JPH10130265A - イソニコチン酸誘導体および農園芸用殺菌剤 - Google Patents
イソニコチン酸誘導体および農園芸用殺菌剤Info
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- JPH10130265A JPH10130265A JP30551896A JP30551896A JPH10130265A JP H10130265 A JPH10130265 A JP H10130265A JP 30551896 A JP30551896 A JP 30551896A JP 30551896 A JP30551896 A JP 30551896A JP H10130265 A JPH10130265 A JP H10130265A
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 稲いもち病、稲紋枯病、キュウリべと病、ト
マト疫病などに対して優れた防除効果を示し、かつ有用
作物に薬害がなく、安全性の高いイソニコチン酸誘導体
を活性成分として含有する農園芸用殺菌剤を提供するこ
と。 【解決手段】一般式 【化1】 (式中、Xは、ハロゲン原子を示し、YおよびZは、同
一または互いに異なってもよく、酸素原子、硫黄原子ま
たはNR 基を示し、ここでRは、水素原子または低級ア
ルキル基を示し、Aは、低級アルキル基により、1個ま
たは2個置換されてもよいC1〜C6のアルキレン基を
示し、R1およびR2は、同一または異なってもよく、水
素原子、低級アルキル基または低級ハロアルキル基を示
し、Pyは、基 【化2】 を示し、ここでR3は、低級アルキル基、低級シクロア
ルキル基または低級ハロアルキル基を示し、R4は、水
素原子、低級アルキル基、低級シクロアルキル基または
低級アルコキシ基を示し、R5は、水素原子または低級
アルキル基を示し、nは、0、1および2の整数を示
す。)で表されるイソニコチン酸誘導体。
マト疫病などに対して優れた防除効果を示し、かつ有用
作物に薬害がなく、安全性の高いイソニコチン酸誘導体
を活性成分として含有する農園芸用殺菌剤を提供するこ
と。 【解決手段】一般式 【化1】 (式中、Xは、ハロゲン原子を示し、YおよびZは、同
一または互いに異なってもよく、酸素原子、硫黄原子ま
たはNR 基を示し、ここでRは、水素原子または低級ア
ルキル基を示し、Aは、低級アルキル基により、1個ま
たは2個置換されてもよいC1〜C6のアルキレン基を
示し、R1およびR2は、同一または異なってもよく、水
素原子、低級アルキル基または低級ハロアルキル基を示
し、Pyは、基 【化2】 を示し、ここでR3は、低級アルキル基、低級シクロア
ルキル基または低級ハロアルキル基を示し、R4は、水
素原子、低級アルキル基、低級シクロアルキル基または
低級アルコキシ基を示し、R5は、水素原子または低級
アルキル基を示し、nは、0、1および2の整数を示
す。)で表されるイソニコチン酸誘導体。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、新規なイソニコチ
ン酸誘導体に関する。さらに詳しくは、後記の一般式
(1)で示されるイソニコチン酸誘導体ならびに該誘導
体を活性成分とする農園芸用殺菌剤に関する。したがっ
て、本発明は、化学工業ならびに農園芸分野、特に農薬
製造業分野で有用である。
ン酸誘導体に関する。さらに詳しくは、後記の一般式
(1)で示されるイソニコチン酸誘導体ならびに該誘導
体を活性成分とする農園芸用殺菌剤に関する。したがっ
て、本発明は、化学工業ならびに農園芸分野、特に農薬
製造業分野で有用である。
【0002】
【従来の技術】これまでに、本発明化合物に化学構造上
類似のイソニコチン酸誘導体はいくつか知られている。
類似のイソニコチン酸誘導体はいくつか知られている。
【0003】 特開昭55−143969号公報に
は、下記の一般式で示されるイソニコチン酸誘導体が除
草活性を有することが記載されている。
は、下記の一般式で示されるイソニコチン酸誘導体が除
草活性を有することが記載されている。
【0004】
【化5】 (式中、Zは、BrまたはClを表し、R は、OH、N
H2、NH−低級アルキルまたはNH−フェニルなどを
表し、R´は、HまたはCH3を表し、Xは、C(C
H3)2、(CH2)n、などを表し、nは、2〜5の整数
を表し、またはYに含まれる部分は天然にあるアミノ酸
のアシル部分を表す。)
H2、NH−低級アルキルまたはNH−フェニルなどを
表し、R´は、HまたはCH3を表し、Xは、C(C
H3)2、(CH2)n、などを表し、nは、2〜5の整数
を表し、またはYに含まれる部分は天然にあるアミノ酸
のアシル部分を表す。)
【0005】 特開平4−124177号公報には、
下記の一般式で示されるイソニコチン酸誘導体が殺菌活
性を有することが記載されている。
下記の一般式で示されるイソニコチン酸誘導体が殺菌活
性を有することが記載されている。
【0006】
【化6】 (式中、Wは、基−NHNHR1または基−OR2を表
し、R1 は、基
し、R1 は、基
【化7】 基−COOR3など(ただし、基中、X、Yは、それぞ
れ独立に水素原子、ハロゲン原子または低級アルキル基
を示す。)を表し、R2は、アルキル基、プロパルギル
基、基−CH2CH2OR4を表し、R3 は、低級アルキル
基を表し、R4は、水素原子、低級アルキル基または低
級アルキルカルボニル基を表す。)
れ独立に水素原子、ハロゲン原子または低級アルキル基
を示す。)を表し、R2は、アルキル基、プロパルギル
基、基−CH2CH2OR4を表し、R3 は、低級アルキル
基を表し、R4は、水素原子、低級アルキル基または低
級アルキルカルボニル基を表す。)
【0007】 特開平1−283270号公報には、
下記の一般式示される農園芸用殺菌剤が記載されてい
る。
下記の一般式示される農園芸用殺菌剤が記載されてい
る。
【化8】 (式中、Yは、ハロゲン原子を表し、Xは、酸素原子ま
たは硫黄原子を表し、Qは、炭素数1〜3のアルキレン
基などを表し、Aは、ピリジル基、イミダゾリル基また
はトリアゾリル基などを表す。)
たは硫黄原子を表し、Qは、炭素数1〜3のアルキレン
基などを表し、Aは、ピリジル基、イミダゾリル基また
はトリアゾリル基などを表す。)
【0008】特表平7−501325号公報には下記
の一般式で表される農園芸用殺菌剤が記載されている。
の一般式で表される農園芸用殺菌剤が記載されている。
【化9】 (式中、R1およびR2は、水素またはアルキル基を表
し、R3は式
し、R3は式
【化10】 などを表し、R4は、水素などを表し、R5は、置換され
てもよいヘテロアリールカルボニル基、アリールスルホ
ニル基などを表し、X1およびX2は、ハロゲン原子を表
す。)
てもよいヘテロアリールカルボニル基、アリールスルホ
ニル基などを表し、X1およびX2は、ハロゲン原子を表
す。)
【0009】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、これら
の文献記載の化合物は、後記試験例に示すとおり、農園
芸分野の病害に対し殺菌活性が不十分であったり、作物
に薬害を与えたりすることから、実用上満足しがたい。
したがって、従来の薬剤とは異なる新規な農園芸用殺菌
剤が要望されている。本発明はこれらの要望に合致した
農園芸用殺菌剤を提供することを目的とするものであ
る。
の文献記載の化合物は、後記試験例に示すとおり、農園
芸分野の病害に対し殺菌活性が不十分であったり、作物
に薬害を与えたりすることから、実用上満足しがたい。
したがって、従来の薬剤とは異なる新規な農園芸用殺菌
剤が要望されている。本発明はこれらの要望に合致した
農園芸用殺菌剤を提供することを目的とするものであ
る。
【0010】
【課題を解決するための手段】本発明者らは、上記した
目的を達成するため多くの化合物を合成し、それらの有
用性について鋭意検討した。その結果、下記の一般式
(1)で表されるイソニコチン酸誘導体が農園芸用殺菌
剤として高い活性を有することを見いだした。
目的を達成するため多くの化合物を合成し、それらの有
用性について鋭意検討した。その結果、下記の一般式
(1)で表されるイソニコチン酸誘導体が農園芸用殺菌
剤として高い活性を有することを見いだした。
【0011】したがって、第1の本発明の要旨とすると
ころは、次の一般式(1)
ころは、次の一般式(1)
【化11】 (式中、Xは、ハロゲン原子を示し、YおよびZは、同
一または互いに異なってもよく、酸素原子、硫黄原子ま
たはNR 基を示し、ここでRは、水素原子または低級ア
ルキル基を示し、Aは、低級アルキル基により、1個ま
たは2個置換されてもよいC1〜C6のアルキレン基を
示し、R1およびR2は、同一または異なってもよく、水
素原子、低級アルキル基または低級ハロアルキル基を示
し、Pyは、基
一または互いに異なってもよく、酸素原子、硫黄原子ま
たはNR 基を示し、ここでRは、水素原子または低級ア
ルキル基を示し、Aは、低級アルキル基により、1個ま
たは2個置換されてもよいC1〜C6のアルキレン基を
示し、R1およびR2は、同一または異なってもよく、水
素原子、低級アルキル基または低級ハロアルキル基を示
し、Pyは、基
【化12】 を示し、ここでR3は、低級アルキル基、低級シクロア
ルキル基または低級ハロアルキル基を示し、R4は、水
素原子、低級アルキル基、低級シクロアルキル基または
低級アルコキシ基を示し、R5は、水素原子または低級
アルキル基を示し、nは、0、1および2の整数を示
す。)で表されるイソニコチン酸誘導体にある。
ルキル基または低級ハロアルキル基を示し、R4は、水
素原子、低級アルキル基、低級シクロアルキル基または
低級アルコキシ基を示し、R5は、水素原子または低級
アルキル基を示し、nは、0、1および2の整数を示
す。)で表されるイソニコチン酸誘導体にある。
【0012】また、第2の本発明の要旨とするところ
は、前記一般式(1)のイソニコチン酸誘導体を活性成
分として含有することを特徴とする、農園芸用殺菌剤に
ある。
は、前記一般式(1)のイソニコチン酸誘導体を活性成
分として含有することを特徴とする、農園芸用殺菌剤に
ある。
【0013】一般式(1)で示される化合物において、
R、Aの定義のうち低級アルキル基、低級ハロアルキル
基および低級アルコキシ基は直鎖状または分岐状であっ
てもよい。また、ここでいう低級とは、炭素数1〜6の
ものをいう。
R、Aの定義のうち低級アルキル基、低級ハロアルキル
基および低級アルコキシ基は直鎖状または分岐状であっ
てもよい。また、ここでいう低級とは、炭素数1〜6の
ものをいう。
【0014】低級アルキル基の例としては、メチル基、
エチル基、n−プロピル基、イソプロピル基、n−ブチ
ル基、t−ブチル基、イソブチル基、sec−ブチル
基、n−ペンチル基、イソアミル基、n−ヘシキル基な
どがあり、低級シクロアルキル基の例としては、シクロ
プロピル基、シクロペンチル基、シクロヘキシル基など
があり、低級ハロアルキル基の例としては、トリフルオ
ロメチル基、ジフルオロメチル基、トリクロロメチル
基、ジクロロメチル基、フルオロメチル基、クロロメチ
ル基、ヨードメチル基、ブロモメチル基、ペンタフルオ
ロエチル基、ペンタクロロエチル基などがあり、低級ア
ルコキシ基の例としては、メトキシ基、エトキシ基、n
−プロポキシ基、イソプロポキシ基、n−ブトキシ基、
sec−ブトキシ基、t−ブトキシ基、イソブトキシ
基、イソヘキシルオキシ基などが挙げられる。
エチル基、n−プロピル基、イソプロピル基、n−ブチ
ル基、t−ブチル基、イソブチル基、sec−ブチル
基、n−ペンチル基、イソアミル基、n−ヘシキル基な
どがあり、低級シクロアルキル基の例としては、シクロ
プロピル基、シクロペンチル基、シクロヘキシル基など
があり、低級ハロアルキル基の例としては、トリフルオ
ロメチル基、ジフルオロメチル基、トリクロロメチル
基、ジクロロメチル基、フルオロメチル基、クロロメチ
ル基、ヨードメチル基、ブロモメチル基、ペンタフルオ
ロエチル基、ペンタクロロエチル基などがあり、低級ア
ルコキシ基の例としては、メトキシ基、エトキシ基、n
−プロポキシ基、イソプロポキシ基、n−ブトキシ基、
sec−ブトキシ基、t−ブトキシ基、イソブトキシ
基、イソヘキシルオキシ基などが挙げられる。
【0015】また、ハロゲン原子としては、具体的に
は、塩素原子、フッ素原子、ヨウ素原子および臭素原子
が挙げられる。
は、塩素原子、フッ素原子、ヨウ素原子および臭素原子
が挙げられる。
【0016】次に一般式(1)の本発明化合物の具体例
を表1〜表2に示した。ただし、本発明化合物は、これ
らの例示のみに限定されるものではない。
を表1〜表2に示した。ただし、本発明化合物は、これ
らの例示のみに限定されるものではない。
【0017】なお、化合物No.は以下の実施例および
試験例でも参照される。
試験例でも参照される。
【0018】
【表1】
【0019】
【表2】
【0020】
【発明の実施の形態】(その1)本発明化合物の製造方
法 本発明による一般式(1)の化合物は、以下の合成経路
により製造される。
法 本発明による一般式(1)の化合物は、以下の合成経路
により製造される。
【0021】
【化13】 (式中、X、Y、Z、A、R1、R2、Hal、Py、n
は、前記または後記と同じ意味を表す。)
は、前記または後記と同じ意味を表す。)
【0022】出発原料である一般式
【化14】 (式中、X、Y、Z、A、nは、前記と同じ意味を表
す。)で表される式(2)化合物は、公知物質であり、
公知の方法、例えば、一般式
す。)で表される式(2)化合物は、公知物質であり、
公知の方法、例えば、一般式
【化15】 (式中、X、nは、前記と同じ意味を表し、Halはハ
ロゲン原子を表す。)で示されるイソニコチン酸ハライ
ドと一般式
ロゲン原子を表す。)で示されるイソニコチン酸ハライ
ドと一般式
【化16】 (式中、Y、Z、Aは前記と同じ意味を表す。)で表さ
れる化合物を反応させることにより製造できる。
れる化合物を反応させることにより製造できる。
【0023】式(2)化合物の原料である式(4)、
(5)化合物は公知物質である。
(5)化合物は公知物質である。
【0024】また、一方の出発原料である次式(3)化
合物一般式
合物一般式
【化17】 (式中、R1、R2、Pyは、前記と同じ意味を表し、H
alはハロゲン原子を表す。)で表されるピリミジン誘
導体は、公知物質であり、公知の方法、例えば特開昭6
3−99068号公報に記載の方法で製造できる。
alはハロゲン原子を表す。)で表されるピリミジン誘
導体は、公知物質であり、公知の方法、例えば特開昭6
3−99068号公報に記載の方法で製造できる。
【0025】次に、一般式(1)化合物の具体的な製造
方法をより詳しく説明する。
方法をより詳しく説明する。
【0026】式(2)化合物を式(3)化合物と反応さ
せて式(1)化合物を得る工程は、それぞれ等量の反応
成分を使用し、式(3)化合物に対し1当量〜2当量の
脱酸剤の存在下、適当な有機溶媒中で反応させる。
せて式(1)化合物を得る工程は、それぞれ等量の反応
成分を使用し、式(3)化合物に対し1当量〜2当量の
脱酸剤の存在下、適当な有機溶媒中で反応させる。
【0027】反応温度は、有機溶媒の沸点に近い温度、
好ましくは20〜80℃であり、反応混合物を1〜3時
間かけて撹拌して反応を行う。
好ましくは20〜80℃であり、反応混合物を1〜3時
間かけて撹拌して反応を行う。
【0028】脱酸剤としては、トリエチルアミン、ピリ
ジン、N,N−ジエチルアニリンなどの有機塩基、水酸
化ナトリウム、水酸化カリウム、水素化ナトリウム、炭
酸ナトリウム、炭酸水素ナトリウム、炭酸カリウムなど
の無機塩基が使用できる。
ジン、N,N−ジエチルアニリンなどの有機塩基、水酸
化ナトリウム、水酸化カリウム、水素化ナトリウム、炭
酸ナトリウム、炭酸水素ナトリウム、炭酸カリウムなど
の無機塩基が使用できる。
【0029】有機溶媒としては、ベンゼン、トルエン、
キシレンなどの炭化水素類、クロロホルム、ジクロルメ
タン、クロルベンゼンなどのハロゲン化炭化水素類、エ
チルエーテル、ジオキサン、テトラヒドロフランなどの
エーテル類、アセトニトリル、プロピオニトリルなどの
ニトリル類、ジメチルホルムアミド、ジメチルアセトア
ミドなどのアミド類およびジメチルスルホキシドなどが
使用できる。
キシレンなどの炭化水素類、クロロホルム、ジクロルメ
タン、クロルベンゼンなどのハロゲン化炭化水素類、エ
チルエーテル、ジオキサン、テトラヒドロフランなどの
エーテル類、アセトニトリル、プロピオニトリルなどの
ニトリル類、ジメチルホルムアミド、ジメチルアセトア
ミドなどのアミド類およびジメチルスルホキシドなどが
使用できる。
【0030】反応終了後は、反応液に水とベンゼン、ト
ルエン、クロロホルムなどの有機溶媒を加えて分液し、
無水硫酸ナトリウム、無水硫酸マグネシウムなどにより
脱水後、溶媒を留去するなどの通常処理を行う。必要な
らば、クロマトグラフィー、再結晶などの精製を行う。
ルエン、クロロホルムなどの有機溶媒を加えて分液し、
無水硫酸ナトリウム、無水硫酸マグネシウムなどにより
脱水後、溶媒を留去するなどの通常処理を行う。必要な
らば、クロマトグラフィー、再結晶などの精製を行う。
【0031】このような方法により製造した本発明の式
(1)化合物の製造例を実施例1および実施例2に示し
た。
(1)化合物の製造例を実施例1および実施例2に示し
た。
【0032】
【実施例】(その1)化合物の製造方法 実施例1 2−(3,4,5,−トリメチル−1−ピラ
ゾリル)−4−n−プロピル−6−ピリミジニルオキシ
エチル−2,6−ジクロロイソニコチナート(化合物N
o.3)の製造 500ml容量の4つ口フラスコに、 ヒドロキシエチ
ル−2,6−ジクロロイソニコチナート 23.6g、
2−(3,4,5−トリメチル−1−ピラゾリル)−4
−n−プロピル−6−クロロピリミジン 26.5g
(1当量)、炭酸カリウム 13.8g(1当量)およ
びジメチルホルムアミド 250mlを入れ、撹拌しな
がら加熱し、65℃で1時間反応させた。冷却後、反応
液を水中に入れてクロロホルムで抽出し、有機層を水洗
して無水硫酸ナトリウムで乾燥した。その後、減圧下で
溶媒を留去し、シリカゲルカラムクロマトグラフィー
(展開溶媒:ヘキサン:酢酸エチルエステル=10:
1)で精製すると、標記化合物が33.4g(収率72
%)、褐色結晶(m.p.78〜89℃)として得られ
た。
ゾリル)−4−n−プロピル−6−ピリミジニルオキシ
エチル−2,6−ジクロロイソニコチナート(化合物N
o.3)の製造 500ml容量の4つ口フラスコに、 ヒドロキシエチ
ル−2,6−ジクロロイソニコチナート 23.6g、
2−(3,4,5−トリメチル−1−ピラゾリル)−4
−n−プロピル−6−クロロピリミジン 26.5g
(1当量)、炭酸カリウム 13.8g(1当量)およ
びジメチルホルムアミド 250mlを入れ、撹拌しな
がら加熱し、65℃で1時間反応させた。冷却後、反応
液を水中に入れてクロロホルムで抽出し、有機層を水洗
して無水硫酸ナトリウムで乾燥した。その後、減圧下で
溶媒を留去し、シリカゲルカラムクロマトグラフィー
(展開溶媒:ヘキサン:酢酸エチルエステル=10:
1)で精製すると、標記化合物が33.4g(収率72
%)、褐色結晶(m.p.78〜89℃)として得られ
た。
【0033】実施例2 2−(4−メチル−6−n−プ
ロピルオキシ−2−ピリミジル)−4−n−プロピル−
6−ピリミジニルオキシエチル−2,6−ジクロロイソ
ニコチナート(化合物No.15)の製造 500ml容量の4つ口フラスコに、ヒドロキシエチル
−2,6−ジクロロイソニコチナート 23.6g、2
−(4−メチル−6−n−プロピルオキシ−2−ピリミ
ジル)−4−n−プロピル−6−クロロピリミジン 3
0.7g(1当量)、炭酸カリウム 13.8g(1当
量)およびジメチルホルムアミド 250mlを入れ、
撹拌しながら加熱し、65℃で1時間反応させた。冷却
後、反応液を水中に入れてクロロホルムで抽出し、有機
層を水洗して無水硫酸ナトリウムで乾燥した。その後、
減圧下で溶媒を留去し、シリカゲルカラムクロマトグラ
フィー(展開溶媒:ヘキサン:酢酸エチルエステル=1
0:1)で精製すると、標記化合物が34.4g(収率
68%)、褐色結晶(m.p.94〜96℃)として得
られた。
ロピルオキシ−2−ピリミジル)−4−n−プロピル−
6−ピリミジニルオキシエチル−2,6−ジクロロイソ
ニコチナート(化合物No.15)の製造 500ml容量の4つ口フラスコに、ヒドロキシエチル
−2,6−ジクロロイソニコチナート 23.6g、2
−(4−メチル−6−n−プロピルオキシ−2−ピリミ
ジル)−4−n−プロピル−6−クロロピリミジン 3
0.7g(1当量)、炭酸カリウム 13.8g(1当
量)およびジメチルホルムアミド 250mlを入れ、
撹拌しながら加熱し、65℃で1時間反応させた。冷却
後、反応液を水中に入れてクロロホルムで抽出し、有機
層を水洗して無水硫酸ナトリウムで乾燥した。その後、
減圧下で溶媒を留去し、シリカゲルカラムクロマトグラ
フィー(展開溶媒:ヘキサン:酢酸エチルエステル=1
0:1)で精製すると、標記化合物が34.4g(収率
68%)、褐色結晶(m.p.94〜96℃)として得
られた。
【0034】
【発明の実施の形態】(その2)農園芸用殺菌剤の製剤
化方法 本発明の化合物を農園芸用殺菌剤の活性成分として用い
る場合、前記一般式(1)の化合物を慣用の処方により
製剤化して使用することができる。すなわち、一般式
(1)の化合物と適当な担体および補助剤、たとえば界
面活性剤、結合剤、安定剤などを配合して、農薬の製剤
として一般に用いられる製剤にすることができる。例え
ば、粉剤、粗粉剤、、DL(ドリフトレス型)粉剤、フ
ローダスト剤、微粒剤、細粒剤、粒剤、水和剤、ゾル剤
(フロアブル剤)、水和顆粒剤、乳剤および油剤などに
製剤化できる。
化方法 本発明の化合物を農園芸用殺菌剤の活性成分として用い
る場合、前記一般式(1)の化合物を慣用の処方により
製剤化して使用することができる。すなわち、一般式
(1)の化合物と適当な担体および補助剤、たとえば界
面活性剤、結合剤、安定剤などを配合して、農薬の製剤
として一般に用いられる製剤にすることができる。例え
ば、粉剤、粗粉剤、、DL(ドリフトレス型)粉剤、フ
ローダスト剤、微粒剤、細粒剤、粒剤、水和剤、ゾル剤
(フロアブル剤)、水和顆粒剤、乳剤および油剤などに
製剤化できる。
【0035】なお、製剤化できる剤型はここに挙げたも
のに限るものではない。
のに限るものではない。
【0036】本発明化合物の添加量は、製剤の剤型およ
び使用法により適宜かえることができ、一般に0.1〜
90重量%の範囲で製剤中に使用するのが望ましい。
び使用法により適宜かえることができ、一般に0.1〜
90重量%の範囲で製剤中に使用するのが望ましい。
【0037】本発明の農園芸用殺菌剤の使用方法は、一
般に次のとおりである。すなわち、水和剤、乳剤、液
剤、ゾル剤(フロアブル剤)、水和顆粒剤および油剤の
場合は、水で50〜10000倍に希釈して、一般に活
性成分が1〜10000ppmの濃度の液に調製され
る。そして10アール当り50〜500リットル、通常
は100〜300リットルの範囲で植物の病害発生部位
の茎葉あるいは土壌表面、土壌中に散布される。
般に次のとおりである。すなわち、水和剤、乳剤、液
剤、ゾル剤(フロアブル剤)、水和顆粒剤および油剤の
場合は、水で50〜10000倍に希釈して、一般に活
性成分が1〜10000ppmの濃度の液に調製され
る。そして10アール当り50〜500リットル、通常
は100〜300リットルの範囲で植物の病害発生部位
の茎葉あるいは土壌表面、土壌中に散布される。
【0038】また、液剤、乳剤、ゾル剤(フロアブル
剤)は、水で希釈せずに濃厚液のまま、あるいは水で5
0倍以内に希釈して、主に空中散布用の微量散布(UL
V)、液剤少量散布(LV散布)、液剤散布(S散布)
として、10アール当り50〜5000mlの量がヘリ
コプターなどを使って散布される。
剤)は、水で希釈せずに濃厚液のまま、あるいは水で5
0倍以内に希釈して、主に空中散布用の微量散布(UL
V)、液剤少量散布(LV散布)、液剤散布(S散布)
として、10アール当り50〜5000mlの量がヘリ
コプターなどを使って散布される。
【0039】また、粉剤、粗粉剤、DL粉剤、フローダ
スト剤、微粒剤、細粒剤、粒剤の場合は、10アール当
り2〜5kg(活性成分量として5〜500g程度)
が、植物の病害発生部位の茎葉、土壌表面、土壌中また
は水面に施用される。
スト剤、微粒剤、細粒剤、粒剤の場合は、10アール当
り2〜5kg(活性成分量として5〜500g程度)
が、植物の病害発生部位の茎葉、土壌表面、土壌中また
は水面に施用される。
【0040】また、微粒剤、細粒剤および粒剤の場合
は、主に稲育苗箱(縦×横×高さ:60cm×30cm
×5cm)の箱処理剤として、一箱当り10〜100g
(活性成分として約1〜20g)の量が散布される。
は、主に稲育苗箱(縦×横×高さ:60cm×30cm
×5cm)の箱処理剤として、一箱当り10〜100g
(活性成分として約1〜20g)の量が散布される。
【0041】一般式(1)の本発明化合物を農園芸用殺
菌剤として製剤化する方法については、以下の実施例3
〜7に示した。
菌剤として製剤化する方法については、以下の実施例3
〜7に示した。
【0042】
【実施例】(その2)製剤化の方法 実施例3 (粉剤) 化合物No.3の化合物2部、PAP(物理性改良剤)
1部およびクレー97部を均一に混合し、粉砕して、活
性成分を2%含有する粉剤を得る。
1部およびクレー97部を均一に混合し、粉砕して、活
性成分を2%含有する粉剤を得る。
【0043】化合物No.3に代えて、表1〜表2に記
載の化合物を用いて同様に粉剤を得ることができる。
載の化合物を用いて同様に粉剤を得ることができる。
【0044】実施例4 (水和剤) 化合物No.15の化合物20部、アルキルベンゼンス
ルホン酸カリウム3部、ポリオキシエチレンノニルフェ
ニルエーテル5部および白土72部を均一に混合し、粉
砕して、活性成分を20%含有する水和剤を得る。
ルホン酸カリウム3部、ポリオキシエチレンノニルフェ
ニルエーテル5部および白土72部を均一に混合し、粉
砕して、活性成分を20%含有する水和剤を得る。
【0045】化合物No.15に代えて、表1〜表2に
記載の化合物を用いて同様に水和剤を得ることができ
る。
記載の化合物を用いて同様に水和剤を得ることができ
る。
【0046】実施例5 (乳剤) 化合物No.4の化合物30部、メチルエチルケトン4
0部およびポリオキシエチレンノニルフェニルエーテル
30部を混合して溶解すれば、活性成分を30%含有す
る乳剤を得る。
0部およびポリオキシエチレンノニルフェニルエーテル
30部を混合して溶解すれば、活性成分を30%含有す
る乳剤を得る。
【0047】化合物No.4に代えて、表1〜表2に記
載の化合物を用いて同様に乳剤を得ることができる。
載の化合物を用いて同様に乳剤を得ることができる。
【0048】実施例6 (ゾル剤) 化合物No.16の化合物40部、ラウリルサルフェー
ト2部、アルキルナフタレンスルホン酸ソーダ2部、ア
セトキシプロピルセルロース1部および水55部を均一
に混合して、活性成分を40%含有するゾル剤を得る。
ト2部、アルキルナフタレンスルホン酸ソーダ2部、ア
セトキシプロピルセルロース1部および水55部を均一
に混合して、活性成分を40%含有するゾル剤を得る。
【0049】化合物No.16に代えて、表1〜表3に
記載の化合物を用いて同様にゾル剤を得ることができ
る。
記載の化合物を用いて同様にゾル剤を得ることができ
る。
【0050】実施例7 (粒剤) 化合物No.3の化合物10部、ラウリルサルフェート
1部、リグニンスルホン酸カルシウム5部、ベントナイ
ト30部およびクレー54部に水15部を加えて混練機
で混練した後、造粒機で造粒し、流動乾燥機で乾燥し
て、活性成分10%を含む粒剤を得る。
1部、リグニンスルホン酸カルシウム5部、ベントナイ
ト30部およびクレー54部に水15部を加えて混練機
で混練した後、造粒機で造粒し、流動乾燥機で乾燥し
て、活性成分10%を含む粒剤を得る。
【0051】化合物No.3に代えて、表1〜表2に記
載の化合物を用いて同様に粒剤を得ることができる。
載の化合物を用いて同様に粒剤を得ることができる。
【0052】
【発明の効果】本発明化合物は、稲いもち病、稲紋枯
病、キュウリべと病、トマト疫病などに対して高い防除
効果を示すことから、農園芸用殺菌剤として有用であ
る。
病、キュウリべと病、トマト疫病などに対して高い防除
効果を示すことから、農園芸用殺菌剤として有用であ
る。
【0053】つぎに本発明化合物の有用性についての具
体例を試験例1に示した。
体例を試験例1に示した。
【0054】試験例1 稲いもち病防除効果試験 温室内で直径6cmの大きさのプラスチックポットで土
耕栽培した水稲(品種:朝日)の第3葉期苗に、実施例
4に準じて調製した水和剤の所定濃度希釈液を自動散布
装置を用いて1ポットあたり10ml散布した。薬剤処
理の翌日、あらかじめ、オートミール寒天培地上で形成
させた稲いもち病菌(Pyricularia ory
zae:ピリキュラリア オリゼ)の分生胞子を展着剤
(ポリオキシエチレンアルキルエーテル)の50ppm
水溶液にて胞子濃度を5×105胞子数(個)/mlに
調整し、これをスプレーガンを用いて噴霧接種した。2
4℃、湿度100%の接種箱に一夜保った後、24℃の
温室内に移して発病を促した。接種5日後に第3葉の1
葉当りの稲いもち病病斑数を調査し、次式により防除価
(%)を算出した。
耕栽培した水稲(品種:朝日)の第3葉期苗に、実施例
4に準じて調製した水和剤の所定濃度希釈液を自動散布
装置を用いて1ポットあたり10ml散布した。薬剤処
理の翌日、あらかじめ、オートミール寒天培地上で形成
させた稲いもち病菌(Pyricularia ory
zae:ピリキュラリア オリゼ)の分生胞子を展着剤
(ポリオキシエチレンアルキルエーテル)の50ppm
水溶液にて胞子濃度を5×105胞子数(個)/mlに
調整し、これをスプレーガンを用いて噴霧接種した。2
4℃、湿度100%の接種箱に一夜保った後、24℃の
温室内に移して発病を促した。接種5日後に第3葉の1
葉当りの稲いもち病病斑数を調査し、次式により防除価
(%)を算出した。
【0055】本試験は1薬液濃度区当り3ポット制で行
い、その平均防除価(%)を求め、下記の基準により評
価値に換算した。また、下記の基準により稲に対する薬
害を調査した。その結果は表3のとおりである。
い、その平均防除価(%)を求め、下記の基準により評
価値に換算した。また、下記の基準により稲に対する薬
害を調査した。その結果は表3のとおりである。
【0056】なお、防除効果の評価値および薬害の調査
指数は、以下の試験例2〜6においても同様である。
指数は、以下の試験例2〜6においても同様である。
【0057】
【数1】
【0058】
【0059】
【表3】
【0060】
【化18】比較化合物A (特開昭55−143969号公報記載の化合物)
【0061】
【化19】比較化合物B (特開平1−283270号公報記載の化合物)
【0062】試験例2 稲いもち病水面施用効果試験 温室内で1/10000アールの大きさのワグネルポッ
トで湛水条件(水深3cm)で栽培した水稲(品種:朝
日)の第5葉期苗に、実施例7に準じて調製した粒剤を
10アールあたり3kg散布した。薬剤処理の7日後、
あらかじめオートミール寒天培地上で形成させた稲いも
ち病菌(Pyricularia oryzae:ピリ
キュラリア オリゼ)の分生胞子を展着剤(ポリオキシ
エチレンアルキルエーテル)の50ppm水溶液にて胞
子濃度を5×105胞子数(個)/mlに調整し、これ
をスプレーガンを用いて噴霧接種した。24℃、湿度1
00%の接種箱に一夜保った後、24℃の温室内に移し
て発病を促した。接種5日後に1葉当りの稲いもち病病
斑数を調査し、試験例1と同様な方法で防除価(%)を
算出した。
トで湛水条件(水深3cm)で栽培した水稲(品種:朝
日)の第5葉期苗に、実施例7に準じて調製した粒剤を
10アールあたり3kg散布した。薬剤処理の7日後、
あらかじめオートミール寒天培地上で形成させた稲いも
ち病菌(Pyricularia oryzae:ピリ
キュラリア オリゼ)の分生胞子を展着剤(ポリオキシ
エチレンアルキルエーテル)の50ppm水溶液にて胞
子濃度を5×105胞子数(個)/mlに調整し、これ
をスプレーガンを用いて噴霧接種した。24℃、湿度1
00%の接種箱に一夜保った後、24℃の温室内に移し
て発病を促した。接種5日後に1葉当りの稲いもち病病
斑数を調査し、試験例1と同様な方法で防除価(%)を
算出した。
【0063】本試験は1薬剤区当り3ポット制で行い、
試験例1と同様にして防除効果の評価値と稲に対する薬
害程度を表示した。その結果は表4のとおりである。
試験例1と同様にして防除効果の評価値と稲に対する薬
害程度を表示した。その結果は表4のとおりである。
【0064】
【表4】
【0065】試験例3 稲いもち病育苗箱処理効果試験 温室内で育苗箱(縦×横×高さ:60cm×30cm×
5cm)にて栽培した水稲(品種:朝日)の第2.5葉
期苗に、実施例7に準じて調製した粒剤を1箱当り50
g散布した。薬剤処理の1日後、これを1/10000
アールの大きさのワグネルポットに1ポット当り5苗を
移植し、湛水条件(水深3cm)で栽培した。移植30
日後に、あらかじめオートミール寒天培地上で形成させ
た稲いもち病菌(Pyricularia oryza
e:ピリキュラリア オリゼ)の分生胞子を展着剤(ポ
リオキシエチレンアルキルエーテル)の50ppm水溶
液にて胞子濃度を5×105胞子数(個)/mlに調整
し、これをスプレーガンを用いて噴霧接種した。24
℃、湿度100%の接種箱に一夜保った後、24℃の温
室内に移して発病を促した。接種5日後に1葉当りの稲
いもち病病斑数を調査し、試験例1と同様な方法で防除
価(%)を算出した。
5cm)にて栽培した水稲(品種:朝日)の第2.5葉
期苗に、実施例7に準じて調製した粒剤を1箱当り50
g散布した。薬剤処理の1日後、これを1/10000
アールの大きさのワグネルポットに1ポット当り5苗を
移植し、湛水条件(水深3cm)で栽培した。移植30
日後に、あらかじめオートミール寒天培地上で形成させ
た稲いもち病菌(Pyricularia oryza
e:ピリキュラリア オリゼ)の分生胞子を展着剤(ポ
リオキシエチレンアルキルエーテル)の50ppm水溶
液にて胞子濃度を5×105胞子数(個)/mlに調整
し、これをスプレーガンを用いて噴霧接種した。24
℃、湿度100%の接種箱に一夜保った後、24℃の温
室内に移して発病を促した。接種5日後に1葉当りの稲
いもち病病斑数を調査し、試験例1と同様な方法で防除
価(%)を算出した。
【0066】本試験は1薬剤区当り5ポット制で行い、
防除効果の評価値と稲に対する薬害程度を表示した。そ
の結果は表5のとおりである。
防除効果の評価値と稲に対する薬害程度を表示した。そ
の結果は表5のとおりである。
【0067】
【表5】
【0068】試験例4 稲紋枯病効果試験 温室内で直径6cmのプラスチックポットで土耕栽培し
た水稲(品種:朝日)の6〜7葉期苗に、実施例4に準
じて調製した水和剤の所定濃度希釈液を自動散布装置を
用いて1ポット当り10ml散布した。薬剤処理の翌
日、あらかじめ稲藁培地に培養した稲紋枯病菌(Rhi
zoctonia solani:リゾクトニア ソラ
ニ)を接種源として株元に置いた。24℃、湿度100
%の温室内に5日間静置し、稲紋枯病を発病させた。接
種5日後、発病した葉鞘の株元からの最高病斑高を測定
し、次式により防除価(%)を算出した。
た水稲(品種:朝日)の6〜7葉期苗に、実施例4に準
じて調製した水和剤の所定濃度希釈液を自動散布装置を
用いて1ポット当り10ml散布した。薬剤処理の翌
日、あらかじめ稲藁培地に培養した稲紋枯病菌(Rhi
zoctonia solani:リゾクトニア ソラ
ニ)を接種源として株元に置いた。24℃、湿度100
%の温室内に5日間静置し、稲紋枯病を発病させた。接
種5日後、発病した葉鞘の株元からの最高病斑高を測定
し、次式により防除価(%)を算出した。
【0069】本試験は1薬液濃度区当り3ポット制で行
い、その平均防除価(%)を求めて、試験例1と同様な
方法で防除効果の評価値に換算した。
い、その平均防除価(%)を求めて、試験例1と同様な
方法で防除効果の評価値に換算した。
【0070】また、稲に対する薬害を試験例1と同じ基
準で調査し、表示した。その結果は表6のとおりであ
る。
準で調査し、表示した。その結果は表6のとおりであ
る。
【0071】
【数2】
【0072】
【表6】
【0073】試験例5 キュウリべと病防除効果試験 温室内で直径6cmの大きさのプラスチックポットで土
耕栽培したキュウリ(品種:相模半白)の第2葉期苗
に、実施例4に準じて調製した水和剤の所定濃度希釈液
を自動散布装置を用い1ポット当り10ml散布した。
薬剤処理翌日、あらかじめキュウリ葉上で形成させたキ
ュウリべと病菌(Pseudoperonospora
cubensis:シュードペロノスポラ クベンシ
ス)の分生胞子を展着剤(ポリオキシエチレンアルキル
エーテル)の50ppm水溶液にて胞子濃度を5×10
5胞子数(個)/mlに調整し、これをスプレーガンを
用いてキュウリの茎葉に噴霧接種した。20℃、湿度1
00%の接種箱内に一夜保った後、24℃の温室内に移
して発病を促した。接種6日後に、1葉当りの発病面積
(%)を調査し、平均発病面積を求め、次式により防除
価(%)を算出した。
耕栽培したキュウリ(品種:相模半白)の第2葉期苗
に、実施例4に準じて調製した水和剤の所定濃度希釈液
を自動散布装置を用い1ポット当り10ml散布した。
薬剤処理翌日、あらかじめキュウリ葉上で形成させたキ
ュウリべと病菌(Pseudoperonospora
cubensis:シュードペロノスポラ クベンシ
ス)の分生胞子を展着剤(ポリオキシエチレンアルキル
エーテル)の50ppm水溶液にて胞子濃度を5×10
5胞子数(個)/mlに調整し、これをスプレーガンを
用いてキュウリの茎葉に噴霧接種した。20℃、湿度1
00%の接種箱内に一夜保った後、24℃の温室内に移
して発病を促した。接種6日後に、1葉当りの発病面積
(%)を調査し、平均発病面積を求め、次式により防除
価(%)を算出した。
【0074】本試験は1薬液濃度区当り3ポット制で行
い、その平均防除価(%)を求め、試験例1と同様な方
法で評価値に換算した。
い、その平均防除価(%)を求め、試験例1と同様な方
法で評価値に換算した。
【0075】また、試験例1と同一の基準によりキュウ
リに対する薬害を調査した。その結果は表7のとおりで
ある。
リに対する薬害を調査した。その結果は表7のとおりで
ある。
【0076】
【数3】
【0077】
【表7】
【0078】試験例6 トマト疫病防除効果試験 温室内で直径6cmの大きさのプラスチックポットで土
耕栽培したトマト(品種:東光K)の第5葉期苗に、実
施例4に準じて調製した水和剤の所定濃度希釈液を、自
動散布装置を用い1ポット当り10ml散布した。薬剤
処理の翌日、あらかじめスライスしたジャガイモ片上で
形成させたトマト疫病菌(Phytophthora
infestans:フィトフィトラ インフェスタン
ス)の遊走子嚢を展着剤(ポリオキシエチレンアルキル
エーテル)の50ppm水溶液にて遊走子嚢濃度を5×
105胞子数(個)/mlに調整し、スプレーガンを用
いてトマトに噴霧接種した。20℃、湿度100%の接
種箱に一夜保った後、24℃の温室内に移して発病を促
した。接種4日後に、第1〜4本葉についてトマト疫病
の発病面積歩合(%)を調査し、平均発病面積歩合を求
め、次式により防除価(%)を算出した。
耕栽培したトマト(品種:東光K)の第5葉期苗に、実
施例4に準じて調製した水和剤の所定濃度希釈液を、自
動散布装置を用い1ポット当り10ml散布した。薬剤
処理の翌日、あらかじめスライスしたジャガイモ片上で
形成させたトマト疫病菌(Phytophthora
infestans:フィトフィトラ インフェスタン
ス)の遊走子嚢を展着剤(ポリオキシエチレンアルキル
エーテル)の50ppm水溶液にて遊走子嚢濃度を5×
105胞子数(個)/mlに調整し、スプレーガンを用
いてトマトに噴霧接種した。20℃、湿度100%の接
種箱に一夜保った後、24℃の温室内に移して発病を促
した。接種4日後に、第1〜4本葉についてトマト疫病
の発病面積歩合(%)を調査し、平均発病面積歩合を求
め、次式により防除価(%)を算出した。
【0079】本試験は1薬液濃度区当り3ポット制で行
い、その平均防除価(%)を求め、試験例1と同様な方
法で評価値に換算した。
い、その平均防除価(%)を求め、試験例1と同様な方
法で評価値に換算した。
【0080】また、試験例1と同一の基準によりトマト
に対する薬害を調査した。その結果は表8のとおりであ
る。
に対する薬害を調査した。その結果は表8のとおりであ
る。
【0081】
【数4】
【0082】
【表8】
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 大野 利治 神奈川県厚木市恩名1247番地の6 (72)発明者 舛水 辰也 神奈川県平塚市東八幡2−9−27 大真不 動産ビル201 (72)発明者 久津間 誠一 神奈川県厚木市妻田東一丁目5番9−901 号 (72)発明者 野城 康 神奈川県厚木市戸田2385番地 北興化学寮 (72)発明者 渡邉 嘉久 神奈川県厚木市戸田2352番地の1
Claims (2)
- 【請求項1】一般式 【化1】 (式中、Xは、ハロゲン原子を示し、YおよびZは、同
一または互いに異なってもよく、酸素原子、硫黄原子ま
たはNR 基を示し、ここでRは、水素原子または低級ア
ルキル基を示し、Aは、低級アルキル基により、1個ま
たは2個置換されてもよいC1〜C6のアルキレン基を
示し、R1およびR2は、同一または異なってもよく、水
素原子、低級アルキル基または低級ハロアルキル基を示
し、Pyは、基 【化2】 を示し、ここでR3は、低級アルキル基、低級シクロア
ルキル基または低級ハロアルキル基を示し、R4は、水
素原子、低級アルキル基、低級シクロアルキル基または
低級アルコキシ基を示し、R5は、水素原子または低級
アルキル基を示し、nは、0、1および2の整数を示
す。)で表されるイソニコチン酸誘導体。 - 【請求項2】一般式 【化3】 (式中、Xは、ハロゲン原子を示し、YおよびZは、同
一または互いに異なってもよく、酸素原子、硫黄原子ま
たはNR 基を示し、ここでRは、水素原子または低級ア
ルキル基を示し、Aは、低級アルキル基により、1個ま
たは2個置換されてもよいC1〜C6のアルキレン基を
示し、R1およびR2は、同一または異なってもよく、水
素原子、低級アルキル基または低級ハロアルキル基を示
し、Pyは、基 【化4】 を示し、ここでR3は、低級アルキル基、低級シクロア
ルキル基または低級ハロアルキル基を示し、R4は、水
素原子、低級アルキル基、低級シクロアルキル基または
低級アルコキシ基を示し、R5は、水素原子または低級
アルキル基を示し、nは、0、1および2の整数を示
す。)で表されるイソニコチン酸誘導体を活性成分とし
て含有することを特徴とする農園芸用殺菌剤。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP30551896A JPH10130265A (ja) | 1996-11-01 | 1996-11-01 | イソニコチン酸誘導体および農園芸用殺菌剤 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP30551896A JPH10130265A (ja) | 1996-11-01 | 1996-11-01 | イソニコチン酸誘導体および農園芸用殺菌剤 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH10130265A true JPH10130265A (ja) | 1998-05-19 |
Family
ID=17946125
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP30551896A Pending JPH10130265A (ja) | 1996-11-01 | 1996-11-01 | イソニコチン酸誘導体および農園芸用殺菌剤 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH10130265A (ja) |
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2003095807A (ja) * | 2001-09-26 | 2003-04-03 | Kumiai Chem Ind Co Ltd | 育苗箱 |
| WO2007083692A1 (ja) * | 2006-01-23 | 2007-07-26 | Kumiai Chemical Industry Co., Ltd. | アミノピリミジン誘導体及び農園芸用植物病害防除剤 |
-
1996
- 1996-11-01 JP JP30551896A patent/JPH10130265A/ja active Pending
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2003095807A (ja) * | 2001-09-26 | 2003-04-03 | Kumiai Chem Ind Co Ltd | 育苗箱 |
| WO2007083692A1 (ja) * | 2006-01-23 | 2007-07-26 | Kumiai Chemical Industry Co., Ltd. | アミノピリミジン誘導体及び農園芸用植物病害防除剤 |
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