JPH10131A - 車両用シートの回転調整機構 - Google Patents
車両用シートの回転調整機構Info
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- JPH10131A JPH10131A JP17551096A JP17551096A JPH10131A JP H10131 A JPH10131 A JP H10131A JP 17551096 A JP17551096 A JP 17551096A JP 17551096 A JP17551096 A JP 17551096A JP H10131 A JPH10131 A JP H10131A
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- 239000000314 lubricant Substances 0.000 claims abstract description 20
- 230000002093 peripheral effect Effects 0.000 claims description 37
- 238000009434 installation Methods 0.000 abstract 1
- 238000005461 lubrication Methods 0.000 description 5
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- Seats For Vehicles (AREA)
- Chairs Characterized By Structure (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 ロアーベース、アッパーベース及びホルダー
部材からなる回転調整機構のアッパーベースを前後,上
下,回転方向にガタつくことがなく安定して保持する。
ベアリング等の転動部材への給油が確実に行え、組み付
け時に適量の初期給油を行う。 【解決手段】 ロアーベース11とアッパーベース13
の対向する位置にリング状の第1の保持器31を挿入
し、該第1の保持器31の複数の転動部材用穴32に複
数の第1の転動部材25を挿入保持させる。保持器31
を一側部に開放口31bが形成された断面略C字状に形
成する。中空部31aに潤滑材33を収納する。中空部
31aの上部または下部に突起31cを形成する。
部材からなる回転調整機構のアッパーベースを前後,上
下,回転方向にガタつくことがなく安定して保持する。
ベアリング等の転動部材への給油が確実に行え、組み付
け時に適量の初期給油を行う。 【解決手段】 ロアーベース11とアッパーベース13
の対向する位置にリング状の第1の保持器31を挿入
し、該第1の保持器31の複数の転動部材用穴32に複
数の第1の転動部材25を挿入保持させる。保持器31
を一側部に開放口31bが形成された断面略C字状に形
成する。中空部31aに潤滑材33を収納する。中空部
31aの上部または下部に突起31cを形成する。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明はシート本体を車室床
面上で回転調整可能に支持してなる車両用シートの回転
調整機構に関し、更に詳細に説明すると、車室床面側に
固定される円形開口を有するロアーベースと、このロア
ーベースの円形開口の周縁部にこれに合わせて形成され
た円形開口の周縁部が摺動回動可能な状態に積層して配
置されシート本体が固着されるアッパーベースと、この
アッパーベースの円形開口の周縁部を前記ロアーベース
側の円形開口の周縁部との間で摺動回動自在に保持する
円形開口の周縁部が形成されたホルダー部材とを有し、
前記ロアーベースとアッパーベースの円形開口の周縁部
の対向する位置、または前記アッパーベースとホルダー
部材の円形開口の周縁部の対向する位置に複数の転動部
材用穴を形成したリング状の保持器を挿入した車両用シ
ートの回転調整機構の改良に関する。
面上で回転調整可能に支持してなる車両用シートの回転
調整機構に関し、更に詳細に説明すると、車室床面側に
固定される円形開口を有するロアーベースと、このロア
ーベースの円形開口の周縁部にこれに合わせて形成され
た円形開口の周縁部が摺動回動可能な状態に積層して配
置されシート本体が固着されるアッパーベースと、この
アッパーベースの円形開口の周縁部を前記ロアーベース
側の円形開口の周縁部との間で摺動回動自在に保持する
円形開口の周縁部が形成されたホルダー部材とを有し、
前記ロアーベースとアッパーベースの円形開口の周縁部
の対向する位置、または前記アッパーベースとホルダー
部材の円形開口の周縁部の対向する位置に複数の転動部
材用穴を形成したリング状の保持器を挿入した車両用シ
ートの回転調整機構の改良に関する。
【0002】
【従来の技術】従来から車両用シートにおいて、シート
の向きを着座者の好みや要求に応じて変更調節し得るよ
うな構成を採用した回転式の車両用シートが知られてい
る。即ち、この種の回転式の車両用シートとしては、面
擦り合わせ式やシャフトアップ回転式等による回転調整
機構を、シート本体の下方で車室床面との間に介在させ
て設けてなる構造のものが、従来から種々提案されてい
る。
の向きを着座者の好みや要求に応じて変更調節し得るよ
うな構成を採用した回転式の車両用シートが知られてい
る。即ち、この種の回転式の車両用シートとしては、面
擦り合わせ式やシャフトアップ回転式等による回転調整
機構を、シート本体の下方で車室床面との間に介在させ
て設けてなる構造のものが、従来から種々提案されてい
る。
【0003】例えば実開昭63−83058号公報に
は、シート本体を支持する上部ベースと車室床面上に載
置される下部ベースとを備え、夫々の円形開口の周縁部
を面擦り合わせによって摺動回動自在な状態で積層して
組み合わせることにより、上部ベースを下部ベース上で
相対的に回動可能に支持してなる回転ユニットを構成
し、且つ両ベースを所定の回動位置でラッチ等の係止手
段により係止して回転を阻止し得るように構成した回転
式座席が開示されている。
は、シート本体を支持する上部ベースと車室床面上に載
置される下部ベースとを備え、夫々の円形開口の周縁部
を面擦り合わせによって摺動回動自在な状態で積層して
組み合わせることにより、上部ベースを下部ベース上で
相対的に回動可能に支持してなる回転ユニットを構成
し、且つ両ベースを所定の回動位置でラッチ等の係止手
段により係止して回転を阻止し得るように構成した回転
式座席が開示されている。
【0004】そして、このような回転式座席によれば、
係止手段を外部から操作することで、上部ベースを下部
ベースに対し相対的に回動調整し、且つ係止手段によっ
て所定個所で係止することで、上部ベース上に載置され
るシート本体の向きを任意の方向に調整し得るものであ
った。
係止手段を外部から操作することで、上部ベースを下部
ベースに対し相対的に回動調整し、且つ係止手段によっ
て所定個所で係止することで、上部ベース上に載置され
るシート本体の向きを任意の方向に調整し得るものであ
った。
【0005】また図5に示す如く、ロアーベースLの円
形開口の周縁部L1側に段部L2を形成し、この段部L
2にアッパーベースAの円形開口の周縁部A1を嵌合さ
せ、この状態でホルダー部材Pを円形開口の周縁部P1
側でビスB止めする構成が存在する。
形開口の周縁部L1側に段部L2を形成し、この段部L
2にアッパーベースAの円形開口の周縁部A1を嵌合さ
せ、この状態でホルダー部材Pを円形開口の周縁部P1
側でビスB止めする構成が存在する。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】然し乍ら、図5に示す
構成の場合には、アッパーベースAの円形開口の周縁部
A1の大きさと、ロアーベースLの段部L2の大きさと
により、アッパーベースAの回転中心が決定されるた
め、これらアッパーベースAの円形開口の周縁部A1及
びロアーベースLの段部L2の精度が要求され、また手
作業でグリス等の潤滑材を塗布しており、組み付け作業
が煩雑でコストアップとなる欠点を有していた。
構成の場合には、アッパーベースAの円形開口の周縁部
A1の大きさと、ロアーベースLの段部L2の大きさと
により、アッパーベースAの回転中心が決定されるた
め、これらアッパーベースAの円形開口の周縁部A1及
びロアーベースLの段部L2の精度が要求され、また手
作業でグリス等の潤滑材を塗布しており、組み付け作業
が煩雑でコストアップとなる欠点を有していた。
【0007】また、アッパーベースAの円形開口の周縁
部A1及びロアーベースLの段部L2の精度が合致しな
い場合には、アッパーベースAが上下方向及び左右方向
にガタ付き、安定した回転調整機構を得ることができな
いものであった。またロアーベースLとアッパーベース
Aとの間にボール等からなる複数の転動部材を挿入した
場合には、回動時に転動部材が位置ずれを発生し、複数
の転動部材のピッチ間寸法が変化する虞れを有してい
た。
部A1及びロアーベースLの段部L2の精度が合致しな
い場合には、アッパーベースAが上下方向及び左右方向
にガタ付き、安定した回転調整機構を得ることができな
いものであった。またロアーベースLとアッパーベース
Aとの間にボール等からなる複数の転動部材を挿入した
場合には、回動時に転動部材が位置ずれを発生し、複数
の転動部材のピッチ間寸法が変化する虞れを有してい
た。
【0008】本発明の目的は、ロアーベース、アッパー
ベース及びホルダー部材からなる回転調整機構を、複数
の転動部材のピッチ間寸法が変化する虞れがなく、ガタ
を発生することがなく、必要最小限の部品点数で簡単に
構成し、しかもアッパーベースを前後,上下,回転方向
にガタつくことがなく安定して保持することができ、ベ
アリング等の転動部材への給油が確実に行え、組み付け
時に適量の初期給油を行うことができ、回転操作力を低
減させることができ、上下方向の剛性を向上させること
ができ、コスト的にも安価な車両用シートの回転調整機
構を提供するものである。
ベース及びホルダー部材からなる回転調整機構を、複数
の転動部材のピッチ間寸法が変化する虞れがなく、ガタ
を発生することがなく、必要最小限の部品点数で簡単に
構成し、しかもアッパーベースを前後,上下,回転方向
にガタつくことがなく安定して保持することができ、ベ
アリング等の転動部材への給油が確実に行え、組み付け
時に適量の初期給油を行うことができ、回転操作力を低
減させることができ、上下方向の剛性を向上させること
ができ、コスト的にも安価な車両用シートの回転調整機
構を提供するものである。
【0009】
【課題を解決するための手段】本発明の請求項1に係る
車両用シートの回転調整機構は、車室床面側に固定され
る円形開口を有するロアーベースと、このロアーベース
の円形開口の周縁部にこれに合わせて形成された円形開
口の周縁部が摺動回動可能な状態に積層して配置されシ
ート本体が固着されるアッパーベースと、このアッパー
ベースの円形開口の周縁部を前記ロアーベース側の円形
開口の周縁部との間で摺動回動自在に保持する円形開口
の周縁部が形成されたホルダー部材とを有し、前記ロア
ーベースとアッパーベースの円形開口の周縁部の対向す
る位置、または前記アッパーベースとホルダー部材の円
形開口の周縁部の対向する位置に複数の転動部材用穴を
形成したリング状の保持器を挿入した車両用シートの回
転調整機構において、前記リング状の保持器は一側部に
開放口が形成された中空状に形成され、該中空部に潤滑
材が収納されていることを特徴とする。
車両用シートの回転調整機構は、車室床面側に固定され
る円形開口を有するロアーベースと、このロアーベース
の円形開口の周縁部にこれに合わせて形成された円形開
口の周縁部が摺動回動可能な状態に積層して配置されシ
ート本体が固着されるアッパーベースと、このアッパー
ベースの円形開口の周縁部を前記ロアーベース側の円形
開口の周縁部との間で摺動回動自在に保持する円形開口
の周縁部が形成されたホルダー部材とを有し、前記ロア
ーベースとアッパーベースの円形開口の周縁部の対向す
る位置、または前記アッパーベースとホルダー部材の円
形開口の周縁部の対向する位置に複数の転動部材用穴を
形成したリング状の保持器を挿入した車両用シートの回
転調整機構において、前記リング状の保持器は一側部に
開放口が形成された中空状に形成され、該中空部に潤滑
材が収納されていることを特徴とする。
【0010】本発明の請求項2に係る車両用シートの回
転調整機構は、前記リング状の保持器の中空部が断面略
C字状に形成されていることを特徴とする。
転調整機構は、前記リング状の保持器の中空部が断面略
C字状に形成されていることを特徴とする。
【0011】本発明の請求項3に係る車両用シートの回
転調整機構は、前記リング状の保持器の中空部の上部ま
たは下部に突起が形成されていることを特徴とする。
転調整機構は、前記リング状の保持器の中空部の上部ま
たは下部に突起が形成されていることを特徴とする。
【0012】本発明の請求項1に記載の車両用シートの
回転調整機構によれば、複数の転動部材用穴を形成した
リング状の保持器は一側部に開放口が形成された中空状
の中空部を有し、この中空部に潤滑材が収納されている
ので、転動部材用穴に挿入された転動部材の動きに応じ
て適量の潤滑材を転動部材に付着させることができ、保
持器の複数の転動部材用穴に複数の転動部材を位置規制
して保持することができ、異音の発生を防止することが
でき、組み付け作業性を向上させることができ、剛性の
変化を防止することができ、アッパーベースが上下方
向、左右方向及び回転方向にガタ付く虞れがなく、アッ
パーベースを円滑に回転させることができるものであ
る。
回転調整機構によれば、複数の転動部材用穴を形成した
リング状の保持器は一側部に開放口が形成された中空状
の中空部を有し、この中空部に潤滑材が収納されている
ので、転動部材用穴に挿入された転動部材の動きに応じ
て適量の潤滑材を転動部材に付着させることができ、保
持器の複数の転動部材用穴に複数の転動部材を位置規制
して保持することができ、異音の発生を防止することが
でき、組み付け作業性を向上させることができ、剛性の
変化を防止することができ、アッパーベースが上下方
向、左右方向及び回転方向にガタ付く虞れがなく、アッ
パーベースを円滑に回転させることができるものであ
る。
【0013】本発明の請求項2に係る車両用シートの回
転調整機構によれば、前記リング状の保持器の中空部が
断面略C字状に形成されているので、中空部に収納され
た潤滑材が転動部材の動きに応じて適量づつ供給され、
長期間に亘り潤滑材を転動部材に付着させることがで
き、アッパーベースを円滑に回転させることができるも
のである。
転調整機構によれば、前記リング状の保持器の中空部が
断面略C字状に形成されているので、中空部に収納され
た潤滑材が転動部材の動きに応じて適量づつ供給され、
長期間に亘り潤滑材を転動部材に付着させることがで
き、アッパーベースを円滑に回転させることができるも
のである。
【0014】本発明の請求項3に係る車両用シートの回
転調整機構によれば、前記リング状の保持器の中空部の
上部または下部に突起が形成されているので、ボルト止
め等の組み付け時に中空部の上部または下部の突起が押
圧され、中空部が変形して中空部の潤滑材が押出され、
適量の初期給油を行うことができ、次いで中空部に収納
された潤滑材が転動部材の動きに応じて適量づつ供給さ
れ、長期間に亘り潤滑材を転動部材に付着させることが
でき、アッパーベースを円滑に回転させることができる
ものである。
転調整機構によれば、前記リング状の保持器の中空部の
上部または下部に突起が形成されているので、ボルト止
め等の組み付け時に中空部の上部または下部の突起が押
圧され、中空部が変形して中空部の潤滑材が押出され、
適量の初期給油を行うことができ、次いで中空部に収納
された潤滑材が転動部材の動きに応じて適量づつ供給さ
れ、長期間に亘り潤滑材を転動部材に付着させることが
でき、アッパーベースを円滑に回転させることができる
ものである。
【0015】
【発明の実施の形態】以下本発明に係る車両用シートの
回転調整機構を図面を参照して詳述する。図1乃至図4
は本発明の実施の形態の一例を示すもので、図4に示す
車両用シート1は、シートクッション2及びその後端側
に立設されるシートバック3を備えている。尚、このシ
ートバック3上端部にはヘッドレストが設けられると共
に、このシートバック3をシートクッション2に対し傾
動調整可能に支持するリクライニング機構(図示せず)
等が設けられる。
回転調整機構を図面を参照して詳述する。図1乃至図4
は本発明の実施の形態の一例を示すもので、図4に示す
車両用シート1は、シートクッション2及びその後端側
に立設されるシートバック3を備えている。尚、このシ
ートバック3上端部にはヘッドレストが設けられると共
に、このシートバック3をシートクッション2に対し傾
動調整可能に支持するリクライニング機構(図示せず)
等が設けられる。
【0016】このようなシート1においてシートクッシ
ョン2下方で車室床面との間には、シート1全体をシー
ト中央部を回転中心として回転調整し、シートの向きを
任意に調整し得る回転調整機構10が設けられている。
ョン2下方で車室床面との間には、シート1全体をシー
ト中央部を回転中心として回転調整し、シートの向きを
任意に調整し得る回転調整機構10が設けられている。
【0017】前記回転調整機構10は、図1及び図4か
ら明らかなように、円形開口12を有するロアーベース
11と、このロアーベース11に対して回転自在に支持
される円形開口14を有するアッパーベース13と、前
記アッパーベース13をロアーベース11側に摺動回動
自在に保持するホルダー部材15とを備えている。
ら明らかなように、円形開口12を有するロアーベース
11と、このロアーベース11に対して回転自在に支持
される円形開口14を有するアッパーベース13と、前
記アッパーベース13をロアーベース11側に摺動回動
自在に保持するホルダー部材15とを備えている。
【0018】前記ロアーベース11の円形開口12側の
内周縁部11aに段部11bが形成されている。この段
部11bの外方にアッパーベース13の円形開口14側
の内周縁部13aが位置している。
内周縁部11aに段部11bが形成されている。この段
部11bの外方にアッパーベース13の円形開口14側
の内周縁部13aが位置している。
【0019】前記ホルダー部材15には円形開口16が
形成され、この円形開口16側の内周縁部15aがボル
ト・ナットからなる固着手段18によりロアーベース1
1の内周縁部11aに固着され、前記アッパーベース1
3がロアーベース11とホルダー部材15との間で摺動
回動自在に保持されている。
形成され、この円形開口16側の内周縁部15aがボル
ト・ナットからなる固着手段18によりロアーベース1
1の内周縁部11aに固着され、前記アッパーベース1
3がロアーベース11とホルダー部材15との間で摺動
回動自在に保持されている。
【0020】また、本発明の実施の形態ではアッパーベ
ース13側にラッチブラケット21が固着され、このラ
ッチブラケット21に係止手段としてのラッチ22が設
けられ、ロアーベース11に対するアッパーベース13
の回動変位を所定位置で規制し得るようになされてい
る。
ース13側にラッチブラケット21が固着され、このラ
ッチブラケット21に係止手段としてのラッチ22が設
けられ、ロアーベース11に対するアッパーベース13
の回動変位を所定位置で規制し得るようになされてい
る。
【0021】また前記ホルダー部材15の外周縁部15
bには斜め上方に傾斜する傾斜部15cが形成されてい
る。またこのホルダー部材15の外周縁部15bと対向
するアッパーベース13の中間部に段部13bが形成さ
れている。
bには斜め上方に傾斜する傾斜部15cが形成されてい
る。またこのホルダー部材15の外周縁部15bと対向
するアッパーベース13の中間部に段部13bが形成さ
れている。
【0022】前記ロアーベース11の円形開口12側の
内周縁部11aの段部11bの外側に溝部11cが形成
され、またアッパーベース13の円形開口14側の内周
縁部13aの底部側の前記溝部11cと対向する位置に
溝部13cが形成されている。またアッパーベース13
の段部13bの下端と溝部13cとの間にホルダー部材
15側からみて凹部となる溝部13dが形成されてい
る。
内周縁部11aの段部11bの外側に溝部11cが形成
され、またアッパーベース13の円形開口14側の内周
縁部13aの底部側の前記溝部11cと対向する位置に
溝部13cが形成されている。またアッパーベース13
の段部13bの下端と溝部13cとの間にホルダー部材
15側からみて凹部となる溝部13dが形成されてい
る。
【0023】前記ロアーベース11の溝部11cとアッ
パーベース13の溝部13cの対向する位置にリング状
の第1の保持器31と共にボールでなる複数の第1の転
動部材25が挿入されている。また、前記アッパーベー
ス13の溝部13dと対向位置するホルダー部材15の
傾斜部15cとの間にリング状の第2の保持器34と共
にボールでなる複数の第2の転動部材27が挿入されて
いる。
パーベース13の溝部13cの対向する位置にリング状
の第1の保持器31と共にボールでなる複数の第1の転
動部材25が挿入されている。また、前記アッパーベー
ス13の溝部13dと対向位置するホルダー部材15の
傾斜部15cとの間にリング状の第2の保持器34と共
にボールでなる複数の第2の転動部材27が挿入されて
いる。
【0024】図4に示す如く、前記第1の転動部材25
は複数の転動部材用穴としてのボール用穴32を形成し
たリング状の第1の保持器31により保持されている。
この第1の保持器31には、本実施の形態では6個の第
1の転動部材25を挿入保持し得る第1の転動部材用穴
としてのボール用穴32が形成されているが、複数のボ
ール用穴32は6個に限定されるものではない。
は複数の転動部材用穴としてのボール用穴32を形成し
たリング状の第1の保持器31により保持されている。
この第1の保持器31には、本実施の形態では6個の第
1の転動部材25を挿入保持し得る第1の転動部材用穴
としてのボール用穴32が形成されているが、複数のボ
ール用穴32は6個に限定されるものではない。
【0025】前記第2の転動部材27は複数のボール用
穴35を形成したリング状の第2の保持器34により保
持されている。この第2の保持器34には、本実施の形
態では6個の第2の転動部材27を挿入保持し得る第2
の転動部材用穴としての6個のボール用穴35が形成さ
れているが、複数のボール用穴35は6個に限定される
ものではない。
穴35を形成したリング状の第2の保持器34により保
持されている。この第2の保持器34には、本実施の形
態では6個の第2の転動部材27を挿入保持し得る第2
の転動部材用穴としての6個のボール用穴35が形成さ
れているが、複数のボール用穴35は6個に限定される
ものではない。
【0026】前記リング状の第1の保持器31は、一側
部に開放口31bが形成された中空状の中空部31aを
有している。図2に示す実施の形態では、中空部31a
が断面略コ字状に形成されている。また図3(a),
(b),(c)に示す実施の形態では、中空部31aが
断面略C字状に形成されている。
部に開放口31bが形成された中空状の中空部31aを
有している。図2に示す実施の形態では、中空部31a
が断面略コ字状に形成されている。また図3(a),
(b),(c)に示す実施の形態では、中空部31aが
断面略C字状に形成されている。
【0027】前記中空部31aにグリス等の潤滑材33
が収納されている。図3(b)に示す如く、転動部材用
穴としてのボール用穴32に挿入された転動部材25の
動きに応じて適量の潤滑材33を転動部材25に付着さ
せることができる。
が収納されている。図3(b)に示す如く、転動部材用
穴としてのボール用穴32に挿入された転動部材25の
動きに応じて適量の潤滑材33を転動部材25に付着さ
せることができる。
【0028】また前記リング状の第1の保持器31の中
空部31aの上部または下部、本実施の形態では上部及
び下部の両方に、突起31cが形成されている。この突
起31cにより、ボルト止め等の固着手段18による組
み付け時に中空部31aの上部及び下部の突起31cが
押圧され、中空部31aが変形して中空部31aに収納
されている潤滑材33が押出され、適量の初期給油を行
うことができる。
空部31aの上部または下部、本実施の形態では上部及
び下部の両方に、突起31cが形成されている。この突
起31cにより、ボルト止め等の固着手段18による組
み付け時に中空部31aの上部及び下部の突起31cが
押圧され、中空部31aが変形して中空部31aに収納
されている潤滑材33が押出され、適量の初期給油を行
うことができる。
【0029】前記リング状の第1の保持器31の中空部
31a等の形状は、リング状の第2の保持器34にも同
様に適用することができるものである。
31a等の形状は、リング状の第2の保持器34にも同
様に適用することができるものである。
【0030】尚、本発明は上述した実施の形態に限定さ
れず、第1の保持器及び第2の保持器の各部の形状、構
造等を、必要に応じて適宜変形、変更することは自由で
あり、種々の変形例が考えられよう。
れず、第1の保持器及び第2の保持器の各部の形状、構
造等を、必要に応じて適宜変形、変更することは自由で
あり、種々の変形例が考えられよう。
【0031】また、本発明に係る車両用シートの回転調
整機構によれば、上述した回転調整機構10を構成する
ロアーベース11と車室床面との間、またはアッパーベ
ース13とシート本体との間に、シートを前後方向にス
ライド調整可能なスライド機構を介在させるようにして
もよい。
整機構によれば、上述した回転調整機構10を構成する
ロアーベース11と車室床面との間、またはアッパーベ
ース13とシート本体との間に、シートを前後方向にス
ライド調整可能なスライド機構を介在させるようにして
もよい。
【0032】
【発明の効果】以上説明したように本発明の請求項1に
係る車両用シートの回転調整機構によれば、複数の転動
部材用穴を形成したリング状の保持器は一側部に開放口
が形成された中空状の中空部を有し、この中空部に潤滑
材が収納されているので、転動部材用穴に挿入された転
動部材の動きに応じて適量の潤滑材を転動部材に付着さ
せることができ、保持器の複数の転動部材用穴に複数の
転動部材を位置規制して保持することができ、異音の発
生を防止することができ、組み付け作業性を向上させる
ことができ、剛性の変化を防止することができ、アッパ
ーベースが上下方向、左右方向及び回転方向にガタ付く
虞れがなく、アッパーベースを円滑に回転させることが
できるものである。
係る車両用シートの回転調整機構によれば、複数の転動
部材用穴を形成したリング状の保持器は一側部に開放口
が形成された中空状の中空部を有し、この中空部に潤滑
材が収納されているので、転動部材用穴に挿入された転
動部材の動きに応じて適量の潤滑材を転動部材に付着さ
せることができ、保持器の複数の転動部材用穴に複数の
転動部材を位置規制して保持することができ、異音の発
生を防止することができ、組み付け作業性を向上させる
ことができ、剛性の変化を防止することができ、アッパ
ーベースが上下方向、左右方向及び回転方向にガタ付く
虞れがなく、アッパーベースを円滑に回転させることが
できるものである。
【0033】本発明の請求項2に係る車両用シートの回
転調整機構によれば、前記リング状の保持器の中空部が
断面略C字状に形成されているので、中空部に収納され
た潤滑材が転動部材の動きに応じて適量づつ供給され、
長期間に亘り潤滑材を転動部材に付着させることがで
き、アッパーベースを円滑に回転させることができるも
のである。
転調整機構によれば、前記リング状の保持器の中空部が
断面略C字状に形成されているので、中空部に収納され
た潤滑材が転動部材の動きに応じて適量づつ供給され、
長期間に亘り潤滑材を転動部材に付着させることがで
き、アッパーベースを円滑に回転させることができるも
のである。
【0034】本発明の請求項3に係る車両用シートの回
転調整機構によれば、前記リング状の保持器の中空部の
上部または下部に突起が形成されているので、ボルト止
め等の組み付け時に中空部の上部または下部の突起が押
圧され、中空部が変形して中空部の潤滑材が押出され、
適量の初期給油を行うことができ、次いで中空部に収納
された潤滑材が転動部材の動きに応じて適量づつ供給さ
れ、長期間に亘り潤滑材を転動部材に付着させることが
でき、アッパーベースを円滑に回転させることができる
ものである。
転調整機構によれば、前記リング状の保持器の中空部の
上部または下部に突起が形成されているので、ボルト止
め等の組み付け時に中空部の上部または下部の突起が押
圧され、中空部が変形して中空部の潤滑材が押出され、
適量の初期給油を行うことができ、次いで中空部に収納
された潤滑材が転動部材の動きに応じて適量づつ供給さ
れ、長期間に亘り潤滑材を転動部材に付着させることが
でき、アッパーベースを円滑に回転させることができる
ものである。
【0035】本発明によれば、ロアーベース、アッパー
ベース及びホルダー部材からなる回転調整機構を、複数
の転動部材のピッチ間寸法が変化する虞れがなく、ガタ
を発生することがなく、必要最小限の部品点数で簡単に
構成し、しかもアッパーベースを前後,上下,回転方向
にガタつくことがなく安定して保持することができ、ベ
アリング等の転動部材への給油が確実に行え、組み付け
時に適量の初期給油を行うことができ、回転操作力を低
減させることができ、上下方向の剛性を向上させること
ができ、コスト的にも安価な車両用シートの回転調整機
構を得ることができる。
ベース及びホルダー部材からなる回転調整機構を、複数
の転動部材のピッチ間寸法が変化する虞れがなく、ガタ
を発生することがなく、必要最小限の部品点数で簡単に
構成し、しかもアッパーベースを前後,上下,回転方向
にガタつくことがなく安定して保持することができ、ベ
アリング等の転動部材への給油が確実に行え、組み付け
時に適量の初期給油を行うことができ、回転操作力を低
減させることができ、上下方向の剛性を向上させること
ができ、コスト的にも安価な車両用シートの回転調整機
構を得ることができる。
【図1】本発明に係る車両用シートの回転調整機構の概
略断面図。
略断面図。
【図2】本発明に係る車両用シートの回転調整機構のリ
ング状の第1の保持器の概略断面図。
ング状の第1の保持器の概略断面図。
【図3】本発明に係る車両用シートの回転調整機構のリ
ング状の第1の保持器の異なる実施の形態を示すもの
で、(a)は一部斜視図、(b)は一部縦断面図、
(c)は横断面図。
ング状の第1の保持器の異なる実施の形態を示すもの
で、(a)は一部斜視図、(b)は一部縦断面図、
(c)は横断面図。
【図4】本発明に係る車両用シートの回転調整機構の概
略分解斜視図。
略分解斜視図。
【図5】従来の回転調整機構の概略断面図。
1 車両用シート 10 回転調整機構 11 ロアーベース 11a 内周縁部 11b 段部 11c 溝部 12 円形開口 13 アッパーベース 13a 内周縁部 13b 段部 13c 溝部 13d 溝部 14 円形開口 15 ホルダー部材 15a 内周縁部 15b 外周縁部 15c 傾斜部 16 円形開口 18 固着手段 25 第1の転動部材 27 第2の転動部材 31 第1の保持器 31a 中空部 31b 開放口 31c 突起 32 第1の転動部材用穴 33 潤滑材 34 第2の保持器 35 第2の転動部材用穴
Claims (3)
- 【請求項1】 車室床面側に固定される円形開口を有す
るロアーベースと、このロアーベースの円形開口の周縁
部にこれに合わせて形成された円形開口の周縁部が摺動
回動可能な状態に積層して配置されシート本体が固着さ
れるアッパーベースと、このアッパーベースの円形開口
の周縁部を前記ロアーベース側の円形開口の周縁部との
間で摺動回動自在に保持する円形開口の周縁部が形成さ
れたホルダー部材とを有し、前記ロアーベースとアッパ
ーベースの円形開口の周縁部の対向する位置、または前
記アッパーベースとホルダー部材の円形開口の周縁部の
対向する位置に複数の転動部材用穴を形成したリング状
の保持器を挿入した車両用シートの回転調整機構におい
て、前記リング状の保持器は一側部に開放口が形成され
た中空状に形成され、該中空部に潤滑材が収納されてい
ることを特徴とする車両用シートの回転調整機構。 - 【請求項2】 前記リング状の保持器の中空部が断面略
C字状に形成されていることを特徴とする請求項1記載
の車両用シートの回転調整機構。 - 【請求項3】 前記リング状の保持器の中空部の上部ま
たは下部に突起が形成されていることを特徴とする請求
項1または請求項2記載の車両用シートの回転調整機
構。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP8175510A JP3013885B2 (ja) | 1996-06-14 | 1996-06-14 | 車両用シートの回転調整機構 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP8175510A JP3013885B2 (ja) | 1996-06-14 | 1996-06-14 | 車両用シートの回転調整機構 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH10131A true JPH10131A (ja) | 1998-01-06 |
| JP3013885B2 JP3013885B2 (ja) | 2000-02-28 |
Family
ID=15997317
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP8175510A Expired - Lifetime JP3013885B2 (ja) | 1996-06-14 | 1996-06-14 | 車両用シートの回転調整機構 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP3013885B2 (ja) |
Cited By (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US4890645A (en) * | 1987-10-08 | 1990-01-02 | Baroid Technology, Inc. | Rotary shear seal hydraulic valve |
| WO2009032115A1 (en) * | 2007-08-31 | 2009-03-12 | La-Z-Boy Incorporated | Furniture member swivel base |
| KR101090165B1 (ko) * | 2009-05-11 | 2011-12-06 | 주식회사다스 | 차량용 시트 |
| KR102540207B1 (ko) * | 2022-08-25 | 2023-06-07 | 주식회사 대유에이텍 | 차량용 시트 스위블 장치 |
Families Citing this family (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| CN102389225A (zh) * | 2011-11-07 | 2012-03-28 | 浙江恒林椅业股份有限公司 | 一种休闲椅底座旋转转盘 |
-
1996
- 1996-06-14 JP JP8175510A patent/JP3013885B2/ja not_active Expired - Lifetime
Cited By (5)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US4890645A (en) * | 1987-10-08 | 1990-01-02 | Baroid Technology, Inc. | Rotary shear seal hydraulic valve |
| WO2009032115A1 (en) * | 2007-08-31 | 2009-03-12 | La-Z-Boy Incorporated | Furniture member swivel base |
| US7967383B2 (en) | 2007-08-31 | 2011-06-28 | La-Z-Boy Incorporated | Furniture member swivel base |
| KR101090165B1 (ko) * | 2009-05-11 | 2011-12-06 | 주식회사다스 | 차량용 시트 |
| KR102540207B1 (ko) * | 2022-08-25 | 2023-06-07 | 주식회사 대유에이텍 | 차량용 시트 스위블 장치 |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JP3013885B2 (ja) | 2000-02-28 |
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