリル
系樹脂、塩化ゴム、ポリビニルアルコール等の塗膜形成
剤、液化石油ガス、ジメチルエーテル、炭酸ガス、窒素
ガス等の噴射剤、カゼイン、ゼラチン、アルギン酸等を
配合することによって、塗料形態、接着剤形態、乳剤、
分散剤、懸濁剤、噴霧剤、エアゾール剤等の各種形態で
利用することができる。
れる担体としては、例えばクレー、タルク、カオリン、
ケイソウ土、石こう、パーライト、ベントナイト、酸性
白土、火山岩、メタケイ酸アルミン酸マグネシウム、炭
酸カルシウム、セピオライト等の鉱物性粉末や、木粉、
大豆粉、小麦粉、デンプン、コーヒー抽出粕等の植物性
粉末等を用いることができ、粒剤や粉剤等の剤型で利用
することができる。また、上記担体や前記した塗膜形成
剤等を用いてシート状の剤型に調製することもでき、パ
ルプ、リンター、不織布等の担体を用いてマット状の剤
型に調製することもできる。
の有効成分の配合量及び該忌避剤の適用量は、その剤型
や適用方法、適用場所に応じて適宜に決定すればよく、
限定的でないが、一般に、本発明の天然精油の含有量
は、エアゾール剤では0.001重量%〜10重量%、
好ましくは0.001重量%〜5重量%、油剤では0.
001重量%〜95重量%、好ましくは0.01重量%
〜50重量%、乳剤では0.001重量%〜80重量
%、好ましくは0.01重量%〜50重量%、粉剤では
0.001重量%〜90重量%、好ましくは0.01重
量%〜50重量%、粒剤では0.001重量%〜90重
量%、好ましくは0.01重量%〜50重量%、シート
剤では0.0001g/m2 〜10g/m2 、好ましく
は0.001g/m2 〜1g/m2 、マット剤では0.
001重量%〜50重量%、好ましくは0.01重量%
〜30重量%である。
忌避剤には、先に列挙したもの以外の公知の害虫忌避
剤、効力増強剤、酸化防止剤、げっ歯類動物駆除及び忌
避剤、殺菌剤、防黴剤、除草剤、肥料、着香料、着色料
等を配合することができる。配合可能な他の害虫忌避剤
としては、DEET、2,3,4,5−ビス(△2 −ブ
チレン)−テトラヒドロフルフラール、ジ−n−プロピ
ルイソシンコメロネート、ジ−n−ブチルサクシネー
ト、2−ヒドロキシエチルオクチルサルファイド、2−
t−ブチル−4−ヒドロキシアニソール、3−t−ブチ
ル−4−ヒドロキシアニソール、1−エチニル−2−メ
チル−2−ペンテニル 2,2,3,3−テトラメチル
シクロプロパンカルボキシレート、1−エチニル−2−
メチル−2−ペンテニル 2,2−ジメチル−3−(2
´,2´−ジクロルビニル)−シクロプロパン−1−カ
ルボキシレート、N−ヘキシル−3,4−ジクロルマレ
イミド等が挙げられる。
ルヘキシル)−ビシクロ−[2,2,1]−5−ヘプテ
ン−2,3−ジカルボキシイミド、6−(プロピルピペ
ロニル)−ブチルカルビチルエーテル、N−(2−エチ
ルヘキシル)−1−イソプロピル−4−メチルビシクロ
[2,2,2]オクト−5−エン−2,3−ジカルボキ
シイミド、オクタクロロジプロピルエーテル等を、酸化
防止剤としてはブチルヒドロキシアニソール、ジブチル
ヒドロキシトルエン、トコフェロール、γ−オリザノー
ル等を、げっ歯動物駆除及び忌避剤としてはα−ナフチ
ルチオウレア、シクロヘキシミド等を、防菌防黴剤とし
てはサリチル酸、安息香酸、ソルビン酸、p−クロロ−
m−キシレノール、2−(4´−チアゾイル)ベンズイ
ミダゾール等を、防黴剤としてはα−ブロモシンナミッ
クアルデヒド、N−ジメチル−N−フェニル−N´−
(フルオロジクロロメチル)チオスルファミド等を挙げ
ることができる。
いて具体的に説明する。 処方例1(エアゾール剤) 天然精油 0.1重量% 溶剤 49.9重量% 噴射剤 50.0重量%
効果及び経時的な忌避効果(接触的忌避効果)につい
て、以下のようにして試験を行った。 (1)供試剤 オレンジフラワー油、ゲラニウム油、タイムホワイト
油、タイムレッド油、ナツメグ油、パチョウリ油、パル
マローザ油、ビターオレンジ油、レモングラス油、キン
モクセイ油、ゴマ油、シナモンリーフ油、セロリー油、
トルーバルサム、ペルーバルサム、オリーブ油、ガーリ
ック油、ジンジャー油、スペアミント油、バーチ油、ペ
ッパー油、ペパーミント油、ルー油、ワサビ油及び対照
薬剤としてDEETを用いた。 (2)供試虫 恒温(25℃),長日条件下(14L10D)で飼育中
のチャバネゴキブリ(Blattella germanica )を供試虫
として用いた。 (3)試験方法:濾紙接触忌避試験法 直径9cmの東洋濾紙No.5Aに、供試剤の塗布量が1
g/m2 となるように、所定濃度に調整した各供試剤の
アセトン溶液を各1ml塗布し、1時間風乾した。これを
半円状に2枚に切り、その1枚を、同様に半円形に切っ
た無処理の濾紙とならべてガラス板上に置き、その上に
内壁に粉末タルクを塗布した内径7cmのガラスリングを
置いた。その中に雌成虫10個体を放飼し、処理後60
分目までは10分間隔で、その後は30分間隔で180
分後まで各エリアに存在する個体数を数えて、下記の式
によって忌避率を算出した。試験は3反復とした。ま
た、効果の持続性を調べるために、上記と同様に供試剤
を塗布した新たな濾紙を室温条件下に3日間放置し、そ
の後同様の試験を行った。 忌避率(%)=(無処理区個体数−処理区個体数)/無
処理区個体数×100
然精油は、施用初期からチャバネゴキブリに対してDE
ET以上の高い接触的忌避効果を有することがわかる。
上記天然精油の中でも特にオレンジフラワー油、シナモ
ンリーフ油、タイムホワイト油、タイムレッド油、パチ
ョウリ油及びレモングラス油は初期忌避効果及び忌避効
果の持続性共に優れている。
効果及び経時的な忌避効果(空間的忌避効果)につい
て、以下のようにして試験を行った。 (1)供試剤 オレンジフラワー油、ゲラニウム油、タイムホワイト
油、タイムレッド油、ナツメグ油、パチョウリ油、パル
マローザ油、ビターオレンジ油、レモングラス油、キン
モクセイ油、ゴマ油、シナモンリーフ油、セロリー油、
トルーバルサム、ペルーバルサム、オリーブ油、ガーリ
ック油、ジンジャー油、スペアミント油、バーチ油、ペ
ッパー油、ペパーミント油、ルー油、ワサビ油及び対照
薬剤としてDEETを用いた。 (2)供試虫 恒温(25℃),長日条件下(14L10D)で飼育中
のチャバネゴキブリ(Blattella germanica )を供試虫
として用いた。 (3)試験方法:空間忌避試験法 アクリルボックス内にシェルター、固形飼料及び水を設
置し、その上にポリカップをかぶせた。ポリカップの上
面には6cm径の孔を開けてガラス板を置き、側面下部
には幅2cm、高さ1cmの出入り口を設けた。直径
5.5cmの東洋濾紙No.5Aに、供試剤の塗布量が
10g/m2 となるように、所定濃度に調整した各供試
剤のアセトン溶液を各0.5ml塗布し、1時間風乾し
たものを供試剤とした。供試虫の逃亡及び供試剤への接
触を防止するため、アクリルボックスの内壁及びポリカ
ップの内外にはワセリンを塗布した。供試剤及びポリカ
ップ外のシェルターを未設置の状態で、雌成虫20個体
及び雄成虫20個体を放飼して一昼夜放置した後、ポリ
カップ上のガラス板を、供試剤を固定したガラス板と取
り替えて供試剤がポリカップの内側に向くようにセット
し、同時にポリカップ外にシェルターを設置した。その
後、供試虫の存在位置と個体数を経時的に観察した。試
験は3反復とした。
ネゴキブリに対して空間的忌避効果がないのに対し、本
発明で用いる天然精油はチャバネゴキブリに対して高い
空間的忌避効果を有することがわかる。上記天然精油の
中でもオレンジフラワー油、ゲラニウム油、タイムホワ
イト油、タイムレッド油、ナツメグ油、パチョウリ油、
パルマローザ油、ビターオレンジ油、レモングラス油、
特にタイムホワイト油、タイムレッド油、パチョウリ
油、パルマローザ油及びレモングラス油は初期忌避効果
及び忌避効果の持続性共に優れている。
及び経時的な忌避効果(接触的忌避効果)について、以
下のようにして試験を行った。 (1)オークモス、オレンジフラワー油、サンダルウッ
ド油、スペアミント油、タイムホワイト油、パチョウリ
油、パルマローザ油、レモングラス油、ローレル油、ガ
ーリック油、キンモクセイ油、ココナッツ油、シナモン
リーフ油、ジル油(イノンド油)、タイムレッド油、ト
ルーバルサム、バーチ油、ペルーバルサム、オリーブ
油、ペッパー油、マンダリン油、ルー油、レモン油、ワ
サビ油及び対照薬剤としてDEETを用いた。 (2)供試虫 恒温(25℃)、長日条件下(14L10D)で飼育中
のアミメアリ(Pristomymex pungens )を供試虫として
用いた。 (3)試験方法:濾紙接触忌避試験法 直径9cmの東洋濾紙No.5Aに、供試剤の塗布量が1
g/m2 となるように、所定濃度に調整した各供試剤の
アセトン溶液を各1ml塗布し、1時間風乾した。これを
半円状に2枚に切り、その1枚を、同様に半円形に切っ
た無処理の濾紙とならべてガラス板上に置き、その上に
内壁に粉末タルクを塗布した内径7cmのガラスリングを
置いた。その中に供試虫10個体を放飼し、処理後60
分目までは10分間隔で、その後は30分間隔で180
分後まで各エリアに存在する個体数を数えて、下記の式
によって忌避率を算出した。試験は3反復とした。ま
た、効果の持続性を調べるために、上記と同様に供試剤
を塗布した新たな濾紙を室温条件下に3日間放置し、そ
の後同様の試験を行った。 忌避率(%)=(無処理区個体数−処理区個体数)/無
処理区個体数×100
然精油は、施用初期からアミメアリに対してDEET以
上の高い接触的忌避効果を有することがわかる。上記天
然精油の中でも特にココナッツ油、サンダルウッド油、
シナモンリーフ油、スペアミント油、ペルーバルサム油
及びローレル油は初期忌避効果及び忌避効果の持続性共
に優れている。
及び経時的な忌避効果(空間的忌避効果)について、以
下のようにして試験を行った。 (1)供試剤 オークモス、オレンジフラワー油、サンダルウッド油、
スペアミント油、タイムホワイト油、パチョウリ油、パ
ルマローザ油、レモングラス油、ローレル油、ガーリッ
ク油、キンモクセイ油、ココナッツ油、シナモンリーフ
油、ジル油(イノンド油)、タイムレッド油、トルーバ
ルサム、バーチ油、ペルーバルサム、オリーブ油、ペッ
パー油、マンダリン油、ルー油、レモン油、ワサビ油及
び対照薬剤としてDEETを用いた。 (2)供試虫 恒温(25℃)、長日条件下(14L10D)で飼育中
のアミメアリ(Pristomymex pungens )を供試虫として
用いた。 (3)試験方法:空間忌避試験法 アクリルボックス内にシェルター、固形飼料及び水を設
置し、その上にポリカップをかぶせた。ポリカップの上
面には6cm径の孔を開けてガラス板を置き、側面下部
には幅2cm、高さ1cmの出入り口を設けた。直径
5.5cmの東洋濾紙No.5Aに、供試剤の塗布量が
5.0g/m2 となるように、所定濃度に調整した各供
試剤のアセトン溶液を各0.5ml塗布し、1時間風乾
したものを供試剤とした。供試虫の逃亡及び供試剤への
接触を防止するため、アクリルボックスの内壁及びポリ
カップの内外にはワセリンを塗布した。供試剤及びポリ
カップ外のシェルターを未設置の状態で、供試虫50個
体を放飼して一昼夜放置した後、ポリカップ上のガラス
板を、供試剤を固定したガラス板と取り替えて供試剤が
ポリカップの内側に向くようにセットし、同時にポリカ
ップ外にシェルターを設置した。その後、供試虫の存在
位置と個体数を経時的に観察した。試験は3反復とし
た。
アリに対して空間的忌避効果がないのに対し、本発明で
用いる天然精油はアミメアリに対して高い空間的忌避効
果を有することがわかる。上記天然精油の中でも特にオ
ークモス油、オレンジフラワー油、サンダルウッド油、
スペアミント油、タイムホワイト油、パチョウリ油、パ
ルマローザ油、レモングラス油、ローレル油は初期忌避
効果及び忌避効果の持続性共に優れている。
避剤は、天然精油であるオレンジフラワー油、ゲラニウ
ム油、タイムホワイト油、タイムレッド油、ナツメグ
油、パチョウリ油、パルマローザ油、ビターオレンジ
油、レモングラス油、キンモクセイ油、ゴマ油、シナモ
ンリーフ油、セロリー油、トルーバルサム、ペルーバル
サムの1種又は2種以上を、アリ類の忌避剤は、天然精
油であるオークモス、オレンジフラワー油、サンダルウ
ッド油、スペアミント油、タイムホワイト油、パチョウ
リ油、パルマローザ油、レモングラス油、ローレル油、
ガーリック油、キンモクセイ油、ココナッツ油、シナモ
ンリーフ油、ジル油(イノンド油)、タイムレッド油、
トルーバルサム、バーチ油、ペルーバルサムの1種又は
2種以上を有効成分として含有しているため、安全性が
高く、しかもゴキブリ類やアリ類に対してDEET以上
の高い忌避効果を有し、忌避効果の持続性や低濃度でも
高い忌避効果を示す。特に、ゴキブリ類の忌避剤の有効
成分としてオレンジフラワー油、ゲラニウム油、タイム
ホワイト油、タイムレッド油、ナツメグ油、パチョウリ
油、パルマローザ油、ビターオレンジ油、レモングラス
油を、アリ類の忌避剤の有効成分としてオークモス、オ
レンジフラワー油、サンダルウッド油、スペアミント
油、タイムホワイト油、パチョウリ油、パルマローザ
油、レモングラス油、ローレル油を含有することによ
り、接触的忌避効果に加えて空間的忌避効果にも優れ、
一定空間内でゴキブリ類やアリ類に対する忌避作用を有
効かつ確実に長期間に亘って発揮できる。また、本発明
の忌避剤は、上記のような高い忌避効果や安全性に優れ
ると共に、人の臭覚に対しては天然精油特有のマイルド
な芳香を示すことにより、屋外のみならず屋内において
も問題なく使用できる。さらに、上記天然精油と共にピ
レスロイド系殺虫剤,有機リン系殺虫剤,カーバメート
系殺虫剤の1種又は2種以上を併用することにより、ゴ
キブリ類やアリ類に対する忌避効果をさらに増強できる
という利点が得られる。
Claims (6)
- 【請求項1】 天然精油であるオレンジフラワー油、ゲ
ラニウム油、タイムホワイト油、タイムレッド油、ナツ
メグ油、パチョウリ油、パルマローザ油、ビターオレン
ジ油、レモングラス油、キンモクセイ油、ゴマ油、シナ
モンリーフ油、セロリー油、トルーバルサム、ペルーバ
ルサムの1種又は2種以上を有効成分として含有するこ
とを特徴とするゴキブリ類の忌避剤。 - 【請求項2】 天然精油であるオレンジフラワー油、ゲ
ラニウム油、タイムホワイト油、タイムレッド油、ナツ
メグ油、パチョウリ油、パルマローザ油、ビターオレン
ジ油、レモングラス油の1種又は2種以上を有効成分と
して含有することを特徴とするゴキブリ類の忌避剤。 - 【請求項3】 天然精油であるオークモス、オレンジフ
ラワー油、サンダルウッド油、スペアミント油、タイム
ホワイト油、パチョウリ油、パルマローザ油、レモング
ラス油、ローレル油、ガーリック油、キンモクセイ油、
ココナッツ油、シナモンリーフ油、ジル油(イノンド
油)、タイムレッド油、トルーバルサム、バーチ油、ペ
ルーバルサムの1種又は2種以上を有効成分として含有
することを特徴とするアリ類の忌避剤。 - 【請求項4】 天然精油であるオークモス、オレンジフ
ラワー油、サンダルウッド油、スペアミント油、タイム
ホワイト油、パチョウリ油、パルマローザ油、レモング
ラス油、ローレル油の1種又は2種以上を有効成分とし
て含有することを特徴とするアリ類の忌避剤。 - 【請求項5】 さらにピレスロイド系殺虫剤、有機リン
系殺虫剤、カーバメート系殺虫剤の1種又は2種以上を
有効成分として含有することを特徴とする請求項1乃至
4のいずれか一項に記載の忌避剤。 - 【請求項6】 前記忌避剤の剤型がエアゾール剤、油
剤、乳剤、粉剤、粒剤、シート剤、又はマット剤である
請求項1乃至5のいずれか一項に記載の忌避剤。
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